JP3476103B2 - ファクシミリによる帳票処理システム - Google Patents

ファクシミリによる帳票処理システム

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JP3476103B2 JP03300395A JP3300395A JP3476103B2 JP 3476103 B2 JP3476103 B2 JP 3476103B2 JP 03300395 A JP03300395 A JP 03300395A JP 3300395 A JP3300395 A JP 3300395A JP 3476103 B2 JP3476103 B2 JP 3476103B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ファクシミリにより受
信された帳票のイメージから帳票上に記載された文字を
認識し、その認識結果をホストコンピュータに送信する
ようなシステムにおいて、ホストコンピュータで認識結
果にエラーを発見したとき、そのエラーリストを効率よ
く送信元に送ることのできるファクシミリによる帳票処
理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、銀行等の金融機関がその営業店
から振込等の通知を受け、振込処理を実行する場合、そ
の効率的な処理のためにファクシミリと文字認識装置と
を組み合わせた帳票処理システムが開発されている。ま
た、同様のシステムは企業等の顧客から給与振込等の振
込先リストを受け取り、その振込登録処理等を行う際に
も利用される。
【0003】このようなシステムでは手書きで作成され
た振込依頼書等をファクシミリ装置を用いて帳票管理の
ためのセンターへ送信する。この帳票のイメージは電話
網や専用の通信回線を介してセンターのファクシミリ制
御装置に受信される。このファクシミリ制御装置には主
制御装置を介して文字認識装置が接続されている。文字
認識装置は手書きによる帳票のイメージから予め定めら
れた手順で必要な情報のイメージを切り出し、文字認識
を実行し文字データへ変換する。認識結果はシステムに
接続されたワークステーションに表示され、オペレータ
が目視によりその認識誤りを修正したり、妥当性を検証
する。また、場合によっては送信元へ認識結果確認通知
を発信し承認を得る。認識結果が確定するとホストコン
ピュータにそのデータが送信される。ホストコンピュー
タではその後、振込処理等の業務を進める。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
な従来のファクシミリによる帳票処理システムには次の
ような解決すべき課題があった。センターにおいて受け
付けられ文字認識等を行った結果得られたデータは、可
能な限り所定のチェックを行うと共に顧客に確認書等を
送信し内容確認を行う。しかしながら、例えば銀行の振
込依頼書等で別の銀行の特定の支店等を指定するような
内容の場合、必ずしもその支店名は正しいかどうかのチ
ェックまでセンターで行うことはできない。従って、一
旦ホストコンピュータへ認識結果が送信され、ホストコ
ンピュータ側で更に詳細なチェックが行われる。
【0005】その結果、例えば銀行の支店名に誤り等が
あるとその結果はセンターに通知され、センターのオペ
レータが電話やファクシミリを用いて顧客に対しそのよ
うな誤りが発生した旨を伝える。しかしながら、このよ
うなエラー発生の通知はセンターから顧客へ、あるいは
センターからその顧客を管轄する営業店経由で送信され
る。この場合に、オペレータがエラー発生通知を作成し
たり、その通知をファクシミリ送信するといった作業が
加わることから、顧客が振込依頼書を送信してからこの
ようなエラー発生の通知を受けるまで比較的長時間を要
したり、あるいはセンター側のオペレータに各種通知の
ための負担が大きくかかるといった問題があった。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、送信元のファ
クシミリ装置から受信した帳票のイメージデータを文字
認識する文字認識装置と、該認識した文字データに基づ
いて修正及び検証された確認データを前記ファクシミリ
装置に送信するファクシミリ制御装置と、前記送信元よ
り確認応答を受けると前記認識文字データを帳票処理を
実行するホストコンピュータへ送信する主制御装置と、
前記帳票に対応させて前記送信元を特定するための送信
元情報が格納されている記憶部とを備えるファクシミリ
による帳票処理システムにおいて、前記ホストコンピュ
ータは、前記修正及び検証で用いるチェック情報以外の
