JP2003200228A - 板状の工作物、特に薄板に多行程でスリット切りする方法および機械 - Google Patents

板状の工作物、特に薄板に多行程でスリット切りする方法および機械

Info

Publication number
JP2003200228A
JP2003200228A JP2002355873A JP2002355873A JP2003200228A JP 2003200228 A JP2003200228 A JP 2003200228A JP 2002355873 A JP2002355873 A JP 2002355873A JP 2002355873 A JP2002355873 A JP 2002355873A JP 2003200228 A JP2003200228 A JP 2003200228A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
slit
cutting
stroke
tool
feed
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2002355873A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4235439B2 (ja
Inventor
Daniel Graf
グラフ ダニエル
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Trumpf Werkzeugmaschinen SE and Co KG
Original Assignee
Trumpf Werkzeugmaschinen SE and Co KG
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Trumpf Werkzeugmaschinen SE and Co KG filed Critical Trumpf Werkzeugmaschinen SE and Co KG
Publication of JP2003200228A publication Critical patent/JP2003200228A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4235439B2 publication Critical patent/JP4235439B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23DPLANING; SLOTTING; SHEARING; BROACHING; SAWING; FILING; SCRAPING; LIKE OPERATIONS FOR WORKING METAL BY REMOVING MATERIAL, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23D27/00Machines or devices for cutting by a nibbling action
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T83/00Cutting
    • Y10T83/04Processes
    • Y10T83/0524Plural cutting steps
    • Y10T83/0572Plural cutting steps effect progressive cut
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T83/00Cutting
    • Y10T83/444Tool engages work during dwell of intermittent workfeed
    • Y10T83/4531Work feed increment shorter than longitudinal tool field
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T83/00Cutting
    • Y10T83/869Means to drive or to guide tool
    • Y10T83/8696Means to change datum plane of tool or tool presser stroke
    • Y10T83/87By varying length of tool stroke
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T83/00Cutting
    • Y10T83/929Tool or tool with support
    • Y10T83/9372Rotatable type
    • Y10T83/9387Punching tool
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T83/00Cutting
    • Y10T83/929Tool or tool with support
    • Y10T83/9411Cutting couple type
    • Y10T83/9423Punching tool
    • Y10T83/9428Shear-type male tool
    • Y10T83/9435Progressive cutting

