JP2001301185A5 - - Google Patents
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Description
【0009】
【課題を解決するための手段】
前記した目的を達成するために成された本発明にかかるインクジェット式記録装置は、往復移動可能なキャリッジ上に装填され、印刷デ−タに対応してインク滴を吐出するインクジェット式記録ヘッドと、前記記録ヘッドのノズル形成面を封止すると共に、吸引ポンプからの負圧を受けて前記記録ヘッドからインクを吸引排出させるキャッピング手段と、前記記録ヘッドの移動軌跡に位置して記録ヘッドのノズル形成面を払拭するワイピング手段とを具備したインクジェット式記録装置であって、前記記録ヘッドのノズル形成面が、ノズル開口が形成された第1の面と、キャッピング手段から前記第1の面より離れて形成された、キャッピング手段が当接する第2の面とを備え、前記ワイピング手段が、前記第1の面と第2の面を摺接することによって、ノズル形成面に付着したインクを払拭することを特徴としている。
【課題を解決するための手段】
前記した目的を達成するために成された本発明にかかるインクジェット式記録装置は、往復移動可能なキャリッジ上に装填され、印刷デ−タに対応してインク滴を吐出するインクジェット式記録ヘッドと、前記記録ヘッドのノズル形成面を封止すると共に、吸引ポンプからの負圧を受けて前記記録ヘッドからインクを吸引排出させるキャッピング手段と、前記記録ヘッドの移動軌跡に位置して記録ヘッドのノズル形成面を払拭するワイピング手段とを具備したインクジェット式記録装置であって、前記記録ヘッドのノズル形成面が、ノズル開口が形成された第1の面と、キャッピング手段から前記第1の面より離れて形成された、キャッピング手段が当接する第2の面とを備え、前記ワイピング手段が、前記第1の面と第2の面を摺接することによって、ノズル形成面に付着したインクを払拭することを特徴としている。
【0010】
このように、前記ノズル形成面は、ノズル開口が形成された第1の面と、キャッピング手段から前記第1の面より離れて形成された、キャッピング手段が当接する第2の面とを備えている。
そのため、前記ワイピング手段が、前記ノズル形成面の第1の面と第2の面を払拭した際、キャッピング手段と記録ヘッドのノズル形成面との間に溜った(付着した)増粘したインクは、第1の面と第2の面の境界段部によって遮られ、ノズル開口が形成された第1の面上には移動しない。
その結果、増粘したインクがノズル形成面のノズル内に侵入することがなく、ノズル開口の目詰まりを抑制することができる。
このように、前記ノズル形成面は、ノズル開口が形成された第1の面と、キャッピング手段から前記第1の面より離れて形成された、キャッピング手段が当接する第2の面とを備えている。
そのため、前記ワイピング手段が、前記ノズル形成面の第1の面と第2の面を払拭した際、キャッピング手段と記録ヘッドのノズル形成面との間に溜った(付着した)増粘したインクは、第1の面と第2の面の境界段部によって遮られ、ノズル開口が形成された第1の面上には移動しない。
その結果、増粘したインクがノズル形成面のノズル内に侵入することがなく、ノズル開口の目詰まりを抑制することができる。
【0011】
ここで、前記第2の面は、第1の面の周囲を囲むように形成されていることが望ましい。
ここで、前記第2の面は、第1の面の周囲を囲むように形成されていることが望ましい。
【0012】
また、前記キャッピング手段がキャップ部材を含むことが望ましく、前記キャップ部材にはインク吸収材が収容され、前記インク吸収材の先端部が、キャップ部材が当接する第2の面に当接することが望ましい。
このように、前記インク吸収材の先端部が、キャップ部材が当接する第2の面に当接することによって、キャップ部材と記録ヘッドのノズル形成面との間に残留するインクを極力少なくすることができる。その結果、増粘したインクがノズル形成面のノズル内に侵入することがなく、ノズル開口の目詰まりを防止することができる。
また、前記インク吸収材は複数枚具備し、前記キャップ部材の底面側のインク吸収材が前記第2の面に当接することが望ましい。
また、前記キャッピング手段がキャップ部材を含むことが望ましく、前記キャップ部材にはインク吸収材が収容され、前記インク吸収材の先端部が、キャップ部材が当接する第2の面に当接することが望ましい。
このように、前記インク吸収材の先端部が、キャップ部材が当接する第2の面に当接することによって、キャップ部材と記録ヘッドのノズル形成面との間に残留するインクを極力少なくすることができる。その結果、増粘したインクがノズル形成面のノズル内に侵入することがなく、ノズル開口の目詰まりを防止することができる。
また、前記インク吸収材は複数枚具備し、前記キャップ部材の底面側のインク吸収材が前記第2の面に当接することが望ましい。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明にかかるインクジェット式記録装置について、図に示す実施の形態に基づいて説明する。まず図1乃至図3は、本発明が適用されたインクジェット式記録装置における主にキャッピング手段の構成を示したものである。なお、図1は装置の上面から視た状態を示し、また図2および図3は側面から視た状態で示しており、それぞれ非キャッピング状態およびキャッピング状態を示している。図4はキャッピング状態におけるノズル形成面とキャップ部材を示す概略断面図、図5はノズル形成面とワイピング部材を示す概略断面図である。
【発明の実施の形態】
以下、本発明にかかるインクジェット式記録装置について、図に示す実施の形態に基づいて説明する。まず図1乃至図3は、本発明が適用されたインクジェット式記録装置における主にキャッピング手段の構成を示したものである。なお、図1は装置の上面から視た状態を示し、また図2および図3は側面から視た状態で示しており、それぞれ非キャッピング状態およびキャッピング状態を示している。図4はキャッピング状態におけるノズル形成面とキャップ部材を示す概略断面図、図5はノズル形成面とワイピング部材を示す概略断面図である。
【0016】
このキャップ部材7は、図4に示すように、非印刷時には、記録ヘッド5の第2の面5bに接するように構成されている。
