JP2003166375A - ラックの蝶番 - Google Patents

ラックの蝶番

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JP2003166375A
JP2003166375A JP2001367369A JP2001367369A JP2003166375A JP 2003166375 A JP2003166375 A JP 2003166375A JP 2001367369 A JP2001367369 A JP 2001367369A JP 2001367369 A JP2001367369 A JP 2001367369A JP 2003166375 A JP2003166375 A JP 2003166375A
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door
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Kazuyoshi Yoshikawa
和良 吉川
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Kawamura Electric Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 扉を外す際に分離する部材を無くして部品管
理の煩わしさを無くし、扉の装着に際して現場にて工具
を必要としない、更に扉がラック前面枠の内側或いは外
側のどちらに配置されるタイプであっても対応可能とす
る。 【解決手段】 第1の蝶番1を、扉に取付けられ引き込
み可能に上方に突出付勢された可動ピン4を有する可動
ピン部2と、ラック本体に取付けられ前記可動ピン4を
回動自在に挿入連結する筒部12を有し、上下対称に形
成された可動ピン受部3とで形成し、第2の蝶番16
を、ラック本体に取付けられ上方に突出した固定ピン2
0を有し、上下対称に形成された固定ピン部17と、扉
に取付けられ前記固定ピン20を回動自在に挿入して連
結する固定ピン保持片24を有する固定ピン受部18と
で形成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば通信機器を
収納するハウジングやボックス等のラックの蝶番に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来のラックの蝶番は図4乃至図6に示
す3種類の構成のものが広く採用されている。図4は扉
がラック本体の前面枠を覆うように前面枠の外側に配置
された構成のラックの場合を示し、扉を開いた状態のラ
ックの部分斜視図を示している。図において、40はラ
ック本体、41は扉、42は蝶番であり、43は蝶番4
2の回動軸を成す蝶番ピンであり、抜いた状態を示して
いる。
【0003】蝶番42は、蝶番ピン43、ラック本体側
蝶番金具42a、扉側蝶番金具42bとで構成され、ラ
ック本体側蝶番金具42aはラック本体40に溶接によ
り固着され、扉側蝶番金具42bは扉41に溶接により
固着されている。また、蝶番ピン43は双方の蝶番金具
42a,42bに挿通した後、先端の溝にEリング44
が装着され、蝶番42の回動軸はラック本体前面枠40
aの外側に近接して設けられている。
【0004】図5、図6は扉がラック本体の前面枠の内
側に配置された構成のラックの場合を示している。図5
は扉を分離した状態を示し、蝶番は上記図4と同様に、
蝶番ピン47、ラック本体45に取付けられた蝶番金具
46a、扉48に取付けられた蝶番金具46bとで構成
されている、但し、蝶番ピン47頭部に把持及び抜け防
止のためのピンフック47cが設けられ、Eリングを無
くして蝶番ピンの挿脱操作を容易にしている。
【0005】また、図6は扉を分離した状態のラック斜
視図を示し、扉49の上端部に可動ピン50を突出させ
ると共に下端部に固定ピン(図示せず)を突出させ、双
方のピンをラック本体51の前面枠51aに係止させて
軸着している。尚、A部の拡大背面図に示すように、可
動ピン50は扉49内部にピン引き込みレバー52を有
し、可動ピン50を引き込めば前面枠51aとの係止を
解除でき、扉49の着脱操作を容易に実施できるように
形成されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記図4に示
