JP2014021586A - プログラムのアップグレードを実施するサーバ、サーバと複数の機器からなるプログラムのアップグレードシステム及びプログラムのアップグレード方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】複数の機器のプログラムをアップグレードする際に、プログラムの不具合で機器全台が同時に使用不能となる状況を回避する。
【解決手段】複数台の機器20(1)〜20(n)とネットワーク30で接続し前記機器20(1)〜20(n)のプログラムのアップグレードを実施するサーバ100であって、プログラムのアップグレードを実施する手段と、前記複数台の機器のうち、先行してプログラムのアップグレードを実施する機器を指定する手段と、指定した機器の状態が予め設定した監視終了条件を満たすまで先行アップグレードした機器の状態を監視する機器状態監視部107とを有し、先行アップグレード機器監視管理部108が先行アップグレード機器の状態が監視終了条件を満たしたと判断したことを条件に、先行アップグレード機器以外の機器に対してプログラムのアップグレードを実施する。
【選択図】図2
【解決手段】複数台の機器20(1)〜20(n)とネットワーク30で接続し前記機器20(1)〜20(n)のプログラムのアップグレードを実施するサーバ100であって、プログラムのアップグレードを実施する手段と、前記複数台の機器のうち、先行してプログラムのアップグレードを実施する機器を指定する手段と、指定した機器の状態が予め設定した監視終了条件を満たすまで先行アップグレードした機器の状態を監視する機器状態監視部107とを有し、先行アップグレード機器監視管理部108が先行アップグレード機器の状態が監視終了条件を満たしたと判断したことを条件に、先行アップグレード機器以外の機器に対してプログラムのアップグレードを実施する。
【選択図】図2
Description
本発明は、プログラムのアップグレードを実施するサーバ、サーバと複数の機器からなるプログラムのアップグレードシステム及びプログラムのアップグレード方法に関する。
市場で稼働している機器のプログラムアップグレード(ファームウェアアップグレード及びアプリケーションアップグレードを含む)を行う場合、サービス要員がアップグレードするプログラムを記憶媒体に入れて納品先に持参し、アップグレード作業を行う必要があった。この手間とコストを軽減するため、遠隔地からネットワーク経由でアップグレードするプログラムを機器に送信し、機器は搭載されたプログラムを、受信したプログラムに自動でアップグレードするアップグレード方法が既に知られている。
しかし、従来の遠隔操作によるプログラムアップグレード方法では、実行する時には納品先の同機種全てをアップグレードしていたため、アップグレードしたプログラムに問題が潜在している場合、市場稼動後に不具合が発生し、顧客先で全機種(機器)が使用できないという状況が発生する虞がある。
この場合、不具合対策版のプログラムが完成するまで、該当プログラムで稼働している全ての機器を、正常稼動していたプラグラムにダウングレードすることもできる。しかし、その場合でも一時的には機器が使用できない状態が発生することは避けられない。
この場合、不具合対策版のプログラムが完成するまで、該当プログラムで稼働している全ての機器を、正常稼動していたプラグラムにダウングレードすることもできる。しかし、その場合でも一時的には機器が使用できない状態が発生することは避けられない。
従来のプログラムアップグレードを行うシステムとして、特許文献1には、データネットワークに接続された多数の電子装置ファームウェアをアップデートする方法が開示されている。このアップグレードシステムでは、最初に1台の電子装置のファームウェアを構成し、その電子装置のファームウェアからファームウェアのアップデートファイルを生成する。次に、生成したファームウェアアップデートファイルを、データネットワークを介して他の電子装置に送信し、各電子装置で受信したファイルからファームウェアを構成する。
このシステムは、ネットワークを介して複数の機器のプログラム(ファームウェア)をアップグレードする点では以下で説明する本発明と類似する点がある。しかし、プログラムに不具合が潜在していた場合に、アップグレードした納品先の全機器が使用できなくなる虞があるという、前記従来の問題は解消できていない。
本発明は、機器のプログラムアップグレードを行う際における、前記従来の問題に鑑みてなされたものであって、その目的は、複数台の機器を導入している顧客先に対しての遠隔地からのプログラムアップグレードを行う場合に、一部の機器について先行してアップグレードを行い、プログラムに不具合が潜在しているかチェックしてから残りの機器のアップグレードを実行することで、機器全台が同時に使用不能となる状況を回避することである。
本発明は、複数台の機器とネットワークで接続し前記機器のプログラムのアップグレードを実施するサーバであって、プログラムのアップグレードを実施する手段と、前記複数台の機器のうち、先行してプログラムのアップグレードを実施する機器を指定する手段と、先行してプログラムのアップグレードを実施した前記指定した機器の状態が予め設定した監視終了条件を満たすまで当該機器の状態を監視する手段と、を有し、前記監視する手段が前記指定した機器の状態が前記監視終了条件を満たしたと判断したことを条件に、前記指定した機器以外の機器に対してプログラムのアップグレードを実施するサーバである。
本発明によれば、複数台の機器を導入している顧客先に対して遠隔地からプログラムアップグレードを行う場合に、一部の機器について先行してアップグレードを行い、プログラムに不具合が潜在しているかチェックしてから残りの機器のアップグレードを実行するため、機器全台が同時に使用不能となる状況を回避することができる。
