JP2000261453A - 商品販売データ処理システム - Google Patents

商品販売データ処理システム

Info

Publication number
JP2000261453A
JP2000261453A JP6152299A JP6152299A JP2000261453A JP 2000261453 A JP2000261453 A JP 2000261453A JP 6152299 A JP6152299 A JP 6152299A JP 6152299 A JP6152299 A JP 6152299A JP 2000261453 A JP2000261453 A JP 2000261453A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
terminal
data communication
communication network
inquiry
self
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6152299A
Other languages
English (en)
Inventor
Masato Yamakawa
正人 山川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba TEC Corp
Original Assignee
Toshiba TEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba TEC Corp filed Critical Toshiba TEC Corp
Priority to JP6152299A priority Critical patent/JP2000261453A/ja
Publication of JP2000261453A publication Critical patent/JP2000261453A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Small-Scale Networks (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
  • Cash Registers Or Receiving Machines (AREA)
  • Computer And Data Communications (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 第2のデータ通信回線網を介して上位機とデ
ータ通信可能に接続されたターミナルの通信異常発生有
無の自動監視および上位機への他機異常発生の旨の通知
ができるようにする。 【解決手段】 問合元ターミナルが、他のターミナルに
第2のデータ通信回線網を介した上位機からの着信があ
ったと判別した場合に当該他のターミナルが当該着信に
対して上位機へ応答したか否かを監視可能、当該他のタ
ーミナルが上位機へ応答をしなかったと監視できた場合
に当該他のタ−ミナルに第1のデータ通信回線網を介し
て問合せ可能、さらに問合先ターミナルから第1のデー
タ通信回線網を介して第2のデータ通信回線網に関する
異常がない旨の応答がない場合には上位機へ当該他のタ
ーミナルが異常である旨の監視結果を通知可能に形成さ
れている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数のターミナル
が第1のデータ通信回線網を介してデータ通信可能に接
続されかつ全部または一部のターミナルが第2のデータ
通信回線網を介して上位機とデータ通信可能に接続され
た商品販売データ処理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】図5において、商品販売データ処理シス
テムは、店舗内に配設された複数のターミナル(例え
ば、電子キャッシュレジスタ)10と、各ターミナル1
0を一括管理可能なストアサーバー(ストアコントロー
ラー)20とからなる商品販売データ処理装置と、例え
ばチェーン店本部内、メンテナンス本部内あるいはクレ
ジット会社内に配設されたホストコンピュータ(上位機
30)とをデータ通信可能に接続して構築されている。
【0003】具体的には、各ターミナル10とストアサ
ーバー20とを第1のデータ通信回線網(例えば、LA
N)1を介してデータ通信可能に接続するとともに、ス
トアサーバー20と上位機30とを第2のデータ通信回
線網(例えば、ISDN)9を介してデータ通信可能に
接続されている。
【0004】したがって、上位機30が例えばクレジッ
ト会社(または、クレジット会社の管理会社等)の場
合、ストアサーバー20は、第1のデータ通信回線網1
を介してターミナル10からの問合せを受信すると、必
要によってネガチェック等を行いかつ第2のデータ通信
回線網9を介して上位機30へ問合(照会)する。
【0005】また、ストアサーバー20は、第2のデー
タ通信回線網9を介して上位機30から応答を受ける
と、第1のデータ通信回線網1を介して当該ターミナル
10へ応答する。当該ターミナル10は応答を受けてか
らクレジット会計処理を行う。
【0006】また、上位機30が例えばチェーン店本部
の場合には、各ターミナル10はストアサーバー20か
ら第1のデータ通信回線網1を介して取得した商品デー
タ(商品名、単価等)を利用して商品登録を行いかつ登
録商品について会計処理を行う。ストアサーバー20
は、第1のデータ通信回線網1を介して各ターミナル1
0から当該各売上データ等取得しかつ必要によって所定
のデータ処理を施し、第2のデータ通信回線網9を介し
て上位機30へ各種データ(例えば、店舗売上データ)
を送信する。
【0007】このように、店舗内ではストアサーバー2
0が店舗内上位機でかつ各ターミナル10が店舗内下位
機に当たるため、店舗外の上位機30とは、店舗内上位
機であるストアサーバー20が窓口となって第2のデー
タ通信回線網9を介してデータ通信可能であるととも
に、第1のデータ通信回線網1を介して各ターミナル1
0を指揮管理するものと構築されていた。
【0008】しかし、一段の多様化、機能拡大化が要請
される現今では、全部また一部のターミナル10と上位
機30とを、第2のデータ通信回線網9を介して直接に
データ通信可能に構築される場合も出現している。
【0009】例えば、全てのターミナル10にクレジッ
ト会計処理機能を設けていない場合には、上位機30と
クレジット会計処理機能を有する一部のターミナル10
とを第2のデータ通信回線網9を介して、つまりストア
サーバー20をバイパスして、データ通信可能に接続し
当該ターミナル10が上位機30へ直接問合可能にす
る。
【0010】また、各ターミナル10にチェーン店本部
(上位機30)から設定データを配信(ダウンロード)
