JPH07146896A - 販売登録装置 - Google Patents

販売登録装置

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JPH07146896A
JPH07146896A JP31414593A JP31414593A JPH07146896A JP H07146896 A JPH07146896 A JP H07146896A JP 31414593 A JP31414593 A JP 31414593A JP 31414593 A JP31414593 A JP 31414593A JP H07146896 A JPH07146896 A JP H07146896A
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JP
Japan
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printer
output destination
host machine
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JP31414593A
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Inventor
Nobuhiro Fujita
伸宏 藤田
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Sanyo Electric Co Ltd
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Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 何れかのプリンタに異常が発生した場合にも
迅速に対処できると共に、復旧作業も容易とした販売登
録装置を提供する。 【構成】 販売登録装置1はホスト機Hと複数台のプリ
ンタP1〜P3を備え、ホスト機Hは印字する情報に応
じて予め登録された出力先のプリンタを選択し、データ
を送信すると共に、プリンタP1〜P3は、係るホスト
機Hからのデータを受信して商品に関する情報を印字出
力する。ホスト機Hは、プリンタの異常発生を警報する
手段と、入力操作に応じて異常が発生したプリンタへの
データの出力先を他のプリンタに変更する出力先変更手
段と、入力操作に応じて前記変更された出力先を元のプ
リンタに戻す出力先変更解除手段とを具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ホスト機と、該ホスト
機からデータを受信して商品名や金額等の商品に関する
情報を印字出力する複数台のプリンタを備えた販売登録
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、レストラン等の店舗においては、
例えば特公平1−35394号公報(G07G1/1
4)にPOSシステムとして示されるような販売登録装
置が導入されて来ている。即ち、この種販売登録装置
は、例えばレストランのレジ(キャッシャー)等に設置
されてシステム全体の制御を統括するホスト機(レジコ
ントローラ)と、ウェートレス等が携帯し、お客により
注文された商品名等のデータをホスト機に送信して入力
するオーダー入力機と、ホスト機からのデータを受信し
て注文された商品名や価格等を用紙(レシート等)に印
字するプリンタ等から構成されている。
【0003】前記ホスト機は入力された注文商品に関す
るデータを管理し、レジ業務或いは売上処理等を実行す
ると共に、プリンタに対して印字情報に関するデータを
送信する。一方、プリンタはホスト機に通常複数台接続
され、レストランのパントリー(ウェートレス等の詰め
所)や厨房等にそれぞれ設置される。
【0004】この場合、ホスト機には印字出力すべきデ
ータの内容(例えば、テーブルNo.、商品名及び数
量、価格等)に応じて、出力先のプリンタが予め登録さ
れており、ホスト機は印字する内容に応じて予め登録さ
れた出力先のプリンタを選択し、データを送信する。そ
して、プリンタは、自らに宛てたホスト機からのデータ
を受信して商品に関する情報を印字出力する。
【0005】即ち、前記パントリーに設置されたプリン
タにはテーブルNo.(テーブルNo.により出力する
パントリーも異なる場合もある)、商品名及び数量、価
格等の全ての情報が印字された会計伝票や、コーヒー等
のパントリーで調整する商品名及び数量が出力され、厨
房に設置されたプリンタには厨房で調理される各種料理
(商品)名及び数量のみが出力されることになる。