チェック情報に基づいて受信した前記認識文字データを
検証し、エラーを検出すると該エラーを示すデータを含
むエラー情報を生成して前記主制御装置へ送信し、該主
制御装置は、受信したエラー情報のエラーデータに前記
記憶部の送信元情報を付加してなるエラーリストを生成
し、該エラーリストを前記ファクシミリ制御装置から前
記ファクシミリ装置へ送信させる、ことを特徴とするフ
ァクシミリによる帳票処理システム。
【0007】 主制御装置は、認識結果の確認書を送信
元へ送信する際に使用した送信元情報ファイルを、エラ
ーリスト送信の際に使用する。更に、送信元が顧客であ
って、その顧客に対するサービスを担当する営業店が存
在する場合に、主制御装置は、エラーリストを顧客に送
信するとともに営業店に対して同一のエラーリストを同
時に送信することもできる。
【0008】
【作用】主制御装置によ認識結果がホストコンピュー
タに送信されると、その内容が詳細にチェックされる。
そして、発見されたエラーはエラー情報としてセンター
に向けて出力される。主制御装置は記憶部等に格納され
送信元情報を用いてエラーリストを自動生成し、ファ
クシミリ制御装置を通じて顧客等に送信する。この場
合、センターは顧客に対する確認データの送信等に用い
たハードウェアをそのまま利用する。従って、エラーリ
スト生成のためのプログラム追加だけでエラーリストの
自動送信を可能にする。
【0009】 なお、センターの主制御装置は、予め送
信元に関する電話番号等の送信元情報や確認書生成の際
に使用した各種の情報を保持しているから、ホストコン
ピュータからセンターへはそれ以外の必要最小限のエラ
ー情報を送信すれば足りる。後はセンター側でエラーリ
ストが生成できる。送信元が顧客である場合に、その顧
客の問い合わせを受け取り所定の案内をしたりする営業
店に、顧客向けと同一のエラーリストを同時に送信すれ
ば、顧客からの問い合わせに迅速に対応できる。
【0010】
【実施例】以下、本発明を図の実施例を用いて詳細に説
明する。図1は、本発明のシステム実施例ブロック図で
ある。なお、この説明の前に、本発明のシステムの全体
構成と一般的な動作とを説明する。図2は、ファクシミ
リによる帳票処理用システム全体のブロック図である。
このシステムは、企業が、例えば給与振込等を行う場合
に、通信回線3を介して銀行のセンター4に処理を依頼
する構成のものである。企業1にはこのためにファクシ
ミリ装置2が設けられている。また、センター4には、
ファクシミリ制御装置5と、主制御装置6と、これに接
続された文字認識装置7と、主制御装置6に対し内部バ
ス8を通じて接続された修正用ワークステーション9
と、検証用ワークステーション10が設けられている。
なお、主制御装置6には処理結果等を格納しておくため
のディスク装置12が接続されている。また、主制御装
置6にはローカルエリアネットワーク等の通信線を介し
てホストコンピュータ20が接続されている。
【0011】以上のシステムは次のようにして利用され
る。まず、企業1では従業員の給与振込等のための依頼
書11を作成し、ファクシミリ装置2を用いてセンター
4に送信する(ステップS1)。ファクシミリ制御装置
(FCU)5はこのような信号を受信すると、そのイメ
ージ全体を図示しない記憶装置に保存するとともに、主
制御装置(MCU)6に送信する。主制御装置(MC
U)6と文字認識装置7とは、帳票のイメージから予め
設定された部分を切り出し、その部分の文字を自動的に
認識処理する。その認識結果はディスク装置12に格納
される(ステップS2,S3)。
【0012】その後、認識結果は修正用ワークステーシ
ョン9のディスプレイに映し出され、修正係による修正
が実施される(ステップS4)。その後、ステップS5
において、修正結果が検証用ワークステーション10に
送られる。検証が終了すると、ステップS6において、
その検証結果がファクシミリ制御装置5に送られ、内容
確認のための確認書が通信回線3を通じて企業1に送信
される(ステップS7)。企業1では依頼書11と確認
書13とを比較しながら内容の確認を行う。内容確認の
結果は、例えばステップS8において、電話機19のP
B(プッシュボタン)信号等により連絡する。こうして
企業の確認が終了すると、主制御装置6からステップS
9においてホストコンピュータ20に認識結果が送信さ
れる一方、企業1に対してステップS10において受信
通知書14が送信される。
【0013】図3に、ファックス振込依頼書例説明図を
示す。企業から振込の依頼書11として送信される帳票
は、具体的にはこの図3に示すような構成とされる。即
ち、帳票には、例えば依頼人の名前や企業の識別のため
