JP4887065B2 - 商品販売データ処理装置及びリブート制御プログラム - Google Patents

商品販売データ処理装置及びリブート制御プログラム Download PDF

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Description

本発明は、OS(Operating System:オペレーティングシステム)の制御下で登録業務,精算業務等の商品販売に係る業務処理を実行するPOS(Point Of Sales:販売時点情報管理)端末等の商品販売データ処理装置及びこの種の商品販売データ処理装置として機能するコンピュータにて利用されるリブート制御プログラムに関する。
近年、流通小売業界等で使用されているPOS端末はオープン・システム化が進み、基本ソフトとしてパーソナルコンピュータ等のコンピュータシステムに用いられる汎用性の高いOSをインストールし、このOSの制御下で、登録,点検,精算等の各種業務を行わせる業務プロセスを選択的に実行するようにしたものが次々に開発され、実用に供されている。
ただし、汎用性の高いOSの中には、長期間に亙って連続して稼動しているとメモリリークの発生によりCPU(Central Processing Unit:中央演算処理ユニット)のレスポンスが低下するものがある。
これに対して、コンビニエンスストア等のように24時間営業の店舗で使用されるPOS端末は、基本的に常時稼動状態になければならない。そこで、長期間の連続稼動によりメモリリークが発生してCPUのレスポンスが低下するのを防止するためには、OSを適時再起動させてメモリリークを除去するリブート処理を行う必要がある。
従来、この種のリブート処理を自動的に行う技術として、メモリの使用量を定期的にチェックしてCPUのレスポンスに影響が出る規定値を超えたか否かを判断し、超えたと判断されると、精算業務終了後に自動的にOSを再起動させるようにしたものがあった(例えば、特許文献1参照)。
特開2001−306345号公報
しかしながら、OSを再起動させるためにはPOS端末の電源が一旦オフする。このため、OSの再起動が必要になると、精算業務終了後に自動的に電源がオフするので、精算業務を担当したユーザがPOS端末の故障ではないかと勘違いすることがあった。
本発明はこのような事情に基づいてなされたもので、その目的とするところは、OSの再起動が行われることを事前にユーザに知らせることができるようにすることにある。
本発明の商品販売データ処理装置は、オペレーティングシステムの制御下で登録業務,精算業務等の商品販売に係る業務処理を実行するものであって、オペレーティングシステムの再起動が必要か否かを判断するリブート判断手段と、このリブート判断手段により再起動が必要と判断されたことを条件に、精算業務の処理実行前にオペレーティングシステムを再起動する旨を報知する再起動報知手段と、この再起動報知手段により報知された再起動を実行するか中止するかを選択させる選択手段と、この選択手段により再起動を実行する旨が選択されると精算業務の処理実行した後にオペレーティングシステムを再起動し、中止する旨が選択されると精算業務の処理を実行するがこの処理の実行後にオペレーティングシステムの再起動はしないリブート処理手段とを備えたものである。
本発明のリブート制御プログラムは、オペレーティングシステムの制御下で登録業務,精算業務等の商品販売に係る業務処理を実行するコンピュータに、オペレーティングシステムの再起動が必要か否かを判断するリブート判断機能と、このリブート判断機能により再起動が必要と判断されたことを条件に、精算業務の処理実行前にオペレーティングシステムを再起動する旨を報知する再起動報知機能と、この再起動報知機能により報知された再起動を実行するか中止するかを選択させる選択機能と、この選択機能により再起動を実行する旨が選択されると精算業務の処理実行した後に前記オペレーティングシステムを再起動し、中止する旨が選択されると前記精算業務の処理を実行するが前記オペレーティングシステムは再起動はしないリブート処理機能とを実現させるものである。
かかる手段を講じた本発明によれば、OSの再起動が行われることを事前にユーザに知らせることができる商品販売データ処理装置を提供できる。
