JP3921055B2 - Posシステム、サーバコンピュータ、pos端末メンテナンスシステム及びpos端末メンテナンス方法 - Google Patents

Posシステム、サーバコンピュータ、pos端末メンテナンスシステム及びpos端末メンテナンス方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、POSシステム、サーバコンピュータ、POS端末メンテナンスシステム及びPOS端末メンテナンス方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
現在、各所に店舗を展開して販売業務を実行しているチェーン店などでは、POS(Point of Sales:販売時点管理)システムを利用することで、各店舗の売上状況などを統括的に把握して販売戦略を総合的に立案するなどしている。
【0003】
ここで、上述のようなPOSシステムは、例えば、各種のデータ処理を実行する複数のPOS端末と、これら複数のPOS端末から各種データを受信して各種のデータ処理を実行する一個のストアコンピュータとを多数の店舗の各々に設置し、このような多数の店舗の各々に設置されたストアコンピュータから各種データを受信して各種のデータ処理を実行するホストコンピュータを本部に設置した構造などとなっている。
【0004】
そして、各店舗のPOS端末は、商品の販売データなどを登録処理して順次蓄積し、この蓄積した各種データから生成したトランザクションデータを登録処理の完了後に同一店舗のストアコンピュータに送信する。そこで、各店舗のストアコンピュータは、同一店舗のPOS端末から受信したトランザクションデータを集計し、この集計したトランザクションデータを毎日一回などとして予め設定された規定タイミングで本部のホストコンピュータに送信する。
【0005】
このようなPOSシステムを利用することで、各店舗では、売上状況などを確認することができ、本部では多数の店舗の売上状況などを総合的に確認することができる。
【0006】
そして、このようなPOSシステムを構成するPOS端末は、ROM(Read Only Memory)やEEPROM(Electrically Erasable Programmable Read Only Memory)、HDD(Hard Disk Drive)等のメモリに記憶された制御用のプログラムに基づいてマイクロプロセッサが各部を動作させることにより、上述したような各種処理を実行するものである。
【0007】
ところで、POS端末のメモリに記憶されている制御用プログラムにおいては、端末に新たな機能を追加したり或いはプログラムの不具合の修正を行うために、現在の制御用プログラムを最新の制御用プログラムに書き換えるいわゆるバージョンアップが必要になることがある。
【0008】
そこで、このような制御用プログラムのバージョンアップの際には、例えばメーカーのサービスマンが顧客先に出向き、古い制御用プログラムを記憶したメモリを最新の制御用プログラムを記憶したメモリに交換したり或いは古い制御用プログラムを記憶したメモリに対して最新の制御用プログラムをダウンロードすることで対応するようにしている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来のPOS端末のメモリに記憶されている制御用プログラムのバージョンアップについては、前述したように、バージョンアップの度にメーカーのサービスマンが顧客先に出向いてバージョンアップ作業を行う必要があるため、その作業中にはPOS端末が使用できなくなる他、一般に1店舗あたりの端末台数は複数台であることからその作業時間は長時間にわたるのでサービスマンに要求される作業量は膨大になることから、バージョンアップにかかる費用が高額になってしまう等の問題があった。
【0010】
また、このようなPOS端末において故障等が発生した場合には、まず、ユーザが例えばメーカー側へと電話連絡をし、故障の状況を伝える手順を踏むことが多いが、端末に故障が発生する前に、その故障を未然に防ぐ手立てもなかった。
【0011】
本発明の目的は、プログラムバージョンアップに際し、業務効率の改善を図るとともに利便性の向上を図ることである。
【0012】
本発明の目的は、POS端末のトラブルを未然に防止することである。
【0013】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の発明のPOSシステムは、商品の販売データの登録処理などの各種のデータ処理を実行する複数のPOS端末と、これら複数のPOS端末から各種データを受信して各種のデータ処理を実行するストアコンピュータと、を備え、サーバコンピュータとの間で各種情報を送受信可能なPOSシステムにおいて、
前記POS端末のプロセッサが、当該POS端末に格納されている既存のプログラムのバージョン情報と当該POS端末のメーカー名及び機種とを含むPOSプロフィール情報を前記サーバコンピュータに対して送信するバージョン情報送信手段と、前記ストアコンピュータが、前記サーバコンピュータに対して送信された前記POS端末に格納されている既存のプログラムのバージョン情報に応じて前記サーバコンピュータから送信された前記POS端末の最新バージョンのプログラムを受信する最新バージョンプログラム受信手段と、前記ストアコンピュータのプロセッサが、前記受信した前記POS端末の最新バージョンのプログラムのバージョンアップの対象となる全ての前記POS端末を、メーカー名及び機種をキーとして、当該ストアコンピュータが制御する全ての前記POS端末に格納されている前記POSプロフィール情報を検索することにより抽出する手段と、前記ストアコンピュータのプロセッサが、前記受信した最新バージョンの前記プログラムに前記各POS端末に格納されている既存の前記プログラムを書き換える最新バージョンダウンロード手段と、を備える。
【0014】
したがって、POS端末に格納されている既存のプログラムのバージョン情報がサーバコンピュータに対して送信されることにより、サーバコンピュータ側でPOS端末の現在のプログラムのバージョン情報を把握することが可能になる。また、サーバコンピュータから送信されてストアコンピュータで受信された最新バージョンのプログラムは、ストアコンピュータから各POS端末に対してダウンロードされ、POS端末に格納されている既存のプログラムが最新バージョンのプログラムに書き換えられる。これにより、POSシステムを構成する複数のPOS端末のプログラムを最新バージョンに一括してバージョンアップすることが可能になるので、POSユーザーにとってはプログラムバージョンアップ時にPOS端末が長時間にわたって使用できなくなる事態を回避することが可能になり、POSメーカーにとってはプログラムバージョンアップ時の手間が軽減される。
【0015】
