JP2006231612A - インクジェット記録装置 - Google Patents

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JP2006231612A
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Shinji Toyoshima
慎二 豊島
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Abstract

【課題】 縁無し記録を行った際にシート端部をはみ出して吐出されたインク滴がプラテンインク吸収材上に堆積してしまい、シート裏面が汚れてしまう現象が起きていた。
【解決手段】 シートをプラテンに吸着させるための吸引装置を備えたシートの裏面を保持するプラテンを有するインクジェット記録装置において、プラテンにインク吐出ヘッドから離間する方向に傾斜する傾斜面を備えた縁無し溝を形成し、更に縁無し溝にインクを流すことが可能な縁なし溝穴を形成し、縁なし溝は吸引装置によりシートをプラテンに吸着させる構成とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、シートの端部からはみ出した位置まで記録を行うことによって、シートの端部に余白が生じない記録(以下、「縁無し記録」と呼ぶ)を可能とするインクジェット記録装置に関する。
従来、シート等の記録媒体の縁無し記録が可能な記録装置において、シートを記録位置で保持するプラテンのシート通紙面上に開口部を設け、その開口部から下方に垂直な面と底面からなる凹部を形成し、その凹部にインク吸収材(以下、プラテンインク吸収材と呼ぶ)を設けることで、縁無し記録を可能とする構成のインクジェット記録装置が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2000−118058号公報
この様なインクジェット記録装置において、シートの裏面とプラテンインク吸収材の間には、接触による汚れ防止のため、一定量の隙間を設けて設定されているが、近年、発色性や色再現性などを求めたインクの開発に伴いインクの粘性が増加し、縁無し記録を行った際にシート端部をはみ出して吐出されたインク滴がプラテンインク吸収材上に堆積してしまい、シート裏面と接触し、シートが汚れてしまう現象が起きていた。さらに、シートの汚れは、シートをプラテンに吸着させるための吸着手段が、シート給送時等においてシートとプラテンの間に生じるわずかな隙間からシート端部をはみ出したインク滴を吸い込んでしまい汚れてしまう原因となっている。この汚れは、インクが吐出されてから着弾するまでの距離が遠いほど中空に舞うミスト量が増加してしまうことにより顕著に見られた。
そこで、本発明は、上記従来技術における課題を解決するためになされたもので、安価な構成で、シートの裏面の汚れを防止する、縁無し記録が可能なインクジェット記録装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するための本発明の構成は、インクを吐出して記録を行う記録位置において、シートにインクを吐出するインク吐出ヘッドと対向配置され、シートの裏面を保持するプラテンと、前記シートを前記プラテンに吸着させるための吸引装置を備えたインクジェット記録装置において、前記プラテンには、前記プラテンにおける前記インク吐出ヘッドの記録可能領域と対向する部分を含むように前記インク吐出ヘッドから離間する方向に傾斜する傾斜面を備えた縁無し溝が形成され、前記縁無し溝の前記傾斜面が、主走査方向で、かつ前記シートの内側にくる方向に向けられており、前記縁無し溝にはインクを流すことが可能な縁なし溝穴が形成されており、前記縁なし溝は前記吸引装置により前記シートを前記プラテンに吸着させることが可能であることを特徴とする。
本発明によるインクジェット記録装置によれば、縁無し記録を行った際にシート端部をはみ出して吐出されたインク滴がプラテンインク吸収材上に堆積してしまい、シート裏面と接触しシートが汚れてしまうことを防止できる。また、空中に舞ったミストを縁無し溝穴から吸引、回収するためシート端部の裏面の汚れを低減させることが可能である。また、縁無し溝の傾斜面に撥水処理を行うことで、インクの固着や堆積を防止することが可能である。
以下、図面を参照して本発明のインクジェット記録装置の一実施形態を説明する。
まず、図1を参照して、本発明のインクジェット記録装置の一実施形態が組み込まれた内部構成の概略構成について説明する。
図1は、インクジェット記録装置5の内部構造を示す斜視図である。
図1に示すように、インクジェット記録装置5の内部には筐体1が設けられており、この筐体上にプラテン2が配置されている。また、筐体1にはシートをプラテン2に吸着させるための吸引装置3が設けられており、さらに、筐体1の長手方向に延設されたメインレール7に、主走査方向に往復移動するキャリッジ6が支持されている。
ここで、前述にもあるように、縁無し記録を行った際にシート端部をはみ出して吐出されたインク滴がプラテンインク吸収材上に堆積してしまい、シート裏面と接触し、シートが汚れてしまう現象が起きていた。さらに、シートの汚れは、シートをプラテンに吸着させるための吸着手段が、シート給送時等においてシートとプラテンの間に生じるわずかな隙間からシート端部をはみ出して吐出されたインク滴を吸い込んでしまうことが原因となっている。
次に、図2、3、4を参照して、本発明のインクジェット記録装置の概略について説明する。
図2は、プラテン2を上方向から見た上面図である。
プラテン2には、縁無し印字可能なシートのサイズに応じて縁無し溝が設けられている。縁無し溝は、シートの基準側8aと反基準側8bとでは、シートの端部に応じて対称な形状となっている。
図3、4は、本発明の主要部であり、図3は、反基準側の縁無し溝8bの断面図、図4は、プラテン2の縁無し溝を拡大して示したプラテン上面図である。
本発明は、従来の縁無し記録を可能としたプラテンインク吸収材を廃止し、プラテン2に傾斜面を有した縁無し溝を設けることで、インク滴を直接プラテンに吐出し、固着または堆積した場合には清掃手段により対応のとれる形状となっている。
図3に示すように、プラテン2には、インク吐出ヘッドの記録可能領域と対向する部分を含むようにインク吐出ヘッドから離間する方向に傾斜する縁無し溝傾斜面Aを備えた縁無し溝が形成されており、縁無し溝の縁無し溝傾斜面Aが、主走査方向で、かつシート4の内側にくる方向に向けられており、縁無し溝にはインクを流すことが可能な縁無し溝穴8cが形成されており、縁無し溝は吸引装置3によりシート4をプラテン2に吸着させることが可能である。
ここで、シート端部から縁無し溝までの距離xは、3mm<x<10mm、縁無し溝傾斜面の角度αは、20°<α<40°とし、溝の風量は、0.020〜0.036[m/min]程度、吸引孔の開口断面積は、4.5〜11[mm]程度、さらに縁無し溝傾斜面Aには、撥水処理が施されている。
図4に示すように、縁無し溝の副走査方向の幅y2は、ノズル幅y1よりも大きい値となっており、縁無し溝の縁無し溝穴は、シートの内側にくるよう配置されている。
図1は、インクジェット記録装置5の内部構造を示す斜視図である。 図2は、プラテン2を上方向から見た上面図である。 図3は、反基準側の縁無し溝8bの断面図である。 図4は、プラテン2を上方向から見て拡大して示したプラテン上面図である。
符号の説明
1 筐体
2 プラテン
3 吸引装置
4 シート
5 インクジェット記録装置
6 キャリッジ
7 メインレール
8 縁無し溝

