JP2003196633A - Icカード及びicカードの製造方法 - Google Patents

Icカード及びicカードの製造方法

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JP2003196633A
JP2003196633A JP2001397637A JP2001397637A JP2003196633A JP 2003196633 A JP2003196633 A JP 2003196633A JP 2001397637 A JP2001397637 A JP 2001397637A JP 2001397637 A JP2001397637 A JP 2001397637A JP 2003196633 A JP2003196633 A JP 2003196633A
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JP
Japan
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card
unit
adhesive
chip
sheet
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JP2001397637A
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Noriyoshi Kojima
紀美 小島
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Konica Minolta Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】表面の平滑性が高いICカード、及び表面の平
滑性が高いICカードを迅速に生産可能で、かつ表面の
平滑性が良好なICカードが高収率で得られるICカー
ドの製造方法を提供する。 【解決手段】2枚のシート材2,3の間に介在される接
着剤4,5層内に、ICチップ6及びアンテナ7を有す
るICユニット9を設けた構成からなるICカードであ
って、ICユニット9は、少なくともICチップ6とそ
れに接続されたアンテナ7がICユニット基板8に配置
されてなり、ICユニット基板8が20〜1000m2
/gのBET比表面積値を有する多孔質繊維からなる。
また、ICユニット基板8が中空繊維からなる。また、
ICユニット基板8が1〜50%の含水率を有する多孔
性フィルムからなる。2枚のシート材2,3の間に、I
Cユニット9を接着剤4,5を介して設けた後、接着剤
4,5が硬化する前にシート状に断裁し、このシートを
集積した後、所定形状に打ち抜いてカード化するICカ
ードの製造方法において、シート間に、多孔性フィルム
または防塵紙82を挟み込んで集積する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術的分野】この発明は、ICユニット
を有するICカード及びICカードの製造方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】例えば、表面に顔画像と記載情報を有
し、裏面に記入用の備考紙層を設けた、いわゆるIDカ
ードは最近の昇華印刷技術の進歩により、簡単に安価に
作れるようになり、この数年急速に普及してきている。
このIDカードの内部にICチップを内蔵した、いわゆ
るICカードは、外国においては普及している国もある
が、日本においては実用化研究のスタートこそ早かった
ものの、本格的な普及には至っていない。これにはコス
トの点が最大の阻害要因として挙げられている。
【0003】普及しないので量産ができずに高価とな
り、高価であるから普及しないという悪循環のサイクル
に入っている。一方、量的な問題はカードを安価に安定
して作る技術がまだ確立されていないことも一因となっ
ていた。
【0004】従来におけるICカードの作製方法として
は、例えば、比較的厚さが厚く、上下の樹脂モールドで
作製されたカバーの中にICモジュールと無線アンテナ
を収納し、上下カバーの接合面を熱で溶かして接着する
ことにより作製されるもの、あるいは、ベースフィルム
に溝を削って、この溝の中にICモジュールと無線アン
テナを収納してこれを樹脂で封止し、その上に受像層保
持用のベースフィルムを接着することにより作製される
ものなどがある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前者の方法で作製され
るICカードは、無線タグとして顔画像や記載情報が無
く、固定した記号のみの印刷の場合は、比較的安価であ
る。しかし、1枚1枚に異なる顔画像や記載情報を印刷
する場合は、シート状のフィルムに別の機体で情報を印
刷してから、これを切断し、樹脂モールド製のカバーに
貼り付けるという手間が掛かり、全くの手作りとなって
しまい非常に高価となる。
【0006】後者の方法は、薄い(ISO規格では0.
