JP2003172273A - スクロール型圧縮機及びオルダムリング - Google Patents

スクロール型圧縮機及びオルダムリング

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JP2003172273A
JP2003172273A JP2001372619A JP2001372619A JP2003172273A JP 2003172273 A JP2003172273 A JP 2003172273A JP 2001372619 A JP2001372619 A JP 2001372619A JP 2001372619 A JP2001372619 A JP 2001372619A JP 2003172273 A JP2003172273 A JP 2003172273A
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scroll
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JP2001372619A
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Yoshiaki Miyamoto
善彰 宮本
Hisayuki Kimata
央幸 木全
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01CROTARY-PISTON OR OSCILLATING-PISTON MACHINES OR ENGINES
    • F01C17/00Arrangements for drive of co-operating members, e.g. for rotary piston and casing
    • F01C17/06Arrangements for drive of co-operating members, e.g. for rotary piston and casing using cranks, universal joints or similar elements
    • F01C17/066Arrangements for drive of co-operating members, e.g. for rotary piston and casing using cranks, universal joints or similar elements with an intermediate piece sliding along perpendicular axes, e.g. Oldham coupling

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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
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  • Applications Or Details Of Rotary Compressors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 振動及び騒音の発生を低減することができる
スクロール型圧縮機を提供することを課題とする。 【解決手段】 オルダムリング130はオルダムリング
本体131、オルダムリング本体131の両側面に設け
られるキー部132及びキー部132に直交してオルダ
ムリング本体131の旋回スクロール側の面139上に
設けられるキー部133を備えている。反旋回スクロー
ル側のキー部132からオルダムリング本体131の一
部に連続するスラスト方向に作用する力を受ける接触面
135が設けられ、さらに、オルダムリング本体131
のキー部133の対応する反旋回スクロール側にも、ス
ラスト方向に作用する力を受ける接触面136が設けら
れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はスクロール型圧縮機
及びオルダムリングに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のスクロール型圧縮機の一例を図5
に、また、当該圧縮機に組み込まれたオルダムリングの
詳細図を図6の(A)、(B)及び(C)に示し、図6
の(B)は図6の(A)の側面図を、図6の(C)は図
6の(A)の背面図をそれぞれ示す。図5において、フ
ロントハウジング4及びリアハウジング5で構成される
密閉されたハウジングHの内部にはスクロール型圧縮機
構Cが収納設置され、そしてフロントハウジング4の先
端外形部には本スクロール型圧縮機駆動動力を断続する
