JP2005031903A - 情報処理装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】起動に失敗したときには電源を自動的に投入し直すことにより再立上げを図るようにする。
【解決手段】自動電源オン時刻を記憶する不揮発性のメモリ14と、現在時刻を計時する時計回路15とを設ける。CPU11は、装置電源のオンによる起動時に起動に失敗したか否かを判断し、起動に失敗したと判断されると、現在時刻に基づいて自動電源オン時刻を算出して、メモリ14に記憶させた後、装置電源をオフする。タイマ監視回路22は、装置電源のオフ時に現在時刻が自動電源オン時刻に達すると装置電源をオンさせる。
【選択図】 図1
【解決手段】自動電源オン時刻を記憶する不揮発性のメモリ14と、現在時刻を計時する時計回路15とを設ける。CPU11は、装置電源のオンによる起動時に起動に失敗したか否かを判断し、起動に失敗したと判断されると、現在時刻に基づいて自動電源オン時刻を算出して、メモリ14に記憶させた後、装置電源をオフする。タイマ監視回路22は、装置電源のオフ時に現在時刻が自動電源オン時刻に達すると装置電源をオンさせる。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、装置電源のオンによる起動時に起動に失敗した場合に自動的に再立上げが可能なPOS(Point Of Sales)端末等の情報処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、キーボード,表示器等の入出力機器を備え、汎用のOS(Operating System)で稼動されるパーソナルコンピュータ(以下、パソコンと略称する)に、顧客用表示器,プリンタ,ドロワ等を接続するとともに、商品販売登録業務処理用の業務プログラムをインストールし、OSの制御下で業務プログラムを動作させることにより、店舗での商品販売登録業務を処理可能としたオープンPOS端末が開発され、POSシステムを導入している百貨店,専門店,スーパーマーケット等で実用に供されている。
【0003】
このようなパソコンを主体とした情報処理装置は、基本的には、パソコンの電源が投入されると、先ず、ROM(Read Only Memory)に記憶されたBIOS(Basic Input Output System)が実行される。これにより、各種入出力機器の動作チェックやRAM(Random Access Memory)チェック等の自己診断テストが行われる。そして、自己診断テストの結果、正常であると判定されると、ディスクドライブのアクセスが実行され、ハードディスク等に保存されているOSがRAMにロードされる。しかる後、当該OSの制御下で業務プログラムがRAMにロードされて、オープンPOS端末の場合は商品販売登録業務が可能となる。
【0004】
ここで、例えば自己診断テストの結果、異常であると判定された場合や、ディスクドライブのアクセスに失敗した場合には起動エラーとなり、パソコンは立ち上がらない。このような場合、通常はパソコンをリセット操作して通電状態のまま再起動をかけるか、パソコンの電源を一旦オフした後再度投入して、対処することとなる。
【0005】
ところで、オープンPOS端末を含む多くのPOS端末は、複数台が通信回線(有線または無線)を介して上位装置に接続されており、この上位装置によって一元的に制御される。そして、上位装置から各POS端末に価格等の商品情報がダウンロードされたり、各POS端末にて登録処理された商品販売データを上位装置が収集したりするようになっている。この場合において、通信トラフィック等を考慮し、例えば閉店後の深夜に上位装置と各POS端末との間のデータ通信を集中して行なうようにしている。このため、無人の状態でもPOS端末を自動的に立上げられるように、上位装置からの信号により各POS端末の電源が自動投入されるリモート・パワー・コントロール機能や、所定時刻になると自動的に電源をオンするタイマオン機能を導入したPOS端末があった。
【0006】
ただし、オープンPOS端末の場合には、前述したようにパソコンの電源オンによる起動時に起動に失敗する場合があり、失敗した場合にはPOS端末が立ち上がらないので、商品情報のダウンロードや商品販売データの収集等の業務処理が正常に実行されず、その後の業務に損失を与えるといった懸念があった。
【0007】
