JP2010011526A - コルゲートチューブ固定用部材 - Google Patents

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Abstract

【課題】ワイヤハーネスに対してコルゲートチューブを容易に位置決め固定することができ且つ容易にワイヤハーネス及びコルゲートチューブから解体することが可能なコルゲートチューブ固定用部材を提供する。
【解決手段】コルゲートチューブ固定用部材3は、ワイヤハーネス1を挿通した状態のコルゲートチューブ2をワイヤハーネス1に対して位置決め固定するため部材であって、ワイヤハーネス1を挿抜可能とし且つ挿通されたワイヤハーネス1を固定可能とする貫通孔6を有する第一環状部4と、コルゲートチューブ2の端部を挿抜可能とし且つ差し込まれたコルゲートチューブ2の端部を固定可能とする環状溝8を有し第一環状部4の外側に一体に設けられる第二環状部5とを備えており、部材全体が弾性を有している。
【選択図】図1

Description

本発明はワイヤハーネスを挿通した状態のコルゲートチューブをワイヤハーネスに対して位置決め固定するためのコルゲートチューブ固定用部材に関する。
例えば、自動車などに配索されるワイヤハーネスには、ワイヤハーネスを構成する電線を保護するための部材として、コルゲートチューブが用いられている。コルゲートチューブは、絶縁性を有する合成樹脂製の略円筒形状のチューブであって、この軸方向に沿って、独立した周方向の山部と谷部とが交互に連続するような蛇腹状の形状に形成されている。コルゲートチューブは、内部にワイヤハーネスを挿通させることによりワイヤハーネスを保護することができるようになっている。
従来より、コルゲートチューブをワイヤハーネスに位置決め固定する場合、先ずワイヤハーネスをコルゲートチューブに挿通し、次にコルゲートチューブの位置決めをし、最後にPVCテープによるテープ巻きによってコルゲートチューブの端部位置を固定するという方法が用いられている(例えば下記特許文献1参照)。
特開2003−153411号公報
ところで、近年、環境への配慮や省資源などの観点から使用済みのワイヤハーネスはリサイクルされるようになってきている。リサイクルをする場合には、ワイヤハーネスを構成する部品や材料ごとに分別・回収されるようになっている。
しかしながら、上述したようなテープ巻きによってコルゲートチューブが固定されたワイヤハーネスを解体する場合、巻き付けたPVCテープを全て剥がし取るか、ハサミなどを用いて切るなどしてPVCテープを取り除くかしなければならない。このような解体作業は、工数や手間がかかってしまうため、テープ巻きによる固定はワイヤハーネス解体時の作業性に配慮されていないという問題点を有している。
尚、テープ巻きによる固定は、何周もPVCテープの巻き付けを行う必要があることから、この場合も作業性に問題点を有している。
本発明は、上記した事情に鑑みてなされたもので、ワイヤハーネスに対してコルゲートチューブを容易に位置決め固定することができ且つ容易にワイヤハーネス及びコルゲートチューブを解体することが可能なコルゲートチューブ固定用部材を提供することを課題とする。
上記課題を解決するためになされた請求項1記載の本発明のコルゲートチューブ固定用部材は、ワイヤハーネスを挿通した状態のコルゲートチューブを前記ワイヤハーネスに対して位置決め固定するためのコルゲートチューブ固定用部材において、前記ワイヤハーネスを挿抜可能とし且つ挿通された前記ワイヤハーネスを固定可能とする貫通孔を有する第一環状部と、前記コルゲートチューブの端部を挿抜可能とし且つ差し込まれた前記コルゲートチューブの端部を固定可能とする環状溝を有し前記第一環状部の外側に一体に設けられる第二環状部とを備え、部材全体が弾性を有することを特徴としている。
