JP2000129992A - ヒンジ - Google Patents

ヒンジ

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JP2000129992A
JP2000129992A JP10302102A JP30210298A JP2000129992A JP 2000129992 A JP2000129992 A JP 2000129992A JP 10302102 A JP10302102 A JP 10302102A JP 30210298 A JP30210298 A JP 30210298A JP 2000129992 A JP2000129992 A JP 2000129992A
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JP
Japan
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support arm
exterior door
support
hinge
housing
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JP10302102A
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English (en)
Inventor
Koichi Takita
浩一 滝田
Makoto Endo
誠 遠藤
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NEC Engineering Ltd
Original Assignee
NEC Engineering Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な構造で、ほぼ180度で開放させるこ
とができる外装扉を備えた情報処理装置の筐体とするた
めの、該外装扉を筐体に支持するヒンジを提供する。 【解決手段】 筐体1の側壁内面にガイドブラケット11
を取り付け、これに支持アーム12を開口部1aの開口に対
して直交する方向に摺動自在に支持させる。支持アーム
12の先端部に支持ピン13を植設する。外装扉2の適宜位
置に支持ブラケット14を設け、これに前記支持ピン13を
遊嵌する支持孔15を形成する。支持ピン13に支持孔15を
嵌装して外装扉2を筐体1に支持させる。支持アーム12
がガイドブラケット11に対して最前方まで前進した状態
で、外装扉2が隣接する情報処理装置の前面よりも前方
に位置するよう設定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、扉体の開閉を案
内するヒンジであって、特に情報処理装置などの筐体の
開口部を開閉する外装扉を支持すると共に、その開閉動
作を案内するヒンジに関する。
【0002】
【従来の技術】情報処理機器等の装置筐体は、装置内部
の保護や目隠しまた意匠向上のために外装扉が装着され
ているが、この外装扉は装置内部の操作や保守点検等が
行えるように開閉できる構造を有している。外装扉の開
閉構造は、筐体フレームに装着されたヒンジの一部分で
あるピンが、外装扉に具備されたピン穴に填め合わされ
ることで扉の支持及び開閉を実現するようにしてある。
また、装置の意匠を考慮するために装置外観からヒンジ
が見えないよう、閉成された状態で、外装扉の裏側にヒ
ンジが隠れる構造となっている。
【0003】図17及び図18は従来のこの種のヒンジを備
えた情報処理装置などの筐体を示す図で、筐体1の開口
部1aを外装扉2で開閉するようにしてある。筐体1の側
壁1bの開口部1aの縁部にはヒンジ3が設けられており、
このヒンジ3によって外装扉2が開閉自在に支持されて
いる。このヒンジ3は、筐体1の開口部1aの縁部に設け
られたブラケット4にヒンジピン4aが植設され、外装扉
2の側縁部にこのヒンジピン4aが遊挿される透孔を有す
るブラケット5が設けられて構成されている。そして、
上記透孔にヒンジピン4aを遊挿させて外装扉2を筐体1
に支持させれば、外装扉2をヒンジピン4aを中心として
回動させることができ、この回動によって筐体1の開口
部1aを開閉することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来のヒンジ3では、次のような問題が生じてしま
う。情報処理装置はその特性によって同一装置を複数台