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Punching Or Piercing (AREA)
  • Control Of Cutting Processes (AREA)
  • Shearing Machines (AREA)
  • Press Drives And Press Lines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 板状の工作物を多工程でスリット切りする方
法及び装置の改良。 【解決手段】 スリット工具(16)と工作物を切断開
始スリット切り行程とこれに続く少なくとも1つのスリ
ット切り行程の後で、最高、先に切出されたスリット長
さに相応する戻し送り行程に亘って互いに相対的に移動
させ、次いで切取り行程を実施し、その際、切断開始ス
リット切り行程とこれに続く少なくとも1つのスリット
切り行程で切出された材料ストリップを、該材料ストリ
ップと残った工作物との結合個所から間隔をおいて切取
ること。この方法を実施する機械は行程制御装置を有す
る行程駆動装置で駆動されるスリット工具と戻し送り装
置を有する戻し送り装置と送り制御装置を有する送り装
置とを有している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は板状の工作物、特に
薄板に多行程でスリット切りする方法であって、工作物
の互いに向き合った側に配属された2つの工具部分を有
し、該工具部分がそれぞれスリット方向に延びる2つの
縦切刃と、該縦切刃の端部にて該縦切刃の間を、スリッ
ト方向に対し横方向に延びる2つの横切刃(23,2
4;26,27)とを有し、縦切刃が一方の工具部分に
て、スリット方向で工作物に対して上向きに傾斜させら
れているスリット工具を使用し、当該方法の進行中に前
記工具部分を互いに相対的に工作物横方向にかつスリッ
ト工具と工作物とを互いに相対的に送り方向で移動さ
せ、前記工具部分の相対運動に際し、複数のスリット切
り行程及び少なくとも1つの切取り行程の形をした行程
を行い、前記工具部分を用いてスリット切り行程の間
に、スリット方向におかれた残った工作物との結合を有
する材料ストリップを切出し、前記結合を切取り行程に
際して同じ工具部分で切取り、切断開始スリット切り行
程に際しては、工作物縁から間隔を有する切断開始部を
形成し、切断開始スリット切り行程のあとで切取り行程
の前に、少なくとも1つの後続のスリット切り行程を行
い、切断開始スリット切り行程と後続のスリット切り行
程とに際し工作物に、前記切取り行程に際して達成可能
な最大スリット長さを上回るスリット長さをスリット切
りし、その際、工作物とスリット工具とが前記工具部分
の行程の間、少なくとも1つの送り運動で互いに相対的
に送り方向で移動させられる形式のものに関する。さら
に本発明は、板状の工作物、特に薄板に多行程でスリッ
ト切りする機械であって、スリット工具と、該スリット
工具と工作物とを送り方向で互いに相対的に移動させる
送り装置とを有しかつ該送り装置が送り制御装置によっ
て制御されるようになっており、スリット工具が工作物
の互いに向き合った側に配置された2つの工具部分を有
し、該工具部分がそれぞれ、スリット方向に延びる2つ
の縦切刃と該縦切刃の端部にて縦切刃との間にスリット
方向に対して横方向に延びる2つの横切刃を備えてお
り、一方の工具部分における縦切刃がスリット方向で工
作物に対し上向きに傾斜しており、前記工具部分が行程
制御装置によって制御された行程駆動装置により、互い
に相対的に工作物横方向に、複数のスリット切り行程と
少なくとも1つの切取り行程との形で移動可能であり、
スリット切り行程に際して前記工具部分を用いて切出さ
れた材料ストリップが残った工作物材料に対し、スリッ
ト方向に置かれた結合を有し、この結合が切取り行程で
同じ工具部分で切取られ、切断開始スリット切り行程に
際しては、前記工具部分によって、工作物縁部から間隔
をおいた切断開始が製作可能であり、前記切取り行程の
前に、前記切断開始スリット切り行程の後に、少なくと
も1つのスリット切り行程が実施可能であり、切断開始
スリット切り行程と後続の少なくとも1つのスリット切
り行程に際して、工作物に、前記切取り行程に際して達
成可能な最大スリット長さを上回るスリット長さがスリ
ット切り可能であり、工作物とスリット工具とが、工具
部分の行程の間、送り装置を用いて互いに相対的に送り
方向で移動可能である形式のものにも関する。
【0002】
【従来の技術】板状の工作物、特に薄板にスリット切り
する場合には多くの場合には工具跡のない切断面に大き
な価値が置かれている。
【0003】このような質的に価値の高い切断面を達成
するためには、今日ではDE−C−3739029号明
細書によって公知である方法と機械が用いられる。公知
技術の場合にはスリット工具の工具部分としては、加工
しようとする工作物の上面側に設けられかつ工作物横方
向に移動可能なポンチと、該ポンチと協働するダイとが
使用されている。ダイ自体は工作物の下面側に配置さ
れ、工作物横方向では位置的に不動である。ポンチの縦
切刃は工作物に対してスリット方向へ円弧状に上向きに
なっている。工作物面の内部に切断開始部を製作するた
めにはポンチは、スリット方向で後方のポンチの横切刃
がダイにおける対応する横切刃を通過し、これにより製
作しようとするスリットの、スリット方向で後方の横制
限が切離されるような行程長さでポンチはダイへ走入す
る。横制限の他に、切断開始にあたってはスリット縦方
向制限の第1の部分も製作される。ポンチのスリット方
向で前方の横切刃は切断開始にあたっては後方の横切刃
に対する高さの差に基づき工作物の上側にある。したが
って切断開始にあたっては、スリット方向で前方に位置
する端部で、残った工作物に継がった材料ストリップが
切出される。この材料ストリップは切断開始スリット切
り行程に続くスリット切り行程によって延長される。後
続するスリット切り行程に際してもダイにおけるポンチ
の侵入深さが適当に選択されていることに基づき、スリ
ット方向に配置された、材料ストリップと残された工作
物との結合は維持される。ポンチの縦切刃の円弧状の形
に基づき、切出された材料ストリップはダイの内部へ変
向される。材料ストリップと残った工作物との間に生じ
る結合は完成したスリットの、スリット方向で前方の横
制限を切出す際に切取られる。このためにはポンチはそ
の最後の行程に際し、ポンチのスリット方向で前方の横
切刃がダイに配属された横切刃を通過するように深くダ
イへ侵入させられる。最終行程の前につまりスリットを
完成する切取り行程の前にすでに材料ストリップを切離
すことはDE−C3739029号明細書の公知技術で
は、形成された切断面の質の低下の甘受のもとでしか可
能ではない。当該の切取り行程の後で、工具部分により
スリットを延長するためには、側方の切離のないスリッ
ト横制限部から出発する必要があろう行程を実施しなけ
ればならないものと考えられる。しかし、このような場
合には経験によれば行程付加部の高さに亘って、スリッ
ト制限部に不都合な工具マークが発生する。したがって
公知の方法と公知の機械では質的に高い切断面は、唯一
の切取り行程を最終行程として実施するという条件のも
とでしか得ることはできない。しかし切出された材料ス
トリップを最終行程ではじめて切取ることはスリット切
り法とスリット切り装置の機能的な確実性を損なう。例
えば多数の行程で進行するスリット切りの場合には、切
出された材料ストリップが別のスリット切り過程を妨げ
ることなく、該材料ストリップをスリット工具にもたら
