JP2000207250A - 情報処理システム - Google Patents

情報処理システム

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JP2000207250A
JP2000207250A JP11007530A JP753099A JP2000207250A JP 2000207250 A JP2000207250 A JP 2000207250A JP 11007530 A JP11007530 A JP 11007530A JP 753099 A JP753099 A JP 753099A JP 2000207250 A JP2000207250 A JP 2000207250A
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error log
terminal
log information
information processing
pos terminal
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JP11007530A
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English (en)
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Minoru Tohara
稔 戸原
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Toshiba TEC Corp
Original Assignee
Toshiba TEC Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 情報処理端末で発生したエラーログ情報をそ
の情報処理端末がダウンしても確実に取得できるように
する。 【解決手段】 各情報処理端末1-1〜1-4に、エラーが
発生すると、エラーログ情報保管先に指定した他の端末
に該当するエラーログ情報を送信するエラーログ情報送
信手段11を設ける。また、他の端末からエラーログ情
報保管先に指定された情報処理端末は、その指定元の情
報処理端末から送信されてくるエラーログ情報を蓄積す
る記憶部13と、指定元の情報処理端末の動作状態を監
視する状態監視手段14と、指定元の情報処理端末の異
常を認識すると記憶部13に蓄積したエラーログ情報を
外部へ通知するエラーログ通知手段15とを設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、POS(Point Of
Sales:販売時点情報管理)システムなどの情報処理シ
ステムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より流通小売業界等で利用されてい
るPOSシステムは、商品販売データの登録機能を有し
た複数台のPOSターミナルと、各POSターミナルで
登録された商品販売データの集計機能を有したストアコ
ンピュータとを、LAN(Local Area Network)等の通
信回線で接続して構築したものである。
【0003】各POSターミナルは、それぞれキーボー
ド,スキャナ,ディスプレイ,プリンタなどの情報入出
力機器を備えており、これらをマイクロコンピュータ
(以下、マイコンと略称する)を主体とする制御部で制
御する。そして、キーボードやスキャナから商品販売に
関するデータが入力されると、その商品の販売データを
マイコンのメモリに登録処理するとともに、ディスプレ
イに品名,価格等の登録情報を表示する。また、プリン
タを駆動してレシートを印字し発行するものとなってい
る。
【0004】このように、各POSターミナルはマイコ
ンを主体とした電子機器なので、専門知識を持たない者
では修復が困難な故障や異常が発生してダウンした場合
には、製造元等の保守拠点に連絡して修理を依頼せざる
を得ない。しかも、たとえ専門の知識を有する者であっ
ても、どのようなエラーがあってダウンしたのか等の情
報が何もないと、ダウンの原因を究明するのは甚だ困難
なことである。
【0005】そこで従来のPOSターミナルの中には、
稼働中に発生した様々なエラーの履歴情報,いわゆるエ
ラーログ情報を内蔵記憶装置に蓄積保存するようにし
て、ダウンした場合に保存されたエラーログ情報を解析
することでダウンの原因究明を容易に行えるようにした
