JP2004209810A - 積層体の製造方法及び積層体の製造装置 - Google Patents

積層体の製造方法及び積層体の製造装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2004209810A
JP2004209810A JP2002382053A JP2002382053A JP2004209810A JP 2004209810 A JP2004209810 A JP 2004209810A JP 2002382053 A JP2002382053 A JP 2002382053A JP 2002382053 A JP2002382053 A JP 2002382053A JP 2004209810 A JP2004209810 A JP 2004209810A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
adhesive
tip
laminate
bar
base material
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002382053A
Other languages
English (en)
Inventor
Yuichi Yamamoto
裕一 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Konica Minolta Inc filed Critical Konica Minolta Inc
Priority to JP2002382053A priority Critical patent/JP2004209810A/ja
Publication of JP2004209810A publication Critical patent/JP2004209810A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Credit Cards Or The Like (AREA)
  • Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
  • Coating Apparatus (AREA)
  • Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)

Abstract

【課題】塗布ムラや筋状の塗膜の抜け落ち等の発生を防止し、積層体にした場合の厚みムラが少なく表面の平滑性が良く、外観良好、表面へのプリント印字性等の向上が可能である。
【解決手段】基材の搬送方向の上流側に位置するフロントバー202と下流側に位置するバックバー201により塗布口204cを構成するエクストルージョン型コータを用い、基材上に接着剤を塗布して接着剤層を形成し、一対の基材を接着剤層を介して貼り合わせて積層体を製造する積層体の製造方法において、フロントバー202の先端202aとバックバー201の先端201aが段差を有し、フロントバー202の先端202aと基材との隙間がD1、バックバー201の先端201aと基材との隙間がD2であるとき、D2<D1とした条件で接着剤を塗布する。
【選択図】図6

