JP2003165514A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置の製造方法

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JP2003165514A JP2001363708A JP2001363708A JP2003165514A JP 2003165514 A JP2003165514 A JP 2003165514A JP 2001363708 A JP2001363708 A JP 2001363708A JP 2001363708 A JP2001363708 A JP 2001363708A JP 2003165514 A JP2003165514 A JP 2003165514A
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肇 井上
Katsumi Mimura
勝巳 三村
Hirohiko Abe
弘彦 安部
Masahito Otoari
雅人 音在
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 キャリアテープのエンボス穴の底部に形成さ
れた穴部の外周部にバリが形成されている場合でも、エ
ンボス穴内に収納された半導体装置の外観検査を安定し
て行う。 【解決手段】 キャリアテープ1を穴部2の開口部を下
に向けてガイドレール6上に配置し、穴部2内にてダイ
オードパッケージ4をカバーテープ5によって保持し、
光源9よりダイオードパッケージ4へ向かって光を照射
した状況下でカメラ8によりダイオードパッケージ4の
外観を撮像する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体装置の製造
方法に関し、特に、キャリアテープおよびカバーテープ
を用いてテーピング梱包した半導体装置の外観検査に適
用して有効な技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】樹脂封止型の半導体装置を出荷する際に
は、たとえば半導体装置を収納するエンボス穴を有する
キャリアテープを用意し、そのエンボス穴に個々の半導
体装置を収納する。次いで、エンボス穴をカバーテープ
でシール(テーピング)した後、キャリアテープをテー
ピングリールに巻き取ることで出荷形態としている。こ
のようなシール(テーピング)工程を行う装置について
は、たとえば2001年2月26日、株式会社プレスジ
ャーナル発行、「2001年度版 最新半導体組み立て
/パッケージング技術」、p251〜p256に記載が
ある。
【0003】上記エンボス穴の底部には穴が形成されて
いる。半導体装置をエンボス穴に収納する際には、この
エンボス穴底部に形成された穴からバキュームで吸い寄
せることによって半導体装置をエンボス穴内へ導く手段
が用いられる。また、キャリアテープの外部からこの穴
にピンを挿入し、半導体装置を突き上げることにより、
半導体装置をキャリアテープより取り出すことを可能と
している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明者らは、半導体
装置が収納されたキャリアテープをテーピングリールに
巻き取った後において半導体装置の外観検査を行う手段
について検討している。すなわち、半導体装置が収納さ
れたキャリアテープをテーピングリールから引き出しな
がらカバーテープ上よりエンボス穴内の半導体装置に照
明を照射し、CCDカメラなどにより半導体装置の画像
を取得することにより半導体装置の外観検査を行うもの
である。しかしながら、このような手段においては次の
ような課題が存在することを本発明者らは見出した。こ
の課題を図5および図6を用いて説明する。
【0005】図5に示すように、上記半導体装置の外観
検査の際には、エンボス穴EMB内に半導体装置PKG
が収納されたキャリアテープCARTを、カバーテープ
COVTおよびガラスカバーGLSCが添付された面が
上向きになるようにし、エンボス穴EMBの底部に形成
された穴部HOLEが下向きになるようにしてガイドレ