設置して使用する場合があり、複数台の情報処理装置を
並設した場合には、図18に示すように、隣接した情報処
理装置に開放させた外装扉2が当接してしまうので、そ
の開放角度は約120程度が限界となっている。この状
態でも、情報処理装置の筐体1の開口部1aは十分に開放
するから、該情報処理装置に対して行なう作業自体には
支障が生じない。
【0005】しかし、外装扉の開放角度が120度程度
では、外装扉が筐体から飛び出した状態となるため、装
置の各種操作時に、作業者が不用意に扉に外力を与え
て、外装扉が開放角度以上に回動させられて、外装扉自
体やヒンジが破壊したり損傷したりしてしまうおそれが
あり、あるいは隣接する装置を損傷してしまうおそれが
ある。また、閉成方向に外装扉が回動した場合には、該
外装扉と筐体とに作業者が挟まれてしまうおそれがあ
る。特に、複数人員による重量内蔵物の交換作業や保守
点検作業では、外装扉が邪魔になり作業性を悪化させる
おそれがある。
【0006】上述の問題点に鑑みて、外装扉を180度
以上で開放できるヒンジとして、特開平8−33394
5号公報に記載されたヒンジや特開平9−279927
号公報に記載された四連リンク型のドアヒンジなどが提
案されている。
【0007】しかしながら、この種のヒンジは、多数の
部品から構成されており、複数のリンク機構を用いた複
雑な構造であることから高い部品精度や組立精度が要求
される。これにより外装扉の取付や、保守作業時等に必
要となる取り外し作業が困難であった。また外装扉側に
も強固な取付部材を装着する必要があるため、扉厚を薄
くすることに限界がある。しかも、外装扉を開放した状
態では複雑なリンク機構が露呈するため、外観上好まし
くなく、また作業者が該リンク機構に引っ掛かってしま
うおそれがある。
【0008】そこで、この発明は、特に情報処理装置の
筐体の開口部を開閉するための外装扉を支持するヒンジ
であって、他の情報処理装置が隣接されている場合であ
っても外装扉の開放角度を大きくすることができ、簡単
な構造にすることによって部品構成を簡素化して、組立
性の向上と占有スペースを削減することができ、外装扉
を脱着する際の作業向上や外装扉の構造的な制限を極力
少なくしたヒンジを提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
めの技術的手段として、この発明に係るヒンジは、情報
処理装置の筐体の開口部を開閉する外装扉を支持してそ
の開閉を案内するヒンジにおいて、筐体の側壁内側面に
ガイド手段を設け、前記ガイド手段に案内されて、前記
開口部の開口と交差する方向に摺動自在な支持アームを
設け、前記支持アームの先端側を前記開口部から筐体の
外側に突出させると共に、先端部に支持部を設け、前記
支持部に支持手段を設け、外装扉の側縁部に前記支持手
段に連繋して外装扉を回動自在に支持する被支持手段を
設けたことを特徴としている。
【0010】外装扉を開放する場合には、前記支持手段
と被支持手段の連繋により外装扉を適宜位置まで回動さ
せて開放する。外装扉を筐体の外側方向に前進移動させ
ると、前記支持アームが前記ガイド手段に案内されて引
き出される。このとき、支持アームの移動量を、先端部
が情報処理装置の閉成された状態の外装扉の前面よりも
前方に位置するまでの距離に設定しておく。このため、
支持アームが最前部まで引き出された状態で、外装扉が
隣接する情報処理装置の外装扉の前方に位置することに
なる。この位置でさらに外装扉を回動させれば、ほぼ1
80度回動させることができ、最大の開放角度を得るこ
とができる。
【0011】また、請求項2の発明に係るヒンジは、前
記ガイド手段と支持アームとを前記筐体の側壁に適宜間
隔を設けて適宜数配設したことを特徴としている。
【0012】すなわち、外装扉の大きさに応じてガイド
手段と支持アームの組合わせ数を適宜なものとして取り
付ければよい。
【0013】また、請求項3の発明に係るヒンジは、前
記ガイド手段を前記筐体の側壁に設け、該ガイド手段に
支持アームを設け、該支持アームに適宜数の前記支持手
段を適宜間隔を設けて配したことを特徴としている。
【0014】それぞれの支持アームに各別にガイド手段
を対応させて設けた場合には、このガイド手段の取付・
取外作業が煩雑となるので、単一のガイド手段に単一の
支持アームを設け、該支持アームに複数の支持手段を設
ければガイド手段と支持アームの取付・取外作業を簡便
に行なうことができる。