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、基材に接着剤を塗布して接着剤層を形成し、一対の基材を接着剤層を介して貼り合わせて積層体を製造する積層体の製造方法及び積層体の製造装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
通常、各種プラスチックフィルム等の基材の表面に接着剤を塗布する方法としては、スピンコータ、ロールコータ、ブレードコータ、ダイコータなどを利用したものがある。特に、湿気硬化型などの反応型接着剤を使用する場合は、塗布前の不必要な硬化反応進行を防止するために、ダイコータを使用するのが好ましい。
【0003】
複数の基材を、接着層を介してプレス装置などにより貼り合わせることで、積層体を製造することは知られており、例えば、ドアパネルや壁材などの建築用材用途、光ディスクなどの記録材料用途、プラスチックの基材間に電子部品を内蔵したICカードなどのカード用途がある。この場合、一方、もしくは双方の基材に接着剤を塗工し、それぞれの基材を接着剤塗布装置からプレス、もしくはラミネート装置に移動し、基材同士が貼り合わされる。
【0004】
この接着剤塗布方法としては、例えば、基材の搬送方向の前側に位置するフロントバーと後側に位置するバックバーにより塗布口を構成するエクストルージョン型コータを用い、基材上に接着剤を塗布して接着剤層を形成するものがある(例えば特許文献1)。
【0005】
【特許文献1】
特開平8−57394号公報(第4〜第5頁、図7)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、エクストルージョン型コータを用いて接着剤を塗布する場合、特に高粘度、薄膜条件で塗布すると、塗布ムラが発生し、また部分的に塗膜が抜けてしまう現象が発生することがある。
【0007】
このような塗布現象が生じると、基材同士を貼り合わせて積層体を製造する場合には、その積層体の厚みムラの原因となったり、湿気硬化型接着剤の硬化反応過程で発生する炭酸ガスにより積層体の表面の膨れが発生し、外観不良、表面へのプリント印字性の劣化となる。
【0008】
この発明は、かかる点に鑑みてなされたもので、塗布ムラや筋状の塗膜の抜け落ち等の発生を防止し、積層体にした場合の厚みムラが少なく表面の平滑性が良く、外観良好、表面へのプリント印字性等の向上が可能である積層体の製造方法及び積層体の製造装置を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決し、かつ目的を達成するために、この発明は、以下のように構成した。
【0010】
請求項1に記載の発明は、基材の搬送方向の上流側に位置するフロントバーと下流側に位置するバックバーにより塗布口を構成するエクストルージョン型コータを用い、前記基材上に接着剤を塗布して接着剤層を形成し、一対の基材を前記接着剤層を介して貼り合わせて積層体を製造する積層体の製造方法において、
前記フロントバーの先端と前記バックバーの先端が段差を有し、
前記フロントバーの先端と前記基材との隙間がD1、前記バックバーの先端と前記基材との隙間がD2であるとき、D2<D1とした条件で接着剤を塗布することを特徴とするカード積層体の製造方法である。
【0011】
この請求項1に記載の発明によれば、フロントバーの先端と基材との隙間がD1、バックバーの先端と基材との隙間がD2であるとき、D2<D1とした条件で接着剤を塗布することで、隙間D1に樹脂剤の塗布溜りができ塗布ムラや筋状の塗膜の抜け落ち等の発生を防止でき、積層体にした場合の厚みムラが少なく表面の平滑性が良く、外観良好、表面へのプリント印字性等の向上が可能である。
【0012】
請求項2に記載の発明は、前記接着剤が、ホットメルト接着剤であり、かつ塗布時の粘度が5000mPa・sec以上であることを特徴とする請求項1に記載の積層体の製造方法である。
【0013】
この請求項2に記載の発明によれば、ホットメルト接着剤で、かつ塗布時の粘度が5000mPa・sec以上であることで、塗布口に接着剤の塗布溜りが十分できるため、塗布ムラや筋状の塗膜の抜け落ち等の発生をより効果的に防止できる。
【0014】
請求項3に記載の発明は、前記一対の基材の両方、もしくはどちらか一方に接着剤が塗布され、かつ少なくとも一方が接着剤膜厚が100μm以下であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の積層体の製造方法である。
【0015】
この請求項3に記載の発明によれば、一対の基材の両方、もしくはどちらか一方に接着剤が塗布され、かつ少なくとも一方が接着剤膜厚が100μm以下である場合に、この発明の作用がより効果的に得られるため、トータル膜厚の薄い、かつ厚みムラが少ない積層体を製造することができる。
【0016】
請求項4に記載の発明は、前記バックバーの先端と前記基材との隙間D2が、接着剤膜厚の1.3〜2.0倍であることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の積層体の製造方法である。
【0017】
この請求項4に記載の発明によれば、バックバーの先端と基材との隙間D2が、接着剤膜厚の1.3〜2.0倍であることで、特にホットメルト接着剤を使用した場合には、隙間D1に接着剤の塗布溜りを形成して、塗布ムラや筋状になる塗膜の抜け落ち等の発生をより効果的に防止できるとともに、高温状態の塗布ヘッドのバーと基材の間を、従来のホットメルト接着剤塗布方法よりも広くすることができるので、基材の熱変形や、基材表面の熱によるダメージを抑制することができる。
【0018】
請求項5に記載の発明は、前記接着剤が、湿気反応型接着剤で、前記一対の基材の両方に接着剤が塗布されており、前記一対の基材は接着剤面同士の間にICモジュールを入れて貼り合せることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の積層体の製造方法である。
【0019】
この請求項5に記載の発明によれば、接着剤が湿気反応型接着剤で、一対の基材は接着剤面同士の間にICモジュールを入れて貼り合せることで、湿気硬化反応に伴う基材界面での発泡現象を抑制でき、外観不良等にならない。
【0020】