請求項2記載の発明は、請求項1記載のPOSシステムにおいて、前記POS端末の端末運転状態に係る各種情報であるステータス情報を前記サーバコンピュータに送信するステータス情報送信手段を備える。
【0016】
したがって、POS端末の端末運転状態に係る各種情報であるステータス情報がサーバコンピュータに対して送信されることにより、サーバコンピュータ側でPOS端末の端末運転状態を把握することが可能になる。これにより、例えばPOS端末の端末運転状態に異常が発生した際には、当該POS端末の端末運転状態に基づき対応策を練ることが可能になり、的確な対応策を採ることが可能になる。
【0021】
請求項記載の発明のPOS端末メンテナンスシステムは、請求項1記載のPOSシステムと、このPOSシステムネットワークを介して接続するサーバコンピュータと、
を備え、前記サーバコンピュータは、前記POS端末に使用されるプログラムの最新バージョンを格納する最新バージョンプログラム格納手段と、前記POSシステムを構成する前記各POS端末に格納されている既存のプログラムのバージョン情報を受信するバージョン情報受信手段と、このバージョン情報受信手段により受信した前記各POS端末の既存の前記プログラムのバージョン情報と、前記最新バージョンプログラム格納手段に格納されている前記プログラムのバージョンとを比較するバージョン比較手段と、このバージョン比較手段による比較の結果、前記最新バージョンプログラム格納手段に格納されている前記プログラムのバージョンの方が新しい場合、前記最新バージョンプログラム格納手段に格納されている最新バージョンの前記プログラムを前記POSプロフィール情報を送信した前記POS端末のプログラムとして前記ストアコンピュータに送信する最新バージョンプログラム送信手段と、を備える。
【0022】
したがって、POS端末からサーバコンピュータに対して送信された既存のプログラムのバージョン情報と最新バージョンプログラム格納手段に格納されているプログラムの最新バージョンとが比較され、最新バージョンプログラム格納手段に格納されているプログラムのバージョンの方が新しい場合には、当該最新バージョンのプログラムがストアコンピュータに送信され、ストアコンピュータから各POS端末に対してダウンロードされ、POS端末に格納されている既存のプログラムが最新バージョンのプログラムに書き換えられる。これにより、POSシステムを構成する複数のPOS端末のプログラムを最新バージョンに一括してバージョンアップすることが可能になるので、POSユーザーにとってはプログラムバージョンアップ時にPOS端末が長時間にわたって使用できなくなる事態を回避することが可能になり、POSメーカーにとってはプログラムバージョンアップ時の手間が軽減される。
【0023】
請求項記載の発明のPOS端末メンテナンスシステムは、請求項2記載のPOSシステムと、このPOSシステムネットワークを介して接続するサーバコンピュータと、
を備え、前記サーバコンピュータは、前記POS端末に使用されるプログラムの最新バージョンを格納する最新バージョンプログラム格納手段と、前記POSシステムを構成する前記各POS端末に格納されている既存のプログラムのバージョン情報を受信するバージョン情報受信手段と、このバージョン情報受信手段により受信した前記各POS端末の既存の前記プログラムのバージョン情報と、前記最新バージョンプログラム格納手段に格納されている前記プログラムのバージョンとを比較するバージョン比較手段と、このバージョン比較手段による比較の結果、前記最新バージョンプログラム格納手段に格納されている前記プログラムのバージョンの方が新しい場合、前記最新バージョンプログラム格納手段に格納されている最新バージョンの前記プログラムを前記POSプロフィール情報を送信した前記POS端末のプログラムとして前記ストアコンピュータに送信する最新バージョンプログラム送信手段と、を備える。
【0024】
したがって、請求項5記載の発明の奏する作用に加え、POSシステムから送信されたPOS端末の端末運転状態に係る各種情報であるステータス情報がサーバコンピュータを介して外部コンピュータへと転送されることにより、例えば外部コンピュータをPOS端末の保守メーカーのコンピュータとした場合には、保守メーカー側でPOS端末の端末運転状態を把握することが可能になる。これにより、例えばPOS端末の端末運転状態に異常が発生した際には、当該POS端末の端末運転状態に基づき対応策を練ることが可能になり、的確な対応策を採ることが可能になる。
【0025】
請求項記載の発明のPOS端末メンテナンス方法は、商品の販売データの登録処理などの各種のデータ処理を実行する複数のPOS端末とこれら複数のPOS端末から各種データを受信して各種のデータ処理を実行するストアコンピュータとで構成されるPOSシステムと、このPOSシステムをネットワークを介して接続して前記POS端末に使用されるプログラムの最新バージョンを格納する最新バージョンプログラム格納手段を備えたサーバコンピュータと、を用い、前記POS端末のプログラムのバージョンアップを行うPOS端末メンテナンス方法であって、前記POS端末のプロセッサが、当該POS端末に格納されている既存のプログラムのバージョン情報と当該POS端末のメーカー名及び機種とを含むPOSプロフィール情報を前記POS端末から前記サーバコンピュータに送信するバージョン情報送信工程と、このバージョン送信工程により送信された前記POSシステムを構成する前記各POS端末に格納されている既存のプログラムのバージョン情報を前記サーバコンピュータで受信するバージョン受信工程と、前記サーバコンピュータのプロセッサが、前記バージョン受信工程により受信した前記各POS端末の既存の前記プログラムのバージョン情報と、前記最新バージョンプログラム格納手段に格納されている前記プログラムのバージョンとを比較するバージョン比較工程と、前記サーバコンピュータのプロセッサが、前記バージョン比較工程による比較の結果、前記最新バージョンプログラム格納手段に格納されている前記プログラムのバージョンの方が新しい場合、前記最新バージョンプログラム格納手段に格納されている最新バージョンの前記プログラムを前記POSプロフィール情報を送信した前記POS端末のプログラムとして前記ストアコンピュータに送信する最新バージョンプログラム送信工程と、前記ストアコンピュータが、前記最新バージョンプログラム送信工程により前記サーバコンピュータから送信された前記POS端末の最新バージョンの前記プログラムを受信する最新バージョンプログラム受信工程と、前記ストアコンピュータのプロセッサが、前記受信した前記POS端末の最新バージョンのプログラムのバージョンアップの対象となる全ての前記POS端末を、メーカー名及び機種をキーとして、当該ストアコンピュータが制御する全ての前記POS端末に格納されている前記POSプロフィール情報を検索することにより抽出する工程と、前記ストアコンピュータのプロセッサが、前記受信した最新バージョンの前記プログラムに前記各POS端末に格納されている既存の前記プログラムを書き換える最新バージョンダウンロード工程と、を含んでなる。
