JP4354314B2 - サーバ差分管理システム及び情報処理装置の制御方法 - Google Patents

サーバ差分管理システム及び情報処理装置の制御方法 Download PDF

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Description

本発明は、サーバ差分管理システム及び情報処理装置の制御方法に関する。
近年、情報処理システムにおいては、処理性能や耐障害性を向上させるため、同一のソフトウェアプロダクトがインストールされた複数のサーバを備え、これら複数のサーバで処理を分散して実行する場合がある。例えば、インターネットを利用した商品注文システムにおいては、WWW(World Wide Web)のサーバソフトウェアがインストールされているサーバ(Webサーバ)を複数台有している場合がある。このような商品注文システムでは、インターネットを介して受信する注文データを複数台のWebサーバが分散して処理することが行われている。
ソフトウェアプロダクトがインストールされると、サーバ上にソフトウェアプロダクトの実行ファイルや設定ファイル等の各種ファイルが生成される。例えば、WWWのサーバソフトウェアの設定ファイルとは、HTTP(Hyper Text Transfer Protocol)による通信を行うための設定情報等が記憶されているファイル等である。管理者のオペレーションミス等によりこれらのファイルの内容が変更されると、サーバが管理者の意図した通りに動作しないという障害が発生する場合がある。
このよう障害が発生した場合、障害原因の調査の一つとして、障害の生じているサーバのファイルをそのサーバと同じソフトウェアプロダクトがインストールされている別のサーバのファイルと比較することが行われている。
また、特許文献1には、機能を分散した複数のサーバで構成される情報処理システムに障害が発生した場合に、サーバ間のファイル転送も含めて処理を再実行するためのジョブ再実行装置が開示されている。
特開2001−175492号公報
しかし、ファイルの差異が検出された場合、このファイルが何に影響するものであるか、また差異の内容は何であるか等の確認はファイルごとに人手により行われている。そのため、差異のあるファイルが大量に発生した場合等は、サーバの障害原因の把握および障害の復旧に相当の時間を要している。
本発明は上記課題を鑑みてなされたものであり、サーバ差分管理システム及び情報処理装置の制御方法を提供することを主たる目的とする。
上記課題を解決するための本発明の主たる発明は、サーバ差分管理システムであって、
第一のサーバと、第二のサーバと、前記第一のサーバ及び前記第二のサーバと通信可能に接続されているCPU及びメモリとを有し、
前記第一のサーバ及び前記第二のサーバには、同じソフトウエアプロダクトがインストールされており、
前記ソフトウエアプロダクトのインストールによって前記第一のサーバに生成される設定ファイルのパス情報を含むファイル名が記憶された第1のリスト、前記ソフトウエアプロダクトのインストールによって前記第二のサーバに生成される設定ファイルのパス情報を含むファイル名が記憶された第2のリスト、及び前記第1のリストと前記第2のリストとの両方に存在する設定ファイルのファイル名を記憶した第3のリスト、を有するファイル名記憶部と、
前記設定ファイルのパス情報を含むファイル名と、前記設定ファイルがどのソフトウエアプロダクトのインストールにより生成されるかを示す情報であるプロダクト名と、前記ファイル名毎に規定されたファイル属性、前記設定ファイルを比較する際の比較方法を示す設定比較方法、及び前記設定ファイルの同期方法を示す設定同期方法と、を対応付けて記憶する構成情報記憶部と、
前記設定比較方法及び前記設定同期方法を、ファイル名と対応付けて記憶する設定パラメタテーブルと、
前記第3のリストに記憶されるファイル名に関し、前記構成情報記憶部及び前記設定パラメタテーブルに前記設定比較方法が記憶されている場合、当該設定比較方法に含まれるデータ項目毎の比較方法に従い、前記第一のサーバにおける前記ファイル名の設定ファイル名の設定ファイルと前記第二のサーバにおける前記ファイル名の設定ファイルとを比較する設定比較部と、
前記設定比較部の比較により、内容に差異がある設定ファイルのファイル名を記憶した第4のリストを生成するファイル比較部と、
前記第4のリストに記憶されるファイル名に関し、前記構成情報記憶部及び前記設定パラメタテーブルに設定同期方法が記憶されている場合、当該設定同期方法に従い、前記第一のサーバにおける前記ファイル名の設定ファイルのデータ項目と前記第二のサーバにおける前記ファイル名の設定ファイルのデータ項目とを同期する設定同期部と
を備え、
前記設定ファイルに含まれるデータ項目は、サーバに固有のデータ項目と、サーバに固有ではないデータ項目とを有し、
前記サーバに固有のデータ項目については前記比較方法を設定せず、前記サーバに固有ではないデータ項目については前記比較方法を設定し、
前記比較方法が設定されたデータ項目について前記データ項目毎に前記設定同期方法を設定することとする。