ールGUDR上に配置する。このような状態で、光源L
ITによりカバーテープCOVT上から半導体装置PK
Gに光を照射する。この時、半導体装置PKGからの反
射光が直接カメラCCDに入射しないように、光源LI
Tからの光がカバーテープCOVTに対して斜めに入射
するようにする。このような状況下でカメラCCDによ
って撮影された半導体装置PKGの画像に対して、カメ
ラCCDと接続されたコンピュータ(図示は省略)を用
いて所定の処理を施すことによって、半導体装置PKG
の外観検査を行うものである。
【0006】ところで、図6に示すように、上記エンボ
ス穴EMBの底部に穴部HOLEを形成する際には、穴
部HOLE外周部にバリBARIが形成されてしまう場
合がある。このようなバリBARIが形成されている場
合、エンボス穴EMB内に収納された半導体装置PKG
はバリBARI上に乗り上げて、エンボス穴EMB内に
て傾いた状態で配置されることになる。このような状況
下で光源LITより半導体装置PKGに光を照射する
と、半導体装置PKGからの反射光は直接カメラCCD
に入射してしまう場合がある。このような場合にカメラ
CCDに撮像された画像では、半導体装置PKGの表面
は光ってしまい、外観に不良箇所のない半導体装置PK
Gでもコンピュータに不良品と判定されてしまう問題が
ある。
【0007】本発明の目的は、キャリアテープのエンボ
ス穴の底部に形成された穴部の外周部にバリが形成され
ている場合でも、エンボス穴内に収納された半導体装置
の外観検査を安定して行うことのできる技術を提供する
ことにある。
【0008】本発明の前記ならびにその他の目的と新規
な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかに
なるであろう。
【0009】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、
次のとおりである。
【0010】すなわち、本発明は、第1穴部を有し、前
記第1穴部の底部には第2穴部が形成され、前記第1穴
部内に半導体装置が収納され、前記第1穴部の開口部が
カバーテープによって覆われたキャリアテープを用意す
る工程と、前記キャリアテープを前記第1穴部の開口部
が下向きになるように配置した後、前記第1穴部の開口
部より前記半導体装置へ光を照射した状況下で前記第1
穴部の開口部の方向から前記半導体装置の外観を検査す
る工程とを含むものである。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。なお、実施の形態を説明す
るための全図において、同一の機能を有する部材には同
一の符号を付し、その繰り返しの説明は省略する。
【0012】(実施の形態1)本実施の形態1の半導体
装置は、たとえば樹脂封止型のダイオードパッケージで
ある。樹脂封止型のダイオードパッケージは、図1に示
すように、まず分割領域によって複数の半導体チップ形
成領域に区画された半導体ウェハにダイオード素子(半
導体素子)を形成する(工程P1)。このダイオード素
子は、各々の半導体チップ形成領域に形成されるもので
ある。続いて、半導体ウェハを前記分割領域に沿って分
割する(工程P2)。この時、分割された各々の半導体
チップ(以下、ペレットという)が含むダイオード素子
のカソードおよびアノードのそれぞれは、ペレットの主
面(素子形成面)側に形成された表面電極または裏面側
に形成された裏面電極のどちらかと電気的に接続されて
いる。
【0013】次に、Cu(銅)またはFe(鉄)−Ni
(ニッケル)合金から形成され、カソード側およびアノ
ード側の2本で対になったリードを有するリードフレー
ムを用意し、上記ペレットの下部電極をそのリードの一
方に接着する。続いて、たとえばAu(金)から形成さ
れたワイヤを用いて、他方のリードと表面電極とを電気
的に接続する(工程P3)。
【0014】次に、上記ペレットおよびリードをモール
ド樹脂にて封止する(工程P4)。続いて、そのモール
ド樹脂の表面に極性識別マークおよび製品識別マークな
どを形成(工程P5)した後、上記リードをリードフレ
ームから切り離し、樹脂封止型のダイオードパッケージ
を製造する。
