JP2002297916A - 為替取引処理方法及びそのシステム - Google Patents

為替取引処理方法及びそのシステム

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JP2002297916A
JP2002297916A JP2001103928A JP2001103928A JP2002297916A JP 2002297916 A JP2002297916 A JP 2002297916A JP 2001103928 A JP2001103928 A JP 2001103928A JP 2001103928 A JP2001103928 A JP 2001103928A JP 2002297916 A JP2002297916 A JP 2002297916A
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JP2001103928A
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Hiroshi Nitta
新田泰士
Sho Yasue
安江祥
Hiroyuki Fujita
藤田宏之
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UFJ Bank Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】為替取引の処理上エラーが発生した場合に、顧
客の労力を軽減する。 【解決手段】本発明は、依頼端末31から仕向システム
10へ為替取引の組戻又は変更を依頼し、仕向システム
10から承認端末32へ組戻又は変更依頼通知又は/及
び組戻又は変更依頼の明細情報を通知し、承認端末32
から仕向システム10へ組戻又は変更依頼に対する承認
を通知し、仕向システム10から被仕向システム20へ
組戻又は変更を依頼する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、仕向機関から被仕
向機関へ為替取引を仕向ける為替取引処理方法及びその
システムに係り、特に、仕向機関に為替取引を依頼する
依頼人とその為替取引依頼を承認する承認人とに分担さ
れている顧客との為替取引を処理するための為替取引処
理方法及びそのシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】特開2000-40114号公報には、振り込み不
能事由が発生したときにその振り込み不能事由を銀行の
記憶装置に記憶し、顧客が端末から記憶装置にアクセス
し振り込みの成否を確認し、その端末を利用して振り込
みの取り消し、再振り込みを行うことが開示されてい
る。
【0003】特開2001-22877号公報には、振込先金融機
関で振込エラーが発生した場合、振込元金融機関が振込
先金融機関から照会電文を受信し、解析し、エラー内容
が識別可能な電文に編集し、振込依頼元のファクシミリ
へ送信することが開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の技
術では、顧客が為替取引依頼人(振込依頼人)とその為
替取引依頼を承認する為替取引承認人(振込承認人)と
に分担されている場合まで考慮されていない。よって、
上記従来の技術のように、単に、振り込み不能事由を銀
行の記憶装置に記憶したり、エラー内容を振込依頼元の
ファクシミリへ送信するだけでは、顧客(特に、為替取
引承認人)の労力を軽減するには至らない。
【0005】また、上記従来の技術では、すべでの振込
エラー後の顧客が必要なため、顧客の労力を低減するに
は至らない。本発明の目的は、顧客の労力を軽減した為
替取引処理方法及びそのシステムを提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、依頼人から仕
向機関へ為替取引の組戻又は変更を依頼し、仕向機関か
ら承認人へ組戻又は変更依頼があった旨又は/及び組戻
又は変更依頼の明細情報を通知し、承認人から仕向機関
へ組戻又は変更依頼に対する承認を通知し、仕向機関か
ら被仕向機関へ組戻又は変更を依頼する。
【0007】又は、本発明は、被仕向機関から仕向機関
へ為替取引依頼のエラー項目に関連する被仕向機関の口
座情報を通知し、仕向機関が、エラー項目に該当する為
替取引依頼の内容と記口座情報とを比較し、為替取引の
依頼人と仕向機関との間で合意されたルールに基づい
て、エラー項目に該当する為替取引依頼の内容を口座情
報へ変更し、仕向機関から被仕向機関へ為替取引依頼の
変更を依頼する。
【0008】又は、本発明は、仕向機関から被仕向機関
へ為替取引を依頼し、被仕向機関が、為替取引依頼に含
まれる為替取引相手に関連する情報と、被仕向機関の口
座に関連する情報とを比較し、その比較結果に応じて、
為替取引依頼のエラー項目を特定し、被仕向機関から仕
向機関へエラー項目及びエラー項目に対応する被仕向機
関の口座に関連する情報を通知する。
【0009】又は、本発明は、依頼人から仕向機関へ依
頼人特定情報を含む為替取引依頼を伝送し、仕向機関が
発信コードを為替取引依頼に付加し、仕向機関から被仕
向機関へ発信コードが付加された為替取引依頼を伝送
し、被仕向機関から仕向機関へ為替取引依頼のエラーを
通知し、仕向機関がエラー通知に含まれる発信コードに
基づいて依頼人特定情報を特定し、依頼人特定情報に基
づいて仕向機関から依頼人へエラーを通知し、依頼人か
ら仕向機関へ依頼人特定情報を含む組戻又は変更依頼を
伝送し、仕向機関から被仕向機関へ組戻又は変更依頼を
伝送する。
【0010】
【発明の実施の形態】図1に、本発明の実施の形態の振
込システムの構成図を示す。本発明の実施の形態の振込
システムは、仕向機関が使用する仕向システム10と、
被仕向機関が使用する被仕向システム20と、顧客(例
えば、支払人)が使用する顧客システム30と、金融機
関相互間の内国為替の為替貸借を決済するのに必要なデ
ータを管理する全銀センター(全国銀行データ通信セン
ター)40、電子データを伝送するネットワーク(電気
通信回線)50とを備える。ネットワーク50は、公衆
回線でもよいし、専用回線でもよい。以下、仕向システ
ム10と被仕向システム20と顧客システム30とが相
互に電子データを送受信する場合は、その電子データ
は、ネットワーク50及び通信制御装置15を通じて、
送受信されるものとする。
【0011】仕向システム10は、仕向機関の操作人が
使用する操作端末11と、振込処理を実行する振込処理
装置12と、データを格納するデータベース13、組戻
処理及び/又は変更処理を実行する組戻/変更処理装置
14、仕向システム外部との通信を制御する通信制御装
置15と、電子データを伝送するネットワーク16(例
えば、LAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Netwo
rk)、バス等)と、webページを表示するためのファイル
(例えば、HTML(Hyper Text Markup Language)ファイル
やXML(Extensible Markup Language)ファイル等)を送
信するサーバ17とを備える。サーバ17は、webサー
バと、アプリケーションサーバと、データベースサーバ
とを備えるのが好ましい。また、アプリケーションサー
バは、メールサーバを備えるのが好ましい。組戻とは、
送金、振込等の取組後に、その依頼を撤回する際にとる
手続をいう。変更とは、送金、振込等の取引後に依頼人
の事情により、その依頼内容を訂正及び補充する際にと
る手続をいう。振込処理装置12、組戻/変更処理装置
14、サーバ17は、仕向システム10以外のシステ
ム、例えば第三者が使用するシステムによって、備えら
れてもよい。顧客システム30は、振込等を依頼する依
頼人が使用する依頼端末31と、振込等の依頼を承認す
る承認人が使用する承認端末32、電子データを伝送す
るネットワーク(例えば、LAN、WAN、バス等)33とを