76mm)カードの作製に適している。しかし、この方
法では、ベースフィルムに溝を形成するため、ベースフ
ィルムとしては肉厚の厚いものが必要になり、その分、
受像層保持用のベースフィルムの厚さを薄くしなければ
ならない。薄くすると、樹脂で封止した部分が他の部分
と材質が異なるとともに、硬化するときに熱収縮するた
め、樹脂で封止した部分に対応するベースフィルムの面
は他の部位の面と比較して、少し凹んでしまう。このた
め、ベースフィルムの上に受像層を貼り付けると、ベー
スフィルムの凹みに対応する部位に凹みができる。
【0007】したがって、アンテナやICの上の部分に
印刷しようとすると、サーマルヘッド(TPH)の加熱
によるインクの受像層への拡散が悪くなり、色が薄くな
り、白く抜けてしまう。このため、受像層の凹み部分を
印刷エリアから除外して券面のレイアウトをしなければ
ならず、自由な表現が制約されるという欠点があった。
また、ICカードを作製する際に使用する接着剤の種類
によっては、硬化の過程で気体が発生することにより仕
上がりカード表面に凹凸を発生させたり、完全に硬化す
るまでに時間を要するため、著しく生産効率を落とすと
いった問題があった。
【0008】この発明は、かかる実情に鑑みてなされた
もので、第1の目的は、表面の平滑性が高いICカード
を提供すること、及び表面の平滑性が高いICカードを
迅速に生産可能なICカードの製造方法を提供すること
であり、第2の目的は、表面の平滑性が良好なICカー
ドが高収率で得られるICカードの製造方法を提供する
ことである。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決し、かつ
目的を達成するために、この発明は、以下のように構成
した。
【0010】請求項1に記載の発明は、2枚のシート材
の間に介在される接着剤層内に、ICチップ及びアンテ
ナを有するICユニットを設けた構成からなるICカー
ドであって、前記ICユニットは、少なくとも前記IC
チップとそれに接続された前記アンテナがICユニット
基板に配置されてなり、前記ICユニット基板が20〜
1000m2/gのBET比表面積値を有する多孔質繊
維からなることを特徴とするICカードであり、多孔質
繊維からなるICユニット基板を用いることで、接着剤
が硬化する過程で気体が発生しても吸収でき、ICカー
ドの表面の平滑性を高くすることができる。
【0011】請求項2に記載の発明は、2枚のシート材
の間に介在される接着剤層内に、ICチップ及びアンテ
ナを有するICユニットを設けた構成からなるICカー
ドであって、前記ICユニットは、少なくとも前記IC
チップとそれに接続された前記アンテナがICユニット
基板に配置されてなり、前記ICユニット基板が中空繊
維からなることを特徴とするICカードであり、中空繊
維からなるICユニット基板を用いることで、接着剤が
硬化する過程で気体が発生しても吸収でき、ICカード
の表面の平滑性を高くすることができる。
【0012】請求項3に記載の発明は、2枚のシート材
の間に介在される接着剤層内に、ICチップ及びアンテ
ナを有するICユニットを設けた構成からなるICカー
ドであって、前記ICユニットは、少なくとも前記IC
チップとそれに接続された前記アンテナがICユニット
基板に配置されてなり、前記ICユニット基板が1〜5
0%の含水率を有する多孔性フィルムからなることを特
徴とするICカードであり、多孔性フィルムからなるI
Cユニット基板を用いることで、硬化が促進され、表面
の平滑性が高いICカードを迅速に生産することが可能
となる。
【0013】請求項4に記載の発明は、前記多孔質繊維
の含水率が1〜50%であることを特徴とする請求項1
に記載のICカードであり、多孔質繊維により硬化が促
進され、表面の平滑性が高いICカードを迅速に生産す
ることが可能となる。
【0014】請求項5に記載の発明は、前記中空繊維の
含水率が1〜50%であることを特徴とする請求項2に
記載のICカードであり、中空繊維により硬化が促進さ
れ、表面の平滑性が高いICカードを迅速に生産するこ
とが可能となる。
【0015】請求項6に記載の発明は、前記接着剤が、
湿気硬化型ホットメルト接着剤であることを特徴とする
請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載のICカー
ドであり、一度シート状に形成した後でも、ある温度ま
で加熱すれば再度接着剤としての機能を復活し、ICカ
ードの表面の平滑性を高くすることができる。
【0016】請求項7に記載の発明は、2枚のシート材
