JP2013222287A - ログ収集システム、端末装置、ログ収集方法、及びプログラム - Google Patents

ログ収集システム、端末装置、ログ収集方法、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】各端末装置のログ情報を一元的に管理することのできる、ログ収集システム、端末装置、ログ収集方法、及びプログラムを提供する。
【解決手段】端末装置1,2とマネージャ装置4とを備えている。端末装置1、2は、送受信処理部17,27と、ログ中継部13,23とを有している。送受信処理部17は、端末装置1がログ情報をマネージャ装置4に送信できない場合、ログ情報を端末装置2に送信するとともに端末装置2に対してログ情報をマネージャ装置4に転送するよう指示する。また、送受信処理部17は、端末装置2がマネージャ装置4にログ情報を転送できない場合、ログ情報の保存先となるログ保存端末装置を設定する。ログ中継部13は、端末装置2から端末装置2のログ情報を受信した場合、端末装置2のログ情報をマネージャ装置4に転送する。
【選択図】図1

Description

本発明は、ログ収集システム、端末装置、ログ収集方法、及びプログラムに関する。
従来、ネットワークに接続された端末装置を管理するために、各端末装置にエージェントプログラムをインストールし、各端末装置にネットワークを介して接続されたマネージャ装置によって各端末装置を監視するシステムが広く用いられている。
具体的には、エージェントプログラムによって、各端末装置におけるログ情報を収集し、この各端末装置のログ情報をマネージャ装置に送信する。例えば、特許文献1に記載のシステムは、複数の端末装置がピラミッド状の情報伝達系統を形成することで、物理的な限界を超えることなくネットワークに接続された各端末装置のログ情報の収集を行う。そして、このように収集された各端末装置のログ情報を最終的にマネージャ装置が集約する。
以上のように、各端末装置のログ情報がマネージャ装置に集約されると、マネージャ装置は各端末装置から受信したログ情報の形式をユーザが解析しやすい形式に整形してから保存する。これにより、マネージャ装置は、各端末装置から受信したログを一元的に管理している。
特開2011−28385号公報
ところで、マネージャ装置が停止する等によって各端末装置がマネージャ装置へ接続できなくなった場合、各端末装置はマネージャ装置に接続できるようになるまでログ情報をそれぞれが保管していた。
このように、各端末装置のいずれもマネージャ装置に接続できない場合、各端末装置によって収集されたログ情報をマネージャ装置に送信できないため、各端末装置のログ情報を一元管理することができないという課題があった。
そこで、本発明の目的の一例は、各端末装置のいずれもマネージャ装置にログ情報を送信できない場合であっても、各端末装置のログ情報を一元的に管理することのできる、ログ収集システム、端末装置、ログ収集方法、及びプログラムを提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明の一側面におけるログ収集システムは、複数の端末装置、及び前記各端末装置からネットワークを介して送信された前記各端末装置のログ情報を管理するマネージャ装置を備えたログ収集システムであって、
前記各端末装置は、
自己の端末装置が自己のログ情報を前記マネージャ装置に送信できない場合、前記自己の端末装置のログ情報を他の端末装置に送信するとともに前記他の端末装置に対して前記自己の端末装置のログ情報を前記マネージャ装置に転送するよう指示し、前記他の端末装置のいずれも前記マネージャ装置に前記自己の端末装置のログ情報を転送できない場合、自己を含む前記各端末装置の中から前記自己の端末装置のログ情報の保存先となるログ保存端末装置を設定する送受信処理部と、
前記他の端末装置から当該他の端末装置のログ情報を受信した場合、前記他の端末装置のログ情報を前記マネージャ装置に転送するログ中継部と、を備えていることを特徴とする。
また、上記目的を達成するため、本発明の一側面における端末装置は、他の端末装置及びマネージャ装置にネットワークを介して接続された端末装置であって、
自己の端末装置のログ情報を前記マネージャ装置に送信するログ送信処理部と、
前記自己の端末装置が前記自己のログ情報を前記マネージャ装置に送信できない場合、前記自己の端末装置のログ情報を前記他の端末装置に送信するとともに前記他の端末装置に対して前記自己の端末装置のログ情報を前記マネージャ装置に転送するよう指示し、前記他の端末装置のいずれも前記マネージャ装置に前記自己の端末装置のログ情報を転送できない場合、自己を含む前記各端末装置の中から前記自己の端末装置のログ情報の保存先となるログ保存端末装置を設定する送受信処理部と、
を備えていることを特徴とする。
また、上記目的を達成するため、本発明の一側面におけるログ収集方法は、複数の端末装置、及び前記各端末装置からネットワークを介して送信された前記各端末装置のログ情報を管理するマネージャ装置を備えたログ収集システムにおいて前記ログ情報を収集する方法であって、
(a)一の端末装置が自己のログ情報を前記マネージャ装置に送信できない場合、前記一の端末装置によって、前記自己のログ情報を他の端末装置に送信するとともに前記他の端末装置に対して前記自己のログ情報を前記マネージャ装置に転送するよう指示するステップと、
(b)前記他の端末装置のいずれも前記マネージャ装置に前記自己のログ情報を転送できない場合、前記一の端末装置によって、自己を含む前記各端末装置の中から前記自己の端末装置のログ情報の保存先となるログ保存端末装置を設定するステップと、
