JP3916232B2 - ナレッジ型運用管理システム,方法およびプログラム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、運用中の障害を管理する運用管理システム,方法およびプログラムに関し、特にデータベースに蓄積された過去の障害情報を参照して障害復旧を行うナレッジ型運用管理システム,方法およびプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の運用管理システムは、オペレータが障害を発見後、対処方法が分からないなどで即時対応ができない場合には、システム管理者に通知し、システム管理者本人が対処する、もしくはオペレータに復旧方法を指示して対処していた。
【0003】
上記の方法を改善する1つの方法として、特許文献1には、コンピュータネットワーク上で障害が発生した時の速やかな復旧を行えるようにして操作者の負担を軽減させることを目的とし、過去に発生したネットワーク障害の履歴およびその復旧方法を蓄積管理しておき、ネットワーク障害が発生した時には、その蓄積した情報を基に操作者が行うべき復旧方法について指示を出すようにしてネットワークにおける障害を処理する、ネットワーク障害処理システム及び該システムにおけるネットワーク障害処理方法が開示されている。
【0004】
【特許文献1】
特開平8−44641号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した従来の運用管理システムでは、障害発生の通知しかオペレータにされないため、重要度の高い障害時には、システム管理者を経由して対処しなければならない事と、システムの統廃合等により、大規模なマルチプラットフォーム環境になると、それに伴い障害の復旧方法は多様かつ複雑になるので、オペレータがマニュアル等で復旧方法を調べて対処する事で、復旧までに時間がかかってしまうという問題点があった。
【0006】
業務システムは24時間稼動が基本であり、障害発生時には短時間での復旧が要求されている。また、システムの監視において、豊富なノウハウを有するシステム管理者を多数配置するのはコストがかかるので、少数のシステム管理者の下でオペレータが監視を行うのが最も多い運用管理方法であるが、できればコストを押さえ、且つシステムを監視する者全てがシステム管理者レベルに近いノウハウを有することができるような運用管理方法が望まれている。
【0007】
また、特許文献1の方法では、障害の対応できる範囲がネットワークのみであり汎用的でないという問題点がある。更に、復旧に必ずオペレータの介在が必要であるという問題点もある。
【0008】
本発明の目的は、上記の問題点を解決するナレッジ型運用管理システム,方法およびプログラムを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本願第1の発明のナレッジ型運用管理システムは、障害管理の対象となるメッセージの定義(以降、管理対象障害の定義と称す),前記障害管理の対象となるメッセージに対する対処が表示タイプ(障害の通知のみ行う)かナレッジタイプ(障害の対処を行う)かの定義(以降、障害対処区分の定義と称す),前記障害管理の対象となるメッセージに対する復旧コマンドを自動実行タイプ(コマンドを自動投入する)で行うか確認実行タイプ(コマンドを自動投入しない)で行うかの定義(以降、コマンド投入区分の定義と称す)および前記障害管理の対象となるメッセージに対する復旧コマンドを含むリカバリデータの定義を入力し、前記管理対象障害の定義,前記障害対処区分の定義および前記コマンド投入区分の定義を監視対象サーバに送信し、前記障害対処区分の定義,前記コマンド投入区分の定義および前記リカバリデータの定義を監視サーバに送信し、復旧結果を表示する監視端末と、前記障害管理の対象となるメッセージに対する復旧コマンドを登録するローカルデータベースと、障害管理の対象となるメッセージを採取する第1障害情報取得サービス部と、復旧コマンドを投入する第1コマンド投入サービス部と、前記ローカルデータベースを検索するローカルデータベース検索部と含み前記監視端末から前記管理対象障害の定義,前記障害対処区分の定義および前記コマンド投入区分の定義を受信して前記第1障害情報取得サービス部に登録し、障害が発生すると、前記第1障害情報取得サービス部が、障害により出力されたメッセージ(以降、障害メッセージと称す)のメッセージIDで前記管理対象障害の定義を検索して前記障害メッセージが管理対象として登録されているか否かを判断し、管理対象の場合に、前記障害メッセージで前記障害対処区分の定義と前記コマンド投入区分の定義とを検索し、前記障害メッセージの前記障害対処区分がナレッジタイプで且つ前記コマンド投入区分が自動実行タイプであれば、前記ローカルデータベース検索部が、前記ローカルデータベースから復旧コマンドを取り出して、前記第1コマンド投入サービス部が、前記復旧コマンドを実行し復旧結果を監視サーバに送信し、前記第1障害情報取得サービス部が、前記障害メッセージの「前記障害対処区分がナレッジタイプで且つ前記コマンド投入区分が自動実行タイプ」でなければ、前記障害メッセージを監視サーバに送信し、前記第1コマンド投入サービス部が、監視サーバから受信した復旧コマンドを投入し復旧結果を監視サーバに送信する監視対象サーバと、前記障害管理の対象となるメッセージに対するリカバリデータを登録するナレッジデータベースと、障害メッセージのコマンド投入区分を判断するナレッジサービス部と、障害メッセージの障害対処区分を判断する第2障害情報取得サービス部と、前記ナレッジデータベースを検索更新するデータベースサービス部と含み前記監視端末から前記障害対処区分の定義,前記コマンド投入区分の定義および前記リカバリデータの定義を受信し、受信した前記コマンド投入区分の定義を前記ナレッジサービス部に登録し、受信した前記障害対処区分の定義を前記第2障害情報取得サービス部に登録し、受信した前記リカバリデータの定義を前記ナレッジデータベースに登録し、前記監視対象サーバから前記障害メッセージを受信し、前記第2障害情報取得サービス部が、受信した前記障害メッセージで前記障害対処区分の定義を検索し、前記ナレッジサービス部が、受信した前記障害メッセージで前記コマンド投入区分の定義を検索し、受信した前記障害メッセージの前記障害対処区分がナレッジタイプで且つ前記コマンド投入区分が確認実行タイプである場合には、前記データベースサービス部が、前記障害メッセージに対応するリカバリデータを前記ナレッジデータベースから取得し取得したリカバリデータを前記監視端末に送信し、前記監視端末から確認応答を受信したときに、リカバリデータに含まれる復旧コマンドを前記監視対象サーバに送信し、前記監視対象サーバから受信した復旧結果を前記監視端末に送信する監視サーバと、を備える。
