JP2003163801A - 画像処理装置および画像処理方法、画像処理プログラム、記憶媒体 - Google Patents

画像処理装置および画像処理方法、画像処理プログラム、記憶媒体

Info

Publication number
JP2003163801A
JP2003163801A JP2001359948A JP2001359948A JP2003163801A JP 2003163801 A JP2003163801 A JP 2003163801A JP 2001359948 A JP2001359948 A JP 2001359948A JP 2001359948 A JP2001359948 A JP 2001359948A JP 2003163801 A JP2003163801 A JP 2003163801A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
images
information
attribute information
unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001359948A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshihiro Terada
義弘 寺田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Xerox Co Ltd filed Critical Fuji Xerox Co Ltd
Priority to JP2001359948A priority Critical patent/JP2003163801A/ja
Priority to US10/272,946 priority patent/US7308155B2/en
Publication of JP2003163801A publication Critical patent/JP2003163801A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T11/002D [Two Dimensional] image generation
    • G06T11/60Editing figures and text; Combining figures or text
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T9/00Image coding
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/387Composing, repositioning or otherwise geometrically modifying originals
    • H04N1/3872Repositioning or masking
    • H04N1/3873Repositioning or masking defined only by a limited number of coordinate points or parameters, e.g. corners, centre; for trimming
    • H04N1/3875Repositioning or masking defined only by a limited number of coordinate points or parameters, e.g. corners, centre; for trimming combined with enlarging or reducing
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/40Picture signal circuits

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ネットワークコピーにおいてNアップ機能を
利用した場合でも、高画質で出力させることが可能な画
像処理装置を提供する。 【解決手段】 Nアップ機能時には、画像入力部11で
読み取った画像に対して補正部13で補正処理を施し、
編集部14で変倍処理などを施した後、蓄積部15に格
納する際にN枚の画像を並べて1つの合成画像を形成す
る。この合成画像を送信する際に、制御部16におい