すことを困難にする材料ストリップ長さが発生する。
【0004】該当する方法並びに該当する装置はUS−
A−5400682号明細書にも開示されている。この
公知技術ではスリット工具の工具部分としては1つのダ
イ並びに該ダイと協働する2つのポンチとが設けられて
いる。両方のポンチの一方を用いて当該工作物にてスリ
ット切り行程が実施され、その際に残った工作物に対し
スリット方向にある結合を有する材料ストリップが切出
される。第2のポンチはもっぱら、残った工作物と材料
ストリップとの結合を切取るために用いられる。US−
A−5400682号明細書によって公知である方法の
ヴァリエーション及び機械構成形式では、材料ストリッ
プは残った工作物に対する材料ストリップの接合部から
間隔をおいて切取られる。形成されたスリットの、スリ
ット長手方向に延在する切断面における工具跡はこれに
より回避されはするが、このためには構成的及び制御技
術的に費用のかかるスリット工具、すなわち個別に互い
に無関係に作動される必要のある2つのポンチを有する
スリット工具が必要とされる。切断開始スリット切り行
程のあとで、このスリット切り行程を実施したポンチ
は、加工しようとする工作物の上側の位置へ動かされ
る。この位置に前記ポンチは、切断開始スリット切り行
程に続く、工作物の戻し送り運動の間も、それに続く切
取り行程の間も留められる。したがって戻し送り運動長
さの設定は、公知の機械のスリット切りを実施するポン
チとは無関係である。
【0005】
【特許文献1】DE−C3739029号明細書
【特許文献2】US−A−5400682号明細書
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、DE
−C3739029号明細書による公知技術を改良し、
公知の方法並びに公知の機械の機能的な確実性を、質的
に高い切断面を保証して高めることである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の課題は方法に関
しては請求項1の特徴の組合わせによってかつ装置に関
しては請求項6の特徴の組合わせによって解決された。
【0008】本発明の特徴にしたがってスリット工具と
工作物とが切取り行程の前に互いに相対的に実施する戻
し送り運動によって、先行した切断開始スリット切り行
程に際しかつ後続する少なくとも1つのスリット切り行
程に際して切出された材料ストリップが、切取り行程に
際して、残った工作物における材料ストリップの接合部
から間隔をおいて切離されるようになる。したがって切
取り行程のあとでスリット延長のために必要な行程に際
してはスリット工具はスリット方向に両側で切離された
材料ストリップに接続してスリット切り行程を行うこと
ができる。これにより工具を接続する領域における、形
成された切断面の質を損なう工具跡は回避される。本発
明の方法と装置とにおいて同一の工具部分を用いてスリ
ット切り及び切取り行程が実施され、形成されたスリッ
トが工作物内部に始端を有する場合には特別な注意が切
断開始期に向けられなければならない。切断開始スリッ
ト切り行程並びに後続する少なくとも1つのスリット切
りに際しては、スリット方向で残った工作物に結合され
た材料ストリップが切出される。前記結合は、切断開始
スリット切り行程並びにこれに後続する少なくとも1つ
のスリット切り行程に続いて実施される切取り行程で切
離される。この切取り行程に際しては工具部分の前方の
横切刃も後方の横切刃も工作物横方向で互いに通過し合
う。この場合には切断開始されたスリットの不都合な後
方への延長は回避される必要がある。これに応じ、工具
部分が切取り行程に際し互いに後方の横切刃で、スリッ
トの先に切出された領域にて互いに通過し合うことが保
証されなければならない。これは本発明によれば従属請
求項に記載したように戻し送り長さが、形成しようとす
るスリットの、スリット方向で後方の横切刃の後ろで先
に切出された区分のスリット長さに調和させられている
ことにより保証される。この条件で規定された枠内で、
切断開始スリット切り行程及びこれに続く少なくとも1
つのスリット切り行程に際して切出されるスリット長さ
並びに切取り行程の前の戻し送り運動の戻し送り長さ
は、必要に応じて選択されることができる。いずれの場
合にも第1の切取り行程はスリットが完成させられる最
終行程の前に実施されることができる。これは切出され
た材料ストリップの長さを最初から制限することを可能
にする。スリット切り過程を妨げることになりかねない
材料ストリップ長さは回避される。工具部分によって第
1の切取り行程のあとで、スリット延長もしくはスリッ
ト完成のために実施する必要のある行程の形式は、当該
加工仕様に関連している。例えば工作物内部から発して
工作物背縁に開口するスリットを形成する場合には切断
開始期において実施した切取り行程に、ただ1つのスリ
ット切り行程又は複数のスリット切り行程を実施するこ
とも考えられる。
【0009】請求項2と7とに示された本発明の変化実
施例では、切取り行程の前の少なくとも1つの送り運動
長さは、同様に切取り行程の前に実施される後続の戻し
送り運動の戻し送り長さに相当している。前記運動が値
的に調和させられていることにより制御技術的な利点が
得られる。
【0010】切取り行程の前もしくは切取り行程の1つ
の前の戻し送り運動の戻し送り長さの大きさは、切断開
始期の間でも、それに続く加工期の間でもスリット切り
過程を好適化するために特別な意義を有している。一方
では戻し送り長さを十分な大きさに設定し、工具部分が
不都合なマークをスリット縦制限部に残すことなく、戻
し送りに続く切り取り行程で切離されるようにする必要
がある。しかし、他方では戻し送り長さは大きくなり過
ぎてはならない。過度に大きい戻し送り長さでは工具部
分が戻り運動に続く切取り行程に際して材料ストリップ
を、該材料ストリップと残った工作物との結合から十分
な間隔をおいて切取ることが保証されるが、すぐ次のス
リット切り行程では、最大可能なスリット長さを切出す
ことはできなくなるであろう。この結果、スリットを形
成するための所要時間が不適当に増大し、実際に達成さ
れるスリット切り速度が達成可能な最大速度を下回るこ
とになると想われる。この背景から請求項3から5まで
の方法の従属項及び請求項8から10までの装置の従属
項では切取り行程の前に実施される戻し送り運動の戻し
送り長さの実際に適した設定が対象となっている。この
ために関与させられたパラメータは各加工過程のために
良好に規定され、したがって機械制御のための基体状態
として最も適している。請求項4と5もしくは9と10
とに述べたような傾斜角の存在は当該工具部分における
縦切刃の直線的な経過の必要性を前提とするものではな
い。例えば円弧状の縦切刃の場合には工作物に対する傾
斜角近似的に設定されることができる。
【0011】請求項11,12及び13は構成的な理由
から有利である本発明による機械の構造形式に関連する
ものである。
【0012】請求項11によれば工作物の送り運動と工
作物の戻し運動とがそれぞれ同一の装置によって与えら
れかつ制御される。
【0013】請求項12による本発明の構造形式はスリ
ット切断開始部を形成する場合の本発明による特異性に
合わせられている。したがって本発明の方法と本発明に
よる機械では、切断開始期ではまず、工具部分の横切刃
の間にスリット方向に生じる間隔を上回る長さの材料ス
トリップが切出される。それでも、この材料ストリップ
はスリット切り過程を妨げないようにスリット工具に配
置される必要がある。切出された材料ストリップの前述
