JP2000187585A - 遠隔障害情報管理装置並びにその方法 - Google Patents

遠隔障害情報管理装置並びにその方法

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JP2000187585A
JP2000187585A JP10364014A JP36401498A JP2000187585A JP 2000187585 A JP2000187585 A JP 2000187585A JP 10364014 A JP10364014 A JP 10364014A JP 36401498 A JP36401498 A JP 36401498A JP 2000187585 A JP2000187585 A JP 2000187585A
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Katsumi Nakamura
克巳 中村
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 特定の複数のシステムファイルのバージョン
の組み合わせの不整合により発生する障害を遠隔地から
自動的に検出し、保守担当者に通知することを可能とす
る遠隔障害管理システムを得る。 【解決手段】 対象システム110において、システム
ファイル情報収集・検査手段150は指定されたシステ
ムファイルのタイムスタンプ情報とバージョン情報を一
括して収集すると共に、収集されたバージョン情報と予
め指定のファイルに記述されたシステムファイルのバー
ジョン情報のリストとを照合する。ログファイル書込み
・読出し手段160は、この照合結果をログファイル1
61に格納し、ログ情報転送手段170は、このログフ
ァイルの情報を遠隔の保守センター210へ送信する。
遠隔保守センター210において、ログファイル解析手
段250は、ログファイル受信手段230が受信したロ
グファイルの情報を解析して、自動的に障害個所を検出
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】近年の情報処理システムで
は、オペレーテイングシステム等のバージョンアップが
頻繁に行われ、その修正情報が出されたり、かつ、多数
の第三者ソフトウェアが登場するようになっている。バ
ージョンアップ時、修正情報の適用時、第三者ソフトウ
ェアのインストール時には、システムの動作に重要な役
割を持つシステムファイルの置き換えが行なわれ、その
バージョンの不整合がシステムの障害を招く場合が多く
発生している。この発明は、このような障害の発生時に
情報処理装置のエンドユーザになり代わって、遠隔地か
らシステムのシステムファイルのバージョン情報を一括
して収集し、かつ、自動的に障害の発生個所を検知する
ことを可能とする遠隔障害情報管理装置並びにその方法
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、情報処理システムにおいては、
オペレーテイングシステム等のバージョンアップ、修正
情報の適用、第三者ソフトウェアのインストールなどに
より、置き換えられたシステムファイルのバージョンの
不整合が生じるケースがある。このような場合には、シ
ステムの運用管理者などがシステムファイルのバージョ
ン情報を一つずつ丹念に調べて、その組み合わせなどか
ら、専門的な知識を有している人が動作不良を引き起こ
している原因を割り出すというのが、通常の方法であ
る。
【0003】これに対して、特開平7−200365号
公報においては、ホストコンピュータと通信回線を介し
て接続された端末装置のログ情報をホストコンピュータ
や保守センターで集中管理し、ログ情報ファイルに蓄積
されている端末ログ情報の中から、障害履歴や原因究明
の判断材料となるデータを抽出して、ホストコンピュー
タや保守センターでログ情報ファイルの内容を編集して
出力する手段を設け、システムや端末の異常を事前に察
知して、適切な処理を迅速に施して、障害を未然に防げ
るようにするというものである。(図15)
【0004】また、特開平3−95641号公報におい
ては、ホストにおけるハードウェアのエラー情報を収集
して格納するエラーロギングファイルと、このエラーロ
ギングファイルの内容を解析して、システムダウンの可
能性の高い装置を検出する監視解析部を設けて、この監
視解析部によって検出したシステムダウンの可能性の高
い装置に関する情報を、回線を介して保守用の端末に通
報し、警告を発することにより、システムダウンを未然
に防げるようにするというものである(図16)。
【0005】また、特開平6−32916号公報におい
ては、中央処理装置と複数の端末装置からなるオンライ
ンシステムにおいて、端末装置が障害履歴情報を管理
し、定期的に中央処理装置へ当該障害履歴情報を転送
し、中央処理装置は前記端末装置からの障害履歴情報を
障害履歴情報マスター装置に格納し、保守者専用の端末
装置からの問い合わせに対応して障害履歴情報マスター
装置を読み出す障害履歴情報アクセス機能と、障害履歴
情報をチェックする機能と、障害履歴情報をチェックし
た結果を報告書として整理する障害履歴情報報告機能を
備えて、保守者が定期的に全ての端末装置を点検する場
合に、端末装置の障害履歴情報を転送された中央処理装
置が集中管理することにより、保守者の人数や工数を低
減させることが可能になるので、保守担当者の対応を迅
速にし、かつ端末装置のチェックの頻度を高くすること
も可能にできるというものである(図17)。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記公知文献特開平7
−200365号公報においては、端末側のログ情報フ
ァイルの中から障害履歴や原因究明の判断材料を抽出し
て、ホストコンピュータや保守センターに送信するとい
うものであるが、ログ情報の内容に関しては特に規定さ
れておらず、一般的な端末のログ情報であり、使用中の
端末の正常終了、異常発生などの動作を記録した履歴を
示すものであると判断できる。このログ情報の中から異
常発生を検知して、それ以前の端末操作や、端末の動作
状況を基にして原因究明を行なおうというものである。
【0007】近年、オペレーティングシステムのバージ
ョンアップ時、修正情報の適用時、第三者ソフトウェア
のインストール時に発生するシステムファイルのバージ
ョンの不整合に起因する障害のように、システムファイ
ルのバージョンの組み合わせの不整合を生じるような特
殊なケースでは、通常の端末の動作ログのようなものだ
けから、障害を割り出すことは不可能に近く、これらシ
ステムファイルのバージョン情報やシステム構成情報な
どを、細かく規定して情報収集して、細かく解析しない
限り、障害の原因の割り出しはできない。
【0008】また、上記公知文献特開平3−95641
号公報においては、ホストにおけるハードウェアのエラ
ー情報を格納するエラーロギングファイルと、このエラ
ーロギングファイルの内容を監視分析部が解析して、シ
ステムダウンの可能性の高い装置を検出し、保守用端末
に通報するというものであるが、検知するエラーロギン
グの対象は、ハードウェアの故障によるものを対象とし
ており、ソフトウェアの障害、例えば、オペレーティン
グシステムのバージョンアップ時、修正情報の適用時、
第三者ソフトウェアのインストール時に発生するシステ
