JP2003168852A - 電子部品の実装方法 - Google Patents

電子部品の実装方法

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JP2003168852A
JP2003168852A JP2001365925A JP2001365925A JP2003168852A JP 2003168852 A JP2003168852 A JP 2003168852A JP 2001365925 A JP2001365925 A JP 2001365925A JP 2001365925 A JP2001365925 A JP 2001365925A JP 2003168852 A JP2003168852 A JP 2003168852A
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electronic component
memory element
wiring board
board
printed wiring
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JP2001365925A
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Yasuo Otsuki
康雄 大槻
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Sato Corp
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Sato Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 メモリ素子を三次元的に配置して、メモ
リ素子の占有面積を小さくできるとともに、配線の高密
度化を図ることができる電子部品の実装方法を提供す
る。 【解決手段】 両面基板である基板本体3には、その第
1面に第1メモリ素子IC101と、その裏面に第2メモ
リ素子IC201とを、各素子のピンアサインおよび配置
が鏡像関係となるように実装し、第1メモリ素子IC10
1と第2メモリ素子IC201とを、スルーホール11にて
接続する。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明はたとえばIC(Inte
grated Circuit)等の複数の電子部品を印刷配線板に実
装するための方法に関する。 【従来の技術】たとえば、コンピュータを有する電子機
器では、銅箔等の配線パターンが形成された印刷配線板
(以下「プリント基板」という)に、抵抗,コンデンサ
またはIC等の電子部品が実装された電子部品実装ボー
ドが広く用いられている。図5は、前記電子部品実装ボ
ードの外観構成例を示す概略平面図である。この電子部
品実装ボード100は、その一方表面が実装面とされて
おり、この実装面に2個の集積回路素子(IC)10
1,101が実装されている。各集積回路素子101
は、部品本体から突出する同一配置、同一形状のリード
を有し、前記実装面に形成されている配線パターン(バ
ス信号配線)106によって電気的に接続されている。 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記の
構成では、電子部品はプリント基板の一方表面に2次元
的に配置されているので、電子部品の占有面積が実装さ
れる電子部品の数だけプリント基板上に確保されなけれ
ばならない。したがって、高密度実装化が困難であり、
電子部品実装ボードを有する電子機器の小型化の妨げと
なっていた。 【0002】また、配線パターン106の引き回しが長
くなることにより信号の反射、伝送損失、クロストーク
ノイズ等が発生し、動作信頼性が低化するという問題が
あった。 【0003】本発明は上記従来技術の問題に鑑みなされ
たもので、その目的は、電子部品の高密度実装化を図る
ことができるとともに、動作信頼性を向上できる電子部
品実装方法を提供することにある。 【課題を解決するための手段】本発明による電子部品実
装方法は、部品本体およびリードをそれぞれ有する第1
電子部品および第2電子部品を両面印刷配線板または多
層配線板に実装するための方法であり、前記印刷配線板
の第1面側と第2面側とで電気的導通を得るための電気
的接続部を前記印刷配線板に設け、前記第1電子部品の
リードを前記印刷配線板の第1面において電気的接続部
に接続することによって、当該第1電子部品を前記印刷
配線板に実装し、この実装されている第1電子部品の部
品本体に、前記印刷配線板を挟んで対向するように前記
第2電子部品の部品本体を配置するとともに、当該第2
電子部品の端子を前記印刷配線板の第2面において前記
電気的接続部に接続することを特徴とする。 【0004】上記構成により、第1電子部品は、そのリ
ードが印刷配線板の一方の表面において電気的接続部に
接続されることによって印刷配線板に実装される。一
方、第2電子部品の本体は、前記実装されている第1電
子部品に、印刷配線板を介して対向するように配置さ
れ、そのリードは印刷配線板の他方の表面において電気
的接続部に接続される。これにより、第2電子部品が印
刷配線板に実装される。 【0005】このように、本発明によれば、各電子部品
