JP2003165159A - 引裂き可能なコア部材及びそのコア部材を有する常温収縮管装置 - Google Patents

引裂き可能なコア部材及びそのコア部材を有する常温収縮管装置

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    • H02G15/00Cable fittings
    • H02G15/08Cable junctions
    • H02G15/18Cable junctions protected by sleeves, e.g. for communication cable
    • H02G15/182Cable junctions protected by sleeves, e.g. for communication cable held in expanded condition in radial direction prior to installation
    • H02G15/1826Cable junctions protected by sleeves, e.g. for communication cable held in expanded condition in radial direction prior to installation on a removable hollow core, e.g. a tube
    • H02G15/1833Cable junctions protected by sleeves, e.g. for communication cable held in expanded condition in radial direction prior to installation on a removable hollow core, e.g. a tube formed of helically wound strip with adjacent windings, which are removable by applying a pulling force to a strip end

Abstract

(57)【要約】 【課題】 常温収縮管装置において、対象物への装着作
業性を損なうことなく、弾性チューブ部材からコア部材
を迅速かつ正確に除去できるようにする。 【解決手段】 常温収縮管装置10は、弾性チューブ部
材16の端部領域18を弾性的拡径状態に保持するコア
部材12を備える。コア部材12の中空筒状の本体22
は、その軸線方向全長に渡り螺旋状に連続形成された弱
化線24に沿ってリボン状に引裂かれる。弱化線24に
よって本体22に螺旋状に形成されるリボン状の領域
は、引裂き開始端24aに隣接して弱化線24と本体2
2の軸線方向一端との間に規定される端リボン部分26
の軸線方向寸法よりも、大きな軸線方向寸法を有する主
リボン部分28を備える。コア部材12を弾性チューブ
部材16の端部領域18に設置したときに、本体22
の、端リボン部分26及び主リボン部分28を含む約3
巻き分のリボン状領域が、端部領域18内に収容され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、引裂き可能なコア
部材に関する。さらに本発明は、引裂き可能なコア部材
を有する常温収縮管装置に関する。
【0002】
【従来の技術】開口端を有する弾性チューブ部材と、弾
性チューブ部材の開口端から所定長さの領域に除去可能
に内設され、その領域を弾性的拡径状態に保持する中空
筒状のコア部材とを備えた常温収縮管装置は、対象物に
迅速に装着できる被覆装置として、従来様々な分野で利
用されている。例えば、ケーブル(被覆電線)同士の接
続部やケーブルと他の導電端末部材との接続部において
露出した電線を、防湿、電気的絶縁及び機械的保護の目
的で被覆処理するために、接続部の全長を超える長さを
有したエラストマー製チューブ部材の所望長さ領域を、
中空筒状のプラスチック製コア部材によって予め弾性的
拡径状態に保持し、接続部への装着時にコア部材を除去