【0026】
したがって、POS端末からサーバコンピュータに対して送信された既存のプログラムのバージョン情報と最新バージョンプログラム格納手段に格納されているプログラムの最新バージョンとが比較され、最新バージョンプログラム格納手段に格納されているプログラムのバージョンの方が新しい場合には、当該最新バージョンのプログラムがストアコンピュータに送信され、ストアコンピュータから各POS端末に対してダウンロードされ、POS端末に格納されている既存のプログラムが最新バージョンのプログラムに書き換えられる。これにより、POSシステムを構成する複数のPOS端末のプログラムを最新バージョンに一括してバージョンアップすることが可能になるので、POSユーザーにとってはプログラムバージョンアップ時にPOS端末が長時間にわたって使用できなくなる事態を回避することが可能になり、POSメーカーにとってはプログラムバージョンアップ時の手間が軽減される。
【0027】
請求項記載の発明は、請求項記載のPOS端末メンテナンス方法において、
最新バージョンプログラム送信工程には、前記各POS端末に格納されている既存の前記プログラムの最新バージョンの前記プログラムへの書き換えについて承認された場合のみ、前記最新バージョンプログラム格納手段に格納されている最新バージョンの前記プログラムを前記サーバコンピュータから前記ストアコンピュータに送信するバージョンアップ承認工程を含む。
【0028】
したがって、各POS端末に格納されている既存のプログラムの最新バージョンのプログラムへの書き換えが承認されない場合には、最新バージョンのプログラムはストアコンピュータには送信されないので、ユーザーがバージョンアップを希望しない時にまで最新バージョンのプログラムを送信してしまうという不具合を回避することが可能になる。
【0029】
請求項記載の発明は、請求項5または6記載のPOS端末メンテナンス方法において、前記POS端末の端末運転状態に係る各種情報であるステータス情報を前記POSシステムから前記サーバコンピュータに送信するステータス情報送信工程と、このステータス情報送信工程により前記POSシステムから送信された前記POS端末の端末運転状態に係る各種情報であるステータス情報を前記サーバコンピュータで受信するステータス情報受信工程と、を含む。
【0030】
したがって、POSシステムから送信されたPOS端末の端末運転状態に係る各種情報であるステータス情報がサーバコンピュータで受信されることにより、例えば保守メーカー側に対してサーバコンピュータからステータス情報を転送することでPOS端末の端末運転状態を把握することが可能になる。これにより、例えばPOS端末の端末運転状態に異常が発生した際には、当該POS端末の端末運転状態に基づき対応策を練ることが可能になり、的確な対応策を採ることが可能になる。
【0031】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の一形態を図1ないし図16に基づいて説明する。本実施の形態のPOS(Point of Sales:販売時点管理)端末メンテナンスシステムは、概略的には、コンビニエンスストア等の店舗で使用されるPOS端末に対し、遠隔地からのプログラムのバージョンアップやメンテナンスを可能にするものである。
【0032】
ここで、図1はPOS端末メンテナンスシステム1の全体構成を概略的に示すブロック図である。図1に示すように、POS端末メンテナンスシステム1は、複数の店舗を有する流通チェーン本部のホストコンピュータ100を備えている。このホストコンピュータ100は、例えば専用回線等の通信ネットワーク101を介して各店舗に設けられるPOSシステム5に接続されている。POSシステム5は、コンビニエンスストアのレジカウンターに設置される複数台のPOS端末2と、これらのPOS端末2をLAN(Local Area Network)3によって接続して集中管理するコンビニエンスストアのバックヤードに設置されるストアコンピュータ4とで構成されている。
【0033】
また、POSシステム5を構成するストアコンピュータ4は、電話回線を経由してネットワークであるインターネット網102に接続可能とされている。このインターネット網102には、インターネット上のWWW(World Wide Web)サーバとしても機能するサーバコンピュータであるPOSメンテサーバ103が設けられており、POS端末2に対するプログラムのバージョンアップソフト等を格納する。このPOSメンテサーバ103には、外部コンピュータであるPOS端末2の製造メーカーのコンピュータ104やPOS端末2の保守会社のコンピュータ105が電話回線を経由して接続可能とされている。
【0034】
続いて、POS端末メンテナンスシステム1を構成する各部について詳細に説明する。まず、POSシステム5を構成するPOS端末2について説明する。POS端末2は、店舗の精算場所に配設されてキャッシャが売上処理を行うためのものであり、図2に示すような構成とされている。POS端末2には、本体8の上面側にキーボード9が設けられており、本体8の下部側にはドロワ10が引出自在に設けられている。また、本体8の奥側には表示器11が設けられている。さらには、磁気カード製の会員カード(図示せず)の読み取りを行うための磁気カードリーダ12がキーボード9の脇に並設されている。さらに、POS端末2には、商品コードを光学的に読み取るためのバーコードスキャナ13も接続されている。
【0035】
このようなPOS端末2の電装系は図3に示すように構成されている。POS端末2は、CPU(Central Processing Unit)、制御プログラムを格納するROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等で構成されるPOS制御部14と、HDD(Hard Disk Drive)等で構成されるメモリ部15とを保有し、バス16を介して接続された通信インタフェース17から、LAN3を介してストアコンピュータ4との間で相互にオンライン通信を実行し得るように構成されている。そして、POS制御部14は、CPUがROMの制御プログラムに従って動作することにより、後述するバージョン情報送信手段およびステータス情報送信手段を実現する。
【0036】
また、POS制御部14には、バス16及びI/O機器制御部18を介して、前述したキーボード9、表示器11、磁気カードリーダ12、バーコードスキャナ13とともにプリンタ19が接続されている。このプリンタ19は、POS端末2の本体8内に内蔵されたレシート/ジャーナルプリンタであり、売上処理に伴い、取引単位で後述するようなレシートを発行するとともに、並行してジャーナル用紙への印字を行うものである。
