JP4360886B2 - 通信型ダンプファイル解析サービス装置およびそれに用いる記憶媒体 - Google Patents

通信型ダンプファイル解析サービス装置およびそれに用いる記憶媒体 Download PDF

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本発明は、産業用パーソナルコンピュータのように障害が発生した際に、そのときのメモリの内容をハードディスクなどにダンプファイルとして保存する手段を有する製品に対してダンプファイルを解析するサービスを提供する通信型ダンプファイル解析サービス装置およびそれに用いる記憶媒体に関する。
産業用パーソナルコンピュータのような製品は、その機能および性能を長期間維持するために、一般的にメーカ側が提供するサポートサービスを利用してメンテナンスを行うようにしている。通常、製品の納入時までにメーカ側と顧客側でサポートサービス契約を締結し、顧客側はこのサポートサービス契約に対応した費用をメーカ側に支払い、メーカ側はそのサポートサービス契約の内容に則したサポートサービスを提供する。そのサポートサービスの契約形態としては、図7に示した顧客A14のようにメーカ側23が納入した製品15〜19の中から、顧客A14が機能および性能を長期間維持することを必要とする製品15,18,19を判断し、またその製品毎に必要とする内容のサポートサービス契約20,21,22を個別に契約する個別契約形態と、図8に示した顧客B24のように稼動に対する重要性や設置場所25,26によらず主にサポートサービス契約の費用削減を目的としてメーカ側23が納入した製品全てに対して包括契約27をする包括契約形態に大別できる。
ここで、産業用パーソナルコンピュータのように高機能な製品においては、障害が発生した際に、メモリの内容をダンプファイルとしてハードディスクに保存することが可能で、そのダンプファイルを解析し、障害の発生原因を特定し回避策を講じることで再発防止を図ることが一般的である。ところがこのダンプファイルの解析を行うには経験や専門知識を必要とするため、ダンプファイル解析をメーカ側がサポートサービスの一つとして顧客へ提供することが多い。このサポートサービスは、有寿命品の交換などと異なり、サービス員の派遣や部材の交換などが無くファイルのやり取りだけでサービスの提供が可能であるため、迅速な対応ならびに費用削減を可能とすべく、インターネットを活用したネットサービスが広まりつつあるが、契約形態としては前記の通り個別契約形態と包括契約形態となっている。
尚、ダンプファイルに関する従来技術には、特許文献1、2がある。
特開2003−58395号 特開平11−272513号
しかしながら、従来のダンプファイル解析サービスは、サービス員の派遣や部材の交換などを伴わないダンプファイルの解析サービスを、安価でかつ迅速な対応を可能とすべく、インターネットで提供する場合、個別契約形態においては契約製品の特定を行うため、顧客に対し顧客名、契約製品を特定するための製造番号、契約形態などの確認もしくは入力作業を強いることとなり、また包括契約形態においても顧客を特定するためには何らかの入力作業を強いることとなり、安価でかつ迅速な対応といった目的に反することとなってしまう。さらにはサポートサービス契約そのものが、いわゆる障害発生時の保険のようなものであり、無形の納入物であるが故に契約率は低迷する傾向にあり、サービス費用を高価なものとする一因となっている。
尚、特許文献1、2は、ファイルに関する文献であるが、特に、本発明に関連しない。
本発明の目的は、安価でかつ迅速な対応を可能とし、市場における該製品の稼働率向上を図った通信型ダンプファイル解析サービス装置およびそれに用いる記憶媒体を提供するにある。
本発明は、管理サーバを備えて、この管理サーバが顧客側における契約製品の障害発生時のメモリの内容を記憶したダンプファイルを通信ネットワークにより受信して、このダンプファイルを基に障害の解析を行う通信型ダンプファイル解析サービス装置であって、
管理サーバは、顧客からのアクセスを可能にするウェブページと、販売した製品の顧客名と製造番号とを含む顧客情報を格納する顧客情報データベースと、各製品毎のサポート契約の内容を格納したサポート契約データベースと、障害発生要因コードに対応した障害の解析難易度及び解析費用を格納した難易度データベースと、を具え、
管理サーバは、
顧客側の契約製品の障害発生後であって、かつ契約製品の再起動の動作後に通信ネットワークを介して顧客側から送られてくる、障害発生時の要因を示す要因コードと、プログラム実行領域と、契約製品情報及びサポートサービス契約コードを含むサービス契約コード、格納したダンプファイルを受信し、