することにより拡径領域を弾性収縮させる常温収縮型の
被覆チューブが知られている(例えば特開平3−143
217号公報、特開平7−57798号公報参照)。
【0003】この種の常温収縮管装置で使用されるコア
部材は、中空筒状の本体の軸線方向全長に渡って螺旋状
に連続形成される溝すなわち弱化線を有するものが一般
的である。このコア部材は、本体の軸線方向一端におけ
る溝の端部を引裂き開始端として、溝に沿って本体をリ
ボン状に引裂くことができる。このコア部材の製造方法
としては、全長に渡って一定の幅及び厚みを有する長尺
のプラスチック製リボンを螺旋状に巻いて、隣り合う一
巻き部分同士をそれらの側縁で溶着等によって接合する
ことにより、その接合部が螺旋溝となった円筒状の本体
を形成する方法が提案されている(例えば特表平10−
513337号公報、国際公開公報WO99/0835
5号参照)。
【0004】或いは、中空筒状の本体の軸線方向全長に
渡り規則的に蛇行して連続形成される切り目すなわち弱
化線に沿って、本体をリボン状に引裂くことができるコ
ア部材も知られている(例えば実開平7−2692号公
報参照)。このコア部材は、樹脂材料から射出成形によ
り一体成形される。
【0005】このような螺旋状又は蛇行状の弱化線を有
する従来のコア部材は、弱化線によって本体に形成され
るリボン状の領域に本体の軸線方向一端で一体的に連結
されて本体から延長される延長部分をさらに備える。コ
ア部材を弾性チューブ部材に内設する際には、予め延長
部分を本体内側に通して延長部分末端を本体の軸線方向
他端から外部に延出させる。この状態でコア部材を、本
体の軸線方向他端及び延長部分末端が弾性チューブ部材
の開口端で露出するように方向付けして、弾性チューブ
部材に内設する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来の引裂き
可能なコア部材を有する常温収縮管装置では、コア部材
の軸線方向全長が長くなるほど、コア部材の除去に時間
を要することになる。特に、螺旋状の弱化線を有するコ
ア部材は、常温収縮管装置を対象物(例えば電線接続
部)に装着する際に、弾性チューブ部材の開口端で露出
する延長部分末端を外方へ引っ張ることにより引裂かれ
た本体のリボン状切片が、螺旋状の形態のままで対象物
に絡み付く傾向がある。このような場合には、リボン状
切片の絡み付きを解きながら本体を引裂く必要が生じ、
コア部材の除去に多大な時間と労力が消費される。
【0007】こうした不都合を回避する方策として、螺
旋状に延びる弱化線の一巻き毎の軸線方向間隔を広く取
り、弱化線によって本体に形成されるリボン状領域の軸
線方向寸法すなわち幅寸法を拡大することが考えられ
る。このようにすれば、コア部材の寸法を変更すること
なく、引裂かれた本体のリボン状切片の全長が短くなる
から、対象物へのリボン状切片の絡み付き度合を軽減す
ることができる。しかしこの場合、対象物への装着前に
コア部材の本体内側に通される延長部分が、リボン状領
域の幅寸法の拡大に伴って幅広になり、特に本体への一
体的連結部位の近傍で本体内側に大きく膨出して内部空
間を狭めるので、対象物を常温収縮管装置に円滑に挿入
することが困難になる傾向がある。また、長尺のリボン
を螺旋状に巻いて一体的に接合することにより作製され
るコア部材では、リボンの幅寸法が増加するに従いその
剛性も増加するので、リボンを円筒形状に保持するため
の接合部の機械的強度を強化する必要がある。その結
果、本体を引裂くために多大な力が要求されることにな
り、また、接合部の機械的強度のばらつきが増加して引
裂き作業が不安定になることが懸念される。
【0008】これに対し、前述した蛇行状に延びる弱化
線を有するコア部材では、弱化線によって本体に形成さ
れるリボン状領域が、本体を略1〜2周する毎に反転し
て延びる形態となっている。したがって、延長部分末端
を外方へ引っ張ることにより本体を引裂くと、引裂きの
進行方向が対象物を略1〜2周する毎に反転し、結果と
して、引裂かれた本体のリボン状切片は、螺旋状の形態
を取らず、対象物に絡み付くことなく除去されることが