【0037】
このようなPOS端末2のメモリ部15には、POS制御部14のCPUを動作させる制御プログラムの他、当該POS端末2のプロフィール情報として、メーカー名、機種、使用ソフト、ソフトのバージョン、使用年数、製造年度、ステータス情報を記憶した図4に示すようなPOSプロフィール情報ファイルF1が格納されている。POSプロフィール情報ファイルF1のメーカー名、機種、使用年数及び製造年度は予め設定されるものであって、使用ソフト及びソフトのバージョンは、後述する処理においてプログラムをダウンロードする際に設定されるものである。また、POSプロフィール情報ファイルF1のステータス情報は、当該POS端末2のHDDの累計回転数、表示器11の累計表示時間、通電トータル時間及びI/O機器制御部18を介して接続されている各機器の動作状態等を状態(ステータス)情報として記憶したものである。
【0038】
次に、ストアコンピュータ4について説明する。ストアコンピュータ4は、POSシステム5全体の制御を受持ち、その電装系は、例えば、図5に示すような構成とされている。ストアコンピュータ4は、CPU、ROM、RAM等で構成される制御部20と、HDD(Hard Disk Drive)等で構成されるメモリ部21とを保有し、バス22を介して接続された通信インタフェース23aから、LAN3を介して複数台のPOS端末2との間で相互にオンライン通信を実行し得るように構成されている。また、制御部20には、インターネット網102に設けられたPOSメンテサーバ103とのデータの授受を行うための通信インタフェース23bもバス22を介して接続されている。さらに、制御部20にはバス22及びI/O機器制御部24を介して、キーボード25、表示器26及びプリンタ27が接続されている。メモリ部21には、制御部20のCPUを動作させる制御プログラムの他、商品マスタファイル、店舗売上ファイル等が格納されている。
【0039】
制御部20は、CPUがメモリ部21の制御プログラムに従って動作することにより、後述する最新バージョンプログラム受信手段および最新バージョンダウンロード手段を実現する。
【0040】
以上のようなPOS端末2とストアコンピュータ4とで構成されるPOSシステム5の売上処理の際の動作について簡単に説明する。例えば商品に付された商品コードがPOS端末2のバーコードスキャナ13によって読み取られると、POS端末2は読み取った商品コードをストアコンピュータ4に問い合せる。そして、商品コードの問合せがあったストアコンピュータ4側においては、POS端末2からの問合せにより商品マスタファイルを検索し、該当する商品コードに対応した商品名や単価等を読み出してPOS端末2へ送信する。また、POS端末2は、ストアコンピュータ4からの商品名や単価等を受信し、問合せした商品コード及び受信した商品名や単価等に基づく売上登録処理や表示器11への表示、またプリンタ19により印字出力を行い、さらに売上登録処理した売上登録データをストアコンピュータ4へ送信する。さらに、POS端末2から売上登録処理した売上登録データを送信されたストアコンピュータ4側では、POS端末2からの売上登録データを店舗売上ファイルに累計する。このように店舗売上ファイルに累計された売上登録データは、所定のタイミングでホストコンピュータ100に送信される。
【0041】
続いて、POSメンテサーバ103について説明する。POSメンテサーバ103の電装系は、例えば、図6に示すような構成とされている。POSメンテサーバ103は、CPU、ROM、RAM等で構成される制御部29と、HDD(Hard Disk Drive)等で構成されるメモリ部30とを保有し、バス31を介して接続された通信インタフェース32aから、電話回線を介してPOS端末2の製造メーカーのコンピュータ104やPOS端末2の保守会社のコンピュータ105との間で相互にオンライン通信を実行し得るように構成されている。また、制御部29には、インターネット網102を介して各店舗のストアコンピュータ4とのデータの授受を行うための通信インタフェース32bもバス31を介して接続されている。さらに、制御部29にはバス31及びI/O機器制御部33を介して、キーボード34、表示器35及びプリンタ36が接続されている。
【0042】
このようなPOSメンテサーバ103のメモリ部30には、制御部29のCPUを動作させる制御プログラムの他、インターネット網102を介して各店舗のストアコンピュータ4から送信された各POS端末2のPOSプロフィール情報ファイルF1のPOSプロフィール情報を記憶する図7に示すようなPOSプロフィール情報テーブルT1が格納されている。加えて、メモリ部30には、使用ソフトの最新バージョン等を記憶する図8に示すような最新バージョン情報テーブルT2が格納されている。この最新バージョン情報テーブルT2には、メーカー名、機種、使用ソフト、ソフトの最新バージョン、最新バージョンのソフトのプログラム、POSの新製品情報が記憶されている。この最新バージョン情報テーブルT2に記憶される最新バージョンのソフトのプログラム等は、POS端末2の製造メーカーのコンピュータ104からアップロードされるものである。つまり、最新バージョン情報テーブルT2が、最新バージョンプログラム格納手段として機能することになる。
【0043】
制御部29は、CPUがメモリ部30の制御プログラムに従って動作することにより、後述するバージョン情報受信手段、バージョン比較手段、最新バージョンプログラム送信手段およびステータス情報受信手段を実現する。
【0044】
次に、POS端末2の保守会社のコンピュータ105について説明する。POS端末2の保守会社のコンピュータ105の電装系は、例えば、図9に示すような構成とされている。コンピュータ105は、CPU、ROM、RAM等で構成される制御部40と、HDD(Hard Disk Drive)等で構成されるメモリ部41とを保有し、バス42を介して接続された通信インタフェース43から、電話回線を介してPOSメンテサーバ103との間で相互にオンライン通信を実行し得るように構成されている。また、制御部40にはバス42及びI/O機器制御部44を介して、キーボード45、表示器46及びプリンタ47が接続されている。メモリ部41には、制御部40のCPUを動作させる制御プログラム等が格納されている。
【0045】