す構成の蝶番は、扉41を蝶着する際にEリング44が
必要なため、ラック設置現場にて扉41の着脱操作をす
る場合はEリング44装着用の工具が必要であったし、
扉41を外した際に蝶番ピン43とEリング44を取外
すため紛失する恐れがあり、管理が面倒であった。ま
た、ラック本体40側蝶番金具42a、扉側蝶番金具4
2bは共に溶接により組付けられるため塗装前に組付け
られ、塗装した際に双方の蝶番金具42a,42b内も
塗装されてしまい、塗膜により蝶番ピン43の抜き差し
操作がし辛い場合があったし、ラック本体側蝶番金具4
2aと扉側蝶番金具42bの噛み合わせが悪くても調整
することができなかった。
【0007】また、図5に示す構成の蝶番は、Eリング
は必要無くなるが、扉48を外す際に蝶番ピン47を抜
き取るので紛失する虞があったし、図4の構成と同様に
ラック本体側蝶番金具46a、扉側蝶番金具46bは共
に溶接により組付けられるため、やはり塗膜により蝶番
ピン47の抜き差し操作がし辛い場合があった。また、
ラック本体側蝶番金具46aと扉側蝶番金具46bの噛
み合わせが悪くても調整することができなかった。更
に、図6に示す構成の蝶番は、扉49を外す際に取外す
部材は無いし噛み合わせの問題も発生しないが、図4に
示すようなラック本体40の前面枠40aを覆うように
前面枠の外側に扉が配置される構成に対しては使用する
ことができなかった。
【0008】そこで、上記問題点に鑑み請求項1の発明
は、扉を外す際に分離する部材を無くして部品管理の煩
わしさを無くすと共に、扉の装着に際して現場にて工具
を必要としないことを目的とする。また、請求項2の発
明は、扉がラック前面枠の内側或いは外側のどちらに配
置されるタイプであっても対応可能なことを目的とし、
請求項3の発明は、塗装による影響を受け無ず、また蝶
番金具の位置調整を可能とすることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1の発明は、第1及び第2の2種類の蝶番を
用いて扉側部の途中2箇所をラック本体に蝶着するラッ
クの蝶番であって、第1の蝶番が、扉に取付けられ引き
込み可能に上方に突出付勢された可動ピンを有する可動
ピン部と、ラック本体に取付けられ前記可動ピンを回動
自在に挿入連結するピン保持手段を有する可動ピン受部
とから成り、第2の蝶番が、ラック本体に取付けられ上
方に突出した固定ピンを有する固定ピン部と、扉に取付
けられ前記固定ピンを回動自在に挿入して連結するピン
保持手段を有する固定ピン受部とから成り、前記可動ピ
ンを引き込み操作することで扉の着脱を可能とすること
を特徴とする。
【0010】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、第1の蝶番のピン保持手段と第2の蝶番の固定ピン
とを共にラック本体から突出するよう配置して、可動ピ
ン部と可動ピン受部との連結部及び固定ピン部と固定ピ
ン受部との連結部を扉内に配置して成ることを特徴とす
る。
【0011】請求項3の発明は、請求項1又は2の発明
において、第1及び第2の蝶番の装着をネジ或いはボル
トで行なうことを特徴とする。また、請求項4の発明
は、請求項1乃至3の何れかの発明において、固定ピン
部と可動ピン受部は、共に上下対象形状であることを特
徴とする。
【0012】請求項5の発明は、請求項1乃至4の何れ
かの発明において、固定ピン部と可動ピン受部が同一形
状であることを特徴とする。また、請求項6の発明は、
請求項1乃至5の何れかの発明において、第1の蝶番を
扉上部を蝶着する上側蝶番、第2の蝶番を扉下部を蝶着
する下側蝶番とすることを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した実施の
形態を、図面に基づいて詳細に説明する。図1,図2は
本発明に係るラックの蝶番の斜視図であり、共に(a)
は第1の蝶番、(b)は第2の蝶番を示し、本発明の蝶
番は第1と第2の2種類の蝶番を1組として構成されて
いる。また、図1はラック本体側蝶番部材と扉側蝶番部
材とに分離した状態、図2は連結した状態を示してい
る。
【0014】第1の蝶番1は、扉側に取付けられる可動
ピン部2とラック本体側に取付けられる可動ピン受部3
とから成り、可動ピン部2は、可動ピン4と可動ピン4
を保持して扉に取付ける保持金具5と、可動ピン4を突