期待される。この構成によれば、コア部材の寸法に関わ
らず、延長部分末端を直線状に引っ張るだけで、本体を
リボン状に引裂いてコア部材を弾性チューブ部材から除
去できる。しかしこの構成では、本体を引裂く際にリボ
ン状切片に負荷される引張力が、リボン状切片の反転部
分で応力集中を生じ易くなる。その結果、特に延長部分
を勢い良く引っ張るような場合に、リボン状切片が反転
部分で切断されてしまう危惧がある。リボン状切片が切
断されると、コア部材を弾性チューブ部材から除去する
ことが困難になるので、作業に細心の注意を要し、やは
りコア部材の除去に時間と労力が消費される。
【0009】本発明の目的は、引裂き可能なコア部材を
有する常温収縮管装置において、対象物への装着作業性
を損なうことなく、コア部材を弾性チューブ部材から迅
速かつ正確に除去できる常温収縮管装置を提供すること
にある。本発明の他の目的は、常温収縮管装置で使用で
きる引裂き可能なコア部材において、引裂かれたコア部
材本体のリボン状切片が、常温収縮管装置の装着対象物
に絡み付いたり引裂き作業中に切断されたりする懸念を
排除でき、安定した引裂き作業を実現できるコア部材を
提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載の発明は、中空筒状の本体を具備
し、本体の軸線方向全長に渡り螺旋状に連続して延びる
弱化線が形成され、本体の軸線方向一端における弱化線
の端部を引裂き開始端として、弱化線に沿って本体をリ
ボン状に引裂くことができるコア部材において、弱化線
は、複数の接合部と複数の貫通スリットとを交互に配置
した多孔線からなり、かつ本体の軸線方向へ不均一な間
隔を空けて螺旋状に延び、弱化線によって本体に螺旋状
に形成されるリボン状の領域が、引裂き開始端に隣接し
て弱化線と本体の軸線方向一端との間に規定される端リ
ボン部分と、端リボン部分の軸線方向寸法よりも大きな
軸線方向寸法を有する主リボン部分とを備えること、を
特徴とするコア部材を提供する。
【0011】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
のコア部材において、弱化線の引裂き開始端に1つの接
合部が形成され、少なくともこの1つの接合部が、必要
に応じて弱化線の延長方向に見てこの1つの接合部の近
傍の幾つかの接合部とともに、それ以外の接合部よりも
高い引裂き強度を有するコア部材を提供する。
【0012】請求項3に記載の発明は、請求項1又は2
に記載のコア部材において、弱化線の複数の接合部が、
個々の引裂き開始側で互いに鋭角に交差する一対の外表
面を有するコア部材を提供する。請求項4に記載の発明
は、請求項1〜3のいずれか1項に記載のコア部材にお
いて、端リボン部分に一体的に連結されて本体から延長
される延長部分をさらに具備し、延長部分の末端に、実
質的環状のタブが一体的に形成され、本体、延長部分及
びタブが樹脂材料の一体成形品からなるコア部材を提供
する。
【0013】請求項5に記載の発明は、請求項1〜4の
いずれか1項に記載のコア部材において、本体の軸線方
向他端領域に延長部分を仮留めするための係止機構をさ
らに具備するコア部材を提供する。
【0014】請求項6に記載の発明は、中空筒状の本体
を具備し、本体の軸線方向全長に渡り螺旋状に連続して
延びる弱化線が形成され、本体の軸線方向一端における
弱化線の端部を引裂き開始端として、弱化線に沿って本
体をリボン状に引裂くことができるコア部材において、
弱化線によって本体に螺旋状に形成されるリボン状の領
域に、本体の軸線方向一端で一体的に連結される延長部
分を具備し、延長部分の幅寸法が、リボン状の領域の軸
線方向寸法よりも小さいこと、を特徴とするコア部材を
提供する。
【0015】請求項7に記載の発明は、開口端を有する
弾性チューブ部材と、弾性チューブ部材の開口端から所
定長さの領域に除去可能に内設され、その領域を弾性的
拡径状態に保持する中空筒状のコア部材とを具備する常
温収縮管装置において、コア部材が、請求項1〜6のい
ずれか1項に記載のコア部材からなることを特徴とする