【0015】次に、エンボス状(凹型)の穴部を有する
キャリアテープを用意し、その穴部に上記ダイオードパ
ッケージを収納する。この時、1個の穴部には1個のダ
イオードパッケージが収納される。続いて、その穴部を
カバーテープでシール(テーピング)した後、キャリア
テープをテーピングリールに巻き取る(工程P6)。次
いで、テーピングリールに巻き取られたキャリアテープ
を引き出しながら、カバーテープ上より穴部内のダイオ
ードパッケージを観察することでそのダイオードパッケ
ージの外観検査を行う(工程P7)。この外見検査によ
って不良箇所が発見されなかったダイオードパッケージ
については製品として出荷することができる(工程P
8)。この外観検査の後、空のテーピングリールにキャ
リアテープを巻き取ることにより、出荷形態とすること
ができる。
【0016】図2は、上記外観検査方法を示す説明図で
ある。
【0017】キャリアテープ1は、たとえばポリスチレ
ン、ポリカーボネート、ポリエチレンテレフタレートま
たはポリ塩化ビニルなどから形成されている。エンボス
状(凹型)の穴部(第1穴部)2の底部には穴部(第2
穴部)3が形成されており、この穴部3からバキューム
で吸い寄せることによってダイオードパッケージ(半導
体装置)4を穴部2内へ導くことができる。また、キャ
リアテープ1の外部から穴部3にピンを挿入し、ダイオ
ードパッケージ4を突き上げ、さらに真空吸着すること
により、ダイオードパッケージ4をキャリアテープ1よ
り取り出すことも可能である。穴部2の開口部は、たと
えばPET(ポリエチレンテレフタレート)からなるカ
バーテープ5でシール(テーピング)されている。
【0018】上記したようなキャリアテープ1は、穴部
2の開口部を下に向けてガイドレール6上を搬送され
る。ガイドレール6上には透明なカバーガラス(第1カ
バー板)7が配置され、カバーテープ5は、このカバー
ガラス7に押し当てられる状態となる。カメラ8は、下
方よりこのカバーガラス7を通して穴部2内のダイオー
ドパッケージ4の外観を撮像することができる。カメラ
8がダイオードパッケージ4の外観を撮像する際には、
たとえばハロゲンランプなどの光源9より外観検査対象
のダイオードパッケージ4へ向かって光を照射する。カ
メラ8としては、たとえばCCD(Charge Coupled Dev
ice)カメラを用いることができ、カメラ8によって撮
像された画像は、カメラ8と接続されたコンピュータ
(図示は省略)によって取り込まれた後、所定の画像処
理が施されることによってダイオードパッケージ4の外
観検査が行われる。また、キャリアテープ1の搬送時に
おいては、たとえばステンレスからなる製品カバー10
がキャリアテープ1を上部から支持している。これによ
り、その搬送時におけるキャリアテープ1の揺れを防ぐ
ことができるようになるので、その搬送の安定性を向上
することができる。また、キャリアテープ1の揺れを防
ぐことができるようになることから、穴部2内に収納さ
れたダイオードパッケージ4が振動することを防ぐこと
ができるようになる。その結果、カメラ8によるダイオ
ードパッケージ4の撮影を安定して行うことが可能とな
る。
【0019】穴部2の開口部を下に向けた状態のキャリ
アテープ1においては、ダイオードパッケージ4はカバ
ーテープ5によって保持されることになる。それによ
り、穴部3の外周部にバリが形成されていても、そのバ
リにダイオードパッケージ4が乗り上げて傾いてしまう
ことを防ぐことができる。また、上記ダイオードパッケ
ージ4の外観検査時においては、カバーテープ5がカバ
ーガラス7に押し当てられる状態となることから、カバ
ーテープ5に緩みが発生していた場合でも、その緩みを
解消することができる。それにより、ダイオードパッケ
ージ4が傾いた姿勢でカバーテープ5によって保持され
ることを防ぐことが可能となる。その結果、ダイオード
パッケージ4からの反射光が直接カメラ8に入射してし
まうことを防ぐことができる。すなわち、カメラ8によ
って撮像された画像中で、ダイオードパッケージ4が光
ってしまうことを防ぐことができるので、外観に不良箇
所のないダイオードパッケージ4が図示しないコンピュ
ータによって不良品と判定されてしまうことを防ぎ、安