て、U/I17から設定された画像の属性を付加してI
/O18から外部装置へ送信する。これによって、受信
側では画像に付加された属性を参照することによって合
成画像に対して最適な処理を施すことができる。従っ
て、ネットワークコピーでもダイレクトコピーと同様の
高画質でNアップ機能を実現することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の画像を並べ
て1つの合成画像とする画像処理に関するものであり、
特に、画像が入力される装置と合成した画像を出力する
装置とが異なるシステムに適用して好適な画像処理装置
及び画像処理方法と、そのような画像処理方法をコンピ
ュータに実行させる画像処理プログラム及びその画像処
理プログラムを記憶した記憶媒体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、スキャナやプリンタなどのデジタ
ルカラー機器の分野では、機能や性能の発達がめざまし
い。これらの入出力機器を組み合わせることによって、
従来よりも手軽に原稿の複写を行うことが可能になって
きている。また、ネットワークの普及に伴ってネットワ
ークスキャナやネットワークプリンタを組み合わせて原
稿画像を複写することが可能となった。このネットワー
クを介する複写は、単に従来の原稿の複写と同様の機能
を提供するだけではなく、遠隔地への原稿情報の伝達と
いった、従来の複写機にない付加価値の提供を可能とし
ている。なお、本明細書では、ネットワークなどのデジ
タル信号伝送経路を介してスキャナとプリンタを接続し
て実現する原稿複写を「ネットワークコピー」と表現す
る。またネットワークコピーに対する表現としてスキャ
ナとプリンタが直接接続されたり、あるいはコンピュー
タなどのコントローラと直接接続される従来の原稿複写
を「ダイレクトコピー」と表現する。
【0003】従来のダイレクトコピーにおける編集機能
の一つとして、複数の原稿画像を一枚の用紙上に並べて
記録する機能がある。図27は、複数の原稿画像を一枚
の用紙上に並べて記録する機能の一例の説明図である。
例えば図27(1)に示すように2枚の原稿画像を、図
27(2)に示すように並べて記録することができる。
このような編集処理を以下の説明では「2アップ」と呼
ぶ。同様に、例えば図27(3)に示すように4枚の原
稿画像を、図27(4)に示すように並べて記録するこ
ともできる。このような編集処理を以下の説明では「4
アップ」と呼ぶ。もちろんこのほかにも、例えば8枚の
原稿画像を並べて記録する「8アップ」など、任意の枚
数の原稿画像を並べて記録することができる。このよう
に複数の原稿を1枚の用紙上に並べて記録する編集処理
をまとめて「Nアップ」と表現することとする。
【0004】このようなNアップ機能は、紙の消費を節
約するとともに、情報の総覧性を向上させる効果があ
る。そのため、文書作成や配布の場において非常に重要
な編集機能の一つとなっている。
【0005】従来より、カラー原稿の複写では、より高
い画質を得るために原稿の種類の別やあるいはカラー原
稿であるか白黒原稿であるかなどの原稿画像の属性に応
じて画像処理を異ならせていた。例えば、写真原稿の場
合には階調性を重視する処理を行い、文字原稿の場合に
は解像度を優先させかつ黒文字を黒単色で再現するなど
の処理を行う。
【0006】図28は、ダイレクトコピー時のNアップ
機能を実現する一構成例の説明図である。図中、41は
スキャナ部、42はページメモリ、43は画像処理部、
44はプリンタ部、45は制御部である。図28では、
2アップ機能を実現する場合について示している。スキ
ャナ部41は、原稿上の画像を読み込む。ページメモリ
42には、スキャナ部41で読み込まれた画像が格納さ
れる。画像処理部43は、ページメモリ42に格納され
ている画像を読み出し、複写再現のための各種の画像処
理を行う。プリンタ部44は、画像処理部43によって
画像処理された画像の記録出力を行う。制御部45は、
これら各部の動作を制御する。
【0007】2アップ時の動作を簡単に説明する。まず
原稿上の画像はスキャナ部41で光学的に読み取られて
デジタルカラー画像信号に変換され、一旦、ページメモ
リ42に保持される。2アップ機能が指定されている時
には、このページメモリ42への画像書き込み座標を制
御することによって、ページメモリ42上に合成画像が
生成される。画像処理部43は、このページメモリ42
から画像データを読み出して画像処理を実施する。この
