JP3372816B2 - ファクシミリ帳票認識処理システム - Google Patents
ファクシミリ帳票認識処理システムInfo
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ファクシミリを用
いて帳票のイメージを送信し、受信側において帳票上に
記載された文字を認識しデータ化するファクシミリ帳票
認識処理システムに関する。
いて帳票のイメージを送信し、受信側において帳票上に
記載された文字を認識しデータ化するファクシミリ帳票
認識処理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、銀行等の金融機関で為替処理を
行う場合に、ファクシミリ為替集中処理システムといっ
たシステムが採用されている。このシステムでは、多数
の営業店の為替帳票に記載された事項をセンタにおいて
ファクシミリ受信し、集中管理する。営業店は為替帳票
をファクシミリを用いてセンタに送信する。センタは、
受信した帳票のイメージから所定の情報が記入された部
分を切り出して文字認識処理をしデータ化する。その処
理結果はホストコンピュータへ通知される。
行う場合に、ファクシミリ為替集中処理システムといっ
たシステムが採用されている。このシステムでは、多数
の営業店の為替帳票に記載された事項をセンタにおいて
ファクシミリ受信し、集中管理する。営業店は為替帳票
をファクシミリを用いてセンタに送信する。センタは、
受信した帳票のイメージから所定の情報が記入された部
分を切り出して文字認識処理をしデータ化する。その処
理結果はホストコンピュータへ通知される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
な従来のファクシミリ帳票認識処理システムには次のよ
うな解決すべき課題があった。センタにおいては、文字
認識処理がされると、実際に帳票に記載されたものと認
識結果とが一致しているかどうかの修正処理を行う。更
に、修正結果が妥当かどうかの検証処理も行われる。こ
うした処理が完了後、ホストコンピュータにその結果が
通知されると、ホストコンピュータにおいて実際の送金
処理等が進められる。しかしながら、各帳票について、
こうした処理をセンタで実行した場合には、営業店が帳
票を送信した時点からホストコンピュータへその記載内
容がデータとして通知されるまでに、所定のタイムラグ
が発生する。従って、営業店で実際にどこまでその帳票
についての処理が進んでいるか把握できないと、顧客か
ら営業店への問い合わせがあっても、これに正確に回答
することができない。また、営業店から帳票をファクシ
ミリ送信した場合に、営業店の係員が帳票を送ったつも
りでも通信エラー等によって実際にはセンタに届いてい
ないことがある。こうした場合、この帳票は処理されて
おらず、その後処理結果突合せのための精査が行われた
ときに数字が合わなかったり、未処理が原因となる事故
が発生する。
な従来のファクシミリ帳票認識処理システムには次のよ
うな解決すべき課題があった。センタにおいては、文字
認識処理がされると、実際に帳票に記載されたものと認
識結果とが一致しているかどうかの修正処理を行う。更
に、修正結果が妥当かどうかの検証処理も行われる。こ
うした処理が完了後、ホストコンピュータにその結果が
通知されると、ホストコンピュータにおいて実際の送金
処理等が進められる。しかしながら、各帳票について、
こうした処理をセンタで実行した場合には、営業店が帳
票を送信した時点からホストコンピュータへその記載内
容がデータとして通知されるまでに、所定のタイムラグ
が発生する。従って、営業店で実際にどこまでその帳票
についての処理が進んでいるか把握できないと、顧客か
ら営業店への問い合わせがあっても、これに正確に回答
することができない。また、営業店から帳票をファクシ
ミリ送信した場合に、営業店の係員が帳票を送ったつも
りでも通信エラー等によって実際にはセンタに届いてい
ないことがある。こうした場合、この帳票は処理されて
おらず、その後処理結果突合せのための精査が行われた
ときに数字が合わなかったり、未処理が原因となる事故
が発生する。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は以上の点を解決
するため次の構成を採用する。 〈構成1〉 送信側のファクシミリ装置により所定の文字の記入され