このような特徴を有する本発明によれば、コルゲートチューブをワイヤハーネスに対して位置決め固定する場合に、コルゲートチューブ固定用部材を用いる。この場合、第一環状部の貫通孔にワイヤハーネスを挿通してワイヤハーネスを固定した後に、コルゲートチューブの端部を第二環状部の環状溝に差し込むだけでコルゲートチューブをワイヤハーネスに対して位置決め固定することができる。本発明によれば、ワイヤハーネスを解体する必要がある場合に、環状溝に差し込まれたコルゲートチューブの端部を環状溝から引き抜くだけでコルゲートチューブのワイヤハーネスに対する固定を解除することができる。本発明によれば、貫通孔にワイヤハーネスを挿抜する作業や環状溝にコルゲートチューブを挿抜する作業を行う時に、コルゲートチューブ固定用部材全体が弾性を有していることから、貫通孔及び環状溝はワイヤハーネスやコルゲートチューブに押されて弾性変形する。従って、非弾性部材と比べるとコルゲートチューブ固定用部材をワイヤハーネスやコルゲートチューブへ取り付ける作業や取り外す作業が行い易くなる。
請求項2記載の本発明のコルゲートチューブ固定用部材は、請求項1に記載のコルゲートチューブ固定用部材において、前記第一環状部及び前記第二環状部には、前記コルゲートチューブの軸と平行な方向で且つ前記貫通孔から前記第二環状部の外面まで連続するスリットが形成されることを特徴としている。
このような特徴を有する本発明によれば、スリットを拡げてコルゲートチューブ固定用部材を弾性変形をさせることができる。これにより、コルゲートチューブ固定用部材は、スリットを介してワイヤハーネスを貫通孔に挿通したり、貫通孔から取り外したりすることができる。本発明によれば、コルゲートチューブ固定用部材をワイヤハーネスに取り付ける作業や取り外す作業をより行い易くすることができる。
請求項3記載の本発明のコルゲートチューブ固定用部材は、請求項1または請求項2に記載のコルゲートチューブ固定用部材において、前記第一環状部は、前記貫通孔の径が前記ワイヤハーネスを挿入する方向に向かってテーパ状に小さくなるように形成されることを特徴としている。
このような特徴を有する本発明によれば、貫通孔の径がワイヤハーネスの挿入方向に向かうにつれて狭まっていくことから、ワイヤハーネスの径が貫通孔の入り口付近の径に対して小さい場合でも良好にワイヤハーネスを固定することができる。本発明によれば、コルゲートチューブ固定用部材は、様々な径を有するワイヤハーネスに対して用いることができる。
請求項4記載の本発明のコルゲートチューブ固定用部材は、請求項1ないし請求項3いずれか記載のコルゲートチューブ固定用部材において、前記第二環状部は、前記環状溝の内面から突設して前記コルゲートチューブの凹部に嵌合する突起部を有することを特徴としている。
このような特徴を有する本発明によれば、コルゲートチューブを第二環状部の環状溝に差し込んだ際にコルゲートチューブの凹部に突起部を嵌合させる。これにより、差し込まれた状態のコルゲートチューブは凹部が突起部に引っ掛かった状態となるため、コルゲートチューブ固定用部材に対してより確実に固定された状態となる。本発明によれば、コルゲートチューブをコルゲートチューブ固定用部材に対してより確実に固定することができる。
請求項1に記載された本発明によれば、ワイヤハーネスに対してコルゲートチューブを容易に位置決め固定することができ且つ容易にワイヤハーネスからコルゲートチューブを解体することが可能なコルゲートチューブ固定用部材を提供することができるという効果を奏する。本発明によれば、コルゲートチューブをワイヤハーネスから取り外す作業を行い易くすることができ、結果リサイクル性の向上を図ることができるという効果を奏する。
請求項2に記載された本発明によれば、ワイヤハーネスに対する取り付け作業及びワイヤハーネスからの取り外し作業を行い易くすることができるという効果を奏する。
請求項3に記載された本発明によれば、様々な径のワイヤハーネスに対応することができるという効果を奏する。
請求項4に記載された本発明によれば、コルゲートチューブをより良好に固定することができるという効果を奏する。
