JP2757855B2 - 配送伝票紐付処理方式 - Google Patents

配送伝票紐付処理方式

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JP2757855B2 JP13262596A JP13262596A JP2757855B2 JP 2757855 B2 JP2757855 B2 JP 2757855B2 JP 13262596 A JP13262596 A JP 13262596A JP 13262596 A JP13262596 A JP 13262596A JP 2757855 B2 JP2757855 B2 JP 2757855B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は物流配送業における
配送伝票紐付処理方式に関し、特に配送伝票作成時にお
ける配送伝票印刷作業の軽減化を可能とする配送伝票紐
付処理方式に関する。
【0002】
【従来の技術】物流配送業における商品宅配システム
(例えば、特開平3−230263号公報,特開平3−
230264号公報等参照)では、顧客からの注文によ
る商品配達、特に贈答シーズンにおけるお届け先への配
達完了までのリードタイムの短縮はかねてからの課題で
あった。そのため、配送伝票印刷システムの稼働率を向
上させることが求められてきた。
【0003】また、顧客からの問い合わせに備えて商品
配送追跡も欠かせない業務であり、顧客から商品を発注
されたときに採番される承り票番号および枝番でどの配
送伝票番号の商品配送が行われているのかを識別させる
ために紐付処理と呼ばれる業務を配送伝票発送時(印刷
時)に行う必要があった。
【0004】従来は、承り票をそのまま配送伝票に転写
する方式を採択する、あるいは承り票を投入した読み取
り機器(例えばOCR:光学的文字認識装置)とプリン
タとを一対一とする等、ハードウェアの側面から承り票
番号および枝番と配送伝票番号との紐付処理が行われて
いた。
【0005】しかしながら、紐付処理は、転写作業また
は印刷作業にかかる機器と操作に携わる人間とに関し多
大なコストを必要としていた。つまり、プリンタ1台に
操作員が常駐してプリンタの印刷状況を確認したり、承
り票に記載されている内容が正しく印刷されているか、
印刷ズレはないか等を確認したりする必要があり、承り
票が投入された読み取り機器によってプリンタが特定さ
れてしまうため、めざましい配送伝票印刷システムの稼
働率の向上は望めなかった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の配送伝
票印刷システムの第1の問題点は、配送伝票印刷および
紐付処理にかかる必要コストが大きかったことがあげら
れる。その理由は、プリンタ1台につき一人の操作員を
常駐させる必要があったためである。
【0007】第2の問題点は、配送伝票印刷システムの
稼働率の向上のための措置であった人員配置もなかなか
効果的な実績を挙げることができなかったことである。
その理由は、承り票を投入した読み取り機器と配送伝票
を印刷するプリンタとが固定的に接続されているため、
投入した読み取り機器への承り票の枚数に印刷稼働率も
委ねられていたためである。
【0008】本発明の目的は、1台の紐付端末から複数
台のプリンタにおける配送伝票印刷における紐付処理を
可能とする配送伝票紐付処理方式を提供することにあ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の配送伝票紐付処
理方式は、配送情報データを配送伝票の印刷書式に作成
する配送伝票印刷システムにおいて、前記配送情報デー
タを適切なプリンタに振り分けるプリンタ振分制御部
と、複数台のプリンタの状態を監視するプリンタ状況監
視制御部と、このプリンタ状況監視制御部により監視さ
れたプリンタの状態を通知するプリンタ状況表示部と、
前記プリンタ振分制御部により振り分けられた配送情報