(c)前記一の端末装置が前記他の端末装置から当該他の端末装置のログ情報を受信した場合、前記一の端末装置によって前記他の端末装置のログ情報を前記マネージャ装置に転送するステップと、
を含むことを特徴とする。
また、上記目的を達成するため、本発明の一側面におけるプログラムは、他の情報処理装置及びマネージャ装置にネットワークを介して接続されたコンピュータに、
(a)自己のログ情報を前記マネージャ装置に送信するステップと、
(b)前記自己のログ情報を前記マネージャ装置に送信できない場合、前記自己のログ情報を前記他の情報処理装置に送信するとともに前記他の情報処理装置に対して前記自己のログ情報を前記マネージャ装置に転送するよう指示するステップと、
(c)前記他の情報処理装置のいずれもが前記マネージャ装置に前記自己のログ情報を転送できない場合、自己を含む前記各情報処理装置の中から前記自己のログ情報の保存先となるログ保存情報処理装置を設定するステップと、
を実行させることを特徴とする。
以上のように本発明におけるログ収集システム、端末装置、ログ収集方法、及びプログラムによれば、各端末装置のいずれもマネージャ装置にログ情報を送信できない場合であっても、各端末装置のログ情報を一元的に管理することができる。
図1は本発明の実施形態に係るログ収集システムの構成を示すブロック図である。 図2は本発明の実施形態に係るログ収集システムにおいて、各端末装置のログ情報をマネージャ装置に直接送信する際の動作を示すフローチャートである。 図3は本発明の実施形態に係るログ収集システムにおいて、各端末装置のログ情報を他の端末装置を用いてマネージャ装置に転送する際の動作を示すフローチャートである。 図4は本発明の実施形態に係るログ収集システムにおいて、全ての端末装置がログ情報をマネージャ装置に送信できない場合に、ある端末装置に各端末装置のログ情報を保存させる際の動作を示すフローチャートである。 図5は本発明の実施形態に係る端末装置を実現するコンピュータの一例を示すブロック図である。 図6は本発明の変形例に係るログ収集システムにおいて、各端末装置のログ情報を他の端末装置を用いてマネージャ装置に転送する際の動作を示すフローチャートである。 図7は本発明の変形例に係るログ収集システムにおいて、全ての端末装置がログ情報をマネージャ装置に送信できない場合に、ある端末装置に各端末装置のログ情報を保存させる際の動作を示すフローチャートである。
(実施形態)
以下、本発明の実施形態に係るログ収集システム、端末装置、ログ収集方法、及びプログラムについて、図面を参照しながら説明する。
[ログ収集システム]
最初に図1を用いて、本実施形態におけるログ収集システムの構成について説明する。図1は、本発明の実施形態に係るログ収集システムの構成を示すブロック図である。
図1に示すように、本実施形態におけるログ収集システム100は、端末装置1,2と、各端末装置1,2からネットワーク3を介して送信された各端末装置1,2のログ情報を管理するマネージャ装置4とを備えている。なお、図1においては、端末装置1,端末装置2の2つのみが記載されているが、端末装置の数は2つに限定されるものではなく、端末装置の数を3つ以上とすることもできる。
各端末装置1,2は、送受信処理部17,27と、ログ中継部13,23とを備えている。
送受信処理部17は、例えば、端末装置1が自己のログ情報をマネージャ装置4に送信できない場合、端末装置1のログ情報を端末装置2に送信するとともに、端末装置2に対して端末装置1のログ情報をマネージャ装置4に転送するよう指示する。
また、送受信処理部17は、端末装置2がマネージャ装置4に端末装置1のログ情報を転送できない場合、端末装置1及び端末装置2の中から端末装置1のログ情報の保存先となるログ保存端末装置を設定する。
上記ログ収集システムは、ある端末装置1が自己のログ情報をマネージャ装置4に送信できない場合、他の端末装置2を介してそのログ情報をマネージャ装置4に送信することができる。このため、マネージャ装置4において、ログ情報を一元的に管理することができる。
また、いずれの端末装置1,2もログ情報をマネージャ装置4に送信できない場合は、各端末装置1,2の中からログ情報の保存先となるログ保存端末装置を設定する。このため、マネージャ装置4においてログ情報を一元的に管理できなくなった場合であっても、このログ保存端末装置において各端末装置1,2のログ情報を一元的に管理することができる。
[端末装置]
ここで、端末装置1の構成を更に具体的に説明する。なお、端末装置2の構成は、端末装置1の構成と同じであるため、その説明を省略する。
図1に示すように、本実施形態では、端末装置1は、ログ中継部13及び送受信処理部17に加え、ログ保存部11、ログ送信処理部12、送信結果受信部121、仮想ログ保存部14、仮想マネージャ処理部15、ログ受信格納処理部151、ライブ情報保存部16、及びネットワークインターフェース部18を更に備えている。
ネットワークインターフェース部18は、端末装置1とネットワークを接続する機能を有する。
ログ保存部11は、端末装置1の利用状況又は通信記録等のログ情報が保存されている。
ログ送信処理部12は、ネットワークインターフェース部18及びネットワーク3経由で、ログ保存部11に保存されたログ情報をマネージャ装置4に送信する機能を有する。また、ログ送信処理部12は、マネージャ装置4にログ情報を送信できない場合、送信結果受信部121にエラーを通知する機能も有する。