なお、流通チェーン本部のホストコンピュータ100、POS端末2の製造メーカーのコンピュータ104の構成については、CPU,ROM,RAM等を備えた公知のコンピュータと何ら変わるものではないため詳細な説明を省略する。そして、これらの流通チェーン本部のホストコンピュータ100、POS端末2の製造メーカーのコンピュータ104が備える特長的な機能としては、流通チェーン本部のホストコンピュータ100は各店舗のストアコンピュータ4から送信される売上データに基づいてチェーン全体の売上データの管理を行う機能を有し、POS端末2の製造メーカーのコンピュータ104は最新バージョンのソフトのプログラム等をPOSメンテサーバ103に対して送信する機能を有するものである。
【0046】
次に、POS端末メンテナンスシステム1の各部の処理概要について図10を参照して以下に説明する。
【0047】
(1)POSユーザー(各店舗)の各POS端末2は、ストアコンピュータ4を介し、夜間・早朝などの営業時間外に予め設定した時刻にPOS端末2自身のPOSプロフィール情報ファイルF1のPOSプロフィール情報をPOSメンテサーバ103に対して自動的にメール送信する。
【0048】
(2)POS端末2の製造メーカーは、機種別のバージョンアップソフトをPOSメンテサーバ103の最新バージョン情報テーブルT2にアップロードしておくとともに、POS端末の新製品情報をメール形式でPOSメンテサーバ103の最新バージョン情報テーブルT2にアップロードしておく。
【0049】
(3)POS端末2の保守会社は、POSメンテサーバ103から通知されたPOSプロフィール情報ファイルF1のPOSプロフィール情報ファイルのメールに基づいてPOS端末2の診断を行う。
【0050】
(4)POS端末2の保守会社は、異常があればリモートメンテナンスを行う。
【0051】
(5)さらに、POS端末2の保守会社は、必要があれば店舗への訪問メンテナンスを行う。
【0052】
(6)POSメンテサーバ103は、POSユーザーから受けたPOS端末2自身のPOSプロフィール情報ファイルF1のPOSプロフィール情報ファイルのソフトのバージョンと、最新バージョン情報テーブルT2にアップロードされているバージョンアップソフトのバージョンとをメーカー名や機種に基づいて比較し、POS端末2のバージョンが古い場合には、当該POS端末2が接続されているストアコンピュータ4に“バージョンアップ確認メール”を送り、バージョンアップを促す。
【0053】
(7)また、POSメンテサーバ103は、当該POS端末2が接続されているストアコンピュータ4から“バージョンアップ承認回答メール”を受信した場合には、最新バージョン情報テーブルT2の最新バージョンのソフトのプログラムをストアコンピュータ4にダウンロードし、POSユーザー(使用料と手数料)及びPOS端末2の製造メーカー(手数料)に課金する。
【0054】
(8)さらに、POSメンテサーバ103は、POS端末2の製造メーカーから送られたPOS端末の新製品情報を予め許可されたPOSユーザーにメール配信サービスを行う。この際、POS端末2の製造メーカーには配信メール1件毎に課金する。
【0055】
(9)さらにまた、POSメンテサーバ103では、POS端末2から受信したPOSプロフィール情報ファイルF1のステータス情報(当該POS端末2のHDDの累計回転数、表示器11の累計表示時間、通電トータル時間及びI/O機器制御部18を介して接続されている各機器の動作状態等)をPOS端末2の保守会社に転送する。この際、転送メール1件毎に課金する。
【0056】
続いて、前述したような処理の内、従来から行なわれている処理と同様の処理についてはその説明を省略し、本実施の形態のPOS端末メンテナンスシステム1が備える特長的な機能について以下に説明する。
【0057】
まず、本実施の形態のPOS端末メンテナンスシステム1が備える特長的な機能について、POS端末2のPOS制御部14側の制御処理の流れを示す図11のフローチャート、及び、POSメンテサーバ103の制御部29側の制御処理の流れを示す図12のフローチャートを参照して説明する。
【0058】
図11に示すように、POS端末2のPOS制御部14は、所定時刻(例えば、予め設定した夜間・早朝などの営業時間外の時刻)になったと判断した場合には(ステップS1のY)、メモリ部15のPOSプロフィール情報ファイルF1に記憶されているPOSプロフィール情報をPOSメンテサーバ103に対して送信する(ステップS2)。ここに、バージョン情報送信手段の機能及びステータス情報送信手段の機能が実行される。
【0059】
一方、POSメンテサーバ103の制御部29は、図12に示すように、POSシステム5(POS端末2)から送信されたデータを受信し(ステップS11のY:バージョン情報受信手段、ステータス情報受信手段)、そのデータがPOSプロフィール情報であると判断した場合には(ステップS12のY)、当該POSプロフィール情報をPOSプロフィール情報テーブルT1に記憶した後(ステップS13)、POS端末2の製造メーカーによってアップロードされている最新バージョン情報テーブルT2に記憶されているソフトの最新バージョンと、受信したPOSプロフィール情報のソフトのバージョンとを比較して、現時点でのPOS端末2の使用ソフトのバージョンが最新バージョンであるか否かを判断する(ステップS14:バージョン比較手段)。なお、比較は、メーカー名及び機種をキーにして実行される。
【0060】
また、特に図示しないが、POSプロフィール情報テーブルT1に記憶されたPOSプロフィール情報は、POS端末2の保守会社のコンピュータ105に対しても転送される。
【0061】
そして、現時点でのPOS端末2の使用ソフトのバージョンが最新バージョンでないと判断した場合には(ステップS14のN)、ステップS15に進み、POS端末2が接続されているストアコンピュータ4に対して“バージョンアップ確認メール”を送信し、ステップS11に戻る。
【0062】
このように“バージョンアップ確認メール”が送信されたストアコンピュータ4の表示器26には、図13に示すような「POSバージョンが古いので“バージョンアップ致しますか”」というバージョンアップを促すメッセージM1が表示される。加えて、表示器26には、バージョンアップを承認する場合に操作する「はい」ボタンB1及びバージョンアップを承認しない場合に操作する「いいえ」B2ボタンも表示される。そして、このような「はい」ボタンB1又は「いいえ」B2ボタンがキーボード25等によって操作されると、各ボタンB1,B2に従った回答メールがPOSメンテサーバ103に対して送信されることになる。
【0063】
POSメンテサーバ103の制御部29は、POSシステム5(ストアコンピュータ4)から送信されたデータを受信し(ステップS11のY)、そのデータがバージョンアップ回答メールであると判断した場合には(ステップS16のY)、ステップS17に進み、回答メールがバージョンアップを承認するものであるか否かを判断する。
【0064】