請求項6に記載の発明は、基材の搬送方向の上流側に位置するフロントバーと下流側に位置するバックバーにより塗布口を構成するエクストルージョン型コータを備え、前記基材上に接着剤を塗布して接着剤層を形成し、一対の基材を前記接着剤層を介して貼り合わせて積層体を製造する積層体の製造装置において、
前記フロントバーの先端と前記バックバーの先端が段差を有し、
前記フロントバーの先端と前記基材との隙間がD1、前記バックバーの先端と前記基材との隙間がD2であるとき、D2<D1とするように前記フロントバーと前記バックバーが独立して交換可能、ないしは前記各バーをスライドさせて位置調整可能となっていることを特徴とする積層体の製造装置である。
【0021】
この請求項6に記載の発明によれば、フロントバーの先端と基材との隙間がD1、バックバーの先端と基材との隙間がD2であるとき、D2<D1とした条件で接着剤を塗布することで、隙間D1に接着剤の塗布溜りができ塗布ムラや筋状の塗膜の抜け落ち等の発生を防止でき、積層体にした場合の厚みムラが少なく表面の平滑性が良く、外観良好、表面へのプリント印字性等の向上が可能である。
【0022】
請求項7に記載の発明は、前記フロントバーの先端と前記バックバーの先端の段差が、0.1mm以上0.3mm以下であることを特徴とする請求項6に記載の積層体の製造装置である。
【0023】
この請求項7に記載の発明によれば、フロントバーの先端とバックバーの先端の段差の規定によって、樹脂剤の塗布溜りが十分にできるため、塗布ムラや筋状の塗膜の抜け落ち等の発生を防止できる。
【0024】
請求項8に記載の発明は、前記フロントバーの先端は、前記基材と平行な部分を有し、この平行な部分は、基材搬送方向長さが、0.5mm以上5mm以下であることを特徴とする請求項6または請求項7に記載の積層体の製造装置である。
【0025】
この請求項8に記載の発明によれば、フロントバーの先端は、基材と平行な部分の基材搬送方向長さを規定することで、隙間D1に接着剤の塗布溜りが十分にできるため、薄膜、均一な接着剤の塗布が可能であるので、トータル膜厚の薄い、かつ厚みムラが少ない積層体を製造することができる。
【0026】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の積層体の製造方法及び積層体の製造装置の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この発明は、実施の形態に限定されるものではない。
【0027】
積層体への適用の一例としてカード用途があり、具体的には、名刺、ネームプレート、パスポート、診察カード、テレホンカード、身分証明書、運転免許証、定期券、キャッシュカード、ICカード等を包含するカードであって、一般に手札程度の大きさであり、かつ多くの場合携帯して使用するものである。ここでは、ICカードを適用した例えば会社の従業員カードの例について説明するが、適用例はこの形態に限定されるものではない。
【0028】
ICカードは塩化ビニル樹脂の合成樹脂などで作成された基体の一部に設けられた凹部にICモジュールを収容したもので、上述のようにICと外部回路との電気的な接触の仕方によって接触型と非接触型とがある。しかし、接触型のようにカード表面に接触端子が露出していると、接触面の劣化、接触不良などが起こり、ICカードヘの電力供給及びデータ信号の入出力が行われなくなる等の問題が生じる。
【0029】
そこで非接触に電気信号を授受するためのアンテナコイルで電磁波を発生及び/又は電磁波を受ける構成を有するICカードが出現している。
【0030】
図1はこのような表面に金属端子のない非接触型ICカードの1例を示す平面図である。図において、ICカード1には、ICチップ2a及びR/W(リード/ライト)のための信号授受部としてアンテナ体2bを有するICモジュール2が設けられている。
【0031】
ここでいうICモジュール2とは、具体的には当該電子カードの利用者の情報を電気的に記憶するICチップ2a及びICチップ2aに接続されたコイル状のアンテナ体2bである。ICチップ2aはメモリのみやそれに加えてマイクロコンピュータなどである。場合により電子部品にコンデンサーを含んでもよい。
【0032】
この発明はこれに限定はされず情報記録部材に必要な電子部品であれば特に限定はない。ICモジュール2はアンテナコイルを有するものであるが、アンテナパターンを有する場合、導電性ペースト印刷加工、或いは銅箔エッチング加工、巻線溶着加工等のいずれかの方法を用いてもよい。
【0033】
プリント基板としては、ポリエステル等の熱可逆性のフィルムが用いられ、更に耐熱性が要求される場合はポリイミドが有利である。ICチップとアンテナパターンとの接合は銀ペースト、銅ペースト、カーボンペースト等の導電性接着剤(日立化成工業のEN−4000シリーズ、東芝ケミカルのXAPシリーズ等)や、異方性導電フィルム(日立化成工業製アニソルム等)を用いる方法、或いは半田接合を行う方法が知られているがいずれの方法を用いてもよい。
【0034】
このようなICモジュールをカード化する場合には、予めチップを含む部品を所定の位置に戴置してから樹脂を充填する方法や、接着剤層を介して表裏シートの間に貼り合わせる方法がある。しかし、樹脂や接着剤の流動による剪断応力でICチップとアンテナとの接合部が外れたり、樹脂の流動性や冷却ムラに起因してICカード表面の平滑性を損なったりと動作安定性や品質安定性劣化に影響を与える。そのため予め電子部品を多孔質の樹脂フィルム、多孔質の発泡性樹脂フィルム、可撓性の樹脂シート、多孔性の樹脂シート又は不織布シート状にした樹脂層内に封入された形態で使用されることが好ましい。
【0035】
例えば、特願平11−105476号等の記載されている方法等を用いることができる。
【0036】
例えば、不織シート部として、不織布などのメッシュ状織物や、平織、綾織、繻子織の織物などがある。また、モケット、プラッシュベロア、シール、ベルペット、スウェードと呼ばれるパイルを有する織物などを用いることができる。材料としては、ナイロン6、ナイロン66、ナイロン8等のポリアミド系、ポリエチレンテレフタレート等のポリエステル系、ポリエチレン等のポリオレフィン系、ポリビニルアルコール系、ポリ塩化ビニリデン系、ポリ塩化ビニル系、ポリアクリロニトリル、アクリルアミド、メタクリルアミド等のアクリル系、ポリシアン化ビニリデン系、ポリフルオロエチレン系、ポリウレタン系等の合成樹脂、絹、綿、羊毛、セルロース系、セルロースエステル系等の天然繊維、再生繊維(レーヨン、アセテート)、アラミド繊維の中から選ばれる1種又は2種以上を組み合わせた繊維が上げられる。これらの繊維材料において好ましくは、ナイロン6、ナイロン66等のポリアミド系、ポリアクリロ二トリル、アクリルアミド、メタクリルアイド等のアクリル系、ポリエチレンテレフタレート等のポリエステル系、再生繊維としてのセルロース系、セルロースエステル系であるレーヨン及びアセテート、アラミド繊維があげられる。
