JPH11355332A - ネットワーク管理システム及び被管理装置の管理方法 - Google Patents

ネットワーク管理システム及び被管理装置の管理方法

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JPH11355332A
JPH11355332A JP10230294A JP23029498A JPH11355332A JP H11355332 A JPH11355332 A JP H11355332A JP 10230294 A JP10230294 A JP 10230294A JP 23029498 A JP23029498 A JP 23029498A JP H11355332 A JPH11355332 A JP H11355332A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 効率的な管理を行うことができるネットワー
ク管理システムを提供する。 【解決手段】 ネットワーク5上に被管理装置であるプ
リンタ4と、このプリンタを管理する管理装置であるP
C1、2、3とが接続されたネットワーク管理システム
であって、管理装置は、プリンタの各種状態を直接問い
合わせる直接管理装置であるPC1と、直接管理装置に
プリンタ4の状態を問い合わせて被管理装置を管理する
間接管理装置であるPC2、PC3とによって構成さ
れ、直接管理装置であるPC1は、間接管理装置からの
被管理装置の状態問い合わせの周期が自身の被管理装置
への問い合わせ周期よりも短い場合に、自身の被管理装
置への問い合わせ周期を短く変更することにより、間接
管理装置の状態取得の遅延を極力抑止して被管理装置を
効率的に管理することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、管理装置から被管
理装置に対して一定の時間毎に各種状態の問い合わせを
送出し、その応答を受信するポーリング監視によるネッ
トワーク管理システム及び被管理装置の管理方法に関
し、特に特定の被管理装置に対し複数の管理装置が管理
を行うネットワーク管理システム及び被管理装置の管理
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、ネットワークに接続されたフ
ァクシミリ装置、プリンタ等の被管理装置の状態を通信
により管理する場合、管理プロトコルにより一定の時間
毎に装置の各種状態を問い合わせ、その応答を受信して
装置の状態を検知するというポーリング監視によるもの
が一般的である。
【0003】図12には管理装置としてのパーソナルコ
ンピュータ(以下、PCという)と被管理装置としての
プリンタとの管理プロトコルに従った通信例が示されて
いる。図12に示されるように、所定の時間となると、
PCがプリンタに対して印刷可否を問い合わせる。プリ
ンタはこの印刷可否問い合わせに対してOKであるかN
Gであるかの応答を出力する。OKを送信した場合、こ
こで通信が終了するがNGを送信した場合、PCは印刷
不可理由をさらに問い合わせる。この問い合わせに対し
てプリンタは例えば紙切れであるなどの理由を通知す
る。これによりPCはプリンタの状態を検知することが
できる。この動作を設定された周期ごとにPCは繰り返
すこととなる。
【0004】また、被管理装置を一台の管理装置で管理
するのではなく、複数の管理装置により管理する方法も
用いられている。
【0005】図13を用いて上述の被管理装置の状態を
複数の管理装置が管理する場合の通信例を説明する。な
お、ここでは被管理装置としてプリンタを、または管理
装置としてPCを適用している。図13に示されるよう
に、まず、所定の時間に達したPC1がプリンタに対し
て問い合わせ(1A)を行う。また、PC2も所定の時
間に達したことによりプリンタに問い合わせ(2A)を
出力する。プリンタは最初に問い合わせを受けたPC1
に対して応答(1A)を出力する。そして次にPC2の
問い合わせに対する応答(2A)を出力する。プリンタ
の各管理装置への応答が異常無しである場合にはこの通
信を終了する。この問い合わせ周期は、管理装置によっ
てそれぞれ個別に設定されている。図13に示された通
信例の場合、PC2の設定周期がPC1の設定周期より
短いので、次の問い合わせではPC2がPC1より先に
問い合わせを行う。このようにしてプリンタは複数の管
理装置からの問い合わせに対して応答しなければならな
い。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ように被管理装置を複数の管理装置により管理する場
合、管理装置からの問い合わせ件数が増加し、被管理装
置の問い合わせに対する応答処理の負荷が増大するた
め、被管理装置本来の機能に影響を与えることとなって
いた。特に各管理装置が被管理装置に対する問い合わせ
周期を短くして被管理装置の状態を正確に検知するよう
な設定となっていた場合、上述の問題はより顕著に現れ
ることになる。
【0007】本発明は、上記の問題点に鑑みてなされた
ものであり、被管理装置の状態を複数の管理装置により
管理するポーリング監視において、より効率的な管理を
行うことができるネットワーク管理システム及び被管理
装置の管理方法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに本発明のネットワーク管理システムは、ネットワー