た複数の帳票の各イメージデータを送信し、受信側で各
帳票イメージデータの文字認識処理、認識文字の修正処
理、修正の検証処理及び検証後の各帳票処理をこの順で
実行するファクシミリ帳票認識処理システムにおいて、
送信側に、複数の帳票の処理状況の照会要求を示すプッ
シュボタン信号を受信側に送信する電話機が設けられ、
受信側に、各帳票イメージデータの受信の有無及び各帳
票イメージデータ毎に現在におけるいずれかの処理を検
出し、各帳票イメージデータ毎の現在の処理状況データ
を記憶部に格納する進行状況モニタ部と、プッシュボタ
ン信号を受信すると照会要求を認識して照会書を要求す
る照会応答部と、要求を受けると記憶部の処理状況デー
タに基づいて複数の帳票の各処理状況を示す照会書を編
集する照会書編集部と、編集された照会書をイメージデ
ータに変換して送信側のファクシミリ装置に送信するフ
ァクシミリサーバと、が設けられていることを特徴とす
る。
するため次の構成を採用する。 〈構成1〉 送信側のファクシミリ装置により所定の文字の記入され
た複数の帳票の各イメージデータを送信し、受信側で各
帳票イメージデータの文字認識処理、認識文字の修正処
理、修正の検証処理及び検証後の各帳票処理をこの順で
実行するファクシミリ帳票認識処理システムにおいて、
送信側に、複数の帳票の処理状況の照会要求を示すプッ
シュボタン信号を受信側に送信する電話機が設けられ、
受信側に、各帳票イメージデータの受信の有無及び各帳
票イメージデータ毎に現在におけるいずれかの処理を検
出し、各帳票イメージデータ毎の現在の処理状況データ
を記憶部に格納する進行状況モニタ部と、プッシュボタ
ン信号を受信すると照会要求を認識して照会書を要求す
る照会応答部と、要求を受けると記憶部の処理状況デー
タに基づいて複数の帳票の各処理状況を示す照会書を編
集する照会書編集部と、編集された照会書をイメージデ
ータに変換して送信側のファクシミリ装置に送信するフ
ァクシミリサーバと、が設けられていることを特徴とす
る。
【0005】〈構成2〉
構成1において、受信側のファクシミリサーバは、送信
側のファクシミリから送信される複数の帳票イメージデ
ータと、電話機から発せられるプッシュボタン信号と
を、同一の信号回線を通じて受信し、いずれの信号かを
判断するとともに、帳票イメージデータならば文字認識
処理を開始させ、電話機から発せられるプッシュボタン
信号ならば、照会応答部を動作させる処理判別機能を備
えたことを特徴とする。
側のファクシミリから送信される複数の帳票イメージデ
ータと、電話機から発せられるプッシュボタン信号と
を、同一の信号回線を通じて受信し、いずれの信号かを
判断するとともに、帳票イメージデータならば文字認識
処理を開始させ、電話機から発せられるプッシュボタン
信号ならば、照会応答部を動作させる処理判別機能を備
えたことを特徴とする。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を具体
例を用いて説明する。 〈具体例1〉図1は、本発明によるシステムの具体例を
示すブロック図である。帳票送信側の営業店1は、例え
ば銀行の支店や営業所等から構成される。ここにはファ
クシミリ装置3やプッシュボタン信号を発信できる電話
機4が配備されている。この営業店1から為替処理等の
ための依頼事項を記入した帳票がファクシミリ装置3を
用いて送信される。営業店1は公衆網2を介してセンタ
10と接続されている。帳票受信側のセンタ10は、営
業店から送信された帳票のイメージを処理するために、
図に示すようなシステムを備えている。即ち、センタ1
0には、ファクシミリサーバ11、ファイルサーバ1
2、文字認識処理部13、修正部14、検証部15、通
信制御部16、記憶部17等が設けられている。また、
本発明による帳票の処理進行状況照会のために、照会応
答部18、照会書編集部19、進行状況モニタ部20及
び進行状況ファイル21等が設けられている。
例を用いて説明する。 〈具体例1〉図1は、本発明によるシステムの具体例を
示すブロック図である。帳票送信側の営業店1は、例え
ば銀行の支店や営業所等から構成される。ここにはファ
クシミリ装置3やプッシュボタン信号を発信できる電話
機4が配備されている。この営業店1から為替処理等の
ための依頼事項を記入した帳票がファクシミリ装置3を