送信結果受信部121は、ログ送信処理部12から、ログ情報をマネージャ装置4に送信できなかった旨のエラーが通知された場合、送受信処理部17にログ情報を送信するよう指示する機能を有する。
ライブ情報保存部16は、ライブ情報を保存している。このライブ情報は、各端末装置1,2の稼働情報、ログ送信順位、及びログ保存順位を含んでいる。なお、稼働情報とは、各端末装置1,2が稼働しているか否かを示す情報である。また、ログ送信順位とは、端末装置1からマネージャ装置4へ直接ログ情報を送信できない場合に、端末装置1のログ情報の転送を行う転送端末装置となる順位を示している。また、ログ保存順位とは、全ての端末装置1,2がマネージャ装置4にログ情報を送信できない場合に、各端末装置のログ情報を保存するログ保存端末装置となる順位を意味している。
送受信処理部17は、送信結果受信部121からエラー通知を受け取ると、ライブ情報保存部16に保存された稼働情報及びログ送信順位に基づき転送端末装置を設定して、その転送端末装置となった端末装置2のログ中継部23にログ情報を送信する機能を有する。また、送受信処理部17は、ログ中継部23に対してこのログ情報をマネージャ装置4に転送するよう指示する機能も有する。
また、送受信処理部17は、転送端末装置となった端末装置2のログ中継部23よりログ情報をマネージャ装置4に転送できなかった旨のエラー通知を受け取ると、各端末装置1,2のログ情報の保存先となるログ保存端末装置を設定する機能を有する。さらには、送受信処理部17は、ログ保存端末装置として設定した端末装置2の送受信処理部27に対して、自己のログ情報を送信するととともに端末装置2が仮想マネージャ装置として稼働するよう指示する機能も有する。
仮想ログ保存部14は、他の端末装置2から受信したログ情報や、自己のログ情報をまとめて保存する機能を有する。
仮想マネージャ処理部15は、他の端末装置2からのログ情報の格納指示に対してログ受信格納処理部151にログ情報を仮想ログ保存部14へ保存するよう指示する機能を有する。
ログ受信格納処理部151は、指示されたログ情報をユーザが解析しやすいような所定の形式に整形し、この整形されたログ情報を仮想ログ保存部14に保存する機能を有する。なお、ログ受信格納処理部151によるログ情報の整形とは、ログ受信格納処理部411が、受信したログ情報の中から日時及びイベント名等のようなユーザがログ情報の解析に必要と思われる情報のみを抽出し、その他の情報を削除したりすること等をいう。
ログ中継部13は、他の端末装置2の送受信処理部27からログ情報を受信し、このログ情報を、マネージャ装置4へ転送する機能を有する。また、ログ中継部13は、マネージャ装置4に転送できない場合、ログ情報の転送を指示してきた端末装置2の送受信処理部27に対して、ログ情報を転送できない旨のエラーを通知する機能を持つ。
[マネージャ装置]
マネージャ装置4は、マネージャ処理部41、ログ受信格納処理部411、及びログ保存部42を備えている。
マネージャ処理部41は、各端末装置1,2から受信したログ情報の格納指示に対してログ受信格納処理部411にログ情報の保存を指示する機能を有する。
ログ受信格納処理部411は、各端末装置1,2から送信されたログ情報を受信し、このログ情報を、ユーザが解析しやすいような所定の形式に整形してログ保存部42に保存する機能を有する。なお、ログ受信格納処理部411によるログ情報の整形とは、例えば、ログ受信格納処理部411が、受信したログ情報の中から、日時及びイベント名等のようなユーザが解析に必要と思われる情報のみを抽出し、その他の情報を削除したりすること等をいう。
[ログ収集システムの動作]
次に、本発明の実施形態におけるログ収集システムの動作について、図1を適宜参酌しつつ、図2〜図4を用いて説明する。なお、本実施形態では、ログ収集システムを動作させることによってログ収集方法が実施されるため、本実施形態におけるログ収集方法の説明は以下のログ収集システムの動作説明に代える。また、以下の説明において、各端末装置1,2同士の情報のやり取り、及び各端末装置1,2とマネージャ装置4との情報のやり取りは、ネットワーク3を経由して行う。
まずは、本実施形態に係るログ収集システムにおいて、各端末装置のログ情報をマネージャ装置に直接送信する際の動作について説明する。
図2は、本発明の実施形態に係るログ収集システムにおいて、端末装置のログ情報をマネージャ装置に直接送信する際の動作を示すフローチャートである。
図2に示すように、まず、端末装置1のログ送信処理部12は、ログ保存部11に保存されている端末装置1のログ情報を、マネージャ装置4のマネージャ処理部41に対して送信する(ステップS1)。
端末装置1からマネージャ装置4に問題なくログ情報が送信できた場合、マネージャ装置4のマネージャ処理部41は、端末装置1からのログ情報を受信し、このログ情報をログ保存部42に保存するようログ受信格納処理部411に指示する(ステップS2)。
ログ受信格納処理部411は、マネージャ処理部41から指示を受けると、受信したログ情報の形式を所定の形式に整形して、ユーザが解析しやすいような形式とする(ステップS3)。そして、ログ受信格納処理部411は、形式を整形したログ情報をログ保存部42に保存する(ステップS4)。
同様に、端末装置2のログ保存部21に保存された端末装置2のログ情報もマネージャ装置4のログ保存部42に保存される。このため、各端末装置1、2のログ情報をマネージャ装置4において一元的に管理することができる。
