JP2003198792A - インターネットファクシミリ装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】イベントの発生時における電子メールの通知先
を任意に変更することが可能なインターネットファクシ
ミリ装置を提供すること。 【解決手段】ＲＡＭ１３は、イベントに対応するレベル
を示すレベル表Ｔ１と、そのレベルに対応する通知先を
示す通知先表Ｔ２とを記憶している。そして、レベル表
Ｔ１又は通知先表Ｔ２を変更する権限を有する者、例え
ば管理者又は特定のユーザからの認証データに基づいて
認証を行っている。その結果、認証が得られた場合に
は、変更の権限を有する者からの操作に応じて、Ｉ−Ｆ
ＡＸ１は、レベル表Ｔ１又は通知先表Ｔ２を変更してい
る。従って、イベントの発生時における電子メールの通
知先を任意に変更することができる。よって、Ｉ−ＦＡ
Ｘ１に発生するイベントに対して柔軟に対処することが
できる。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、インターネットフ
ァクシミリ装置に関し、より詳しくは電子メールで各種
情報を通知することに特徴を有するインターネットファ
クシミリ装置に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】通信ネットワークの発達に伴って、イン
ターネットファクシミリ装置を含む各種装置を通信ネッ
トワークに接続して、複数のクライアントＰＣで共有す
る構成が一般的になってきている。このように共有され
たインターネットファクシミリ装置は、通常は特定の管
理者によって管理されている。そして、インターネット
ファクシミリ装置に何らかのイベントが発生した場合
は、そのイベントに応じて電子メールで通知していた。
すなわち、例えば記録紙切れ等の軽微なイベントの場合
は、その旨をユーザＰＣに電子メールで通知し、トナー
切れ等の中程度のイベントの場合は、ユーザでも対処で
きないため、その旨を管理者に電子メールで通知してい
た。一方、読取部のランプ切れ等の重大なイベントの場
合は、管理者でも対処できないため、その旨をサービス
センタに電子メールで通知していた。つまり、イベント
に応じて電子メールの通知先を設定していた。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】しかしながら、中程度
のイベントの中には管理者でなくとも、インターネット
ファクシミリ装置の知識を有するユーザであれば対処で
きる場合もある。すなわち、例えば管理者の不在時を想
定して予め所定の知識を得たユーザであれば、トナー切
れ等のイベントには対処することができる。このため、
このようなユーザが存在する場合には、そのユーザと管
理者とに電子メールで通知することが望ましい。従っ
て、イベントに応じて電子メールの通知先を設定するだ
けでは、イベントに対して柔軟に対処することができな
かった。

【０００４】本発明は、このような問題点に着目してな
されたものであって、その目的は、イベントの発生時に
おける電子メールの通知先を任意に変更することが可能
なインターネットファクシミリ装置を提供することにあ
る。

【０００５】

【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項１に記載の発明では、自装置に発生するイ
ベントのグループとそのグループの通知先との関係を記
憶する記憶手段と、その記憶手段に記憶されたイベント
とそのグループの通知先との関係を変更する変更手段と
を備えた。

【０００６】請求項２に記載の発明では、請求項１に記
載のインターネットファクシミリ装置において、変更手
段は、自装置の操作部又は通信ネットワークを介して接
続されたクライアントＰＣからの操作に応じて、記憶手
段に記憶されたイベントとそのグループの通知先との関
係を変更する。

【０００７】請求項３に記載の発明では、請求項１また
は請求項２に記載のインターネットファクシミリ装置に
おいて、記憶手段に記憶されたイベントとそのグループ
の通知先との関係の変更は、通知先の変更と通知先の追
加とを含む。

【０００８】

【発明の実施の形態】以下に、本発明に係るインターネ
ットファクシミリ装置を具体化した一実施形態について
図面を用いて説明する。

【０００９】図１に示すように、通信ネットワークシス
テムは、電話回線Ｌ１を有するインターネットファクシ
ミリ装置（Ｉ−ＦＡＸ）１、専用線Ｌ２を介してインタ
ーネットに接続されたルータ２、メールサーバ３、管理
者ＰＣ４、及びユーザＰＣ５が、通信ネットワークＴを
介して相互に接続されている。そして、メールサーバ３
のクライアントであるＩ−ＦＡＸ１、管理者ＰＣ４、ユ
ーザＰＣ５は、所定のメールアドレスを有している。