備える。依頼人は例えば為替取引の処理を担当する部
署、営業店、代理店、関連会社等が該当し、承認人は例
えば為替取引の管理を担当する部署、本社、本店等が該
当する。
【0012】操作端末11、振込依頼端末31、振込承
認端末32、被仕向システム20は、演算処理装置(例
えば、CPU、MPU等)と、記憶装置(例えば、メモリ、ハ
ードディスク装置等)、通信制御装置、入力装置(例え
ば、キーボード、マウス、タッチパネル、音声入力装置
等)、表示装置(例えば、液晶ディスプレイ、CRT、EL
ディスプレイ、プラズマディスプレイ等)を備える。操
作端末11、振込依頼端末31、振込承認端末32は、
表示装置の替わりに又は表示装置と共に、音声出力装置
(例えば、スピーカ)を備えてもよい。また、操作端末
11、振込依頼端末31、振込承認端末32は、専用コ
ンピュータであってもよいし、汎用コンピュータであっ
てもよいし、携帯電話であってもよいし、携帯情報端末
(PDA)であってもよい。操作端末11,12、振込依
頼端末31、振込承認端末32、被仕向システム20
は、記憶装置に記憶されたソフト・ウェア(プログラ
ム)を演算処理装置によって実行する。また、操作端末
11,12、振込依頼端末31、振込承認端末32は、
webサーバへアクセスしwebページを閲覧するためのweb
ブラウザや、メールサーバへアクセスし電子メールの送
受信を行うためのアプリケーションソフトウェアを有す
るのが好ましい。本発明の実施の形態の各処理は、ソフ
トウェア(プログラム)によって実行されるのが好まし
いが、ハードウェアによって実行されてもよい。当該プ
ログラムは、ネットワーク上を伝送可能であり、記録媒
体(CD-ROM、DVD-ROM、ハードディスク等)に記録可能
であるのが好ましい。
【0013】図2に、本発明の実施の形態の振込処理の
フロー図を示す。図3に、本発明の実施の形態の振込依
頼明細の構成図を示す。依頼人が振込(支払)を希望す
る場合は、依頼人が、振込依頼内容を依頼端末31に入
力する。依頼端末31が振込依頼内容の入力を受けた場
合は(S1)、依頼端末31が、その振込依頼内容を含
む振込依頼明細を作成し、承認端末32へ送信する(S
2)。承認端末32がその振込依頼明細を受信した場合
は(S3)、承認端末32が、1又は複数の振込依頼明
細を総合振込データに編集(作成)して、その総合振込
データを表示画面に表示する(S4)。尚、依頼者が、
振込依頼内容が記載された振込依頼書を作成し、プリン
トアウトし、その振込依頼書を承認人へ送付し、承認人
が、振込依頼書から抽出した振込依頼内容を、承認端末
32に入力してもよい。振込依頼内容は、振込日、依頼
人(支払人)を特定するための依頼人特定情報(例え
ば、依頼人の名称、コード、契約子番号、EDI(Electric
Data Interchange)情報、電話番号、メールアドレス、
FAX番号等)と、仕向機関を特定するための仕向機関特
定情報(例えば、振込元銀行の名称や店番号及びその支
店の名称や店番号)と、依頼人口座を特定するための依
頼人口座特定情報(例えば、預金種類(「普通」又は
「当座」等)、口座番号)と、振込金額と、受取人を特
定するための受取人特定情報(例えば、受取人の名称、
コード、電話番号、メールアドレス、FAX番号等)と、
被仕向機関を特定するための被仕向機関特定情報(例え
ば、振込先銀行の名称や店番号及びその支店の名称や店
番号)と、受取人口座を特定するための受取人口座特定
情報(例えば、預金種類、口座番号)とを含む。
【0014】承認人が振込依頼を承認する場合は、承認
人が、振込依頼に対する承認及び承認人特定情報(例え
ば、承認人の名称、契約者番号、電話番号、メールアド
レス、FAX番号等)を、承認端末32に入力する。尚、
振込依頼に対する承認は、承認人の電子署名を含んでも
よい。承認端末32が、振込依頼に対する承認及び承認
人特定情報の入力を受けた場合は(S5)、総合振込デ
ータに承認人特定情報を付加して、サーバ17へ送信す
る(S6)。契約者番号とは、取引金融機関とその顧客
との間で取り決められた番号をいう。契約子番号とは、
契約者番号が付与された顧客の組織のなかで細分化され
た組織(例えば、営業店や代理店、関連会社、事業所
等)を特定するための番号をいう。EDIとは、契約毎に
契約者を特定するための電子データをいい、例えば、契
約子番号と契約種類番号と通番とを含む。
【0015】サーバ17が総合振込データを受信した場
合に(S7)、サーバ17が、その総合振込データを操
作端末11へ送信すると共に、データベース13に格納
する。操作端末11は、その総合振込データを受信し、
表示画面に表示する。操作人がその総合振込データに承
諾する場合は、操作人端末11にその旨を入力する。操
作端末11が、操作人から入力を受信した場合は(S
9)、操作端末11が振込処理の開始を、振込処理装置
12へ指示する。尚、サーバ17が、その総合振込デー
タを受信した場合に、サーバ17が、自動的に(操作人
からの入力の有無に関わらず)振込処理装置12が振込
処理を実行してもよい。操作端末11が、操作人からの
入力を受けて、振込金受領書や振込受付書、利用明細票
等を作成し、その振込金受領書や振込受付書、利用明細
票等を、依頼端末31又は承認端末32の要求に応じて
webページを表示するためのファイルによって、又は依
頼人特定情報によって特定された依頼人のメールアドレ
ス及び承認人特定情報によって特定された承認人のメー
ルアドレスに基づいて電子メールによって、依頼端末3
1及び承認端末32へ送信するのが好ましい。
【0016】振込処理装置12が振込処理の開始の指示
を受けた場合に、振込処理装置12が、データベース1
3から振込依頼明細を読み出し、特定し(S9)、振込
依頼明細の被仕向機関特定情報によって被仕向機関を特
定できるか否かを判定する(S10)。振込処理装置1
2が、振込依頼明細の被仕向機関特定情報によって被仕
向機関を特定できた場合は、振込依頼明細の仕向機関特
定情報及び依頼人口座特定情報によって特定された仕向
機関の依頼人口座から振込金額及び仕向機関の振込手数
料を出金する(差し引く)(S11)。かかる振込手数
料は、振込区分(「電信扱」又は「文書扱」)、他の金
融機関宛てか同金融機関の本支店かに応じて、決定され
るのが好ましい。また、振込処理装置12が、振込依頼
明細から依頼人口座特定情報に被仕向機関に対し振込を
依頼するための発信コードを付加し(S12)、為替通
知として振込依頼明細を、振込依頼明細の被仕向機関特
定情報によって特定された被仕向機関の被仕向システム
20へ送信する(S13)。被仕向システム20が為替
通知を受信した場合に(S14)、被仕向システム20
が、振込依頼明細の受取人特定情報及び受取人口座特定
情報によって受取人の口座を特定できるか否かを判定す
る(S15)。受取人特定情報及び受取人口座特定情報
によって受取人の口座を特定できた場合は(S16)、
その口座に口座に振込金額を入金する(S16)。振込
処理装置12及び被仕向システム20は、為替通知に基
づいて為替決済取引約定書を作成し、ネットワーク50
を通じて、又は郵送等によって、日本銀行へ送信又は送
付する。これによって、為替決済取引を行う。為替決済
取引とは、他の金融機関に対する内国為替上の貸借およ
びこれに付随して生ずる貸借の決済を日本銀行との間で
行う取引をいう。
【0017】振込処理装置12が振込依頼明細の被仕向
機関特定情報によって被仕向機関を特定できない場合
(例えば、振込依頼明細の被仕向機関特定情報が誤って
いる場合)は、振込処理装置12が、振込処理を中止す
る。また、サーバ17が、振込エラー通知を操作端末1
1へ送信すると共に、振込依頼明細の依頼人特定情報に
よって特定されたメールアドレスに基づいて電子メール
によって依頼端末31へ送信する(S17、S18)。
かかる電子メールは、依頼人や承認人、仕向機関の操作
人に、webページの閲覧(サーバ17へのアクセス)を
促す機能を有する。以下の電子メールも、同様の機能を
有する。振込エラー通知は、何らかの原因によって振込
処理にエラーを生じ、振込が完了しなかったことを示す
