JP6486227B2 - システム、及びその方法 - Google Patents

システム、及びその方法 Download PDF

Info

Publication number
JP6486227B2
JP6486227B2 JP2015143136A JP2015143136A JP6486227B2 JP 6486227 B2 JP6486227 B2 JP 6486227B2 JP 2015143136 A JP2015143136 A JP 2015143136A JP 2015143136 A JP2015143136 A JP 2015143136A JP 6486227 B2 JP6486227 B2 JP 6486227B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
file
agent
agent information
information
server
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2015143136A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2017027216A (ja
Inventor
佳延 浜田
佳延 浜田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2015143136A priority Critical patent/JP6486227B2/ja
Publication of JP2017027216A publication Critical patent/JP2017027216A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6486227B2 publication Critical patent/JP6486227B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)

Description

本発明は、画像処理装置や情報処理装置などのクライアント装置上で動作するエージェントを管理する技術に関する。
従来、課金、情報漏洩の抑止、情報漏洩者の追跡などを目的に、プリンターやMFP(Multi Function Peripheral)などが行った画像処理に関する履歴情報を収集する履歴管理システムが存在する(例えば、特許文献1)。
履歴管理システムは、MFPで処理され、記録されたジョブの履歴情報(ジョブ履歴)を収集する該MFP内で動作するエージェントと、エージェントからジョブ履歴を受信して、管理する履歴管理サーバーと、から構成される。履歴管理サーバーは、収集したジョブ履歴に対して適宜変換や加工の処理を行ったり、その処理後のジョブ履歴を保管・監査するための監査システムに転送したりする。
また、複数の履歴管理サーバーが存在する場合には、連携する各エージェントの設定情報として、エージェントが動作するMFPに関する情報などを共有フォルダー上で管理している。各履歴管理サーバーは、設定情報を用いて、管理対象とするエージェントからのジョブ履歴の受信制御や、各エージェントの稼働状況の管理などを行っている。
特開2014−182653号公報
ここで、エージェントの設定情報を共有フォルダー上でファイルに保存している場合、該設定情報の更新に係るファイルへの書き込み中に、該ファイルを管理するサーバーで予期せぬ電源断等が発生することで、そのファイルが破損して内容が失われてしまうということがある。ファイル内の設定情報が不正である場合には、履歴管理サーバーによりエージェントからのジョブ履歴の受信制御が正常に行われない、エージェントの稼働状況が不明となるといった問題が発生し得る。
上記の課題を解決するために、本発明は、履歴情報を送信する機能を有するエージェントが動作する複数のクライアント装置と通信する複数の履歴管理サーバーと、ファイルサーバーとを含むシステムであって、
前記ファイルサーバーは、前記複数のクライアント装置のそれぞれで動作するエージェントごとに、該エージェントが管理対象であることを識別するための登録確認ファイルと、該エージェントの設定を含むエージェント情報が書き込まれるエージェント情報ファイルと、予備ファイルと、を管理する記憶手段を、有し、
前記複数の履歴管理サーバーのそれぞれは、特定のエージェントのエージェント情報の書き込みの要求を受付けた場合に、書き込み先が前記ファイルサーバーかどうかを判断する第1の判断手段と、書き込み先が前記ファイルサーバーであると判断された場合に、前記ファイルサーバーの前記記憶手段で管理される前記特定のエージェントに対応する登録確認ファイルのオープンに成功したかどうかを判断する第2の判断手段と、前記登録確認ファイルのオープンに成功したと判断された場合に、前記書き込みが要求されたエージェント情報を、前記特定のエージェントに対応する予備ファイルに書き込む書き込み手段と、を有し、前記書き込み手段は、前記予備ファイルに書き込まれた前記エージェント情報が読み込めた場合に、当該エージェント情報を、前記特定のエージェントに対応するエージェント情報ファイルに書き込み、前記エージェント情報ファイルへの前記エージェント情報の書き込みの後に、前記登録確認ファイルがクローズされることを特徴とする。
本発明に依れば、共有フォルダー上のファイルでエージェントの設定情報を管理する場合であっても、そのファイルが破損して内容が失われてしまうといったことを防止することが可能となる。
本発明におけるシステム構成の例を示す図 情報処理装置のハードウェア構成例を示す図 履歴管理サーバーのソフトウェア構成例を示す図 エージェント管理用のファイルの例を示す図 実施例1のエージェント情報ファイルの書き込み処理を説明するためのフローチャート 実施例1のエージェント情報ファイルの読み込み処理を説明するためのフローチャート 実施例1の生存確認ファイルに対する処理を説明するためのフローチャート 実施例2の要求処理部による処理を説明するためのフローチャート 実施例2のエージェント情報ファイルの読み込み処理を説明するためのフローチャート
以下、本発明を実施するための形態について図面を用いて説明する。
(実施例1)
図1は、本発明におけるネットワークシステム全体の構成例を示す。ネットワークシステム内には、履歴管理システム100、およびそれと連携する監査システム131などが含まれている。