Claims (6)

  1. シートにインクを吐出するインク吐出ヘッドと対向配置され、シートの裏面を保持するプラテンと、前記シートを前記プラテンに吸着させるための吸引装置を備えたインクジェット記録装置において、前記プラテンには、前記プラテンにおける前記インク吐出ヘッドの記録可能領域と対向する部分を含むように前記インク吐出ヘッドから離間する方向に傾斜する傾斜面を備えた縁無し溝が形成され、前記縁無し溝の前記傾斜面が、主走査方向で、かつ前記シートの内側にくる方向に向けられており、前記縁無し溝にはインクを流すことが可能な縁なし溝穴が形成されており、前記縁なし溝は前記吸引装置により前記シートを前記プラテンに吸着させることが可能であることを特徴とするインクジェット記録装置。
  2. 前記縁無し溝は、副走査方向のノズル幅よりも広いことを特徴とする請求項1に記載のインクジェット記録装置。
  3. 前記縁なし溝は、主走査方向の幅と主走査方向に傾いた傾斜面が所定の範囲内にあることを特徴とする請求項1に記載のインクジェット記録装置。
  4. 前記縁無し溝穴の開口部の断面積は、所定の範囲内にあることを特徴とする請求項1に記載のインクジェット記録装置。
  5. 前記縁無し溝の風量は、所定の範囲内にあることを特徴とする請求項1に記載のインクジェット記録装置。
  6. 前記傾斜面には、撥水処理がされていることを特徴とする請求項1に記載のインクジェット記録装置。
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