とき、制御部45は合成画像の座標値によって画像処理
を切り換えるように画像処理部43に指示する。これに
よって、原稿画像の属性の違いに適した画像処理を実現
する。例えば図28に示した例では、スキャナ部41に
おいて「文字タイプ」の画像と「写真タイプ」の画像を
読み込んで、この2つの画像を並べて合成した場合、1
つの合成画像中に「文字タイプ」の部分と「写真タイ
プ」の部分が存在する。制御部45は、「文字タイプ」
の部分には文字画像に最適な処理を画像処理部43に指
示し、「写真タイプ」の部分には写真画像に最適な処理
を画像処理部43に指示する。そして画像処理部43に
よって画像処理が施された合成画像がプリンタ部44に
送られ、用紙上に合成画像を記録する。この合成画像の
記録時にも、それぞれの部分毎の画像形成方法によって
記録することができる。
【0008】このように従来のダイレクトコピーでは、
スキャナ部41、画像処理部43、プリンタ部44な
ど、各部を同一の制御部45が制御することによって、
通常のコピーと同様な画像処理をNアップ機能時にも実
現している。
【0009】これに対して、ネットワークコピーの場合
には、例えばネットワークスキャナを利用すればスキャ
ナ部が、またネットワークプリンタを利用すればプリン
タ部が、それぞれ個別に制御されることになる。また、
画像処理部についてもネットワークスキャナやネットワ
ークプリンタと一体に構成されるほか、別体として構成
されて別途制御される場合もある。そのため、例えば画
像を合成した時点で元の画像が「文字タイプ」あるいは
「写真タイプ」であった等の情報が失われ、画像処理時
あるいは記録時においてそれぞれの領域毎に処理を切り
替えることができなくなっていた。従って、ネットワー
クコピーにおいてNアップ機能を利用する場合には通常
のダイレクトコピーと同様の画像処理を行うことができ
ず、例えば文字原稿・写真原稿それぞれに適した再現処
理が行えない、あるいは文字原稿中に黒文字があっても
黒単色で再現されないなどの不具合が発生していた。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述した事
情に鑑みてなされたもので、ネットワークコピーにおい
てNアップ機能を利用した場合でも、高画質で出力させ
ることが可能な画像処理装置及び画像処理方法と、その
ような画像処理を行うためのプログラム、そのようなプ
ログラムを格納した記憶媒体を提供することを目的とす
るものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、送信側の画像
処理装置では、入力された複数の画像をそれぞれ縮小
し、縮小された複数の画像を並べて合成して一つの合成
画像を生成し、また合成画像に対応する属性情報を生成
し、合成画像及び属性情報を受信側の画像処理装置へ送
信する。受信側の画像処理装置では、複数の画像を並べ
て一つの画像に合成した合成画像および該合成画像に対
応する属性情報を含む情報を受信し、受信した情報から
合成画像と属性情報を抽出し、抽出した属性情報に基づ
いて属性情報が対応する領域とは異なる領域ごとに属性
情報を生成し、生成された属性情報に基づいて合成画像
を補正する。このように合成画像を属性情報とともに送
信することによって、受信側の画像処理装置においてそ
れぞれの領域に応じた補正処理が可能となり、高画質の
Nアップ出力を得ることができる。なお、合成画像とと
もに送信する属性情報は、合成前の縮小された画像を最
小単位とする領域ごととしたり、合成画像について単一
の属性情報としたり、あるいは合成画像の画素単位とす
ることができる。
【0012】また本発明は、送信側の画像処理装置で
は、入力された複数の画像をそれぞれ縮小し、縮小した
複数の画像を並べて画像の属性ごとに一つの画像に合成
して複数の合成画像を生成し、前記複数の合成画像を送
信する。受信側の画像処理装置では、それぞれの合成画
像毎に属性に応じた処理を施すことができるので、Nア
ップ機能により合成された画像を高画質で得ることがで
きる。なお、複数の合成画像の送信時には、複数の合成
画像に対してそれぞれの合成画像に対応する圧縮方式で
圧縮を行ってから送信することによって、それぞれの合
成画像における画質の低下を抑え、しかも伝送されるデ
ータ量を低減することができる。
【0013】さらに本発明は、送信側の画像処理装置で
は、入力された複数の画像とともに、各々の画像の属性
