JP6093529B2 - フランジ付き巻芯 - Google Patents
フランジ付き巻芯 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6093529B2 JP6093529B2 JP2012205555A JP2012205555A JP6093529B2 JP 6093529 B2 JP6093529 B2 JP 6093529B2 JP 2012205555 A JP2012205555 A JP 2012205555A JP 2012205555 A JP2012205555 A JP 2012205555A JP 6093529 B2 JP6093529 B2 JP 6093529B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- core
- flange
- locking
- inner peripheral
- peripheral edge
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 120
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 claims description 88
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 claims description 53
- 238000004804 winding Methods 0.000 claims description 25
- 230000008878 coupling Effects 0.000 claims description 18
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 claims description 18
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 claims description 18
- 238000003780 insertion Methods 0.000 claims description 6
- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims description 6
- 230000001771 impaired effect Effects 0.000 description 6
- 238000000034 method Methods 0.000 description 6
- 238000010410 dusting Methods 0.000 description 5
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 4
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 4
- 239000000428 dust Substances 0.000 description 3
- 238000005304 joining Methods 0.000 description 3
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 2
- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 description 2
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 2
- 239000002699 waste material Substances 0.000 description 2
- 239000004743 Polypropylene Substances 0.000 description 1
- 229920000122 acrylonitrile butadiene styrene Polymers 0.000 description 1
- 229910052782 aluminium Inorganic materials 0.000 description 1
- XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N aluminium Chemical compound [Al] XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 238000005520 cutting process Methods 0.000 description 1
- 230000013011 mating Effects 0.000 description 1
- 239000007769 metal material Substances 0.000 description 1
- 229920013716 polyethylene resin Polymers 0.000 description 1
- -1 polypropylene Polymers 0.000 description 1