の間に介在される接着剤層内に、ICチップ及びアンテ
ナを有するICユニットを設けたICカードの構成であ
って、前記2枚のシート材の間に、請求項1乃至請求項
5のいずれか1項に記載のICユニットを接着剤を介し
て設けた後、所定形状に打ち抜いてカード化することを
特徴とするICカードの製造方法であり、表面の平滑性
が高いICカードを迅速に生産可能で、かつ表面の平滑
性が良好なICカードが高収率で得られる。
【0017】請求項8に記載の発明は、2枚のシート材
の間に介在される接着剤層内に、ICチップ及びアンテ
ナを有するICユニットを設けたICカードの構成であ
って、2枚のシート材の間に、前記ICユニットを接着
剤を介して設けた後、前記接着剤が硬化する前にシート
状に断裁し、このシートを集積した後、所定形状に打ち
抜いてカード化するICカードの製造方法において、前
記シート間に、多孔性フィルムまたは防塵紙を挟み込ん
で集積することを特徴とするICカードの製造方法であ
り、接着剤の硬化と同時にシート表面が平滑化され、表
面平滑性に優れたICカードを高収率で得ることが可能
となる。
【0018】請求項9に記載の発明は、多孔性フィルム
または防塵紙の表面比抵抗が1011Ω/cm2(23
℃、55%RH)以下であることを特徴とする請求項8
に記載のICカードの製造方法であり、より一層接着剤
の硬化と同時にシート表面が平滑化され、表面平滑性に
優れたICカードを高収率で得ることが可能となる。
【0019】請求項10に記載の発明は、前記接着剤と
して、湿気硬化型ホットメルト接着剤を使用することを
特徴とする請求項7乃至請求項9のいずれか1項に記載
のICカードの製造方法であり、一度シート状に形成し
た後でも、ある温度まで加熱すれば再度接着剤としての
機能を復活し、ICカードの表面の平滑性を高くするこ
とができる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、この発明のICカード及び
ICカードの製造方法の実施の形態を、図面に基づいて
説明するが、この発明は、この実施の形態に限定されな
い。
【0021】図1はICカードを分解して示す斜視図で
ある。ICカード1はISO規格で厚さが0.76mm
に規定されている。ICカード1は、2枚のシート材で
ある第1及び第2のシート材2,3としてのベースフィ
ルムと、これら第1及び第2のシート材2,3の間に介
在される接着剤層4,5とからなる。
【0022】これら第1及び第2のシート材2,3の接
着剤4,5を介しない側の表面には、受像層、固定情報
の印刷層または筆記層を形成してもよい。受像層の一例
としては、昇華染料インクがTPH(サーマルヘッド)
で加熱されて熱拡散する時に、染料をトラップして定着
させる素材で構成されるものが挙げられる。固定情報
は、例えば資格証明カードの場合には、資格の種類、
「発行日」の文字、「氏名」の文字、「生年月日」の文
字、「住所」の文字等の文字情報の他、枠、図形、パタ
ーン等である。筆記層は、例えばポリエステル樹脂等に
シリカ等の白色顔料を分散させたものを塗工して形成す
ることができる。
【0023】接着剤層4,5内にはICチップ6、コイ
ル状のアンテナ7及びICユニット基板8を有するIC
ユニット9が封入されて設けられる。
【0024】この発明のシート材2,3としては、各種
カード基材として使用されているポリエステル樹脂,A
BS樹脂,塩化ビニル樹脂等の樹脂シート、熱転写紙,
上質紙,アート紙,コート紙等の紙などを用いることが
できる。これらの中でも、環境へ与える負荷が比較的少
なく、白色度、耐久性の点に優れる白色PETが特に好
ましい。
【0025】長尺状の第1及び第2のシート材2,3に
接着剤を塗布する際、図2に示すように、後に断裁され
る枚葉シートのサイズに合わせて接着剤を間欠的に供給
すると、接着剤が供給されない場所90を裁断すること
で、断裁時のカッターへの接着剤の付着を防止すること
ができる。
【0026】また、長尺状の第1及び第2のシート材
2,3の少なくとも一方に、カードの所定形状の周囲、
即ちカードとなる領域E1の余白部分に孔91または切
り込み92を設けると、この孔91または切り込み92
から接着剤の硬化反応に必要な水分が供給されることに
より硬化が促進されたり、硬化の過程で発生する気体が
除去され、シートの表面平滑性がより良好となるといっ
た効果が得られる。
【0027】この発明では、接着剤層を形成する接着剤
としてホットメルト型接着剤を用いるのが好ましい。こ
