JP2003188798A - 半導体装置、携帯端末装置および間欠受信方法 - Google Patents
半導体装置、携帯端末装置および間欠受信方法Info
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Abstract
フされるブロックのリーク電流による電力消費を抑える
ことを目的とする。 【解決手段】 本発明による半導体装置1は、エラーチ
ェック要否判定手段4を備え、電源が遮断されないブロ
ック2に設けられたエラーチェック要否通知手段6から
の通知に基づいてエラーチェックの要否を判定し、その
判定に従ってエラーチェック実行手段5がブート時に外
部メモリ手段からロードされるデータに対してエラーチ
ェックを行う構成にした。また、エラーチェックは、全
くなくすことはできないので、エラーチェック間隔設定
手段7によって設定されるブート回数ごとに1回強制実
行するようにしてシステムの信頼性を確保している。こ
れにより、エラーチェック時間の分だけ、間欠的に動作
している時間を短くすることができ、無駄なリーク電流
消費が抑えられる。
Description
特に直接拡散によるスペクトラム拡散通信方式における
携帯端末装置のLSI(Large Scale Integration)の
ように、使用していないときの待ち受け動作状態のとき
に内部電源を周期的にオン・オフして低消費電力を実現
している半導体装置に関する。
み、配線の幅が0.10μmに迫るようになってきてい
る。その微細化は、それに伴ってトランジスタの実装密
度が増加するが、その反面、LSIの動作に必要なしき
い値電圧を下げることが要求され、その結果、待機時に
トランジスタ間のリーク(静止)電流が大きくなるとい
う本質的な問題を抱えている。携帯電話のようなバッテ
リで駆動される携帯端末装置では、使用時以外でも常に
待機状態を保っているため、このリーク電流の増加は、
連続通話時間および待ち受け時間を短くしてしまうとい
う実用上非常に大きな影響を与えることになる。
電力増加に対する対策として、待機状態で動作不要な部
分は電源を遮断する方法を取っている。さらに、LSI
内部においても、動作不要なブロックは電源を遮断し、
リーク電流消費を抑えることが行われている。
al Processor)およびCPU(Central Processing Uni
t)などのいわゆるプロセッサにおいては、電源を遮断
する場合、プロセッサが今まで処理していたデータがす
べて消えてしまうので、それを電源再投入に備えて不揮
発性のメモリ手段に待避しておくことが必要になる。す
なわち、電源をオフする前の状態をLSI外部の電源が
遮断されないメモリ手段に退避し、電源を再投入すると
きには、外部の電源が遮断されないメモリ手段から退避
したデータを復帰させるようにする。
は、電源をオンする毎に外部のメモリ手段からプログラ
ムをロードするブート処理が行われる。図10はブート
処理タイミングを説明する図である。
グラムをロードした後に、プログラムが正常に読み込ま
れたかどうかを判定するチェックサムと呼ばれるエラー
検出処理がブート毎に実行される。
態では、間欠受信の期間のみ電源を投入して他の期間で
は電源を遮断することにより消費電力を抑えることをや
っているが、この間欠受信の際のブート時にエラー検出
を行っている。
がかかってきていないかをチェックする動作のことで、
たとえば1秒ないし2秒の周期で、受信状態にしてみ
て、着信がなければ、電源を遮断する。
とを説明する図である。携帯電話の場合、ブートの間隔
は、待ち受け状態における間欠受信周期と同じとなり、
その時間間隔は、1.28秒または2.56秒が一般的
である。待ち受け状態では、各間欠受信周期毎に1回電
源が投入され、その間欠受信周期の期間内にプログラム
をロードする時間とチェックサムを実行する時間があ
る。
ブート間隔でチェックサムを行った場合、何百時問単位
で待ち受けができる携帯電話などの場合、チェックサム
を行う累積時間が全体の電源オンすべき時間に占める割
合が大きくなる。すなわち、チェックサムを行っている
時間は、システムとして動作不能時間であるため、無駄
にリーク電流が消費されているブロックが多くなり、無
駄にバッテリ消費が行われていることになる。また、ロ
ードするプログラムにおいても毎回ロードを行うため、
ロード時間中のリーク電流が消費されることになる。
のであり、システムとして動作不能の時間を短くしてリ
ーク電流による電力消費を抑えた半導体装置を提供する
