JP3793018B2 - Posシステム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、スーパーマーケット等の量販店等において商品の売上管理に利用されるPOS(Point Of Sales:販売時点情報管理)システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
スーパーマーケット等の量販店では、一般に、買物客が買上げる販売商品の売上登録機能を有する複数台のPOSターミナルと、各POSターミナルの売上登録機能を一元的に制御するストア制御装置とを通信回線で接続してなり、各POSターミナルにそれぞれそのPOSターミナルで売上登録された各販売商品の販売データを集計記憶する集計ファイルを設ける一方、ストア制御装置にも集計ファイルのマスタファイルを設けて、各POSターミナルから通信回線を介して収集した各販売商品の販売データを集計するようにしたPOSシステムが構築されている。
【0003】
そして、この種のPOSシステムが構築された量販店では、通常、毎営業日の閉店後に、各POSターミナルの精算業務を実行している。精算業務が実行されると、各POSターミナルにおいては、それぞれ集計ファイルにて集計されたデータがレシート用紙にプリントアウトされて精算レポートとして排出される。そして、レポート排出後に集計ファイルのデータがクリアされる。したがって、毎営業日の閉店後に各POSターミナルの精算業務を実行することによって、営業日毎に各POSターミナルでの売上を管理することができる。
【0004】
また、この種のPOSシステムにおいては、ストア制御装置により店舗全体の売上が自動的に営業日単位に集計されるようになっている。すなわち、各POSターミナルからストア制御装置に送信される各販売商品の販売データに営業日データが付加されており、ストア制御装置においてはその営業日データで特定される営業日毎に各販売商品の販売データを集計するようになっている。このように、営業日単位に店舗全体の売上を集計することによって、週単位や月単位の売上等も容易に取得することができる。
【0005】
しかしながら従来、各POSターミナルからストア制御装置に送信される各販売商品の販売データに付加される営業日データは、そのPOSターミナルにおいて開店前に実行される開店業務で手入力される営業日のデータであった。このため、手入力された営業日が間違っていた場合には、その日の売上データは正当な営業日の売上データとしてではなく間違った営業日の売上データとしてストア制御装置において集計されていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
このように従来のこの種のPOSシステムにおいては、POSターミナルで手入力される営業日の入力し間違えにより、ストア制御装置や各POSターミナルで管理される営業日毎の売上データと実際の営業日の売上とが一致しなくなることがあった。
【0007】
本発明はこのような事情に基づいてなされたもので、その目的とするところは、POSターミナルにおいて人為的に設定される営業日が間違えていたとしても正しい営業日別売上データを自動的に得ることができ、データの信頼性を著しく高めることができるPOSシステムを提供しようとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本願請求項1記載の発明は、販売商品の売上登録を処理する複数台のPOSターミナルと、通信回線を介して各POSターミナルを接続してなるストア制御装置とからなり、各POSターミナルは、売上データ集計ファイル及びジャーナルファイルを有し、売上登録された販売商品の販売データに基づいて売上データ集計ファイルで集計されている売上集計データを更新するとともに、当該販売商品の販売データに、現在日時を計時する時計部から読み込んだ発生日時データと予め設定された営業日データを付加してジャーナルファイルデータを作成し、ジャーナルファイルに追加登録するとともにストア制御装置に送信し、ストア制御装置は、売上データ集計マスタファイル及びジャーナルマスタファイルを有し、各POSターミナルから受信した各ジャーナルファイルデータをジャーナルマスタファイルに追加登録するとともに、そのジャーナルファイルデータに基づいて売上データ集計マスタファイルで営業日別に集計されている売上集計データを更新するPOSシステムにおいて、各POSターミナルに、売上データ集計ファイルの精算業務において時計部から読み込んだ今回精算日時と前回の精算業務時に時計部から読み込んだ前