電磁クラッチMが設置され、これらは回転軸6を介して
互いに連動直結されている。スクロール型圧縮機構C
は、固定スクロール1、旋回スクロール2、旋回スクロ
ール2の公転旋回運動を許容するがその自転は阻止する
オルダムリング3、回転軸6を軸承するメインベアリン
グ7等から構成される。なお、固定スクロール1はリア
ハウジング5に締結されている。固定スクロール1は端
板8とその内面に立設された渦巻き状ラップ9とを備
え、端板8の中央には吐出ポート11が設けられてい
る。吐出ポート11部の端板8の外面8aには、吐出ポ
ート11を開閉する吐出弁12及び吐出弁12の可動範
囲を限定するためのリテーナ13が設置されている。
【0003】旋回スクロール2は端板14とその内面に
立設された渦巻き状ラップ15とを備えている。端板1
4の外面に立設されたボス16内には、偏心ブッシュ1
7が旋回軸受18を介して回転自在に嵌合されている。
固定スクロール1と旋回スクロール2とを相互に所定距
離だけ偏心させ、かつ180度だけ角度をずらして噛み
合わせることによって複数個の密閉空間20が形成され
ている。フロントハウジング4はリアハウジング5と一
体に固定されており、このフロントハウジング4の内側
端面に形成されたスラスト面21と旋回スクロール2の
背面と摺接して旋回スクロール2を支持している。
【0004】電磁クラッチMから動力が回転軸6に伝達
されると、本回転軸6、偏心ピン19、偏心ブッシュ1
7及びボス16等からなる公転旋回機構を介して、旋回
スクロール2はオルダムリング3によって自転を阻止さ
れながら公転旋回半径の円軌道上を公転旋回運動する。
スクロール型圧縮機の駆動に伴い、冷媒ガスは吸入ポー
ト10から密閉ハウジングH内に入り、ガス通路(図示
省略)を通って密閉空間20内に吸入される。そして、
旋回スクロール2の公転旋回運動により密閉空間20の
容積が減少するに伴って圧縮されながら中央部に至り、
固定スクロール1の端板8に設けられた吐出ポート11
より吐出弁12を押し開いて吐出される。
【0005】図6(A)、(B)及び(C)において、
旋回スクロール2の自転を阻止してこれを公転旋回運動
させるオルダムリング3は、リング状のオルダムリング
本体31、このオルダムリング本体31の両側面から外
側に形成された旋回スクロール2の反対側すなわちフロ
ントハウジング4側(「反旋回スクロール2側」と称す
る)のキー部32、及びオルダムリング本体31の旋回
スクロール2側の面上で外側方向に、かつ上記フロント
ハウジング4側のキー部32方向とそれぞれ直交する方
向に形成された旋回スクロール2側のキー部33から構
成されている。オルダムリング3は、フロントハウジン
グ側のキー部32がフロントハウジング4の内側端面の
スラスト面21に形成されたキー溝(図示省略)に嵌合
し、旋回スクロール2側のキー部33が旋回スクロール
2の端板14の外面に形成されたキー溝(図示省略)に
嵌合して支持されている。
【0006】以上の構成において、本スクロール型圧縮
機の運転中は、旋回スクロール2の公転旋回運動による
密閉空間20の容積の圧縮行程によって、旋回スクロー
ル2に連結するオルダムリング3にフロントハウジング
4方向のスラスト力が作用すると、このスラスト力はオ
ルダムリング本体31に形成したキー部32のフロント
ハウジング4側の面34に設置した接触面35(図6中
の斜線部分)で受ける構造となっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、オルダ
ムリング3のスラスト方向の受け面は、上記二個所のキ
ー部32の接触面35だけであるため、運転中オルダム
リング3はスラスト方向にがたつき易く、これによりス
クロール型圧縮機の振動及び騒音が発生するという問題
があった。
【0008】本発明は以上のような問題点を解決するた
めになされたもので、振動及び騒音の発生を低減するこ
とができるスクロール型圧縮機を提供することを目的と
する。
【0009】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、請求項1に記載の本発明のスクロール型圧縮機
は、旋回スクロールの公転旋回運動を許容するがその自
転は阻止するオルダムリングを有するスクロール型圧縮
機において、前記オルダムリングは、オルダムリング本
体と、前記オルダムリング本体の両側面から外側に延び
る第一キー部と、前記オルダムリング本体の旋回スクロ
ール側の面上から突出し前記第一キー部に直交する方向
の外側に延びる第二キー部とを備え、前記第一キー部の
反旋回スクロール側の面から前記第一キー部の根元部を
含むオルダムリング本体の反スクロール側の面の一部に
渡って、スラスト方向に作用する力を受ける第一接触面
が形成され、前記第二キー部が設けられるオルダムリン