は三次元的に重なり合うように実装できるので、2次元
的に配列する場合に比べて、実装すべき電子部品が印刷
配線板上で占有する面積を小さくすることができる。ま
た、各電子部品は電気的接続部に接続されるので、電子
部品相互間の配線を基板上で2次元的に展開する必要が
ない。これにより、配線密度を向上できる。 【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
を、添付図面を参照しつつ説明する。なお、前述した従
来の技術と同一の構成要素には同一符号を付し、その説
明を省略する。 【0006】図1は、本発明の一実施例のメモリボード
の外観構成を一部を切欠いて示す概略斜視図である。こ
のメモリボードは、たとえばコンピュータ内部に設けら
れるもので、集積化された第1電子部品である第1メモ
リ素子IC101、101.…,および第2電子部品で
ある第2メモリ素子IC201、201.… (以下総
称するときは「メモリ素子IC」という)が印刷配線板
であるプリント基板Pに複数実装されたものである。具
体的には、第1メモリ素子IC101は、前記プリント
基板Pの上面(第1面)に実装されていて、当該第1メ
モリ素子IC101の後述するリードはプリント基板P
の一方表面(以下「A面」という)に接続されている。
第2メモリ素子IC201は、前記プリント基板Pを挟
んで前記第1メモリ素子IC101と対向するように、
その裏面(第2面)に実装されていて、当該第2メモリ
素子IC201のリードはプリント基板Pの裏面(以下
「B面」という)に接続されている。 【0007】前記メモリ素子IC101は、パッケージ
によって封止された部品本体であるメモリ本体1と、当
該メモリ本体1の側部から引き出された端子であるリー
ド102、103とを含むものである。 【0008】一方、前記メモリ素子IC201は、パッ
ケージによって封止された部品本体であるメモリ本体2
と、当該メモリ本体2の側部から引き出された端子であ
るリード202、203とを含むもので、図3の如く、
上記メモリ素子IC101とは二次元的に同じピン配置
を有するものの、各リードの折り曲げ方向が天地逆とな
り、プリント基板Pに実装した場合に鏡像関係となる。 【0009】プリント基板Pは、ガラス布基材エポキシ
樹脂等の絶縁材料で構成された基板本体3を含む。この
基板本体3のA面およびB面には、第1メモリ素子IC
101同士、第2メモリ素子IC201同士、または第
1メモリ素子IC101と第2メモリ素子IC201と
を電気的に接続するための、銅箔等の導電材料で構成さ
れた配線パターン4がそれぞれ形成されている。ただ
し、B面の配線パターン4は図面には現れていない。 【0010】また、プリント基板Pとして多層配線板を
使用してもよい。この構成によれば、電源用配線パター
ンおよび接地用配線パターンを形成すべきスペースをメ
モリ素子ICを実装するスペースとすることができるの
で、高密度実装化を図ることができる。図2は、前記図
1のII-II方向断面図である。 【0011】第1電子部品が実装されているA面からB
面に向けて、リード102、102が対向する位置に
は、スルーホール11が形成されている。スルーホール
11は、プリント基板Pを垂直方向Zに沿って貫通する
穴である。このスルーホール11の内壁および出口の周
縁部には、たとえば前記配線パターン4に使用された材
料と同じ導電材料をメッキして形成した導電メッキ部1
2が電気的接続部として設けられている。び第2メモリ
素子IC201の各リード202,203のうち、相互
に接続する必要のあるリード同士が前記導電メッキ部1
2に互いに接続されることによって、第1メモリ素子I
C101と第2メモリ素子IC201とが電気的に接続
されている。なお、相互に接続する必要のないリードに
対向する位置には、前記スルーホール11は形成されて
いない。 【0012】前記メモリボードを製造するには、プリン
ト基板Pへの第1メモリ素子IC101 および第2メ
モリ素子IC201の実装に先立って、まず、基板本体
3の両面に、フォトリソグラフィによって配線パターン
4が形成される。その後、プリント基板Pの第1メモリ
素子IC101および第2メモリ素子IC201を実装
すべき位置に、高速ドリルまたはプレス打抜きで穴が空
けられ、スルーホール11用の穴が空けられ、当該穴の
内壁および出口の周縁部が導電材料でメッキされて導電
メッキ部12が設けられる。これにより、スルーホール
11が形成される。その後、第1メモリ素子IC101
および第2メモリ素子IC201 がこの順序でプリン
ト基板Pに実装される。 【0013】以上のように、第2メモリ素子IC201
が垂直方向Zに沿って対向するように重なって実装され
ているので、プリント基板P上でのメモリ素子ICの占
有面積を従来に比べて小さくすることができる。すなわ
ち、前記「従来の技術」の項で説明した図5に示す電子
部品実装ボード100では、電子部品101の数だけの
実装面積をプリント基板上で確保する必要がある。これ
に対して、本実施例では、1対のメモリ素子ICが表裏
に重なり合うように実装されるので、従来の実装スペー
スに2倍のメモリ素子ICを実装できる。 【0014】また、第1メモリ素子IC101と第2メ
モリ素子IC201との電気的導通はスルーホール11
によって達成されるので、各メモリ素子IC相互間の配