のホットメルト型接着剤は、一度シート状に形成した後
でも、ある温度まで加熱すれば再度接着剤としての機能
を復活する。ホットメルト型接着剤としては、湿気硬化
型や、光硬化型の反応型ホットメルト接着剤が挙げられ
るが、湿気硬化型ホットメルト接着剤がより好ましい。
湿気硬化型の反応型ホットメルト接着剤としては、特開
2000−036026、特開2000−21985
5、特開2000−211278、特開2000−21
9855、特願2000−369855に開示されてい
る。
【0028】ICユニット9は、少なくともICチップ
6とそれに接続されたアンテナ7で構成されているが、
分離しないように樹脂フィルムや、不織布などのICユ
ニット基板8に配置されて、ユニット状になっているも
のが、製造取り扱い上好ましい。
【0029】このICユニット基板8としては、20〜
1000m2/gのBET比表面積値を有する多孔質繊
維や中空繊維を用いることが好ましい。これらの繊維を
用いることにより、接着剤が硬化する過程で気体が発生
しても、仕上がったICカードの表面平滑性は良好とな
る。
【0030】多孔質繊維としては、特開2001−23
4423に開示されているものが挙げられる。即ち、多
孔質繊維として、熱可塑性樹脂、この熱可塑性樹脂の良
溶媒、及び熱可塑性樹脂の貧溶媒を含有する樹脂組成物
を紡糸して形成されるもの等が用いられる。この多孔質
繊維は、ICカード作製の際、接着剤層が繊維内部まで
しみ込み、強固に固定されるため、より好ましい。
【0031】中空繊維としては、レーヨン、アセテート
などの化学繊維、ポリエステル、ポリアミドなどの合成
繊維を挙げることができるが、特に、ポリエステル中空
繊維が好ましい。中空繊維の中空率は、5〜90%であ
ることが好ましい。
【0032】さらに、この発明では、ICユニット基板
として1〜50%の含水率を有する多孔性フィルムを用
いることが好ましい。このようなフィルムを用いること
により硬化が促進され、表面の平滑性が高いICカード
を迅速に生産することが可能となる。多孔性フィルムの
材質としては特に限定はなく、公知のものを使用するこ
とができる。例えば、ポリエステルの不織布、網状不織
布、網状布等がある。
【0033】多孔性フィルムの含水率を1〜50%に調
整する方法としては、恒温恒湿槽内に放置する、加湿空
気ないし霧状の水を吹きつける、加湿器を通過させる、
適当な水分を含有するロールで水分を付与しておく等が
挙げられる。含水率が1%未満であると、接着剤の硬化
を促進する効果がなく、50%以上であると、接着する
際に水分が溢れ出てきて作業性が低下するだけでなく、
ICカード表面の平滑性が劣化し、またIC部品がダメ
ージを受ける恐れがある。
【0034】次に、ICカードの製造方法を、図3及び
図4に基づいて説明する。図3はICカードの製造装置
の一例を示す図、図4は集積部の拡大図である。
【0035】ICカードの製造装置20には、ロール状
の第1のシート材2を送り出す送出軸21が設けられ、
この送出軸21から送り出されて供給され、これらが第
1の供給手段を構成する。第1のシート材2には、エク
ストルージョンダイ26を使用して接着剤を塗布し、所
望の膜厚の接着剤層を形成する。エクストルージョンダ
イ26が第1の接着剤層形成手段を構成する。
【0036】また、ロール状の第2のシート材3を送り
出す送出軸22が設けられ、この送出軸22から送り出
されて供給され、これらが第2の供給手段を構成する。
第2のシート材3には、エクストルージョンダイ23を
使用して接着剤を塗布し、所望の膜厚の接着剤層を形成
する。エクストルージョンダイ23が第2の接着剤層形
成手段を構成する。
【0037】この第2のシート材3の接着剤層上にIC
ユニット9を供給し仮接着し、ラミネート部27へ搬送
する。
【0038】このように、一面側に固定情報が形成され
た受像層、他面側に接着剤層を有した第1のシート材2
と、一面側に筆記層、他面側に接着剤層を有した第2の
シート材3とをその接着剤層同志が対向するように搬送
手段で搬送する搬送工程と、この搬送工程により搬送さ
れる第1のシート材2と第2のシート材3の接着剤層間
にICチップ及びアンテナを有するICユニット9を挿
入する挿入工程とが備えられている。
【0039】長尺状の第1及び第2のシート材2,3に
接着剤を塗布する際、図2に示すように、後に断裁され
る枚葉シートのサイズに合わせて接着剤を間欠的に供給
すると、接着剤が供給されない場所90を裁断すること
で、断裁時のカッターへの接着剤の付着を防止すること
ができる。
