JP2003181009A - パチンコ遊技機 - Google Patents

パチンコ遊技機

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JP2003181009A
JP2003181009A JP2001382094A JP2001382094A JP2003181009A JP 2003181009 A JP2003181009 A JP 2003181009A JP 2001382094 A JP2001382094 A JP 2001382094A JP 2001382094 A JP2001382094 A JP 2001382094A JP 2003181009 A JP2003181009 A JP 2003181009A
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Masafumi Mineno
雅史 峰野
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Maruhon Industry Co Ltd
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Maruhon Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 通常遊技状態にあって、遊技球が特定領域を
通過する前に、特別開放作動で供与される利得態様を予
告し得るようにしたパチンコ遊技機を提供する。 【解決手段】 特別開放作動の発生で供与される、予め
定められた利得内容の異なる複数の利得態様の中から何
れかを選定する利得選定手段と、異なる複数の予見動作
態様で作動制御される可動報知部材(誘導部材24)と
を設け、前記利得選定手段により選定される利得態様
を、始動領域3a,3bの球通過を駆動契機とする開閉
部材4,4の開放駆動により入賞口5,5から閉鎖作動
領域10内に流入した遊技球が特定領域21を通過する
前に、前記可動報知部材(誘導部材24)の予見動作態
様によって予告するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、入賞装置内の特定
領域を遊技球が通過すると、入賞口を開閉する開閉部材
が所定開放態様で開放駆動される特別開放作動を発生さ
せるパチンコ遊技機に関する。
【0002】
【従来の技術】入賞口を開閉する開閉部材を備え、かつ
該入賞口により外部と連通する閉鎖作動領域内に一般領
域と特定領域とを備えた入賞装置と、遊技球の通過によ
り前記開閉部材を開閉させる始動領域とを備えてなり、
該始動領域を遊技球が通過すると、開閉部材が一回若し
くは二回の瞬時的な往復開閉駆動を行ない、その開閉時
に入賞口から閉鎖作動領域内に流入した遊技球が特定領
域を通過した場合に、開閉部材が連続的な往復開閉駆動
を行なう大当りとしての特別開放作動を発生させるとと
もに、該特別開放作動中にあって、開閉部材の開放駆動
開始から、開閉部材の所定制限開閉回数の開閉満了、入
賞口からの規定個数の入賞満了、又は遊技球の特定領域
の通過の何れかの終了条件の成立を契機として開閉部材
の開放駆動が終了する開閉ラウンドを、特定領域の球通
過を条件として、所定回数継続するようにしたパチンコ
遊技機は、いわゆる第二種パチンコ遊技機として良く知
られている。
【0003】この種のパチンコ遊技機にあって、複数の
特別開放作動パターンを実行するようにした機種の場
合、特定領域の球通過率を高くして特別開放作動を発生
させ易くする一方で、特別開放作動で実行する開閉ラウ
ンドの継続可能回数を、例えば1回,7回,15回のように
複数設定し、これらを遊技球が特定領域を通過した時点
で選定して、その選定結果に基づいて遊技者に供与する
利得に差が生ずるようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
な異なる供与利得を設けたものにあっては、特定領域の
球通過を契機として実行される乱数抽選によって供与利
得を選定し、選定された利得としての開閉ラウンドの継
続可能回数を、特別開放作動の発生前に表示装置に表示
して遊技者に報知している。このため、特別開放作動で
の供与利得は遊技者が最も関心を持つものであるにも拘
わらず、遊技球が特定領域を通過するまでは全く報知さ
れず、遊技者は特別開放作動で供与される利得を前もっ
て知ることができないという問題点があった。また、上
記のように、特定領域の球通過を契機として供与利得が
選定されるため、遊技者は単に遊技球が特定領域を通過
するか否かに注目して遊技をしているに過ぎず、遊技の
興趣性が低いという問題点もあった。
【0005】本発明は、かかる従来の問題点を解消し得
るようにしたパチンコ遊技機を提供することを目的とす
るものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、入賞口を開閉
する開閉部材を備え、かつ該入賞口により外部と連通す
る閉鎖作動領域内に一般領域と特定領域とを備えた入賞
装置と、遊技球の通過により前記開閉部材を開閉させる
始動領域とを備えてなり、該始動領域の球通過を駆動契
機とする開閉部材の開放駆動により入賞口から閉鎖作動
領域内に流入した遊技球が特定領域を通過した場合に、
開閉部材が所定開放態様で開放駆動される特別開放作動
を発生させるとともに、該特別開放作動中にあって、開
閉部材の開放駆動開始から所定終了条件の成立を契機と
して開閉部材の開放駆動が終了する開閉ラウンドを、特
定領域の球通過を条件として、所定回数継続するように
したパチンコ遊技機において、特別開放作動の発生で供
与される、予め定められた利得内容の異なる複数の利得
態様の中から何れかを選定する利得選定手段と、異なる
複数の予見動作態様で作動制御される可動報知部材とを
備えてなり、前記利得選定手段により選定される利得態
様を、始動領域の球通過を駆動契機とする開閉部材の開
放駆動により入賞口から閉鎖作動領域内に流入した遊技
球が特定領域を通過する前に、前記可動報知部材の予見
動作態様によって予告するようにしたことを特徴とする
パチンコ遊技機である。
【0007】かかる構成にあって、始動領域の球通過を
駆動契機とする開閉部材の開放駆動により入賞口から閉
鎖作動領域内に流入した遊技球が特定領域を通過する前
に、可動報知部材の予見動作態様によって、利得選定手
段で選定される利得態様が予告される。ここで、該予告
はその確実性を設定することが可能であり、特別開放作
動で実際に供与される利得態様を予告するようにしても
よいし、或いは供与される可能性が高い利得態様を予告
するようにしてもよい。これにより、遊技者は、その予
告に基づいて特別開放作動が発生した場合に供与される
利得態様を、遊技球が特定領域を通過する前に予想する
ことが可能となる。
【0008】また、入賞装置は遊技盤が具備する遊技装
置の中でも特別開放作動に関わる重要な遊技装置である
ため、最も見易い遊技盤の略中央部に配設されている。
従って、前記可動報知部材を、最も見易く注視される入
賞装置の閉鎖作動領域内に配設すれば、該閉鎖作動領域
内の動きに多彩な変化を生じさせることができるととも
に、遊技者は、特別開放作動発生の契機となる特定領域
の球通過のみでなく、可動報知部材の予見動作態様にも
注目して遊技を行うこととなるので、遊技の興趣性が向
上する。
【0009】前記構成にあって、予め定められた利得内
容の異なる複数の利得態様を、特別開放作動での異なる
開閉ラウンドの継続可能回数で定められる利得態様とす
る構成が提案される。このように、利得内容の異なる複
数の利得態様を、特別開放作動での異なる開閉ラウンド
の継続可能回数で定められる利得態様とすることによ
り、遊技者にとって、利得内容の違いが分かり易く、現
行の第二種パチンコ遊技機における異なる利得の供与形
態にも一致させることができるので好適である。
【0010】さらに、上述した可動報知部材の予見動作
態様による予告の確実性を設定する手段として、各予見
動作態様に、予め特定の利得態様を割り当てるようにす
る構成が提案される。かかる構成にあっては、特別開放
作動の発生時に必ず予告通りの利得態様が供与される。
これにより、特別開放作動の発生により実際に供与され
る利得態様を、前記可動報知部材の予見動作態様によっ
て、特定領域の球通過前に報知することができるので、
遊技者を一喜一憂させることができ、遊技者の射幸心を
刺激する興趣に富んだ遊技が提供される。
【0011】また、可動報知部材の予見動作態様による
予告の確実性を設定する他の手段として、各予見動作態
様に、特別開放作動の発生で供与される可能性が高い利