グ本体の反旋回スクロール側の面のうち前記第二キー部
が設けられる箇所に対応する部分に、スラスト方向に作
用する力を受ける第二接触面が形成されているものであ
る。
【0010】また、請求項2に記載の本発明のスクロー
ル型圧縮機は、旋回スクロールの公転旋回運動を許容す
るがその自転は阻止するオルダムリングを有するスクロ
ール型圧縮機において、前記オルダムリングは、オルダ
ムリング本体と、前記オルダムリング本体の両側面から
外側に延びる第一キー部と、前記オルダムリング本体の
旋回スクロール側の面上から突出し前記第一キー部に直
交する方向の外側に延びる第二キー部とを備え、前記第
一キー部の旋回スクロール側の面から前記第一キー部の
根元部を含むオルダムリング本体のスクロール側の面の
一部に渡って、スラスト方向に作用する力を受ける第三
接触面が形成され、前記第二キー部が設けられている旋
回スクロール側には、前記第二キー部の両脇にスラスト
方向に作用する力を受ける第四接触面が形成されている
ものである。
【0011】また、請求項3に記載のスクロール型圧縮
機として、前記第一キー部の旋回スクロール側の面から
前記第一キー部の根元部を含むオルダムリング本体のス
クロール側の面の一部に渡って、スラスト方向に作用す
る力を受ける第三接触面が形成され、前記第二キー部が
設けられている旋回スクロール側には、前記第二キー部
の両脇にスラスト方向に作用する力を受ける第四接触面
が形成されていてもよい。
【0012】また、請求項4に記載のスクロール型圧縮
機として、前記オルダムリングは、前記第二キー部に代
えて前記オルダムリング本体の旋回スクロール側の面上
で前記第一キー部に直交する方向に設けられる第三キー
部を備えてもよい。
【0013】また、請求項5に記載の本発明のオルダム
リングは、スクロール型圧縮機に設けられて旋回スクロ
ールの公転旋回運動を許容するがその自転は阻止するオ
ルダムリングにおいて、前記オルダムリングは、オルダ
ムリング本体と、前記オルダムリング本体の両側面から
外側に延びる第一キー部と、前記オルダムリング本体の
旋回スクロール側の面上から突出し前記第一キー部に直
交する方向の外側に延びる第二キー部とを備え、前記第
一キー部の反旋回スクロール側の面から前記第一キー部
の根元部を含むオルダムリング本体の反スクロール側の
面の一部に渡って、スラスト方向に作用する力を受ける
第一接触面が形成され、前記第二キー部が設けられるオ
ルダムリング本体の反旋回スクロール側の面のうち前記
第二キー部が設けられる箇所に対応する部分に、スラス
ト方向に作用する力を受ける第二接触面が形成されてい
るものである。
【0014】また、請求項6に記載の本発明のオルダム
リングは、スクロール型圧縮機に設けられて旋回スクロ
ールの公転旋回運動を許容するがその自転は阻止するオ
ルダムリングにおいて、前記オルダムリングは、オルダ
ムリング本体と、前記オルダムリング本体の両側面から
外側に延びる第一キー部と、前記オルダムリング本体の
旋回スクロール側の面上から突出し前記第一キー部に直
交する方向の外側に延びる第二キー部とを備え、前記第
一キー部の旋回スクロール側の面から前記第一キー部の
根元部を含むオルダムリング本体のスクロール側の面の
一部に渡って、スラスト方向に作用する力を受ける第三
接触面が形成され、前記第二キー部が設けられている旋
回スクロール側には、前記第二キー部の両脇にスラスト
方向に作用する力を受ける第四接触面が形成されている
ものである。
【0015】また、請求項7に記載のオルダムリングと
して、前記第一キー部の旋回スクロール側の面から前記
第一キー部の根元部を含むオルダムリング本体のスクロ
ール側の面の一部に渡って、スラスト方向に作用する力
を受ける第三接触面が形成され、前記第二キー部が設け
られている旋回スクロール側には、前記第二キー部の両
脇にスラスト方向に作用する力を受ける第四接触面が形
成されてもよい。
【0016】また、請求項8に記載のオルダムリングと
して、前記第二キー部に代えて、前記オルダムリング本
体の旋回スクロール側の面上で前記第一キー部に直交す
る方向に設けられる第三キー部を備えてもよい。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を添
付図面に基づいて説明する。 実施の形態1.図1(A)及び(B)に実施の形態1に
係るスクロール型圧縮機のオルダムリング130を示
す。尚、オルダムリング以外の部分の構造については、
図5に示したような既存のスクロール型圧縮機と同様で
あるものとする。オルダムリング130には、オルダム
リング本体131の両側面から外側に延びる一対の第一
キー部としてキー部132が反旋回スクロール2側に設
けられている。また、オルダムリング本体131の旋回
スクロール2側の面上には、キー部132とそれぞれ直