の如き配置のためには請求項12にしたがって一方の工
具部分に設けられた材料ストリップのための通過開口が
用いられる。過剰に長い材料ストリップは送り方向にお
かれた自由端でこの通過開口へ侵入し、工具部分の切刃
の近隣領域から十分に遠く離される。
【0014】請求項13によれば、切出された材料スト
リップのための通過開口を備えた工具部分は機械側の工
具部分保持部に対し、工具部分の壁における材料ストリ
ップのための通過開口が開放されるように配置されてい
る。工具部分の前記配置に基づき、工具部分保持部を本
発明によるスリット切り方法の特異性に適合させるため
の特別な構成的な処置は不要になる。
【0015】
【実施例】図1に示された板状の工作物、特に薄板2に
スリットを切る機械1はほぼC字型の機械フレーム3を
有している。機械フレーム3は上方のフレーム脚部4と
下方のフレーム脚部5とを有している。上方のフレーム
脚部4の自由端にはタペット7を有する加工ステーショ
ン6が存在している。タペット7は行程駆動装置8の部
分であって、この行程駆動装置8によってポンチ9並び
に掻取り部材10の形をした工具部分を有する上部工具
は復矢印で示された行程方向11へ液圧式に昇降させら
れることができる。ポンチ9と掻取り部材10はタペッ
ト7の工具保持部12に着脱可能に固定されている。下
方のフレーム脚部5における工作物テーブル15の工具
保持部14に下部工具として着脱可能に取り付けられた
ダイ13と一緒になって、ポンチ9と掻取り部材10と
はスリット工具16を形成する。タペット7における工
具保持部12と工作物テーブル15における工具部分保
持部14は同期的にかつ復矢17の方向に、行程方向1
1に延びる工具回転軸18を中心として回動可能であ
る。
【0016】工作物テーブル15のそばには下方のフレ
ーム脚部5に通常の形式の座標案内装置19が設けられ
ている。この座標案内装置19によって、加工しようと
する工作物、図示の実施例では薄板2は、公知の形式で
座標軸x、yで規定された水平面内で加工ステーション
6に対し相対的に移動させられる。その上、前記座標案
内装置19は同様に公知の形式で加工ステーション6に
スリット工具16を保持するため並びに着脱するために
用いられる。計算機制御装置20は機械1の全体機能を
制御するために役立つ。特に計算機制御装置20には行
程駆動装置8のための行程制御装置並びに座標案内装置
19の、同時に戻り行程制御装置として役立つ送り制御
装置が統合されている。
【0017】スリット工具16は図2に詳細に示されて
いる。スリット工具16のポンチ9はそれに配属された
掻取り部材10同様、公知の構造を有している。通常の
如く、ポンチ9はスリット方向21に延びる2つの縦切
刃22を有している。この縦切刃22はスリット方向2
1で、スリットが切られる薄板2に対して上向き傾斜さ
せられている。ポンチ9の縦切刃22の間を、スリット
方向21に対し横方向に前方の横切刃26並びに後方の
横切刃27とが延びている。スリット方向21とは反対
に送り方向32が向けられている。
【0018】ダイ13は同様にスリット方向21に延び
る縦切刃、すなわち縦切刃25を備えている。この縦切
刃25の間をスリット方向21に対し横方向に前方の横
切刃26並びに後方の横切刃27が延在している。ダイ
13の壁28は送り方向32に置かれた壁部28に通過
開口29を備えている。
【0019】スリット工具16で達成可能な最大のスリ
ット長さはポンチ9並びにダイ13における、互いにほ
ぼ合致する縦切刃22,25の長さにほぼ相応しており
かつ図2においては“l”で示されている。薄板2の厚
さのためには略語“d”が、薄板2に対するポンチ9に
おける縦切刃22の傾斜角は略語“α”で示されてい
る。
【0020】図1では薄板2にスリット30を形成した
後の機械1が示されている。このような運転状態に先行
する経過は図3から7までに示されている。
【0021】本来の加工過程を開始する前にまず加工ス
テーション6にて必要とされるスリット工具6を交換装
備する必要がある。このためには座標案内装置19にて
工具カセットに準備されたスリット工具16が座標案内
装置19の制御された操作で加工ステーション6へもた
らされる。そこでポンチ9と掻取り部材10とは工具部
分保持部12に挿入され、ダイ13は工具部分保持部1
4に挿入される。ポンチ9と掻取り部材10もダイ13
も該当する工具部分保持部12,14に挿入されたあと
で約20°の角度でx軸に向かって回動させられる。ダ
イ13に関してはこの関係は図3に示されている。
【0022】次いで計算機制御装置20によって制御さ
れて、ポンチ9と掻取り部材10とを有するタペット7
並びにダイ13を有する工具部分保持部14が図3にて
時計回り方向へ、工具部分全体の基準軸線がx座標軸の
方向へ延びるまで回動させられる。こうして与えられた
運転状態はダイ13に関しては図4に示されている。ポ
ンチ9と掻取り部材10並びにダイ13とが前述の如く
方向付けられた後で薄板2が加工される。この場合には
図4からわかるようにダイ13の壁部28における通過
開口29は工具部分保持部14から開放されている。
【0023】スリット工具16を交換装備しかつ方向づ
けしたあとで薄板2が座標案内装置19を用いてスリッ
ト工具16に対し位置決めされ、その際にポンチ9と掻
取り部材10とダイ13との間に押込まれる(図5/
1)。ポンチ9はその際、行程方向11で見て、出発位
置にある。次いで切断開始スリット切り行程で薄板2に
切断開始部が形成される(図5/2)。その際、ポンチ
9における後方の横切刃24とダイ13における後方の
横切刃27とが協働してスリット方向21で見て後方の
横制限部並びにスリット30のスリット方向21に延在
する長手方向制限部の第1の部分が形成される。この結
果、材料ストリップ31が切出される。行程駆動装置8
の適当な制御に基づき、ポンチ9は、切断開始スリット
切り行程では、スリット方向21に置かれた側にて材料
ストリップ31と残った薄板2との間に結合が維持され
るようにしかダイ13内へ移動させられない。
【0024】切断開始スリット切り行程のあとでポンチ
9は出発位置へ持上げられ、薄板2は座標案内装置19
で制御されてスリット方向21とは反対に送り方向32
に送り長さBだけ移動させられる。この結果、図5/3
に示された関係が得られる。残った薄板2と一緒に移動
させられた材料ストリップ31は薄板2の送り運動に際
し、ダイ13の壁部28における通過開口29へ走入す
る。通過開口29は工具部分保持部14の外にあるの
で、材料ストリップ31は通過開口29を妨げられるこ
となく貫通することができる。
【0025】薄板2の前記送りの後で、ポンチ2をあら
ためて下降させて、さらに別のスリット切り行程が実施
され、その際に、先に切出されたスリット区分がスリッ
ト方向21へ延長される(図5/4)。ポンチ9のため
にはこの第2のスリット切り行程に際して、最初の切断
開始スリット切り行程の場合と同じ行程長さが選択され
る。
【0026】第2のスリット切り行程に続いてポンチ9
はあらためて出発位置へ持上げられる。そのあとで薄板
2はスリット方向21へ、ひいては送り方向32とは反
対に戻し行程長さAだけ戻される。この場合、戻し送り
装置としては同様に座標案内装置19が用いられる。こ
の座標案内装置19の送り制御装置は同時に戻し制御装
置の機能をも引受ける。この場合、戻し行程長さAは先
行する送り運動の送り長さBに相当している。薄板2の
戻し運動が終わったあとで材料ストリップ31は残った
薄板2に対する結合部から間隔をおいて、ダイ13の前
方の横切刃26の上に位置する(図5/5)。次いで第