データに対する紐付操作を要求する紐付操作指示制御部
と、この紐付操作指示制御部からの要求に基づいて先頭
配送伝票番号および終了配送伝票番号または用紙切れ配
送伝票番号を入力して紐付操作を行うための紐付端末と
を有する。
【0010】
【発明の実施の形態】次に、本発明について図面を参照
して詳細に説明する。
【0011】図1は、本発明の一実施の形態に係る配送
伝票紐付処理方式が適用された配送伝票処理制御部10
00の構成を示すブロック図である。この配送伝票処理
制御部1000は、配送情報データ10を複数台のプリ
ンタ103に対応する複数の振分データ11に振り分け
るプリンタ振分制御部1と、振分データ11へのデータ
蓄積によって複数台の紐付端末101に対する指示を司
る複数の紐付操作指示制御部2と、複数台のプリンタ1
03の稼働状況や障害状況を監視するプリンタ状況監視
制御部3と、プリンタ状況情報13をCRT(Cath
ode RayTube)102に画面表示するプリン
タ状況表示部4と、プリンタ103対応に設けられプリ
ンタデータを蓄積する複数のスプール領域12と、実際
に配送伝票を印刷する複数台のプリンタ103と、紐付
処理が済んでいるかどうかや紐付端末101から入力さ
れた配送伝票番号情報を蓄積する紐付完了情報データ1
4と、複数台の紐付端末101とから、その主要部が構
成されている。
【0012】配送伝票処理制御部1000は、配送情報
データ10,振分データ11,プリンタ状況情報13,
スプール領域12などといった情報を格納できるディス
ク装置と、プリンタ振分制御部1,紐付操作指示制御部
2,プリンタ状況監視制御部3,プリンタ状況表示部4
などといったソフトウェアを搭載するコンピュータ装置
とからなる。
【0013】紐付端末101およびCRT102は、配
送伝票処理制御部1000の保持する各種の情報を表示
および入力する画面およびキーボード装置を備えるコン
ピュータ装置からなる。
【0014】プリンタ103は、配送伝票を印刷するの
に適したドットインパクト方式のプリンタ装置からな
る。
【0015】図2を参照すると、配送情報データ10
は、シリアル番号と、承り票番号+枝番(論理的にユニ
ークキーとなる情報)と、顧客情報(例えば、届け先の
住所,氏名,敬称,電話番号や依頼主の住所,氏名な
ど)と、商品情報(配送する商品名,商品名称,商品コ
ードやその個数)と、補足情報(一般に贈答向けなどで
はその用向や商品を包装する時の方法,配送追跡用のデ
ポジットコードなど)とからなる。
【0016】同じく、図2を参照すると、プリンタ振分
制御部1は、プリンタ番号,該当条件1,該当条件2等
からなるプリンタ情報データ201を参照して、配送情
報データ10を複数の振分データ11に振り分ける。プ
リンタ情報テーブル201は、配送情報データ10をど
のプリンタ103に出力すべきかを判定する条件を蓄積
するものであり、予め操作担当者が設定しておくもので
ある。あらかじめ設定しておくべきプリンタ情報データ
201には、印刷すべきプリンタ103毎に配送情報デ
ータ10を分類する該当条件がセットされている。ここ
には、配送情報データ10がもつあらゆる情報項目がど
のような場合だったならば、該当のプリンタ103に印
刷すべきかどうかを設定することができる。
【0017】同じく、図2を参照すると、紐付操作指示
制御部2は、紐付端末番号,プリンタ番号,プリンタ番
号等からなる紐付情報テーブル202を参照して紐付端
末101とプリンタ103との対応付けをとる。紐付情
報テーブル202は、どの紐付端末101がどのプリン
タ103の配送伝票番号の入力を担当するかの情報を蓄
積するものであり、これも予め操作担当者が設定してお
くものである。紐付端末101とプリンタ103とのリ
ンク情報をテーブル化しておくことによって、複数台の
プリンタ103を1台の紐付端末101によって制御す
ることを可能としている。なお、同一のプリンタ103
が複数の紐付端末101から制御されることはない。
【0018】図3を参照すると、プリンタ状況監視制御