交し且つオルダムリング本体131の外側方向に延びる
一対の第二キー部としてキー部133が設けられてい
る。キー部132の反旋回スクロール2側の面134に
は、フロントハウジング4のスラスト面21に形成され
ているキー溝底面(図示省略)に接触し且つスラスト面
21の内周側に設置されたスラスト板122と接触する
第一接触面として接触面135(斜線部分)が形成され
ている。すなわち、この接触面135はキー部132の
反旋回スクロール2側からキー部132の根元部を含む
オルダムリング本体131の面134の一部まで拡張さ
れて形成されている。また、オルダムリング本体131
の反旋回スクロール2側の面134で、旋回スクロール
2側のキー部133に対応する位置には、同じく上記ス
ラスト板122と接触する第二接触面として接触面13
6(斜線部分)が形成されている。以上のように構成さ
れるオルダムリング130にはオルダムリング本体13
1の反旋回スクロール2側の面134に接触面135及
び136の四個所の接触面が形成されているので、オル
ダムリング130のがたつきが減り、スクロール型圧縮
機の運転中に発生する振動及び騒音を低減させることが
出来る。
【0018】実施の形態2.図2に実施の形態2に係る
スクロール型圧縮機のオルダムリング130aを示す。
オルダムリング130aは、実施の形態1に示す反旋回
スクロール2側のキー部132及び旋回スクロール2側
のキー部133を有している。キー部132の旋回スク
ロール2側及びオルダムリング本体131の旋回スクロ
ール2側の面139の一部には、旋回スクロール2のス
ラスト面(図示省略)と接触する第三接触面として接触
面137(斜線部分)が形成されている。つまり、この
接触面137はキー部132の旋回スクロール2側から
キー部132の根元部を含むオルダムリング本体131
の面139の一部まで拡張されて形成されている。ま
た、オルダムリング本体131の旋回スクロール2側の
面139で、旋回スクロール2側のキー部133の両側
に位置する部分には、旋回スクロール2のスラスト面
(図示省略)と接触する第四接触面として接触面138
(斜線部分)が形成されている。以上のように、オルダ
ムリング本体131の旋回スクロール2側には、旋回ス
クロール2のスラスト面(図示省略)と接触する接触面
137及び138が形成されているので、スクロール型
圧縮機の運転中、オルダムリング130aに作用する旋
回スクロール2からのスラスト力を接触面137及び1
38の四個所で受けることになり、オルダムリング13
0aのがたつきが減り、スクロール型圧縮機の運転中に
発生する振動及び騒音を低減させることが出来る。
【0019】実施の形態3.また、実施の形態3に係る
スクロール型圧縮機のオルダムリングは、図1に示す外
形形状を有し、反旋回スクロール2側の面134には実
施の形態1で示した接触面135及び136が形成され
ると共に旋回スクロール2側の面139には実施の形態
2で示した接触面137及び接触面138がそれぞれ形
成されている。このようなオルダムリングは、反旋回ス
クロール2側の面134に接触面135及び136並び
に旋回スクロール2側の面139に接触面137及び1
38が形成されているので、接触面135及び136と
フロントハウジング4及びスラスト板122との間のが
たつき並び接触面137及び138と旋回スクロール2
のスラスト面(図示省略)との間のがたつきが低減さ
れ、スクロール型圧縮機の運転中に発生する振動及び騒
音を低減させることが出来る。
【0020】実施の形態4.図3(A)及び(B)に実
施の形態4に係るスクロール型圧縮機のオルダムリング
230を示す。オルダムリング230は、旋回スクロー
ル2側の第三キー部であるキー部233がオルダムリン
グ本体131の外側方向に突出ていない形状の例であ
り、この部分以外は実施の形態1と同様であり、同じ部
分は同一符号で示されている。オルダムリング230に
はオルダムリング本体131の反旋回スクロール2側の
面134に接触面135及び136の四個所の接触面が
形成されているので、オルダムリング230のがたつき
が減り、スクロール型圧縮機の運転中に発生する振動及
び騒音を低減させることが出来る。
【0021】実施の形態5.図4に実施の形態5に係る
スクロール型圧縮機のオルダムリング230aを示す。
オルダムリング230aは、実施の形態4に示す反旋回
スクロール2側のキー部132及び旋回スクロール2側
のキー部233を有している。キー部132の旋回スク
ロール2側及びオルダムリング本体131の旋回スクロ
ール2側の面139の一部には、旋回スクロール2のス
ラスト面(図示省略)と接触する接触面137(斜線部
分)が形成されている。つまり、この接触面137はキ
ー部132のの反旋回スクロール2側からキー部132