出方向である上方へ常時付勢するコイルバネ6とから構
成されている。保持金具5は、中央に平坦な取付面5a
を有し、その取付面5aの上下端部に同一方向に平行に
配置したピン保持片7が形成され、保持片7には可動ピ
ン4の径よりわずかに大きな径のピン挿通孔7aが形成
されている。また、取付面5aには、ネジを螺入するネ
ジ孔8が2個形成されている。
【0015】可動ピン4は、基部がL字状に折曲げられ
て把持部4aが形成され、上下位置に設けられたピン保
持片7,7の間に配置したコイルバネ6を介してピン挿
通孔7a,7aに挿通して上方に突出させ、先端部を可
動ピン受部3と連結する連結部4bとしている。また、
可動ピン4のコイルバネ6上端部対応位置にはEリング
(図示せず)が装着され、コイルバネ6は上端が可動ピ
ン4に係止され、可動ピン4を常時上方に突出付勢して
いる。そして、把持部4aを矢印の方向に引き込み操作
することで、可動ピン先端連結部4bの突出量を小さく
できるようになっている。
【0016】可動ピン受部3は、ラック本体に取付けら
れ、ラック本体に連結する連結片11と連結片11端部
から伸びた腕片3aと、腕片3aの先端に形成されたピ
ン保持手段である筒部12から構成され、全体はダイキ
ャストで一体に形成されている。連結片11はラック本
体の蝶番装着部位に当接させる平坦な取付面11aを有
し、その面内にネジを螺入するネジ孔13が2個形成さ
れている。また、腕片3aは、取付面11aに略直交す
る方向に伸び、筒部12は上下方向に軸を有して形成さ
れている。筒部12の内部貫通孔12aは、可動ピン4
の径よりわずかに大きく形成され、可動ピンを回動自在
に挿入可能となっている。
【0017】また、可動ピン受部全体は、筒部12の軸
方向である上下方向に対象に形成され、筒部12は上下
何れの方向からでも可動ピンを挿入可能な形状となって
いる。そして、可動ピン部2と可動ピン受部3は図2
(a)に示すように、連結部4bと筒部12が連結さ
れ、第1の蝶番が形成される。
【0018】第2の蝶番16は、ラック本体に取付けら
れる固定ピン部17と、扉に取付けられる固定ピン受部
18とから構成されている。固定ピン部17は、上記可
動ピン受部3と同様に形成され、ラック本体に連結する
連結片19と連結片19端部から伸びた腕片17aと、
腕片17aの先端に形成された筒状の固定ピン20とか
ら成り全体はダイキャストにより一体に形成されてい
る。
【0019】連結片19は、ラック本体の蝶番装着部位
に当接する平坦な取付面19aを有し、その面内にネジ
を螺入するネジ孔21が2個形成されている。また、腕
片17aは取付面19aに略直交する方向に伸び、固定
ピン20は上下方向に軸を有し、固定ピン部17全体は
その軸方向である上下方向に対象に形成され、固定ピン
20は腕片17aの先端上下双方に形成されている。更
に、固定ピン20は上記可動ピン受部3の筒部12と同
一に形成され、筒部12と同一の径を有すると共に、筒
部12の貫通孔12aと同一の径の貫通孔20aが形成
されている。
【0020】固定ピン受部18は、中央に扉に連結する
平坦な取付部23を有し、その取付部23の上下両端に
同一方向に平行に配置したピン保持手段である固定ピン
保持片24が形成されている。固定ピン保持片24に
は、固定ピン20の径よりわずかに大きな径の固定ピン
挿通孔24aが形成され、固定ピン20を回動自在に挿
入可能となっている。取付部23にはネジを螺入するネ
ジ孔26が2個形成され、固定ピン保持片同士は側部が
補強板25により連結されている。また、固定ピン受部
18は全体が上下対象に形成されている。そして、固定
ピン部17と固定ピン受部18は図2(b)に示すよう
に、固定ピン20を固定ピン保持片24に挿入して双方
を連結し、第2の蝶番が形成される。尚、固定ピン部1
7の固定ピン20は、腕片17a連結部位が拡径されて
段部20bを有し、固定ピン受部18を連結した際に固
定ピン受け部18を支持し易く形成されている。
【0021】図3は図1の第2の蝶番をラックに取付け
た状態のラック要部を示し、(a)は扉裏面の部分斜視
図、(b)はラック本体の部分斜視図を示し、第2の蝶
番は扉下部に取付られている。固定ピン受部18は、扉
28側部に形成された補強枠29内に装着される。補強
枠29は扉28の側面29a及び背面29bを形成して
扉内側に隙間30を有し、その隙間30から固定ピン受