【００１０】一方、サービスセンタのルータ６は、専用
線Ｌ３を介してインターネットに接続されている。そし
て、このルータ６には、センタＰＣ７が接続されてい
る。そして、このセンタＰＣ７は、所定のメールアドレ
スを有している。

【００１１】図２に示すように、Ｉ−ＦＡＸ１は、ＭＰ
Ｕ１１、ＲＯＭ１２、ＲＡＭ１３、読取部１４、記録部
１５、操作部１６、表示部１７、画像メモリ１８、コー
デック１９、モデム２０、ＮＣＵ２１、データ変換部２
２、通信プロトコル制御部２３、及びネットワークイン
ターフェース２４から構成されるとともに、各部１１〜
２３がバス２５を介してそれぞれ接続されている。

【００１２】ＭＰＵ１１は、Ｉ−ＦＡＸ１を構成する各
部を制御する。ＲＯＭ１２は、Ｉ−ＦＡＸ１を制御する
ためのプログラムを記憶する。ＲＡＭ１３は、Ｉ−ＦＡ
Ｘ１に関する各種情報を一時的に記憶する。具体的に
は、図３に示すように、ＲＡＭ１３は、イベントに対応
するレベルを示すレベル表Ｔ１と、そのレベルに対応す
る通知先を示す通知先表Ｔ２とを記憶している。

【００１３】図３（ａ）に示すように、レベル表Ｔ１に
おいて、記録紙切れや記録紙ジャムの項目等は、ユーザ
でも対処できるレベルであるため、レベルを「１」とし
ている。トナー切れや相手先の追加及び削除の項目は、
Ｉ−ＦＡＸ１の知識を有するユーザであれば対処できる
が、一般的には管理者に委ねられていることからレベル
「２」としている。ここで、相手先の追加及び削除と
は、相手先の電話番号やＦＡＸ番号、或いはメールアド
レスを後述の短縮キー１６ｂやワンタッチキー１６ｃ等
に追加及び削除することをいう。読取部１４のランプ切
れや感光体ドラム又はフィードローラの交換は、管理者
でも対処できないため、レベル「３」としている。そし
て、図３（ｂ）に示す通知先表Ｔ２において、レベル
「１」〜レベル「３」に対応する「Ｔｏ：」の通知先や
「Ｃｃ：」の通知先のメールアドレスを記憶している。

【００１４】図２に示すように、読取部１４は、原稿上
の画像データを読み取って、白黒２値のイメージデータ
を出力する。記録部１５は、電子写真方式のプリンタよ
りなり、受信画データの記録動作やコピー動作におい
て、受信された画データ或いは読取部１４にて読み取ら
れた原稿の画データを記録紙上に記録する。

【００１５】操作部１６は、電話番号やメールアドレス
を入力するためのテンキー（＊，＃キーを含む）１６
ａ、短縮番号やメールアドレスの登録又は短縮番号から
発信するための短縮キー１６ｂ、メールアドレスのアル
ファベットを入力するとともに、予め登録した電話番
号、ＦＡＸ番号又はメールアドレスをワンタッチで指定
するためのワンタッチキー１６ｃ、原稿の読み取り動作
を開始させるためのスタートキー１６ｄ、「通信（ＦＡ
Ｘ）」動作又は「コピー」動作を設定するための通信／
コピーキー１６ｅ等の各種操作キーを備えている。ＬＣ
Ｄ等よりなる表示部１７は、ファクシミリ装置本体１ａ
の動作状態等の各種情報の表示を行う。

【００１６】画像メモリ１８は、受信画データや読取部
１４で読み取られて２値化され、コーデック１９でＭＭ
Ｒ方式に従って符号化された画データを一時的に記憶す
る。また、画像メモリ１８は、ユーザＰＣ５等からネッ
トワークインターフェース２４等を介して送出されてき
た画データを一時的に記憶する。