この受信したサービス契約コードを用いて上記サポート契約データベース及び顧客情報データベースをアクセスして障害発生製品がサービス契約製品であることを確認し、
この確認結果に基づいて、上記受信した要因コードに基づき上記難易度データベースを用いてその発生障害の解析難易度及び解析費用を求め、
この得られた解析難易度及び解析費用を上記ウェブページを介して通信ネットワークを経て顧客側に送出せしめるものとした、
ことを特徴とする通信型ダンプファイル解析サービス装置を開示する。
更に本発明は、コンピュータであって、障害発生は、そのコンピュータのアプリケーションプログラムの動作中での障害によるものとする通信型ダンプファイル解析サービス装置を開示する。
更に本発明は、上記難易度データベースは、障害発生要因に対応する作業時間を含むものとした通信型ダンプファイル解析サービス装置を開示する。
本発明による通信型ダンプファイル解析サービス装置は、通信型ダンプファイル解析サービス装置によれば、管理用サーバの顧客情報データベースおよび契約データベースにより、ダンプファイルを送信してきたものが契約製品か否か、またその契約内容が分かるようになり、これに基づいて難易度データベースから情報を抽出して、製品の障害発生時にその都度、メーカ側と顧客側が解析難易度及び費用について折衝して時間を費やすことなく、速やかに故障に対応することができ、このために作業者を遣わすなどの人件費を削減することができる。また、契約製品の契約内容を反映させると共に、解析の難易度に応じた解析費用を直ちに顧客側に提示することができるようになり、メーカ側と顧客側が解析費用について折衝して時間を費やすことなく、速やかに故障に対応することができるようになる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の一実施の形態による通信型ダンプファイル解析サービス装置を採用したシステムを示すブロック構成図である。
システムは、少なくとも一台のサポートサービス対象製品である産業用パーソナルコンピュータ2を有する顧客側1と、この顧客側1と公衆網5を介して接続したメーカ側6とから構成している。顧客側1のサポートサービス対象製品である産業用パーソナルコンピュータ2は、メーカ側6が提供する保守サービスのWebページ10を閲覧可能とするブラウザ3を備えており、モデム4とインターネットなどの公衆網5を介してゲートウェイ8を経由しイントラネット9への接続を可能とし、公衆網5を経由してメーカ側6が提供する保守サービスのWebページ10を閲覧することを可能にしている。
メーカ側6は、管理用サーバ7とゲートウェイ8とを販売側専用ネットワークのイントラネット9に接続しており、この管理用サーバ7には販売した製品全ての顧客名とハードウェア構成と製造番号などの情報を入力した顧客情報データベース11と、各製品毎のサポートサービス契約の内容を格納したサポート契約データベース12と、製品の障害発生時にハードディスクへ格納されたダンプファイルに含まれる障害発生要因を示すコードに対応した作業条件を格納した作業条件データベース、例えば解析難易度および解析費用を格納した難易度データベース13と、この難易度データベース13の参照や入力を行う画面のWebページ10とを備えている。
図2は、上述した顧客側1における産業用パーソナルコンピュータ2のハードウェア構成図を示している。
産業用パーソナルコンピュータ2は、CPU28と、LSIA29と、LSIB30と、LSIC31とを直列に接続し、LSIA29にはメモリ32を接続し、LSIBにはハードディスク35を接続し、LSIC31にはフロッピー(登録商標)ディスクドライブ40をそれぞれ接続したごく一般的な構成である。メモリ32は、ユーザ開放領域である通常のプログラム実行領域34の他に、ユーザ非開放領域として区分したサービス契約コード格納領域33を有して構成している。またハードディスク35は、製品の起動に必要なブートプログラム36と、各機能を動作させるために必要なドライバを格納する領域37と、OSやアプリケーションプログラムを格納するプログラム領域38と、ユーザデータを格納し、かつ未使用部分は空き領域となるデータ領域39とで構成している。
さらに、サポートサービス締結時に納入するフロッピー(登録商標)ディスク41は、サポートサービス対象製品の納入先(顧客名)や製造番号などを記録した契約製品情報42と、サポートサービス契約の内容を示すサポートサービス契約コード43と、契約製品情報42とサポートサービス契約コード43をメモリ32内のユーザ非開放領域に格納するためのサービスコード格納プログラム44とを有して構成している。
