JP2003196100A - 端末装置のプログラム交換方法及び端末装置 - Google Patents

端末装置のプログラム交換方法及び端末装置

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JP2003196100A
JP2003196100A JP2001398408A JP2001398408A JP2003196100A JP 2003196100 A JP2003196100 A JP 2003196100A JP 2001398408 A JP2001398408 A JP 2001398408A JP 2001398408 A JP2001398408 A JP 2001398408A JP 2003196100 A JP2003196100 A JP 2003196100A
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敏充 鈴木
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 プログラム交換によってダウンする端末装置
の台数を最小限に抑制できるようにする。 【解決手段】 プログラム交換処理の実行が指令される
とその実行前にネットワークで接続された他の端末装置
の状態を検索する。そして、その検索結果からプログラ
ム交換処理を実行可能か否かを判断し、実行可能な場合
にプログラム交換処理を実行する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、POS(Point Of
Sales)システム等のネットワークシステムを構築する
端末装置のプログラム交換方法及びその端末装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】多くのスーパーマーケットやコンビニエ
ンスストア等の店舗では、POSシステムと称されるネ
ットワークシステムが構築されている。POSシステム
は、コンピュータに複数台の端末装置いわゆるPOSタ
ーミナルを通信回線で接続して構成される。各POSタ
ーミナルは、客に販売する商品のデータや客から返品さ
れた商品のデータ等を登録する機能を有する。コンピュ
ータは、各POSターミナルに登録された各商品のデー
タを通信回線を介して収集する。そして、各POSター
ミナルから収集したデータに基づいて店舗全体の売上や
商品別の売上,在庫等を管理するものとなっている。
【0003】この種のネットワークシステムにおいて、
端末装置は、通常、プログラムを交換可能に記憶してい
る。そして、例えばバージョンアップによりプログラム
の交換が必要となった場合、端末装置のユーザは、端末
装置にプログラム交換処理の起動を指令する。そうする
と、端末装置では、例えばコンピュータから通信回線を
介してダウンロードされたプログラムを旧バージョンの
プログラムに上書きするプログラム交換処理が実行され
る。そこでユーザは、プログラム交換処理の終了後にシ
ステムリブート処理、すなわち端末装置の電源を一旦オ
フし、その後、再度電源をオンして立ち上げる処理を行
なう。こうすることにより、端末装置では、旧バージョ
ンのプログラムに代わって新バージョンのプログラムが
起動する。
【0004】このように、端末装置のプログラムを交換
した際には、該端末装置の電源を一旦オフし、その後再
度オンして、立ち上げ直す必要があった。その一方で、
端末装置は、稼動している間は問題ないが、一旦電源が
オフされると障害が影響して電源をオンしても立ち上が
らなくなることがあった。例えば、稼動中に冷却ファン
が壊れた場合、その端末装置はセンサの検知温度が異常
値まで上昇しない限り正常に稼動している。ところが、
一旦電源をオフしてしまうと、再度電源をオンしても冷
却ファンが動かないため立ち上がらなかった。このた
め、プログラムを交換したがためにその端末装置を使用
できなくなるおそれがあった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、コンビニエ
ンスストア等のような24時間営業の店舗では、POS
ターミナルを常時稼動させておかなければならない。そ
こで、POSターミナルのプログラム交換を行なう際に
は、深夜等の客が少なくなる時間帯に短時間でプログラ
ム交換作業を終えられるように、複数の担当者が手分け
して各POSターミナルのプログラム交換処理を同時期
に実行していた。このため、プログラム交換後のシステ
ムリブート処理でハードウェアの障害要因等により立ち
上がらないPOSターミナルが複数台発生し、店舗の業