ムファイルのバージョンの不整合に起因する障害を検知
できるものではない。
【0009】更に、ハードウェアのエラーロギング情報
は、実際にハードウェアの故障が発生した段階で、リト
ライ機構やエラー訂正機構の機能によりシステムの動作
を続けているような状況を把握するためのものであり、
ソフトウェアの障害のように、システムとしては動作し
ているが、システムファイルの組合せで特定のソフトウ
ェアの動作にのみ影響を与えるような複雑な状況を把握
できるものではない。
【0010】また、公知文献特開平6−32916号公
報においては、端末装置が障害履歴情報を管理し、定期
的に中央処理装置へ当該障害履歴情報を転送し、中央処
理装置は当該障害履歴情報を障害履歴情報マスター装置
に格納し、保守者専用の端末装置からの問い合わせに対
応して障害履歴情報マスター装置を読み出す障害履歴情
報アクセス機能と、障害履歴情報をチェックする。保守
担当者が障害履歴情報の内容を見て、障害を解析できる
ようにしているもので、送られてきた情報を解析するこ
とにより、自動的に障害を検知する方法までは、提案さ
れていない。
【0011】この発明は上記のような問題点を解決する
ためになされたもので、オペレーティングシステムのバ
ージョンアップ時、修正情報の適用時、第三者ソフトウ
ェアのインストール時に発生するシステムファイルのバ
ージョンの不整合に起因する動作不良のように、特定の
複数のシステムファイルのバージョンの組み合わせの不
整合により発生する障害を検出することが可能で、か
つ、この検出を遠隔保守センターが送られてきた情報を
解析することにより、自動的に障害を検知し、保守担当
者に通知することを可能とする遠隔障害管理装置並びに
その方法を得ることを目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】以上のような目的を達成
するために、第1の発明に係る遠隔障害情報管理装置
は、対象システムと遠隔保守センターとを備え、前記対
象システムは、自システムの複数のシステムファイルの
内、指定されたシステムファイルのタイムスタンプ情報
とバージョン情報を一括して収集する収集手段と、複数
のシステムファイルの名称及び対応するバージョン情報
などを格納しているシステムファイルリストと、前記収
集手段によって収集されたバージョン情報と、前記シス
テムファイルリストに記述されたシステムファイルのバ
ージョン情報のリストとを照合する手段と、前記照合結
果をログファイルに書き込んだり読み出したりする手段
と、前記ログファイルの内容を遠隔の保守センターへ送
信する手段と、を備え、前記遠隔保守センターは、前記
対象システムから送信されてきたログファイルの内容を
解析して、自動的に障害個所を検出する手段と、を備え
たものである。
【0013】また、第2の発明に係る遠隔障害情報管理
装置は、対象システムと、遠隔保守センターとを備え、
前記対象システムは、自システムの複数のシステムファ
イルの内、指定されたシステムファイルのタイムスタン
プ情報とバージョン情報を一括して収集する収集手段
と、複数のシステムファイルの名称及び対応するバージ
ョン情報などを格納しているシステムファイルリスト
と、前記収集手段によって収集されたバージョン情報
と、前記システムファイルリストに記述されたシステム
ファイルのバージョン情報のリストとを照合する手段
と、前記照合結果をログファイルに書き込んだり読み出
したりする手段と、前記ログファイルの内容を遠隔の保
守センターへ送信する手段と、を備え、前記遠隔保守セ
ンターは、前記対象システムから送信されてきたログフ
ァイルの内容を解析して、自動的に障害個所を検出する
手段と、前記解析の結果にしたがって、検出した障害を
自動的に保守担当者へ通知する手段とを備えたものであ
る。
【0014】また、第3の発明に係る遠隔障害情報管理
装置は、対象システムは、システムファイルのタイムス
タンプ情報とバージョン情報の一括収集を遠隔保守セン
ターからの司令に基づいて実行する手段を備えたもので
ある。
【0015】また、第4の発明に係る遠隔障害情報管理
装置は、対象システムは、システムファイルのタイムス
タンプ情報とバージョン情報の一括収集を指定されたイ
ベントの発生時に自動的に行う手段を備えたものであ
る。
【0016】また、第5の発明に係る遠隔障害情報管理
装置は、対象システムは、一括収集したシステムファイ
ルのタイムスタンプ情報とバージョン情報を、次回解析
時のバージョン情報照合のシステムファイルのバージョ
ン情報のリストに追加する手段を備えたものである。
【0017】また、第6の発明に係る遠隔障害情報管理
装置は、対象システムは、全てのシステムファイルのリ
ストを構築する手段を備え、全てのシステムファイルの
タイムスタンプ情報とバージョン情報の一括収集を遠隔
保守センターからの司令に基づいて実行する手段を備え
たものである。
【0018】また、第7の発明に係る遠隔障害情報管理
装置は、遠隔保守センターは、対象システムから送信さ
れてきたログファイルの内容の解析時に、予め登録され
ている保守情報管理データベースを参照しながら障害条
件を判断する手段を備えたものである。
【0019】また、第8の発明に係る遠隔障害情報管理
装置は、遠隔保守センターは、障害発生のパターンを、
新たに解析に使用する保守情報データベースの情報とし
て追加登録する手段を備えたものである。
【0020】また、第9の発明に係る遠隔障害情報管理
装置は、遠隔保守センターは、対象システムから送信さ
れてきたログファイルの内容を解析して障害個所を検出
した場合に、その時の障害発生のパターンを新たに保守
情報データベースの情報として登録する手段を備えたも
のである。
【0021】また、第10の発明に係る遠隔障害情報管
理装置は、遠隔保守センターは、対象システムから送信
されてきたログファイルの内容を解析するときに参照す
る保守情報データベース情報の内から指定された情報を
選択する手段を備えたものである。
【0022】また、第11の発明に係る遠隔障害情報管
理装置は、遠隔保守センターは、対象システムから送信
されてきたログファイルの内容を解析する場合、保守情
報データベース情報を参照する順序にプライオリティ付
けする手段を備えたものである。
【0023】また、第12の発明に係る遠隔障害情報管
理方法は、対象システムと、遠隔保守センターとを備
え、前記対象システムは、自システムの複数のシステム
ファイルの内、指定されたシステムファイルのタイムス
タンプ情報とバージョン情報を一括して収集する収集ス
テップと、複数のシステムファイルの名称及び対応する
バージョン情報などを格納しているシステムファイルリ
ストと、前記収集ステップによって収集されたバージョ
ン情報と、前記システムファイルリストに記述されたシ
ステムファイルのバージョン情報のリストとを照合する
ステップと、前記照合結果をログファイルに書き込んだ
り読み出したりするステップと、前記ログファイルの内
容を遠隔の保守センターへ送信するステップと、を備
え、前記遠隔保守センターは、前記対象システムから送
信されてきたログファイルの内容を解析して、自動的に
障害個所を検出するステップと、を備えたものである。
【0024】また、第13の発明に係る遠隔障害情報管
理方法は、対象システムと、遠隔保守センターとを備
え、前記対象システムは、自システムの複数のシステム