情報を含む。振込エラー通知は、さらに、EDI情報又は
契約子番号等の電子データが付加されるのが好ましい。
EDI情報又は契約子番号が付加されることによって、サ
ーバ17が依頼人を識別できる。操作端末11及び依頼
端末31が、その振込エラー通知を、表示画面に表示す
る。振込処理装置12が、振込エラー通知を、さらに、
振込依頼明細の承認人特定情報によって特定された電子
メールによって、承認端末32へ送信するのが好ましい
(S17、S18)。これにより、承認人も振込エラー
があった事実を確認することができ、所定の期間内に、
依頼人が振込の組戻依頼や変更依頼を行わなかった場合
に、承認人が依頼人に対し、振込の組戻依頼や変更依頼
を指示できる。
【0018】また、被仕向システム20が振込依頼明細
の受取人特定情報及び受取人口座特定情報によって受取
人及びその口座番号並びに預金種類を特定できない場合
(例えば、振込依頼明細の受取人特定情報や受取人口座
特定情報が誤っている場合)は、被仕向システム20
が、振込エラー項目を特定し(S21)、その振込エラ
ー項目と仕向機関からの発信コードと振込エラー通知と
を含む振込エラー情報を作成し、振込処理装置12へ送
信する(S22)。被仕向システム20が振込エラー項
目を特定する場合、例えば、被仕向システム20に口座
の名義及びその口座番号、その預金種類と、仕向システ
ム10から受信された受取人の名称及びその口座番号、
その預金種類とを比較し、被仕向口座名義と受取人名及
び預金種類が完全一致しているが口座番号の全部又は一
部が相違する場合は口座番号が誤っていると判断し口座
番号が振込エラー項目であるとみなし、被仕向口座名義
と受取人名及び口座番号が完全一致しているが預金種類
の全部又は一部が相違する場合は預金種類が誤っている
と判断し預金種類が振込エラー項目であるとみなし、口
座番号及び預金種類が完全一致しているが被仕向口座名
義と受取人名の全部又は一部が相違する場合は受取人名
が誤っていると判断し受取人が振込エラー項目であると
みなし、被仕向口座名義と受取人名と口座番号と預金種
類のうち2つが相違する場合及び一致するものがない場
合は該当データなしと判断し振込エラー項目不明とみな
す。尚、振込エラー情報は、さらに、振込エラー項目に
対し正しいと推測されるデータを含むのが好ましい。正
しいと推測されるデータとは、受取人及び預金種類が完
全一致しているが口座番号の全部又は一部が相違する場
合は被仕向システム20が予め登録してある口座番号を
いい、受取人及び口座番号が完全一致しているが預金種
類の全部又は一部が相違する場合は被仕向システム20
が予め登録してある預金種類をいい。口座番号及び預金
種類が完全一致しているが受取人の全部又は一部が相違
する場合は被仕向システム20が予め登録してある受取
人をいう。尚。振込エラー項目は、仕向機関と被仕向機
関との間で予め決定されたコード番号によって、被仕向
システム20から振込処理装置12へ送受信されてもよ
い。
【0019】サーバ17が振込エラー情報を受信した場
合は(S23)、サーバ17が、振込エラー情報の発信
コードに基づいてデータベース13からその発信コード
に対応する振込依頼明細を検索し、前記エラー情報と前
記振込依頼明細とを関連づけて、再度データベース13
に格納する。データベース13は、前記発信コードをキ
ーとして前記エラー情報と前記振込依頼明細とを関連づ
けて記憶する。サーバ17が、定期的に(例えば、10
分毎、1時間毎)又は予め定められた時刻に、組戻/変
更処理装置14を起動し、組戻/変更処理装置14が、
データベース13から振込エラー情報の有無を検索す
る。組戻/変更処理装置14が振込エラー情報有と判断
した場合は、サーバ17が、その振込エラー情報の振込
エラー通知を、その振込エラー情報又はその振込エラー
情報に関連づけられた振込依頼明細の承認人特定情報に
よって特定されたメールアドレスに基づいて電子メール
によって承認端末32へ送信する(S17、S18)。
サーバ17が、組戻/変更処理装置14を起動を定期的
に又は所定時刻に起動する機能はソフトウェアによって
達成され、その期間や時刻が、予め操作任によって設定
可能であるのが好ましい。尚、サーバ17が振込エラー
情報を受信した場合に、サーバ17が順次振込エラー通
知を承認端末32へ送信してもよい。サーバ17は、さ
らに、振込エラー通知を、操作端末11へ送信してもよ
い。振込エラー情報が振込エラー項目や正しいと推測さ
れるデータを含む場合にも、サーバ17が、振込エラー
通知のみを、承認端末32へ送信するのが好ましい。こ
れにより、振込依頼明細が顧客以外に漏洩するのを抑制
することができる。操作端末11及び承認端末32が、
その振込エラー通知を、表示画面に表示する。また、振
込エラー項目がコード番号によって送受信される場合
は、データベース13が振込エラー項目の内容とそのコ
ード番号とを対応づけたテーブルファイルを予め格納し
ておき、組戻/変更処理装置14が振込エラー情報のコ
ード番号に対応する振込エラー項目の内容をデータベー
ス13から読み出す。
【0020】承認人が振込エラーに係る振込依頼明細の
閲覧を希望する場合は、振込エラー通知の電子メールに
含まれるアクセス情報を、承認端末32に入力する。承
認端末32がアクセス情報の入力を受けた場合、承認端
末32が、そのアクセス情報に基づいて、サーバ17へ
アクセスする。サーバ17がアクセス情報の入力を受け
た場合に、サーバ17は、承認端末32に対し、電子証
明書を要求する。尚、電子証明書の替わりに、ID(Iden
tifier)であってもよい。これにより、なりすましを抑
制できる。承認端末32が電子証明書を要求された場合
に、記憶装置から最適な電子証明書を読み出し、サーバ
17へ送信する。尚、承認端末32が電子証明書を複数
個有している場合は、自動的に承認端末32が最適な電
子証明書を選択してもよいし、承認人が最適な電子証明
書を選択してもよい。また、電子証明書は、仕向機関に
よって承認人又は承認人に予め配布されてもよいし、第
三者によって承認人又は承認人に予め配布されてもよ
い。サーバ17が電子証明書を受信した場合は、電子証
明書の正当性を判断し、電子証明書が正当であると判断
した場合は以下の処理を実行し、電子証明書が正当でな
い(不正)と判断した場合は処理を中止する。サーバ1
7が電子証明書が正当であると判断した場合は、サーバ
17が、承認端末32に対し、暗証番号を要求する。こ
れにより、なりすましを抑制できる。暗証番号は、依頼
人又は承認人によって予め決定され、依頼人又は承認人
から仕向機関へ予め通知され、仕向機関で記憶されてい
る。承認端末32が暗証番号の要求を受信した場合は、
承認端末32が、暗証番号の入力受けるためのログイン
画面を、表示画面に表示する。承認端末32が承認人か
ら暗証番号の入力を受けた場合は、その暗証番号を、サ
ーバ17へ送信する。サーバ17が暗証番号を受信した
場合は、承認端末32から受信した暗証番号とデータベ
ース13等に予め格納してある暗証番号とを比較し、両
者が一致した場合は暗証番号が正当であると判断し以下
の処理を実行し、両者が装置する場合は暗証番号が正当
でない(不正)と判断し処理を中止する。サーバ17が
暗証番号が正当であると判断した場合は、組戻/変更処
理装置14が、承認人特定情報に基づいてデータベース
13からその承認人の振込エラー情報を検索し、サーバ
17が振込エラー情報のwebページを表示するためのフ
ァイルを、承認端末32へ送信する。承認端末32がそ
のファイルを受信した場合は、そのwebページを表示画
面に表示する。振込エラー情報が複数個存在する場合
は、承認人が、期間や日等のように範囲を指定できるの
が好ましい。
【0021】承認人が振込エラーに係る振込依頼明細の
閲覧を希望する場合は、承認人が、振込エラー情報のwe
bページのうち希望する振込エラー情報を選択し、承認
端末32に入力する。承認端末32が振込エラー情報の
選択の入力を受けた場合は、組戻/変更処理装置14
が、その振込エラー情報の承認人特定情報及び/又は依