履歴管理システム100は、複数台の画像処理装置としてのMFP111と、複数台の履歴管理サーバー101とが、負荷分散装置151を介して接続されている。また、ファイルサーバー102上の共有フォルダーが、複数台の履歴管理サーバー101からアクセスされる。なお、履歴管理サーバーに対して履歴情報を送信するエージェントが動作するクライアント装置の例として、本システムではMFP111を挙げている。しかしながら、本発明に適用できるクライアント装置としては、他にも、ネットワークカメラやデジタル医療機器などの画像処理装置や、スマートホンなどの携帯機器、デスクトップコンピュータ、家電製品、体重や血圧を計測する計測機器などがある。
履歴管理サーバー101は、MFP111などのクライアント装置で動作するエージェントから受信した履歴情報を管理する。例えば、MFP111で記録された画像処理(スキャンやプリントなど)に係るジョブの実行履歴を示すジョブ履歴を、履歴情報として管理する。ジョブ履歴は、ジョブの種別に応じて入力または出力される画像データと、該ジョブの実行日時や実行指示したユーザー情報などを含む属性情報などで構成される。さらに、履歴管理サーバー101は、必要に応じて、受信した履歴情報に含まれる属性情報の整形や、画像データの解像度変換などの処理を行う。そして、履歴管理サーバー101は、処理後の履歴情報を連携する監査システム131にエクスポートする。また、履歴管理サーバー101は、管理対象となるエージェントの設定値やステータスなどを示す設定情報をファイルサーバー102で管理する。
ファイルサーバー102は、ネットワークを介して、複数の履歴管理サーバー101からアクセスすることが可能なように構成されている。とくに、ファイルサーバー102は、各MFP111上で動作しているエージェントの設定情報などを、ファイルとして共有フォルダー上に保持している。以降、特に断りがない場合、共有フォルダーと記載した場合は、ファイルサーバー102上の共有フォルダーを指すものとする。なお、ファイルサーバー102は、履歴管理サーバー101のいずれかが包含していても良い。
監査システム131は、履歴管理サーバー101からエクスポートされた履歴情報を保管し、監査するための検索の機能を備える。監査システム131は、履歴情報の監査専用に仕立てられたシステムであっても良いし、一般的なデータウェアハウスシステムや文書管理システムなどであっても良い。
負荷分散装置151は、各MFP111のエージェントから履歴管理サーバー101に対する接続を振り分け、複数の履歴管理サーバー101間で負荷が分散されるようにする。負荷分散装置151は、必要に応じて設置されるものとする。
MFP111では、MFP111内で記録された履歴情報を収集して、その情報を定期的に負荷分散装置151を経由して履歴管理サーバー101に送信する機能を持つエージェントが動作している。エージェントは、自身のステータスを含む稼働情報などを外部に送信する機能も備え、それら機能はMFP111にインストールされた専用のエージェントプログラムによって実現されている。エージェントは、履歴情報の送信タイミングについて、未送信の履歴情報のサイズや時間帯などを条件にして、不定期に送信するといった機能も有している。また、送信すべき種類の履歴情報やその内容についても、任意に指定して送信対象とすることが可能である。また、各MFP111で動作するエージェント(プログラム)には、それぞれユニークな識別情報(エージェントID)が割り当てられる。
図2は、履歴管理サーバー101やファイルサーバー102などの情報処理装置のハードウェア構成例を示すブロック図である。
CPU211を含む制御部210は、サーバー機の動作を制御する。CPU211は、ROM212やHDD214に記憶された制御プログラムを読み込んで、入力や出力といった各種制御処理や、演算処理を実行する。RAM213は、CPU211の主メモリー、ワークエリアなどの一時記憶領域として用いられる。HDD214は、ジョブ履歴や、後述する本発明に特有な処理を実現するための各種プログラムなどを記憶する。操作入力I/F215は、接続されたキーボードやマウスなどの操作デバイスからの信号入力を受け付ける。表示出力I/F216は、画面表示用のディスプレイ等への信号出力を行う。ネットワークI/F217は、制御部210をネットワークに接続し、ネットワーク上の別の装置との情報の送受信を行う。なお、220は、制御部210内の各ブロックを接続するバスである。
図3は、履歴管理サーバー101のソフトウェア構成例を示すブロック図である。
要求処理部301は、MFP111上で動作するエージェントからのジョブ履歴の送信などの処理要求を受信し、必要に応じた処理を実行する。例えば、エージェントからジョブ履歴を受信した場合、ジョブ履歴に含まれる画像データに対し、OCRによるテキスト抽出や、画像形式変換および解像度変換などの処理を行う。また、画像データのサムネイルを作成したり、属性情報を整形したりすることも可能である。
さらに、要求処理部301は、監査システム131に対して、ジョブ履歴を、その履歴の送信元であるエージェントの設定情報とともに送信する。ジョブ履歴は、履歴管理サーバー101に対する事前設定に従い、HDD214や外部のファイルサーバーなどにエクスポートするようにしても良い。
サーバー管理部302は、予め設定された間隔で、定期的にジョブ履歴に対する処理の中断の検出や、エージェントの停止検出を行う。サーバー管理部302は、アクセス部311を介して図4で後述する生存確認ファイル404を参照することで、各MFP111上で動作するエージェントのそれぞれが停止していないかを確認する。サーバー管理部302は、確認の結果、機能停止中のエージェントを検出した場合に、生存確認ファイル404の更新などといった処理を行う。
UI(User Interface)部303は、履歴管理サーバーやエージェントの状態を確認したり、設定値を変更したりするための操作画面などをシステム管理者などに提供する。例えば、システム管理者は、UI部303が提供する操作画面を介して、図4で後述するエージェント情報ファイル402に含まれる設定値を更新できる。本発明では、UI部303は、ウェブアプリケーションとして実装され、ウェブブラウザー上に操作画面を提供するものとするが、操作画面の提供方法はその方法に限らないものとする。
通知部304は、システム管理者によりUI部303を介して予め設定されたメールアドレスなどの宛先情報に対し、必要に応じて、システム内で検出されたエラー等をメールで通知する。通知方法はメール以外にも、前述したウェブブラウザー上への通知画面の提供なども可能である。
アクセス部311は、共有フォルダー上で保持されたエージェント管理用のファイルに対して、作成、削除、更新(書き込み)、参照(読み込み)といった各種ファイルアクセスを行う。