以下、図面を参照しながら説明する。図1は本発明のコルゲートチューブ固定用部材の一実施の形態を示す断面図である。また、図2はコルゲートチューブ固定用部材の正面図である。また、図3は本発明のコルゲートチューブ固定用部材を用いてワイヤハーネスに対してコルゲートチューブを位置決め固定する手順の一例を示す模式的な図であり、(a)はワイヤハーネスにコルゲートチューブ固定用部材を固定した状態を示す図、(b)はワイヤハーネスに対してコルゲートチューブを位置決め固定した状態を示す図である。また、図4は図3(b)のA−A線断面図である。
図1ないし図4において、引用符号1はワイヤハーネス、引用符号2はコルゲートチューブ、引用符号3は本発明のコルゲートチューブ固定用部材を示している。ワイヤハーネス1は、複数本の電線を束ねてなる電線束により構成されている(一例であるものとする。ワイヤハーネス1は例えば太物の一本の電線でもよいものとする)。コルゲートチューブ2は、絶縁性を有する合成樹脂製の略円筒形状のチューブであって(材質は一例であるものとする)、この軸方向に沿って、独立した周方向の山部と谷部とが交互に連続するような蛇腹状の形状に形成されている。コルゲートチューブ2には、スリットが設けられている(一例であるものとする)。コルゲートチューブ2は、内部にワイヤハーネス1を挿通させることによりワイヤハーネス1を保護することができるようになっている。
本発明のコルゲートチューブ固定用部材3は、ワイヤハーネス1を挿通した状態のコルゲートチューブ2をワイヤハーネス1に対して位置決め固定するための部材であって、第一環状部4と、第一環状部4の外側に連続して設けられる第二環状部5とを備えて構成されている。コルゲートチューブ固定用部材3は、この全体がゴム又はエラストマー製の弾性を有する材料により形成されている。コルゲートチューブ固定用部材3は、コルゲートチューブ2をワイヤハーネス1に位置決め固定することが行い易く、又、コルゲートチューブ2をワイヤハーネス1から取り外し易いように形成されている。以下、先ずはコルゲートチューブ固定用部材3の各構成部分について詳細に説明する。
第一環状部4は、略環状に形成されている。また、第一環状部4は、この中央位置にワイヤハーネス1を挿通するための貫通孔6を有するように形成されている。貫通孔6は、ワイヤハーネス1を挿抜することができ且つ挿通したワイヤハーネス1を固定することができるように形成されている(貫通孔6は、コルゲートチューブ2の内径(谷部分の径)に対し、50%から60%程度の大きさの径を有するように形成することが好ましい)。
第一環状部4は、ワイヤハーネス1を挿入する方向に向かうにつれて貫通孔6の径がテーパ状に小さくなるように形成されている。すなわち、第一環状部4は、ワイヤハーネス1の径が貫通孔6の大径部分より小さい場合でも、小径部分でワイヤハーネス1を確実に固定することができるように形成されている。第一環状部4は、ワイヤハーネス1を構成する電線束の径の違いに対応することができるように形成されている。
第一環状部4は、上述の如く、コルゲートチューブ固定用部材3全体がゴム又はエラストマー製の弾性を有する材料により形成されることから、ワイヤハーネス1を貫通孔6に挿抜する作業を行う際、ワイヤハーネス1に押されて弾性変形するようになっている。第一環状部4には、コルゲートチューブ2の軸と平行な方向で且つ貫通孔6から第二環状部5の外面まで連続するスリット7が形成されている(図2参照)。スリット7は、コルゲートチューブ固定用部材3をワイヤハーネス1に対して取り付ける作業及び取り外す作業を行う時に拡げる部分として形成されている。第一環状部4は、ワイヤハーネス1に対する取り付け及び取り外しに係る作業が行い易いように形成されている。
第二環状部5は、第一環状部4の外側に一体に設けられている。第二環状部5は、略環状に形成されている。また、第二環状部5は、コルゲートチューブ2の端部を差し込むための略環状の環状溝8を有するように形成されている。環状溝8は、コルゲートチューブ2の端部を挿抜することができ且つ差し込まれたコルゲートチューブ2の端部を固定することができるように形成されている。環状溝8は、この幅がコルゲートチューブ2の山部と谷部に合わせて形成されている。