務に支障を来たすことがあった。このような問題は、プ
ログラムを交換可能に記憶する複数台の端末装置をネッ
トワークで接続してなるシステム全般に生じるものであ
る。
【0006】そこで本発明は、プログラム交換によって
ダウンする端末装置の台数を最小限に抑制できる端末装
置のプログラム交換方法及びこの方法を用いた端末装置
を提供しようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、プログラム交
換処理の実行が指令されるとその実行前にネットワーク
で接続された他の端末装置の状態を検索する。例えばオ
フライン状態にある端末装置の台数を検索する。そし
て、この検索結果からプログラム交換処理を実行可能か
否かを判断し、実行可能な場合にプログラム交換処理を
実行するようにしたものである。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
面を用いて説明する。なお、この実施の形態は、チェー
ン展開されたコンビニエンスストアにそれぞれ構築され
るPOSシステムのPOSターミナルに本発明を適用し
た場合である。
【0009】本実施の形態におけるPOSシステムの概
略構成を図1に示す。このPOSシステムは、本部コン
ピュータシステム1と、ストアコンピュータ2と、X
(X≧2)台のPOSターミナル3A,3B,…,3X
とからなる。本部コンピュータシステム1は、チェーン
展開されたコンビニエンスストアを統轄する本部に設置
されている。ストアコンピュータ2は、コンビニエンス
ストアの管理事務所等に設置されている。各POSター
ミナル3A〜3Xは、コンビニエンスストアの会計場所
等に設置されている。本部コンピュータシステム1とス
トアコンピュータ2とは、ISDN(Integrated Servi
ces Digital Network)等の専用回線4で接続されてい
る。ストアコンピュータ2と各POSターミナル3A〜
3Xとは、店内LAN(Local Area Network)5で接続
されている。店内LAN5は、有線LANであっても無
線LANであってもよい。
【0010】各POSターミナル3A〜3Xの要部構成
を図3に示す。各POSターミナル3A〜3Xは、制御
部本体としてCPU(Central Processing Unit)11
を搭載している。CPU11は、ROM(Read Only Me
mory)12,RAM(RandomAccess Memory)13,時
計部14,HDD(Hard Disk Drive)コントローラ1
5,LANコントローラ16,表示コントローラ17,
キーボードインタフェース18,スキャナインタフェー
ス19,プリンタインタフェース20及びドロワインタ
フェース21等を、アドレスバス,データバス等のバス
ライン22で接続し、これらを制御する。
【0011】また、各POSターミナル3A〜3Xは、
HDD装置23,ディスプレイ24,キーボード25,
スキャナ26,プリンタ27,ドロワ28等を備えてい
る。そして、HDD装置23をHDDコントローラ15
に接続し、ディスプレイ24を表示コントローラ17に
接続し、キーボード25をキーボードインタフェース1
8に接続し、スキャナ26をスキャナインタフェース1
9に接続し、プリンタ27をプリンタインタフェース2
0に接続し、ドロワ28をドロワインタフェース21に
接続している。
【0012】各POSターミナル3A〜3Xは、HDD
装置23にプログラムファイルを形成している。このプ
ログラムファイルには、そのPOSターミナル3A〜3
Xが実行する各種業務の制御プログラムが書換え可能に
格納されている。各POSターミナル3A〜3XのCP
U11は、プログラムファイルに格納された制御プログ
ラムにしたがって各部を制御して各種業務を実行する。
例えばCPU11は、キーボード25やスキャナ26を
介して入力されるデータから各商品の販売データや返品
データ等をRAM13に登録する。またCPU11は、
RAM13に登録されたデータに基づいてプリンタ27
を動作させてレシートを発行する。
【0013】さて、本実施の形態では、前記プログラム
ファイルに格納されているプログラムの少なくとも一部
を交換する必要が生じた場合、本部側で新バージョンの
プログラムを生成する。そして、本部コンピュータシス
テム1から専用回線4を介して新バージョンのプログラ
ムをストアコンピュータ2に送信する。またこのとき、
本部コンピュータシステム1において、図2に示すレイ
アウトのプログラム交換リストファイル6を作成する。
そして、このプログラム交換リストファイル6もプログ
ラムと同時にストアコンピュータ2に送信するものとな
っている。
【0014】プログラム交換リストファイル6は、対応
する新バージョンのプログラムが交換対象であるPOS
ターミナルを特定する交換対象POSナンバー別に、そ
のPOSターミナルに対して設定されたLAN5のネッ
トワークアドレスと、交換対象のプログラムを識別する
プログラムIDコードと、プログラム交換前はリセット
され交換後にセットされる交換済フラグとを記憶したも
のである。
【0015】ストアコンピュータ2は、専用回線4を介
して本部コンピュータシステム1から新バージョンのプ
ログラムとともに交換時期指定データとプログラム交換
リストファイル6とを受信すると、これらの受信データ
を不揮発性の記憶部、例えばHDD装置に記憶して、各
POSターミナル3A〜3Xからプログラム交換の問合
せがあるのを待機する。
【0016】各POSターミナル3A〜3XのCPU1
1は、キーボード25のキー入力によりプログラム交換
処理の実行が指令されると図4の流れ図に示す処理を開
始する。この処理は、ROM12に予め格納されている
プログラムにより制御される。CPU11は、先ず、S
T(ステップ)1として自らのPOSナンバーを含むプ
ログラム交換問合せ伝文を作成する。そして、この伝文
をストアコンピュータ2にLAN5を通じて送信する。
【0017】ストアコンピュータ2は、図5の流れ図に
示す処理を実行する。すなわち、ST21としていずれ
かのPOSターミナル3A〜3Xからプログラム交換問
合せ伝文を受信すると、ST22としてその問合せ伝文
に含まれるPOSナンバーを取得する。そしてこのPO
Sナンバーでプログラム交換リストファイル6を検索す
る。ここで、プログラム交換リストファイル6に検索対
象のPOSナンバーが存在しない場合には、ST23と
して交換対象外POSであることを通知する応答伝文を
問合せ元のPOSターミナル3A〜3XにLAN5を通
じて送信する。また、該当するPOSナンバーは存在す
るがこのPOSナンバーに対応する交換済フラグが既に
セットされている場合にも同様な応答伝文を送信する。
また、現在日時が交換時期指定データによって指定され
るプログラム交換時期に達していない場合、及びプログ
ラム交換リストファイル6が本部コンピュータシステム
1から送られてきていない場合にも同様な応答伝文を送
信する。
【0018】これに対し、ST22にてプログラム交換
リストファイル6に検索対象のPOSナンバーが存在し
ており、かつ、このPOSナンバーに対応する交換済フ
ラグがリセットされている場合には、ST24の処理に
進む。ST24では、同時交換不可能台数Nを計算す
る。先ず、プログラム交換リストファイル6に登録され
ているデータの数,つまりプログラム交換対象POSタ
ーミナルの台数を計数する。次に、このプログラム交換
対象POSターミナルの台数の1/2を算出する。最後
に、プログラム交換対象POSターミナルの台数の1/
2の小数点以下を切り捨てて同時交換不可能台数Nとす
る。しかる後、ST25としてプログラム交換リストフ
ァイル6から検索対象のPOSナンバー以外のPOSナ
ンバー及びそのネットワークアドレスを取得する。そし
て、このPOSナンバー及びそのネットワークアドレス
と、ST24の処理で算出した同時交換不可能台数Nと
を含む応答伝文を、問合せ元のPOSターミナル3A〜
3XにLAN5を通じて送信する。
【0019】図4に説明を戻す。ST1にてプログラム
交換問合せ伝文をストアコンピュータ1に送信したPO
Sターミナル3A〜3XのCPU11は、ST2として
ストアコンピュータ1からの応答を待機する。ここで、
交換対象外POSであることを通知する応答伝文を受信
した場合には、この処理を終了する。また、問合せ伝文
を送信してから一定時間内に応答伝文を受信できなかっ
た場合にも、この処理を終了する。
【0020】これに対し、ストアコンピュータ2からP
OSナンバー及びそのネットワークアドレスと同時交換
不可能台数Nとを含む応答伝文を受信した場合には、S
T3としてその伝文から他のプログラム交換対象POS
ターミナルのネットワークアドレスと同時交換不可能台
数Nとを取得する。そして、この取得した情報をRAM
13に記憶する。次に、ST4としてカウンタnを
“0”にリセットする。
【0021】次に、ST5としてRAM13に記憶した
他のプログラム交換対象POSターミナルのネットワー
クアドレスから未処理のネットワークアドレスを1つ選
択する。そして、その選択したネットワークアドレスが
設定されているPOSターミナルを検索対象POSター
ミナルと設定し、この検索対象POSターミナルのLA
N回線接続状態を検索する。ただし、ST6として未処