ファイルの内、指定されたシステムファイルのタイムス
タンプ情報とバージョン情報を一括して収集する収集ス
テップと、複数のシステムファイルの名称及び対応する
バージョン情報などを格納しているシステムファイルリ
ストと、前記収集ステップによって収集されたバージョ
ン情報と、前記システムファイルリストに記述されたシ
ステムファイルのバージョン情報のリストとを照合する
ステップと、前記照合結果をログファイルに書き込んだ
り読み出したりするステップと、前記ログファイルの内
容を遠隔の保守センターへ送信するステップと、を備
え、前記遠隔保守センターは、前記対象システムから送
信されてきたログファイルの内容を解析して、自動的に
障害個所を検出するステップと、前記解析結果にしたが
って、検出した障害を自動的に保守担当者へ通知するス
テップとを備えたものである。
【0025】また、第14の発明に係る遠隔障害情報管
理方法は、対象システムは、システムファイルのタイム
スタンプ情報とバージョン情報の一括収集を遠隔保守セ
ンターからの司令に基づいて実行するステップを備えた
ものである。
【0026】また、第15の発明に係る遠隔障害情報管
理方法は、対象システムは、システムファイルのタイム
スタンプ情報とバージョン情報の一括収集を指定された
イベントの発生時に自動的に行うステップを備えたもの
である。
【0027】また、第16の発明に係る遠隔障害情報管
理方法は、対象システムは、一括収集したシステムファ
イルのタイムスタンプ情報とバージョン情報を、次回解
析時のバージョン情報照合のシステムファイルのバージ
ョン情報のリスト追加するステップを備えたものであ
る。
【0028】また、第17の発明に係る遠隔障害情報管
理方法は、対象システムは、全てのシステムファイルの
リストを構築するステップを備え、全てのシステムファ
イルのタイムスタンプ情報とバージョン情報の一括収集
を遠隔保守センターからの司令に基づいて実行するステ
ップを備えたものである。
【0029】また、第18の発明に係る遠隔障害情報管
理方法は、遠隔保守センターは、対象システムから送信
されてきたログファイルの内容の解析時に、予め登録さ
れている保守情報管理データベースを参照しながら障害
条件を判断するステップを備えたものである。
【0030】また、第19の発明に係る遠隔障害情報管
理方法は、遠隔保守センターは、障害発生のパターン
を、新たに解析に使用する保守情報データベースの情報
として追加登録するステップを備えたものである。
【0031】また、第20の発明に係る遠隔障害情報管
理方法は、遠隔保守センターは、対象システムから送信
されてきたログファイルの内容を解析して障害個所を検
出した場合に、その時の障害発生のパターンを新たに保
守情報データベースの情報として登録するステップを備
えたものである。
【0032】また、第21の発明に係る遠隔障害情報管
理方法は、遠隔保守センターは、対象システムから送信
されてきたログファイルの内容を解析するときに参照す
る保守情報データベース情報の内から指定された情報を
選択するステップを備えたものである。
【0033】また、第22の発明に係る遠隔障害情報管
理方法は、遠隔保守センターは、対象システムから送信
されてきたログファイルの内容を解析する場合、保守情
報データベース情報を参照する順序にプライオリティ付
けするステップを備えたものである。
【0034】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1はこの発明の
実施の形態1である遠隔障害情報管理装置の構成を示す
もので、図において、110はコンピュータなどの対象
となる情報処理システム(以後、対象システムとい
う)、130は対象システムのシステムファイルのリス
トであるシステムファイルリスト、140はシステムフ
ァイルの一つを表しており、少なくとも、タイムスタン
プ情報とバージョン情報を保持している。150はシス
テムファイル情報収集・検査手段、160はシステムフ
ァイル情報収集・検査手段150によって収集された情
報をログファイルに記録したり読み出したりするログフ
ァイル書込み・読出し手段である。161はログファイ
ル、170はログファイル161の情報を遠隔地にある
保守センター(以後、遠隔保守センターという)のホス
トコンピュータに送信する送信手段である。
【0035】210は遠隔保守センターのホストコンピ
ュータであり、230は対象システム110から送られ
てきたログファイルの情報を受信する受信手段、240
は送信されてきたログファイルの情報をログファイルに
書き込んだり読み出したりするログファイル書込み・読
出し手段、241は送られてきたログファイルを格納し
ているログファイルである。250は送られてきたログ
ファイルの情報を解析する解析手段であり、260はそ
の時に参照する障害情報データベースである。270は
ログファイル情報の解析により発見された障害を保守担
当者に通報する通報手段である。300はコンピュータ
110と保守センターのホストコンピュータ210とを
結ぶ通信路である。
【0036】次に、動作を説明する。対象システム11
0には、タイムスタンプ情報やバージョン情報を収集す
るシステムファイルをリストアップして指定するシステ
ムファイルリスト130が予め格納されているものとす
る。このシステムファイルリスト130は、例えば、フ
ァイルとして用意されており、その内容は図2に示すよ
うな内容となっている。
【0037】この状態で、システムファイルリスト13
0の内容にしたがって、対象コンピュータ110上で、
システムファイル140のバージョン情報収集、検査手
段150がシステムの起動時等の特定の時に実行される
ものとする。バージョン情報収集、検査手段150は、
システムファイルリスト130にリストアップされてい
るシステムファイルを、例えばABRA.DLL、CADABRA.DL
L、OPEN.DLL、SESAME.DLLというように順に一つずつフ
ァイルの情報にアクセスして、そのシステムファイルの
タイムスタンプ情報とバージョン情報を参照して、情報
を収集する。
【0038】ファイルのタイムスタンプ情報やバージョ
ン情報は、多くのオペレーティングシステムで使用でき
る、ファイルの属性情報やリソース情報としてバージョ
ン情報を追加するなどの通常の手段を使用して設定され
るものを使用する。その収集されたシステムファイル情
報は、この時点でシステムファイルリスト130中にリ
ストアップされているシステムファイル名に続いて記述
されている、それぞれのファイルの指定のバージョン情
報と照合され、システムファイルリスト130に指定さ
れるバージョンと同一のバージョンのファイルであるか
どうかが検査される。これらの収集されたシステムファ
イル情報やバージョン情報そのものと、バージョンの照
合検査結果は、合わせてログファイル書込み・読出し手
段160によってログファイル161に記録される。
【0039】例えば、ログファイル161には、図3に
示すようなテキスト形式で情報が記録されている。この
例では、ファイル属性情報を収集した、システムファイ
ルのファイル名、ファイルバージョンと最終更新日時が
記録されている。バージョン情報の照合の結果、ファイ
ルのバージョンが異なることが発見されたときには、図
3に示すように、そのメッセージがログファイル161
に記録される。タイムスタンプ情報やバージョン情報を