顧客は、サポートサービス契約締結時に納入されたフロッピー(登録商標)ディスク41のサービスコード格納プログラム44を実行すると、ハードディスク35のドライバ格納領域37に契約製品情報42とサポートサービス契約コード43を、また製品起動毎にこれらの情報42,43をメモリ32上のユーザ非開放領域であるサービス契約コード格納領域33に常駐させる実行プログラムをブートプログラム36の一部としてそれぞれハードディスク35にインストールされる。このインストールは、一度実行すれば上述した情報ならびにプログラムを42〜44をハードディスク35内に保持するため、納入品であるフロッピー(登録商標)ディスク41を常時実装または実行する必要はない。なお、このようにフロッピー(登録商標)ディスク41を納入することは、サポートサービス契約の対価として有形の納入物を可能とするばかりでなく、製品出荷後の任意の時期にサポートサービスを契約した場合や、メンテナンスなどによりハードディスク35などのハードウェア交換や構成変更が発生した場合にも、その都度インストール可能となる。
図3は、通信型ダンプファイル解析サービス装置の顧客側1での処理動作手順を示すフローチャートである。
先ず、ステップS1で電源を入れると、これをトリガにステップS2でブートプログラムが起動される。このステップS2は、各種部品の初期設定、また各種機能に必要なドライバをメモリにロードするステップS2aと、上述したハードディスク35のドライバ格納領域37に格納した契約製品情報42とサポートサービス契約コード43をこのときメモリ上の非開放領域であるサービス契約コード格納領域33にロードするステップS2bとを実行する。その後、ステップS3でOSが起動し、続いてステップS4で各種アプリケーションプログラムが起動して所定の動作を始める。
この動作中に、ステップS5で障害が発生したことを検出した場合、ステップS6として自動的にメモリ32の内容をハードディスク35に格納するメモリダンプが実行される。通常の産業用パーソナルコンピュータ2であれば、プログラム実行領域34だけを障害発生時のメモリ内容としてハードディスク35のデータ領域39内の空き領域に保存するステップS6aだけを実行するが、ここでは、プログラム実行領域34と併せて、サービス契約コード格納領域33にロードしたサポートサービス契約コード43もメモリダンプにより、ハードディスク35のデータ領域39内の空き領域に保存するステップS6bも実行する。
この障害発生後、ステップS7で産業用パーソナルコンピュータ2を再起動し、無事起動すればステップS8で該製品から、もしくはファイルを移動して他の産業用パーソナルコンピュータから、インターネットを介してメーカ側6が準備している解析サービスサイトへダンプファイルを送信する。しかし、ステップS7の再起動によっても起動しなければ、ステップS9でファイルを移動して他の産業用パーソナルコンピュータからインターネットを介してメーカ側6が準備している解析サービスサイトへダンプファイルを送信する。図5は模式的に示すダンプファイル45で、ハードディスク35のデータ領域39内の空き領域に保存されたサポートサービス契約コード43と、障害発生時の要因を示す要因コード46と、この障害発生時のプログラム実行領域34とを含んでいる。
その後、あるいはステップS5で障害が発生しない場合などは、ステップS10で終了の操作を行うと、ステップS11でこれをトリガに各種設定値を保存し、ステップS12の電源切り状態となり、ステップS1での再度電源入りのトリガを待つことになる。
図4は、通信型ダンプファイル解析サービス装置におけるメーカ側の処理動作手順を示すフローチャートである。
上述した図3のステップS8もしくはステップS9でのダンプファイルの送信のために、ステップS13で顧客側1からメーカ側6が準備している解析サービスサイトへのアクセスがあった場合、ステップS14でダンプファイルの送信を要請し、ステップS15で受信したダンプファイルを管理用サーバ7に格納する。ステップS16で管理用サーバ7は、それが保持するサポート契約データベース12から、ダンプファイルに含まれたサポートサービス契約コード43を基にサポートサービス契約内容を確認し、ステップS17でそれが契約対象製品であるか否かを判別する。この判別の結果、それが契約対象製品であれば、ステップS20で顧客情報データベース11からダンプファイルに含まれた契約製品情報42を基に顧客名、ハードウェア構成、製造番号などを確認する。その後、ステップS21で、ダンプファイルに含まれている要因コードを基に作業条件に対応するサービス費用を抽出してWeb経由で表示する。例えば、難易度データベース13からダンプファイルに含まれている要因コードを基に詳細を後述する難易度を判別し、その難易度に対応するサービス費用をWeb経由で表示する。