用いて送信される。営業店1は公衆網2を介してセンタ
10と接続されている。帳票受信側のセンタ10は、営
業店から送信された帳票のイメージを処理するために、
図に示すようなシステムを備えている。即ち、センタ1
0には、ファクシミリサーバ11、ファイルサーバ1
2、文字認識処理部13、修正部14、検証部15、通
信制御部16、記憶部17等が設けられている。また、
本発明による帳票の処理進行状況照会のために、照会応
答部18、照会書編集部19、進行状況モニタ部20及
び進行状況ファイル21等が設けられている。
【0007】帳票のイメージは、ファクシミリサーバ1
1により受信される。この帳票のイメージは、ファイル
サーバ12によって一旦記憶部17に記憶される。文字
認識処理部13は、記憶部17に記憶された帳票のイメ
ージを取り出し、帳票のフォーマットを認識し、必要事
項の記入された部分から文字のイメージを切り取る。そ
して、よく知られた方法によって文字を認識し、その結
果を修正部14に向けて出力する。修正部14では、修
正オペレータがディスプレイを見ながら元の帳票のイメ
ージと認識結果とを比較し、誤りがあれば修正を行う。
そして、その結果が検証部15に送り込まれ、検証オペ
レータが内容の妥当性を検証する。
1により受信される。この帳票のイメージは、ファイル
サーバ12によって一旦記憶部17に記憶される。文字
認識処理部13は、記憶部17に記憶された帳票のイメ
ージを取り出し、帳票のフォーマットを認識し、必要事
項の記入された部分から文字のイメージを切り取る。そ
して、よく知られた方法によって文字を認識し、その結
果を修正部14に向けて出力する。修正部14では、修
正オペレータがディスプレイを見ながら元の帳票のイメ
ージと認識結果とを比較し、誤りがあれば修正を行う。
そして、その結果が検証部15に送り込まれ、検証オペ
レータが内容の妥当性を検証する。
【0008】図2は、修正画面の説明図である。図1に
示した文字認識処理部13の認識結果は、修正部14の
修正オペレータによって元の帳票のイメージと比較され
修正される。この場合、図2に示すように、画面25に
は元の帳票のイメージ26と認識結果27とが並べて表
示される。修正オペレータは、これを見ながら認識結果
に誤りがないかを判断し、必要に応じて認識結果の修正
を行う。検証部15にも同様の画面が表示される。検証
オペレータは修正後の認識結果を見ながら妥当性の確認
を行う。こうして得られた認識結果は通信制御部16を
介してホストコンピュータ6に通知される。これによっ
て、ホストコンピュータ6は為替帳票に記載された内容
の送金処理を実行する。
示した文字認識処理部13の認識結果は、修正部14の
修正オペレータによって元の帳票のイメージと比較され
修正される。この場合、図2に示すように、画面25に
は元の帳票のイメージ26と認識結果27とが並べて表
示される。修正オペレータは、これを見ながら認識結果
に誤りがないかを判断し、必要に応じて認識結果の修正
を行う。検証部15にも同様の画面が表示される。検証
オペレータは修正後の認識結果を見ながら妥当性の確認
を行う。こうして得られた認識結果は通信制御部16を
介してホストコンピュータ6に通知される。これによっ
て、ホストコンピュータ6は為替帳票に記載された内容
の送金処理を実行する。
【0009】これらの各部における帳票の処理状況が、
図に示す進行状況モニタ部20によってモニタされてい
る。即ち、各帳票には、後で説明するように、営業店通
番やホスト通番等の識別番号が付されている。この各帳
票が、それぞれ既に文字認識処理を終わったか、修正処
理を終わったか、検証処理を終わったかといった状況を
進行状況モニタ部20がチェックし、その情報を進行状
況ファイル21に記録する構成となっている。照会応答
部18は、電話機4から照会要求があった場合に必要な
音声案内を出力し、電話機4から発信されるPB(プッ
シュボタン)信号を受け入れて照会内容を認識する部分
である。照会書編集部19は、照会応答部18から要求
のあった照会書の種類について通知を受け、進行状況モ
ニタ部20を介して取引状況の内容を読み出し、該当す
るフォーマットの照会書を編集する部分である。こうし
て編集された照会書はファクシミリサーバ11によって
イメージ化され、営業店1のファクシミリ装置3に向け
発信される。以上が本発明のシステムの概要であるが、