定した外観検査を行うことが可能となる。このような誤
判定を防ぐことが可能になることから、良品として出荷
できるダイオードパッケージ4の個数を増加させること
が可能となる。それにより、単位個数当たりのダイオー
ドパッケージ4の製造コストを低減することが可能とな
る。
【0020】上記のようなダイオードパッケージ4の外
観検査後、キャリアテープ1を空のテーピングリールに
巻き取り、出荷形態とすることができる。
【0021】(実施の形態2)図3は、本実施の形態2
における半導体装置の外観検査方法を示す説明図であ
る。
【0022】図3に示すように、本実施の形態2もキャ
リアテープ1が有するエンボス状(凹型)の穴部2に収
納されたダイオードパッケージ4の外観検査を、穴部2
の開口部を覆うカバーテープ5の上部よりダイオードパ
ッケージ4を観察することで行うものである。
【0023】前記実施の形態1では、ダイオードパッケ
ージ4の外観検査時においては、カバーテープ5をカバ
ーガラス7に押し当てることによってカバーテープ5に
発生した緩みを解消する手段を例示したが、本実施の形
態2はそれを確実に行うものである。すなわち、図3に
示すように、キャリアテープ1の外部から穴部3にピン
(第1工具)11を挿入し、このピン11によりダイオ
ードパッケージ4をカバーテープ5に押し付けるもので
ある。これにより、カバーテープ5はカバーガラス7に
押し付けられることになり、カバーテープ5に緩みが発
生していた場合でも、前記実施の形態1より確実にその
緩みを解消することができる。その結果、本実施の形態
2によれば、前記実施の形態1の場合よりも確実にダイ
オードパッケージ4が傾いた姿勢でカバーテープ5に保
持されることを防ぐことが可能となる。なお、前記実施
の形態1において示した製品カバー10(図2参照)を
用いても穴部3へのピン11の挿入が可能ならば、本実
施の形態2においても製品カバー10を用いてもよい。
【0024】また、図3においては、キャリアテープ1
が穴部2の開口部を下に向けてガイドレール6上を搬送
される場合について図示したが、穴部2の開口部を上に
向けてもよい。本実施の形態2では、ピン11を用いて
ダイオードパッケージ4をカバーテープ5に押し付ける
ことから、穴部2が上向きに開口し穴部3の外周部にバ
リが形成されていても、そのバリにダイオードパッケー
ジ4が乗り上げて傾いてしまうことを防ぐことができ
る。それにより、ダイオードパッケージ4からの反射光
が直接カメラ8に入射してしまうことを防ぐことができ
るので、カメラ8によって撮像された画像中で、ダイオ
ードパッケージ4が光ってしまうことを防ぐことができ
る。すなわち、外観に不良箇所のないダイオードパッケ
ージ4が図示しないコンピュータによって不良品と判定
されてしまうことを防ぎ、安定した外観検査を行うこと
が可能となる。
【0025】(実施の形態3)図4は、本実施の形態3
における半導体装置の外観検査方法を示す説明図であ
る。
【0026】図4に示すように、本実施の形態3もキャ
リアテープ1が有するエンボス状(凹型)の穴部2に収
納されたダイオードパッケージ4の外観検査を、穴部2
の開口部を覆うカバーテープ5の上部よりダイオードパ
ッケージ4を観察することで行うものである。
【0027】本実施の形態3においては、図4に示すよ
うに、穴部2の開口部を上に向けてキャリアテープ1を
ガイドレール6上に配置し、キャリアテープ1の下部に
エアー供給機構12を配置する。ダイオードパッケージ
4の外観検査時においては、そのエアー供給機構12を
用いて穴部3より穴部2内へエアーを供給する。この
時、供給されたエアーの圧力によりダイオードパッケー
ジ4はカバーテープ5に押し付けられる。これにより、
カバーテープ5はカバーガラス7に押し付けられること
になり、カバーテープ5に緩みが発生していた場合で
も、その緩みを解消することができる。なお、この時、
エアーとして湿気を含まないドライエアーまたはN
2(窒素)などの不活性ガスを用いることにより、ダイ
オードパッケージ4が吸湿してしまうことを防ぐことが
できる。
【0028】また、ダイオードパッケージ4は上記エア
ーの圧力により穴部2内で持ち上げられた状態となるこ
とから、穴部2の底部に形成された穴部3の外周部にバ
リが形成されていても、そのバリにダイオードパッケー
ジ4が乗り上げて傾いてしまうことを防ぐことができ
る。それにより、ダイオードパッケージ4からの反射光
が直接カメラ8に入射してしまうことを防ぐことができ
るので、カメラ8によって撮像された画像中で、ダイオ
ードパッケージ4が光ってしまうことを防ぐことができ
る。すなわち、本実施の形態3においても、外観に不良
箇所のないダイオードパッケージ4が図示しないコンピ
ュータによって不良品と判定されてしまうことを防ぎ、
安定した外観検査を行うことが可能となる。
【0029】図4においては、穴部2の開口部を上に向
けてキャリアテープ1をガイドレール6上に配置した場
合について図示したが、穴部2の開口部を下に向けても
よい。この場合には、上記エアー供給機構12をキャリ
アテープ1上に配置して穴部3より穴部2内へエアーを
供給することにより、図3に示した構成と同様の効果を
得ることが可能となる。
【0030】以上、本発明者によってなされた発明を発
明の実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は
前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を
逸脱しない範囲で種々変更可能であることは言うまでも
ない。
【0031】たとえば、前記実施の形態においては、半
導体装置が樹脂封止型のダイオードパッケージである場
合について示したが、ダイオードパッケージ以外の樹脂
封止型の半導体装置に対して適用することも可能であ
る。
【0032】
【発明の効果】本願によって開示される発明のうち、代
表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば以
下の通りである。 (1)キャリアテープが有するエンボス状の穴部(第1
穴部)に収納された半導体装置の外観検査を、その穴部
の開口部を覆うカバーテープ上からカメラを用いて撮像
することで行う場合に、前記穴部の開口部から半導体装
置へ照射した光の反射光が直接カメラに入射することを
防ぐことができるので、外観に不良箇所のない半導体装
置が不良品と判定されてしまうことを防ぐことができ
る。 (2)キャリアテープが有するエンボス状の穴部(第1
穴部)に収納された半導体装置の外観検査を、その穴部
の開口部を覆うカバーテープ上からカメラを用いて撮像
することで行う場合に、前記穴部の底部に形成された穴
部(第2穴部)の外周部にバリが形成されていても、半
導体装置がそのバリに乗り上げて傾いてしまうことを防
ぐことができるので、前記穴部に収納された半導体装置
を安定した姿勢で保つことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態である半導体装置の製造
フローチャートを示す説明図である。
【図2】本発明の一実施の形態である半導体装置の製造
工程中における半導体装置の外観検査方法を示す説明図
である。
【図3】本発明の他の実施の形態である半導体装置の製
造工程中における半導体装置の外観検査方法を示す説明
図である。
【図4】本発明の他の実施の形態である半導体装置の製
造工程中における半導体装置の外観検査方法を示す説明
図である。
【図5】本発明者らが検討した課題を説明する説明図で
ある。
【図6】本発明者らが検討した課題を説明する説明図で
ある。
【符号の説明】
1 キャリアテープ 2 穴部(第1穴部) 3 穴部(第2穴部) 4 ダイオードパッケージ(半導体装置) 5 カバーテープ 6 ガイドレール 7 カバーガラス(第1カバー板) 8 カメラ 9 光源 10 製品カバー 11 ピン(第1工具) 12 エアー供給機構 BARI バリ CART キャリアテープ CCD カメラ COVT カバーテープ EMB エンボス穴 GLSC ガラスカバー GUDR ガイドレール HOLE 穴部 LIT 光源 P1〜P8 工程 PKG 半導体装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 596128377 株式会社九州エレクトロニクスシステム 福岡県北九州市八幡西区金剛2丁目3番3 