得態様を複数の利得態様の中から高比率で割り当てるよ
うにする構成が提案される。かかる構成にあっては、特
別開放作動の発生時に必ず予告通りの利得態様になると
は限らないものの、可動報知部材の予見動作態様によっ
て、特別開放作動での利得態様が高い確率で報知される
ので、上記と同様に、遊技者を一喜一憂させることがで
き、遊技者の射幸心を刺激する興趣に富んだ遊技が提供
される。また、可動報知部材の予見動作態様による予告
通りの利得態様となる場合と、予告とは異なる利得態様
となる場合とが生じるので、可動報知部材による演出効
果を高める上で好ましい報知形態が実現される。
【0012】ここで、上記のような、各予見動作態様
に、特別開放作動の発生で供与される可能性が高い利得
態様を複数の利得態様の中から高比率で割り当てるよう
にする構成にあって、異なる複数の予見動作態様の夫々
に、利得内容が異なる複数の利得態様が異なる割合で夫
々関連付けられた選定乱数テーブルから、特定の予見動
作態様を選定する動作選定手段を備えてなり、始動領域
の球通過を駆動契機とする開閉部材の開放駆動により入
賞口から閉鎖作動領域内に流入した遊技球の特定領域の
通過前に、動作選定手段により選定された可動報知部材
の予見動作態様を実行するようにしたり、異なる複数の
予見動作態様で作動制御される可動報知部材と、予め定
められた利得内容の異なる複数の利得態様の中から何れ
かを選定する利得選定手段と、該利得選定手段で選定さ
れる利得態様に従って、予見動作態様の選定割合の異な
る複数の選定乱数テーブルから、特定の選定乱数テーブ
ルを指定する関連付け手段と、指定された選定乱数テー
ブルから特定の予見動作態様を選定する動作選定手段と
を備えてなり、始動領域の球通過を駆動契機とする開閉
部材の開放駆動により入賞口から閉鎖作動領域内に流入
した遊技球の特定領域の通過前に、動作選定手段により
選定された可動報知部材の予見動作態様を実行するよう
にしたり、或いは、異なる複数の予見動作態様で作動制
御される可動報知部材と、該可動報知部材の予見動作態
様を選定する動作選定手段と、該動作選定手段で選定さ
れる予見動作態様に従って、利得態様の選定割合の異な
る複数の選定乱数テーブルから、特定の選定乱数テーブ
ルを指定する関連付け手段と、指定された選定乱数テー
ブルから特定の利得態様を選定する利得選定手段とを備
えてなり、始動領域の球通過を駆動契機とする開閉部材
の開放駆動により入賞口から閉鎖作動領域内に流入した
遊技球の特定領域の通過前に、動作選定手段により選定
された可動報知部材の予見動作態様を実行するようにし
た構成が好適な実施態様として提案される。これらの構
成によって、各予見動作態様に、特別開放作動の発生で
供与される可能性が高い利得態様を複数の利得態様の中
から高比率で割り当てることが可能となる。
【0013】さらに、上記構成にあって、始動領域の球
通過、又は該始動領域の球通過を駆動契機とする開閉部
材の開放駆動による入賞口からの閉鎖作動領域内への球
流入を契機として、利得態様及び予見動作態様を選定さ
せるようにすれば、遊技球を利得態様及び予見動作態様
の選定に関与させることができるとともに、特定領域の
球通過前に、その選定された予見動作態様で可動報知部
材を駆動制御することができる。
【0014】また、上記構成にあって、始動領域の球通
過、又は該始動領域の球通過を駆動契機とする開閉部材
の開放駆動による入賞口からの閉鎖作動領域内への球流
入を契機として、動作選定手段により可動報知部材の予
見動作態様を選定し、その選定した予見動作態様を実行
するとともに、始動領域の球通過を駆動契機とする開閉
部材の開放駆動により入賞口から閉鎖作動領域内に流入
した遊技球の特定領域の通過を契機として、選定されて
いる前記予見動作態様に従って、利得選定手段により特
定の利得態様を選定させるようにしてもよい。かかる構
成にあっては、上記と同様に、遊技球を利得態様及び予
見動作態様の選定に関与させることができるとともに、
特定領域の球通過前に、その選定された予見動作態様で
可動報知部材を駆動制御することができる。さらに、特
定領域を遊技球が通過しなかった場合には利得態様が選
定されないため、その作動制御処理が簡単となる利点も
ある。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明の第一実施例を、添付図面
に基づいて説明する。図1は、第二種パチンコ遊技機と
して構成されたパチンコ遊技機の遊技盤1を示す正面図
であって、該遊技盤1には、その略中央部に入賞装置2
が配設されており、また、該入賞装置2の下方には、始
動領域3aを中央に位置させてその両側に始動領域3
b,3bが横一列状に配設されている。
【0016】前記始動領域3aは、遊技球の通過により
球検知信号を送出する始動スイッチS1(図8参照)を
備えており、該始動スイッチS1 から球検知信号が送出
されると、所定個数(例えば15個)の賞球が払い出され
るとともに、後述する入賞装置2の開閉部材4,4が開
閉駆動され、入賞口5,5の所定時間(例えば0.8秒
間)の開放が 2回行われる。また、始動領域3b,3b
は、遊技球の通過により球検知信号を送出する始動スイ
ッチS2(図8参照)を夫々備えており、該始動スイッ
チS2 から球検知信号が送出されると、所定個数(例え
ば15個)の賞球が払い出されるとともに、開閉部材4,
4が開閉駆動されて、入賞口5,5の所定時間(例えば
0.5秒間)の開放が 1回行われる。
【0017】その他、遊技盤1には、種々の一般入賞口
6a,6b,風車7a,7b等の遊技装置や、コーナー
ランプ8a,サイドランプ8b,センターケースランプ
8c等の電飾装置が所定位置に配設されている。また、
入賞装置2の上部には、ドットマトリックス表示器等の
表示装置23が配設されており、該表示装置23には、
後述する特別開放作動での異なる開閉ラウンドの継続可
能回数やその他の所要情報が表示される。
【0018】前記入賞装置2には、図2,図3に示すよ
うに、外郭を構成するセンターケース9の略中央位置
に、矩形状に開口された奥に深い閉鎖作動領域10が形
成されている。該閉鎖作動領域10は、左右両側にセン
ターケースランプ8cを兼ねた側壁部11,11を備
え、かつ上部及び下部に天蓋部14と底壁部13とを備
えている。また、天蓋部14と底壁部13間の中段位置
には棚壁部12が配設されており、該棚壁部12と天蓋
部14間の左右両側に閉鎖作動領域10を外部と連通さ
せる入賞口5,5が設けられている。該入賞口5,5に
は、駆動軸15,15により下端部が軸支された翼片か
らなる開閉部材4,4が配設されており、該開閉部材
4,4を駆動軸15,15に連繋した図示しない入賞口
開閉ソレノイド32(図8参照)等からなる駆動手段に
よって往復回動駆動することにより、略起立状態で入賞
口5,5を塞ぐ閉鎖位置と、図2に示すように略倒ハ字
形に外側方に拡開して入賞口5,5を開放する開放位置
とに変換制御し得るようになっている。
【0019】前記棚壁部12の上面は、半球状の複数の
小突起17を備え、かつ適宜の勾配で後方傾斜した傾斜
案内面12aとなっており、入賞口5,5から流入して
該傾斜案内面12a上に落下した遊技球を、前記小突起
17によって方向を変えて後方に流下させ得るようにな
っている。該棚壁部12の後方には、遊技球が通過する
三つの検知領域16a,16b,16cが横一列状に区
画形成されており、各検知領域16a,16b,16c
には閉鎖作動領域10内へ流入した遊技球を検知する流
入検知スイッチS3(図8参照)が夫々配設されてい
る。尚、該流入検知スイッチS3 は、後述する大当りと
しての特別開放作動時における開閉ラウンド中に、入賞
口5,5から閉鎖作動領域10に流入した入賞球を検知
するカウントスイッチとしての機能も備えている。
【0020】前記検知領域16a,16b,16cの何
れかに流入した遊技球は、図示しない球通路を流下し
て、閉鎖作動領域10の後壁部19に開口された球出口
20から閉鎖作動領域10の底壁部13上に放出され
る。ここで、閉鎖作動領域10の底壁部13の上面は適
宜の勾配で前方傾斜しており、前記球出口20から放出
された遊技球を前方に流下させ得るようになっている。
底壁部13の前縁部には、図3に示すように、中央に特
定領域21が、また、その左右両側に一般領域22a,
22bが区画形成されている。特定領域21は、遊技球
の通過により球検知信号を送出する特定領域スイッチS
4(図8参照)を備えており、該特定領域スイッチS4
から球検知信号が送出されると、所定個数(例えば15
個)の賞球が払い出されるとともに、開閉部材4,4が