常温収縮管装置を提供する。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して、本発
明の実施の形態を詳細に説明する。全図面に渡り、対応
する構成要素には共通の参照符号を付す。図1は、本発
明の一実施形態による常温収縮管装置10の部分切欠正
面図、図2は、本発明の一実施形態によるコア部材12
の拡大正面図、図3及び図4は、コア部材12の成形後
の状態を示す図である。常温収縮管装置10は、2つの
開口端を有する直線管の形態を備え、例えばケーブル
(被覆電線)の直線接続部を被覆保護する常温収縮型の
被覆チューブとして使用できる。しかし、常温収縮管装
置10の用途はこれに限定されない。
【0017】常温収縮管装置10は、長手方向両端に開
口端14を有する中空円筒状の弾性チューブ部材16
と、弾性チューブ部材16の両開口端14から所定長さ
の端部領域18にそれぞれ除去可能に内設され、それら
端部領域18を弾性的拡径状態に保持する一対の中空筒
状のコア部材12とを備える。弾性チューブ部材16
は、両端部領域18に同心状に一体的に連結される中間
領域20を備え、コア部材12を内設していない無負荷
状態での各端部領域18の内径寸法が、無負荷状態での
中間領域20の内径寸法よりも小さくなるように形成さ
れる。したがって、コア部材12を除去して常温収縮管
装置10を対象物(例えば電線接続部)に装着したとき
に、弾性チューブ部材16は、両端部領域18が弾性復
元力下で対象物の外周面に密着し、中間領域20が対象
物の目的箇所を被覆する。
【0018】弾性チューブ部材16は、本質的に電気絶
縁性及び可撓性を有するエラストマーからなり、両端部
領域18と中間領域20とが、好ましくは同一材料から
射出成形工程により一体的に形成される。弾性チューブ
部材16の好適な材料としては、エチレンプロピレンゴ
ム(特にEPDM)、クロロプレンゴム、ブチルゴム、
シリコーンゴム、天然ゴム、フッ素系ゴム、シリコーン
変性EPDM等が挙げられる。特に、常温収縮管装置1
0を電線接続部の被覆チューブとして使用する場合は、
弾性チューブ部材16の少なくとも両端部領域18が、
JIS:K6301に準拠した測定方法(100℃、2
2時間)による好ましくは40%以下、さらに好ましく
は15%以下の永久伸びを有することが有利である(特
開平7−57798号公報参照)。
【0019】各コア部材12は、中空円筒状の本体22
を備え、本体22の中心軸線22aを弾性チューブ部材
16の中心軸線16aに整合させて、端部領域18に内
設される。各コア部材12は、常温収縮管装置10の装
着対象物(例えば電線接続部)の外径寸法よりも十分に
大きな内径寸法を有し、弾性チューブ部材16の端部領
域18をその弾性復元力に抗しつつ所定径の弾性的拡径
状態に保持し得る剛性を有する。各コア部材12には、
本体22の軸線方向全長に渡り螺旋状に連続して延びる
弱化線24が形成される。本体22は、その軸線方向一
端22bにおける弱化線24の端部を引裂き開始端24
aとして、弱化線24に沿ってリボン状に引裂くことが
できる。
【0020】弱化線24は、その一巻き毎の間隔(本体
22の軸線方向への距離)が不均一になるように、コア
部材12の本体22に形成されている。すなわち、弱化
線24によって本体22に螺旋状に形成されるリボン状
の領域は、引裂き開始端24aに隣接して弱化線24と
本体22の軸線方向一端22bとの間に規定される端リ
ボン部分26と、端リボン部分26の軸線方向寸法より
も大きな軸線方向寸法を有する主リボン部分28とを備
える。主リボン部分28とは、本体22のリボン状領域
の中で、弾性チューブ部材16の端部領域18を弾性的
拡径状態に保持する機能を主として負担する部分であ
る。この定義において、本体22のリボン状領域全体に
おける主リボン部分28の占有寸法は、端部領域18の
軸線方向寸法に対応して決定できる。
【0021】図示実施形態では、本体22に形成した弱
化線24の一巻き毎の間隔は、コア部材12を弾性チュ
ーブ部材16の端部領域18の適正位置に設置したとき