頼人特定情報に基づいて、データベース13からその振
込エラー情報に対応する振込依頼明細を読み出し、サー
バ17が、その振込依頼明細のwebページを表示するた
めのファイルを、承認端末32へ送信する。承認端末3
2がそのファイルを受信した場合は、振込依頼明細のwe
bページを、表示画面に表示する。尚、組戻/変更処理
装置14が、振込依頼明細の項目のうち、振込エラー情
報の振込エラー項目に該当する項目を強調する(例え
ば、該当項目の色を替える又は該当項目を点滅させる)
のが好ましい。これにより、承認人が、振込エラー項目
を容易に識別できる。
【0022】一方、承認人が振込エラーに係る振込依頼
明細の組戻又は変更を希望する場合は、承認人が、振込
エラー情報のwebページのうち希望する振込エラー情報
を選択し、承認端末32に入力する。承認端末32が振
込エラー情報の選択の入力を受けた場合は、サーバ17
が、振込エラー通知を、その振込エラー情報の依頼人特
定情報によって特定されたメールアドレスに基づいて電
子メールによって、依頼端末31へ送信する(S17、
S18)。依頼端末31は、振込エラー通知を、表示画
面に表示する。
【0023】尚、サーバ17が振込エラー通知を承認端
末32へ送信する替わりに又は共に、サーバ17が振込
エラー通知を依頼端末31へ送信してもよい(S17、
S18)。つまり、仕向機関は、振込エラー通知を、承
認人に通知した後に承認人の要求に応じて依頼人へ通知
してもよいし、依頼人のみに通知してもよいし、依頼人
と承認人の双方に通知してもよい。また、仕向機関は、
振込エラー情報を、FAX又は電話によって依頼人及び承
認人へ通知してもよい。
【0024】図4に、本発明に実施の形態の組戻又は変
更処理のフロー図を示す。依頼人が振込エラーに係る振
込依頼明細の閲覧を希望する場合は、振込エラー通知の
電子メールに含まれるアクセス情報を、依頼端末31に
入力する。依頼端末31がアクセス情報の入力を受けた
場合、依頼端末31が、そのアクセス情報に基づいて、
サーバ17へアクセスする。サーバ17がアクセス情報
の入力を受けた場合に、サーバ17は、依頼端末31に
対し、電子証明書を要求する。これにより、なりすまし
を抑制できる。依頼端末31が電子証明書を要求された
場合に、記憶装置から最適な電子証明書を読み出し、サ
ーバ17へ送信する。尚、依頼端末31が電子証明書を
複数個有している場合は、自動的に依頼端末31が最適
な電子証明書を選択してもよいし、依頼人が最適な電子
証明書を選択してもよい。また、電子証明書は、仕向機
関によって依頼人又は承認人に予め配布されてもよい
し、第三者によって依頼人又は承認人に予め配布されて
もよい。サーバ17が電子証明書を受信した場合は、電
子証明書の正当性を判断し、電子証明書が正当であると
判断した場合は以下の処理を実行し、電子証明書が正当
でない(不正)と判断した場合は処理を中止する。サー
バ17が電子証明書が正当であると判断した場合は、サ
ーバ17が、依頼端末31に対し、暗証番号を要求す
る。これにより、なりすましを抑制できる。暗証番号
は、依頼人又は承認人によって予め決定され、依頼人又
は承認人から仕向機関へ予め通知され、仕向機関で記憶
されている。依頼端末31が暗証番号の要求を受信した
場合は、依頼端末31が、暗証番号の入力受けるための
ログイン画面を、表示画面に表示する。依頼端末31が
依頼人から暗証番号の入力を受けた場合は、その暗証番
号を、サーバ17へ送信する。サーバ17が暗証番号を
受信した場合は、依頼端末31から受信した暗証番号と
データベース13等に予め格納してある暗証番号とを比
較し、両者が一致した場合は暗証番号が正当であると判
断し以下の処理を実行し、両者が装置する場合は暗証番
号が正当でない(不正)と判断し処理を中止する。サー
バ17が暗証番号が正当であると判断した場合は、組戻
/変更処理装置14が、依頼人特定情報に基づいてデー
タベース13からその依頼人の振込エラー情報を検索
し、サーバ17が振込エラー情報のwebページを表示す
るためのファイルを、依頼端末31へ送信する。承認端
末31がそのファイルを受信した場合は、そのwebペー
ジを表示画面に表示する。振込エラー情報が複数個存在
する場合は、依頼人が、期間や日等のように範囲を指定
できるのが好ましい。
【0025】依頼人が振込エラーに係る振込依頼明細の
閲覧を希望する場合は、依頼人が、振込エラー情報のwe
bページのうち希望する振込エラー情報を選択し、依頼
端末31に入力する。依頼端末31が振込エラー情報の
選択の入力を受けた場合は、組戻/変更処理装置14
が、その振込エラー情報の承認人特定情報及び/又は依
頼人特定情報に基づいて、データベース13からその振
込エラー情報に対応する振込依頼明細を読み出し、サー
バ17が、その振込依頼明細のwebページを表示するた
めのファイルを、依頼端末31へ送信する。依頼端末3
1がそのファイルを受信した場合は、振込依頼明細のwe
bページを、表示画面に表示する。尚、組戻/変更処理
装置14が、振込依頼明細の項目のうち、振込エラー情
報の振込エラー項目に該当する項目を強調(例えば、振
込エラー項目の色を強調又は点滅)するのが好ましい。
これにより、承認人が、振込エラー項目を容易に識別で
きる。
【0026】図5に、本発明の実施の形態の組戻又は変
更依頼明細の構成図を示す。組戻又は変更依頼明細のwe
bページは、振込依頼内容が掲載された表示欄と、組戻
又は変更の依頼の別の入力を受けるための受付欄と、訂
正項目の別及び訂正内容の入力を受けるための受付欄と
を含む。組戻又は変更依頼明細のwebページが振込依頼
内容を含むため、依頼人は、既に入力済みの振込依頼明
細を組戻又は変更依頼明細に援用でき、依頼人が再度振
込依頼内容を入力するという労力を軽減できる。尚、振
込エラーに係る振込依頼明細のwebページと組戻又は変
更依頼のwebページとは別個のものであってもよい。
【0027】尚、訂正内容の入力を受けるための受付欄
は、1又は複数の訂正候補が、プルダウンによって羅列
表示可能であるのが好ましい。依頼人は、プルダウンさ
れた訂正候補から適切なものを選択し、依頼端末31に
入力できる。この訂正候補は、データベース13が依頼
人の過去の振込依頼履歴を蓄積しておき、組戻/変更処
理装置14が、振込エラー項目に応じて、受取人又は口
座番号又は預金種類毎にその依頼人の過去データを抽出
し、振込エラーに係る振込依頼明細のwebページに含ま
せる。つまり、プルダウンされる訂正候補は、その依頼
人が過去に指定したもののみが対象となる。
【0028】依頼人が振込の組戻又は変更を希望する場
合は、依頼人が、組戻又は変更依頼内容を、依頼端末3
1に入力する。組戻又は変更依頼内容とは、振込依頼明
細を特定するための特定情報と、組戻又は変更の依頼の
別、訂正項目の別及び訂正内容をいう。振込依頼明細を
特定するための特定情報とは、例えば、依頼人特定情報
と、仕向機関特定情報と、依頼人口座特定情報と、承認
人の特定情報と、振込金額と、受取人特定情報と、被仕
向機関特定情報と、受取人口座特定情報等をいう。但
し、組戻又は変更依頼のwebページに予め振込依頼内容
が掲載されている場合は、依頼人は、振込依頼明細を特
定するための特定情報を、依頼端末31に入力する必要
がない。依頼端末31が組戻又は変更依頼内容の入力を
受けた場合に(S30)、依頼端末31が、その組戻又
は変更依頼内容を含む組戻又は変更依頼明細を、サーバ
17へ送信する(S31)。尚、依頼端末31が、その
組戻又は変更依頼内容を含む組戻又は変更依頼明細をサ
ーバ17へ送信する前に、依頼人端末31が、組戻又は
変更依頼明細を確認するためのwebページを、表示画面
に表示するのが好ましい。サーバ17が組戻又は変更依
頼明細を受信した場合に(S32)、サーバ17が、依
頼人から組戻又は変更依頼通知を、振込依頼明細又は組
戻若しくは変更依頼明細の承認人特定情報によって特定
されたメールアドレスに基づいて電子メールによって、
承認端末32へ送信すると共に(S33)、その組戻又
は変更依頼明細をデータベース13又はサーバ17内に