【0037】
また、ICチップは点圧強度が弱いためにICチップ近傍に補強板を有することも好ましい。この補強板は例えばステンレス等で構成されており、ICチップの上面、もしくはICチップを挟みこむようにチップの両面に配置しても良いし、枠状のものを、チップの周囲を囲むように配置しても良い。
【0038】
キー情報部3はICカード1と他のカードを識別するための属性識別情報で、例えばICカード1の表面に付されたコード番号である。また、文字情報部4はICカード1の表面に付された氏名・職場・発行日などで、画像情報部5は顔などの画像情報である。
【0039】
図2はICカードの層構成を模式的に示す断面図である。第1の基材10と第2の基材20の間に介在される接着剤層6,7内にICチップ2a及びアンテナコイル2bを有するICモジュール2を封入したICカード1の構成である。
【0040】
次に、ICカードの製造装置の実施の形態を図3に示す。
【0041】
ICカードの製造装置には、ロール状の第2の基材20を送り出す送出軸50が設けられ、この送出軸50から送り出される第2の基材20に、接着剤塗布装置41から供給された接着剤を塗布する。
【0042】
また、ICカードの製造装置には、ロール状の第1の基材10を送り出す送出軸21が設けられ、この送出軸21から送り出される第1の基材10に、接着剤塗布装置43から供給された接着剤を塗布する。
【0043】
このように第2の基材20の接着剤上にICモジュール2を載置し、第1の基材10上に、接着剤を塗布しながらラミネート部27により第1の基材10と第2の基材20とを貼り合わせる。
【0044】
このICカードの製造装置には、加熱加圧部72、塗布部90、塗布液乾燥部95、切断部74及び打抜部73が搬送方向に沿って配置されている。
【0045】
加熱加圧部72は、上下に対向して配置される平型の熱プレス上型72aと熱プレス下型72bを有し、熱プレス上型72aと熱プレス下型72bは互いに接離する方向に移動可能に設けられている。
【0046】
熱プレス上型72a及び下型72bは、平型ではなく、ヒートローラとすることも可能であるが、ICモジュール2の割れを考慮して、線接触に近く、すこしのズレでも無理な曲げる力が加わるローラをさけて平面プレス型とする。
【0047】
塗布部90には、受像層塗布液容器30が上方に設けられ、受像層塗布液容器30内には供給ローラ31aが設けられ、この供給ローラ31aから中間ローラ31bを介して受像層塗布液33が塗布ローラ32へ供給され、塗布ローラ32の逆回転により、第1の基材10の一面側に受像層塗布液33が塗布されてリバースコータ法により受像層が表面に形成される。
【0048】
また、塗布部90には、筆記層塗布液容器60が下方に設けられ、筆記層塗布液容器60内には供給ローラ61aが設けられ、この供給ローラ61aから中間ローラ61bを介して筆記層塗布液63が塗布ローラ62へ供給され、塗布ローラ62の逆回転により、第2の基材20の一面側に筆記層塗布液63が塗布されてリバースコータ法により筆記層が表面に形成される。
【0049】
塗布液乾燥部95は第1の基材10の受像層及び第2の基材20の筆記層の溶剤を気化させて両面への塗布層を形成する。
【0050】
切断部74は上下に対向配置されるカッター上型74a及びカッター下型74bからなり、カッター上型74aは上下動可能に設けられ、第1の基材10及び第2の基材20が熱溶着した状態でシート状に切断し、シート84を打抜部73へ送る。
【0051】
打抜部73は、上下に対向して配置されるカード打抜上型73a及びカード打抜下型73bからなる。カード打抜上型73aは上下方向に移動可能になっており、第1の基材10及び第2の基材20が完全に熱溶着した後一体となり、その後ICカード1の大きさに打ち抜くようになっている。カード打抜下型73bの下方部には、シート84から例えば4〜100枚抜かれたICカード1を順次積み上げて収納する収納部85が設けられる。
【0052】
このようにICカードの製造装置は、接着剤を塗布する接着剤塗布工程Aと、接着剤が塗布された基材を貼り合わせる貼合工程Bとを有し、第1の基材10と、前記第2の基材20とを貼り合わせる前に、電子情報を記録、及び通信可能としたモジュールであるICモジュール2を接着剤中に埋没させるように第1の基材10と第2の基材20とを貼り合わせる。
【0053】
接着剤が塗布された基材を貼り合わせる貼合工程Bは、ベルトプレス方式や、加圧プレートが基材を挟んだまま搬送シートと同速度で移動する方式でも構わない。また、図示しないが接着剤塗布工程と、接着剤が塗布された基材を貼り合わせる貼合工程を分離して、枚葉シート状に切り出して真空加熱プレスをする方法や、枚葉基材上に接着剤を塗布した後、プレス装置で接着剤が塗布された基材を貼り合わせる方式でも良い。
【0054】
第1の基材10と第2の基材20の基材は、樹脂製、紙製などが使用できる。例えば、ポリエチレンテレフタレート樹脂、ポリエチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂、アクリロニトリルブタジエンスチレン共重合体樹脂、ボリ塩化ビニル樹脂、ボリフェニレンスルフィド樹脂、ポリイミド樹脂や、上質紙、マット紙、コート紙、合成紙などである。接着剤との接着性を高めるために易接着処理(プライマー塗布、コロナ放電処理、プラズマ処理等)を付しても良い。
【0055】
また、接着剤としては、例えばエポキシ系2液混合タイプ、UV硬化型接着剤、ホットメルト接着剤、好ましくは湿気硬化型といった反応型ホットメルト接着剤が使われる。ホットメルト樹脂としては、エチレンビニル共重合体樹脂、ポリオレフィン、ポリエステル、アクリルアミド、ポリウレタン等を用いることができる。反応型ホットメルト接着剤として湿気硬化型の材料で特開2000−036026、特開2000−219855、特開平2000−211278、特開平2000−219855、特願平2000−369855で開示されている。光硬化型接着剤として特開平10−316959、特開平11−5964等が開示されている。
