JP2003195398A - カメラおよびカメラ用給電装置 - Google Patents

カメラおよびカメラ用給電装置

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JP2003195398A
JP2003195398A JP2001395038A JP2001395038A JP2003195398A JP 2003195398 A JP2003195398 A JP 2003195398A JP 2001395038 A JP2001395038 A JP 2001395038A JP 2001395038 A JP2001395038 A JP 2001395038A JP 2003195398 A JP2003195398 A JP 2003195398A
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Tomoki Chijiiwa
智樹 千々岩
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  • Battery Mounting, Suspending (AREA)
  • Exposure Control For Cameras (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 電源電池の違いによる悪影響を極力防止し、
また同一電池であっても使用方法を変えることで高機能
を達成できるようにする。 【解決手段】 特性の異なる複数種類の電源電池が選択
的に使用可能であり、電源電池の種類を識別し、その識
別結果に応じてカメラ動作を制御する。例えば、電池に
よって機能を制限したり、撮影者への報知形態を変える
ようにする。また複数個の電源電池を直列接続で使用す
るか並列接続で使用するかを切換えられるようにする。
例えば直列接続にすればより高速で連写が行え、並列接
続にすれば電池が長持ちする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、特性や形状の異な
る複数種類の電池を選択的に使用可能なカメラおよびカ
メラ用給電装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、専用のニッケル水素二次電池(Ni
-MH電池)と汎用の単3形一次電池(以下、単3電池)
とを選択的に使用可能なカメラ用バッテリパックがあ
る。通常は大容量のニッケル水素電池を使用し、これが
切れたときに入手し易い単3電池を応急的に使用すると
いった利用方法が一般的である。単3電池の使用にあた
っては、専用の単3電池ホルダに単3電池を複数本(例
えば8本)装着すると、1個のニッケル水素電池とほぼ
同等の形状となるので、これをニッケル水素電池に代え
て装填して用いる。また、リチウムイオン(Li-ion)電
池と単3電池とを選択的に使用可能なものもある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、複数種
類の電池は、単に形状や容量が異なるばかりでなくその
劣化等の特性も異なるため、これらの特性を考慮して使
用しないと所望のカメラ性能が得られなかったり、電池
自身の劣化を招くおそれがある。
【0004】本発明の目的は、電源電池の違いによる悪
影響を極力防止し、また同一電池であっても使用方法を
変えることで高機能を達成できるようにしたカメラおよ
びカメラ用給電装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1〜5の発明に係
るカメラは、特性の異なる複数種類の電源電池が選択的
に使用可能なカメラであって、電源電池の種類を識別
し、その識別結果に応じてカメラ動作を制御する制御手
段を具備し、これにより上記問題点を解決する。特に請
求項2の発明は、上記識別結果に応じて特定の機能の使
用を許可/禁止するようにしたものである。請求項3の
発明は、撮影者に報知を行うための報知手段を備え、識
別結果に応じて特定の機能に関する報知形態を変更する
ようにしたものである。請求項4の発明は、電源電池の
特性が、持続特性および/または使用方法に応じた劣化
特性を含むものである。請求項5の発明は、特性の異な
る複数種類の電源電池が、少なくともリチウムイオン電