理のネットワークアドレスが1つも存在していない場合
には、検索終了と判定して、ST10の処理に進む。
【0022】各POSターミナル3A〜3XのLAN回
線接続状態は、稼動しているときにはオンライン状態で
あるが、プログラム交換中及びダウンしているときには
オフライン状態となる。そこでCPU11は、ST7と
して検索対象POSターミナルのLAN接続状態がオン
ライン状態のときには、当該POSターミナルは稼動し
ていると認識して、ST5の処理に戻る。これに対し、
検索対象POSターミナルのLAN接続状態がオフライ
ン状態のときには、当該POSターミナルはプログラム
交換中あるいはダウンしていると認識して、ST8の処
理に進む。
【0023】ST8では、カウンタnを“1”だけカウ
ントアップする。しかる後、ST9としてカウンタnと
同時交換不可能台数Nとを比較する。ここで、カウンタ
nが同時交換不可能台数Nに満たない場合には、プログ
ラム交換可能なので、ST5の処理に戻る。これに対
し、カウンタnが同時交換不可能台数Nに到達した場合
には、プログラム交換が不可能なので、ST13の処理
に進む。
【0024】こうして、CPU11は、RAM13に記
憶した他のプログラム交換対象POSターミナルのネッ
トワークアドレスを順次選択し、その選択したネットワ
ークアドレスが設定されているPOSターミナルのLA
N回線接続状態から当該POSターミナルが稼動してい
るか、あるいはプログラム交換中またはダウンしている
かを検索する(ST5,ST7:検索手段)。そして、
オフライン状態でありプログラム交換中若しくはダウン
しているPOSターミナルを検出する毎に、その台数を
カウンタnで計数し(ST8)、その都度、カウンタn
が同時交換不可能台数Nに達したか否かを判断する(S
T9:比較手段)。その結果、カウンタnが同時交換不
可能台数Nに到達することなく他のプログラム交換対象
POSターミナルの状態検索を終了した場合には(ST
6のYES)、プログラム交換を実行可能と判定して
(判定手段)、ST10の処理に進む。これに対し、カ
ウンタnが同時交換不可能台数Nに到達した場合には、
その時点でプログラム交換を実行不可能と判定して(判
定手段)、ST13の処理に進む。
【0025】CPU11は、ST10の処理に進むと、
プログラム交換を実行する。この処理は、ストアコンピ
ュータ2にLAN5を通じて新バージョンのプログラム
を要求するコマンドを送信する。これに応じて、ストア
コンピュータ2から新バージョンのプログラムがLAN
5を通じてダウンロードされるので、この新バージョン
のプログラムをHDD装置23のプログラムファイルに
格納されている同一プログラムIDのプログラムに上書
きして交換する処理である。
【0026】プログラムの交換中、このPOSターミナ
ルはオフライン状態となる。そして、プログラム交換を
終了し、システムリブート処理が行なわれ、正常に立ち
上がると、オンライン状態に復帰する。そこでCPU1
1は、システムリブート処理によって再立上げ後、ST
11としてプログラム交換処理を正常に終了しているか
否かを判断する。そして正常に終了している場合には、
ST12としてストアコンピュータ2にLAN5を通じ
てプログラム交換完了を通知するコマンドを送信する。
その後、通常の処理を実行するものとなっている。
【0027】一方、CPU11は、ST13の処理に進
むと、プログラム交換処理を実行できないことを告げる
エラーメッセージをディスプレイ24に表示させる。そ
の後、ST14として一定時間経過するのを待機する。
そして、一定時間経過したならば、ST15として上記
エラーメッセージを消去し、ST1の処理に戻る。
【0028】ストアコンピュータ2は、図5のST26
としていずれかのPOSターミナル2A〜2Xからプロ
グラム交換完了を通知するコマンドを受信した場合に
は、プログラム交換リストファイル6のうち、コマンド
送信元POSターミナルのPOSナンバーに対応する交
換済フラグをセットする。
【0029】このように構成された本実施の形態におい
ては、例えばストアコンピュータ2に接続されるPOS
ターミナルの台数が8台(第1のPOSターミナル3A
〜第8のPOSターミナル3Hとする)であり、その全
てのPOSターミナル3A〜3Hが記憶しているプログ
ラムの交換を行なう場合、次の如く作用する。
【0030】先ず、本部コンピュータシステム1からス
トアコンピュータ2に、新バージョンのプログラムと、
第1〜第8のPOSターミナル3A〜3Hをプログラム
交換対象POSターミナルとするプログラム交換リスト
ファイル6が送信される。そして、ストアコンピュータ
2では、同時交換不可能台数N=4が算出される。