情報と、当該複数の画像を並べて1枚の画像として合成
する旨の合成指示情報を所定の形式の情報に変換して送
信する。受信側の画像処理装置では、複数の画像ととも
に、各々の画像の属性情報と、当該複数の画像を並べて
1枚の画像として合成する旨の合成指示情報を含む所定
の形式の情報を受信し、受信した所定の形式の情報から
複数の画像及び各々の画像の属性情報を抽出し、合成指
示情報に従って複数の画像をそれぞれ縮小し、合成指示
情報に従って縮小された複数の画像を並べて合成して一
つの合成画像を生成し、合成画像を出力する。この処理
過程において、例えば縮小前のそれぞれの画像、縮小後
のそれぞれの画像、あるいは合成画像に対して、属性情
報に基づいて補正を施すことができる。この構成では縮
小処理、合成処理とも受信側の画像処理装置で制御でき
るため、ダイレクトコピーと同様に高画質での処理が可
能である。送信側の画像処理装置から画像を送信する際
には、元の大きさの画像を送信することになるためデー
タ量の増大が懸念されるが、例えば複数の画像のそれぞ
れに対して、受信側の画像処理装置で縮小処理を施すこ
とを予定した圧縮率で圧縮を施して送信することによっ
て、通信時のデータ量を低減することが可能である。
【0014】さらにまた本発明は、送信側の画像処理装
置では、入力された複数の画像をそれぞれ縮小し、縮小
した複数の画像及び当該複数の画像を並べて1枚の画像
として合成する旨の情報を所定の形式の情報に変換して
送信する。このとき複数の画像のそれぞれに対する属性
情報も含めて所定の形式の情報に変換し、送信すること
ができる。受信側の画像処理装置では、複数の画像と、
各々の画像の属性情報と、当該複数の画像を並べて1枚
の画像として合成する旨の合成指示情報を含む所定の形
式の情報を受信し、所定の形式の情報から複数の画像及
び各々の画像の属性情報を抽出し、前記合成指示情報に
従って複数の画像を並べて合成して一つの合成画像を生
成し、合成画像を出力する。この処理過程において、送
信側からそれぞれの画像に対応する属性情報が送られて
きている場合にはその情報を用い、また送られていない
場合でも受信側の画像処理装置で属性情報を生成するこ
とによって、例えば合成前のそれぞれの画像、あるいは
合成画像に対して、属性情報に基づいて補正を施すこと
ができる。この構成では、受信側の画像処理装置で受け
取る画像は、縮小処理が施されているものの、それぞれ
別の画像として受け取るので、合成時及び合成後の処理
においてはそれぞれの画像に最適な処理が可能である。
従ってダイレクトコピー時と同様の高画質でNアップ機
能を実現することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の第1の実施の形
態における送信側の構成を示すブロック図である。図
中、11は画像入力部、12は画像処理部、13は補正
部、14は編集部、15は蓄積部、16は制御部、17
はU/I、18はI/O、19はシステムバスである。
画像入力部11は、例えばスキャナ等で構成され、原稿
上のカラー画像の読み取りを行う。
【0016】画像処理部12は、画像入力部11で読み
取ったデジタル画像信号に対して必要な処理を施した
後、所定の形式で画像を送信する。図1に示すように、
画像処理部12は、補正部13,編集部14,蓄積部1
5,制御部16,U/I17,I/O18,システムバ
ス19などにより構成されている。補正部13は、画像
入力部11の色特性・階調特性や空間特性を補正して画
質を高める処理を行うものである。編集部14は、画像
の拡大や縮小等の各種の画像処理を行う。蓄積部15
は、少なくとも1ページ分の画像を保持可能な記憶手段
である。制御部16は、CPUやROM、RAM等によ
って構成され、一部の画像処理を行うと共に画像処理部
12を制御する。U/I17は、画像入力部11および
画像処理部12で行う動作をユーザが指示するために利
用するユーザインタフェースである。I/O18は、ネ
ットワークと接続するために設けられており、外部の装
置との間で通信を行う。システムバス19は、上述の各
処理部分を接続するローカルバスである。
【0017】図2は、本発明の第1の実施の形態におけ
る送信側の動作の一例を示すフローチャートである。こ
こではまず、通常の動作を説明し、その後、Nアップ時
の動作を説明する。S101では、U/I17におい
て、原稿の種類や処理モード、送信する外部機器の情報
などに関する処理の諸設定が行われる。続いてS102