池およびニッケル水素電池を含むものである。請求項
6,7の発明に係るカメラは、複数個の電源電池を使用
するカメラであって、複数個の電源電池を直列接続で使
用するか並列接続で使用するかを切換えるスイッチ機構
を設けたものである。特に請求項7の発明は、直列接続
状態か並列接続状態かに応じてカメラ動作を制御する制
御手段を更に備えるものである。請求項8の発明に係る
カメラ用給電装置は、特性の異なる複数種類の電源電池
が選択的に装填される電池室と、装填された電源電池の
種類に応じてメカ的に切換わり、電池識別信号を出力す
る信号出力手段とを備えるものである。請求項9の発明
に係るカメラ用給電装置は、複数の電源電池が装填され
る電池室と、一定の電池装填状態のまま前記複数の電源
電池を直列接続する状態と並列接続する状態とで切換可
能な切換機構とを備えるものである。請求項10の発明
に係るカメラ用給電装置は、複数の電源電池が装填され
る電池室を有するとともに、底部に三脚座を備えたカメ
ラ用給電装置であって、複数の電源電池を位置決めする
ために電池室の内面に位置決め用突起を突設し、突起に
よって位置決めされたいずれか2個の電源電池の間に三
脚座が位置するよう三脚座の位置を定めたものである。
請求項11の発明に係るカメラ用給電装置は、形状の異
なる第1,第2の電源電池が選択的に装填可能な電池室
を有し、電池室には、複数の第1の電源電池にそれぞれ
対応する複数の電池接点が設けられ、第2の電源電池が
装填されたときには、複数の電池接点のうちの一部を使
用するよう構成したものである。請求項12の発明に係
るカメラは、請求項10または請求項11の給電装置を
有するものである。
【0006】
【発明の実施の形態】−第1の実施形態− 図1〜図4により本発明をデジタルスチルカメラ用のバ
ッテリパック(給電装置)に適用した場合の第1の実施
形態を説明する。本実施形態のデジタルスチルカメラ
は、ニッケル水素電池,リチウムイオン電池および単3
形一次電池が選択的に使用可能であり、専用のバッテリ
パックをカメラ本体に装着することでカメラへの給電が
可能となる。なお、バッテリパックを装着せずにカメラ
単独でも使用可能である。
【0007】図1〜図3はバッテリパックの電池室BC
にそれぞれの電池を装着した状態を示している。このバ
ッテリパックは、上面に突設したねじ11をカメラ本体
底部の三脚ねじ孔にねじ込んで装着するタイプのもので
ある。図示左右方向がカメラ横方向に対応する。12は
ねじ11を回転させるための円盤部材であり、その一部
がバッテリパック本体の側面から操作可能に露出してい
る。
【0008】図1に示すリチウムイオン電池BLiは、2
セルを1つの電池パッケージに収容して成る。1セルが
3.7Vなので、1個のリチウムイオン電池BLiとして
は7.4Vとなる。本実施形態ではこのリチウムイオン
電池BLiを2個装填し、並列で使用する。なお、リチウ
ムイオン電池1個のみでも使用可能である。一方、図2
に示すニッケル水素電池BNiは1セル1.2Vであり、
6セルを1つの電池パッケージに収容し7.2Vの電池
として用いる。また図3に示す単3電池BAAは、1個
1.5Vのものを6個直列接続し、9Vで用いる。単3
電池を6本直列接続可能に保持する単3電池ホルダHL
が用意されており、このホルダHLをリチウムイオン電
池BLiやニッケル水素電池BNiに代えて装着する。
【0009】15a(+),15b(-),16a(+),16
b(-)は電池接点であり、2個のリチウムイオン電池BL
iを並列接続するために左右1組づつ設けられている。
このうちいずれか1組の(+)(-)電池接点(15a,15
bか16a,16bか15a,16bか15b,16
a)はニッケル水素または単3電池装填時の電池接点と
しても用いられる(ニッケル水素および単3電池BAAは
直列接続されるため、1組のみでよい)。
【0010】電池室BCの上面には、左右方向のほぼ中
央位置に電池位置決め用の突起13が突設されている。
2個のリチウムイオン電池BLiは、突起13を挟んで両
側に1個ずつ装填されるが、その際に突起13により位
置決めされる。またニッケル水素電池BNiおよび単3電
池ホルダHLもこの突起13を用いて位置決めがなされ
るようその形状が定められている。そして、この突起1
3の真下に三脚座14が設けられている。三脚座14に
は三脚や一脚を固定するためのねじ孔が設けられ、これ