より詳しく記録することとしても構わない。
【0040】このログファイル161は、ログファイル
書込み・読出し手段160によって記録が行われた後
で、ログファイル転送手段170により通信路300を
経由して遠隔のリモート保守センターのホストコンピュ
ータ210へ転送される。この通信媒体は、いわゆるL
AN接続のような高速のものでも、低速の電話回線接続
のものでも良く、通常のファイル転送のプロトコルを使
用するものでも構わない。
【0041】リモート保守センターのホストコンピュー
タ210では、ログファイル受信手段230によりこの
ログファイル161が受信され、保守センターのホスト
コンピュータ210側のログファイル240として格納
される。格納されたログファイル240は、ログファイ
ル解析手段250により、そのログファイル240の内
容が自動的に解析され、タイムスタンプ情報やバージョ
ン情報の確認が行われる。
【0042】ログファイル解析手段250は、タイムス
タンプ情報やバージョン情報を再度チェックする。対象
コンピュータ110上でのシステムファイルリスト13
0の指定のバージョンとの照合の結果、バージョンが一
致しなかったものについては、ログファイル上に不一致
の報告が出力されており、本来あるべきバージョンのフ
ァイルであるか否かをチェックする。この他、本来、該
当システムにあるべきタイムスタンプのファイルである
かなども合わせて、チェックする。例えば、図3のログ
ファイルの出力例では、ファイル、 ABRA.DLLのバージ
ョン情報が、「2.20.4118」で、タイムスタンプが、199
7.7.19(6) 17:0:26:0となっているが、本来、現在イン
ストールされている製品のバージョンから判断して、よ
り新しいタイムスタンプのファイルであるべきと分かれ
ば、この時点で、ファイルが古い可能性を認識できるこ
とになる。
【0043】このようにして、システムファイルが古い
などの問題を発見した場合、それは、障害自動通知手段
270により、障害の発生を保守担当者に通知する。保
守担当者への通知の方法としては、単純に保守センター
のコンピュータ上のメッセージボックスを表示したり、
電子メール、メッセージ通知機構を使用したりするなど
の方法のいずれでも構わない。
【0044】本実施の形態においては、このシステムフ
ァイルリスト130には、システムファイルの名称とバ
ージョン情報のリストとして説明したが、例えば、図4
に示す例のようにシステムファイルの名前だけを指定し
て、そのシステムファイルリストに従って、タイムスタ
ンプ情報やバージョン情報の収集だけを行なうこととし
て、保守センターで、バージョン情報の照合を含めた、
全ての解析を行なうものとすれば、同様の障害解析結果
を得ることが可能である。
【0045】なお、上記の例では、検出した障害情報を
保守担当者に通知するようにしているが、障害を自動復
旧するような手段を付加すれば、自動保守が可能にな
る。
【0046】実施の形態2.図5は、この発明の実施の
形態2である遠隔障害情報管理装置の構成を示すもので
ある。図では、対象システム110側の構成のみを記述
しているが、遠隔保守センターの構成は、図1と全く同
様のものであるので説明を省略している。本実施の形態
における遠隔障害情報管理装置では、対象コンピュータ
110において、遠隔保守センターのホストコンピュー
タ210からの司令をリモートコマンド解析手段151
が、受け取り、情報収集コマンド実行の司令であると認
識した時点で、バージョン情報収集、検査手段150に
対して司令を出し、システム情報の収集処理を実行す
る。
【0047】実施の形態1では、システム情報の収集処
理はシステムの起動時に行われていたが、この実施の形
態ではリモート保守センターにおいて任意の時点で、保
守担当者が必要と認識した時点で、いつでもシステム情
報の収集を司令することができる。
【0048】実施の形態3.図6は、この発明の実施の
形態3である遠隔障害情報管理装置の構成を示すもので
ある。図では、対象システム110側の構成のみを記述
している。イベント監視手段152は、特定のイベント
を監視するプログラムで実現することが可能であり、例
えば、エラー発生のイベントを監視するように構築する
ことが能である。例えば、各種UNIXオペレーティングシ
ステムのsyslog関数、Microsoft社のWindows NTオペレ
ーティングシステムのイベントログ機能など、イベント
報告をするための機能が、ほとんどのオペレーティング
システムには用意されており、これらの機能を利用する
ことで、イベント発生時の処理を実装することが可能で
ある。イベント対象コンピュータ110上で、何らかの
エラーが発生し、エラーのイベントが報告された時点
で、そのエラー発生の原因を探るべく、システム情報を
収集するようにすれば、その時点でのシステムの状態を
一早く把握することができる。
【0049】実施の形態4.図7は、この発明の実施の
形態4である遠隔障害情報管理装置の構成を示すもので
ある。図では、対象システム110側のみを示してい
る。システムファイルリスト構築手段153は、出力さ
れたログファイル160の情報から、バージョン情報の
出力より、それぞれのシステムファイルのバージョン情
報を抽出する。抽出されたバージョン情報は、システム
ファイルリスト130内の対応するシステムファイルの
バージョン情報と照合された時点で、対象コンピュータ
側のシステムファイルの方が新しかった場合には、シス
テムファイルリスト130のバージョン情報を新しいバ
ージョン情報で置き換える。
【0050】実際のシステム運用では、オペレーティン
グシステムのバージョンアップ、修正情報の適用など
で、障害ではなく、正しい状態として、システムファイ
ルのバージョンが一斉に新しく更新されるケースがあ
る。実施の形態1〜4では、ある時点で、システムにと
って適切なシステムファイルのバージョン情報がシステ
ムファイルリスト130に記述されているが、将来、オ
ペレーティングシステムがバージョンアップとなったと
きには、そのバージョン情報自体が古くなってしまい、
システムファイルリスト130のバージョン情報を新し
いものに更新させる必要が出る。このような場合には、
この実施の形態の方法を使用して、システムファイルリ
スト130を更新せよと指定された時には、システムフ
ァイルリスト130のバージョン情報を自動的に置き換
えるようにすることができる。
【0051】実施の形態5.図8は、この発明の実施の
形態5である遠隔障害情報管理装置の構成を示すもので
ある。図では、対象システム110側のみを示してお
り、センター側の構成は、図1と全く同様のものであ
る。システムファイル検索手段154は、司令に基づい
て、インストールされている全てのシステムファイルを
検索し、全てのシステムファイルのリストアップされて
いる一時的なシステムファイルリスト130を構築す
る。この時には、照合するシステムファイルのバージョ
ン情報は生成する必要がない。これ以降の実際のシステ
ムファイルのタイムスタンプ情報やバージョン情報収集
以降の処理は、実施の形態1と同じである。
【0052】対象コンピュータ110のシステム動作が
不安定になり原因の把握が難しくなった場合に、指定さ
れたシステムファイルのバージョン情報収集では、情報
が不足する場合が起こり得る。そのような場合には、こ
の実施の形態に基づき、全てのシステムファイルの情報