また、オペレーティングシステムの制御下で登録業務,精算業務等の商品販売に係る業務処理を実行するコンピュータ上で起動させることによって、OSの再起動が行われることを事前にユーザに知らせられるようになるリブート制御プログラムを提供できる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について、図面を用いて説明する。
なお、この実施の形態は、複数の店舗を本部が統轄するコンビニエンスストア等の各店舗にそれぞれ設置されるオープン・システム対応のPOS端末に本発明を適用した場合である。
図1は本実施の形態のPOS端末を用いたストアシステムの全体構成を示す模式図である。このストアシステムは、本部に設置される本部サーバ1と、各店舗にそれぞれ設置される店舗サーバ2と、各店舗にそれぞれ設置される複数台のPOS端末3とから構成されている。各店舗では、店舗サーバ2と各POS端末3とが狭域ネットワークであるLAN(Local Area Network)4で接続されており、POSシステム5が構築されている。
本部サーバ1と各店舗の店舗サーバ2とは、広域ネットワークであるWAN(Wide Area Network)6で接続されている。本部サーバ1は、各店舗にそれぞれ設置された店舗サーバ2やPOS端末3に対する各種の制御情報をデータファイル化してPOS制御情報ファイル7を作成し、このPOS制御情報ファイル7を各店舗の店舗サーバ2にWAN6を介して適時配信する機能を有している。
図2はPOS端末3の要部構成を示すブロック図である。POS端末3は、コンピュータを主体に構成されている。すなわちPOS端末3には、その中枢部として各種のデータ処理を行うためのCPU(Central Processing Unit)11と、データや命令等を記憶するためのROM(Read Only Memory)12及びRAM(Random Access Memory)13と、OSや各種のデータファイル等を保存するためのHDD(Hard Disk Drive)装置14とが搭載されている。
またPOS端末3には、現在の日付及び時刻を計時するICチップからなる時計部15、前記LAN4を通じて行うデータ通信を制御するLANコントローラ16、キーボード17から操作キーに対応したキー信号を取り込むキーボードコントローラ18、ディスプレイ19に対するデータ表示を制御する表示コントローラ20、マウス等のポインティングデバイス21からの信号が入力される入力ポート22、レシート印字等を行うためのプリンタ(不図示)が接続されるプリンタインターフェイス23、スキャナ,カードリーダ等のI/O機器が接続される複数のI/Oインターフェイス24,25等が搭載されている。
CPU11と、ROM12,RAM13,HDD装置14,時計部15,LANコントローラ16,キーボードコントローラ18,表示コントローラ20,入力ポート22,プリンタインターフェイス23及び各I/Oインターフェイス24,25とは、アドレスバス,データバス等のバスライン26で接続されている。
HDD装置14には、コンピュータをPOS端末として機能させるためのPOSプログラムが実装されたプログラムファイル31が保存されている。また、本部サーバ1から配信されるPOS制御情報ファイル32が保存されている。さらに、HDD装置14には、図3に示すように、リブート予約日データを記憶するリブート日付記憶手段としての予約日メモリ33と、再起動フラグFを記憶するフラグメモリ34とが設けられている
しかして、各POS端末3は、電源が投入され、OSがRAM13に展開されて立ち上がると、プログラムファイル31内のPOSプログラムが起動する。これにより、CPU11は、図4の流れ図に示す手順の処理動作を開始する。
先ず、CPU11は、ST(ステップ)1としてディスプレイ19に「登録」,「点検」,「管理者」,「自己診断」等の各種POS業務モードを選択可能なメインメニュー画面を表示させる。そして、いずれかの業務モードが選択されるのを待機する。
ここで、ST2として例えばポインティングデバイス21の操作により店長等の管理者のみが実行可能な「管理者」モードが選択されたことを認識すると、CPU11は、ST3としてディスプレイ19にユーザ認証要求画面を表示させる。そして、ユーザ認証データが入力されるのを待機する。