- 229920001155 polypropylene Polymers 0.000 description 1
- 229920005990 polystyrene resin Polymers 0.000 description 1
- 230000002787 reinforcement Effects 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Storage Of Web-Like Or Filamentary Materials (AREA)
Description
一方、コアの両端部にフランジが設けられた巻芯も古くから知られており、例えば、コアの両端部にフランジが嵌め殺しや接着等によって接合された巻芯がある。このような巻芯は、フランジをコアから容易に取り外すことができないが、コアに被巻回物を巻き取る際や被巻回物を巻き戻して使用する際にはフランジが邪魔になることがあり、また、被巻回物を使い切った後で巻芯を輸送する際にも、フランジが付いている分だけ嵩張るため、輸送効率が損なわれるという問題があった。
そこで、コアの両端部にフランジが着脱自在に取り付けられる構造を備えた巻芯も提案されている。具体的には、例えば、内周面の両端部に雌ネジが形成されたコアと、上記雌ネジにねじ合わせられる雄ネジが外周面に形成されたボス部を有する1対のフランジとよりなる巻芯が開示されている(下記の特許文献1参照)。
しかしながら、上記のフランジ付き巻芯の場合、コアの内周面に雌ネジがあるため、被巻回物の巻き取りの際にコアに挿入されるシャフトが雌ネジに引っ掛かるおそれがあり、また、フランジ取付構造がネジ接合によるものであるため、着脱等に伴って屑が発生し、それが被巻回物に付着するおそれがあった。
その他、コアの両端部にフランジをボルト・ナットやビスで取り付けられる構造のフランジ付き巻芯も存在する(下記の特許文献2および特許文献3参照)。しかしながら、これらの巻芯の場合、フランジの着脱に手間がかかり、作業性に問題があった。
上記第1のフランジ付き巻芯によれば、コアの接続端部にフランジの内周縁部を嵌め合わせておいてから、コアおよびフランジを所定方向に相対回動させることにより、両者がバヨネット機構によって連結一体化されるとともに、ストッパ用係止機構によって連結状態が保持される。一方、連結状態のコアおよびフランジを連結解除方向に相対回動させると、ストッパ用係止機構の係合が外れ、次いでバヨネット連結機構による連結が解除されるので、フランジの内周縁部をコアの接続端部から取り外すことができる。また、上記フランジ付き巻芯の場合、フランジ取付構造が、バヨネット連結機構とストッパ用係止機構とで構成されているため、コアの内周面には特に何も形成する必要がなく、ネジ接合による取付構造のようにフランジの着脱に伴って屑が発生するおそれもない。
従って、この発明の第1のフランジ付き巻芯によれば、極めて簡単な操作によりコアの両端部にフランジを迅速に着脱することが可能であり、しかも、コアへの被巻回物の巻き取り時等の作業性や非発塵性が損なわれるおそれがないので、例えばカバーテープ用の巻芯として好適に使用することが可能である。
バヨネット連結機構を上記のような態様とすれば、フランジの内周縁部をコアの接続端部に嵌め合わせる際、各係合凸部が凹所に導入されるようにすればよいので、位置決めが簡単である。また、バヨネット連結機構を構成する係合凸部、凹所および係合凹溝は、コアの接続端部およびフランジの内周縁部の互いに径方向に向かう合う面に形成されていて、軸方向に突出する部分が生じないので、コアに被巻回物を巻き取る作業や被巻回物を巻き戻して使用する作業に支障を来たしたり、被巻回物等に引っ掛かったりするおそれがない。
好適には、係合凸部は、第1の面において周方向に等間隔おきに2つ以上(より好適には90°ごとに計4つ)形成され、これらに対応するように、所要数の凹所および係合凹溝が第2の面の所要箇所に形成される。このようにバヨネット連結機構を複数組の係合凸部、凹所および係合凹溝によって構成すれば、フランジがより安定的にコアに取り付けられ、着脱操作もスムーズとなる。
ストッパ用係止機構を上記の態様とした場合、第1係止部および第2係止部が、コアの接続端部およびフランジの内周縁部の互いに径方向に向かう合う面に形成されていて、軸方向に突出する部分が生じないので、被巻回物等に引っ掛かったりするおそれがない。
ストッパ用係止機構は、より好ましくは、上記第1係止部および第2係止部に加えて、係合凸部の挿入方向前端部分に形成された凹状の第3係止部と、係合凸部が係合凹溝に挿入された際に第3係止部と周方向からスナップ係合するように係合凹溝の奥の部分に形成された凸状の第4係止部とで構成される。これら2組、計4つの係止部よりなるストッパ用係止機構によれば、スナップ係合時や係合解除時に要する力、ひいてはスナップ係合の保持力や操作性をより細かく調整することが可能となる。
