JP4501436B2 - 情報収集システム、情報収集方法、及び情報収集プログラム - Google Patents

情報収集システム、情報収集方法、及び情報収集プログラム Download PDF

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Description

本発明は、ネットワークやネットワークに接続された機器の、保守管理や障害解析に必
要な使用環境の情報を、自動的に収集する機能を持つ、情報収集システム情報収集方法
び情報収集プログラムに関する。
プリンタに障害が発生すると、サービスマンは、プリンタの障害の状態を調べて解析して診断をし、必要な修理をする。修理の参考になる情報は、例えば、ウェブサーバにより提供される。即ち、ウェブサーバは、修理に必要な最新のサービスマニュアルなどを、ネットワークを通じて提供している。修理完了後に、その結果を報告すると、その結果は、サービスレポートとして登録され、これも、ウェブサーバに登録されて、その後の障害診断の参考にされる。また、サービスレポートは、設計部門や品質保証部門にも、重要な資料として利用される。参考になる情報をウェブサーバにより提供しておき、この情報を、ネットワークを通じて利用するという技術は知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2001−265207号公報
ところで、上記のような従来の技術には、次のような解決すべき課題があった。
サービスレポートをウェブサーバに登録して閲覧を可能にすると、多くのサービスマンが関連情報を共有でき、迅速で的確な障害の診断と修理ができることから、サービスの向上を図ることが可能になる。しかしながら、同様の症状の障害であっても、プリンタの使用されている環境によって、原因が異なる場合がある。従って、使用環境を正確に把握してからサービスマニュアルやサービスレポートをみなければ、誤った診断を下すことになる。
ところが、使用環境の把握には相応の時間と手間がかかり、また、不慣れな場合には、誤った情報を取得するおそれもある。さらに、必要にして十分な情報の収集は容易ではない。また、修理依頼を受けてプリンタをこれまでの使用環境から切り離してサービス工場等へ運び込むと、これまでの使用環境が全くわからないまま修理を始めてしまうことになる。従って、使用環境に問題がある場合に障害の除去ができない。プリンタのみならず、各種機器の使用環境に関する最新の情報を収集する必要性は高い。
本発明は、以上の点に着目してなされたもので、各種の機器の使用環境に関する情報を
、ネットワークを通じて自動的に収集する情報収集システム、情報収集方法、及び情報収
集プログラムを提供することを目的とする
本発明は次の構成により上記の課題を解決する。
〈構成1〉
被情報収集装置と情報収集装置とがネットワークを介して接続された情報収集システム
において、前記被情報収集装置は、プリンタドライバを格納するための領域中に、前記ネ
ットワークを介した外部から読取り可能な共有領域が設けられ、その共有領域に使用環境
に関する所定の情報が格納された格納手段を備え、前記情報収集装置は、前記所定の情報
について情報取得指示を受付ける指示受付手段と、前記所定の情報の取得先である前記
被情報収集装置を特定するための取得先情報を記憶する記憶手段と、前記指示受付手段が
情報取得指示を受付けたときに起動し、前記記憶手段に記憶された取得先情報により特定
された前記被情報収集装置を選択して、その選択された被情報収集装置の前記格納手段
設けられた前記共有領域をアクセスし、その共有領域に格納された前記所定の情報を読取
て収集する情報収集手段と、前記情報収集手段収集され所定の情報と前記取得先情
報とを対応付けた取得情報データを生成して記録する取得情報データ記録手段と
を備えたことを特徴とする情報収集システム
ネットワークに接続した情報収集装置により、ネットワークに接続された任意の機器の記憶領域から、自動的に情報を収集して、取得情報データを生成することができる。機器から直接該当する情報を読み取って収集することもできるし、情報の転送を依頼して収集することもできる。収集した取得情報データは、ネットワークに接続された機器の使用環境を評価し、ネットワーク管理や機器の管理等に広く利用できる。
〈構成2〉
ネットワークを介してそれぞれ接続された情報収集装置と被情報収集装置とについて、
前記情報収集装置が、前記被情報収集装置から使用環境に関する所定の情報を収集する情
報収集方法において、前記被情報収集装置が、プリンタドライバを格納するための領域中
に、前記ネットワークを介した外部から読取り可能な共有領域を設けるステップと、前記
共有領域に前記所定の情報を格納するステップと、を有する一方、前記情報収集装置が、
前記所定の情報についての情報取得指示を受付けるステップと、予め記憶された、前記所
定の情報の取得先である前記被情報収集装置を特定するための取得先情報により特定され
た前記被情報収集装置を選択して、その選択された被情報収集装置に設けられた前記共有
領域をアクセスし、その共有領域に格納された前記所定の情報を読取って収集するステッ
プと、前記収集した所定の情報と前記取得先情報とを対応付けた取得情報データを生成し
て記録するステップと、を有したことを特徴とする情報収集方法。
〈構成3〉
コンピュータ当該コンピュータの使用環境に関する所定の情報を収集するステップ
と、当該コンピュータの格納手段における、プリンタドライバを格納するために設けられ
た領域中の、ネットワークを介した外部から読取り可能な共有領域に、前記収集した所定
の情報を格納するステップと、を実行させるための情報収集プログラム。
この情報収集プログラムは、プリンタドライバをインストールするときに、そのコンピ
ュータの情報を、ネットワークに接続した情報収集装置からいつでも収集できるような環
境を、自動的に設定できる。
このコンピュータプログラムは、プリンタ内にインストールされる。プログラムの全部または一部は、当初からプリンタ制御用ROM等に書き込まれていて構わない。
以下、本発明の実施の形態を具体例を用いて説明する。
図1は、本発明の情報収集装置の実施例を示すブロック図である。
図1において、ネットワーク1には、コンピュータ201、202と、ルータ204が接続されている。また、ルータ204にはプリンタ203が接続されている。ネットワーク1はイントラネット等である。これらの機器は、それぞれ、例えば、どのような機器を制御するためのドライバを持ち、どのようなネットワークインタフェースを持ち、あるいは、どのような機器に接続されるか、といった情報を持つ。これらの情報が、情報収集装置200の情報収集対象になる。
情報収集の対象となるコンピュータ201、202、プリンタ203およびルータ204は、それぞれ記憶装置211、212、213、214を備えている。これらの記憶装置は、各機器に内蔵され、あるいは外付けされる。例えば、記憶装置213や214は、該当する機器の内部に組み込まれているが、説明のために、図1ではいずれも各機器の外側に図示している。例えば、コンピュータ202の記憶装置212中には、情報収集装置200から、ネットワーク1を通じてアクセスすることができる記憶領域215が設けられている。この記憶領域の設定方法や設定場所は任意であるが、記憶領域は、後で説明する例では、ハードディスクに設けた共有フォルダ中に共有ファイルを記憶した領域である。なお、例えば、プリンタ203が、MIB(Management Information Base)と呼ばれる管理情報データベースを持っているときには、こうした記憶領域を設定しなくても、情報が所定の手順による問い合わせ処理で収集できる。