に、端リボン部分26及び主リボン部分28を含む約3
巻き分のリボン状領域が、端部領域18内に収容される
ように設定されている。なお、端リボン部分26の軸線
方向寸法は、主リボン部分28の軸線方向寸法の、約8
0%以下に設定することができる。
【0022】コア部材12は、本体22の端リボン部分
26に一体的に連結されて本体22から延長される延長
部分30をさらに備える。延長部分30の末端には、実
質的環状のタブ32が一体的に形成される。延長部分3
0は、本体22の内側空間に通されて、その末端のタブ
32が、本体22の軸線方向他端22cから外部に延出
する状態に置かれる。この状態でコア部材12は、本体
22の軸線方向他端22c及び延長部分30のタブ32
が弾性チューブ部材16の開口端14から露出するよう
に方向付けされて、弾性チューブ部材16の端部領域1
8に内設される。
【0023】コア部材12は、硬質プラスチック等の樹
脂材料から、好ましくは射出成形工程により一体成形さ
れる。この場合、成形型の作製を容易にする観点から、
図3及び図4に示すように、延長部分30は、末端のタ
ブ32に隣接する小部分を除く全体が、弱化線24の延
長部分24´を介して本体22に一体的に形成されるこ
とが有利である。図示実施形態では、延長部分30は、
本体22の端リボン部分26の軸線方向寸法(すなわち
幅寸法)と実質的同一の幅寸法と、本体22に形成され
るリボン状領域の略一巻き分に相当する長さとを有して
成形される。そして、コア部材12の成形後、弾性チュ
ーブ部材16の端部領域18に内設する前に、延長部分
30は、弱化線24の延長部分24´に沿って本体22
の端リボン部分26から引裂かれ、本体22の内側空間
に通される。なお、コア部材12の好適な材料として
は、酢酸又は酪酸セルロース、ポリプロピレン、ポリエ
チレン、ポリ塩化ビニル等が挙げられる。
【0024】上記構成を有するコア部材12では、螺旋
状に延びる弱化線24の一巻き毎の軸線方向間隔を適当
に調整して、弱化線24によって本体22に形成される
リボン状領域の主リボン部分28の軸線方向寸法(すな
わち幅寸法)を、端リボン部分26に比べて十分に大き
くすることができる一方で、本体22の内側空間に通さ
れる延長部分30の幅寸法を、端リボン領域26の幅寸
法に対応して縮小することができる。したがって、コア
部材12によれば、引裂かれた本体22のリボン状切片
の全長が短くなるから、対象物へのリボン状切片の絡み
付き度合を軽減することができるとともに、延長部分3
0の幅縮小により本体22の内側空間を十分に広く取れ
るから、対象物を常温収縮管装置10に円滑に挿入する
ことができる。
【0025】また、一体成形品としてのコア部材12で
は、予め本体22に円筒形状が付与されるので、主リボ
ン部分28の幅寸法が増加しても、弱化線24における
機械的強度を強化する必要は無い。しかも、弱化線24
を構造的に安定化させることが容易であるから、引裂き
力の変動の少ない安定かつ軽快な引裂き作業を実現でき
る。さらに、延長部分30の末端のタブ32も、射出成
形工程により所望形状に一体成形できるので、製造工程
が簡略化される。
【0026】上記したコア部材12を有する常温収縮管
装置10は、例えば電線接続部に装着する際に、感電を
未然に防止するべく遠隔操作器具を用いてコア部材12
の除去作業を行なう場合がある。この場合、コア部材1
2の延長部分30のタブ32を把持した遠隔操作器具
を、単純に直線移動させるか回転させて延長部分30を
直線状に引っ張ることにより、引裂かれた本体22のリ
ボン状切片が電線接続部に絡み付くことを回避しつつ、
コア部材12を弾性チューブ部材16から迅速に除去で
きる。このとき、螺旋状に引裂かれた本体22のリボン
状切片は、それ自体に応力集中を生じ難い形状となるか
ら、延長部分30を勢い良く引っ張ったときにも、リボ
ン状切片が切断される危惧は低減される。
【0027】一体成形品としてのコア部材12では、弱
化線24を、複数の接合部34と複数の貫通スリット3
6とを交互に配置した多孔線として構成することができ
る。このような弱化線24の構成によれば、複数の接合
部34の寸法及び個数を選択することにより、本体22
をリボン状に引裂くための引裂き力を適当に調整するこ
とができる。本体22の好適な引裂き力は、例えば約2
0N〜約40N(約2kgf〜約4kgf)である。
【0028】コア部材12の本体22の引裂き力は、弱
化線24における各接合部34の形状を選択することに
よっても調整できる。この観点で、各接合部34は、図
5に示すように、個々の引裂き開始側(引裂き方向を矢
印αで示す)で互いに鋭角に交差する一対の外表面34
a、34bを有することが好ましい。各接合部34にお
けるこれら外表面34a、34bの交差角度は、上記し
た好適な引裂き力を獲得できる範囲で適宜設定でき、例
えば45°以下であることが好ましい。なお、弱化線2
4における複数の接合部34は、全て同一の寸法及び形
状を有することが、引裂き作業中の引裂き力の変動を抑
制する観点で有効である。
【0029】常温収縮管装置10では、弾性チューブ部
材16の端部領域18に内設されたコア部材12は、本
体22の端リボン部分26が、弾性チューブ部材16の
拡径部分(端部領域18)と非拡径部分(中間領域2
0)との境界のテーパ状拡張領域に押されて径方向内側
に撓む傾向がある。この押圧力は、コア部材12の弱化
線24を引裂き開始端24aで断裂させる場合があり、
経時で弱化線24の意図しない断裂が進行することが懸
念される。このような懸念を排除するために、図2に示
すように、弱化線24の引裂き開始端24aに1つの接
合部34´を形成し、この接合部34´が他の接合部3
4よりも高い引裂き強度を有するように構成することが
有利である。
【0030】弱化線24の引裂き開始端24aの接合部
34´の引裂き強度を高めるためには、例えば図5に示
すように、接合部34´の断面積を他の接合部34の断
面積よりも大きくすることが、簡単かつ効果的である。
また、接合部34´における外表面34a、34bの交
差角度を、他の接合部34における交差角度よりも大き
くすることによっても、接合部34´の引裂き強度を高
めることができる。上記した所期の目的を達成するため
の、弱化線24の引裂き開始端24aの接合部34´の
引裂き強度は、他の接合部34の引裂き強度(すなわち
本体22の引裂き力)の例えば1.5〜2倍であり、そ
のような引裂き強度が得られるように接合部34´の形
状を設定すれば良い。さらに、必要に応じて、弱化線2
4の延長方向すなわち引裂き方向へ見て接合部34´の
後方近傍に位置する1個〜数個(好ましくは1個〜3
個)の接合部34にも、同様に他の接合部34よりも高
い引裂き強度を付与することができる。
【0031】弱化線24における各接合部34、34´
の形状は、図5に示す二等辺三角形の断面形状に限ら
ず、図6(a)〜(e)に示すような多様な断面形状か
ら選択できる。いずれの形状においても、接合部34
は、その引裂き開始側で互いに鋭角に交差する一対の外
表面34a、34bを有する。
【0032】常温収縮管装置10に装着対象物を一層円
滑に挿入できるようにするために、コア部材12はさら
に、本体22の軸線方向他端領域に延長部分30を仮留
めするための係止機構を備えることが有利である。この
係止機構は、例えば図7に示すように、延長部分30の
中間位置で外方に突出するフック38によって構成でき
る。フック38は、好ましくは延長部分30に一体成形
される。延長部分30は、フック38を、本体22の軸
線方向他端22cに隣接する部位に着脱自在に引っ掛け
ることにより、本体22の内面に近接した位置に保持さ
れ、それにより本体22の内側空間を十分に確保でき
る。
【0033】或いは図8に示すように、本体22の軸線
方向他端22cに隣接する内面の所望位置に、係止機構
としてのフック40を一体的に突設することもできる。
また図9に示すように、本体22の軸線方向他端22c
における弱化線24の引裂き終了端24bに接合部34
を設けないようにして、この引裂き終了端24bに隣接
する貫通スリット36に、延長部分30を着脱自在に挟
み込むことによっても、係止機構を構成することができ
る。