を利用してバッテリパックを装着したカメラを三脚に固
定する。
【0011】ここで、三脚座14の上部は図示の如く電
池室BC内に突出しているため、その配置位置によって
は電池装填の邪魔になる。三脚座14が電池室BC内に
突出しないようにすれば電池との干渉は防げるが、この
場合はバッテリパックの底部の肉厚を厚くしなければな
らず、高さ寸法が増す。突起13の真下に三脚座14を
配置すれば、図1のようにリチウムイオン電池BLiを装
填したとき、突起13によって位置決めされた2個のリ
チウムイオン電池BLiの間に三脚座14が位置すること
になり、三脚座14が電池室BC内に突出していても電
池BLiと干渉することはない。換言すれば、三脚座14
を突起13の真下に配置することで三脚座14を電池室
BC内に突出させることができ、これによりバッテリパ
ックの高さ寸法を最小限に抑えることができる。
【0012】次に、各電池の特性について説明する。リ
チウムイオン電池BLiは、ニッケル水素電池BNiと比べ
て大容量であり、本実施形態のようにリチウムイオン電
池BLiを2個用いる場合は、ニッケル水素電池BNiを1
個用いる場合と比べて約1.5倍の容量がある。つまり
ニッケル水素電池BNiと比べて持続特性が高い。また、
ニッケル水素電池BNiで問題となるメモリ効果(後述す
る)がないという利点もある。その反面、リチウムイオ
ン電池BLiは低温に弱く、また大電流(ラッシュ電流)
によって性能が劣化し、寿命を縮めるという欠点があ
る。
【0013】一方、ニッケル水素電池BNiは、大電流に
よって性能が劣化することはないが、容量的にリチウム
イオン電池BLiより劣り、またメモリ効果という欠点が
ある。メモリ効果とは、電池内の電力を完全に放電しな
いで再充電を行なうと、そのときの充電レベルを電池が
記憶してしまい、再放電後もそのレベルに達すると、電
力は残っているにもかかわらず電力供給を停止してしま
う特性をいう。なお単3電池BAAは、容量的に先の2つ
の二次電池よりも大幅に劣り、また電圧降下が激しいな
どの欠点がある一方、汎用であるが故に入手し易いとい
う利点がある。
【0014】このように3種類の電池はそれぞれ異なる
特性を有するため、本実施形態では装填されている電池
の特性に合わせてカメラ動作を制限するようにした。ま
ず装填されている電池を識別するために、図1〜図3に
示すように2つのスイッチSW1,SW2を電池室BC
に設けた。これらのスイッチSW1,SW2は一対の電
気接片から成り、それぞれ電池室BCのほぼ中間に突設
された突起13の先端と、電池室BCの一内側面とに設
けられる。
【0015】スイッチSW1は、図1のようにリチウム
イオン電池BLiが装填されたときにはオフ状態を保持
し、図2,図3のようにニッケル水素電池BNi,単3電
池ホルダHLが装填されたときには、一方の接片が電池
BNi,ホルダHL押されることで他方の接片に接触し、
オン状態となる。一方、スイッチSW2は、ニッケル水
素電池BNiが装填されたときにのみ押されてオンし、リ
チウムイオン電池BLi,単3電池ホルダHLが装填され
たときにはオフ状態を保持する。スイッチSW1,SW
2のオン・オフ状態は、カメラ側のCPU21(図4)
に電池識別信号として伝達され、これによりCPU21
は装填されている電池の種類を識別する。すなわち、 SW1,SW2がともにオフであればリチウムイオン電
池BLi SW1,SW2がともにオンであればニッケル水素電池
BNi SW1がオンで、SW2がオフであれば単3電池BAA のように判定する。
【0016】CPU21にはまた、モータMの駆動回路
22と、表示回路23と、閃光装置の発光回路24とが
接続されている。モータMは1個のみ示したが、実際に
はミラーや絞り,シャッタ等を駆動するシーケンスモー
タ,内蔵閃光装置の発光部をポップアップ/ダウンさせ
るためのモータ等、複数のモータを含んでいる。また本
実施形態ではデジタルスチルカメラを想定しているが、
銀塩カメラであればフィルム給送モータも含まれる。表
示回路23は、カメラ本体に設けられた画像確認用の液
晶モニタ25を駆動するものである。なお、バッテリパ
ックから給電経路については図示を省略してある。
【0017】次にCPU21の処理の具体例を説明す
る。CPU21は、例えばカメラのメインスイッチがオ
ンされたり、あるいは新たに電池が装填されると上記ス