本発明のシステムの動作を更に具体的に説明する。
図に示す進行状況モニタ部20によってモニタされてい
る。即ち、各帳票には、後で説明するように、営業店通
番やホスト通番等の識別番号が付されている。この各帳
票が、それぞれ既に文字認識処理を終わったか、修正処
理を終わったか、検証処理を終わったかといった状況を
進行状況モニタ部20がチェックし、その情報を進行状
況ファイル21に記録する構成となっている。照会応答
部18は、電話機4から照会要求があった場合に必要な
音声案内を出力し、電話機4から発信されるPB(プッ
シュボタン)信号を受け入れて照会内容を認識する部分
である。照会書編集部19は、照会応答部18から要求
のあった照会書の種類について通知を受け、進行状況モ
ニタ部20を介して取引状況の内容を読み出し、該当す
るフォーマットの照会書を編集する部分である。こうし
て編集された照会書はファクシミリサーバ11によって
イメージ化され、営業店1のファクシミリ装置3に向け
発信される。以上が本発明のシステムの概要であるが、
本発明のシステムの動作を更に具体的に説明する。
【0010】図3には、こうした帳票処理の進行状況説
明図を示す。図の縦軸は時間軸である。営業店1は、フ
ァクシミリを用いてセンタ10に対し帳票を送信する
(ステップS1)。センタ10では、ステップS2で文
字認識処理を行い、ステップS3で修正処理を行い、ス
テップS4で検証処理を行う。これらが終了した後、セ
ンタ10からホストコンピュータ6に対し処理結果の通
知が行われる(ステップS5)。営業店1では、センタ
10に送信された帳票が、ステップS2,S3,S4の
どの段階の処理を終わっているか、最終的にホストコン
ピュータ6に通知されたかどうかを随時照会する。これ
に応答するために、本発明では、進行状況モニタが設け
られる。進行状況のモニタ範囲は、センタ10における
処理の範囲である。進行状況ファイルには、この図3に
示すように、取引通番が何番の帳票が現在処理済みか未
処理か、あるいは受信に失敗し削除されたものかといっ
た進行状況が記録される。こうしたデータ28が図1に
示す進行状況ファイル21に記録される。
明図を示す。図の縦軸は時間軸である。営業店1は、フ
ァクシミリを用いてセンタ10に対し帳票を送信する
(ステップS1)。センタ10では、ステップS2で文
字認識処理を行い、ステップS3で修正処理を行い、ス
テップS4で検証処理を行う。これらが終了した後、セ
ンタ10からホストコンピュータ6に対し処理結果の通
知が行われる(ステップS5)。営業店1では、センタ
10に送信された帳票が、ステップS2,S3,S4の
どの段階の処理を終わっているか、最終的にホストコン
ピュータ6に通知されたかどうかを随時照会する。これ
に応答するために、本発明では、進行状況モニタが設け
られる。進行状況のモニタ範囲は、センタ10における
処理の範囲である。進行状況ファイルには、この図3に
示すように、取引通番が何番の帳票が現在処理済みか未
処理か、あるいは受信に失敗し削除されたものかといっ
た進行状況が記録される。こうしたデータ28が図1に
示す進行状況ファイル21に記録される。
【0011】以下、本発明の装置の具体的な照会動作を
シーケンスチャート等を用いて説明する。図4は、取引
枚数照会手順シーケンスチャートである。この縦軸も時
間軸を示す。まず、営業店1からセンタ10に対し、図
1に示した電話機4を用いて電話を掛ける(ステップS
1)。センタ10の照会応答部18は、電話を受ける
と、「こちらは為替センタです。サービスコードをどう
ぞ。」といった音声案内を出力する(ステップS2)。
営業店1では、例えば「11#」というようにプッシュ
ボタン信号によってサービスコードを入力する(ステッ
プS3)。このサービスコードは、取引枚数の照会を要
求するコードである。従って、照会応答部は、「取引枚
数照会ですね。店番をどうぞ。」といった応答をする
(ステップS4)。営業店1からはその営業店の番号と
して、「001#」という応答を行う(ステップS
5)。照会応答部はこれを受けて、「001ですね#の
みをどうぞ。」という案内を出力する(ステップS
6)。営業店1は案内を確認すると、「#」という信号
を送信する(ステップS7)。その結果、照会応答部
は、「取引枚数照会書を送信します。電話を切ってお待
ち下さい。」という音声案内を出力する(ステップS