【0006】ここで、何れかのプリンタにおいて紙切れ
や故障等の異常が発生した場合、従来ではそれに代わる
出力先のプリンタを予め登録して置き、自動的に出力先
が変更されるように構成されていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、例えば
プリンタの用紙交換に手間取っている場合、或いはプリ
ンタの電源がOFFになっているだけの場合等、容易に
復旧可能な異常に対しても従来では自動的に出力先が変
更されてしまっていた。そのため、復旧後に変更先を確
認し、且つ、元に戻す作業が極めて煩雑なものとなって
おり、改善が要望されていた。
【0008】本発明は、係る従来の技術的課題を解決す
るために成されたものであり、何れかのプリンタに異常
が発生した場合にも迅速に対処できると共に、復旧作業
も容易とした販売登録装置を提供することを目的とす
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の販売登録装置
は、ホスト機と複数台のプリンタとを備え、ホスト機は
印字する情報に応じて予め登録された出力先のプリンタ
を選択し、データを送信すると共に、プリンタは、係る
ホスト機からのデータを受信して商品に関する情報を印
字出力するものであって、ホスト機は、プリンタの異常
発生を警報する手段と、入力操作に応じて異常が発生し
たプリンタへのデータの出力先を他のプリンタに変更す
る出力先変更手段と、入力操作に応じて前記変更された
出力先を元のプリンタに戻す出力先変更解除手段とを具
備しているものである。
【0010】
【作用】本発明の販売登録装置によれば、何れかのプリ
ンタに異常が発生した場合、ホスト機が警報するので、
オペレータ等は迅速にプリンタ異常の発生を認知し、処
置することができる。また、入力操作に応じてホスト機
は異常が発生したプリンタへのデータの出力先を他のプ
リンタに変更するので、データの印字出力は変更された
出力先のプリンタにて引き続き行える。
【0011】特に、従来の如く紙切れに手間取った場合
や電源OFF時等、容易に復旧可能な異常時に自動変更
されないので、出力先を戻すための無用な作業も不要と
なると共に、早急に復旧しない異常であって出力先が変
更された場合、ホスト機は復旧後の入力操作に応じて、
変更された出力先を元のプリンタに戻すので、ホスト機
における出力先の復旧作業も迅速に行えるようになる。
【0012】
【実施例】以下、図面に基づき本発明の実施例を詳述す
る。図1は本発明の販売登録装置1のシステム構成図、
図2はホスト機Hの制御装置2の機能ブロック図であ
る。本発明の販売登録装置1は、例えば大型レストラン
における販売時点情報管理を行うものであり、レジスタ
ー機能とオーダリング機能とを兼ね備え、レストランの
レジ(キャッシャー)等に設置されてシステム全体の制
御を統括するホスト機(レジコントローラー)Hと、ウ
ェートレス等が携帯し、お客により注文された商品(料
理)名等のデータをホスト機Hに無線送信するオーダー
入力機ODと、ホスト機Hからの印字データを受信して
注文された商品名や価格等を用紙(レシート等)に印字
する複数台のプリンタP1、P2、P3・・とから構成
されている。
【0013】ホスト機Hの制御装置2は図2に示す如く
汎用のマイクロコンピュータにて構成されており、主制
御を司るCPU(中央演算処理装置)3には、制御用の
ソフトウエアを記憶したROM4と、後述する各種ファ
イルや通信データ、及び、動作状態等を記憶するRAM
6と、CRT等の表示部12を制御するための表示回路
7と、外部との通信に使用されるシリアル回路8及びパ
ラレル回路9と、入力装置としてのキーボード11がバ
スラインにより接続されている。
【0014】前記シリアル回路8にはオーダー入力機O
Dからの電波を受信するステーション14(このステー
ション14とオーダー入力機ODによりオーダー入力装
置16が構成される)の他、前記プリンタP1、P2、
P3・・が通信線により直接に接続されると共に、プリ
ペードカードのリーダ/ライタ(R/W)等も接続され
る。また、前記パラレル回路9にはレシートジャーナル
プリンタや、帳票プリンタ等が接続される。
【0015】オーダー入力機ODから入力された商品
名、数量等のデータはステーション14を介してホスト
機Hに入力される。また、プリンタP1はアドレス1と
され、例えばレストランの第1のパントリー(ウェート
レス等の詰め所)に、プリンタP2はアドレス2とされ
てレストランの第2のパントリーに、また、プリンタP
3はアドレス3とされてレストランの厨房に設置されて
いる。
【0016】以上の構成にて、次に図3から図11を参