イッチSW1,SW2による電池判別を行う。そして、
装填されている電池に応じて以下のような制御を行う。
まず連続撮影(連写)に関しては、 BLiであれば連続撮影禁止 BNiであれば連続撮影許可 BAAであれば連続撮影禁止 とする。すなわち、高速で連続撮影を行うと大電流が流
れるが、リチウムイオン電池BLiは大電流によって性能
が劣化するという欠点があるため、リチウムイオン電池
BLiでの連続撮影は禁止する。一方、ニッケル水素電池
BNiはリチウムイオン電池BLiと比べて小容量であるも
のの、大電流によって性能が劣化することは少ないので
連続撮影を許容する。また単3電池BAAは容量も小さく
電圧降下が激しいので連続撮影は禁止する。
【0018】ここで、「連続撮影を禁止する」とは、撮
影者が1駒撮りモードから連続撮影モードへ切換えよう
としてもその切換えを阻止ことを意味する。また既に連
続撮影モードが設定されていた場合には、強制的に1駒
撮りモードに切換える。これに同期して、連続撮影禁止
の旨の警告(報知)を行うことが望ましい。あるいは連
続撮影を禁止せず、単に警告のみでもよい。つまりリチ
ウムイオン電池BLiや単3電池BAAのときには連続撮影
が不適である旨の警告を行い、ニッケル水素電池BNiの
ときには連続撮影が問題なく行える旨の警告を行うよう
にすればよい。これらの警告としては、上記液晶モニタ
25や他の液晶表示装置による警告表示、警告用LED
の点灯、あるいは警告音の発生等が考えられる。
【0019】また、連写速度が可変のものでは、装填さ
れた電源電池に応じて連写速度を変えるようにしてもよ
い。例えば、 BLiであれば2駒/秒 BNiであれば5駒/秒 BAAであれば1駒/秒 のようにすることが考えられる。すなわち、さほど高速
の連続撮影でなければリチウムイオン電池BLiでも劣化
することはないので、その速度を制限して連続撮影を許
容する。
【0020】さらに上述したようなポップアップ式の閃
光装置を備え、必要時には自動的にポップアップして撮
影を行う自動ポップアップ機能を備えたカメラの場合、 BLiであれば自動ポップアップ禁止 BNiであれば自動ポップアップ許可 BAAであれば閃光撮影禁止 のようにしてもよい。リチウムイオン電池BLiのときに
自動ポップアップを禁止するのは、ポップアップ直後の
撮影時の動作を減らすことで大電流が流れるのを防止す
るためである。なお単3電池BAAは容量が小さいので、
閃光発光そのものを禁止する。
【0021】また液晶モニタ25は多くの電力を必要と
するため、 BLiであればモニタ常時使用可 BNiであればモニタ条件付きで使用可 BAAであればモニタ使用不可 としてもよい。つまり大容量のリチウムイオン電池BLi
では液晶モニタ25の使用を常に許容するが、それより
容量の小さいニッケル水素電池BNiでは条件付きで使用
を許可する。条件付き使用に関しては、例えば液晶モニ
タ25をファインダ代わりとしては使用できないが、撮
影画像の確認はできる、あるいはその逆が考えられる。
また、1駒の撮影後に一定時間だけ撮影画像を液晶モニ
タに表示するものでは、リチウムイオン電池BLiおよび
液晶モニタ25のときにはその表示を許容し、単3電池
BAAのときのみ禁止するようにしてもよい。
【0022】さらにはリチウムイオン電池が低温に弱い
ことに鑑み、雰囲気温度が所定温度未満でリチウムイオ
ン電池が装填されている場合には電池交換を促す警告を
行うようにしてもよい。またメモリ効果を回避するため
に、ニッケル水素電池が装填されたときに完全に放電し
てから充電を行う旨の警告を行うようにしてよい。
【0023】なお以上では、給電装置としてのバッテリ
パックをカメラ本体に装着して用いる例を示したが、給
電装置がカメラ本体に予め一体化されているものにも本
発明を適用できる。
【0024】−第2の実施形態− 次に、本発明の第2の実施形態を説明する。図5,図6
は本実施形態におけるカメラシステムの制御系を示すブ
ロック図である。ここでいうカメラシステムは、カメラ
と給電装置とから成るシステムを意味し、これらが予め
一体化されているものでもよいし、先の実施形態のよう
にバッテリパック等の給電装置がカメラに着脱可能なも
のでもよい。なお、先の実施形態と同様の構成要素には
同一の符号を付す。
【0025】このカメラシステムでは2個のリチウムイ
オン電池BLiが使用可能とされるが、これらを並列接続