ク上に少なくとも1以上の被管理装置と、複数の管理装
置とが接続され、被管理装置を複数の管理装置により管
理するネットワーク管理システムであって、被管理装置
に対して管理プロトコルを用いて通信を行うことにより
被管理装置の各種状態などの情報を取得する管理装置
は、該取得した各種状態などの情報を被管理装置の状態
の問い合わせのあった他の管理装置に通知することを特
徴とする。
【0009】本発明のネットワーク管理システムは、ネ
ットワーク上に少なくとも1以上の被管理装置と、複数
の管理装置とが接続され、被管理装置を複数の管理装置
により管理するネットワーク管理システムであって、被
管理装置は、該被管理装置の管理を行う複数の管理装置
からの各種状態の問い合わせの頻度を検出する検出手段
を有し、検出手段により複数の管理装置からの状態の問
い合わせ頻度が所定の頻度を越えたことを検出すると、
複数の管理装置に管理方式の変更要求を通知し、被管理
装置からの管理方式の変更要求により代理応答の依頼を
受けた管理装置は、被管理装置と管理プロトコルを用い
て通信を行うことにより被管理装置の各種状態などの情
報を取得すると共に、該取得した各種状態などの情報を
被管理装置の状態の問い合わせのあった管理装置に通知
することを特徴とする。
【0010】上記の管理方式の変更要求は、代理応答を
行う管理装置に対して通知される代理応答依頼と、その
他の管理装置に対して通知される代理応答先の指定と、
全ての管理装置に対して通知される方式変更要求とから
なるとよい。
【0011】上記の被管理装置は、複数の管理装置から
の状態の問い合わせ頻度が所定の頻度を越えるまでは、
被管理装置を管理する全ての管理装置からの状態の問い
合わせを受け付けるとよい。
【0012】上記の被管理装置は、検出手段により複数
の管理装置からの状態の問い合わせ頻度が所定の頻度を
越えたことを検出すると、複数の管理装置の中から状態
の問い合わせの周期が最も短い管理装置を選択して代理
応答依頼を通知することを特徴とする。
【0013】本発明のネットワーク管理システムは、ネ
ットワーク上に少なくとも1以上の被管理装置と、複数
の管理装置とが接続され、被管理装置を複数の管理装置
により管理するネットワーク管理システムであって、複
数の管理装置は、被管理装置に対して直接被管理装置の
各種状態などの情報を問い合わせて、取得する直接管理
装置と、直接管理装置に対して被管理装置の各種状態な
どの情報を問い合わせる間接管理装置とからなり、間接
管理装置は、直接管理装置に被管理装置の各種状態など
の情報を問い合わせてから、問い合わせに対する応答が
返ってくるまでの時間を計時する計時手段を有し、計時
手段により所定の時間を計時しても、直接管理装置から
の応答がない場合、被管理装置に被管理装置の各種状態
などの情報を直接問い合わせることを特徴とする。
【0014】本発明のネットワーク管理システムは、ネ
ットワーク上に少なくとも1以上の被管理装置と、複数
の管理装置とが接続され、被管理装置を複数の管理装置
により管理するネットワーク管理システムであって、複
数の管理装置は、被管理装置に対して直接被管理装置の
各種状態などの情報を問い合わせて、取得する直接管理
装置と、直接管理装置に対して被管理装置の各種状態な
どの情報を問い合わせる間接管理装置とからなり、直接
管理装置は、間接管理装置からの問い合わせの周期を検
出する検出手段を有し、検出手段により、間接管理装置
からの問い合わせの周期が、直接管理装置の被管理装置
への問い合わせの周期よりも短いことを検出した場合、
被管理装置への問い合わせの周期を間接管理装置からの
問い合わせ周期よりも短く、または略同一の周期に変更
することを特徴とする。
【0015】本発明のネットワーク管理システムは、ネ
ットワーク上に少なくとも1以上の被管理装置と、複数
の管理装置とが接続され、被管理装置を複数の管理装置
により管理するネットワーク管理システムであって、複
数の管理装置は、被管理装置に対して直接被管理装置の
各種状態などの情報を問い合わせて、取得する直接管理
装置と、直接管理装置に対して被管理装置の各種状態な
どの情報を問い合わせる間接管理装置とからなり、直接
管理装置は、被管理装置との通信を中断する場合、間接
管理装置の中から少なくとも1の間接管理装置に、被管
理装置に対して直接被管理装置の各種状態などの情報を
問い合わせて、取得する直接管理の代行依頼と、その他
の間接管理装置には、代行依頼を送った間接管理装置の
指定情報とを送信することを特徴とする。
【0016】上記の直接管理装置は、間接管理装置の直
接管理装置への問い合わせの周期を検出する検出手段を
有し、直接管理装置への問い合わせ周期が最も短い間接
管理装置に、直接管理の代行依頼を送るとよい。
【0017】本発明の被管理装置の管理方法は、少なく
とも1以上の被管理装置と、被管理装置を管理する複数
の管理装置とが接続されたネットワークにおける被管理
装置の管理方法であって、管理プロトコルを用いて被管
理装置の各種状態などの情報を取得する情報取得工程
と、他の管理装置からの被管理装置の状態の問い合わせ
を受け付ける受け付け工程と、受け付け工程により問い
合わせを受け付けた管理装置に情報取得工程にて取得し
た情報を通知する情報通知工程とを有することを特徴と
する。
【0018】本発明の被管理装置の管理方法は、少なく
とも1以上の被管理装置と、被管理装置を管理する複数
の管理装置とが接続されたネットワークにおける被管理
装置の管理方法であって、被管理装置が被管理装置を管
理する複数の管理装置からの各種状態の問い合わせの頻
度を検出する頻度検出工程と、頻度検出工程により複数
の管理装置からの問い合わせ頻度が所定の頻度を越えた
ことを検出するまでは、被管理装置は、問い合わせのあ
った全ての管理装置に自身の各種状態情報を通知する第
1の情報通知工程と、被管理装置が頻度検出工程により
複数の管理装置からの問い合わせ頻度が所定の頻度を越
えたことを検出すると、複数の管理装置に管理方式の変
更要求を通知する変更要求通知工程と、変更要求通知工
程により代理応答の依頼を受けた管理装置が管理プロト
コルを用いて被管理装置の各種状態を問い合わせる状態
問い合わせ工程と、管理装置からの問い合わせにより被
管理装置が自身の各種状態情報を管理装置に通知する第
2の情報通知工程と、管理装置が他の管理装置からの被
管理装置の状態の問い合わせを受け付け、受け付けた管
理装置に情報通知工程により通知された各種状態情報を
通知する第3の情報通知工程と、を有することを特徴と
する。
【0019】上記の変更要求通知工程により通知される
管理方式の変更要求は、管理装置に対して通知される代
理応答依頼と、他の管理装置に対して通知される代理応
答先の指定と、全ての管理装置に対して通知される方式
変更要求とからなるとよい。
【0020】上記の被管理装置は、頻度検出工程により
管理装置からの問い合わせ頻度が所定の頻度を越えたこ
とを検出すると、複数の管理装置の中から問い合わせ要
求の周期が最も短い管理装置に代理応答依頼を通知する
とよい。
【0021】
【発明の実施の形態】次に添付図面を参照して本発明の
ネットワーク管理システム及び被管理装置の管理方法の
実施の形態を詳細に説明する。図1〜図11を参照する
と本発明のネットワーク管理システム及び被管理装置の
管理方法に係る実施形態が示されている。
【0022】まず、図1を用いて本発明のネットワーク
管理システム及び被管理装置の管理方法に係る実施形態
の構成を説明する。図1には管理装置をネットワークイ
ンタフェースを有するパソコン、被管理装置をネットワ
ークプリンタとした実施形態が示されている。
【0023】図1に示されるように本実施形態は、管理
装置としての3台のPC、被管理装置としての1台のネ
ットワークプリンタ4(以下、プリンタという)がネッ
トワーク5に接続されている。PCは管理装置として機
能するだけでなく、ネットワーク経由で印刷データをプ
リンタに送出し、プリンタ4に印字出力させることがで
きる。また、PCはアプリケーションプログラムを動作
させて、ネットワーク管理プロトコルに従った通信をプ
リンタとの間で行うことによりプリンタを管理する。
【0024】図2には対プリンタ用ネットワーク管理プ
ロトコルに用意されるコマンド群が示されている。管理
装置であるPCが被管理装置であるプリンタに出力する
コマンドとしては、印刷可否問い合わせ、印刷不可理由
問い合わせ、印刷可能用紙サイズ問い合わせ、などがあ
る。また被管理装置であるプリンタのこれらのコマンド
に対する応答としては、印刷可否問い合わせに対しては
印刷実行可能であるか否かを表すOK、NG、印刷可否
問い合わせに対するプリンタの応答がNGであった場合
にPCが出力する印刷不可理由問い合わせに対する応答
としては、印刷機構不良、紙詰まり、ビジー、紙切れな
どがある。また印刷可能用紙サイズ問い合わせに対する
応答としては、A3、A4などの印刷可能である用紙サ
イズを応答する。さらに印刷領域など印刷条件に関する
問い合わせ、及び各種設定に関する問い合わせなどを用
意しておくこともできる。
【0025】本発明が対象とする複数の管理装置により
被管理装置を管理するシステムにおいては、図12に示
されるような一台の管理装置で被管理装置を管理する場
合と比較すると図13に示されるように被管理装置の管
理装置に対する受信・応答件数が増加することとなる。
これにより被管理装置の負荷が増加し、被管理装置の本
来の機能にまで影響を及ぼすこととなる。またこの傾向
は管理装置の被管理装置に対する問い合わせ周期が短く
なればなるほど顕著となる。
【0026】このような不具合を防止するために本発明
のネットワーク管理システムでは、特定の管理装置だけ
が被管理装置の各種状態を問い合わせ、取得した被管理
装置の各種状態を別の管理装置に対して通知することで
被管理装置の負担を少なくしている。
【0027】本実施形態による上記の処理の具体的な例
を図3に示されたフローを用いて説明する。図1に示さ
れた本実施形態では、PC1だけがプリンタに対して直
接問い合わせを行う。他のPCはプリンタに対する問い
合わせは行わず、PC1に対してプリンタの状態を問い
合わせる。図3に示されるように、所定の時間となると
プリンタに対して直接問い合わせることが許されたPC
1はプリンタに対して問い合わせ(1A)を行う。ま
た、PC2も所定の時間に達するとPC1に対して問い
合わせ(2A)を行う。PC1はプリンタに出力した問
い合わせ(1A)に対するプリンタからの応答を受けて
いないので、PC2からの問い合わせ(2A)に対して
は1つ前の問い合わせに対する応答(2A)を出力す
る。PC1はPC2に対する応答を出力した後にプリン
タからの問い合わせ(1A)に対する応答(1A)を受
信する。これにより一回の動作を終了する。次にこの実