続いて、本実施形態に係るログ収集システムにおいて、各端末装置のログ情報を他の端末装置を用いてマネージャ装置に転送する動作について図3を参照しつつ説明する。
図3は、本発明の実施形態に係るログ収集システムにおいて、各端末装置のログ情報を、他の端末装置を用いてマネージャ装置に転送する際の動作を示すフローチャートである。
図3に示すように、まず、端末装置1のログ送信処理部12は、ログ保存部11に保存されている端末装置1のログ情報を、マネージャ装置4のマネージャ処理部41に対して送信する(ステップS11)。
次に、ログ送信処理部12は、端末装置1のログ情報をマネージャ装置4に送信できないと判断した場合、ログ情報をマネージャ装置に送信できない旨のエラーを、送信結果受信部121に対して通知する(ステップS12)。ログ送信処理部12は、例えば、所定時間内にマネージャ装置4からレスポンスがない場合、ログ情報をマネージャ装置に送信できなかったと判断する。
送信結果受信部121は、ログ送信処理部12からエラーの通知を受け取ると、端末装置1以外の端末装置2を介して端末装置1のログ情報を転送できるか調べるために、送受信処理部17にログ情報の転送を通知する(ステップS13)。
送受信処理部17は、送信結果受信部121より転送通知を受け取ると、自己の端末装置1のログ情報をマネージャ装置4に転送するための転送端末装置を設定する(ステップS14)。
具体的には、送受信処理部17は、送信結果受信部121より転送通知を受け取ると、まず、ライブ情報保存部16に格納されたライブ情報のうち、稼動情報及びログ送信順位を参照する。そして、送受信処理部17は、稼働情報及びログ送信順位に基づき、稼働している端末装置の中からログ送信順位が最も若い端末装置を上述した転送端末装置として設定する。なお、本実施形態では、端末装置2が転送端末装置として設定されたものとする。
次に、送受信処理部17は、転送端末装置として設定された端末装置2のログ中継部23に対して、自己の端末装置1のログ情報を送信するとともにこのログ情報をマネージャ装置4へ転送するよう指示する(ステップS15)。
転送端末装置として設定された端末装置2のログ中継部23は、端末装置1の送受信処理部17からログ情報を受信すると、この受信したログ情報をマネージャ装置4のマネージャ処理部41に転送する(ステップS16)。
マネージャ装置4のマネージャ処理部41は、端末装置1のログ情報を端末装置2のログ中継部23から受信すると、ログ受信格納処理部411にログ情報をログ保存部42に保存するよう指示する(ステップS17)。
ログ受信格納処理部411は、マネージャ処理部41から指示を受けると、ユーザが解析しやすいよう、受信した端末装置1のログ情報の形式を所定の形式に整形する(ステップS18)。
そして、ログ受信格納処理部411は、ステップS18において形式を整形したログ情報をログ保存部42に保存する(S19)。
同様に、端末装置2が自己のログ情報をマネージャ装置4に直接送信できない場合、端末装置1を転送端末装置として用いて端末装置2のログ情報をマネージャ装置4へ転送することができる。以上のように、各端末装置1,2からマネージャ装置4へログ情報を転送することで、マネージャ装置において各端末装置1,2のログ情報を一元的に管理することができる。
次に、本実施形態に係るログ収集システムにおいて、全ての端末装置がログ情報をマネージャ装置に送信できない場合にある端末装置に各端末装置のログ情報を保存させる際の動作について図4を参照しつつ説明する。
図4は、本発明の実施形態に係るログ収集システムにおいて、全ての端末装置がログ情報をマネージャ装置に送信できない場合にある端末装置に各端末装置のログ情報を保存させる際の動作を示すフローチャートである。なお、ステップS21〜S25までの処理は、上述したステップS11〜S15までの処理と同様であるため、その説明を繰り返さず、以下ではステップS26以降の処理を説明する。
図4に示すように、転送端末装置として設定された端末装置2のログ中継部23は、端末装置1の送受信処理部17から受信したログ情報を、マネージャ装置4のマネージャ処理部41に転送する(ステップS26)。ここで、マネージャ装置4の停止などによって、ログ中継部23が端末装置1のログ情報をマネージャ装置4に転送できないと判断した場合、ログ中継部23は、端末装置1の送受信処理部17にエラーを通知する(ステップS27)。ログ中継部23は、例えば、所定時間内にマネージャ装置4からレスポンスが無い場合、ログ情報をマネージャ装置に転送できなかったと判断する。
端末装置1の送受信処理部17は、端末装置2のログ中継部23よりエラー通知を受信すると、本実施形態においては全ての端末装置1,2がマネージャ装置4にログ情報を送信できないこととなるため、ログ保存端末装置を設定する(ステップS28)。
具体的には、送受信処理部17は、ライブ情報保存部16に保存されているライブ情報における稼働情報及びログ保存順位を参照する。そして、送受信処理部17は、この稼働情報及びログ保存順位に基づいて、稼働している端末装置の中でログ保存順位が最も若い端末装置をログ保存端末装置として設定する。なお、本実施形態では、端末装置2がログ保存端末装置となる。
そして、送受信処理部17は、端末装置2の送受信処理部27に対して、仮想マネージャ処理部25の稼動とログ情報の保存を指示するとともに、端末装置1のログ情報を送信する(ステップS29)。
端末装置2の送受信処理部27は、端末装置1の送受信処理部17からの指示を受信すると、仮想マネージャ処理部25を稼動し、この仮想マネージャ処理部25に端末装置1の送受信処理部17から受信したログ情報の保存を指示する(ステップS30)。