で用いるか直列接続で用いるかをスイッチSW11〜S
W13により切換可能となっている。スイッチSW11
〜SW13は電池とDC/DC回路31との間に位置
し、所定の操作部材32の操作により切換えられる。操
作部材32は、例えばカメラあるいはバッテリパックの
外面にスライド操作可能に設けられ、直列位置と並列位
置との間で操作可能とされる。
【0026】図5は操作部材21が並列位置にある状態
を示し、スイッチSW11,SW12がオン、スイッチ
SW13がオフであり並列接続となっている。このとき
の電源電圧は7.4Vである。操作部材32を直列位置
に操作すると、図6に示すようにスイッチSW11,S
W12がオフ、スイッチSW13がオンとなり、電池B
Liが直列接続され、電源電圧は14.8Vとなる。この
ように操作により切換わるスイッチSW11〜SW13
を用いて直列/並列を切換えるようにしたので、その切
換えにあたって電池の装填位置や装填方向を変える必要
はない。つまり一定の電池装填状態のまま直列/並列の
切換えが行える。
【0027】以上の構成において、例えば連写速度は電
源電圧が高い方が高速で行える(モータMを高速で回転
させることができるため)ことに鑑み、高速連写を行う
場合には直列接続を選択し、その他のときには並列接続
を選択するといった使い分けが可能である。上記操作部
材32の操作状況はCPU21に入力され、CPU21
はこれにより電源電池BLiの接続状態を判定する。そし
て、直列接続のときには高速連写が可能である旨の表示
を液晶モニタ25等を用いて行う。例えば、直列接続の
ときには「5駒/秒」、並列接続のときには「3駒/
秒」のような表示を行うようにしてもよい。
【0028】また連続撮影以外でも高速で処理を行う必
要がある場合には直列接続を選択し、それ以外の場合に
は並列接続を選択するようにすればよい。あるいは電源
電池をなるべく長時間使用したい場合には、並列接続を
選択するようにすればよい。また、直列接続状態であっ
てもさほど高電圧を必要としない処理に関しては、DC
/DC回路31で電圧を落とすようにすればよい。一般
に電源電圧を上げるよりも下げる方が簡単な回路構成で
済み、スペースも小さくて済む。
【0029】なお以上では、リチウムイオン電池とニッ
ケル水素電池と単3型一次電池の3種類を示したが、他
の種類の電池が使用可能なものにも本発明を適用でき
る。また少なくとも2種類の電池が使用可能なものであ
ればよい。さらにデジタルスチルカメラにて説明した
が、銀塩フィルムを扱うカメラでもよい。
【0030】
【発明の効果】本発明によれば次の効果が得られる。 (1)電源電池の種類を識別し、その識別結果に応じて
カメラ動作を制御するようにしたので、電池特性に応じ
たカメラ動作が可能となり、常に所望のカメラ性能が得
られるとともに、電池自身の劣化を防止できる。 (2)複数個の電源電池を直列接続で使用するか並列接
続で使用するかを切換えられるようにしたので、高速処
理が求められるときには直列接続を選択して所望の機能
を得る一方、それ以外のときには並列接続を選択するこ
とで電池が長時間使用できる。 (3)複数の電源電池を位置決めするために電池室の内
面に位置決め用突起を突設し、突起によって位置決めさ
れたいずれか2個の電源電池の間に三脚座が位置するよ
う三脚座の位置を定めたので、三脚座の一部を電池室内
に突出させても電池と干渉することはなく、以て給電装
置あるいはカメラの高さ寸法を小さくできる。 (4)形状の異なる第1,第2の電源電池が選択的に装
填可能であり、複数の第1の電源電池にそれぞれ対応す
る複数の電池接点を設け、第2の電源電池が装填された
ときには、複数の電池接点のうちの一部を使用するよう
構成したので、電池接点の共有化による部品点数の低減
およびコストダウンが図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態におけるバッテリパックの構成
を示す断面図であり、リチウムイオン電池装填時の状態
を示す。
【図2】図1と同様の図であり、ニッケル水素電池装填
時の状態を示す。
【図3】図1と同様の図であり、単三形一次電池装填時
の状態を示す。
【図4】上記バッテリパックが装着されるカメラの制御
系を示す図。
【図5】第2の実施形態におけるカメラシステムの制御
ブロック図であり、電池が並列接続された状態を示す。
【図6】図5と同様の図であり、電池が直列接続された