図4は、履歴管理サーバー101がエージェントを管理するために共有フォルダー上に作成するファイル群の一例である。エージェント毎に、これらのファイルが作られるものとする。
登録確認ファイル401は、“エージェントID:0001”で識別されるエージェントが履歴管理サーバーに管理対象として登録されていることを確認するために用いられる。登録確認ファイル401は、ファイル名にエージェントIDのみを持ち、その中身は空である。登録確認ファイル401は、エージェントが管理対象として登録されるときに作成され、削除されるまで更新されることはないものとする。ここで、要求処理部301は、基本的には、管理対象として登録されたエージェントから送信されてきた履歴情報に対して適宜処理を行うものとする。また、本実施例では、登録確認ファイル401は、アクセス部311が、同一エージェントのエージェント情報ファイル402や予備ファイル403にアクセスする場合の排他制御にも用いられる。
エージェント情報ファイル402は、エージェントの設定およびステータスを管理するためのファイルである。エージェント情報ファイル402は、ファイル名にエージェントIDと、エージェント情報ファイルであることを示す文字列を持つ。特定の設定値やステータスを持つファイルを見つける際の利便性のために、エージェント情報ファイル内の一部の情報をファイル名として含めてもよい。エージェント情報ファイル402は、エージェントが登録されるときに作成され、その後はエージェントの設定値更新やステータス更新の処理に応じて更新される。
エージェント情報ファイル402は、本実施例ではXML形式のファイルとするが、CSV等の形式であっても良い。なお、エージェント情報ファイル402は、処理の都合上、共有フォルダー上ではなく、履歴管理サーバー101内に必要になることがある。この場合、アクセス部311は、共有フォルダーではなく履歴管理サーバー101内で、エージェント情報ファイル402の書き込み、読み込み、削除を行う。
予備ファイル403は、エージェント情報ファイル402が破損した場合の復旧などを目的に用意されたファイルである。通常、エージェント情報ファイル402に書き込むべき内容と、同様の内容が書き込まれる。このため、予備ファイル403の形式は、エージェント情報ファイル402の形式に従うものとする。予備ファイル403のファイル名については、エージェント情報ファイル402と同様に、エージェントIDと、予備ファイルであることを示す文字列などを持つ。予備ファイル403は、エージェントが登録されるときに作成され、その後は共有フォルダー上のエージェント情報ファイル402の更新時に更新される。
生存確認ファイル404は、履歴管理サーバー101が、登録済みのエージェントが停止していないか否かを判断するために用いられる。生存確認ファイル404は、各エージェントから生存通知が初めて来たときにエージェント毎に共有フォルダー上に作成される。その後は、エージェントから送信されてくる生存通知や、サーバー管理部302による機能停止の検出に応じて更新される。ここで、生存通知は、エージェントから送信されてくるステータス情報の1つで、エージェントが稼働していることを履歴管理サーバー101に伝えるために定期的に(例えば5分間隔で)送られてくる通知である。
生存確認ファイル404は、ファイル名に生存通知日時、停止検出回数、エージェントIDを持ち、ファイルの中身は空とする。生存通知日時は、そのファイルに対応するエージェントからの最新の生存通知を受信した時間などを示す文字列(年月日時秒)である。停止検出回数は、サーバー管理部302が、そのエージェントを停止中と判断した回数であり、生存通知を受信するたびに、要求処理部301によって0に更新される。また、停止検出回数は、サーバー管理部302が停止中と判断した場合に、インクリメントされる。なお、停止検出回数が予め設定された回数に達した場合、サーバー管理部302は、通知部304を介して、所定の宛先に対してエージェントの停止を通知する。
例えば、生存通知日時が「2015年6月15日20時8分43秒」、停止検出回数が「0」、エージェントIDが「0001」の生存確認ファイル404のファイル名は、「20150615200843_0_0001」となる。
なお、図4に示す各ファイルは、UI部303からエージェントの登録解除の操作が行われた場合に、そのエージェントのものについて、アクセス部311を介して削除されるものとする。
次に、図5で示すフローチャートを用いて、アクセス部311によるエージェント情報ファイル402への書き込み処理について説明する。図5のフローチャートに示す各ステップは、履歴管理サーバー101のCPU211がROM212またはHDD214に記憶されているアクセス部311を実現するプログラムを実行することで実現される。また、CPU211は、必要に応じて記憶領域としてRAM213やHDD214を利用する。以降で図示するフローチャートについても同様である。
図5の処理は、要求処理部301やサーバー管理部302、UI部303から、エージェント情報ファイル402の書き込み先のパスおよびファイル名や書き込むエージェント情報の内容を引数として呼び出されるものとする。具体的には、要求処理部301がエージェントからのエージェント登録要求やステータス通知を受信した際、UI部303で設定変更がなされた際、等に呼ばれる処理である。
S501において、アクセス部311は、書き込み先が共有フォルダー上のファイルか否かを判断する。共有フォルダーではない、すなわち、履歴管理サーバー101のローカルディスク上のフォルダーである場合にはS502に進み、共有フォルダーである場合にはS503に進む。
S502において、アクセス部311は、履歴管理サーバー101上の、引数で渡された書き込み先に、引数で渡されたエージェント情報の内容をエージェント情報ファイルとして書き込む。通常、この書き込みは、ファイルを新規作成することになる。また、エージェント情報の内容はエージェントに対する設定値およびステータスなどを示す。その後、本処理は終了する。
S503において、アクセス部311は、登録確認ファイル401を排他モードでオープンする。これは、登録確認ファイル401を排他モードでオープンしている間、他の履歴管理サーバー101からの同一のエージェント情報ファイル402、予備ファイル403へのアクセスを制限させるためである。ただし、排他の方法はこれに限るものではなく、これとは別な方法で排他を制御するようにしても良いし、排他が不要な場合は排他制御しなくても良い。S504において、アクセス部311は、S503の排他モードでのオープンが成功したか否かを判断する。排他モードでのオープンが成功した場合にはS505に進み、排他モードでのオープンが失敗した場合にはS513に進む。なお、排他モードでのオープンに失敗した場合は、所定の期間だけ待機した後に、再度排他モードでのオープンを試行するように設計することも可能である。