回精算日時とを含む閉局通知伝文を作成してストア制御装置に送信する閉局通知手段と、ストア制御装置から閉局許可応答伝文を受信すると売上データ集計ファイルのデータをレポート出力した後該売上データ集計ファイルをクリアし、かつ今回精算日時を前回精算日時として記憶する精算処理手段とを設け、ストア制御装置に、24時間を経過する毎に1日ずつシステム日付を更新するシステム日付管理手段と、POSターミナルから閉局通知伝文を受信すると前記システム日付管理手段によって管理されているシステム日付を取得するシステム日付取得手段と、POSターミナルから閉局通知伝文を受信するとジャーナルマスタファイルを検索して当該閉局通知伝文送信元POSターミナルから受信したジャーナルファイルデータでかつ発生日時が当該閉局通知伝文に含まれる前回精算日時から今回精算日時までの期間内のデータを取得する期間内データ取得手段と、この期間内データ取得手段により取得したジャーナルファイルデータのなかから営業日がシステム日付取得手段により取得したシステム日付と一致しないデータを抽出する営業日不一致データ抽出手段と、この営業日不一致データ抽出手段により抽出したジャーナルファイルデータの営業日をシステム日付取得手段により取得したシステム日付に修正する営業日修正手段と、この営業日修正手段により営業日が修正されるジャーナルファイルデータに基づいて売上データ集計マスタファイルに保存された売上集計データのうち修正前営業日の売上集計データと修正後営業日の売上集計データとを再計算する再集計手段と、期間内データ取得手段により取得した全てのジャーナルファイルデータの営業日がシステム日付取得手段により取得したシステム日付と一致したことを条件に閉局通知伝文送信元POSターミナルに閉局許可応答伝文を送信する閉局許可手段とを設けたものである。
【0009】
本願請求項2記載の発明は、上記請求項1記載の発明において、閉局許可手段を、期間内データ取得手段により取得したジャーナルファイルデータの営業日がシステム日付取得手段により取得したシステム日付と一致したことを条件にシステム日付を含む閉局通知伝文送信元POSターミナルにシステム日付を含む閉局許可応答伝文を送信する手段とし、かつ各POSターミナルに、ストア制御装置から閉局許可応答伝文を受信するとジャーナルファイルデータを検索して前回の精算業務終了後から今回の精算業務開始までの間に発生したジャーナルファイルデータを取得するPOS側期間内データ取得手段と、このPOS側期間内データ取得手段により取得したジャーナルファイルデータの営業日が閉局許可応答伝文に含まれるシステム日付と一致しないジャーナルファイルデータを抽出するPOS側営業日不一致データ抽出手段と、このPOS側営業日不一致データ抽出手段により抽出されたジャーナルファイルデータの営業日をシステム日付取得手段により取得したシステム日付に修正するPOS側営業日修正手段とをさらに設けたものである。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施の形態を図面を用いて説明する。
図1は本発明の一実施の形態であるPOSシステムの全体構成を示す模式図で、このPOSシステムは、買物客が買上げる販売商品の売上登録機能を有する複数台のPOSターミナル1と、各POSターミナル1の売上登録機能を一元的に制御するストア制御装置としてのストアサーバ2とを、通信回線であるLAN(Local Area Network)3で接続してなるものである。なお、各POSターミナル1とストアサーバ2とを接続する通信回線は有線LANに限らず、無線LAN等であってもよい。
【0012】
各POSターミナル1は、それぞれそのPOSターミナル1にて売上登録された各販売商品の販売データを登録順に蓄積保存するPOSターミナル側ジャーナル記憶部としてのジャーナルファイル4と、このPOSターミナル1にて売上登録された各販売商品の販売データに基づいて取引別,部門別,時間帯別等の分類毎に売上データを集計し記憶するPOSターミナル側集計記憶部としての集計ファイル5とを備えている。
【0013】
ストアサーバ2は、各POSターミナル1から受信したジャーナルファイルデータを受信順に蓄積保存するストア制御装置側ジャーナル記憶部としてのジャーナルマスタファイル6と、各POSターミナル1から受信したジャーナルファイルデータに基づいて取引別,部門別,時間帯別等の分類毎に売上データを集計し記憶するストアサーバ側集計記憶部としての集計マスタファイル7とを備えている。
【0014】