号 (72)発明者 井上 肇 東京都小平市上水本町五丁目20番1号 株 式会社日立製作所半導体グループ内 (72)発明者 三村 勝巳 東京都青梅市藤橋3丁目3番地2 日立東 京エレクトロニクス株式会社内 (72)発明者 安部 弘彦 福岡県北九州市八幡西区金剛2丁目3番3 号 株式会社九州エレクトロニクスシステ ム内 (72)発明者 音在 雅人 大阪府大阪市中央区本町3丁目4番8号 イワタニエレクトロニクス株式会社内 Fターム(参考) 3E096 AA06 BA09 BB08 CA15 DA04 DA17 DA18 DB04 EA04X EA04Y FA11

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)第1穴部を有し、前記第1穴部の
    底部には第2穴部が形成され、前記第1穴部内に半導体
    装置が収納され、前記第1穴部の開口部がカバーテープ
    によって覆われたキャリアテープを用意する工程、
    (b)前記キャリアテープを前記第1穴部の開口部が下
    向きになるようにしてガイドレール上に配置する工程、
    (c)前記(b)工程後、前記第1穴部の開口部より前
    記半導体装置へ光を照射した状況下で前記第1穴部の開
    口部の方向から前記半導体装置の外観を検査する工程、
    を含むことを特徴とする半導体装置の製造方法。
  2. 【請求項2】 (a)第1穴部を有し、前記第1穴部の
    底部には第2穴部が形成され、前記第1穴部内に半導体
    装置が収納され、前記第1穴部の開口部がカバーテープ
    によって覆われたキャリアテープと、透明の第1カバー
    板とを用意する工程、(b)前記キャリアテープを前記
    第1穴部の開口部が下向きになるようにしてガイドレー
    ル上に配置する工程、(c)前記(b)工程後、前記第
    1カバー板を前記キャリアテープの下方に配置し、前記
    キャリアテープを前記第1カバー板と接触させて前記カ
    バーテープの歪みを除去する工程、(d)前記(c)工
    程後、前記第1穴部の開口部より前記半導体装置へ光を
    照射した状況下で前記第1穴部の開口部の方向から前記
    半導体装置の外観を検査する工程、を含むことを特徴と
    する半導体装置の製造方法。
  3. 【請求項3】 (a)第1穴部を有し、前記第1穴部の
    底部には第2穴部が形成され、前記第1穴部内に半導体
    装置が収納され、前記第1穴部の開口部がカバーテープ
    によって覆われたキャリアテープを用意する工程、
    (b)前記キャリアテープをガイドレール上に配置する
    工程、(c)前記(b)工程後、前記第2穴部より前記
    第1穴部内へ第1工具を挿入して前記半導体装置を突き
    上げ、前記半導体装置を前記カバーテープに押し付ける
    工程、(d)前記(c)工程後、前記第1穴部の開口部
    より前記半導体装置へ光を照射した状況下で前記第1穴
    部の開口部の方向から前記半導体装置の外観を検査する
    工程、を含むことを特徴とする半導体装置の製造方法。
  4. 【請求項4】 (a)第1穴部を有し、前記第1穴部の
    底部には第2穴部が形成され、前記第1穴部内に半導体
    装置が収納され、前記第1穴部の開口部がカバーテープ
    によって覆われたキャリアテープを用意する工程、
    (b)前記キャリアテープをガイドレール上に配置する
    工程、(c)前記(b)工程後、前記第2穴部より前記
    第1穴部内へエアーを供給して前記半導体装置を前記カ
    バーテープに押し付ける工程、(d)前記(c)工程
    後、前記第1穴部の開口部より前記半導体装置へ光を照
    射した状況下で前記第1穴部の開口部の方向から前記半
    導体装置の外観を検査する工程、を含むことを特徴とす
    る半導体装置の製造方法。
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Cited By (5)

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