ものがあった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、POS
ターミナルなどの情報処理端末で発生したエラーログ情
報をその端末内蔵の記憶装置にて蓄積保存していても、
情報処理端末が故障や異常でダウンした際にその端末内
蔵の記憶部(ハードディスクやメモリ等)まで壊れてし
まい、エラーログ情報を読み出せなくなってダウンの原
因究明が容易にはできなくなるおそれがあった。
【0007】そこで本発明は、情報処理端末で発生した
エラーログ情報をその情報処理端末がダウンしても確実
に取得でき、ダウンに至った原因の究明を常に迅速に行
うことができる情報処理システムを提供しようとするも
のである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本願請求項1記載の発明
は、複数台の情報処理端末を通信回線で接続してなる情
報処理システムにおいて、各情報処理端末に、通信回線
で接続された他の複数の情報処理端末の中の少なくとも
1台をエラーログ情報保管先の端末として指定し、エラ
ー発生時にエラーログ情報保管先の端末に該当するエラ
ーログ情報を通信回線を介して送信するエラーログ情報
送信手段を設ける。また、通信回線で接続された他の情
報処理端末からエラーログ情報保管先の端末として指定
された情報処理端末は、その指定元の情報処理端末から
送信されてくるエラーログ情報を蓄積するエラーログ情
報蓄積手段と、指定元の情報処理端末の動作状態を監視
する状態監視手段と、この状態監視手段により指定元の
情報処理端末の動作状態が異常であると認識するとエラ
ーログ情報蓄積手段により蓄積したエラーログ情報を外
部へ通知するエラーログ通知手段とを設けたものであ
る。このような構成により、各情報処理端末のエラーロ
グ情報は、それぞれ通信回線で接続された他の情報処理
端末の記憶部にて蓄積保存される。そして、いずれかの
情報処理端末が故障や異常によりダウンすると、そのダ
ウンした情報処理端末のダウンする直前までのエラーロ
グ情報が他の情報処理端末から外部に通知される。した
がって、外部ではダウンした情報処理端末のダウンする
直前までのエラーログ情報を解析することにより、ダウ
ンに至った原因の究明が容易となる。
【0009】また本願請求項2記載の発明は、上記請求
項1記載の発明において、通信回線で接続された他の情
報処理端末からエラーログ情報保管先の端末として指定
された情報処理端末が有するエラーログ通知手段を、各
情報処理端末間を結ぶ通信回線とは別の通信回線を介し
て接続された保守拠点のコンピュータにエラーログ情報
蓄積手段により蓄積したエラーログ情報を送信する手段
としたもので、このような構成により、ダウンした情報
処理端末のダウン直前までのエラーログ情報が自動的に
保守拠点のコンピュータに送信されるようになる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
面を用いて説明する。なお、この実施の形態は、図1に
示すPOSシステムに本発明を適用した場合である。
【0011】図1に示すPOSシステムは、情報処理端
末として機能する4台のPOSターミナル1-1,1-2,
1-3,1-4と、1台のストアコンピュータ2とを、通信
回線としてのLAN3で接続して構築したものである。
かかる構成において、ストアコンピュータ2は、各PO
Sターミナル1-1,1-2,1-3,1-4で登録された商品
販売データの集計機能等を有した従来周知のものであ
る。
【0012】また、各POSターミナル1-1,1-2,1
-3,1-4も、商品販売データの登録機能等の基本機能は
従来周知のものと同一である。ただし、本実施の形態に
おける各POSターミナル1-1,1-2,1-3,1-4は、
各POSターミナル間を結ぶ通信回線(LAN3)とは
別の通信回線であるISDN(Integrated ServicesDig
ital Network :サービス総合ディジタル網)4を介し
てPOSターミナルの保守拠点に設置されたコンピュー
タ5と接続されている。
【0013】また、各POSターミナル1-1,1-2,1
-3,1-4は、図2に示すように、LAN3で接続された
他の3台のPOSターミナルの中の1台をエラーログ情
報保管先のPOSターミナルとして指定し、エラー発生
時にそのエラーログ情報保管先のPOSターミナルに該
当するエラーログ情報をLAN3を介して送信するエラ
ーログ情報送信手段11を備えている。このため、各P