照しながら、ホスト機Hを中心とした本発明の販売登録
装置1の動作を説明する。ホスト機Hの制御装置2はマ
ルチタスクにより、図3のレジタスク、図4のオーダー
入力装置タスク及び図5、図6のプリンタタスクの各ジ
ョブを実行するものであり、先ず図3のレジタスクから
説明する。
【0017】このレジタスクで制御装置2は、先ずステ
ップS1でキーボード11へのキー入力を待ち、入力が
あったらステップS2で正しいキー入力か否か判断し、
正しければ当該キー入力に応じ業務を行う。ここで、ホ
スト機Hの表示部には図3に示すレジ業務、売上処理業
務、登録業務、メンテナンス業務等の各業務が表示され
ており、オペレータが前記ステップS1のキー入力で、
キーボード11によりレジ業務を選択すると、制御装置
2はステップS3のレジ業務に進みステップS4でRA
M6内の後述するオーダーファイルを読み込んで会計を
行い、同じくRAM6内の売上ファイルに書き込む。
【0018】また、オペレータが前記ステップS1のキ
ー入力で、キーボード11により売上処理業務を選択す
ると、制御装置2はステップS5の売上処理業務に進み
ステップS6で点検、清算等の売上情報を作成する。更
に、オペレータが前記ステップS1のキー入力で、キー
ボード11により登録業務を選択すると、制御装置2は
ステップS7の登録業務に進みステップS8でメニュー
等の以下に述べるマスターを作成する。
【0019】即ち、オペレータはステップS7及びステ
ップS8の登録業務で図7に示すメニューマスターファ
イル、図8に示すお客様会計用伝票出力先マスターファ
イル、及び図9のプリンタ出力先アドレスマスターファ
イルを作成する。メニューマスターファイルは図7に示
す如く、メニューNo.、メニュー名(商品名)、単価
及びプリンタ出力先名称等から構成されており、例えば
コーヒーの場合にはメニューNo.は001、単価は5
00円、プリンタ出力先名称はc等と登録する。
【0020】ここで、プリンタ出力先名称とは厨房やパ
ントリー等、調理する場所や商品の種類に応じて印字す
るプリンタの出力先を登録するデータであり、コーヒー
はここではcとされる。また、このプリンタ出力先名称
はお客様会計用伝票の出力先を登録するお客様会計用伝
票出力先マスターファイルにもレストランのテーブルブ
ロック毎に登録する。即ち、第2のパントリーが受け持
つテーブルブロックが例えばテーブルNo.1〜20で
あるものとすると、図8のお客様会計用伝票出力先マス
ターファイルではテーブルNo.20までのプリンタ出
力先名称はaとし、第1のパントリーが受け持つテーブ
ルブロックが例えばテーブルNo.21〜40であるも
のとすると、図8のお客様会計用伝票出力先マスターフ
ァイルではテーブルNo.21〜No.40までのプリ
ンタ出力先名称はbとする。
【0021】次に、図9のプリンタ出力先アドレスマス
ターファイルに、前記出力先名称に対応するプリンタの
出力先アドレスを登録する。即ち、前記第2のパントリ
ーはテーブルNo.1〜20を受け持っているから、お
客様会計用伝票(注文した商品の名称、数量、合計金額
等の全情報が印字される)も第2のパントリーに設置さ
れたアドレス2のプリンタP2に印字出力する必要があ
る。従って、図9において出力先名称aに対してはアド
レス2を登録する。また、前記第1のパントリーはテー
ブルNo.21〜40を受け持っているから、お客様会
計用伝票も第1のパントリーに設置されたアドレス1の
プリンタP1に印字出力する必要がある。従って、図9
において出力先名称bに対してはアドレス1を登録す
る。
【0022】更に、例えばコーヒーやコーヒーゼリー、
パフェ等は第2のパントリーにて調整するものであるも
のとすると、コーヒーに関するメニュー印字は第2のパ
ントリーに設置されたアドレス2のプリンタP2に出力
する必要がある。従って、出力先名称cに対してはアド
レス2を登録する。即ち、一つのアドレスには複数の出
力先名称が登録される場合もある。更にまた、厨房にて
調理するメニュー、例えばスパゲティー等の商品を出力
先名称eとした場合、このメニューは厨房に設置された
アドレス3のプリンタP3に出力する必要がある。従っ
て、出力先名称eに対してはアドレス3を登録する。
【0023】尚、オペレータが前記ステップS1のキー
入力で、キーボード11によりメンテナンス業務を選択
すると、制御装置2はステップS9のメンテナンス業務
に進むが、これについては後述する。
【0024】前述の如く各マスターファイルの登録を行
ったものとして、制御装置2は図4のオーダー入力装置
タスクのステップS25で待ち時間が経過すると、ステ
ップS26でステーション14に対してポーリングを行