所定開放態様で開放駆動される大当りとしての特別開放
作動が実行され、また、該特別開放作動中にあっては、
所定回数を上限とする開閉ラウンドを継続させるように
なっている。一方、一般領域22a,22bは一般領域
スイッチS5(図8参照)を夫々備えており、遊技球の
通過により各一般領域スイッチS5 から球検知信号が送
出されると、所定個数(例えば15個)の賞球が払い出さ
れる。
【0021】前記閉鎖作動領域10の底壁部13上に
は、特定領域21に至る遊技球の流下路内に位置させ
て、重量挙げの人形を模した誘導部材24が配設されて
おり、該人形の股の間に遊技球を後方から前方に通過さ
せ得る誘導路25が形成されている。該誘導部材24
は、図4に示すように、下部に配設された駆動モータ2
6により、通常は5秒で一回転する一定速度で一方向に
回転駆動されている。そして、その回転過程において、
図5イに示すように、人形が正面(又は背面)を向いた
状態であると、遊技球が誘導路25を通って、概ね特定
領域21に流入し、また、図5ロに示すように、人形が
側面を向いた状態であると、遊技球が人形の足によって
直進を阻止され、左右に迂回して概ね一般領域22a,
22bの何れかに流入することとなる。これにより、遊
技球の特定領域21の通過を容易とする状態と、困難と
する状態とが交互に生じるようになっている。また、該
誘導部材24によって、後述する予見動作態様で利得態
様を予告する可動報知部材が構成されている。
【0022】また、図6イ,ロに示すように、誘導部材
24と特定領域21との間には、遊技球の保持部材27
が底壁部13から出没するように配設されている。該保
持部材27は、図7イ,ロに示すように、リンク機構2
8を介して昇降駆動ソレノイド29のプランジャ30に
連繋されており、該昇降駆動ソレノイド29のON状態
でプランジャ30が下方に進出作動すると、図7イに示
すように、支軸31を支点として回動するリンク機構2
8を介して保持部材27が上昇し、また、昇降駆動ソレ
ノイド29のOFF状態でプランジャ30が上方に後退
作動すると、図7ロに示すように、支軸31を支点とし
て回動するリンク機構28を介して保持部材27が降下
するようになっている。ここで、該保持部材27の昇降
駆動は、大当りとしての特別開放作動中に実行され、通
常遊技時には、保持部材27が底壁部13の上面と略面
一となる状態で底壁部13の下部に収納されている。
【0023】上述のパチンコ遊技機の作動制御を、図8
に示す制御回路に基づいて説明する。主制御基板60に
は、パチンコ遊技機の遊技作動等を制御するための基板
回路が設けられており、この基板回路上には主制御用中
央制御装置CPUが配設されている。この主制御用中央
制御装置CPUは、遊技に関する統括的な制御を処理実
行するものであって、該主制御用中央制御装置CPUに
は、演算処理に用いる動作プログラムを格納する記憶装
置ROMと、必要なデータを随時読み書き可能な記憶装
置RAMとが、データを読み書きするアドレスを指定す
る情報を一方的に伝えるアドレスバス(図示省略)と、
データのやり取りを行なうデータバス(図示省略)を介
して接続され、該主制御基板60の基板回路を構成して
いる。前記記憶装置ROMには、制御プログラム、特別
開放作動での異なる開閉ラウンドの継続可能回数パター
ン、可動報知部材の異なる複数の予見動作態様からなる
予見動作パターン、選定乱数テーブル等の固定データが
記憶されている。また、選定乱数テーブルには、利得選
択乱数Rが格納され、さらに後述する第二実施例,第三
実施例,第四実施例及びその変形実施例にあっては、利
得選択乱数Rとともに可動報知部材の予見動作選択乱数
Kが格納されている。また、記憶装置RAMには、前記
利得選択乱数R,予見動作選択乱数Kから選出される乱
数値や、始動スイッチS1 ,S2 、流入検知スイッチ
(カウントスイッチ)S3 、特定領域スイッチS4 及び
一般領域スイッチS5 から送出された球検知信号等の情
報が一時的に記憶される記憶エリア、ソフトタイマを構
成するレジスタ領域及びワークエリア等が設けられてい
る。
【0024】この主制御基板60の基板回路には、所定
のクロックパルスを出力するクロック装置(図示省略)
が設けられ、主制御用中央制御装置CPUに接続されて
いる。そして主制御用中央制御装置CPUは一定間隔の
クロックパルスによって、時系列的に演算処理を行い、
一連の処理作動を順次実行する。また、このクロック装
置により出力されたクロックパルスをカウントして、時
間を計測するタイマーも接続されている。
【0025】また、この主制御基板60の基板回路に
は、主制御用中央制御装置CPUが周辺機器とデータ通
信を行う入力ポート(図示省略)及び出力ポート(図示
省略)が設けられている。該入力ポートには、盤面中継
基板61を介して上述した始動スイッチS1 ,S2 、流
入検知スイッチ(カウントスイッチ)S3 、特定領域ス
イッチS4 及び一般領域スイッチS5 が接続されてお
り、主制御基板60が2ms毎に各スイッチS1 〜S5
の遊技球検出状態を調べ、遊技球検出があるとその信号
が波形整形回路により波形整形されて主制御用中央制御
装置CPUに入力され、その情報が記憶装置RAMに記
憶される。一方、主制御基板60の出力ポートには、盤
面中継基板61を介して入賞口開閉ソレノイド32、誘
導部材24の駆動モータ26、保持部材27の昇降駆動
ソレノイド29、ラウンド回数等の表示装置23等が接
続されており、これらが主制御用中央制御装置CPUの
制御指令信号に従って作動される。また、主制御基板6
0の出力ポートを介して主制御用中央制御装置CPUの
制御指令信号が、音源制御基板63、光源制御基板6
4、及び払出制御基板65の各入力ポートに向けて一方
向に発信されるようになっている。
【0026】ここで、主制御用中央制御装置CPU及び
上記各制御基板63,64,65に設置されている各中
央制御装置CPUは、所定のデータの処理を行う演算ユ
ニット(ALU)を連成した演算装置と、この演算装置
に入出力するデータや読み込んだ命令を保管しておくレ
ジスタと、命令を解読するデコーダ等によって構成され
ている。尚、該演算ユニットの連成数によって、中央制
御装置CPUの演算処理能力が決まる。そして、主制御
用中央制御装置CPUは、所定の形式で生成した制御指
令信号を各制御基板63,64,65に夫々送信し、各
制御基板63,64,65の中央制御装置CPUが該制
御指令信号に従って所定の制御を処理実行することとな
る。
【0027】上記音源制御基板63には、スピーカから
発生する効果音等を制御するための基板回路が設けられ
ている。この基板回路は、音響を制御する音源制御用中
央制御装置CPUに、動作プログラムや音響発生パター
ン等の固定データが記憶されている記憶装置ROMと、
必要なデータを読み書きする記憶装置RAMと、入力ポ
ート及び出力ポートとを備えてなる。この音源制御基板
63は、上記の主制御基板60より入力ポートを介して
受信した制御指令信号を音源制御用中央制御装置CPU
で演算処理し、所定の音データを出力ポートを介してサ
ウンドジェネレータに送信して、スピーカから所定の効
果音を出力させる。また、前記記憶装置ROMには、可
動報知部材の異なる複数の予見動作態様に夫々対応する
複数の音響発生パターンが記憶されており、特定の予見
動作態様の実行に伴って所定の効果音が出力される。
【0028】また、上記光源制御基板64には、コーナ
ーランプ8a,サイドランプ8b,センターケースラン
プ8c等の電飾装置、及びパチンコ遊技機が具備するそ
の他の発光ダイオードや装飾ランプ等の電飾装置を制御
するための基板回路が設けられている。この基板回路
は、電飾装置の点灯,点滅等を制御する光源制御用中央
制御装置CPUに、動作プログラムや、電飾パターン等
の固定データが記憶されている記憶装置ROMと、必要
なデータを読み書きする記憶装置RAMと、入力ポート
及び出力ポートとを備えてなる。この光源制御基板64
は、光源制御用中央制御装置CPUで、上記の主制御基
板60から入力ポートを介して受信した制御指令信号を
演算処理し、所定の光データを出力ポートを介して、発
光ダイオードや装飾ランプ等を発光作動するドライバを
配した光源作動基板に送信し、所定の発光ダイオードや
装飾ランプ等を所定の演出態様で点灯,点滅させる。ま
た、前記記憶装置ROMには、可動報知部材の異なる複
数の予見動作態様に夫々対応する複数の電飾パターンが
記憶されており、特定の予見動作態様の実行に伴ってコ
ーナーランプ8a,サイドランプ8b,センターケース
ランプ8c等の電飾装置が所定の電飾パターンで点灯,
点滅される。
【0029】さらに、上記払出制御基板65には、遊技