【0056】
また、接着剤塗布装置41,43は、図4乃至図6に示すように構成される。図4は接着剤塗布装置の実施の形態を示す拡大図、図5はコータ先端拡大図、図6はコータ先端の隙間の搬送方向寸法、及びコータ先端と基材との隙間寸法と、実際に基材に塗布される接着剤の膜厚との関係を示す図である。
【0057】
この実施の形態の接着剤塗布装置41,43は、エクストルージョン型コータが用いられる。エクストルージョン型コータ200は、基材の搬送方向の上流側に位置するフロントバー202と下流側に位置するバックバー201を接合して構成され、接着剤タンク203から接着剤がバックバー201の接着剤流路204に供給される。フロントバー202とバックバー201との接合部には、マニホールド204aが形成され、接着剤がエクストルージョン型コータ200の内部で接着剤流路204からマニホールド204aによって塗布幅に広げられ、スリット状流路204bを通って、先端の塗布口204cから吐出される。
【0058】
エクストルージョン型コーターの基材を挟んだ反対側には、基材を支持するバックアップロールを設けることが好ましく、そのロールは金属研磨表面の金属ロールでも良いし、表面に弾性体である硬質ゴムを有していても良い。またさらに好ましくは、ロール表面温度を調整できるように、ヒートロール、ないしはジャケットロール形態でも良い。
【0059】
この発明者は脱意研究の結果、フロントバー202の先端202aとバックバー201の先端201aが段差Hを有し、フロントバー202の先端202aと基材との隙間がD1、バックバー201の先端201aと基材との隙間がD2であるとき、D1>D2とした条件で接着剤を塗布した場合に、優れた塗布性が得られる事を見出した。即ち、この発明における条件で接着剤を塗布することで、隙間D1に樹脂剤の塗布溜りFができ塗布ムラや筋状の塗膜の抜け落ち等の発生を防止でき、積層体にした場合の厚みムラが少なく表面の平滑性が良く、外観良好、表面へのプリント印字性等の向上が可能である。
【0060】
また、フロントバー202の先端202aとバックバー201の先端201aの段差Hが、0.1mm以上0.3mm以下であり、この段差Hが0.1mmより小さいと塗布溜りが小さ過ぎて塗布ムラや筋状の塗膜の抜け落ち等が発生し、また0.3mmより大きいと塗布溜りを形成することができず、筋状の塗布抜けが発生する。段差Hが、0.1mm以上0.3mm以下であることで、効果的に塗布ムラや筋状の塗膜の抜け落ち等の発生を防止できる。
【0061】
また、フロントバー202の先端202aは、基材と平行な部分202a1を有し、この平行な部分202a1は、基材搬送方向長さL2が、0.5mm以上5mm以下である。この基材搬送方向長さL2が、0.5mmより短いと薄膜、均一な接着剤の塗布ができず、5mmより長いと筋状の塗膜の抜け落ちが生じ、基材搬送方向長さL2を規定することで、薄膜、均一な接着剤の塗布が可能であるので、トータル膜厚の薄い、かつ厚みムラが少ない積層体を製造することができる。
【0062】
この発明では、接着剤がホットメルト接着剤であり、かつ塗布時の粘度が5000mPa・sec以上であることで、塗布口204cに接着剤の塗布溜りFが十分にできるため、塗布ムラや筋状になる塗膜の抜け落ち等の発生をより効果的に防止できる。
【0063】
また、一対の基材の両方、もしくはどちらか一方に接着剤が塗布され、かつ少なくとも一方が接着剤膜厚Gが100μm以下である場合に、この発明の作用がより効果的に得られるため、トータル膜厚の薄い、かつ厚みムラが少ない積層体を製造することができる。このように、一対の基材の両方に接着剤が塗布されており、一対の基材が接着剤面同士を貼り合わせて積層体を製造する方法において、湿気反応型接着剤を使用する場合には、接着剤層の厚みムラの段差や塗膜の抜け落ち等の空隙に、接着剤の湿気硬化反応に伴って発生する炭酸ガスが溜り、積層体シート表面が発泡してしまう現象が起こり得る。特に、樹脂製の基板上にアンテナパターンを形成させ、そのアンテナ線にICチップを接続したICモジュールを、接着剤が塗布された一対の基材の接着剤面同士を向かい合わせるように、その間に挟みこんで貼り合せる場合にも、この発明で得られる積層体は、接着剤の湿気硬化反応によって発生する、積層体シート表面の発泡膨れ現象を抑制でき、外観不良等にならない。
【0064】
また、バックバー201の先端201aと基材との隙間D2が、接着剤膜厚Gの1.3〜2.0倍であることが好ましく、特にホットメルト接着剤を使用した場合には、隙間D1に接着剤の塗布溜りFを形成して、塗布ムラや筋状になる塗膜の抜け落ち等の発生をより効果的に防止できるとともに、高温状態の塗布ヘッドのバーと基材の間を、図7に示す従来のホットメルト接着剤塗布方法よりも広くすることができるので、基材の熱変形や、基材表面の熱によるダメージを抑制することができる。
【0065】
即ち、図7に示すように従来のコータ先端は、バックバーの先端とフロントバーの先端とに段差がなく、フロントバーの先端(バックバーの先端)と基材との間隔をD3、接着剤膜厚をGとすると、G>D3となっており、この間隔D3は、この発明の間隔D1より小さいことから接着剤の塗布溜りが小さく、塗布ムラや筋状になる塗膜の抜け落ち等の発生を防止することができない。
[実施例]
(1)2軸押出機により130℃で150000mPa・secの高粘度ホットメルト接着剤を溶融押し出しし、押出機に取付けられたエクストルージョン型コータのフロントバーの先端と基材との間隙が90μm、バックバーの先端と基材との間隙が390μmであり、フロントバーの先端とバックバーの先端の段差が0.3mmである。
【0066】
前記形状のエクストルージョン型コータより樹脂温度130℃で吐出させ、バックアップロールの表面硬度ショアーA85の弾性体ロールを用い、バックアップロールのロール速度は周速10m/minで、厚さ188μmのPETフィルム上面に、接着剤厚さが50μmになるように、押出コーティングした。その結果、PETフィルムヘの塗工抜け、塗布ムラ等がなく塗工厚みが略均一なコーティング品が得られた。
【0067】