格納する。サーバ17は、さらに、依頼人から組戻又は
変更依頼通知を、操作端末11へ通知するのが好まし
い。承認端末32が電子メールを受信した場合に(S3
4)、承認端末12が、依頼人から組戻又は変更依頼通
知を、表示画面に表示する。仕向機関は、依頼人から組
戻又は変更依頼通知を、電子メールの替わりに、FAX又
は電話によって承認人へ通知してもよい。また、依頼人
は、組戻又は変更依頼を、承認人経由で、仕向機関へ送
信してもよい。
【0029】承認人が組戻又は変更依頼内容の閲覧を希
望する場合は、承認人が、電子メールに含まれるアクセ
ス情報を承認端末32に入力する。承認端末32がアク
セス情報の入力を受けた場合に、そのアクセス情報に基
づいて、サーバ17へアクセスする(S35)。サーバ
17がそのアクセス情報を受信した場合に(S36)、
サーバ17が、上記と同様に電子証明書及び暗証番号に
よって本人認証を行った後に、データベース13から組
戻又は変更依頼明細を読み出し、組戻又は変更依頼明細
のwebページを表示するためのファイルを、承認端末3
2へ送信する(S37)。承認端末31がそのファイル
を受信した場合は(S38)、承認端末32が、その組
戻又は変更依頼明細のwebページを表示画面に表示す
る。
【0030】承認人が組戻又は変更依頼を承認する場合
は、承認人が、組戻又は変更依頼に対する承認を入力す
る。組戻又は変更依頼に対する承認は、承認人の電子署
名を含んでもよい。承認端末32が組戻又は変更依頼に
対する承認の入力を受けた場合は(S39)、承認端末
32が、組戻又は変更依頼に対する承認を、サーバ17
へ送信する(S40)。サーバ17が、その組戻又は変
更依頼に対する承認を受信し(S41)、その組戻又は
変更依頼に対する承認の依頼人特定情報又は/承認人特
定情報に基づいてデータベース13又はサーバ17内か
ら組戻又は変更依頼明細を読み出し、その承認された組
戻又は変更依頼明細を、操作端末11へ送信する。サー
バ17は、組戻又は変更依頼に対する承認と組戻又は変
更依頼明細とを関連付けて、再度データベース13に格
納してもよい。サーバ17が組戻又は変更依頼通知を承
認端末32へ送信してからが組戻又は変更依頼に対する
承認を承認端末32から受信するまで、サーバ17が組
戻又は変更依頼明細を記憶してもおいてもよい。操作端
末11がその承認された組戻又は変更依頼明細を受信し
た場合は、操作端末11が、その組戻又は変更依頼明細
を表示画面に表示する。仕向機関の操作人が組戻又は変
更依頼明細を確認しかつ承認人の承認を確認して組戻又
は変更依頼に承認する場合は、仕向機関の操作人が組戻
又は変更処理の開始を操作端末11に入力する。操作端
末11が組戻又は変更処理の開始の入力を受けた場合
は、組戻又は変更処理装置14が組戻依頼か変更依頼か
を判定し(S42)、組戻処理又は変更処理を実行す
る。尚、サーバ17が組戻又は変更依頼に対する承認を
受信した場合に、組戻又は変更処理装置14が、自動的
に(仕向機関の操作人の入力に関わらず)組戻又は変更
処理を実行してもよい。また、操作端末11が操作人か
らの入力に従って、組戻又は変更受付書や利用明細票等
を作成し、その組戻又は変更受付書や利用明細票等を、
依頼人特定情報及び承認人特定情報によって特定された
メールアドレスに基づいて電子メールによって、依頼端
末31及び承認端末32へ送信するのが好ましい。仕向
機関は、その組戻又は変更受付書や利用明細票等を、電
子メールの替わりにFAX又は電話によって、承認人及び
依頼人へ通知してもよい。また、サーバ17が組戻依頼
及びそれに対する承認を受信し、仕向機関と被仕向機関
との間で当該振込依頼に関する取組が行われていない場
合は、振込処理装置12が、振込依頼を取消すのが好ま
しい。
【0031】組戻又は変更処理装置14が組戻処理を実
行する場合は、組戻又は変更処理装置14が、データベ
ース13から組戻依頼明細を読み出し、組戻依頼明細の
仕向機関特定情報と依頼人特定情報と依頼人口座特定情
報によって依頼人口座を特定し、その依頼人口座へ振込
金額を入金する(加算する)(S43)。組戻又は変更
処理装置14が、被仕向機関への依頼用の組戻依頼明細
を作成し、全銀センター40を通じて、組戻依頼明細の
被仕向機関特定情報によって特定された被仕向システム
20へ送信する(S44)。被仕向システム20が組戻
依頼明細を受信した場合は、被仕向システム20が、組
戻依頼明細の依頼人特定情報等に基づいて、組戻処理を
実行すると共に(S46)、振込エラーとなった振込依
頼明細を特定し、その振込依頼明細を処理済み又は廃棄
する。また、尚、組戻が行われた場合は、依頼人は、仕
向機関に対し、再度振込を依頼することが可能である。
一方、組戻又は変更処理装置14が変更処理を実行する
場合は、組戻又は変更処理装置14が、データベース1
3から変更依頼明細を読み出し、被仕向機関への依頼用
の変更依頼明細を作成し、全銀センター40を通じて、
変更依頼明細の被仕向機関特定情報によって特定された
被仕向システム20へ送信する(S47)。被仕向シス
テム20が変更依頼明細を受信した場合は(S48)、
変更依頼明細の依頼人特定情報等に基づいて振込エラー
となった振込依頼明細を特定し、変更依頼明細に基づい
て振込依頼明細の振込エラー項目を変更し(S49)又
は直接に変更依頼明細に基づいて、被仕向機関特定情報
と受取人特定情報と受取人口座特定情報によって受取人
口座を特定し、振込金額を入金する(加算する)(S5
0)。
【0032】尚、仕向機関は、過去の訂正履歴を、顧客
へ通知するのが好ましい。即ち、組戻/変更処理装置1
4が、振込エラーに係る振込依頼明細とその訂正内容に
基づいて訂正履歴を作成し、データベース13に蓄積す
る。依頼端末31又は承認端末32から要求に応じて、
サーバ17が、依頼人特定情報又は承認人特徴情報に基
づいて、データベース13から訂正履歴を抽出し、訂正
履歴のwebページを表示するためのファールを、依頼端
末31又は承認端末32へ送信する。この訂正履歴は、
振込日、訂正日、依頼人特定譲歩、承認人特定情報、訂
正項目(振込エラー項目)、訂正前の内容及び訂正後の
内容を含む。これにより、依頼人又は承認人に対し、そ
の管理データの訂正を促すことができる。
【0033】また、被仕向システム20が振込エラー情
報を仕向システム10へ送信してから所定の期間(例え
ば、3日間)に到達又は経過しても、仕向システム10
から組戻又は変更依頼を受けない場合は、被仕向システ
ム20が、組戻処理を実行するのが好ましい。この場
合、被仕向システム20が、組戻処理済通知に振込エラ
ーに係る振込依頼明細の発信コードを付加し、その組戻
通知を、仕向システム10へ送信する。又は、仕向シス
テム10が振込エラー通知を顧客システム30へ送信し
てから所定の期間(例えば、3日間)を経過しても、顧
客システム30から組戻又は変更依頼を受けない場合
は、仕向システム10が、組戻処理を実行すると共に、
組戻処理済通知を、顧客システム30へ送信してもよ
い。組戻処理済通知は、その組戻に係る振込依頼明細を
含むのが好ましい。
【0034】また、仕向システム10が振込エラー通知
を顧客システム30へ送信してから所定の期間(例え
ば、2日間)を到達又は経過しても、顧客システム30
から組戻又は変更依頼を受けない場合は、仕向システム
10が、振込エラー通知を顧客システム30へ再度送信
してもよい。
【0035】また、依頼端末31から組戻又は変更依頼
を受信から所定の期間(例えば、2日間)に到達又は経
過しても、承認端末32から組戻又は変更依頼に対する
承認を受信しない場合は、仕向システム10が、組戻又
は変更依頼通知を承認端末32へ再度送信してもよい。
【0036】また、振込依頼明細に「振込エラーが発生
した場合は無条件に組戻を行う」旨が明示されている場
合、又は、顧客と仕向機関との間で「振込エラーが発生
した場合は無条件に組戻を行う」旨を事前契約している
場合は、振込エラーが発生した場合は、仕向機関の操作
人の指示によって又は組戻/変更処理装置14が自動的