したり、あるいはメンテナンス本部(上位機30)から
異常発生のターミナル10についてのリモートメンテナ
ンスを行えるようにする場合である。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上位機30
と全部または一部のターミナル10とを第2のデータ通
信回線網9を介して直接にデータ通信可能にすると、当
該各ターミナル10とストアサーバー20とが第1のデ
ータ通信回線網1でデータ通信可能に接続されていて
も、ストアサーバー20は当該各ターミナル10と上位
機30とのデータ通信は良好であると推定できるだけで
ある。
【0012】したがって、ターミナル10にソフトウエ
アやハードウエアの異常(故障等)が発生しているため
に、当該ターミナル10と上位機30との間の第2のデ
ータ通信回線網9を介したデータ通信が、不調・不能で
あるものが出現する。かかる場合、ストアサーバー20
や上位機30は、当該ターミナル10が正常であること
を前提にデータ通信および各種データ処理をするので、
不都合が生じる。
【0013】例えば、当該ターミナル10のみが、新規
データの配信を受けていないために、他のターミナル1
0に比較して異なるデータ処理をする。当該ターミナル
10を起動できない。等々である。
【0014】しかも、これら不都合発生の発見は実稼働
に入ってしまうと非常に難しいばかりか、不都合が発生
してからでないと第2のデータ通信回線網9に関する異
常であるか否かの判別およびその復旧作業ができない。
また、これら期間中に、1または2以上のターミナル1
0を運転中止しなければならない事態が生じる。
【0015】本発明の第1の目的は、第2のデータ通信
回線網を介して上位機とデータ通信可能に接続されたタ
ーミナルの通信異常発生有無の自動監視および上位機へ
他機異常発生の旨の通知ができる商品販売データ処理シ
ステムを提供する。また、第2の目的は、通信異常発生
のターミナルに自己診断および自動メンテナンスを実行
させることができる商品販売データ処理システムを提供
する。
【0016】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、複数
のターミナルが第1のデータ通信回線網を介してデータ
通信可能に接続されかつ全部または一部のターミナルが
第2のデータ通信回線網を介して上位機とデータ通信可
能に接続された商品販売データ処理システムにおいて、
問合元としての前記ターミナルが、他のターミナルに前
記第2のデータ通信回線網を介した前記上位機からの着
信があったか否かを前記第2のデータ通信回線網を介し
て判別可能かつ他のターミナルに前記上位機からの着信
があったと判別した場合に当該他のターミナルが当該着
信に対して前記第2のデータ通信回線網を介して前記上
位機へ応答したか否かを監視可能に形成するとともに、
当該他のターミナルが当該着信に対して前記上位機へ前
記第2のデータ通信回線網を介した応答をしなかったと
監視できた場合に当該他のタ−ミナルに前記第1のデー
タ通信回線網を介して問合せ可能に形成され、さらに問
合先である他のターミナルから前記第1のデータ通信回
線網を介して自機の前記第2のデータ通信回線網に関す
る異常がない旨の応答がない場合には前記上位機へ前記
第2のデータ通信回線網を介して当該他のターミナルが
異常である旨の監視結果を通知可能に形成された商品販
売データ処理システムである。
【0017】かかる発明では、問合元としてのターミナ
ル(例えば、10A)は、第2のデータ通信回線網をサ
ーチしつつ他のターミナル(例えば、10D)に第2の
データ通信回線網を介した上位機からの着信があったか
否かを第2のデータ通信回線網を介して判別する。そし
て、当該他のターミナル(10D)に上位機からの着信
があったと判別した場合には、ターミナル(10A)
は、当該他のターミナル(10D)が当該着信に対して
第2のデータ通信回線網を介して上位機へ応答したか否
かを監視する。
【0018】当該他のターミナル(10D)が当該着信
に対して上位機へ第2のデータ通信回線網を介して応答
した場合には問題が無いので何もしないが、当該他のタ
ーミナル(10D)が当該着信に対して上位機へ第2の
データ通信回線網を介した応答をしなかったと監視でき
た場合には、ターミナル(10A)は、当該他のタ−ミ
ナル(10D)に第1のデータ通信回線網を介して問合
せをする。
【0019】さらに問合元のターミナル(10A)は、
問合先である他のターミナル(10D)から第1のデー
タ通信回線網を介して当該他のターミナル(10D)が
自機の第2のデータ通信回線網に関する異常がない旨の
応答がない場合には、上位機へ第2のデータ通信回線網
を介して当該他のターミナル(10D)が異常である旨
の監視結果を通知する。
【0020】すなわち、ターミナルは第2のデータ通信
回線網を介して上位機とデータ通信可能に接続された他
のターミナルの通信異常発生有無を自動監視可能かつ上
位機へ通知可能である。したがって、当該他のターミナ
ルが第2のデータ通信回線網に関する異常が発生してい
ることを当該第2のデータ通信回線網を介して上位機へ
通知することができるから、異常発生ターミナル(10
D)の第2のデータ通信回線網に関する迅速な復旧を行
えるとともに、第2のデータ通信回線網を介した当該タ
ーミナルへダウンロード(例えば、設定データの配信)
ができない事態を未然に防止できかつ円滑な商品販売デ
ータ処理を行える。
【0021】また、請求項2の発明は、問合先としての
ターミナルが、問合元である他のターミナルから前記第
1のデータ通信回線網を介して問合せを受けた場合に自
機の第2のデータ通信回線網に関する異常が発生してい
るか否かを自己診断可能かつ自己診断結果を問合元であ
る他のターミナルに応答可能に形成された商品販売デー
タ処理システムである。
【0022】かかる発明では、問合先たるターミナル
は、問合元たる他のターミナルから第1のデータ通信回
線網を介して問合せを受けた場合に、自機の第2のデー
タ通信回線網に関する異常が発生しているか否かを自己
診断しかつ自己診断結果を問合元であるターミナルへ応
答する。
【0023】したがって、請求項1の発明の場合と同様
な作用効果を奏することができることに加え、さらに問
合元ターミナルが問合先ターミナルの自己診断を待って
上位機へ異常発生の旨を通知できるから信頼性を向上で
きる。
【0024】また、請求項3の発明は、複数のターミナ
ルが第1のデータ通信回線網を介してデータ通信可能に
接続されかつ全部または一部のターミナルが第2のデー
タ通信回線網を介して上位機とデータ通信可能に接続さ
れた商品販売データ処理システムにおいて、問合元とし
ての前記ターミナルに、他のターミナルに前記第2のデ
ータ通信回線網を介した前記上位機からの着信があった
か否かを前記第2のデータ通信回線網を介して判別する
着信判別手段と、この着信判別手段によって他のターミ
ナルに前記上位機からの着信があったと判別された場合