8)。こうして、照会要求の手続きが終了する。照会応
答部はこのような動作によって営業店からのプッシュボ
タン信号による照会要求を受け付ける。その結果、図1
に示す照会書編集部19が進行状況モニタ部20から必
要な進行状況データを受け取り、編集を行う。
シーケンスチャート等を用いて説明する。図4は、取引
枚数照会手順シーケンスチャートである。この縦軸も時
間軸を示す。まず、営業店1からセンタ10に対し、図
1に示した電話機4を用いて電話を掛ける(ステップS
1)。センタ10の照会応答部18は、電話を受ける
と、「こちらは為替センタです。サービスコードをどう
ぞ。」といった音声案内を出力する(ステップS2)。
営業店1では、例えば「11#」というようにプッシュ
ボタン信号によってサービスコードを入力する(ステッ
プS3)。このサービスコードは、取引枚数の照会を要
求するコードである。従って、照会応答部は、「取引枚
数照会ですね。店番をどうぞ。」といった応答をする
(ステップS4)。営業店1からはその営業店の番号と
して、「001#」という応答を行う(ステップS
5)。照会応答部はこれを受けて、「001ですね#の
みをどうぞ。」という案内を出力する(ステップS
6)。営業店1は案内を確認すると、「#」という信号
を送信する(ステップS7)。その結果、照会応答部
は、「取引枚数照会書を送信します。電話を切ってお待
ち下さい。」という音声案内を出力する(ステップS
8)。こうして、照会要求の手続きが終了する。照会応
答部はこのような動作によって営業店からのプッシュボ
タン信号による照会要求を受け付ける。その結果、図1
に示す照会書編集部19が進行状況モニタ部20から必
要な進行状況データを受け取り、編集を行う。
【0012】図5には、取引枚数照会書の編集結果を示
す例を図示した。この図に示すように、取引枚数照会書
には、送信日時、店番、受付日に続いて、受け付けた帳
票の処理済枚数、受信合計、削除枚数、未処理枚数等を
送金先別に分けて表示している。これは、どういった種
類の帳票が受信され、実際に処理された帳票は何枚で、
削除された帳票が何枚で、現在ホストコンピュータへま
だ送られていない未処理状態のものが何枚か、といった
具体的な数値を営業店に伝えることができる。また、こ
れまでに営業店から送られてきた帳票の通番の最終値と
欠番数、欠番となった帳票の番号等を表示することによ
って、帳票の通番等からの確認を容易にしている。
す例を図示した。この図に示すように、取引枚数照会書
には、送信日時、店番、受付日に続いて、受け付けた帳
票の処理済枚数、受信合計、削除枚数、未処理枚数等を
送金先別に分けて表示している。これは、どういった種
類の帳票が受信され、実際に処理された帳票は何枚で、
削除された帳票が何枚で、現在ホストコンピュータへま
だ送られていない未処理状態のものが何枚か、といった
具体的な数値を営業店に伝えることができる。また、こ
れまでに営業店から送られてきた帳票の通番の最終値と
欠番数、欠番となった帳票の番号等を表示することによ
って、帳票の通番等からの確認を容易にしている。
【0013】図6には、別の形式の照会書の要求手続き
を示す。図6は、取引状況照会手順シーケンスチャート
である。ここでは、ステップS1とステップS2で、営
業店1からセンタ10に対し図4の場合と同様に電話を
掛け、サービスコードの入力を行う。のステップS3で
は、図4の場合と異なり、サービスコード「12#」を
入力する。センタ10の照会応答部はステップS4にお
いて、「取引状況照会ですね。店番をどうぞ。」という
応答をする。その後の店番の入力や応答のためのステッ
プS5〜ステップS9の手続きは、図4に示した例と同
様である。ステップS10では、照会応答部が、「取引
状況照会書を送信します。電話を切ってお待ち下さ
い。」という応答をして、この照会申込手続きを終わ
る。
を示す。図6は、取引状況照会手順シーケンスチャート
である。ここでは、ステップS1とステップS2で、営
業店1からセンタ10に対し図4の場合と同様に電話を
掛け、サービスコードの入力を行う。のステップS3で
は、図4の場合と異なり、サービスコード「12#」を
入力する。センタ10の照会応答部はステップS4にお
いて、「取引状況照会ですね。店番をどうぞ。」という
応答をする。その後の店番の入力や応答のためのステッ
プS5〜ステップS9の手続きは、図4に示した例と同