以上のような機器の持つ情報を収集するために、ネットワーク1に対して情報収集装置200を接続する。情報収集装置200の接続方法は任意である。ルータ204などのネットワークインタフェースを介して接続する方法や、図示しないアクセスポイントを経由してインターネットを介して接続する方法などがある。無線接続でもよい。情報収集装置200は、例えば、ノート型のパーソナルコンピュータである。情報収集装置200は、情報収集専用の携帯型コンピュータでもよいし、ネットワークに接続されたホストコンピュータでもよい。情報収集装置200は、指示受付手段221、記憶手段222、情報収集手段223、取得情報データ記録手段224、記憶装置225等を備える。これ以外の部分は既存のものでよいから、図示を省略した。また、これらのブロックは情報収集装置200の外部に図示しているが、いずれも、装置内部に組み込まれているものとする。
記憶手段222は、情報収集装置200の主記憶装置などに設けられた所定の記憶領域中に設定される。記憶装置225は、情報収集装置200内の不揮発性メモリ、例えば、ハードディスクなどの中に設けられる。指示受付手段221は、情報収集装置200のキーボードやマウス等から入力した、情報取得指示を受け付ける機能を持つ。指示受付手段221、情報収集手段223及び取得情報データ記録手段224は、情報収集装置200のコンピュータに所定の処理を実行させるコンピュータプログラムである。
記憶手段222に記憶された取得先情報226は、図の右側に示すように、情報の取得先リストとそれに対応するネットワークアドレスなどを表示したデータである。情報収集装置200が情報収集処理を開始するときには、この取得先情報226が参照される。取得情報データ227は、図の右側に示すように、取得先と取得情報をリストアップしたデータである。情報収集の結果を蓄積したデータである。これらのデータの詳細は、後で具体的に説明する。
取得先情報226は、予め記憶手段222にデータファイル形式で記憶されているとよい。また、ネットワーク1を通じて転送されて、少なくとも情報収集処理の間、記憶手段222に記憶されているとよい。指示受付手段221による情報取得指示の受付けと同時に、記憶手段222に記憶されてもよい。また、例えば、情報収集手段223が、取得先情報226を自動的に生成することもできる。自動生成するには、まずネットワーク全体の構成を認識して、ネットワークに接続されているコンピュータ名やネットワークプリンタ等の名称のリストを生成する。次に各機器から収集可能な情報のリストを生成する。各機器の共有ファイルに格納された、取得すべき情報が記録されているデータファイル名を取得すれば、これらのネットワークアドレスリストを生成することができる。なお、機器に応じた情報の取得手順も含めておくとよい。上記記憶手段222は、主記憶装置の一時記憶領域でもよいし、ハードディスク中の一領域でもよい。
指示受付手段221は、例えば、情報収集装置200に設けられたキーボードやマウスを操作して入力された、情報取得指示コマンドを受け付けて、情報収集手段223を起動する。情報取得指示コマンドは、ネットワーク1を通じて他の装置から送信されたものでもよい。また、情報収集装置200の内部に設けた図示しないタイマがタイムアップしたとき、自動的に生成されたものでもよい。指示受付手段221により起動された情報収集手段223は、すでに説明した、共有ファイルをアクセスする方法や、MIBを利用した問い合わせ処理により、収集可能なあらゆる情報を自動的に収集する機能を持つ。
情報収集手段223は、情報取得処理を開始する前に、記憶手段222に記憶された取得先情報226を読み取る。次に、ネットワーク1を通じて、この取得先情報226により特定された機器を認識する。取得先情報226がネットワークアドレスであれば、各機器に設けられた記憶装置の該当する記憶領域を、ネットワーク1を通じてアクセスする。また、機器に所定の問い合わせコマンドを送信して、応答に含まれた情報を収集する。その後、情報収集手段223は、収集した情報と当該情報を取得した機器を特定する情報とを対応付けた、取得情報データ227を生成する。
ここで、情報収集の対象となるコンピュータに上記の共有ファイルを設定し、必要な情報をこの共有ファイルに格納する方法を説明する。例えば、各機器の管理者が、自主的に共有フォルダを作成し、収集対象となる情報を含むデータファイルをこの共有フォルダに記憶させておくことも考えられる。しかし、この実施例では、共有ファイルを自動的に生成して、この共有ファイルに記憶させるべき情報を、情報収集エージェントに自動的に記憶させるようにする。以下に、こうした機能を持つ、情報収集プログラムの説明を行なう。
図2は、情報収集プログラムのインストール動作説明図である。
情報収集プログラム240は、例えば、CD−ROMなどに記録されている。情報収集専用のコンピュータプログラムでもよいが、図の例では、プリンタのドライバインストール用プログラムと一体化している。インストーラ241は、起動されると、始めに、図に示すようにコンピュータの記憶装置250にプリンタドライバを格納するためのフォルダ251を生成する。このフォルダ251には、プリンタドライバ本体のモジュールを格納するフォルダ252とユーザマニュアルを格納するフォルダ253が設けられる。ここまでは通常のプリンタドライバのインストール動作と変わらない。
次に、インストーラ241は、フォルダ251中に共有フォルダ254を生成する。この中には、機能設定ファイル255と情報データファイル256とが格納される。機能設定ファイル255は情報収集エージェント261の動作を制御する情報を含む。情報データファイル256は、情報収集エージェント261が収集した情報である。その後インストーラ241は、情報収集エージェント261をコンピュータにインストールする。この情報収集エージェント261は、コンピュータの内部で所定の情報を収集して、情報データファイル256を生成し、共有フォルダ254に記憶させる機能を持つコンピュータプログラムである。
以上のように、プリンタドライバをインストールするときに、インストールプログラム(インストーラ241)が、コンピュータ情報収集用のフォルダ254を自動的に生成する。このフォルダ254は、ネットワーク1に接続された他のコンピュータと共有される共有フォルダに設定される。このフォルダはプリンタドライバ専用の領域にあるから、コンピュータの管理者が不用意に削除等をすることはない。これにより、ネットワーク1に接続された情報収集装置200(図1)から任意のタイミングで容易にアクセスして、情報を収集することが可能になる。
コンピュータ中にそのコンピュータの管理者に無断で共有フォルダを生成しても、削除されてしまうおそれが高い。一方、プリンタドライバのインストール時には、そのプリンタドライバの動作に必要な各種のプログラムモジュールを格納するための、専用のフォルダ(「XXXプリンタ」と表示したフォルダ251)が生成される。このフォルダ中に情報収集用の共有フォルダ254を生成すれば、プリンタドライバをアンインストールしない限り、共有フォルダ254を活用できる。