【0031】ここで、例えばプログラム交換作業担当者
が第1のPOSターミナル3Aのキーボード25を操作
してプログラム交換処理の実行を指令したとする。そう
すると、第2〜第8のPOSターミナル3B〜3Hが全
て正常に稼動しており、オンライン状態にあった場合、
カウンタnは0にリセットされたままなので、第1のP
OSターミナル3Aではプログラム交換が実施される。
【0032】次に、第1のPOSターミナル3Aのプロ
グラム交換中に第2のPOSターミナル3Bのキーボー
ド25を操作してプログラム交換処理の実行を指令した
とする。そうすると、カウンタnは1までしか増加しな
いので、第2のPOSターミナル3Bではプログラム交
換が実施される。
【0033】同様に、第1及び第2のPOSターミナル
3A,3Bのプログラム交換中に第3のPOSターミナ
ル3Cのキーボード25を操作してプログラム交換処理
の実行を指令した場合も、カウンタnは2までしか増加
しないので、第3のPOSターミナル3Cではプログラ
ム交換が実施される。また、第1乃至第3のPOSター
ミナル3A〜3Cのプログラム交換中に第4のPOSタ
ーミナル3Dのキーボード25を操作してプログラム交
換処理の実行を指令した場合も、カウンタnは3までし
か増加しないので、第4のPOSターミナル3Dではプ
ログラム交換が実施される。ところが、第1乃至第4の
POSターミナル3A〜3Dのプログラム交換中に第5
のPOSターミナル3Eのキーボード25を操作してプ
ログラム交換処理の実行を指令した場合には、カウンタ
nは4まで増加し、同時交換不可能台数nに到達するの
で、第5のPOSターミナル3Eではプログラム交換が
実施されない。したがって、仮に、プログラム交換中の
第1乃至第4のPOSターミナル3A〜3Dが全てリブ
ート処理によって立ち上がらなくなったとしても、残り
の第5〜第8のPOSターミナル3E〜3Hではプログ
ラム交換が実施されないので、第5〜第8のPOSター
ミナル3E〜3Hは正常に稼動し続ける。よって、業務
に支障を来たすのを防ぐことができる。
【0034】一方、例えば第1のPOSターミナル3A
でプログラム交換が正常に完了し、新バージョンのプロ
グラムで立ち上がったとする。そうすると、第5のPO
Sターミナル3Eではプログラム交換が実施される。
【0035】このように本実施の形態によれば、各PO
Sターミナル3A〜3Xは、プログラム交換処理の実行
が指令されると、その実行前に他のPOSターミナルの
なかでオフライン状態にあるPOSターミナルの台数を
調べ、この台数が同時交換不可能台数N未満のときには
プログラム交換処理を実行し、同時交換不可能台数N以
上になるとプログラム交換処理を実行しないようにして
いる。したがって、同時交換不可能台数N以上の台数の
POSターミナルが同時にプログラム交換処理を実施し
たがために、そのPOSターミナルが全て使用不能とな
って業務に支障を来たすような不具合は全くなくなる。
【0036】また、逆をいえば、同時交換不可能台数N
より1台少ない台数であれば、同時にプログラム交換処
理を実行できるので、処理効率を向上でき、全体のプロ
グラム交換処理に要する時間を短縮できる効果を奏す
る。
【0037】なお、前記一実施の形態では、プログラム
交換時にストアコンピュータ2からプログラム交換対象
のPOSターミナル3A〜3Xに新バージョンのプログ
ラムをダウンロードしたが、予めプログラム交換対象の
POSターミナル3A〜3Xに新バージョンのプログラ
ムをダウンロードしておいてもよい。
【0038】また、前記一実施の形態では、プログラム
交換処理の実行が指令されるとその実行前にネットワー
クで接続された他のPOSターミナルのなかでオフライ
ン状態にあるPOSターミナルの台数を調べ、その台数
によりプログラム交換を実行するか否かを判定したが、
例えばストアコンピュータ2に設定されたプログラム交
換リストファイル6に交換中フラグを設け、ストアコン
ピュータ2は、POSターミナルから新バージョンのプ
ログラムを要求するコマンドを受信すると、そのPOS
ターミナルに対応した交換中フラグをセットする。ま
た、当該POSターミナルからプログラム交換完了通知
コマンドを受信すると、交換中フラグをリセットし、交
換済フラグをセットするように構成する。こうすること
により、プログラム交換処理の実行が指令されたPOS
ターミナルは、交換リストファイル6に交換中フラグを
チェックし、セット状態にある交換中フラグの数を数え
て、この数が同時交換不可能台数N未満であればプログ
ラム交換処理を実行可能と判定し、同時交換不可能台数
N以上であるとプログラム交換処理を実行可能と判定し
