JP2003191499A5 - - Google Patents
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【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本願請求項1記載のプラテンは、被記録材にインク滴を吐出することによって記録を行うインクジェット記録ヘッドと対向して設けられ、該インクジェット記録ヘッドと対向する面に、副走査方向に延びる様に形成されるリブが主走査方向に所定の間隔をもって形成されているプラテンであって、被記録材端部からインク滴を打ち捨てる為の溝穴が前記記録ヘッドと対向する面に形成され、前記溝穴内部に、打ち捨てられた前記インク滴を前記溝穴内部へ吸引によって導く空気吸引孔が設けられ、該空気吸引孔は前記溝穴の底面に、その溝穴の延びる方向に沿って所定の間隔をもって多数形成されると共に、空洞部に連通されて成り、前記溝穴内部に、通気性を有し且つインク滴を吸収する弾性吸収体であるスポンジ材が配設され、前記空気吸引孔によるインク滴の吸引はスポンジ材を介して行われ、もってスポンジ材の上面全体によってバラツキの無い均一な吸引効果を発揮するように構成されていることを特徴とする。
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本願請求項1記載のプラテンは、被記録材にインク滴を吐出することによって記録を行うインクジェット記録ヘッドと対向して設けられ、該インクジェット記録ヘッドと対向する面に、副走査方向に延びる様に形成されるリブが主走査方向に所定の間隔をもって形成されているプラテンであって、被記録材端部からインク滴を打ち捨てる為の溝穴が前記記録ヘッドと対向する面に形成され、前記溝穴内部に、打ち捨てられた前記インク滴を前記溝穴内部へ吸引によって導く空気吸引孔が設けられ、該空気吸引孔は前記溝穴の底面に、その溝穴の延びる方向に沿って所定の間隔をもって多数形成されると共に、空洞部に連通されて成り、前記溝穴内部に、通気性を有し且つインク滴を吸収する弾性吸収体であるスポンジ材が配設され、前記空気吸引孔によるインク滴の吸引はスポンジ材を介して行われ、もってスポンジ材の上面全体によってバラツキの無い均一な吸引効果を発揮するように構成されていることを特徴とする。
【0009】
更に本願請求項1記載の発明によれば、溝穴内部にはインク滴を吸収する弾性吸収体が配設されているので、打ち捨てられたインク滴が該弾性吸収体に吸収され、従ってインク滴が溝穴内部の壁面或いは底面に着弾することによるインクミストの発生を防止することができ、以てより一層確実にインクミストによる記録品質の低下を防止することができる。また、弾性吸収体がスポンジ材の如く適度に通気性を備える様なものであれば、弾性吸収体を介して空気吸引効果を発揮することができ、これにより、弾性吸収体全体によってばらつきの無い均一な空気吸引効果を発揮することが可能となる。特に、空気吸引孔が溝穴全体に渡って密に形成されていない様な場合、空気吸引孔によるインク滴の吸引効果は微細なインク滴の着弾精度に影響を与える場合もあるので、弾性吸収体全体を介してインク滴を吸引することによって吸引むら、即ち、インク滴の着弾精度のばらつきが生じないという作用効果が得られる。
更に本願請求項1記載の発明によれば、溝穴内部にはインク滴を吸収する弾性吸収体が配設されているので、打ち捨てられたインク滴が該弾性吸収体に吸収され、従ってインク滴が溝穴内部の壁面或いは底面に着弾することによるインクミストの発生を防止することができ、以てより一層確実にインクミストによる記録品質の低下を防止することができる。また、弾性吸収体がスポンジ材の如く適度に通気性を備える様なものであれば、弾性吸収体を介して空気吸引効果を発揮することができ、これにより、弾性吸収体全体によってばらつきの無い均一な空気吸引効果を発揮することが可能となる。特に、空気吸引孔が溝穴全体に渡って密に形成されていない様な場合、空気吸引孔によるインク滴の吸引効果は微細なインク滴の着弾精度に影響を与える場合もあるので、弾性吸収体全体を介してインク滴を吸引することによって吸引むら、即ち、インク滴の着弾精度のばらつきが生じないという作用効果が得られる。
【0010】
また更に本願請求項1記載の発明によれば、弾性吸収体がスポンジ材であるので、安価に弾性吸収体を構成できると共に、前述した様にスポンジ材全体によるむらの無い吸引効果を得ることができる。
また更に本願請求項1記載の発明によれば、弾性吸収体がスポンジ材であるので、安価に弾性吸収体を構成できると共に、前述した様にスポンジ材全体によるむらの無い吸引効果を得ることができる。
【0011】
本願請求項3記載のプラテンは、請求項1又は2において、前記溝穴が、主走査方向に延びる様に形成される終始端用溝穴と、被記録材の側端に位置する部分に形成される側端用溝穴とからなることを特徴とする。 本願請求項3記載の発明によれば、溝穴は、主走査方向に延びる終始端用溝穴、即ち、被記録材の始端と終端においてインク滴を打ち捨てる為の溝穴と、被記録材の側端においてインク滴を打ち捨てる為の側端用溝穴からなるので、これによって被記録材の四辺全てついて余白無し印刷を行うことが可能となる。
本願請求項3記載のプラテンは、請求項1又は2において、前記溝穴が、主走査方向に延びる様に形成される終始端用溝穴と、被記録材の側端に位置する部分に形成される側端用溝穴とからなることを特徴とする。 本願請求項3記載の発明によれば、溝穴は、主走査方向に延びる終始端用溝穴、即ち、被記録材の始端と終端においてインク滴を打ち捨てる為の溝穴と、被記録材の側端においてインク滴を打ち捨てる為の側端用溝穴からなるので、これによって被記録材の四辺全てついて余白無し印刷を行うことが可能となる。