OSターミナル1-1,1-2,1-3,1-4は、自己のエラ
ーログ情報を蓄積保存する自己エラーログ情報記憶部1
2とは別に、他のPOSターミナルから自己宛に送信さ
れてくるエラーログ情報を蓄積保存するエラーログ情報
蓄積手段としての監視相手先エラーログ情報記憶部13
を備えている。
【0014】なお、各POSターミナル1-1,1-2,1
-3,1-4がそれぞれ異なるPOSターミナルをエラーロ
グ情報の保管先として指定してもよく、複数のPOSタ
ーミナルが同一のPOSターミナルをエラーログ情報の
保管先として指定してもよい。
【0015】そして、他のPOSターミナルからエラー
ログ情報の保管先として指定されたPOSターミナル
は、その指定元のPOSターミナルの動作状態を監視す
る状態監視手段14と、この状態監視手段14により前
記指定元のPOSターミナルの動作状態が異常であると
認識すると前記監視相手先エラーログ情報記憶部13に
蓄積保存したその異常POSターミナルのエラーログ情
報を外部へ通知するエラーログ通知手段15とを備えて
いる。
【0016】ここで、エラーログ通知手段15は、IS
DN4を介して接続された保守拠点のコンピュータ5
に、監視相手先エラーログ情報記憶部13に蓄積保存し
たエラーログ情報を送信する手段である。なお、通信媒
体(ISDN5)を介して送信することにより異常PO
Sターミナルのエラーログ情報を外部(保守拠点)へ通
知するのでなく、フロッピーディスク等の可搬式の記録
媒体に異常POSターミナルのエラーログ情報を記録し
て外部へ通知することも可能である。
【0017】図3は各POSターミナル1-1,1-2,1
-3,1-4の要部構成を示すブロック図であり、各POS
ターミナル1-1,1-2,1-3,1-4は同一構成である。
各POSターミナル1-1,1-2,1-3,1-4は、制御部
本体として、CPU(Central Processing Unit)2
1、ROM(Read Only Memory)22及びRAM(Rand
om Access Memory)23を、システムバス24で接続し
てなるマイコン25を搭載している。そして、このマイ
コン25により、FDD(Floppy Disk Drive)コント
ローラ26,HDD(Hard Disc Drive)コントローラ
27,LANインタフェース28,通信インタフェース
29,タイマコントローラ30,I/Oポート31,ス
キャナコントローラ32,キーボードコントローラ3
3,プリンタコントローラ34及び表示コントローラ3
5の各部を制御するものとなっている。
【0018】前記FDDコントローラ26は、フロッピ
ーディスクに記録されたデータの読込み及びフロッピー
ディスクへのデータの書込みを行うFDD装置36の駆
動を制御する。前記HDDコントローラ27は、ハード
ディスクに記録されたデータの読込み及びハードディス
クへのデータの書込みを行うHDD装置37の駆動を制
御する。
【0019】前記LANインタフェース28は、LAN
3を介して接続されるストアコンピュータ2及び他のP
OSターミナルとのデータ通信を司る。前記通信インタ
フェース29は、ISDN4を介して接続される保守拠
点のコンピュータ5とのデータ通信を司る。
【0020】前記タイマコントローラ30は、予め設定
された時間を繰り返し計時しタイムアウトする毎に前記
CPU21にタイマ割込み信号を送出する2種類のタイ
マ(タイマA,タイマB)38,39の起動/停止を制
御する。
【0021】前記I/Oポート31は、現金等を収容す
るためのドロワ40に開放指令信号を送出する。前記ス
キャナコントローラ32は、商品に付されたバーコード
などを光学的に読取るスキャナ41の駆動を制御し、ス
キャニングされたデータを取込むものである。前記キー
ボードコントローラ33は、置数キー,部門キー,小計
キー,預/現計キー等が配設されたキーボード42の駆
動を制御し、操作キーに対応したキー信号を取込むもの
である。
【0022】前記プリンタコントローラ34は、レシー
ト印字などを行うプリンタ43の駆動を制御し、マイコ
ン25より与えられた印字データを上記プリンタ43に
与えるものである。前記表示コントローラ35は、オペ
レータ用のフロント表示器44及び買物客用の客面表示
器45の駆動を制御し、マイコン25より与えられた表
示データを上記フロント表示器44及び客面表示器45
にそれぞれ与えるものである。
【0023】かかる構成の各POSターミナル1-1,1
-2,1-3,1-4において、前記HDD装置37によりア