【0010】
本願第2の発明のナレッジ型運用管理システムは、第1の発明において前記監視サーバは、前記監視対象サーバから受信した前記障害メッセージの障害対処区分が表示タイプの場合には前記障害メッセージを前記監視端末に送信し、前記監視端末は、受信した前記障害メッセージを表示する、ことを特徴とする。
【0011】
本願第3の発明のナレッジ型運用管理システムは、第1の発明において前記監視サーバは、前記監視対象サーバから前記障害メッセージを受信し、前記第2障害情報取得サービス部が、受信した前記障害メッセージで前記障害対処区分の定義を検索し、前記ナレッジサービス部が、受信した前記障害メッセージで前記コマンド投入区分の定義を検索し、受信した前記障害メッセージの前記障害対処区分がナレッジタイプで且つ前記コマンド投入区分が確認実行タイプである場合には、前記データベースサービス部が、前記障害メッセージに対応するリカバリデータを前記ナレッジデータベースから取得し取得したリカバリデータを前記監視端末に送信し、前記監視端末から更新リカバリデータを受信し、前記データベースサービス部が、受信した更新リカバリデータで前記ナレッジデータベースを更新し、前記更新リカバリデータに含まれる復旧コマンドを前記監視対象サーバに送信し、前記監視端末は、受信したリカバリデータを表示し、前記監視サーバに更新されたリカバリデータを送信する、ことを特徴とする。
【0012】
本願第4の発明のナレッジ型運用管理方法は、監視サーバが監視対象サーバを運用管理するナレッジ型運用管理方法であって、前記監視対象サーバは、障害管理の対象となるメッセージに対する復旧コマンドを登録するローカルデータベースと、障害管理の対象となるメッセージを採取する第1障害情報取得サービス部と、復旧コマンドを投入する第1コマンド投入サービス部と、前記ローカルデータベースを検索するローカルデータベース検索部とを含み、前記監視サーバは、障害管理の対象となるメッセージに対するリカバリデータを登録するナレッジデータベースと、障害メッセージのコマンド投入区分を判断するナレッジサービス部と、障害メッセージの障害対処区分を判断する第2障害情報取得サービス部と、前記ナレッジデータベースを検索更新するデータベースサービス部とを含み、監視端末は、障害管理の対象となるメッセージの定義(以降、管理対象障害の定義と称す),前記障害管理の対象となるメッセージに対する対処が表示タイプ(障害の通知のみ行う)かナレッジタイプ(障害の対処を行う)かの定義(以降、障害対処区分の定義と称す),前記障害管理の対象となるメッセージに対する復旧コマンドを自動実行タイプ(コマンドを自動投入する)で行うか確認実行タイプ(コマンドを自動投入しない)で行うかの定義(以降、コマンド投入区分の定義と称す)および前記障害管理の対象となるメッセージに対する復旧コマンドを含むリカバリデータの定義を入力し、前記管理対象障害の定義,前記障害対処区分の定義および前記コマンド投入区分の定義を監視対象サーバに送信し、前記障害対処区分の定義,前記コマンド投入区分の定義および前記リカバリデータの定義を監視サーバに送信し、監視対象サーバは、前記監視端末から前記管理対象障害の定義,前記障害対処区分の定義および前記コマンド投入区分の定義を受信して前記第1障害情報取得サービス部に登録し、障害が発生すると、前記第1障害情報取得サービス部が、障害により出力されたメッセージ(以降、障害メッセージと称す)のメッセージIDで前記管理対象障害の定義を検索して前記障害メッセージが管理対象として登録されているか否かを判断し、管理対象の場合に、前記障害メッセージで前記障害対処区分の定義と前記コマンド投入区分の定義とを検索し、前記障害メッセージの前記障害対処区分がナレッジタイプで且つ前記コマンド投入区分が自動実行タイプであれば、前記ローカルデータベース検索部が、前記ローカルデータベースから復旧コマンドを取り出して、前記第1コマンド投入サービス部が、前記復旧コマンドを実行し復旧結果を監視サーバに送信し、監視サーバは、前記監視対象サーバから受信した復旧結果を前記監視端末に送信し、監視端末は、前記復旧結果を表示し、監視対象サーバは、前記第1障害情報取得サービス部が、前記障害メッセージの「前記障害対処区分がナレッジタイプで且つ前記コマンド投入区分が自動実行タイプ」でなければ、前記障害メッセージを監視サーバに送信し、監視サーバは、前記監視端末から前記障害対処区分の定義,前記コマンド投入区分の定義および前記リカバリデータの定義を受信し、受信した前記コマンド投入区分の定義を前記ナレッジサービス部に登録し、受信した前記障害対処区分の定義を前記第2障害情報取得サービス部に登録し、受信した前記リカバリデータの定義を前記ナレッジデータベースに登録し、前記監視対象サーバから前記障害メッセージを受信し、前記第2障害情報取得サービス部が、受信した前記障害メッセージで前記障害対処区分の定義を検索し、前記ナレッジサービス部が、受信した前記障害メッセージで前記コマンド投入区分の定義を検索し、受信した前記障害メッセージの前記障害対処区分がナレッジタイプで且つ前記コマンド投入区分が確認実行タイプである場合には、前記データベースサービス部が、前記障害メッセージに対応するリカバリデータを前記ナレッジデータベースから取得し取得したリカバリデータを前記監視端末に送信し、監視端末は、受信したリカバリデータを表示し、入力された確認応答を前記監視サーバに送信し、監視サーバは、前記監視端末から確認応答を受信したときに、リカバリデータに含まれる復旧コマンドを前記監視対象サーバに送信し、監視対象サーバは、前記第1コマンド投入サービス部が、監視サーバから受信した復旧コマンドを投入し、復旧結果を監視サーバに送信し、監視サーバは、前記監視対象サーバから受信した復旧結果を前記監視端末に送信し、監視端末は、前記復旧結果を表示する、ことを特徴とする。
【0013】
本願第5の発明のナレッジ型運用管理方法は、第4の発明において前記監視サーバは、前記監視対象サーバから受信した前記障害メッセージの障害対処区分が表示タイプの場合には前記障害メッセージを前記監視端末に送信し、前記監視端末は、受信した前記障害メッセージを表示する、ことを特徴とする。