これを受信した顧客側1は、上述の難易度データベース13により算定したサービス費用を検討し、その結果を顧客側1からメーカ側6に通知する。メーカ側6がこの通知を受けると、ステップS22でサービス費用での同意が得られたことを判定し、ステップS23で管理用サーバ7内のサポート契約データベース12へ受注日などの情報の他に、サポート回数制限付の契約の場合には現在の残サポート回数から1を引くなどの情報を反映し、ステップS24で解析作業に着手する。その後の詳細な解析作業の自動化は現在では困難であるため、ステップS25で本サポートサービスはここで終了となるが、今後、解析作業の自動化が可能になれば、全てのサポートサービス作業をインターネットで完結することができる。ステップS17の判定でダンプファイルを送信してきた製品が契約対象外である場合、ステップS18で顧客名や製造番号の送信依頼を行い、ステップS19でこの顧客側1からの顧客名や製造番号の受信があれば、ステップS20でこの顧客名と製造番号を入力して、上述した契約対象製品と同等のサービスを有償にて提供することが可能である。
図6は、上述したダンプファイル45から作業条件の一例としての難易度とその難易度に対応したサービス費用を算定する説明図である。
ダンプファイル45には、図5に示したように契約製品情報42とサポートサービス契約コード43が含まれるサービス契約コード33と、障害発生時の要因を示す要因コード46と、この障害発生時のプログラム実行領域34とが格納されている。この要因コード46は、障害発生の原因となったエラーの発生部位を示すものであり、該してこの発生部位がCPU28から離れれば離れるほど解析の難易度は下がり、CPU28に近ければ近いほど解析の難易度は上がる。
例えば、CPU28にはLSIA29〜LSIC31が直列に接続されており、LSIA29にはメモリ32と画面表示機能47が接続され、またLSIB30にはハードディスク35とCD−ROMドライブ48と汎用バス49とLAN50が接続され、さらにLSIC31にはフロッピー(登録商標)ディスクドライブ40とキーボード51とマウス52とRS232C53が各々接続している製品を例に説明する。このような製品の場合、CPU28から一番離れたLSIC31と、これに接続したフロッピー(登録商標)ディスクドライブ40と、キーボード51と、マウス52と、RS232C53における障害発生の解析は、一番低い難易度Cとなる。一方、CPU28に一番近い、CPU28と、LSIA23と、このLSIA23に接続しているメモリ32と、画面表示機能47における障害発生の解析は、一番高い難易度Aとなる。さらに、この中間に位置するLSIB30と、これに接続しているハードディスク35と、CD−ROMドライブ48と、汎用バス49と、LAN50における障害発生の解析は、中間の難易度Bとなる。
このような難易度に対応するサービス費用を管理用サーバ7に難易度データベース13として保持させているため、ダンプファイル45の内容によってサービス費用を簡単に算定することができる。この難易度データベース13に未契約製品のサービス費用を付加すれば、契約対象外製品の場合でも、図4に示したステップS18,S19で顧客名と製造番号を入力して、契約対象製品と同等のサービスを有償にて提供することができる。
このような構成の通信型ダンプファイル解析サービス装置によれば、障害が発生した場合、プログラム実行領域34と併せて契約製品情報42とサポートサービス契約コード43をダンプファイルとしてインターネットを介してメーカ側6の解析サービスサイトへダンプファイルを送信し、管理用サーバ7が保持するサポート契約データベース12からサポートサービス契約コード43を基にサポートサービス契約内容および契約対象製品であるか否かを判別し、顧客情報データベース11から契約製品情報42を基に確認し、難易度データベース13からダンプファイルに含まれている要因コードを基に割り出した難易度に対応するサービス費用をWeb経由で表示し、サービス費用での同意が得られ後に解析作業を着手するようにしたため、製品の障害発生時にその都度、メーカ側6と顧客側1が費用負担について折衝して時間を費やすことなく、速やかに故障に対応したり、費用折衝のために作業者を遣わすなどの人件費を削減することができる。また、解析サポートサービスにおいてインターネットを活用し、顧客側1ならびにメーカ側6での煩雑な作業を削減することで安価なサービスの提供と、ダウンタイムの削減による産業用パーソナルコンピュータ2の稼働率向上を可能とする。
特に、作業条件データベースとして、ダンプファイル45の内容と、顧客情報データベース11および契約データベース12の情報から作業条件として抽出する解析費用を保持したものをにすると、契約製品の契約内容を反映した解析費用を容易に得ることができ、製品の障害発生時にその都度、メーカ側6と顧客側1が費用負担について折衝して時間を費やすことなく、契約内容を反映させて速やかに故障に対応することができる。