【0034】以上、本発明の好適な実施形態を説明した
が、本発明は、図示実施形態の構成に限定されず、特許
請求の範囲の記載内で種々の変形及び修正を成し得るも
のである。例えば、一体成形品からなるコア部材におい
ては、弱化線によって本体に螺旋状に形成されるリボン
状の領域が、全体として一様な軸線方向寸法を有する一
方で、本体の軸線方向一端でリボン状領域に一体的に連
結される延長部分が、リボン状領域の軸線方向寸法より
も小さい幅寸法を有するように構成することもできる。
このような構成によっても、前述したコア部材12と同
等の作用効果が奏されることは理解されよう。
【0035】また、弾性チューブ部材の全長に渡ってコ
ア部材を内設した常温収縮管装置にも、本発明に係るコ
ア部材の構成を適用できる。また、分岐管の形態を有す
る常温収縮管装置にも、本発明を適用できることは言う
までもない。さらに、弾性チューブ部材の端部領域のシ
ール性を向上させるべく、弾性チューブ部材とは特性の
異なるエラストマーからなる中空筒状の内層要素を端部
領域に固定的に内設した常温収縮管装置(特開平10−
42447号公報参照)にも、本発明を適用できる。
【0036】
【実施例】図2に示すコア部材12を、本体22の端リ
ボン部分26の軸線方向寸法が7mm、主リボン部分28
の軸線方向寸法が10mmであって、両者間のリボン状領
域の軸線方向寸法を7mmから10mmに漸増させるととも
に、本体22の内径を34.8mmとした寸法構成で、射
出成形により一体成形した。このとき、弱化線24にお
ける複数の接合部34は、引裂き開始端24aにおける
接合部34´の断面積を0.4mm2とし、他の接合部3
4の断面積を0.3mm2として形成した。この構成で、
本体22をリボン状に引裂くために要する引裂き力は、
引裂き開始時に約60N(約6kgf)、その後に全体を
引裂く間は約40N(約4kgf)であった。
【0037】このコア部材12を、軸線方向寸法が約3
0mmの端部領域18を有する弾性チューブ部材16に
内設して、図1に示す常温収縮管装置10を作製した。
この常温収縮管装置10を、電線接続部に装着する作業
において、端部領域18内に位置するコア部材12のリ
ボン状領域の巻き数を変化させながら、延長部分30の
タブ32を略軸線方向へ直線状に引っ張ることにより、
コア部材12の引裂き除去作業性(電線接続部への絡み
付き度合)を比較検討した。実験では、遠隔操作器具を
用いて、各巻き数に対し10回ずつの引裂き除去作業を
行った。結果を下表に示す。
【0038】
【表1】
【0039】上表に示す通り、常温収縮管装置10で
は、弾性チューブ部材16の端部領域18内に位置する
コア部材12のリボン状領域の巻き数を、3巻き程度よ
りも少なくすることが、装着対象物へのコア部材12の
絡み付きを軽減する観点で有利であることが判明した。
【0040】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、引裂き可能なコア部材を有する常温収縮管装
置において、対象物への装着作業性を損なうことなく、
コア部材を弾性チューブ部材から迅速かつ正確に除去で
きるようになる。また、常温収縮管装置で使用できる引
裂き可能なコア部材において、引裂かれたコア部材本体
のリボン状切片が、常温収縮管装置の装着対象物に絡み
付いたり引裂き作業中に切断されたりする懸念が排除さ
れ、安定した引裂き作業を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態による常温収縮管装置の一
部切欠き正面図である。
【図2】図1の常温収縮管装置に設置されたコア部材を
示す拡大正面図である。
【図3】図2のコア部材を成形後の状態で示す斜視図で
ある。
【図4】図2のコア部材を成形後の状態で示す(a)正
面図及び(b)側面図である。
【図5】図2のコア部材における弱化線の構造を示す拡
大断面図である。
【図6】(a)〜(e)は、図5の弱化線に設けられる
接合部の種々の変形例を示す。
【図7】変形例によるコア部材の正面図である。
【図8】他の変形例によるコア部材の側面図である。