共有フォルダ254は、ネットワーク1に接続された他のコンピュータと共有される。他のコンピュータから無条件でアクセスできる場合と、パスワードによりアクセス権が制限されている場合がとある。後者のほうが情報の無断利用を防ぐことができる。共有フォルダがあれば、ネットワークに接続された情報収集装置から随時情報を収集できる。即ち、情報の問い合わせに応答するようなプログラムを特別に用意する必要が無い。
共有フォルダ254に記憶された情報データファイル256は、ネットワーク1を通じて読み取ることを許可されたものである。情報の収集タイミングは任意である。収集する情報の種類も任意である。情報データファイル256の構成や、その生成方法が、機能設定ファイル255に記憶されている。ネットワークに接続した任意の情報収集装置から、機能設定ファイル255の内容を書き換えたり修正をして、各機器の情報収集エージェント261の機能を自由に設定し、変更することもできる。機能設定ファイル255には、例えば、情報収集タイミング、収集すべき情報の種類や情報の格納先メモリアドレス、情報データファイルのフォーマット等を含めるとよい。
図3は、共有フォルダの生成動作を含むインストール動作フローチャートである。
新たなプリンタをコンピュータに接続して、そのプリンタを制御するためのプリンタドライバをインストールするとき等にこの処理が実行される。一般に、プリンタドライバなどのインストールプログラムでは、最初にユーザ情報の入力要求がなされる。ステップS50は、この処理である。ステップS51では、図2を用いて説明したプリンタドライバ用のフォルダ251と、モジュール格納用のフォルダ252を生成する。さらに、ステップS52でユーザマニュアルのフォルダ253を生成し、ステップS53で、コンピュータ情報を記憶させる共有フォルダ254を生成する。
ステップS54では、このフォルダ254について共有設定を行う。これによりこのフォルダ254は、ネットワークを通じて他のコンピュータからアクセスが可能になる。ステップS55では、プリンタドライバモジュール用のフォルダ252に各種のモジュールファイルを転送する。ステップS56でユーザマニュアル用のフォルダ253にユーザマニュアルを転送する。次にステップS57で、機能データファイル256を共有フォルダ254に転送する。次のステップS58では、情報データファイル256のテンプレートを共有フォルダ254に転送し、その属性を設定する。
共有フォルダ254の属性とは、共有フォルダをネットワークを通じてアクセスする場合のパスワード設定等の処理である。読み取り専用に設定してもよい。情報収集エージェント261は、情報を収集すると、このテンプレートの該当する部分を書き換えるようにしてデータファイルを生成すればよい。ステップS59では、情報収集エージェント261をインストールする。ステップS60でインストール終了メッセージが表示されて、インストール処理を終了する。以上の処理により、このコンピュータは情報収集装置200による情報の収集が可能になる。
図4(a)は、情報収集エージェントの動作を示すフローチャートである。
図4(a)において、この例では、情報収集エージェント261がステップS61でタイマにより自動起動する。この起動タイミングは、例えば、毎日1回とかコンピュータの立ち上げ時とかあるいは、プリンタの動作時といったように自由に設定してよい。ステップS62では、情報収集エージェント261が機能設定ファイル255を参照する。そして、情報収集先に関する情報を取得する。ステップS63では、この結果に基づいて、コンピュータ内部の各種の情報を収集する。そして、ステップS64で、情報データファイル256のテンプレートに基づいて図1に示したような情報データファイル227を生成する。これをステップS65で共有フォルダ254に格納し、情報収集処理を終了する。
図4(b)は、情報収集装置の動作フローチャートである。
サービスマンなどがネットワーク1(図1)に対して情報収集装置200を接続する。ステップS71で、サービスマンは、情報収集装置に対して起動指示を入力する。起動指示が受け付けられると、ステップS72において、図1に示した取得先情報226が参照される。ステップS73で情報収集処理が実行される。この処理では、情報収集手段223が取得先情報に示されたURL等に基づいて、ネットワーク1を介して各コンピュータの共有フォルダをアクセスする。
共有フォルダから情報データファイル256を取り出すと、その内容をコピーする。これによって、取得情報データ227(図1)が生成される(ステップS74)。同様の処理を、ネットワーク1に接続された各コンピュータについて実行する。また、例えば、ルータ204については、MIBを利用した問い合わせ処理を実行する。取得情報(取得情報データ227)は、記憶装置225(図1)に記憶される(ステップS75)。取得情報データ227は、必要に応じてプリントアウトされたり、あるいはネットワークを通じて他の装置に報告書として転送される。以上のようにして、本発明の情報収集装置200は、ネットワークに接続された機器から各種の情報を自動的に取得できる。
図5は、本発明による情報収集処理装置とその周辺システムを示すブロック図である。
この図の例では、サービスマンが持ち歩くノート型のパーソナルコンピュータを情報収集装置として説明する。図5の情報収集装置10は、補修の対象になったプリンタ30を接続したネットワークに接続されている。このネットワークは、例えば、ルータ5とハブ6、7などのネットワーク接続装置を使用したものである。情報収集装置10には、記憶装置11が設けられる。ここに、後で説明するような方法で収集された環境情報12が記憶される。情報収集装置10の演算処理装置全体の説明は省略する。ここでは、演算処理装置の中の情報収集手段13のみを表示している。この情報収集手段13は、問合せ手段14と応答受信手段15とを備える。
TCP/IPネットワークにおいては、ルータやコンピュータや端末などの、ネットワークに接続された機器を、ネットワークを通じて監視したり制御するために、SNMP(Simple Network Management Protocol)という手順を採用している。各機器は、自分の状態を外部に知らせるための、MIB(Management Information Base)と呼ばれる管理情報データベースを持っている。この機能を利用すれば、プリンタ30が使用されている環境において、プリンタ30の周辺機器の、機種名、ファームウエアのバージョンといった情報を収集することができる。
こうした情報収集のために例えば、図5に示すようにプリンタ30には、機器情報31を記憶した部分と、問合せに対して応答する応答手段32とが設けられている。ネットワークを通じて機器情報の問合せがあると、応答手段32が機器情報31を読み出して応答する。同様の機能がネットワーク接続機器、すなわち、ルータ5、ハブ6、7などに備えられている。ルータ5には、機器情報51を記憶する部分とその問合せに対して応答する機能を持つ応答手段52が設けられている。ハブ6には、機器情報53を記憶する手段と応答手段54が設けられている。ハブ7には、機器情報55を記憶する手段と応答手段56が設けられている。
以上のような構成により、情報収集装置10の問合せ手段14がプリンタ30やネットワーク接続機器であるルータ5、ハブ6、7等に機器情報51、53、55の問合せを行うと、各応答手段52、54、56が応答し、その情報を情報収集装置10の側に送信する。これを応答受信手段15が受信して、必要な情報を抽出し、編集して環境情報12を生成する、といった構成になっている。