【0012】
本願請求項4記載のインクジェット式記録装置は、インク滴を吐出することによって被記録材に記録を行うインクジェット記録ヘッドと、請求項1から3のいずれか1項に記載のプラテンとを備えたことを特徴とする。 本願請求項4記載の発明によれば、インク滴を吐出することによって被記録材に記録を行うインクジェット記録装置において本願請求項1から3のいずれか1項に記載のプラテンを備えているので、前述した本願請求項1から3のいずれか1項に記載の発明の作用効果と同様な作用効果を得ることができる。
本願請求項4記載のインクジェット式記録装置は、インク滴を吐出することによって被記録材に記録を行うインクジェット記録ヘッドと、請求項1から3のいずれか1項に記載のプラテンとを備えたことを特徴とする。 本願請求項4記載の発明によれば、インク滴を吐出することによって被記録材に記録を行うインクジェット記録装置において本願請求項1から3のいずれか1項に記載のプラテンを備えているので、前述した本願請求項1から3のいずれか1項に記載の発明の作用効果と同様な作用効果を得ることができる。
Claims (4)
- 被記録材にインク滴を吐出することによって記録を行うインクジェット記録ヘッドと対向して設けられ、該インクジェット記録ヘッドと対向する面に、副走査方向に延びる様に形成されるリブが主走査方向に所定の間隔をもって形成されているプラテンであって、 被記録材端部からインク滴を打ち捨てる為の溝穴が前記記録ヘッドと対向する面に形成され、 前記溝穴内部に、打ち捨てられた前記インク滴を前記溝穴内部へ吸引によって導く空気吸引孔が設けられ、該空気吸引孔は前記溝穴の底面に、その溝穴の延びる方向に沿って所定の間隔をもって多数形成されると共に、空洞部に連通されて成り、 前記溝穴内部に、通気性を有し且つインク滴を吸収する弾性吸収体であるスポンジ材が配設され、 前記空気吸引孔によるインク滴の吸引はスポンジ材を介して行われ、もってスポンジ材の上面全体によってバラツキの無い均一な吸引効果を発揮するように構成されていることを特徴とするプラテン。
- 請求項1において、前記空気吸引孔がインク廃液を貯留する廃液タンクに連通し、 前記溝穴に打ち捨てられた前記インク滴が、前記空気吸引孔を通じて前記廃液タンクに排出される様に構成されている、ことを特徴とするプラテン。
- 請求項1又は2において、前記溝穴が、主走査方向に延びる様に形成される終始端用溝穴と、被記録材の側端に位置する部分に形成される側端用溝穴と、からなることを特徴とするプラテン。
- インク滴を吐出することによって被記録材に記録を行うインクジェット記録ヘッドと、請求項1から3のいずれか1項に記載のプラテンと、を備えたことを特徴とするインクジェット式記録装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001395569A JP3642317B2 (ja) | 2001-12-27 | 2001-12-27 | インクジェット記録装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001395569A JP3642317B2 (ja) | 2001-12-27 | 2001-12-27 | インクジェット記録装置 |
Publications (3)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003191499A JP2003191499A (ja) | 2003-07-08 |
JP2003191499A5 true JP2003191499A5 (ja) | 2005-03-03 |
JP3642317B2 JP3642317B2 (ja) | 2005-04-27 |
Family
ID=27601911
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001395569A Expired - Fee Related JP3642317B2 (ja) | 2001-12-27 | 2001-12-27 | インクジェット記録装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3642317B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP4375552B2 (ja) | 2004-07-28 | 2009-12-02 | ブラザー工業株式会社 | 画像記録装置 |
JP4710958B2 (ja) * | 2008-11-04 | 2011-06-29 | セイコーエプソン株式会社 | 記録装置 |
JP2009274459A (ja) * | 2009-08-25 | 2009-11-26 | Seiko Epson Corp | プラテン及び該プラテンを備えた記録装置と液体噴射装置 |
JP5726544B2 (ja) * | 2011-01-20 | 2015-06-03 | 株式会社アルバック | 吐出装置、スクリーン印刷用原版製造方法 |
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2001
- 2001-12-27 JP JP2001395569A patent/JP3642317B2/ja not_active Expired - Fee Related
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