クセスされる内蔵のハードディスクには、特に、図4に
示すエリア構造の保管相手先設定テーブル51,監視相
手先設定テーブル52及びエラーログデータテーブル5
3を記憶している。
【0024】前記保管相手先設定テーブル51は、前記
LAN3で接続された他の3台のPOSターミナルのう
ちどのPOSターミナル(1台のみ)に自己のエラーロ
グ情報を保管させるか,つまりはエラーログ情報保管先
となるPOSターミナルを設定するテーブルであって、
そのエラーログ情報保管先となるPOSターミナルに割
り当てられたターミナル識別番号Yを記憶するエリア
と、そのPOSターミナルがエラーログ情報を受付け可
能なとき“1”となり、受付け不可能なとき“0”とな
る保管フラグを記憶するエリアとからなる。
【0025】前記監視相手先設定テーブル52は、前記
LAN3で接続された他の3台のPOSターミナルのう
ち自機をエラーログ情報保管先として指定しているPO
Sターミナル,つまりは動作状態を監視するPOSター
ミナル(1台でも2台でも3台でもよい)を設定するテ
ーブルであって、動作状態を監視するPOSターミナル
に予め割り当てられたターミナル識別番号Y1,Y2
(1台のみの場合は未設定),Y3(1台及び2台の場
合は未設定)を記憶するエリアと、そのPOSターミナ
ルの状態監視を開始するとき“1”となり、終了すると
“0”となる監視フラグを記憶するエリアとからなる。
【0026】前記エラーログデータテーブル53は、自
機に対して予め割り当てられるターミナル識別番号Xに
対応して自機内で発生したエラーに関わるエラーログ情
報を蓄積保存する自己エラーログエリア53aととも
に、動作状態を監視するPOSターミナルのターミナル
識別番号Y1,Y2,Y3別にその動作状態を監視する
POSターミナル内で発生したエラーに関わるエラーロ
グ情報を蓄積保存する監視相手先エラーログエリア53
b,53c,53dとからなる。ここに、自己エラーロ
グエリア53aは自己エラーログ情報記憶部12として
機能し、監視相手先エラーログエリア53b,53c,
53dは監視相手先エラーログ情報記憶部13として機
能する。
【0027】しかして、各POSターミナル1-1,1-
2,1-3,1-4のCPU21は、電源投入時に機器を立
ち上げる立上げ業務の処理制御を実行する。そして、こ
の制御の中で、図5に示すように、ST(ステップ)1
として前記保管相手先設定テーブル51をチェックし、
エラーログ情報保管先となるPOSターミナルのターミ
ナル識別番号Yが設定されているか否かを判断する。そ
して、ターミナル識別番号Yが設定されていたならば、
ST2としてそのターミナル識別番号Yに対応する保管
フラグを“0”とする。また、ST3として一方のタイ
マA38の起動を指令するコマンドをタイマコントロー
ラ30に与えるものとなっている。なお、保管相手先設
定テーブル51にエラーログ情報保管先となるPOSタ
ーミナルのターミナル識別番号Yが設定されていない場
合には、保管フラグは未設定“−”のままである。
【0028】また、ST4として前記監視相手先設定テ
ーブル52をチェックし、状態を監視するPOSターミ
ナルのターミナル識別番号Y1,Y2,Y3の少なくと
も1つが設定されているか否かを判断する。そして、タ
ーミナル識別番号Y1,Y2,Y3の少なくとも1つが
設定されている場合には、ST5としてそのターミナル
識別番号Y1,Y2またはY3に対応する監視フラグを
“0”とする。また、ST6として他方のタイマB39
の起動を指令するコマンドをタイマコントローラ30に
与えるものとなっている。なお、監視相手先設定テーブ
ル52に状態を監視するPOSターミナルのターミナル
識別番号Y1,Y2,Y3がいずれも設定されていない
場合には、監視フラグは未設定“−”のままである。
【0029】その後、CPU21は商品販売データ登録
業務などの通常業務の処理制御を開始する。そして、こ
の制御の中で、一方のタイマA38のタイマ割込み信号
を入力すると、その都度、図6の流れ図に示すタイマA
割込処理を実行するものとなっている。すなわちCPU
21は、タイマA38のタイマ割込み信号を入力する
と、ST11として保管相手先設定テーブル51に設定
されているターミナル識別番号Yで識別されるPOSタ
ーミナル宛に、LAN3を介して保管コマンドを送信す
る。これに応じて、ST12としてコマンド送信先のP
OSターミナルから受信応答コマンドを受信すると、S
T13として保管相手先設定テーブル51の保管フラグ