では、画像入力部11において、セットされた原稿の読
み取りが実施される。ここで、原稿の読み取りは一次元
に配列されたCCDセンサによってセンサ配列方向に主
走査を行うとともに、センサ配列方向と直交する方向に
CCDセンサ及び原稿を相対的に移動させて副走査する
ことによって実現される。この画像入力部11における
読み取りによって、例えば、原稿から一画素あたりR
(赤),G(緑),B(青)の各色8ビットの階調で、
400dpi(25.4mmあたり400ドット)の解
像度を有するカラーデジタル画像信号を生成する。ま
た、拡大処理あるいは縮小処理を実施する場合には、こ
の画像入力部11において副走査方向の移動速度を制御
することによって、副走査方向の拡大処理あるいは縮小
処理を実現することができる。この例ではこの方法を用
いて副走査方向の拡大処理あるいは縮小処理を行うもの
とする。
【0018】画像入力部11で生成されたRGBのカラ
ーデジタル画像信号は、画像処理部12内の補正部13
へ入力される。そして、S103において公知の手法に
よる階調補正処理が、またS104において色補正処理
が、さらにS105において精細度補正処理が、それぞ
れ行われる。図3は、階調補正処理の一例の説明図であ
る。階調補正処理は、図3に示すようにRGBの各色の
階調特性およびグレイバランスを補正する処理である。
図中、Rin、Gin、Binは処理前の画素値、Ro
ut、Gout、Boutは処理後の画素値を示してい
る。実現例としては、図3に示すような変換曲線を用い
て予め入力(処理前)画素値と出力(処理後)画素値の
対応を求めて一次元のLUT(ルックアップテーブル)
を作成しておき、入力(処理前)画素値に基づいてLU
Tを参照することによって出力(処理後)画素値を求め
ればよい。
【0019】色補正処理は、画像入力部11の色特性を
補正するものであって、予め設定される係数を用いて以
下に示すような行列演算を実施することによって実現さ
れる。
【数1】 ここで、Rin、Gin、Binは処理前の画素値、R
out、Gout、Boutは処理後の画素値、α11〜
α39は乗算係数、β1 〜β3 は加算係数である。なお、
U/I17で白黒モードで処理する事が指定されている
場合には、この色補正処理において単色用演算係数を用
いて白黒処理用画像を生成する。
【0020】図4、図5は、精細度補正処理の一例の説
明図である。精細度補正処理は、画像入力部11の空間
特性を補正するものであって、図4、図5に示すように
注目画素を中心とする7×7画素の畳み込み演算によっ
て実現される。図4にはカラー画像における7×7画素
を示し、図5には各画素位置における乗算係数を示して
いる。畳み込み演算は、次のようにして計算される。
【数2】 ここで、(Rij)in、(Gij)in、(Bij)
inは処理前の画素値、(Rij)out、(Gij)
out、(Bij)outは処理後の画素値、Km,n
は図5に示す乗算係数を示している。
【0021】以上の補正処理、すなわちS103におけ
る階調補正処理、S104における色補正処理、S10
5における精細度補正処理など、各種の補正処理が施さ
れ、画像入力部11の特性が補正されたRGBのカラー
デジタル画像信号が編集部14へと出力される。
【0022】編集部14では、S106における画像の
変倍処理とS107における画質の調整処理が実施され
る。前述したようにこの例では、副走査方向の拡大処理
及び縮小処理は画像入力部11の原稿走査速度の制御に
よって実現している。従って編集部14では、画像の主
走査方向に対する公知の補間演算処理による一次元の拡
大処理及び縮小処理を行い、画像入力部11での副走査
方向の変倍処理と合わせて二次元の拡大処理及び縮小処
理を実現している。また編集部14では、コントラス
ト,明るさ,色バランス,シャープネス,色相,彩度と
いった画質調整処理も実施される。コントラスト,明る
さ,色バランスは、例えば、予め設定された補正曲線を
用いる公知の一次元LUT参照によるガンマ調整処理に
よって実現することができる。シャープネス調整は、例
えば注目画素を中心とする5×5画素に対してあらかじ
め設定される乗算係数を用いた畳み込み演算を施すこと
によって実現することができる。また、色相及び彩度調
整は、例えば
【数3】 のような行列演算によって実現することができる。ここ
で、Rin、Gin、Binは処理前の画素値、Rou
t、Gout、Boutは処理後の画素値、γ11〜γ33