部18を挿入し、内側から扉背面29bの所定位置に取
付部23を当接させる。そして、補強枠背面29bの所
定位置に、固定ピン受部18のネジ孔26に合わせて設
けたネジ挿通孔31を介して背部からネジ32を挿入し
て螺入し、固定ピン受け部18を装着する。
【0022】固定ピン部17は、ラック本体33前面の
端部の固定ピン受部18の位置に合わせた所定の位置に
長方形状の蝶番形成窓34を設け、ラック本体33内部
から蝶番形成窓34を介して前方へ固定ピン20を突出
させる。その際、固定ピン20がラックの外側へ向くよ
うに配置し、連結片19のネジ孔21に合わせてラック
本体33側面に穿設されたネジ挿通孔36からネジ37
を挿入し、連結片19に螺入して固定ピン部17は装着
される。但し、固定ピン部17は図1に示す固定ピン部
17を反転して筒部12を図示右側に向けて装着してい
る。尚、第1の蝶番も図3と同様に夫々2個のネジによ
り取付けられる。可動ピン部2は固定ピン受部18と同
様に補強枠29内に装着されるし、可動ピン受部3はラ
ック本体33の可動ピン部2の位置に合わせた所定の位
置に形成された蝶番形成窓から筒部12をラックの外側
を向くように突出させて装着される。
【0023】このように第1の蝶番1、第2の蝶番16
を取付けた扉のラック本体への装着は、先ず第2の蝶番
16を連結する。これはラック本体33に設けた固定ピ
ン部17の固定ピン20上に扉28側の固定ピン受部1
8を載置操作することで、図2(b)に示すように連結
される。そして、第1の蝶番1を連結する。これは図1
に示す扉28に設けた可動ピン部2の把持部4aを操作
して可動ピン先端の連結部4bを引き込むことで容易に
可動ピン受け部3の下に可動ピン部2を配置する事がで
き、可動ピン4の引き込み操作を止めることで、コイル
バネ6の弾性による付勢力で確実に可動ピン4が筒部1
2に挿入され、連結することができる。こうして、扉2
8はラック本体33に装着される。また、扉の取外し操
作は逆に第1の蝶番1の分離操作をすれば取外しでき、
第1の蝶番1の分離は上述するように可動ピン4の引き
込み操作で、容易に分離できる。
【0024】このように、可動ピンの引き込み操作によ
り扉を着脱できるので、着脱が容易であるし、扉着脱操
作の際に取外す部品が無く、着脱時に部品を管理する煩
わしさがない。また、突出ピンの進退操作だけの簡易な
操作で着脱でき、扉着脱操作に工具を必要としない。ま
た、上記図3は扉がラック前面枠の外側に配置される構
成を示しているが、可動ピン受部と固定ピン部とをラッ
ク本体から突出するように装着して蝶番の回動軸を扉内
に形成するものであるから、あたかも上記図6に示す扉
上下端部に突出したピンのごとく作用するので、ラック
前面枠の内側に配置される扉の蝶番としても使用でき、
双方の扉の配置に対して対応できる。
【0025】更に、各蝶番部材をネジで装着すること
で、各蝶番部材の位置調整が可能となり、常に良好な動
作をする蝶番を形成できるし、塗装後に装着できるため
塗装による悪影響を排除できる。そして、扉側蝶番部材
は扉背面にネジ止めするので、ネジがラック表面に露出
することが無く、ラックの見栄えが悪化することもな
い。また、扉の着脱操作の際に操作する可動ピンは扉上
部に設けられているので操作しやすいし、可動ピン受部
及び固定ピン部は上下対象に形成されているので、上記
図1及び図3に示すように反転して使用することがで
き、右開き、左開きの双方に対応でき、部材の種類を削
減できるし、ラック設置現場にて、左右の反転操作を容
易に実施できる。
【0026】尚、上記実施の形態では、可動ピン受部と
固定ピン部の上下方向の幅を変えて形成しているが双方
を全く同一形状にしても良く、そうすることで部材の種
類を削減できる。また、第1の蝶番を下に、第2の蝶番
を上に配置しても着脱操作は扉下部の操作となるが良好
に蝶着できる。
【0027】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1の発明に
よれば、突出ピンの引き込み操作により扉を着脱できる
ので、扉着脱操作の際に取外す部品が無く、着脱時に部
品を管理する煩わしさがない。また、突出ピンの進退操
作だけの簡易な操作で着脱でき、扉着脱操作に工具を必
要としない。また、請求項2の発明によれば、請求項1
の効果に加えて、ラック前面枠の内側に配置される扉の