次に、本発明をその実施形態について詳しく説明するが、まず実施形態を概略的に説明する。
即ち、アップグレード対象の機器とネットワークで接続されたサーバで、プログラムアップグレード(ここではファームウェアアップグレード)する対象の機器のうち一部のみを先行してアップグレードし、複数の条件の組み合わせによる監視終了条件を満たすまで先行アップグレードした機器の状態を監視する。これによって、対象ファームウェアに起因するサービスコールが発生しない(対象ファームウェアに不具合が潜在していない)ことを確認し、その後、残りの機器に対してもファームウェアアップグレードを実施する。これにより、前記監視中に対象ファームウェアに起因するサービスコールが発生した場合でも、残りの機器は稼働可能な状態を保証することができる。
以下、本発明の実施形態を以下の図面を用いて説明する。
即ち、アップグレード対象の機器とネットワークで接続されたサーバで、プログラムアップグレード(ここではファームウェアアップグレード)する対象の機器のうち一部のみを先行してアップグレードし、複数の条件の組み合わせによる監視終了条件を満たすまで先行アップグレードした機器の状態を監視する。これによって、対象ファームウェアに起因するサービスコールが発生しない(対象ファームウェアに不具合が潜在していない)ことを確認し、その後、残りの機器に対してもファームウェアアップグレードを実施する。これにより、前記監視中に対象ファームウェアに起因するサービスコールが発生した場合でも、残りの機器は稼働可能な状態を保証することができる。
以下、本発明の実施形態を以下の図面を用いて説明する。
図1は、本発明の実施形態に係るファームウェアアップグレードを実施するシステムの全体構成を概略的に説明する図である。
本実施形態に係るファームウェアアップグレードシステムは、概略的にはサービス提供元(サービス・保守会社など)10のサーバ100と、納入先(顧客先)20と、その両者を繋ぐネットワーク30とから構成されている。
サーバ100はサービスコールとその原因と解決方法を記録したデータベース101と、先行アップグレードした機器の監視終了条件を記録したデータベース102と、アップグレード対象ファームウェアでのアップグレード対象機能を記録したデータベース103を内部に保持している。
また、納入先20には、複数のファームウェアアップグレード対象機器20(1)〜20(n)が備えられている。複数のファームウェアアップグレード対象機器20(1)〜20(n)は、アップグレード開始時、アップグレード中、アップグレード終了時にそれが分かるように、それぞれに対応した表示を行う表示手段を有しており、先行アップグレード中に前記表示を行う。
本実施形態に係るファームウェアアップグレードシステムは、概略的にはサービス提供元(サービス・保守会社など)10のサーバ100と、納入先(顧客先)20と、その両者を繋ぐネットワーク30とから構成されている。
サーバ100はサービスコールとその原因と解決方法を記録したデータベース101と、先行アップグレードした機器の監視終了条件を記録したデータベース102と、アップグレード対象ファームウェアでのアップグレード対象機能を記録したデータベース103を内部に保持している。
また、納入先20には、複数のファームウェアアップグレード対象機器20(1)〜20(n)が備えられている。複数のファームウェアアップグレード対象機器20(1)〜20(n)は、アップグレード開始時、アップグレード中、アップグレード終了時にそれが分かるように、それぞれに対応した表示を行う表示手段を有しており、先行アップグレード中に前記表示を行う。
本実施形態では、ファームウェアアップグレードを行う場合、顧客先20でネットワーク30に接続している複数の機器20(1)〜20(n)のうち、遠隔地のサービス提供元10のサーバ100で複数の機器20(1)〜20(n)の一部の機器のみに対する先行アップグレードを行う(本発明では、このアップグレードに必要なサーバ側の処理を行う構成を総称してアップグレードを実施する手段という)。
サーバ100は、サーバ100が保持する後述する監視終了条件を満たすと判断したとき監視を終了し、残りの機器に対してファームウェアファイルを送信し、ファームウェアのアップグレードを行う。
サーバ100は、サーバ100が保持する後述する監視終了条件を満たすと判断したとき監視を終了し、残りの機器に対してファームウェアファイルを送信し、ファームウェアのアップグレードを行う。
機器20(1)〜20(n)は、サーバ100から受信したファームウェアファイルを保存し、前記ファームウェアのアップグレードを行う。また、前記監視中に、機器20(1)〜20(n)にサービスコールが発生すると、サービスコールの情報およびログ情報をネットワーク30経由でサーバ100に送信する。サーバ100は、機器20(1)〜20(n)からサービスコールの情報およびログ情報を受信すると、両者の内容およびサービスコールとその原因、解決方法を持つデータベース101の内容から、ファームウェアの不具合かどうかを判断する。
ここで、サーバ100がファームウェアの不具合と判断したときは、先行アップグレードした機器をダウングレードするため、サーバ100から当該機器へ先行アップグレード前のファームウェアファイルを送信し、ファームウェアのダウングレードを行う。
ここで、機器20(1)〜20(n)がサーバ100に送信するサービスコールの情報およびログ情報は以下の情報を含む。
即ち、(1)発生した現象(紙詰まり、エンジンエラー、コントローラエラーなど)とその現象が機器のどこ(どの機能)で発生したかの情報。