【0015】また、請求項4の発明に係るヒンジは、適
宜数の前記支持アームを連繋手段によって連繋させて、
該適宜数の支持アームの摺動を同期させてあることを特
徴としている。
【0016】外装扉を着脱する場合には支持手段と被支
持手段とが対応した位置になければ連繋させることがで
きないので、位置合せを行なう必要がある。特に、複数
の支持アームが設けられている場合には全ての支持手段
と被支持手段とを対応させなければならないから、外装
扉の着脱作業が煩雑となってしまう。そこで、全ての支
持アームを連繋させてこれら支持アームを一体的に摺動
させることができるようにすれば、全ての支持手段の位
置を同時に揃えることができて、外装扉の着脱作業性を
向上させることができる。
【0017】また、請求項5の発明に係るヒンジは、前
記支持アームにトグルばねを連繋させ、該支持アームの
進退時にその移動に助力させると共に、外装扉を閉鎖位
置と開放位置とのいずれかに拘束させることを特徴と
し、請求項6の発明に係るヒンジは、前記支持アームの
連繋手段にトグルばねを連繋させ、該支持アームの進退
時にその移動に助力させると共に、外装扉を閉鎖位置と
開放位置とのいずれかに拘束させることを特徴としてい
る。
【0018】外装扉を筐体に対して移動させる際には支
持アームがガイド手段に対して摺動する。このとき、摺
動初期においては、トグルばねの復元力が移動力に対抗
して作用するから、閉鎖位置または開放位置にある初期
位置から移動させるには相当の力を付与する必要があ
る。すなわち、外装扉はトグルばねの復元力によって閉
鎖位置または開放位置に拘束される。そして、外装扉が
適宜位置まで移動したのちには、トグルばねの復元力が
移動方向に作用して外装扉の移動に助力するから、初期
位置と反対側の終期位置に容易に位置させることができ
る。
【0019】トグルばねとしては、コイルばねやねじり
コイルばね、線ばねその他であってもよく、支持アーム
の初期動作時には移動方向と反対方向に付勢する復元力
を発揮し、支持アームが所定位置を通過したのちには移
動方向に付勢する復元力を発揮するものであればよい。
【0020】また、請求項7の発明に係るヒンジは、ト
グルばねの復元力を支持アームに付勢するための構造を
簡単にしたもので、前記ガイド手段に前記支持アームの
摺動方向に沿った方向を長手方向とする長孔で挿通孔を
形成し、前記支持アームに植設した移動側掛止ピンをこ
の挿通孔に挿通させてガイド手段から突出させ、ガイド
手段に固定側掛止ピンを植設し、前記移動側掛止ピンと
固定側掛止ピンとにトグルばねを掛止させたことを特徴
としている。
【0021】斯かる構造に用いるトグルばねとしては、
ねじりコイルばねを利用したものがより構造を簡単にす
ることができる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、図示した好ましい実施の形
態に基づいて、この発明に係るヒンジを具体的に説明す
る。
【0023】図1〜図5にこの発明の第1の実施形態に
係るヒンジ10を示してある。このヒンジ10は、図1に示
すように、情報処理装置の筐体1に外装扉2を開閉自在
に支持している。図2はこのヒンジ10の主要部を示す概
略の斜視図で、ガイド手段としてのガイドブラケット11
と、該ガイドブラケット11に案内されて筐体1の開口部
1aの開口に直交する方向に摺動自在に設けられた支持ア
ーム12とを主体として構成されている。
【0024】ガイドブラケット11は、図3に示すよう
に、断面ほぼコ字形の主部11a の端部に外側に張り出し
たフランジ部11b が形成されて構成されている。このフ
ランジ部11b のフランジ面を、図1に示すように、筐体
1の側壁1bの内側面に当接させて、フランジ部11b に形
成された透孔11d を貫通させた止着ねじ11c によって固
定されている。また、このガイドブラケット11の取付位
置は、開口部1aの縁部に接する位置で、フランジ部11b
が上下に位置するようにしてある。
【0025】前記支持アーム12は、前記ガイドブラケッ
ト11の主部11a の内側部に位置させて支持されており、
開口部1aの開口に対して直交する方向に摺動できるよう
にしてある。支持アーム12の筐体1の奥側、即ち基端側
には端部を折曲してストッパ部12a が形成されていて、
支持アーム12が筐体1の前方に脱落することを防止して
いる。支持アーム12の先端側には図2に示すように、筐
体1の側方を指向させて折曲したピン支持部12b が形成