仮想マネージャ処理部25は、送受信処理部27より指示を受信すると、ログ受信格納処理部251に対して、端末装置1から受信したログ情報の保存を指示する(ステップS31)。
ログ受信格納処理部251は、仮想マネージャ処理部25から指示を受けると、ユーザが解析しやすいよう、受信したログ情報の形式を所定の形式に整形する(ステップS32)。
次に、ログ受信格納処理部251は、ステップS32においてデータ形式を整形したログ情報を仮想ログ保存部24に保存する(ステップS33)。
なお、上記ログ収集システムは、端末装置2の仮想ログ保存部24に、端末装置2のログ保存部21に保存された端末装置2自身のログ情報も保存する。これにより、マネージャ装置4が停止する等した場合であっても、端末装置2によって各端末装置1,2のログ情報を一元的に管理することができる。
なお、以上のようにログ保存端末装置としてマネージャ機能が動作するように設定された端末装置2は、自己のログ情報を収取するエージェント機能をマネージャ機能と同時に動作させることができる。また、端末装置1をログ保存端末装置として設定して、端末装置1の仮想ログ保存部14に、各端末装置1,2のログ情報を保存することもできる。
[プログラム]
本発明の実施形態におけるプログラムは、コンピュータに、図2に示すステップS1、図3に示すS11〜S16、及び図4に示すステップS21〜33を実行させるプログラムであればよい。このプログラムをコンピュータにインストールし実行することによって、本実施形態における端末装置を実現することができる。この場合、コンピュータのCPU(Central Processing Unit)は、ログ送信処理部12、22と、送信結果受信部121、221と、ログ中継部13、23と、仮想マネージャ処理部15、25と、ログ受信格納処理部151、251と、送受信処理部17、27として機能し、処理を行う。
ここで、上述した実施形態におけるプログラムを実行することによって、端末装置を実現するコンピュータについて図5を用いて説明する。図5は、本発明の実施形態における端末装置を実現するコンピュータの一例を示すブロック図である。
図5に示すように、コンピュータ110は、CPU111と、メインメモリ112と、記憶装置113と、入力インターフェイス114と、表示コントローラ115と、データリーダ/ライタ116と、通信インターフェイス117とを備える。これらの各部は、バス121を介して、互いにデータ通信可能に接続される。
CPU111は、記憶装置113に格納された、本実施の形態におけるプログラム(コード)をメインメモリ112に展開し、これらを所定順序で実行することにより、各種の演算を実施する。メインメモリ112は、典型的には、DRAM(Dynamic Random Access Memory)等の揮発性の記憶装置である。また、本実施の形態におけるプログラムは、コンピュータ読み取り可能な記録媒体120に格納された状態で提供される。なお、本実施の形態におけるプログラムは、通信インターフェイス117を介して接続されたインターネット上で流通するものであっても良い。
また、記憶装置113の具体例としては、ハードディスクの他、フラッシュメモリ等の半導体記憶装置が挙げられる。入力インターフェイス114は、CPU111と、キーボード及びマウスといった入力機器118との間のデータ伝送を仲介する。表示コントローラ115は、ディスプレイ装置119と接続され、ディスプレイ装置119での表示を制御する。データリーダ/ライタ116は、CPU111と記録媒体120との間のデータ伝送を仲介し、記録媒体120からのプログラムの読み出し、及びコンピュータ110における処理結果の記録媒体120への書き込みを実行する。通信インターフェイス117は、CPU111と、他のコンピュータとの間のデータ伝送を仲介する。
また、記録媒体120の具体例としては、CF(Compact Flash(登録商標))及びSD(Secure Digital)等の汎用的な半導体記憶デバイス、フレキシブルディスク(Flexible Disk)等の磁気記憶媒体、又はCD−ROM(Compact Disk Read Only Memory)などの光学記憶媒体が挙げられる。
(変形例)
図6は、本発明の変形例に係るログ収集システムにおいて、各端末装置のログ情報を他の端末装置を用いてマネージャ装置に転送する際の動作を示すフローチャートである。なお、ステップS41〜S47までの処理は、上述したステップS21〜S27までの処理と基本的に同様であるため、異なる部分以外は、その説明を繰り返さない。
変形例に係るログ収集システムは、上記実施形態に係るログ収集システムとは異なり、端末装置5を追加で備えている。なお、端末装置5も端末装置1,2と同様の構成となっているため、その構成についての説明は繰り返さない。また、以下の説明において、ログ送信順位及びログ保存順位は、端末装置2、端末装置5の順となっている。
端末装置1がマネージャ装置4に直接ログ情報を送信することができず、また、端末装置2も端末装置1のログ情報をマネージャ装置4に転送できない場合、端末装置2のログ中継部23は、端末装置1の送受信処理部17にエラーを通知する(S47)。
端末装置1の送受信処理部17は、ログ中継部23よりエラー通知を受信すると、次の転送端末装置を設定する(ステップS48)。具体的には、送受信処理部17は、稼働情報及びログ送信順位に基づき、稼働している端末装置の中でログ送信順位が端末装置2の次に若い端末装置5を転送端末装置に設定する。