を調べ、“1”でなければ“1”にセットして、このタ
イマA割込処理を終了する。なお、ST12にてコマン
ド送信先のPOSターミナルから受信応答コマンドを受
信できなかった場合には、ST14として保管相手先設
定テーブル51の保管フラグを調べ、“0”でなければ
“0”にセットして、このタイマA割込処理を終了す
る。
【0030】またCPU21は、前記通常業務の処理制
御の中で、他方のタイマB39のタイマ割込み信号を入
力すると、その都度、図7の流れ図に示すタイマB割込
み処理を実行するものとなっている。すなわちCPU2
1は、タイマB39のタイマ割込み信号を入力すると、
ST21として監視相手先設定テーブル52を調べて監
視フラグが“1”にセットされたターミナル識別番号が
存在するか否かを判断する。ここで、存在しない場合に
は、このタイマB割込み処理を終了する。
【0031】監視フラグが“1”にセットされたターミ
ナル識別番号が1つでも存在する場合には、ST22と
してその監視フラグが“1”にセットされたターミナル
識別番号で識別される全てのPOSターミナル宛に、L
AN3を介して監視コマンドを送信する。これに応じ
て、ST23としてコマンド送信先の全てのPOSター
ミナルから受信応答コマンドを受信すると、監視相手先
の他のPOSターミナルは全て正常に動作していると判
断して、このタイマB割込み処理を終了する。
【0032】これに対し、コマンド送信先のPOSター
ミナルのうち1台からでも受信応答コマンドを受信でき
なかった場合には、その応答コマンドを送り返してこな
いPOSターミナルの動作が異常であると判断する。そ
して、ST24としてこの応答コマンドを送り返してこ
ないPOSターミナルが異常であることを通知するデー
タを、ISDN4を介して保守拠点のコンピュータ5に
送信する。また、ST25としてエラーログデータテー
ブル53からこの応答コマンドを送り返してこないPO
Sターミナルのターミナル識別番号に対応して蓄積保存
しているエラーログ情報を読み出し、同じくISDN4
を介して保守拠点のコンピュータ5に送信する。その
後、ST26としてこの応答コマンドを送り返してこな
いPOSターミナルのターミナル識別番号に対応した監
視フラグを“0”にセットしたならば、このタイマB割
込み処理を終了する。
【0033】なお、ST23の処理にて保管コマンドに
対する受信応答が途絶えても直ぐに監視相手先のダウン
と見なさず、間隔が空いた複数回の保管コマンドに対す
る受信応答がいずれもなかった場合に監視相手先がダウ
ンしたと見なして、ST24,ST25の処理を実行す
るようにすれば、誤通報を防ぐことができる。
【0034】ここに、CPU21が実行するタイマB割
込み処理のST22,ST23の処理は状態監視手段1
4として機能し、ST24,ST25の処理はエラーロ
グ通知手段として機能する。
【0035】またCPU21は、前記通常業務の処理制
御の中で、何等かのエラーが発生すると、その都度、図
8の流れ図に示すエラー処理を実行するものとなってい
る。すなわちCPU21は、エラーが発生すると、ST
31として発生したエラーに該当するエラーログ情報を
エラーログテーブル53の自己エラーログエリア53a
に発生順にセーブする。しかる後、ST32として保管
相手先設定テーブル51の保管フラグが“1”にセット
されているか否かを判断する。そして、“1”にセット
されている場合に限り、ST33として保管相手先設定
テーブル51に設定されているターミナル識別番号Yで
識別される他のPOSターミナル宛に、LAN3を介し
て当該エラーログ情報を送信するものとなっている。こ
こに、CPU21が実行するエラー処理のST32,S
T33の処理はエラーログ情報送信手段として機能す
る。
【0036】またCPU21は、前記通常業務の処理制
御の中で、LAN3を介して接続された他のPOSター
ミナルからコマンド等を受信すると、その都度、図9の
流れ図に示す受信処理を実行するものとなっている。す
なわちCPU21は、ST41として他のPOSターミ
ナルからLAN3を介して保管コマンドを受信した場合
には、ST42として監視相手先設定テーブル52にコ
マンド送信元のPOSターミナルのターミナル識別番号
が設定されているか否かを判断する。そして設定されて
いる場合には、ST43としてそのターミナル識別番号
に対応した監視フラグを“1”にセットするとともに、
ST44としてコマンド送信元のPOSターミナル宛て
に、LAN3を介して受信応答コマンドを送信する。コ