に当該他のターミナルが当該着信に対して前記第2のデ
ータ通信回線網を介して前記上位機へ応答したか否かを
監視する応答監視手段と、この応答監視手段によって当
該他のターミナルが当該着信に対して前記上位機へ前記
第2のデータ通信回線網を介して応答しなかったと監視
された場合に当該他のタ−ミナルに前記第1のデータ通
信回線網を介して問合せを行う問合手段と、問合先であ
る他のターミナルから前記第1のデータ通信回線網を介
して自機の前記第2のデータ通信回線網に関する異常が
ない旨の応答がない場合に前記上位機へ前記第2のデー
タ通信網を介して当該他のターミナルが異常である旨を
通知する他機異常発生通知手段とを設け、問合先として
の前記各ターミナルに、他のターミナルから前記第1の
データ通信回線網を介して問合せを受けた場合に自機の
第2のデータ通信回線網に関する異常が発生しているか
否かを自己診断する自己診断手段と、自己診断結果を問
合元であるターミナルへ応答する結果応答手段とを設け
た、商品販売データ処理システムである。
【0025】かかる発明では、問合元たるターミナル
(例えば、10A)の着信判別手段は、第2のデータ通
信回線網をサーチしつつ他のターミナル(例えば、10
D)に第2のデータ通信回線網を介した上位機からの着
信があったか否かを第2のデータ通信回線網を介して判
別する。そして、この着信判別手段によって当該他のタ
ーミナル(10D)に上位機からの着信があったと判別
した場合には、応答監視手段が、当該他のターミナル
(10D)が当該着信に対して第2のデータ通信回線網
を介して上位機へ応答したか否かを監視する。
【0026】問合手段は、応答監視手段によって当該他
のターミナル(10D)が当該着信に対して上位機へ第
2のデータ通信回線網を介して応答をしなかったと監視
された場合に、当該他のタ−ミナル(10D)に第1の
データ通信回線網を介して問合せをする。なお、当該他
のターミナル(10D)が当該着信に対して上位機へ第
2のデータ通信回線網を介して応答した場合には、問合
手段は働かず他のターミナル(10D)に問合しない。
【0027】問合先たるターミナル側の自己診断手段
は、問合元たるターミナルから第1のデータ通信回線網
を介して自機の第2のデータ通信回線網に関する異常が
発生しているのではという問合せを受けた場合には、自
機の第2のデータ通信回線網に関する異常が発生してい
るか否かを自己診断する。自己診断結果は、結果応答手
段によって問合元であるターミナルへ応答される。
【0028】かくして、問合元たるターミナル側の他機
異常発生通知手段は、問合先である他のターミナル(1
0D)から第1のデータ通信回線網を介して自機(10
D)の第2のデータ通信回線網に関する異常がない旨の
応答がない場合、つまり他のターミナル(10D)に異
常が発生していると推定された場合には、上位機へ第2
のデータ通信回線網を介して当該他のターミナル(10
D)が異常である旨の監視結果を通知する。
【0029】すなわち、問合元たるターミナルは、第2
のデータ通信回線網を介して上位機とデータ通信可能に
接続された問合先たる他のターミナルの通信異常発生有
無をその自己診断を待って自動監視可能かつ上位機へ通
知可能である。
【0030】したがって、当該他のターミナルが第2の
データ通信回線網に関する異常が発生していることを当
該第2のデータ通信回線網を介して上位機へ通知するこ
とができるから、異常発生ターミナル(10D)の第2
のデータ通信回線網に関する迅速な復旧を行えるととも
に、第2のデータ通信回線網を介した当該ターミナルへ
ダウンロード(例えば、設定データの配信)ができない
事態を未然に防止できかつ円滑な商品販売データ処理を
行える。
【0031】また、請求項4の発明は、問合先としての
前記各ターミナルに前記第2のデータ通信回線網に関す
るハードウエアまたは/およびソフトウエアのメンテナ
ンスを行うメンテナンス手段を設け、前記自己診断手段
による自己診断結果が異常発生である場合にメンテナン
ス手段でメンテナンスを行いかつこのメンテナンスによ
っても前記第2のデータ通信回線網に関する異常が直ら
ない場合に、前記結果応答手段が自己診断結果を問合元
である前記ターミナルへ応答可能に形成された商品販売
データ処理システムである。
【0032】かかる発明では、問合先たるターミナルで
は問合元たるターミナルからの問合を受けると、まず自
己診断手段が自機の第2のデータ通信回線網に関して異
常が発生しているか否かの自己診断を行う。この自己診
断結果が異常発生である場合に、メンテナンス手段が、
自機の第2のデータ通信回線網に関するハードウエアま
たは/およびソフトウエアのメンテナンスを行う。そし
て、結果応答手段は、メンテナンス後に自己診断結果を
問合元であるターミナルへ応答する。メンテナンスによ
り復旧した場合には、自己診断結果を異常が発生してい
ない旨として上位機へ通信することも可能である。
【0033】したがって、請求項3の発明の場合と同様
な作用効果を奏することができることに加え、さらに他
のターミナルの自己復旧を促進できるから上位機への無
用な通知回数を軽減しつつ問合元ターミナルから上位機
への通知を正確に行えかつ信頼性を一段と高めることが
できる。
【0034】また、請求項5の発明は、問合元である前
記ターミナルが全ターミナルの中から選択された1台の
マスターターミナルとされかつ問合先である前記ターミ
ナルがマスターターミナルを除く他のターミナルとさ
れ、さらに他のターミナルの中の少なくとも1台がマス
ターターミナルを問合先とする問合元に特定されている
商品販売データ処理システムである。
【0035】かかる発明では、全ターミナルの中から選
択された1台のマスターターミナルが問合元ターミナル
とされ、かつ問合先ターミナルがマスターターミナルを
除く他のターミナルとされる。さらに他のターミナルの
中の少なくとも1台が、マスターターミナルを問合先と
する問合元に特定される。
【0036】したがって、請求項1から請求項4までの
各発明の場合と同様な作用効果を奏することができるこ
とに加え、さらに異常発生ターミナルの監視制御が容易
となるばかりか、マスターターミナルを除く他のターミ
ナルの監視・通知に関する負荷を削減できる。
【0037】さらに、請求項6の発明は、問合元である
前記ターミナルと問合先である前記ターミナルとが前記
第1のデータ通信回線網上で隣接するものとされている
商品販売データ処理システムである。
【0038】かかる発明では、問合元ターミナルと問合
先ターミナルとは、第1のデータ通信回線網上で上流
側、下流側あるいは上下流側に隣接する。したがって、
請求項1から請求項5までの各発明の場合と同様な作用
効果を奏することができることに加え、さらに全各ター
ミナルの監視・通知を含む負荷を均一化できかつ接近化
により監視速度を高められる。
【0039】さらに、請求項7の発明は、前記上位機が