されており、このピン支持部12b の上端にピン支持板12
c が設けられている。このピン支持板12c に、支持手段
としての支持ピン13が植設されている。また、ピン支持
板12c と支持アーム12との間には適宜な間隙12d が形成
されている。
【0026】他方、外装扉2の側縁部には、図1に示す
ように板材によって形成された支持ブラケット14が設け
られており、この支持ブラケット14の中央部に前記支持
ピン13を遊挿する被支持手段である支持孔15が形成され
ている。したがって、外装扉2は、支持ピン13を中心と
して回動自在とされている。
【0027】そして、筐体2の側壁1bの内側面に前記支
持アーム12を主部11a に挿通させた状態でガイドブラケ
ット11を取り付け、支持アーム12の先端を筐体2から突
出させた状態とする。この支持アーム12の前記支持ピン
13に外装扉2の前記支持孔15を遊嵌すれば、図4に示す
ように、外装扉2が筐体1に取り付けられた状態とな
り、該外装扉2の回動によって開口部1aを開閉すること
ができる。
【0028】以上により構成された、図1〜図5に示し
た第1実施形態に係るヒンジの作用を、図5を参照して
説明する。図5は一部を省略した平面視を示しており、
隣接する情報処理装置6を想像線で示してある。外装扉
2を開放する場合には、筐体1と外装扉2とを係合させ
ている図示しない係合手段を解除して外装扉2を回動さ
せると、図5(a)に示すように、支持ピン13を中心と
して外装扉2が回動し開口部1aが徐々に開放される。図
5(b)に示すように、外装扉2が筐体1に対してほぼ
直角の位置まで開放したのちは、隣接する情報処理装置
6に干渉することになってそのままでは最大開放角度ま
で開放動作を行なわせることができない。そこで、外装
扉2を手前に引き出せば、支持アーム12がガイドブラケ
ット11に対してストッパ部12a がガイドブラケット11に
当接するまで前進して、図5(c)に示すように、外装
扉2が隣接する情報処理装置6の前面位置よりもさらに
前方に位置することになる。この図5(c)に示す状態
では、隣接の情報処理装置6に干渉することがないの
で、外装扉2をさらに回動させるることができ、図5
(d)に示すように、閉成した状態の位置からほぼ18
0度まで回動させることができる。なお、図5(c)の
状態から図5(d)の状態まで外装扉2を回動させる際
には、前記間隙12d が外装扉2の縁部の枠部2aの旋回を
許容し、全開時に該間隙12d 内に該枠部2aが収るよう
に、該間隙12d の幅員を設定する。
【0029】したがって、筐体1の開口部1aの全体を開
放させることができることは勿論、開放角度をほぼ18
0度にして隣接する情報処理装置6の前面に沿わせた状
態とできるので、不用意に回動させてしまって、隣接の
情報処理装置6に衝突させて破損させてしまうことを防
止できる。また、不用意に閉成させてしまうこともない
から、外装扉2を開放した情報処理装置に対する作業を
円滑に行なうことができる。
【0030】外装扉2を閉成する場合には、開放時とは
逆の操作を行なう。図5(d)に示す状態にある外装扉
2を図5(c)に示すようにほぼ直角となるまで回動さ
せる。この外装扉2を筐体1に押し込めば、支持アーム
12がガイドブラケット11に対して後退し、図5(b)に
示すように、外装扉2の支持ブラケット14が取り付けら
れた部分が隣接する情報処理装置6の前面よりも後方に
位置した状態となる。そして、さらに外装扉2を閉成方
向に回動させれば、図5(a)に示す状態から回動して
外装扉2で開口部1aを閉成することができる。
【0031】図6及び図7は、この発明に係るヒンジの
第2実施形態を示す図で、第1実施形態と同一の部位は
同一の符号を付してある。この第2実施形態に係るヒン
ジ20は、ガイドブラケット21が、図7に示すように、筐
体1の側壁の上下に亙る大きさとされている。このガイ
ドブラケット21の断面ほぼコ字形の主部21a の内側部に
支持アーム22が支持されて、開口部1aの開口に対して直
交する方向に摺動できるようにしてある。ガイドブラケ
ット21の主部21a の端部に外側に張り出したフランジ部
21b が形成され、このフランジ部21b に形成された透孔
21c を貫通させた止着ねじを、筐体1の側壁に締め付け
ることによってガイドブラケット21が取り付けられる。
また、支持アーム22の基端側には、ストッパ部22a が形
成されている。
【0032】前記支持アーム22の先端側には、該支持ア