そこで、オープンPOS端末等のようなパソコンを主体とした情報処理装置において、起動に失敗し立ち上がらなかった場合に自動的に再立上げする技術が求められており、従来は、起動時に実行する基本動作プログラムに問題があるために情報処理装置が立ち上がらない場合に、バックアップされている正常な基本動作プログラムを用いて自動的に再起動するようにした技術があった(例えば、特許文献1参照)。
【0008】
【特許文献1】
特開平10−11293号公報
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、この種の情報処理装置において、基本動作プログラムに問題があって起動に失敗するのは基本動作プログラムを書換えたときであり、上記従来技術もこのような場合に対処するために、書換え前の正常な基本動作プログラムをバックアップし、再起動時にはこのバックアップされた基本動作プログラムを用いるようにしている。
【0010】
これに対し、多くの場合は、起動に失敗する要因が一時的なものであり、電源を再度投入し直すことによって正常に立ち上がることが殆どである。
【0011】
本発明はこのような事情に基づいてなされたもので、その目的とするところは、起動に失敗したときには電源を自動的に投入し直すことにより再立上げを図ることができ、起動不良による業務の損失を高い確率で防ぐことができる情報処理装置を提供しようとするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本発明の情報処理装置は、自動電源オン時刻を記憶する不揮発性の記憶手段と、現在時刻を計時する計時手段と、装置電源のオンによる起動時に起動に失敗したか否かを判断する起動判断手段と、起動に失敗したと判断されると、現在時刻に基づいて自動電源オン時刻を算出する電源オン時刻算出手段と、算出された自動電源オン時刻を記憶手段に記憶させた後、装置電源をオフする自動電源オフ手段と、装置電源のオフ時に現在時刻が自動電源オン時刻に達すると装置電源をオンさせる自動電源オン手段とを備えたものである。計時手段と自動電源オン手段とは、電源バックアップされている。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を用いて説明する。
なお、この実施の形態は、パソコンを主体とし、商品販売登録業務を処理する商品販売登録装置、いわゆるオープンPOS端末に本発明を適用した場合である。
【0014】
図1は本実施の形態におけるオープンPOS端末の要部構成を示すブロック図であり、このPOS端末は、パソコン1と、キーボード2,表示器3,プリンタ4,ドロワ5等の各種入出力機器とから構成されている。
【0015】
パソコン1には、制御部本体を構成するCPU(Central Processing Unit)11と、このCPU11にバス接続されたROM(Read Only Memory)12,RAM13,C−MOSRAM(Complementary−Metal Oxide Semiconductor Random Access Memory)14,時計回路15,HDD(Hard Disk Drive)コントローラ16,FDD(Flexible Disk Drive)コントローラ17,通信コントローラ18及びI/O(Input/Output)コントローラ19とが設けられている。また、電源回路20と、この電源回路20をオン制御するRPC(Remote Power Control)回路21及びタイマ監視回路22とが設けられている。前記C−MOSRAM14及び時計回路15と、RPC回路21及びタイマ監視回路22とは、いずれもバッテリ23によって電源がバックアップされている。
【0016】
HDDコントローラ16には、ハードディスクに対してデータの読み書きを行なうHDD装置24が接続されている。FDDコントローラ17には、フレキシブルディスクに対してデータの読み書きを行なうFDD装置25が接続されている。通信コントローラ18には、通信回線を介して上位装置(不図示)が接続されている。I/Oコントローラ19には、キーボード2,表示器3,プリンタ4,ドロワ5等の各種入出力機器が接続されている。
【0017】
ROM12には、BIOSが格納されている。RAM13には、各種のデータが一時的に格納される。C−MOSRAM14には、図2に示すように、起動失敗の要因をロギングするロギングファイルエリア31と、起動のリトライ回数Rを計数するリトライカウンタエリア32と、自動電源オン時刻Tを記憶するメモリエリア33とが形成されている。ここに、C−MOSRAM14は、自動電源オン時刻を記憶する不揮発性の記憶手段を構成している。時計回路15は、現在の日付及び時刻を計時するIC(Integrated Circuit)チップ回路であり、計時手段を構成している。