前記各ターミナルの商品販売データ処理を実行するため
に必要なデータを前記第2のデータ通信回線網を介して
書換え可能に形成された商品販売データ処理システムで
ある。
【0040】かかる発明では、上位機は、各ターミナル
の商品販売データ処理を実行するために必要な情報を第
2のデータ通信回線網を介して転送し書換えることがで
きる。ダウンロードもこれに入る。したがって、請求項
1から請求項6までの各発明の場合と同様な作用効果を
奏することができることに加え、さらに各ターミナルを
最新情報を用いて稼働させられる。
【0041】さらにまた、請求項8の発明は、前記第1
のデータ通信回線網がLANとされかつ前記第2のデー
タ通信回線網がISDNとされている商品販売データ処
理システムである。
【0042】かかる発明では、店舗内の各ターミナルが
LANからなる第1のデータ通信回線網で接続されかつ
外部の上位機とはISDNからなる第2のデータ通信回
線網で接続されている。したがって、請求項1から請求
項7までの各発明の場合と同様な作用効果を奏すること
ができることに加え、さらにいずれも一般的回線網であ
るから適応性が広い。
【0043】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
図面を参照して説明する。 (第1の実施形態)本商品販売データ処理システムは、
基本的構成が従来例(図5)の場合と同様とされている
が、さらに図1、図2に示す如く、問合元たるターミナ
ル10(この実施形態では、マスターターミナル10
A)に着信判別手段(11、12)と、応答監視手段
(11、12)と、問合手段(11、12)と、他機異
常発生通知手段(11、12)とを設け、マスターター
ミナル10Aが、他のターミナル(例えば、10D)に
第2のデータ通信回線網9を介した上位機30からの着
信があったか否かを第2のデータ通信回線網9を介して
判別可能、当該他のターミナル(10D)に上位機30
からの着信があったと判別された場合に当該他のターミ
ナル(10D)が上位機30へ応答したか否かを監視可
能、当該他のターミナル(10D)が当該着信に対して
上位機30へ第2のデータ通信回線網9を介して応答し
なかったと監視された場合に当該他のタ−ミナル(10
D)に第1のデータ通信回線網1を介して問合可能、か
つ当該他のターミナル(10D)から自機(10D)の
第2のデータ通信回線網9に関する異常がない旨の応答
がない場合に上位機30へ第2のデータ通信回線網9を
介して当該他のターミナル(10D)が異常である旨を
通知可能に形成されている。
【0044】また、問合先たるターミナル(この実施形
態では、10Aを除く全部10B〜10N)に自己診断
手段(11、12)と、結果応答手段(11、12)と
を設け、問合元ターミナル(10A)から第1のデータ
通信回線網1を介して問合せを受けた場合に、問合先タ
ーミナル(10D)が自機(10D)の第2のデータ通
信回線網9に関する異常が発生しているか否かを自己診
断可能かつ自己診断結果を問合元ターミナル(10A)
に応答可能に形成されている。
【0045】さらに、問合先ターミナル(10B〜10
N)側にメンテナンス手段(11、12)を設け、自己
診断手段(11、12)による自己診断結果が異常発生
であった場合にメンテナンスを実行可能かつ結果応答手
段(11、12)がメンテナンスの実行後に自己診断結
果を問合元ターミナル(10A)へ応答可能に形成され
ている。
【0046】なお、マスターターミナル10Aを問合先
とする場合の問合元は、この実施形態ではターミナル1
0Bと決められている。
【0047】図1、図2において、店舗内の各ターミナ
ル(電子キャッシュレジスタ…TM)10A〜10N
と、これらを一括管理するストアサーバー20とは、第
1のデータ通信回線網(LAN…イーサーネット)1を
介してデータ通信可能に接続されている。上位機30
は、第2のデータ通信回線網(ISDN)9およびルー
ター8を介してストアサーバー20および各ターミナル
10A〜10Nにデータ通信可能に接続されている。
【0048】ストアサーバー(SS)20は、図2に示
すCPU21、ROM22、RAM23、キーボード
(KB)26、表示器(IND)27、FDD(フロッ
ピーディスク装置)28、HDD(ハードディスク装
置)29および回線網1、9用のインターフェイス(I
/F)7、8を含み、各ターミナル10A〜10Nにつ
いての一括管理機能等を有する。各ターミナル10から
第1のデータ通信回線網1を介して収集した売上データ
等を店舗全体として加工可能である。これらを実行する
ために必要なプログラムはFDからHDD29にインス
トールされる。
【0049】各ターミナル(TM)10は、CPU1
1、ROM12、RAM13、スキャナ(SCN)1
5、キーボード(KB)16、表示器(IND)17、
レシート印刷用プリンタ(RRT)18、HDD14、
回線網1、9用のインターフェイス(I/F)5、6お
よび自動開放型のドロワ(DRW)19を含み、商品販
売データ処理機能(商品登録機能、会計処理機能等)を
有する。
【0050】各ターミナル10の基本的な商品販売デー
タ処理機能は、スキャナ15を用いて商品コードを入力
しかつ第1のデータ通信回線網1を介してストアサーバ
ー20へ問合せ、ストアサーバー20から当該商品コー
ドに対応する商品情報(商品名、単価等)を得、これを
利用して売上ファイルに商品登録(記憶)する。顧客買
上商品の全てについて商品登録したら、1取引き終了宣
言としての締め操作を行う。これにより、会計処理に進
む。
【0051】上位機30は、図2に示すCPU31、R
OM32、RAM33、キーボード(KB)34、表示
器(IND)35、HDD(ハードディスク装置)36
および回線網9用のインターフェイス(I/F)37を
含み、第2のデータ通信回線網9を介して各店舗内のス
トアサーバー20についての一括管理機能等を有する。
【0052】また、上位機30は、この実施形態では、
第2のデータ通信回線網9を介して各ターミナル10の
メンテナンスを実行可能に形成されている。例えば、設
定データのダウンロードや各種プログラムのバージョン
アップである。
【0053】ここにおいて、問合元たるマスターターミ
ナル10Aの着信判別手段(CPU11、ROM12)
は、他のターミナル(例えば、10D)に第2のデータ
通信回線網9を介した上位機30からの着信(図3のS
T10でYES)があったか否かを第2のデータ通信回
線網9を介して判別(ST11)する。つまり、自機1
0A宛を判別するのみならず、他のターミナル10B〜
10Nについても着信判別する。
【0054】また、応答監視手段(CPU11、ROM
12)は、他のターミナル(10D)に上位機30から
の着信があったと判別された場合(ST10でYES、
ST11のNO)に、当該他のターミナル(10D)が
当該着信に対して第2のデータ通信回線網9を介して上
