JP6093133B2 - 駅務機器保守システム - Google Patents

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Description

本発明の実施形態は、駅務機器保守システム並びにそれを構成する駅務機器、タブレット端末及び保守作業管理サーバに関する。
近年、駅務機器の自動化が進み、旅客等の利用者は、多方面のサービスを受けられるようになってきた。しかしながら、当該サービスを提供するための駅務機器の種類及びそのサービスの内容が複雑になるに従い、サービス内容を更新するためのソフトウェアのバージョンアップ作業が複雑になってきている。
例えば、駅の改札窓口に設置された窓口機の場合、同一会社線の駅改札口に単独で設置された窓口機と、複数会社線が乗り入れする改札口に設置された窓口機では、その機能が異なることから、運賃改正など仕様の一部を改造する必要が発生した場合には、異なるプログラムを導入する必要がある。また、同一機種の窓口機であっても、導入時期により適用するプログラムが異なる場合があり、改造の際には設置駅の駅務機器ごとに対応する改造プログラム及び改造後の判定内容を記載したマニュアルを用意し、改造作業を行っている。
なお、保守者が所定の居場所に待機していなくても、障害発生情報の通知を受け、かつ、障害発生装置の設置場所に赴くことなく、障害装置の対応処理を行うことが可能な遠隔保守システムに関する携帯電話端末を利用した遠隔保守システム及び遠隔保守方法が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2006−202084号公報
上述した現行方式では、以下に示す課題が指摘されていた。
(1)紙のチェックリストに駅名、コーナ、号機、バージョンなどを複数回書き写す必要があり、改造作業に時間がかかる。
(2)紙面上のバージョンなどの表示を目視確認する必要があるが、手順を飛ばしたり、確認事項を見逃したりする恐れがある。
(3)作業指示書、チェックリスト、改造プログラムが書き込まれたUSBメモリ、キーボード及びマウスなど、多数の改造部材を持ち歩く必要があり、作業が煩雑になる上紛失のリスクが高い。
(4)USBメモリにパスワードロックをかけていても、同時に送付する改造手順書にパスワードが記載されており、効果が低い。
(5)連絡駅など特殊な条件下の設置駅がある場合、複数種の改造部材を用いる必要があり、適用部材を誤ると重大なトラブルを引き起こす。
(6)改造エビデンスが多く、1日に数駅改造するとエビデンス管理が煩雑になる。
(7)改造用ソフトウェア作成者の意図と異なる日付、設置駅にて誤って改造を行うと、違算などの重大トラブルを引き起こす。
(8)改造前バージョンのデータを駅務機器内に保存するため、改造作業中にハードウェア障害が発生すると、改造開始前の環境を復元できないおそれがある。
本発明は、上述した課題を解決するためになされたもので、改造内容が登録された保守作業管理サーバとネットワークを介して接続されたタブレット端末を用いて駅務機器の改造を行うことにより、上述した課題を解決することができる駅務機器保守システム並びにそれを構成する駅務機器、タブレット端末及び保守作業管理サーバを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の請求項1記載の駅務機器保守システムは、駅務機器及びタブレット端末は近接した距離を通信する無線通信を介して接続され、前記タブレット端末及び保守作業管理サーバはネットワークを介して接続された駅務機器保守システムであって、前記駅務機器は、前記タブレット端末から受信した仮締切指示に基づいて当該駅務機器の状態を一旦仮締めする仮締切処理を行い、当該仮締切処理の結果得られた仮締切データを当該タブレット端末に送信する仮締切データ送信手段と、前記タブレット端末から受信した保守モード開始指示に基づいて保守モードを開始する保守モード開始手段と、前記タブレット端末から受信した機器情報収集指示に基づいて収集した機器情報を当該タブレット端末に送信する機器情報送信手段と、前記タブレット端末から受信した環境データ収集指示に基づいて収集した環境データを当該タブレット端末に送信する環境データ送信手段と、前記タブレット端末から受信した改造用ファイルを適用する改造用ファイル適用手段と、を備え、前記タブレット端