の根元部を含むオルダムリング本体131の面139の
一部まで拡張されて形成されている。また、オルダムリ
ング本体131の旋回スクロール2側の面139で、旋
回スクロール2側のキー部233の両側に位置する部分
には、旋回スクロール2のスラスト面(図示省略)と接
触する接触面238(斜線部分)が形成されている。以
上のように、オルダムリング本体131の旋回スクロー
ル2側には、旋回スクロール2のスラスト面(図示省
略)と接触する接触面137及び238が形成されてい
るので、スクロール型圧縮機の運転中、オルダムリング
230aに作用する旋回スクロール2からのスラスト力
を接触面137及び238の四個所で受けることにな
り、オルダムリング230aのがたつきが減り、スクロ
ール型圧縮機の運転中に発生する振動及び騒音を低減さ
せることが出来る。
【0022】実施の形態6.また、実施の形態6に係る
スクロール型圧縮機のオルダムリングは、図3に示す外
形形状を有し、反旋回スクロール2側の面134には実
施の形態4で示した接触面135及び136が形成され
ると共に旋回スクロール2側の面139には実施の形態
5で示した接触面137及び接触面238がそれぞれ形
成されている。このようなオルダムリングは、反旋回ス
クロール2側の面134に接触面135及び136並び
に旋回スクロール2側の面139に接触面137及び2
38が形成されているので、接触面135及び136と
フロントハウジング4及びスラスト板122との間のが
たつき並び接触面137及び238と旋回スクロール2
のスラスト面(図示省略)との間のがたつきが低減さ
れ、スクロール型圧縮機の運転中に発生する振動及び騒
音を低減させることが出来る。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のスクロー
ル型圧縮機およびオルダムリングによれば、オルダムリ
ングの反旋回スクロール側のキー部及び一部のオルダム
リング本体の面またはオルダムリングの旋回スクロール
側のキー部及び一部のオルダムリング本体の面に、スラ
スト方向に作用する力を受ける接触面を設けたオルダム
リングを備えたので、オルダムリングのがたつきが減
り、スクロール型圧縮機の運転中の振動及び騒音を低減
させることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係わる実施の形態1のオルダムリン
グの形状図で、(A)はその平面図、(B)は(A)の
側面図である。
【図2】 本発明に係わる実施の形態2のオルダムリン
グの形状図で、旋回スクロール側の平面図である。
【図3】 本発明に係わる実施の形態4のオルダムリン
グの形状図で、(A)はその平面図、(B)は(A)の
側面図である。
【図4】 本発明に係わる実施の形態5のオルダムリン
グの形状図で、旋回スクロール側の平面図である。
【図5】 従来のスクロール型圧縮機を示す断面図であ
る。
【図6】 従来のオルダムリングの詳細図であり、
(A)はその平面図、(B)は(A)の側面図、(C)
は(A)の背面図である。
【符号の説明】
130,130a,230,230a…オルダムリン
グ、131…オルダムリング本体、132,133,2
33…キー部、134,139…面、135,136,
137,138,238…接触面。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3H029 AA02 AA17 AB03 BB21 BB23 BB31 BB32 BB44 CC18 3H039 AA02 AA12 BB02 CC16 CC21 CC22

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 旋回スクロールの公転旋回運動を許容す
    るがその自転は阻止するオルダムリングを有するスクロ
    ール型圧縮機において、 前記オルダムリングは、オルダムリング本体と、前記オ
    ルダムリング本体の両側面から外側に延びる第一キー部
    と、前記オルダムリング本体の旋回スクロール側の面上
    から突出し前記第一キー部に直交する方向の外側に延び
    る第二キー部とを備え、 前記第一キー部の反旋回スクロール側の面から前記第一
    キー部の根元部を含むオルダムリング本体の反スクロー
    ル側の面の一部に渡って、スラスト方向に作用する力を
    受ける第一接触面が形成され、 前記第二キー部が設けられるオルダムリング本体の反旋
    回スクロール側の面のうち前記第二キー部が設けられる
    箇所に対応する部分に、スラスト方向に作用する力を受
    ける第二接触面が形成されている、 ことを特徴とするスクロール型圧縮機。
  2. 【請求項2】 旋回スクロールの公転旋回運動を許容す
    るがその自転は阻止するオルダムリングを有するスクロ