施形態ではPC2の設定周期がPC1の設定周期よりも
短いのでPC2がPC1に対して問い合わせ(2B)を
出力する。またPC1もこのPC2からの問い合わせ
(2B)を受信した後に、問い合わせの設定周期となっ
たのでプリンタに対して問い合わせ(1B)を出力す
る。PC1はこの問い合わせ(1B)を出力した後にP
C2からの問い合わせ(2B)に対する応答を出力す
る。この応答はプリンタからの問い合わせ(1B)に対
する応答が届いていないので以前に受信した応答(1
A)を出力する。そしてPC1はプリンタからの応答を
受信する。以下、各PCとプリンタは各設定周期毎に上
述の動作を繰り返す。
【0028】上述の動作は1台のPCだけがプリンタへ
の直接の問い合わせを行うが、管理を行うPCの台数
や、PCの問い合わせ周期の設定の如何、プリンタの処
理能力などの条件により必ずしも従来の直接問い合わせ
方法より効率的であるとは限らない。そこで本発明で
は、被管理装置が処理の発生頻度を検出し、この頻度が
ある基準を越えた場合にだけ上述のような処理を行うよ
うに切り換えることも特徴としている。
【0029】本実施形態では上述の処理を実現するため
に、プリンタ4は処理能力にゆとりがある場合には、従
来の複数のPCからの問い合わせを受け付ける。さらに
プリンタ4はPCからの問い合わせ頻度をカウントして
発生頻度を検出する。そして、予め設定された自己の処
理能力を考慮した一定の基準値を越えた場合に、上述の
一台のPCからの問い合わせ処理に切り換える。この
時、プリンタ4はネットワーク上に接続された各PCに
は方式の変更と、直接通信するPCには代理応答の指示
と、その他のPCには以降代理応答処理を行うPCがど
の装置であるのかをそれぞれ通知する。図4にはこの方
式切り替え時にプリンタより各PCに出力されるコマン
ドの一例が示されている。図4に示されるように、プリ
ンタより出力されるコマンドは全てのPCに対して出力
される方式変更通知コマンドと、直接通信のPCに対し
て出力される代理応答依頼コマンドと、直接通信を行う
PC以外のPCに出力される代理応答先指定コマンドよ
りなる。
【0030】次に図5に示されたフローチャートを用い
てプリンタによる上述の方式変更処理の一連の動作につ
いて説明する。まず、プリンタはネットワークに接続さ
れたすべてのPCからの問い合わせを受け付ける従来の
ネットワーク管理方式により管理されているものとす
る。この状態において、プリンタは各PCからの問い合
わせ要求の件数をカウントして管理通信発生頻度を検知
する(ステップS1)。ステップS2にて、この管理通
信発生頻度が所定の基準値を越えた場合(ステップS2
/YES)、管理方式変更処理を行う(ステップS
3)。この処理はプリンタの管理を行う各PCに対して
図4に示されたコマンドを対応する各PCに通知する。
これにより、代理権を与えられたPCがプリンタへの問
い合わせを行い、この代理権を有するPCにその他のP
Cが問い合わせを行う管理通信処理に移行することとな
る(ステップS4)。
【0031】また、上記の代理権を有するPCによる問
い合わせ方式は、各PCが同じ周期で問い合わせを行っ
ていても、間接的に問い合わせるPCが得られるプリン
タの各種状態は、直接問い合わせるPCが取得している
内容であるので遅延が生じることがある。特に直接問い
合わせるPCの問い合わせ設定周期より、間接的に問い
合わせるPCの問い合わせ設定周期が短い場合などは、
より早く状況の変化を得ようと周期を短く設定されたこ
とが無意味になり、無駄な通信が生じることになる。こ
のような不具合を防止するために本発明のネットワーク
管理システムでは、被管理装置に複数の管理装置の中か
ら代理権を与え、直接問い合わせを行う通信相手を選択
する機能を設けている。
【0032】これを本実施形態に置き換えれば、プリン
タは各PCの問い合わせ頻度を検出し、方式を切り替え
る際に最も問い合わせ件数の多いPCに代理権を与えて
直接通信の対象に指定する。これにより間接的にプリン
タの状態を問い合わせるPCにおける無駄な通信を削減
することができる。
【0033】次に、本発明のネットワーク管理システム
及び被管理装置の管理方法の他の実施形態について説明
する。本実施形態も、図1に示されるように管理装置と
しての3台のPCと、被管理装置としての1台のネット
ワークプリンタ4とがネットワーク5に接続されてい
る。また、上述した実施形態と同様に、複数の管理装置
により被管理装置を管理するシステムである。
【0034】上述した実施形態では、各管理装置の問い
合わせ周期の設定の如何により発生する遅延を極力排除
し効率的な管理を行うため、被管理装置に複数の管理装
置の中から代理権を与え、直接問い合わせを行う通信相
手を選択する機能を設けていた。これに対し、本実施形
態は、被管理装置と直接通信を行い、被管理装置の各種
の状態を取得する管理装置(以下、直接管理装置、また
は代理応答を行う管理装置という)に、直接管理装置に
被管理装置の状態を問い合わせる管理装置(以下、間接
管理装置という)からの取得通信の発生間隔を検知する
機能を設け、その間隔が自らが被管理装置に対して行っ
ている問い合わせの周期よりも短い場合に、検知した他
の管理装置の通信発生間隔に合わせて、問い合わせの周
期を調整する。
【0035】次に図6を用いて本実施形態による上述し
た問い合わせ周期の調整例を説明する。図6に示される