ーム22の一部を前方に張り出させて突出部22b が上下に
それぞれ形成され、このそれぞれの突出部22b の先端
が、筐体1の側方を指向させて折曲されてピン支持部22
c が形成され、このピン支持部22c の上端にピン支持板
22d が設けられている。このピン支持板22d に、支持手
段としての支持ピン23が植設されている。また、ピン支
持板22d と突出部22b との間には適宜な間隙22e が形成
されている。
【0033】他方、外装扉2には、第1実施形態の構造
と同様に被支持手段である支持孔(図示せず)が設けら
れており、この支持孔が前記支持ピン23に遊嵌されるこ
とによって外装扉2が支持される。
【0034】外装扉2が開閉する場合には、図5に示す
ように、支持アーム22をガイドブラケット21から引き出
した状態とすれば、外装扉2の開放角度をほぼ180度
とすることができる。
【0035】この第2実施形態に係るヒンジ20の構造で
は、ガイドブラケット21と複数の支持ピン23を備えた支
持アーム22とを組合わせて筐体1に取り付けるから、取
付作業が簡便となる。また、それぞれの支持ピン23は支
持アーム22と一体的に設けられているから、支持アーム
22を同期して進退させることができる。このため、外装
扉2を着脱する際にそれぞれの支持ピン23を容易に揃え
て位置させることができるので、着脱作業の効率を向上
させることができる。
【0036】次に、図8及び図9に示す第3実施形態に
ついて説明する。なお、第1実施形態と同一の部位は同
一の符号を付してある。この第3実施形態に係るヒンジ
30は、筐体1の側壁の内側面に取り付けられる一対のガ
イドブラケット31の断面ほぼコ字形の主部31a に支持ア
ーム32が支持されて、開口部1aの開口に対して直交する
方向に摺動できるようにしてある。ガイドブラケット31
の主部31a の端部に外側に張り出したフランジ部31b が
形成され、このフランジ部31b に形成された透孔31c を
貫通させた止着ねじを、筐体1の側壁に締め付けること
によってガイドブラケット31が取り付けられる。また、
支持アーム32の基端側には、ストッパ部32a が形成され
ている。
【0037】前記支持アーム32の先端側は、連繋手段と
しての接続ロッド33で接続されており、上下の支持アー
ム32が一体となって進退するようにしてある。また、先
端が筐体1の側方を指向させて折曲されてピン支持部32
b が形成され、このピン支持部32b の上端にピン支持板
32c が設けられている。このピン支持板32c に、支持手
段としての支持ピン34が植設されている。また、ピン支
持板32c と支持アーム32との間には適宜な間隙32d が形
成されている。
【0038】他方、外装扉2には、第1実施形態の構造
と同様に被支持手段である支持孔(図示せず)が設けら
れており、この支持孔が前記支持ピン34に遊嵌されるこ
とによって外装扉2が支持される。
【0039】外装扉2が開閉する場合には、図5に示す
ように、支持アーム32をガイドブラケット31から引き出
した状態とすれば、外装扉2の開放角度をほぼ180度
とすることができる。
【0040】この第3実施形態に係るヒンジ30の構造で
は、支持アーム32を接続ロッド33で連繋させてあるか
ら、全ての支持アーム32は同期して進退することができ
る。このため、外装扉2を着脱する際にそれぞれの支持
ピン34を容易に揃えて位置させることができるので、着
脱作業の効率を向上させることができる。
【0041】図10〜図12は、この発明に係るヒンジの第
4実施形態を示す図で、第1実施形態と同一の部位は同
一の符号を付してある。この第4実施形態に係るヒンジ
40は、ガイドブラケット41と、このガイドブラケット41
に案内されて摺動する支持アーム42と、これらガイドブ
ラケット41と支持アーム42とに掛け渡して連繋させたね
じりコイルばねをトグルばねとして用いた拘束ばね43と
を備えている。ガイドブラケット41の断面ほぼコ字形の
主部41a の内側部に前記支持アーム42が支持されて、筐
体1の開口部1aの開口に対して直交する方向に摺動でき
るようにしてある。ガイドブラケット41の主部41a の端
部に外側に張り出したフランジ部41b が形成され、この
フランジ部41b に形成された透孔41c を貫通させた止着
ねじ44を、筐体1の側壁に締め付けることによってガイ
ドブラケット41が取り付けられる。また、支持アーム42
の基端部には、ストッパ部42a が形成されている。