ことを目的とする。
る本発明の原理図である。本発明による半導体装置1
は、電源が常時投入されているブロック2と、電源投入
と電源遮断とが周期的に繰り返し行われる間欠動作のブ
ロック3とを有しており、間欠動作のブロック3には、
エラーチェック要否判定手段4と、エラーチェック実行
手段5とを備え、ブロック2には、エラーチェック要否
通知手段6と、エラーチェック間隔設定手段7とを備え
ている。
入時に行われるブート処理にて外部メモリ手段からロー
ドされるデータに対してエラーチェックを行うか否かを
判定し、エラーチェック実行手段5は、エラーチェック
要否判定手段4にてエラーチェックが必要と判定された
場合にデータが正常にロードされたかどうかのエラーチ
ェックを実行する。
ているエラーチェック要否通知手段6は、エラーチェッ
ク要否判定手段4に対してエラーチェックが必要かどう
かの指示を通知する。エラーチェック間隔設定手段7
は、ブート回数が一定回数に達したときだけエラーチェ
ック要否通知手段6に対してエラーチェックが必要であ
ることをエラーチェック要否判定手段4に通知させるよ
うにする。
ートの際に外部のメモリ手段からロードされたデータに
対してエラーチェックを行うか否かを制御できるように
した。これにより、ブートする毎にロードされるデータ
のエラーチェックを毎回実行することがなくなり、その
エラーチェックにかかっていた時間の分だけ、間欠的に
動作している時間を短くすることができ、無駄なリーク
電流消費を抑えることができる。
を参照して説明する。図1は本発明による半導体装置の
原理的な構成を示す図である。
投入されているブロック2と、電源投入と電源遮断とが
周期的に繰り返し行われる間欠動作のブロック3とを有
しており、間欠動作のブロック3には、エラーチェック
要否判定手段4と、エラーチェック実行手段5とを備
え、ブロック2には、エラーチェック要否通知手段6
と、エラーチェック間隔設定手段7とを備えている。
入時に行われるブート処理にて外部のメモリ手段からロ
ードされるデータに対してエラーチェックを行うか否か
を判定し、エラーチェック実行手段5は、エラーチェッ
ク要否判定手段4にてエラーチェックが必要と判定され
た場合にデータが正常にロードされたかどうかのエラー
チェックを実行する。
ているエラーチェック要否通知手段6は、エラーチェッ
ク要否判定手段4に対してエラーチェックが必要かどう
かの指示を通知する。エラーチェック間隔設定手段7
は、ブート回数が一定回数に達したときだけエラーチェ
ック要否通知手段6に対してエラーチェックが必要であ
ることをエラーチェック要否判定手段4に通知させるよ
うにする。
ーチェック要否通知手段6およびエラーチェック間隔設
定手段7は、電源が遮断されないブロック2に配置され
ていて、通常、エラーチェック要否通知手段6は、エラ
ーチェック要否判定手段4に対してエラーチェックが不
要である旨を通知している。エラーチェック間隔設定手
段7は、間欠動作のブロック3に電源が投入される回数
をカウントしていて、電源が投入される回数、すなわ
ち、その結果生じるブート処理の回数が一定回数に達し
た場合に、エラーチェック要否通知手段6に対してエラ
ーチェックを行う設定に変更する。
れると、まず外部のメモリ手段からブート用プログラム
のデータがロードされる。このとき、エラーチェック要
否判定手段4は、エラーチェック要否通知手段6からエ
ラーチェックの要否が通知されているので、その通知内
容を判断する。ここで、エラーチェックが不要の場合、
ロードされたデータに対するエラーチェック処理が省略
される。
一定回数に達した場合には、エラーチェック間隔設定手
段7がエラーチェック要否通知手段6に対してエラーチ
ェックを行う設定に変更し、エラーチェック要否通知手
段6がエラーチェック要否判定手段4に通知しているの
で、エラーチェック要否判定手段4は、エラーチェック
が必要と判断する。この場合、外部のメモリ手段からブ
ート用プログラムのデータがロードされた後、そのデー
タに対してエラーチェックを行う。
ートの際に外部のメモリ手段からロードされたデータに
対してエラーチェックを行うか否かを制御できるように
したことにより、ブートする毎にロードされるデータの
エラーチェックを毎回実行することがなくなり、そのエ
ラーチェックにかかっていた時間の分だけ、間欠的に動
作している時間を短くすることができ、無駄なリーク電
流消費を抑えることができる。
れているブロック2が内蔵されている場合を例示してあ