い、ステップS27でステーション14からのデータ受
信待ちを行う。そして、オーダー入力機ODより注文商
品に関するオーダーデータ入っている場合、制御装置2
はステップS29でステーション14に対してオーダー
データの送信要求を出し、ステップS30で受信待ちと
なる。
【0025】そして、オーダーデータを受信するとステ
ップS31で正常なデータか否か判断し、正常なデータ
であればステップS32でRAM6のオーダーファイル
を作成する。このオーダーファイルは図10に示される
如くテーブルNo.、客数、その他の情報と、メニュー
No.、メニュー名、単価、個数(数量)及び前記プリ
ンタ出力先名称等から成る。例えばテーブルNo.1
で、注文されたメニューがコーヒー二杯であるとする
と、オーダーファイルは図10の如く成り、プリンタ出
力先名称は前述の如くcとなる。
【0026】次に、ステップS33でプリンタタスクに
プリント指示をメールとして送る。また、ステップS3
1でデータが異常である場合にはステップS34でエラ
ーファイルを作成し、同様にステップS35でプリンタ
タスクにプリント指示をメールとして送る。
【0027】一方、図5のプリンタタスクではステップ
S36で前記メールを待ち、メールがあった場合にはス
テップS37に進む。ステップS37では前記オーダー
ファイルが作成されている場合には当該オーダーファイ
ルより、また、前記エラーファイルが作成されている場
合には当該エラーファイルよりプリンタに送信する印字
データを作成する。
【0028】尚、以下は図10の如きオーダーファイル
が作成されているものとして説明すると、制御装置2は
ステップS37においてお客様会計用伝票に関する印字
データを作成すると共に、図10のテーブルNo.(こ
こではNo.1)に基づいて図8のお客様会計用伝票出
力先マスターファイルを参照して出力先名称をaとし、
図9のプリンタ出力先アドレスマスターファイルを参照
して出力先アドレスを2に決定する。
【0029】そして、ステップS38でアドレス2のプ
リンタP2(第2のパントリーに設置されている)に送
信要求を出し、ステップS39でプリンタP2からの受
信待ちとなる。そして、プリンタP2からの応答により
ステップS40でプリンタP2の状態が正常であるか否
か判断し、正常であれば図6のステップS59で前記各
印字データをプリンタP2に送信し、ステップS60で
受信待ちとなる。そして、ステップS61で通信が正常
か否か判断し、正常であればステップS62でプリンタ
P2がすべて印字したか否か判断し、していなければス
テップS63で次の印字データの準備を行う。
【0030】このステップS63では残されている前記
コーヒーの調理メニューに関する印字データを作成する
と共に、コーヒーの出力先名称はcであるから図9を参
照してこの調理メニューに関する印字データの出力先ア
ドレスを同じく2に決定する。そして、ステップS38
に戻って以下前述同様にプリンタP2に印字データを送
信する。
【0031】プリンタP2では送信された各印字データ
に基づき、前記お客様会計用伝票及びメニュー(コーヒ
ー2杯)を用紙に印字する。第2のパントリーでは印字
されたメニューに基づいてコーヒーを2杯調整し、伝票
と共にテーブルNo.1のお客に提供することになる。
【0032】ここで、前記プリンタP2からの応答よ
り、プリンタP2に異常が発生している場合、制御装置
2はステップS40からステップS41に進んで異常の
状況を判断する。この異常の内容としてはステップS4
2の通信異常、ステップS46のバッファフル、ステッ
プS47のオフライン、ステップS51の紙切れ、ステ
ップS53のプリンタ故障、及びステップS56の無応
答があり、各異常の原因として、通信異常はノイズ等に
よる回線異常、バッファフルはラッシュ状態、オフライ
ンはオフライン状態、紙切れは紙切れ状態、プリンタ故
障はメカ故障等、無応答は電源OFFや回線切断等が考
えられる。
【0033】前記通信異常の場合、制御装置2はステッ
プS43で通信のリトライを行い、ステップS44でリ
トライ回数が終了(オーバー)した場合はステップS5
3のプリンタ故障に移る。前記バッファフルの場合、故
障ではないのでステップS50に進んで印字できるよう
になるまで待つ。前記オフラインの場合、プリンタP2
のオンラインスイッチによりすぐに復旧できるので、制
御装置2はステップS48で表示部12に「アドレスX
X(この実施例ではアドレス2で名称はa,c)のプリ
ンタP2がオフラインです。」と表示し、ステップS4
9で図示しない警報ブザーを鳴動させる。
【0034】前記紙切れの場合、用紙を交換することに