【0018】
RPC回路21は、外部から入力されるリモート・パワー・コントロール信号を検出すると、電源回路20に電源オン信号を出力するものである。タイマ監視回路22は、時計回路15にて計時されている現在時刻を監視し、この現在時刻がC−MOSRAM14のメモリエリア33に格納されている自動電源オン時刻に達すると、電源回路20に電源オン信号を出力するものである。ここに、タイマ監視回路22は、自動電源オン手段を構成している。電源回路20は、パソコン1に設けられた電源スイッチSWの投入、若しくはRPC回路21あるいはタイマ監視回路22からの電源オン信号により動作し、CPU11を含む各部に駆動電源を供給するもので、装置電源を構成している。
【0019】
かかる構成のオープンPOS端末は、予めHDD装置24によってアクセス可能なハードディスクまたはFDD装置25によってアクセス可能なフレキシブルディスクに、基本プログラムであるOSと商品販売登録業務処理用の業務プログラムとがインストールされている。
【0020】
そして、電源スイッチSWがオフされている状態で、例えばRPC回路21にリモート・パワー・コントロール信号が入力されて電源オン信号が電源回路20に供給されると、電源回路20がオン動作して、装置電源がオンする。これにより、CPU11は、図3の流れ図に示す手順で当該オープンPOS端末を立上げるものとなっている。
【0021】
すなわちCPU11は、先ず、ST(ステップ)1としてリトライカウンタエリア32のリトライ回数Rを“0”に初期化する。次に、ST2としてROM12にアクセスしてBIOSを起動する。そして、ST3としてこのBIOSの制御により各種入出力機器2〜5の動作チェックやRAM13のチェック等の自己診断テストを行なう。その結果、ST4として正常(テストOK)であると判断すると、 CPU11は、ST5として同じくBIOSの制御によりHDDコントローラ16に接続されたHDD装置24及びFDDコントローラ17に接続されたFDD装置25のアクセスを実行する。その結果、ST6としてアクセスが正常(ドライブOK)であると判断すると、CPU11は、ST7としてハードディスクまたはフレキシブルディスクに格納されているOSを読込み、RAM13にロードする。そして、以後、CPU11は、OSの制御下による通常処理に入る。この通常処理において、CPU11は、ハードディスクまたはフレキシブルディスクに格納されている業務プログラムを読込み、RAM13にロードして、商品販売登録業務を処理する。
【0022】
一方、ST4にて自己診断テストの結果、異常であると判断した場合、及びST6にてディスクドライブのアクセスが異常であると判断した場合には、起動に失敗したので、CPU11は、ST8としてその起動失敗の要因(例えば、RAMの自己診断異常やFDD装置のアクセス異常等)をロギングファイルエリア31に書込んでロギングする(失敗要因書込み手段)。また、ST9としてリトライカウンタエリア32のリトライ回数Rを“1”だけカウントアップする。そして、ST10としてリトライ回数Rが予め設定されている制限回数n(nは0以上の整数:たとえば2)を超えたか否かを判断する(起動判断手段)。ここで、リトライ回数Rが制限回数nを超えていない場合には、CPU11は、ST11として自身のレジスタ等をリセットする。その後、ST2に戻り、BIOSを再起動する。
【0023】
これに対し、ST10にてリトライ回数Rが制限回数nを超えた場合には、CPU11は、ST12として時計回路15から現在時刻を読込む。そして、この現在時刻に所定時間X(Xは1秒以上の時間:例えば30秒)を加算した時刻を自動電源オン時刻として算出する(電源オン時刻算出手段)。しかる後、CPU11は、ST14としてこの自動電源オン時刻をメモリエリア33に上書きして記憶させたならば、電源回路20に電源オフを指令する(自動電源オフ手段)。これにより、電源回路20がオフ動作して、装置電源がオフする。
【0024】
その後、当該オープンPOS端末においては、タイマ監視回路22が時計回路15にて計時されている現在時刻を監視している。そして、この現在時刻がメモリエリア33に書込まれた自動電源オン時刻に達すると、電源回路20に電源オン信号が供給され、電源回路20がオン動作して、装置電源がオンする。これにより、CPU11は、再びST1からの処理を実行することとなる。
【0025】
このように、本実施の形態のオープンPOS端末においては、電源スイッチSWがオフされている状態であっても、外部からリモート・パワー・コントロール信号が入力されると、装置電源が自動的にオンする。これにより、CPU11がBIOSに従い立上げ処理を実行する。