そして、送受信処理部17は、端末装置5のログ中継部53に対して、端末装置1のログ情報を送信するとともにこのログ情報をマネージャ装置4へ転送するよう指示する(ステップS49)。
次に、転送端末装置として設定された端末装置5のログ中継部は、端末装置1の送受信処理部17からログ情報を受信すると、この受信したログ情報をマネージャ装置4のマネージャ処理部41に転送する(ステップS50)。
後は、マネージャ装置4が、上述したステップS2〜S4と同様の処理を行い(ステップS51〜S53)、端末装置1のログ情報をログ保存部42に保存する。
次に、上記変形例に係るログ収集システムにおいて、全ての端末装置がログ情報をマネージャ装置に送信できない場合に、ある端末装置に各端末装置のログ情報を保存させる際の動作について図7を参照しつつ説明する。
図7は、本発明の変形例に係るログ収集システムにおいて、全ての端末装置がログ情報をマネージャ装置に送信できない場合に、ある端末装置に各端末装置のログ情報を保存させる際の動作を示すフローチャートである。なお、ステップS61〜S70までの処理は、上述したステップS41〜S50までの処理と基本的に同じであるため、異なる部分以外は、その説明を繰り返さない。
図7に示すように、端末装置5のログ中継部は、端末装置1のログ情報をマネージャ装置4に転送できない場合、端末装置1の送受信処理部17にエラーを通知する(ステップS71)。
端末装置1の送受信処理部17は、端末装置5のログ中継部よりエラー通知を受信すると、全ての端末装置1,2,5がマネージャ装置4にログ情報を送信できなかったこととなるため、ログ保存端末装置を設定する(ステップS72)。
具体的には、送受信処理部17は、ライブ情報保存部16に保存されているライブ情報における稼働情報及びログ保存順位を参照する。そして、送受信処理部17は、この稼働情報及びログ保存順位に基づいて、稼働している端末装置の中でログ保存順位が最も若い端末装置2をログ保存端末装置として設定する。
以降のステップS73〜S77の処理は、上述したステップS29〜S33の処理と同じであるため、その説明を繰り返さない。端末装置が4つ以上ネットワークに接続されている場合も、上述した処理と同様の処理を行うことで、各端末装置のログ情報をマネージャ装置又は保存端末装置に集約し、一元的に管理することができる。
上述した実施形態の一部又は全部は、以下に記載する(付記1)〜(付記18)によって表現することができるが、以下の記載に限定されるものではない。
(付記1)
複数の端末装置、及び前記各端末装置からネットワークを介して送信された前記各端末装置のログ情報を管理するマネージャ装置を備えたログ収集システムであって、
前記各端末装置は、
自己の端末装置が自己のログ情報を前記マネージャ装置に送信できない場合、前記自己の端末装置のログ情報を他の端末装置に送信するとともに前記他の端末装置に対して前記自己の端末装置のログ情報を前記マネージャ装置に転送するよう指示し、前記他の端末装置のいずれも前記マネージャ装置に前記自己の端末装置のログ情報を転送できない場合、自己を含む前記各端末装置の中から前記自己の端末装置のログ情報の保存先となるログ保存端末装置を設定する送受信処理部と、
前記他の端末装置から当該他の端末装置のログ情報を受信した場合、前記他の端末装置のログ情報を前記マネージャ装置に転送するログ中継部と、を備える、
ログ収集システム。
(付記2)
前記ログ保存端末装置は、前記各端末装置から受信した前記ログ情報の形式を所定の形式に整形するログ受信格納処理部と、前記ログ受信格納処理部により所定の形式に整形されたログ情報を保存する仮想ログ保存部と、を備える、付記1に記載のログ収集システム。
(付記3)
前記送受信処理部は、自己の端末装置が前記自己のログ情報を前記マネージャ装置に送信できない場合、前記各端末装置の稼働情報及び前記各端末装置に付されたログ送信順位を取得し、稼働している前記各端末装置の中で最もログ送信順位が若い前記端末装置に前記自己の端末装置のログ情報を送信する、付記1又は2に記載のログ収集システム。
(付記4)
前記送受信処理部は、前記他の端末装置のいずれも前記マネージャ装置に前記自己の端末装置のログ情報を転送できない場合、前記各端末装置の稼働情報及び前記各端末装置に付されたログ保存順位を取得し、稼働している前記各端末装置の中で最もログ保存順位が若い端末装置を前記ログ保存端末装置として設定する、付記1から3のいずれかに記載のログ収集システム。
(付記5)
他の端末装置及びマネージャ装置にネットワークを介して接続された端末装置であって、
自己の端末装置のログ情報を前記マネージャ装置に送信するログ送信処理部と、
前記自己の端末装置が前記自己のログ情報を前記マネージャ装置に送信できない場合、前記自己の端末装置のログ情報を前記他の端末装置に送信するとともに前記他の端末装置に対して前記自己の端末装置のログ情報を前記マネージャ装置に転送するよう指示し、前記他の端末装置のいずれも前記マネージャ装置に前記自己の端末装置のログ情報を転送できない場合、自己を含む前記各端末装置の中から前記自己の端末装置のログ情報の保存先となるログ保存端末装置を設定する送受信処理部と、
を備える、端末装置。
(付記6)
前記他の端末装置から当該他の端末装置のログ情報を受信した場合、前記他の端末装置のログ情報を前記マネージャ装置に転送するログ中継部をさらに備える、付記5に記載の端末装置。
(付記7)