(2)サービスコールの履歴(発生したサービスコール番号(サービスコールID)、発生時間など)の情報。
なお、上述のように、データベース101には、前記サービスコールの原因・解決方法、即ち機器の仕様やこれまでの動作実績から収集したサービスコールの発生原因や解決方法・対応方法が格納されている。
即ち、(1)発生した現象(紙詰まり、エンジンエラー、コントローラエラーなど)とその現象が機器のどこ(どの機能)で発生したかの情報。
(2)サービスコールの履歴(発生したサービスコール番号(サービスコールID)、発生時間など)の情報。
なお、上述のように、データベース101には、前記サービスコールの原因・解決方法、即ち機器の仕様やこれまでの動作実績から収集したサービスコールの発生原因や解決方法・対応方法が格納されている。
図2は、前記サーバ100の構成について説明する図である。
サーバ100は、ネットワーク30を通じて納入先(顧客先)20の機器20(1)〜20(n)およびサービスや設計を司る部署であるサービス・設計区200と接続され、その内部には、ファームウェア不具合判断部104と、調査依頼通知部105と、データ送受信部106と、機器状態監視部107と、先行アップグレード機器監視管理部108とを備えている。
サーバ100は、ネットワーク30を通じて納入先(顧客先)20の機器20(1)〜20(n)およびサービスや設計を司る部署であるサービス・設計区200と接続され、その内部には、ファームウェア不具合判断部104と、調査依頼通知部105と、データ送受信部106と、機器状態監視部107と、先行アップグレード機器監視管理部108とを備えている。
ここで、101〜103の各データベースについては既に説明した通りである。
ファームウェア不具合判断部104は、機器状態監視部107が受信した機器20(1)〜20(n)からのサービスコールがファームウェアの不具合かどうか判断する。即ち、不具合がアップグレードしたファームウェアに起因するものか否か判断する手段を構成する。
調査依頼通知部105は、不具合がファームウェアに起因するか否か判断できないとき、不具合の発生を通知し、或いは、前記データ送受信部106を通じてサービス・設計区200へサービスコールの調査依頼を通知する。
ファームウェア不具合判断部104は、機器状態監視部107が受信した機器20(1)〜20(n)からのサービスコールがファームウェアの不具合かどうか判断する。即ち、不具合がアップグレードしたファームウェアに起因するものか否か判断する手段を構成する。
調査依頼通知部105は、不具合がファームウェアに起因するか否か判断できないとき、不具合の発生を通知し、或いは、前記データ送受信部106を通じてサービス・設計区200へサービスコールの調査依頼を通知する。
データ送受信部106は、ネットワーク30を通じてデータの送受信を行い、ネットワーク経由で先行アップグレード対象かどうかの情報及び監視終了条件及び現時点での状態を機器に通知し、また、ファームウェアファイルを機器に送信する。
機器状態監視部107は、前記データ送受信部106で受信した機器20(1)〜20(n)の状態を監視し、先行アップグレードした機器の状態を監視する。
先行アップグレード機器監視管理部108は、先行アップグレードした機器の監視終了条件と、対象ファームウェアでのアップグレード対象の機能と、先行アップグレード機器の情報や監視終了条件の管理を行い、前記機器の状態および監視終了条件とアップグレード機能の情報から監視の終了判断を行う。
先行アップグレード機器監視管理部108は、機器から通知される情報と予め定めた監視終了条件とに基づき監視終了を判断する。
また、ユーザインターフェース109は、サーバ100側での監視終了条件の設定を行う。
機器状態監視部107は、前記データ送受信部106で受信した機器20(1)〜20(n)の状態を監視し、先行アップグレードした機器の状態を監視する。
先行アップグレード機器監視管理部108は、先行アップグレードした機器の監視終了条件と、対象ファームウェアでのアップグレード対象の機能と、先行アップグレード機器の情報や監視終了条件の管理を行い、前記機器の状態および監視終了条件とアップグレード機能の情報から監視の終了判断を行う。
先行アップグレード機器監視管理部108は、機器から通知される情報と予め定めた監視終了条件とに基づき監視終了を判断する。
また、ユーザインターフェース109は、サーバ100側での監視終了条件の設定を行う。
機器20(1)〜20(n)は、サーバ100のデータ送受信部106から、ネットワーク30を通じて当該機器が先行アップグレード対象かどうかの情報、監視終了条件の情報及び当該機器の現時点での機器状態の情報を受信すると、これらの情報を保存しかつユーザに通知する。
図3は、本実施形態におけるファームウェアのアップグレードの処理手順を示すフロー図である。
まず、サービス要員は、サーバ100にて顧客先20の複数の機器20(1)〜20(n)の中から先行アップグレードする機器を指定(又は選定)する(S101)。機器の指定は、サーバ100に接続した図示しないモニタ等に顧客先20の機器一覧を表示し、その中から任意の機器(複数台可)を指定することで行う。
まず、サービス要員は、サーバ100にて顧客先20の複数の機器20(1)〜20(n)の中から先行アップグレードする機器を指定(又は選定)する(S101)。機器の指定は、サーバ100に接続した図示しないモニタ等に顧客先20の機器一覧を表示し、その中から任意の機器(複数台可)を指定することで行う。
次に、サービス要員は、サーバ100にて先行アップグレードする機器の監視終了条件を設定する(S102)。なお、監視終了条件の設定は、サーバ100にて各監視終了条件を登録することで行う。