図3は各POSターミナル1のハードウェア構成を示すブロック図であり、各POSターミナル1は同一構成である。すなわち、POSターミナル1は、制御部本体としてCPU(Central Processing Unit)11を搭載している。また、プログラム等の固定的データを予め格納したROM(Read Only Memory)12、入力データや演算処理データ等の可変的データを格納するRAM(Random Access Memory)13、現在日付及び時刻を計時する電源バックアップされた時計部14、フロッピーディスクに対するデータの書込み及び読出しを行なうFDD(Floppy Disk Drive)装置15の駆動を制御するFDDコントローラ16、ジャーナルファイル4や集計ファイル5等が形成されるHDD(Hard Disk Drive)装置17の駆動を制御するHDDコントローラ18、LAN3を介して接続されるストアサーバ2とのデータ通信を制御するLANコントローラ19、及び売上登録された各商品の明細やその合計等を表示するために設けられたディスプレイ20の画面表示を制御する表示コントローラ21を搭載している。この他、置数キー,小計キー,締めキー,実行キー等が配設されたPOSターミナル専用のキーボード22が接続されるキーボードインタフェース23、バーコード読取用のスキャナ24が接続されるスキャナインタフェース25、レシート印字用のプリンタ26が接続されるプリンタインタフェース27、現金等を収容するためのドロワ28が接続されるドロワインタフェース29等を搭載している。そしてCPU11と、ROM12,RAM13,時計部14,FDDコントローラ16,HDDコントローラ18,LANコントローラ19,表示コントローラ21及び各インタフェース23,25,27,29とを、アドレスバス,データバス等のバスラインで接続している。
【0015】
図4はストアサーバ2のハードウェア構成を示すブロック図である。ストアサーバ2は、制御部本体を構成するCPU31の他、ROM32及びRAM33のメモリ部や、現在日付及び時刻を計時する電源バックアップされた時計部34を備えている。また、FDD(Floppy Disk Drive)装置35の駆動を制御するFDDコントローラ36、ジャーナルマスタファイル6や集計マスタファイル7等が形成されるHDD(Hard Disk Drive)装置37の駆動を制御するHDDコントローラ38、LAN3を介して接続される各POSターミナル1とのデータ通信を制御するLANコントローラ39、及びディスプレイ40の画面表示を制御する表示コントローラ41を備えている。この他、キーボード42が接続されるキーボードインタフェース43、マウス44が接続されるマウスインタフェース45、プリンタの接続が可能なプリンタインタフェース46等を備えている。そしてCPU31と、ROM32,RAM33,時計部34,FDDコントローラ36,HDDコントローラ38,LANコントローラ39,表示コントローラ41及び各インタフェース43,45,46とを、アドレスバス,データバス等のバスラインで接続している。
【0016】
さて、上記の如く構成された各POSターミナル1とストアサーバ2は、特に、図5のブロック図で示す各機能をハードウェア及びソフトウェアによって実現している。すなわち各POSターミナル1は、毎営業日の開店前に実行される開店業務において、キーボード22のキー操作によりオペレータが営業日データを入力するのを支援する営業日入力機能51を有している。そして、この営業日入力機能51の支援によりキーボード22から入力された営業日データをRAM13の営業日メモリ13aに記憶保持するようになっている。
【0017】
また、各POSターミナル1は、開店後に実行される登録業務において、キーボード22のキー操作あるいはスキャナ24のバーコード読取り操作により入力される商品データを元に1取引として販売される各商品の売上登録を行なう売上登録機能52を有している。そして、1取引として販売される各商品の売上登録が終了した時点で登録処理部53を機能させて、この1取引で売上登録された販売商品毎に、図2に示すように、取引を識別する取引コード、商品を識別する単品コード、商品を分類する部門コード及びその商品の売上点数並びに売上金額からなる商品販売データに、時計部14から読込んだ発生日時データと、予め設定されている店コードと、営業日メモリ13aに格納された営業日データと、POSターミナル1毎に予め割当て設定されたターミナル固有のレジNoとを付加したジャーナルファイルデータを生成して、ジャーナルファイル4に順次追加登録する。また、データ送信部54を機能させて、登録処理部53で生成された1取引分のジャーナルファイルデータをストアサーバ2にLAN3を介して送信するようになっている。