末は、前記駅務機器から受信した仮締切データを前記保守作業管理サーバに送信する仮締切データ送信手段と、前記駅務機器から受信した機器情報を前記保守作業管理サーバに送信する機器情報送信手段と、前記駅務機器から受信した環境データを前記保守作業管理サーバに送信する環境データ送信手段と、前記保守作業管理サーバから受信した改造用ファイルを前記駅務機器に送信する改造用ファイル送信手段と、を備え、前記保守作業管理サーバは、前記タブレット端末から受信した前記駅務機器の仮締切データを仮締切情報として記憶部に記録する仮締切情報記録手段と、前記タブレット端末から受信した前記駅務機器の機器情報を前記記憶部に記録する機器情報記録手段と、前記タブレット端末から受信した前記駅務機器の環境データを改造前バージョンの環境情報として記録する環境情報記録手段と、前記機器情報を基に改造の可否を判定する改造可否判定手段と、この改造可否判定手段による改造可否判定結果が改造可の場合、前記機器情報に基づいて適合する改造用ファイルを決定する改造用ファイル決定手段と、前記改造ファイル決定手段によって決定された改造用ファイルを前記タブレット端末に送信する改造用ファイル送信手段と、前記機器情報記録手段によって前記記憶部に記録された改造ファイル適用後の前記駅務機器の機器情報を基に改造成否判定を行う改造成否判定手段と、前記改造成否判定手段による判定結果を前記タブレット端末に送信する改造成否判定結果送信手段と、前記記憶部に記憶された前記改造用ファイル適用前の仮締切情報及び前記改造用ファイル適用後の仮締切情報が一致するか判定する仮締切情報判定手段と、を備え、前記仮締切情報記録手段は、前記改造用ファイル適用前の仮締切データを仮締切情報として記憶部に記録し、前記機器情報記録手段は、前記改造用ファイル適用前の仮締切情報を前記記憶部に記録後、前記改造用ファイル適用前の仮締切データを仮締切情報として記憶部に記憶し、前記改造可否判定手段は、前記記憶部に記憶された前記機器情報を基に改造の可否を判断し、前記改造可否判定手段による改造可否判定の結果、改造可の場合、現在日付が改造期間内で、機器が改造対象で、設置駅が改造対象で、コーナー・号機が改造対象で、かつ、ソフトウェアバージョンが改造対象であるか否かを判定し、前記改造ファイル決定手段は、前記ソフトウェアバージョンが改造対象の場合、収集情報から適用する前記改造ファイルを決定し、前記改造用ファイル送信手段は、前記改造ファイル決定手段により決定した改造用ファイルを前記タブレット端末に送信し、前記環境情報記録手段は、前記改造ファイル送信手段による改造ファイルをタブレット端末に送信した後に、前記駅務機器の環境データを改造前バージョンの環境情報として記録し、前記改造用ファイル適用後に前記タブレット端末から受信した機器情報を前記記憶部に記憶し、前記改造成否判定手段は、前記改造用ファイル適用後に前記記憶部に記憶された機器情報を基に改造成否判定を行い、前記仮締切情報判定手段は、前記改造成否判定手段による判定がOKの場合に、前記タブレット端末から受信した前記改造用ファイル適用前の仮締切情報及び改造用ファイル適用後の仮締切情報が一致するか判定する。
実施例1に係る駅務機器保守システムのブロック図 タブレット端末を用いた駅務機器保守システムを説明する図 実施例1に係る駅務機器保守システムの動作を説明するフローチャート 保守作業管理サーバにおける改造前の改造可否判定処理を示すフローチャート 保守作業管理サーバにおける改造後の改造成否判定処理を示すフローチャート
各駅には、自動改札機(入場機・出場機)、窓口機及び券売機からなる駅務機器がLAN(Local Area Network:特定領域内の通信ネットワーク)を介して上位装置と接続される。本実施例では、これらの各駅務機器は、保守員が操作するタブレット端末を近接させることにより、当該タブレット端末との間で無線通信を行うことができる。
また、各駅の駅務機器システムを構成する上位装置は、通信回線を介して保守作業管理サーバに接続されて駅務機器保守システムが構成される。この保守作業管理サーバはこの種のシステムの場合に設置される中央管理サーバ(図示しない)が保守作業管理サーバ機能を有していてもよい。以下、図面を参照して本発明の実施例を説明する。