よりすぐに復旧できるので、制御装置2はステップS5
2で表示部12に「アドレスXXのプリンタP2が紙切
れです。」と表示し、同じくステップS49で警報ブザ
ーを鳴動させる。前記プリンタ故障の場合、これはすぐ
には復旧できない異常であるので、制御装置2はステッ
プS54とステップS55で表示部12に「アドレスX
XのプリンタP2が故障です。」、「メンテナンス業務
を行って下さい。」と表示し、同じくステップS49で
警報ブザーを鳴動させる。前記無応答の場合、制御装置
2はステップS57とステップS58で表示部12に
「アドレスXXのプリンタP2の電源がOFF、または
故障です。」、「故障時にはメンテナンス業務を行って
下さい。」と表示し、同じくステップS49で警報ブザ
ーを鳴動させる。
【0035】そして、何れの場合にはステップS50で
待ち時間を取り(マルチタスクなのでこの待ち時間で他
のタスクは通常通りに動作する)、ステップS38に戻
って再度プリンタP2に送信要求を出す。以後、異常が
復旧するか、若しくは後述する出力先変更が行われるま
でこれを繰り返す。
【0036】前記異常の内、バッファフルの場合には待
ち時間中に自動的に復旧する。また、オフラインや紙切
れの場合にはオペレータがプリンタP2のオンラインス
イッチ及び電源スイッチを押すことにより、或いは用紙
を交換して電源スイッチを押すことにより、すぐに復旧
できる。即ち、本発明では係るすぐに直る異常の場合
に、従来の如く自動的に出力先が変更されないので、復
旧後すぐに所定のプリンタP2に印字出力させることが
できるようになる。
【0037】一方、プリンタ故障や、電源ON状態で無
応答の場合にはメンテナンス業務が必要であるのですぐ
には復旧できない。従って、そのままでは復旧までの比
較的長時間、前記コーヒー2杯のお客会計用伝票やメニ
ューを印字できないことになる。
【0038】そこで、係る場合にはオペレータはキーボ
ード11により、図3のレジタスクにおけるステップS
9のメンテナンス業務を選択し、次にステップS10の
プリンタ故障処理を選択すると、制御装置2はステップ
S11ですでに登録されている故障プリンタ(アドレ
ス)を表示部12に表示する。そして、次にオペレータ
がステップS12の故障プリンタ登録業務を選択する
と、制御装置2はステップS13で故障プリンタのアド
レス番号入力待ちとなる。そして、オペレータがキーボ
ード11により前記プリンタP2のアドレス2を入力す
ると、ステップS14で正しいキー入力か否か判断し、
正しければステップS15に進んで出力先変更のキー入
力を待つ状態となる。
【0039】そして、オペレータが変更先のプリンタ、
例えばP1のアドレス1を入力すると、ステップS16
で正しいキー入力か否か判断し、正しければステップS
17でRAM6内のプリンタ故障ファイルにこれらのデ
ータを書き込む。図11は係るプリンタ故障ファイルを
示している。このファイルには前記故障プリンタP2の
アドレス2と、変更先のプリンタP1のアドレス1が登
録され、同時に故障アドレス2に該当する出力先名称
a、cも書き込まれる。
【0040】それと同時に制御装置2はRAM6のプリ
ンタ出力先アドレスマスターファイルのアドレス2を1
に変更し、終了したらステップS18からステップS1
0に戻る。これによって、これまでアドレス2のプリン
タP2に出力されていた印字データはアドレス1のプリ
ンタP1に出力されるように変更されるので、前記伝票
やメニューは第1のパントリーにて支障無く印字される
ようになる。
【0041】そして、プリンタP2の故障が復旧し、変
更された出力先(プリンタP1となっている)を元のプ
リンタP2に戻す場合には、オペレータはステップS1
9で故障プリンタ解除業務を選択する。すると制御装置
2はステップS20で表示部12に故障登録されている
アドレスNo.及び名称を表示し、ステップS21で故
障解除のプリンタアドレス番号入力待ちとなる。そし
て、オペレータが元のプリンタP2のアドレス2をキー
ボード11により入力すると、ステップS22で正しい
入力が判断し、正しければ図11のプリンタ故障マスタ
ーをもとに図9のプリンタ出力先アドレスマスターファ
イルのアドレス(アドレス1で且つ名称はaかc)を捜
し、これを元のアドレス2に戻すと共に、図11のプリ
ンタ故障マスターファイルから故障プリンタアドレスを
削除する。そして、これが終了したらステップS10に
戻る。
【0042】このように、本発明によれば故障が復旧し
た場合には、キーボード11へのキー入力によって容易
に変更されていたアドレスを元のプリンタのアドレスに
戻すことができる。従って、ホスト機H自体の復旧作業
も極めて迅速、且つ、円滑に行えるようになる。