のコード、振込を行うための振込指定日、振込先、振込
金額等が記入される。なお、この帳票では振込先や振込
金額は振込先毎に連記される。
【0014】また、このような振込依頼を行った場合、
企業には図4に示すような振込依頼確認書が送信され
る。この図4に示した確認書13には、依頼人による依
頼事項や振込銀行名、受取人名、金額等が記入される。
この確認書を依頼書11と比較し、誤りがあれば訂正し
て依頼書11を再送信する。
【0015】ここで図1に戻って、先に説明したとお
り、図1は本発明のファクシミリによる帳票処理システ
ム実施例ブロック図である。図のシステムは、認識処理
の対象となる帳票を送信する送信元として顧客16を例
示し、この顧客16とセンター4とを通信回線3を用い
て接続した構成のものである。なお、この他に顧客16
に対しサービスを担当する営業店15も同様の通信回線
3を介してセンター4と接続されている。センター4に
は、先に図2を用いて説明したようなファクシミリ制御
装置5、主制御装置6、内部バス8、ワークステーショ
ン9,10、文字認識装置7等が設けられている。ま
た、主制御装置6が処理した認識結果やその他の情報を
記憶するディスク装置12が設けられている。
【0016】本発明においては、例えばこのディスク装
置12には送信元情報ファイル25が格納される。この
送信元情報ファイル25は、例えば振込依頼書等の受付
番号と、顧客のコードと、電話番号等を対応付けて格納
したファイルである。また、センター4による認識結果
を受け入れて処理するホストコンピュータ20がこのセ
ンター4に接続されている。両者は、例えば電話回線や
ローカルエリアネットワーク等により接続されている。
【0017】この主制御装置は従来装置と同様、顧客1
6から振込依頼書等を受け付けた場合にその依頼書を認
識し、所定のチェック等を行った後、確認書を顧客16
に送信する。そして、電話機によるPB発信処理等によ
って承認を受けると、認識結果21をホストコンピュー
タ20に送信する。ホストコンピュータ20では次のよ
うな処理が行われる。
【0018】図5に、ホストコンピュータの処理フロー
チャートを示す。まず、ホストコンピュータが認識結果
を読み込む。なお、この認識結果は上記のように通信回
線等を介してセンターから受信されてもよいし、またフ
ロッピーディスク等によってセンターからホストコンピ
ュータへ送り込まれるようにしてもよい。このような認
識結果はホストコンピュータにおいてステップS2でエ
ラーチェックが行われる。このエラーチェックはセンタ
ー側で行うことができない詳細な内容のチェックであ
る。例えば、センターは管轄する営業店やその営業店が
サービスを行っている顧客名や電話番号、住所といった
情報を保持しており、顧客からの依頼書に対してはこの
ような情報に基づいて所定のチェックを行う。この他
に、自社の本・支店名等のリストも保持する。
【0019】しかしながら、他社の本店や支店名等は膨
大な情報となり、これらを各センターに配布し保存しよ
うとすれば、その管理や更新の手数が増え、能率が悪
い。そこで、このような情報はホストコンピュータ側に
のみ保持し、ホストコンピュータ側でチェックする。顧
客の預貯金のマスタデータ等の内容もホストコンピュー
タ側で管理する。従って、こういったセンターでチェッ
クできない事項についてホストコンピュータ側でエラー
を発見すると、顧客からの振込依頼等に対応することが
できないため、顧客にその旨を通知しなければならな
い。これが本発明で顧客へ送信の対象となるエラーリス
トとなる。ホストコンピュータでは、図5のステップS
2においてこのようなデータの元となるエラーチェック
を行い、エラーがない場合には全銀向けデータファイル
へ認識結果の書き込みが行われる。これによって、銀行
間の振込取引等が自動的に進められることになる(ステ
ップS3)。一方、ステップS2においてエラーが発見
されると、ステップS4に移り、ホストコンピュータは
エラー情報ファイルを生成する。
【0020】 図6には、このエラー情報ファイルの説
明図を示す。エラー情報ファイルはこの図に示すよう
に、例えばヘッダレコードとエラーデータレコードとか
ら構成される。図7と図8に、ヘッダレコードとエラー
データレコードの説明図を示す。上記エラー情報ファイ
中のヘッダレコードは、図7に示すように、レコード
区分やシーケンス番号、作成年月日、総件数、取扱日等
から構成される。これによって、エラー情報ファイルの
内容特定が行われる。レコード区分は他のレコードとの
区別のための符号であって、シーケンス番号はエラー情
報ファイル作成順に付けられる固有の番号である。作成
