JP2001022877A - 金融システム、振込エラー処理サーバ及び記録媒体 - Google Patents

金融システム、振込エラー処理サーバ及び記録媒体

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JP2001022877A
JP2001022877A JP19855199A JP19855199A JP2001022877A JP 2001022877 A JP2001022877 A JP 2001022877A JP 19855199 A JP19855199 A JP 19855199A JP 19855199 A JP19855199 A JP 19855199A JP 2001022877 A JP2001022877 A JP 2001022877A
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JP19855199A
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Noboru Hishinuma
昇 菱沼
Kaori Okazaki
香織 岡崎
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 振込先の金融機関で発生したエラーを振込依
頼人に効率良く通知することができる振込システム等を
提供する。 【解決手段】 金融ホスト1は、外部からの振込要求を
受け付けて、振込先として指定された他の金融ホスト1
に振込を要求する。振込先の金融ホスト1は、振込要求
を処理したときにエラーが発生した場合、所定の照会電
文を振込元の金融ホスト1に送信する。振込元の金融ホ
スト1は、照会電文を受信した場合、その照会電文を振
込エラー処理サーバ2に渡す。振込エラー処理サーバ2
は、金融ホスト1から渡された照会電文を解析し、解析
結果に基づいて、照会電文を所定のフォーマットに従っ
て編集し、編集データを当該振込の依頼元のファクシミ
リ3に送信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、振込先において振
込エラーが発生した場合、エラーを振込の依頼元に通知
するシステム等に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、銀行等の金融機関に対して振込を
依頼すると、依頼を受けた金融機関は、依頼人により指
定された振込先の金融機関に振込要求を送信する。振込
先の金融機関は、受信した振込要求に応じて、指定され
た振込先の口座に所定金額相当の資金を振り込む。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のようなシステム
では、振込先の金融機関において口座番号違い等の振込
エラーが発生した場合、振込内容を問い合わせるための
照会電文が、振込依頼を受けた金融機関に送信される。
振込元の金融機関は、振込先の金融機関から受信した照
会電文をプリンタ等に出力する。そして、例えば従業員
等は、出力された用紙を見て、エラー内容を把握し(例
えば、口座番号違い、等)、振込依頼人に電話等で問い
合わせし、訂正内容を示す回答を振込先の金融機関に通
知する。
【0004】この場合、振込先の金融機関から送信され
る照会電文はフリーフォーマットであるため、照会電文
を受信した金融機関では、照会電文毎にフォーマットを
識別して、電文の内容を判断しなければならず煩雑であ
った。また、振込元の金融機関は、エラー内容について
振込依頼人へ問い合わせを行うが、これは電話等を用い
て人的になされるため作業効率が悪い。
【0005】本発明は、上述した事情に鑑みてなされた
もので、振込先の金融機関で発生したエラーを振込依頼
人に効率良く通知することができる金融システム等を提
供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の第1の観点に係る金融システムは、口座情
報を管理する金融ホストと、振込エラーの発生を依頼元
に通知するための振込エラー処理サーバと、を金融機関
毎に備える金融システムであって、前記金融ホストは、
外部からの振込要求を受け付けて、振込先として指定さ
れた他の前記金融ホストに振込を要求する手段と、他の
前記金融ホストからの振込要求を処理したときにエラー
が発生した場合、所定の照会電文を他の前記金融ホスト
