JP4909935B2 - 商品販売データ処理装置およびその制御方法 - Google Patents
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図1は、本発明に係る商品販売データ処理装置1の要部構成を示す模式図である。
図2は、鍵スイッチ17を示す模式図である。鍵スイッチ17は、商品販売データ処理装置1の本体たとえばキーボード14やカードリーダ15が設置されたキャッシャ側正面の所定位置に設置され、所定形状の鍵穴40が形成されている。そして、鍵穴40に専用の鍵が挿入された際にのみ回動操作が可能となり、その停止位置に応じて予め定められたシステムの起動モードにモード変更する。
本実施形態におけるファームウェア記憶手段であるFlashROM18は、1MBの記憶容量を有している。そのため、アドレスバス19は、20本のアドレスラインにより構成されてデータの読み出しおよび書き込みが行われる。FlashROM18の記憶領域は、容量の等しい上位のデータ領域20と下位のデータ領域30とに2分割されている。すなわち、アドレス“0X00000”〜“0x7FFFF”の領域がデータ領域20に属し、アドレス“0x80000”〜“0xFFFFF”の領域がデータ領域30に属することとなる。
図4は、商品販売データ処理装置1に電源が投入されてからシステムの起動が完了するまでの処理の流れ図である。
図示しない電源スイッチの操作により商品販売データ処理装置1に電源が投入されると、先ずCPU2は、ST1として先頭領域21を読み込んで初期設定プログラムを実行する。この初期設定プログラムに基づく処理の中で、RAM5にフラグFを、その値を“0”として生成する。次に、ST2として鍵スイッチコントローラ11にアクセスして鍵スイッチ17の停止位置を判断する。
当該ファームウェア実行プログラムによりファームウェアを書き換えようとするときには、CPU2は、RAM5に記憶されたフラグFを参照する。そして、フラグFに“0”が格納されているときには、データ領域20の書き換えを許可せず、“1”が格納されているときには、データ領域20の書き換えを許可する。なお、データ領域30の書き換えは、フラグFに格納された値に関係なく許可されない。
本願の出願当初の特許請求の範囲に記載された発明を、以下に付記する。
[1]システムを起動するファームウェアを書き換え可能に記憶するための複数の領域を有するファームウェア記憶手段と、所定の鍵を用いてのみ操作可能な鍵機構と、この鍵機構の状態に応じてシステムの起動に用いる前記ファームウェアを前記ファームウェア選択手段から選択するファームウェア選択手段とを備え、前記ファームウェア選択手段が選択したファームウェアを用いてシステムを起動することを特徴とする商品販売データ処理装置。
[2]前記鍵機構は、前記所定の鍵が挿入されたときにのみ回動操作可能であり、前記ファームウェア選択手段は、前記鍵機構の回動の停止位置に応じてシステムの起動に用いる前記ファームウェアを前記ファームウェア記憶手段から選択することを特徴とする上記[1]に記載の商品販売データ処理装置。
[3]前記ファームウェア記憶手段は、通常運用時のシステムの起動に用いる通常運用用ファームウェアと保守運用時のシステムの起動に用いる保守用ファームウェアとを記憶し、前記ファームウェア選択手段により前記通常運用用ファームウェアが選択されてシステムを起動したとき、前記ファームウェア記憶手段に記憶された前記通常運用用ファームウェアと前記保守用ファームウェアとの書き換えを禁止し、前記ファームウェア選択手段により前記保守用ファームウェアが選択されてシステムを起動したとき、前記通常運用用ファームウェアの書き換えを許可し、前記保守用ファームウェアの書き換えを禁止する書き換え制限手段をさらに備えてなることを特徴とする上記[1]又は[2]に記載の商品販売データ処理装置。
[4]所定の鍵を用いてのみ操作可能な鍵機構の状態に応じて、システムを起動するファームウェアを書き換え可能に記憶するための複数の領域を有するファームウェア選択手段からシステムの起動に用いるファームウェアを選択するファームウェア選択ステップと、選択されたファームウェアを用いてシステムを起動する起動ステップと、を備えてなることを特徴とする商品販売データ処理装置の制御方法。
Claims (3)
- 通常運用時のシステムの起動に用いる通常運用用ファームウェアと保守運用時のシステムの起動に用いる保守用ファームウェアとを書き換え可能に記憶するファームウェア記憶手段と、
所定の鍵を用いてのみ操作可能な鍵機構と、
この鍵機構の状態に応じてシステムの起動に用いる前記ファームウェアを前記ファームウェア選択手段から選択するファームウェア選択手段と、
このファームウェア選択手段が選択したファームウェアを用いてシステムを起動する起動手段と、
前記ファームウェア選択手段により前記通常運用用ファームウェアが選択されてシステムが起動されたとき、前記ファームウェア記憶手段に記憶された前記通常運用用ファームウェアと前記保守用ファームウェアとの書き換えを禁止し、前記ファームウェア選択手段により前記保守用ファームウェアが選択されてシステムが起動されたとき、前記通常運用用ファームウェアの書き換えを許可し、前記保守用ファームウェアの書き換えを禁止する書き換え制限手段と、
を備えていることを特徴とする商品販売データ処理装置。 - 前記鍵機構は、前記所定の鍵が挿入されたときにのみ回動操作可能であり、前記ファームウェア選択手段は、前記鍵機構の回動の停止位置に応じてシステムの起動に用いる前記ファームウェアを前記ファームウェア記憶手段から選択することを特徴とする請求項1に記載の商品販売データ処理装置。
- 所定の鍵を用いてのみ操作可能な鍵機構の状態に応じて、通常運用時のシステムの起動に用いる通常運用用ファームウェアと保守運用時のシステムの起動に用いる保守用ファームウェアとを書き換え可能に記憶するファームウェア記憶手段からシステムの起動に用いるファームウェアを選択するファームウェア選択ステップと、
選択されたファームウェアを用いてシステムを起動する起動ステップと、
前記通常運用用ファームウェアが選択されてシステムが起動されたとき、前記ファームウェア記憶手段に記憶された前記通常運用用ファームウェアと前記保守用ファームウェアとの書き換えを禁止し、前記保守用ファームウェアが選択されてシステムが起動されたとき、前記通常運用用ファームウェアの書き換えを許可し、前記保守用ファームウェアの書き換えを禁止する書き換え制限ステップと、
を備えてなることを特徴とする商品販売データ処理装置の制御方法。
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JP2008103667A JP4909935B2 (ja) | 2008-04-11 | 2008-04-11 | 商品販売データ処理装置およびその制御方法 |
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