1の切取り行程が行われる。この第1の切取り行程で材
料ストリップ31はポンチ9の前方の横切刃23とダイ
13の横切刃26とが協働して切取られる(図5/
6)。この切取り行程に際してポンチ9は行程駆動装置
8で、先行する両スリット切り行程の場合よりも大きな
行程距離でダイ13内へ走入させられる。
【0027】切断開始スリット切り行程とこれに続くス
リット切り行程ではスリット30は切取り行程に際して
達成可能な最大スリット長さlよりも大きい長さに亘っ
て切出される。戻し行程長さAは図示の例では、切断開
始スリット切り行程に続くスリット切り行程のあとで、
切断開始されたスリットの後方の横制限部とポンチ9と
ダイ13との後方の横切刃24,27との間に生じる間
隔に相応している。その結果、薄板2は戻し行程運動の
あとで(図5/5)、スリット30の後方の横制限部
で、ポンチ9とダイ13の後方の横切刃24,27の高
さに位置することになる。したがって、続く切取り行程
ではスリット30の後方の横制限部は維持される。すな
わち、スリット30が望まれないのに後方へ延長される
ことは回避される。
【0028】大きさ的には戻し行程長さ、ひいてはここ
では切断開始期の間の送り長さBは薄板2の厚さdと薄
板2に対するポンチ側の縦切刃22の傾斜角αとに関連
して、式
【0029】
【数5】
【0030】で決定される。
【0031】このようにして得られた戻し行程長さAの
ための値では、薄板2の戻し行程運動のあとで先に切出
された材料ストリップ31において実施される切取り行
程が、前記材料ストリップ31と薄板2との結合部から
十分な間隔をおいて行われ、これに応じてスリット30
のスリット方向21で前方の横制限部が切取り行程後、
側方にて切離された材料ストリップ区分により形成され
ることが保証される。同時に、スリット方向21に留ま
った材料ストリップ区分がきわめてわずかな長さしか有
しておらず、切断開始期の切取り行程に続く工具行程が
すでに切出されたスリット長さとわずかにしかオーバラ
ップしないことが保証される。
【0032】図5/6に示された運転状態に続いてポン
チ9は出発位置へ動かされる。これで切断開始期は終了
する。次に図6/1から6/5までの作業期が続く。
【0033】この作業期においては、まず薄板2が座標
案内装置19を用いて送り方向32へ、達成可能な最大
スリット長さlに相応する送り長さだけ図6/1に示し
た位置へ移動させられる。後続するポンチ9の戻し行程
を伴う1つのスリット切り行程(図6/2)に続いて、
薄板2は戻り行程長さAに亘って戻り方向で、つまりス
リット方向21で戻し移動させられる(図6/3)。こ
れと関連して有意義なことは切出された材料ストリップ
が戻し運動の後でポンチ9とダイ13と前方の横切刃2
3,26の領域に位置することになるように戻し行程長
さAが選択されることである。図示の例では作業期の戻
し行程長さAは切断開始期の戻し行程長さAと合致して
いる。これに対し作業期の送り行程長さBは切断開始期
の送り行程長さBを上回っている。これにより、切断開
始期にて、大きすぎる、スリット切り過程を妨げること
になる長さで材料ストリップ31が切出されることが回
避される。すなわち、同時に作業期にて工具行程あたり
比較的に大きなスリット切りステップが達成される。
【0034】図6/3に示した運転状態には切取り行程
(図6/4)が続く。この切取り行程の終了後ポンチ9
は再び出発位置へ戻される(図6/5)。この作業期の
間、ポンチ9により実施される行程は値的に、切断開始
期における行程と合致する。切断開始期とは異なって作
業期ではスリット行程ごとに切取り行程が実施される。
図6/1から図6/5までの作業工程はスリット30が
スリット方向21で前方にある横制限部にほぼ達するま
で繰返される。作業期の最後の切取りで材料ストリップ
31は通常のように残った薄板2との結合から間隔をお
いて切取られる。次いで図7/1から7/3までに示し
た薄板加工の終了期が続く。
【0035】図6/5の運転状態から出発して薄板2は
座標案内装置19で送り方向32へ、スリット30のス
リット方向におかれた前方の制限部の領域で薄板2が、
互いに間隔をおいて向き合ったポンチ9とダイ13の前
方の横切刃23,26の高さに配置されるように移動さ
せられる(図7/1)。次いで終端行程として切取り行
程が実施される(図7/2)。この切取り行程でスリッ
ト30の最後の部分がスリット30の前方の横方向制限
部を含めて形成される。次いで最後の切取り行程に際し
て材料ストリップ31が内実材料から、すなわち残った
薄板2との結合の向こう側で切離される。このようにし
てスリット30においては質的に高い、工具跡のない切
断面が生じる。
【0036】ポンチ9の最後の戻し行程の後(図7/
3)で、薄板2は座標案内装置19で図1の位置へ移動
させられることができる。
【0037】図8には左側の部分図で図5/5に示され
た関係が示されている。この場合にはポンチ9が出発位
置にある状態で薄板2が戻し行程方向で移動させられ
る。しかし図8の右の部分図に示されているように薄板
2の戻し行程はポンチが図5/5に対し下降させられた
状態で実施することもできる。この場合には、先行する
スリット切り行程に続いて比較的にわずかなポンチ9の
戻し行程しか必要ではない。
【0038】図9には図1から8までに示した構成形式
のポンチ9と掻取り部材10の他に、構成的に先に記述
したダイ13とは異なったダイ37を有するスリット工
具36が示されている。ダイ37は材料ストリップ31
のための通過部を有していない。したがって材料ストリ
ップ31は運転状態で図5/3に示されたように湾曲さ
れ、下方へダイ37へ向かって変向させられる。その他
の点ではスリット工具36を用いた経過はスリット工具
16を使用した場合の経過に合致する。
【図面の簡単な説明】
【図1】変換可能な1つのスリット工具を用いて薄板に
スリットを切る機械。
【図2】図1の機械のためのスリット工具の第1の構造
形式を示した図。
【図3】図1の機械に交換装備した下部工具を示した
図。
【図4】図1の機械に交換装備した下部工具を示した
図。
【図5】図5の(1)から(6)までは図1の機械を稼
働させた場合の切断開始スリット切りの経過を示した原
理図。
【図6】図6の(1)から(5)は図1に示された機械
を運転した場合の作業期の経過を示した図。
【図7】図7の(1)から(3)は図1の機械を稼働さ
せた場合の終了期の経過を示した原理図。
【図8】図5の5に示された配置に対する対抗配置及び
図5の5に対し上部工具の行程高さが減じられた配置を
示した図。
【図9】図1に示された機械のためのスリット工具の第
2の構成を図5の(3)に示された運転状態で示した
図。
【符号の説明】
1 機械、 2 薄板、 3 機械フレーム、 4 フ
レーム脚部、 5 フレーム脚部、 6 加工ステーシ
ョン、 7 タペット、 8 行程駆動装置、9 ポン
チ、 10 掻取り装置、 11 行程方向、 12
工具部分保持部、 13 ダイ、 14 工具部分保持
部、 15 工作物テーブル、 16スリット工具、
19 座標案内装置、 20 計算機制御装置、 21
スリット方向、 22 縦切刃、 23 横切刃、
24 横切刃、 25 縦切刃、 26 横切刃、 2
7 横切刃、 28 壁部、 30 スリット、 31
材料ストリップ、 32 送り装置、 36 スリッ
ト工具、 37 ダイ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3C039 AA25 AA46 4E048 CA02 CA04 CA11

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 板状の工作物、特に薄板に多行程でスリ
    ット切りする方法であって、工作物の互いに向き合った
    側に配属された2つの工具部分(9,13;37)を有
    し、該工具部分(9,13;37)がそれぞれスリット
    方向(21)に延びる2つの縦切刃(22,25)と、
    該縦切刃(22,25)の端部にて該縦切刃(22,2
    5)の間を、スリット方向(21)に対し横方向に延び
    る2つの横切刃(23,24;26,27)とを有し、
    縦切刃(22)が一方の工具部分(9)にて、スリット
    方向(21)で工作物に対して上向きに傾斜させられて
    いるスリット工具を使用し、当該方法の進行中に前記工
    具部分(9,13;37)を互いに相対的に工作物横方
    向でかつスリット工具(16,36)と工作物とを互い
    に相対的に送り方向(32)で移動させ、前記工具部分
    (9,13)の相対運動に際し、複数のスリット切り行
    程及び少なくとも1つの切取り行程の形をした行程を行
    い、前記工具部分(9,13;37)を用いて、スリッ
    ト切り行程の間に、スリット方向(21)におかれた残
    った工作物との結合を有する材料ストリップ(31)を
    切出し、前記結合を切取り行程に際して同じ工具部分
    (9,13;37)で切取り、切断開始スリット切り行
    程に際しては、工作物縁から間隔を有する切断開始部を
    形成し、切断開始スリット切り行程のあとで切取り行程
    の前に、少なくとも1つの後続のスリット切り行程を行
    い、切断開始スリット切り行程と後続のスリット切り行
    程とに際し工作物に、前記切取り行程に際して達成可能
    な最大スリット長さを上回るスリット長さをスリット切
    りし、その際、工作物とスリット工具(16,36)と
    が前記工具部分(9,13;37)の行程の間、少なく
    とも1つ送り運動で互いに相対的に送り方向(32)で
    移動させられる形式のものにおいて、スリット工具(1
    6,36)と工具とを、切断開始スリット切り行程とこ
    れに続く少なくとも1つのスリット切り行程との後で、
    送り方向(32)と反対の戻し行程運動で戻し行程長さ
    (A)に亘って相対的に動かし、この戻し行程長さ
    (A)が最大、スリット方向(21)で見て後方に位置
    する前記工具部分(9,13)の横切刃(24,27)
    と、スリット方向(21)で見て後方に位置する、先に
    切出されたスリット区分の横方向の制限との間のスリッ
    ト長さに相当していることを特徴とする、板状の工作
    物、特に薄板に多行程でスリット切りする方法。
  2. 【請求項2】 工作物とスリット工具(16,36)
    を、切断開始スリット切り行程とこれに続く少なくとも
    1つのスリット切り行程とに際して前記工具部分(9,
    13;37)の行程の間、少なくとも1度、互いに相対
    的に送り運動で送り方向(32)に所定の送り長さ
    (B)で移動させ、この送り長さ(B)が前記切取り行
    程の前の前記戻し行程長さ(A)に相応している、請求
    項1記載の方法。
  3. 【請求項3】 前記戻し行程長さ(A)がスリット切り
    しようとする工作物の厚さ(d)と一方の工具部分
    (9)における縦切刃(22)が工作物に対し有してい
    る経過とに関連して規定されている、請求項1又は2記
    載の方法。
  4. 【請求項4】 前記戻し行程長さAが式: 【数1】 で求められ、この場合(A)は戻り行程長さ、(d)は
    薄板厚さ、(α)一方の工具部分(9)における縦切刃
    (22)がスリット方向(21)で工作物に対し上向き
    に傾く、該縦切刃(22)の傾斜角度である、請求項1
    から3までのいずれか1項記載の方法。
  5. 【請求項5】 前記戻り行程長さAが式: 【数2】 で求められ、この場合(A)は戻り行程長さ、(d)は
    薄板厚さ、(α)一方の工具部分(9)における縦切刃
    (22)がスリット方向(21)で工作物に対し上向き
    に傾く、該縦切刃(22)の傾斜角度である、請求項1
    から4までのいずれか1項記載の方法。
  6. 【請求項6】 板状の工作物、特に薄板に多行程でスリ
    ット切りする機械であって、スリット工具(16,3
    6)と、該スリット工具(16,36)と工作物とを送
    り方向(32)で互いに相対的に移動させる送り装置
    (19)とを有しかつ該送り装置(19)が送り制御装
    置によって制御されるようになっており、スリット工具
    (16,36)が工作物の互いに向き合った側に配属さ
    れた2つの工具部分(9,13;37)を有し、該が工
    具部分(9,13;37)それぞれスリット方向(2
    1)に延びる2つの縦切刃(22,25)と該縦切刃
    (22,25)の端部にて縦切刃(22,25)との間
    にスリット方向(21)に対して横方向に延びる2つの
    横切刃(23,24;26,27)を備えており、一方
    の工具部分(9)における縦切刃(22)がスリット方
    向(21)で工作物に対し上向きに傾斜しており、前記
    工具部分(9,13;37)が行程制御装置によって制
    御された行程駆動装置(8)によって互いに相対的に工
    作物横方向に、複数のスリット切り行程と少なくとも1
    つの切取り行程との形で移動可能であり、スリット切り
    行程に際して前記工具部分(9,13;37)を用いて
    切出された材料ストリップ(31)が残った工作物材料
    に対しスリット方向(21)に置かれた結合を有し、こ
    の結合が切取り行程で同じ工具部分(9,13;37)
    で切取られ、切断開始スリット切り行程に際しては、前
    記工具部分(9,13;37)によって工作物縁部から
    間隔をおいた切断開始が製作可能であり、前記切取り行
    程前に、前記切断開始スリット切り行程の後に、少なく
    とも1つのスリット切り行程が実施可能であり、切断開
    始スリット切り行程と後続の少なくとも1つのスリット
    切り行程に際し、工作物に前記切取り行程に際して達成
    可能な最大スリット長さ(1)を上回るスリット長さが
    スリット切り可能であり、工作物とスリット工具(1
    6:16)とが、工具部分(9,13;37)の行程の
    間、送り装置(19)を用いて互いに相対的に送り方向
    (32)へ移動可能である形式のものにおいて、スリッ
    ト工具(16,36)と工作物とが切断開始スリット切
    り行程と後続する少なくとも1つのスリット切り行程と
    の後で、戻し送り制御装置により制御される戻し送り装
    置を用いて送り方向(32)とは反対の戻し送り運動で
    互いに相対的に、戻し送り長さ(A)に亘って移動可能
    であり、該戻し送り長さ(A)がスリット方向(21)
    で後方に位置する工具部分(9,13;37)の横切刃
    (24,27)と、スリット方向(21)で後方に位置
    する、前もって切り取られたスリット区分の横制限との
    間に相応しており、次いでかつスリットを完成する最終
    行程の前に工具部分(9,13;37)が行程駆動装置
    (8)を用いて切取り行程を実施して互いに相対的に工
    作物横方向に移動可能であることを特徴とする、板状の
    工作物、特に薄板に多行程でスリット切りする装置。
  7. 【請求項7】 工作物とスリット工具(16,36)が
    切断開始スリット切り行程と後続するスリット切り行程
    とに際し、工具部分(9,13;37)の行程の間、送
    り装置(19)を用いて少なくとも1度互いに相対的に
    送り方向(32)の送り運動で送り長さ(B)に亘って
    運動可能であり、この送り長さ(B)が切取り行程の前
    の後続する戻し運動に相応している、請求項6記載の機
    械。
  8. 【請求項8】 戻し送り装置が戻し送り制御装置により
    かつ/又は送り装置(19)が送り制御装置により、ス
    リット切りしようとする工作物の厚さ(d)及び一方の
    工具部分(9)における縦切刃(22)が工作物に対し
    有している経過に関連して制御可能である、請求項6又
    は7記載の機械。
  9. 【請求項9】 戻し送り装置が戻し送り制御装置によ
    り、式: 【数3】 が満たされるように制御可能であり、この場合、Aは戻
    し送り長さ、dは薄板厚さ、αは一方の工具部分(9)
    における縦切刃(22)がスリット方向(21)で工作
    物に対し傾斜する縦切刃(22)の傾斜角である、請求
    項6から8までのいずれか1項記載の機械。
  10. 【請求項10】 戻し送り装置が戻し送り制御装置によ
    り、式: 【数4】 が満たされるように制御可能であり、この場合、Aは戻
    し送り長さ、dは薄板厚さ、αは一方の工具部分(9)
    における縦切刃(22)がスリット方向(21)で工作
    物に対し傾斜する該縦切刃(22)の傾斜角度である、
    請求項6から9までのいずれか1項記載の機械。
  11. 【請求項11】 戻し送り装置として送り装置(19)
    がかつ戻し制御装置として送り制御装置が設けられてい
    る、請求項6から10までのいずれか1項記載の機械。
  12. 【請求項12】 スリット切り行程に際して切出された
    材料ストリップ(31)が前記工具部分(9,13)の
    一方内へ突出し、この工具部分(13)が送り方向(3
    2)に置かれた壁(28)にて前記材料ストリップ(3
    1)のための通過開口(29)を有している、請求項6
    から11までのいずれか1項記載の機械。
  13. 【請求項13】 切出された材料ストリップ(31)を
    受容する工具部分(13)が機械側の工具部分保持部
    (14)に支承されており、材料ストリップ(31)を
    受容する工具部分(13)が前記工具部分保持部(1
    4)に対し、前記工具部分(13)の壁部(29)にお
    ける材料ストリップ(31)のための通過開口(29)
    が開放されるように配置されている、請求項6から12
    までのいずれか1項記載の機械。
JP2002355873A 2001-12-06 2002-12-06 板状の工作物、特に薄板に多行程でスリット切りする方法および機械 Expired - Lifetime JP4235439B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
EP01128464.3 2001-12-06
EP01128464A EP1317974B1 (de) 2001-12-06 2001-12-06 Verfahren und Maschine zum mehrhubig fortschreitenden Schlitzen von plattenartigen Werkstücken, insbesondere von Blechen

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003200228A true JP2003200228A (ja) 2003-07-15
JP4235439B2 JP4235439B2 (ja) 2009-03-11

Family

ID=8179405

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002355873A Expired - Lifetime JP4235439B2 (ja) 2001-12-06 2002-12-06 板状の工作物、特に薄板に多行程でスリット切りする方法および機械

Country Status (5)

Country Link
US (2) US6868763B2 (ja)
EP (1) EP1317974B1 (ja)
JP (1) JP4235439B2 (ja)
AT (1) ATE245500T1 (ja)
DE (1) DE50100423D1 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007534498A (ja) * 2004-04-26 2007-11-29 トルンプフ ヴェルクツォイクマシーネン ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング ウント コンパニー コマンディートゲゼルシャフト ワークの切断エッジをばり取りするための工具、機械ならびに方法
JP2009269092A (ja) * 2008-04-30 2009-11-19 Amada Co Ltd シート状ワークの切断方法及び装置
WO2011158582A1 (ja) * 2010-06-16 2011-12-22 村田機械株式会社 パンチプレスによる板材の開口形成

Families Citing this family (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102004057814B4 (de) * 2004-11-30 2014-02-06 Daimler Ag Verfahren zum Steuern der Stellung von Werkstück und Werkzeug mit einem Roboter in einer Bearbeitungsmaschine
EP2533927B1 (de) * 2011-04-28 2015-09-30 Voith Patent GmbH Stanz- und/oder nibbelmaschine sowie verfahren zum ansteuern einer stanz- und/oder nibbelmaschine
ES2517390T3 (es) * 2011-05-26 2014-11-03 Werkzeugmaschinen Gmbh + Co. Kg Máquina herramienta en forma de prensa para el tratamiento de piezas de trabajo, especialmente de hojas de metal
JP5982970B2 (ja) * 2011-06-28 2016-08-31 村田機械株式会社 パンチプレスの追い抜き金型および板材の長孔形成方法
DE102011089682B4 (de) * 2011-12-22 2013-08-01 Pass Stanztechnik Ag Matrize für eine Stanzvorrichtung, Stanzwerkzeug für eine Stanzvor-richtung mit einer solchen Matrize sowie Verfahren zum Heraus-schneiden von Werkstückteilen aus Werkstücken mit einer entspre-chenden Matrize
CN104936732B (zh) * 2012-12-20 2016-11-23 丰田自动车株式会社 切断方法以及切断装置
CN103878433B (zh) * 2014-03-27 2016-03-30 江苏华宏科技股份有限公司 连续刃口纵横复合剪切机
WO2018055190A1 (de) 2016-09-26 2018-03-29 Trumpf Werkzeugmaschinen Gmbh + Co. Kg Verfahren; werkzeugmaschine und schlitzwerkzeug zum mehrhubig fortschreitenden schlitzen von plattenförmigen werkstücken
DE102016118175B4 (de) * 2016-09-26 2018-08-23 Trumpf Werkzeugmaschinen Gmbh & Co. Kg Werkzeugmaschine und Verfahren zum Bearbeiten von plattenförmigen Werkstücken
DE102016120139B4 (de) 2016-10-21 2018-05-09 Trumpf Werkzeugmaschinen Gmbh + Co. Kg Verfahren, Werkzeugmaschine und Schlitzwerkzeug zum mehrhubig fortschreitenden Schlitzen von plattenförmigen Werkstücken
CN106694988A (zh) * 2017-01-11 2017-05-24 温州职业技术学院 一种小型自动冲剪机
CN110315135B (zh) * 2019-05-13 2020-12-08 抚州金泰实业有限公司 一种铝合金生产技术设备

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4674373A (en) * 1984-10-16 1987-06-23 Trumpf Gmbh & Co. Method and apparatus for nibbling cutouts by rotation of tooling with cutting surfaces of different contours and tooling therefor
JPH0688085B2 (ja) * 1986-05-09 1994-11-09 株式会社アマダ パンチプレス
US4738173A (en) * 1986-11-03 1988-04-19 U.S. Amada Limited Shearing in punch press and die therefor
DE3739029C2 (de) 1986-11-19 1996-03-28 Amada Co Stanz- bzw. Nibbelverfahren und Vorrichtung hierfür
JPS63130227A (ja) * 1986-11-19 1988-06-02 Amada Co Ltd プレスによる追切り加工方法および装置
US4981058A (en) * 1988-09-14 1991-01-01 Lear Siegler, Inc. Punch and die set and method adapted to effect parting between adjacent sections of a workpiece
JPH07108420B2 (ja) 1990-09-14 1995-11-22 株式会社小松製作所 タレットパンチプレスの追切り加工方法
US5195413A (en) * 1991-08-16 1993-03-23 Mate Punch & Die Co. Shearing tool for punch presses
JP2611128B2 (ja) * 1993-08-17 1997-05-21 株式会社アマダメトレックス 追切り用切断金型
JP3297599B2 (ja) * 1996-02-13 2002-07-02 株式会社アマダ 連続切断金型

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007534498A (ja) * 2004-04-26 2007-11-29 トルンプフ ヴェルクツォイクマシーネン ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング ウント コンパニー コマンディートゲゼルシャフト ワークの切断エッジをばり取りするための工具、機械ならびに方法
JP4659026B2 (ja) * 2004-04-26 2011-03-30 トルンプフ ヴェルクツォイクマシーネン ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング ウント コンパニー コマンディートゲゼルシャフト ワークの切断エッジをばり取りするための工具、機械ならびに方法
US8042369B2 (en) 2004-04-26 2011-10-25 Trumpf Werkzeugmaschinen Gmbh + Co. Kg Tools, machines and processes for deburring cut edges on workpieces
US8490449B2 (en) 2004-04-26 2013-07-23 Trumpf Werkzeugmaschinen Gmbh + Co. Kg Tools, machines and processes for deburring cut edges on workpieces
JP2009269092A (ja) * 2008-04-30 2009-11-19 Amada Co Ltd シート状ワークの切断方法及び装置
WO2011158582A1 (ja) * 2010-06-16 2011-12-22 村田機械株式会社 パンチプレスによる板材の開口形成

Also Published As

Publication number Publication date
ATE245500T1 (de) 2003-08-15
US6868763B2 (en) 2005-03-22
US20050045014A1 (en) 2005-03-03
US6923103B2 (en) 2005-08-02
DE50100423D1 (de) 2003-08-28
EP1317974B1 (de) 2003-07-23
EP1317974A1 (de) 2003-06-11
US20030106404A1 (en) 2003-06-12
JP4235439B2 (ja) 2009-03-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2003200228A (ja) 板状の工作物、特に薄板に多行程でスリット切りする方法および機械
EP2540428B1 (en) Nibbler assembly for punch press and method of forming elongated hole in sheet material
JPH07277B2 (ja) シート材料から裁断されるパターン片に細長いノッチを裁断する方法及び装置
KR100619842B1 (ko) 조립식 패널 절단장치
CN101472737A (zh) 折痕线形成带的端部倒角加工装置
CN109843465B (zh) 用于板状工件的多冲程进展式切槽的方法、机床和切槽工具
PL172278B1 (pl) Sposób i urzadzenie do wytwarzania czesci z blachy PL
JP2005186126A (ja) パイプ加工方法およびパイプ加工システム
JP2011083788A (ja) レーザ加工装置、レーザ加工方法、板金部材
KR100533809B1 (ko) 금속판재의 절개홈 이격장치
JP6548236B1 (ja) カッティング装置の制御方法
GB2134443A (en) Saw and method for the manufacture thereof
CN110947821A (zh) 一种角钢折角加工装置
US6675681B1 (en) Method of processing sheet-like workpieces in a strip-shaped manner
JP2009022975A (ja) パンチプレスおよび長孔加工方法
JP3373917B2 (ja) 切断加工物の連続製造方法、及び、その方法に用いる連続切断加工装置
CN219853433U (zh) 一种切料定位装置
JP2003266126A (ja) 板材曲げ加工機におけるワーク位置決め方法及びその装置
JP5705265B2 (ja) レーザ加工装置、レーザ加工方法、板金部材
JP2009269092A (ja) シート状ワークの切断方法及び装置
JP2007210300A (ja) 罫線形成テープの端部面取り装置
JP2004130393A (ja) 金属製筒体切断機
JPH03251314A (ja) 複数工程加工用工具による加工装置および加工方法
JP2015077773A (ja) 罫線形成テープの端部傾斜面取装置
JP3052876U (ja) ブランキングシャー

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20051108

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20071213

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20071220

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20080317

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20080321

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20080421

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20080424

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20080520

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20080527

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080612

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20081205

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20081215

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111219

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4235439

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121219

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121219

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131219

Year of fee payment: 5

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term