を収集して解析を行なうことができる。
【0053】実施の形態6.図9は、この発明の実施の
形態6である遠隔障害情報管理装置の構成を示すもので
ある。図において、図1と同符号は同一又は相当部分を
示す。障害情報データベース260は、ログファイル解
析手段250が、ログファイル241の解析を行なう時
に参照される。実施の形態1〜5では、単純なログファ
イル内のタイムスタンプ情報やバージョン情報を再度チ
ェックすることが行われたが、この障害情報データベー
ス260には、障害の原因を特定するための情報を収め
ておく。
【0054】システムファイルのバージョンの組み合わ
せの不整合が起きているケースを考える。例えば、いく
つかのシステムファイルにおいて、ある特定のシステム
ファイルだけバージョンが古い場合に、その障害の原因
が修正情報の適用漏れであると判断できるケースがあ
る。例えば、図3で示される出力例が得られているとす
る。本来、正常に運用されているシステムでは、この4
つのファイルは、全て同じバージョンであるべきなので
が、このCADABRA.DLLのファイルバージョンだけが古く
なっている。これが、最新の修正情報の適用を行なって
いないときに発生することが過去の障害報告からすでに
把握されている場合がある。
【0055】このような場合、障害情報データベース2
60に、この情報を登録しておく。例えば、障害情報デ
ータベース260のある一つのレコードとして、図10
に示されているような情報が登録されているとする。図
3の出力例のバージョン情報をそれぞれ抽出した場合、
図10に示されているバージョンの組み合わせと一致す
るので、ログファイル解析手段250は、ログファイル
240中のバージョン情報を抽出して、この障害情報デ
ータベース260中の情報とのパターンマッチングを行
なう。パターンマッチングにより一致を検出すると、こ
の障害を引き起こしている原因が、エラー番号が25番
の「オペレーティングシステムのサービスパック3の適
用が行なわれていません。」であると認識でき、障害自
動通知手段270が障害メッセージを出力するときに、
このメッセージを合わせて出力することができる。
【0056】障害情報データベース260は、上記の例
のように、例えば、項目が区切られた単なるテキストフ
ァイルとして、構築されていてもまわないし、いわゆる
データベース管理システム下のデータベースとして構築
されていても、実現上は特に問題ない。
【0057】実施の形態7.図11は、この発明の実施
の形態7である遠隔障害情報管理装置の構成を示すもの
である。図において、図1と同符号は同一又は相当部分
を示す。障害情報データベース登録手段261は、障害
情報データベース260へのデータ入力インタフェース
を有している。実際のユーザインタフェース部分は、グ
ラフィカルユーザインタフェースを持つ画面プログラム
からの入力であっても、コマンドラインからのテキスト
入力によるものでも構わない。入力された情報が、障害
情報データベース260の新しい項目として追加登録さ
れ、次回以降の、ログファイル解析手段250による解
析時の、新しい障害情報データベース260として使用
されるようになる。
【0058】このようなシステムファイルのバージョン
不整合に関わる障害情報は、近年では、自らが使用する
システムにおいて遭遇した情報だけではなく、インター
ネットなどから入手できる、多くの利用者の情報を別途
入手する手段が豊富になっている。このような情報を逐
一、障害情報データベース260に登録できるようにし
ておき、データベースを常に最新のものにできるように
することは重要な意味を持つ。もし、障害情報データベ
ース260が、図10に示されるようなテキストベース
のデータベースとして構築されている場合には、通常の
テキストエディタを使用して、該当する項目を入力する
ことでも、障害情報データベース260を再構築するこ
とが可能である。
【0059】実施の形態8.図12は、この発明の実施
の形態8である遠隔障害情報管理装置の構成を示すもの
である。図において、図1と同符号は同一又は相当部分
を示す。障害情報データベース情報構築手段262は、
ログファイル解析手段250の解析結果を受け取り、そ
れにしたがって、障害情報データベース260への新た
な追加データを作成して、障害情報データベース260
に新たなデータを追加入力する。
【0060】ログファイル解析手段250が障害情報デ
ータベース260を参照しつつ解析を行なった場合に、
障害情報データベース260の、いずれのパターンとも
一致しないケースが出てくることが考えられる。それま
でに報告されていない未知のパターンで障害が発生して
いるケースでは、このような状況に陥り得る。例えば、
第三者ソフトウェアをインストールした場合などでは、
その第三者ソフトウェアの使用するランタイムライブラ
リとして使用されるシステムファイルが、予期しないバ
ージョンのものであるために、システムの動作を不安定
なものにしてしまうケースがある。この検出されたシス
テムファイルのバージョン情報のパターンを図10で示
されるようなデータとして構築する。可能ならば、障害
通知のメッセージを、登録情報の一部として外部から入
力するインタフェースを用意する。
【0061】但し、この時点では、障害自身が未知のも
のであるために、障害の原因は特定できていないので、
障害通知メッセージを正確に記述はできない。エラー番
号だけが連続番号で割り振られ、新たな障害情報データ
ベース260の項目として、追加登録される。その後、
人手による解析を追加して実施して、第三者ソフトウェ
アのインストールが原因と初めて確認されるようなケー
スの場合には、別途、障害通知のメッセージをオペレー
タ入力として、追加する処置が必要になる。これは、実
現上は、実施の形態7の方式で入力することが可能であ
る。
【0062】このようにして、自らが使用するシステム
において遭遇した障害を障害情報データベース260の
新しい項目として追加登録することで、次回以降の、ロ
グファイル解析手段250による解析時の、新しい障害
情報データベース260として使用されるようになる。
【0063】実施の形態9.図13は、この発明の実施
の形態9である遠隔障害情報管理装置の構成を示すもの
である。図において、図1と同符号は同一又は相当部分
を示す。障害情報データベース情報選択手段263は、
ログファイル解析手段250と障害情報データベース2
60の間に位置し、障害情報データベース260が参照
する障害情報データベース260の情報の一部を選択し
て、ログファイル解析手段250に渡す機能を持つ。
【0064】このような障害情報データベース260を
構築する場合、データベースの項目は巨大化することが
考えられる。データベースが巨大化した場合、ログファ
イル解析手段250の処理時間が増大する可能性が出て
くる。障害情報データベース260の内容は、通常、か
なり汎用的な情報が構築され、全てのシステムで、全て
の情報が必要とは限らなくなる。このような場合に、障
害情報データベース情報選択手段263が必要な情報だ
けを選択して、ログファイル解析手段250に渡すよう
に実装する。
【0065】例えば、解析するログファイルの対象コン
ピュータのオペレーティグシステムの種類を指定させ、
指定のオペレーティグシステムの情報だけを選択して、
解析の対象とするように障害情報データベース260の