【0026】
そして、この立上げ処理において、何らかの要因により起動エラーとなると、制限回数n回までは通電状態のままCPU11をリセットして再起動を行なう。この再起動により、多くの起動失敗の要因は回避され、オープンPOS端末は正常に立ち上がる。
【0027】
ところが、ときには制限回数n回の再起動を行なっても起動失敗を繰返す場合がある。このような場合、当該オープンPOS端末においては、現在時刻から所定時間(X秒)後の時刻が自動電源オン時刻Tとして自動的に算出され、この自動電源オン時刻Tが不揮発性のメモリであるC−MOSRAM14に書込まれた後、装置電源が一旦オフする。したがって、タイマ監視回路22の作用により、現在時刻が自動電源オン時刻Tに達すると、装置電源が再び自動的にオンされて、CPU11がBIOSに従い立上げ処理を実行する。
【0028】
このように本実施の形態によれば、装置電源のオンによる起動時に起動に失敗したときには、装置電源を自動的に投入し直すことにより再立上げを図ることができるので、起動不良による業務の損失を高い確率で防ぐことができる。
【0029】
また、本実施の形態では、制限回数n回連続して起動に失敗するまでは、起動エラーとなっても通電したままCPU11をリセットする再起動処理を行ない、それでも起動に失敗した場合に限り装置電源を自動的に投入し直すようにしている。したがって、大部分の起動障害は再起動処理で回避され、この再起動処理は装置電源を投入し直すよりも立上げまでの所要時間が短いので、起動失敗時に常に装置電源を自動的に投入し直す仕様とするよりも全体的にみると立上げに要する時間を短縮することができる。
【0030】
また、本実施の形態では、起動に失敗したときにその要因をバッテリ23によって電源がバックアップされたC−MOSROM14にロギングするようにしている。したがって、このロギングされた内容を解析することによって、起動不良の原因を追求できる効果も奏する。
【0031】
なお、本発明は前記実施の形態に限定されるものではない。
例えば、前記実施の形態では、不揮発性の記憶手段をバッテリ23によって電源がバックアップされたC−MOSRAM14としたが、これに限定されるものではなく、例えばEPROM(Erasable and Programmable Read Only Memory)等の書込み可能な不揮発性メモリを用いてもよい。
【0032】
また、前記実施の形態では、リトライカウンタエリアのリトライ数Rを“0”に初期化する処理をST1の処理としたが、このST1の処理を省略し、ST6のデスクドライブアクセスが正常であることを確認した後と、ST12のリトライ数Rが制限回数nを超えたことを検知した後とにそれぞれリトライカウンタエリアのリトライ数Rを“0”に初期化する処理を実行するように構成しても、同様な作用効果を奏することができる。
【0033】
また、前記実施の形態では、パソコン1内にRPC回路21とタイマ監視回路22とを設けて、リモート・パワー・コントロール機能及びタイマオン機能により装置電源の自動投入が可能なオープンPOS端末を例示したが、RPC回路21を持たず、タイマオン機能のみにより装置電源の自動投入が可能なオープンPOS端末にも本発明を適用できるものである。さらに、本発明はオープンPOS端末に限定されるものではなく、パソコンを主体とした情報処理装置全般に適用することができる。
【0034】
【発明の効果】
以上詳述したように本発明によれば、起動に失敗したときには電源を自動的に投入し直すことにより再立上げを図ることができ、起動不良による業務の損失を高い確率で防ぐことができる情報処理装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態であるオープンPOS端末の要部構成を示すブロック図。
【図2】同実施の形態においてC−MOSRAMに形成される主要なメモリエリアを示す模式図。
【図3】同実施の形態においてCPUが実行する立上げ処理の要部を示す流れ図。
【符号の説明】
1…パソコン、11…CPU、12…ROM、13…RAM、14…C−MOSRAM、15…時計回路、18…通信コントローラ、19…I/Oコントローラ、20…電源回路、21…RPC回路、22…タイマ監視回路、23…バッテリ、24…HDD装置、25…FDD装置。
【発明の属する技術分野】