回答メールがバージョンアップを承認するものである場合には(ステップS17のY)、ステップS18に進み、当該ストアコンピュータ4に対してPOS端末2の使用ソフトの最新バージョンのプログラムを送信する。ここに、最新バージョンプログラム送信手段の機能が実行される。
【0065】
そして、回答メールがバージョンアップを承認しないものである場合(ステップS17のN)には、ステップS18に進むことはない。つまり、各POS端末2に格納されている既存のプログラムの最新バージョンのプログラムへの書き換えが承認されない場合には、最新バージョンのプログラムはストアコンピュータ4には送信されないので、ユーザーがバージョンアップを希望しない時にまで最新バージョンのプログラムを送信してしまうという不具合を回避することが可能になっている。
【0066】
そして、このプログラムの送信が終了した場合、現時点でのPOS端末2の使用ソフトのバージョンが最新バージョンであると判断した場合(ステップS14のY)、回答メールがバージョンアップを承認しないものである場合(ステップS17のN)には、ステップS19に進み、最新バージョン情報テーブルT2に記憶されている新製品情報等のPOS情報の送信が許可されているか否かを判断する。なお、POS情報の送信を許可するか否かはPOSユーザー毎に予め定められている。
【0067】
POS情報の送信が許可されている場合には(ステップS19のY)、新製品情報等のPOS情報を当該ストアコンピュータ4に対して送信し(ステップS20)、ステップS11に戻る。
【0068】
なお、受信したデータがPOSプロフィール情報でもバージョンアップ回答メールでもない場合には(ステップS16のN)、データに応じた処理を実行し(ステップS21)、ステップS11に戻る。
【0069】
また、POS情報の送信が許可されていない場合(ステップS19のN)には、そのままステップS11に戻る。
【0070】
続いて、本実施の形態のPOS端末メンテナンスシステム1が備える特長的な機能について、ストアコンピュータ4の制御部20側の制御処理の流れを示す図14のフローチャートを参照して説明する。
【0071】
図14に示すように、ストアコンピュータ4の制御部20は、図12のステップS18で示したPOSメンテサーバ103から送信されたPOS端末2の使用ソフトの最新バージョンのプログラムを受信すると(ステップS31のY:最新バージョンプログラム受信手段)、当該POS端末2の使用ソフトの最新バージョンのプログラムをメモリ部21に格納する(ステップS32)。
【0072】
そして、ストアコンピュータ4の制御部20は、当該POS端末2の使用ソフトの最新バージョンのプログラムのバージョンアップの対象となるPOS端末2をメーカー名及び機種をキーにしてPOSプロフィール情報ファイルF1を検索することにより全て抽出した後(ステップS33)、抽出した全てのPOS端末2に対して最新バージョンのプログラムのダウンロードを開始する(ステップS34)。
【0073】
その後、抽出した全てのPOS端末2に対する最新バージョンのプログラムのダウンロードが終了したと判断した場合には(ステップS35のY)、ステップS36に進み、POSメンテサーバ103に対してダウンロードが正常状態であったか異常状態であったかをPOS端末2毎に通知して、処理を終了する。これにより、各POS端末2の制御プログラムが最新バージョンのプログラムに上書きされることになる。つまり、ステップS34〜S35において、最新バージョンダウンロード手段の機能が実行される。なお、最新バージョンのプログラムのダウンロードが終了した場合には、各POS端末2のPOSプロフィール情報ファイルF1の使用ソフト及びソフトのバージョンも更新される。
【0074】
続いて、本実施の形態のPOS端末メンテナンスシステム1が備える特長的な機能について、POS端末2の保守会社のコンピュータ105の制御部40側の制御処理の流れを示す図15のフローチャートを参照して説明する。
【0075】
図15に示すように、保守会社のコンピュータ105の制御部40は、図11のステップS2で示したPOS端末2から送信されたPOSプロフィール情報をPOSメンテサーバ103を介して受信すると(ステップS41のY)、ステップS42に進み、POSプロフィール情報に含まれるステータス情報(当該POS端末2のHDDの累計回転数、表示器11の累計表示時間、通電トータル時間及びI/O機器制御部18を介して接続されている各機器の動作状態等)の中で許容値を越えている項目が有るか否かを判断する。
【0076】
ステータス情報の中で許容値を越えている項目が有ると判断した場合には(ステップS42のY)、ステップS43に進み、リモートメンテナンス可能か否かを判断する。
【0077】
リモートメンテナンスが可能であると判断した場合には(ステップS43のY)、ステップS44に進み、異常なI/O機器を初期設定やI/O機器を切り離す等のリモートメンテナンスを行い、処理を終了する。
【0078】
一方、リモートメンテナンスが不可能であると判断した場合には(ステップS43のN)、ステップS45に進み、当該POS端末2が接続されているストアコンピュータ4に対して“訪問メンテナンスの警告表示データ”を送信し、処理を終了する。
【0079】
このように“訪問メンテナンスの警告表示データ”が送信されたストアコンピュータ4の表示器26には、図16に示すような「POSの訪問メンテナンスを行います。」というメッセージM2が表示される。
【0080】
なお、ステータス情報の中で許容値を越えている項目が無いと判断した場合には(ステップS42のN)、メンテナンスの必要はないので、そのまま処理を終了する。
【0081】
ここに、POS端末2からPOSメンテサーバ103に対して送信された既存のプログラムのバージョン情報と最新バージョン情報テーブルT2に格納されているプログラムの最新バージョンとが比較され、最新バージョン情報テーブルT2に格納されているプログラムのバージョンの方が新しい場合には、当該最新バージョンのプログラムがストアコンピュータ4に送信され、ストアコンピュータ4から各POS端末2に対してダウンロードされ、POS端末2に格納されている既存のプログラムが最新バージョンのプログラムに書き換えられる。これにより、POSシステム5を構成する複数のPOS端末2のプログラムを最新バージョンに一括してバージョンアップすることが可能になるので、POSユーザーにとってはプログラムバージョンアップ時にPOS端末2が長時間にわたって使用できなくなる事態を回避することが可能になり、POSメーカーにとってはプログラムバージョンアップ時の手間が軽減される。
【0082】
また、POSシステム5から送信されたPOS端末2の端末運転状態に係る各種情報であるステータス情報がPOSメンテサーバ103を介してPOS端末2の保守会社のコンピュータ105へと転送されることにより、保守メーカー側でPOS端末2の端末運転状態を把握することが可能になる。これにより、例えばPOS端末2の端末運転状態に異常が発生した際には、当該POS端末2の端末運転状態に基づき対応策を練ることが可能になり、的確な対応策を採ることが可能になる。