【００１７】コーデック１９は、読取部１４にて読み取
られた画データを送信のためにＭＨ，ＭＲ，ＭＭＲ方式
等に従って符号化（エンコード）する。また、コーデッ
ク１９は、受信画データを復号（デコード）する。

【００１８】モデム２０は、ファクシミリ伝送制御手順
信号及び画データの変調及び復調を行う。ＮＣＵ２１
は、電話回線Ｌ１の閉結及び開放を行うとともに、相手
先のＦＡＸ番号に対応したダイヤル信号の送出及び着信
を検出する機能等を備えている。

【００１９】データ変換部２２は、メールサーバ３やユ
ーザＰＣ５等から通信ネットワークＴを介して送出され
てくるＴＩＦＦ、ＢＭＰ、ＧＩＦ、ＪＰＥＧ、ＰＣＸ、
ＤＣＸ等の画データを、ＭＨ、ＭＲ、ＭＭＲ方式やＴＩ
ＦＦ−ＭＨ，ＴＩＦＦ−ＭＲ，ＴＩＦＦ−ＭＭＲ方式等
の画データに変換する。また、これとは逆に電話回線Ｌ
１を介して受信したＭＨ、ＭＲ、ＭＭＲ方式等の画デー
タを、メールサーバ３やユーザＰＣ５等にとって扱い易
い形式にするために、ＴＩＦＦ、ＢＭＰ、ＧＩＦ、ＪＰ
ＥＧ、ＰＣＸ、ＤＣＸ等の画データに変換する。

【００２０】通信プロトコル制御部２３は、ネットワー
クインターフェース２４を介して通信ネットワークＴ上
の他の装置との間の通信を制御する通信プロトコルを処
理するプログラムを備えている。具体的には、例えばＨ
ＴＴＰ（ＨＴＭＬ文書を送受信するための通信プロトコ
ル）、ＳＭＴＰ（メール送信プロトコル）、ＰＯＰ３
（メール受信プロトコル）、サリュテーション（Saluta
tion）・コンソーシアムで規定されたサリュテーション
用通信プロトコル等を処理するプログラムを備えてい
る。従って、Ｉ−ＦＡＸ１は、ＨＴＴＰサーバ機能を備
えるとともに、メールサーバ３のクライアントとしても
機能する。

【００２１】次に、ＲＡＭ１３に記憶されたレベル表Ｔ
１及び通知先表Ｔ２において、Ｉ−ＦＡＸ１の操作部１
６からイベントに対応するレベル又はレベルに対応する
通知先を変更するときの動作について、図４に示すフロ
ーチャートを用いて説明する。なお、この動作は、ＲＯ
Ｍ１２に記憶されたプログラムに基づき、ＭＰＵ１１の
制御により実行される（以下、Ｉ−ＦＡＸ１の動作に同
じ）。

【００２２】ステップＳ１においては、操作部１６から
の所定の入力操作に基づいて、レベル又は通知先を変更
するモードに設定される。ステップＳ２においては、操
作部１６のテンキー１６ａから認証データとしてのパス
ワードが入力されるのが待たれる。

【００２３】ステップＳ３においては、前記ステップＳ
２において入力されたパスワードの認証が行われる。す
なわち、レベル表Ｔ１又は通知先表Ｔ２を変更する権限
を有する者、例えば管理者又は特定のユーザからのアク
セスであるか否かの認証が行われる。その結果、パスワ
ードが認証された場合は、ステップＳ４に移行する。一
方、パスワードが認証されない場合は、前記ステップＳ
２に戻って、再度パスワードを入力されるのが待たれ
る。そして、所定回数だけパスワードの入力を促し、そ
れでも認証が得られない場合は、この処理を終了する。

【００２４】ステップＳ４においては、操作部１６から
の操作に基づいて、図３（ａ）に示すレベル表Ｔ１にお
いて「イベント」の項目が選択されるのが待たれる。ス
テップＳ５においては、前記ステップＳ４において選択
された「イベント」の項目に対応するレベルが操作部１
６のテンキー１６ａから入力されるのが待たれる。その
結果、選択された「イベント」の項目に対応するレベル
が変更される。