サーバ差分管理システム及び情報処理装置の制御方法を提供することができる。
==システム全体構成==
図1は、本実施の形態に係るサーバ差分管理システムを含む情報処理システムの全体構成図である。サーバ差分管理システム10は、サーバ管理プログラムとして設計され、このサーバ管理プログラムが、図2に示す情報処理装置20にインストールされることによって実現される。
図2は本実施の形態に係る情報処理装置20のハードウェア構成を示す図である。情報処理装置20は、CPU21、メモリ22、記憶装置23、通信インタフェース24、記録媒体読取装置25、入力装置26、出力装置27を備える。なお、サーバ差分管理システム10は、例えば、クラスタ構成の複数台の情報処理装置が協調動作することにより実現されることとしてもよい。
CPU21は情報処理装置20の全体の制御を司るもので、メモリ22や記憶装置23に格納されたプログラムを実行することによりサーバ差分管理システム10を実現する。
記録媒体読取装置25は、記録媒体28に記録されているプログラムやデータを読み取るための装置である。読み取られたプログラムやデータはメモリ22や記憶装置23に格納される。記録媒体28としてはフレキシブルディスクやCD−ROM、半導体メモリ等を用いることができる。記録媒体読取装置25は情報処理装置20に内蔵されている形態とすることもできるし、外付されている形態とすることもできる。記憶装置23は、例えばハードディスク装置や半導体記憶装置等である。
入力装置26は管理者等による情報処理装置20へのデータ入力等のために用いられる。入力装置26としては例えばキーボードやマウス等が用いられる。
出力装置27は情報を外部に出力するための装置である。出力装置27としては例えばディスプレイやプリンタ等が用いられる。
通信インタフェース24は通信ネットワーク29を介して被管理サーバA(第一のサーバ)30及び被管理サーバB(第二のサーバ31)とデータの送受信を行うためのインタフェースである。
通信ネットワーク29とは、例えばLAN(Local Area Network)である。通信ネットワーク29は、LAN以外にも、SCSI(Small Computer System Interface)規格の通信インタフェース等、様々なものを利用することができる。被管理サーバA30及び被管理サーバB30は、例えば、図3に示すブレードサーバ50におけるサーバモジュール52である。ブレードサーバ50は、一つの筐体51に複数のサーバモジュール52を搭載して構成される。各サーバモジュール52は、CPU、メモリ、ハードディスクドライブ等を備える情報処理装置である。なお、各サーバモジュール52は、ハードディスクドライブを備えず、通信可能に接続される外部の記憶装置にデータを格納することとしてもよい。また、各サーバモジュール52には、オペレーティングシステム、ミドルウェア、アプリケーションソフトウェア等のソフトウェアプロダクトがインストールされている。
ブレードサーバ52においては、複数のサーバモジュール52で同一の処理を実行する場合がある。例えば、データベース処理を行うサーバモジュール52の集まり、バッチ処理を行うサーバモジュール52の集まりなどである。このような、サーバモジュール52の集まりのことをサーバ群53と言う。同一のサーバ群53の中のサーバモジュール52には、同じソフトウェアプロダクトがインストールされている。つまり、同一のサーバ群53の中のサーバモジュール52は、互いに同じファイル構成となっている。各サーバモジュール52の動作は、ソフトウェアプロダクトのインストールにより生成されるファイルの内容により決定される。例えば、WWWのサーバソフトウェアがインストールされたサーバモジュール52には、HTTPによる通信を行うための設定ファイルが存在する。管理者はこの設定ファイルの内容を編集することにより、サーバモジュール52の動作を設定することができる。そして、同一のサーバ群53に属するサーバモジュール52においては、これらの設定ファイルの内容も同じものとなっている。管理者のオペレーションミスやソフトウェアの障害等により、あるサーバモジュール52の設定ファイルの内容が意図せずに変更されてしまうことがある。このような場合、そのサーバモジュール52が管理者の意図した通りに動作しないという障害が発生することがある。このような障害を検知した場合、そのサーバモジュール52と同一のサーバ群53に属する別のサーバモジュール52を選択し、お互いのファイルの差異を確認することで障害原因を調査することができる。本実施の形態において、被管理サーバA30及び被管理サーバB31は、同一のサーバ群53に属するサーバモジュール52である。
被管理サーバA30は、ボリュームA32にファイルを記憶している。被管理サーバ31は、ボリュームB33にファイルを記憶している。ボリュームA32及びボリュームB33は、サーバモジュール52が備えるハードディスクドライブ等の記憶装置である。また、被管理サーバA30及び被管理サーバB31では、管理エージェント34が実行されている。管理エージェント34は、被管理サーバA30及び被管理サーバB31がサーバ差分管理システム10と通信を行うためのプログラムである。