に組戻処理を実行してもよい。
【0037】また、振込エラーの内容が軽微である場合
は、組戻/変更処理装置14が、振込エラー通知を依頼
端末31に送信せずに、振込エラー項目及び仕向機関と
依頼人又は承認人との間で予め合意された見なし一致ル
ールに基づいて、振込依頼明細を訂正し、為替通知を、
被仕向システム20へ送信する。図6に、本発明の実施
の形態の見なし一致ルールの概念図を示す。この見なし
一致ルールは、データベース13に予め登録されてい
る。これによって、依頼人の組戻又は変更手続並びに再
振込手続、及びそれに伴う承認人の承認手続が省かれ、
依頼人及び承認人の労力を軽減することができる。見な
し一致ルールとは、例えば、受取人の名称と預金種類と
口座番号のうち、2項目が完全一致し、他の1項目が次
のような場合である。他の1項目が受取人の名称である
場合に、カナ使いの軽微な違い(例えば、メイジとメイ
ヂ)、「長音」の表示方法の違い(例えば、オウサカと
オーサカ)、拗音・促音の表記の誤り(例えば、ハツト
リとハットリ)、外来語の表記で慣用上同一と認められ
るもの(例えば、バイオリンとヴァイオリン)、アルフ
ァベット表記とカナ文字間の表記の変更(例えば、エイ
ビイシイとエービーシー)、音便の変化と判断できるも
の(例えば、フジハラとフジワラ)、記号、スペース等
の使用方法の違い、略語の略し方の違い(例えば、カ)
とカとカブ)とカブシキ)、漢字の読み方で同一と判断
するもの(例えば、鈴子に対しスズコとレイコ)、類似
文字の読み誤りと判断するもの(例えば、クタナベとワ
タナベ)等が該当する。また、他の1項目が預金種類で
ある場合に、普通預金と当座預金の読み替え、預金種類
なしで普通預金又は当座預金がある場合等が該当する。
また、他の1項目が口座番号である場合に、1桁のみが
相違する場合、2桁相違しその桁間の入繰である場合、
頭部の店番を削除する場合等が該当する。
【0038】また、仕向機関と被仕向機関とは、同一金
融機関内の異なる支店同士又は支店と本店の関係であっ
てもよい。この場合、全銀センター40を利用しない
で、振替処理、組戻処理、変更処理を実行するのが好ま
しい。
【0039】次に、本発明の他の実施の形態を説明す
る。上記実施の形態は、依頼人が振込依頼明細を承認人
経由で仕向機関へ送信するのに対し、当該他の実施の形
態は、依頼人が振込依頼明細を直接に仕向機関へ送信す
ると共に承認人が仕向機関へ送信済みの振込依頼明細に
承認する点で相違する。
【0040】図6に、本発明の他の実施の形態の振込処
理のフロー図を示す。依頼人が振込(支払)を希望する
場合は、依頼人が、振込依頼のwebページを表示するた
めのアクセス情報(例えば、URL等)を、依頼端末31
に入力する。依頼端末31がアクセス情報の入力を受け
た場合は、依頼端末31が、そのアクセス情報に基づい
て、サーバ17にアクセスする。サーバ17がそのアク
セス情報を受信した場合は、サーバ17がそのアクセス
情報に基づいて、振込依頼のwebページを表示するため
のファイルを、依頼端末31へ送信する。依頼端末31
がそのファイルを受信した場合は、振込依頼のwebペー
ジを表示画面に表示する。
【0041】依頼端末31が依頼人から振込依頼内容の
入力を受けた場合は(S1)、依頼端末31が、その振
込依頼内容を含む振込依頼明細を作成し、サーバ17へ
送信する(S2)。振込依頼内容は、振込日、依頼人特
定情報と、仕向機関特定情報と、依頼人口座特定情報
と、承認人特定情報と、振込金額と、受取人特定情報
と、被仕向機関特定情報と、受取人口座特定情報とを含
む。尚、依頼人がATM(Automatic Teller Machine)や
仕向機関の窓口で、現金や当座小切手、普通預金請求
書、期日到来の定期預金証書によって振込を行う場合
は、依頼人は、仕向機関特定情報や依頼人口座特定情報
を入力又は記入しなくてもよい。
【0042】サーバ17が振込依頼明細を受信した場合
(S60)、サーバ17が、依頼人から振込依頼通知
を、承認人特定情報によって特定されたメールアドレス
に基づいて電子メールによって承認端末32へ送信する
と共に(S61)、その振込依頼明細をデータベース1
3に格納する。尚、仕向機関は、依頼人から振込依頼通
知を、電子メールに替わりにFAX又は電話によって、承
認人へ通知してもよい。サーバ17は、さらに、依頼人
から振込依頼通知を、操作端末11へ送信するのが好ま
しい。承認端末32が電子メールを受信した場合に(S
62)、承認端末32が、依頼人から振込依頼通知を、
表示画面に表示する。尚、承認端末32が電子メールを
受信した直後に、承認端末12が、依頼人から振込依頼
通知を表示画面に表示してもよいし、定期的に(例え
ば、1日に1回、1週間に1回)又は電子メールが所定
件数(例えば、10件、50件、100件等)に到達し
た場合に承認端末12が依頼人から振込依頼通知を表示
画面に表示してもよい。
【0043】承認人が振込依頼明細を閲覧したい場合
は、承認人は、電子メールに含まれるアクセス情報を、
依頼端末31に入力する。承認端末32がそのアクセス
情報の入力を受けた場合に、承認端末32が、そのアク
セス情報に基づいて、サーバ17へアクセスする(S6
3)。サーバ17がそのアクセス情報を受信した場合に
(S64)、電子証明書及び暗証番号によって本人認証
を行った後に、データベース13から振込依頼明細を読
み出し、振込依頼明細のwebページを表示するためのフ
ァイルを、承認端末32へ送信する(S65)。承認端
末32がそのファイルを受信した場合に(S66)、承
認端末32が、振込依頼明細のwebページを表示画面に
表示する。
【0044】承認人が振込依頼を承認する場合は、承認
人が、振込依頼に対する承認を、承認端末32に入力す
る。承認端末32が振込依頼に対する承認の入力を受け
た場合は(S67)、承認端末32が、その振込依頼に
対する承認を、サーバ17へ送信する。尚、振込依頼に
対する承認は、承認人の電子署名を含んでもよい。サー
バ17がその振込依頼に対する承認を受信した場合は
(S68)、サーバ17が、データベース13から振込
依頼明細を読み出し、その承認された振込依頼明細を、
操作端末11へ送信する。操作端末11がその承認され
た振込依頼明細を受信した場合は、その承認された振込
依頼明細を表示画面に表示する。仕向機関の操作人が振
込依頼明細を確認しかつ承認人の承認を確認し、振込依
頼に承認した場合は、操作人が、振込処理開始を、操作
端末11に入力する。操作端末11が振込処理開始の入
力を受けた場合は(S8)、振込処理装置12が、振込
処理を実行する(S9)。以下の振込処理のステップ
は、上記実施の形態と同様である。尚、サーバ17が、
その振込依頼に対する承認を受信した場合に、自動的に
振込処理装置12が振込処理を開始してもよい。
【0045】本発明の技術的思想は、振込為替取引に限
定されず、広く為替取引に適用可能である。為替取引と
は、遠隔地間における金銭債権・債務の決済、その他の
資金移動取引を直接現金の輸送を伴わずに金融機関を介
して行う仕組である為替による取引のことをいい、内国
為替取引と外国為替取引とを含む。内国為替取引は、送
金、振込、代金取引を含む。外国為替取引では、異なる
国同士の異なる通貨による取引である。外国為替取引に
おいて、仕向機関とは、取引の始発点となる機関(例え
ば銀行)いい、被仕向機関とは、取引の到達点となる機
関という。送金・振込為替取引において、仕向機関と
は、支払指図を発行する送金機関をいい、被仕向機関と
は、受取人に対して為替金を支払う支払機関をいう。取
立為替取引において、仕向機関とは、輸出者により取立
を委任された機関といい、被仕向機関とは、証券類の取
立依頼を受けた機関をいう。
【0046】
【発明の効果】本発明によれば、為替取引依頼人からの
組戻又は変更依頼の有無を、為替取引承認人が常時確認
する必要がなくなり、顧客(特に、為替取引承認人)の
労力を軽減するという効果を奏する。
【0047】又は、本発明によれば、顧客が為替取引の
エラーに対する手続を行う必要がなくなり、顧客の労力
を軽減するという効果を奏する。