【0040】このように第1のシート材2に接着剤を塗
布し、第2のシート材3の接着剤上にICユニット9を
仮接着し、ラミネート部27で第2のシート材3を第1
のシート材2によりラミネートし、加圧加熱部28で加
圧、加熱し、裁断部74へ送る。
【0041】加圧加熱部28は、搬送路の上下に対向し
て配置される平型の熱プレス上型28aと熱プレス下型
28bからなる加圧加熱手段を有し、熱プレス上型28
aと熱プレス下型28bは互いに接離する方向に移動可
能に設けられている。プレス上型28a及びプレス下型
28bは、平板プレスであるほうが好ましいが、連続的
に送られるラミネート体をプレスするには、ベルトプレ
スや、上下に対向した平板プレス型がラミネート体搬送
方向に複数配列され、連続的にプレス加工が行なえる方
法が効率的な生産を行なうことが可能であるので、さら
に好ましい。このように、挿入工程によりICユニット
9が挿入されたのち、第1のシート材2と第2のシート
材3を重ね合わせて加圧及び加熱する加圧加熱工程が備
えられている。
【0042】裁断部74は、搬送路の上下に対向配置さ
れるカッター上型74a及びカッター下型74bからな
る断裁手段を有し、カッター上型74aは上下動可能に
設けられ、第1及び第2のシート材2,3が熱圧着した
状態で枚葉シート状に切断され、枚葉シート83が集積
部80へ送られる。このように、加圧加熱工程により加
圧及び加熱された第1のシート材2と第2のシート材3
を所定寸法に断裁して枚葉シート化する断裁工程が備え
られている。
【0043】集積部80では、図4に示すように、集積
手段を構成する台81の上に枚葉シート83の間に複数
枚単位で多孔性フィルムまたは防塵紙82を挟み込みな
がら積層し、接着剤を完全に硬化させる。
【0044】集積により接着剤が完全に硬化した枚葉シ
ート83は打抜部73へ送られる。打抜部73は、搬送
路の上下に対向して配置されるカード打抜上型73a及
びカード打抜下型73bからなる打ち抜き手段を有す
る。カード打抜上型73aは上下方向に移動可能になっ
ており、枚葉シート83をICカードCAの大きさに打
ち抜くようになっている。このように、集積された枚葉
シート83を所定形状に打ち抜いてカード化する打ち抜
き工程が備えられている。
【0045】カード打抜下型73bの下方部には、枚葉
シート83から例えば4〜100枚打ち抜かれたICカ
ードCAを順次積み上げて収納する収納部85が設けら
れる。
【0046】このように、この実施の形態では、搬送工
程と、加圧加熱工程と、断裁工程と、集積工程と、打ち
抜き工程とを具備することで、手間をかけることなくI
Cカードを作成でき、しかも、表面の平滑性が優れる安
価なICカードを多量に連続製造が可能である。
【0047】この発明のICカードは、2枚のシート材
である第1及び第2のシート材2,3としてのベースフ
ィルムの間に、前述の基板からなるICユニット9を、
接着剤層4,5を介して設けた後、所定形状に打ち抜い
てカード化することにより製造することができる。
【0048】さらに、他の発明は、2枚のシート材2,
3の間に介在される接着剤層4,5内にICチップ6及
びアンテナ7を有するICユニット9を封入したICカ
ードの構成であって、2枚のシート材2,3の間に、I
Cチップ6及びアンテナ7を有するICユニット9を接
着剤4,5を介して設けた後、接着剤4,5が硬化する
前にシート状に断裁し、シート間に多孔性フィルムまた
は防塵紙82を挟み込んで集積したのち、所定形状に打
ち抜いてカード化する。
【0049】このように、接着剤4,5が硬化する前に
断裁してシート化し、シート間に多孔性フィルムまたは
防塵紙82を挟み込んで集積することにより、接着剤
4,5の硬化と同時にシート表面が平滑化され、表面平
滑性に優れたICカードを高収率で得ることが可能とな
る。
【0050】また、シートを集積する際には、平滑な台
81の上にまずシートを1枚置き、その後シート1枚あ
るいは複数枚おきに多孔性フィルムまたは防塵紙82を
挟み込みながら積層していき、積み重ねられた最上部の
シート上に多孔性フィルムまたは防塵紙82を載せ、必
要に応じてその上にさらにシート固定部材を置いて接着
剤を完全に硬化させる。集積しておく時間は、20時間
〜400時間が好ましい。多孔性フィルムまたは防塵紙
82は、シート1枚ごと即ちシートと交互に積層される
のが好ましい。
【0051】多孔性フィルムとしては、材質は特に限定
はなく、公知のものを使用することができる。例えば、
ポリエステルの不織布、網状不織布、網状布等が挙げら