サーバ100は、データ送受信部106により顧客先20の全機器20(1)〜20(n)に対して、先行アップグレード対象かどうかの情報及び監視終了条件の情報を通知する(S103)。なお、先行アップグレード対象の機器及び監視終了条件は、サーバ100から設定する。
サーバ100は、データ送受信部106により顧客先20の全機器20(1)〜20(n)に対して、先行アップグレード対象かどうかの情報及び監視終了条件の情報を通知する(S103)。なお、先行アップグレード対象の機器及び監視終了条件は、サーバ100から設定する。
ここで、ファームウェアのアップグレードの発生(実行)前であれば、顧客先20で機器20(1)〜20(n)の図示しない入力手段を操作することによって、先行アップグレード対象、監視終了条件の変更を行うことができる。ユーザが監視終了条件を変更したときは、機器20(1)〜20(n)は、それをネットワーク30経由でサーバ100に通知する。
また、同様に、ファームウェアのアップグレード発生(実行)前であれば、監視終了条件のサーバ100からの変更も可能である。なお、監視終了条件の詳細は図5を参照して後述する。
また、同様に、ファームウェアのアップグレード発生(実行)前であれば、監視終了条件のサーバ100からの変更も可能である。なお、監視終了条件の詳細は図5を参照して後述する。
図4は、本システムにおけるファームウェアアップグレード開始から終了までの処理手順を説明するフロー図である。
即ち、サーバ100は、まず、データ送受信部106により指定された先行アップグレードを行う機器(先行アップグレード機器という)に対してファームウェアファイルを送信する(S201)。
先行アップグレード機器は、受信したファームウェアファイルでファームウェアをアップグレードする(S202)。なお、アップグレード自体に失敗した場合はアップグレード直前のファームウェアにリカバリする。
即ち、サーバ100は、まず、データ送受信部106により指定された先行アップグレードを行う機器(先行アップグレード機器という)に対してファームウェアファイルを送信する(S201)。
先行アップグレード機器は、受信したファームウェアファイルでファームウェアをアップグレードする(S202)。なお、アップグレード自体に失敗した場合はアップグレード直前のファームウェアにリカバリする。
ステップS202で先行アップグレード機器がアップグレードした後、サーバ100の機器状態監視部107は、先行アップグレードした機器を監視する(S203)。即ち、サーバ100(の機器状態監視部107)は、機器からのSNMP(Simple Network Management Protocol)などによる通報を待つ。
ここで、ステップS203の監視中にサービスコールが通知されたときは(S204、YES)、サーバ100のファームウェア不具合判断部104は、発生したサービスコールの不具合調査が必要か否か判断する(S207)。なお、判断方法の詳細は図6を参照して後述する。
ステップS204でサービスコール(通知)がない場合は(S204、NO)、サーバ100の先行アップグレード機器監視管理部108は、先行アップグレード機器の機器状態が監視終了条件を満たしているか否か判定する(S205)。
ここで、ステップS203の監視中にサービスコールが通知されたときは(S204、YES)、サーバ100のファームウェア不具合判断部104は、発生したサービスコールの不具合調査が必要か否か判断する(S207)。なお、判断方法の詳細は図6を参照して後述する。
ステップS204でサービスコール(通知)がない場合は(S204、NO)、サーバ100の先行アップグレード機器監視管理部108は、先行アップグレード機器の機器状態が監視終了条件を満たしているか否か判定する(S205)。
ステップS205で、先行アップグレード機器監視管理部108が、前記機器状態について監視終了条件を満たしていると判断したときは(S205、YES)、サーバ100は、先行アップグレードしなかった残りの機器のファームウェアをアップグレードする処理を行う(S206)。即ち、サーバ100は残りの機器に対してデータ送受信部106でファームウェアファイルを送信し、残りの機器はファイルを受信するとファームウェアをアップグレードし、ファームウェアアップグレード処理を終了する。
ステップS205で、サーバ100(の先行アップグレード機器監視管理部108)が監視終了条件を満たしていないと判断したときは(S205、NO)、ステップS203へ戻り、引き続き先行アップグレード機器を監視する。
ステップS205で、サーバ100(の先行アップグレード機器監視管理部108)が監視終了条件を満たしていないと判断したときは(S205、NO)、ステップS203へ戻り、引き続き先行アップグレード機器を監視する。
ステップS204でサービスコール(の通知)があるときは(S204、YES)、不具合調査が必要か否か判断し(S207)、サーバ100の先行アップグレード機器監視管理部108は、ステップS207で、ファームウェア不具合判断部104が、発生したサービスコールの不具合調査が必要(つまり、サーバ100内のデータベース101に記録された原因・解決方法だけでは判断できない)と判断したときは(S207、YES)、調査依頼通知部105によりサービス・設計区200へ不具合調査および対応を依頼して(S208)、サーバ100での本システムの監視処理自体を終了してサービス・設計区200による調査を待つ。この際、SDカードによるダウングレードを行うことで以前のバージョンに戻し、機器を利用することができる。