位機30へ応答したか否かを監視する(ST13のN
O、ST14のNO)。一定時間内に応答しない場合
に、応答しないと判別(監視)する。
【0055】問合手段(CPU11、ROM12)は、
当該他のターミナル(10D)が当該着信に対して上位
機30へ第2のデータ通信回線網9を介して応答しなか
ったと監視された場合(ST13のNO、ST14のY
ES)に、当該他のタ−ミナル(10D)に第1のデー
タ通信回線網1を介して問合せ(ST15)をする。
【0056】なお、自機(10A)宛ての場合(ST1
1のYES)には、第2のデータ通信回線網9を介して
上位機30へ着信応答する(ST16)。
【0057】さらに、他機異常発生通知手段(CPU1
1、ROM12)は、当該他のターミナル(10D)か
ら自機(10D)の第2のデータ通信回線網9に関する
異常がない旨(復旧OK)の応答がない場合(ST17
のNO)に、上位機30へ第2のデータ通信回線網9を
介して当該他のターミナル(10D)が異常である旨
(復旧NO)を通知する(ST19)。
【0058】他のターミナル(10D)から応答があっ
た場合(ST17のYES)でかつその内容が異常発生
無し(正常乃至復旧OK)でない場合(ST18のN
O)にも、当然に、上位機30へ通知(ST19)す
る。
【0059】他方、問合先たるターミナル(10B〜1
0N)の自己診断手段(CPU11、ROM12)は、
問合元たるターミナル(10A)から第1のデータ通信
回線網1を介して問合せを受けた場合(図4のST20
でYES)には、自機(10B〜10N)の第2のデー
タ通信回線網9に関する異常が発生しているか否かを自
己診断する(ST22)。
【0060】なお、当該問合元ターミナル(10A)の
機番を記憶(ST21)しておく。但し、この実施形態
の場合は、問合元ターミナル(10A)が決まっている
ので、予め設定記憶させておけば、省略することも可能
である。
【0061】メンテナンス手段(CPU11、ROM1
2)は、第2のデータ通信回線網9に関するハードウエ
アまたは/およびソフトウエアのメンテナンスを行う手
段で、図4のST24で実行される。この実施形態で
は、自己診断手段(11、12)による自己診断結果が
異常発生と判別(ST23のYES)された場合に、自
己メンテナンス(ST24)を実行可能に形成されてい
る。異常発生でない場合の無用なメンテナンスを回避さ
せるとともに、第2のデータ通信回線網9に関する異常
発生原因であった回線網ビジー状態が解消された場合の
ように、自己復旧でき得る場合を期待するからである。
【0062】ただし、問合を受けた場合に、まずメンテ
ナンスを実行し、しかる後に自己診断するように形成す
ることができる。他のターミナル(10D)の自己復旧
性が低い場合に有効である。
【0063】また、結果応答手段(CPU11、ROM
12)は、自己診断手段(11、12)による自己診断
結果が異常発生であると判別(図4のST23のYE
S)された場合でかつその後に実行されたメンテナンス
手段(11、12)によるメンテナンスによっても第2
のデータ通信回線網9に関する異常が直らない場合(S
T25のNO)に、自己診断手段(11、12)による
自己診断結果(異常発生の旨…復旧NO)を問合元であ
るマスターターミナル10Aへ応答(ST27)する。
【0064】第2のデータ通信回線網9に関する異常が
ない旨は、インターファイス6つまりISDN(9)用
通信回路(6)のハードウエアやドライバが正常である
場合をいう。
【0065】この実施形態では、自己診断(ST22)
結果が異常発生でないと判別(ST23のNO)された
場合、および自己メンテナンス(ST24)したことに
より復旧した場合(ST25のYES)も、問合元ター
ミナル(10A)へ復旧OKの旨(異常発生無しの旨)
を応答するものと形成されている(ST26)。
【0066】なお、マスターターミナル10Aを問合先
とする場合における問合元(ターミナル10B)には、
着信判別手段(CPU11、ROM12)、応答監視手
段(CPU11、ROM12)、問合手段(CPU1
1、ROM12)および他機異常発生通知手段(CPU
11、ROM12)が設けられ、かつ問合先たるマスタ
ーターミナル10Aには自己診断手段(CPU11、R
OM12)、メンテナンス手段(CPU11、ROM1
2)、結果応答手段(CPU11、ROM12)が設け
られている。
【0067】かかる第1の実施形態では、問合元として
のマスターターミナル10Aの着信判別手段(11、1
2)は、第2のデータ通信回線網9をサーチしつつ他の
ターミナル(10D)に第2のデータ通信回線網9を介
した上位機30からの着信があったか否かを第2のデー
タ通信回線網9を介して判別する(図3のST10でY
ES、ST11)。
【0068】そして、この着信判別手段(11、12)
によって当該他のターミナル(10D)に上位機30か
らの着信があったと判別された場合(ST11のNO)
には、応答監視手段(11、12)が、当該他のターミ
ナル(10D)が当該着信に対して第2のデータ通信回
線網9を介して上位機30へ応答したか否かを監視する
(ST13)。
【0069】問合手段(11、12)は、応答監視手段
(11、12)によって当該他のターミナル(10D)
が当該着信に対して上位機30へ第2のデータ通信回線
網9を介した応答をしなかったと監視された場合(ST
13のNO)には、当該他のタ−ミナル(10D)に第
1のデータ通信回線網1を介して問合せをする(ST1
5)。
【0070】なお、当該他のターミナル(10D)が当
該着信に対して上位機30へ第2のデータ通信回線網9
を介した応答した場合(ST13のYES)には、問合
しない。
【0071】問合先たるターミナル(10D)側の自己
診断手段(11、12)は、問合元たるマスターターミ
ナル10Aから第1のデータ通信回線網1を介して問合
せを受けた場合(図4のST20でYES)には、自機
(10D)の第2のデータ通信回線網9に関する異常が
発生しているか否かを自己診断する(ST22)。自己
診断結果は、結果応答手段(11、12)によって問合
元であるマスターターミナル10Aへ応答される(ST
26、ST17)。
【0072】すなわち、問合元たるマスターターミナル
10A側の他機異常発生通知手段(11、12)は、問
合先である他のターミナル(10D)から第1のデータ
通信回線網1を介して自機(10D)の第2のデータ通
信回線網9に関する異常がない旨(正常…復旧OK)の
応答がない場合(図3のST17でNO、ST17のY
ES、ST18のNO)には、上位機30へ第2のデー
タ通信回線網9を介して当該他のターミナル(10D)
が異常である旨の監視結果を通知(ST19)する。
【0073】したがって、マスターターミナル10A
が、当該他のターミナル(10D)の第2のデータ通信
回線網9に関する異常が発生していることを当該第2の
データ通信回線網9を介して上位機30へ通知すること