内容を選択する。例えば、Microsoft社のオペレーティ
グシステムを例に取れば、Windows NT Serverの情報、W
indows NT Workstationの情報、Windows95の情報、Wind
ows98の情報というように情報を分類し、いずれかを指
定して、その選択された情報だけで、ログファイル解析
手段250の実行が行われる。
【0066】実施の形態10.図14は、この発明の実
施の形態10である遠隔障害情報管理装置の構成を示す
ものである。図において、図1と同符号は同一又は相当
部分を示す。障害情報データベース情報プライオリティ
設定手段264は、ログファイル解析手段250と障害
情報データベース260の間に位置し、障害情報データ
ベース260が参照する障害情報データベース260の
情報のアクセスプライオリティを設定して、プライオリ
ティ順にログファイル解析手段250に情報を渡す機能
を持つ。
【0067】データベースが巨大化した場合、ログファ
イル解析手段250の処理時間が増大する可能性が出て
くる。障害情報データベース260の内容は、通常、か
なり汎用的な情報が構築されるが、中には発生しやすい
障害やめったに発生しない障害の情報も含まれている。
このような場合に、障害情報データベース情報プライオ
リティ設定手段264が、ログファイル解析手段250
に情報を渡す時の順序にプライオリティ付けを行なえる
ように実装する。当然、データベースの項目毎に障害の
発生しやすい項目には高いプライオリティ付けを行な
い、情報の発見を少しでも早くできるように構成する。
【0068】なお、ここで述べた全ての実施の形態にお
いて、システムファイルのバージョン情報を比較して、
検査するものとして説明したが、収集したタイムスタン
プ情報を使用して同様のことを行なうこと、あるいは、
タイムスタンプ情報とバージョン情報の両方を比較、検
査して、同様の処理を行なうものとしても、同じ効果が
得られる。
【0069】なお、コンピュータ110を構成する各手
段の機能及び遠隔保守センターのホストコンピュータを
構成する各手段のもつ機能をオペレーティングシステム
などのソフトウェアによる方法で実現することもでき
る。この場合、各図面における手段の部分をステップで
置き換えれば良い。
【0070】また、図1、図9、図11〜図14では、
遠隔保守センター側にログファイル書込み・読出し手段
240とログファイル241と設けているが、ログファ
イル情報を受信手段から解析手段に直接伝達できる手段
さえあれば不要である。
【0071】
【発明の効果】以上のように、第1又は第12の発明に
よれば、対象となるコンピュータシステムの指定された
システムファイルのタイムスタンプ情報とバージョン情
報を一括して収集する手段と、収集されたバージョン情
報と、予め指定のファイルに記述されたシステムファイ
ルのバージョン情報のリストとを照合する手段と、その
照合結果をログファイルに記録する手段と、そのログフ
ァイルの内容を遠隔の保守センターへ送信する手段と、
遠隔保守センター側に送信されてきたログファイルの内
容を解析して、自動的に障害個所を検出する手段を設け
たので、障害発生時に、保守センター側で、遠隔地にあ
るシステムのシステムファイルの詳細な情報を入手する
ことができ、対象となるコンピュータシステムの運用に
際して、保守センター側でい一早く障害を把握すること
ができ、システム運用の効率化を図ることができる。さ
らに、入手した情報を自動的に解析して、障害個所を発
見できるようにしたので、障害修理の自動化が可能にな
るという効果がある。
【0072】また、第2又は第13の発明によれば、対
象となるコンピュータシステムの指定されたシステムフ
ァイルのタイムスタンプ情報とバージョン情報を一括し
て収集する手段と、収集されたバージョン情報と、予め
指定のファイルに記述されたシステムファイルのバージ
ョン情報のリストとを照合する手段と、その照合結果を
ログファイルに記録する手段と、そのログファイルの内
容を遠隔の保守センターへ送信する手段と、遠隔保守セ
ンター側に送信されてきたログファイルの内容を解析し
て、自動的に障害個所を検出する手段を設けたので、障
害発生時に、保守センター側で、遠隔地にあるシステム
のシステムファイルの詳細な情報を入手することがで
き、対象となるコンピュータシステムの運用に際して、
保守センター側でいち早く障害を把握することができ、
システム運用の効率化を図ることができる。さらに、入
手した情報を自動的に解析して、障害個所を発見できる
ようにしたので、保守センター側の作業をも効率化する
ことができるという効果がある。
【0073】また、第3又は第14の発明によれば、シ
ステムファイルのタイムスタンプ情報とバージョン情報
の一括収集をリモート保守センタからの司令に基づいて
実行するようにできるので、任意の時点で、タイムスタ
ンプと情報とバージョン情報の一括収集を司令できるの
で、例えば、現在のシステムファイルの情報が欲しいと
思った時点、例えば、障害が報告された時点で、システ
ム情報を収集するように司令することも可能で、保守セ
ンター側でいち早く障害に対処できるという効果があ
る。
【0074】また、第4又は第15の発明によれば、シ
ステムファイルのタイムスタンプ情報とバージョン情報
の一括収集を、指定されたイベントの発生時に自動的に
行うようにすることができるので、例えば、エラー発生
のイベントにより収集するようにすれば、実際にエラー
が発生時した時点での、最新のシステムファイルのタイ
ムスタンプ情報とバージョン情報がすでに得られている
ことになり、再度、情報収集する必要がなくでき,保守
センター側で、より早く、障害に対処できるという効果
がある。
【0075】また、第5又は第16の発明によれば、一
括収集したシステムファイルのタイムスタンプ情報とバ
ージョン情報を、次回にシステムファイルを解析する時
に、バージョン情報を照合するためのシステムファイル
のバージョン情報リストとして使用できるようにする手
段を有するので、前回解析時以降、その時までの間に変
更されたシステムファイルを容易に把握することが可能
となり、障害発生時の解析を容易にできるという効果が
ある。
【0076】また、第6又は第17の発明によれば、全
てのシステムファイルのリストを構築する手段を備え、
全てのシステムファイルのタイムスタンプ情報とバージ
ョン情報の一括収集をリモート保守センタからの司令に
基づいて実行する手段を有するので、対象コンピュータ
110のシステム動作が不安定になり原因の把握が難し
くなった場合に、指定されたシステムファイルのバージ
ョン情報収集では、情報が不足する場合が出る。そのよ
うな場合、全てのシステムファイルの情報を収集して、
解析を行なった方が作業を効率化できる場合も多いの
で、この方法を使用することにより効率化が図れるとい
う効果がある。
【0077】また、第7及び第18の発明によれば、遠
隔保守センター側に送信されてきたログファイルの内容
の解析時に、予め登録されている保守情報管理データベ
ースを参照しながら障害条件を判断する手段を有するの
で、システムファイルの組み合わせによって発生する動
作不良などの情報をデータベース化して登録しておき、
これを参照することにより、送信されてきたログファイ
ルを解析して、自動的に障害を発見でき、保守センター
の作業を効率化できるという効果がある。
【0078】また、第8又は第19の発明によれば、保