【0042】前記支持アーム42の先端には、筐体1の側
方を指向させて折曲されてピン支持部42b が形成され、
このピン支持部42b の上端にピン支持板42c が設けられ
ている。このピン支持板42c に支持手段としての支持ピ
ン45が植設されている。また、ピン支持板42c と支持ア
ーム42との間には適宜な間隙42d が形成されている。
【0043】図11はこのヒンジ40のガイドブラケット41
と支持アーム42とを組合わせた状態を示す斜視図であ
る。ガイドブラケット41の中央部には、支持アーム42の
摺動方向に沿った長孔によって挿通孔であるガイド孔41
d が形成されている。また、ガイドブラケット41の主部
41a の表面であって、ガイド孔41d の中央を臨む位置に
は固定側掛止ピン41e が植設されている。他方、支持ア
ーム42には移動側掛止ピン42e が植設されており、この
移動側掛止ピン42e を上記ガイド孔41d に遊挿させて、
その先端部をガイドブラケット41の表面から突出させて
いる。そして、これら固定側掛止ピン41e と移動側掛止
ピン42e とに、前記拘束ばね43のそれぞれの端部が掛止
されている。
【0044】他方、外装扉2の側縁部には、図10に示す
ように板材によって形成された支持ブラケット14が設け
られており、この支持ブラケット14の中央部に前記支持
ピン45を遊挿する被支持手段である支持孔46が形成され
ている。したがって、外装扉2は、支持ピン45を中心と
して回動自在とされている。
【0045】この第4実施形態に係るヒンジ40の作用
を、以下に説明する。外装扉2を開放させる場合は、前
述と同様に、適宜角度まで回動させたのちに外装扉2を
手前に引き出して隣接する情報処理装置6の前面よりも
前方に位置させて、さらに回動させれば該外装扉2はほ
ぼ180度で開放する。
【0046】外装扉2を引き出す場合には、支持アーム
42がガイドブラケット41に案内されて前進するが、この
とき支持アーム42は、図11及び図12に示すように、前記
拘束ばね43による作用を受けることになる。図11(a)
及び図12(a)は、支持アーム42が最後部まで後退した
状態にある場合の拘束ばね43の状態を示しており、この
位置を外装扉2の開放時の初期位置とする。この状態か
ら、支持アーム42が前進すると、該支持アーム42に植設
された前記移動側掛止ピン42e が移動するから、図12
(b)に示すように、移動側掛止ピン42e とガイドブラ
ケット41に植設された前記固定側掛止ピン41e との間隔
が小さくなる。このため、拘束ばね43は閉じる方向に力
が加えられ、その反力が復元力として移動側掛止ピン42
e を初期位置に押し戻すよう作用する。すなわち、支持
アーム42の摺動初期においては、該支持アーム42を初期
位置に位置付かせるように拘束ばね43は作用し、支持ア
ーム42を前進させるための移動力が除かれた場合には、
拘束ばね43の復元力によって支持アーム42は初期位置に
復帰する。
【0047】支持アーム42が前進して、図12(c)に示
すように、移動側掛止ピン42e を通る鉛直線上に位置し
た場合に拘束ばね43の復元力が最大となる。支持アーム
42が該鉛直線を越えて前進すると、拘束ばね43はその位
置が変化し、図12(d)に示すように、支持アーム42の
移動方向は固定側掛止ピン41e と移動側掛止ピン42eと
が離隔する方向となり、支持アーム42の移動方向と拘束
ばね43の復元力の方向とが一致することになって、支持
アーム42の前進に拘束ばね43の復元力が助力することに
なる。このため、外装扉2を円滑に引き出すことがで
き、しかも支持アーム42が最前部、即ち終期位置に位置
した状態で拘束ばね43の復元力を受けて、終期位置に維
持される。したがって、外装扉2を180度まで回動さ
せる際に、支持アーム42が不用意に後退してしまうこと
が防止される。
【0048】外装扉2を閉成する場合に支持アーム42を
最前部の位置から押し込むと、該支持アーム42は後退す
る。このときには、後退動作の摺動初期においては、拘
束ばね43の復元力が支持アーム42の移動に抗して作用
し、固定側掛止ピン41e を通る鉛直線上を移動側掛止ピ
ン42e が通過したのちは、拘束ばね43の復元力が支持ア
ーム42の移動に助力して作用し、外装扉2を円滑に後退
させることができる。
【0049】すなわち、トグルばねである拘束ばね43
で、ガイドブラケット41と支持アーム42とを連繋させる
ことにより、該拘束ばね43の復元力が支持アーム42を最