に送信する手段と、他の前記金融ホストから前記所定の
照会電文を受信した場合、該照会電文を前記振込エラー
処理サーバに渡す手段と、を備え、前記振込エラー処理
サーバは、前記金融ホストから渡された前記照会電文を
解析する解析手段と、解析結果に基づいて、前記照会電
文を所定のフォーマットに従って編集する編集手段と、
前記編集手段により編集された編集データを当該振込の
依頼元の通信装置に送信する送信手段と、を備える、こ
とを特徴とする。
【0007】このような構成によれば、振込先の金融機
関でエラーが発生した場合、振込エラー処理サーバが、
振込先から送信される照会電文の内容を解析し、所定の
フォーマットに編集して、振込依頼元に送信する。これ
により、振込エラーの問合処理を自動化し、システム効
率を向上することができる。
【0008】前記振込エラー処理サーバは、前記照会電
文のパターンを記憶するパターン記憶手段をさらに備え
てもよく、前記振込エラー処理サーバの前記解析手段
は、前記パターン記憶手段に記憶されているパターンを
参照して前記照会電文を構成要素に分解し、分解された
各前記構成要素と前記所定のフォーマットとを用いて、
前記編集データを生成する手段をさらに備えてもよい。
これにより、フォーマットがそれぞれ異なる各金融機関
からの照会電文を、所定のフォーマットの編集データに
編集することができる。
【0009】また、本発明の第2の観点に係る振込エラ
ー処理サーバは、金融システムにおいて発生した振込エ
ラーを振込の依頼元に通知するための振込エラー処理サ
ーバであって、振込先の金融機関の金融ホストから振込
エラーに伴う所定の照会電文を受信する受信手段と、前
記受信手段により受信された前記照会電文を解析する解
析手段と、解析結果に基づいて、前記照会電文を所定の
フォーマットに従って編集する編集手段と、前記編集手
段により編集された編集データを当該振込の依頼元の通
信装置に送信する送信手段と、を備えることを特徴とす
る。
【0010】このような構成によれば、振込先の金融機
関でエラーが発生した場合、振込エラー処理サーバが、
振込先から送信される照会電文の内容を解析し、所定の
フォーマットに編集して、振込依頼元に送信する。これ
により、振込エラーの問合処理を自動化し、システム効
率を向上することができる。
【0011】前記振込エラー処理サーバは、前記照会電
文のパターンを記憶するパターン記憶手段をさらに備え
てもよく、前記解析手段は、前記パターン記憶手段に記
憶されているパターンを参照して前記照会電文を構成要
素に分解し、分解された各前記構成要素と前記所定のフ
ォーマットとを用いて、前記編集データを生成する手段
をさらに備えてもよい。これにより、フォーマットがそ
れぞれ異なる各金融機関からの照会電文を、所定のフォ
ーマットの編集データに編集することができる。
【0012】また、本発明の第3の観点に係る記録媒体
は、コンピュータを、金融システムにおいて発生した振
込エラーを振込の依頼元に通知するための振込エラー処
理サーバとして機能させるためのプログラムを記録した
コンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、振込先
の金融機関の金融ホストから振込エラーに伴う所定の照
会電文を受信する受信手段、前記受信手段により受信さ
れた前記照会電文を解析する解析手段、解析結果に基づ
いて、前記照会電文を所定のフォーマットに従って編集
する編集手段、前記編集手段により編集された編集デー
タを当該振込の依頼元の通信装置に送信する送信手段、
として機能させるためのプログラムを記録する。
【0013】また、前記コンピュータは、前記照会電文
のパターンを記憶してもよく、前記解析手段は、該コン
ピュータに記憶されているパターンを参照して前記照会
電文を構成要素に分解し、分解された各前記構成要素と
前記所定のフォーマットとを用いて、前記編集データを
生成してもよい。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る実施の形態で
ある金融システムを図面を参照して説明する。本実施形
態の金融システムのシステム構成図を図1に示す。本シ
ステムは、各金融機関に設置されている金融ホスト1及
び振込エラー処理サーバ2と、各企業等に設置されてい
るファクシミリ3と、を備える。各金融ホスト1はネッ
トワークを介して互いに接続され、また、各振込エラー
処理サーバ2とファクシミリ3は電話回線を介して接続