サーバ管理システム10は、比較対象特定部11、サーバ群監視部12、サーバ群管理部13、ファイル名取得要求送信部14、ファイル比較部15、差異情報出力部16、ファイル同期部17、設定比較部18、及び設定同期部の機能ブロックを備えている。これらの機能ブロックは、サーバ管理システム10を構成する情報処理装置のCPUが情報処理装置のメモリに記憶されているプログラムを実行することにより実現される。
また、サーバ管理システム10は、サーバ群テーブル(サーバ群記憶部)40、Aリスト(ファイル名記憶部)41、Bリスト42、共通リスト43、差分リスト44、マスタイメージ(マスタファイル記憶部)45、構成ファイルテーブル46、照合リスト47、無所属リスト48、及び設定パラメタテーブル(設定比較方法記憶部)49を備えている。
図4は、本実施の形態に係るサーバ群テーブル40を示す図である。サーバ群テーブル40は、「サーバID」及び「サーバ群ID」の欄を有している。サーバIDの欄には、ブレードサーバ52に格納されているサーバモジュール52を特定するためのIDが記憶される。サーバ群IDの欄には、サーバモジュール52が属するサーバ群53を特定するためのIDが記憶される。
図5は、本実施の形態に係るAリスト41を示す図である。Aリスト41には、被管理サーバA30が有するファイルのパス名を含むファイル名が記憶される。Bリスト41には、同様の形式で被管理サーバB31が有するファイルのパス名を含むファイル名が記憶される。また、共通リスト43には、Aリスト41及びBリスト42の両方に存在するファイル名が記憶される。差分リスト44には、共通リスト43に記憶されているファイル名で示されるファイルのうち、被管理サーバA30と被管理サーバB31とで内容が異なるファイルのファイル名が記憶される。また、無所属リスト48もファイル名が記憶される。各リスト41〜44及び48に記憶される内容の詳細は後述する。
マスタイメージ45には、サーバモジュール52にインストールされたソフトウェアプロダクトのファイルが記憶されている。そして、サーバモジュール52にソフトウェアプロダクトがインストールされる際に、このマスタイメージ45が用いられる。まず、インストールされるファイルがマスタイメージ45に記憶される。次に、マスタイメージ45に記憶されたファイルが各サーバモジュール52に配布される。なお、マスタイメージ45は、ブレードサーバ52のサーバ群53ごとに設けられていることとする。
図6は、本実施の形態に係る構成ファイルテーブル46を示す図である。構成ファイルテーブル46は、「プロダクト名」、「ファイル名」、「ファイル属性」、「設定比較方法」、及び「設定同期方法」の欄を有している。プロダクト名の欄には、サーバモジュール52にインストールされるソフトウェアモジュールを示す情報が記憶される。例えば、図6に示すように「OS」や「APP1」などである。図6に示すように、ファイル名はプロダクト名と対応付けられている。また、ファイル属性、設定比較方法、及び設定同期方法がファイル名と対応付けられて記憶されている。ファイル属性とは、例えば、ファイルが実行ファイルであるか、設定ファイルであるか、データファイルであるか等を区別するためのものである。設定比較方法の欄には、設定ファイルを比較する際にデータを1バイトずつ単純に比較するのではなく、特定の規則に従って比較を行いたい場合、その比較方法を示す情報が設定される。また、2つのサーバモジュール52間でファイルに差異がある場合、一方のファイルを他方にコピーすることにより、2つのサーバモジュール52のファイルが同じ状態となる。このようにファイルをコピーして2つのサーバモジュール52のファイルを同じ状態とすることをファイルの同期という。設定ファイルの場合、単純なコピーではなく、特定の規則に従ってファイルを同期したい場合がある。このような場合、設定同期方法の欄に、ファイルの同期方法を示す情報が設定される。設定比較方法及び設定同期方法の詳細は、後述する設定パラメタテーブル49に記憶されている。
図7は、本実施の形態に係る照合リスト47を示す図である。照合リスト47は、Aリスト41、Bリスト42、共通リスト43、及び差分リスト44を入力とし、ファイル名に対応するプロダクト名及びファイル属性を構成ファイルテーブル46から取得して生成されるものである。つまり、差分リスト44が入力である場合、照合リスト47には被管理サーバA30と被管理サーバB31とで内容が異なるファイルのファイル名、プロダクト名、及びファイル属性が記憶される。
図8は、本実施の形態に係る設定パラメタテーブル49を示す図である。図8(a)は設定比較方法が記憶される設定パラメタテーブル49を示す図である。構成ファイルテーブル46においてファイル名と対応付けて記憶されている設定比較方法に対して、そのファイルが有するデータ項目及びデータ項目ごとの比較方法が記憶されている。例えば、図8(a)の例では、「COMP−A」の設定比較方法においては、データ項目「ABC」は文字列として比較し、データ項目「GHI」は16進数の数値として比較することが記憶されている。設定ファイルの場合、同じデータ項目に対する記述方法が複数通りある場合がある。例えば、10進数でも16進数でも記述することが可能な数値項目等である。そこで、データ項目ごとに比較方法を定めておくことにより、データ項目の値が同じであるかどうかを比較することが可能となる。