守センター側に障害発生のパターンを、新たに解析に使
用する保守情報データベースの情報として追加登録する
手段を有するので、本システムとは関係なく、これまで
登録されていなかった障害を、新たにデータベースに追
加登録することができるので、書籍やインターネット情
報などの何らかの手段により入手した障害情報に対応し
た障害発生のパターンを追加登録することができ、保守
情報データベースの内容を簡単に充実させていくことが
できるという効果がある。
【0079】また、第9又は第20の発明によれば、保
守センター側で送信されてきたログファイルの内容にし
たがって解析して障害個所を検出した場合に、その時の
障害発生のパターンを新たに保守情報データベースの情
報として登録するので、そのシステムで実際に発生した
障害を、これまで登録されていなかった新しい障害発生
のパターンとして、新たにデータベースに登録すること
ができるので、保守情報データベースの内容を充実させ
ていくことができるという効果がある。
【0080】また、第10又は第21の発明によれば、
保守センター側で送信されてきたログファイルの内容を
解析するときに参照する保守情報データベース情報を、
指定された情報だけを選択するので、解析の必要のない
データベース情報を選択しないようにできるので、解析
処理を効率化することができるという効果がある。
【0081】また、第11又は第22の発明によれば、
保守センター側で送信されてきたログファイルの内容
を解析するときに参照する保守情報データベース情報の
参照する順序にプライオリティ付けするので、多くの障
害が集中するデータベース情報部分のプライオリティを
高く設定することで、障害解析処理において、障害原因
をより早く発見できるようにすることができ、解析時間
を短縮させることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施の形態1におけるの遠隔障害管理システ
ムの構成図。
【図2】 実施の形態1におけるシステムファイルリス
ト130の例を示す図。
【図3】 実施の形態1におけるログファイルの例を示
す図。
【図4】 実施の形態1におけるシステムファイルリス
ト130のその他の例を示す図。
【図5】 実施の形態2を示す構成図である。
【図6】 実施の形態3を示す構成図である。
【図7】 実施の形態4を示す構成図である。
【図8】 実施の形態5を示す構成図である。
【図9】 実施の形態6を示す構成図である。
【図10】 実施の形態6における障害情報データベー
スの例を示す図である。
【図11】 実施の形態7を示す構成図である。
【図12】 実施の形態8を示す構成図である。
【図13】 実施の形態9を示す構成図である。
【図14】 実施の形態10を示す構成図である。
【図15】 第一の従来例を示す構成図である。
【図16】 第二の従来例を示す構成図である。
【図17】 第三の従来例を示す構成図である。
【符号の説明】
110 対象システム 130 システムファイルリスト 140 システムファイルの一つ 150 バージョン情報収集・検査手段 151 リモートコマンド解析手段 152 イベント監視手段 153 システムファイルリスト構築手段 154 システムファイル検索手段 160 ログファイル書込み・読出し手段 161 ログファイル(対象システム側) 170 ログ情報転送手段 210 遠隔保守センターのホストコンピュータ 240 ログファイル書込み・読出し手段 241 ログファイル(遠隔保守センター側) 250 ログファイルを解析する手段 260 障害情報データベース 261 障害情報データベース登録手段 262 障害情報データベース情報構築手段 263 障害情報データベース情報選択手段 264 障害情報データベースプライオリティ設定手段 270 障害自動通報手段

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンピュータなどの対象となる情報処理
    システム(以後、対象システムという)と、遠隔地にあ
    る保守センター(以後、遠隔保守センターという)とを
    備え、前記対象システムは、自システムの複数のシステ
    ムファイルの内、指定されたシステムファイルのタイム
    スタンプ情報とバージョン情報を一括して収集する収集
    手段と、複数のシステムファイルの名称及び対応するバ
    ージョン情報などを格納しているシステムファイルリス
    トと、前記収集手段によって収集されたバージョン情報
    と、前記システムファイルリストに記述されたシステム
    ファイルのバージョン情報のリストとを照合する手段
    と、前記照合結果をログファイルに書き込んだり読み出
    したりする手段と、前記ログファイルの内容を遠隔の保
    守センターへ送信する手段と、を備え、前記遠隔保守セ
    ンターは、前記対象システムから送信されてきたログフ
    ァイルの内容を解析して、自動的に障害個所を検出する
    手段と、を備えたことを特徴とする遠隔障害情報管理装
    置。
  2. 【請求項2】 対象システムと、遠隔保守センターとを
    備え、前記対象システムは、自システムの複数のシステ
    ムファイルの内、指定されたシステムファイルのタイム
    スタンプ情報とバージョン情報を一括して収集する収集
    手段と、複数のシステムファイルの名称及び対応するバ
    ージョン情報などを格納しているシステムファイルリス
    トと、前記収集手段によって収集されたバージョン情報
    と、前記システムファイルリストに記述されたシステム
    ファイルのバージョン情報のリストとを照合する手段
    と、前記照合結果をログファイルに書き込んだり読み出
    したりする手段と、前記ログファイルの内容を遠隔の保
    守センターへ送信する手段と、を備え、前記遠隔保守セ
    ンターは、前記対象システムから送信されてきたログフ
    ァイルの内容を解析して、自動的に障害個所を検出する
    手段と、前記解析の結果にしたがって、検出した障害を
    自動的に保守担当者へ通知する手段とを備えたことを特
    徴とする遠隔障害情報管理装置。
  3. 【請求項3】 対象システムは、システムファイルのタ
    イムスタンプ情報とバージョン情報の一括収集を遠隔保
    守センターからの司令に基づいて実行する手段を備えた
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の遠隔障害情報
    管理装置。
  4. 【請求項4】 対象システムは、システムファイルのタ
    イムスタンプ情報とバージョン情報の一括収集を指定さ
    れたイベントの発生時に自動的に行う手段を備えたこと
    を特徴とする請求項1又は2に記載の遠隔障害情報管理
    装置。
  5. 【請求項5】 対象システムは、一括収集したシステム
    ファイルのタイムスタンプ情報とバージョン情報を、次
    回解析時のバージョン情報照合のシステムファイルのバ
    ージョン情報のリストに追加する手段を備えたことを特
    徴とする請求項1又は2に記載の遠隔障害情報管理装
    置。
  6. 【請求項6】 対象システムは、全てのシステムファイ
    ルのリストを構築する手段を備え、全てのシステムファ