される。また、各金融ホスト1は、図示せぬ電話機、パ
ソコン、ATM等にネットワーク(電話回線、専用線
等)を介して接続される。
【0015】金融ホスト1は、振込依頼人が図示せぬ電
話機等から入力した振込依頼を受け付けて所定の振込処
理を行うためのコンピュータである。金融ホスト1は、
図示せぬ電話機、パソコン、ATM等からの振込依頼を
受け付け、これに基づいて、所定の振込要求電文を生成
し、指定された振込先の金融機関の金融ホスト1に送信
する。
【0016】また、金融ホスト1は、他の金融ホスト1
から振込要求電文を受信した場合、指定された口座に所
定金額を振り込む振込処理を行う。この振込処理では、
金融ホスト1は、例えば、指定された口座番号が適正か
否か、指定された受取人名が適正か否か、指定された口
座種別が適正か否か等の種々のチェックを行う。そし
て、チェック結果が適正であれば、指定された口座へ資
金を振り込み、また、チェック結果にエラーが生じた場
合には、エラーに関する情報を含む照会電文を生成し、
振込要求電文の送信元の金融ホスト1に返信する。ま
た、金融ホスト1は、他の金融ホスト1から照会電文を
受信した場合、その照会電文を振込エラー処理サーバ2
に渡す。
【0017】振込エラー処理サーバ2は、金融ホスト1
から受け取った照会電文を処理するためのコンピュータ
である。振込エラー処理サーバ2は、図2に示すよう
に、電文解析部21と、FAX送受信部22と、回答電
文発信部23と、顧客データベース(DB)24と、電
文データ記憶部25と、解析パターン記憶部26と、を
備える。
【0018】電文解析部21は、他の金融機関からの振
込エラーに関する照会電文を金融ホスト1から受信し、
解析パターン記憶部26に記憶されている解析パターン
を用いた解析を行う。そして、解析の結果に基づいて、
所定の電文データを生成し、電文データ記憶部25に記
憶する。具体的には、電文解析部21は、解析パターン
記憶部26に登録されている各金融機関の金融ホスト1
で使用されている照会電文のフォーマットを参照して、
照会電文のデータ構造を解析する。そして、その解析結
果に基づき、例えば図3に示すような、「通信番号」、
「発信銀行名」、「発信店名」、「通信文原文」、「エ
ラー種別」、「振込金額」、「振込依頼日」、「受取口
座番号」、「受取口座種別」、「受取人名義」、「依頼
人」等のデータを含む電文データを生成する。このう
ち、「通信文原文」には、照会電文のデータがセットさ
れる。
【0019】また、電文解析部21は、解析結果に基づ
いて照会電文の編集を行う。この編集処理の一例を図4
を参照して説明する。例えば、振込エラー処理サーバ2
が照会電文D1を受け取った場合、電文解析部21は、
この照会電文D1について上記解析を行う。そして、そ
の解析結果により、例えば、「エラー種別:受取人名相
違」、「振込依頼日:7月30日」、「振込種別:電
信」、「振込金額:12,000円」、「受取口座種
別:普通」、「受取口座番号:1234567」、「受
取人名義:シロマルショウジ」、「依頼人:イロハウン
ソウ」等のデータが設定された電文データを作成する。
次に、この電文データ等に基づいて、電文解析部21
は、所定の定型フォーマットを構成する各項目に対して
それぞれ該当するデータを埋め込むことにより、編集電
文D2を生成する。これにより、各顧客に対してFAX
送信するための編集電文が生成される。
【0020】電文解析部21は、生成した編集電文をF
AX送受信部22に渡す。このとき、電文解析部21
は、顧客DB24から依頼人のFAX番号を取得するた
めに必要なキーデータ(例えば、「企業名」等)も併せ
てFAX送受信部22に渡す。
【0021】FAX送受信部22は、電文解析部21か
ら受け取った編集電文をFAXデータに変換する。そし
て、その編集電文の送り先のFAX番号を顧客DB24
から読み出し、FAXデータをその送り先へ送信する。
また、FAX送受信部22は、編集電文を送信した顧客
のファクシミリ3から回答として返送されるFAXデー
タを受信し、所定の変換処理を施した後、回答データと
して回答電文発信部23に渡す。
【0022】なお、FAX送受信部22が顧客のファク
シミリ3から受信したFAXデータは、例えば、エラー
項目について、依頼人が適正な内容を記入した所定用紙
を読み取って得たデータでもよい。また、ファクシミリ
3からのFAXデータが、文字を記入した用紙を読み取
って得たデータである場合、FAX送受信部22は例え
ば図示せぬ文字認識部をさらに備えてもよく、ファクシ
ミリ3から受信したFAXデータに対し、パターン認識
処理等を行って、顧客により記入された回答(例えば、
正しい口座番号等)を認識するようにしてもよい。
【0023】回答電文発信部23は、FAX送受信部2
2から受け取った回答データから、照会電文に対する回
答電文を生成し、金融ホスト1を介して、照会電文の送
信元の金融機関に送信する。
【0024】なお、FAX送受信部22がファクシミリ
3から受信した回答を画面表示、印刷出力等により外部
に通知し、これに応じて図示せぬ入力部から入力された
回答電文を、回答電文発信部23が照会電文の送信元の
金融機関に送信するようにしてもよい。
【0025】顧客DB24は、例えば図5に示すよう
な、「企業ID」、「FAX番号」、「電話番号」、
「企業名(カナ)」、「企業名(漢字)」等を含む顧客
データを記憶する。なお、上記顧客データの登録につい
ては、例えば、依頼人が振込をパソコン、ATM等から
依頼した時に、顧客データの各項目を依頼人に入力させ
て登録するようにしてもよく、また、振込処理とは独立
して、予め依頼人から各項目のデータを受け付けて登録
するようにしてもよい。
【0026】電文データ記憶部25は、電文解析部21
により生成される電文データ(図3参照)を記憶する。
【0027】解析パターン記憶部26は、電文解析部2
1が照会電文の解析を行う際に参照する種々の解析パタ
ーンを記憶する。解析パターンには、各金融ホスト1が
使用する複数の照会電文のフォーマット等が予め登録さ
れており、各フォーマットを構成する各データ項目の内
容も併せて登録されている。
【0028】また、振込エラー処理サーバ2に図示せぬ
進捗管理部を設けて、振込エラー処理の進捗状況を管理
させてもよい。この場合、進捗管理部は、例えば各部
(電文解析部21、FAX送受信部22、回答電文発信
部23)から振込エラー処理に関する情報を取得し、電
文データ記憶部25に記憶されている該当する電文デー
タの一部に、その処理の進捗状況を設定するようにして
もよい。
【0029】ファクシミリ3は、例えば従来のファクシ
ミリと同様の機能及び構成を有し、振込エラーが発生し
た件に関する振込依頼人へ問い合わせの電文(編集電
文)を受信して出力する。また、ファクシミリ3には、
例えば、振込エラー処理サーバ2からの問い合わせに対
する回答が記載された用紙がセットされる。ファクシミ
リ3は、利用者による操作に従って、セットされた返答
用紙を読み取ってFAXデータに変換し、指定された宛
先(金融ホスト1等)に送信する。
【0030】以上、本システムを構成する各装置につい
て説明した。次に、この金融システムの動作を、企業A
が金融機関Bに、金融機関Cに所定口座を有する企業D
への振込を依頼し、その振込についてエラーが発生した
場合を例に図6を参照して説明する。なお、この例で
は、企業Aは、金融機関Bの顧客として、顧客データが
予め登録されていることとする。
【0031】まず、企業Aの依頼人が電話機、パソコ
ン、ATM等に、企業Bの口座への振込の依頼を入力す
る。この際、企業Aの依頼人は、例えば、振込元の情報
(企業Aの企業名、金融機関Bの金融機関名、企業Aの
口座番号等)、振込先の情報(企業Bの企業名、金融機
関Cの金融機関名、企業Bの口座番号等)、振込金額、
振込種別、等の振込に必要な情報を入力する。これに応
じて、電話機、パソコン、ATM等は、入力された情報
を含む所定の振込依頼を金融機関Bの金融ホスト1Bに
送信する(S1)。電話機等からの振込依頼を受信した
金融機関Bの金融ホスト1Bは、所定の振込要求電文を
生成し、指定された金融機関Cの金融ホスト1Cに送信
する(S2)。
【0032】これに応じて、金融ホスト1Cは、金融ホ
スト1Bから受信した振込要求電文について、指定され
た口座番号が適正か否か、指定された受取人名が適正か
否か、指定された口座種別が適正か否か等の種々のチェ
ックを行う。この例では、依頼人により指定された振込
先の口座番号が、実際の振込先の口座番号と違っている
こととする。金融ホスト1Cは、振込先の口座番号につ
いてエラーを検出し、エラー内容を示す照会電文を生成
し、金融ホスト1Bに送信する(S3)。なお、照会電
文は外部から入力されてもよい。
【0033】金融ホスト1Bは、金融ホスト1Cから照
会電文を受信すると、それを振込エラー処理サーバ2に
渡す。振込エラー処理サーバ2は、解析パターン記憶部