るが、この部分の機能をこの半導体装置1の外部に設け
てもよい。この場合、半導体装置1は、エラーチェック
要否データを受ける入力端子を備え、この入力端子で受
けたエラーチェック要否データに基づきエラーチェック
要否判定手段4がエラーチェックの要否を判定すること
になる。
行う携帯電話用のLSIに適用した場合を例にして詳細
に説明する。図2は間欠受信動作に必要なシステムの要
部構成を示す図である。
ンブロック11と、間欠受信周期に合わせて電源がオン
・オフされる電源オン・オフブロック12とを備え、こ
の電源オン・オフブロック12には、音声などの信号を
変復調するモデム部やスクランブル処理および誤り訂正
処理を行うコーデック部を含むロジック13と、このロ
ジック13を制御するDSP14と、このLSI10の
全体を制御するCPU15と、DSP14およびLSI
10が接続された内部バス16とを有している。LSI
10の内部バス16は、外部のブート/退避用バス17
を介して外部ブート用メモリ18および外部退避用メモ
リ19に接続されている。
ート用メモリ18は、プログラムが格納され、外部退避
用メモリ19は、DSP14およびCPU15のプロセ
ッサが扱うデータが格納されているものである。
う場合、電源オン時に、DSP14およびCPU15が
処理していたデータは、電源オフ時に消えることにな
る。そこで、電源をオフするのに先立って、そのデータ
を外部退避用メモリ19に待避しておくことになる。間
欠受信のために、電源オン・オフブロック12が再度、
電源オンにされると、外部ブート用メモリ18に格納さ
れていたプログラムおよび外部退避用メモリ19に待避
されていたデータがDSP14およびCPU15用のメ
モリにロードされる。このとき、ロードされたプログラ
ムは、チェックサムと呼ばれるエラー検出が実行され、
プログラムが正常に読み込まれたかどうかがチェックさ
れる。本発明では、このチェックサムは、ブート時に毎
回行うのではなく、必要に応じて実行するようにしてい
る。
いかの制御について説明する。図3はチェックサム制御
の構成を示す図である。LSI10の電源がオン・オフ
しない電源オンブロック11には、チェックサム制御レ
ジスタ20が設けられている。このチェックサム制御レ
ジスタ20は、チェックサムを行うか行わないかの制御
をフラグビットで保持しており、ここでは、そのフラグ
ビットが、”0”の時は、チェックサムを行い、”1”
の時はチェックサムを行わないと定義するものとする。
DSP14には、チェックサム制御ポート21が設けら
れ、チェックサム制御レジスタ20とチェックサム制御
ポート21とは、信号線22によって接続されている。
なお、チェックサム制御レジスタ20は、LSI10の
外部のバス経由や内部CPUから制御される。ここで、
DSP14およびチェックサム制御ポート21が図1の
エラーチェック要否判定手段4を構成し、DSP14が
エラーチェック実行手段5を構成し、チェックサム制御
レジスタ20がエラーチェック要否通知手段6を構成し
ている。
によって通知されたフラグビットに基づいて行なわれる
ブート処理について説明する。図4はブートプログラム
の処理シーケンスを示すフローチャートである。
オフブロック12のDSP14の電源がオンされると、
DSP14は、外部ブート用メモリ18からプログラム
をメモリ23にロードする(ステップS1)。プログラ
ムのロードが終了した時点で、チェックサム制御レジス
タ20に接続されているチェックサム制御ポート21の
ポート値を参照し、チェックサムフラグが”0”である
かどうかを判断する(ステップS2)。ここで、チェッ
クサムフラグが”0”であれば、チェックサムを実行し
て(ステップS3)、ブート処理を終了する。もし、チ
ェックサムフラグが”1”であれば、そのままブート処
理を終了するように制御される。
間を示す図である。ブート処理時にチェックサムを実行
した場合、プログラムをロードする時間と、チェックサ
ムの実行時間と、間欠受信処理の時間との和が間欠受信
周期の中で、電源がオンされている時間となる。一方、
チェックサムを省略した場合は、チェックサムの実行時
間だけ、間欠受信周期の中で、電源がオンされている時
間を短くすることができる。電源オン時間が短くなった
分、リーク電流による電力消費が減り、待ち受け時間お
よび連続通話時間を長くすることができる。
信頼性を確保する上で、まったくなくすことはできな
い。そこで、好ましくは、チェックサムを定期的に行う