様である。ステップS10では、照会応答部が、「取引
状況照会書を送信します。電話を切ってお待ち下さ
い。」という応答をして、この照会申込手続きを終わ
る。
【0014】図7には、取引状況照会書の例説明図を示
す。この取引状況照会書には、見出し部分に、送信日時
や店番、受付日等の他、営業店が指定した通番と最終の
通番とが表示される。そして、各通番毎に、進行状況、
ホスト通番、受付時、振込金額、手数料、修正部の機械
番号、検証部の機械番号等が表示される。通番は各帳票
毎の番号である。進行状況は、例えばその帳票が検証前
であるとか、欠番になっているとか、送信済みのもので
あるとか、修正前のものであるとか、未処理であるとい
った内容となる。営業店では、特に各帳票についてこの
進行状況を確認して顧客への対応が行われる。ホスト通
番は、センタやホスト側で帳票整理に必要のために付け
られる番号である。受付時は、センタでその帳票のファ
クシミリを受け付けた時刻を示す。振込金額や手数料は
帳票毎のデータを転記したものである。修正部の機械番
号や検証部の機械番号は、修正部や検証部の装置が何台
もある場合に、その帳票が実際にどの装置で修正や検証
が行われたかを表示する。これによって、処理の状況や
処理のフォロー等も確実に行える。
す。この取引状況照会書には、見出し部分に、送信日時
や店番、受付日等の他、営業店が指定した通番と最終の
通番とが表示される。そして、各通番毎に、進行状況、
ホスト通番、受付時、振込金額、手数料、修正部の機械
番号、検証部の機械番号等が表示される。通番は各帳票
毎の番号である。進行状況は、例えばその帳票が検証前
であるとか、欠番になっているとか、送信済みのもので
あるとか、修正前のものであるとか、未処理であるとい
った内容となる。営業店では、特に各帳票についてこの
進行状況を確認して顧客への対応が行われる。ホスト通
番は、センタやホスト側で帳票整理に必要のために付け
られる番号である。受付時は、センタでその帳票のファ
クシミリを受け付けた時刻を示す。振込金額や手数料は
帳票毎のデータを転記したものである。修正部の機械番
号や検証部の機械番号は、修正部や検証部の装置が何台
もある場合に、その帳票が実際にどの装置で修正や検証
が行われたかを表示する。これによって、処理の状況や
処理のフォロー等も確実に行える。
【0015】上記のような照会書が図1に示した照会書
編集部19において編集され、ファクシミリサーバ11
においてイメージ化されて営業店にファクシミリ送信さ
れると、営業店では、その回答をもとに様々な対応をす
ることができる。
編集部19において編集され、ファクシミリサーバ11
においてイメージ化されて営業店にファクシミリ送信さ
れると、営業店では、その回答をもとに様々な対応をす
ることができる。
【0016】〈具体例1の効果〉以上のように、営業店
の電話機からセンタに電話を掛け、ボイスガイダンスに
従って所定の照会要求をプッシュボタン信号により入力
すると、その時点で為替帳票の処理状況が記入された照
会帳票が返信される。従って、営業店でリアルタイムに
各帳票の処理状況を把握することができ、顧客からの問
い合わせに正確に回答できる。しかも、通信エラー等に
よってセンタに届かなかった帳票を早期に発見すること
ができるので、誤発信等を未然に防止することができ
る。
の電話機からセンタに電話を掛け、ボイスガイダンスに
従って所定の照会要求をプッシュボタン信号により入力
すると、その時点で為替帳票の処理状況が記入された照
会帳票が返信される。従って、営業店でリアルタイムに
各帳票の処理状況を把握することができ、顧客からの問
い合わせに正確に回答できる。しかも、通信エラー等に
よってセンタに届かなかった帳票を早期に発見すること
ができるので、誤発信等を未然に防止することができ
る。
【0017】〈具体例2〉図8は、具体例2のシステム
概略図である。具体例2においては、営業店1とセンタ
10とを結ぶ回線が1回線の場合の例について説明す
る。センタのその他の部分の構成は図1に示したものと
全く変わらないため、ここでは図示を省略している。ま
た、この図にはファクシミリサーバ11の動作手順を簡
単にフローチャートで付記した。
概略図である。具体例2においては、営業店1とセンタ
10とを結ぶ回線が1回線の場合の例について説明す
る。センタのその他の部分の構成は図1に示したものと