れる。多孔性フィルムの表面比抵抗は、1011Ω/cm
2(23℃、55%RH)以下であることが好ましい。
【0052】表面比抵抗を低下させるには、上記の多孔
性フィルムに帯電防止樹脂を添加する方法が容易であ
る。帯電防止樹脂としては、スルホン化ポリスチレンな
どが好適に用いられる。表面比抵抗の小さい多孔性フィ
ルムを用いることで、集積するシート中のIC部品が静
電気によって破壊されることを防止することができるだ
けでなく、シートへ塵や埃が付着しにくくなるため、カ
ードを印字する際の印字抜けが防止され、好ましい。
【0053】また、防塵紙を使用することにより微細な
塵が発生することがなくなり、カードを印字する際の塵
による印字抜けを防止することができる。
【0054】多孔性フィルムまたは防塵紙は、集積され
るシートと同一からシートより大きいサイズであること
が好ましい。これにより、表面平滑性、外観が良好とな
り、表面印刷性に優れたICカードが得られる。
【0055】シートを集積しておく際の環境は、温度2
0℃〜40℃、湿度20%〜80%の範囲にあることが
好ましい。
【0056】多孔性フィルムまたは防塵紙を挟み込みな
がら集積されるシートの枚数は、集積されるシートによ
る加圧が、シート中に内蔵されるICユニットにダメー
ジを与えない範囲になるよう選択するのが好ましい。具
体的には、最下層にあるシートにかかる圧力が100〜
500kg/m2になるまでシートを積層させるのが好
ましい。
【0057】このようにして集積した後、接着剤が完全
に硬化したシートを所定形状に打ち抜いてカード化する
ことによりICカードを製造することができる。 実施例 (実施例1−1)第2のシート材の厚さ0.1mmのP
ETシート上に、厚さ0.28mmのホットメルト接着
剤層を塗工し、さらにその上に最大厚さが0.5mmで
ある送受信アンテナコイルとICチップからなるICユ
ニットを載置した。
【0058】ICユニットの基板には、900m2/g
のBET比表面積値を有する多孔質繊維からなる網状不
織布を使用し、その含水率は0.4%であった。なお、
多孔質繊維の作製方法は、以下の通りである。
【0059】酢酸セルロース(平均酢化度55%、粘度
平均重合度170)を5重量%の濃度で含むアセトン溶
液100重量部に、シクロヘキサノール100重量部を
添加して、樹脂組成物を調製した。この樹脂組成物を口
金を備えた紡糸機から押し出して、80℃で5分間乾燥
しながら引き取り、太さ25デニールの多孔質繊維を得
た。
【0060】また、ホットメルト接着剤層は、Henk
el社製MacroplastQR3460を使用し
た。
【0061】載置されたICユニットの上に、前記と同
じ0.28mm厚さのホットメルト接着剤層、第1のシ
ート材の表面シート(0.1mm厚みPETシート)を
積層して、鏡板平面熱プレスを使用し、75℃加熱、5
kgf/cm2の条件で熱圧着させ、ICチップ、及び
アンテナコイルを内包した厚み0.76mmのICカー
ドを作製した。
【0062】このようにして得られたICカードの表面
平滑性を表1に示す。表面平滑性は、カードの膜厚を測
定して、そのpeak−to−peakで評価した。
【0063】
【表1】 (実施例1−2)ICユニットの基板に、中空繊維から
なる網状不織布を使用した以外は実施例1−1と同様に
してICカードを作製した。この中空繊維からなる網状
不織布の含水率は0.3%であった。なお、中空繊維の
作製方法は、以下の通りである。
【0064】固有粘度が0.62のポリエチレンテレフ
タレートを溶融し、中空紡糸口金を用いて、中空率が4
0%の中空繊維の未延伸糸を得た。次いで、この未延伸
糸を延伸して、丸中空で100デニールの中空繊維を得
た。 (実施例1−3)ICユニットの基板に、非多孔質かつ
非中空繊維からなる網状不織布を使用し、その含水率が
10%となるよう調湿した以外は実施例1−1と同様に
してICカードを作製した。 (実施例1−4)ICユニットの基板をその含水率が5
%となるよう調湿した以外は実施例1−1と同様にして
ICカードを作製した。 (実施例1−5)ICユニットの基板をその含水率が7
%となるよう調湿した以外は実施例1−2と同様にして
ICカードを作製した。 (比較例1−1)ICユニットの基板に、非多孔質かつ
非中空繊維からなる網状不織布を使用した以外は実施例
1−1と同様にしてICカードを作製した。この非多孔
質かつ非中空繊維からなる網状不織布の含水率は0.3
%であった。 (実施例2−1)第2のシート材の厚さ0.1mmのP
ETシート上に、厚さ0.28mmのホットメルト接着