部3の処理は、プリンタステータス取得ステップS10
1と、振分データ有無判定ステップS102と、印刷指
示ステップS103と、プリンタステータス取得ステッ
プS104と、振分データ有無判定ステップS105
と、「待機中」メッセージセットステップS106と、
プリンタ状況情報格納ステップS107と、プリンタ電
源OFF判定ステップS108と、「プリンタ電源OF
F」メッセージセットステップS109と、プリンタ用
紙切れ判定ステップS110と、「用紙切れ」メッセー
ジセットステップS111と、プリンタ電源OFF判定
ステップS112と、プリンタ用紙切れ判定ステップS
113と、「プリンタ障害」メッセージセットステップ
S114とからなる。
【0019】次に、このように構成された本実施の形態
に係る配送伝票紐付処理方式の動作について説明する。
【0020】上流工程から発生した配送情報データ10
が配送伝票処理制御部1000に入力されると、プリン
タ振分制御部1は、プリンタ情報データ201を参照し
て適切なプリンタ103で印刷するために複数の振分デ
ータ11に振り分ける。詳しくは、プリンタ振分制御部
1は、どのような配送情報データ10をどのプリンタ1
03に振り分けるかを決定するプリンタ情報データ20
1を参照して該当条件に基づいて出力先のプリンタ10
3の識別を行う。
【0021】例えば、ある配送情報データ10が「12
34」という商品コードを持つ商品を配送する情報であ
り、プリンタ情報データ201にプリンタ番号「1」の
プリンタ103に印刷するように指示がされていた場
合、プリンタ振分制御部1は、これらの情報を識別して
プリンタ番号「1」のプリンタ103を出力先とする振
分データ11に引き渡す。ただし、ここで引き渡しを行
うのは、配送情報データ10がもつレコード情報の全て
を転記するのではなく、物理的にユニークキーとなる
「シリアル番号」のみを振分データ11に引き渡せばす
む。これは、配送情報データ10のレコード形式が変更
になった場合でも比較的柔軟に対処することができるよ
うにした配慮である。
【0022】振分対象となる配送情報データ10をすべ
て振分データ11として備え付けの(もしくはプリンタ
情報データ201に設定済みの)プリンタ103の台数
分に振り分けると、プリンタ振分制御部1は、紐付操作
指示制御部2に制御を渡す。
【0023】紐付操作指示制御部2は、データ件数と出
力先となるプリンタ103のプリンタ番号とを判断し
て、紐付情報テーブル202に予め設定されている紐付
端末101に紐付操作として先頭配送伝票番号の入力を
要求する。
【0024】紐付端末101への先頭配送伝票番号の入
力要求によって、操作員は、初めて配送伝票印刷の準備
が整ったことを通知される。
【0025】一方、プリンタ状況監視制御部3は、常
時、設置されている各プリンタ103の稼働状況/障害
状況を監視している。詳しくは、プリンタ状況監視制御
部3は、プリンタステータスを取得し(ステップS10
1)、振分データ11が存在するかどうかを判定する
(ステップS102)。振分データ11が存在すれば、
プリンタ状況監視制御部3は、振分データ11のシリア
ル番号をキーとして配送情報データ10から該当するデ
ータを読み出してスプール領域12に転送してプリンタ
103に印刷指示を行い(ステップS103)、再びプ
リンタステータスを取得し(ステップS104)、振分
データ11が存在するかどうかを判定する(ステップS
105)。振分データ11が存在する限り、プリンタ状
況監視制御部3は、振分データ11のシリアル番号をキ
ーとして配送情報データ10から該当するデータを読み
出してスプール領域12に転送し、プリンタ103に印
刷指示を行う処理を繰り返し、振分データ11がなくな
れば、「待機中」というメッセージをセットして(ステ
ップS106)、プリンタ状況情報13に格納する(ス
テップS107)。ステップS101でプリンタステー
タスがNGまたはステップS104でプリンタステータ
スがNGになれば、プリンタ状況監視制御部3は、プリ