球の貸球や賞球等を制御するための基板回路が設けられ
ている。この基板回路は、賞球ユニットや貸球ユニット
等に内蔵されている各種ソレノイドを作動して、所定の
賞球や貸球の供給を制御する払出制御用中央制御装置C
PUに、動作プログラム、賞球や貸球の球数パターン等
の固定データが記憶されている記憶装置ROMと、球数
カウントデータ等の必要なデータを読み書きする記憶装
置RAMと、入力ポート及び出力ポートとを備えてな
る。この払出制御基板65は、主制御基板60から受信
した制御指令信号に従い、払出制御用中央制御装置CP
Uで演算処理し、所定のデータを出力ポートを介して払
出中継基板に送信し、このデータにより賞球ユニットや
貸球ユニット内の各種ソレノイドを作動させて、所定の
賞球や貸球の払い出しを実行する。また、払出制御基板
65には、プリペイド金額を記憶したプリペイドカード
の読み書きを行うプリペイドカードユニットが、該プリ
ペイドカードのデータ処理を中継するCR接続基板を介
して接続されており、該プリペイドカードユニットと払
出制御基板65との間でプリペイド金額の残額データ等
が送受される。
【0030】次に、図8に示した制御回路の作動制御に
よるパチンコ遊技機の作動について説明する。遊技球が
図示しない発射装置から遊技盤1に打ち出され、この遊
技球が始動領域3a,3b,3bの何れかを通過する
と、入賞装置2の開閉部材4,4が瞬時的に 1回または
2回開閉駆動される。即ち、始動領域3aを遊技球が通
過した場合には、始動スイッチS1 から送出される球検
知信号に基づいて入賞口開閉ソレノイド32が作動し
て、開閉部材4,4が所定時間(例えば0.8秒間)、 2
回開放駆動される。また、始動領域3b,3bの何れか
を遊技球が通過した場合には、始動スイッチS2 から送
出される球検知信号に基づいて入賞口開閉ソレノイド3
2が作動して、開閉部材4,4が所定時間(例えば0.5
秒間)に亘って 1回開放駆動される。そして、この開閉
部材4,4の開放駆動中に、遊技球が入賞口5,5から
閉鎖作動領域10内に流入すると、該遊技球は、棚壁部
12の傾斜案内面12a上に落下し、検知領域16a,
16b,16cの何れかを通過して、閉鎖作動領域10
の後壁部19の球出口20から底壁部13上に放出さ
れ、一方向に回転駆動されている誘導部材24の障害を
経て、特定領域21及び一般領域22a,22bの何れ
かに流入する。ここで、遊技球が特定領域21に流入す
ると、特定領域スイッチS4 により特定領域21の球通
過が検知され、その球検知信号に基づいて開閉部材4,
4が所定開放態様で開放駆動される大当りとしての特別
開放作動が実行される。
【0031】この特別開放作動により、入賞口開閉ソレ
ノイド32が作動して、開閉部材4,4を所定制限開閉
回数(例えば18回)開閉させ、かつ一回の開閉毎に所定
時間(例えば0.8 秒間)の開放状態を生じさせる開閉ラ
ウンドが開始される。
【0032】一回の開閉ラウンドは、所定制限開閉回数
(例えば18回)の開閉が満了するか、該所定制限開閉回
数内でカウントスイッチを兼ねた流入検知スイッチS3
により規定個数(例えば10個)の遊技球の入賞検知がな
されるか、またはその入賞した遊技球が特定領域21の
特定領域スイッチS4 を通過するかの何れかによる所定
終了条件の成立を契機として終了する。そして、この開
閉ラウンド中または開閉ラウンド終了後の所定有効時間
(例えば2.3秒間)内に、特定領域スイッチS4によって
特定領域21の球通過が検知されると、次の開閉ラウン
ドへ進む条件が充足され、開閉ラウンドが再開される。
この開閉ラウンドが、後述するように、利得選定手段で
選定される利得態様としての継続可能回数(例えば1
回,7回,15回)を上限として継続されると、特別開放
作動が終了する。尚、この特別開放作動中にあって、特
定領域21または一般領域22a,22bの球通過によ
り、特定領域スイッチS4 または一般領域スイッチS5
から球検知信号が送出される度に所定個数(例えば15
個)の賞球が払い出される。
【0033】また、前記開閉ラウンド中にあっては、図
6イに示すように、誘導部材24の回転駆動が停止され
て、人形が正面を向いた状態で静止するとともに、保持
部材27が上昇駆動されて、底壁部13から突き出た状
態となる。これにより、入賞口5,5から流入して、球
出口20から底壁部13上に放出される遊技球は、ま
ず、誘導部材24の誘導路25を通過して保持部材27
で保持され、次の遊技球は誘導路25内に保持される。
それ以降に球出口20から放出される遊技球は、誘導部
材24を左右に迂回して一般領域22a,22bの何れ
かに流入する。そして、上述した所定終了条件の成立を
契機として開閉ラウンドが終了すると、図7ロに示すよ
うに、保持部材27が降下駆動されて、底壁部13の上
面と略面一となり、保持されていた遊技球が特定領域2
1に流入することとなる。これにより、開閉ラウンドが
継続し易いようになっている。
【0034】次に本発明の要部について説明する。本発
明にかかるパチンコ遊技機は、特別開放作動の発生で供
与される、予め定められた利得内容の異なる複数の利得
態様の中から何れかを選定する利得選定手段と、異なる
複数の予見動作態様で作動制御される可動報知部材とを
備えてなり、前記利得選定手段により選定される利得態
様を、始動領域3a,3b,3bの球通過を駆動契機と
する開閉部材4,4の開放駆動により入賞口5,5から
閉鎖作動領域10内に流入した遊技球が特定領域21を
通過する前に、前記可動報知部材としての誘導部材24
の予見動作態様によって予告するようになっている。こ
こで、予め定められた利得内容の異なる複数の利得態様
は、特別開放作動での異なる開閉ラウンドの継続可能回
数で定められており、また、この第一実施例では、上記
各予見動作態様に予め特定の利得態様が割り当てられて
いる。
【0035】上述した主制御基板60の記憶装置ROM
には、利得内容の異なる複数の利得態様として、例えば
1回,7回,15回の三パターンからなる開閉ラウンドの
継続可能回数パターンが予め記憶されており、これらの
中から何れかが、主制御基板60の記憶装置ROMに格
納されている利得選択乱数Rの抽選による利得選定手段
で選定される。ここで、該利得選択乱数Rの抽選は、始
動領域3a,3b,3bの何れかを遊技球が通過するこ
とにより、始動スイッチS1 または始動スイッチS2 ,
S2 から送出される球検知信号が、主制御基板60の主
制御用中央制御装置CPUに入力されることを契機とし
て、該主制御用中央制御装置CPUで実行される。該利
得選択乱数Rは0〜8の9コマからなり、図9に示すよ
うに、R=0〜2で継続可能ラウンド数 1回,R=3〜
5で継続可能ラウンド数 7回,R=6〜8で継続可能ラ
ウンド数15回の利得態様が夫々選定される。尚、このよ
うに、利得選択乱数Rに各継続可能ラウンド数を均等の
比率(1/3)で振り分ける場合には、利得選択乱数R
を0〜2の3コマとしてもよい。また、利得選択乱数R
に各継続可能ラウンド数を異なる比率で振り分けるよう
にすることも可能である。
【0036】また、各利得態様は、可動報知部材として
の誘導部材24の異なる予見動作態様に夫々割り当てら
れている。即ち、主制御基板60の記憶装置ROMに
は、可動報知部材の予見動作態様として、例えば誘導部
材24の回転状態に変化が生じない予見動作態様A(変
化なし),誘導部材24の回転方向が逆になる予見動作
態様B(逆回転),誘導部材24が正面を向いた位置で
左右に小刻みに揺れる予見動作態様C(左右揺れ)の三
パターンが予め記憶されており、予見動作態様A(変化
なし)は継続可能ラウンド数 1回の利得態様、予見動作
態様B(逆回転)は継続可能ラウンド数 7回の利得態
様、予見動作態様C(左右揺れ)は継続可能ラウンド数
15回の利得態様となっている。これにより、前記利得選
定手段で利得態様が選定されると、予見動作態様も同時
に選定されることとなる。
【0037】また、前記可動報知部材(誘導部材24)
の予見動作態様A,B,Cによる回転作動制御は、始動
領域3a,3b,3bの何れかを遊技球が通過してか
ら、該始動領域3a,3b,3bの球通過を駆動契機と
して開閉部材4,4が開放駆動されるまでの所定開放前
インターバル時間(例えば2.5秒間)行われ、該所定開
放前インターバル時間が経過すると、一定速度で一方向
に回転する通常回転に戻るようになっている。
【0038】かかる構成にあって、通常遊技時に、始動
領域3a,3b,3bの何れかの球通過を契機として、
例えば 1回,7回,15回の三パターンからなる開閉ラウ
ンドの継続可能回数の何れかが利得態様として選定され
る。そして、その選定された利得態様に対応する予見動
作態様で、可動報知部材としての誘導部材24が所定開
放前インターバル時間に作動制御される。ここで、予見
動作態様A(変化なし)が実行された場合には、特別開
放作動発生時における継続可能ラウンド数が 1回とな
り、予見動作態様B(逆回転)が実行された場合には、
継続可能ラウンド数が 7回となり、予見動作態様C(左
右揺れ)が実行された場合には、継続可能ラウンド数が
15回となる。そして、所定開放前インターバル時間が経
過すると、可動報知部材(誘導部材24)の予見動作態
様での作動制御が終了し、これと同期して作動制御され
る開閉部材4,4の開放駆動により入賞口5,5から閉
鎖作動領域10内に流入した遊技球が特定領域21を通
過すると、選定されている継続可能ラウンド数が表示装
置23に表示されるとともに、その継続可能ラウンド数
で特別開放作動が実行されることとなる。これにより、
特別開放作動の発生により実際に供与される利得態様
を、前記可動報知部材(誘導部材24)の予見動作態様
によって、特定領域21の球通過前に報知することがで
きるので、遊技者を一喜一憂させることができ、遊技者
の射幸心を刺激する興趣に富んだ遊技が提供される。
【0039】次に、本発明の第二実施例について説明す
る。この実施例は、上述した可動報知部材(誘導部材2
4)の各予見動作態様A,B,Cに、特別開放作動の発
生で供与される可能性が高い利得態様を複数の利得態様
(継続可能ラウンド数 1回,7回,15回)の中から高比
率で割り当てるようにしたものであり、この実施例で
は、異なる複数の予見動作態様の夫々に、利得内容が異
なる複数の利得態様が、異なる割合で夫々関連付けられ
た選定乱数テーブルから、特定の予見動作態様を選定す
る動作選定手段を設け、始動領域3a,3b,3bの球
通過を駆動契機とする開閉部材4,4の開放駆動により
入賞口5,5から閉鎖作動領域10内に流入した遊技球
の特定領域21の通過前に、前記動作選定手段により選
定された可動報知部材(誘導部材24)の予見動作態様
を実行するようにしている。
【0040】上述した主制御基板60の記憶装置ROM
には、図10に示すように、予見動作選択乱数Kに割り
付けられた異なる複数の予見動作態様A,B,Cの夫々
に、利得内容が異なる複数の利得態様(継続可能ラウン
ド数 1回,7回,15回)が、異なる割合で夫々関連付け
られた選定乱数テーブルが記憶されており、これらの中
から何れかの予見動作態様が、予見動作選択乱数Kの抽
選による動作選定手段で選定される。ここで、予見動作
選択乱数Kの抽選は、始動領域3a,3b,3bの何れ
かを遊技球が通過することにより、始動スイッチS1 ま
たは始動スイッチS2 ,S2 から送出される球検知信号
が、主制御基板60の主制御用中央制御装置CPUに入
力されることを契機として、該主制御用中央制御装置C
PUで実行される。前記予見動作選択乱数Kは0〜29
の30コマからなり、K=0〜11の12コマを予見動
作態様A(変化なし)とし、かつ該予見動作態様Aに対
して継続可能ラウンド数15回の利得態様が 1/12の比率
で、継続可能ラウンド数 7回の利得態様が 4/12の比率
で、継続可能ラウンド数 1回の利得態様が 7/12の比率
で夫々割り当てられている。また、K=12〜22の1
1コマを予見動作態様B(逆回転)とし、かつ該予見動
作態様Bに対して継続可能ラウンド数15回の利得態様が
3/11の比率で、継続可能ラウンド数 7回の利得態様が
5/11の比率で、継続可能ラウンド数 1回の利得態様が 3
/11の比率で夫々割り当てられている。また、K=23
〜29の7コマを予見動作態様C(左右揺れ)とし、か
つ該予見動作態様Cに対して継続可能ラウンド数15回の
利得態様が 6/7の比率で、継続可能ラウンド数 7回の利
得態様が 1/7の比率で夫々割り当てられている。これに
より、予見動作態様Aでは継続可能ラウンド数 1回の利
得態様となる可能性が最も高く、予見動作態様Bでは継
続可能ラウンド数 7回の利得態様となる可能性が最も高
く、予見動作態様Cでは継続可能ラウンド数15回の利得
態様となる可能性が最も高くなるように設定されてお
り、また、動作選定手段で予見動作態様A,B,Cの何
れかが選定されると、利得態様としての継続可能ラウン
ド数 1回,7回,15回の何れかが同時に選定されるよう
になっている。
【0041】かかる構成にあって、通常遊技時に、始動
領域3a,3b,3bの何れかの球通過を契機として、
動作選定手段によって可動報知部材(誘導部材24)の
予見動作態様A,B,Cの何れかが選定され、その選定
された予見動作態様で、可動報知部材(誘導部材24)
が所定開放前インターバル時間(例えば2.5秒間)に作
動制御される。ここで、予見動作態様A(変化なし)が
実行された場合には、特別開放作動発生時における継続
可能ラウンド数が 1回となる可能性が最も高く、予見動
作態様B(逆回転)が実行された場合には、継続可能ラ
ウンド数が 7回となる可能性が最も高く、予見動作態様
C(左右揺れ)が実行された場合には、継続可能ラウン
ド数が15回となる可能性が最も高いことになる。そし
て、所定開放前インターバル時間が経過すると、可動報
知部材(誘導部材24)の予見動作態様での作動制御が
終了し、これと同期して作動制御される開閉部材4,4
の開放駆動により入賞口5,5から閉鎖作動領域10内
に流入した遊技球が特定領域21を通過すると、選定さ
れている継続可能ラウンド数が表示装置23に表示され
るとともに、その継続可能ラウンド数で特別開放作動が
実行されることとなる。
【0042】そして、上記のように、特別開放作動の発
生時に必ず可動報知部材(誘導部材24)の予見動作態
様による予告通りの利得態様になるとは限らないもの
の、特定領域21の球通過前に可動報知部材(誘導部材
24)の予見動作態様によって、特別開放作動で供与す
る利得態様が高い確率で報知されるので、第一実施例と
同様に、遊技者を一喜一憂させることができ、遊技者の
射幸心を刺激する興趣に富んだ遊技が提供される。ま
た、可動報知部材(誘導部材24)の予見動作態様によ
る予告通りの利得態様となる場合と、予告とは異なる利
得態様となる場合とが生じるので、可動報知部材による
演出効果を高める上で好ましい報知形態が実現される。
【0043】尚、上記第二実施例では、異なる複数の予
見動作態様の夫々に、利得内容が異なる複数の利得態様
が、異なる割合で夫々関連付けられた選定乱数テーブル
から、特定の予見動作態様を選定する動作選定手段を設
けるようにしているが、これに代えて、利得内容が異な
る複数の利得態様の夫々に、異なる複数の予見動作態様
が、異なる割合で夫々関連付けられた選定乱数テーブル
から特定の利得態様を選定する利得選定手段を設け、始
動領域3a,3b,3bの球通過を駆動契機とする開閉
部材4,4の開放駆動により入賞口5,5から閉鎖作動
領域10内に流入した遊技球の特定領域21の通過前
に、利得選定手段により選定された特定の利得態様に関
連付けられている可動報知部材の予見動作態様を実行さ
せるようにすることも可能である。
【0044】次に、本発明の第三実施例について説明す
る。この実施例は、上記第二実施例と同様に、可動報知
部材(誘導部材24)の各予見動作態様A,B,Cに、
特別開放作動の発生で供与される可能性が高い利得態様
を複数の利得態様(継続可能ラウンド数 1回,7回,15
回)の中から高比率で割り当てるようにしたものであ
り、この実施例では、予め定められた利得内容の異なる
複数の利得態様の中から何れかを選定する利得選定手段
と、該利得選定手段で選定される利得態様に従って、予
見動作態様の選定割合の異なる複数の選定乱数テーブル
から、特定の選定乱数テーブルを指定する関連付け手段
と、指定された選定乱数テーブルから特定の予見動作態
様を選定する動作選定手段とを設け、始動領域3a,3
b,3bの球通過を駆動契機とする開閉部材4,4の開
放駆動により入賞口5,5から閉鎖作動領域10内に流
入した遊技球の特定領域21の通過前に、前記動作選定
手段により選定された可動報知部材(誘導部材24)の
予見動作態様を実行するようにしている。
【0045】上述した主制御基板60の記憶装置ROM
には、図11イに示すように、利得選択乱数Rに割り付
けられた利得内容が異なる複数の利得態様(継続可能ラ
ウンド数 1回,7回,15回)が記憶されており、これら
の中から何れかの利得態様が、利得選択乱数Rの抽選に
よる利得選定手段で選定される。また、主制御基板60
の記憶装置ROMには、図11ロ,ハ,ニに示すよう
に、予見動作選択乱数Kに予見動作態様A,B,Cが異
なる割合で割り付けられた複数の選定乱数テーブルが記
憶されており、これらの選定乱数テーブルから関連付け
手段によって特定の選定乱数テーブルが指定され、かつ
その指定された選定乱数テーブルの中の特定の予見動作
態様が、予見動作選択乱数Kの抽選による動作選定手段
で選定される。ここで、利得選択乱数R及び予見動作選
択乱数Kの抽選は、始動領域3a,3b,3bの何れか
を遊技球が通過することにより、始動スイッチS1 また
は始動スイッチS2 ,S2 から送出される球検知信号
が、主制御基板60の主制御用中央制御装置CPUに入
力されることを契機として、該主制御用中央制御装置C
PUで実行される。
【0046】前記利得選択乱数Rは0〜8の9コマから
なり、図11イに示すように、R=0〜2で継続可能ラ
ウンド数 1回,R=3〜5で継続可能ラウンド数 7回,
R=6〜8で継続可能ラウンド数15回の利得態様が夫々
選定される。また、予見動作選択乱数Kは0〜9の10
コマからなり、利得選択乱数Rの選出乱数値が0〜2の
場合には、図11ロに示すように、K=0〜6で予見動
作態様A(変化なし)が 7/10の比率で、K=7〜9で
予見動作態様B(逆回転)が 3/10の比率で選定され
る。また、利得選択乱数Rの選出乱数値が3〜5の場合
には、図11ハに示すように、K=0〜3で予見動作態
様A(変化なし)が 4/10の比率で、K=4〜8で予見
動作態様B(逆回転)が 5/10の比率で、K=9で予見
動作態様C(左右揺れ)が 1/10の比率で夫々選定され
る。また、利得選択乱数Rの選出乱数値が6〜8の場合
には、図11ニに示すように、K=0で予見動作態様A
(変化なし)が 1/10の比率で、K=1〜3で予見動作
態様B(逆回転)が 3/10の比率で、K=4〜9で予見
動作態様C(左右揺れ)が 6/10の比率で夫々選定され
る。これにより、予見動作態様Aが実行されると継続可
能ラウンド数 1回の利得態様となる可能性が最も高く、
予見動作態様Bでは継続可能ラウンド数 7回の利得態様
となる可能性が最も高く、予見動作態様Cでは継続可能
ラウンド数15回の利得態様となる可能性が最も高くなる
ように設定されている。また、利得選択乱数Rの選出乱
数値に従って、予見動作態様の選定割合の異なる複数の
選定乱数テーブルから特定の選定乱数テーブルを指定す
ることにより、予見動作態様を利得態様に関連付ける関
連付け手段が構成されている。
【0047】かかる構成にあっては、第二実施例と同様
に、始動領域3a,3b,3bの何れかの球通過を契機
として、特別開放作動の発生で供与される可能性が高い
利得態様に対応する可動報知部材(誘導部材24)の予
見動作態様A,B,Cの何れかが選定され、その選定さ
れた予見動作態様で、可動報知部材(誘導部材24)が
所定開放前インターバル時間(例えば2.5秒間)に作動
制御される。これにより、遊技球が特定領域21を通過
する前に、特別開放作動での利得態様が高い確率で報知
されるので、遊技者を一喜一憂させることができ、遊技
者の射幸心を刺激する興趣に富んだ遊技が提供される。
また、可動報知部材(誘導部材24)の予見動作態様に
よる予告通りの利得態様となる場合と、予告とは異なる
利得態様となる場合とが生じるので、可動報知部材によ
る演出効果を高めることができる。
【0048】次に、本発明の第四実施例について説明す
る。この実施例は、前記第二実施例と同様に、可動報知
部材(誘導部材24)の各予見動作態様A,B,Cに、
特別開放作動の発生で供与される可能性が高い利得態様
を複数の利得態様(継続可能ラウンド数 1回,7回,15
回)の中から高比率で割り当てるようにしたものであ
り、この実施例では、可動報知部材(誘導部材24)の
予見動作態様を選定する動作選定手段と、該動作選定手
段で選定される予見動作態様に従って、利得態様の選定
割合の異なる複数の選定乱数テーブルから、特定の選定
乱数テーブルを指定する関連付け手段と、指定された選
定乱数テーブルから特定の利得態様を選定する利得選定
手段とを設け、始動領域3a,3b,3bの球通過を駆
動契機とする開閉部材4,4の開放駆動により入賞口
5,5から閉鎖作動領域10内に流入した遊技球の特定
領域21の通過前に、動作選定手段により選定された可
動報知部材(誘導部材24)の予見動作態様を実行する
ようにしている。
【0049】上述した主制御基板60の記憶装置ROM
には、図12イに示すように、予見動作選択乱数Kに割
り付けられた異なる複数の予見動作態様A,B,Cが記
憶されており、これらの中から何れかの予見動作態様
が、予見動作選択乱数Kの抽選による動作選定手段で選
定される。また、主制御基板60の記憶装置ROMに
は、図12ロ,ハ,ニに示すように、利得選択乱数Rに
利得態様(継続可能ラウンド数 1回,7回,15回)が異
なる割合で割り付けられた複数の選定乱数テーブルが記
憶されており、これらの選定乱数テーブルから関連付け
手段によって特定の選定乱数テーブルが指定され、かつ
その指定された選定乱数テーブルの中の特定の利得態様
が、利得選択乱数Rの抽選による利得選定手段で選定さ
れる。ここで、利得選択乱数R及び予見動作選択乱数K
の抽選は、始動領域3a,3b,3bの何れかを遊技球
が通過することにより、始動スイッチS1 または始動ス
イッチS2 ,S2 から送出される球検知信号が、主制御
基板60の主制御用中央制御装置CPUに入力されるこ
とを契機として、該主制御用中央制御装置CPUで実行
される。
【0050】前記予見動作選択乱数Kは0〜8の9コマ
からなり、図12イに示すように、K=0〜2で予見動
作態様A(変化なし),K=3〜5で予見動作態様B
(逆回転),K=6〜8で予見動作態様C(左右揺れ)
が夫々選定される。また、利得選択乱数Rは0〜9の1
0コマからなり、予見動作選択乱数Kの選出乱数値が0
〜2の場合には、図12ロに示すように、R=0〜6で
継続可能ラウンド数 1回の利得態様が 7/10の比率で、
R=7〜8で継続可能ラウンド数 7回の利得態様が 2/1
0の比率で、R=9で継続可能ラウンド数15回の利得態
様が 1/10の比率で夫々選定される。また、予見動作選
択乱数Kの選出乱数値が3〜5の場合には、図12ハに
示すように、R=0〜2で継続可能ラウンド数 1回の利
得態様が 3/10の比率で、R=3〜7で継続可能ラウン
ド数 7回の利得態様が 5/10の比率で、R=8〜9で継
続可能ラウンド数15回の利得態様が 2/10の比率で夫々
選定される。また、予見動作選択乱数Kの選出乱数値が
6〜8の場合には、図12ニに示すように、R=0〜2
で継続可能ラウンド数 7回の利得態様が 3/10の比率
で、R=3〜9で継続可能ラウンド数15回の利得態様が
7/10の比率で夫々選定される。これにより、予見動作
態様Aが実行されると継続可能ラウンド数 1回の利得態
様となる可能性が最も高く、予見動作態様Bでは継続可
能ラウンド数 7回の利得態様となる可能性が最も高く、
予見動作態様Cでは継続可能ラウンド数15回の利得態様
となる可能性が最も高くなるように設定されている。ま
た、予見動作選択乱数Kの選出乱数値に従って、利得態
様の選定割合の異なる複数の選定乱数テーブルから特定
の選定乱数テーブルを指定することにより、利得態様を
予見動作態様に関連付ける関連付け手段が構成されてい
る。
【0051】かかる構成にあっては、第二実施例と同様
に、始動領域3a,3b,3bの何れかの球通過を契機
として、特別開放作動の発生で供与される可能性が高い
利得態様に対応する可動報知部材(誘導部材24)の予
見動作態様A,B,Cの何れかが選定され、その選定さ
れた予見動作態様で、可動報知部材(誘導部材24)が
所定開放前インターバル時間(例えば2.5秒間)に作動
制御される。これにより、遊技球が特定領域21を通過
する前に、特別開放作動での利得態様が高い確率で報知
されるので、遊技者を一喜一憂させることができ、遊技
者の射幸心を刺激する興趣に富んだ遊技が提供される。
また、可動報知部材(誘導部材24)の予見動作態様に
よる予告通りの利得態様となる場合と、予告とは異なる
利得態様となる場合とが生じるので、可動報知部材によ
る演出効果を高めることができる。
【0052】尚、上述した第一実施例乃至第四実施例で
は、始動領域3a,3b,3bの何れかの球通過を契機
として、利得態様及び予見動作態様を選定するようにし
ているが、これに代えて、始動領域3a,3b,3bの
球通過を駆動契機とする開閉部材4,4の開放駆動によ
る入賞口5,5からの閉鎖作動領域10内への球流入を
契機として、利得態様及び予見動作態様を選定するよう
にしてもよい。即ち、閉鎖作動領域10内に流入した遊
技球を検知する検知領域16a,16b,16cの流入