【0048】又は、本発明によれば、為替取引承認人が
為替取引のエラーを為替取引依頼人毎に振り分けて通知
する必要がなくなり、顧客(特に、為替取引承認人)の
労力を軽減するという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の振込システムの構成図。
【図2】本発明の実施の形態の振込処理のフロー図。
【図3】本発明の実施の形態の振込依頼明細の構成図。
【図4】本発明の実施の形態の組戻又は変更処理のフロ
ー図。
【図5】本発明の実施の形態の組戻又は変更依頼明細の
構成図。
【図6】本発明の実施の形態の見なし一致ルールの概念
図。
【図7】本発明の他の実施の形態の振込処理のフロー
図。
【符号の説明】
10 仕向システム、 11 操作端末、
12 振込処理装置、 13 データベー
ス、14 組戻/変更処理装置、 15 通信制
御装置、16,33,50 ネットワーク、 17 サ
ーバ、20 被仕向システム、 30 顧客
システム、31 依頼端末、 32
承認端末、40 全銀センター
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 藤田宏之 東京都千代田区大手町一丁目1番1号 株 式会社三和銀行内

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】為替取引の組戻又は変更を処理するための
    コンピュータによる為替取引処理方法において、 前記為替取引の組戻又は変更依頼を、前記組戻又は変更
    依頼を送信可能な依頼端末から受信し、 前記組戻又は変更依頼の内容に関する情報を、前記組戻
    又は変更依頼に対する承認を送信可能な承認端末へ送信
    し、 前記組戻又は変更依頼に対する承認を、前記承認端末か
    ら受信し、 前記組戻又は変更依頼を、前記為替取引に係る為替を仕
    向けられた被仕向システムへ送信する為替取引処理方
    法。
  2. 【請求項2】為替取引の組戻又は変更を処理するための
    為替取引処理システムにおいて、 前記為替取引の組戻又は変更依頼を、前記組戻又は変更
    依頼を送信可能な依頼端末から受信する第1の受信処理
    部と、 前記組戻又は変更依頼に対する承認を送信可能な承認端
    末からの要求に応じて、前記組戻又は変更依頼の内容に
    関する情報を、前記承認端末へ送信する第1の送信処理
    部と、 前記組戻又は変更依頼に対する承認を、前記承認端末か
    ら受信する第2の受信処理部と、 前記組戻又は変更依頼を、前記為替取引に係る為替を仕
    向けられた被仕向システムへ送信する第2の送信処理部
    とを備えた為替取引処理システム。
  3. 【請求項3】依頼人からの為替取引依頼に応じて被仕向
    機関へ為替を仕向ける仕向機関が行う為替取引処理方法
    において、 前記仕向機関のシステムが、前記被仕向機関からの前記
    為替取引のエラー通知を受け、前記エラー通知に基づい
    て前記為替取引依頼を特定し、前記為替取引依頼に基づ
    いて前記依頼人を特定し、前記為替取引依頼にエラーが
    あった旨前記依頼人へ通知し、 前記仕向機関のシステムが、前記為替取引の組戻又は変
    更依頼を受け、前記組戻又は変更依頼に基づいて前記組
    戻又は変更依頼を承認する承認人を特定し、前記組戻又
    は変更依頼があった旨を前記承認人へ通知し、 前記仕向機関のシステムが、前記承認人からの前記組戻
    又は変更依頼に対する承認を受け、前記組戻又は変更依
    頼に対する承認に基づいて前記為替取引の組戻又は変更
    依頼を特定し、前記為替取引の組戻又は変更依頼に基づ
    いて前記組戻又は変更を前記被仕向機関へ依頼する為替
    取引処理方法。
  4. 【請求項4】前記エラーがあった旨は、前記承認人から
    の要求に応じて、前記依頼人へ通知される請求項3に記
    載の為替取引処理方法。
  5. 【請求項5】前記エラーがあった旨を前記承認人又は前
    記依頼人へ通知してから所定の期間に到達し又は超過し
    た場合に、前記仕向機関のシステムが、前記エラーがあ
    った旨を前記承認人又は前記依頼人へ再通知する請求項
    3に記載の為替取引処理方法。
  6. 【請求項6】前記エラーがあった旨を前記承認人又は前
    記依頼人へ通知してから所定の期間に到達し又は超過し
    た場合に、又は前記組戻又は変更依頼を受けてから所定
    の期間に到達し又は超過した場合に、前記仕向機関のシ
    ステムが、前記為替取引の組戻を行った旨を前記承認人
    又は前記依頼人へ通知する請求項3に記載の為替取引処
    理方法。
  7. 【請求項7】前記組戻又は変更依頼があった旨を前記承
    認人へ通知してから所定の期間に到達し又は超過した場
    合に、前記仕向機関のシステムが、前記組戻又は変更依
    頼があった旨を前記承認人へ再通知する請求項3に記載
    の為替取引処理方法。
  8. 【請求項8】依頼人からの為替取引依頼に応じて被仕向
    機関へ為替を仕向けるための為替取引処理システムにお
    いて、 前記為替取引依頼を記憶するデータバースと、 前記為替取引のエラー通知を受信し、前記エラー通知に
    関連する前記為替取引依頼に基づいて前記依頼人の電子
    メールアドレスを特定し、前記為替取引依頼にエラーが
    あった旨を前記依頼人の電子メールアドレス宛てに送信
    し、前記為替取引の組戻又は変更依頼を受信し、前記組
    戻又は変更依頼に基づいて前記組戻又は変更依頼を承認
    する承認人の電子メールアドレスを特定し、前記組戻又
    は変更依頼があった旨を前記承認人の電子メールアドレ
    ス宛てに送信し、前記組戻又は変更依頼に対する承認を
    受信するサーバと、 前記組戻又は変更依頼に対する承認に関連する前記組戻
    又は変更依頼に基づいて前記組戻又は変更依頼を処理す
    る組戻又は変更処理装置とを備えた為替取引処理システ
    ム。
  9. 【請求項9】前記データベースは、前記エラー通知と前
    記為替取引依頼とを関連づけて記憶し、 前記組戻又は変更処理装置は、前記エラー通知に関連す
    る前記為替取引依頼を前記データベースから読み出す請
    求項8に記載の為替取引処理システム。
  10. 【請求項10】前記データベースは、前記組戻又は変更
    依頼と前記組戻又は変更依頼に対する承認とを関連づけ
    て記憶し、 前記組戻又は変更処理装置は、前記組戻又は変更依頼に
    対する承認に関連する前記組戻又は変更依頼を前記デー
    タベースから読み出す請求項8に記載の為替取引処理シ
    ステム。
  11. 【請求項11】仕向機関から為替を仕向けられた被仕向
    機関が行う為替取引処理方法において、 前記被仕向機関のシステムが、前記仕向機関から受けた
    為替取引依頼の内容のエラーを検出し、 前記被仕向機関のシステムが、前記為替取引依頼に基づ
    いて前記仕向機関を特定し、 前記被仕向機関のシステムが、前記エラーを前記仕向機
    関へ通知し、 前記被仕向機関のシステムが、前記仕向機関からの前記
    為替取引の組戻又は変更依頼を受け、 前記被仕向機関のシステムが、前記組戻又は変更を実行
    し、 前記仕向機関は、前記組戻又は変更依頼を受け、前記組
    戻又は変更依頼があった旨を前記組戻又は変更依頼を承
    認する承認人へ通知し、前記承認人からの前記組戻又は
    変更依頼に対する承認を受ける為替取引処理方法。
  12. 【請求項12】仕向機関から為替を仕向けられた被仕向
    機関が行う為替取引処理システムにおいて、 前記仕向機関から受けた為替取引依頼の内容のエラーを
    検出する検出手段と、 前記為替取引依頼に基づいて前記仕向機関を特定する特
    定手段と、 前記エラーを、前記仕向機関へ送信する送信手段と、 前記為替取引の組戻又は変更依頼を、前記仕向機関から
    受信する受信手段と、 前記組戻又は変更を実行する処理手段とを備え、 前記仕向機関は、前記組戻又は変更依頼を受け、前記組
    戻又は変更依頼があった旨を前記組戻又は変更依頼を承
    認する承認人へ通知し、前記承認人からの前記組戻又は
    変更依頼に対する承認を受ける為替取引処理システム。
  13. 【請求項13】仕向機関へ為替取引を依頼する依頼人と
    前記為替取引を承認する承認人とを含む顧客が行う為替
    取引処理方法において、 前記依頼人が使用可能な依頼端末が、前記為替取引の組
    戻又は変更の内容の入力を受け、前記依頼人の指示に応
    じて前記組戻又は変更依頼を前記仕向機関へ送信し、 前記承認人が使用可能な承認端末が、前記仕向機関から
    前記組戻又は変更依頼があった旨を受信し、前記組戻又
    は変更依頼があった旨を表示画面に表示し、前記組戻又
    は変更依頼に対する承認の入力を受け、前記承認人の指
    示に応じて前記組戻又は変更依頼に対する承認を前記仕
    向機関へ送信し、 前記仕向機関は、前記組戻又は変更依頼を受け、前記組
    戻又は変更依頼があった旨を前記承認人へ送信し、前記
    組戻又は変更依頼に対する承認を受信し、前記組戻又は
    変更を為替が仕向けられた被仕向機関へ依頼する為替取
    引処理方法。
  14. 【請求項14】依頼人からの為替取引依頼を承認するた
    めの為替取引処理システムにおいて、前記為替取引の組
    戻又は変更依頼があった旨を仕向機関から受信する受信
    手段と、 前記為替取引の組戻又は変更依頼があった旨を表示する
    表示手段と、 前記組戻又は変更依頼に対する承認の入力を受ける入力
    手段と、 前記組戻又は変更依頼に対する承認を前記仕向機関へ送
    信する送信処理部手段とを備え、 前記仕向機関は、前記組戻又は変更依頼を受け、前記組
    戻又は変更依頼があった旨を前記承認人へ送信し、前記
    組戻又は変更依頼に対する承認を受け、前記組戻又は変
    更を為替が仕向けられた被仕向機関へ依頼する為替取引
    処理システム。
  15. 【請求項15】為替取引を処理するためのコンピュータ
    による為替取引処理方法において、受信手段が、仕向機
    関から被仕向機関へ依頼された為替取引依頼のエラー項
    目に関連する前記被仕向機関の口座情報を受信し、 変更手段が、前記エラー項目に該当する前記為替取引依
    頼の内容と前記被仕向機関の口座情報とを比較し、前記
    為替取引を前記仕向機関へ依頼した依頼人と前記仕向機
    関との間で合意されたルールに基づいて、前記エラー項
    目に該当する前記為替取引依頼の内容を前記被仕向機関
    の口座情報へ変更し、 送信手段が、前記為替取引依頼の変更を前記被仕向機関
    へ依頼する為替取引処理方法。
  16. 【請求項16】前記変更手段が、前記エラー項目に該当
    する前記為替取引依頼の内容と前記口座情報との比較項
    目のうち、1つが前記エラー項目に該当する場合に、前
    記エラー項目に該当する前記為替取引依頼の内容を前記
    口座情報へ変更する請求項15に記載の為替取引処理方
    法。
  17. 【請求項17】前記エラー項目は、前記為替取引依頼に
    含まれる前記為替取引相手の名称と前記為替取引相手の
    口座番号と前記為替取引相手の預金種類との少なくとも
    1つを含む請求項15に記載の為替取引処理方法。
  18. 【請求項18】為替取引を処理するための為替取引処理
    システムにおいて、仕向機関から被仕向機関へ依頼され
    た為替取引依頼のエラー項目に関連する前記被仕向機関
    の口座情報を受信する受信手段と、 前記エラー項目に該当する前記為替取引依頼の内容と前
    記口座情報とを比較し、前記為替取引を前記仕向機関へ
    依頼した依頼人と前記仕向機関との間で合意されたルー
    ルに基づいて、前記エラー項目に該当する前記為替取引
    依頼の内容を前記口座情報へ変更する変更手段と、 前記為替取引依頼の内容の変更依頼を前記被仕向機関へ
    送信する送信手段とを備えた為替取引処理システム。
  19. 【請求項19】為替取引を処理するためのコンピュータ
    による為替取引処理方法において、 受信手段が、前記為替取引依頼を仕向機関から受け、 比較手段が、前記為替取引依頼に含まれる為替取引相手
    に関連する情報と、被仕向機関の口座に関連する情報と
    を比較し、 特定手段が、その比較結果に応じて、前記為替取引依頼
    のエラー項目を特定し、 送信手段が、前記エラー項目及び前記エラー項目に対応
    する前記被仕向機関の口座に関連する情報を、前記仕向
    機関へ通知する為替取引処理方法。
  20. 【請求項20】為替取引を処理するための為替取引処理
    システムにおいて、 前記為替取引依頼を仕向機関から受信する受信手段と、 前記為替取引依頼に含まれる為替取引相手に関連する情
    報と、被仕向機関の口座に関連する情報とを比較する比
    較手段と、 その比較結果に応じて、前記為替取引依頼のエラー項目
    を特定する特定手段と、 前記エラー項目及び前記エラー項目に対応する前記被仕
    向機関の口座に関連する情報を、前記仕向機関へ送信す
    る送信手段とを備えた為替取引処理システム。
  21. 【請求項21】為替取引及びその組戻又は変更を処理す
    るためのコンピュータによる為替取引処理方法におい
    て、 依頼人特定情報を含む為替取引依頼を、前記依頼人の依
    頼端末から受信し、 被仕向機関へ前記為替を仕向けるための識別子を前記為
    替取引依頼に付加し、前記発信コードが付加された前記
    為替取引依頼を、被仕向機関の被仕向システムへ送信
    し、 前記為替取引依頼のエラー通知を、前記被仕向システム
    から受信し、前記エラー通知に含まれる前記識別子に基
    づいて前記依頼人特定情報を特定し、前記為替取引にエ
    ラーがあった旨を、前記依頼人特定情報に基づいて前記
    依頼端末へ送信し、 前記依頼人特定情報を含む前記為替取引の組戻又は変更
    依頼を、前記依頼端末から受信し、受信された前記組戻
    又は変更依頼を前記被仕向システムへ送信する為替取引
    処理方法。
  22. 【請求項22】為替取引及びその組戻又は変更を処理す
    るための為替取引処理システムにおいて、 依頼人特定情報を含む為替取引依頼を、前記依頼人の依
    頼端末から受信する第1の受信手段と、 被仕向機関へ前記為替を仕向けるための識別子を前記為
    替取引依頼に付加する付加手段と、 前記発信コードが付加された前記為替取引依頼を、被仕
    向機関の被仕向システムへ送信する第1の送信手段と、 前記為替取引依頼のエラー通知を、前記被仕向システム
    から受信する第2の受信手段と、 前記エラー通知に含まれる前記識別子に基づいて前記依
    頼人特定情報を特定する特定手段と、 前記為替取引にエラーがあった旨を、前記依頼人特定情
    報に基づいて前記依頼端末へ送信する第2の送信手段
    と、 前記依頼人特定情報を含む前記為替取引の組戻又は変更
    依頼を、前記依頼端末から受信する第3の受信手段と、 受信された前記組戻又は変更依頼を、前記被仕向システ
    ムへ送信する第3の送信手段とを備えた為替取引処理シ
    ステム。
  23. 【請求項23】仕向機関から被仕向機関へ為替を仕向け
    るための為替取引依頼と、 前記被仕向機関から前記仕向機関へ通知されかつ前記為
    替取引依頼に関するエラー情報と、 前記仕向機関によって決定されかつ前記為替取引依頼と
    前記エラー情報とを関連づけるための識別子とを有する
    データが記録されたコンピュータ読み取り可能な記録媒
    体。
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