上記第2のフランジ付き巻芯にあっては、コアの接続端部にフランジの内周縁部を嵌め合わせると、それに伴って、各係止爪部と係止凸部とがスナップ係合するとともに、ストッパ用係止機構が係合して、フランジがコアに連結された状態となる。一方、コアおよびフランジを連結解除方向に相対回動させると、ストッパ用係止機構の係合が外れ、次いで係止爪部から係止凸部が外れるので、フランジの内周縁部をコアの接続端部から取り外すことができる。また、上記フランジ付き巻芯の場合、フランジ取付構造が、係止爪部、係止凸部およびストッパ用係止機構によって構成されるため、コアの内周面には特に何も形成する必要がなく、ネジ接合による取付構造のようにフランジの着脱に伴って屑が発生するおそれもない。
従って、この発明の第2のフランジ付き巻芯によれば、極めて簡単な操作によりコアの両端部にフランジを迅速に着脱することが可能である上、コアへの被巻回物の巻き取り時等の作業性や非発塵性が損なわれないので、例えばカバーテープ用の巻芯として好適に使用されうる。
ストッパ用係止機構を上記の態様とした場合、構造を単純化することができる。
上記の態様によれば、係止爪部は、コアの接続端部の一部で構成されていて、同部分から突出しないため、被巻回物等に引っ掛かるおそれがない。
上記の態様では、係止爪部がフランジの内周縁部に形成されている上、係止凸部もコアの接続端部の外周面に形成された凹所の中に設けられているため、これらの部分が被巻回物等に引っ掛かるおそれがない。
上記第3のフランジ付き巻芯にあっては、コアの接続端部にフランジの内周縁部を嵌め合わせると、それに伴って各係止爪部と係止凸部がスナップ係合し、フランジがコアに連結された状態となる。一方、コアおよびフランジを軸方向に引っ張ると、各係止爪部から係止凸部が外れるので、フランジの内周縁部をコアの接続端部から取り外すことができる。また、上記の巻芯の場合、フランジ取付構造が、係止爪部と係止凸部とで構成されているため、コアの内周面には特に何も形成する必要がなく、ネジ接合による取付構造のようにフランジの着脱に伴って屑が発生するおそれもない。
従って、この発明の第3のフランジ付き巻芯によれば、フランジ取付構造が単純なものであるにもかかわらず、極めて簡単な操作によりコアの両端部にフランジを迅速に着脱することが可能であり、しかも、コアへの被巻回物の巻き取り時の作業性や非発塵性が損なわれないので、例えばカバーテープ用の巻芯として好適に使用することができる。
より好適には、係止爪部の係止突起および係止凸部それぞれを構成する2つの傾斜面のうちスナップ係合している時に他方と接する傾斜面の傾斜角度が、もう1つの傾斜面の傾斜角度よりも大きくなされている。2つの傾斜面の傾斜角度を以上のように設定すれば、各係止爪部と係止凸部とをスナップ係合させる際に要する力が相対的に小さくなって、フランジ取付時の操作性が向上する一方、係合を外す際に要する力が相対的に大きくなるので、不用意にフランジが外れるおそれが少なくなる。
上記の態様によれば、係止爪部は、コアの接続端部の一部で構成されていて、同部分から突出しないため、被巻回物等に引っ掛かるおそれがない。
上記の態様では、係止爪部がフランジの内周縁部に形成されている上、係止凸部もコアの接続端部の外周面に形成された凹所の中に設けられているため、これらの部分が被巻回物等に引っ掛かるおそれがない。
この実施形態のフランジ付き巻芯(1A)は、円筒状のコア(2)と、コア(2)の両端部にそれぞれ着脱自在に取り付けられる1対のリング状のフランジ(3)とよりなる。
コア(2)の内周面は、円筒面よりなり、凹凸は一切設けられていない。
コア(2)の両端部には、フランジ(3)の内周縁部(31)と嵌め合わせられるように外周部分が横断面略L形に切り欠かれた接続端部(21)が設けられている。
接続端部(21)の軸方向の幅は、フランジ(3)の内周縁部の厚みとほぼ等しくなされており、嵌合状態においてコア(2)の接続縁部(21)の端面とフランジ(3)の内周縁部(31)の軸方向外側面とがほぼ面一となる(図1参照)。
コアの接続端部(21)の外径は、フランジ(3)の内径よりもやや小さいものとなされている。また、両接続縁部(21)どうしの間にあるコアの中間部(22)の外径は、フランジ(3)の内径よりもやや大きいものとなされており、各接続端部(21)と中間部(22)との間の段差によって、フランジ(3)の内周縁部(31)の軸方向内側面が受けられるようになっている。
フランジ(3)の内周輪郭および外周輪郭は、それぞれ円形となされている。但し、フランジ(3)の外周輪郭は、円形以外のもの、例えば多角形等であってもよい。
フランジ(3)の軸方向内側面は、平坦面となされている。一方、フランジ(3)の軸方向外側面は、内周縁部および外周縁部を除いた中間部が所定の厚み分だけ窪んでおり、また、該中間部に、径方向にのびる複数本の補強リブ(32)が周方向に等間隔おきに形成されている。
係合凸部(33)は、第1の面(31a)の軸方向内側部分において周方向にのびる横断面略方形の畝状に形成されている。
凹所(23)は、第2の面(21a)の幅全体にわたるものであって、係合凸部(33)の長さよりも十分に大きい長さを有するとともに、その一端側が第2の面(21a)に向かって緩やかに傾斜したものとなされている。
係合凹溝(24)は、その一端が凹所(23)の他端側における軸方向内側部分に通じるように、第2の面(21a)に形成されている。係合凹溝(24)の長さ、幅および深さは、それぞれ係合凸部(33)の長さ、幅、高さとほぼ等しくなされている。また、係合凹溝(24)の幅は、第2の面(21a)の幅の半分程度である。