ここで、ST4として例えばキーボード17の操作によりユーザID及び暗証番号が入力され、ユーザ認証が実行されてユーザが管理者であると承認されると、CPU11は、ST5としてディスプレイ19に管理者に対して実行権限が与えられた「精算」,「設定」等の各種業務モードを選択可能な管理者メニュー画面を表示させる。そして、いずれかの業務モードが選択されるのを待機する。なお、ユーザ認証データとしては、指紋,虹彩,声紋等の生体認証データを用いてもよい。
ここで、ST6として例えばポインティングデバイス21の操作により「精算」モードが選択されたことを認識すると、CPU11は、図5に詳述する精算モード処理を開始する。
先ず、CPU11は、ST10として時計部15にて計時されているシステム日付Dを取得する。また、ST11として予約日メモリ33に設定されているリブート予約日Aを取得する。なお、先にリブート予約日Aを取得し、後からシステム日付Dを取得してもよい。
次に、CPU11は、ST12としてリブート予約日Aが未設定、すなわちデータ“0”であるか否かを判断する。そして、データ“0”でない場合には、ST13としてリブート予約日Aとシステム日付Dとを比較する。その結果、システム日付Dがリブート予約日Aと一致若しくは既に経過していること、すなわちシステム日付Dがリブート予約日A以上であることを確認すると、CPU11は、ST14としてフラグメモリ34の再起動フラグFをチェックする(リブート判断手段)。
ここで、再起動フラグFが“1”にセットされていないことを確認した場合には、精算処理後にOSの再起動を行う必要があるので、CPU11は、ST18の処理に進む。
これに対し、ST12にてリブート予約日Aが未設定であること、すなわちデータ“0”であること、またはST13にてシステム日付Dがリブート予約日Aに未達であること、すなわちシステム日付Dがリブート予約日Aより小さいこと、あるいはST14にて再起動フラグFが“1”にセットされていることを確認した場合には、精算処理後にOSの再起動を行う必要がないので、CPU11は、ST15としてディスプレイ19に図6に示すような精算確認画面40を表示させる。そして、ST16として例えばポインティングデバイス21の操作により精算確認画面40上の実行ボタン41が操作されたことを検知した場合には、CPU11は、ST17として通常の精算処理を実行する。すなわち、RAM13の取引別メモリに集計された1営業日の売上データを基に精算レポートを作成し、プリンタによりレシート用紙に印字出力した後、取引別メモリをクリアする処理を行う。その後、CPU11は、POSプログラム開始の時点に戻り、ディスプレイ19の画面をメインメニュー画面に戻すものとなっている。
一方、ST13にてシステム日付Dがリブート予約日Aに達していること、及びST14にて再起動フラグFが“1”にセットされていないことを確認した場合には、精算処理後にOSの再起動を行う必要があるので、CPU11は、ST18としてディスプレイ19に図7に示すような精算確認画面50を表示させる(再起動報知手段)。この精算確認画面50には、精算終了後に再起動が行われることをオペレータに報知するためのメッセージデータ(例えば「精算後、POSの再起動が行われます。よろしいですか?」)が付加されている。また、再起動を実行するか中止するかを選択させる選択手段として実行ボタン51と中止ボタン52も付加されている。
ここでCPU11は、ST19として実行ボタン41または中止ボタン42のいずれかが操作入力されるのを待機する。そして、例えばポインティングデバイス21の操作により実行ボタン41が操作されたことを検知した場合には、CPU11は、ST20として通常の精算処理を実行後、ST21として再起動フラグFを“1”にセットする。しかる後、OSの再起動を行う(リブート処理手段)。
これに対し、中止ボタン42が操作されたことを検知した場合には、CPU11は、通常の精算処理を実行後、POSプログラム開始の時点に戻り、ディスプレイ19の画面をメインメニュー画面に戻す。