てもよい。
【0039】また、前記一実施の形態では、ストアコン
ピュータ2において同時交換不可能台数Nを、プログラ
ム交換対象POSターミナルの台数の1/2(小数点以
下切捨て)として算出したが、この同時交換不可能台数
Nを算出する演算式は、これに限定されるものではな
い。また、演算式で算出するのでなく、本部コンピュー
タシステム1から設定値としてストアコンピュータ2に
設定するようにしてもよい。この他、本発明をPOSシ
ステム以外のネットワークシステムに適用する等、本発
明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形実施可能であるの
は勿論である。
【0040】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、プ
ログラム交換によってダウンする端末装置の台数を最小
限に抑制できる端末装置のプログラム交換方法及びこの
方法を用いた端末装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施の形態であるPOSシステム
の全体図。
【図2】 同実施の形態におけるプログラム交換リスト
ファイルの構成を示す図。
【図3】 同実施の形態におけるPOSターミナルの要
部構成を示すブロック図。
【図4】 同実施の形態におけるPOSターミナルのC
PUが実行するプログラム交換処理の要部を示す流れ
図。
【図5】 同実施の形態におけるストアコンピュータの
主要な処理を示す流れ図。
【符号の説明】
1…本部コンピュータシステム、2…ストアコンピュー
タ、3A〜3X…POSターミナル(端末装置)、6…
プログラム交換リストファイル。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プログラムを交換可能に記憶する複数台
    の端末装置をネットワークで接続してなるシステムにお
    ける前記端末装置のプログラム交換方法であって、 プログラム交換処理の実行が指令されるとその実行前に
    前記ネットワークで接続された他の端末装置の状態を検
    索し、その検索結果からプログラム交換処理を実行可能
    か否かを判断し、実行可能な場合にプログラム交換処理
    を実行することを特徴とする端末装置のプログラム交換
    方法。
  2. 【請求項2】 プログラムを交換可能に記憶する複数台
    の端末装置をネットワークで接続してなるシステムにお
    ける前記端末装置のプログラム交換方法であって、 プログラム交換処理の実行が指令されるとその実行前に
    前記ネットワークで接続された他の端末装置のなかでオ
    フライン状態にある端末装置の台数を調べ、この台数が
    設定台数未満のときにはプログラム交換処理を実行し、
    設定台数以上になるとプログラム交換処理を実行しない
    ことを特徴とする端末装置のプログラム交換方法。
  3. 【請求項3】 プログラムを交換可能に記憶する端末装
    置において、 プログラム交換処理の実行が指令されるとその実行前に
    ネットワークで接続された他の端末装置の状態を検索す
    る検索手段と、この検索手段による検索結果に基づいて
    プログラム交換処理を実行するか否かを決定する決定手
    段とを具備したことを特徴とする端末装置。
  4. 【請求項4】 決定手段は、検索手段によりオフライン
    状態にあると認識された端末装置の台数と設定台数とを
    比較する比較手段と、この比較手段により稼動していな
    いと認識された端末装置の台数が設定台数未満のときに
    はプログラム交換処理を実行可能と判定し、設定台数を
    超えるとプログラム交換処理を実行不可能と判定する判
    定手段とからなることを特徴とする請求項3記載の端末
    装置。
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Cited By (2)

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US7363483B2 (en) 2004-08-19 2008-04-22 Fujitsu Limited System for rebooting relay apparatus based on detection of completely no communication establishment data presence
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