第1係止部(34)は、第1の面(31a)のほぼ全幅にわたって軸方向にのびる断面略方形の畝状基部(34a)と、畝状基部(34a)の突出端面における挿入方向前縁部分から突出した横断面略半円形の突出部(34b)とで構成されている。
第2係止部(25)は、凹所(23)における係合凹溝(24)の開口端と隣接する箇所に形成されており、第1係止部(34)の畝状基部(34a)の突出端面とほぼ接しうるような高さを有する台状基部(25a)と、台状基部(25a)の突出端面における係合凹溝(24)の開口端に近い側の縁部に形成されかつ第1係止部(34)の突出部(34b)が嵌め込まれる凹部(25b)とを有している。
この実施形態では、ストッパ用係止機構として、上記の第1係止部(34)および第2係止部(25)に加えて、さらに、各係合凸部(33)の挿入方向前端部分に、凹状の第3係止部(35)が形成されているとともに、係合凸部(33)が係合凹溝(24)に挿入された際に第3係止部(35)と周方向からスナップ係合する凸状の第4係止部(26)が、係合凹溝(24)の奥の部分に形成されている。
第3係止部(35)は、断面略半円形のものであって、係合凸部(33)を幅方向に横断するように形成されている。第4係止部(26)は、第3係止部(35)と嵌まり合うような断面略半円形の畝状のものであって、係合凹溝(24)の幅全体にまたがるように軸方向にのびている。
即ち、まず、コア(2)の接続端部(21)にフランジ(3)の内周縁部(31)を嵌め合わせる。この際、図7に示したように、フランジの内周縁部(31)の4つの係合凸部(33)が、コアの接続端部(21)の4つの凹所(23)それぞれに導入されるように両者の位置合わせを行う。なお、位置合わせに際して、係合凸部(33)と凹所(23)の組合せは、ストッパ用係止機構(34)(25)(35)(26)の有無にかかわらず、いずれのものでもよい。
次いで、コア(2)とフランジ(3)とを所定方向に相対回動させると、各係合凸部(33)が係合凹溝(24)に挿入され、さらに両者(2)(3)を強制的に相対回動させると、第1係止部(34)と第2係止部(25)、第3係止部(35)と第4係止部(26)がそれぞれ周方向からスナップ係合する(図8参照)。こうして、コア(2)の各端部にフランジ(3)が取り付けられる。
一方、コア(2)の両端部からフランジ(3)を取り外す場合、上記と逆の操作を行えばよい。即ち、コア(2)およびフランジ(3)を連結解除方向に強制的に相対回動させると、ストッパ用係止機構を構成する第1係止部(34)と第2係止部(25)の係合および第3係止部(35)と第4係止部(26)の係合が外れ、係合凸部(33)が係合凹溝(24)から出て凹所(23)まで移動させられるので、この状態でコア(2)とフランジ(3)とを軸方向に引っ張って、フランジの内周縁部(31)をコアの接続端部(21)から取り外せばよい。
以上の通り、この実施形態のフランジ付き巻芯(1A)によれば、極めて簡単な操作により、コア(2)の両端部へのフランジ(3)の着脱を迅速かつ確実に行うことが可能である。
また、この実施形態の巻芯(1A)の場合、フランジ取付構造が、上記のバヨネット連結機構(33)(23)(24)およびストッパ用係止機構(34)(25)(35)(26)によって構成されるため、コア(2)の内周面には雌ネジ等を形成する必要がなく、軸方向に突出する部分も生じないので、コア(2)に被巻回物を巻き取る作業に支障を来たすおそれがなく、被巻回物等に引っ掛かったりしない上、ネジ接合による取付構造のようにフランジ(3)の着脱に伴って屑が発生するおそれもない。
この実施形態のフランジ付き巻芯(1B)も、円筒状のコア(2)と、コア(2)の両端部にそれぞれ着脱自在に取り付けられる1対のリング状のフランジ(3)とよりなる。コア(2)およびフランジ(3)の基本構成は、第1の実施形態と同じであるので、詳しい説明は省略する。
この実施形態では、スペース(S)は、コアの接続端部(21)における係止爪部(27)と隣接する部分が外周面から所定の厚み分だけ切り欠かれることによって形成されている。なお、上記部分を厚み全体にわたって切除することにより、スペース(S)を形成することも可能である。
この実施形態では、ストッパ用係止機構として、フランジの内周縁部(31)におけるコアの接続端部(21)と径方向に向かい合う面、即ち、内周縁部(31)の端縁面よりなる第1の面(31a)に、凸状の第1係止部(37)が周方向に等間隔おきに4つ形成されているとともに、コアの接続端部(21)におけるフランジの内周縁部(31)と径方向に向かい合う面、即ち、接続端部(21)の外周面よりなる第2の面(21a)に、係止爪部(27)と係止凸部(36)とがスナップ係合する際に各第1係止部(37)が挿入されるように軸方向にのびる凹溝状の第2係止部(28)が形成されている。
第1係止部(37)は、略半球状の突起よりなり、係止爪部(27)と係止凸部(36)との係合が外れる方向にコア(2)およびフランジ(3)を強制的に相対回動させることによって、第2係止部(28)から外れるような高さを有している。
第2係止部(28)は、第2の面(21a)の幅全体にわたって軸方向にのびる断面V字形の凹溝よりなる。