ところで本実施の形態では、本部が店舗毎に各POS端末3のOSを再起動するタイミングを決定し、次回の再起動実施日つまりはリブート予約日を決めると、そのリブート予約日を示すデータをPOS制御情報ファイル7にセットして、本部サーバ1から該当店舗のPOS端末3にダウンロードするようになっている。
そこで、各POS端末3のCPU11は、POSプログラムの起動中において、通信手段を構成するLANコントローラ16を介して本部サーバ1から配信される所定のデータであるPOS制御情報ファイル7を受信したことを検知すると、図8の流れ図に示す手順の処理動作を開始する。
先ず、CPU11は、ST31として受信したPOS制御情報ファイル7からリブート予約日Bを示すデータを取得する。ここで、ST32として当該データが“0”ではなくリブート予約日Bを示していると判断すると、CPU11は、ST33として予約日メモリ33に設定されているリブート予約日Aを取得する。そして、ST34としてPOS制御情報ファイル7から取得したリブート予約日Bと予約日メモリ33から取得したリブート予約日Aとを比較する。その結果、POS制御情報ファイル7から取得したリブート予約日Bが予約日メモリ33から取得したリブート予約日Aと一致若しくは既に経過していること、すなわちリブート予約日Bがリブート予約日A以下であるときには、CPU11は、予約日メモリ33のリブート予約日データを更新することなく、このPOS制御情報受信処理を終了する。
これに対し、POS制御情報ファイル7から取得したリブート予約日Bが予約日メモリ33から取得したリブート予約日Aより先の日付であること、すなわちリブート予約日Bがリブート予約日Aより大きいときには、CPU11は、ST35として予約日メモリ33のリブート予約日データをPOS制御情報ファイル7から取得したリブート予約日Bのデータに更新する(リブート日付設定手段)。
その後、CPU11は、ST36として再起動フラグFを調べる。そして、再起動フラグFが”1”にセットされていた場合には、ST37として該再起動フラグFを“0”にリセットして、このPOS制御情報受信処理を終了する。
なお、ST32にてPOS制御情報ファイル7から取得したリブート予約日Bのデータが”0”であった場合にもST36の処理に進み、再起動フラグFが”1”にセットされていた場合には“0”にリセットして、このPOS制御情報受信処理を終了する。
今、本実施の形態のストアシステムを24時間営業のコンビニエンスストアに適用した場合を想定する。この場合、本部では、店舗毎に各POS端末3のOSを再起動するタイミングを管理している。そして、各店舗の次回の再起動実施日がきまると、本部サーバ1上でその再起動実施日に相当するリブート予約日データをセットしたPOS制御情報ファイル7を作成し、WAN6を介して該当店舗の店舗サーバ2に配信する。
これにより、店舗サーバ2では、受信したPOS制御情報ファイル7を各POS端末3のHDD装置14にLAN4を通じてダウンロードする処理が実行される。かくして、該当店舗の各POS端末3にはPOS制御情報ファイル7にセットされた最新のリブート予約日Aがそれぞれ設定される。また、HDD装置14上のフラグメモリ34に記憶されている再起動フラグFが“1”にセットされていた場合には“0”にリセットされる。因みに、リブート予約日Aのデータは、HDD装置14上の予約日メモリ33に書き込まれるので、上記再起動フラグFと同様に、POS端末3の電源がオフされたり、OSが初期化されたりしても消失してしまうことはない。
こうして、リブート予約日Aがセットされた各POS端末3では、毎営業日の略決められた時刻に管理者によって実行される精算業務の処理ルーチンの中で、システム日付Dとリブート予約日Aとがチェックされる。そして、システム日付Dがリブート予約日Aと一致若しくは経過し、かつ再起動フラグFが“0”にリセットされている場合に限り、精算確認画面50に精算実行後に再起動が行われることをオペレータに報知するためのメッセージが表示される。これにより、管理者は、精算実行後に再起動が行われることを知り得る。
OSの再起動には通常10〜15分程度の時間を要する。そこで管理者は、店の状況により再起動が可能か否かを判断する。そして、可能な場合には精算確認画面50の実行ボタン51をオン操作し、不可能な場合には中止ボタン52をオン操作する。