制御をすることにより、システムの信頼性を維持するこ
とは可能である。
示す図である。チェックサム制御レジスタ20は、フラ
グビットFLAGとチェックサム実行間隔回数を指定す
るフィールドCT5〜CT0から構成される。システム
の信頼性向上のため、チェックサム実行間隔回数を指定
するフィールドCT5〜CT0に指定された回数に1
回、強制的にチェックサムを行わせるように制御され
る。たとえば、チェックサム実行間隔回数指定を20に
設定した場合、間欠受信時に電源オン・オフブロック1
2が電源オンされてブート処理が行われるが、そのブー
ト処理の回数が20に達したら、強制的にチェックサム
まで行うように制御される。なお、チェックサム制御レ
ジスタ20のフィールドCT5〜CT0が図1のエラー
チェック間隔設定手段7を構成している。
せるブートプログラムの処理シーケンスを示すフローチ
ャートである。まず、間欠受信処理のために、電源オン
・オフブロック12のDSP14の電源がオンされる
と、DSP14は、外部ブート用メモリ18からプログ
ラムをメモリ23にロードする(ステップS11)。プ
ログラムのロードが終了した時点で、チェックサム制御
レジスタ20に接続されているチェックサム制御ポート
21のポート値を参照し、チェックサムフラグが”0”
であるかどうかを判断する(ステップS12)。ここ
で、チェックサムフラグが”0”であれば、チェックサ
ムを実行して(ステップS13)、ブート処理を終了す
る。もし、チェックサムフラグが”1”であれば、ブー
ト処理の回数がチェックサム実行間隔回数に達したかど
うかが判断される(ステップS14)。ブート処理の回
数がチェックサム実行間隔回数に達していれば、強制的
にチェックサムを実行して(ステップS13)、ブート
処理を終了する。もし、ブート処理の回数がチェックサ
ム実行間隔回数に達していなければ、そのままブート処
理を終了する。
ムのロードについて、ロード時間をさらに短縮すること
が可能であり、次に、そのロード時間短縮方法について
説明する。
た例を示す図である。プログラムを格納している外部ブ
ート用メモリ18は、間欠受信プログラム領域18aと
その他プログラム領域18bとに分けられており、間欠
受信プログラム領域18aには、間欠受信処理に必要な
プログラムだけが格納され、その他プログラム領域18
bには、その他の通話処理などのプログラムが格納され
る。
ログラム領域18aから間欠受信処理に必要なプログラ
ムだけをロードすればよいので、すべてのプログラムを
ロードする場合に比較して、間欠受信周期の中で、電源
がオンされている時間を短くすることができ、その分、
リーク電流による電力消費が減るので、バッテリの寿命
を伸ばすことができる。
プログラムは、間欠受信処理の結果、着信があった場合
に追加ロードされることになる。図9は分割されたブー
トプログラムの処理シーケンスを示すフローチャートで
ある。
オフブロック12のDSP14の電源がオンされると、
DSP14は、外部ブート用メモリ18の間欠受信プロ
グラム領域18aから間欠受信用プログラムをロードす
る(ステップS21)。次に、間欠受信用プログラムの
ロードが終了後に行なわれるチェックサムでエラーがな
かったかどうかが判断される(ステップS22)。も
し、エラーがあった場合には、ステップS21に戻って
間欠受信用プログラムを再ロードする。チェックサムで
エラーがなかった場合(あるいは、チェックサムが省略
された場合)には、間欠受信処理に進む(ステップS2
3)。次に、間欠受信処理の結果、自群着信があったか
どうかが判断される(ステップS24)。
ト用メモリ18のその他プログラム領域18bからその
他のプログラムをロードする(ステップS25)。次
に、その他のプログラムのロードが終了後に行なわれる
チェックサムでエラーがなかったかどうかが判断され
(ステップS26)、もし、エラーがあった場合には、
ステップS25に戻ってその他プログラムを再ロードす
る。チェックサムでエラーがなかった場合(あるいは、
チェックサムが省略された場合)には、自群着信処理に
進む(ステップS27)。この自群着信処理において、
メッセージの解読が正常であったかどうかが判断される
(ステップS28)。ここで、メッセージの解読が正常
であった場合には、着信処理に進み(ステップS2
9)、もし、メッセージの解読が異常であった場合に
は、エラー処理に進む(ステップS30)。
なかった場合には、DSP14およびCPU15が処理
していたデータを外部退避用メモリ19にセーブして