さらに、上記コーティング品を幅方向400mm、長さ方向400mmの大きさのPETシートとし、接着剤層側に最大厚さが300μmである送受信アンテナコイルとICチップからなるICモジュールを、3×6の配列で載置した。さらにその上に334μm厚さのホットメルト接着剤層を塗工したPETシート(188μm厚み)を、接着剤層同士が向き合うように積層し、平面熱プレスにて温度75℃、加圧力5kgf/cmで30sec間加圧して、18枚取りのICカードシート積層体を作製した。この積層体から得られた非接触ICカードは、表面の平滑性が良く積層体表面への昇華プリンタによる印字性も良好であった。
【0068】
(2)ホットメルトアプリケータ(ノードソン社製)により120℃で20000mPa・secである湿気硬化型ホットメルト接着剤を溶融押し出しし、押出機に取付けられたエクストルージョン型コータのフロントバーの先端と基材との間隙が40μm、バックバーの先端と基材との間隙が240μmであり、フロントバーの先端とバックバーの先端の段差は、0.2mmである先端形状より吐出させ、バックアップロールの表面硬度ショアーA85の弾性体ロールを用い、バックアップロールのロール速度は周速3m/minで、厚さ188μmのPETフィルムの上面に厚さ20μmとなるように押出コーティングした。
【0069】
塗布工程に続いて、上記接着剤層の上に最大厚さが0.3mmである送受信アンテナコイルとICチップからなるICモジュールを、3×6の配列で載置し、あらかじめ同様に厚さ188μmのPETフィルムの上面に厚さ364μmとなるように接着剤を塗布した基材を、接着剤層をICモジュール側になるように重ね合せて、PETフィルム間にICモジュールを内蔵したトータル厚さが760μmの積層体を得た。
【0070】
この発明による実施例では、塗布ムラや、筋状になる塗膜の抜け落ちの発生は無く、積層体の接着強度も実技上問題の無い強度が得られた。また、この発明による積層体では、膜厚が均―な塗布膜が得られるため、表面の平滑性が良く積層体表面への昇華プリンタによる印字性も良好であった。
【0071】
(3)製造装置、及び製造方法は実施例(2)と同様として、ホットメルト接着剤を溶融押し出しするエクストルージョン型コータの形状のみを、この発明の範囲内外の条件に変更した場合の接着剤塗布性評価結果を表1に示す。
表1
Figure 2004209810
また、この発明による積層体では、膜厚が均一な塗布膜が得られるため、接着層を介して貼り合わされてなる積層体表面の平滑性が良く積層体表面への昇華プリンタによる印字性も良好であった。比較例で作成された接着層を介して貼り合わされてなる積層体は、接着剤層の厚みムラや、接着剤の抜けのため接着強度が不充分など、満足できる品質が得られない。
【0072】
【発明の効果】
前記したように、請求項1に記載の発明では、フロントバーの先端と基材との隙間がD1、バックバーの先端と基材との隙間がD2であるとき、D2<D1とした条件で接着剤を塗布することで、隙間D1に接着剤の塗布溜りができ塗布ムラや筋状の塗膜の抜け落ち等の発生を防止でき、積層体にした場合の厚みムラが少なく表面の平滑性が良く、外観良好、表面へのプリント印字性等の向上が可能である。
【0073】
請求項2に記載の発明では、ホットメルト接着剤で、かつ塗布時の粘度が5000mPa・sec以上であることで、塗布口に接着剤の塗布溜りが十分にできるため、塗布ムラや筋状になる塗膜の抜け落ち等の発生をより効果的に防止できる。
【0074】
請求項3に記載の発明では、一対の基材の両方、もしくはどちらか一方に接着剤が塗布され、かつ少なくとも一方が接着剤膜厚が100μm以下である場合に、この発明の作用がより効果的に得られるため、トータル膜厚の薄い、かつ厚みムラが少ない積層体を製造することができる。
【0075】
請求項4に記載の発明では、バックバーの先端と基材との隙間D2が、接着剤膜厚の1.3〜2.0倍であることで、特にホットメルト接着剤を使用した場合には、隙間D1に接着剤の塗布溜りを形成して、塗布ムラや筋状になる塗膜の抜け落ち等の発生をより効果的に防止できるとともに、高温状態の塗布ヘッドのバーと基材の間を、従来のホットメルト接着剤塗布方法よりも広くすることができるので、基材の熱変形や、基材表面の熱によるダメージを抑制することができる。
【0076】
請求項5に記載の発明では、接着剤が湿気反応型接着剤で、一対の基材は接着剤面同士の間にICモジュールを入れて貼り合せて積層体を製造する方法において、特に、接着剤層の厚みムラの段差や塗膜の抜け落ち等の空隙、ないしはICモジュール表面の凹凸の隙間で発生する、接着剤の湿気硬化反応に伴う発泡膨れ現象を抑制でき、積層体表面の外観不良等にならない。
【0077】
請求項6に記載の発明では、フロントバーとバックバーが独立して交換可能、ないしは各バーをスライドさせて位置調整可能となっているので、フロントバーの先端と基材との隙間がD1、バックバーの先端と基材との隙間がD2であるとき、D2<D1とした条件で接着剤を塗布することができるため、塗布ムラや筋状になる塗膜の抜け落ち等の発生を防止でき、積層体にした場合の厚みムラが少なく表面の平滑性が良く、外観良好、表面へのプリント印字性等の向上が可能である。
【0078】
請求項7に記載の発明では、フロントバーの先端とバックバーの先端の段差の規定によって、樹脂剤の塗布溜りが十分にできるため、塗布ムラや筋状の塗膜の抜け落ち等の発生を防止できる。
【0079】
請求項8に記載の発明では、フロントバーの先端は、基材と平行な部分の基材搬送方向長さを規定することで、隙間D1に接着剤の塗布溜りが十分にできるため、薄膜、均一な接着剤の塗布が可能であるので、トータル膜厚の薄い、かつ厚みムラが少ない積層体を製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】表面に金属端子のない非接触型ICカードの1例を示す平面図である。
【図2】ICカードの層構成を模式的に示す断面図である。
【図3】ICカードの製造装置の実施の形態を示す図である。
【図4】接着剤塗布装置の実施の形態を示す拡大図である。
【図5】コータ先端拡大図である。
【図6】コータ先端の隙間の搬送方向寸法、及びコータ先端と基材との隙間寸法と、実際に基材に塗布される接着剤の膜厚との関係を示す図である。
【図7】従来のコータ先端の拡大図である。
【符号の説明】
2 ICモジュール
10 第1の基材
20 第2の基材
27 ラミネート部
41,43 接着剤塗布装置
72 加熱加圧部
73 打抜部
74 切断部
90 塗布部
95 塗布液乾燥部
202 フロントバー
202a フロントバー202の先端
201 バックバー
201a バックバー201の先端
204c 塗布口