【0018】
また、各POSターミナル1は、ジャーナルファイル4にジャーナルファイルデータが追加登録されると更新処理部55を機能させて、その追加登録されたジャーナルファイルデータに基づいて集計ファイル5上で集計されている各分類項目の売上集計データを更新するようになっている。
【0019】
ストアサーバ2は、LAN3を介して各POSターミナル1からジャーナルファイルデータを受信する毎にデータ受信部61を機能させて、その受信したジャーナルファイルデータをジャーナルマスタファイル6に受信順に追加登録する。また、ジャーナルマスタファイル6にジャーナルファイルデータが追加登録されると更新処理部62を機能させて、その追加登録されたジャーナルファイルデータに基づいて集計マスタファイル7上で営業日別に集計されている各分類項目の売上集計データを更新するようになっている。
【0020】
各POSターミナル1は、営業日の閉店後に選択される精算業務において精算処理部56を機能させて、図6の流れ図に示す処理を実行するようになっている。先ず、ST(ステップ)1として時計部14から読込んだ現在日時を今回精算日時データとして取得する。また、RAM13の前回日時メモリ13cには前回の精算時に時計部14から読込んだ日時データが前回精算日時データとして格納されているので、この前回精算日時データも取得する。なお、今回精算日時データはRAM13の今回日時メモリ13bに上書きして格納する。
【0021】
次に、ST2として上記前回精算日時データと今回精算日時データとを含む閉局通知伝文を作成し、LAN3を介してストアサーバ2に送信する。応じて、ST3としてストアサーバ2からLAN3を介して営業日データを含む閉局許可応答伝文を受信すると、ST4として後述する営業日修正部57に営業日修正指令を送出する。そして、ST5として営業日修正部57から修正完了の通知があるのを待機する。ここで、修正完了の通知があると、ST6として集計ファイル5に格納されている分類項目別の売上集計データを読出し、プリンタ26によりレシート用紙にプリントアウトして精算レポートとして排出する。しかる後、ST7として集計ファイル5のデータをクリアし、ST8として今回日時メモリ13bのデータを前回日時メモリ13cに転送して上書き更新するものとなっている。
【0022】
一方、ストアサーバ2は、時計部34にて計時される時間が24時間を経過する毎に1日ずつシステム日付を自動更新するシステム日付管理機能63を有している。
【0023】
また、ストアサーバ2は、LAN3を介していずれかのPOSターミナル1から閉局通知伝文を受信する毎に閉局処理部64を機能させて、図7の流れ図に示す処理を実行するようになっている。先ず、ST1として受信伝文がPOSターミナル1からの閉局通知伝文であることを確認すると、ST2としてシステム日付管理機能63によって管理されているシステム日付を営業日データとして取得する。次に、ST3として後述する営業日修正部65に営業日修正指令を送出する。そして、ST4として営業日修正部65から修正完了の通知があるのを待機する。ここで、修正完了の通知があると、ST5としてST2の処理で取得した営業日データを含む閉局許可応答を閉局通知伝文送信元POSターミナル1宛にLAN3を介して送信するものとなっている。
【0024】
ストアサーバ2の営業日修正部65は、閉局処理部64からの営業日修正指令に応動して図8の流れ図に示す処理を実行するようになっている。すなわち、ST1として閉局処理部64にて受信したPOSターミナル1からの閉局通知伝文に含まれる前回精算日時データ及び今回精算日時データと当該閉局通知伝文送信元POSターミナル1のレジNoとを検索キーとしてジャーナルマスタファイル6を検索する。そして、レジNoが一致し、かつ発生日時が前回精算日時から今回精算日時までの期間内の全てのジャーナルファイルデータを取得する。
【0025】
次に、ST2としてジャーナルマスタファイル6から取得したジャーナルファイルデータの営業日データをチェックし、その営業日データに相当する営業日が閉局処理部64で取得した営業日と一致しないジャーナルファイルデータを全て抽出する(営業日判定手段)。
【0026】
ここで、ST3としてジャーナルマスタファイル6から取得したジャーナルファイルデータの営業日データに相当する営業日が閉局処理部64で取得した営業日と全て一致する場合にはST7に進み、閉局処理部64に修正完了を通知する。
【0027】
これに対し、ST3にて営業日が一致しないジャーナルファイルデータを抽出した場合には、ST4として更新処理部62を機能させて、集計マスタファイル7にて営業日別に記憶管理されている集計データのうち、この営業日が一致しないジャーナルファイルデータの営業日,つまり修正前の営業日データに相当する営業日の集計データから当該ジャーナルファイルデータの販売データ分を減算する(再計算手段)。
【0028】
次に、ST5として当該ジャーナルファイルデータの営業日データを閉局処理部64が取得した営業日のデータに修正する(営業日修正手段)。しかる後、ST6として更新処理部62を再度機能させて、集計マスタファイル7にて営業日別に記憶管理されている集計データのうち、修正された営業日データに相当する営業日の集計データに当該ジャーナルファイルデータの販売データ分を加算する(再計算手段)。
【0029】
以上ST4乃至ST6の各処理を、営業日が一致しないジャーナルファイルデータ全てについて繰返し実行する。そして実行し終えたならばST7に進み、閉局処理部64に修正完了を通知する。以上で、営業日修正部65としての機能を終了する。
【0030】
一方、各POSターミナル1の営業日修正部57は、精算処理部56からの営業日修正指令に応動して図9の流れ図に示す処理を実行するようになっている。すなわち、ST1としてジャーナルファイル4を検索して前回日時メモリ13c内の前回精算日時から今回日時メモリ13b内の今回精算日時までの期間内を発生日時とする全てのジャーナルファイルデータを取得する。次に、ST2としてその取得したジャーナルファイルデータのなかから営業日データに相当する営業日がストアサーバ2からの閉局許可応答に含まれる営業日と一致しないジャーナルファイルデータを全て抽出する(営業日判定手段)。
【0031】
ここで、ST3としてジャーナルファイル4から取得したジャーナルファイルデータの営業日が全て閉局許可応答に含まれる営業日と一致する場合にはST5に進み、精算処理部56に修正完了を通知する。
【0032】
これに対し、ST3にて営業日が一致しないジャーナルファイルデータを抽出した場合には、ST4としてその抽出した全てのジャーナルファイルデータの営業日データを閉局許可応答に含まれる営業日のデータに修正する(営業日修正手段)。そして、修正し終えたならばST5に進み、精算処理部56に修正完了を通知する。以上で、営業日修正部57としての機能を終了する。
【0033】
このように本実施の形態のPOSシステムにおいては、各POSターミナル1で売上登録された各販売商品の販売データが、予め開店業務の際に設定入力された営業日データとともに当該POSターミナル1のジャーナルファイル4にそれぞれ蓄積格納されるとともに、LAN3を介してストアサーバ2に送信され、該ストアサーバ2のジャーナルマスタファイル6に蓄積格納される。これにより、各POSターミナル1においては、それぞれジャーナルファイル4に蓄積格納された同一営業日データの販売データに基づいて集計ファイル5上で取引別,部門別,時間帯別等の分類毎に売上データが集計される。また、ストアサーバ2においても、それぞれジャーナルマスタファイル6に蓄積格納された同一営業日データの販売データに基づいて取引別,部門別,時間帯別等の分類毎に売上データが集計され、集計マスタファイル5にて営業日別に記憶保存される。
【0034】
そして、毎営業日の閉店後、各POSターミナル1において精算業務の実行が選択されると、各POSターミナル1からストアサーバ2に前回精算日時データと今回精算日時データとを含む閉局通知伝文が送信される。これにより、ストアサーバ2においては、ジャーナルマスタファイル6に蓄積保存されているジャーナルファイルデータのうち、閉局通知伝文送信元POSターミナル1とレジNoが一致しかつ発生日時が前回精算日時から今回精算日時までの期間内のデータのなかで、営業日データがシステム日付管理機能63によって管理されているシステム日付と一致しないデータが抽出される。
【0035】
ここで、営業日データがシステム日付と一致しないジャーナルファイルデータが存在しない場合には、システム日付管理機能63によって管理されているシステム日付を営業日データとして含む閉局許可応答伝文が閉局通知伝文送信元POSターミナル1に送信される。
【0036】
また、営業日データがシステム日付と一致しないジャーナルファイルデータが存在する場合には、そのジャーナルファイルデータの営業日データがシステム日付に相当する営業日データに修正される。このとき、集計マスタファイル7にて営業日別に記憶保存されている売上集計データのうち、修正前の営業日データに相当する営業日の売上集計データから当該ジャーナルファイルデータの販売データ分が減算され、その減算分が修正後の営業日データに相当する営業日の売上集計データに加算される。しかる後、システム日付管理機能63によって管理されているシステム日付を営業日データとして含む閉局許可応答伝文が閉局通知伝文送信元POSターミナル1に送信される。