ステップS207で、ファームウェア不具合判断部104がサービスコールの不具合調査が必要でなく(S207、NO)、発生したサービスコールの不具合がファームウェアに起因する不具合と判断したときは(S209、YES)、サーバ100の調査依頼通知部105で、サービス・設計区200へ不具合調査および対応を依頼する(S210)。その後、サーバ100はデータ送受信部106を介して、機器に対して正常に動作していたファームウェアを送信し、機器をダウングレードして(ステップS211)、ファームウェアアップグレード処理を終了する。
ステップS209で、ファームウェア不具合判断部104がファームウェアの不具合ではないと判断したときは(S209、NO)、サーバ100はデータ送受信部106を介して、データベース101の記録内容に基づき当該機器へサービスコールの対応方法を送信し(ステップS212)、ステップS203に戻り、それ以降の前記処理を行う。
図5は、本実施形態における予め設定する監視終了条件の一例について説明する図である。
ここでは、機器はプリンタとし、終了条件は、印刷終了日時として2012年3月1日、印刷枚数は100,000枚、UI(ユーザインターフェース)操作回数は指定なし、アップグレード対象機能の使用回数とし、2穴パンチ(上)として100回、2ステープル(上)として200回、二つ折りは指定なし、等が監視終了条件として設定されている。
ここでは、機器はプリンタとし、終了条件は、印刷終了日時として2012年3月1日、印刷枚数は100,000枚、UI(ユーザインターフェース)操作回数は指定なし、アップグレード対象機能の使用回数とし、2穴パンチ(上)として100回、2ステープル(上)として200回、二つ折りは指定なし、等が監視終了条件として設定されている。
先行アップグレード機器の監視を終了する条件としては、図5に記載された条件を組み合わせて使用する。即ち、終了日時では、監視終了予定の日時を指定する、指定した日時(2012年3月1日)になれば条件達成となる。印刷枚数では、アップグレード後の印刷枚数を指定する。指定した枚数の印刷が行われると条件達成となる。
UI操作回数では、アップグレード後のUIでの操作回数を指定する。指定した回数UI操作が行われると条件達成となる。
UI操作回数では、アップグレード後のUIでの操作回数を指定する。指定した回数UI操作が行われると条件達成となる。
アップグレード対象機能の使用回数では、アップグレードで変更が発生した機能の使用回数を指定する。指定した回数だけ該当する機能が使用されると条件達成となる。アップグレード対象機能の使用回数については、複数の機能がある場合には、各機能別に使用回数を設定することができるようにしている。これにより、顧客が使用しない機能を監視終了条件としてしまい、先行アップグレードの監視が終了しない、という状況を回避することができる。
また、各条件には図示のような要求レベルを設定する。
要求レベル:
「MUST」
「WANT」
「MUST」に指定した条件は必須条件となり、この条件が達成されていないと本システムによる監視の自動終了も顧客による途中終了もできない。
「WANT」に指定した条件は必要条件となり、この条件が達成されていないと本システムによる監視の自動終了はできないが、「MUST」が指定されている条件を全て達成していれば顧客は監視を途中終了させることができる。
要求レベル:
「MUST」
「WANT」
「MUST」に指定した条件は必須条件となり、この条件が達成されていないと本システムによる監視の自動終了も顧客による途中終了もできない。
「WANT」に指定した条件は必要条件となり、この条件が達成されていないと本システムによる監視の自動終了はできないが、「MUST」が指定されている条件を全て達成していれば顧客は監視を途中終了させることができる。
図5に示した例では、期間、印刷枚数、アップグレード対象機能(2穴パンチ(上)および2ステープル(上))の使用回数の3条件が全て達成された場合に監視終了とすることができる。また、印刷枚数は要求レベルが「WANT」であるため、印刷枚数以外の「MUST」条件が達成されていれば、顧客は先行アップグレード機器の監視を途中終了させることができる。
図6は、本実施形態におけるサービスコールとその原因・解決方法を持つデータベースの内容例について説明する図である。
各サービスコールはサービスコールID、サービスコール名、サービスコールの詳細、サービスコール種別、サービスコールに関係する機能名、サービスコールの解決方法を持っている。
サービスコールIDは、各サービスコールを一意に識別可能なIDが振られている。
各サービスコールはサービスコールID、サービスコール名、サービスコールの詳細、サービスコール種別、サービスコールに関係する機能名、サービスコールの解決方法を持っている。
サービスコールIDは、各サービスコールを一意に識別可能なIDが振られている。
サービスコール名は、各サービスコールを簡潔に表す名前が設定されている。
サービスコール名には、図6に示すように、HDD異常、SDカード異常など、各サービスコールの内容を簡単に説明する文章が設定されている。
詳細には、HDDへのアクセスでエラー発生など、エラー発生部位が列挙されている。
サービスコール種別は、各サービスコールの種類を表す、表中の例では致命的なサービスコールとログを採取するロギングサービスコールがある。
関係機能名は、各サービスコールが関係する機能の名前、例えばハードウェアなどが設定されている。
解決方法には、例えば、機器再起動、5回連続で本SC(サービスコール)が発生する場合は、HDD交換又はサービス要員への連絡など、顧客がサービスコールを解消するために行うべき項目が列挙されている。
サービスコール名には、図6に示すように、HDD異常、SDカード異常など、各サービスコールの内容を簡単に説明する文章が設定されている。
詳細には、HDDへのアクセスでエラー発生など、エラー発生部位が列挙されている。