後部または最前部に維持するよう作用し、支持アーム42
が適宜位置まで移動したのちは該支持アーム42の移動に
助力するよう作用することになる。
【0050】次に、図13及び図14に示す第5実施形態に
係るヒンジ50を示す図で、図6及び図7に示した第2実
施形態を改良したものであり、第2実施形態と同一の部
位は同一の符号を付してある。この第5実施形態に係る
ヒンジ50は、第2実施形態のヒンジ20に第4実施形態で
説明した拘束ばね43を付加した構造としたものである。
すなわち、ガイドブラケット21の主部21a の上下部にガ
イド孔41d が形成され、支持アーム22に植設された移動
側掛止ピン42e とガイドブラケット21に植設された固定
側掛止ピン41e とに前記拘束ばね43のそれぞれの端部を
掛止させてある。
【0051】この第5実施形態に係るヒンジ50を備えた
外装扉2を筐体1に着脱する場合には、その際の着脱作
業を簡便に行なうことができる。また、拘束ばね43の復
元力を受けて、支持アーム22を後退端位置と前進端位置
とに拘束すると共に、支持アーム22が所定位置まで移動
したのちには、その進退に助力して進退動作を円滑に行
なわせることができる。
【0052】なお、図13及び図14では、拘束ばね43をガ
イドブラケット21の上下部に配した構造としたものを示
したが、該ガイドブラケット21の中央部に単一の拘束ば
ねを配した構造とすることもできる。
【0053】図15及び図16には第6実施形態に係るヒン
ジ60を示してあり、前記第3実施形態に係るヒンジ30に
前記第4実施形態で説明した拘束ばね43を付加した構造
としたものである。すなわち、一対のガイドブラケット
31の主部31a にガイド孔41dが形成され、支持アーム32
に植設された移動側掛止ピン42e とガイドブラケット31
に植設された固定側掛止ピン41e とに前記拘束ばね43の
それぞれの端部を掛止させてある。
【0054】この第6実施形態に係るヒンジ60によれ
ば、外装扉2を開閉するために支持アーム32を進退させ
る場合、全ての支持アーム32を同期して進退させること
ができるので、支持ピン34の位置が常時揃えられ、外装
扉2の脱着作業を容易に行なうことができる。また、拘
束ばね43の復元力を受けて、支持アーム32を後退端位置
と前進端位置とに拘束すると共に、所定位置まで移動さ
せたのちには、進退に助力して進退動作を円滑に行なわ
せることができる。
【0055】
【発明の効果】以上説明したように、この発明に係るヒ
ンジによれば、外装扉を筐体から引き出すことによっ
て、該外装扉を隣接する情報処理装置の前面よりさらに
前方に位置させることができ、当該位置で外装扉を回動
させることができるから、外装扉の開放角度をほぼ18
0度とすることができる。このため、外装扉を開放して
行なう際の作業性を向上させることができる。しかも、
外装扉側の被支持手段と連繋させる支持手段を摺動自在
な支持アームに設けた構造であるから、簡単な構造であ
り、部品構成を簡素化することができる。
【0056】また、請求項5の発明に係るヒンジよれ
ば、支持アームの摺動動作にトグルばねの復元力を付勢
してあるから、該支持アームが後退端と前進端に位置し
ている状態では、該支持アームは当該位置に拘束されて
振動などによって不用意に支持アームが摺動してしまう
ことが防止される。しかも、支持アームの移動が所定位
置を越えることによって、以後は拘束ばねの復元力が該
支持アームの移動に助力するから、支持アームを円滑に
移動させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のヒンジの第1実施形態に係る斜視図
で、一部を省略して示してある。
【図2】この第1実施形態に係るヒンジの主要部を示す
斜視図である。
【図3】図2におけるA−A線に沿って切断して示す断
面図である。
【図4】第1実施形態に係るヒンジを備えた筐体と外装
扉とを示す斜視図である。
【図5】第1実施形態に係るヒンジの開閉動作を説明す
るための概略の平面図で、一部を省略して示してある。
【図6】第2実施形態に係るヒンジの主要部を示す斜視
図である。
【図7】第2実施形態に係るヒンジを備えた筐体と外装
扉とを示す斜視図である。
【図8】第3実施形態に係るヒンジの主要部を示す斜視
図である。
【図9】第3実施形態に係るヒンジを備えた筐体と外装
扉とを示す斜視図である。
【図10】第4実施形態に係るヒンジを示す斜視図で、