状態を示す。
【符号の説明】
13 位置決め用突起 14 三脚座 21 CPU 22 駆動回路 23 表示回路 24 発光回路 25 液晶モニタ BC 電池室 BLi リチウムイオン電池 BNi ニッケル水素電池 BAA 単三形一次電池 M モータ SW1,SW2 電池識別用のスイッチ SW11〜SW13 直列/並列切換用のスイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) // H01M 2/10 H01M 2/10 J Fターム(参考) 2H002 BC06 BC11 GA05 2H100 BB05 DD02 DD03 DD05 DD08 2H102 BA06 BA12 BA22 5C022 AB40 AC03 AC69 AC73 AC74 AC78 5H040 AA39 AS15 GG07

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 特性の異なる複数種類の電源電池が選択
    的に使用可能なカメラであって、 前記電源電池の種類を識別し、その識別結果に応じてカ
    メラ動作を制御する制御手段を具備することを特徴とす
    るカメラ。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、前記識別結果に応じて
    特定の機能の使用を許可/禁止することを特徴とする請
    求項1に記載のカメラ。
  3. 【請求項3】 撮影者に報知を行うための報知手段を備
    え、前記制御手段は、前記識別結果に応じて特定の機能
    に関する報知形態を変更することを特徴とする請求項1
    に記載のカメラ。
  4. 【請求項4】 前記電源電池の特性は、持続特性および
    /または使用方法に応じた劣化特性を含むことを特徴と
    する請求項1〜3のいずれかに記載のカメラ。
  5. 【請求項5】 前記特性の異なる複数種類の電源電池
    は、少なくともリチウムイオン電池およびニッケル水素
    電池を含むことを特徴とする請求項4に記載のカメラ。
  6. 【請求項6】 複数個の電源電池を使用するカメラであ
    って、 前記複数個の電源電池を直列接続で使用するか並列接続
    で使用するかを切換えるスイッチ機構を設けたことを特
    徴とするカメラ。
  7. 【請求項7】 前記直列接続状態か並列接続状態かに応
    じてカメラ動作を制御する制御手段を更に備えることを
    特徴とする請求項6に記載のカメラ。
  8. 【請求項8】 特性の異なる複数種類の電源電池が選択
    的に装填される電池室と、 前記装填された電源電池の種類に応じてメカ的に切換わ
    り、電池識別信号を出力する信号出力手段とを備えるこ
    とを特徴とするカメラ用給電装置。
  9. 【請求項9】 複数の電源電池が装填される電池室と、 一定の電池装填状態のまま前記複数の電源電池を直列接
    続する状態と並列接続する状態とで切換可能な切換機構
    とを備えることを特徴とするカメラ用給電装置。
  10. 【請求項10】 複数の電源電池が装填される電池室を
    有するとともに、底部に三脚座を備えたカメラ用給電装
    置であって、 前記複数の電源電池を位置決めするために前記電池室の
    内面に位置決め用突起を突設し、該突起によって位置決
    めされたいずれか2個の電源電池の間に前記三脚座が位
    置するよう該三脚座の位置を定めたことを特徴とするカ
    メラ用給電装置。
  11. 【請求項11】 形状の異なる第1,第2の電源電池が
    選択的に装填可能な電池室を有し、該電池室には、複数
    の第1の電源電池にそれぞれ対応する複数の電池接点が
    設けられ、前記第2の電源電池が装填されたときには、
    該複数の電池接点のうちの一部を使用するよう構成した
    ことを特徴とするカメラ用給電装置。
  12. 【請求項12】 請求項10または請求項11の給電装
    置を有するカメラ。
JP2001395038A 2001-12-26 2001-12-26 カメラおよびカメラ用給電装置 Pending JP2003195398A (ja)

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