サービスコール種別は、各サービスコールの種類を表す、表中の例では致命的なサービスコールとログを採取するロギングサービスコールがある。
関係機能名は、各サービスコールが関係する機能の名前、例えばハードウェアなどが設定されている。
解決方法には、例えば、機器再起動、5回連続で本SC(サービスコール)が発生する場合は、HDD交換又はサービス要員への連絡など、顧客がサービスコールを解消するために行うべき項目が列挙されている。
機器20(1)〜20(n)からサーバ100へサービスコールが通知されると、データベース101の内容を参照し、解決方法をユーザへ通知する。解決方法がデータベース101内に存在しない場合や解決方法の最下行に記載されている条件(即ち、サービス要員へ連絡)に当てはまった場合は、本システムはそのサービスコールに関して不具合調査が必要と判断する。
図7は、本実施形態におけるサービスコール発生時の、サーバ100が行うファームウェアに不具合があるかどうかの判断手順について説明するフロー図である。
サーバ100は、機器20(1)〜20(n)から送信されたサービスコールの情報から、データベース101内のサービスコールの情報を照合する(S301)。
サーバ100は、機器20(1)〜20(n)から送信されたサービスコールの情報から、データベース101内のサービスコールの情報を照合する(S301)。
ステップS301の照合結果から、発生したサービスコールと同様のサービスコールが所定の短期間に複数回発生しているかチェックする(S302)。機器20(1)〜20(n)から送信されるサービスコールの情報として、サービスコールの履歴があり、短期間に複数回発生の基準にはこれを利用する(例えば:最新10回のサービスコールの履歴が送信された場合、そのうち7割以上が同じサービスコールである場合、または最新5回連続で同じサービスコールである場合など、各サービスコール毎の情報がデータベース101内に記録されている)。
ステップS302で、同様のサービスコールが所定の短期間に複数回発生していない場合は(S302、NO)、ファームウェア不具合判断部104は、ユーザがリカバリ不可能かつ致命的なサービスコールであるか否かをチェックする(S303)。
ステップS302で、同様のサービスコールが所定の短期間に複数回発生している場合は(S302、YES)、ファームウェア不具合判断部104が、ファームウェアアップグレードで変更の入った機能で発生したサービスコールか否かをチェックする(S304)。
ステップS302で、同様のサービスコールが所定の短期間に複数回発生している場合は(S302、YES)、ファームウェア不具合判断部104が、ファームウェアアップグレードで変更の入った機能で発生したサービスコールか否かをチェックする(S304)。
ステップS303で、ファームウェア不具合判断部104が、ユーザがリカバリ可能でかつ致命的なサービスコールではないと判断した場合は(S303、NO)、ファームウェアの不具合ではないと判断する(S305)。ファームウェア不具合判断部104が、ユーザがリカバリ不可能でかつ致命的なサービスコールであると判断した場合は(S303、YES)、不具合調査が必要と判断し(S306)、サービスや設計など、人手による調査を実施するため、各窓口へ調査依頼を通知(又は報告)する。
ステップS304で、ファームウェア不具合判断部104が、発生したサービスコールがファームウェアアップグレードで変更の入った機能に関するサービスコールであると判断した場合は(S304、YES)、ファームウェアの不具合と判断して(S307)、発生したサービスコールがファームウェアに起因する不具合かどうかの判断を終了する。
ステップS304で、ファームウェア不具合判断部104が、ファームウェアアップグレードで変更の入った機能に関するサービスコールではないと判断したときは(S304、NO)、不具合調査が必要と判断し(S306)、発生したサービスコールがファームウェアに起因する不具合かどうかの判断を終了する。
ステップS304で、ファームウェア不具合判断部104が、ファームウェアアップグレードで変更の入った機能に関するサービスコールではないと判断したときは(S304、NO)、不具合調査が必要と判断し(S306)、発生したサービスコールがファームウェアに起因する不具合かどうかの判断を終了する。
図8は、本実施形態における先行アップグレード機器監視管理部108による監視終了判定の事例について説明する図である。
図8の事例では、監視終了条件におけるアップグレード対象機能が2穴パンチ(上)、2ステープル(上)、二つ折りで、各監視終了条件は以下の値とする。即ち、
終了日時: 2012/03/01
印刷枚数: 100,000枚
UI操作回数: 指定なし
アップグレード対象機能の使用回数:
2穴パンチ(上): 100回
2ステープル(上): 200回
二つ折り: 指定なし
現在の値が図8Aの状況から、200枚のジョブ完了、その後30枚2ステープル(上)のジョブ完了が機器から通知された場合の事例とする。
図8の事例では、監視終了条件におけるアップグレード対象機能が2穴パンチ(上)、2ステープル(上)、二つ折りで、各監視終了条件は以下の値とする。即ち、
終了日時: 2012/03/01
印刷枚数: 100,000枚
UI操作回数: 指定なし
アップグレード対象機能の使用回数:
2穴パンチ(上): 100回
2ステープル(上): 200回
二つ折り: 指定なし
現在の値が図8Aの状況から、200枚のジョブ完了、その後30枚2ステープル(上)のジョブ完了が機器から通知された場合の事例とする。
図8Aの状態で200枚のジョブ完了を受信すると、システムは現在の値を更新し(図8B)、監視終了判定を行う。