また、ーカ側6に送信するダンプファイル45を作成するために、サポートサービス締結時に納入するフロッピー(登録商標)ディスク41などの記憶媒体を用いているため、この記憶媒体に、サポートサービス対象製品の顧客名や製造番号などを記録した契約製品情報42と、サポートサービス契約の内容を示すサポートサービス契約コード43と、契約製品情報42とサポートサービス契約コード43をメモリ32内のユーザ非開放領域に格納するためのサービスコード格納プログラム44とを格納することによって、サポートサービス契約コード43を基にサポートサービス契約内容および契約対象製品であるか否かを判別したり、顧客情報データベース11から契約製品情報42を基に確認したり、難易度データベース13からダンプファイルに含まれている要因コードを基に割り出した難易度に対応するサービス費用を抽出することが容易にできるようになり、しかも、この記憶媒体によって既納入製品についてもサポートサービスを容易に受けられるようになる。

上述した実施の形態では、製品の障害発生時にハードディスク35へ格納されたダンプファイル45に含まれる障害発生要因を示すコードに対応した作業条件を格納した作業条件データベースとして、解析難易度および解析費用を格納した難易度データベース13を例示したが、これに限らず障害発生要因を示すコードに対応した作業時間、その他の要素と、それに対応した解析費用を格納した作業条件データベースとしても良い。
本発明は、ダンプファイルを解析するシステムに利用できる。
本発明の一実施の形態による通信型ダンプファイル解析サービス装置を採用したシステムのブロック構成図である。 図1に示したシステムの顧客側の構成を示すブロック構成図である。 図1に示したシステムの顧客側の動作手順を示すフローチャートである。 図1に示したシステムのメーカ側の動作手順を示すフローチャートである。 図2に示した顧客側で作成したダンプファイルを模式的に示す説明図である。 図4に示したメーカ側の難易度データベースにおける難易度設定を示す説明図である。 一般的なサポートサービスとしての個別契約形態を示す説明図である。 一般的なサポートサービスとしての包括契約形態を示す説明図である。
符号の説明
1 顧客側
2 産業用パーソナルコンピュータ
6 メーカ側
7 管理用サーバ
10 Webページ
11 顧客情報データベース
12 サポート契約データベース
13 難易度データベース
33 サービス契約コード格納領域
34 プログラム実行領域
41 フロッピー(登録商標)ディスク
42 契約製品情報
43 サポートサービス契約コード
44 サービスコード格納プログラム

Claims (3)

  1. 管理サーバを備えて、この管理サーバが顧客側における契約製品の障害発生時のメモリの内容を記憶したダンプファイルを通信ネットワークにより受信して、このダンプファイルを基に障害の解析を行う通信型ダンプファイル解析サービス装置であって、
    管理サーバは、顧客からのアクセスを可能にするウェブページと、販売した製品の顧客名と製造番号とを含む顧客情報を格納する顧客情報データベースと、各製品毎のサポート契約の内容を格納したサポート契約データベースと、障害発生要因コードに対応した障害の解析難易度及び解析費用を格納した難易度データベースと、を具え、
    管理サーバは、
    顧客側の契約製品の障害発生後であって、かつ契約製品の再起動の動作後に通信ネットワークを介して顧客側から送られてくる、障害発生時の要因を示す要因コードと、プログラム実行領域と、契約製品情報及びサポートサービス契約コードを含むサービス契約コード、格納したダンプファイルを受信し、
    この受信したサービス契約コードを用いて上記サポート契約データベース及び顧客情報データベースをアクセスして障害発生製品がサービス契約製品であることを確認し、
    この確認結果に基づいて、上記受信した要因コードに基づき上記難易度データベースを用いてその発生障害の解析難易度及び解析費用を求め、
    この得られた解析難易度及び解析費用を上記ウェブページを介して通信ネットワークを経て顧客側に送出せしめるものとした、
    ことを特徴とする通信型ダンプファイル解析サービス装置。
  2. 上記製品はコンピュータであって、障害発生は、そのコンピュータのアプリケーションプログラムの動作中での障害によるものとする請求項1記載の通信型ダンプファイル解析サービス装置。
  3. 上記難易度データベースは、障害発生要因に対応する作業時間を含むものとした請求項1又は2記載の通信型ダンプファイル解析サービス装置。
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