図8(b)は設定同期方法が記憶される設定パラメタテーブル49を示す図である。構成ファイルテーブル46においてファイル名と対応付けて記憶されている設定同期方法に対して、そのファイルが有するデータ項目及びデータ項目ごとの同期方法が記憶されている。例えば、図8(b)の例では、「COPY−A」の設定同期方法においては、「ABC」、「DEF」、及び「GHI」の各データ項目をデータ項目ごとにコピーすることが記憶されている。つまり、設定同期方法として「COPY−A」が設定されているファイルを、一方のサーバモジュール52から他方のサーバモジュール52にコピーする場合、単純にファイルをコピーするのではなく、データ項目ごとに値がコピーされることとなる。
設定ファイルによっては、サーバモジュール52のIPアドレス等、サーバモジュール52ごとに固有の情報が記憶されている場合もある。このような設定ファイルを1バイトずつ単純に比較すると、必ず内容の差異が検知されてしまう。このような場合、まず、設定比較方法により比較されるデータ項目が定義される。そして、設定同期方法によりファイルの同期方法が定義されることとなる。なお、本実施の形態においては構成ファイルテーブル46に設定比較方法および設定同期方法を示す情報を記憶していることとしたが、設定パラメタテーブル49にファイル名を対応付けて記憶することとしてもよい。
==システムの動作==
次に、サーバ差分管理システム10の動作について、フローチャートを用いて説明する。
図9は、本実施の形態に係るサーバ差分管理システム10の全体の処理の流れを示すフローチャートである。サーバ監視部12は、ブレードサーバ50の各サーバモジュール52に異常が発生していないか監視している。サーバ監視部12はサーバモジュール52の異常を検知すると、比較対象特定部11に異常を検知したサーバモジュール52を通知する(S901)。もしくは、管理者がサーバモジュール52に異常を検知し、入力装置26を介して比較対象特定部11に通知する場合もある(S902)。ここで、異常が発生しているサーバモジュール52を被管理サーバA30とする。比較対象特定部11は、異常が発生している被管理サーバA30が所属するサーバ群53をサーバ群管理部13に問い合わせる(S903)。サーバ群管理部13は、サーバ群テーブル40を参照し、被管理サーバA30が属するサーバ群53を示す情報を取得する。
比較対象特定部11は、被管理サーバA30をマスタイメージ45と比較するかどうか確認する。なお、マスタイメージ45と比較するかどうかは予め定められていても良いし、サーバモジュール52に異常が発生した際に管理者により入力されるとしても良い。
マスタイメージ45と比較しない場合、比較対象特定部11はサーバ群テーブル40を参照し、被管理サーバA30と同一のサーバ群53に属するサーバモジュール52を比較対象のサーバモジュール52として選択する(S905)。この際に、比較対象特定部11は同一のサーバ群53の中でCPU負荷が一番低いサーバモジュール52を選択する。また、マスタイメージ45と比較する場合、比較対象特定部11はマスタイメージ45に記憶されているファイルを比較対象のサーバモジュール52が有するハードディスクドライブに記憶されているファイルと見なして後続の処理を実行する(S906)。ここで、比較対象のサーバモジュール52を被管理サーバB31とする。
比較対象特定部11はファイル比較部15に被管理サーバA30と被管理サーバB31とを比較するよう通知する(S907)。
そして、被管理サーバA30と被管理サーバB31とに共に存在するファイルを選択する共通ファイル選択処理(S908)が行われる。次に、被管理サーバA30と被管理サーバB31とに共に存在するファイルの内容を比較するファイル比較処理(S909)、被管理サーバA30と被管理サーバB31とで内容に差異があるファイルのプロダクト名を取得するファイル照合処理(S910)が行われる。
差異情報出力部16は、ファイル照合処理(S910)により生成された照合リスト47の内容を出力装置27に出力する(S911)。出力の方法は、プロダクト名、ファイル名、及び差異の内容をまとめて表示することとしても良いし、プロダクト名、ファイル名、及び差異の内容を段階的に表示することとしても良い。また、設定パラメタテーブル49において、データ項目ごとにそのデータ項目が異なることによるサーバモジュール52に与える影響を示す情報が登録され、差異情報出力部16が、差異のあるデータ項目についてこの情報を出力することとしても良い。サーバモジュール52に与える影響を示す情報とは、例えば、データ項目「ABC」について、被管理サーバA30の当該データ項目の値が被管理サーバB31の当該データ項目の値より小さい場合は、被管理サーバB31と比較して被管理サーバA30のバッチ処理能力が劣る等の情報である。