全く変わらないため、ここでは図示を省略している。ま
た、この図にはファクシミリサーバ11の動作手順を簡
単にフローチャートで付記した。
【0018】ここで、センタ10のファクシミリサーバ
11が営業店1からファクシミリを受信したり電話を受
けると、ファクシミリサーバ11は当初、為替帳票の送
信か処理状況の照会かの判断をすることができない。そ
こで、この図に示すような手順を実行する。即ち、着呼
後(ステップS1)、ファクシミリサーバ11はまずボ
イス応答を行う(ステップS2)。このボイス応答は、
具体例1の図4等を用いて説明した、「こちらは為替セ
ンタです。サービスコードをどうぞ。」といった内容で
よい。これに対して次のステップS3で、ファクス音が
返ってくるかどうかを判断する。ファクス音が返ってき
た場合には、為替帳票のファクシミリ受信のためにステ
ップS4に進み、ファクス受信が行われる。また、それ
以外の場合にはステップS5に進み、照会応答部の処理
が続行される。即ち、その後図4や図6で説明したサー
ビスコード等の入力要求が行われ処理が進められる。
11が営業店1からファクシミリを受信したり電話を受
けると、ファクシミリサーバ11は当初、為替帳票の送
信か処理状況の照会かの判断をすることができない。そ
こで、この図に示すような手順を実行する。即ち、着呼
後(ステップS1)、ファクシミリサーバ11はまずボ
イス応答を行う(ステップS2)。このボイス応答は、
具体例1の図4等を用いて説明した、「こちらは為替セ
ンタです。サービスコードをどうぞ。」といった内容で
よい。これに対して次のステップS3で、ファクス音が
返ってくるかどうかを判断する。ファクス音が返ってき
た場合には、為替帳票のファクシミリ受信のためにステ
ップS4に進み、ファクス受信が行われる。また、それ
以外の場合にはステップS5に進み、照会応答部の処理
が続行される。即ち、その後図4や図6で説明したサー
ビスコード等の入力要求が行われ処理が進められる。
【0019】こうして、1つの回線だけでファクシミリ
送受信と照会のための電話機応答とが可能となる。従っ
て、電話機はファクシミリ装置に備え付けのものやファ
クシミリ装置に親子関係で接続したような構成のものを
使用することができる。
送受信と照会のための電話機応答とが可能となる。従っ
て、電話機はファクシミリ装置に備え付けのものやファ
クシミリ装置に親子関係で接続したような構成のものを
使用することができる。
【0020】〈具体例2の効果〉この具体例2のシステ
ムでは、具体例1のシステムの効果に加えて、営業店と
センタとを接続する回線を1回線にしても同様の機能が
実現できる。即ち、回線数を少なくすることによってラ
ンニングコストを削減することが可能になる。また、営
業店の側においても、為替帳票のファクシミリ送信と電
話機を用いた照会処理が同一の電話番号でよいため、操
作性が向上するという効果がある。なお、以上の具体例
1、具体例2のシステムは、為替処理について説明を行
ったが、ファクシミリ帳票に記載された文字の認識処理
を行う様々なシステムにおいて適応が可能である。
ムでは、具体例1のシステムの効果に加えて、営業店と
センタとを接続する回線を1回線にしても同様の機能が
実現できる。即ち、回線数を少なくすることによってラ
ンニングコストを削減することが可能になる。また、営
業店の側においても、為替帳票のファクシミリ送信と電
話機を用いた照会処理が同一の電話番号でよいため、操
作性が向上するという効果がある。なお、以上の具体例
1、具体例2のシステムは、為替処理について説明を行
ったが、ファクシミリ帳票に記載された文字の認識処理
を行う様々なシステムにおいて適応が可能である。
【図1】本発明によるシステムのブロック図である。
【図2】修正画面の説明図である。
【図3】帳票処理の進行状況説明図である。
【図4】取引枚数照会手順シーケンスチャートである。
【図5】取引枚数照会書の例説明図である。
【図6】取引状況照会手順シーケンスチャートである。
【図7】取引状況照会書の例説明図である。
【図8】具体例2のシステム概略図である。
1 営業店
2 公衆網
3 ファクシミリ装置
4 電話機
6 ホストコンピュータ
10 センタ
11 ファクシミリサーバ
18 照会応答部
19 照会書編集部
20 進行状況モニタ部
21 進行状況ファイル