中止ボタン52がオン操作された場合には、精算処理のみが実行される。そして、精算処理後、メインメニュー画面に戻る。これに対し、実行ボタン51がオン操作された場合には、精算処理が実行された後、OSが再起動する。これにより、RAM13のメモリリークが除去され、CPU11のレスポンスが高められる。
このように本実施の形態によれば、各POS端末3において精算処理実行後にOSを再起動するタイミングになると、精算確認画面50に再起動が行われることをオペレータに報知するためのメッセージを表示するようにしたので、オペレータの予期しないタイミングでの再起動によって電源がオフしたことにより、POS端末3に障害が発生したと勘違いすることがなくなる。
また、本実施の形態では、本部サーバ1から各店舗の店舗サーバ2及びPOS端末3にWAN6を介して配信されるPOS制御情報ファイル7にリブート予約日のデータをセットして、店舗毎にその店舗のPOS端末3に最新のリブート予約日を設定するようにしている。したがって、例えば1000店舗を超えるような規模のコンビニエンスストアの場合、店舗毎にリブートのタイミングを異ならせる必要があるが、本実施の形態によれば店舗毎にリブートのタイミングを容易に異ならせることができる。しかもその場合においても、本部から各店舗にリブート実行の案内を出す必要がないので、本部側の負担を軽減できる効果を奏する。
さらに、本実施の形態では、精算確認画面50に再起動を実行するか中止するかを選択させる選択手段としての実行ボタン51及び中止ボタン52を表示させている。そして、実行ボタン51が操作された場合には精算処理後に再起動を行うが、中止ボタン52が操作された場合には精算処理のみを行い、再起動を行わないようにしている。したがって、例えば会計待ちの客がおり、再起動を行うと接客に支障を来たすような状況のときには、再起動を次回以降の精算時に伸ばすことができるので、好都合である。
なお、この発明は前記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。
例えば、前記実施の形態では、オペレーティングシステムの再起動が必要か否かを判断するリブート判断手段として、計時手段である時計部15により計時される現在日付がリブート日付記憶手段である予約日メモリ33に記憶されている実施予約日になったとき再起動が必要と判断する場合を示したが、リブート判断手段はこれに限定されるものではなく、例えば特開2001−306345号公報に記載されているように、メモリの使用量を定期的にチェックしてCPUのレスポンスに影響が出る規定値を超えた場合に再起動が必要と判断するものであってもよい。
また前記実施の形態では、精算業務の処理実行前にOSを再起動する旨を報知する再起動報知手段として精算確認画面50の表示手段を例示したが、報知手段は表示手段に限定されるものではなく、例えば音声合成手段による音声出力によって精算業務の処理実行前にOSを再起動する旨を報知するようにしてもよい。
また、前記実施の形態では本部サーバ1から各店舗のPOS端末3にリブート予約日のデータを設定するリブート日付設定手段として、POS制御情報ファイル7にセットしてダウンロードする場合を示したが、リブート設定手段はこれに限定されるものではなく、リブート予約日のデータを他のデータファイルにセットして本部サーバ1から各POS端末3にダウンロードしてもよい。また、本部サーバ1からのダウンロードでなく、再起動が行われる毎にPOS端末3自身の内部処理によって次回のリブート予約日を自動的に算出し、予約日メモリ33に設定するようにしてもよい。
また、本実施の形態ではPOS端末3のHDD装置14に本発明を実施するPOSプログラムが予め記憶されている場合を示したが、これに限らず同様のプログラムをネットワークからHDD装置14にダウンロードしても良いし、同様のプログラムを記録媒体に記憶させたものをPOS端末3にインストールしてもよい。記録媒体としては、CD−ROM等プログラムを記憶でき、かつ装置が読み取り可能な記録媒体であれば、その形態は何れの形態であっても良い。
この他、前記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組合せにより種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態に亘る構成要素を組合わせてもよい。