最後に、ファイル同期部17が、被管理サーバA30と被管理サーバB31とで差異のあるファイルを同期するファイル同期処理(S912)を実行する。なお、ファイル同期処理(S912)は、管理者が入力装置26から指示を入力することにより実行されることとしても良いし、管理者からの指示を受けずに実行されることとしても良い。
図10は、前述した共通ファイル選択処理(S908)を示すフローチャートである。ファイル名取得要求送信部14は、被管理サーバA30に被管理サーバA30の全てのファイルのファイル名を送信する要求を送信する。そして、ファイル名取得要求送信部14は、被管理サーバA30から受信するファイル名をAリスト41に記憶する(S1001)。同様に、ファイル名取得要求送信部14は、被管理サーバB31に被管理サーバB31の全てのファイルのファイル名を送信する要求を送信する。そして、ファイル名取得要求送信部14は、被管理サーバB31から受信するファイル名をBリスト42に記憶する(S1002)。なお、ファイル名取得要求送信部14は、被管理サーバA30及び被管理サーバB31が有する全てのファイルではなく、一部のファイルのファイル名を送信する要求を被管理サーバA30及び被管理サーバB31に送信することとしてもよい。例えば、ファイル名取得要求送信部14は、構成ファイルテーブル46に記憶されているファイルについてのみ、ファイル名を送信するように被管理サーバA30及び被管理サーバB31に送信することとしてもよい。
ファイル比較部15は、Aリスト41に記憶されているファイル名を参照し(S1003)、同じファイル名がBリスト42に記憶されているかどうか確認する(S1004)。同じファイル名がBリスト42に記憶されている場合、ファイル比較部15は当該ファイル名を共通リスト43に記憶し(S1005)、当該ファイル名をAリスト41及びBリスト42から削除する(S1006)。同じファイル名がBリスト42に記憶されていない場合、またはファイル名がAリスト41及びBリスト42から削除された(S1006)後、ファイル比較部15は、Aリスト41の中にまだ参照されていないファイル名があるかどうか確認する(S1007)。参照されていないファイル名がある場合、ファイル比較部15は、前述の処理(S1003〜S1006)を繰り返し実行する。Aリスト41に記憶されている全てのファイル名に対する共通ファイル選択処理が終了すると、共通リスト43には被管理サーバA30及び被管理サーバB31に共通して存在するファイルのファイル名が記憶されている。また、Aリスト41には、被管理サーバA30に存在し、被管理サーバB31に存在しないファイルのファイル名が記憶されている。また、Bリスト42には、被管理サーバB31に存在し、被管理サーバA30に存在しないファイルのファイル名が記憶されている。
図11は、前述したファイル比較処理(S909)を示すフローチャートである。ファイル比較部15は、共通リスト43に記憶されているファイル名を参照する(S1101)。そして、ファイル比較部15は、当該ファイル名で示されるファイルを被管理サーバA30及び被管理サーバB31から読み出し、これら2つのファイルの内容を比較する(S1102)。なお、ファイル比較部15は、当該ファイルに対して構成ファイルテーブル46及び設定パラメタテーブル49にて設定比較方法が設定されている場合は、設定比較部18に当該設定方法に従ってファイルの内容を比較するよう指示する。そして、設定比較部18は、この設定比較方法に従って2つのファイルの内容を比較する。また、設定比較方法が設定されていない場合は、ファイル比較部15は、2つのファイルの内容を1バイトずつ比較する。なお、ファイルの内容の比較は1バイトずつではなく、数バイトずつまとめて行われることとしてもよい。
ファイルの内容に差異がある場合、ファイル比較部15は、当該ファイルのファイル名を差分リスト44に記憶する(S1103)。
ファイル比較部15は、共通リスト43の中にまだ参照されていないファイル名があるかどうか確認する(S1105)。参照されていないファイル名がある場合、ファイル比較部15は、前述の処理(S1101〜S1104)を繰り返し実行する。
本実施の形態においては、共通リスト43に記憶されているファイル名で示されるファイルを被管理サーバA30及び被管理サーバB31から読み出し、ファイルの内容を比較することとしたが、共通リスト43を用いずにファイルの内容を比較することとしてもよい。例えば、Aリスト41に記憶されているファイル名を参照し、当該ファイル名で示されるファイルを被管理サーバA30及び被管理サーバB31から読み出し、読み出されたファイルの内容を比較することとしてもよい。また、Aリスト41を用いずに、構成ファイルテーブル46に記憶されているファイル名で示されるファイルを被管理サーバA30及び被管理サーバB31から読み出し、読み出されたファイルの内容を比較することとしてもよい。