【0037】
したがって、本実施の形態のストアサーバ2においては、各POSターミナル1にて手入力により設定される営業日データが間違っていても、そのPOSターミナル1で精算業務が実行された際に正しい営業日のデータに自動的に修正されてジャーナルマスタファイル6に蓄積格納されるとともに、集計マスタファイル7にて記憶保存されている営業日別の売上集計データも営業日の修正に合わせて再計算されるので、実際の営業日の売上と一致し、データの信頼性を高めることができる。
【0038】
一方、ストアサーバ2から営業日データを含む閉局許可応答伝文を受信したPOSターミナル1においても、ジャーナルファイル4に蓄積保存されているジャーナルファイルデータのうち発生日時が前回精算日時から今回精算日時までのデータの中で営業日データが閉局通知伝文に含まれる営業日データと一致しないデータが抽出される。
【0039】
ここで、営業日データが閉局通知伝文に含まれる営業日データと一致しないジャーナルファイルデータが存在する場合には、そのデータの営業日データが閉局通知伝文に含まれる営業日データに修正される。その後、精算レポートの発行や集計ファイル5のクリア等の精算処理が実行される。
【0040】
このように、手入力により設定される営業日データが間違っていたPOSターミナル1においても、毎営業日の閉店後に実行される精算業務の際に自動的に正しい営業日のジャーナルファイルデータに修正されて蓄積保存される。したがって、各POSターミナル1にてそれぞれ記憶管理されるジャーナルファイルデータの信頼性を高めることができる。
【0041】
なお、前記一実施の形態では、各POSターミナル1にジャーナルファイル4をそれぞれ設けて、各POSターミナル1での売上登録履歴を電子データとして記憶保存するタイプのPOSシステムについて説明したが、売上登録された各販売商品の販売データをレシート印字するとともにジャーナル用紙にも印字して売上登録履歴を残すようにした周知のPOSターミナルを一元管理するストアサーバにも本発明を適用できるものである。
【0042】
また、前記一実施の形態では、ストアサーバ2はPOSターミナル1からの閉局通知に応動して閉局処理部64を機能させたが、ストアサーバ2が閉店後の一定の時刻に自動的に実行する閉局処理の際にこの閉局処理部64を機能させてもよい。こうすることより、オフライン等の障害により精算業務において営業日の自動修正機能が発揮されなかったPOSターミナルが発生しても、ストアサーバ2の閉局処理までに障害を復旧させておくことによって、ストアサーバ2で閉局処理が行なわれるときにそのPOSターミナル1との間で営業日の自動修正機能が発揮される。
【0043】
【発明の効果】
以上詳述したように、本発明によれば、POSターミナルにおいて人為的に設定される営業日が間違えていたとしても正しい営業日別売上データを自動的に得ることができ、データの信頼性を著しく高めることができるPOSシステムを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施の形態であるPOSシステムの全体構成を示す模式図。
【図2】 同実施の形態におけるジャーナルファイルデータのデータ構造を示す図。
【図3】 同実施の形態におけるPOSターミナルのハードウェア構成を示すブロック図。
【図4】 同実施の形態におけるストアサーバのハードウェア構成を示すブロック図。
【図5】 同実施の形態におけるPOSターミナル及びストアサーバの本発明の係わる主要な機能構成を示すブロック図。
【図6】 図5におけるPOSターミナル側精算処理部の機能を具体的に示す流れ図。
【図7】 図5におけるストアサーバ側閉局処理部の機能を具体的に示す流れ図。
【図8】 図5におけるPOSターミナル側営業日修正部の機能を具体的に示す流れ図。
【図9】 図5におけるストアサーバ側営業日修正部の機能を具体的に示す流れ図。
【符号の説明】
1…POSターミナル
2…ストアサーバ(ストア制御装置)
3…LAN(通信回線)
4…ジャーナルファイル
5…集計ファイル
6…ジャーナルマスタファイル
7…集計マスタファイル
13a…営業日メモリ
13b…今回日付メモリ
13c…前回日付メモリ
51…営業日入力機能
53…登録処理部
56…精算処理部