印刷枚数は99,800枚から100,000枚となり、監視終了条件を満たすが、2ステープル(上)の監視終了条件を満たしていないため監視を継続する。
印刷枚数は99,800枚から100,000枚となり、監視終了条件を満たすが、2ステープル(上)の監視終了条件を満たしていないため監視を継続する。
図8Bの状態で30枚2ステープル(上)のジョブ完了を受信すると、システム(機器状態監視部107)は現在の値を更新し(図8C)、監視終了判定を行う。
2ステープル(上)は199回から200回となり、監視終了条件を満たす。ここで、図8Cのすべての条件において監視終了条件を達成しているため、システムは監視を終了する。
2ステープル(上)は199回から200回となり、監視終了条件を満たす。ここで、図8Cのすべての条件において監視終了条件を達成しているため、システムは監視を終了する。
なお、先行アップグレードに指定された機器は、前記監視終了条件のうち要求レベルが必須(MUST)に設定されているものが全て達成されたとき、ユーザによる監視の途中終了の指示を受け付けて監視終了要求を前記サーバへ通知する手段を有している。サーバ100は、先行アップグレード機器からの監視終了要求を受け付けると、サーバで保持する監視終了条件と現時点での状態を対比して両者に不整合がない、つまり必須に設定されている監視終了条件が全て達成されていることを条件に、監視を終了する手段(利用者は監視中に先行アップグレード機器の状態を調べ、それと設定された監視終了条件とを比較して、監視終了条件のうち要求レベルがMUSTに設定されているものが全て達成されていることを確認したとき、操作する図示しない、例えば監視終了ボタン)を有する。
なお、ここで、不整合の状態としては、例えば、機器側が保持する監視終了条件のその時点での値と、サーバ側が保持する同条件の値にネットワークエラーによる同期失敗など何らかの要因で食い違いが発生し、機器側ではMUST項目が全て達成されているが、サーバ側ではMUST条件に達成されていないものがある状態がある。
なお、ここで、不整合の状態としては、例えば、機器側が保持する監視終了条件のその時点での値と、サーバ側が保持する同条件の値にネットワークエラーによる同期失敗など何らかの要因で食い違いが発生し、機器側ではMUST項目が全て達成されているが、サーバ側ではMUST条件に達成されていないものがある状態がある。
以上、本実施形態では、ファームウェアのアップグレードに例を採って説明したが、本発明は、例えば、アプリケーションなどのプログラムをアップグレードする場合にも適用可能である。
また、前記サーバが持つサービスコールのデータベースの内容、監視終了条件、アップグレード対象機能などの情報をカスタマイズすることで、本発明を多くの機器へ適用することができる。
また、前記サーバが持つサービスコールのデータベースの内容、監視終了条件、アップグレード対象機能などの情報をカスタマイズすることで、本発明を多くの機器へ適用することができる。
10・・・サービス提供元、20・・・納入先、20(1)〜20(n)・・・機器、30・・・ネットワーク、100・・・サーバ、101・・・サービスコールとその原因と解決方法を記録したデータベース、102・・・先行アップグレードした機器の監視終了条件を記録したデータベース、103・・・対象ファームウェアでのアップグレード対象機能を記録紙データベース、104・・・ファームウェア不具合判断部、105・・・調査依頼通知部、106・・・データ送受信部、107・・・機器状態監視部、108・・・先行アップグレード機器監視管理部、109・・・ユーザインターフェース、200・・・サービス・設計区。
Claims (9)
- 複数台の機器とネットワークで接続し前記機器のプログラムのアップグレードを実施するサーバであって、
プログラムのアップグレードを実施する手段と、
前記複数台の機器のうち、先行してプログラムのアップグレードを実施する機器を指定する手段と、
先行してプログラムのアップグレードを実施した前記指定した機器の状態が予め設定した監視終了条件を満たすまで当該機器の状態を監視する手段と、
を有し、
前記監視する手段が前記指定した機器の状態が前記監視終了条件を満たしたと判断したことを条件に、前記指定した機器以外の機器に対してプログラムのアップグレードを実施するサーバ。 - 請求項1に記載されたサーバにおいて、
機器の不具合とその原因及び解決方法を記録したデータベースを有し、
先行アップグレードした機器の状態を監視する手段による監視中に前記機器に不具合が発生したとき、不具合がアップグレードしたプログラムに起因するものか否か判断する手段を有し、
不具合がアップグレードしたプログラムに起因するものであるときは、前記監視する手段による監視を終了して先行アップグレードした機器をダウングレードし、不具合がプログラムに起因するものでないときは、前記データベースに基づき不具合の解決方法を前記機器に通知するサーバ。 - 請求項1又は2に記載されたサーバにおいて、
前記監視する手段は、前記機器から通知される機器情報と予め設定した監視終了条件とに基づき監視終了を判断するサーバ。 - 請求項1ないし3のいずれかに記載されたサーバと、前記サーバからプログラムを取得して実行する前記機器からなるプログラムのアップグレードシステムであって、
前記サーバは、ネットワーク経由で指定した先行アップグレード機器にプログラムを送信する手段を有し、
前記先行アップグレード機器は受信したプログラムを保存する手段と、前記プログラムでアップグレードを行う手段を有するプログラムのアップグレードシステム。 - 請求項4に記載されたプログラムのアップグレードシステムにおいて、