マンド送信元のPOSターミナルのターミナル識別番号
が監視相手先設定テーブル52に設定されていない場合
には、何も応答しない。
【0037】また、ST45として他のPOSターミナ
ルから監視コマンドを受信した場合には、ST46とし
てコマンド送信元のPOSターミナル宛に、LAN3を
介して受信応答コマンドを送信する。
【0038】また、ST47として他のPOSターミナ
ルからエラーログ情報を受信した場合には、ST48と
してエラーログデータテーブル53におけるエラーログ
情報送信元POSターミナルのターミナル識別番号に対
応した監視相手先エラーログエリア53b,53cまた
は53dに、その受信したエラーログ情報を受信順にセ
ーブするものとなっている。
【0039】このように構成された本実施の形態のPO
Sシステムにおいては、次の如く動作する。なお、ター
ミナル識別番号[1]が割り当てられたPOSターミナ
ル1-1のエラーログ情報保管先としてターミナル識別番
号[2]が割り当てられたPOSターミナル1-2を指定
し、このPOSターミナル1-2のエラーログ情報保管先
としてターミナル識別番号[3]が割り当てられたPO
Sターミナル1-3を指定し、このPOSターミナル1-3
のエラーログ情報保管先としてターミナル識別番号
[4]が割り当てられたPOSターミナル1-4を指定
し、このPOSターミナル1-4のエラーログ情報保管先
として前記POSターミナル1-1を指定するものとす
る。
【0040】この場合、POSターミナル1-1の保管相
手先設定テーブル51にはターミナル識別番号[2]が
設定され、監視相手先設定テーブル52にはターミナル
識別番号[4]のみが設定される。同様に、POSター
ミナル1-2の保管相手先設定テーブル51にはターミナ
ル識別番号[3]が設定され、監視相手先設定テーブル
52にはターミナル識別番号[1]のみが設定される。
また、POSターミナル1-3の保管相手先設定テーブル
51にはターミナル識別番号[4]が設定され、監視相
手先設定テーブル52にはターミナル識別番号[2]の
みが設定される。また、POSターミナル1-4の保管相
手先設定テーブル51にはターミナル識別番号[1]が
設定され、監視相手先設定テーブル52にはターミナル
識別番号[3]のみが設定される。
【0041】今、各POSターミナル1-1,1-2,1-
3,1-4が正常に立ち上がり通常業務を行なっていると
する。そうすると、各POSターミナル1-1,1-2,1
-3,1-4の保管相手先設定テーブル51には、それぞれ
エラーログ情報保管先のターミナル識別番号に対応した
保管フラグが“1”となっている。
【0042】これにより、POSターミナル1-1におい
て何らかのエラーが発生すると、そのエラーに関するエ
ラーログ情報が当該POSターミナル1-1のエラーログ
テーブル53における自己エラーログエリア53aにセ
ーブされるとともに、エラーログ情報保管先である他の
POSターミナル1-2のエラーログテーブル53におけ
る監視相手先エラーログエリア53bにもセーブされ
る。同様に、POSターミナル1-2において発生したエ
ラーに関するエラーログ情報は、当該POSターミナル
1-2のエラーログテーブル53における自己エラーログ
エリア53aと、エラーログ情報保管先である他のPO
Sターミナル1-3のエラーログテーブル53における監
視相手先エラーログエリア53bとにセーブされ、PO
Sターミナル1-3において発生したエラーに関するエラ
ーログ情報は、当該POSターミナル1-3のエラーログ
テーブル53における自己エラーログエリア53aと、
エラーログ情報保管先である他のPOSターミナル1-4
のエラーログテーブル53における監視相手先エラーロ
グエリア53bとにそれぞれセーブされ、POSターミ
ナル1-4において発生したエラーに関するエラーログ情
報は、当該POSターミナル1-4のエラーログテーブル
53における自己エラーログエリア53aと、エラーロ
グ情報保管先である他のPOSターミナル1-1のエラー
ログテーブル53における監視相手先エラーログエリア
53bとにセーブされる。
【0043】この状態で、例えば今、POSターミナル
1-2に異常が発生してダウンしたとする。そうすると、
タイマB39に予め設定されている時間間隔で周期的に
POSターミナル1-2宛に監視コマンドを送信してPO
Sターミナル1-2の動作状態を監視していた他のPOS
ターミナル1-3において、監視コマンドに対する受信応
答が途絶えたことから監視相手先であるPOSターミナ
ル1-2のダウンが認識される。そして、このPOSター
ミナル1-3から保守拠点のコンピュータ5に対し、IS
DN4を介して、POSターミナル1-2のダウンととも
に、ダウン直前までPOSターミナル1-2で発生してい
たエラーのエラーログ情報の蓄積データが送信されて通
知される。
【0044】このとき、ダウンしたPOSターミナル1
-2を保管相手先として、タイマA38に予め設定されて
いる時間間隔で周期的に保管コマンドを送信していたP
OSターミナル1-1においては、保管コマンドに対する
受信応答が途絶えたことから保管フラグが“0”とな
り、以後、ダウンしたPOSターミナル1-2に自機で発
生したエラーのエラーログ情報を送信し続けるようなこ
とはない。
【0045】また、ダウンしたPOSターミナル1-2を
監視していたPOSターミナル1-3においても、PO
Sターミナル1-2のエラーログ情報をコンピュータ5へ
通知した後にPOSターミナル1-2のターミナル識別番
号[2]に対応した監視フラグが“0”となるので、以
後、ダウンしたPOSターミナル1-2に監視コマンドを
送信し続けることもない。
【0046】一方、ダウンしたPOSターミナルがPO
Sターミナル1-2でなくPOSターミナル1-1であっ
た場合には、POSターミナル1-2においてPOSター
ミナル1-1のダウンが認識される。そして、このから
POSターミナル1-2から保守拠点のコンピュータ5
に、POSターミナル1-1のダウンとダウン直前まで
のエラーログ情報の蓄積データが通知される。
【0047】同様に、POSターミナル1-3がダウンし
た場合には、POSターミナル1-4から保守拠点のコン
ピュータ5にPOSターミナル1-3のダウンとダウン直
前までのエラーログ情報の蓄積データが通知され、PO
Sターミナル1-4がダウンした場合には、POSターミ
ナル1-1から保守拠点のコンピュータ5にPOSターミ
ナル1-4のダウンとダウン直前までのエラーログ情報の
蓄積データが通知される。
【0048】このように、本実施の形態によれば、各P
OSターミナル1-1,1-2,1-3,1-4に、LAN3で
接続された他の3台のPOSターミナルの中の1台をエ
ラーログ情報保管先のターミナルとして指定し、エラー
発生時にエラーログ情報保管先のPOSターミナルに該
当するエラーログ情報をLANを介して送信するエラー
ログ情報送信手段11(CPU21の処理ST32,S
T33)を設けている。また、LAN3で接続された他
のPOSターミナルからエラーログ情報保管先のターミ
ナルとして指定されたPOSターミナル1-1,1-2,1
-3,1-4は、その指定元のPOSターミナルから送信さ
れてくるエラーログ情報を蓄積する監視相手先エラーロ
グ情報記憶部13(監視相手先エラーログエリア53
b,53c,53d)と、指定元のPOSターミナルの
動作状態を監視する状態監視手段14(CPUの処理S
T22,ST23)と、この状態監視手段14により指
定元のPOSターミナルの動作状態が異常であると認識
すると監視相手先エラーログ情報記憶部13で蓄積保存
したエラーログ情報を保守拠点のコンピュータ5に通知
するエラーログ通知手段15(CPUの処理ST24,
ST25)とを設けている。
【0049】したがって、ダウンしたPOSターミナル
のダウン直前までのエラーログ情報は他の正常なPOS
ターミナルにて蓄積保存されており、保守拠点のコンピ
ュータ5に通知可能なので、ダウンしたPOSターミナ
ルのエラーログ情報が消失してしまうことはなく、ダウ
ンに至った原因の究明に役立てることができる。また、
ダウンしたPOSターミナルのダウン直前までのエラー
ログ情報は他の正常なPOSターミナルから保守拠点の
コンピュータ5に自動的に通知されるので、原因究明に
要する時間が大幅に節約され、ダウンしたPOSターミ
ナルの復旧までの時間を短縮できる効果をも奏する。
【0050】なお、前記一実施の形態では、情報処理端
末として機能するPOSターミナルが4台のPOSシス
テムに本発明を適用したが、2台以上のシステムであれ
ば本発明を適用できるのはいうまでもないことである。
また、本発明はPOSシステムに限定されるものではな
く、複数台の情報処理端末を通信回線で接続してなる情
報処理システム全般に適用できるものである。
【0051】
【発明の効果】以上詳述したように本願請求項1記載の
発明によれば、情報処理端末で発生したエラーログ情報
をその情報処理端末がダウンしても確実に取得でき、ダ