S505において、アクセス部311は、引数で渡されたエージェント情報の内容を共有フォルダー上の予備ファイル403に書き込む。このエージェント情報の内容は、エージェントに対する設定値およびステータスなどを示す。予備ファイル403の書き込み先のパスとファイルは、引数として渡された対応するエージェント情報ファイル402のパスとファイル名から生成するものとする。このとき、書き込み先の予備ファイルがない場合はそのファイルを新規作成し、書き込み先の予備ファイルが既に存在する場合には、そのファイルの内容を上書き更新する。ここで、書き込み先の予備ファイルがない場合とは、エージェントの(新規)登録に際して、本処理が実行されて、エージェント情報を書き込む場合である。
S506において、アクセス部311は、S505で予備ファイル403に対してエージェント情報が正しく書き込めたか否かを検証する。検証は、例えば、予備ファイル403がXML形式で読み込めるか、エージェント情報ファイ402とファイルサイズが等しいかなどを確認することで行う。S507において、アクセス部311は、S506の検証結果が問題ないかどうかを判断する。検証結果として書き込みが成功しており、問題がないと判断された場合にはS508に進み、問題があったと判断された場合にはS512に進む。
S508において、アクセス部311は、引数で渡されたエージェント情報の内容を共有フォルダー上のエージェント情報ファイル402として書き込む。ここで書き込む内容は、S505と同じ内容である。このとき、書き込み先として指定されたファイルがない場合は指定されたファイルを新規作成し、指定されたファイルが既に存在する場合にはそのファイルを上書き更新する。ここで、書き込み先のエージェント情報ファイルがない場合とは、エージェントの(新規)登録に際して、本処理が実行されて、エージェント情報を書き込む場合である。S509において、アクセス部311は、S508でのエージェント情報ファイル402への書き込みについてS506と同様に検証する。S510において、アクセス部311は、S509の検証結果が問題ないかどうかを判断する。検証結果として書き込みが成功しており、問題がないと判断された場合にはS511に進み、問題があったと判断された場合にはS512に進む。
S511において、アクセス部311は、登録確認ファイル401をクローズして排他を解除する。その後、本処理を終了する。S512において、アクセス部311は、S511と同様に、登録確認ファイル401をクローズして排他を解除する。S513において、アクセス部311は、呼び出し元にエージェント情報のファイル書き込みの失敗を示す例外を通知して、本処理を終了する。
次に、図6で示すフローチャートを用いてアクセス部311が、エージェント情報ファイル402を読み込む処理について説明する。
図6の処理は、要求処理部301やサーバー管理部302、UI部303から、読み込み元のパスおよびファイル名を引数として呼び出されるものとする。具体的には、要求処理部301がエージェントからのステータス通知を受信した際、UI部303で設定やステータスを表示する際、等に呼ばれる処理である。
S601において、アクセス部311は、読み込み対象が共有フォルダー上のファイルか否かを判断する。共有フォルダーではない、すなわち、履歴管理サーバー101のローカルディスク上のフォルダーである場合にはS602に進み、共有フォルダーである場合にはS605に進む。
S602において、アクセス部311は、履歴管理サーバー101上の、本処理の呼び出しの際に指定された引数が示すエージェント情報ファイルを読み込む。そして、アクセス部311は、読み込んだエージェント情報ファイル402の内容を呼び出し元に返して、本処理を終了する。
S605において、アクセス部311は、S503と同様に、登録確認ファイル401を排他モードでオープンする。S606において、アクセス部311は、S605の排他モードでのオープンが成功したか否かを判断する。排他モードでのオープンが成功した場合にはS607に進み、排他モードでのオープンが失敗した場合にはS614に進む。なお、排他モードでのオープンに失敗した場合は、所定の期間だけ待機した後に、再度排他モードでのオープンを試行するように設計することも可能である。
S607において、アクセス部311は、共有フォルダー上の、本処理の呼び出しの際に指定された引数が示すエージェント情報ファイル402を読み込む。S608において、アクセス部311は、S607の読み込みが失敗したか否かを判断する。この判断は、例えば、読み込んだ内容がXML形式になっているかなどで行われる。読み込みが成功だった場合にはS609に進み、読み込みが失敗だった場合にはS610に進む。
S610において、アクセス部311は、本処理の呼び出しの際に指定された引数が示すエージェント情報ファイルに対応する予備ファイル403を複製(コピー)して、既存のエージェント情報ファイル402と置換する。ここでの処理では、複製したファイルに対して、既存のエージェント情報ファイル402と同名のファイル名を設定して、ファイルの上書きが行われている。予備ファイル403の内容を既存のエージェント情報ファイル402に対して書き込むことで本ステップを実現してもよい。S611において、アクセス部311は、S610で予備ファイル403のコピーを用いて作成されたエージェント情報ファイル402を読み込む。
S612において、アクセス部311は、S611の読み込みが失敗したか否かを、S608と同様に判断する。読み込みが成功だった場合にはS609に進み、読み込みが失敗だった場合にはS613に進む。
S609において、アクセス部311は、登録確認ファイル401をクローズして排他を解除する。そして、アクセス部311は、読み込んだエージェント情報ファイル402の内容を呼び出し元に返して、本処理を終了する。
S613において、アクセス部311は、登録確認ファイル401をクローズして排他を解除する。そして、S614において、アクセス部311は、呼び出し元にエージェント情報ファイルの読み込みの失敗を示す例外を返して、本処理を終了する。
次に、図7で示すフローチャートを用いて、アクセス部311による生存確認ファイル404に対するアクセスに係る処理について説明する。