ができるから、当該ターミナル(10D)の迅速な復旧
を行えるとともに、上位機30から第2のデータ通信回
線網9を介した当該ターミナル(10D)へのダウンロ
ード(例えば、設定データの配信)ができない事態等を
未然に防止できかつ円滑な商品販売データ処理を行え
る。
【0074】問合先たるマスターターミナル10Aでは
問合元たるターミナル(10D)からの問合を受ける
と、まず自己診断手段(11、12)が自機(10D)
の第2のデータ通信回線網9に関して異常が発生してい
るか否かの自己診断を行う(図4のST22)。この自
己診断結果が異常発生である場合に、メンテナンス手段
(11、12)が、自機の第2のデータ通信回線網9に
関するハードウエアまたは/およびソフトウエアのメン
テナンスを行う(ST24)。
【0075】そして、結果応答手段(11、12)は、
メンテナンス後に自己診断結果を問合元であるマスター
ターミナル10Aへ応答する。メンテナンス(ST2
4)により復旧した場合には、自己診断結果を異常が発
生していない旨(正常)として上位機30へ通信する。
【0076】したがって、他のターミナル(10D等)
の自己復旧を促進できるから上位機30への無用な通知
回数を軽減しつつ問合元ターミナル(10A)から上位
機30への通知を正確に行えかつ信頼性を一段と高める
ことができる。
【0077】また、全ターミナル10A〜10Nの中か
ら選択された1台のマスターターミナル10Aが問合元
ターミナルとされ、かつ問合先ターミナルがマスタータ
ーミナルを除く他のターミナル10B〜10Nとされ、
さらに他のターミナルの中の少なくとも1台(10B)
が、マスターターミナル10Aを問合先とする問合元に
特定されているので、異常発生ターミナルの監視制御が
容易となるばかりか、マスターターミナル10Aを除く
他のターミナル10B〜10Nの監視・通知に関する負
荷を軽減できる。
【0078】さらに、上位機30が各ターミナル10A
〜10Nの商品販売データ処理を実行するために必要な
データを第2のデータ通信回線網9を介して転送し書換
えることができるから、各ターミナル10A〜10Nを
最新情報を用いて稼働させられる。
【0079】さらにまた、店舗内のストアサーバー20
および各ターミナル10が、LANからなる第1のデー
タ通信回線網1で接続されかつ外部の上位機30とはI
SDNからなる第2のデータ通信回線網9で接続されて
いるので、適応性が広い。
【0080】(第2の実施形態)問合元であるターミナ
ル10と問合先であるターミナル10とが第1のデータ
通信回線網1上で隣接するものとされている。
【0081】すなわち、問合元ターミナル(例えば、1
0F)と問合先ターミナル(例えば、10Eまたは10
G、あるいは10Eおよび10G)とは、第1のデータ
通信回線網1上で上流側(10E)、下流側(10G)
あるいは上下流側(10Eおよび10G10)に隣接す
る。したがって、全各ターミナル10A〜10Nの監視
・通知を含む負荷を均一化できかつ回線網2上の接近化
により監視速度を高められる。
【0082】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、問合元ターミ
ナルが、他のターミナルに第2のデータ通信回線網を介
した上位機からの着信があったと判別した場合に当該他
のターミナルが上位機へ応答したか否かを監視可能かつ
当該他のターミナルが上位機へ応答をしなかったと監視
できた場合に当該他のタ−ミナルに第1のデータ通信回
線網を介して問合せ可能に形成され、さらに問合先ター
ミナルから第1のデータ通信回線網を介して自機の第2
のデータ通信回線網に関する異常がない旨の応答がない
場合には上位機へ当該他のターミナルが異常である旨の
監視結果を通知可能に形成された商品販売データ処理シ
ステムであるから、第2のデータ通信回線網に関する異
常発生ターミナルを第2のデータ通信回線網を介して上
位機へ通知することができる。よって、異常発生ターミ
ナルの迅速な復旧を行えるとともに、第2のデータ通信
回線網を介した当該ターミナルへダウンロード(例え
ば、設定データの配信)ができない事態を未然に防止で
きかつ円滑な商品販売データ処理を行える。
【0083】また、請求項2の発明によれば、問合先タ
ーミナルが、問合元ターミナルから問合せを受けた場合
に自機の第2のデータ通信回線網に関する異常が発生し
ているか否かを自己診断可能かつ自己診断結果を問合元
であるターミナルに応答可能に形成されているので、請
求項1の発明の場合と同様な効果を奏することができる
ことに加え、さらに問合元ターミナルが問合先ターミナ
ルの自己診断を待って上位機へ異常発生の旨を通知でき
るから信頼性を向上できる。
【0084】また、請求項3の発明によれば、問合元タ
ーミナルに着信判別手段と応答監視手段と問合手段と他
機異常発生通知手段とを設け、問合先ターミナルに自己
診断手段と結果応答手段とを設け、問合元ターミナルが
第2のデータ通信回線網を介して上位機とデータ通信可
能に接続された問合先ターミナルの通信異常発生有無を
その自己診断を待って自動監視可能かつ上位機へ通知可
能な商品販売データ処理システムであるから、第2のデ
ータ通信回線網に関する異常が発生しているターミナル
を迅速に復旧でき得るとともに、第2のデータ通信回線
網を介した当該ターミナルへダウンロード(例えば、設
定データの配信)ができない事態を未然に防止できかつ
円滑な商品販売データ処理を行える。
【0085】また、請求項4の発明によれば、自己診断
手段による自己診断結果が異常発生である場合にメンテ
ナンス手段でメンテナンスを行いかつこのメンテナンス
によっても第2のデータ通信回線網に関する異常が直ら
ない場合に、結果応答手段が自己診断結果を問合元ター
ミナルへ応答可能に形成されているので、請求項3の発
明の場合と同様な効果を奏することができることに加
え、さらに他のターミナルの自己復旧を促進できるから
上位機への無用な通知回数を軽減しつつ問合元ターミナ
ルから上位機への通知を正確に行えかつ信頼性を一段と
高めることができる。
【0086】また、請求項5の発明によれば、問合元タ
ーミナルが全ターミナルの中から選択された1台のマス
ターターミナルとされかつ問合先ターミナルがマスター
ターミナルを除く他のターミナルとされ、さらに他のタ
ーミナルの中の少なくとも1台がマスターターミナルを
問合先とする問合元に特定されているので、請求項1か
ら請求項4まで各発明の場合と同様な効果を奏すること
ができることに加え、さらに異常発生ターミナルの監視
制御が容易となるばかりか、マスターターミナルを除く
他のターミナルの監視・通知に関する負荷を軽減でき
る。
【0087】さらに、請求項6の発明によれば、問合元
ターミナルと問合先ターミナルとが第1のデータ通信回
線網上で隣接するものとされているので、請求項1から
請求項5までの各発明の場合と同様な効果を奏すること