【0014】
本願第6の発明のナレッジ型運用管理方法は、第4の発明において前記監視サーバは、前記監視対象サーバから前記障害メッセージを受信し、前記第2障害情報取得サービス部が、受信した前記障害メッセージで前記障害対処区分の定義を検索し、前記ナレッジサービス部が、受信した前記障害メッセージで前記コマンド投入区分の定義を検索し、受信した前記障害メッセージの前記障害対処区分がナレッジタイプで且つ前記コマンド投入区分が確認実行タイプである場合には、前記データベースサービス部が、前記障害メッセージに対応するリカバリデータを前記ナレッジデータベースから取得し、取得したリカバリデータを前記監視端末に送信し、前記監視端末は、受信したリカバリデータを表示し、前記監視サーバに更新されたリカバリデータを送信し、前記監視サーバは、前記監視端末から更新されたリカバリデータを受信し、前記データベースサービス部が、受信した更新されたリカバリデータで前記ナレッジデータベースを更新し、前記更新されたリカバリデータに含まれる復旧コマンドを前記監視対象サーバに送信する、ことを特徴とする。
【0015】
本願第7の発明のナレッジ型運用管理プログラムは、監視端末と監視対象サーバと監視サーバとを備えるナレッジ型運用管理システムにおけるナレッジ型運用管理プログラムであって、監視対象サーバに、監視端末から送信された障害管理の対象となるメッセージの定義(以降、管理対象障害の定義と称す),前記障害管理の対象となるメッセージに対する対処が表示タイプ(障害の通知のみ行う)かナレッジタイプ(障害の対処を行う)かの定義(以降、障害対処区分の定義と称す),および前記障害管理の対象となるメッセージに対する復旧コマンドを自動実行タイプ(コマンドを自動投入する)で行うか確認実行タイプ(コマンドを自動投入しない)で行うかの定義(以降、コマンド投入区分の定義と称す)を受信して第1障害情報取得サービス部に登録する機能、障害が発生すると、第1障害情報取得サービス部が障害により出力されたメッセージ(以降、障害メッセージと称す)のメッセージIDで前記管理対象障害の定義を検索し、前記障害メッセージが管理対象として登録されているか否かを判断する機能、管理対象の場合に、第1障害情報取得サービス部が前記障害メッセージで前記障害対処区分の定義と前記コマンド投入区分の定義とを検索し、前記障害メッセージの前記障害対処区分がナレッジタイプで且つ前記コマンド投入区分が自動実行タイプであれば、前記障害管理の対象となるメッセージに対する復旧コマンドを登録するローカルデータベースからローカルデータベース検索部が復旧コマンドを取り出し、第1コマンド投入サービス部が前記復旧コマンドを実行して復旧結果を監視サーバに送信する機能、前記障害メッセージの「前記障害対処区分がナレッジタイプで且つ前記コマンド投入区分が自動実行タイプ」でなければ、第1障害情報取得サービス部が前記障害メッセージを監視サーバに送信する機能、第1コマンド投入サービス部が監視サーバから受信した復旧コマンドを投入して復旧結果を監視サーバに送信する機能、を実現させる。
【0028】
【発明の実施の形態】
本発明は、コンピュータ上で動作している業務システムの運用管理において監視対象サーバ等で発生した障害に対し、その対処方法をデータベースに蓄積することにより、その後、同障害発生時には蓄積されたデータベースからその障害の対処方法が検索され、業務システムの一部分のみを監視するオペレータ(以後、オペレータと略記する)にとってわかりやすくガイドメッセージとして表示し、復旧方法をナビゲートする構成を提供するものである。
【0029】
業務システム全体の構成を把握し業務システム復旧方法について熟知しているシステム管理者(以後、システム管理者と略記する)しか保有しないシステムノウハウをデータベースに登録できる機構を提供することで、ナレッジデータベースの構築を容易にすること、過去における障害が再発した場合にナレッジデータベースを検索しスキルの低いオペレータであってもシステム管理者と同レベルの運用レベルを保証すること、ができる。
【0030】
本発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。
図1は、本発明の実施の形態の全体構成を示す図である。
【0031】
図1を参照すると、本発明を利用した運用管理システムの一例は、業務を運行しているn(nは1以上の整数)台の監視対象サーバ1と、監視対象サーバからの障害情報を収集する監視サーバ2と、監視サーバ2からの情報を表示しオペレータ等が操作を行う監視端末3と、を備えている。
【0032】
監視対象サーバ1は、プログラム制御で動作する情報処理装置で、第1運用管理手段11を有する。
【0033】
第1運用管理手段11は、自サーバ内の障害情報を採取し第2運用管理手段21に通知を行い、また第2運用管理手段21から障害復旧コマンド投入の指示を受けて、自サーバに対してコマンドを実行してその結果通知を行う。
【0034】
監視サーバ2は、プログラム制御で動作する情報処理装置で、第2運用管理手段21とナレッジデータベース22とを有する。
【0035】
第2運用管理手段21は、第1運用管理手段11からの障害情報の取得、第1運用管理手段11へ監視対象サーバ1への復旧コマンド投入指示、ナレッジデータベース22と連携してシステム復旧ノウハウの登録・検索、監視端末3へ取得した情報の通知を行う。
【0036】
ナレッジデータベース22は、システム管理者が定義した障害情報の関連情報である復旧コマンドおよびガイドメッセージを格納する。ナレッジデータベース22は、メッセージID,ノードまたはメッセージ本文、あるいはこれらの組み合わせをキー(メッセージキー)として復旧コマンドとガイドメッセージを格納する。以後、復旧コマンドとガイドメッセージを合わせてリカバリデータと称す。
【0037】
ここで、第1運用管理手段11および第2運用管理手段21の詳細について、図2を使用して説明する。
図2は、第1運用管理手段および第2運用管理手段の詳細構成を示す図である。
【0038】
先ず、第2運用管理手段21について説明する。
【0039】
図2を参照すると、第2運用管理手段21は、第2管理サービス部211と、第2障害情報取得サービス部212と、ナレッジサービス部213と、データベースサービス部214と、第2コマンド投入サービス部215と、アプリケーション部216と、を含んでいる。
【0040】
第2管理サービス部211は、以下の4つの機能を有する。
(1)システム管理者が定義した障害対応情報の定義ファイルの情報を読み込み、第2障害情報取得サービス部212、ナレッジサービス部213に反映させる。
(2)ある障害情報に対してナレッジサービス部213を利用するか否かの障害の切り分け定義を第2障害情報取得サービス部212に送る。
(3)第1障害情報取得サービス部112に指定の障害情報メッセージ採取を設定する為の定義情報を第1管理サービス部111に送る。
(4)定義したリカバリデータをナレッジデータベース22に登録するように、ナレッジサービス部213に指示を出す。
【0041】
第2障害情報取得サービス部212は、以下の2つの機能を有する。
(1)第1障害情報取得サービス部112から送られてきた監視対象サーバ1の障害メッセージを取得し、ナレッジサービス部213に通知する。
(2)障害メッセージを監視端末3で表示させるため、アプリケーション部216にメッセージを通知する。
【0042】
ナレッジサービス部213は、以下の4つの機能を有する。
(1)第2障害情報取得サービス部212からの障害メッセージを元に、それに対応したリカバリデータをナレッジデータベース22から検索するように要求を出し、その結果を取得する。
(2)復旧コマンド投入の際には、第2コマンド投入サービス部215へ指定の監視対象サーバ1内の第1コマンド投入サービス部113に対し、復旧コマンドを投入するよう要求を出し、その結果を取得する。
(3)監視端末3で参照できるように復旧コマンド投入結果をアプリケーション部216に通知する。
(4)監視端末3からリカバリデータの更新(追加・修正・削除)の指示があれば、データベースサービス部214にその要求を出す。
【0043】
データベースサービス部214は、以下の2つの機能を有する。
(1)ナレッジサービス部213からの検索要求に対してナレッジデータベース22を検索し、検索結果をナレッジサービス部213に返す。
(2)ナレッジサービス部213から指定の障害メッセージに対するリカバリデータの更新(追加・修正・削除)の要求があれば、ナレッジデータベース22に対して実行する。
【0044】
第2コマンド投入サービス部215は、以下の2つの機能を有する。
(1)ナレッジサービス部213からの障害復旧コマンド投入要求に応じて、指定監視対象サーバ1内の第1コマンド投入サービス部113へ復旧コマンド投入の指示をする。
(2)第1コマンド投入サービス部113からの投入結果をナレッジサービス部213に通知する。
【0045】
アプリケーション部216は、上述の各サービス部からの情報を監視端末3に通知する、または監視端末3からのオペレーションをナレッジサービス部213に伝達することを目的とした、各サービス部と監視端末3の仲介の役割をするものである。これにより、各監視対象サーバ1の障害メッセージを一元的に参照したり、障害対処コマンド(復旧コマンド)を監視対象サーバ1に投入することが監視端末3上から可能になる。
【0046】
続いて、第1運用管理手段11について説明する。
【0047】
図2を参照すると、第1運用管理手段11は、第1管理サービス部111と、第1障害情報取得サービス部112と、第1コマンド投入サービス部113と、を含んでいる。
【0048】
第1管理サービス部111は、第2管理サービス部211から送られてきた、どの障害メッセージを採取するかという定義情報を第1障害情報取得サービス部112に反映させる機能を有する。
【0049】
第1障害情報取得サービス部112は、第1管理サービス部111からの定義情報を元に、監視対象サーバ1内で発生した障害メッセージを採取し、第2障害情報取得サービス部212に送信する機能を有する。
【0050】
第1コマンド投入サービス部113は、第2コマンド投入サービス部215からの復旧コマンドの投入指示を受け、監視対象サーバ1に対してコマンドを投入し、その結果(復旧結果)を第2コマンド投入サービス部215に通知する機能を有する。
【0051】
ここで、第1障害情報取得サービス部112が採取送信する障害メッセージについて、図3を用いて説明する。
図3は、障害メッセージのフォーマット例を示す図である。
【0052】
図3を参照すると、障害メッセージは、発生時間,発生日時,メッセージID,障害発生サーバ(ノード)およびメッセージ本文の情報を含み、メッセージIDとはメッセージ本文に割り当てられている識別番号を示す。図3の障害メッセージ例でいうと、例1「業務サービスAが異常終了しました」という内容は「DCRO03」に、例2−1、例2−2「ファイルの生成に失敗しましたエラーコード=?」は「DCRO19」が割り当てられている。障害メッセージの中でも、例2のメッセージ本文内にある「エラーコード=?」は、ファイルの生成に失敗した複数存在する原因の中から特定されたものが、「?」部分に数字で置換される。ファイルの生成に失敗した原因として、ディスクへの書き込み権限が無かった場合は「1」が、ディスクの空き容量が不足していた場合は「4」が置換される。システム管理者は、メッセージIDやメッセージ本文内のエラーコード等を、採取する障害メッセージおよびリカバリデータの関連付けの条件として障害メッセージを定義する。
【0053】
監視端末3は、プログラム制御で動作する装置で、システム管理者やオペレータが操作を行う。また、監視サーバ2からの情報も表示する。システム管理者は、下記の障害対応情報の定義を行い、監視端末3から入力する
(1)障害管理の対象とするメッセージの定義(管理対象障害の定義(管理対象メッセージ一覧の作成))。メッセージは、メッセージID,ノードまたはメッセージ本文、あるいはこれらの組み合わせから成るメッセージキーで定義する。
(2)定義した障害メッセージがナレッジサービス部213を利用するか否かの定義(障害対処区分の定義)。単にある事象が発生したということだけ監視端末3に通知する場合は表示タイプ、障害対処が必要な場合はナレッジタイプ、と定義する。表示タイプはアプリケーション部216に、ナレッジタイプはナレッジサービス部213に、通知される。
(3)ナレッジサービス部213を利用する障害メッセージに対するリカバリデータ(復旧コマンドとガイドメッセージ)の定義。
(4)リカバリデータ内の復旧コマンドを自動投入する(自動実行タイプ)か自動投入しない(確認実行タイプ)かの定義(コマンド投入区分の定義)。復旧コマンドが確認実行タイプの場合、オペレータは監視端末3からリカバリデータの内容を確認し、更新があればリカバリデータの追加/修正/削除を行う。
【0054】
次に、本発明の実施の形態の動作について、図2〜図5を参照して詳細に説明する。
図4は、運用準備段階の動作の流れを示す図である。
図5は、運用段階の動作の流れを示す図である。
【0055】
本発明の実施の形態の動作を、以下の2つに分けて説明する。
・運用準備段階の動作
・運用段階の動作。
【0056】
先ず、運用準備段階の動作について、図2および図4を参照して説明する。
【0057】
システム管理者は、どういったメッセージが発生した時を障害とするかの定義(管理対象障害の定義(管理対象メッセージ一覧の作成))、またナレッジサービス部213を利用する場合はその障害メッセージに対するリカバリデータの定義、障害対処区分の定義、コマンド投入区分の定義を行い、監視端末3から入力する(図2:(1)、図4:ステップ101)。単にある事象が発生したということだけ監視端末3に通知する場合はアプリケーション部216に、障害対処が必要な場合はナレッジサービス部213に、通知するように定義され、運用段階では、第2障害情報取得サービス部212がこの定義に基づきナレッジサービス部213またはアプリケーション部216に通知する。
【0058】
定義した情報は、第2管理サービス部211を通じて各サービス部に配布する(図2:(2)→(3)、図4:ステップ102)。すなわち、管理対象障害定義は第1障害情報取得サービス部112に、コマンド投入区分定義はナレッジサービス部213に、登録する。また、第2障害情報取得サービス部212には監視対象サーバ1からの障害メッセージをアプリケーション部216またはナレッジサービス部213に送る契機(障害対処区分定義)を反映させる。
【0059】
ナレッジサービス部213にはリカバリデータ登録の指示を出し(図2:(4))、データベースサービス部214を通じてナレッジデータベース22に登録する(図2:(5)、図4:ステップ103)。
【0060】
上記の動作で、障害対応情報の定義を行い、運用準備が終了する。なお、運用段階で新たに管理対象としたいメッセージが出てきたら、そのメッセージに対して上記の運用準備処理を行う。
【0061】
続いて、運用段階の動作について、図2および図5を参照して説明する。
【0062】
監視対象サーバ1で障害が発生した場合(図4:ステップ201)、第1障害情報取得サービス部112は、障害により出力されるメッセージのメッセージIDおよびエラーコードで管理対象障害定義(管理対象メッセージ一覧)を検索して管理対象のメッセージか否かを判断し、管理対象のメッセージであれば図3で示す障害メッセージフォーマットに組み立て、障害メッセージを第2障害情報取得サービス部212に通知する(図2:(6))。
【0063】
通知された障害メッセージがナレッジサービス部213を利用するように定義されていた場合、すなわち障害対処区分がナレッジタイプの場合(図4:ステップ202→ステップ203)、第2障害情報取得サービス部212は障害メッセージをナレッジサービス部213に通知する(図2:(7))。
【0064】
ナレッジサービス部213は、データベースサービス部214に同様の障害メッセージ、およびリカバリデータの検索要求を出し(図2:(4))、データベースサービス部214は要求に応じて、ナレッジデータベース22を検索して結果(リカバリデータ)を返す(図2:(5)→(8)→(9))。
【0065】
リカバリデータ内の復旧コマンドが自動で投入されるように登録されていた場合、すなわちコマンド投入区分が自動実行タイプの場合(図4:ステップ203→ステップ204)、第2コマンド投入サービス部215に障害が発生している監視対象サーバ1の第1コマンド投入サービス部113に対して復旧コマンドを投入するように指示する(図2:(10)→(11)、図4:ステップ204)。
【0066】
第2コマンド投入サービス部215はリカバリデータを第1コマンド投入サービス部113に渡し、第1コマンド投入サービス部113は復旧コマンドを投入実行し、第2コマンド投入サービス部215は第1コマンド投入サービス部113からの投入結果を受け取る(図2:(12))とナレッジサービス部213に通知し(図2:(13))、ナレッジサービス部213はアプリケーション部216に通知して監視端末3に表示するようにする(図2:(14)→(15)、図4:ステップ205)。
【0067】
リカバリデータ内の復旧コマンドがオペレータが確認してから投入されるように登録されている場合、すなわちコマンド投入区分が確認実行タイプの場合(図4:ステップ203→ステップ206)、監視端末3にリカバリデータを表示してオペレータに操作を促し(図2:(5)→(9)→(14)→(15)、図4:ステップ206)、オペレータがガイドメッセージを参照して確認し、リカバリデータに関して更新が無ければコマンドが投入される(図2:(16)→(17)→(10)→(11)、図4:ステップ207→ステップ204)。
【0068】
リカバリデータの内容に更新(追加・修正・削除)がある場合、オペレータ等が監視端末3に表示されているリカバリデータを更新し、更新したリカバリデータをナレッジデータベース22に蓄積する(図2:(16)→(17)→(4)→(5)、図4:ステップ208→ステップ209)。その後、コマンド投入、コマンド投入結果通知に進む(図2:(10)→(11)→(12)→(13)→(14)→(15)、図4:ステップ204→ステップ205)。
【0069】
ナレッジサービス部213を利用しない場合、すなわち障害対処区分が表示タイプの場合、第1障害情報取得サービス部112からの障害メッセージは、アプリケーション部216を通して監視端末3に通知される(図2:(6)→(18)→(15)、図4:ステップ202→ステップ210)。
【0070】
もし、監視端末3に通知された障害メッセージがリカバリデータを定義したい障害(新規障害)であった場合(図4:ステップ211→ステップ212)、システム管理者は運用準備段階で行ったと同様の処理を行い、障害対処のノウハウ(リカバリデータ)を定義しナレッジデータベース22に蓄積する(図2:(1)→(2)→(4)→(5)、図4:ステップ212→ステップ213→ステップ214)。
【0071】
また、管理対象になっているがリカバリデータを定義していないメッセージについては、以下のような方法でも、ナレッジデータベース22にリカバリデータを登録できる。
【0072】
例えば、図3の例2−1の障害メッセージに対してのみリカバリデータを定義していた場合、例2−2の障害メッセージ発生時には障害発生の原因が異なるため、新たに例2−2に対してのリカバリデータを登録する必要がある。しかし、ここで新たに定義ファイルを追加修正してナレッジサービス部213に反映させる必要は無く、メッセージIDで障害メッセージを定義しておき、監視端末3画面の入力操作から、発生した障害メッセージのエラーコードに対応するリカバリデータの追加を行うことで、ナレッジデータベース22の内容を更新し、次回から利用することができる。こうすることで、エラーコードが多数あるような障害メッセージに対し、後から容易にリカバリデータを追加していくことができる。
【0073】
このようにして、ナレッジデータベースに障害対処方法を蓄積していくことにより、過去における障害が再発した場合に、ナレッジデータベースを検索することで、スキルの低いオペレータであってもシステム管理者と同レベルの障害対処を行うことができる。
【0074】
次に、本発明の他の実施の形態について説明する。
【0075】
他の実施の形態の構成、上述の実施の形態の構成に対して、監視対象サーバに復旧コマンドを登録するローカルデータベースを追加し、第1運用管理手段に復旧コマンド登録部とローカルデータベース検索部とを追加したものである。
【0076】
他の実施の形態の動作について説明する。
【0077】
運用準備段階において、コマンド投入区分定義と障害対処区分定義とを第1障害情報取得サービス部にも登録する。
【0078】
運用段階において、監視対象サーバで障害が発生した場合、第1障害情報取得サービス部は障害情報を採取し、障害対処区分がナレッジタイプで且つコマンド投入区分が自動実行タイプの場合には、採取した障害情報のメッセージキーをローカルデータベース検索部に渡す。ローカルデータベース検索部はメッセージキーでローカルデータベースを検索して一致すれば、その復旧コマンドを取り出して第1コマンド投入サービス部に渡す。第1コマンド投入サービス部は復旧コマンドを投入して実行し復旧結果を監視サーバを経由して監視端末に送信する。
【0079】
障害対処区分がナレッジタイプで且つコマンド投入区分が自動実行タイプでない場合およびローカルデータベースを検索して一致しない場合は、第1障害情報取得サービス部は障害情報を監視サーバに送信し、以降は上述の実施の形態と同様の動作を行うが、第1コマンド投入サービス部で復旧コマンドを投入して復旧結果が正常の場合には、復旧コマンド登録部が復旧コマンドをローカルデータベースに登録する。
【0080】
こうすることで、ローカルデータベースに登録されたメッセージに関しては、障害が再発した場合に、監視対象サーバのみで障害処理を行うことができる。
【0081】
本発明による上述した実施の形態において、ナレッジ型運用管理システムの処理動作を実行するためのプログラム等を、データとしてコンピュータの磁気ディスクや光ディスク等の記録媒体(図示せず)に記録するようにし、記録されたデータを読み出してナレッジ型運用管理システムを動作させるために用いる。このように、本発明によるナレッジ型運用管理システムを動作させるデータを記録媒体に記録させ、この記録媒体をインストールすることによりナレッジ型運用管理システムの機能が実現できるようになる。
【0082】
【発明の効果】
本発明は、運用管理システムとナレッジデータベースを組み合わせることにより、以下2つの効果が得られる。
【0083】
第1の効果は、システム管理者のノウハウをオペレータが共有できることである。
【0084】
その理由は、過去の障害情報及び復旧方法をナレッジデータベースに蓄積することにより、過去に発生した障害に対してはナレッジデータベースを検索して、復旧方法とガイドメッセージを表示するからである。
【0085】
第2の効果は、自立的な運用管理システムが構築可能になることである。
【0086】
その理由は、ナレッジデータベースに登録されている復旧コマンドを自動投入するように設定することで、オペレータの介在無しにシステムの復旧作業を行うことができるからである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の全体構成を示す図
【図2】運用管理手段の詳細構成を示す図
【図3】障害メッセージのフォーマット例を示す図
【図4】運用準備段階の動作の流れを示す図
【図5】運用段階の動作の流れを示す図
【符号の説明】
1 監視対象サーバ
2 監視サーバ
3 監視端末
11 第1運用管理手段
21 第2運用管理手段
22 ナレッジデータベース
111 第1管理サービス部
112 第1障害情報取得サービス部
113 第1コマンド投入サービス部
211 第2管理サービス部
212 第2障害情報取得サービス部
213 ナレッジサービス部
214 データベースサービス部
215 第2コマンド投入サービス部
216 アプリケーション部

Claims (7)

  1. 障害管理の対象となるメッセージの定義(以降、管理対象障害の定義と称す),前記障害管理の対象となるメッセージに対する対処が表示タイプ(障害の通知のみ行う)かナレッジタイプ(障害の対処を行う)かの定義(以降、障害対処区分の定義と称す),前記障害管理の対象となるメッセージに対する復旧コマンドを自動実行タイプ(コマンドを自動投入する)で行うか確認実行タイプ(コマンドを自動投入しない)で行うかの定義(以降、コマンド投入区分の定義と称す)および前記障害管理の対象となるメッセージに対する復旧コマンドを含むリカバリデータの定義を入力し、
    前記管理対象障害の定義,前記障害対処区分の定義および前記コマンド投入区分の定義を監視対象サーバに送信し、
    前記障害対処区分の定義,前記コマンド投入区分の定義および前記リカバリデータの定義を監視サーバに送信し、
    復旧結果を表示する監視端末と、
    前記障害管理の対象となるメッセージに対する復旧コマンドを登録するローカルデータベースと、障害管理の対象となるメッセージを採取する第1障害情報取得サービス部と、復旧コマンドを投入する第1コマンド投入サービス部と、前記ローカルデータベースを検索するローカルデータベース検索部と含み
    前記監視端末から前記管理対象障害の定義,前記障害対処区分の定義および前記コマンド投入区分の定義を受信して前記第1障害情報取得サービス部に登録し、
    障害が発生すると、前記第1障害情報取得サービス部が、障害により出力されたメッセージ(以降、障害メッセージと称す)のメッセージIDで前記管理対象障害の定義を検索して前記障害メッセージが管理対象として登録されているか否かを判断し、管理対象の場合に、前記障害メッセージで前記障害対処区分の定義と前記コマンド投入区分の定義とを検索し、前記障害メッセージの前記障害対処区分がナレッジタイプで且つ前記コマンド投入区分が自動実行タイプであれば、
    前記ローカルデータベース検索部が、前記ローカルデータベースから復旧コマンドを取り出して、
    前記第1コマンド投入サービス部が、前記復旧コマンドを実行し復旧結果を監視サーバに送信し、
    前記第1障害情報取得サービス部が、前記障害メッセージの「前記障害対処区分がナレッジタイプで且つ前記コマンド投入区分が自動実行タイプ」でなければ、前記障害メッセージを監視サーバに送信し、
    前記第1コマンド投入サービス部が、監視サーバから受信した復旧コマンドを投入し復旧結果を監視サーバに送信する監視対象サーバと、
    前記障害管理の対象となるメッセージに対するリカバリデータを登録するナレッジデータベースと、障害メッセージのコマンド投入区分を判断するナレッジサービス部と、障害メッセージの障害対処区分を判断する第2障害情報取得サービス部と、前記ナレッジデータベースを検索更新するデータベースサービス部と含み
    前記監視端末から前記障害対処区分の定義,前記コマンド投入区分の定義および前記リカバリデータの定義を受信し、
    受信した前記コマンド投入区分の定義を前記ナレッジサービス部に登録し、
    受信した前記障害対処区分の定義を前記第2障害情報取得サービス部に登録し、
    受信した前記リカバリデータの定義を前記ナレッジデータベースに登録し、
    前記監視対象サーバから前記障害メッセージを受信し、
    前記第2障害情報取得サービス部が、受信した前記障害メッセージで前記障害対処区分の定義を検索し、
    前記ナレッジサービス部が、受信した前記障害メッセージで前記コマンド投入区分の定義を検索し、
    受信した前記障害メッセージの前記障害対処区分がナレッジタイプで且つ前記コマンド投入区分が確認実行タイプである場合には、前記データベースサービス部が、前記障害メッセージに対応するリカバリデータを前記ナレッジデータベースから取得し取得したリカバリデータを前記監視端末に送信し、前記監視端末から確認応答を受信したときに、リカバリデータに含まれる復旧コマンドを前記監視対象サーバに送信し、前記監視対象サーバから受信した復旧結果を前記監視端末に送信する監視サーバと、
    を備えることを特徴とするナレッジ型運用管理システム。
  2. 前記監視サーバは、
    前記監視対象サーバから受信した前記障害メッセージの障害対処区分が表示タイプの場合には前記障害メッセージを前記監視端末に送信し、
    前記監視端末は、
    受信した前記障害メッセージを表示する、
    ことを特徴とする請求項1記載のナレッジ型運用管理システム。
  3. 前記監視サーバは、
    前記監視対象サーバから前記障害メッセージを受信し、
    前記第2障害情報取得サービス部が、受信した前記障害メッセージで前記障害対処区分の定義を検索し、
    前記ナレッジサービス部が、受信した前記障害メッセージで前記コマンド投入区分の定義を検索し、
    受信した前記障害メッセージの前記障害対処区分がナレッジタイプで且つ前記コマンド投入区分が確認実行タイプである場合には、前記データベースサービス部が、前記障害メッセージに対応するリカバリデータを前記ナレッジデータベースから取得し取得したリカバリデータを前記監視端末に送信し、前記監視端末から更新リカバリデータを受信し、
    前記データベースサービス部が、受信した更新リカバリデータで前記ナレッジデータベースを更新し、
    前記更新リカバリデータに含まれる復旧コマンドを前記監視対象サーバに送信し、
    前記監視端末は、
    受信したリカバリデータを表示し、前記監視サーバに更新されたリカバリデータを送信する、
    ことを特徴とする請求項1記載のナレッジ型運用管理システム。
  4. 監視サーバが監視対象サーバを運用管理するナレッジ型運用管理方法であって、
    前記監視対象サーバは、障害管理の対象となるメッセージに対する復旧コマンドを登録するローカルデータベースと、障害管理の対象となるメッセージを採取する第1障害情報取得サービス部と、復旧コマンドを投入する第1コマンド投入サービス部と、前記ローカルデータベースを検索するローカルデータベース検索部とを含み、
    前記監視サーバは、障害管理の対象となるメッセージに対するリカバリデータを登録するナレッジデータベースと、障害メッセージのコマンド投入区分を判断するナレッジサービス部と、障害メッセージの障害対処区分を判断する第2障害情報取得サービス部と、前記ナレッジデータベースを検索更新するデータベースサービス部とを含み、
    監視端末は、
    障害管理の対象となるメッセージの定義(以降、管理対象障害の定義と称す),前記障害管理の対象となるメッセージに対する対処が表示タイプ(障害の通知のみ行う)かナレッジタイプ(障害の対処を行う)かの定義(以降、障害対処区分の定義と称す),前記障害管理の対象となるメッセージに対する復旧コマンドを自動実行タイプ(コマンドを自動投入する)で行うか確認実行タイプ(コマンドを自動投入しない)で行うかの定義(以降、コマンド投入区分の定義と称す)および前記障害管理の対象となるメッセージに対する復旧コマンドを含むリカバリデータの定義を入力し、
    前記管理対象障害の定義,前記障害対処区分の定義および前記コマンド投入区分の定義を監視対象サーバに送信し、
    前記障害対処区分の定義,前記コマンド投入区分の定義および前記リカバリデータの定義を監視サーバに送信し、
    監視対象サーバは、
    前記監視端末から前記管理対象障害の定義,前記障害対処区分の定義および前記コマンド投入区分の定義を受信して前記第1障害情報取得サービス部に登録し、
    障害が発生すると、前記第1障害情報取得サービス部が、障害により出力されたメッセージ(以降、障害メッセージと称す)のメッセージIDで前記管理対象障害の定義を検索して前記障害メッセージが管理対象として登録されているか否かを判断し、管理対象の場合に、前記障害メッセージで前記障害対処区分の定義と前記コマンド投入区分の定義とを検索し、前記障害メッセージの前記障害対処区分がナレッジタイプで且つ前記コマンド投入区分が自動実行タイプであれば、
    前記ローカルデータベース検索部が、前記ローカルデータベースから復旧コマンドを取り出して、
    前記第1コマンド投入サービス部が、前記復旧コマンドを実行し復旧結果を監視サーバに送信し、
    監視サーバは、
    前記監視対象サーバから受信した復旧結果を前記監視端末に送信し、
    監視端末は、
    前記復旧結果を表示し、
    監視対象サーバは、
    前記第1障害情報取得サービス部が、前記障害メッセージの「前記障害対処区分がナレッジタイプで且つ前記コマンド投入区分が自動実行タイプ」でなければ、前記障害メッセージを監視サーバに送信し、
    監視サーバは、
    前記監視端末から前記障害対処区分の定義,前記コマンド投入区分の定義および前記リカバリデータの定義を受信し、
    受信した前記コマンド投入区分の定義を前記ナレッジサービス部に登録し、
    受信した前記障害対処区分の定義を前記第2障害情報取得サービス部に登録し、
    受信した前記リカバリデータの定義を前記ナレッジデータベースに登録し、
    前記監視対象サーバから前記障害メッセージを受信し、
    前記第2障害情報取得サービス部が、受信した前記障害メッセージで前記障害対処区分の定義を検索し、
    前記ナレッジサービス部が、受信した前記障害メッセージで前記コマンド投入区分の定義を検索し、
    受信した前記障害メッセージの前記障害対処区分がナレッジタイプで且つ前記コマンド投入区分が確認実行タイプである場合には、前記データベースサービス部が、前記障害メッセージに対応するリカバリデータを前記ナレッジデータベースから取得し取得したリカバリデータを前記監視端末に送信し、
    監視端末は、
    受信したリカバリデータを表示し、入力された確認応答を前記監視サーバに送信し、
    監視サーバは、
    前記監視端末から確認応答を受信したときに、リカバリデータに含まれる復旧コマンドを前記監視対象サーバに送信し、
    監視対象サーバは、
    前記第1コマンド投入サービス部が、監視サーバから受信した復旧コマンドを投入し、復旧結果を監視サーバに送信し、
    監視サーバは、
    前記監視対象サーバから受信した復旧結果を前記監視端末に送信し、
    監視端末は、
    前記復旧結果を表示する、
    ことを特徴とするナレッジ型運用管理方法。
  5. 前記監視サーバは、
    前記監視対象サーバから受信した前記障害メッセージの障害対処区分が表示タイプの場合には前記障害メッセージを前記監視端末に送信し、
    前記監視端末は、
    受信した前記障害メッセージを表示する、
    ことを特徴とする請求項4記載のナレッジ型運用管理方法。
  6. 前記監視サーバは、
    前記監視対象サーバから前記障害メッセージを受信し、
    前記第2障害情報取得サービス部が、受信した前記障害メッセージで前記障害対処区分の定義を検索し、
    前記ナレッジサービス部が、受信した前記障害メッセージで前記コマンド投入区分の定義を検索し、
    受信した前記障害メッセージの前記障害対処区分がナレッジタイプで且つ前記コマンド投入区分が確認実行タイプである場合には、前記データベースサービス部が、前記障害メッセージに対応するリカバリデータを前記ナレッジデータベースから取得し、取得したリカバリデータを前記監視端末に送信し、
    前記監視端末は、
    受信したリカバリデータを表示し、前記監視サーバに更新されたリカバリデータを送信し、
    前記監視サーバは、
    前記監視端末から更新されたリカバリデータを受信し、
    前記データベースサービス部が、受信した更新されたリカバリデータで前記ナレッジデータベースを更新し、前記更新されたリカバリデータに含まれる復旧コマンドを前記監視対象サーバに送信する、
    ことを特徴とする請求項4記載のナレッジ型運用管理方法。
  7. 監視端末と監視対象サーバと監視サーバとを備えるナレッジ型運用管理システムにおけるナレッジ型運用管理プログラムであって、
    監視対象サーバに、
    監視端末から送信された障害管理の対象となるメッセージの定義(以降、管理対象障害の定義と称す),前記障害管理の対象となるメッセージに対する対処が表示タイプ(障害の通知のみ行う)かナレッジタイプ(障害の対処を行う)かの定義(以降、障害対処区分の定義と称す),および前記障害管理の対象となるメッセージに対する復旧コマンドを自動実行タイプ(コマンドを自動投入する)で行うか確認実行タイプ(コマンドを自動投入しない)で行うかの定義(以降、コマンド投入区分の定義と称す)を受信して第1障害情報取得サービス部に登録する機能、
    障害が発生すると、第1障害情報取得サービス部が障害により出力されたメッセージ(以降、障害メッセージと称す)のメッセージIDで前記管理対象障害の定義を検索し、前記障害メッセージが管理対象として登録されているか否かを判断する機能、
    管理対象の場合に、第1障害情報取得サービス部が前記障害メッセージで前記障害対処区分の定義と前記コマンド投入区分の定義とを検索し、前記障害メッセージの前記障害対処区分がナレッジタイプで且つ前記コマンド投入区分が自動実行タイプであれば、前記障害管理の対象となるメッセージに対する復旧コマンドを登録するローカルデータベースからローカルデータベース検索部が復旧コマンドを取り出し、第1コマンド投入サービス部が前記復旧コマンドを実行して復旧結果を監視サーバに送信する機能、
    前記障害メッセージの「前記障害対処区分がナレッジタイプで且つ前記コマンド投入区分が自動実行タイプ」でなければ、第1障害情報取得サービス部が前記障害メッセージを監視サーバに送信する機能、
    第1コマンド投入サービス部が監視サーバから受信した復旧コマンドを投入して復旧結果を監視サーバに送信する機能、
    を実現させるためのナレッジ型運用管理プログラム。
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