即ち、図12に示すように、係止爪部(27)と係止凸部(36)、および第1係止部(37)と第2係止部(28)がそれぞれ対応する位置に来るように位置合わせをして、コア(2)の接続端部(21)にフランジ(3)の内周縁部(31)を嵌め込んでいく。
すると、図13に示すように、各係止爪部(27)の係止突起(27b)と係止凸部(36)とがスナップ係合するとともに、第1係止部(37)が第2係止部(28)に挿入されて周方向に係合する。こうして、コア(2)の各端部にフランジ(3)が取り付けられる。
一方、コア(2)の両端部からフランジ(3)を取り外す場合、まず、コア(2)およびフランジ(3)を係合解除方向に強制的に相対回動させる。すると、第1係止部(37)が第2係止部(28)から外れ、次いで、係止凸部(36)がスペース(S)の位置まで周方向に移動させられることにより、係止爪部(27)と係止凸部(36)との係合が外れる(図14参照)。そして、この状態でコア(2)およびフランジ(3)を軸方向に引っ張って、フランジの内周縁部(31)をコアの接続端部(21)から取り外せばよい。
以上の通り、この実施形態のフランジ付き巻芯(1B)によっても、極めて簡単な操作により、コア(2)の両端部へのフランジ(3)の着脱を迅速かつ確実に行うことが可能である。
また、この実施形態の巻芯(1B)の場合、フランジ取付構造が、上記の係止爪部(27)および係止凸部(36)ならびにストッパ用係止機構(37)(28)によって構成されるため、コア(2)の内周面には雌ネジ等を形成する必要がなく、軸方向に突出する部分も生じないので、コア(2)に被巻回物を巻き取る作業等に支障を来たすおそれがなく、被巻回物等に引っ掛かったりしない上、ネジ接合による取付構造のようにフランジ(3)の着脱に伴って屑が発生するおそれもない。
この実施形態のフランジ付き巻芯(1C)は、以下の点を除いて、図9〜図14に示す第2の実施形態のフランジ付き巻芯(1B)と実質的に同一である。
即ち、第3の実施形態のフランジ付き巻芯(1C)では、係止爪部(38)が、フランジ(3)の内周縁部(31)に周方向に等間隔おきに4つ形成される一方、コア(2)の接続端部(21)の外周面(21a)における各係合爪部(38)と対応する箇所に凹所(29)が設けられ、該凹所(29)に係止凸部(210)が形成されている。
また、コア(2)およびフランジ(3)を所定方向に相対回動させることによって係止爪部(38)と係止凸部(210)とが周方向にずれて係合が外れるように、コア(2)の接続端部(21)における係止凸部(210)と隣接する部分に、係止爪部(38)を逃がすためのスペース(S)が設けられている。
係止凸部(210)は、係止突起(38b)の傾斜面と接しうるようにこれと逆向きに傾斜した傾斜面と、傾斜面の端縁から径方向内方にのびる垂直面とを有する横断面略三角形状のものであって、凹所(29)の軸方向外側部分に形成されている。
即ち、図18に示すように、係止爪部(38)と係止凸部(210)、および第1係止部(37)と第2係止部(28)がそれぞれ対応する位置に来るように位置合わせをしながら、コア(2)の接続端部(21)にフランジ(3)の内周縁部(31)を嵌め込んでいく。
すると、図19に示すように、各係止爪部の係止突起(38b)と係止凸部(210)とがスナップ係合するとともに、第1係止部(37)が第2係止部(28)に挿入されて周方向に係合する。こうして、コア(2)の各端部にフランジ(3)が取り付けられる。
一方、コア(2)の両端部からフランジ(3)を取り外す場合、まず、コア(2)およびフランジ(3)を係合解除方向に強制的に相対回動させる。すると、第1係止部(37)が第2係止部(28)から外れ、次いで、係止爪部(38)がスペース(S)の位置まで周方向に移動させられることにより、係止爪部(38)と係止凸部(210)との係合が外れる(図20参照)。そして、この状態でコア(2)およびフランジ(3)を軸方向に引っ張って、フランジの内周縁部(31)をコアの接続端部(21)から取り外せばよい。
以上の通り、この実施形態のフランジ付き巻芯(1C)によれば、極めて簡単な操作により、コア(2)の両端部へのフランジ(3)の着脱を迅速かつ確実に行うことが可能である。
また、この実施形態の巻芯(1C)の場合、フランジ取付構造が、上記の係止爪部(38)および係止凸部(210)ならびにストッパ用係止機構(37)(28)によって構成されるため、コア(2)の内周面には雌ネジ等を形成する必要がなく、軸方向に突出する部分も生じないので、コア(2)に被巻回物を巻き取る作業等に支障を来たすおそれがなく、被巻回物等に引っ掛かったりしない上、ネジ接合による取付構造のようにフランジ(3)の着脱に伴って屑が発生するおそれもない。
この実施形態のフランジ付き巻芯(1D)も、コア(2)と、コア(2)の両端部にそれぞれ着脱自在に取り付けられる1対のフランジ(3)とよりなる。コア(2)およびフランジ(3)の基本構成は、第1の実施形態と同じであるので、詳しい説明は省略する。
また、係止爪部の係止突起(212b)および係止凸部(39)それぞれを構成する2つの傾斜面のうちスナップ係合している時に他方と接する傾斜面(F1)の傾斜角度が、もう1つの傾斜面(F2)の傾斜角度よりも大きくなされている。従って、係止爪部(212)と係止凸部(39)とをスナップ係合させる際に要する力が相対的に小さくなるので、フランジ(3)を取り付ける際の操作性が向上する一方、係合を外す際に要する力が相対的に大きくなるので、不用意にフランジ(3)が外れるおそれが少ない。