57…POSターミナル側営業日修正部
63…システム日付管理機能
64…閉局処理部
65…ストアサーバ側営業日修正部

Claims (2)

  1. 販売商品の売上登録を処理する複数台のPOSターミナルと、通信回線を介して前記各POSターミナルを接続してなるストア制御装置とからなり、
    前記各POSターミナルは、売上データ集計ファイル及びジャーナルファイルを有し、売上登録された販売商品の販売データに基づいて前記売上データ集計ファイルで集計されている売上集計データを更新するとともに、当該販売商品の販売データに、現在日時を計時する時計部から読み込んだ発生日時データと予め設定された営業日データを付加してジャーナルファイルデータを作成し、前記ジャーナルファイルに追加登録するとともに前記ストア制御装置に送信し、
    前記ストア制御装置は、売上データ集計マスタファイル及びジャーナルマスタファイルを有し、前記各POSターミナルから受信した各ジャーナルファイルデータを前記ジャーナルマスタファイルに追加登録するとともに、そのジャーナルファイルデータに基づいて前記売上データ集計マスタファイルで営業日別に集計されている売上集計データを更新するPOSシステムにおいて、
    前記各POSターミナルは、前記売上データ集計ファイルの精算業務において前記時計部から読み込んだ今回精算日時と前回の精算業務時に前記時計部から読み込んだ前回精算日時とを含む閉局通知伝文を作成して前記ストア制御装置に送信する閉局通知手段と、前記ストア制御装置から閉局許可応答伝文を受信すると前記売上データ集計ファイルのデータをレポート出力した後該売上データ集計ファイルをクリアし、かつ前記今回精算日時を前回精算日時として記憶する精算処理手段とを具備し、
    前記ストア制御装置は、24時間を経過する毎に1日ずつシステム日付を更新するシステム日付管理手段と、前記POSターミナルから前記閉局通知伝文を受信すると前記システム日付管理手段によって管理されているシステム日付を取得するシステム日付取得手段と、前記POSターミナルから前記閉局通知伝文を受信すると前記ジャーナルマスタファイルを検索して当該閉局通知伝文送信元POSターミナルから受信したジャーナルファイルデータでかつ発生日時が当該閉局通知伝文に含まれる前回精算日時から今回精算日時までの期間内のデータを取得する期間内データ取得手段と、この期間内データ取得手段により取得したジャーナルファイルデータのなかから営業日が前記システム日付取得手段により取得したシステム日付と一致しないデータを抽出する営業日不一致データ抽出手段と、この営業日不一致データ抽出手段により抽出したジャーナルファイルデータの営業日を前記システム日付取得手段により取得したシステム日付に修正する営業日修正手段と、この営業日修正手段により営業日が修正されるジャーナルファイルデータに基づいて前記売上データ集計マスタファイルに保存された売上集計データのうち修正前営業日の売上集計データと修正後営業日の売上集計データとを再計算する再集計手段と、前記期間内データ取得手段により取得した全てのジャーナルファイルデータの営業日が前記システム日付取得手段により取得したシステム日付と一致したことを条件に前記閉局通知伝文送信元POSターミナルに閉局許可応答伝文を送信する閉局許可手段とを具備したことを特徴とするPOSシステム。
  2. 前記閉局許可手段は、前記期間内データ取得手段により取得したジャーナルファイルデータの営業日が前記システム日付取得手段により取得したシステム日付と一致したことを条件に前記システム日付を含む閉局通知伝文送信元POSターミナルに前記システム日付を含む閉局許可応答伝文を送信する手段であり、
    前記各POSターミナルは、前記ストア制御装置から閉局許可応答伝文を受信すると前記ジャーナルファイルデータを検索して前回の精算業務終了後から今回の精算業務開始までの間に発生したジャーナルファイルデータを取得するPOS側期間内データ取得手段と、このPOS側期間内データ取得手段により取得したジャーナルファイルデータの営業日が前記閉局許可応答伝文に含まれるシステム日付と一致しないジャーナルファイルデータを抽出するPOS側営業日不一致データ抽出手段と、このPOS側営業日不一致データ抽 出手段により抽出されたジャーナルファイルデータの営業日を前記システム日付取得手段により取得したシステム日付に修正するPOS側営業日修正手段とをさらに具備したことを特徴とする請求項1記載のPOSシステム。
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