年月日がエラー情報ファイル作成時に記入され、総件数
はエラー情報ファイルに格納されたエラーデータの件数
をいう。例えば、図6の場合には最大3000件が表示
できるようになっている。取扱日は、そのようなエラー
が発生した振込依頼等の取扱日が入力される部分であ
る。
【0021】 図8には、エラーデータレコードの内容
が示されている。ここにはレコード区分、データ種別、
種別コード、企業コード、企業名振込指定部、銀行名、
支店名、預金種目、口座番号、受取人名、振込金額手数
料、登録番号、新規/変更コード、ホストエラー内容等
が含められる。レコード区分はヘッダレコードと区別す
るためその内容が“2”となっている。データ種別が帳
票の種類等を示し、最後のホストエラー内容の部分にど
レコードにどのようなエラーが発生したかという情報
が含められる。このようなエラー情報ファイルが図1に
示す主制御装置6に入力すると、主制御装置では次のよ
うな処理が実行される。
【0022】 図9に、センター側の処理フローチャー
トを示す。まず、ステップS1において、エラー情報フ
ァイルの読込みが行われる。このエラー情報ファイル
通信回線を介してセンターに送り込まれてもよいし、ま
たフロッピーディスク等によってセンターに受け入れら
れてもよい。次に、ステップS2において、ワークステ
ーションへ制御画面の表示が行われる。
【0023】 図10には、このようなワークステーシ
ョンの制御画面説明図を示す。図1のワークステーショ
ン9,10のいずれか一方がこのようなエラー情報処理
のために動作し、オペレータがこのような画面を見なが
らエラーリストの送信制御を行うことになる。図10の
画面にはホストエラーデータ件数、ホストエラーフロッ
ピーディスク番号、出力データ指定、出力先対象FCU
等の表示がある。ホストエラーデータ件数は実際にフロ
ッピーに含められたホストエラーデータの総件数を示
す。また、ホストエラーフロッピーディスク番号は、複
数のフロッピーディスクがホストコンピュータから受け
入れられた場合のフロッピーディスクを区別するための
番号である。出力データ指定というのはフロッピーディ
スクの中に格納されたホストエラーデータのうちどれを
エラーリストとして出力するかを指定する部分である。
出力先は、例えば顧客である企業のファクシミリ装置
センター内のファクシミリ装置、あるいはセンターのオ
ペレータのコンソール等、自由に選択できる。また、送
信対象のファクシミリ制御装置が複数ある場合に、図に
示すように対象FCUを選択指定できる。
【0024】 再び、図9に戻って上記のような制御画
面を見ながら出力データ指定を入力すると(ステップS
3)、送信指令に基づいて図1に示す主制御装置6はデ
ィスク装置12の送信元情報ファイル25等を参照し、
補完情報23を得る(ステップS4)。これによって、
必要なエラーリストを生成し(ステップS5)、顧客の
電話番号等を認識してファクシミリ送信を行う(ステッ
プS6)。
【0025】図11には、このようなエラーリスト例説
明図を示す。図に示すエラーリスト24は、「ホストエ
ラーデータ通知書」と題して、例えばフロッピーディス
ク番号、取扱日、取引名称、受付番号、企業コード、企
業名、振込指定日、種目、登録番号、振込先の銀行名や
支店名、預金種目、口座番号、受取人名、振込金額、振
込手数料等が表示され、最後にホストエラーの内容が表
示される。例えば、この例は顧客の指定した銀行名が全
銀システムのファイルを参照しても見当らないといった
誤りを示している。
【0026】 図9のステップS5において、上記のよ
うなエラーリストが主制御装置により編集されると、ス
テップS6に移り、ファクシミリ制御装置でイメージ変
換後、顧客16に向けファクシミリ送信が行われる。上
記のような処理を実行する場合に、主制御装置6に図7
や図8に示したヘッダレコード及びエラーデータレコー
から図11に示したエラーリストを生成するためのプ
ログラム等を用意すれば、全体のハードウェア構成その
ものは特に新たな追加等を必要としない。従って、コス
ト面での大きな負担無しにエラーリストの自動的な送信
が可能となる。
【0027】また、上記のようなエラーリスト24を図
1に示すように顧客16に対して送信すると共に営業店
15にも送信するようにすれば、顧客16がエラーリス
ト24を受信した後の問い合わせ等にも対応できる。ま
た、ホストコンピュータ20においてエラーリストをプ
リントアウトして各センター宛に配布しようとすると、
センターごとにあるいは営業店ごとのエラーリストの仕
分けや送付作業が必要となる。また、営業店もそのよう
なエラーリストを受け付けた場合、これを顧客に転送す