ができることに加え、さらに全各ターミナルの監視を含
む負荷を均一化できかつ回線網上の接近化により監視速
度を高められる。
【0088】さらに、請求項7の発明によれば、上位機
が各ターミナルの商品販売データ処理を実行するために
必要なデータを第2のデータ通信回線網を介して書換え
可能に形成されているので、請求項1から請求項6まで
の各発明の場合と同様な効果を奏することができること
に加え、さらに各ターミナルを最新情報を用いて稼働さ
せられる。
【0089】さらにまた、請求項8の発明によれば、第
1のデータ通信回線網がLANでかつ第2のデータ通信
回線網がISDNとされているので、請求項1から請求
項7までの各発明の場合と同様な効果を奏することがで
きることに加え、さらにいずれも一般的な回線網である
から適応性が広い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態を示す概略図である。
【図2】同じく、ブロック図である。
【図3】同じく、問合元ターミナル側の動作を説明する
ためのフローチャートである。
【図4】同じく、問合先ターミナル側の動作を説明する
ためのフローチャートである。
【図5】従来例を説明するための概略図である。
【符号の説明】
1 第1のデータ通信回線網(LAN) 9 第1のデータ通信回線網(ISDN) 10A マスターターミナル(問合元) 10B〜10N ターミナル(問合先) 11 CPU(着信判別手段、応答監視手段、問合手
段、他機異常発生通知手段、自己診断手段、結果応答手
段、メンテナンス手段) 12 ROM(着信判別手段、応答監視手段、問合手
段、他機異常発生通知手段、自己診断手段、結果応答手
段、メンテナンス手段) 13 RAM 20 ストアコントローラー 30 上位機
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3E042 BA09 CB03 DA06 EA01 EA05 5B049 AA06 BB11 CC05 CC22 CC34 DD01 DD02 DD05 EE01 EE56 FF02 FF03 FF04 FF09 GG04 GG05 GG07 5B089 GA01 GA11 GA23 GB03 HA03 HA06 JA08 JB17 KA12 MC11 5K033 AA05 BA02 CB01 CB08 DA01 DA06 DB18 DB20 EA04 EA07 9A001 BB04 CC04 CC06 CC08 JJ58 KK31 KK57 LL06 LL07

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のターミナルが第1のデータ通信回
    線網を介してデータ通信可能に接続されかつ全部または
    一部のターミナルが第2のデータ通信回線網を介して上
    位機とデータ通信可能に接続された商品販売データ処理
    システムにおいて、 問合元としての前記ターミナルが、他のターミナルに前
    記第2のデータ通信回線網を介した前記上位機からの着
    信があったか否かを前記第2のデータ通信回線網を介し
    て判別可能かつ他のターミナルに前記上位機からの着信
    があったと判別した場合に当該他のターミナルが当該着
    信に対して前記第2のデータ通信回線網を介して前記上
    位機へ応答したか否かを監視可能に形成するとともに、
    当該他のターミナルが当該着信に対して前記上位機へ前
    記第2のデータ通信回線網を介した応答をしなかったと
    監視できた場合に当該他のタ−ミナルに前記第1のデー
    タ通信回線網を介して問合せ可能に形成され、さらに問
    合先である他のターミナルから前記第1のデータ通信回
    線網を介して自機の前記第2のデータ通信回線網に関す
    る異常がない旨の応答がない場合には前記上位機へ前記
    第2のデータ通信回線網を介して当該他のターミナルが
    異常である旨の監視結果を通知可能に形成されている商
    品販売データ処理システム。
  2. 【請求項2】 問合先としてのターミナルが、問合元で
    ある他のターミナルから前記第1のデータ通信回線網を
    介して問合せを受けた場合に自機の第2のデータ通信回
    線網に関する異常が発生しているか否かを自己診断可能
    かつ自己診断結果を問合元である他のターミナルに応答
    可能に形成されている請求項1記載の商品販売データ処
    理システム。
  3. 【請求項3】 複数のターミナルが第1のデータ通信回
    線網を介してデータ通信可能に接続されかつ全部または
    一部のターミナルが第2のデータ通信回線網を介して上
    位機とデータ通信可能に接続された商品販売データ処理
    システムにおいて、 問合元としての前記ターミナルに、他のターミナルに前
    記第2のデータ通信回線網を介した前記上位機からの着
    信があったか否かを前記第2のデータ通信回線網を介し
    て判別する着信判別手段と、この着信判別手段によって
    他のターミナルに前記上位機からの着信があったと判別
    された場合に当該他のターミナルが当該着信に対して前
    記第2のデータ通信回線網を介して前記上位機へ応答し
    たか否かを監視する応答監視手段と、この応答監視手段
    によって当該他のターミナルが当該着信に対して前記上
    位機へ前記第2のデータ通信回線網を介して応答しなか
    ったと監視された場合に当該他のタ−ミナルに前記第1
    のデータ通信回線網を介して問合せを行う問合手段と、
    問合先である他のターミナルから前記第1のデータ通信
    回線網を介して自機の前記第2のデータ通信回線網に関
    する異常がない旨の応答がない場合に前記上位機へ前記
    第2のデータ通信網を介して当該他のターミナルが異常
    である旨を通知する他機異常発生通知手段とを設け、 問合先としての前記各ターミナルに、他のターミナルか
    ら前記第1のデータ通信回線網を介して問合せを受けた
    場合に自機の第2のデータ通信回線網に関する異常が発
    生しているか否かを自己診断する自己診断手段と、自己
    診断結果を問合元であるターミナルへ応答する結果応答
    手段とを設けた、商品販売データ処理システム。
  4. 【請求項4】 問合先としての前記各ターミナルに前記
    第2のデータ通信回線網に関するハードウエアまたは/
    およびソフトウエアのメンテナンスを行うメンテナンス
    手段を設け、前記自己診断手段による自己診断結果が異
    常発生である場合にメンテナンス手段でメンテナンスを
    行いかつこのメンテナンスによっても前記第2のデータ
    通信回線網に関する異常が直らない場合に、前記結果応
    答手段が自己診断結果を問合元である前記ターミナルへ