は乗算係数、δ1 〜δ3 は加算係数である。
【0023】蓄積部15は、S108において、編集部
14から入力される補正処理及び編集処理の完了した画
像データを格納する。
【0024】S109において全ページの画像の読取が
終了したか否かを判定し、まだ読み取っていない原稿が
存在する場合には、S102に戻って画像入力部11に
よる画像の読取以降の処理を同様に行う。このようにし
て、全ページの画像データが蓄積部15に格納される。
【0025】蓄積部15に格納された画像データは、S
110において、制御部16で送信のための所定の形式
に変換される。制御部16で生成された所定形式の画像
データは、S111において、I/O18を経由してU
/I17で設定された外部機器へ送信され、一連の画像
処理を完了する。
【0026】図6は、形式変換処理の一例の説明図であ
る。図6に示したように、この例では原稿の種別および
有彩色の有無を示すモードによって送信する画像の解像
度および圧縮方式を制御し、送信する画像のデータ量と
品質を最適化している。ここで、カラー原稿の白黒への
変換処理は前述の補正部13で色補正として実施され、
解像度変換および圧縮処理は形式変換処理として制御部
16で実施される。また、種別およびモードはU/I1
7からS101において設定された送信条件を利用する
ことができる。
【0027】次に、同じく図2を用いてNアップ時の画
像処理の流れの一例を説明する。まずS101におい
て、U/I17での送信条件の諸設定時にNアップ処理
であることが指定される。そしてS102において、S
101の送信条件の設定に応じた変倍率で原稿上の画像
の読み取りが行われる。続いて、前述の説明と同様の階
調補正(S103)、色補正(S104)、及び精細度
補正(S105)の補正処理が施される。編集部14で
は、指定されたNアップに応じた画像の主走査方向の変
倍処理(S106)と画質の調整処理(S107)が実
施される。
【0028】蓄積部15は、上記の処理が完了した画像
データをページメモリに格納する。図7は、Nアップで
はない通常の画像送信を行う場合の画像の格納処理の一
例の説明図、図8、図9は、Nアップ処理の場合の画像
データの格納処理の一例の説明図である。図7(1)は
画像入力部11で読み込まれて補正部13および編集部
14で処理が施された画像を示しており、図中の水平方
向および垂直方向の矢印線は、それぞれ主走査方向、副
走査方向を示しており、左上の点Oは画像の原点(0,
0)を示している。図7(2)は蓄積部15内のページ
メモリに補正および編集処理が施された画像が格納され
ることを表している。図中の矢線は前記画像の画素値を
ページメモリに格納していく順番を概略的に示してい
る。
【0029】図8は、2アップ処理を行った画像を蓄積
部15に格納する場合を示している。図8(1)は2ア
ップ編集を行う原稿を示しており、ここで「A」、
「B」はそれぞれ1ページ目、2ページ目の原稿画像で
ある。ここでは、2アップ後の画像は左半分に原稿画像
「A」が配置され、右半分に原稿画像「B」が配置され
た画像となるように設定されているものとする。図8
(2)は画像入力部11で読み込まれたデジタルカラー
画像を概念的に示しており、図中の水平方向および垂直
方向の矢印線、および左上の点Oは図7の場合と同様
に、それぞれ主走査方向、副走査方向、画像の原点
(0,0)を示している。
【0030】一般にNアップ処理時は原稿および合成画
像の大きさに応じて、変倍、特に縮小処理を行う場合が
多い。この例では、副走査方向に対する変倍処理は画像
入力部11で行われ、主走査方向に対する変倍処理は編
集部14で行っている。そのため、画像入力部11から
出力される画像は、図8(2)に示すように副走査方向
にのみ縮小処理が施された画像となる。図8(3)は画
像処理部12内の補正部13で原稿の属性に基づいた補
正処理が施された後、編集部14で主走査方向に対する
変倍処理が行われた画像を表している。図8(4)およ
び(5)は、図8(3)に示された画像を蓄積部15内
のページメモリに格納する様子を概念的に表している。
図8(5)に示すように画像の書き込み開始座標と書き
込み方向を図7に示した通常処理の場合とは異ならせる
ことによって、原稿画像「A」および原稿画像「B」を
並べて配置する。なお、原稿画像「B」を書き込む際に
は、書き込み開始座標を原稿画像「A」と異ならせて行
えばよい。