一方、プリンタを制御するパーソナルコンピュータ等の機器の、(OS)オペレーティングシステムのバージョンやプリンタドライバのバージョン等の情報は、上記の手順では収集できない。従って、該当する機器にインストールされたプリンタドライバに情報収集機能を付与する。また、あるいは、該当する機器に情報収集機能を持つプログラムをインストールしておく。
従って、パーソナルコンピュータ20にインストールされたプリンタドライバ23には、情報収集装置10に設けられた情報収集手段13と同様の機能を持つ部分が組み込まれている。そして、この動作によってパーソナルコンピュータ20のオペレーティングシステムのバージョンやプリンタドライバのバージョン、あるいはその他の情報を収集し、環境情報22が生成される。この環境情報22は、記憶装置21に記憶される。情報収集装置10の情報収集手段13は、パーソナルコンピュータ20に対して問合せ処理を実行し、記憶装置21に記憶された環境情報22を読み出して、環境情報12の中に取り入れる。こうして、プリンタ30が置かれたネットワークの環境を情報収集装置10が収集することが可能になる。
なお、例えば、図5の各ハブ6、7には、図示しない他のプリンタなど、様々なネットワーク機器が接続されている。また、例えば、パーソナルコンピュータ20に対し、プリンタインタフェースを介して別のプリンタ70が直接接続されている場合もある。こうした場合に、パーソナルコンピュータ20が複数のプリンタドライバをインストールしていることもある。そういった情報も環境情報として記録する。例えば、複数のプリンタドライバをインストールしている場合に、各プリンタドライバが相互に影響し合う場合もある。従って、こうした環境情報は、プリンタ30の補修や管理に有用な情報になる。
なお、このプリンタ30を接続したネットワークは、図示しない様々なネットワーク接続装置を介してネットワーク1に接続されている。さらに、ネットワーク1には、ウェブサーバ40が接続され、その記憶装置41には、サービスマニュアル42が記憶されている。このウェブサーバ40は、プリンタ30のメンテナンスサービスを行う会社などに設置されたものである。
プリンタの補修等を行うサービスマンのために、サポート用のサービスマニュアル42がウェブサーバ40により公開されている。そこでは、プリンタ毎に、過去の障害発生例と対策例を記録したものや、プリンタのユーザ毎に、過去に発生した障害と対策結果を記録したデータベースも含まれている。しかしながら、ユーザのプリンタの使用環境は、設備やソフトウエアの更新により、頻繁に変更される確率が高い。従って、データベースに記録してサーバから公開するよりも補修等の際に、その都度収集することが好ましい。
図6などを用いて、補修の際に情報収集をする作業の説明を行う。また、その後で、ネットワークを通じて環境情報を公開したり、あるいは、環境情報とプリンタの組み合わせ情報を検索したりする例を説明する。
情報収集機能は、プリンタ、プリンタに印刷要求をする機器、その他の周辺機器等の装置に付与する。サービスマンは、補修サービス開始時に、これらの装置を起動する。情報収集装置が起動すると、例えば、SNMP手順により、ネットワークに接続された各機器に問合せを行い、情報を収集して、所定の記憶領域に記憶する。
図6は、情報収集動作開始のためのウィンドウと具体的に収集された動作の説明図である。
図5に示した情報収集装置10のディスプレイには、図6(a)に示したような画面60が表示される。この画面60において、補修などの対象となるプリンタを選択する。これは、ドロップダウンリスト61を操作して行う。さらに、情報を収集すべき機器を選択する。これは、ドロップダウンリスト62と63を用いて行う。ドロップダウンリスト62は、主にプリンタに印刷要求をするパーソナルコンピュータなどの選択を行うためのものである。実際には、対象となるプリンタのプリンタドライバがインストールされた端末装置のリストになる。これらの装置からの印刷要求に対して、様々な障害が発生した場合の診断に利用できるからである。また、ドロップダウンリスト63では、ネットワークを構成するネットワーク接続器や、その他プリンタの動作に何らかの影響を与えるであろう機器をリストしておく。
プログラム(図5に示した問合せ手段14)は、このように情報収集をする機器を特定した上で起動する。スタートボタン64を押すと情報収集動作が開始される。キャンセルボタン65を押すと処理がキャンセルされる。図6(b)には、こうして収集された環境情報12の例を示した。抽出された情報の内、必要な情報を抽出して、編集したものがこの画面である。これは、環境情報収集処理が終了後に情報収集装置10のディスプレイに表示される。また、必要に応じてプリンタ30などを用いて印刷される。ここには、対象プリンタを特定するプリンタの製品名や、商品コードとプリンタに印刷要求を行うパーソナルコンピュータ名や、ネットワーク接続器の名称リストが表示され、その右側に例えば、パーソナルコンピュータについては、オペレーティングシステムの種類やバージョンなどの情報が記録される。ネットワーク接続器については、ファームウェアのバージョンなどが表示される。サービスマンは、こうした情報を確認しながら、プリンタ30に発生した障害を診断し、対策を決定することができる。
図7は、上記システムの各種情報収集方法を説明する説明図である。
まず、図7(a)には、プリンタが印刷依頼を受けた時に、パーソナルコンピュータなどから受信するデータ例を示す。図7に示すようにこのデータには、印刷の依頼元情報35やネットワーク接続器情報36や印刷データ37が含まれている。依頼元情報35というのは、印刷要求を行ったパーソナルコンピュータのIPアドレスといった情報である。各パーソナルコンピュータの具体的な情報は、既に収集してあるから、この依頼元情報35によってどのような構成のパーソナルコンピュータが印刷を依頼したかということがわかる。
ネットワーク接続器情報36は、依頼元からプリンタに向けて印刷データ37を送信する時、どのルータを経由して印刷依頼がされたか、といった情報が含まれている。この情報によって例えば、印刷データが依頼元からプリンタに達するまでに破損したというような場合、どこに原因があるかを調べることが可能になる。このように、プリンタが印刷依頼を受け付けたときに受信する印刷用データのヘッダ情報中には、ユーザのログイン名やIPアドレスなどが含まれている。この情報は、どのユーザがどのネットワーク接続装置を経由して印刷を依頼したかという情報を含んでいる。プリンタ中に組み込まれたジョブ監視プログラムは、何時にどの印刷依頼を受付たかというレポートを記録している。このように、印刷依頼から抽出された情報も、情報収集装置により収集することが好ましい。
図7(b)は、プリンタドライバ23の具体的な構造を示す説明図である。このプリンタドライバには、印刷制御手段25と情報収集手段26とが設けられている。印刷制御手段25は、従来のプリンタドライバに備わっている印刷制御機能そのものを示す。この発明では、例えば、プリンタドライバ23に情報収集手段26を追加する。この情報収集手段26は、プリンタドライバに設けられた例えば、インク量の表示とか、印刷条件選択画面から起動させるようにしても構わない。また、こうした情報収集は、サービスマンのみが行うものであるため、サービスマンのみが起動できるようにプリンタドライバを記憶したフォルダに一緒に格納しておくといった方法で構わない。プリンタドライバ本来の機能を実行する部分と情報収集を実行する部分とは、全く独立に動作する。従って、プリンタドライバと共にプリンタドライバが記憶されたフォルダに情報収集手段を記憶させた場合、その情報収集手段自体は、プリンタドライバとは全く独立に記憶されたものと変わらないことになる。一般にプリンタドライバは、プリンタを使用する場合に必ず前もってパーソナルコンピュータにインストールされる。従って、このインストールの際に同時に情報収集手段がインストールされれば、サービスマンは、ユーザの使用しているパーソナルコンピュータを利用していつでも情報収集が可能になる。すなわち、図5に示したような特別な情報収集用の装置10をサービスマンが持ち歩かなくてもよい。
図7(c)は、サーバ側で情報収集をする場合の説明図である。
プリンタやパーソナルコンピュータ等の情報収集装置で収集された情報を、一カ所に集合する機能を持つ情報収集装置があるとよい。この情報収集装置は、他の情報収集装置と通信をして、各情報収集装置が収集した情報の転送を受ける。なお、こうした情報はプリンタの補修以外の目的に使用されることがないように、例えば、情報の転送を受けたときは、その記憶領域から該当する情報を削除する処理を連動させることが好ましい。以下のサーバ4がこの情報収集装置になるとよい。
図7(c)に示すようにサーバ40の記憶装置41には、サービスマニュアル42の他に顧客情報データベース43とユーザごとの保守管理データ44とを記憶させておく。顧客情報データベース43は、一般にプリンタを販売した顧客に関する様々な情報を記憶しておくデータベースである。保守管理データ44は、顧客ごとにその顧客の使用しているプリンタとプリンタが使用されている環境に関する環境情報とを対応付けて記憶したデータである。この環境情報は、例えば、情報収集手段45によってネットワークを通じて定期的に収集され、更新されるものとする。
例えば、保守管理サービスのためのサーバ側で、ネットワークを通じて情報収集装置と通信をして、各情報収集装置が収集した情報の転送を受けることができる。例えば、保守管理サービスの一環として、サーバ側で出力した情報に基づいて、プリンタの置かれたネットワーク環境を解析し、例えば、プリンタのファームウエアのバージョンが古いような場合には、新しいバージョンのファームウエアを転送したり、あるいはパッチ(修正用プログラム)をサーバにアップロードする。そのほかに、プリンタの使用環境を改善するためのプログラムやハードウエアを表示して、サービスマンに提供する情報を自動的に生成し出力することができる。
同時に、ユーザごとの保守管理データを用いて、プリンタの環境情報の解析結果に基づく、補修や改善の必要性、あるいは定期点検をすべき時期等を記録しておき、顧客サービスに活用するといった方法も可能になる。
以上の動作によって、プリンタをとりまく環境情報を自動的に収集できる。この環境情報とプリンタに発生した各種の不具合に関する情報とを総合的に解析することで、プリンタの的確な補修が可能になるとともに、プリンタの設計にも反映することができる。また、この環境情報は、プリンタを接続したネットワークの保守管理に有用な情報として活用できる。
さらに、プリンタ本体の故障によって発生した障害とプリンタの使用環境が原因で発生した障害とを区別することなく、総合的に解析して、迅速な補修を可能にするとともに、使用環境の最適化を図ることができる。しかも、近い将来発生するであろう障害も予測して、潜在的な不具合をあらかじめ除去しておくことが可能になる。また、収集した情報をサーバ側に送信し、サーバ側で、類似した環境で発生した障害を検索して表示することで、サービスマンを的確にサポートできる。また、プリンタ本体のみならず、他の機器の保守管理やバージョンアップを促進し、故障率を低下させることが可能になる。
図8は、上記のような情報収集手段の具体的な動作例を示すフローチャートである。
まず、環境情報の収集を開始する前に、図6に示したような画面60を使用して対象プリンタを指定する(ステップS1)。次に、情報収集対象機器を指定する(ステップS2)。なお、情報収集機器の方は、周辺のネットワーク構成を変更したり追加したりする度に選択し直しする必要が生じることが多い。
これらの準備が済んだ後で、ステップS3で情報収集をスタートする。次にステップS4で、問合せ手段が各機器への問合せを発信する。ステップS5で、機器から応答を受信すると、ステップS6でその応答の中から必要情報の抽出を行う。ステップS7では、全ての対象機器について情報収集処理が終了したかどうかを判断する。終了していなければ、ステップS4に戻る。そこで、新たな機器への問合せを発信することになる。ステップS4からステップS7の処理を繰り返し、全ての対象機器について情報収集処理が終了すると、ステップS8に進み、抽出された情報を編集する。その編集結果は図6(b)に示した通りのものである。そしてこの結果を図5に示した記憶装置11に記憶させる。さらに、情報収集装置10のディスプレイにその結果を出力する。
なお、上記の例では、情報収集手段が各ネットワーク接続装置やパーソナルコンピュータなどの機器に対して情報の問合せを行うようにした。しかしながら、対象となるプリンタ30のプリントジョブ履歴がプリンタ30の内部の一時記憶装置、あるいは各パーソナルコンピュータのプリンタドライバ側に記憶されている。いずれの場合でも情報収集手段13がこれらの履歴を参照し、必要情報を抽出する。この情報の構成は、図7(a)を用いて説明したようなものである。ステップS12で抽出された必要情報は、ステップS13で編集処理され、ステップS14で図5に示した記憶装置11に記憶される。この情報は環境情報12と共に記憶してもよいし、全く別の領域に記憶しても構わない。そしてこの結果は、必要に応じてディスプレイに出力される。
上記のような情報がディスプレイに表示されることにより、サービスマンは、プリンタに対する的確な障害復旧処理を実行することができる。
図9は、図5に示したウェブサーバ40を利用したサービスの具体例を示すフローチャートである。
ステップS21から27までの処理は、サービスマンの指示に従って、情報収集装置10が動作する処理となる。まず、ステップS21において、情報収集装置が先に説明した要領で、環境情報の収集を行う。ステップS22では、ネットワーク1を通じてウェブサーバ40の保守管理データ44(図7)を参照する。これによって類似障害例を見つける。すなわち、同一機種のプリンタであって、ほぼ同一の環境にあるプリンタの障害例を調べ、その対策を見つける。適切な検索結果があれば、ステップS23においてこれを情報収集装置10の側にダウンロードする。さらに、ステップS24において、ウェブサーバ40のサービスマニュアル42を参照する。こうして必要なサービス、すなわち、保守点検サービス、その他を実行し、その後ステップS25において、実際に診断をした障害の内容を記録し、これをウェブサーバ40に送信する。また、ステップS27において、これらの障害に対するサービス結果の記録をし、これをウェブサーバ40の側に送信する(ステップS48)。そして最後に収集した環境情報をウェブサーバ40に送信する。こうして、保守管理、あるいは補修サービスが終了した後、ウェブサーバ40には保守管理データ44が集められ、参考情報として蓄積される。