第二環状部5は、環状溝8の第一環状部4側の内面9から突設する突起部10を有している(一例であるものとする。例えば、突起部10は環状溝8の外面側の内面9から突設させてもよいものとする)。突起部10は、環状溝8の内面9に連続して環状に突出形成されている(一例であるものとする)。突起部10は、コルゲートチューブ2の内面側において、凹部に嵌合可能に形成されている。
第二環状部5は、コルゲートチューブ2の端部が差し込まれた状態において、突起部10がコルゲートチューブ2の凹部に嵌合するようになることから、コルゲートチューブ2の端部をより確実に固定することができるように形成されている。
第二環状部5は、上述の如く、コルゲートチューブ固定用部材3全体がゴム又はエラストマー製の弾性を有する材料により形成されることから、コルゲートチューブ2の端部を挿抜する作業を行う際、コルゲートチューブ2に押されて弾性変形するようになっている。更に、第二環状部5には、上記の如くスリット7が形成されている(図2参照)。従って、第二環状部5は、コルゲートチューブ2の端部に対する取り付け及び取り外しに係る作業が行い易いように形成されている。
次に、図3を参照しながら、また、上記構成及び構造に基づきながら、コルゲートチューブ2をワイヤハーネス1に対して位置決め固定する作業及びワイヤハーネス1からコルゲートチューブ2を取り外す作業について説明する。先ず、コルゲートチューブ2をワイヤハーネス1に対して位置決め固定する作業について説明する。
先ず、コルゲートチューブ2を固定する位置に合わせてコルゲートチューブ固定用部材3をワイヤハーネス1に取り付ける作業を行う。この時、コルゲートチューブ固定用部材3はスリット7を拡げてワイヤハーネス1に取り付けられる。これにより、ワイヤハーネス1は貫通孔6に挿通且つ固定された状態となる。次に、例えばコルゲートチューブ固定用部材3を取り付けたワイヤハーネス1を図3(a)の矢印P方向(コルゲートチューブ2の方向)へ向かって押して、コルゲートチューブ2の端部を環状溝8に差し込む作業を行う。最後に、コルゲートチューブ2の端部内面における凹部を環状溝8の突起部10に嵌合させる作業を行う。これにより、コルゲートチューブ2の端部がコルゲートチューブ固定用部材3に固定された状態となる(図4参照)。以上までの作業により、ワイヤハーネス1に対するコルゲートチューブ2の位置決め固定作業が完了する。
次に、ワイヤハーネス1に位置決め固定されたコルゲートチューブ2を取り外す作業について説明する。この場合、先ず、コルゲートチューブ固定用部材3を押さえて、コルゲートチューブ2を図3(b)の矢印Q方向に引っ張る作業を行う。これにより、コルゲートチューブ2はコルゲートチューブ固定用部材3から取り外された状態となる。最後にコルゲートチューブ2のスリットを拡げるようにしてワイヤハーネス1から取り外す作業を行うとコルゲートチューブ2のみが分離した状態となる。以上により、ワイヤハーネス1に位置決め固定されたコルゲートチューブ2を取り外す作業が完了する。
以上、図1ないし図4を参照しながら説明してきたように、本発明のコルゲートチューブ固定用部材3によれば、コルゲートチューブ2をワイヤハーネス1に対して位置決め固定する場合、第一環状部4の貫通孔6にワイヤハーネス1を挿通してワイヤハーネス1を固定した後に、コルゲートチューブ2の端部を第二環状部5の環状溝8に差し込むだけでコルゲートチューブ2をワイヤハーネス1に対して位置決め固定することができる。
本発明のコルゲートチューブ固定用部材3によれば、ワイヤハーネス1を解体する必要がある場合に、環状溝8に差し込まれたコルゲートチューブ2を環状溝8から引き抜くだけでコルゲートチューブ2のワイヤハーネス1に対する固定を解除することができる。
本発明のコルゲートチューブ固定用部材3によれば、この全体が弾性を有していることから、非弾性部材で形成する場合と比べて作業を行い易くすることができる。
本発明のコルゲートチューブ固定用部材3によれば、ワイヤハーネス1からコルゲートチューブ2を取り外す作業及びワイヤハーネス1からコルゲートチューブ固定用部材3を取り外す作業を行い易く、結果ワイヤハーネス1のリサイクル性を向上させることができる。
本発明のコルゲートチューブ固定用部材3によれば、スリット7を拡げるような弾性変形をさせることにより、ワイヤハーネス1に対する取り付け作業や取り外し作業をより行い易くすることができる。
本発明のコルゲートチューブ固定用部材3によれば、貫通孔6の径がワイヤハーネス1の挿入方向に向かうにつれて狭まっていくことから、ワイヤハーネス1の径が小さい場合でも良好にワイヤハーネス1を固定することができる。本発明のコルゲートチューブ固定用部材3によれば、貫通孔6が弾性変形することから、様々な径を有するワイヤハーネス1に対して用いることができる。
本発明のコルゲートチューブ固定用部材3によれば、コルゲートチューブ2を第二環状部5の環状溝8に差し込むと、コルゲートチューブ2の凹部と突起部10とが嵌合することから、確実な固定状態とすることができる。
尚、上述してきた本発明のコルゲートチューブ固定用部材3において、ワイヤハーネス1の径が貫通孔6の大径部分と同程度な場合には、貫通孔6を真直に貫通形成してもよいものとする。又、スリット7を設けることなく形成してもよいものとする。更に、突起部10を設けることなく形成してもよいものとする。
以上、本発明のコルゲートチューブ固定用部材3によれば、ワイヤハーネス1に対してコルゲートチューブ2を容易に位置決め固定することができ且つ容易にワイヤハーネス1からコルゲートチューブ2を解体することができるという効果を奏する。本発明によれば、コルゲートチューブ2をワイヤハーネス1から取り外す作業を行い易くすることができ、結果リサイクル性の向上を図ることができるという効果を奏する。
この他、本発明は本発明の主旨を変えない範囲で種々変更実施可能なことは勿論である。
本発明のコルゲートチューブ固定用部材の一実施の形態を示す断面図である。 コルゲートチューブ固定用部材の正面図である。 本発明のコルゲートチューブ固定用部材を用いてワイヤハーネスに対してコルゲートチューブを位置決め固定する手順の一例を示す模式的な図であり、(a)はワイヤハーネスにコルゲートチューブ固定用部材を固定した状態を示す図、(b)はワイヤハーネスに対してコルゲートチューブを位置決め固定した状態を示す図である。 図3(b)のA−A線断面図である。
符号の説明
1 ワイヤハーネス
2 コルゲートチューブ
3 コルゲートチューブ固定用部材
4 第一環状部
5 第二環状部
6 貫通孔
7 スリット
8 環状溝
9 内面
10 突起部

Claims (4)

  1. ワイヤハーネスを挿通した状態のコルゲートチューブを前記ワイヤハーネスに対して位置決め固定するためのコルゲートチューブ固定用部材において、
    前記ワイヤハーネスを挿抜可能とし且つ挿通された前記ワイヤハーネスを固定可能とする貫通孔を有する第一環状部と、前記コルゲートチューブの端部を挿抜可能とし且つ差し込まれた前記コルゲートチューブの端部を固定可能とする環状溝を有し前記第一環状部の外側に一体に設けられる第二環状部とを備え、部材全体が弾性を有する
    ことを特徴とするコルゲートチューブ固定用部材。
  2. 請求項1に記載のコルゲートチューブ固定用部材において、
    前記第一環状部及び前記第二環状部には、前記コルゲートチューブの軸と平行な方向で且つ前記貫通孔から前記第二環状部の外面まで連続するスリットが形成される
    ことを特徴とするコルゲートチューブ固定用部材。
  3. 請求項1または請求項2に記載のコルゲートチューブ固定用部材において、
    前記第一環状部は、前記貫通孔の径が前記ワイヤハーネスを挿入する方向に向かってテーパ状に小さくなるように形成される
    ことを特徴とするコルゲートチューブ固定用部材。
  4. 請求項1ないし請求項3いずれか記載のコルゲートチューブ固定用部材において、
    前記第二環状部は、前記環状溝の内面から突設して前記コルゲートチューブの凹部に嵌合する突起部を有する
    ことを特徴とするコルゲートチューブ固定用部材。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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