図12は、前述したファイル照合処理(S910)を示すフローチャートである。ファイル照合処理は、ファイル名に対応するプロダクト名を構成ファイルテーブル46から取得する処理である。差異情報出力部16は、差分リスト44に記憶されているファイル名を参照し(S1201)、当該ファイル名が構成ファイルテーブル46に記憶されているか確認する(S1202)。当該ファイル名が構成ファイルテーブル46に記憶されている場合、差異情報出力部16は、当該ファイル名を構成ファイルテーブル46に記憶されているプロダクト名と対応付けて照合リスト47に記憶する(S1203)。当該ファイル名が構成ファイルテーブル46に記憶されていない場合、差異情報出力部16は、当該ファイル名を無所属リスト48に記憶する(S1204)。差異情報出力部16は、差分リスト44の中にまだ参照されていないファイル名があるかどうか確認する(S1205)。参照されていないファイル名がある場合、差異情報出力部16は、前述の処理(S1201〜S1204)を繰り返し実行する。
前述したファイル照合処理(S910)は、差分リスト44を入力とし、差分リスト44に記憶されているファイル名に対応するプロダクト名を取得して照合リスト47に記憶する処理である。なお、共通ファイル選択処理(S908)が実行された後のAリスト41を入力としてファイル照合処理を実行すれば、被管理サーバA30のみに存在するファイルのプロダクト名を確認することができる。同様に、入力として共通ファイル選択処理(S908)が実行された後のBリスト42を用いて、被管理サーバB31のみに存在するファイルのプロダクト名を確認することもできる。
図13は、前述したファイル同期処理(S912)を示すフローチャートである。ファイル同期部17は、障害が発生している被管理サーバA30に対してファイルを同期する相手となるサーバモジュール52である同期元サーバを指定する(S1301)。ファイル同期部17は、ここまでの処理において用いられた被管理サーバB31を同期元サーバとして指定することもできるし、マスタイメージ45を同期元サーバのハードディスクドライブと見なすこともできる。また、ファイル同期部17は、ファイル同期処理を開始する際に、あらためて同期先サーバである被管理サーバA30と同じサーバ群53に属するサーバモジュール52からあらためて同期元サーバとなるサーバモジュール52を選択することとしてもよい。ファイル同期処理を実行する際に、最も負荷が低いサーバモジュール52を同期元サーバとして選択することにより、ファイル同期処理の処理効率を上げることができる。
ファイル同期部17は、差分リスト44に記憶されているファイル名で示されるファイルを同期元サーバから同期先サーバにコピーする(S1303)。なお、ファイル同期部17は、当該ファイルに対して構成ファイルテーブル46及び設定パラメタテーブル49にて設定同期方法が設定されている場合は、設定同期部19に当該設定同期方法に従ってファイルの同期を行うよう指示する。そして、設定同期部19は、この設定同期方法に従ってファイルの同期を行う。ファイルの同期の後、ファイル同期部17は、Bリスト42に記憶されているファイル名で示されるファイルを同期元サーバから同期先サーバにコピーする(S1303)。これにより、同期元サーバのみに存在するファイルが同期先サーバにコピーされる。そして、ファイル同期部17は、Aリスト41に記憶されているファイル名で示されるファイルを同期先サーバから削除する(S1304)。これにより、同期先サーバのみに存在するファイルが同期先サーバから削除される。なお、同期先サーバのみに存在するファイルを同期先サーバから削除する前に、削除する内容を出力装置27に出力することとしてもよい。そして、出力装置27に出力された削除予定のファイルについて、入力装置26から削除の取消入力を行うことができることとしてもよい。
以上、サーバ差分管理システム10の動作について説明した。ファイル構成が同じ2つのサーバが存在する場合において、一方のサーバに何らかの障害が発生した場合等に、これら2つのサーバのファイルの差異を検知することができる。また、差異のあるファイルがどのソフトウェアプロダクトに属しているかを知ることができる。つまり、障害の原因がどのソフトウェアプロダクトによるものであるかを知ることができ、障害に対する処置を適切に判断することが可能となる。例えば、差異が発生しているファイルが属するソフトウェアプロダクトがデータベース管理ソフトウェアである場合、管理者は当該データベース管理ソフトウェアが出力するエラー情報等を調査することにより、障害原因を突き止めることが可能となる。
また、内容に差異があるファイルを障害が発生していないサーバからコピーすることにより、障害が発生しているサーバを復旧することが可能となる。
また、比較するファイルのファイル名をAリスト41等に予め記憶しておくのではなく、障害が発生した際にサーバからファイル名を取得することにより、サーバのファイル構成が変更される場合を考慮する必要がない。つまり、比較対象ファイルを予め記憶しておく場合は、サーバのファイル構成が変更される都度、比較対象ファイルのメンテナンスを行う必要が生じる。そこで、ファイルの比較をする際に、サーバが有するファイルのファイル名を取得することにより、比較対象ファイルのメンテナンスを行う必要がなくなる。