(ステップS31)、電源をオフする。
省略して消費電力を削減することが可能となる。仮に、
チェックサムを実行しない場合にチェックサムエラーが
発生したとしても、メッセージを解読した時点でエラー
を検出できるため、動作に致命的な支障は起きない。ま
た、ブート時にチェックサムエラーが発生する頻度は、
ハードウエア的な故障以外考えにくいため、問題になら
ない。
的に繰り返し行われる間欠動作のブロックを有する半導
体装置において、電源投入時に行われるブート処理にて
外部メモリ手段からロードされるブート用データに対し
てエラーチェックを行うか否かを判定するエラーチェッ
ク要否判定手段と、前記エラーチェック要否判定手段に
てエラーチェックが必要と判定された場合に前記ブート
用データのエラーチェックを行うエラーチェック実行手
段と、を備えていることを特徴とする半導体装置。
うか否かを指示するエラーチェック要否データを受ける
入力端子を備え、前記エラーチェック要否判定手段は、
外部から通知される前記エラーチェック要否データに基
づきエラーチェックの要否を判定することを特徴とする
付記1記載の半導体装置。
するエラーチェック要否データを前記エラーチェック要
否判定手段に通知するエラーチェック要否通知手段を備
えていることを特徴とする付記1記載の半導体装置。
手段は、電源が遮断されないブロックに配置されている
ことを特徴とする付記3記載の半導体装置。 (付記5) 前記エラーチェック要否通知手段は、エラ
ーチェックの要否を表すフラグビットを格納する制御レ
ジスタであることを特徴とする付記3記載の半導体装
置。
たときだけ前記エラーチェック要否通知手段が通知する
エラーチェック要否データを強制的にエラーチェック要
データにするエラーチェック間隔設定手段を備えている
ことを特徴とする付記3記載の半導体装置。
手段は、電源が遮断されないブロックに配置されている
ことを特徴とする付記6記載の半導体装置。 (付記8) 前記エラーチェック間隔設定手段は、エラ
ーチェックを行う周期の前記ブート回数を任意に設定で
きるようにしたことを特徴とする付記6記載の半導体装
置。
信時以外の期間、間欠受信制御処理に不要なブロックの
電源を遮断するようにした携帯端末装置において、前記
間欠受信の電源投入時に行われるブート処理にて電源が
遮断されないメモリ手段からロードされるブート用デー
タに対してエラーチェックを行うか否かを判定するエラ
ーチェック要否判定手段と、前記エラーチェック要否判
定手段にてエラーチェックが必要と判定された場合に前
記ブート用データのエラーチェックを行うエラーチェッ
ク実行手段と、エラーチェックの要否を前記エラーチェ
ック要否判定手段に通知するエラーチェック要否通知手
段と、ブート回数が一定回数に達したとき強制的にエラ
ーチェックを行うように前記エラーチェック要否通知手
段に通知させるエラーチェック間隔設定手段と、を備え
ていることを特徴とする携帯端末装置。
知手段および前記エラーチェック間隔設定手段は、電源
が遮断されないブロックに配置されていることを特徴と
する付記9記載の携帯端末装置。
定手段は、エラーチェックを行う周期の前記ブート回数
を任意に設定できるようにしたことを特徴とする付記9
記載の携帯端末装置。
態における間欠受信時以外の期間、間欠受信制御処理に
不要なブロックの電源を遮断するようにした間欠受信方
法において、間欠受信時に間欠受信制御処理に必要なブ
ロックの電源を投入し、外部のメモリ手段から前記間欠
受信制御処理に必要なプログラムだけをロードし、ブー
ト回数が一定回数に達したかどうかを判断し、前記ブー
ト回数が一定回数に達したときロードされた前記プログ
ラムに対してエラーチェックを行う、ようにしたことを
特徴とする間欠受信方法。
に、自群着信が発生した場合に前記メモリ手段から残り
のプログラムをロードするようにしたことを特徴とする
付記12記載の間欠受信方法。
時に外部メモリ手段からロードされるブート用データに
対してエラーチェックを行うか否かを判定するエラーチ
ェック要否判定手段を備え、このエラーチェック要否判
定手段の判定結果に従って、エラーチェックを行う構成
にした。このため、間欠動作ごとに行なわれるブート用
データに対するエラーチェックを省略することができ、
エラーチェックの処理時間を短縮することができる。す
なわち電源をオンしている時間を減少させることがで
き、リーク電流の消費を抑えることができる。
形態では、ブート時のプログラムのロードを間欠受信処