Claims (8)

  1. 基材の搬送方向の上流側に位置するフロントバーと下流側に位置するバックバーにより塗布口を構成するエクストルージョン型コータを用い、前記基材上に接着剤を塗布して接着剤層を形成し、一対の基材を前記接着剤層を介して貼り合わせて積層体を製造する積層体の製造方法において、
    前記フロントバーの先端と前記バックバーの先端が段差を有し、
    前記フロントバーの先端と前記基材との隙間がD1、前記バックバーの先端と前記基材との隙間がD2であるとき、D2<D1とした条件で接着剤を塗布することを特徴とするカード積層体の製造方法。
  2. 前記接着剤が、ホットメルト接着剤であり、かつ塗布時の粘度が5000mPa・sec以上であることを特徴とする請求項1に記載の積層体の製造方法。
  3. 前記一対の基材の両方、もしくはどちらか一方に接着剤が塗布され、かつ少なくとも一方が接着剤膜厚が100μm以下であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の積層体の製造方法。
  4. 前記バックバーの先端と前記基材との隙間D2が、接着剤膜厚の1.3〜2.0倍であることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の積層体の製造方法。
  5. 前記接着剤が、湿気反応型接着剤で、前記一対の基材の両方に接着剤が塗布されており、前記一対の基材は接着剤面同士の間にICモジュールを入れて貼り合せることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の積層体の製造方法。
  6. 基材の搬送方向の上流側に位置するフロントバーと下流側に位置するバックバーにより塗布口を構成するエクストルージョン型コータを備え、前記基材上に接着剤を塗布して接着剤層を形成し、一対の基材を前記接着剤層を介して貼り合わせて積層体を製造する積層体の製造装置において、
    前記フロントバーの先端と前記バックバーの先端が段差を有し、
    前記フロントバーの先端と前記基材との隙間がD1、前記バックバーの先端と前記基材との隙間がD2であるとき、D2<D1とするように前記フロントバーと前記バックバーが独立して交換可能、ないしは前記各バーをスライドさせて位置調整可能となっていることを特徴とする積層体の製造装置。
  7. 前記フロントバーの先端と前記バックバーの先端の段差が、0.lmm以上0.3mm以下であることを特徴とする請求項6に記載の積層体の製造装置。
  8. 前記フロントバーの先端は、前記基材と平行な部分を有し、この平行な部分は、基材搬送方向長さが、0.5mm以上5mm以下であることを特徴とする請求項6または請求項7に記載の積層体の製造装置。
JP2002382053A 2002-12-27 2002-12-27 積層体の製造方法及び積層体の製造装置 Pending JP2004209810A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002382053A JP2004209810A (ja) 2002-12-27 2002-12-27 積層体の製造方法及び積層体の製造装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002382053A JP2004209810A (ja) 2002-12-27 2002-12-27 積層体の製造方法及び積層体の製造装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2004209810A true JP2004209810A (ja) 2004-07-29