即ち、図24に示すように、係止爪部(212)と係止凸部(39)がそれぞれ対応する位置に来るように位置合わせをしながら、コア(2)の接続端部(21)にフランジ(3)の内周縁部(31)を嵌め込んでいく。
すると、各係止爪部の係止突起(212b)と係止凸部(39)とがスナップ係合し(図25参照)、それによってコア(2)の端部にフランジ(3)が取り付けられる。
一方、コア(2)の端部からフランジ(3)を取り外す場合、両者(2)(3)を互いに離間する軸方向に引っ張ると、係止爪部(212)と係止凸部(39)との係合が外れるので、フランジの内周縁部(31)をコアの接続端部(21)から取り外せばよい。
以上の通り、第4の実施形態のフランジ付き巻芯(1D)によれば、フランジ取付構造が単純であって製造が容易であり、また、極めて簡単な操作によりコア(2)の両端部にフランジ(3)を迅速に着脱することが可能であり、さらには、コア(2)への被巻回物の巻き取り時等の作業性や非発塵性が損なわれないという利点がある。
この実施形態のフランジ付き巻芯(1E)は、以下の点を除いて、図20〜図25に示す第4の実施形態のフランジ付き巻芯(1D)と実質的に同一である。
即ち、第5の実施形態のフランジ付き巻芯(1E)においては、係止爪部(310)が、フランジ(3)の内周縁部(31)に周方向に等間隔おきに4つ形成される一方、コア(2)の接続端部(21)の外周面(21a)における各係合爪部(310)と対応する箇所に凹所(213)が形成され、該凹所(213)に係止凸部(214)が形成されている。
各係止凸部(214)は、凹所(213)の軸方向外側部分に形成されている。
また、コア(2)の端部からフランジ(3)を取り外す場合、両者(2)(3)を軸方向に引っ張って、係止爪部(310)と係止凸部(214)との係合を外した後、フランジの内周縁部(31)をコアの接続端部(21)から取り外せばよい。
以上の通り、第5の実施形態のフランジ付き巻芯(1E)によれば、フランジ取付構造が単純であって製造が容易である上、極めて簡単な操作によりコア(2)の両端部にフランジ(3)を迅速に着脱することが可能であり、さらには、コア(2)への被巻回物の巻き取り時の作業性や非発塵性が損なわれないという利点がある。
(2):コア
(21):接続端部
(21a):第1の面
(23):凹所(バヨネット連結機構の要素)
(24):係合凹溝(バヨネット連結機構の要素)
(25):第2係止部(ストッパ用係止機構の要素)
(26):第4係止部(ストッパ用係止機構の要素)
(27):係止爪部
(27a):脚体
(27b):係止突起
(28):第2係止部(ストッパ用係止機構の要素)
(29):凹所
(210):係止凸部
(212):係止爪部
(212a):脚体
(212b):係止突起
(213):凹所
(214):係止凸部
(3):フランジ
(31):内周縁部
(31a):第2の面
(33):係合凸部(バヨネット連結機構の要素)
(34):第1係止部(ストッパ用用係止機構の要素)
(35):第3係止部(ストッパ用係止機構の要素)
(36):係止凸部
(37):第1係止部(ストッパ用係止機構の要素)
(38):係止爪部
(38a):脚体
(38b):係止突起
(39):係止凸部
(310):係止爪部
(310a):脚体
(310b):係止突起
(S):スペース
(F1)(F2):(係止突起および係止凸部の)傾斜面
Claims (5)
- 円筒状コアと、コアの両端部にそれぞれ着脱自在に取り付けられる1対のリング状フランジとを備えてなり、
コアの両端部には、フランジの内周縁部と嵌め合わせられるように外周部分が切り欠かれた接続端部が設けられており、コアの接続端部の外径はフランジの内径よりもやや小さいものとなされ、両接続端部どうしの間にあるコアの中間部の外径はフランジの内径よりもやや大きいものとなされ、コアにおける各接続端部と中間部との間の段差によって、フランジの内周縁部の軸方向内側面が受けられるようになっており、
コアの接続端部およびフランジの内周縁部の互いに径方向に向かい合う面に、コアの接続端部およびフランジの内周縁部が嵌め合わせられた状態でコアおよびフランジを所定方向に相対回動させる操作を行うことにより両者を連結しうるバヨネット連結機構と、コアおよびフランジを所定方向に相対回動させるのに伴ってスナップ係合する一方、コアおよびフランジを連結解除方向に相対回動させることにより係合が外れるストッパ用係止機構とが設けられていることを特徴とする、フランジ付き巻芯。 - バヨネット連結機構として、コアの接続端部およびフランジの内周縁部の互いに径方向に向かう合う面のうちいずれか一方よりなる第1の面に、係合凸部が1つまたは周方向に間隔をおいて複数形成されているとともに、同他方よりなる第2の面に、フランジの内周縁部がコアの接続端部に嵌め合わせられる際に各係合凸部を導入するための凹所と、一端が凹所に通じるように周方向にのびかつコアおよびフランジを所定方向に相対回動させるのに伴って各係合凸部が挿入される係合凹溝とが形成されていることを特徴とする、請求項1記載のフランジ付き巻芯。