るといった処理が必要となる。本発明においては、この
ような処理を省略できる。しかも、ホストコンピュータ
とセンターとの間のエラー情報送受信はペーパーレスで
運用が可能となり、取扱いもより便利になる。
【0028】 本発明は以上の実施例に限定されない。
上記実施例ではホストコンピュータからセンターへエラ
ー情報ファイルを送信し、センター側で必要な補完情報
と組み合せ、エラーリストを生成するようにしたが、ホ
ストコンピュータでエラーリストが作成できればセンタ
ー側ではこれをそのままファクシミリ制御装置を用いて
顧客等に送信する構成にしても差し支えない。また、セ
ンター側に保存している送信元情報ファイル25に確認
書送信の際に使用した各種のデータをそのまま保存して
おくようにすれば、このようなエラーリスト送信の際、
相当部分の情報を送信元情報ファイル25から得ること
ができ、ホストコンピュータ20におけるエラー情報生
成作業の負担が軽減される。
【0029】
【発明の効果】以上説明した本発明のファクシミリによ
る帳票処理システムによれば、ホストコンピュータに認
識結果を送信し、ホストコンピュータからエラー情報
ァイルが受け入れられた場合、センターにおいてそのエ
ラー情報ファイルからエラーリストを生成し、ファクシ
ミリ制御装置を用いて顧客に送信するようにしたので、
ファクシミリによる帳票認識と確認書送信等のシステム
をそのまま利用してエラーリストを自動的に生成し送信
することができる。このため、大幅な設備コスト増を招
くことなく、センターのオペレータや営業店等のエラー
リスト転送送信処理の負担を軽減することができる。ま
た、エラーリストの配布や転送処理等によって生じる顧
客に対するエラーリスト送信の遅延を防止し、迅速な処
理による顧客サービス向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のシステム実施例ブロック図である。
【図2】本発明のファクシミリによる帳票処理用システ
ム全体のブロック図である。
【図3】ファクシミリ振込依頼書例説明図である。
【図4】確認書例説明図である。
【図5】ホストコンピュータの処理フローチャートであ
る。
【図6】エラー情報ファイル説明図である。
【図7】エラーデータレコード説明図(その1)であ
る。
【図8】エラーデータレコード説明図(その2)であ
る。
【図9】センター側の処理フローチャートである。
【図10】ワークステーション制御画面説明図である。
【図11】エラーリスト例説明図である。
【符号の説明】
3 通信回線 4 センター 5 ファクシミリ制御装置 6 主制御装置 7 文字認識装置 12 ディスク装置 15 営業店 16 顧客(送信元) 20 ホストコンピュータ 21 認識結果 22 エラー情報 23 補完情報 24 エラーリスト 25 送信元情報ファイル

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送信元のファクシミリ装置から受信した
    帳票のイメージデータを文字認識する文字認識装置と、
    該認識した文字データに基づいて修正及び検証された確
    認データを前記ファクシミリ装置に送信するファクシミ
    リ制御装置と、前記送信元より確認応答を受けると前記
    認識文字データを帳票処理を実行するホストコンピュー
    タへ送信する主制御装置と、前記帳票に対応させて前記
    送信元を特定するための送信元情報が格納されている記
    憶部とを備えるファクシミリによる帳票処理システムに
    おいて、 前記ホストコンピュータは、前記修正及び検証で用いる
    チェック情報以外のチェック情報に基づいて受信した前
    記認識文字データを検証し、エラーを検出すると該エラ
    ーを示すデータを含むエラー情報を生成して前記主制御
    装置へ送信し、 該主制御装置は、受信したエラー情報のエラーデータに
    前記記憶部の送信元情報を付加してなるエラーリストを
    生成し、該エラーリストを前記ファクシミリ制御装置か
    ら前記ファクシミリ装置へ送信させる、 ことを特徴とするファクシミリによる帳票処理システ
    ム。
  2. 【請求項2】 送信元が顧客であって、その顧客に対す
    るサービスを担当する営業店が存在する場合に、前記主
    制御装置は、 前記エラーリストを前記顧客に送信するとともに前記営
    業店に対して同一のエラーリストを同時に送信すること
    を特徴とする請求項1に記載のファクシミリによる帳票
    処理システム。
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