【００２５】ステップＳ６においては、操作部１６から
の操作に基づいて、図３（ｂ）に示す通知先表Ｔ２にお
いて「レベル」の項目が選択されるのが待たれる。ステ
ップＳ７においては、前記ステップＳ６において選択さ
れた「レベル」の項目に対応する通知先が操作部１６の
テンキー１６ａから入力されるのが待たれる。その結
果、選択された「レベル」の項目に対応する通知先が変
更される。なお、通知先の変更方法としては、「Ｔ
ｏ：」の通知先を変更すること、「Ｔｏ：」に通知先を
追加すること、又は「Ｃｃ：」の通知先を変更するこ
と、「Ｃｃ：」に通知先を追加すること等が考えられ
る。

【００２６】ステップＳ８においては、操作部１６から
の操作に基づいて、レベル又は通知先の変更を終了する
否かを示す旨が入力されるのが待たれる。そして、終了
する旨が入力された場合は、ステップＳ９に移行する。
一方、他の項目等を変更する場合や入力ミス等により、
この処理を終了しない旨が入力された場合は、前記ステ
ップＳ４に戻って、レベル又は通知先の変更が行われ
る。

【００２７】ステップＳ９においては、レベル表Ｔ１又
は通知先表Ｔ２がＲＡＭ１３に記憶される。次に、ＲＡ
Ｍ１３に記憶されたレベル表Ｔ１及び通知先表Ｔ２にお
いて、クライアントＰＣ（管理者ＰＣ４又はユーザＰＣ
５）からイベントに対応するレベル又はレベルに対応す
る通知先を変更するときの動作について、図５に示すフ
ローチャートを用いて説明する。

【００２８】ステップＳＴ１においては、レベル表Ｔ１
及び通知先表Ｔ２を画面上に表示させるためのＵＲＬ
（Uniform Resource Locators ）が、クライアントＰＣ
から入力される。

【００２９】ステップＳＲ１においては、レベル表Ｔ１
及び通知先表Ｔ２のＨＴＭＬ（HyperText Markup Langu
age ）が、Ｉ−ＦＡＸ１から前記ステップＳＴ１におい
てアクセスしてきたクライアントＰＣに送信される。

【００３０】ステップＳＴ２においては、Ｉ−ＦＡＸ１
から送信されてきたＨＴＭＬに基づいて、レベル表Ｔ１
及び通知先表Ｔ２がクライアントＰＣの画面上に表示さ
れる。

【００３１】ステップＳＴ３においては、ユーザ名及び
パスワードから構成された認証データと、レベル表Ｔ１
又は通知先表Ｔ２が変更された変更データとが、クライ
アントＰＣからＩ−ＦＡＸ１に送信される。ここで、レ
ベル表Ｔ１の変更としては、レベルの変更が考えられ
る。一方、通知先表Ｔ２の変更としては、「Ｔｏ：」の
通知先を変更すること、「Ｔｏ：」に通知先を追加する
こと、又は「Ｃｃ：」の通知先を変更すること、「Ｃ
ｃ：」に通知先を追加すること等が考えられる。

【００３２】ステップＳＲ２においては、クライアント
ＰＣから送信されてきた認証データに基づいて、Ｉ−Ｆ
ＡＸ１で認証が行われる。すなわち、レベル表Ｔ１又は
通知先表Ｔ２を変更する権限を有する者、例えば管理者
又は特定のユーザからのアクセスであるか否かの認証
が、Ｉ−ＦＡＸ１で行われる。

【００３３】ステップＳＲ３においては、認証データに
基づいて認証された場合は、ステップＳＲ４に移行す
る。一方、認証データに基づいて認証されない場合は、
ステップＳＲ６に移行する。

【００３４】ステップＳＲ４においては、レベル表Ｔ１
又は通知先表Ｔ２が、Ｉ−ＦＡＸ１のＲＡＭ１３に記憶
される。ステップＳＲ５においては、レベル表Ｔ１又は
通知先表Ｔ２が変更された旨のＨＴＭＬが、Ｉ−ＦＡＸ
１からクライアントＰＣに送信される。