本発明は、装置電源のオンによる起動時に起動に失敗した場合に自動的に再立上げが可能なPOS(Point Of Sales)端末等の情報処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、キーボード,表示器等の入出力機器を備え、汎用のOS(Operating System)で稼動されるパーソナルコンピュータ(以下、パソコンと略称する)に、顧客用表示器,プリンタ,ドロワ等を接続するとともに、商品販売登録業務処理用の業務プログラムをインストールし、OSの制御下で業務プログラムを動作させることにより、店舗での商品販売登録業務を処理可能としたオープンPOS端末が開発され、POSシステムを導入している百貨店,専門店,スーパーマーケット等で実用に供されている。
【0003】
このようなパソコンを主体とした情報処理装置は、基本的には、パソコンの電源が投入されると、先ず、ROM(Read Only Memory)に記憶されたBIOS(Basic Input Output System)が実行される。これにより、各種入出力機器の動作チェックやRAM(Random Access Memory)チェック等の自己診断テストが行われる。そして、自己診断テストの結果、正常であると判定されると、ディスクドライブのアクセスが実行され、ハードディスク等に保存されているOSがRAMにロードされる。しかる後、当該OSの制御下で業務プログラムがRAMにロードされて、オープンPOS端末の場合は商品販売登録業務が可能となる。
【0004】
ここで、例えば自己診断テストの結果、異常であると判定された場合や、ディスクドライブのアクセスに失敗した場合には起動エラーとなり、パソコンは立ち上がらない。このような場合、通常はパソコンをリセット操作して通電状態のまま再起動をかけるか、パソコンの電源を一旦オフした後再度投入して、対処することとなる。
【0005】
ところで、オープンPOS端末を含む多くのPOS端末は、複数台が通信回線(有線または無線)を介して上位装置に接続されており、この上位装置によって一元的に制御される。そして、上位装置から各POS端末に価格等の商品情報がダウンロードされたり、各POS端末にて登録処理された商品販売データを上位装置が収集したりするようになっている。この場合において、通信トラフィック等を考慮し、例えば閉店後の深夜に上位装置と各POS端末との間のデータ通信を集中して行なうようにしている。このため、無人の状態でもPOS端末を自動的に立上げられるように、上位装置からの信号により各POS端末の電源が自動投入されるリモート・パワー・コントロール機能や、所定時刻になると自動的に電源をオンするタイマオン機能を導入したPOS端末があった。
【0006】
ただし、オープンPOS端末の場合には、前述したようにパソコンの電源オンによる起動時に起動に失敗する場合があり、失敗した場合にはPOS端末が立ち上がらないので、商品情報のダウンロードや商品販売データの収集等の業務処理が正常に実行されず、その後の業務に損失を与えるといった懸念があった。
【0007】
そこで、オープンPOS端末等のようなパソコンを主体とした情報処理装置において、起動に失敗し立ち上がらなかった場合に自動的に再立上げする技術が求められており、従来は、起動時に実行する基本動作プログラムに問題があるために情報処理装置が立ち上がらない場合に、バックアップされている正常な基本動作プログラムを用いて自動的に再起動するようにした技術があった(例えば、特許文献1参照)。
【0008】
【特許文献1】
特開平10−11293号公報
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、この種の情報処理装置において、基本動作プログラムに問題があって起動に失敗するのは基本動作プログラムを書換えたときであり、上記従来技術もこのような場合に対処するために、書換え前の正常な基本動作プログラムをバックアップし、再起動時にはこのバックアップされた基本動作プログラムを用いるようにしている。
【0010】
これに対し、多くの場合は、起動に失敗する要因が一時的なものであり、電源を再度投入し直すことによって正常に立ち上がることが殆どである。
【0011】