26に記憶されている解析パターンを参照して、受信し
た照会電文を解析し、電文データを作成するとともに編
集電文を生成する。この際、照会電文は、上述したよう
に、金融機関C独自のフォーマットから、読みやすい電
文に編集される(図4参照)。
【0034】編集電文の作成後、振込エラー処理サーバ
2は、金融ホスト1の顧客DB24から企業名等をキー
として企業AのFAX番号を読み出し、編集電文を企業
Aのファクシミリ3Aに送信する(S4)。企業Aのフ
ァクシミリ3Aは、振込エラー処理サーバ2からの編集
電文を受信して出力する。これにより、企業Aが依頼し
た振込について、口座番号に関するエラーがあったこと
を依頼人に通知することができる。
【0035】次に、企業Aの依頼人は、例えば、正しい
振込先の口座番号等を用紙に記載してファクシミリ3A
にセットし、送信先として、編集電文中に記載されてい
る所定の連絡先(この場合、金融機関Bの金融ホスト1
B等)を指定する。これに応じて、ファクシミリ3A
は、用紙を読み取って得たFAXデータを金融ホスト1
B等に送信する(S5)。金融ホスト1Bは、ファクシ
ミリ3Aから受信したFAXデータについて、例えばパ
ターン認識処理等を行って、振込先(企業B)の正しい
口座番号等を認識する。そして、この正しい口座番号等
を含む回答電文を、先に受信した照会電文に対する回答
として金融ホスト1Cに送信する(S6)。金融ホスト
1Cは、回答電文を受信し、その電文が示す正しい口座
番号に基づいて、振込処理を行う。
【0036】このようにして、振込に関するエラーが生
じた場合、振込エラー処理サーバ2が、振込先から送ら
れてくる照会電文の内容を解析し、顧客に対して、エラ
ーの内容を自動的にFAXで通知するため、振込エラー
に対する作業効率を大幅に向上させることができる。
【0037】なお、振込依頼人において、振込エラーの
通知及びその回答を送受信する装置は、上記ファクシミ
リ3に限定されず、通信機能を有する他の装置(パソコ
ン等)でもよい。また、この場合、振込エラー処理サー
バ2からの通知は、電子的メール、メッセージ等でもよ
い。また、利用者は企業等に限定されず個人でもよい。
また、金融ホスト1と振込エラー処理サーバ2を同一の
コンピュータとして実現してもよい。
【0038】なお、この発明の金融システムは、専用の
システムによらず、通常のコンピュータシステムを用い
て実現可能である。例えば、コンピュータに上述の動作
を実行するためのプログラムを格納した媒体(フロッピ
ーディスク、CD−ROM等)から該プログラムをイン
ストールすることにより、上述の処理を実行する金融ホ
スト1等を構成することができる。なお、上述の機能
を、OSが分担又はOSとアプリケーションの共同によ
り実現する場合等には、OS以外の部分のみを媒体に格
納してもよい。
【0039】また、コンピュータにプログラムを供給す
るための媒体は、通信媒体(通信回線、通信ネットワー
ク、通信システムのように、一時的にプログラムを保持
する媒体)でも良い。例えば、通信ネットワークの掲示
板(BBS)に該プログラムを掲示し、これをネットワ
ークを介して配信してもよい。そして、このプログラム
を起動し、OSの制御下で、他のアプリケーションプロ
グラムと同様に実行することにより、上述の処理を実行
することができる。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
振込先の金融機関でエラーが発生した場合、振込エラー
処理サーバが、振込先から送信される照会電文の内容を
解析し、所定のフォーマットに編集して振込依頼元に送
信する。これにより、振込エラーの問合処理を自動化
し、システム効率を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る金融システムのシス
テム構成図である。
【図2】図1の金融システムで使用される振込エラー処
理サーバの構成図である。
【図3】電文データのデータ構成を説明するための図で
ある。
【図4】編集処理を説明するための図である。
【図5】顧客データのデータ構成を説明するための図で
ある。
【図6】図1の金融システムの動作を具体的に説明する
ための図である。
【符号の説明】
1 金融ホスト 2 振込エラー処理サーバ 3 ファクシミリ 21 電文解析部 22 FAX送受信部 23 回答電文発信部 24 顧客DB 25 電文データ記憶部 26 解析用パターン記憶部