前記自己の端末装置が前記ログ保存端末装置として設定された場合、前記各端末装置から受信した前記ログ情報の形式を所定の形式に整形するログ受信格納処理部と、前記ログ受信格納処理部により所定の形式に整形されたログ情報を保存する仮想ログ保存部と、をさらに備える、請求項5又は6に記載の端末装置。
(付記8)
前記送受信処理部は、自己の端末装置が前記自己のログ情報を前記マネージャ装置に送信できない場合、前記各端末装置の稼働情報及び前記各端末装置に付されたログ送信順位を取得し、稼働している前記各端末装置の中で最もログ送信順位が若い前記端末装置に前記自己の端末装置のログ情報を送信する、付記5から7のいずれかに記載の端末装置。
(付記9)
前記送受信処理部は、前記他の端末装置のいずれも前記マネージャ装置に前記自己の端末装置のログ情報を転送できない場合、前記各端末装置の稼働情報及び前記各端末装置に付されたログ保存順位を取得し、稼働している前記各端末装置の中で最もログ保存順位が若い端末装置を前記ログ保存端末装置として設定する、付記5から8のいずれかに記載の端末装置。
(付記10)
複数の端末装置、及び前記各端末装置からネットワークを介して送信された前記各端末装置のログ情報を管理するマネージャ装置を備えたログ収集システムにおいて前記ログ情報を収集する方法であって、
(a)一の端末装置が自己のログ情報を前記マネージャ装置に送信できない場合、前記一の端末装置によって、前記自己のログ情報を他の端末装置に送信するとともに前記他の端末装置に対して前記自己のログ情報を前記マネージャ装置に転送するよう指示するステップと、
(b)前記他の端末装置のいずれも前記マネージャ装置に前記自己のログ情報を転送できない場合、前記一の端末装置によって、自己を含む前記各端末装置の中から前記自己の端末装置のログ情報の保存先となるログ保存端末装置を設定するステップと、
(c)前記一の端末装置が前記他の端末装置から当該他の端末装置のログ情報を受信した場合、前記一の端末装置によって前記他の端末装置のログ情報を前記マネージャ装置に転送するステップと、
を含む、ログ収集方法。
(付記11)
(d)前記ログ保存端末装置によって、前記各端末装置から受信した前記ログ情報の形式を所定の形式に整形するステップと、
(e)前記ステップ(d)において所定の形式に整形されたログ情報を保存するステップと、をさらに含む、付記10に記載のログ収集方法。
(付記12)
前記ステップ(a)において、前記一の端末装置が前記自己のログ情報を前記マネージャ装置に送信できない場合、前記各端末装置の稼働情報及び前記各端末装置に付されたログ送信順位を取得し、稼働している前記各端末装置の中で最もログ送信順位が若い前記端末装置に前記自己の端末装置のログ情報を送信する、付記10又は11に記載のログ収集方法。
(付記13)
前記ステップ(b)において、前記他の端末装置のいずれも前記マネージャ装置に前記自己の端末装置のログ情報を転送できない場合、前記各端末装置の稼働情報及び前記各端末装置に付されたログ保存順位を取得し、稼働している前記各端末装置の中で最もログ保存順位が若い端末装置を前記ログ保存端末装置として設定する、付記10から12のいずれかに記載のログ収集方法。
(付記14)
他の情報処理装置及びマネージャ装置にネットワークを介して接続されたコンピュータに、
(a)自己のログ情報を前記マネージャ装置に送信するステップと、
(b)前記自己のログ情報を前記マネージャ装置に送信できない場合、前記自己のログ情報を前記他の情報処理装置に送信するとともに前記他の情報処理装置に対して前記自己のログ情報を前記マネージャ装置に転送するよう指示するステップと、
(c)前記他の情報処理装置のいずれも前記マネージャ装置に前記自己のログ情報を転送できない場合、自己を含む前記各情報処理装置の中から前記自己のログ情報の保存先となるログ保存情報処理装置を設定するステップと、
を実行させる、プログラム。
(付記15)
(d)前記他の情報処理装置から当該他の情報処理装置のログ情報を受信した場合、前記他の情報処理装置のログ情報を前記マネージャ装置に転送するステップをさらに前記コンピュータに実行させる、付記14に記載のプログラム。
(付記16)
(e)前記コンピュータがログ保存情報処理装置として設定された場合、前記各情報処理装置から受信した前記ログ情報の形式を所定の形式に整形するステップと、
(f)前記ステップ(e)において所定の形式に整形されたログ情報を保存するステップ、をさらに前記コンピュータに実行させる、付記14又は15に記載のプログラム。
(付記17)
前記ステップ(b)において、前記自己のログ情報を前記マネージャ装置に送信できない場合、前記各情報処理装置の稼働情報及び前記各情報処理装置に付されたログ送信順位を取得し、稼働している前記各情報処理装置の中で最もログ送信順位が若い前記情報処理装置に前記自己のログ情報を送信する、付記14から16のいずれかに記載のプログラム。
(付記18)
前記ステップ(c)において、前記他の情報処理装置のいずれも前記マネージャ装置に前記自己の端末装置のログ情報を転送できない場合、前記各情報処理装置の稼働情報及び前記各情報処理装置に付されたログ保存順位を取得し、稼働している前記各情報装置の中で最もログ保存順位が若い情報処理装置を前記ログ保存情報処理装置として設定する、付記14から17のいずれかに記載のプログラム。
以上のように、本発明によれば、各端末装置のいずれもマネージャ装置にログ情報を送信できない場合であっても、各端末装置のログ情報を一元的に管理することができる。本発明は、ネットワーク上に接続された複数の端末装置を管理する分野において有用である。
1、2 端末装置