本発明はこのような事情に基づいてなされたもので、その目的とするところは、起動に失敗したときには電源を自動的に投入し直すことにより再立上げを図ることができ、起動不良による業務の損失を高い確率で防ぐことができる情報処理装置を提供しようとするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本発明の情報処理装置は、自動電源オン時刻を記憶する不揮発性の記憶手段と、現在時刻を計時する計時手段と、装置電源のオンによる起動時に起動に失敗したか否かを判断する起動判断手段と、起動に失敗したと判断されると、現在時刻に基づいて自動電源オン時刻を算出する電源オン時刻算出手段と、算出された自動電源オン時刻を記憶手段に記憶させた後、装置電源をオフする自動電源オフ手段と、装置電源のオフ時に現在時刻が自動電源オン時刻に達すると装置電源をオンさせる自動電源オン手段とを備えたものである。計時手段と自動電源オン手段とは、電源バックアップされている。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を用いて説明する。
なお、この実施の形態は、パソコンを主体とし、商品販売登録業務を処理する商品販売登録装置、いわゆるオープンPOS端末に本発明を適用した場合である。
【0014】
図1は本実施の形態におけるオープンPOS端末の要部構成を示すブロック図であり、このPOS端末は、パソコン1と、キーボード2,表示器3,プリンタ4,ドロワ5等の各種入出力機器とから構成されている。
【0015】
パソコン1には、制御部本体を構成するCPU(Central Processing Unit)11と、このCPU11にバス接続されたROM(Read Only Memory)12,RAM13,C−MOSRAM(Complementary−Metal Oxide Semiconductor Random Access Memory)14,時計回路15,HDD(Hard Disk Drive)コントローラ16,FDD(Flexible Disk Drive)コントローラ17,通信コントローラ18及びI/O(Input/Output)コントローラ19とが設けられている。また、電源回路20と、この電源回路20をオン制御するRPC(Remote Power Control)回路21及びタイマ監視回路22とが設けられている。前記C−MOSRAM14及び時計回路15と、RPC回路21及びタイマ監視回路22とは、いずれもバッテリ23によって電源がバックアップされている。
【0016】
HDDコントローラ16には、ハードディスクに対してデータの読み書きを行なうHDD装置24が接続されている。FDDコントローラ17には、フレキシブルディスクに対してデータの読み書きを行なうFDD装置25が接続されている。通信コントローラ18には、通信回線を介して上位装置(不図示)が接続されている。I/Oコントローラ19には、キーボード2,表示器3,プリンタ4,ドロワ5等の各種入出力機器が接続されている。
【0017】
ROM12には、BIOSが格納されている。RAM13には、各種のデータが一時的に格納される。C−MOSRAM14には、図2に示すように、起動失敗の要因をロギングするロギングファイルエリア31と、起動のリトライ回数Rを計数するリトライカウンタエリア32と、自動電源オン時刻Tを記憶するメモリエリア33とが形成されている。ここに、C−MOSRAM14は、自動電源オン時刻を記憶する不揮発性の記憶手段を構成している。時計回路15は、現在の日付及び時刻を計時するIC(Integrated Circuit)チップ回路であり、計時手段を構成している。
【0018】
RPC回路21は、外部から入力されるリモート・パワー・コントロール信号を検出すると、電源回路20に電源オン信号を出力するものである。タイマ監視回路22は、時計回路15にて計時されている現在時刻を監視し、この現在時刻がC−MOSRAM14のメモリエリア33に格納されている自動電源オン時刻に達すると、電源回路20に電源オン信号を出力するものである。ここに、タイマ監視回路22は、自動電源オン手段を構成している。電源回路20は、パソコン1に設けられた電源スイッチSWの投入、若しくはRPC回路21あるいはタイマ監視回路22からの電源オン信号により動作し、CPU11を含む各部に駆動電源を供給するもので、装置電源を構成している。
【0019】
かかる構成のオープンPOS端末は、予めHDD装置24によってアクセス可能なハードディスクまたはFDD装置25によってアクセス可能なフレキシブルディスクに、基本プログラムであるOSと商品販売登録業務処理用の業務プログラムとがインストールされている。
【0020】
そして、電源スイッチSWがオフされている状態で、例えばRPC回路21にリモート・パワー・コントロール信号が入力されて電源オン信号が電源回路20に供給されると、電源回路20がオン動作して、装置電源がオンする。これにより、CPU11は、図3の流れ図に示す手順で当該オープンPOS端末を立上げるものとなっている。
【0021】