図7(A)は、アクセス部311による生存確認ファイル404の読み込み処理を説明するためのフローチャートである。本処理は、要求処理部301やサーバー管理部302から、エージェントIDを引数として呼び出されるものとする。具体的には、エージェントからの生存通知を受信した際に、サーバー管理部302がエージェントの停止検出を行う際、などに呼ばれる処理である。
S701において、アクセス部311は、引数で指定されたエージェントIDの生存確認ファイル404のファイル名を読み込む。そして、S702において、アクセス部311は、読み込んだファイル名の生存通知日時と停止検出回数の部分を解析して、その情報を呼び出し元に返して本処理を終了する。なお、S702において、アクセス部311は、呼び出し元にファイル名をそのまま返してもよい。
図7(B)は、アクセス部311による生存確認ファイル404への書き込み処理を説明するためのフローチャートである。本処理は、要求処理部301やサーバー管理部302から、エージェントID、生存通知日時、停止検出回数を引数として呼び出されるものとする。具体的には、要求処理部301がエージェントからの生存通知を受信した際、サーバー管理部302がエージェントの停止検出を行ってそのエージェントを停止していると判断した際、等に呼ばれる処理である。
S711において、アクセス部311は、引数で渡されたエージェントID、生存通知日時、停止検出回数から、生存確認ファイル404の新たなファイル名を作成する。
S712において、アクセス部311は、共有フォルダー上に、引数で渡されたエージェントIDを含むファイル名が設定された生存確認ファイル404を検索する。検索の結果、該当するファイルが見つかった場合にはS713に進み、存在しない場合にはS715に進む。
S713において、アクセス部311は、S712で見つかった生存確認ファイル404のファイル名を、S711で作成したファイル名に変更する。S714でファイル名の変更に成功した場合には本処理を終了し、失敗した場合にはS713に戻り、ファイル名の変更を再度、試行する。
S715において、アクセス部311は、S711で作成したファイル名が設定された生存確認ファイルを新規に作成し、本終了する。
なお、本処理で説明した生存確認ファイル404の更新に際しては、図5、6などのエージェント情報ファイル402への操作の場合と異なり、予備ファイル403に相当する復旧用のファイルを用意しない。
以上説明したように、本実施例によれば、共有フォルダー上のエージェント情報ファイル402が壊れた場合には、予備ファイル403からその内容を復元することができる。
また、エージェント情報ファイル402の書き込み先(具体的には、履歴管理サーバー101)によっては、予備ファイル403への書き込みを行わないことで、冗長性が不要な場合の処理の負荷を軽減することができる。これは、共有フォルダー上のファイルはマスターとして保護すべきであるのに対し、履歴管理サーバー101上のファイルは壊れたとしても、履歴情報の管理が滞るような致命的な問題にはならないためである。
なお、図5、6におけるエージェント情報ファイル402に対する処理と予備ファイル403に対する処理とを入れ替えても良い。この場合、図5の処理はエージェント情報ファイル402に先に書き込みを行った後、予備ファイル403に書き込みを行うようになる。その場合、エージェント情報ファイル402が先に更新されているため、万が一予備ファイル403の更新ができなくても、図6の処理で最新の情報をエージェント情報ファイル402から読み込むことができる。
また、S607でエージェント情報ファイル402と予備ファイル403の更新日時を比較し、更新日時が新しい方のファイルの内容を読み込むようにしても良い。
また、S507で予備ファイル403の検証において問題があった場合、エージェント情報の内容に関して冗長性が失われたことになる。このため、S507で予備ファイル403の検証において問題があった場合、エージェント情報ファイル402から予備ファイル403を復元するようにしても良い。
同様に、S507で予備ファイル403の検証で問題があった場合、エージェント情報の内容に関して冗長性が失われたことになる。このため、以下のようにしても良い。
予備ファイル403への書き込みの際に、ファイル名に作成日時を表す文字列を付加してファイル名が異なるようにする。そして、S507で書き込んだ予備ファイル403の検証で問題がなかった場合、最新の作成日時の文字列を持つファイルのみを残して古い予備ファイル403を削除する。また、S507で書き込んだ予備ファイル403の検証で問題があった場合は、その際に書き込んだファイルを削除する。エージェント情報ファイル402を復元する場合には、最新の作成日時の文字列を持つ予備ファイル403を使用する。これにより、予備ファイル403への書き込みが正しく行われなくても、最後に正しく書き込むことができた予備ファイル403が残るため、エージェント情報の内容に関して冗長性が失われずに済む。
(実施例2)
実施例2では、エージェントから定期的に送られてくる情報で、永続的な管理が不要な情報によるエージェント情報ファイルへの書き込みに際しては、予備ファイルへの書き込みを省略する。よって、本実施例によれば、履歴管理サーバー101のアクセス部311によるファイルへの書き込み処理の負荷を低減することができる。なお、本実施例については、実施例1と重複する部分の説明は省略し、差分のみを説明する。
本実施例において、予備ファイルへの書き込みが省略される情報としては、エージェントから定期的に送信されてくるステータス情報を例に挙げる。エージェントのステータスは、例えば、エージェントが動作するクライアント装置のディスク空き容量不足、ディスク空き容量を示す数値情報、未送信のジョブ履歴の件数などがある。本実施例におけるエージェントは、このようなステータスを予め設定された間隔(例えば5分など)で、定期的に履歴管理サーバー101の要求処理部301に送信してくる。また、エージェントは、ステータスとは別に、MFP111上で行われたエージェント自身の設定変更の内容を履歴管理サーバー101の要求処理部301に送信してくる。
図8、9で示すフローチャートを用いて、実施例2の履歴管理サーバー101によるエージェント情報の更新処理について説明する。なお、図8、9のフローチャートに示す各ステップは、履歴管理サーバー101のCPU211がROM212またはHDD214に記憶されている要求処理部301を実現するプログラムを実行することで実現される。また、CPU211は、必要に応じて記憶領域としてRAM213やHDD214を利用する。
図8(A)は、要求処理部301によるエージェント情報の更新処理を示す。