    イルのタイムスタンプ情報とバージョン情報の一括収集
    を遠隔保守センターからの司令に基づいて実行する手段
    を備えたことを特徴とする請求項1又は2に記載の遠隔
    障害情報管理装置。
  7. 【請求項7】 遠隔保守センターは、対象システムから
    送信されてきたログファイルの内容の解析時に、予め登
    録されている保守情報管理データベースを参照しながら
    障害条件を判断する手段を備えたことを特徴とする請求
    項1又は2に記載の遠隔障害情報管理装置。
  8. 【請求項8】 遠隔保守センターは、障害発生のパター
    ンを、新たに解析に使用する保守情報データベースの情
    報として追加登録する手段を備えたことを特徴とする請
    求項7に記載の遠隔障害情報管理装置。
  9. 【請求項9】 遠隔保守センターは、対象システムから
    送信されてきたログファイルの内容を解析して障害個所
    を検出した場合に、その時の障害発生のパターンを新た
    に保守情報データベースの情報として登録する手段を備
    えたことを特徴とする請求項7に記載の遠隔障害情報管
    理装置。
  10. 【請求項10】 遠隔保守センターは、対象システムか
    ら送信されてきたログファイルの内容を解析するときに
    参照する保守情報データベース情報の内から指定された
    情報を選択する手段を備えたことを特徴とする請求項7
    に記載の遠隔障害情報管理装置。
  11. 【請求項11】 遠隔保守センターは、対象システムか
    ら送信されてきたログファイルの内容を解析する場合、
    保守情報データベース情報を参照する順序にプライオリ
    ティ付けする手段を備えたことを特徴とする請求項7に
    記載の遠隔障害情報管理装置。
  12. 【請求項12】 対象システムと、遠隔保守センターと
    を備え、前記対象システムは、自システムの複数のシス
    テムファイルの内、指定されたシステムファイルのタイ
    ムスタンプ情報とバージョン情報を一括して収集する収
    集ステップと、複数のシステムファイルの名称及び対応
    するバージョン情報などを格納しているシステムファイ
    ルリストと、前記収集ステップによって収集されたバー
    ジョン情報と、前記システムファイルリストに記述され
    たシステムファイルのバージョン情報のリストとを照合
    するステップと、前記照合結果をログファイルに書き込
    んだり読み出したりするステップと、前記ログファイル
    の内容を遠隔の保守センターへ送信するステップと、を
    備え、前記遠隔保守センターは、前記対象システムから
    送信されてきたログファイルの内容を解析して、自動的
    に障害個所を検出するステップと、を備えたことを特徴
    とする遠隔障害情報管理方法。
  13. 【請求項13】 対象システムと、遠隔保守センターと
    を備え、前記対象システムは、自システムの複数のシス
    テムファイルの内、指定されたシステムファイルのタイ
    ムスタンプ情報とバージョン情報を一括して収集する収
    集ステップと、複数のシステムファイルの名称及び対応
    するバージョン情報などを格納しているシステムファイ
    ルリストと、前記収集ステップによって収集されたバー
    ジョン情報と、前記システムファイルリストに記述され
    たシステムファイルのバージョン情報のリストとを照合
    するステップと、前記照合結果をログファイルに書き込
    んだり読み出したりするステップと、前記ログファイル
    の内容を遠隔の保守センターへ送信するステップと、を
    備え、前記遠隔保守センターは、前記対象システムから
    送信されてきたログファイルの内容を解析して、自動的
    に障害個所を検出するステップと、前記解析結果にした
    がって、検出した障害を自動的に保守担当者へ通知する
    ステップとを備えたことを特徴とする遠隔障害情報管理
    方法。
  14. 【請求項14】 対象システムは、システムファイルの
    タイムスタンプ情報とバージョン情報の一括収集を遠隔
    保守センターからの司令に基づいて実行するステップを
    備えたことを特徴とする請求項12又は13に記載の遠
    隔障害情報管理方法。
  15. 【請求項15】 対象システムは、システムファイルの
    タイムスタンプ情報とバージョン情報の一括収集を指定
    されたイベントの発生時に自動的に行うステップを備え
    たことを特徴とする請求項12又は13に記載の遠隔障
    害情報管理方法。
  16. 【請求項16】 対象システムは、一括収集したシステ
    ムファイルのタイムスタンプ情報とバージョン情報を、
    次回解析時のバージョン情報照合のシステムファイルの
    バージョン情報のリスト追加するステップを備えたこと
    を特徴とする請求項12又は13に記載の遠隔障害情報
    管理方法。
  17. 【請求項17】 対象システムは、全てのシステムファ
    イルのリストを構築するステップを備え、全てのシステ
    ムファイルのタイムスタンプ情報とバージョン情報の一
    括収集を遠隔保守センターからの司令に基づいて実行す
    るステップを備えたことを特徴とする請求項12又は1
    3に記載の遠隔障害情報管理方法。
  18. 【請求項18】 遠隔保守センターは、対象システムか
    ら送信されてきたログファイルの内容の解析時に、予め
    登録されている保守情報管理データベースを参照しなが
    ら障害条件を判断するステップを備えたことを特徴とす
    る請求項12又は13に記載の遠隔障害情報管理方法。
  19. 【請求項19】 遠隔保守センターは、障害発生のパタ
    ーンを、新たに解析に使用する保守情報データベースの
    情報として追加登録するステップを備えたことを特徴と
    する請求項18に記載の遠隔障害情報管理方法。
  20. 【請求項20】 遠隔保守センターは、対象システムか
    ら送信されてきたログファイルの内容を解析して障害個
    所を検出した場合に、その時の障害発生のパターンを新
    たに保守情報データベースの情報として登録するステッ
    プを備えたことを特徴とする請求項18に記載の遠隔障
    害情報管理方法。
  21. 【請求項21】 遠隔保守センターは、対象システムか
    ら送信されてきたログファイルの内容を解析するときに
    参照する保守情報データベース情報の内から指定された
    情報を選択するステップを備えたことを特徴とする請求
    項18に記載の遠隔障害情報管理方法。
  22. 【請求項22】 遠隔保守センターは、対象システムか
    ら送信されてきたログファイルの内容を解析する場合、
    保守情報データベース情報を参照する順序にプライオリ
    ティ付けするステップを備えたことを特徴とする請求項
    18に記載の遠隔障害情報管理方法。
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Cited By (9)

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