即ち、図4に示すように、前記記録ヘッド5の下面には、インクを吐出するノズル開口5cが設けられたノズル形成面5aが形成されると共に、第1の面5aより高位置(キャッピング手段6から前記第1の面5aより離れた位置)形成された第2の面5bとを備えている。
このキャップ部材7は、図4に示すように、非印刷時には、記録ヘッド5の第2の面5bに接するように構成されている。
即ち、図4に示すように、前記記録ヘッド5の下面には、インクを吐出するノズル開口5cが設けられたノズル形成面5aが形成されると共に、第1の面5aより高位置(キャッピング手段6から前記第1の面5aより離れた位置)形成された第2の面5bとを備えている。
【0032】
そして、記録装置の使用を開始した後、所定の条件下でワイピング部材21によるワイピングがなされる。
即ち、ノズル形成面5bにおける、キャップ部材7とノズル形成面5bとの接触部分に増粘したインクが存在した状態でワイピングがなされる。このとき、第2の面5bが第1の面5aより高い位置に形成され、いわゆる第1の面5aと第2の面5bとの間に段差hが形成されているため、図5に示すように、その段差hによって増粘したインクIが遮られ、第1の面5aへの移動が抑制される。
その結果、増粘したインクIが第1の面5のノズル開口内5cに侵入することがなく、ノズル開口5cの目詰まりを引き起こすことがない。
そして、記録装置の使用を開始した後、所定の条件下でワイピング部材21によるワイピングがなされる。
即ち、ノズル形成面5bにおける、キャップ部材7とノズル形成面5bとの接触部分に増粘したインクが存在した状態でワイピングがなされる。このとき、第2の面5bが第1の面5aより高い位置に形成され、いわゆる第1の面5aと第2の面5bとの間に段差hが形成されているため、図5に示すように、その段差hによって増粘したインクIが遮られ、第1の面5aへの移動が抑制される。
その結果、増粘したインクIが第1の面5のノズル開口内5cに侵入することがなく、ノズル開口5cの目詰まりを引き起こすことがない。
Claims (5)
- 往復移動可能なキャリッジ上に装填され、印刷デ−タに対応してインク滴を吐出するインクジェット式記録ヘッドと、前記記録ヘッドのノズル形成面を封止すると共に、吸引ポンプからの負圧を受けて前記記録ヘッドからインクを吸引排出させるキャッピング手段と、前記記録ヘッドの移動軌跡に位置して記録ヘッドのノズル形成面を払拭するワイピング手段とを具備したインクジェット式記録装置であって、
前記記録ヘッドのノズル形成面が、ノズル開口が形成された第1の面と、キャッピング手段から前記第1の面より離れて形成された、キャッピング手段が当接する第2の面とを備え、
前記ワイピング手段が、前記第1の面と第2の面を摺接することによって、ノズル形成面に付着したインクを払拭することを特徴とするインクジェット式記録装置。 - 前記第2の面は、第1の面の周囲を囲むように形成されていることを特徴とする請求項1に記載されたインクジェット式記録装置。
- 前記キャッピング手段がキャップ部材を含むことを特徴とする請求項1または請求項2に記載されたインクジェット式記録装置。
- 前記キャップ部材にはインク吸収材が収容され、前記インク吸収材の先端部が、キャップ部材が当接する第2の面に当接することを特徴とする請求項3に記載されたインクジェット式記録装置。
- 前記インク吸収材は複数枚具備し、前記キャップ部材の底面側のインク吸収材が前記第2の面に当接することを特徴とする請求項4に記載されたインク式ジェット記録装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000116734A JP2001301185A (ja) | 2000-04-18 | 2000-04-18 | インクジェット式記録装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000116734A JP2001301185A (ja) | 2000-04-18 | 2000-04-18 | インクジェット式記録装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001301185A JP2001301185A (ja) | 2001-10-30 |
JP2001301185A5 true JP2001301185A5 (ja) | 2005-03-03 |
Family
ID=18628159
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000116734A Pending JP2001301185A (ja) | 2000-04-18 | 2000-04-18 | インクジェット式記録装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001301185A (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5026236B2 (ja) * | 2007-02-06 | 2012-09-12 | 株式会社セイコーアイ・インフォテック | インクジェット記録装置およびそのクリーニング制御方法 |
JP2008200849A (ja) | 2007-02-16 | 2008-09-04 | Brother Ind Ltd | インクジェット記録装置 |
JP6479992B2 (ja) * | 2015-08-18 | 2019-03-06 | 武藤工業株式会社 | インクジェット記録装置 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0721324Y2 (ja) * | 1986-09-11 | 1995-05-17 | セイコーエプソン株式会社 | インクジェット記録装置 |
JPH08318623A (ja) * | 1995-05-25 | 1996-12-03 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | インクジェット記録装置 |
-
2000
- 2000-04-18 JP JP2000116734A patent/JP2001301185A/ja active Pending
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