フロントページの続き Fターム(参考) 3E040 CA14 CB01 DA10 EA01 5B055 BB03 CB09 EE02 EE07 EE12 EE27 FA01 MM14 NB08 NC08 NF02

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】口座情報を管理する金融ホストと、振込エ
    ラーの発生を依頼元に通知するための振込エラー処理サ
    ーバと、を金融機関毎に備える金融システムであって、 前記金融ホストは、 外部からの振込要求を受け付けて、振込先として指定さ
    れた他の前記金融ホストに振込を要求する手段と、 他の前記金融ホストからの振込要求を処理したときにエ
    ラーが発生した場合、所定の照会電文を要求元の他の前
    記金融ホストに送信する手段と、 他の前記金融ホストから前記所定の照会電文を受信した
    場合、該照会電文を前記振込エラー処理サーバに渡す手
    段と、を備え、 前記振込エラー処理サーバは、 前記金融ホストから渡された前記照会電文を解析する解
    析手段と、 解析結果に基づいて、前記照会電文を所定のフォーマッ
    トに従って編集する編集手段と、 前記編集手段により編集された編集データを当該振込の
    依頼元の通信装置に送信する送信手段と、を備える、 ことを特徴とする金融システム。
  2. 【請求項2】前記振込エラー処理サーバは、前記照会電
    文のパターンを記憶するパターン記憶手段をさらに備
    え、 前記振込エラー処理サーバの前記解析手段は、前記パタ
    ーン記憶手段に記憶されているパターンを参照して前記
    照会電文を構成要素に分解し、分解された各前記構成要
    素と前記所定のフォーマットとを用いて、前記編集デー
    タを生成する手段をさらに備える、 ことを特徴とする請求項1に記載の金融システム。
  3. 【請求項3】金融システムにおいて発生した振込エラー
    を振込の依頼元に通知するための振込エラー処理サーバ
    であって、 振込先の金融機関の金融ホストから振込エラーに伴う所
    定の照会電文を受信する受信手段と、 前記受信手段により受信された前記照会電文を解析する
    解析手段と、 解析結果に基づいて、前記照会電文を所定のフォーマッ
    トに従って編集する編集手段と、 前記編集手段により編集された編集データを当該振込の
    依頼元の通信装置に送信する送信手段と、 を備えることを特徴とする振込エラー処理サーバ。
  4. 【請求項4】前記振込エラー処理サーバは、前記照会電
    文のパターンを記憶するパターン記憶手段をさらに備
    え、 前記解析手段は、前記パターン記憶手段に記憶されてい
    るパターンを参照して前記照会電文を構成要素に分解
    し、分解された各前記構成要素と前記所定のフォーマッ
    トとを用いて、前記編集データを生成する手段をさらに
    備える、 ことを特徴とする請求項3に記載の振込エラー処理サー
    バ。
  5. 【請求項5】コンピュータを、金融システムにおいて発
    生した振込エラーを振込の依頼元に通知するための振込
    エラー処理サーバとして機能させるためのプログラムを
    記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体であっ
    て、 振込先の金融機関の金融ホストから振込エラーに伴う所
    定の照会電文を受信する受信手段、 前記受信手段により受信された前記照会電文を解析する
    解析手段、 解析結果に基づいて、前記照会電文を所定のフォーマッ
    トに従って編集する編集手段、 前記編集手段により編集された編集データを当該振込の
    依頼元の通信装置に送信する送信手段、 として機能させるためのプログラムを記録したコンピュ
    ータ読み取り可能な記録媒体。
  6. 【請求項6】前記コンピュータは、前記照会電文のパタ
    ーンを記憶し、 前記解析手段は、該コンピュータに記憶されているパタ
    ーンを参照して前記照会電文を構成要素に分解し、分解
    された各前記構成要素と前記所定のフォーマットとを用
    いて、前記編集データを生成する、 ことを特徴とする請求項5に記載のコンピュータ読み取
    り可能な記録媒体。
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