- ストッパ用係止機構として、第1の面における少なくとも1つの係合凸部の挿入方向後端に隣接する箇所に第1係止部が形成されているとともに、第2の面に、係合凸部が係合凹溝に挿入された際に各第1係止部と周方向からスナップ係合する第2係止部が形成されていることを特徴とする、請求項2記載のフランジ付き巻芯。
- 円筒状コアと、コアの両端部にそれぞれ着脱自在に取り付けられる1対のリング状フランジとを備えてなり、
コアの両端部には、フランジの内周縁部と嵌め合わせられるように外周部分が切り欠かれた接続端部が設けられており、コアの接続端部の外径はフランジの内径よりもやや小さいものとなされ、両接続端部どうしの間にあるコアの中間部の外径はフランジの内径よりもやや大きいものとなされ、コアにおける各接続端部と中間部との間の段差によって、フランジの内周縁部の軸方向内側面が受けられるようになっており、
コアの接続端部およびフランジの内周縁部の互いに径方向に向かう合う面のうちいずれか一方に、軸方向にのびかつ先端に係止突起を有する係止爪部が1つまたは周方向に間隔をおいて複数形成され、同他方に、フランジの内周縁部がコアの接続端部に嵌め合わせられるのに伴って各係止爪部とスナップ係合する係止凸部が形成され、
また、コアおよびフランジを所定方向に相対回動させることによって係止爪部と係止凸部とが周方向にずれて係合が外れるように、コアの接続端部におけるフランジの内周縁部と径方向に向かう合う面のうち係止爪部または係止凸部と隣接する部分に、係止凸部または係止爪部を逃がすためのスペースが設けられ、
さらに、コアの接続端部およびフランジの内周縁部の互いに径方向に向かう合う面に、フランジの内周縁部がコアの接続端部に嵌め合わせられるのに伴って周方向に係合する一方、コアおよびフランジを係止爪部と係止凸部との係合が外れる方向に相対回動させることによって係合が外れるストッパ用係止機構が設けられていることを特徴とする、フランジ付き巻芯。 - 円筒状コアと、コアの両端部にそれぞれ着脱自在に取り付けられる1対のリング状フランジとを備えてなり、
コアの両端部には、フランジの内周縁部と嵌め合わせられるように外周部分が切り欠かれた接続端部が設けられており、コアの接続端部の外径はフランジの内径よりもやや小さいものとなされ、両接続端部どうしの間にあるコアの中間部の外径はフランジの内径よりもやや大きいものとなされ、コアにおける各接続端部と中間部との間の段差によって、フランジの内周縁部の軸方向内側面が受けられるようになっており、
コアの接続端部およびフランジの内周縁部の互いに径方向に向かう合う面のうちいずれか一方に、軸方向にのびかつ先端に係止突起を有する係止爪部が1つまたは周方向に間隔をおいて複数形成され、同他方に、フランジの内周縁部がコアの接続端部に嵌め合わせられる際に各係止爪部とスナップ係合する係止凸部が形成され、
係止爪部の係止突起および係止凸部は、コアおよびフランジを軸方向に引っ張ることによって係合が外れるような横断面形状を有していることを特徴とする、フランジ付き巻芯。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012205555A JP6093529B2 (ja) | 2012-09-19 | 2012-09-19 | フランジ付き巻芯 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012205555A JP6093529B2 (ja) | 2012-09-19 | 2012-09-19 | フランジ付き巻芯 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014058395A JP2014058395A (ja) | 2014-04-03 |
JP6093529B2 true JP6093529B2 (ja) | 2017-03-08 |
Family
ID=50615248
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012205555A Active JP6093529B2 (ja) | 2012-09-19 | 2012-09-19 | フランジ付き巻芯 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6093529B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104444612A (zh) * | 2014-11-11 | 2015-03-25 | 芜湖市海源铜业有限责任公司 | 一种可调式无磨损收线盘 |
JP6508984B2 (ja) * | 2015-03-10 | 2019-05-08 | 日本製紙株式会社 | フランジ付き巻芯 |
US10155638B2 (en) | 2015-06-04 | 2018-12-18 | Sonoco Development, Inc. | Locking breakdown spool |
CN107697745B (zh) * | 2017-10-19 | 2024-01-05 | 浙江三科线缆股份有限公司 | 可分离线盘 |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5636848Y2 (ja) * | 1978-04-14 | 1981-08-29 | ||