前記サーバは、ネットワーク経由で先行アップグレード対象かどうかの情報、前記監視終了条件の情報及び現時点での当該機器の機器状態情報を機器に通知する手段を有し、
前記機器は受信した前記情報を保持する手段を有し、
前記機器は、サーバから受信した前記情報をユーザに通知する手段と、ユーザによる前記監視終了条件の変更をネットワーク経由でサーバに通知する手段を有するプログラムのアップグレードシステム。 - 請求項5に記載されたプログラムのアップグレードシステムにおいて、
前記機器は、アップグレード開始時、アップグレード中、アップグレード終了時それぞれに対応した表示を行う表示手段を有する、
プログラムのアップグレードシステム。 - 請求項5又は6に記載されたプログラムのアップグレードシステムにおいて、
先行アップグレードに指定された機器は、前記監視終了条件のうち要求レベルが必須に設定されているものが全て達成されたとき、ユーザによる監視の途中終了を受け付けて監視終了要求を前記サーバへ通知する手段を有し、
前記サーバは、機器からの監視終了要求を受け付け、サーバで保持する監視終了条件と現時点での状態に不整合がないことを条件に、監視を終了する手段を有する、
プログラムのアップグレードシステム。 - 複数台の機器とネットワークで接続し、前記機器のプログラムのアップグレードを実施するサーバにおけるプログラムのアップグレード方法であって、
前記複数台の機器のうち、先行してプログラムのアップグレードを実施する機器を指定する工程と、
指定した機器に対してプログラムのアップグレードを実施する工程と、
指定した機器のプログラムのアップグレード後の状態が予め設定した監視終了条件を満たすまで、監視する工程と、
前記監視する手段が指定した機器の状態が前記監視終了条件を満たしたと判断したことを条件に、前記指定した機器以外の機器に対してプログラムのアップグレードを実施する工程と、
を有するサーバにおけるプログラムのアップグレード方法。 - 請求項8に記載されたプログラムのアップグレード方法の各工程を、サーバで実行させるためのプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012157300A JP2014021586A (ja) | 2012-07-13 | 2012-07-13 | プログラムのアップグレードを実施するサーバ、サーバと複数の機器からなるプログラムのアップグレードシステム及びプログラムのアップグレード方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2012157300A JP2014021586A (ja) | 2012-07-13 | 2012-07-13 | プログラムのアップグレードを実施するサーバ、サーバと複数の機器からなるプログラムのアップグレードシステム及びプログラムのアップグレード方法 |
Publications (1)
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JP2014021586A true JP2014021586A (ja) | 2014-02-03 |
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Family Applications (1)
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Country | Link |
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JP (1) | JP2014021586A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017134541A (ja) * | 2016-01-26 | 2017-08-03 | 富士通株式会社 | 情報処理装置及びソフトウェア更新方法 |
JP2018055645A (ja) * | 2016-09-30 | 2018-04-05 | 株式会社日立製作所 | 計算機システム、計算機システムによるソフトウェアの更新方法、及び、そのためのプログラム |
JP2018139113A (ja) * | 2018-03-16 | 2018-09-06 | コニカミノルタ株式会社 | 画像処理プログラム、サーバ、更新管理プログラム |
-
2012
- 2012-07-13 JP JP2012157300A patent/JP2014021586A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2017134541A (ja) * | 2016-01-26 | 2017-08-03 | 富士通株式会社 | 情報処理装置及びソフトウェア更新方法 |
JP2018055645A (ja) * | 2016-09-30 | 2018-04-05 | 株式会社日立製作所 | 計算機システム、計算機システムによるソフトウェアの更新方法、及び、そのためのプログラム |
US11048493B2 (en) | 2016-09-30 | 2021-06-29 | Hitachi, Ltd. | Computer system, method of updating software with computer system, and program therefor |
JP2018139113A (ja) * | 2018-03-16 | 2018-09-06 | コニカミノルタ株式会社 | 画像処理プログラム、サーバ、更新管理プログラム |
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