ウンに至った原因の究明を常に迅速に行うことができる
情報処理システムを提供できる。また、本願請求項2記
載の発明によれば、上記請求項1記載の発明と同等な効
果を奏することは基より、情報処理端末で発生したエラ
ーログ情報を自動的に保守拠点のコンピュータに送信で
きるので、原因究明に要する時間をより一層短縮できる
効果を奏し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施の形態であるPOSシステム
の全体図。
【図2】 同実施の形態におけるPOSターミナルの本
発明に関わる機能構成部を示す模式図。
【図3】 同POSターミナルの具体的な構成を示すブ
ロック図。
【図4】 同POSターミナルが記憶する主要なテーブ
ルの構成を示す図。
【図5】 同POSターミナルのCPUが実行する立上
げ業務処理制御の要部を示す流れ図。
【図6】 同POSターミナルのCPUが実行する通常
業務処理制御のなかのタイマA割込み処理を示す流れ
図。
【図7】 同POSターミナルのCPUが実行する通常
業務処理制御のなかのタイマB割込み処理を示す流れ
図。
【図8】 同POSターミナルのCPUが実行する通常
業務処理制御のなかのエラー処理を示す流れ図。
【図9】 同POSターミナルのCPUが実行する通常
業務処理制御のなかの受信処理を示す流れ図。
【符号の説明】
1-1,1-2,1-3,1-4…POSターミナル(情報処理
端末) 2…ストアコンピュータ 3…LAN 4…ISDN 5…保守拠点コンピュータ 11…エラーログ情報送信手段 12…自己エラーログ情報記憶部 13…監視相手先エラーログ情報記憶部 14…状態監視手段 15…エラーログ通知手段 21…CPU 38…タイマA 39…タイマB 51…保管相手先設定テーブル 52…監視相手先設定テーブル 53…エラーログデータテーブル

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数台の情報処理端末を通信回線で接続
    してなる情報処理システムにおいて、 前記各情報処理端末は、前記通信回線で接続された他の
    複数の情報処理端末の中の少なくとも1台をエラーログ
    情報保管先の端末として指定し、エラー発生時に前記エ
    ラーログ情報保管先の端末に該当するエラーログ情報を
    前記通信回線を介して送信するエラーログ情報送信手段
    を備え、 前記通信回線で接続された他の情報処理端末からエラー
    ログ情報保管先の端末として指定された情報処理端末
    は、その指定元の情報処理端末から前記通信回線を介し
    て送信されてくるエラーログ情報を蓄積するエラーログ
    情報蓄積手段と、前記指定元の情報処理端末の動作状態
    を監視する状態監視手段と、この状態監視手段により前
    記指定元の情報処理端末の動作状態が異常であると認識
    すると前記エラーログ情報蓄積手段により蓄積したエラ
    ーログ情報を外部へ通知するエラーログ通知手段とを備
    えたことを特徴とする情報処理システム。
  2. 【請求項2】 エラーログ通知手段は、各情報処理端末
    間を結ぶ通信回線とは別の通信回線で接続された保守拠
    点のコンピュータに、エラーログ情報蓄積手段により蓄
    積したエラーログ情報を送信する手段であることを特徴
    とする請求項1記載の情報処理システム。
JP11007530A 1999-01-14 1999-01-14 情報処理システム Pending JP2000207250A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2013103033A1 (ja) 2012-01-06 2013-07-11 オムロン株式会社 ノード装置およびネットワークシステム
JP2013222287A (ja) * 2012-04-16 2013-10-28 Nec System Technologies Ltd ログ収集システム、端末装置、ログ収集方法、及びプログラム
US20230025708A1 (en) * 2021-07-21 2023-01-26 Toshiba Tec Kabushiki Kaisha Maintenance support system, maintenance support device, and control method thereof

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