【００３５】ステップＳＴ４においては、レベル表Ｔ１
又は通知先表Ｔ２が変更された旨が、クライアントＰＣ
の画面上に表示される。ステップＳＲ６においては、認
証エラーを示す旨のＨＴＭＬが、Ｉ−ＦＡＸ１からクラ
イアントＰＣに送信される。

【００３６】ステップＳＴ５においては、認証エラーを
示す旨がクライアントＰＣの画面上に表示される。この
ようにＲＡＭ１３に記憶されたレベル表Ｔ１又は通知先
表Ｔ２が、Ｉ−ＦＡＸ１の操作部１６又はクライアント
ＰＣから変更された後、Ｉ−ＦＡＸ１においてイベント
が発生すると、Ｉ−ＦＡＸ１では、そのイベントに応じ
た電子メールが作成される。そして、その電子メールが
レベル表Ｔ１及び通知先表Ｔ２に基づいて、Ｉ−ＦＡＸ
１からメールサーバ３を介して所定の通知先に送信され
る。

【００３７】以上、詳述したように本実施形態によれ
ば、次のような作用、効果を得ることができる。 （１）ＲＡＭ１３は、イベントに対応するレベルを示す
レベル表Ｔ１と、そのレベルに対応する通知先を示す通
知先表Ｔ２とを記憶している。そして、レベル表Ｔ１又
は通知先表Ｔ２を変更する権限を有する者、例えば管理
者又は特定のユーザからの認証データに基づいて認証を
行っている。その結果、認証が得られた場合には、変更
の権限を有する者からの操作に応じて、Ｉ−ＦＡＸ１
は、レベル表Ｔ１又は通知先表Ｔ２を変更している。従
って、イベントの発生時における電子メールの通知先を
任意に変更することができる。よって、Ｉ−ＦＡＸ１に
発生するイベントに対して柔軟に対処することができ
る。

【００３８】（２）認証が得られた場合には、変更の権
限を有する者からの操作に応じて、Ｉ−ＦＡＸ１は、レ
ベル表Ｔ１又は通知先表Ｔ２を変更している。すなわ
ち、レベル表Ｔ１又は通知先表Ｔ２の変更を行うための
装置が制限されていない。このため、変更の権限を有す
る者は、Ｉ−ＦＡＸ１の操作部１６や通信ネットワーク
Ｔに接続されたクライアントＰＣからレベル表Ｔ１又は
通知先表Ｔ２を変更することができる。従って、変更の
権限を有する者は、いずれの装置からでもイベントの発
生時における電子メールの通知先を容易に変更すること
ができる。

【００３９】（３）イベントに対応するレベルを示すレ
ベル表Ｔ１と、そのレベルに対応する通知先を示す通知
先表Ｔ２とが別々にＲＡＭ１３に記憶されている。この
ため、レベル表Ｔ１のレベルのみを変更しても、電子メ
ールの通知先が変更されることになる。従って、イベン
トに対応する通知先を変更する場合には、レベル表Ｔ１
のレベルのみを変更することによって、電子メールの通
知先を変更することができる。

【００４０】（４）レベル表Ｔ１又は通知先表Ｔ２にお
いて、例えばトナー切れ等の中程度のイベントの場合に
は、その旨を電子メールで管理者ＰＣ４及び特定のユー
ザ（Ｉ−ＦＡＸ１の知識を得ているユーザ）に通知する
設定にしておけば、管理者が不在であっても、その特定
のユーザがトナー切れに対処することができる。その結
果、Ｉ−ＦＡＸ１のイベントに素早く対処することがで
きる。従って、Ｉ−ＦＡＸ１に発生するイベントに対し
て柔軟に対処することができる。

【００４１】なお、前記実施形態は、次のように変更し
て具体化することも可能である。 ・図３（ａ）に示すレベル表Ｔ１を図６に示すレベル表
Ｔ１に変更しても良い。すなわち、図６に示すように、
記録紙ニアエンドやトナーニアエンド等のように人を介
在しない、いわば注意を喚起する電子メールの通知をレ
ベル「１」、記録紙切れや記録紙ジャム等のように人を
介在するような電子メールの通知をレベル「２」、読取
部のランプ切れや感光体ドラムの交換等のようにサービ
スマンを介在するような電子メールの通知をレベル
「３」とするレベル表Ｔ１としても良い。

【００４２】・記録紙切れや記録紙ジャム等のようにユ
ーザでも対処できるようなイベントの場合には、Ｉ−Ｆ
ＡＸ１にプリント指示を行ったクライアントＰＣ（管理
者ＰＣ４又はユーザＰＣ５）に対してのみ、電子メール
でイベントが発生した旨を通知する構成にしても良い
し、すべてのクライアントＰＣに対して電子メールでイ
ベントが発生した旨を通知する構成にしても良い。

【００４３】・通知先の変更方法として、「Ｂｃｃ：」
の通知先を変更する構成、や「Ｂｃｃ：」に通知先を追
加する構成にしても良い。すなわち、例えば記録紙切れ
や記録紙ジャム等のようにユーザで対処できるようなイ
ベントの場合であっても、「Ｂｃｃ：」を用いて管理者
にも電子メールで通知する構成にしても良い。このよう
に構成すれば、記録紙の在庫管理を行っている管理者で
あれば、この通知に基づいて、記録紙の在庫を確認する
機会を得ることができる。

【００４４】さらに、上記実施形態より把握される技術
的思想について、以下にそれらの効果と共に記載する。 〔１〕請求項１〜請求項３のいずれか１項に記載のイン
ターネットファクシミリ装置において、変更手段は、記
憶手段に記憶されたイベントに対応するレベルを変更す
るインターネットファクシミリ装置。このように構成す
れば、イベントに対応するレベルを変更することができ
るため、イベントの発生時における電子メールの通知先
を任意に変更することができる。

【００４５】〔２〕請求項１〜請求項３のいずれか１項
に記載のインターネットファクシミリ装置において、変
更手段は、記憶手段に記憶されたレベルに対応する通知
先を変更するインターネットファクシミリ装置。このよ
うに構成すれば、レベルに対応する通知先を変更するこ
とができるため、イベントの発生時における電子メール
の通知先を任意に変更することができる。

【００４６】

【発明の効果】本発明は、以上のように構成されている
ため、次のような効果を奏する。請求項１〜請求項３の
いずれか１項に記載の発明によれば、イベントの発生時
における電子メールの通知先を任意に変更することがで
きる。

【図面の簡単な説明】

【図１】通信ネットワークシステムの構成を示すブロッ
ク図。

【図２】ＦＡＸサーバの構成を示すブロック図。

【図３】（ａ）イベントに対応するレベルを示すレベル
表。 （ｂ）レベルに対応する通知先を示す通知先表。

【図４】操作部からレベル又は通知先を変更するときの
動作を示すフローチャート。

【図５】管理者ＰＣからレベル又は通知先を変更すると
きの動作を示すフローチャート。

【図６】別の実施形態におけるイベントに対応するレベ
ルを示すレベル表。

【符号の説明】

１…インターネットファクシミリ装置（Ｉ−ＦＡＸ）、
４…クライアントＰＣとしての管理者ＰＣ、５…クライ
アントＰＣとしてのユーザＰＣ、１１…変更手段を構成
するＭＰＵ、１２…変更手段を構成するＲＯＭ、１３…
記憶手段及び変更手段を構成するＲＡＭ、１６…操作
部、Ｔ…通信ネットワーク。

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 自装置に発生するイベントのグループと
   そのグループの通知先との関係を記憶する記憶手段と、
   その記憶手段に記憶されたイベントとそのグループの通
   知先との関係を変更する変更手段とを備えたインターネ
   ットファクシミリ装置。
2. 【請求項２】 請求項１に記載のインターネットファク
   シミリ装置において、変更手段は、自装置の操作部又は
   通信ネットワークを介して接続されたクライアントＰＣ
   からの操作に応じて、記憶手段に記憶されたイベントと
   そのグループの通知先との関係を変更するインターネッ
   トファクシミリ装置。
3. 【請求項３】 請求項１または請求項２に記載のインタ
   ーネットファクシミリ装置において、記憶手段に記憶さ
   れたイベントとそのグループの通知先との関係の変更
   は、通知先の変更と通知先の追加とを含むインターネッ
   トファクシミリ装置。