検知スイッチS3 から送出される球検知信号が、主制御
基板60の主制御用中央制御装置CPUに入力されるこ
とを契機として、利得選択乱数R及び予見動作選択乱数
Kの抽選を行うようにしてもよい。また、この場合、可
動報知部材(誘導部材24)の予見動作態様の実行は、
開閉部材4,4の所定開放前インターバル時間に代え
て、検知領域16a,16b,16cを遊技球が通過し
てから、閉鎖作動領域10の後壁部19の球出口20か
ら底壁部13上に放出されるまでの間の所定時間に行わ
れることとなる。
【0053】次に、上記第四実施例の変形実施例につい
て説明する。第四実施例では、始動領域3a,3b,3
bの何れかの球通過、又は該始動領域3a,3b,3b
の何れかの球通過を駆動契機とする開閉部材4,4の開
放駆動による入賞口5,5からの閉鎖領域10内への球
流入を契機として、利得選択乱数R及び予見動作選択乱
数Kの抽選を行うのに対して、この変形実施例では、始
動領域3a,3b,3bの何れかの球通過、又は該始動
領域3a,3b,3bの何れかの球通過を駆動契機とす
る開閉部材4,4の開放駆動による入賞口5,5からの
閉鎖領域10内への球流入を契機として、予見動作選択
乱数Kのみの抽選を行って可動報知部材(誘導部材2
4)の予見動作態様A,B,Cの何れかを選定し、その
選定された予見動作態様を実行するとともに、始動領域
3a,3b,3bの何れかの球通過を駆動契機とする開
閉部材4,4の開放駆動により入賞口5,5から閉鎖領
域10内へ流入した遊技球の、特定領域21の通過を契
機として、利得選択乱数Rの抽選を行い、選定されてい
る前記予見動作態様に従って、特定の利得態様を選定す
るようにしたものである。ここで、適用される動作選定
手段,関連付け手段,利得選定手段及び各選定乱数テー
ブル等は、第四実施例で説明したものと同じであり、こ
の変形実施例では利得選択乱数Rの抽選時期のみが異な
るものとなっている。
【0054】かかる構成にあっては、遊技球が特定領域
21を通過する前に、動作選定手段で選定された予見動
作態様で可動報知部材(誘導部材24)を駆動制御する
ことができるとともに、閉鎖領域10内へ流入した遊技
球が特定領域21を通過しなかった場合には利得態様が
選定されないため、その作動制御処理が簡単になる。
【0055】尚、上記各実施例では、予見動作態様で作
動制御される可動報知部材を、誘導部材24によって構
成し、該誘導部材24の回転態様を変化させて異なる複
数の予見動作態様A,B,Cを表現するようにしている
が、これに代えて、異なる複数の予見動作を生じる可動
報知部材を別途設けるようにしてもよい。また、可動報
知部材を誘導部材24によって構成する場合にあって
も、回転態様の変化ではなく、他の動作態様の変化、例
えば、重量挙げを模した人形がバーベルを下げた動作、
バーベルを途中まで挙げた動作、バーベルを頭上まで挙
げた動作等で異なる複数の予見動作態様を表現すること
もできる。
【0056】また、誘導部材24は、本来、始動領域3
a,3b,3bの球通過を駆動契機とする開閉部材4,
4の開放駆動により入賞口5,5から閉鎖作動領域10
内に流入した遊技球の、特定領域21の通過率を一定に
保つためのものであるため、上記各実施例では、該誘導
部材24による予見動作態様の実行を、開閉部材4,4
の所定開放前インターバル時間に行って、特定領域21
の球通過率に影響しないようにしているが、可動報知部
材の予見動作態様が特定領域21の球通過率に直接影響
を与えるものでなければ、所定開放前インターバル時間
に限定する必要はない。
【0057】さらに、上記各実施例では、利得内容の異
なる複数の利得態様を、特別開放作動で実行される開閉
ラウンドの継続可能回数を異ならせる態様として説明し
たが、これ以外に、開閉ラウンドの継続可能回数を一定
(例えば15回)にするとともに、一回の開閉ラウンドに
おける開閉部材4,4の連続開閉回数を例えば 4回,9
回,18回のように異ならせたり、又は開閉部材4,4の
連続開放時間を例えば2秒,7秒,14秒のように異ならせ
る態様や、開閉ラウンドの継続可能回数(例えば15回)
と、一回の開閉ラウンドにおける開閉部材4,4の連続
開閉回数(例えば18回)又は連続開放時間(例えば14
秒)とを一定にするとともに、入賞球1個につき払い出
される賞球数を例えば 2個,7個,15個のように異なら
せる態様が適用され得る。ここで、各実施例で説明した
特別開放作動での異なる開閉ラウンドの継続可能回数で
定められる複数の利得態様が、遊技者にとって利得の違
いが分かり易く、現行の第二種パチンコ遊技機における
異なる利得の供与形態にも一致するので最も好適であ
る。
【0058】
【発明の効果】本発明は、上述したように、特別開放作
動の発生で供与される、予め定められた利得内容の異な
る複数の利得態様の中から何れかを選定する利得選定手
段と、異なる複数の予見動作態様で作動制御される可動
報知部材とを備えてなり、前記利得選定手段により選定
される利得態様を、始動領域の球通過を駆動契機とする
開閉部材の開放駆動により入賞口から閉鎖作動領域内に
流入した遊技球が特定領域を通過する前に、前記可動報
知部材の予見動作態様によって予告するようにしたか
ら、遊技者は、その予告に基づいて特別開放作動が発生
した場合に供与される利得態様を、遊技球が特定領域を
通過する前に予想することが可能となる。
【0059】また、上記構成にあって、予め定められた
利得内容の異なる複数の利得態様を、特別開放作動での
異なる開閉ラウンドの継続可能回数で定められる利得態
様とすることにより、遊技者にとって、利得内容の違い
が分かり易く、現行の第二種パチンコ遊技機における異
なる利得の供与形態にも一致させることができる。
【0060】さらに、可動報知部材の予見動作態様によ
る予告の確実性を設定する手段として、各予見動作態様
に、予め特定の利得態様を割り当てるように構成すれ
ば、特別開放作動の発生時に必ず予告通りの利得態様が
供与される。これにより、特別開放作動の発生により実
際に供与される利得態様を、前記可動報知部材の予見動
作態様によって、特定領域の球通過前に報知することが
できるので、遊技者を一喜一憂させることができ、遊技
者の射幸心を刺激する興趣に富んだ遊技が提供される。
【0061】また、可動報知部材の予見動作態様による
予告の確実性を設定する他の手段として、各予見動作態
様に、特別開放作動の発生で供与される可能性が高い利
得態様を複数の利得態様の中から高比率で割り当てるよ
うに構成すれば、特別開放作動の発生時に必ず予告通り
の利得態様になるとは限らないものの、可動報知部材の
予見動作態様によって、特別開放作動での利得態様が高
い確率で報知されるので、上記と同様に、遊技者を一喜
一憂させることができ、遊技者の射幸心を刺激する興趣
に富んだ遊技が提供される。また、可動報知部材の予見
動作態様による予告通りの利得態様となる場合と、予告
とは異なる利得態様となる場合とが生じるので、可動報
知部材による演出効果を高める上で好ましい報知形態が
実現される。
【0062】上記のような、各予見動作態様に、特別開
放作動の発生で供与される可能性が高い利得態様を複数
の利得態様の中から高比率で割り当てる場合にあって、
異なる複数の予見動作態様の夫々に、利得内容が異なる
複数の利得態様が異なる割合で夫々関連付けられた選定
乱数テーブルから、特定の予見動作態様を選定する動作
選定手段を備えてなり、始動領域の球通過を駆動契機と
する開閉部材の開放駆動により入賞口から閉鎖作動領域
内に流入した遊技球の特定領域の通過前に、動作選定手
段により選定された可動報知部材の予見動作態様を実行
するようにしたり、異なる複数の予見動作態様で作動制
御される可動報知部材と、予め定められた利得内容の異
なる複数の利得態様の中から何れかを選定する利得選定
手段と、該利得選定手段で選定される利得態様に従っ
て、予見動作態様の選定割合の異なる複数の選定乱数テ
ーブルから、特定の選定乱数テーブルを指定する関連付
け手段と、指定された選定乱数テーブルから特定の予見
動作態様を選定する動作選定手段とを備えてなり、始動
領域の球通過を駆動契機とする開閉部材の開放駆動によ
り入賞口から閉鎖作動領域内に流入した遊技球の特定領
域の通過前に、動作選定手段により選定された可動報知
部材の予見動作態様を実行するようにしたり、或いは、
異なる複数の予見動作態様で作動制御される可動報知部
材と、該可動報知部材の予見動作態様を選定する動作選
定手段と、該動作選定手段で選定される予見動作態様に
従って、利得態様の選定割合の異なる複数の選定乱数テ
ーブルから、特定の選定乱数テーブルを指定する関連付
け手段と、指定された選定乱数テーブルから特定の利得