    応答可能に形成されている請求項3記載の商品販売デー
    タ処理システム。
  5. 【請求項5】 問合元である前記ターミナルが全ターミ
    ナルの中から選択された1台のマスターターミナルとさ
    れかつ問合先である前記ターミナルがマスターターミナ
    ルを除く他のターミナルとされ、さらに他のターミナル
    の中の少なくとも1台がマスターターミナルを問合先と
    する問合元に特定されている請求項1から請求項4まで
    のいずれか1項に記載された商品販売データ処理システ
    ム。
  6. 【請求項6】 問合元である前記ターミナルと問合先で
    ある前記他のターミナルとが前記第1のデータ通信回線
    網上で隣接するものとされている請求項1から請求項5
    までのいずれか1項に記載された商品販売データ処理シ
    ステム。
  7. 【請求項7】 前記上位機が前記各ターミナルの商品販
    売データ処理を実行するために必要なデータを前記第2
    のデータ通信回線網を介して書換え可能に形成されてい
    る請求項1から請求項6までのいずれか1項に記載され
    た商品販売データ処理システム。
  8. 【請求項8】 前記第1のデータ通信回線網がLANと
    されかつ前記第2のデータ通信回線網がISDNとされ
    ている請求項1から請求項7までのいずれか1項に記載
    された商品販売データ処理システム。
JP6152299A 1999-03-09 1999-03-09 商品販売データ処理システム Pending JP2000261453A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6152299A JP2000261453A (ja) 1999-03-09 1999-03-09 商品販売データ処理システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6152299A JP2000261453A (ja) 1999-03-09 1999-03-09 商品販売データ処理システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000261453A true JP2000261453A (ja) 2000-09-22

Family

ID=13173524

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6152299A Pending JP2000261453A (ja) 1999-03-09 1999-03-09 商品販売データ処理システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000261453A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012194924A (ja) * 2011-03-17 2012-10-11 Toshiba Tec Corp 商品販売データ処理装置及びこの装置に用いる監視用プログラム
US9787858B2 (en) 2015-06-26 2017-10-10 Seiko Epson Corporation Network system and control method of a network system
JP2018148421A (ja) * 2017-03-06 2018-09-20 日本電気株式会社 ネットワーク監視装置、ネットワーク監視システム、ネットワーク監視方法及びプログラム

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012194924A (ja) * 2011-03-17 2012-10-11 Toshiba Tec Corp 商品販売データ処理装置及びこの装置に用いる監視用プログラム
US9787858B2 (en) 2015-06-26 2017-10-10 Seiko Epson Corporation Network system and control method of a network system
JP2018148421A (ja) * 2017-03-06 2018-09-20 日本電気株式会社 ネットワーク監視装置、ネットワーク監視システム、ネットワーク監視方法及びプログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7653841B2 (en) Information processing apparatus and information notification method therefor, and control program
JP5514040B2 (ja) 運用管理システム、運用管理方法及び運用管理装置
US6823397B2 (en) Simple liveness protocol using programmable network interface cards
JP3537281B2 (ja) 共有ディスク型多重系システム
JP4282850B2 (ja) フォールトトレーラントネットワーク用のファイル同期方法、装置、システム。
JP2679674B2 (ja) 半導体製造ライン制御装置
CN117130730A (zh) 面向联邦Kubernetes集群的元数据管理方法
JP2000261453A (ja) 商品販売データ処理システム
CN115766715A (zh) 一种高可用的超融合集群监控方法和系统
JP2003529847A (ja) 有向グラフを用いた役割管理用コンポーネント管理データベースの構築
JP3190880B2 (ja) スタンバイシステム、スタンバイ方法、および記録媒体
JP2002149509A (ja) ネットワーク管理システム
JP2000207250A (ja) 情報処理システム
JP3484302B2 (ja) 商品販売データ登録処理システム及び商品販売登録用端末
JP2001125627A (ja) 分散型プラント監視制御装置
KR101015251B1 (ko) 통신망시스템의 관리시스템 및 그 관리방법
JP3343489B2 (ja) 商品販売データ処理システム
JP2993831B2 (ja) 販売時点情報管理システムにおける端末制御装置
JPH1196031A (ja) 情報処理システム
KR100235570B1 (ko) 2이상의 주전산기를 병립 연결한 시스템의 클러스터 관리 마스터 시스템의 클러스터 관리방법
JPS61156469A (ja) フアイル更新処理方式
JPH03280144A (ja) 通信制御システム
JP2848442B2 (ja) 任意メッセージデータ判別方式
CN116578386A (zh) 一种虚拟机部署方法、装置及系统
JPH11134270A (ja) 情報処理システム