剤層を塗工し、さらにその上に最大厚さが0.5mmで
ある送受信アンテナとICチップからなるICユニット
を載置した。
【0065】ホットメルト接着剤層は、Henkel社
製Macroplast QR3460を使用した。
【0066】載置されたICユニットの上に、前記と同
じ0.28mm厚さのホットメルト接着剤層、第1のシ
ート材の表面シート(0.1mm厚みPETシート)を
積層して、鏡板平面熱プレスを使用し、75℃加熱、5
kgf/cm2の条件で熱圧着させ、接着剤が硬化する
前にシート化断裁し、シート間に1枚おきに、シートよ
り大きいサイズの網状不織布を挟みこんで積層し、40
℃、55%RHで3日間のエージングを行った後にカー
ド形状に打ち抜いて、ICチップ、及びアンテナコイル
を内包した厚み0.76mmのICカードを作製した。
シート間に挟み込む網状不織布は、帯電防止樹脂で処理
を行っており、その表面比抵抗は0.5×1011Ω/c
2(23℃、55%RH)であった。
【0067】なお、表面比抵抗の測定方法は以下の通り
である。
【0068】試料を23℃、55%RHの条件にて24
時間調湿し、川口電機株式会社製テラオームメーターモ
デルVE−30を用いて測定した。測定に用いた電極
は、2本の電極(試料と接触する部分が1cm×5c
m)を1cm間隔で平行に配置したもので、該電極に試
料を接触させて測定し、測定値を5倍にした値を表面比
抵抗値Ω/cm2とした。
【0069】このようにして得られたICカードの表面
平滑性と収率を表2に示す。表面平滑性は、カードの膜
厚を測定して、そのpeak−to−peakを全カー
ドについて求め、その平均値とした。またICカードの
収率は、カードのpeak−to−peak値が20μ
m以下のICカードを良品とし、作製した全カード中に
おける良品の割合で示した。 (実施例2−2)シート間に1枚おきに防塵紙を挟みこ
んで積層した以外は実施例2−1と同様にしてICカー
ドを作製した。 (比較例2−1)シート間に何も挟み込まずに積層した
以外は実施例2−1と同様にしてICカードを作製し
た。
【0070】
【表2】
【0071】
【発明の効果】前記したように、請求項1に記載の発明
では、多孔質繊維からなるICユニット基板を用いるこ
とで、接着剤が硬化する過程で気体が発生しても吸収で
き、ICカードの表面の平滑性を高くすることができ
る。
【0072】請求項2に記載の発明では、中空繊維から
なるICユニット基板を用いることで、接着剤が硬化す
る過程で気体が発生しても吸収でき、ICカードの表面
の平滑性を高くすることができる。
【0073】請求項3に記載の発明では、多孔性フィル
ムからなるICユニット基板を用いることで、硬化が促
進され、表面の平滑性が高いICカードを迅速に生産す
ることが可能となる。
【0074】請求項4に記載の発明では、多孔質繊維に
より硬化が促進され、表面の平滑性が高いICカードを
迅速に生産することが可能となる。
【0075】請求項5に記載の発明では、中空繊維によ
り硬化が促進され、表面の平滑性が高いICカードを迅
速に生産することが可能となる。
【0076】請求項6に記載の発明では、湿気硬化型ホ
ットメルト接着剤により、一度シート状に形成した後で
も、ある温度まで加熱すれば再度接着剤としての機能を
復活し、ICカードの表面の平滑性を高くすることがで
きる。
【0077】請求項7に記載の発明では、2枚のシート
材の間に、請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載
のICユニットを接着剤を介して設けた後、所定形状に
打ち抜いてカード化することで、表面の平滑性が高いI
Cカードを迅速に生産可能で、かつ表面の平滑性が良好
なICカードが高収率で得られる。
【0078】請求項8に記載の発明では、シート間に、
多孔性フィルムまたは防塵紙を挟み込んで集積すること
で、接着剤の硬化と同時にシート表面が平滑化され、表
面平滑性に優れたICカードを高収率で得ることが可能
となる。
【0079】請求項9に記載の発明では、多孔性フィル
ムまたは防塵紙の表面比抵抗が10 11Ω/cm2(23
℃、55%RH)以下であることで、より一層接着剤の
硬化と同時にシート表面が平滑化され、表面平滑性に優
れたICカードを高収率で得ることが可能となる。
【0080】請求項10に記載の発明では、湿気硬化型
ホットメルト接着剤を使用することで、一度シート状に
形成した後でも、ある温度まで加熱すれば再度接着剤と
しての機能を復活し、ICカードの表面の平滑性を高く