Family

ID=32817784

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002382053A Pending JP2004209810A (ja) 2002-12-27 2002-12-27 積層体の製造方法及び積層体の製造装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2004209810A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007275780A (ja) * 2006-04-07 2007-10-25 Dainippon Printing Co Ltd ダイコート装置
JP2010527253A (ja) * 2007-05-15 2010-08-12 ジーヴイエス ソシエタ ペル アチオニ 濾過ユニットの製造方法及び関連した装置
JP2011243228A (ja) * 2011-08-26 2011-12-01 Dainippon Printing Co Ltd Icカードシートの製造方法
US9283799B2 (en) 2012-03-22 2016-03-15 Ricoh Company, Ltd. Method for producing thermoreversible recording medium and apparatus for producing the same

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007275780A (ja) * 2006-04-07 2007-10-25 Dainippon Printing Co Ltd ダイコート装置
JP2010527253A (ja) * 2007-05-15 2010-08-12 ジーヴイエス ソシエタ ペル アチオニ 濾過ユニットの製造方法及び関連した装置
JP2011243228A (ja) * 2011-08-26 2011-12-01 Dainippon Printing Co Ltd Icカードシートの製造方法
US9283799B2 (en) 2012-03-22 2016-03-15 Ricoh Company, Ltd. Method for producing thermoreversible recording medium and apparatus for producing the same

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2003236432A (ja) 積層体製造方法、接着剤塗布方法及び積層体製造装置、接着剤塗布装置
JP2004209810A (ja) 積層体の製造方法及び積層体の製造装置
JP2004252802A (ja) 電子情報記録カード及びその製造方法
JP2009053988A (ja) Icカードおよびそのicカードの製造方法
JP2007190456A (ja) 積層体の製造装置
JP2004351559A (ja) カード打ち抜き方法及びカード打ち抜き装置
JP5229107B2 (ja) Icカードの製造方法及びicカードの製造システム
JP5525970B2 (ja) 情報媒体およびその製造方法
TWI488756B (zh) 製造熱可逆記錄媒體的方法及製造該熱可逆記錄媒體的裝置
JP2007156589A (ja) 電子情報記録カードの製造方法及び電子情報記録カードの製造装置
JP2003205557A (ja) 積層体、積層体の製造方法及び積層体の製造装置
JP5369496B2 (ja) 非接触icカードの製造方法
JPH0541572A (ja) 印刷配線板の製造方法および多層印刷配線板の製造方法
JP2004322490A (ja) 積層体の製造方法及び積層体の製造装置
JP2005044059A (ja) Icカードの製造方法
JPH11139052A (ja) 画像記録済icカードの生産方法及び画像記録済icカードの生産システム
JP2011081693A (ja) 非接触型情報媒体とその製造方法および非接触型情報媒体付属冊子
JP2006024107A (ja) Rfidインレットの積層方法、及びrfidインレット積層体
JPH04115929A (ja) カバーレイ用フィルムの貼合せ方法
JP2002189998A (ja) カード状電子情報記憶媒体の製造方法
JP2007175625A (ja) 高分子溶融体の塗布方法、積層体の製造方法及び電子情報記録体の製造方法
JP2002329181A (ja) Icカード及びicカードの製造方法
JP2007316893A (ja) Icメディアの製造方法及びicメディア
JP2005222102A (ja) 電子情報記録カード及び電子情報記録カードの製造方法
JP2006007153A (ja) 接着剤塗布装置、接着剤塗布方法、電子情報記録カードの製造装置及び電子情報記録カードの製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20051212

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20051212

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20071119

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20071204

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20080326