ステップS31以降の処理は、サーバ側で自動的に情報を収集し、保守管理に必要な情報を配信したり、サービスマンに伝えたりする動作を説明する。まず、ステップS31において、情報収集タイミングが監視される。これは、図示しないタイマーなどによってウェブサーバ40の側で定期的に実行される。この情報収集処理は、例えば、数ヶ月に1回とか、自由にタイミングを決めてよい。ステップS32で収集時期を検出し、ステップS33で、情報収集処理を実行する。情報収集処理は、ネットワークを通じてネットワークに接続された各情報収集装置、あるいはネットワーク接続機器からの情報を受け入れる処理である。通常は、客先ごとに情報収集装置を設けておき、その情報収集装置に対してウェブサーバから定期的にその情報を問合せる、といった方法が最も好ましい。収集された環境情報は、ステップS35において、ウェブサーバ40の側で解析される。そして、その解析の結果例えば、オペレーティングシステムのバージョンとプリンタドライバのバージョンとプリンタのファームウェアのバージョンとが不適切な組み合わせであるといった判断がくだされると、これを障害予測としてレポート作成をする。ステップS36では、こうした場合に必要な保守項目、すなわち、例えば、特定の顧客の特定のプリンタについてファームウェアのバージョンアップが必要であるといった項目を選び出し、これを例えば、営業担当者にメール発信する、といった処理を選択する。そしてステップS37で、その保守項目を実行する。すなわち、メール発信、あるいはファクシミリ送信などの処理を実行する。こうして、ウェブサーバ側で自動的に環境情報を収集し、それに対応する処置を行うことができる。
なお、このような処置は、必ずしもウェブサーバで行わなくてもよい。例えば、顧客ごとにこうした機能を持つサーバを設けておいても構わない。以上のように実際に障害が発生した場合に環境情報を収集して、障害を回復させるための参考情報とする他、まだ障害が発生していない場合においても環境情報を収集し、障害発生を予測し、必要な保守サービスをするといった目的に利用することができる。また、上記のような情報収集装置は、ネットワーク上の任意の場所に取りつけることができる。
図10は、顧客サービスのさらに別の具体例を示す説明図である。
上記のようにサーバなどに顧客の保守管理データを蓄積し、定期的に環境情報を解析すると、この図に示すような管理が可能になる。すなわち、いずれかの顧客について何台かのプリンタが納入されており、その環境情報を解析した時、顧客ごとに保守計画を行う。例えば、図10に示したAの部分に黒丸のある場合には、そのプリンタについての保守は、現在の環境で安全である。すなわち、通常の保守期間で管理すればよい、という表示をする。一方、ネットワークの状況やプリンタを制御する機器の状況により、障害が発生する確率が高くなると、Bランクの部分を黒丸にする。また、何らかのネットワーク変更などによって、そのプリンタについては、一定の保守が必要になったような場合は、Cランクに黒丸を付ける。こうしてどの顧客のどのプリンタが保守管理上、注意しなければいけないか、といった情報を生成し、これをサービスマンに配布することによって、顧客の持つプリンタの最適な管理が可能になる。
図11は、本発明のプリンタを使用したネットワークのブロック図である。
この図11に示すプリンタ110は、情報収集機能を備えている。このプリンタ110は、例えば、ネットワーク101に対し、ルータ103やハブ104あるいはハブ105を介してローカルエリアネットワークに接続されている。そして、このネットワークを通じてパーソナルコンピュータ130などから印刷要求を受け付けて印刷処理を行う。プリンタ110には、記憶装置111とネットワークインタフェース112とコントロールパネル113と情報収集手段114が設けられている。これらの機能ブロックは、いずれもプリンタ110の内部に収納されているが、説明のために図のように内容を展開している。記憶装置111には、環境情報121と対象機器情報122と印刷要求履歴123が記憶されている。
環境情報121は、プリンタ110が後で説明するようにして収集したプリンタ110を使用するためのネットワークやその他の環境を示す情報である。対象機器情報122は、ネットワークに接続されたどのキーから環境情報を収集するかを指定するための例えば、機器名のリストなどからなる。印刷要求履歴123は、後で説明するように例えば、パーソナルコンピュータ130がハブ104、ハブ105を通じて印刷要求を行ったという情報や印刷要求時刻などを記録するデータである。ネットワークインタフェース112は、ローカルエリアネットワークにプリンタ110を接続するためのインタフェースである。
コントロールパネル113は、プリンタ110の一般的な制御を行うためのもので、このコントロールパネル113を利用して後で説明する環境情報の収集処理を実行する。情報収集手段114は、このプリンタ110に新たに設けられたもので、プリンタ110がネットワークに接続されている時、他の機器から自動的に環境情報を収集する機能を持つ。問合せ手段115は、他の機器に対して情報を問合せる機能を持ち、応答受信手段116は、他の機器からの応答を受信し、これを記憶装置111の環境情報121に記録する機能を持つ。
TCP/IPネットワークにおいては、ルータやコンピュータや端末などの、ネットワークに接続された機器を、ネットワークを通じて監視したり制御するために、SNMP(Simple Network Management Protocol)という手順を採用している。各機器は、自分の状態を外部に知らせるための、MIB(Management Information Base)と呼ばれる管理情報データベースを持っている。この機能を利用すれば、プリンタが使用されている環境において、プリンタの周辺機器の、機種名、ファームウエアのバージョンといった情報を収集することができる。
一方、プリンタを制御するパーソナルコンピュータ等の機器の、(OS)オペレーティングシステムのバージョンやプリンタドライバのバージョン等の情報は、上記の手順では収集できない。従って、該当する機器にインストールされたプリンタドライバに情報収集機能を付与する。また、あるいは、該当する機器に情報収集機能を持つプログラムをインストールしておく。
パーソナルコンピュータ130は、例えば、プリンタ110に対し印刷要求を行うための装置である。この印刷要求のためにプリンタドライバ131を備えている。このプリンタドライバ131は、通常の印刷動作を制御するための印刷制御手段132を備えている。これは、従来のものと変わる所はない。さらに、このプリンタドライバ131には、情報収集手段133を設けている。この情報収集手段133は、パーソナルコンピュータ130のオペレーティングシステムのバージョンやプリンタドライバのバージョンなどプリンタ110の環境情報として必要な情報を抽出する機能を持つ。そして、プリンタ110の情報収集手段114からの問合せがあった場合に収集した情報をプリンタ110に向けて転送する機能を持つ。