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ICカードを分解して示す斜視図である。
【図2】接着剤層の塗布状態及び孔または切り込みを示
す図である。
【図3】ICカードの製造装置の一例を示す図である。
【図4】集積部の拡大図である。
【符号の説明】
1 ICカード 2 第1のシート材 3 第2のシート材 4,5 接着剤層 6 ICチップ 7 アンテナ 8 ICユニット基板 9 ICユニット 82 多孔性フィルムまたは防塵紙

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】2枚のシート材の間に介在される接着剤層
    内に、ICチップ及びアンテナを有するICユニットを
    設けた構成からなるICカードであって、 前記ICユニットは、少なくとも前記ICチップとそれ
    に接続された前記アンテナがICユニット基板に配置さ
    れてなり、 前記ICユニット基板が20〜1000m2/gのBE
    T比表面積値を有する多孔質繊維からなることを特徴と
    するICカード。
  2. 【請求項2】2枚のシート材の間に介在される接着剤層
    内に、ICチップ及びアンテナを有するICユニットを
    設けた構成からなるICカードであって、 前記ICユニットは、少なくとも前記ICチップとそれ
    に接続された前記アンテナがICユニット基板に配置さ
    れてなり、 前記ICユニット基板が中空繊維からなることを特徴と
    するICカード。
  3. 【請求項3】2枚のシート材の間に介在される接着剤層
    内に、ICチップ及びアンテナを有するICユニットを
    設けた構成からなるICカードであって、 前記ICユニットは、少なくとも前記ICチップとそれ
    に接続された前記アンテナがICユニット基板に配置さ
    れてなり、 前記ICユニット基板が1〜50%の含水率を有する多
    孔性フィルムからなることを特徴とするICカード。
  4. 【請求項4】前記多孔質繊維の含水率が1〜50%であ
    ることを特徴とする請求項1に記載のICカード。
  5. 【請求項5】前記中空繊維の含水率が1〜50%である
    ことを特徴とする請求項2に記載のICカード。
  6. 【請求項6】前記接着剤が、湿気硬化型ホットメルト接
    着剤であることを特徴とする請求項1乃至請求項5のい
    ずれか1項に記載のICカード。
  7. 【請求項7】2枚のシート材の間に介在される接着剤層
    内に、ICチップ及びアンテナを有するICユニットを
    設けたICカードの構成であって、前記2枚のシート材
    の間に、請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載の
    ICユニットを接着剤を介して設けた後、所定形状に打
    ち抜いてカード化することを特徴とするICカードの製
    造方法。
  8. 【請求項8】2枚のシート材の間に介在される接着剤層
    内に、ICチップ及びアンテナを有するICユニットを
    設けたICカードの構成であって、2枚のシート材の間
    に、前記ICユニットを接着剤を介して設けた後、前記
    接着剤が硬化する前にシート状に断裁し、このシートを
    集積した後、所定形状に打ち抜いてカード化するICカ
    ードの製造方法において、 前記シート間に、多孔性フィルムまたは防塵紙を挟み込
    んで集積することを特徴とするICカードの製造方法。
  9. 【請求項9】多孔性フィルムまたは防塵紙の表面比抵抗
    が1011Ω/cm2(23℃、55%RH)以下である
    ことを特徴とする請求項8に記載のICカードの製造方
    法。
  10. 【請求項10】前記接着剤として、湿気硬化型ホットメ
    ルト接着剤を使用することを特徴とする請求項7乃至請
    求項9のいずれか1項に記載のICカードの製造方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016071744A (ja) * 2014-09-30 2016-05-09 大日本印刷株式会社 Icカードを製造する製造方法及び通気シート
JP2016071740A (ja) * 2014-09-30 2016-05-09 大日本印刷株式会社 Icカードを製造する方法

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