すなわちCPU11は、先ず、ST(ステップ)1としてリトライカウンタエリア32のリトライ回数Rを“0”に初期化する。次に、ST2としてROM12にアクセスしてBIOSを起動する。そして、ST3としてこのBIOSの制御により各種入出力機器2〜5の動作チェックやRAM13のチェック等の自己診断テストを行なう。その結果、ST4として正常(テストOK)であると判断すると、 CPU11は、ST5として同じくBIOSの制御によりHDDコントローラ16に接続されたHDD装置24及びFDDコントローラ17に接続されたFDD装置25のアクセスを実行する。その結果、ST6としてアクセスが正常(ドライブOK)であると判断すると、CPU11は、ST7としてハードディスクまたはフレキシブルディスクに格納されているOSを読込み、RAM13にロードする。そして、以後、CPU11は、OSの制御下による通常処理に入る。この通常処理において、CPU11は、ハードディスクまたはフレキシブルディスクに格納されている業務プログラムを読込み、RAM13にロードして、商品販売登録業務を処理する。
【0022】
一方、ST4にて自己診断テストの結果、異常であると判断した場合、及びST6にてディスクドライブのアクセスが異常であると判断した場合には、起動に失敗したので、CPU11は、ST8としてその起動失敗の要因(例えば、RAMの自己診断異常やFDD装置のアクセス異常等)をロギングファイルエリア31に書込んでロギングする(失敗要因書込み手段)。また、ST9としてリトライカウンタエリア32のリトライ回数Rを“1”だけカウントアップする。そして、ST10としてリトライ回数Rが予め設定されている制限回数n(nは0以上の整数:たとえば2)を超えたか否かを判断する(起動判断手段)。ここで、リトライ回数Rが制限回数nを超えていない場合には、CPU11は、ST11として自身のレジスタ等をリセットする。その後、ST2に戻り、BIOSを再起動する。
【0023】
これに対し、ST10にてリトライ回数Rが制限回数nを超えた場合には、CPU11は、ST12として時計回路15から現在時刻を読込む。そして、この現在時刻に所定時間X(Xは1秒以上の時間:例えば30秒)を加算した時刻を自動電源オン時刻として算出する(電源オン時刻算出手段)。しかる後、CPU11は、ST14としてこの自動電源オン時刻をメモリエリア33に上書きして記憶させたならば、電源回路20に電源オフを指令する(自動電源オフ手段)。これにより、電源回路20がオフ動作して、装置電源がオフする。
【0024】
その後、当該オープンPOS端末においては、タイマ監視回路22が時計回路15にて計時されている現在時刻を監視している。そして、この現在時刻がメモリエリア33に書込まれた自動電源オン時刻に達すると、電源回路20に電源オン信号が供給され、電源回路20がオン動作して、装置電源がオンする。これにより、CPU11は、再びST1からの処理を実行することとなる。
【0025】
このように、本実施の形態のオープンPOS端末においては、電源スイッチSWがオフされている状態であっても、外部からリモート・パワー・コントロール信号が入力されると、装置電源が自動的にオンする。これにより、CPU11がBIOSに従い立上げ処理を実行する。
【0026】
そして、この立上げ処理において、何らかの要因により起動エラーとなると、制限回数n回までは通電状態のままCPU11をリセットして再起動を行なう。この再起動により、多くの起動失敗の要因は回避され、オープンPOS端末は正常に立ち上がる。
【0027】
ところが、ときには制限回数n回の再起動を行なっても起動失敗を繰返す場合がある。このような場合、当該オープンPOS端末においては、現在時刻から所定時間(X秒)後の時刻が自動電源オン時刻Tとして自動的に算出され、この自動電源オン時刻Tが不揮発性のメモリであるC−MOSRAM14に書込まれた後、装置電源が一旦オフする。したがって、タイマ監視回路22の作用により、現在時刻が自動電源オン時刻Tに達すると、装置電源が再び自動的にオンされて、CPU11がBIOSに従い立上げ処理を実行する。
【0028】
このように本実施の形態によれば、装置電源のオンによる起動時に起動に失敗したときには、装置電源を自動的に投入し直すことにより再立上げを図ることができるので、起動不良による業務の損失を高い確率で防ぐことができる。
【0029】