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(56)参考文献 特開 平8−181795(JP,A)
特開 平5−189466(JP,A)
特開 平8−305755(JP,A)
特開 平4−123567(JP,A)
特開 昭62−67958(JP,A)
特開 昭62−232248(JP,A)
特開 平5−67120(JP,A)
特開 平8−167988(JP,A)
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
H04N 1/00 - 1/00 108
Claims (2)
- 【請求項1】 送信側のファクシミリ装置により所定の
文字の記入された複数の帳票の各イメージデータを送信
し、受信側で前記各帳票イメージデータの文字認識処
理、認識文字の修正処理、修正の検証処理及び検証後の
各帳票処理をこの順で実行するファクシミリ帳票認識処
理システムにおいて、 前記送信側に、前記複数の帳票の処理状況の照会要求を
示すプッシュボタン信号を前記受信側に送信する電話機
が設けられ、 前記受信側に、 前記各帳票イメージデータの受信の有無及び各帳票イメ
ージデータ毎に現在における前記いずれかの処理を検出
し、該各帳票イメージデータ毎の現在の処理状況データ
を記憶部に格納する進行状況モニタ部と、 前記プッシュボタン信号を受信すると前記照会要求を認
識して照会書を要求する照会応答部と、 該要求を受けると前記記憶部の前記処理状況データに基
づいて前記複数の帳票の各処理状況を示す照会書を編集
する照会書編集部と、 編集された照会書をイメージデータに変換して前記送信
側のファクシミリ装置に送信するファクシミリサーバ
と、が設けられていることを特徴とするファクシミリ帳
票認識処理システム。 - 【請求項2】 請求項1において、 受信側のファクシミリサーバは、 送信側のファクシミリから送信される複数の帳票イメー
ジデータと、電話機から発せられる前記プッシュボタン
信号とを、同一の信号回線を通じて受信し、いずれの信
号かを判断するとともに、前記帳票イメージデータなら
ば文字認識処理を開始させ、電話機から発せられるプッ
シュボタン信号ならば、照会応答部を動作させる処理判
別機能を備えたことを特徴とするファクシミリ帳票認識
処理システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP05986697A JP3372816B2 (ja) | 1997-02-26 | 1997-02-26 | ファクシミリ帳票認識処理システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP05986697A JP3372816B2 (ja) | 1997-02-26 | 1997-02-26 | ファクシミリ帳票認識処理システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10243155A JPH10243155A (ja) | 1998-09-11 |
JP3372816B2 true JP3372816B2 (ja) | 2003-02-04 |
Family
ID=13125534
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP05986697A Expired - Fee Related JP3372816B2 (ja) | 1997-02-26 | 1997-02-26 | ファクシミリ帳票認識処理システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3372816B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4311863B2 (ja) * | 2000-05-30 | 2009-08-12 | 沖ソフトウェア株式会社 | 帳票類処理システム |
-
1997
- 1997-02-26 JP JP05986697A patent/JP3372816B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH10243155A (ja) | 1998-09-11 |
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