S801において、要求処理部301は、エージェントから受信した要求に含まれるエージェント情報をファイルとしてローカルに書き出す。S802において、要求処理部301は、S801で書き出されたファイルを、アクセス部311を介してエージェント情報ファイルとして読み込む。この処理の詳細は、図6の処理と同じである。
S803において、要求処理部301は、受信した要求がエージェントのステータスの更新かどうかを判断する。ステータスの更新である場合にはS804に進み、ステータスの更新ではない、すなわち、エージェントの設定の更新である場合にはS805に進む。その後、本処理が終了する。
図8(B)は、履歴管理サーバー101における、前述のS804のエージェントのステータス更新処理の詳細を示す。
S810において、要求処理部301は、アクセス部311を介して共有フォルダー上のエージェント情報ファイルを読み込み、その内容を受け取る。このステップの詳細について、図9を用いて説明する。
図9で示すフローチャートを用いて、アクセス部311によるエージェント情報ファイルの読み込む処理について説明する。
なお、図9は、図6のS610が、S901からS903になる点だけが図6とは異なる。そのため、図6と同様なステップについては、図6と同一な符号をつけてその説明は省略し、S901からS903についてのみ説明する。
S901において、アクセス部311は、読み込みの対象となるエージェント情報ファイル402に対応する予備ファイル403を読み込む。S902において、アクセス部311は、S901で読み込んだ予備ファイル403の内容であるエージェント情報におけるステータスを、予備ファイル403から復元されたことを示すステータス情報(復元ステータス)で、更新する。これは、本実施例では、予備ファイル403の内容に記載されるステータスは、エージェントの最新のステータスとは異なる場合があるため、要求処理部301が予備ファイル403で復元されたことを検出できるようにするための処理である。S903において、アクセス部311は、S902で更新したエージェント情報の内容を、読み込み元のエージェント情報ファイル402として書き込む。これにより、ステータス以外は予備ファイル403の内容が復元されることになる。
図8(B)の説明に戻る。
S814において、要求処理部301は、更新すべきステータスを抽出する。具体的には、S802で読み込んだエージェント情報と、S810で読み込んだエージェント情報のステータスを比較し、S802で読み込んだエージェント情報にだけあるステータスを抽出する。S815において、要求処理部301は、S814で抽出されたステータスがある場合には、それをシステム管理者等に通知する必要があると判断してS816に進む。一方、S814で抽出されたステータスがない場合には通知が不要と判断して、S819に進む。
S816において、要求処理部301は、S810で読み込んだエージェント情報ファイルの内容の中に、復元ステータスがあるかどうかを判断する。復元ステータスがある場合にはS818に進み、復元ステータスがない場合にはS817に進む。S817において、要求処理部301は、S814で抽出されたステータスを示すメッセージを含む通知を、通知部304を介して予め設定された宛先(システム管理者宛て)に、電子メールなどで送信する。
S818において、要求処理部301は、予備ファイル403を用いたエージェント情報の復元によりエージェントの最新のステータスが不明であることを示すメッセージを含む通知を、通知部304を介して予め設定された宛先に送信する。
S819において、要求処理部301は、S810で読み込んだエージェント情報におけるステータスを、S802で読み込んだエージェント情報におけるステータスで更新し、ローカルにファイルとして書き出す。
S820において、アクセス部311は、S819で書き出したファイルに含まれるエージェント情報を、共有フォルダー上のエージェント情報ファイルに書き込む。S820の処理の詳細は、図5において、S505からS507の処理を除いたものであり、その説明は省略する。
図8(C)は、履歴管理サーバー101における、前述のS805のエージェントの設定更新処理の詳細を示す。
S830において、要求処理部301は、アクセス部311を介して共有フォルダー上のエージェント情報ファイルを読み込み、その内容を受け取る。このステップの詳細は図9で前述した通りである。
S831において、要求処理部301は、前述のS816と同様の判断を行う。復元ステータスがある場合にはS832に進み、復元ステータスがない場合にはS833に進む。S832において、予備ファイル403を用いたエージェント情報の復元によりエージェントの最新のステータスが不明であることを示すメッセージを含む通知を、通知部304を介して予め設定された宛先に送信する。S833において、要求処理部301は、S830で読み込んだエージェント情報の設定内容を、S802で読み込んだエージェント情報の内容で更新する。
S834において、アクセス部311は、S833で更新したエージェント情報を、アクセス部311を介してエージェント情報ファイルに書き込む。S834の処理の詳細は、図5に示す処理と同様である。
以上のように、実施例2では、エージェントのステータスを更新する場合には、S820において、予備ファイル403への書き込みと検証を行わない。これにより、ファイル更新の負荷を軽減することができる。
なお、本実施例では、ステータスをクリアして復元ステータスのみとする処理を、エージェント情報ファイル402を予備ファイル403から復旧する際に行ったが、予備ファイル403を作成する際に行っても良い。
(他の実施例)
本発明は、上述した実施形態を適宜組み合わせることにより構成された装置あるいはシステムやその方法も含まれるものとする。
ここで、本発明は、上述した実施形態の機能を実現する1以上のソフトウェア(プログラム)を実行する主体となる装置あるいはシステムである。また、その装置あるいはシステムで実行される上述した実施形態を実現するための方法も本発明の一つである。また、そのプログラムは、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給され、そのシステム或いは装置の1以上のコンピュータ(CPUやMPU等)によりそのプログラムが読み出され、実行される。つまり、本発明の一つとして、さらにそのプログラム自体、あるいは該プログラムを格納したコンピュータにより読み取り可能な各種記憶媒体も含むものとする。また、上述した実施形態の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても、本発明は実現可能である。
101 履歴管理サーバー
102 ファイルサーバー
111 MFP

Claims (9)

  1. 履歴情報を送信する機能を有するエージェントが動作する複数のクライアント装置と通信する複数の履歴管理サーバーと、ファイルサーバーとを含むシステムであって、
    前記ファイルサーバーは、
    前記複数のクライアント装置のそれぞれで動作するエージェントごとに、該エージェントが管理対象であることを識別するための登録確認ファイルと、該エージェントの設定を含むエージェント情報が書き込まれるエージェント情報ファイルと、予備ファイルと、を管理する記憶手段を、有し、
    前記複数の履歴管理サーバーのそれぞれは、
    特定のエージェントのエージェント情報の書き込みの要求を受付けた場合に、書き込み先が前記ファイルサーバーかどうかを判断する第1の判断手段と、
    書き込み先が前記ファイルサーバーであると判断された場合に、前記ファイルサーバーの前記記憶手段で管理される前記特定のエージェントに対応する登録確認ファイルのオープンに成功したかどうかを判断する第2の判断手段と、
    前記登録確認ファイルのオープンに成功したと判断された場合に、前記書き込みが要求されたエージェント情報を、前記特定のエージェントに対応する予備ファイルに書き込む書き込み手段と、を有し、
    前記書き込み手段は、前記予備ファイルに書き込まれた前記エージェント情報が読み込めた場合に、当該エージェント情報を、前記特定のエージェントに対応するエージェント情報ファイルに書き込み、
    前記エージェント情報ファイルへの前記エージェント情報の書き込みの後に、前記登録確認ファイルがクローズされることを特徴とするシステム。
  2. 前記書き込み手段は、前記登録確認ファイルのオープンに成功したと判断されなかった場合、前記書き込みが要求されたエージェント情報の前記予備ファイルへの書き込みを行わず、
    前記書き込みの要求に対して書き込みの失敗が通知されることを特徴とする請求項1に記載のシステム。
  3. 前記書き込み手段は、前記予備ファイルに書き込まれた前記エージェント情報が読み込めなかった場合に、当該エージェント情報の前記エージェント情報ファイルへの書き込みを行わないことを特徴とする請求項1または2に記載のシステム。
  4. 書き込み先が前記履歴管理サーバーであると判断された場合に、前記書き込み手段は、前記書き込みが要求されたエージェント情報を、予備ファイルへの書き込みを行うことなく、新規作成したエージェント情報ファイルに書き込むことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のシステム。
  5. 前記ファイルサーバーで管理されたエージェント情報ファイルの読み込みの要求を受付けた際に、前記第2の判断手段により前記登録確認ファイルのオープンに成功したと判断された場合に、該エージェント情報ファイルの読み込みを行う読み込み手段を、更に有することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載のシステム。
  6. 前記読み込み手段による前記エージェント情報ファイルの読み込みに失敗した場合に、該エージェント情報ファイルに代わって、前記予備ファイルの複製をエージェント情報ファイルとして前記ファイルサーバーの記憶手段で管理させ、
    前記読み込み手段は、前記予備ファイルの複製を用いて作成されたエージェント情報ファイルの読み込みを行うことを特徴とする請求項5に記載のシステム。
  7. 前記読み込み手段による前記エージェント情報ファイルの読み込みに成功した場合に、前記登録確認ファイルがクローズされることを特徴とする請求項5または6に記載のシステム。
  8. 前記ファイルサーバーは前記記憶手段により、前記複数のクライアント装置のそれぞれで動作するエージェントごとに、該エージェントのステータスを識別するための生存確認ファイルをさらに管理し、
    前記書き込み手段は、前記前記ファイルサーバーで管理された生存確認ファイルへの更新の要求を受付けた場合には、予備ファイルへの書き込みを行うことなく、該要求に係るエージェントの識別情報および該エージェントからの通知を受信した時間を示す情報を用いて、前記生存確認ファイルを更新することを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載のシステム。
  9. 履歴情報を送信する機能を有するエージェントが動作する複数のクライアント装置と通信する複数の履歴管理サーバーと、ファイルサーバーとを含むシステムにおける方法であって、
    前記ファイルサーバーは、前記複数のクライアント装置のそれぞれで動作するエージェントごとに、該エージェントが管理対象であることを識別するための登録確認ファイルと、該エージェントの設定を含むエージェント情報ファイルと、予備ファイルと、を管理する記憶手段を、有し、
    前記複数の履歴管理サーバーのそれぞれは、
    特定のエージェントのエージェント情報の書き込みの要求を受付けた場合に、書き込み先が前記ファイルサーバーかどうかを判断する工程と、
    書き込み先が前記ファイルサーバーであると判断された場合に、前記ファイルサーバーの前記記憶手段で管理される前記特定のエージェントに対応する登録確認ファイルのオープンに成功したかどうかを判断する工程と、
    前記登録確認ファイルのオープンに成功したと判断された場合に、前記書き込みが要求されたエージェント情報を、前記特定のエージェントに対応する予備ファイルに書き込む工程と、
    前記予備ファイルに書き込まれた前記エージェント情報が読み込めた場合に、当該エージェント情報を、前記特定のエージェントに対応するエージェント情報ファイルに書き込む工程と、を有し、
    前記エージェント情報ファイルへの前記エージェント情報の書き込みの後に、前記登録確認ファイルがクローズされることを特徴とする方法。
JP2015143136A 2015-07-17 2015-07-17 システム、及びその方法 Active JP6486227B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015143136A JP6486227B2 (ja) 2015-07-17 2015-07-17 システム、及びその方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015143136A JP6486227B2 (ja) 2015-07-17 2015-07-17 システム、及びその方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017027216A JP2017027216A (ja) 2017-02-02
JP6486227B2 true JP6486227B2 (ja) 2019-03-20

Family

ID=57950557

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015143136A Active JP6486227B2 (ja) 2015-07-17 2015-07-17 システム、及びその方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6486227B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6562980B2 (ja) * 2017-07-27 2019-08-21 キヤノン株式会社 システム、システムの制御方法、情報処理装置、情報処理装置の制御方法、及びプログラム

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63279346A (ja) * 1987-05-12 1988-11-16 Fujitsu Ltd ファイル更新処理方式
JP2000122912A (ja) * 1998-10-12 2000-04-28 Fuji Xerox Co Ltd 資源収集方法及び資源収集装置
JP4495899B2 (ja) * 2002-05-29 2010-07-07 インターナショナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレーション 接続切替装置およびその接続切替装置を用いたファイルシステム
JP2004030305A (ja) * 2002-06-26 2004-01-29 Brother Ind Ltd ファイルシステム
JP4501436B2 (ja) * 2003-01-23 2010-07-14 セイコーエプソン株式会社 情報収集システム、情報収集方法、及び情報収集プログラム
JP2004252742A (ja) * 2003-02-20 2004-09-09 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> ファイル共有システム、そのユーザ端末装置、及びファイル共有方法、並びにユーザ端末のプログラム
JP2009129017A (ja) * 2007-11-20 2009-06-11 Ricoh Co Ltd 文書移行支援システム、監視装置、文書移行支援装置、方法、およびプログラム
JP5459613B2 (ja) * 2010-02-26 2014-04-02 日本電気株式会社 データ処理システム、データ処理方法およびデータ処理プログラム
JP5972119B2 (ja) * 2012-09-05 2016-08-17 キヤノン株式会社 情報処理装置、その制御方法及びプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2017027216A (ja) 2017-02-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5391601B2 (ja) 資源転送システム、資源転送方法、情報処理装置及びコンピュータプログラム
JP5444178B2 (ja) バックアップ・リストア処理装置とバックアップ・リストア処理方法およびプログラム
JP4354314B2 (ja) サーバ差分管理システム及び情報処理装置の制御方法
JP2019139591A (ja) システムおよびそれを用いる方法
CN107710164A (zh) 作为一种服务的灾难恢复
US20150370650A1 (en) Image processing apparatus, image processing method, and non-transitory computer readable medium
JP6506527B2 (ja) 情報処理装置とデータ同期方法、データ同期システムおよびプログラム
JP2016045930A (ja) 管理システム、及び、管理システムの制御方法
JP6486227B2 (ja) システム、及びその方法
JP2011035675A (ja) データ処理システム及びその制御方法
JP5086820B2 (ja) サービス管理方法とシステムおよびプログラム
JP6287308B2 (ja) レプリケーション制御システム、レプリケーション制御方法、及び、レプリケーション制御プログラム
JP2009093569A (ja) 業務サービス利用システム、業務サービス実行システム、業務サービス利用方法およびプログラム、並びに業務サービス実行方法およびプログラム
JP5565691B2 (ja) バックアップシステム、バックアップ方法及びバックアッププログラム
JP2013258481A (ja) ネットワーク機器管理システム、ネットワーク機器管理方法
JP2007133795A (ja) クラスタ構成の業務システム
JP2013229036A (ja) 電子機器、ショートカット管理方法及びプログラム
JP6292892B2 (ja) 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム
JP2017091037A (ja) システム、管理装置、システムの制御方法、管理装置の制御方法、及びプログラム
JP2007257156A (ja) リストアシステム及びリストア方法
JP2017151721A (ja) 情報処理装置、クライアント装置、バックアップ方法、及びプログラム
JP2017005510A (ja) 画像処理装置、画像処理装置の制御方法、及びプログラム
JP6812732B2 (ja) 情報処理システム、情報処理装置およびプログラム
JP5585565B2 (ja) ファイル管理装置、ファイル管理装置の制御方法、およびそのプログラム
JP7118833B2 (ja) システム及び方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180706

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20181226

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190122

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190219

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6486227

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151