理に必要なプログラムだけにしたことで、プログラムの
ロード時間を短縮することができ、同様に、電源をオン
している時間を減少させて、リーク電流の消費を抑える
ことができる。
とができたので、バッテリの使用時間を長くすることが
でき、また、使用時間を同じにするなら容量の小さなバ
ッテリを使用できることから、携帯端末装置を小型・軽
量化することができる。
図である。
す図である。
ーチャートである。
である。
る。
プログラムの処理シーケンスを示すフローチャートであ
る。
図である。
を示すフローチャートである。
る図である。
Claims (10)
- 【請求項1】 電源投入と電源遮断とが周期的に繰り返
し行われる間欠動作のブロックを有する半導体装置にお
いて、 電源投入時に行われるブート処理にて外部メモリ手段か
らロードされるブート用データに対してエラーチェック
を行うか否かを判定するエラーチェック要否判定手段
と、 前記エラーチェック要否判定手段にてエラーチェックが
必要と判定された場合に前記ブート用データのエラーチ
ェックを行うエラーチェック実行手段と、 を備えていることを特徴とする半導体装置。 - 【請求項2】 外部からエラーチェックを行うか否かを
指示するエラーチェック要否データを受ける入力端子を
備え、前記エラーチェック要否判定手段は、外部から通
知される前記エラーチェック要否データに基づきエラー
チェックの要否を判定することを特徴とする請求項1記
載の半導体装置。 - 【請求項3】 エラーチェックの要否を指示するエラー
チェック要否データを前記エラーチェック要否判定手段
に通知するエラーチェック要否通知手段を備えているこ
とを特徴とする請求項1記載の半導体装置。 - 【請求項4】 前記エラーチェック要否通知手段は、エ
ラーチェックの要否を表すフラグビットを格納する制御
レジスタであることを特徴とする請求項3記載の半導体
装置。 - 【請求項5】 ブート回数が一定回数に達したときだけ
前記エラーチェック要否通知手段が通知するエラーチェ
ック要否データを強制的にエラーチェック要データにす
るエラーチェック間隔設定手段を備えていることを特徴
とする請求項3記載の半導体装置。 - 【請求項6】 前記エラーチェック間隔設定手段は、エ
ラーチェックを行う周期の前記ブート回数を任意に設定
できるようにしたことを特徴とする請求項5記載の半導
体装置。 - 【請求項7】 待ち受け状態における間欠受信時以外の
期間、間欠受信制御処理に不要なブロックの電源を遮断
するようにした携帯端末装置において、 前記間欠受信の電源投入時に行われるブート処理にて電
源が遮断されないメモリ手段からロードされるブート用
データに対してエラーチェックを行うか否かを判定する
エラーチェック要否判定手段と、 前記エラーチェック要否判定手段にてエラーチェックが
必要と判定された場合に前記ブート用データのエラーチ
ェックを行うエラーチェック実行手段と、 エラーチェックの要否を前記エラーチェック要否判定手
段に通知するエラーチェック要否通知手段と、 ブート回数が一定回数に達したとき強制的にエラーチェ
ックを行うように前記エラーチェック要否通知手段に通
知させるエラーチェック間隔設定手段と、 を備えていることを特徴とする携帯端末装置。 - 【請求項8】 前記エラーチェック間隔設定手段は、エ
ラーチェックを行う周期の前記ブート回数を任意に設定
できるようにしたことを特徴とする請求項7記載の携帯
端末装置。 - 【請求項9】 携帯端末装置の待ち受け状態における間
欠受信時以外の期間、間欠受信制御処理に不要なブロッ
クの電源を遮断するようにした間欠受信方法において、 間欠受信時に間欠受信制御処理に必要なブロックの電源
を投入し、 外部のメモリ手段から前記間欠受信制御処理に必要なプ
ログラムだけをロードし、 ブート回数が一定回数に達したかどうかを判断し、 前記ブート回数が一定回数に達したときロードされた前
記プログラムに対してエラーチェックを行う、 ようにしたことを特徴とする間欠受信方法。 - 【請求項10】 前記間欠受信制御処理時に、自群着信
が発生した場合に前記メモリ手段から残りのプログラム
をロードするようにしたことを特徴とする請求項9記載
の間欠受信方法。
Priority Applications (7)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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