ンタ電源OFFかどうかを判定し(ステップS108,
S112)、プリンタ電源OFFであれば、「プリンタ
電源OFF」というメッセージをセットして(ステップ
S109)、プリンタ状況情報13に格納する(ステッ
プS107)。プリンタ電源OFFでなければ、プリン
タ状況監視制御部3は、プリンタ用紙切れかどうかを判
定し(ステップS110,S113)、プリンタ用紙切
れであれば、「用紙切れ」というメッセージをセットし
て(ステップS109)、プリンタ状況情報13に格納
する(ステップS107)。プリンタ用紙切れでなけれ
ば、プリンタ状況監視制御部3は、「プリンタ障害」と
いうメッセージをセットして(ステップS114)、プ
リンタ状況情報13に格納する(ステップS107)。
【0026】このように、プリンタ状況監視制御部3が
プリンタ103の動向をつぶさに監視してプリンタ状況
情報13にメッセージを格納するので、プリンタ状況表
示部4はこのメッセージをCRT102に表示する。
【0027】操作員は、CRT102に表示されたメッ
セージを見て、該当する紐付端末101上から該当する
プリンタ103に備え付けられている先頭配送伝票番号
を入力することができる。ここまでの間で、操作員の手
を必要とするのは、プリンタ状況照会によるCRT10
2への監視と、紐付端末101での先頭配送伝票番号の
入力作業のみであり、他の一切はコンピュータ装置上で
処理することとなる。
【0028】紐付端末101からの紐付操作として先頭
配送伝票番号の入力が行われると、プリンタ状況監視制
御部3は、各プリンタ103へのスプール領域12に振
分データ11を転送する。
【0029】プリンタ103が配送伝票を1枚ずつ(配
送情報データ10を1件ずつ)印刷する毎に、プリンタ
状況監視制御部3は、次の振分データ11をスプール領
域12に引き渡してよいかどうかを判定する。これは、
プリンタ振分制御部1によって断続的に生成された振分
データ11を極力操作員の手を煩わせることなくプリン
タ103に引き渡すことを実現するためである。つま
り、連続した配送伝票は印刷を開始した先頭配送伝票番
号が判明していれば、自ずと次の配送伝票番号が機械的
に判断できるからであり、操作員は、プリンタ振分制御
部1によって印刷すべき配送情報データ10がなくなる
まで、若しくは特定のプリンタ103にセットしておい
た配送伝票がなくなる「用紙切れ」のタイミングまで手
を施すことが不要となる。
【0030】あらかじめ特定のプリンタ103がどれだ
けの配送伝票を打ち出す必要があるかは、プリンタ状況
監視制御部3によってプリンタ状況情報13に逐一反映
されるため、あるプリンタ103が大量な配送伝票を打
ち出そうとしているような場合でも、プリンタ状況表示
部4によってCRT102に表示されたメッセージを見
て、操作員は、仮に別のプリンタ103が配送伝票番号
の入力要求で印刷を待っていても即時に操作にかかるこ
とができる。このことによって、複数のプリンタ103
への配送伝票印刷でも最低限の人員構成で業務を賄うこ
とが可能となる。
【0031】また、あるプリンタ103が全ての配送伝
票を印刷し終えた場合、若しくは途中で用紙切れが発生
した場合、操作員は、紐付端末101から最終伝票番号
入力紐付、または用紙切れ紐付の操作を行う必要があ
る。これは印刷し終えた最後の配送伝票番号を入力する
操作になるが、この操作によって初めて「紐付処理」が
完了され、追跡情報として必要な承り票番号+枝番と配
送伝票番号とのリンクが実現される。
【0032】振分データ11が格納された時点で、紐付
操作指示制御部2は、振分データ11を出力先のプリン
タ103に対応するスプール領域12に引き渡してよい
かどうかを紐付端末101からの指示によって識別す
る。
【0033】また、紐付操作指示制御部2は、振分デー
タ11のスプール領域12への引き渡しを行う毎にプリ
ンタ状況監視制御部3とプリンタ103の状態情報をや
りとりしている。これは、図3に示すように、プリンタ
状況監視制御部3が取得したプリンタ103の状態ステ
ータスによって操作員が行うべき「紐付処理」と呼ばれ
る動作が決定されるからである。
【0034】プリンタ状況監視制御部3は、プリンタ1
03の状態ステータスとして、プリンタ103の「電源
が切れている」(ステップS108,S112),「印
刷可能な状態にある」(ステップS101),「ローラ
の故障など障害が発生している」(ステップS11
4),「用紙がセットされていない、若しくは用紙切れ
が発生した」(ステップS110,S113),「印刷
動作を行っている」などを取得することができる。プリ
ンタ状況監視制御部3は、これらの情報に従って、CR
T102に表示させるメッセージを判断し、紐付操作指
示制御部2は、どのような紐付操作を紐付端末101で
行う必要があるかを判断している。例えば、先頭配送伝
票番号の入力がすでに完了して印刷を開始したプリンタ
103が印刷途中で「プリンタ障害」や「用紙切れ」の
状態になった場合は、これまで印刷が完了したどこまで
の配送伝票を最終配送伝票として確定すべきかを操作員
に判断させるため、最終配送伝票番号の入力画面をCR
T102に表示させ、操作員に何らかのアクションを起
こすよう促す。また、プリンタ103の状態ステータス
が何らかの原因によって「NG」であった場合は、操作
員が紐付端末101から先頭配送伝票番号の入力を実施
しても印刷を行うことが不可能であることを通知するこ
となども可能である。
【0035】図4を参照すると、配送伝票処理制御部1
000と、紐付端末101,CRT102,プリンタ1
03とは、おのおの全く独立した位置関係で存在してい
る。本実施の形態に係る配送伝票紐付処理方式において
は、紐付端末101とプリンタ103とは、「配送伝票
番号の入力」という作業を効率よく実現させるために、
プリンタ103にセットされている配送伝票番号を読み
取り、操作員が紐付端末101に入力することができる
ように、紐付端末101の設置されている場所から手の
届く範囲にプリンタ103が設置されていることやプリ
ンタ103の状況を把握できるCRT102はできる限
り近い場所に設置されていることが望ましい。
【0036】これに対して、配送伝票処理制御部100
0は、操作員が行う業務とは直接関係することがないた
め、設置条件を全く考慮する必要はない。操作員が紐付
処理を実施する操作にかかる所要時間を2〜3分で済ま
せたいと想定した場合、プリンタ103が印刷対象であ
る配送伝票のセット可能枚数を1000枚とすれば、配
送伝票1枚につき3〜4秒で印刷を行ったとすると、い
ったん印刷が開始されたプリンタ103は、その後約1
時間は全く操作員の手を必要としないことになる計算と
なる。したがって、他の空き時間は別のプリンタ103
の操作に携わることが可能となる。設置されているプリ
ンタ103が全て比較的近い場所に隣接されているとす
れば、約20台程度のプリンタ103を操作員1名で賄
うことが可能となる。
【0037】前述のように、紐付端末101とプリンタ
103とは紐付情報テーブル202によってソフトウェ
ア的に関連付けられているため、1台の紐付端末101
が担当するプリンタ103の台数には制限がない。しか
しながら、操作員が入力作業などの操作を手掛けること
を考えれば、例えば、図5に示すような配置を考慮する
などして数台のプリンタ103を1台の紐付端末101
で担当することが望ましいと思われる。
【0038】図6は、本実施の形態に係る配送伝票紐付
処理方式において、配送伝票番号の入力操作をさらに簡
易化する紐付端末101の構成の一例を示す図である。
紐付処理といっても所詮操作するのは配送伝票番号の入
力操作であるため、あらかじめ配送伝票に配送伝票番号
と同一のバーコード印刷を施しておくことで、紐付端末
101からはバーコードスキャナ501によって瞬時に
配送伝票番号の入力操作を行うことが可能である。バー
コードスキャナ501を採用することによって、配送伝
票番号の誤入力による操作ミスを防止したり、より効果
的な作業時間の短縮を期待することが可能となる。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の第1の効
果は、紐付処理にかかる必要コストを低減させることが
できるということである。これにより、より売上の向上
につなげることが可能となる。その理由は、コンピュー
タ装置を最小限の台数に押さえてハードウェアへの投資
費用を軽減させることが可能であるからであり、また、
何よりも必要となる操作員を最小限に抑えることが可能
であるからである。
【0040】第2の効果は、配送伝票印刷システムの稼
働率を向上させることができるということである。これ
によって、顧客から依頼のあった商品の配送業務の時間
短縮が実現できるとともに、かねてから期待されていた
リードタイムの短縮によってサービスとしての顧客満足
度を得ることが可能となり、顧客の信頼性を得ることが
可能となる。その理由は、これまで配送伝票の印刷まで
に要していた時間を商品の出荷,運送などの時間に転換
することが可能となるためである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る配送伝票紐付処理
方式の構成を示すブロック図である。
【図2】図1中の配送情報データ,プリンタ情報データ
および紐付情報テーブルの内容を詳細に示す図である。
【図3】図1中のプリンタ状況監視制御部の詳細な処理
を示す図である。
【図4】本実施の形態に係る配送伝票紐付処理方式を実
現する機器構成の関連図である。
【図5】本実施の形態に係る配送伝票紐付処理方式にお
ける紐付端末とプリンタとの位置関係の一例を示す図で
ある。
【図6】本実施の形態に係る配送伝票紐付処理方式にお
いて配送伝票番号の入力操作をより簡易化する紐付端末
の構成の一例を示す図である。
【符号の説明】
1 プリンタ振分制御部 2 紐付操作指示制御部 3 プリンタ状況監視制御部 4 プリンタ状況表示部 10 配送情報データ 11 振分データ 12 スプール領域 13 プリンタ状況情報 14 紐付完了情報データ 101 紐付端末 102 CRT 103 プリンタ 201 プリンタ情報データ 202 紐付情報テーブル 501 バーコードスキャナ 1000 配送伝票処理制御部

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 配送情報データを配送伝票の印刷書式に
    作成する配送伝票印刷システムにおいて、 前記配送情報データを適切なプリンタに振り分けるプリ
    ンタ振分制御部と、 複数台のプリンタの状態を監視するプリンタ状況監視制
    御部と、 このプリンタ状況監視制御部により監視されたプリンタ
    の状態を通知するプリンタ状況表示部と、 前記プリンタ振分制御部により振り分けられた配送情報
    データに対する紐付操作を要求する紐付操作指示制御部
    と、 この紐付操作指示制御部からの要求に基づいて先頭配送
    伝票番号および終了配送伝票番号または用紙切れ配送伝
    票番号を入力して紐付操作を行うための紐付端末とを有
    することを特徴とする配送伝票紐付処理方式。
  2. 【請求項2】 前記プリンタ振分制御部が、プリンタ毎
    に前記配送情報データを振り分ける該当条件がセットさ
    れているプリンタ情報データに基づいて前記配送情報デ
    ータを適切なプリンタに振り分ける請求項1記載の配送
    伝票紐付処理方式。
  3. 【請求項3】 前記紐付操作指示制御部が、前記紐付端
    末がどのプリンタを担当するかを管理する紐付情報テー
    ブルに基づいて適切な紐付端末に紐付操作を要求する請
    求項1記載の配送伝票紐付処理方式。
  4. 【請求項4】 前記紐付端末における配送伝票番号入力
    手段が、バーコードスキャナでなる請求項1ないし3記
    載の配送伝票紐付処理方式。
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