態様を選定する利得選定手段とを備えてなり、始動領域
の球通過を駆動契機とする開閉部材の開放駆動により入
賞口から閉鎖作動領域内に流入した遊技球の特定領域の
通過前に、動作選定手段により選定された可動報知部材
の予見動作態様を実行するように構成すれば、各予見動
作態様に、特別開放作動の発生で供与される可能性が高
い利得態様を複数の利得態様の中から高比率で割り当て
ることが可能となる。
【0063】さらに、始動領域の球通過、又は該始動領
域の球通過を駆動契機とする開閉部材の開放駆動による
入賞口からの閉鎖作動領域内への球流入を契機として、
利得態様及び予見動作態様を選定させるようにすれば、
遊技球を利得態様及び予見動作態様の選定に関与させる
ことができるとともに、特定領域の球通過前に、その選
定された予見動作態様で可動報知部材を駆動制御するこ
とができる。
【0064】また、始動領域の球通過、又は該始動領域
の球通過を駆動契機とする開閉部材の開放駆動による入
賞口からの閉鎖作動領域内への球流入を契機として、動
作選定手段により可動報知部材の予見動作態様を選定
し、その選定した予見動作態様を実行するとともに、始
動領域の球通過を駆動契機とする開閉部材の開放駆動に
より入賞口から閉鎖作動領域内に流入した遊技球の特定
領域の通過を契機として、選定されている前記予見動作
態様に従って、利得選定手段により特定の利得態様を選
定させるようにすれば、上記と同様に、遊技球を利得態
様及び予見動作態様の選定に関与させることができると
ともに、特定領域の球通過前に、その選定された予見動
作態様で可動報知部材を駆動制御することができ、さら
に、特定領域を遊技球が通過しなかった場合には利得態
様が選定されないため、その作動制御処理を簡単になし
得るものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかるパチンコ遊技機の遊技盤を示す
正面図である。
【図2】遊技盤に配設される入賞装置の拡大正面図であ
る。
【図3】入賞装置の内部構造を示す斜視図である。
【図4】誘導部材とその駆動モータを示す斜視図であ
る。
【図5】イは誘導部材が遊技球の特定領域の通過を容易
とする状態、ロは困難とする状態を夫々示す作用説明図
である。
【図6】イは保持部材の上昇状態、ロは降下状態を示す
作用説明図である。
【図7】イは上昇状態、ロは降下状態を示す保持部材の
駆動機構の斜視図である。
【図8】遊技を制御する制御回路のブロック回路図であ
る。
【図9】第一実施例における選定乱数テーブルの説明図
である。
【図10】第二実施例における選定乱数テーブルの説明
図である。
【図11】第三実施例における選定乱数テーブルの説明
図である。
【図12】第四実施例における選定乱数テーブルの説明
図である。
【符号の説明】
2 入賞装置 3a,3b 始動領域 4 開閉部材 5 入賞口 10 閉鎖作動領域 21 特定領域 16a,16b,16c 検知領域 24 誘導部材(可動報知部材)

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入賞口を開閉する開閉部材を備え、かつ該
    入賞口により外部と連通する閉鎖作動領域内に一般領域
    と特定領域とを備えた入賞装置と、遊技球の通過により
    前記開閉部材を開閉させる始動領域とを備えてなり、該
    始動領域の球通過を駆動契機とする開閉部材の開放駆動
    により入賞口から閉鎖作動領域内に流入した遊技球が特
    定領域を通過した場合に、開閉部材が所定開放態様で開
    放駆動される特別開放作動を発生させるとともに、該特
    別開放作動中にあって、開閉部材の開放駆動開始から所
    定終了条件の成立を契機として開閉部材の開放駆動が終
    了する開閉ラウンドを、特定領域の球通過を条件とし
    て、所定回数継続するようにしたパチンコ遊技機におい
    て、 特別開放作動の発生で供与される、予め定められた利得
    内容の異なる複数の利得態様の中から何れかを選定する
    利得選定手段と、異なる複数の予見動作態様で作動制御
    される可動報知部材とを備えてなり、前記利得選定手段
    により選定される利得態様を、始動領域の球通過を駆動
    契機とする開閉部材の開放駆動により入賞口から閉鎖作
    動領域内に流入した遊技球が特定領域を通過する前に、
    前記可動報知部材の予見動作態様によって予告するよう
    にしたことを特徴とするパチンコ遊技機。
  2. 【請求項2】予め定められた利得内容の異なる複数の利
    得態様が、特別開放作動での異なる開閉ラウンドの継続
    可能回数で定められていることを特徴とする請求項1に
    記載したパチンコ遊技機。
  3. 【請求項3】各予見動作態様に、予め特定の利得態様が
    割り当てられていることを特徴とする請求項1又は請求
    項2に記載したパチンコ遊技機。
  4. 【請求項4】各予見動作態様に、特別開放作動の発生で
    供与される可能性が高い利得態様を複数の利得態様の中
    から高比率で割り当てるようにしたことを特徴とする請
    求項1又は請求項2に記載したパチンコ遊技機。
  5. 【請求項5】異なる複数の予見動作態様の夫々に、利得
    内容が異なる複数の利得態様が、異なる割合で夫々関連
    付けられた選定乱数テーブルから、特定の予見動作態様
    を選定する動作選定手段を備えてなり、始動領域の球通
    過を駆動契機とする開閉部材の開放駆動により入賞口か
    ら閉鎖作動領域内に流入した遊技球の特定領域の通過前
    に、動作選定手段により選定された可動報知部材の予見
    動作態様を実行するようにしたことを特徴とする請求項
    4に記載したパチンコ遊技機。
  6. 【請求項6】異なる複数の予見動作態様で作動制御され
    る可動報知部材と、予め定められた利得内容の異なる複
    数の利得態様の中から何れかを選定する利得選定手段
    と、該利得選定手段で選定される利得態様に従って、予
    見動作態様の選定割合の異なる複数の選定乱数テーブル
    から、特定の選定乱数テーブルを指定する関連付け手段
    と、指定された選定乱数テーブルから特定の予見動作態
    様を選定する動作選定手段とを備えてなり、始動領域の
    球通過を駆動契機とする開閉部材の開放駆動により入賞
    口から閉鎖作動領域内に流入した遊技球の特定領域の通
    過前に、動作選定手段により選定された可動報知部材の
    予見動作態様を実行するようにしたことを特徴とする請
    求項4に記載した記載のパチンコ遊技機。
  7. 【請求項7】異なる複数の予見動作態様で作動制御され
    る可動報知部材と、該可動報知部材の予見動作態様を選
    定する動作選定手段と、該動作選定手段で選定される予
    見動作態様に従って、利得態様の選定割合の異なる複数
    の選定乱数テーブルから、特定の選定乱数テーブルを指
    定する関連付け手段と、指定された選定乱数テーブルか
    ら特定の利得態様を選定する利得選定手段とを備えてな
    り、始動領域の球通過を駆動契機とする開閉部材の開放
    駆動により入賞口から閉鎖作動領域内に流入した遊技球
    の特定領域の通過前に、動作選定手段により選定された
    可動報知部材の予見動作態様を実行するようにしたこと
    を特徴とする請求項4に記載したパチンコ遊技機。
  8. 【請求項8】始動領域の球通過、又は該始動領域の球通
    過を駆動契機とする開閉部材の開放駆動による入賞口か
    らの閉鎖作動領域内への球流入を契機として、利得態様
    及び予見動作態様が選定されることを特徴とする請求項
    1乃至請求項7の何れかに記載したパチンコ遊技機。
  9. 【請求項9】始動領域の球通過、又は該始動領域の球通
    過を駆動契機とする開閉部材の開放駆動による入賞口か
    らの閉鎖作動領域内への球流入を契機として、動作選定
    手段により可動報知部材の予見動作態様を選定し、その
    選定した予見動作態様を実行するとともに、始動領域の
    球通過を駆動契機とする開閉部材の開放駆動により入賞
    口から閉鎖作動領域内に流入した遊技球の特定領域の通
    過を契機として、選定されている前記予見動作態様に従
    って、利得選定手段により特定の利得態様を選定するよ
    うにしたことを特徴とする請求項7に記載したパチンコ
    遊技機。
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