図11には、ルータ103、ハブ104、ハブ105に機器情報106を保持する手段と応答手段107が組み込まれているように図示した。この機器情報106は、MIBに該当する。応答手段107は、プリンタ110の情報収集手段114から問合せがあった時にこの機器情報106をプリンタ110に向けて送信する機能を持つ。また、プリンタ110は、ネットワーク101を通じてサーバ140に接続されている。これによって例えば、プリンタ110の情報収集手段114が収集した環境情報121をネットワーク101を通じてサーバ140に送信することができる。サーバ140の記憶装置141には、保守管理データベース142が記憶されている。これは、サービスマンなどが参照して様々な保守管理のための情報を取得するために利用される。ここに環境情報が記録されれば、どのような環境にプリンタが置かれた場合にどのような障害が発生するか、といったデータが蓄積され、多くのサービスマンがこれを利用することができる。
図12は、プリンタの記憶装置に記憶されたデータの説明図である。
まず、環境情報121は、図12(a)に示すように被パーソナルコンピュータの機械番号やこれらのパーソナルコンピュータとプリンタとを接続するネットワーク接続器の機種番号などを含む。さらに、被制御PCの場合には、そのオペレーティングシステムのバージョンやプリンタドライバのバージョンなどの情報を含む。また、ネットワーク接続器の場合には、そのファームウェアのバージョンを含む。こうした情報が環境情報121として記録される。
図12(b)は、対象機器情報122の具体例を示す。対象機器情報は、機器の機械番号やそのIPアドレスを含む。IPアドレスを含めておくことによって、そのIPアドレスを利用して、機器情報の問合せ処理ができる。図12(c)は、印刷要求履歴123の具体例である。この情報は、印刷要求元を示す情報、例えば、印刷要求元のIPアドレスや印刷データがどのネットワーク接続装置を経由してきたかといった情報を含む。また、印刷要求をした時刻などを含む。こうした情報によって、実際にプリンタに障害が発生したような場合に、どの時点で発生したのか、どういった経路を通るデータに障害が発生したのか、といった問題の解析に利用できる。
図13は、上記のようなプリンタをパーソナルコンピュータ130(被制御機器)にプリンタインタフェース117を介して接続した例を示す。
すなわち、プリンタ110は、ローカルエリアネットワークに対しパーソナルコンピュータ130などを介して接続される。このような場合には、プリンタ110を直接制御するのは、パーソナルコンピュータ130であるから、パーソナルコンピュータ130の情報をプリンタドライバ131に問合せて環境情報121として取得すればよい。しかしながら、ローカルエリアネットワークを通じてパーソナルコンピュータ130を介し、印刷要求を受け付ける場合がある。このような場合には、印刷要求履歴123に既に説明したような情報を記録する。この印刷要求履歴123を環境情報121に含めておくことにより、プリンタ110の障害に対する様々な管理が可能になる。
なお、この環境情報121や印刷要求履歴123は、例えば、プリンタ110に設けたシリアルインタフェース118とコネクタ119を介してサービスマンの携帯用端末などに転送することができる。コネクタ119は、例えば、USBコネクタなどからなる。また、このプリンタ110の取得した環境情報121をネットワークインタフェース112を介して外部ネットワークに転送することもできる。例えば、記憶装置111に環境情報121をウェブページ形式で記憶しておけば、外部ネットワークに接続された管理用の端末装置やサーバなどからこの環境情報121を強制的に収集することもできる。さらに、外部ネットワークを通じてサービスマンが環境情報121を閲覧し、プリンタ110の障害を遠隔地で診断することも可能になる。なお、こうした外部ネットワークからの環境情報閲覧機能は、図11に示したようなプリンタ110に付与するようにしても構わない。
図14は、コントロールパネルと具体的な環境情報収集動作を説明する説明図である。
図14(a)に示したコントロールパネル113には、環境情報を収集するための画面150が表示されている。このような画面は、サービスマンがプリンタ110を操作して表示させる。ユーザには、表示することができないようなモードで処理をして構わない。この画面150には、情報を収集する機器のリスト151が表示されている。これは、機器の名称のリストであってもよいし、IPアドレスのリストであってもよい。その右側には、情報を収集するかどうかを選択するボタン152が表示されている。
黒丸に表示された機器は、情報収集の対象となる機器である。コントロールパネル113の下側には、ボタン154が設けられており、画面150の上でカーソルを移動させることができる。そして、例えば、収集開始ボタン153の上にカーソルを移動し、実行ボタン155を押せば、環境情報の収集が開始される。また、情報収集機器の名前の部分にカーソルを合わせてボタン155を押すと、該当する機器が情報収集の対象に指定されたり対象から外されたり、その選択をすることが可能になる。
図14(b)は、印刷要求履歴を表示する画面160の例である。ここには、例えば、印刷要求元と要求時刻と印刷データが転送中に経由してきた機器のIPアドレスなどのリスト161が表示されている。図14(a)に示したボタン154を操作することによって、履歴の内容を切り替えることができる。また、履歴にはそれぞれ経由機器が表示されているが、その経由機器にカーソルを合わせて情報収集対象へ登録というボタン164を動作させ、新たに情報収集機器に登録をすることができる。登録をされた情報収集機器は、図14(a)に示した画面150のリスト151に付け加えられる。このようにして、印刷要求履歴を利用して、実際にプリンタの動作に影響を与えると思われるネットワーク接続機器などを明確にし、これを情報収集の対象機器に付け加える、といった操作が可能になる。
図15は、本発明のプリンタの具体的な動作を示すフローチャートである。
まず、ステップS101において、プリンタは情報収集対象機器の指定を行う。これは、図14(a)に示した画面を用いる。次に、ステップS102で、情報収集を開始する。ステップS103では、プリンタの問合せ手段115が各機器へ問合せを発信する。各機器からステップS104で問合せの応答を受信すると、ステップS105で応答受信手段116は、受信した情報の中から環境情報として必要な情報を抽出する。ステップS106では、全ての対象機器について情報収集が終了したかどうかを判断し、対象機器についてステップS103からステップS106までの処理を繰り返す。情報収集が終了すると、プリンタ110の情報収集手段114は、自己のプリンタの例えば、ファームウェアのバージョン等の情報を抽出し、これを環境情報に加えるようにする(ステップS107)。抽出情報は、編集され(ステップS108)、記憶装置111に記憶される(ステップS109)。さらに、その結果をステップS110で印刷出力し、サービスマンなどが利用できるようにする。
ステップS111以降は、図14(b)の画面を利用した処理の動作フローチャートである。まず、ステップS111において、印刷要求履歴123を開く。ここで履歴情報を表示する(ステップS112)。表示を切り替えるボタンが押されたかどうかを判断し(ステップS113)、押された場合には、別の履歴情報を表示する(ステップS114)。表示中の装置が情報収集対象になっていないときは、ステップS115からステップS116に進み、その機器名を情報収集対象に登録する。
同時に、ユーザごとの保守管理データを用いて、プリンタの環境情報の解析結果に基づく、補修や改善の必要性、あるいは定期点検をすべき時期等を記録しておき、顧客サービスに活用するといった方法も可能になる。