ように、PC1がプリンタと直接通信を行い、プリンタ
を直接管理する直接管理装置であり、PC2が代理権を
持つPC1に問い合わせて、間接的にプリンタの状態を
取得する間接管理装置である。また、初期状態では、P
C1の問い合わせ周期は、PC2の問い合わせ周期より
も長く設定されているものとする。
【0036】図6に示されるように、PC1は設定され
た時間となると、プリンタに対して問い合わせ(1A)
を出力する。また、PC2も設定された時間になると、
PC1に対して問い合わせ(2A)を出力する。PC1
は、問い合わせ(1A)に対する応答をプリンタより得
ていないので、PC2には、問い合わせ(1A)の一つ
前の問い合わせに対する応答内容を応答(2A)として
PC2に出力する。その後、PC1は問い合わせ(1
A)に対する応答(1A)をプリンタより得る。
【0037】上述したように、PC2の問い合わせの設
定周期はPC1の問い合わせの設定周期よりも短いの
で、PC2がPC1よりも先に、PC1に対して問い合
わせ(2B)を出力する。PC1は、PC2の問い合わ
せ発生間隔が自己の問い合わせ設定周期よりも短いこと
を検出すると、検出したPC2の問い合わせ周期に合わ
せて自己の問い合わせ周期を短く変更する。この変更す
る問い合わせの周期は、PC1のプリンタに対する問い
合わせに対する応答が得られた後に、PC2からの問い
合わせが来るように調整する。すなわち、間接問い合わ
せによる状態取得の遅延を極力抑止するように調整す
る。
【0038】次に図7に示されたフローチャートを用い
て代理応答をしているPCの処理フローを説明する。代
理応答をしているPC1は、他のPCからの問い合わせ
の発生頻度である管理通信発生頻度を検出する(ステッ
プS5)。そして、検出した管理通信発生頻度が自己の
問い合わせ周期よりも短いことを検出すると(ステップ
S6/YES)、検出したPCの問い合わせ周期よりも
自己の問い合わせ周期を短く設定し直して(ステップS
7)、検出したPCの状態取得の遅延を極力抑止するよ
うにする。そして、管理通信処理を再開して(ステップ
S8)、管理通信発生頻度を検出する(ステップS
5)。
【0039】このように、直接管理装置は、間接管理装
置の問い合わせ周期を検出して、検出した周期が自己の
被管理装置への問い合わせ周期よりも短い場合には、検
出した周期に合わせて自己の問い合わせ周期を変更する
ことにより、間接管理装置に発生する状態取得の遅延を
極力抑えることができる。
【0040】また、被管理装置の各種状態を直接取得
し、代理応答をしている管理装置が、自身の故障などの
原因で、所望の時間内に代理応答が行えない状態になっ
てしまった場合、間接管理装置では被管理装置の情報を
取得できなくなってしまう問題がある。
【0041】この問題を解決するために、本実施形態で
は、間接管理装置に、直接管理装置に問い合わせを行っ
てから、その問い合わせに対する応答が得られるまでの
時間を計時する計時手段を設け、直接管理装置からの応
答が所定の時間を経過してもない場合、直接、被管理装
置に対して状態の問い合わせを行うように切り替わる。
【0042】次に図8に示されたフローチャートを用い
て間接管理装置の、直接管理装置からの応答がない場合
の通信方式の切り替えの動作フローを説明する。なお、
図1に示された実施形態では、PC1がプリンタに対し
て直接状態問い合わせを行う直接管理装置であり、PC
2がPC1と通信を行い、プリンタの情報を取得する間
接管理装置であるとする。
【0043】まず、ステップS10にて、直接プリンタ
の状態を問い合わせているPC1に対し、PC2がプリ
ンタの各種状態の取得要求を出力する。そして、PC1
からの応答時間を計時手段により計時する。一定の時間
内にPC1から応答があった場合(ステップS11/Y
ES)、PC1から送られたプリンタの各種状態情報を
受信する管理通信受信処理を行い(ステップS12)、
次の設定された周期が来るまで待機状態となる(ステッ
プS13)。また、計時手段による計時結果が所定の時
間を経過しても、PC1からの応答が得られなかった場
合(ステップS11/NO)、管理方式変更処理を行
い、プリンタとの直接通信を開始する。
【0044】このように、間接管理装置が直接管理装置
からの応答時間を計時して、所定の時間を経過しても直
接管理装置からの応答がなかった場合に被管理装置に直
接状態の問い合わせを行うことにより、直接管理装置が
故障などが原因で代理応答が行えなくなった場合に、間
接管理装置が被管理装置の状態を取得できなくなるとい
う不具合を防止することができる。
【0045】上述した処理は、直接管理装置が、故障な
どにより所定の時間内に代理応答が行えない状態になっ
てしまった場合に行う管理方式の変更処理であるが、直
接管理装置が代理応答を故意に中断する場合には、間接
管理装置が直接管理装置からの応答時間を検出して、管
理方式を変更していたのでは、被管理装置の情報を取得
するまでにかかる時間に遅延が生じてしまう。
【0046】この遅延時間の発生を極力抑えるために、
本実施形態は、直接管理装置が故意に代理応答を中断す
る場合には、間接管理装置に対して代理応答を中断する
旨を通知する。また、間接管理装置が複数台ある場合に
は、その複数の管理装置の中から適当なものを選択し
(最も問い合わせ周期の短いものにするなど)、選択し
た被管理装置に対しては、以後のサービスの代行依頼、
その他の管理装置には、代行依頼を出力した管理装置を
通知する。
【0047】図9には、直接被管理装置に問い合わせを
行い、代理応答を行っている管理装置が、代理応答を中
断する際に、他の管理装置に通知するコマンドが示され
ている。図9に示されるように、代理応答を行っている
直接管理装置は、代理応答を中断する際には、問い合わ
せ周期の最も短い間接管理装置を検出して、この間接管
理装置には、代理応答中断通知である方式変更通知情報
と、代理応答依頼情報とを出力する。また、その他の間
接管理装置には、方式変更通知情報と代理応答を依頼し
た間接管理装置のアドレスなど示す代理応答先指定情報
とを出力する。
【0048】次に、直接管理装置が代理応答を中断する
場合に、間接管理をしている管理装置の台数を検出して
から代行依頼を出力する処理について、図10に示され
たフローチャートを用いて説明する。
【0049】直接管理装置は、故意に代理応答を中断す
る場合には、他の間接管理装置からの問い合わせ頻度で
ある管理通信発生頻度を検出する(ステップS15)。
そして、被管理装置を間接的に管理する間接管理装置が
複数台あるか否かを検出する(ステップS16)。被管
理装置を間接的に管理する間接管理装置が複数台ある場
合には、最も問い合わせ頻度の高いPCを検出して、そ
のPCに対して代理応答を依頼する(ステップS17)
と共に、その他のPCに対しては代理応答先の指定を出
力する(ステップS18)。また、被管理装置を間接的
に管理する間接管理装置が一台のみである場合には(ス
テップS16/NO)、そのPCに対して方式変更通知
を出力する(ステップS19)。
【0050】次に、代理応答を中断する場合の直接管理
装置の処理フローを図11に示されたフローチャートを
用いて説明する。 直接管理装置は、故意に代理応答を
中断する場合には、他の間接管理装置からの問い合わせ
頻度である管理通信発生頻度を検出する(ステップS2
1)。そして、プリンタの状態を問い合わせてくる間接
管理装置のうち最も問い合わせ頻度の高いPCには(ス
テップS22/YES)、代理応答依頼と、方式変更通
知とを出力する。また、その他のPCには(ステップS
22/NO)、方式変更通知と、代理応答先の指定とを
出力する。これにより、代理応答依頼を受けたPCは設
定された時間になると、プリンタに対して各種状態の問
い合わせを行う。また、その他のPCは設定された時間
になると、指定された代理応答を行うPCに対してプリ
ンタの各種状態の問い合わせを行う。
【0051】このように、直接管理装置が代理応答を中
断する際に、問い合わせ頻度の最も高い間接管理装置を
検出して、その間接管理装置に代理応答の代行依頼を出
力し、その他の間接管理装置に代行依頼を出力した間接
管理装置の情報を出力することにより、間接管理装置が
被管理装置の情報を取得することができなくなる時間が
発生するという不具合を防止することができる。
【0052】
【発明の効果】以上の説明より明らかなように本発明
は、被管理装置に対して管理プロトコルを用いて通信を
行うことにより被管理装置の各種状態などの情報を取得
する管理装置が、取得した各種状態などの情報を被管理
装置の状態の問い合わせのあった他の管理装置に通知す
ることにより、被管理装置の問い合わせ通信に対する応
答処理の負荷を軽減させることができる。
【0053】また、検出手段により管理装置からの問い
合わせ頻度が所定の頻度を越えたことを検出すると、代
理応答を行う管理装置からの問い合わせだけを受け付
け、代理応答を行う管理装置は、被管理装置と管理プロ
トコルを用いて通信を行うことにより被管理装置の各種
状態などの情報を取得して被管理装置の状況を把握する
と共に取得した各種状態などの情報を問い合わせ要求の
あった他の管理装置に通知することにより、常に効率的
な管理を行うことができる。
【0054】また、被管理装置が検出手段により問い合
わせ頻度が所定の頻度を越えたことを検出すると、複数
の管理装置の中から問い合わせ要求の周期が最も短い管
理装置を選択して代理応答依頼を通知することにより、
代理応答を行う管理装置に対して問い合わせる管理装置
に生じる遅延を極力抑止することができる。
【0055】また、間接管理装置は、直接管理装置に被
管理装置の各種状態などの情報を問い合わせてから、問
い合わせに対する応答が返ってくるまでの時間を計時す
る計時手段を有し、計時手段により所定の時間を計時し
ても、直接管理装置からの応答がない場合、被管理装置
に被管理装置の各種状態などの情報を直接問い合わせる
ことにより、直接管理装置が代理応答を行えなくなった
場合に、間接管理装置が被管理装置の各種状態などに関
する情報を得ることができなくなるという不具合を防止
することができる。また、間接管理装置がより早く被管
理装置の各種状態などに関する情報を得ようとして、被
管理装置への問い合わせ周期を短く設定した場合に、直
接管理装置からの応答が時間内に得られないと、この設
定が無意味になるという不具合を防止することができ
る。
【0056】また、直接管理装置が、間接管理装置から
の問い合わせの周期を検出する検出手段を有し、間接管
理装置からの問い合わせの周期が、管理装置の被管理装
置への問い合わせの周期よりも短い場合、被管理装置へ
の問い合わせの周期を間接管理装置からの問い合わせ周
期に合わせて短く調整することにより、直接管理装置の
問い合わせ周期が間接管理装置の問い合わせ周期よりも
長かった場合、間接管理装置に無駄な通信が発生すると
いう不具合を防止することができる。
【0057】また、直接管理装置が、被管理装置との通
信を中断する場合、間接管理装置の中から少なくとも1
の間接管理装置に、被管理装置に対して直接被管理装置
の各種状態などの情報を問い合わせて、取得する直接管
理の代行依頼と、その他の間接管理装置には、代行依頼
を送った間接管理装置の指定情報とを送信することによ
り、直接管理装置が、直接管理を中断した場合に、間接
管理装置が被管理装置の情報を取得することができなく
なる時間が発生するという不具合を防止することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のネットワーク管理システムの実施形態
を示すブロック図である。
【図2】プリンタに問い合わせるコマンドの一例であ
る。
【図3】動作フローを表す図である。
【図4】プリンタよりPCに出力されるコマンドの一例
を示す図である。
【図5】動作例を表すフローチャートである。
【図6】通信フローを表す図である。
【図7】動作例を表すフローチャートである。
【図8】動作例を表すフローチャートである。
【図9】代理応答をしているPCから発せられるコマン
ドの一例である。
【図10】動作例を表すフローチャートである。
【図11】動作例を表すフローチャートである。
【図12】従来の管理方法を用いた動作フローを表す図
である。
【図13】従来の管理方法を用いた動作フローを表す図
である。
【符号の説明】
1 PC 2 PC 3 PC 4 プリンタ 5 ネットワーク

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネットワーク上に少なくとも1以上の被
    管理装置と、複数の管理装置とが接続され、前記被管理
    装置を前記複数の管理装置により管理するネットワーク
    管理システムにおいて、 前記被管理装置に対して管理プロトコルを用いて通信を
    行うことにより前記被管理装置の各種状態などの情報を
    取得する管理装置は、該取得した各種状態などの情報を
    前記被管理装置の状態の問い合わせのあった他の管理装
    置に通知することを特徴とするネットワーク管理システ
    ム。
  2. 【請求項2】 ネットワーク上に少なくとも1以上の被
    管理装置と、複数の管理装置とが接続され、前記被管理
    装置を前記複数の管理装置により管理するネットワーク
    管理システムにおいて、 前記被管理装置は、該被管理装置の管理を行う前記複数
    の管理装置からの各種状態の問い合わせの頻度を検出す
    る検出手段を有し、 前記検出手段により前記複数の管理装置からの状態の問
    い合わせ頻度が所定の頻度を越えたことを検出すると、
    前記複数の管理装置に管理方式の変更要求を通知し、 前記被管理装置からの前記管理方式の変更要求により代
    理応答の依頼を受けた管理装置は、前記被管理装置と管
    理プロトコルを用いて通信を行うことにより前記被管理
    装置の各種状態などの情報を取得すると共に、該取得し
    た前記各種状態などの情報を前記被管理装置の状態の問
    い合わせのあった管理装置に通知することを特徴とする
    ネットワーク管理システム。
  3. 【請求項3】 前記管理方式の変更要求は、代理応答を
    行う管理装置に対して通知される代理応答依頼と、その
    他の管理装置に対して通知される代理応答先の指定と、
    全ての管理装置に対して通知される方式変更要求とから
    なることを特徴とする請求項2記載のネットワーク管理
    システム。
  4. 【請求項4】 前記被管理装置は、前記複数の管理装置
    からの状態の問い合わせ頻度が所定の頻度を越えるまで
    は、前記被管理装置を管理する全ての管理装置からの状
    態の問い合わせを受け付けることを特徴とする請求項2
    記載のネットワーク管理システム。
  5. 【請求項5】 前記被管理装置は、前記検出手段により
    前記複数の管理装置からの状態の問い合わせ頻度が所定
    の頻度を越えたことを検出すると、前記複数の管理装置
    の中から状態の問い合わせの周期が最も短い管理装置を
    選択して前記代理応答依頼を通知することを特徴とする
    請求項2または3記載のネットワーク管理システム。
  6. 【請求項6】 ネットワーク上に少なくとも1以上の被
    管理装置と、複数の管理装置とが接続され、前記被管理
    装置を前記複数の管理装置により管理するネットワーク
    管理システムにおいて、 前記複数の管理装置は、 前記被管理装置に対して直接該被管理装置の各種状態な
    どの情報を問い合わせて、取得する直接管理装置と、 前記直接管理装置に対して前記被管理装置の各種状態な
    どの情報を問い合わせる間接管理装置とからなり、 前記間接管理装置は、前記直接管理装置に前記被管理装
    置の各種状態などの情報を問い合わせてから、該問い合
    わせに対する応答が返ってくるまでの時間を計時する計
    時手段を有し、 前記計時手段により所定の時間を計時しても、前記直接
    管理装置からの応答がない場合、前記被管理装置に該被
    管理装置の各種状態などの情報を直接問い合わせること
    を特徴とするネットワーク管理システム。
  7. 【請求項7】 ネットワーク上に少なくとも1以上の被
    管理装置と、複数の管理装置とが接続され、前記被管理
    装置を前記複数の管理装置により管理するネットワーク
    管理システムにおいて、 前記複数の管理装置は、 前記被管理装置に対して直接該被管理装置の各種状態な
    どの情報を問い合わせて、取得する直接管理装置と、 前記直接管理装置に対して前記被管理装置の各種状態な
    どの情報を問い合わせる間接管理装置とからなり、 前記直接管理装置は、 前記間接管理装置からの問い合わせの周期を検出する検
    出手段を有し、 前記検出手段により、前記間接管理装置からの問い合わ
    せの周期が、前記直接管理装置の前記被管理装置への問
    い合わせの周期よりも短いことを検出した場合、 前記被管理装置への問い合わせの周期を前記間接管理装
    置からの問い合わせ周期よりも短く、または略同一の周
    期に変更することを特徴とするネットワーク管理システ
    ム。
  8. 【請求項8】 ネットワーク上に少なくとも1以上の被
    管理装置と、複数の管理装置とが接続され、前記被管理
    装置を前記複数の管理装置により管理するネットワーク
    管理システムにおいて、 前記複数の管理装置は、 前記被管理装置に対して直接該被管理装置の各種状態な
    どの情報を問い合わせて、取得する直接管理装置と、 前記直接管理装置に対して前記被管理装置の各種状態な
    どの情報を問い合わせる間接管理装置とからなり、 前記直接管理装置は、前記被管理装置との通信を中断す
    る場合、 前記間接管理装置の中から少なくとも1の間接管理装置
    に、前記被管理装置に対して直接該被管理装置の各種状
    態などの情報を問い合わせて、取得する直接管理の代行
    依頼と、 その他の間接管理装置には、前記代行依頼を送った間接
    管理装置の指定情報とを送信することを特徴とするネッ
    トワーク管理システム。
  9. 【請求項9】 前記直接管理装置は、 前記間接管理装置の前記直接管理装置への問い合わせの
    周期を検出する検出手段を有し、 前記直接管理装置への問い合わせ周期が最も短い間接管
    理装置に、前記直接管理の代行依頼を送ることを特徴と
    する請求項8記載のネットワーク管理システム。
  10. 【請求項10】 少なくとも1以上の被管理装置と、該
    被管理装置を管理する複数の管理装置とが接続されたネ
    ットワークにおける被管理装置の管理方法において、 管理プロトコルを用いて前記被管理装置の各種状態など
    の情報を取得する情報取得工程と、 他の管理装置からの前記被管理装置の状態の問い合わせ
    を受け付ける受け付け工程と、 前記受け付け工程により問い合わせを受け付けた管理装
    置に前記情報取得工程にて取得した情報を通知する情報
    通知工程とを有することを特徴とする被管理装置の管理
    方法。
  11. 【請求項11】 少なくとも1以上の被管理装置と、該
    被管理装置を管理する複数の管理装置とが接続されたネ
    ットワークにおける被管理装置の管理方法において、 前記被管理装置が該被管理装置を管理する前記複数の管
    理装置からの各種状態の問い合わせの頻度を検出する頻
    度検出工程と、 前記頻度検出工程により前記複数の管理装置からの問い
    合わせ頻度が所定の頻度を越えたことを検出するまで
    は、前記被管理装置は、問い合わせのあった全ての管理
    装置に自身の各種状態情報を通知する第1の情報通知工
    程と、 前記被管理装置が前記頻度検出工程により前記複数の管
    理装置からの問い合わせ頻度が所定の頻度を越えたこと
    を検出すると、前記複数の管理装置に管理方式の変更要
    求を通知する変更要求通知工程と、 前記変更要求通知工程により代理応答の依頼を受けた管
    理装置が管理プロトコルを用いて前記被管理装置の各種
    状態を問い合わせる状態問い合わせ工程と、 前記管理装置からの問い合わせにより被管理装置が自身
    の各種状態情報を前記管理装置に通知する第2の情報通
    知工程と、 前記管理装置が他の管理装置からの前記被管理装置の状
    態の問い合わせを受け付け、該受け付けた管理装置に前
    記情報通知工程により通知された各種状態情報を通知す
    る第3の情報通知工程と、を有することを特徴とする被
    管理装置の管理方法。
  12. 【請求項12】 前記変更要求通知工程により通知され
    る前記管理方式の変更要求は、前記管理装置に対して通
    知される代理応答依頼と、他の管理装置に対して通知さ
    れる代理応答先の指定と、全ての管理装置に対して通知
    される方式変更要求とからなることを特徴とする請求項
    11記載の被管理装置の管理方法。
  13. 【請求項13】 前記被管理装置は、前記頻度検出工程
    により前記管理装置からの問い合わせ頻度が所定の頻度
    を越えたことを検出すると、前記複数の管理装置の中か
    ら問い合わせ要求の周期が最も短い管理装置に代理応答
    依頼を通知することを特徴とする請求項11記載の被管
    理装置の管理方法。
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