本発明の一実施の形態であるストアシステムの全体構成を示す模式図。 同ストアシステムに組み込まれているPOS端末の要部構成を示すブロック図。 同POS端末のHDD装置にて保存されるデータの一部を示す模式図。 同POS端末のCPUが実行するPOSプログラム処理の要部手順を示す流れ図。 同POS端末のCPUが実行する精算モード処理の要部手順を示す流れ図。 同POS端末のディスプレイに表示される再起動メッセージ無しの精算確認画面の一例を示す模式図。 同POS端末のディスプレイに表示される再起動メッセージ有りの精算確認画面の一例を示す模式図。 同POS端末のCPUが実行するPOS制御情報受信処理の要部手順を示す流れ図。
符号の説明
1…本部サーバ、2…店舗サーバ、3…POS端末、7…POS制御情報ファイル、11…CPU、15…時計部、33…予約日メモリ、34…フラグメモリ。

Claims (6)

  1. オペレーティングシステムの制御下で登録業務,精算業務等の商品販売に係る業務処理を実行する商品販売データ処理装置において、
    前記オペレーティングシステムの再起動が必要か否かを判断するリブート判断手段と、
    このリブート判断手段により再起動が必要と判断されたことを条件に、前記精算業務の処理実行前に前記オペレーティングシステムを再起動する旨を報知する再起動報知手段と、
    この再起動報知手段により報知された再起動を実行するか中止するかを選択させる選択手段と、
    この選択手段により再起動を実行する旨が選択されると前記精算業務の処理実行した後に前記オペレーティングシステムを再起動し、中止する旨が選択されると前記精算業務の処理を実行するがこの処理の実行後に前記オペレーティングシステムの再起動はしないリブート処理手段と、
    を具備したことを特徴とする商品販売データ処理装置。
  2. 現在の日付を計時する計時手段と、
    再起動の実施予約日を記憶するリブート日付記憶手段と、
    をさらに具備し、
    前記リブート判断手段は、前記計時手段により計時される現在日付が前記リブート日付記憶手段に記憶されている実施予約日になったとき再起動が必要と判断することを特徴とする請求項1記載の商品販売データ処理装置。
  3. 上位装置からダウンロードされるデータを受信する通信手段と、
    この通信手段を介して受信した所定のデータに基づいて前記リブート日付記憶手段に前記実施予約日を設定するリブート日付設定手段と、
    をさらに具備したことを特徴とする請求項2記載の商品販売データ処理装置。
  4. オペレーティングシステムの制御下で登録業務,精算業務等の商品販売に係る業務処理を実行するコンピュータに、
    前記オペレーティングシステムの再起動が必要か否かを判断するリブート判断機能と、
    このリブート判断機能により再起動が必要と判断されたことを条件に、前記精算業務の処理実行前に前記オペレーティングシステムを再起動する旨を報知する再起動報知機能と、
    この再起動報知機能により報知された再起動を実行するか中止するかを選択させる選択機能と、
    この選択機能により再起動を実行する旨が選択されると前記精算業務の処理実行した後に前記オペレーティングシステムを再起動し、中止する旨が選択されると前記精算業務の処理を実行するがこの処理の実行後に前記オペレーティングシステムの再起動はしないリブート処理機能とを実現させることを特徴とするリブート制御プログラム。
  5. 前記リブート判断機能は、当該コンピュータ内蔵のシステム時計により計時される現在日付が予め設定された実施予約日になったとき再起動が必要と判断するものであることを特徴とする請求項記載のリブート制御プログラム。
  6. 前記コンピュータに、
    当該コンピュータに接続された上位装置からダウンロードされた所定のデータに基づいて前記実施予約日を設定するリブート日付設定機能をさらに実現させることを特徴とする請求項記載のリブート制御プログラム。
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