JPS5596865U (ja) * | 1978-12-23 | 1980-07-05 | ||
JPS61148870U (ja) * | 1985-03-07 | 1986-09-13 | ||
JPH11180649A (ja) * | 1997-12-25 | 1999-07-06 | Tenryu Technics:Kk | テーピング部材用カバーテープ巻取装置およびその方法 |
JP2012025562A (ja) * | 2010-07-26 | 2012-02-09 | Sekisui Plastics Co Ltd | 固定構造とそれを用いたリール |
US8272591B2 (en) * | 2011-01-24 | 2012-09-25 | Sonoco, Inc. | Breakdown spool |
-
2012
- 2012-09-19 JP JP2012205555A patent/JP6093529B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2014058395A (ja) | 2014-04-03 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6093529B2 (ja) | フランジ付き巻芯 | |
JP2005188579A (ja) | パネル等の固定具 | |
JP4722832B2 (ja) | 軸部材とリング部材との確実な結合構造 | |
JP2006207607A (ja) | クリップ | |
CA2846128A1 (en) | Pipe thread protector with a detent | |
RU2397939C2 (ru) | Катушка для приема наматываемого материала | |
EP3633213A1 (en) | Connecting pipe fitting, pipe assembly and pipe connecting method | |
JP2011214591A (ja) | 重合部材の締結構造 | |
JP2007255610A (ja) | クリップの取付構造 | |
JP2004011860A (ja) | 消防ホース用連結金具及びそのロック部材 | |
JP5065964B2 (ja) | ナットホルダー、継手部構造及びコンクリート構造物 | |
EP1219884B1 (en) | Hose coupling assembly | |
JP7022408B2 (ja) | はんだ線コイルの保形具 | |
KR200419742Y1 (ko) | 와이어용 보빈 | |
JP2009092170A (ja) | 管継手部構造 | |
JPH10255572A (ja) | グロメット | |
JP2007187268A (ja) | グロメット | |
JP2010270879A (ja) | 波形合成樹脂管の接続構造 | |
JP2014052023A (ja) | 管継手 | |
JP2000283132A (ja) | クリップ | |
JP6185851B2 (ja) | 管継手、管材接続装置及び接続体 | |
JP2010011526A (ja) | コルゲートチューブ固定用部材 | |
WO2019054324A1 (ja) | はんだ線コイルの保持具 | |
JP6508984B2 (ja) | フランジ付き巻芯 | |
JPS60208689A (ja) | 管継手 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20150714 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20160608 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20160614 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20160812 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20160906 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20161202 |
|
A911 | Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911 Effective date: 20161213 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20170117 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20170213 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6093529 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |