JP3679616B2 - ネットワーク管理システム及び被管理装置の管理方法 - Google Patents

ネットワーク管理システム及び被管理装置の管理方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、管理装置から被管理装置に対して一定の時間毎に各種状態の問い合わせを送出し、その応答を受信するポーリング監視によるネットワーク管理システム及び被管理装置の管理方法に関し、特に特定の被管理装置に対し複数の管理装置が管理を行うネットワーク管理システム及び被管理装置の管理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、ネットワークに接続されたファクシミリ装置、プリンタ等の被管理装置の状態を通信により管理する場合、管理プロトコルにより一定の時間毎に装置の各種状態を問い合わせ、その応答を受信して装置の状態を検知するというポーリング監視によるものが一般的である。
【0003】
図12には管理装置としてのパーソナルコンピュータ(以下、PCという)と被管理装置としてのプリンタとの管理プロトコルに従った通信例が示されている。図12に示されるように、所定の時間となると、PCがプリンタに対して印刷可否を問い合わせる。プリンタはこの印刷可否問い合わせに対してOKであるかNGであるかの応答を出力する。OKを送信した場合、ここで通信が終了するがNGを送信した場合、PCは印刷不可理由をさらに問い合わせる。この問い合わせに対してプリンタは例えば紙切れであるなどの理由を通知する。これによりPCはプリンタの状態を検知することができる。この動作を設定された周期ごとにPCは繰り返すこととなる。
【0004】
また、被管理装置を一台の管理装置で管理するのではなく、複数の管理装置により管理する方法も用いられている。
【0005】
図13を用いて上述の被管理装置の状態を複数の管理装置が管理する場合の通信例を説明する。なお、ここでは被管理装置としてプリンタを、または管理装置としてPCを適用している。図13に示されるように、まず、所定の時間に達したPC1がプリンタに対して問い合わせ(1A)を行う。また、PC2も所定の時間に達したことによりプリンタに問い合わせ(2A)を出力する。プリンタは最初に問い合わせを受けたPC1に対して応答(1A)を出力する。そして次にPC2の問い合わせに対する応答(2A)を出力する。プリンタの各管理装置への応答が異常無しである場合にはこの通信を終了する。この問い合わせ周期は、管理装置によってそれぞれ個別に設定されている。図13に示された通信例の場合、PC2の設定周期がPC1の設定周期より短いので、次の問い合わせではPC2がPC1より先に問い合わせを行う。このようにしてプリンタは複数の管理装置からの問い合わせに対して応答しなければならない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述のように被管理装置を複数の管理装置により管理する場合、管理装置からの問い合わせ件数が増加し、被管理装置の問い合わせに対する応答処理の負荷が増大するため、被管理装置本来の機能に影響を与えることとなっていた。特に各管理装置が被管理装置に対する問い合わせ周期を短くして被管理装置の状態を正確に検知するような設定となっていた場合、上述の問題はより顕著に現れることになる。
【0007】
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、被管理装置の状態を複数の管理装置により管理するポーリング監視において、より効率的な管理を行うことができるネットワーク管理システム及び被管理装置の管理方法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
かかる目的を達成するために本発明のネットワーク管理システムは、ネットワーク上に少なくとも1以上の被管理装置と、複数の管理装置とが接続され、被管理装置を複数の管理装置により管理するネットワーク管理システムであって、被管理装置に対して管理プロトコルを用いて通信を行うことにより被管理装置の各種状態などの情報を取得する管理装置は、該取得した各種状態などの情報を被管理装置の状態の問い合わせのあった他の管理装置に通知することを特徴とする。
【0009】
本発明のネットワーク管理システムは、ネットワーク上に少なくとも1以上の被管理装置と、複数の管理装置とが接続され、被管理装置を複数の管理装置により管理するネットワーク管理システムであって、被管理装置は、該被管理装置の管理を行う複数の管理装置からの各種状態の問い合わせの頻度を検出する検出手段を有し、検出手段により複数の管理装置からの状態の問い合わせ頻度が所定の頻度を越えたことを検出すると、複数の管理装置に管理方式の変更要求を通知し、被管理装置からの管理方式の変更要求により代理応答の依頼を受けた管理装置は、被管理装置と管理プロトコルを用いて通信を行うことにより被管理装置の各種状態などの情報を取得すると共に、該取得した各種状態などの情報を被管理装置の状態の問い合わせのあった管理装置に通知することを特徴とする。
【0010】
上記の管理方式の変更要求は、代理応答を行う管理装置に対して通知される代理応答依頼と、その他の管理装置に対して通知される代理応答先の指定と、全ての管理装置に対して通知される方式変更要求とからなるとよい。
【0011】
上記の被管理装置は、複数の管理装置からの状態の問い合わせ頻度が所定の頻度を越えるまでは、被管理装置を管理する全ての管理装置からの状態の問い合わせを受け付けるとよい。
【0012】
上記の被管理装置は、検出手段により複数の管理装置からの状態の問い合わせ頻度が所定の頻度を越えたことを検出すると、複数の管理装置の中から状態の問い合わせの周期が最も短い管理装置を選択して代理応答依頼を通知することを特徴とする。
【0013】
本発明のネットワーク管理システムは、ネットワーク上に少なくとも1以上の被管理装置と、複数の管理装置とが接続され、被管理装置を複数の管理装置により管理するネットワーク管理システムであって、複数の管理装置は、被管理装置に対して直接被管理装置の各種状態などの情報を問い合わせて、取得する直接管理装置と、直接管理装置に対して被管理装置の各種状態などの情報を問い合わせる間接管理装置とからなり、間接管理装置は、直接管理装置に被管理装置の各種状態などの情報を問い合わせてから、問い合わせに対する応答が返ってくるまでの時間を計時する計時手段を有し、計時手段により所定の時間を計時しても、直接管理装置からの応答がない場合、被管理装置に被管理装置の各種状態などの情報を直接問い合わせることを特徴とする。
【0014】
本発明のネットワーク管理システムは、ネットワーク上に少なくとも1以上の被管理装置と、複数の管理装置とが接続され、被管理装置を複数の管理装置により管理するネットワーク管理システムであって、複数の管理装置は、被管理装置に対して直接被管理装置の各種状態などの情報を問い合わせて、取得する直接管理装置と、直接管理装置に対して被管理装置の各種状態などの情報を問い合わせる間接管理装置とからなり、直接管理装置は、間接管理装置からの問い合わせの周期を検出する検出手段を有し、検出手段により、間接管理装置からの問い合わせの周期が、直接管理装置の被管理装置への問い合わせの周期よりも短いことを検出した場合、被管理装置への問い合わせの周期を間接管理装置からの問い合わせ周期よりも短く、または略同一の周期に変更することを特徴とする。
【0015】
本発明のネットワーク管理システムは、ネットワーク上に少なくとも1以上の被管理装置と、複数の管理装置とが接続され、被管理装置を複数の管理装置により管理するネットワーク管理システムであって、複数の管理装置は、被管理装置に対して直接被管理装置の各種状態などの情報を問い合わせて、取得する直接管理装置と、直接管理装置に対して被管理装置の各種状態などの情報を問い合わせる間接管理装置とからなり、直接管理装置は、被管理装置との通信を中断する場合、間接管理装置の中から少なくとも1の間接管理装置に、被管理装置に対して直接被管理装置の各種状態などの情報を問い合わせて、取得する直接管理の代行依頼と、その他の間接管理装置には、代行依頼を送った間接管理装置の指定情報とを送信することを特徴とする。
【0016】
上記の直接管理装置は、間接管理装置の直接管理装置への問い合わせの周期を検出する検出手段を有し、直接管理装置への問い合わせ周期が最も短い間接管理装置に、直接管理の代行依頼を送るとよい。
【0017】
本発明の被管理装置の管理方法は、少なくとも1以上の被管理装置と、被管理装置を管理する複数の管理装置とが接続されたネットワークにおける被管理装置の管理方法であって、管理プロトコルを用いて被管理装置の各種状態などの情報を取得する情報取得工程と、他の管理装置からの被管理装置の状態の問い合わせを受け付ける受け付け工程と、受け付け工程により問い合わせを受け付けた管理装置に情報取得工程にて取得した情報を通知する情報通知工程とを有することを特徴とする。
【0018】
本発明の被管理装置の管理方法は、少なくとも1以上の被管理装置と、被管理装置を管理する複数の管理装置とが接続されたネットワークにおける被管理装置の管理方法であって、被管理装置が被管理装置を管理する複数の管理装置からの各種状態の問い合わせの頻度を検出する頻度検出工程と、頻度検出工程により複数の管理装置からの問い合わせ頻度が所定の頻度を越えたことを検出するまでは、被管理装置は、問い合わせのあった全ての管理装置に自身の各種状態情報を通知する第1の情報通知工程と、被管理装置が頻度検出工程により複数の管理装置からの問い合わせ頻度が所定の頻度を越えたことを検出すると、複数の管理装置に管理方式の変更要求を通知する変更要求通知工程と、変更要求通知工程により代理応答の依頼を受けた管理装置が管理プロトコルを用いて被管理装置の各種状態を問い合わせる状態問い合わせ工程と、管理装置からの問い合わせにより被管理装置が自身の各種状態情報を管理装置に通知する第2の情報通知工程と、管理装置が他の管理装置からの被管理装置の状態の問い合わせを受け付け、受け付けた管理装置に情報通知工程により通知された各種状態情報を通知する第3の情報通知工程と、を有することを特徴とする。
【0019】
上記の変更要求通知工程により通知される管理方式の変更要求は、管理装置に対して通知される代理応答依頼と、他の管理装置に対して通知される代理応答先の指定と、全ての管理装置に対して通知される方式変更要求とからなるとよい。
【0020】
上記の被管理装置は、頻度検出工程により管理装置からの問い合わせ頻度が所定の頻度を越えたことを検出すると、複数の管理装置の中から問い合わせ要求の周期が最も短い管理装置に代理応答依頼を通知するとよい。
【0021】
【発明の実施の形態】
次に添付図面を参照して本発明のネットワーク管理システム及び被管理装置の管理方法の実施の形態を詳細に説明する。図1〜図11を参照すると本発明のネットワーク管理システム及び被管理装置の管理方法に係る実施形態が示されている。
【0022】
まず、図1を用いて本発明のネットワーク管理システム及び被管理装置の管理方法に係る実施形態の構成を説明する。図1には管理装置をネットワークインタフェースを有するパソコン、被管理装置をネットワークプリンタとした実施形態が示されている。
【0023】
図1に示されるように本実施形態は、管理装置としての3台のPC、被管理装置としての1台のネットワークプリンタ4(以下、プリンタという)がネットワーク5に接続されている。PCは管理装置として機能するだけでなく、ネットワーク経由で印刷データをプリンタに送出し、プリンタ4に印字出力させることができる。また、PCはアプリケーションプログラムを動作させて、ネットワーク管理プロトコルに従った通信をプリンタとの間で行うことによりプリンタを管理する。
【0024】
図2には対プリンタ用ネットワーク管理プロトコルに用意されるコマンド群が示されている。管理装置であるPCが被管理装置であるプリンタに出力するコマンドとしては、印刷可否問い合わせ、印刷不可理由問い合わせ、印刷可能用紙サイズ問い合わせ、などがある。また被管理装置であるプリンタのこれらのコマンドに対する応答としては、印刷可否問い合わせに対しては印刷実行可能であるか否かを表すOK、NG、印刷可否問い合わせに対するプリンタの応答がNGであった場合にPCが出力する印刷不可理由問い合わせに対する応答としては、印刷機構不良、紙詰まり、ビジー、紙切れなどがある。また印刷可能用紙サイズ問い合わせに対する応答としては、A3、A4などの印刷可能である用紙サイズを応答する。さらに印刷領域など印刷条件に関する問い合わせ、及び各種設定に関する問い合わせなどを用意しておくこともできる。
【0025】
本発明が対象とする複数の管理装置により被管理装置を管理するシステムにおいては、図12に示されるような一台の管理装置で被管理装置を管理する場合と比較すると図13に示されるように被管理装置の管理装置に対する受信・応答件数が増加することとなる。これにより被管理装置の負荷が増加し、被管理装置の本来の機能にまで影響を及ぼすこととなる。またこの傾向は管理装置の被管理装置に対する問い合わせ周期が短くなればなるほど顕著となる。
【0026】
このような不具合を防止するために本発明のネットワーク管理システムでは、特定の管理装置だけが被管理装置の各種状態を問い合わせ、取得した被管理装置の各種状態を別の管理装置に対して通知することで被管理装置の負担を少なくしている。
【0027】
本実施形態による上記の処理の具体的な例を図3に示されたフローを用いて説明する。図1に示された本実施形態では、PC1だけがプリンタに対して直接問い合わせを行う。他のPCはプリンタに対する問い合わせは行わず、PC1に対してプリンタの状態を問い合わせる。図3に示されるように、所定の時間となるとプリンタに対して直接問い合わせることが許されたPC1はプリンタに対して問い合わせ(1A)を行う。また、PC2も所定の時間に達するとPC1に対して問い合わせ(2A)を行う。PC1はプリンタに出力した問い合わせ(1A)に対するプリンタからの応答を受けていないので、PC2からの問い合わせ(2A)に対しては1つ前の問い合わせに対する応答(2A)を出力する。PC1はPC2に対する応答を出力した後にプリンタからの問い合わせ(1A)に対する応答(1A)を受信する。これにより一回の動作を終了する。次にこの実施形態ではPC2の設定周期がPC1の設定周期よりも短いのでPC2がPC1に対して問い合わせ(2B)を出力する。またPC1もこのPC2からの問い合わせ(2B)を受信した後に、問い合わせの設定周期となったのでプリンタに対して問い合わせ(1B)を出力する。PC1はこの問い合わせ(1B)を出力した後にPC2からの問い合わせ(2B)に対する応答を出力する。この応答はプリンタからの問い合わせ(1B)に対する応答が届いていないので以前に受信した応答(1A)を出力する。そしてPC1はプリンタからの応答を受信する。以下、各PCとプリンタは各設定周期毎に上述の動作を繰り返す。
【0028】
上述の動作は1台のPCだけがプリンタへの直接の問い合わせを行うが、管理を行うPCの台数や、PCの問い合わせ周期の設定の如何、プリンタの処理能力などの条件により必ずしも従来の直接問い合わせ方法より効率的であるとは限らない。そこで本発明では、被管理装置が処理の発生頻度を検出し、この頻度がある基準を越えた場合にだけ上述のような処理を行うように切り換えることも特徴としている。
【0029】
本実施形態では上述の処理を実現するために、プリンタ4は処理能力にゆとりがある場合には、従来の複数のPCからの問い合わせを受け付ける。さらにプリンタ4はPCからの問い合わせ頻度をカウントして発生頻度を検出する。そして、予め設定された自己の処理能力を考慮した一定の基準値を越えた場合に、上述の一台のPCからの問い合わせ処理に切り換える。この時、プリンタ4はネットワーク上に接続された各PCには方式の変更と、直接通信するPCには代理応答の指示と、その他のPCには以降代理応答処理を行うPCがどの装置であるのかをそれぞれ通知する。図4にはこの方式切り替え時にプリンタより各PCに出力されるコマンドの一例が示されている。図4に示されるように、プリンタより出力されるコマンドは全てのPCに対して出力される方式変更通知コマンドと、直接通信のPCに対して出力される代理応答依頼コマンドと、直接通信を行うPC以外のPCに出力される代理応答先指定コマンドよりなる。
【0030】
次に図5に示されたフローチャートを用いてプリンタによる上述の方式変更処理の一連の動作について説明する。まず、プリンタはネットワークに接続されたすべてのPCからの問い合わせを受け付ける従来のネットワーク管理方式により管理されているものとする。この状態において、プリンタは各PCからの問い合わせ要求の件数をカウントして管理通信発生頻度を検知する(ステップS1)。ステップS2にて、この管理通信発生頻度が所定の基準値を越えた場合(ステップS2/YES)、管理方式変更処理を行う(ステップS3)。この処理はプリンタの管理を行う各PCに対して図4に示されたコマンドを対応する各PCに通知する。これにより、代理権を与えられたPCがプリンタへの問い合わせを行い、この代理権を有するPCにその他のPCが問い合わせを行う管理通信処理に移行することとなる(ステップS4)。
【0031】
また、上記の代理権を有するPCによる問い合わせ方式は、各PCが同じ周期で問い合わせを行っていても、間接的に問い合わせるPCが得られるプリンタの各種状態は、直接問い合わせるPCが取得している内容であるので遅延が生じることがある。特に直接問い合わせるPCの問い合わせ設定周期より、間接的に問い合わせるPCの問い合わせ設定周期が短い場合などは、より早く状況の変化を得ようと周期を短く設定されたことが無意味になり、無駄な通信が生じることになる。このような不具合を防止するために本発明のネットワーク管理システムでは、被管理装置に複数の管理装置の中から代理権を与え、直接問い合わせを行う通信相手を選択する機能を設けている。
【0032】
これを本実施形態に置き換えれば、プリンタは各PCの問い合わせ頻度を検出し、方式を切り替える際に最も問い合わせ件数の多いPCに代理権を与えて直接通信の対象に指定する。これにより間接的にプリンタの状態を問い合わせるPCにおける無駄な通信を削減することができる。
【0033】
次に、本発明のネットワーク管理システム及び被管理装置の管理方法の他の実施形態について説明する。本実施形態も、図1に示されるように管理装置としての3台のPCと、被管理装置としての1台のネットワークプリンタ4とがネットワーク5に接続されている。また、上述した実施形態と同様に、複数の管理装置により被管理装置を管理するシステムである。
【0034】
上述した実施形態では、各管理装置の問い合わせ周期の設定の如何により発生する遅延を極力排除し効率的な管理を行うため、被管理装置に複数の管理装置の中から代理権を与え、直接問い合わせを行う通信相手を選択する機能を設けていた。これに対し、本実施形態は、被管理装置と直接通信を行い、被管理装置の各種の状態を取得する管理装置(以下、直接管理装置、または代理応答を行う管理装置という)に、直接管理装置に被管理装置の状態を問い合わせる管理装置(以下、間接管理装置という)からの取得通信の発生間隔を検知する機能を設け、その間隔が自らが被管理装置に対して行っている問い合わせの周期よりも短い場合に、検知した他の管理装置の通信発生間隔に合わせて、問い合わせの周期を調整する。
【0035】
次に図6を用いて本実施形態による上述した問い合わせ周期の調整例を説明する。図6に示されるように、PC1がプリンタと直接通信を行い、プリンタを直接管理する直接管理装置であり、PC2が代理権を持つPC1に問い合わせて、間接的にプリンタの状態を取得する間接管理装置である。また、初期状態では、PC1の問い合わせ周期は、PC2の問い合わせ周期よりも長く設定されているものとする。
【0036】
図6に示されるように、PC1は設定された時間となると、プリンタに対して問い合わせ(1A)を出力する。また、PC2も設定された時間になると、PC1に対して問い合わせ(2A)を出力する。PC1は、問い合わせ(1A)に対する応答をプリンタより得ていないので、PC2には、問い合わせ(1A)の一つ前の問い合わせに対する応答内容を応答(2A)としてPC2に出力する。その後、PC1は問い合わせ(1A)に対する応答(1A)をプリンタより得る。
【0037】
上述したように、PC2の問い合わせの設定周期はPC1の問い合わせの設定周期よりも短いので、PC2がPC1よりも先に、PC1に対して問い合わせ(2B)を出力する。PC1は、PC2の問い合わせ発生間隔が自己の問い合わせ設定周期よりも短いことを検出すると、検出したPC2の問い合わせ周期に合わせて自己の問い合わせ周期を短く変更する。この変更する問い合わせの周期は、PC1のプリンタに対する問い合わせに対する応答が得られた後に、PC2からの問い合わせが来るように調整する。すなわち、間接問い合わせによる状態取得の遅延を極力抑止するように調整する。
【0038】
次に図7に示されたフローチャートを用いて代理応答をしているPCの処理フローを説明する。代理応答をしているPC1は、他のPCからの問い合わせの発生頻度である管理通信発生頻度を検出する(ステップS5)。そして、検出した管理通信発生頻度が自己の問い合わせ周期よりも短いことを検出すると(ステップS6/YES)、検出したPCの問い合わせ周期よりも自己の問い合わせ周期を短く設定し直して(ステップS7)、検出したPCの状態取得の遅延を極力抑止するようにする。そして、管理通信処理を再開して(ステップS8)、管理通信発生頻度を検出する(ステップS5)。
【0039】
このように、直接管理装置は、間接管理装置の問い合わせ周期を検出して、検出した周期が自己の被管理装置への問い合わせ周期よりも短い場合には、検出した周期に合わせて自己の問い合わせ周期を変更することにより、間接管理装置に発生する状態取得の遅延を極力抑えることができる。
【0040】
また、被管理装置の各種状態を直接取得し、代理応答をしている管理装置が、自身の故障などの原因で、所望の時間内に代理応答が行えない状態になってしまった場合、間接管理装置では被管理装置の情報を取得できなくなってしまう問題がある。
【0041】
この問題を解決するために、本実施形態では、間接管理装置に、直接管理装置に問い合わせを行ってから、その問い合わせに対する応答が得られるまでの時間を計時する計時手段を設け、直接管理装置からの応答が所定の時間を経過してもない場合、直接、被管理装置に対して状態の問い合わせを行うように切り替わる。
【0042】
次に図8に示されたフローチャートを用いて間接管理装置の、直接管理装置からの応答がない場合の通信方式の切り替えの動作フローを説明する。なお、図1に示された実施形態では、PC1がプリンタに対して直接状態問い合わせを行う直接管理装置であり、PC2がPC1と通信を行い、プリンタの情報を取得する間接管理装置であるとする。
【0043】
まず、ステップS10にて、直接プリンタの状態を問い合わせているPC1に対し、PC2がプリンタの各種状態の取得要求を出力する。そして、PC1からの応答時間を計時手段により計時する。一定の時間内にPC1から応答があった場合(ステップS11/YES)、PC1から送られたプリンタの各種状態情報を受信する管理通信受信処理を行い(ステップS12)、次の設定された周期が来るまで待機状態となる(ステップS13)。また、計時手段による計時結果が所定の時間を経過しても、PC1からの応答が得られなかった場合(ステップS11/NO)、管理方式変更処理を行い、プリンタとの直接通信を開始する。
【0044】
このように、間接管理装置が直接管理装置からの応答時間を計時して、所定の時間を経過しても直接管理装置からの応答がなかった場合に被管理装置に直接状態の問い合わせを行うことにより、直接管理装置が故障などが原因で代理応答が行えなくなった場合に、間接管理装置が被管理装置の状態を取得できなくなるという不具合を防止することができる。
【0045】
上述した処理は、直接管理装置が、故障などにより所定の時間内に代理応答が行えない状態になってしまった場合に行う管理方式の変更処理であるが、直接管理装置が代理応答を故意に中断する場合には、間接管理装置が直接管理装置からの応答時間を検出して、管理方式を変更していたのでは、被管理装置の情報を取得するまでにかかる時間に遅延が生じてしまう。
【0046】
この遅延時間の発生を極力抑えるために、本実施形態は、直接管理装置が故意に代理応答を中断する場合には、間接管理装置に対して代理応答を中断する旨を通知する。また、間接管理装置が複数台ある場合には、その複数の管理装置の中から適当なものを選択し(最も問い合わせ周期の短いものにするなど)、選択した被管理装置に対しては、以後のサービスの代行依頼、その他の管理装置には、代行依頼を出力した管理装置を通知する。
【0047】
図9には、直接被管理装置に問い合わせを行い、代理応答を行っている管理装置が、代理応答を中断する際に、他の管理装置に通知するコマンドが示されている。図9に示されるように、代理応答を行っている直接管理装置は、代理応答を中断する際には、問い合わせ周期の最も短い間接管理装置を検出して、この間接管理装置には、代理応答中断通知である方式変更通知情報と、代理応答依頼情報とを出力する。また、その他の間接管理装置には、方式変更通知情報と代理応答を依頼した間接管理装置のアドレスなど示す代理応答先指定情報とを出力する。
【0048】
次に、直接管理装置が代理応答を中断する場合に、間接管理をしている管理装置の台数を検出してから代行依頼を出力する処理について、図10に示されたフローチャートを用いて説明する。
【0049】
直接管理装置は、故意に代理応答を中断する場合には、他の間接管理装置からの問い合わせ頻度である管理通信発生頻度を検出する(ステップS15)。そして、被管理装置を間接的に管理する間接管理装置が複数台あるか否かを検出する(ステップS16)。被管理装置を間接的に管理する間接管理装置が複数台ある場合には、最も問い合わせ頻度の高いPCを検出して、そのPCに対して代理応答を依頼する(ステップS17)と共に、その他のPCに対しては代理応答先の指定を出力する(ステップS18)。また、被管理装置を間接的に管理する間接管理装置が一台のみである場合には(ステップS16/NO)、そのPCに対して方式変更通知を出力する(ステップS19)。
【0050】
次に、代理応答を中断する場合の直接管理装置の処理フローを図11に示されたフローチャートを用いて説明する。 直接管理装置は、故意に代理応答を中断する場合には、他の間接管理装置からの問い合わせ頻度である管理通信発生頻度を検出する(ステップS21)。そして、プリンタの状態を問い合わせてくる間接管理装置のうち最も問い合わせ頻度の高いPCには(ステップS22/YES)、代理応答依頼と、方式変更通知とを出力する。また、その他のPCには(ステップS22/NO)、方式変更通知と、代理応答先の指定とを出力する。これにより、代理応答依頼を受けたPCは設定された時間になると、プリンタに対して各種状態の問い合わせを行う。また、その他のPCは設定された時間になると、指定された代理応答を行うPCに対してプリンタの各種状態の問い合わせを行う。
【0051】
このように、直接管理装置が代理応答を中断する際に、問い合わせ頻度の最も高い間接管理装置を検出して、その間接管理装置に代理応答の代行依頼を出力し、その他の間接管理装置に代行依頼を出力した間接管理装置の情報を出力することにより、間接管理装置が被管理装置の情報を取得することができなくなる時間が発生するという不具合を防止することができる。
【0052】
【発明の効果】
以上の説明より明らかなように本発明は、被管理装置に対して管理プロトコルを用いて通信を行うことにより被管理装置の各種状態などの情報を取得する管理装置が、取得した各種状態などの情報を被管理装置の状態の問い合わせのあった他の管理装置に通知することにより、被管理装置の問い合わせ通信に対する応答処理の負荷を軽減させることができる。
【0053】
また、検出手段により管理装置からの問い合わせ頻度が所定の頻度を越えたことを検出すると、代理応答を行う管理装置からの問い合わせだけを受け付け、代理応答を行う管理装置は、被管理装置と管理プロトコルを用いて通信を行うことにより被管理装置の各種状態などの情報を取得して被管理装置の状況を把握すると共に取得した各種状態などの情報を問い合わせ要求のあった他の管理装置に通知することにより、常に効率的な管理を行うことができる。
【0054】
また、被管理装置が検出手段により問い合わせ頻度が所定の頻度を越えたことを検出すると、複数の管理装置の中から問い合わせ要求の周期が最も短い管理装置を選択して代理応答依頼を通知することにより、代理応答を行う管理装置に対して問い合わせる管理装置に生じる遅延を極力抑止することができる。
【0055】
また、間接管理装置は、直接管理装置に被管理装置の各種状態などの情報を問い合わせてから、問い合わせに対する応答が返ってくるまでの時間を計時する計時手段を有し、計時手段により所定の時間を計時しても、直接管理装置からの応答がない場合、被管理装置に被管理装置の各種状態などの情報を直接問い合わせることにより、直接管理装置が代理応答を行えなくなった場合に、間接管理装置が被管理装置の各種状態などに関する情報を得ることができなくなるという不具合を防止することができる。また、間接管理装置がより早く被管理装置の各種状態などに関する情報を得ようとして、被管理装置への問い合わせ周期を短く設定した場合に、直接管理装置からの応答が時間内に得られないと、この設定が無意味になるという不具合を防止することができる。
【0056】
また、直接管理装置が、間接管理装置からの問い合わせの周期を検出する検出手段を有し、間接管理装置からの問い合わせの周期が、管理装置の被管理装置への問い合わせの周期よりも短い場合、被管理装置への問い合わせの周期を間接管理装置からの問い合わせ周期に合わせて短く調整することにより、直接管理装置の問い合わせ周期が間接管理装置の問い合わせ周期よりも長かった場合、間接管理装置に無駄な通信が発生するという不具合を防止することができる。
【0057】
また、直接管理装置が、被管理装置との通信を中断する場合、間接管理装置の中から少なくとも1の間接管理装置に、被管理装置に対して直接被管理装置の各種状態などの情報を問い合わせて、取得する直接管理の代行依頼と、その他の間接管理装置には、代行依頼を送った間接管理装置の指定情報とを送信することにより、直接管理装置が、直接管理を中断した場合に、間接管理装置が被管理装置の情報を取得することができなくなる時間が発生するという不具合を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のネットワーク管理システムの実施形態を示すブロック図である。
【図2】プリンタに問い合わせるコマンドの一例である。
【図3】動作フローを表す図である。
【図4】プリンタよりPCに出力されるコマンドの一例を示す図である。
【図5】動作例を表すフローチャートである。
【図6】通信フローを表す図である。
【図7】動作例を表すフローチャートである。
【図8】動作例を表すフローチャートである。
【図9】代理応答をしているPCから発せられるコマンドの一例である。
【図10】動作例を表すフローチャートである。
【図11】動作例を表すフローチャートである。
【図12】従来の管理方法を用いた動作フローを表す図である。
【図13】従来の管理方法を用いた動作フローを表す図である。
【符号の説明】
1 PC
2 PC
3 PC
4 プリンタ
5 ネットワーク

Claims (13)

  1. ネットワーク上に少なくとも1以上の被管理装置と、複数の管理装置とが接続され、前記被管理装置を前記複数の管理装置により管理するネットワーク管理システムにおいて、
    前記被管理装置に対して管理プロトコルを用いて通信を行うことにより前記被管理装置の各種状態などの情報を取得する管理装置は、該取得した各種状態などの情報を前記被管理装置の状態の問い合わせのあった他の管理装置に通知することを特徴とするネットワーク管理システム。
  2. ネットワーク上に少なくとも1以上の被管理装置と、複数の管理装置とが接続され、前記被管理装置を前記複数の管理装置により管理するネットワーク管理システムにおいて、
    前記被管理装置は、該被管理装置の管理を行う前記複数の管理装置からの各種状態の問い合わせの頻度を検出する検出手段を有し、
    前記検出手段により前記複数の管理装置からの状態の問い合わせ頻度が所定の頻度を越えたことを検出すると、前記複数の管理装置に管理方式の変更要求を通知し、
    前記被管理装置からの前記管理方式の変更要求により代理応答の依頼を受けた管理装置は、前記被管理装置と管理プロトコルを用いて通信を行うことにより前記被管理装置の各種状態などの情報を取得すると共に、該取得した前記各種状態などの情報を前記被管理装置の状態の問い合わせのあった管理装置に通知することを特徴とするネットワーク管理システム。
  3. 前記管理方式の変更要求は、代理応答を行う管理装置に対して通知される代理応答依頼と、その他の管理装置に対して通知される代理応答先の指定と、全ての管理装置に対して通知される方式変更要求とからなることを特徴とする請求項2記載のネットワーク管理システム。
  4. 前記被管理装置は、前記複数の管理装置からの状態の問い合わせ頻度が所定の頻度を越えるまでは、前記被管理装置を管理する全ての管理装置からの状態の問い合わせを受け付けることを特徴とする請求項2記載のネットワーク管理システム。
  5. 前記被管理装置は、前記検出手段により前記複数の管理装置からの状態の問い合わせ頻度が所定の頻度を越えたことを検出すると、前記複数の管理装置の中から状態の問い合わせの周期が最も短い管理装置を選択して前記代理応答依頼を通知することを特徴とする請求項2または3記載のネットワーク管理システム。
  6. ネットワーク上に少なくとも1以上の被管理装置と、複数の管理装置とが接続され、前記被管理装置を前記複数の管理装置により管理するネットワーク管理システムにおいて、
    前記複数の管理装置は、
    前記被管理装置に対して直接該被管理装置の各種状態などの情報を問い合わせて、取得する直接管理装置と、
    前記直接管理装置に対して前記被管理装置の各種状態などの情報を問い合わせる間接管理装置とからなり、
    前記間接管理装置は、前記直接管理装置に前記被管理装置の各種状態などの情報を問い合わせてから、該問い合わせに対する応答が返ってくるまでの時間を計時する計時手段を有し、
    前記計時手段により所定の時間を計時しても、前記直接管理装置からの応答がない場合、前記被管理装置に該被管理装置の各種状態などの情報を直接問い合わせることを特徴とするネットワーク管理システム。
  7. ネットワーク上に少なくとも1以上の被管理装置と、複数の管理装置とが接続され、前記被管理装置を前記複数の管理装置により管理するネットワーク管理システムにおいて、
    前記複数の管理装置は、
    前記被管理装置に対して直接該被管理装置の各種状態などの情報を問い合わせて、取得する直接管理装置と、
    前記直接管理装置に対して前記被管理装置の各種状態などの情報を問い合わせる間接管理装置とからなり、
    前記直接管理装置は、
    前記間接管理装置からの問い合わせの周期を検出する検出手段を有し、
    前記検出手段により、前記間接管理装置からの問い合わせの周期が、前記直接管理装置の前記被管理装置への問い合わせの周期よりも短いことを検出した場合、
    前記被管理装置への問い合わせの周期を前記間接管理装置からの問い合わせ周期よりも短く、または略同一の周期に変更することを特徴とするネットワーク管理システム。
  8. ネットワーク上に少なくとも1以上の被管理装置と、複数の管理装置とが接続され、前記被管理装置を前記複数の管理装置により管理するネットワーク管理システムにおいて、
    前記複数の管理装置は、
    前記被管理装置に対して直接該被管理装置の各種状態などの情報を問い合わせて、取得する直接管理装置と、
    前記直接管理装置に対して前記被管理装置の各種状態などの情報を問い合わせる間接管理装置とからなり、
    前記直接管理装置は、前記被管理装置との通信を中断する場合、
    前記間接管理装置の中から少なくとも1の間接管理装置に、前記被管理装置に対して直接該被管理装置の各種状態などの情報を問い合わせて、取得する直接管理の代行依頼と、
    その他の間接管理装置には、前記代行依頼を送った間接管理装置の指定情報とを送信することを特徴とするネットワーク管理システム。
  9. 前記直接管理装置は、
    前記間接管理装置の前記直接管理装置への問い合わせの周期を検出する検出手段を有し、
    前記直接管理装置への問い合わせ周期が最も短い間接管理装置に、前記直接管理の代行依頼を送ることを特徴とする請求項8記載のネットワーク管理システム。
  10. 少なくとも1以上の被管理装置と、該被管理装置を管理する複数の管理装置とが接続されたネットワークにおける被管理装置の管理方法において、
    管理プロトコルを用いて前記被管理装置の各種状態などの情報を取得する情報取得工程と、
    他の管理装置からの前記被管理装置の状態の問い合わせを受け付ける受け付け工程と、
    前記受け付け工程により問い合わせを受け付けた管理装置に前記情報取得工程にて取得した情報を通知する情報通知工程とを有することを特徴とする被管理装置の管理方法。
  11. 少なくとも1以上の被管理装置と、該被管理装置を管理する複数の管理装置とが接続されたネットワークにおける被管理装置の管理方法において、
    前記被管理装置が該被管理装置を管理する前記複数の管理装置からの各種状態の問い合わせの頻度を検出する頻度検出工程と、
    前記頻度検出工程により前記複数の管理装置からの問い合わせ頻度が所定の頻度を越えたことを検出するまでは、前記被管理装置は、問い合わせのあった全ての管理装置に自身の各種状態情報を通知する第1の情報通知工程と、
    前記被管理装置が前記頻度検出工程により前記複数の管理装置からの問い合わせ頻度が所定の頻度を越えたことを検出すると、前記複数の管理装置に管理方式の変更要求を通知する変更要求通知工程と、
    前記変更要求通知工程により代理応答の依頼を受けた管理装置が管理プロトコルを用いて前記被管理装置の各種状態を問い合わせる状態問い合わせ工程と、
    前記管理装置からの問い合わせにより被管理装置が自身の各種状態情報を前記管理装置に通知する第2の情報通知工程と、
    前記管理装置が他の管理装置からの前記被管理装置の状態の問い合わせを受け付け、該受け付けた管理装置に前記情報通知工程により通知された各種状態情報を通知する第3の情報通知工程と、を有することを特徴とする被管理装置の管理方法。
  12. 前記変更要求通知工程により通知される前記管理方式の変更要求は、前記管理装置に対して通知される代理応答依頼と、他の管理装置に対して通知される代理応答先の指定と、全ての管理装置に対して通知される方式変更要求とからなることを特徴とする請求項11記載の被管理装置の管理方法。
  13. 前記被管理装置は、前記頻度検出工程により前記管理装置からの問い合わせ頻度が所定の頻度を越えたことを検出すると、前記複数の管理装置の中から問い合わせ要求の周期が最も短い管理装置に代理応答依頼を通知することを特徴とする請求項11記載の被管理装置の管理方法。
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