【0043】
【発明の効果】以上詳述した如く本発明によれば、何れ
かのプリンタに異常が発生した場合、ホスト機が警報す
るので、オペレータ等は迅速にプリンタ異常の発生を認
知し、処置することができる。また、入力操作に応じて
ホスト機は異常が発生したプリンタへのデータの出力先
を他のプリンタに変更するので、データの印字出力は変
更された出力先のプリンタにて引き続き行える。
【0044】特に、従来の如く紙切れに手間取った場合
や電源OFF時等、容易に復旧可能な異常時に自動変更
されないので、出力先を戻すための無用な作業も不要と
なると共に、早急に復旧しない異常であって出力先が変
更された場合、ホスト機は復旧後の入力操作に応じて、
変更された出力先を元のプリンタに戻すので、ホスト機
における出力先の復旧作業も迅速に行えるようになるも
のである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の販売登録装置のシステム構成図であ
る。
【図2】本発明の販売登録装置のホスト機の制御装置の
機能ブロック図である。
【図3】本発明のホスト機の制御装置にプログラムされ
たレジタスクのフローチャートである。
【図4】本発明のホスト機の制御装置にプログラムされ
たオーダー入力装置タスクのフローチャートである。
【図5】本発明のホスト機の制御装置にプログラムされ
たプリンタタスクのフローチャートである。
【図6】同じくプリンタタスクのフローチャートであ
る。
【図7】メニューマスターファイルを示す図である。
【図8】お客様会計用伝票出力先マスターファイルを示
す図である。
【図9】プリンタ出力先アドレスマスターファイルを示
す図である。
【図10】オーダーファイルを示す図である。
【図11】プリンタ故障マスターファイルを示す図であ
る。
【符号の説明】
1 販売登録装置 2 制御装置 11 キーボード H ホスト機 P1 プリンタ P2 プリンタ OD オーダー入力機

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ホスト機と複数台のプリンタとを備え、
    前記ホスト機は印字する情報に応じて予め登録された出
    力先のプリンタを選択し、データを送信すると共に、前
    記プリンタは、該ホスト機からのデータを受信して商品
    に関する情報を印字出力する販売登録装置において、前
    記ホスト機は、前記プリンタの異常発生を警報する手段
    と、入力操作に応じて前記異常が発生したプリンタへの
    データの出力先を他のプリンタに変更する出力先変更手
    段と、入力操作に応じて前記変更された出力先を元のプ
    リンタに戻す出力先変更解除手段とを具備していること
    を特徴とする販売登録装置。
JP31414593A 1993-11-19 1993-11-19 販売登録装置 Pending JPH07146896A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31414593A JPH07146896A (ja) 1993-11-19 1993-11-19 販売登録装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31414593A JPH07146896A (ja) 1993-11-19 1993-11-19 販売登録装置

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JPH07146896A true JPH07146896A (ja) 1995-06-06

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ID=18049776

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JP31414593A Pending JPH07146896A (ja) 1993-11-19 1993-11-19 販売登録装置

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004310247A (ja) * 2003-04-03 2004-11-04 Seiko Instruments Inc 注文データ管理システム
JP2019021058A (ja) * 2017-07-18 2019-02-07 グローリー株式会社 貨幣処理システム、釣銭機、金銭登録機及び貨幣処理方法

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