また、ファイルの比較を2つのサーバで行うのではなく、マスタイメージ45を用いることもできる。障害が発生したサーバとファイル構成が同じサーバが無い場合に、マスタファイルイメージ45に記憶されているファイルと比較することにより、インストール時のファイルとの差異を検出することができる。また、障害が発生したサーバとファイル構成が同じ別のサーバが存在する場合であっても、マスタイメージ45に記憶されているファイルと比較することにより、別のサーバにおけるデータの入出力負荷を抑えることができる。そのため、別のサーバで稼働している情報処理システムの処理性能に影響を与えることがない。
また、ブレードサーバのように、構成ファイルが同じ複数のサーバによりサーバ群が構成されている場合において、障害が発生したサーバと同一のサーバ群で最もCPU負荷が低いサーバを比較対象のサーバとして選択することができる。つまり、障害が発生したサーバが属するサーバ群において、他の情報処理システムに対する影響を小さくし、かつ、ファイルの比較処理を効率的に行うことができるサーバを比較対象のサーバとして選択することができる。
また、ファイルの内容を単純なデータとしてバイト単位に比較するのではなく、データ項目ごとに比較方法を変更することが適切な場合もある。例えば、設定ファイルのデータ項目には、その値が文字列のものもあれば、数値のものもある。また、数値の場合は10進数であっても16進数であっても良い場合もある。このような場合、2つのファイルのデータ項目の値を単純にデータとして1バイトずつ比較すると差異が発生してしまう。そこで、データ項目ごとに文字列として比較するのか10進数に変換して比較するのか等の比較方法を定めておき、この比較方法に従ってデータ項目の値を比較することで、そのデータ項目の値が一致しているかどうかを確認することができる。
以上、本実施の形態について説明したが、上記実施例は本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得ると共に、本発明にはその等価物も含まれる。
例えば、本実施の形態においては、被管理サーバA30と被管理サーバB31とはブレードサーバ50に格納されている同一のサーバ群53に属するサーバモジュール52に限られず、同じソフトウェアプロダクトがインストールされている情報処理装置であればよい。
また、例えば、サーバ管理システム10が被管理サーバA30または被管理サーバB31上で稼働しているものとしてもよい。つまり、管理用の特別な情報処理装置を設けるのではなく、障害が発生したサーバもしくは比較対象となるサーバの管理エージェント34が、前述した処理を実行することとしてもよい。
本実施の形態に係るサーバ差分管理システムを含む情報処理装置の全体構成を示す図である。 本実施の形態に係る情報処理装置のハードウェア構成を示す図である。 本実施の形態に係るブレードサーバを示す図である。 本実施の形態に係るサーバ群テーブルを示す図である。 本実施の形態に係るAリスト、Bリスト、共通リスト、差分リスト、無所属リストを示す図である。 本実施の形態に係る構成ファイルテーブルを示す図である。 本実施の形態に係る照合リストを示す図である。 本実施の形態に係る設定パラメタテーブルを示す図である。 本実施の形態に係るサーバ差分管理システムの全体の処理の流れを示すフローチャートである。 本実施の形態に係る共通ファイル選択処理の動作を示すフローチャートである。 本実施の形態に係るファイル比較処理の動作を示すフローチャートである。 本実施の形態に係るファイル照合処理の動作を示すフローチャートである。 本実施の形態に係るファイル同期処理の動作を示すフローチャートである。
符号の説明
10 サーバ差分管理システム 11 比較対象特定部
12 サーバ監視部 13 サーバ群管理部
14 ファイル名取得要求送信部 15 ファイル比較部
16 差異情報出力部 17 ファイル同期部
18 設定比較部 19 設定同期部
20 情報処理装置 21 CPU
22 メモリ 23 記憶装置
24 通信インタフェース 25 記録媒体読取装置
26 入力装置 27 出力装置
28 記録媒体 29 通信ネットワーク
30 被管理サーバA 31 被管理サーバB(第二のサーバ)
32 ボリュームA 33 ボリュームB
34 管理エージェント
40 サーバ群テーブル(サーバ群記憶部)
41 Aリスト(ファイル名記憶部) 42 Bリスト
43 共通リスト 44 差分リスト
45 マスタイメージ
46 構成ファイルテーブル(構成情報記憶部)
47 照合リスト 48 無所属リスト
49 設定パラメタテーブル 50 ブレードサーバ
51 筐体 52 サーバモジュール
53 サーバ群

Claims (4)

  1. 第一のサーバと、第二のサーバと、前記第一のサーバ及び前記第二のサーバと通信可能に接続されているCPU及びメモリとを有し、
    前記第一のサーバ及び前記第二のサーバには、同じソフトウエアプロダクトがインストールされており、
    前記ソフトウエアプロダクトのインストールによって前記第一のサーバに生成される設定ファイルのパス情報を含むファイル名が記憶された第1のリスト、前記ソフトウエアプロダクトのインストールによって前記第二のサーバに生成される設定ファイルのパス情報を含むファイル名が記憶された第2のリスト、及び前記第1のリストと前記第2のリストとの両方に存在する設定ファイルのファイル名を記憶した第3のリスト、を有するファイル名記憶部と、
    前記設定ファイルのパス情報を含むファイル名と、前記設定ファイルがどのソフトウエアプロダクトのインストールにより生成されるかを示す情報であるプロダクト名と、前記ファイル名毎に規定されたファイル属性、前記設定ファイルを比較する際の比較方法を示す設定比較方法、及び前記設定ファイルの同期方法を示す設定同期方法と、を対応付けて記憶する構成情報記憶部と、
    前記設定比較方法及び前記設定同期方法を、ファイル名と対応付けて記憶する設定パラメタテーブルと、
    前記第3のリストに記憶されるファイル名に関し、前記構成情報記憶部及び前記設定パラメタテーブルに前記設定比較方法が記憶されている場合、当該設定比較方法に含まれるデータ項目毎の比較方法に従い、前記第一のサーバにおける前記ファイル名の設定ファイル名の設定ファイルと前記第二のサーバにおける前記ファイル名の設定ファイルとを比較する設定比較部と、
    前記設定比較部の比較により、内容に差異がある設定ファイルのファイル名を記憶した第4のリストを生成するファイル比較部と、
    前記第4のリストに記憶されるファイル名に関し、前記構成情報記憶部及び前記設定パラメタテーブルに設定同期方法が記憶されている場合、当該設定同期方法に従い、前記第一のサーバにおける前記ファイル名の設定ファイルのデータ項目と前記第二のサーバにおける前記ファイル名の設定ファイルのデータ項目とを同期する設定同期部と
    を備え、
    前記設定ファイルに含まれるデータ項目は、サーバに固有のデータ項目と、サーバに固有ではないデータ項目とを有し、
    前記サーバに固有のデータ項目については前記比較方法を設定せず、前記サーバに固有ではないデータ項目については前記比較方法を設定し、
    前記比較方法が設定されたデータ項目について前記データ項目毎に前記設定同期方法を設定する
    ことを特徴とするサーバ差分管理システム。
  2. 前記サーバに固有のデータ項目はIPアドレスであることを特徴とする請求項1記載のサーバ差分管理システム。
  3. 同じソフトウエアプロダクトがインストールされている前記第一のサーバ及び前記第二のサーバと通信可能に接続され、
    前記ソフトウエアプロダクトのインストールによって前記第一のサーバに生成される設定ファイルのパス情報を含むファイル名が記憶された第1のリスト、前記ソフトウエアプロダクトのインストールによって前記第二のサーバに生成される設定ファイルのパス情報を含むファイル名が記憶された第2のリスト、及び前記第1のリストと前記第2のリストとの両方に存在する設定ファイルのファイル名を記憶した第3のリスト、を有するファイル名記憶部と、
    前記設定ファイルのパス情報を含むファイル名と、前記設定ファイルがどのソフトウエアプロダクトのインストールにより生成されるかを示す情報であるプロダクト名と、前記ファイル名毎に規定されたファイル属性、前記設定ファイルを比較する際の比較方法を示す設定比較方法、及び前記設定ファイルの同期方法を示す設定同期方法と、を対応付けて記憶する構成情報記憶部と、
    前記設定比較方法及び前記設定同期方法を、ファイル名と対応付けて記憶する設定パラメタテーブルと、
    前記第3のリストに記憶されるファイル名に関し、前記構成情報記憶部及び前記設定パラメタテーブルに前記設定比較方法が記憶されている場合、当該設定比較方法に含まれるデータ項目毎の比較方法に従い、前記第一のサーバにおける前記ファイル名の設定ファイル名の設定ファイルと前記第二のサーバにおける前記ファイル名の設定ファイルとを比較する設定比較部と、
    前記設定比較部の比較により、内容に差異がある設定ファイルのファイル名を記憶した第4のリストを生成するファイル比較部と、
    前記第4のリストに記憶されるファイル名に関し、前記構成情報記憶部及び前記設定パラメタテーブルに設定同期方法が記憶されている場合、当該設定同期方法に従い、前記第一のサーバにおける前記ファイル名の設定ファイルのデータ項目と前記第二のサーバにおける前記ファイル名の設定ファイルのデータ項目とを同期する設定同期部と
    を備え、
    前記設定ファイルに含まれるデータ項目は、サーバに固有のデータ項目と、サーバに固有ではないデータ項目とを有している
    CPU及びメモリを有する情報処理装置の制御方法であって、
    前記情報処理装置が、
    前記サーバに固有のデータ項目については前記比較方法を設定せず、前記サーバに固有ではないデータ項目については前記比較方法を設定し、
    前記比較方法が設定されたデータ項目については前記データ項目毎に前記設定同期方法を設定する
    ことを特徴とする情報処理装置の制御方法。
  4. 前記サーバに固有のデータ項目はIPアドレスであることを特徴とする請求項3記載の情報処理装置の制御方法。
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