一部を省略して示してある。
【図11】第4実施形態に係るヒンジの主要部を示す斜
視図である。
【図12】第4実施形態に係るヒンジの開閉動作に応じ
た拘束ばねの作用を説明するための図である。
【図13】第5実施形態に係るヒンジの主要部を示す斜
視図である。
【図14】第5実施形態に係るヒンジを備えた筐体と外
装扉とを示す斜視図である。
【図15】第6実施形態に係るヒンジの主要部を示す斜
視図である。
【図16】第6実施形態に係るヒンジを備えた筐体と外
装扉とを示す斜視図である。
【図17】従来のヒンジを備えた筐体と外装扉とを示す
斜視図である。
【図18】従来のヒンジの構造を示す概略の平面図で、
一部を省略して示してある。
【符号の説明】
1 筐体 1a 開口部 1b 側壁 2 外装扉 10 ヒンジ 11 ガイドブラケット(ガイド手段) 12 支持アーム 12a ストッパ部 13 支持ピン(支持手段) 14 支持ブラケット 15 支持孔(被支持手段) 20 ヒンジ 21 ガイドブラケット(ガイド手段) 22 支持アーム 22a ストッパ部 22b 突出部 23 支持ピン(支持手段) 30 ヒンジ 31 ガイドブラケット 32 支持アーム 32a ストッパ部 33 接続ロッド 34 支持ピン 40 ヒンジ 41 ガイドブラケット 41d ガイド孔(挿通孔) 41e 固定側掛止ピン 42 支持アーム 42a ストッパ部 42e 移動側掛止ピン 43 拘束ばね(トグルばね) 45 支持ピン 50 ヒンジ 60 ヒンジ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報処理装置の筐体の開口部を開閉する
    外装扉を支持してその開閉を案内するヒンジにおいて、 筐体の側壁内側面にガイド手段を設け、 前記ガイド手段に案内されて、前記開口部の開口と交差
    する方向に摺動自在な支持アームを設け、 前記支持アームの先端側を前記開口部から筐体の外側に
    突出させると共に、先端部に支持部を設け、 前記支持部に支持手段を設け、 外装扉の側縁部に前記支持手段に連繋して外装扉を回動
    自在に支持する被支持手段を設けたことを特徴とするヒ
    ンジ。
  2. 【請求項2】 前記ガイド手段と支持アームとを前記筐
    体の側壁に適宜間隔を設けて適宜数配設したことを特徴
    とする請求項1に記載のヒンジ。
  3. 【請求項3】 前記ガイド手段を前記筐体の側壁に設
    け、該ガイド手段に支持アームを設け、該支持アームに
    適宜数の前記支持手段を適宜間隔を設けて配したことを
    特徴とする請求項1に記載のヒンジ。
  4. 【請求項4】 適宜数の前記支持アームを連繋手段によ
    って連繋させて、該適宜数の支持アームの摺動を同期さ
    せてあることを特徴とする請求項2または請求項3に記
    載のヒンジ。
  5. 【請求項5】 前記支持アームにトグルばねを連繋さ
    せ、該支持アームの進退時にその移動に助力させると共
    に、外装扉を閉鎖位置と開放位置とのいずれかに拘束さ
    せることを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれ
    かに記載のヒンジ。
  6. 【請求項6】 前記支持アームの連繋手段にトグルばね
    を連繋させ、該支持アームの進退時にその移動に助力さ
    せると共に、外装扉を閉鎖位置と開放位置とのいずれか
    に拘束させることを特徴とする請求項4に記載のヒン
    ジ。
  7. 【請求項7】 前記ガイド手段に前記支持アームの摺動
    方向に沿った方向を長手方向とする長孔で挿通孔を形成
    し、 前記支持アームに植設した移動側掛止ピンをこの挿通孔
    に挿通させてガイド手段から突出させ、 ガイド手段に固定側掛止ピンを植設し、 前記移動側掛止ピンと固定側掛止ピンとにトグルばねを
    掛止させたことを特徴とする請求項5または請求項6に
    記載のヒンジ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003045640A1 (en) * 2001-11-29 2003-06-05 Abb Ab An industrial robot system and a method for programming thereof

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