17、27 送受信処理部
13,23 中継部
151、251 ログ受信格納処理部
14,24 仮想ログ保存部
3 ネットワーク
4 マネージャ装置
110 コンピュータ
111 CPU
112 メインメモリ
113 記憶装置
114 入力インターフェイス
115 表示コントローラ
116 データリーダ/ライタ
117 通信インターフェイス
118 入力機器
119 ディスプレイ装置
120 記録媒体
121 バス

Claims (9)

  1. 複数の端末装置、及び前記各端末装置からネットワークを介して送信された前記各端末装置のログ情報を管理するマネージャ装置を備えたログ収集システムであって、
    前記各端末装置は、
    自己の端末装置が自己のログ情報を前記マネージャ装置に送信できない場合、前記自己の端末装置のログ情報を他の端末装置に送信するとともに前記他の端末装置に対して前記自己の端末装置のログ情報を前記マネージャ装置に転送するよう指示し、前記他の端末装置のいずれも前記マネージャ装置に前記自己の端末装置のログ情報を転送できない場合、自己を含む前記各端末装置の中から前記自己の端末装置のログ情報の保存先となるログ保存端末装置を設定する送受信処理部と、
    前記他の端末装置から当該他の端末装置のログ情報を受信した場合、前記他の端末装置のログ情報を前記マネージャ装置に転送するログ中継部と、を備える、
    ログ収集システム。
  2. 前記ログ保存端末装置は、前記各端末装置から受信した前記ログ情報の形式を所定の形式に整形するログ受信格納処理部と、前記ログ受信格納処理部により所定の形式に整形されたログ情報を保存する仮想ログ保存部と、を備える、請求項1に記載のログ収集システム。
  3. 他の端末装置及びマネージャ装置にネットワークを介して接続された端末装置であって、
    自己の端末装置のログ情報を前記マネージャ装置に送信するログ送信処理部と、
    前記自己の端末装置が前記自己のログ情報を前記マネージャ装置に送信できない場合、前記自己の端末装置のログ情報を前記他の端末装置に送信するとともに前記他の端末装置に対して前記自己の端末装置のログ情報を前記マネージャ装置に転送するよう指示し、前記他の端末装置のいずれも前記マネージャ装置に前記自己の端末装置のログ情報を転送できない場合、自己を含む前記各端末装置の中から前記自己の端末装置のログ情報の保存先となるログ保存端末装置を設定する送受信処理部と、
    を備える、端末装置。
  4. 前記他の端末装置から当該他の端末装置のログ情報を受信した場合、前記他の端末装置のログ情報を前記マネージャ装置に転送するログ中継部をさらに備える、請求項3に記載の端末装置。
  5. 前記自己の端末装置が前記ログ保存端末装置として設定された場合、前記各端末装置から受信した前記ログ情報の形式を所定の形式に整形するログ受信格納処理部と、前記ログ受信格納処理部により所定の形式に整形されたログ情報を保存する仮想ログ保存部と、をさらに備える、請求項3又は4に記載の端末装置。
  6. 複数の端末装置、及び前記各端末装置からネットワークを介して送信された前記各端末装置のログ情報を管理するマネージャ装置を備えたログ収集システムにおいて前記ログ情報を収集する方法であって、
    (a)一の端末装置が自己のログ情報を前記マネージャ装置に送信できない場合、前記一の端末装置によって、前記自己のログ情報を他の端末装置に送信するとともに前記他の端末装置に対して前記自己のログ情報を前記マネージャ装置に転送するよう指示するステップと、
    (b)前記他の端末装置のいずれも前記マネージャ装置に前記自己のログ情報を転送できない場合、前記一の端末装置によって、自己を含む前記各端末装置の中から前記自己の端末装置のログ情報の保存先となるログ保存端末装置を設定するステップと、
    (c)前記一の端末装置が前記他の端末装置から当該他の端末装置のログ情報を受信した場合、前記一の端末装置によって前記他の端末装置のログ情報を前記マネージャ装置に転送するステップと、
    を含む、ログ収集方法。
  7. 他の情報処理装置及びマネージャ装置にネットワークを介して接続されたコンピュータに、
    (a)自己のログ情報を前記マネージャ装置に送信するステップと、
    (b)前記自己のログ情報を前記マネージャ装置に送信できない場合、前記自己のログ情報を前記他の情報処理装置に送信するとともに前記他の情報処理装置に対して前記自己のログ情報を前記マネージャ装置に転送するよう指示するステップと、
    (c)前記他の情報処理装置のいずれもが前記マネージャ装置に前記自己のログ情報を転送できない場合、自己を含む前記各情報処理装置の中から前記自己のログ情報の保存先となるログ保存情報処理装置を設定するステップと、
    を実行させる、プログラム。
  8. (d)前記他の情報処理装置から当該他の情報処理装置のログ情報を受信した場合、前記他の情報処理装置のログ情報を前記マネージャ装置に転送するステップをさらに前記コンピュータに実行させる、請求項7に記載のプログラム。
  9. (e)前記コンピュータがログ保存情報処理装置として設定された場合、前記各情報処理装置から受信した前記ログ情報の形式を所定の形式に整形するステップと、
    (f)前記ステップ(e)において所定の形式に整形されたログ情報を保存するステップ、をさらに前記コンピュータに実行させる、請求項7又は8に記載のプログラム。
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