    ール型圧縮機において、 前記オルダムリングは、オルダムリング本体と、前記オ
    ルダムリング本体の両側面から外側に延びる第一キー部
    と、前記オルダムリング本体の旋回スクロール側の面上
    から突出し前記第一キー部に直交する方向の外側に延び
    る第二キー部とを備え、 前記第一キー部の旋回スクロール側の面から前記第一キ
    ー部の根元部を含むオルダムリング本体のスクロール側
    の面の一部に渡って、スラスト方向に作用する力を受け
    る第三接触面が形成され、 前記第二キー部が設けられている旋回スクロール側に
    は、前記第二キー部の両脇にスラスト方向に作用する力
    を受ける第四接触面が形成されている、 ことを特徴とするスクロール型圧縮機。
  3. 【請求項3】 前記第一キー部の旋回スクロール側の面
    から前記第一キー部の根元部を含むオルダムリング本体
    のスクロール側の面の一部に渡って、スラスト方向に作
    用する力を受ける第三接触面が形成され、前記第二キー
    部が設けられている旋回スクロール側には、前記第二キ
    ー部の両脇にスラスト方向に作用する力を受ける第四接
    触面が形成されていることを特徴とする請求項1に記載
    のスクロール型圧縮機。
  4. 【請求項4】 前記オルダムリングは、前記第二キー部
    に代えて前記オルダムリング本体の旋回スクロール側の
    面上で前記第一キー部に直交する方向に設けられる第三
    キー部を備えたことを特徴とする請求項1〜3の何れか
    一項に記載のスクロール型圧縮機。
  5. 【請求項5】 スクロール型圧縮機に設けられて旋回ス
    クロールの公転旋回運動を許容するがその自転は阻止す
    るオルダムリングにおいて、 前記オルダムリングは、オルダムリング本体と、前記オ
    ルダムリング本体の両側面から外側に延びる第一キー部
    と、前記オルダムリング本体の旋回スクロール側の面上
    から突出し前記第一キー部に直交する方向の外側に延び
    る第二キー部とを備え、 前記第一キー部の反旋回スクロール側の面から前記第一
    キー部の根元部を含むオルダムリング本体の反スクロー
    ル側の面の一部に渡って、スラスト方向に作用する力を
    受ける第一接触面が形成され、 前記第二キー部が設けられるオルダムリング本体の反旋
    回スクロール側の面のうち前記第二キー部が設けられる
    箇所に対応する部分に、スラスト方向に作用する力を受
    ける第二接触面が形成されている、 ことを特徴とするオルダムリング。
  6. 【請求項6】 スクロール型圧縮機に設けられて旋回ス
    クロールの公転旋回運動を許容するがその自転は阻止す
    るオルダムリングにおいて、 前記オルダムリングは、オルダムリング本体と、前記オ
    ルダムリング本体の両側面から外側に延びる第一キー部
    と、前記オルダムリング本体の旋回スクロール側の面上
    から突出し前記第一キー部に直交する方向の外側に延び
    る第二キー部とを備え、 前記第一キー部の旋回スクロール側の面から前記第一キ
    ー部の根元部を含むオルダムリング本体のスクロール側
    の面の一部に渡って、スラスト方向に作用する力を受け
    る第三接触面が形成され、 前記第二キー部が設けられている旋回スクロール側に
    は、前記第二キー部の両脇にスラスト方向に作用する力
    を受ける第四接触面が形成されている、 ことを特徴とするオルダムリング。
  7. 【請求項7】 前記第一キー部の旋回スクロール側の面
    から前記第一キー部の根元部を含むオルダムリング本体
    のスクロール側の面の一部に渡って、スラスト方向に作
    用する力を受ける第三接触面が形成され、前記第二キー
    部が設けられている旋回スクロール側には、前記第二キ
    ー部の両脇にスラスト方向に作用する力を受ける第四接
    触面が形成されていることを特徴とする請求項5に記載
    のオルダムリング。
  8. 【請求項8】 前記オルダムリングは、前記第二キー部
    に代えて、前記オルダムリング本体の旋回スクロール側
    の面上で前記第一キー部に直交する方向に設けられる第
    三キー部を備えたことを特徴とする請求項5〜7の何れ
    か一項に記載のオルダムリング。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2023002839A1 (ja) 2021-07-19 2023-01-26 旭化成株式会社 無機粉末射出成形用組成物、並びにそれを用いた成形体及び焼結体

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