以上の動作によって、プリンタをとりまく環境情報を自動的に収集できる。この環境情報とプリンタに発生した各種の不具合に関する情報とを総合的に解析することで、プリンタの的確な補修が可能になるとともに、プリンタの設計にも反映することができる。また、この環境情報は、プリンタを接続したネットワークの保守管理に有用な情報として活用できる。
さらに、プリンタ本体の故障によって発生した障害とプリンタの使用環境が原因で発生した障害とを区別することなく、総合的に解析して、迅速な補修を可能にするとともに、使用環境の最適化を図ることができる。しかも、近い将来発生するであろう障害も予測して、潜在的な不具合をあらかじめ除去しておくことが可能になる。また、収集した情報をサーバ側に送信し、サーバ側で、類似した環境で発生した障害を検索して表示することで、サービスマンを的確にサポートできる。また、プリンタ本体のみならず、他の機器の保守管理やバージョンアップを促進し、故障率を低下させることが可能になる。
なお、上記の演算処理装置にインストールされたコンピュータプログラムは、それぞれ独立したプログラムモジュールを組み合わせて構成してもよいし、全体を一体化したプログラムにより構成してもよい。コンピュータプログラムにより制御される処理の全部または一部を同等の機能を備えるハードウエアで構成しても構わない。また、上記のコンピュータプログラムは、既存のアプリケーションプログラムに組み込んで使用してもよい。上記のような本発明を実現するためのコンピュータプログラムは、例えばCD−ROMのようなコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して、任意の情報処理装置にインストールして利用することができる。また、ネットワークを通じて任意のコンピュータのメモリ中にダウンロードして利用することもできる。
本発明の情報収集装置の実施例を示すブロック図。 情報収集プログラムのインストール動作説明図。 共有フォルダの生成動作を含むインストール動作フローチャート。 情報収集エージェントと情報収集装置の動作フローチャート。 本発明による情報収集処理装置とその周辺システムを示すブロック図。 情報収集動作開始のためのウィンドウと収集された動作の説明図。 システムの各種情報収集方法の説明図。 情報収集手段の具体的な動作例を示すフローチャート。 ウェブサーバを利用したサービスの具体例を示すフローチャート。 顧客サービスのさらに別の具体例を示す説明図。 本発明のプリンタを使用したネットワークのブロック図。 プリンタの記憶装置に記憶されたデータの説明図。 プリンタを被制御機器に接続した例の説明図。 コントロールパネルと具体的な環境情報収集動作の説明図。 本発明のプリンタの具体的な動作を示すフローチャート。
符号の説明
200 情報収集装置、 221 指示受付手段、 222 記憶手段、 223 情報収集手段、 224 取得情報データ記録手段、 225 記憶装置、 226 取得先情報、 227 取得情報データ、 201 コンピュータ、 202 コンピュータ、 203 プリンタ、 204 ルータ、 211〜214 記憶装置

Claims (3)

  1. プリンタに接続されたコンピュータ前記プリンタとは異なる装置である情報収集装置
    とがネットワークを介して接続された情報収集システムにおいて、
    前記コンピュータは、
    当該コンピュータ内の領域であって前記プリンタのプリンタドライバを格納するための
    領域中に、前記ネットワークを介した外部から読取り可能な共有領域が当該プリンタドラ
    イバのインストーラによって設けられ、その共有領域に前記コンピュータが前記プリンタ
    を駆動する環境を表す使用環境に関する所定の情報であって前記コンピュータのオペレー
    ティングシステムのバージョンの情報である使用環境に関する所定の情報が格納された格
    納手段を備え、
    前記情報収集装置は、
    前記所定の情報についての情報取得指示を受付ける指示受付手段と、
    前記所定の情報の取得先である前記コンピュータを特定するための取得先情報を記憶す
    る記憶手段と、
    前記指示受付手段が情報取得指示を受付けたときに起動し、前記記憶手段に記憶された
    取得先情報により特定された前記コンピュータを選択して、その選択されたコンピュータ
    の前記格納手段に設けられた前記共有領域をアクセスし、その共有領域に格納された前記
    使用環境に関する所定の情報を読取って収集する情報収集手段と、
    前記情報収集手段で収集された使用環境に関する所定の情報と前記取得先情報とを対応
    付けた取得情報データを生成して記録する取得情報データ記録手段と、
    を備えたことを特徴とする情報収集システム。
  2. プリンタに接続されたコンピュータと前記プリンタとは異なる装置である情報収集装置
    とがネットワークを介してそれぞれ接続され前記情報収集装置が、前記コンピュータ
    ら使用環境に関する所定の情報を収集する情報収集方法において、
    前記コンピュータが
    当該コンピュータ内の領域であって前記プリンタのプリンタドライバを格納するための
    領域中に、前記ネットワークを介した外部から読取り可能な共有領域を当該プリンタドラ
    イバのインストーラからの指示に応じて設けるステップと、
    前記共有領域に前記コンピュータが前記プリンタを駆動する環境を表す使用環境に関す
    る所定の情報であって前記コンピュータのオペレーティングシステムのバージョンの情報
    である使用環境に関する所定の情報を格納するステップと、
    を有する一方、
    前記情報収集装置が、
    前記使用環境に関する所定の情報についての情報取得指示を受付けるステップと、
    予め記憶された、前記使用環境に関する所定の情報の取得先である前記コンピュータ
    特定するための取得先情報により特定された前記コンピュータを選択して、その選択され
    コンピュータの前記共有領域をアクセスし、その共有領域に格納された前記使用環境に
    関する所定の情報を読取って収集するステップと、
    前記収集した使用環境に関する所定の情報と前記取得先情報とを対応付けた取得情報デ
    ータを生成して記録するステップ、
    を有したことを特徴とする情報収集方法。
  3. プリンタに接続されたコンピュータと前記プリンタとは異なる装置である情報収集装置
    とがネットワークを介して接続された情報収集システムにおける前記コンピュータに、
    当該コンピュータの使用環境に関する所定の情報を収集するステップと、
    当該コンピュータの格納手段における、プリンタドライバを格納するために設けられた
    領域中の、ネットワークを介した外部から読み取り可能な領域であって当該プリンタドラ
    イバのインストーラからの指示に応じて設けられた共有領域に、
    前記収集した情報であって前記コンピュータが前記プリンタを駆動する環境を表す使用
    環境に関する所定の情報であって前記コンピュータのオペレーティングシステムのバージ
    ョンの情報である使用環境に関する所定の情報を格納するステップと、
    を実行させるための情報収集プログラム。
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