線をプリント基板P上で2次元的に展開する必要がな
く、配線密度を向上できる。 【0015】よって、プリント基板Pのサイズはそのま
までさらなる高機能化を図ることができ、また、任意の
機能を実現するために必要なプリント基板Pのサイズを
従来より小さくすることができる。さらに、信号の反
射、伝送損失、クロストークノイズ等が減少し、動作信
頼性が向上できる等、種々の効果を奏する。 【0016】本発明の実施の形態は以上のとおりである
が、この発明は上述の実施形態に限定されるものではな
い。たとえば前記実施例では、第1メモリ素子IC10
1と第2メモリ素子IC201の各リード102,10
3,202,203を同一形状に形成したが、図4のよ
うに、交互に長短形状に形成してもよく、狭い範囲に多
数のスルーホールを形成できる。 【0017】また、第1メモリ素子IC101と第2メ
モリ素子IC201との電気的導通はスルーホール11
に設けられている導電メッキ部12によって達成されて
いるが、スルーホールに導電ペーストを充填して形成し
てもよい。 【0018】また、前記実施例では、プリント基板Pに
実装すべき第1電子部品および第2電子部品としていず
れもメモリ素子ICを採用した場合を例にとって説明し
たが、第1電子部品と第2電子部品とが互いに異なる種
類の電子部品であってもよい。 【0019】たとえば第1電子部品が抵抗,コンデンサ
またはコイルであるときに、第2電子部品が集積回路素
子であってもよい。 【0020】さらに、前記実施例では、プリント基板P
のA面に実装すべき第2電子部品としてリード2がパッ
ケージ側面から引き出されているものを例にとっている
が、第2電子部品としては、たとえば表面実装部品(S
MD:Surface Mount Device)のように、パッケージの
底面にリードを設けたものを適用してもよい。この場合
には、さらなる高密度実装化を図ることができる。 【0021】その他特許請求の範囲に記載された範囲内
で種々の設計変更を施すことは可能である。 【発明の効果】以上のように本発明の電子部品実装方法
によれば、第1電子部品と第2電子部品とを印刷配線板
の表裏で対向して重なるように実装しているので、各電
子部品を2次元的に配列する場合に比べて電子部品が印
刷配線板上で占有する面積を小さくすることができる。
また、第1電子部品と第2電子部品との電気的導通は電
気的接続部によって行われるので、各電子部品相互間の
配線を2次元的に展開する必要がなく、配線の高密度化
を図ることができ、印刷配線板のサイズはそのままでさ
らなる高機能化を図ることができる。 また、同等の機
能を実現する場合であれば、印刷配線板のサイズを従来
よりも格段に小さくすることができる。さらに、配線パ
ターンの引き回しが無くなるか、大幅に減少するので、
信号の反射、伝送損失、クロストークノイズ等の発生が
解消し、動作信頼性が向上できる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の一実施例のプリント基板の外観構成を
示す概略斜視図である。 【図2】前記プリント基板のII-II断面図である。 【図3】第1メモリ素子および第2メモリ素子のピンア
サイン図である。 【図4】図3と同様の変形例を示すピンアサイン図であ
る。 【図5】従来のプリント基板の外観構成例を示す概略平
面図である。 【符号の説明】 1、2 メモリ本体 102,103、202、203 リード 3 基板本体 4 配線パターン 11 スルーホール 12 導電メッキ部 Z 垂直方向 101 第1メモリ素子 201 第2メモリ素子 P プリント基板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H05K 3/46 H05K 3/46 Q

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 部品本体およびリードをそれぞれ有する
    第1電子部品および第2電子部品を両面印刷配線板また
    は多層配線板に実装するための方法であり、前記印刷配
    線板の第1面側と第2面側とで電気的導通を得るための
    電気的接続部を前記印刷配線板に設け、前記第1電子部
    品のリードを前記印刷配線板の第1面において電気的接
    続部に接続することによって、当該第1電子部品を前記
    印刷配線板に実装し、この実装されている第1電子部品
    の部品本体に、前記印刷配線板を挟んで対向するように
    前記第2電子部品の部品本体を配置するとともに、当該
    第2電子部品の端子を前記印刷配線板の第2面において
    前記電気的接続部に接続することを特徴とする電子部品
    の実装方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8228679B2 (en) * 2008-04-02 2012-07-24 Spansion Llc Connections for electronic devices on double-sided circuit board
CN107920414A (zh) * 2016-10-11 2018-04-17 中兴通讯股份有限公司 一种降低扇出串扰方法及电路板扇出过孔处理装置

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