【0083】
なお、本実施の形態においては、POSメンテサーバ103とのデータの送受信をストアコンピュータ4において行うようにしたが、これに限るものではなく、POS端末2がPOSメンテサーバ103とのデータの送受信を直接行うようにしても良いし、ホストコンピュータ100を介してPOSメンテサーバ103とのデータの送受信を行うようにしても良い。
【0084】
【発明の効果】
請求項1記載の発明のPOSシステムによれば、サーバコンピュータ側でPOS端末の現在のプログラムのバージョン情報を把握することができ、また、サーバコンピュータから送信されてストアコンピュータで受信された最新バージョンのプログラムをストアコンピュータから各POS端末に対してダウンロードし、POS端末に格納されている既存のプログラムを最新バージョンのプログラムに書き換えることにより、POSシステムを構成する複数のPOS端末のプログラムを最新バージョンに一括してバージョンアップすることができるので、POSユーザーにとってはプログラムバージョンアップ時にPOS端末が長時間にわたって使用できなくなる事態を回避することができ、POSメーカーにとってはプログラムバージョンアップ時の手間を軽減することができ、業務効率の改善を図ることができるとともに利便性の向上を図ることができる。
【0085】
請求項2記載の発明によれば、サーバコンピュータ側でPOS端末の端末運転状態を把握することができることから、例えばPOS端末の端末運転状態に異常が発生した際には、当該POS端末の端末運転状態に基づき対応策を練ることができ、的確な対応策を採ることができるので、POS端末のトラブルを未然に防止することができる。
【0088】
請求項記載の発明のPOS端末メンテナンスシステムによれば、POSユーザーにとってはプログラムバージョンアップ時にPOS端末が長時間にわたって使用できなくなる事態を回避することができ、POSメーカーにとってはプログラムバージョンアップ時の手間を軽減することができ、業務効率の改善を図ることができるとともに利便性の向上を図ることができる。
【0089】
請求項記載の発明のPOS端末メンテナンスシステムによれば、請求項記載の発明の奏する作用に加え、例えば外部コンピュータをPOS端末の保守メーカーのコンピュータとした場合には、保守メーカー側でPOS端末の端末運転状態を把握することができることから、例えばPOS端末の端末運転状態に異常が発生した際には、当該POS端末の端末運転状態に基づき対応策を練ることができ、的確な対応策を採ることができるので、POS端末のトラブルを未然に防止することができる。
【0090】
請求項記載の発明のPOS端末メンテナンス方法によれば、POSシステムを構成する複数のPOS端末のプログラムを最新バージョンに一括してバージョンアップすることができるので、POSユーザーにとってはプログラムバージョンアップ時にPOS端末が長時間にわたって使用できなくなる事態を回避することができ、POSメーカーにとってはプログラムバージョンアップ時の手間を軽減することができ、業務効率の改善を図ることができるとともに利便性の向上を図ることができる。
【0091】
請求項記載の発明によれば、各POS端末に格納されている既存のプログラムの最新バージョンのプログラムへの書き換えが承認されない場合には、最新バージョンのプログラムをストアコンピュータに送信することはないので、ユーザーがバージョンアップを希望しない時にまで最新バージョンのプログラムを送信してしまうという不具合を回避することができる。
【0092】
請求項記載の発明によれば、例えば保守メーカー側に対してサーバコンピュータからステータス情報を転送することでPOS端末の端末運転状態を把握することができることから、POS端末の端末運転状態に異常が発生した際には、当該POS端末の端末運転状態に基づき対応策を練ることができ、的確な対応策を採ることができるので、POS端末のトラブルを未然に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態のPOS端末メンテナンスシステムの全体構成を概略的に示すブロック図である。
【図2】POS端末の構成を概略的に示す外観斜視図である。
【図3】POS端末の電装系の構成を示すブロック図である。
【図4】POSプロフィール情報ファイルを模式的に示す説明図である。
【図5】ストアコンピュータの電装系の構成を示すブロック図である。
【図6】POSメンテサーバの電装系の構成を示すブロック図である。
【図7】POSプロフィール情報テーブルを模式的に示す説明図である。
【図8】最新バージョン情報テーブルを模式的に示す説明図である。
【図9】保守会社のコンピュータの電装系の構成を示すブロック図である。
【図10】POS端末メンテナンスシステムの各部の処理概要を示す説明図である。
【図11】POS端末における処理の流れを示すフローチャートである。
【図12】POSメンテサーバにおける処理の流れを示すフローチャートである。
【図13】ストアコンピュータの表示器の表示画面の一例を示す正面図である。
【図14】ストアコンピュータにおける処理の流れを示すフローチャートである。
【図15】保守会社のコンピュータにおける処理の流れを示すフローチャートである。
【図16】ストアコンピュータの表示器の表示画面の一例を示す正面図である。
【符号の説明】
1 POS端末メンテナンスシステム
2 POS端末
4 ストアコンピュータ
5 POSシステム
102 ネットワーク
103 サーバコンピュータ
T2 最新バージョンプログラム格納手段

Claims (7)

  1. 商品の販売データの登録処理などの各種のデータ処理を実行する複数のPOS端末と、これら複数のPOS端末から各種データを受信して各種のデータ処理を実行するストアコンピュータと、を備え、サーバコンピュータとの間で各種情報を送受信可能なPOSシステムにおいて、
    前記POS端末のプロセッサが、当該POS端末に格納されている既存のプログラムのバージョン情報と当該POS端末のメーカー名及び機種とを含むPOSプロフィール情報を前記サーバコンピュータに対して送信するバージョン情報送信手段と、
    前記ストアコンピュータが、前記サーバコンピュータに対して送信された前記POS端末に格納されている既存のプログラムのバージョン情報に応じて前記サーバコンピュータから送信された前記POS端末の最新バージョンのプログラムを受信する最新バージョンプログラム受信手段と、
    前記ストアコンピュータのプロセッサが、前記受信した前記POS端末の最新バージョンのプログラムのバージョンアップの対象となる全ての前記POS端末を、メーカー名及び機種をキーとして、当該ストアコンピュータが制御する全ての前記POS端末に格納されている前記POSプロフィール情報を検索することにより抽出する手段と、
    前記ストアコンピュータのプロセッサが、前記受信した最新バージョンの前記プログラムに前記各POS端末に格納されている既存の前記プログラムを書き換える最新バージョンダウンロード手段と、
    を備えることを特徴とするPOSシステム。
  2. 前記POS端末の端末運転状態に係る各種情報であるステータス情報を前記サーバコンピュータに送信するステータス情報送信手段を備えることを特徴とする請求項1記載のPOSシステム。
  3. 請求項1記載のPOSシステムと、
    このPOSシステムネットワークを介して接続するサーバコンピュータと、
    を備え、前記サーバコンピュータは、
    前記POS端末に使用されるプログラムの最新バージョンを格納する最新バージョンプログラム格納手段と、
    前記POSシステムを構成する前記各POS端末に格納されている既存のプログラムのバージョン情報を受信するバージョン情報受信手段と、
    このバージョン情報受信手段により受信した前記各POS端末の既存の前記プログラムのバージョン情報と、前記最新バージョンプログラム格納手段に格納されている前記プログラムのバージョンとを比較するバージョン比較手段と、
    このバージョン比較手段による比較の結果、前記最新バージョンプログラム格納手段に格納されている前記プログラムのバージョンの方が新しい場合、前記最新バージョンプログラム格納手段に格納されている最新バージョンの前記プログラムを前記POSプロフィール情報を送信した前記POS端末のプログラムとして前記ストアコンピュータに送信する最新バージョンプログラム送信手段と、
    を備える、ことを特徴とするPOS端末メンテナンスシステム。
  4. 請求項2記載のPOSシステムと、
    このPOSシステムネットワークを介して接続するサーバコンピュータと、
    を備え、前記サーバコンピュータは、
    前記POS端末に使用されるプログラムの最新バージョンを格納する最新バージョンプログラム格納手段と、
    前記POSシステムを構成する前記各POS端末に格納されている既存のプログラムのバージョン情報を受信するバージョン情報受信手段と、
    このバージョン情報受信手段により受信した前記各POS端末の既存の前記プログラムのバージョン情報と、前記最新バージョンプログラム格納手段に格納されている前記プログラムのバージョンとを比較するバージョン比較手段と、
    このバージョン比較手段による比較の結果、前記最新バージョンプログラム格納手段に 格納されている前記プログラムのバージョンの方が新しい場合、前記最新バージョンプログラム格納手段に格納されている最新バージョンの前記プログラムを前記POSプロフィール情報を送信した前記POS端末のプログラムとして前記ストアコンピュータに送信する最新バージョンプログラム送信手段と、
    を備える、ことを特徴とするPOS端末メンテナンスシステム。
  5. 商品の販売データの登録処理などの各種のデータ処理を実行する複数のPOS端末とこれら複数のPOS端末から各種データを受信して各種のデータ処理を実行するストアコンピュータとで構成されるPOSシステムと、このPOSシステムをネットワークを介して接続して前記POS端末に使用されるプログラムの最新バージョンを格納する最新バージョンプログラム格納手段を備えたサーバコンピュータと、を用い、前記POS端末のプログラムのバージョンアップを行うPOS端末メンテナンス方法であって、
    前記POS端末のプロセッサが、当該POS端末に格納されている既存のプログラムのバージョン情報と当該POS端末のメーカー名及び機種とを含むPOSプロフィール情報を前記POS端末から前記サーバコンピュータに送信するバージョン情報送信工程と、
    このバージョン送信工程により送信された前記POSシステムを構成する前記各POS端末に格納されている既存のプログラムのバージョン情報を前記サーバコンピュータで受信するバージョン受信工程と、
    前記サーバコンピュータのプロセッサが、前記バージョン受信工程により受信した前記各POS端末の既存の前記プログラムのバージョン情報と、前記最新バージョンプログラム格納手段に格納されている前記プログラムのバージョンとを比較するバージョン比較工程と、
    前記サーバコンピュータのプロセッサが、前記バージョン比較工程による比較の結果、前記最新バージョンプログラム格納手段に格納されている前記プログラムのバージョンの方が新しい場合、前記最新バージョンプログラム格納手段に格納されている最新バージョンの前記プログラムを前記POSプロフィール情報を送信した前記POS端末のプログラムとして前記ストアコンピュータに送信する最新バージョンプログラム送信工程と、
    前記ストアコンピュータが、前記最新バージョンプログラム送信工程により前記サーバコンピュータから送信された前記POS端末の最新バージョンの前記プログラムを受信する最新バージョンプログラム受信工程と、
    前記ストアコンピュータのプロセッサが、前記受信した前記POS端末の最新バージョンのプログラムのバージョンアップの対象となる全ての前記POS端末を、メーカー名及び機種をキーとして、当該ストアコンピュータが制御する全ての前記POS端末に格納されている前記POSプロフィール情報を検索することにより抽出する工程と、
    前記ストアコンピュータのプロセッサが、前記受信した最新バージョンの前記プログラムに前記各POS端末に格納されている既存の前記プログラムを書き換える最新バージョンダウンロード工程と、
    を含んでなることを特徴とするPOS端末メンテナンス方法。
  6. 最新バージョンプログラム送信工程には、前記各POS端末に格納されている既存の前記プログラムの最新バージョンの前記プログラムへの書き換えについて承認された場合のみ、前記最新バージョンプログラム格納手段に格納されている最新バージョンの前記プログラムを前記サーバコンピュータから前記ストアコンピュータに送信するバージョンアップ承認工程を含むことを特徴とする請求項記載のPOS端末メンテナンス方法。
  7. 前記POS端末の端末運転状態に係る各種情報であるステータス情報を前記POSシステムから前記サーバコンピュータに送信するステータス情報送信工程と、
    このステータス情報送信工程により前記POSシステムから送信された前記POS端末の端末運転状態に係る各種情報であるステータス情報を前記サーバコンピュータで受信するステータス情報受信工程と、
    を含むことを特徴とする請求項5または6記載のPOS端末メンテナンス方法。
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