図1は、実施例1に係る駅務機器保守システムのブロック図である。A駅200Aには、自動改札機30、窓口機40及び券売機50がLAN70を介して上位装置60に接続される。上位装置60は、通信回線300を介して保守作業管理サーバ500に接続される。B駅200BもA駅200A同様に構成される。
保守作業管理サーバ500は、CPU(Central Processing Unit:中央処理装置、制御手段)510、記憶部(記憶手段)520、操作表示部530及び通信部540を有して構成される。操作表示部530は、表示部531及び入力部532を有する。入力部532は、キーボード、マウスなどで構成されるが、必要に応じて当該表示部531表面に配置されたタッチパネルも入力部を構成する。
なお、この保守作業管理サーバ500は、この種のシステムの場合に設置される中央管理サーバ(図示しない)が保守作業管理サーバ機能を有していてもよい。
保守作業管理サーバ500には、保守員ID情報及び設置駅ごとの機器情報が登録されている。この登録情報は、当該操作表示部530の入力部532から登録を許可された係員によって入力される。
保守員ID情報は、ID番号ごとに、氏名、所属、業務範囲、登録年月日、有効期限などの情報で構成され、登録を許可された係員によって登録される。本実施例では、このID番号として従業員番号を使用している。
機器情報には、設置駅ごとに、設置されている全ての駅務機器の機器情報が登録される。設置駅が大規模な場合は、さらに改札口ごとに、設置されている駅務機器の機器情報が登録される。
例えば図示したA駅200Aの場合は、自動改札機30、窓口機40、券売機50及び上位装置60の機器情報が全て登録されている。
自動改札機が複数台設置されている場合には、複数台分の当該自動改札機30の機器情報が登録される。例えば、自動改札機の場合、この機器情報には、各自動改札機の設置駅、設置場所、運用に使用しているソフトウェアのバージョン改変履歴、各種設定値が含まれる。
設置場所とは、同一駅であっても、大型駅の場合のように、北口、南口など改札口が異なる場合は、改札口ごとに設置場所が異なることになる。
例えば、複数の改札口を有する連絡駅に設置される窓口機の場合には、当該設置される改札口によって窓口機に要求される機能が異なる場合がある。その場合には、当該窓口機のハードウェアは同一であっても、使用されるソフトウェアが異なる場合がある。
また、このようにして導入されたソフトウェアに対してそれぞれ異なる改造が加わる場合いもある。従ってこれらの改造情報は、設置された機器ごとに機器情報が保守作業管理サーバに登録される。登録された機器情報は、設置駅名又は機器名をインデックスとして検索ができる。
図2は、タブレット端末T2を用いた駅務機器保守システムを説明する図である。図示した一例は、例えばA駅200Aに自動改札機30、窓口機40が通信回線としてのLAN70を介して上位装置60に接続された場合を示す。なお、図1に示す券売機50は図示していない。
自動改札機30は、駅構内に入場の際に使用される入場機と駅構内から出場の際に使用される出場機がある。特に区別する必要がない場合は、自動改札機と称して説明する。
本実施例に係る自動改札機30は、ICカード、IC定期券又はSF(Stored Fare:カードに運賃を貯めておく)カード(以下、特に区別の必要がなければICカードと称する。)T1及びタブレット端末T2と通信可能な通信部32が備えられている。利用者がICカードT1を当該通信部32に翳すと、当該通信部32はICカードT1の乗車情報を読取る。読み取られた乗車情報は、乗車情報を判定する判定部に出力される。判定部(図示しない)は、入力した乗車情報を判定し、ゲート35a、35bなどを制御する制御部に当該判定結果を出力する。制御部は、当該乗車情報が正しい場合は、ICカードT1を携帯する利用者の進行方向前方のゲート35a、35bを開けて通行を許可し、当該乗車情報が正しくない場合は、利用者の進行方向前方のゲート35a、35bを閉じて通行を禁止する。
自動改札機30は、磁気乗車券が投入された場合も、当該磁気乗車券の乗車判定を行い、ICカードに対する乗車判定と同様、乗車判定を行う。同様に、制御部は、当該乗車判定結果に基づいて、ゲート35a、35bの開閉を制御する。
タブレット端末T2は、無線通信部(図時しない)及び操作表示部(図示しない)を有するPCで構成される。当該タブレット端末T2を駅務機器に近接させることにより、当該駅務機器との間で無線通信を行うことができる。本実施例では、近距離通信方式を用い、当該タブレット端末T2を近接した駅務機器とのみ通信を行うことができる。タブレット端末T2が複数の駅務機器と同時に通信回線を開設することを防ぐためである。
窓口機40は、係員操作部41、磁気券処理部42、ICカード処理部43及び客用表示部44などで構成される。
係員操作部41は、係員が利用者からの要求に応じて操作するもので、乗車券の発行、又は当該乗車券の内容変更又は更新を行う。本実施例では、ICカードT1が自動改札機30で読み取れなかった場合に、係員が当該ICカードT1をICカード処理部43に翳して読取り、上位装置60から当該ICカードT1の利用履歴を取得し、当該乗車情報の確認、変更又は更新を行うことができる。
通常、同一駅構内には複数の駅務機器が設置されており、無線通信による混同を防止するため、近距離通信を基本とし、当該タブレット端末T2を、改造する駅務機器に近接した場合に通信回線が開設される。
ICカード処理部43は、読取部に翳した本実施例に係るタブレット端末T2と通信を行い、タブレット端末T2からの指示に基づいて、当該窓口機40を保守モードに切り替え、タブレット端末T2から要求された機器情報を当該タブレット端末T2に送信する。
タブレット端末T2は、当該窓口機40から受信した機器情報を、上位装置60を介して保守作業管理サーバ500に送信する。
保守作業管理サーバ500は、タブレット端末T2から送信された窓口機40の機器情報を受信し、当該窓口機40の導入時期、ソフトウェア更新履歴、設置場所、機能などの情報を基に、改造すべき情報を判断する。判断した内容を基に決定した改造内容を当該タブレット端末T2に送信する。
タブレット端末T2の操作表示部には当該改造内容及びその手順が表示される。保守員は当該表示内容に基づき操作することにより、当該必要な改造を行うことができる。詳細は後述する。
このタブレット端末T2を上述した自動改札機30の改造に用いる場合も、当該タブレット端末T2を窓口機40の改造に用いる場合と同様に行うことができる。また、上述したタブレット端末T2を券売機50の改造に用いる場合も同様である。
図3は、実施例1に係る駅務機器保守システムの動作を説明するフローチャートである。保守作業管理サーバ500は、上位装置60を介して接続されているものとして以下説明する。
保守員が改造の必要な駅務機器の設置駅に出向く。当該駅に到着し、タブレット端末T2を使用する際、当該タブレット端末T2に従業員カード(ICカード)を翳すと、当該従業員情報(ID(Identificaion:識別子))が当該タブレット端末T2によって読み込まれる。なお、この従業員情報には、従業員番号、氏名、有効期限などの個人情報が含まれる。
タブレット端末T2は、読み込んだ従業員情報を保守作業管理サーバ500に送信する(S01、ID情報送信手段)。保守作業管理サーバ500は、タブレット端末T2から受信した従業員情報の認証を行い(個人認証手段)、当該保守員情報を基にして作業者、作業開始時刻を記録し(S02)、その認証結果をタブレット端末T2に送信する(S03、認証結果送信手段)。
タブレット端末T2は、保守作業管理サーバ500から当該認証結果を受信する。保守員は、当該認証結果OKの場合に当該タブレット端末T2を操作する権原が付与される。当然、認証結果NGの場合には、当該タブレット端末T2を用いた以降の操作はできない。
タブレット端末T2は、駅務機器(ここでは、窓口機40を例に説明する。)に対して仮締切指示を行う(S04)。仮締切とは、本実施例の場合、改造前の状態を一旦仮締めすることをいう。改造中に障害が発生し、当該改造前の状態に復帰できなくなるリスクを防ぐためである。
窓口機40は、当該仮締切データをタブレット端末T2に送信する(S06、仮締切データ送信手段)。タブレット端末T2は、当該仮締切データを保守作業管理サーバ500に送信する(S07、仮締切データ送信手段)。
保守作業管理サーバ500は、タブレット端末T2から受信した仮締切データを仮締切情報として記憶部に記録する(S08、仮締切情報記録手段)。
以上の前処理により、当該窓口機40の仮締切データが安全に記録される。この処理が終了すると、タブレット端末T2は保守モードを指示することができる状態になる。ここで、保守員が、保守モードの開始指示を行うと(S09)、窓口機40は、保守モードを開始する(S10、保守モード開始手段)。すなわち、窓口機40は、保守モード状態になり、タブレット端末T2からの指示待ち状態になる。
タブレット端末T2は、窓口機40に対し当該窓口機40の機器情報収集指示(機器情報送信要求)を行う(S11)。
窓口機40は、上記機器情報収集指示に基づいて当該窓口機40の機種、設置駅、設置駅コーナ、号機及びバージョンなどを収集し(S12)、当該収集した機器情報をタブレット端末T2に送信する(S13)。
タブレット端末T2は、窓口機40から受信した機器情報を保守作業管理サーバ500に送信する(S14)。
保守作業管理サーバ500は、タブレット端末T2から機器情報を受信し記憶部に記録し(機器情報記録手段)、当該機器情報を基に改造可否判定を行い(改造可否判定手段)、この改造可否判定結果が改造可(OK)の場合は、当該機器情報に基づいて適合する改造ファイルを決定する(S15、改造用ファイル決定手段)。改造可否判定結果及び決定した改造用ファイルは、タブレット端末T2に送信する(S16)。なお、改造可否判定結果がNGの場合は、当該窓口機40が改造対象機器に該当しないため、改造用ファイルを送信しない。
改造可否判定結果OKを受信したタブレット端末T2は、窓口機40に対して環境データ収集指示を行う(S17)。窓口機40は、タブレット端末T2から環境データ収集指示を受信し、当該窓口機40に設定されている各種設定ファイル、駅都度データ、操作ログ及び発売記録などを収集する(S18)。
窓口機40は、上記収集した環境データをタブレット端末T2に送信する(S19、環境データ送信手段)。
タブレット端末T2は、窓口機40から受信した環境データを保守作業管理サーバ500に送信する(S20、環境データ送信手段)。
保守作業管理サーバ500は、タブレット端末T2から受信した環境データを改造前バージョンの環境情報として記録する(S21、環境情報記録手段)。
タブレット端末T2は、ステップS16で保守作業管理サーバ500から受信した改造用ファイルを窓口機40に送信する(S22、改造用ファイル送信手段)。
窓口機40は、タブレット端末T2から改造用ファイルを受信し、改造用ファィルを適用する(S23)。
タブレット端末T2は、必要な改造ファイルの適用が終了したら、窓口機40に保守モード終了指示を行う(S23)。
窓口機40は、タブレット端末T2からの保守モード終了指示を受信し、保守モード終了処理を行う(S24)。
タブレット端末T2は、窓口機40の再起動指示を行う(S25)。
窓口機40は、タブレット端末T2から再起動指示に基づいて当該窓口機40を再起動する(S26)。この再起動によって、初期化され、改造用ファイルが適用される。
タブレット端末から保守モード開始指示があると(S27)、改造用ファイルが適用された保守モードが開始する(S28)。
次は、改造後の確認処理である。タブレット端末T2は、当該窓口機40に対して機器情報収集指示を行う(S29)。
窓口機40は、上記機器情報収集指示に基づいて当該窓口機40の機種、設置駅、設置駅コーナ、号機及びバージョンなどを収集し(S30)、当該収集した機器情報をタブレット端末T2に送信する(S31)。
タブレット端末T2は、窓口機40から受信した機器情報を保守作業管理サーバ500に送信する(S32)。
保守作業管理サーバ500は、タブレット端末T2から機器情報を受信し記憶部に記録し、当該機器情報を基に改造成否判定を行い(S33、改造成否判定手段)、その改造成否判定結果をタブレット端末T2に送信する(S34)。
タブレット端末T2は、保守作業管理サーバ500から受信した改造成否判定結果がOKの場合は、保守モード終了指示を窓口機40に送信する(S35)。
窓口機40は、タブレット端末T2から受信した保守モード終了指示に基づいて保守モードの終了処理を行う(S36)。
タブレット端末T2は、窓口機40に対して仮締切指示を行う(S37)。改造後の仮締切データが改造処理によって変更されていないことを確認するためである。
窓口機40は、タブレット端末T2から受信した仮締切指示に基づいて、仮締切処理を行い(S38)、仮締切データをタブレット端末T2に送信する(S39)。
タブレット端末T2は、窓口機40から受信した仮締切データを保守作業管理サーバ500に送信する(S40)。
保守作業管理サーバ500は、タブレット端末T2から受信した仮締切情報を記録し、当該仮締切情報が改造前の仮締切情報と一致するか判定し(S41、仮締切情報判定手段)、その仮締切判定結果をタブレット端末T2に送信する(S42)。
タブレット端末T2は、保守作業管理サーバ500に作業終了を送信する(S43)。保守作業管理サーバ500は、作業終了時刻を記録し、作業割り当て見直しを行う(S44)。
図4は、図3のステップS15に示す保守作業管理サーバ500における改造前の改造可否判定処理(図3のS15)を示すフローチャートである。
保守作業管理サーバ500は、現在日付が改造期間内であるか判定し(S50)、この判定の結果現在日付が改造期間内であれば(S50のYes)、機種が改造対象であるか判定する(S51)。
この判定の結果、機種が改造対象の場合は(S52のYes)、設置駅が改造対象か判定する(S52)。
この判定の結果、設置駅が改造対象の場合(S52のYes)、コーナ・号機が改造対象であるか判定する(S53)。
この判定の結果、コーナ・号機が改造対象の場合(S53のYes)、ソフトウェアバージョンが改造対象か判定する(S54)。
この判定の結果、ソフトウェアバージョンが改造対象の場合(S54のYes)、収集情報(この場合、機種情報)から適用する改造ファイルを決定する(S55)。このようにして改造可判定(S56)が決定する。
ステップS50のNo〜S54のNoと判定された場合は、改造不可判定(S57)となる。
上記改造可判定結果又は改造不可判定結果は上述したようにタブレット端末T2に送信される(図3のS16)。
図5は、図3のステップS33保守作業管理サーバ500における改造後の改造成否判定処理(図3のS33)を示すフローチャートである。
保守作業管理サーバ500は、タブレット端末から受信した機器情報の中の改造後ソフトウェアバージョンを収集し(S60)、収集した改造後のソフトウェアバージョンが正しいバージョンか判定する(S61)。
改造後のソフトウェアバージョンが正しい場合は(S61のYes)、改造成功となり、保守作業管理サーバ500は、遠隔操作/遠隔指示モード(図示しない)へ移行する(S62)。
一方、ステップS61で改造後ソフトウェアバージョンが正しくない場合(S61のNo)、保守作業管理サーバ500は、タブレット端末T2に連絡先を通知し(S64)、さらに、タブレット端末T2に当該窓口機40から各種ログの収集を指示する(S65)。保守作業管理サーバ500は、改造失敗となり、遠隔操作・遠隔指示モード(図示しない)へ移行する。
以上の処理を行うことにより、「発明が解決しようとする課題」に記載された(1)〜(6)の課題は、改造しようとする駅務機器の機器情報を保守作業管理サーバに送信し、当該機器情報に基づく改造用ファイルを適用することにより解決することができる。
また、(7)の課題に対しては、設置駅ごとに、かつ、駅務機器ごとに改造用ファイルが作成され、さらに、保守員の個人認証の際に作業開始時刻が記録されるため、ソフトウェア作成者の意図と異なる日付・設置駅で、誤って改造を行うことによる違算などの重大トラブルを防止することができる。
さらに(8)の課題に対しては、改造前バージョンのデータは環境データとして保守作業管理サーバに記録されるため、改造作業中に当該改造中の駅務機器のハードウェア障害が発生しても、当該駅務機器の改造前の環境データが保存されているため、復元が可能である。
以上説明したように、本実施例によれば、改造情報を登録した保守作業管理サーバとタブレット端末を用いて各駅に設置された駅務機器の改造を誤りなく、かつ容易に行うことができる。
T1 ICカード
T2 タブレット端末
30 自動改札機
31 磁気券投入部
32 通信部
33 磁気券排出部
34 案内表示部
35a、35b ゲート
40 窓口機
41 係員操作部
42 磁気券処理部
43 ICカード処理部
44 客用表示部
50 券売機
60 上位装置
70 LAN
100 自動改札システム
200A A駅
200B B駅
300 通信回線
500 保守作業管理サーバ

Claims (1)

  1. 駅務機器及びタブレット端末は近接した距離を通信する無線通信を介して接続され、前記タブレット端末及び保守作業管理サーバはネットワークを介して接続された駅務機器保守システムであって、
    前記駅務機器は、
    前記タブレット端末から受信した仮締切指示に基づいて当該駅務機器の状態を一旦仮締めする仮締切処理を行い、当該仮締切処理の結果得られた仮締切データを当該タブレット端末に送信する仮締切データ送信手段と、
    前記タブレット端末から受信した保守モード開始指示に基づいて保守モードを開始する保守モード開始手段と、
    前記タブレット端末から受信した機器情報収集指示に基づいて収集した機器情報を当該タブレット端末に送信する機器情報送信手段と、
    前記タブレット端末から受信した環境データ収集指示に基づいて収集した環境データを当該タブレット端末に送信する環境データ送信手段と、
    前記タブレット端末から受信した改造用ファイルを適用する改造用ファイル適用手段と、を備え、
    前記タブレット端末は、
    前記駅務機器から受信した仮締切データを前記保守作業管理サーバに送信する仮締切データ送信手段と、
    前記駅務機器から受信した機器情報を前記保守作業管理サーバに送信する機器情報送信手段と、
    前記駅務機器から受信した環境データを前記保守作業管理サーバに送信する環境データ送信手段と、
    前記保守作業管理サーバから受信した改造用ファイルを前記駅務機器に送信する改造用ファイル送信手段と、
    を備え、
    前記保守作業管理サーバは、
    前記タブレット端末から受信した前記駅務機器の仮締切データを仮締切情報として記憶部に記録する仮締切情報記録手段と、
    前記タブレット端末から受信した前記駅務機器の機器情報を前記記憶部に記録する機器情報記録手段と、
    前記タブレット端末から受信した前記駅務機器の環境データを改造前バージョンの環境情報として記録する環境情報記録手段と、
    前記機器情報を基に改造の可否を判定する改造可否判定手段と、
    この改造可否判定手段による改造可否判定結果が改造可の場合、前記機器情報に基づいて適合する改造用ファイルを決定する改造用ファイル決定手段と、
    前記改造ファイル決定手段によって決定された改造用ファイルを前記タブレット端末に送信する改造用ファイル送信手段と、
    前記機器情報記録手段によって前記記憶部に記録された改造ファイル適用後の前記駅務機器の機器情報を基に改造成否判定を行う改造成否判定手段と、
    前記改造成否判定手段による判定結果を前記タブレット端末に送信する改造成否判定結果送信手段と、
    前記記憶部に記憶された前記改造用ファイル適用前の仮締切情報及び前記改造用ファイル適用後の仮締切情報が一致するか判定する仮締切情報判定手段と、
    を備え、
    前記仮締切情報記録手段は、
    前記改造用ファイル適用前の仮締切データを仮締切情報として記憶部に記録し、
    前記機器情報記録手段は、
    前記改造用ファイル適用前の仮締切情報を前記記憶部に記録後、前記改造用ファイル適用前の仮締切データを仮締切情報として記憶部に記憶し、
    前記改造可否判定手段は、
    前記記憶部に記憶された前記機器情報を基に改造の可否を判断し、
    前記改造可否判定手段による改造可否判定の結果、改造可の場合、現在日付が改造期間内で、機器が改造対象で、設置駅が改造対象で、コーナー・号機が改造対象で、かつ、ソフトウェアバージョンが改造対象であるか否かを判定し、
    前記改造ファイル決定手段は、
    前記ソフトウェアバージョンが改造対象の場合、収集情報から適用する前記改造ファイルを決定し、
    前記改造用ファイル送信手段は、
    前記改造ファイル決定手段により決定した改造用ファイルを前記タブレット端末に送信し、
    前記環境情報記録手段は、
    前記改造ファイル送信手段による改造ファイルをタブレット端末に送信した後に、前記駅務機器の環境データを改造前バージョンの環境情報として記録し、
    前記改造用ファイル適用後に前記タブレット端末から受信した機器情報を前記記憶部に記憶し、
    前記改造成否判定手段は、
    前記改造用ファイル適用後に前記記憶部に記憶された機器情報を基に改造成否判定を行い、
    前記仮締切情報判定手段は、
    前記改造成否判定手段による判定がOKの場合に、前記タブレット端末から受信した前記改造用ファイル適用前の仮締切情報及び改造用ファイル適用後の仮締切情報が一致するか判定する駅務機器保守システム。
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