また、本実施の形態では、制限回数n回連続して起動に失敗するまでは、起動エラーとなっても通電したままCPU11をリセットする再起動処理を行ない、それでも起動に失敗した場合に限り装置電源を自動的に投入し直すようにしている。したがって、大部分の起動障害は再起動処理で回避され、この再起動処理は装置電源を投入し直すよりも立上げまでの所要時間が短いので、起動失敗時に常に装置電源を自動的に投入し直す仕様とするよりも全体的にみると立上げに要する時間を短縮することができる。
【0030】
また、本実施の形態では、起動に失敗したときにその要因をバッテリ23によって電源がバックアップされたC−MOSROM14にロギングするようにしている。したがって、このロギングされた内容を解析することによって、起動不良の原因を追求できる効果も奏する。
【0031】
なお、本発明は前記実施の形態に限定されるものではない。
例えば、前記実施の形態では、不揮発性の記憶手段をバッテリ23によって電源がバックアップされたC−MOSRAM14としたが、これに限定されるものではなく、例えばEPROM(Erasable and Programmable Read Only Memory)等の書込み可能な不揮発性メモリを用いてもよい。
【0032】
また、前記実施の形態では、リトライカウンタエリアのリトライ数Rを“0”に初期化する処理をST1の処理としたが、このST1の処理を省略し、ST6のデスクドライブアクセスが正常であることを確認した後と、ST12のリトライ数Rが制限回数nを超えたことを検知した後とにそれぞれリトライカウンタエリアのリトライ数Rを“0”に初期化する処理を実行するように構成しても、同様な作用効果を奏することができる。
【0033】
また、前記実施の形態では、パソコン1内にRPC回路21とタイマ監視回路22とを設けて、リモート・パワー・コントロール機能及びタイマオン機能により装置電源の自動投入が可能なオープンPOS端末を例示したが、RPC回路21を持たず、タイマオン機能のみにより装置電源の自動投入が可能なオープンPOS端末にも本発明を適用できるものである。さらに、本発明はオープンPOS端末に限定されるものではなく、パソコンを主体とした情報処理装置全般に適用することができる。
【0034】
【発明の効果】
以上詳述したように本発明によれば、起動に失敗したときには電源を自動的に投入し直すことにより再立上げを図ることができ、起動不良による業務の損失を高い確率で防ぐことができる情報処理装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態であるオープンPOS端末の要部構成を示すブロック図。
【図2】同実施の形態においてC−MOSRAMに形成される主要なメモリエリアを示す模式図。
【図3】同実施の形態においてCPUが実行する立上げ処理の要部を示す流れ図。
【符号の説明】
1…パソコン、11…CPU、12…ROM、13…RAM、14…C−MOSRAM、15…時計回路、18…通信コントローラ、19…I/Oコントローラ、20…電源回路、21…RPC回路、22…タイマ監視回路、23…バッテリ、24…HDD装置、25…FDD装置。
Claims (3)
- 自動電源オン時刻を記憶する不揮発性の記憶手段と、
現在時刻を計時する電源バックアップされた計時手段と、
装置電源のオンによる起動時に起動に失敗したか否かを判断する起動判断手段と、
この起動判断手段により起動に失敗したと判断されると、前記現在時刻に基づいて前記自動電源オン時刻を算出する電源オン時刻算出手段と、
この電源オン時刻算出手段により算出された前記自動電源オン時刻を前記記憶手段に記憶させた後、前記装置電源をオフする自動電源オフ手段と、
前記装置電源のオフ時に前記現在時刻が前記自動電源オン時刻に達すると前記装置電源をオンさせる電源バックアップされた自動電源オン手段と、
を具備したことを特徴とする情報処理装置。 - 起動判断手段は、起動エラーが発生する毎にリセットして再起動するとともに起動のリトライ回数を計数し、リトライ回数が予め設定された制限回数を超えると起動に失敗したと判断する手段であることを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
- 起動に失敗した要因を前記不揮発性の記憶手段に書込む失敗要因書込み手段をさらに具備したことを特徴とする請求項1または2記載の情報処理装置。
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- 2003-07-10 JP JP2003195095A patent/JP2005031903A/ja active Pending
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