【図9】さらに他の変形例によるコア部材の正面図であ
る。
【符号の説明】
10…常温収縮管装置 12…コア部材 14…開口端 16…弾性チューブ部材 18…端部領域 22…本体 24…弱化線 26…端リボン部分 28…主リボン部分 30…延長部分 32…タブ 34…接合部 36…貫通スリット 38、40…フック
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 井上 光治 神奈川県相模原市南橋本3−8−8 住友 スリーエム株式会社内 Fターム(参考) 4F211 AD05 AD12 AH53 SA11 SC01 SD04 SD19 SJ01 SJ22 5G355 AA03 BA02 BA15 CA06 5G375 AA02 BA26 BB43 CA02 CA14 CB07 DB32

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中空筒状の本体を具備し、該本体の軸線
    方向全長に渡り螺旋状に連続して延びる弱化線が形成さ
    れ、該本体の軸線方向一端における該弱化線の端部を引
    裂き開始端として、該弱化線に沿って該本体をリボン状
    に引裂くことができるコア部材において、 前記弱化線は、複数の接合部と複数の貫通スリットとを
    交互に配置した多孔線からなり、かつ前記本体の軸線方
    向へ不均一な間隔を空けて螺旋状に延び、 前記弱化線によって前記本体に螺旋状に形成される前記
    リボン状の領域が、前記引裂き開始端に隣接して該弱化
    線と該本体の前記軸線方向一端との間に規定される端リ
    ボン部分と、該端リボン部分の軸線方向寸法よりも大き
    な軸線方向寸法を有する主リボン部分とを備えること、
    を特徴とするコア部材。
  2. 【請求項2】 前記弱化線の前記引裂き開始端に1つの
    前記接合部が形成され、少なくとも該1つの接合部が、
    必要に応じて該弱化線の延長方向に見て該1つの接合部
    の近傍の幾つかの接合部とともに、それ以外の前記接合
    部よりも高い引裂き強度を有する請求項1に記載のコア
    部材。
  3. 【請求項3】 前記弱化線の前記複数の接合部が、個々
    の引裂き開始側で互いに鋭角に交差する一対の外表面を
    有する請求項1又は2に記載のコア部材。
  4. 【請求項4】 前記端リボン部分に一体的に連結されて
    前記本体から延長される延長部分をさらに具備し、該延
    長部分の末端に、実質的環状のタブが一体的に形成さ
    れ、該本体、該延長部分及び該タブが樹脂材料の一体成
    形品からなる請求項1〜3のいずれか1項に記載のコア
    部材。
  5. 【請求項5】 前記本体の軸線方向他端領域に前記延長
    部分を仮留めするための係止機構をさらに具備する請求
    項1〜4のいずれか1項に記載のコア部材。
  6. 【請求項6】 中空筒状の本体を具備し、該本体の軸線
    方向全長に渡り螺旋状に連続して延びる弱化線が形成さ
    れ、該本体の軸線方向一端における該弱化線の端部を引
    裂き開始端として、該弱化線に沿って該本体をリボン状
    に引裂くことができるコア部材において、 前記弱化線によって前記本体に螺旋状に形成される前記
    リボン状の領域に、該本体の前記軸線方向一端で一体的
    に連結される延長部分を具備し、 前記延長部分の幅寸法が、前記リボン状の領域の軸線方
    向寸法よりも小さいこと、を特徴とするコア部材。
  7. 【請求項7】 開口端を有する弾性チューブ部材と、該
    弾性チューブ部材の該開口端から所定長さの領域に除去
    可能に内設され、該領域を弾性的拡径状態に保持する中
    空筒状のコア部材とを具備する常温収縮管装置におい
    て、 前記コア部材が、請求項1〜6のいずれか1項に記載の
    コア部材からなることを特徴とする常温収縮管装置。
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