蝶着及びラック前面枠の外側に配置される扉の蝶着の双
方に対応させることが可能となる。
【0028】請求項3の発明によれば、請求項1又は2
の効果に加えて、各蝶番構成部材の位置調整が可能とな
り、常に良好な動作をする蝶番を形成できる。また、溶
接工程が無いので、塗装後に組付けでき、塗装による悪
影響を排除できる。また、請求項4の発明によれば、請
求項1乃至3の何れかの効果に加えて、右開き、左開き
の双方に使用できるので部材の種類を削減できるし、ラ
ック設置現場にて、左右の反転操作を容易に実施でき
る。
【0029】請求項5の発明によれば、請求項1乃至4
の何れかの効果に加えて、部材の種類を更に削減でき
る。また、請求項6の発明によれば、請求項1乃至5の
何れかの効果に加えて、可動ピンは上部にあるので扉の
着脱操作がし易い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るラックの蝶番の実施形態の一例を
示す斜視図であり、(a)は上側蝶番、(b)は下側蝶
番を示している。
【図2】図1の蝶番を連結した状態の斜視図である。
【図3】図1の蝶番をラック本体及び扉に組付けた状態
を示す下側蝶番部の斜視説明図であり、(a)は扉の一
部、(b)はラック本体の一部を示している。
【図4】従来のラックの蝶番の一例を示し、扉を開けた
ラックの部分斜視図である。
【図5】従来のラックの蝶番の他の例を示し、扉を分離
したラックの部分斜視図である。
【図6】従来のラックの蝶番の他の例を示し、扉を分離
したラックの斜視図である。
【符号の説明】
1・・第1の蝶番、2・・可動ピン部、3・・可動ピン
受け部、4・・可動ピン、5・・保持金具、6・・コイ
ルバネ、8・・ネジ孔、12・・ピン保持手段としての
筒部、13・・ネジ孔、16・・第2の蝶番、17・・
固定ピン、18・・固定ピン受部、20・・固定ピン、
21・・ネジ孔、24・・ピン保持手段としての固定ピ
ン保持片、26・・ネジ孔、28・・扉、33・・ラッ
ク本体、34・・蝶番形成窓。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1及び第2の2種類の蝶番を用いて扉
    側部の途中2箇所をラック本体に蝶着するラックの蝶番
    であって、第1の蝶番が、扉に取付けられ引き込み可能
    に上方に突出付勢された可動ピンを有する可動ピン部
    と、ラック本体に取付けられ前記可動ピンを回動自在に
    挿入連結するピン保持手段を有する可動ピン受部とから
    成り、第2の蝶番が、ラック本体に取付けられ上方に突
    出した固定ピンを有する固定ピン部と、扉に取付けられ
    前記固定ピンを回動自在に挿入して連結するピン保持手
    段を有する固定ピン受部とから成り、前記可動ピンを引
    き込み操作することで扉の着脱を可能とすることを特徴
    とするラックの蝶番。
  2. 【請求項2】 第1の蝶番のピン保持手段と第2の蝶番
    の固定ピンとを共にラック本体から突出するよう配置し
    て、可動ピン部と可動ピン受部との連結部及び固定ピン
    部と固定ピン受部との連結部を扉内に配置して成る請求
    項1記載のラックの蝶番。
  3. 【請求項3】 第1及び第2の蝶番の装着をネジ或いは
    ボルトで行なう請求項1又は2記載のラックの蝶番。
  4. 【請求項4】 固定ピン部と可動ピン受部は、共に上下
    対象形状である請求項1乃至3の何れかに記載のラック
    の蝶番。
  5. 【請求項5】 固定ピン部と可動ピン受部が同一形状で
    ある請求項1乃至4の何れかに記載のラックの蝶番。
  6. 【請求項6】 第1の蝶番を扉上部を蝶着する上側蝶
    番、第2の蝶番を扉下部を蝶着する下側蝶番とする請求
    項1乃至5の何れかに記載のラックの蝶番。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009155815A (ja) * 2007-12-25 2009-07-16 Hitachi Constr Mach Co Ltd 建設機械
JP2017125364A (ja) * 2016-01-15 2017-07-20 摂津金属工業株式会社 抜差し蝶番

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