【0031】図9は、4アップ処理を行った画像を蓄積
部15に格納する場合について示している。図9(1)
は4アップ編集を行う原稿を示しており、ここで
「A」、「B」、「C」、「D」はそれぞれ1ページ
目、2ページ目、3ページ目、4ページ目の原稿画像で
ある。ここで、原点を左上端部とした場合の4アップ後
の画像は、左上部に原稿「A」、右上部に原稿「B」、
左下部に原稿「C」、そして右下部に原稿「D」が配置
することが指定されているものとする。図9(2)は画
像入力部11で読み込まれたデジタルカラー画像を概念
的に示している。図中の水平方向および垂直方向の矢印
線、および左上の点Oは図7の場合と同様に、それぞれ
主走査方向、副走査方向、画像の原点(0,0)を示し
ている。図8に示した例と同様に、この例において画像
入力部11から出力される画像は、図9(2)に示すよ
うな副走査方向にのみ変倍処理が施された画像となる。
図9(3)は画像処理部12内の補正部13で補正処理
が施された後、編集部14で主走査方向に対する変倍処
理が行われた画像を表している。図9(4)は、図9
(3)に示された画像を蓄積部15内のページメモリに
格納される様子を概念的に表している。図9(4)に示
すように画像の書き込み開始座標をそれぞれ異ならせる
ことによって原稿画像「A」、「B」、「C」および
「D」を指定されたレイアウトに並べて配置する。
【0032】以上のように蓄積部15に格納された合成
画像は、通常の処理と同様に制御部16で所定の送信の
所定の形式に変換されるが、まず、合成される原稿画像
の属性に基づいて合成画像の属性が決定され、所定の解
像度および圧縮方式が設定される。
【0033】なお、ここでいう属性とは、図6に示すよ
うな原稿のモードと種別を示している。合成画像の属性
は、例えば、各原稿画像の属性の中で最も高い画像品質
が求められる属性を選択することによって決定すること
ができる。具体的には、カラー原稿と白黒原稿ではカラ
ー原稿の方がより高い画質が求められる原稿であるの
で、フルカラーのモードが選択される。また、階調性か
解像度かのいずれかが優先される写真原稿および文字原
稿よりも両者が混在する文字/写真原稿がより高い品質
が求められる原稿であり、さらに高い解像度と豊かな階
調性の双方が求められる地図原稿にはさらに高い品質で
の再現処理が要求されると考える。
【0034】従って、例えば白黒の文字原稿と写真原稿
から作成される2アップ画像の属性は、白黒の文字/写
真画像に決定されて、図6から400dpiの解像度で
のMMR圧縮が選択される。また、カラーの文字原稿と
白黒の地図原稿によって作られる2アップ画像の属性は
カラー地図原稿と決定され、図6から400dpiの解
像度でのJPEG圧縮の処理が選択される。以上のよう
な合成画像の属性選択が行われた後、蓄積部15に保持
されていた合成画像は制御部16に送られ、決定された
属性に従って解像度変換および圧縮処理が行われる。
【0035】なお、カラー原稿と白黒原稿が混在するN
アップ機能の場合には、蓄積部15内に3面で表現され
るカラー画像(「Red」、「Green」、「Blu
e」として示す)と1面の白黒画像(「Gray」とし
て示す)が混在して保持されることになる。図10は、
カラー原稿と白黒原稿が混在した2アップ時の合成画像
に対する読み出し処理の一例の説明図である。上述の通
り、カラー画像と白黒画像が混在する場合には合成画像
はカラー画像として処理することが望ましい。そのた
め、このような場合には図10に示すように、蓄積部1
5に保持される画像データを制御部16に読み出す際
に、白黒画像の部分をRGBの3面にコピー(図中「G
rayコピー」として示した画像)すればよい。これに
よって白黒画像についてもカラー画像と同様に扱うこと
ができるようになる。
【0036】以上のようにして選択された解像度および
圧縮画像となったNアップ画像データは、制御部16内
のRAMの一時的に保持される。続いて制御部16で
は、Nアップ画像データを所定の形式の送信用データに
変換する。ここで、送信用の画像データ形式としては、
公知の種々の形式を利用することが可能である。ここで
は一例として、拡張性に優れる画像フォーマットとして
一般に広く知られるTIFF(Tagged Imag
e File Format)を使用する。このとき、
Nアップ機能に必要とされる情報をプライベートデータ
フィールドとして定義して送信データ中に付加して外部
機器へと伝える。例えば以下の5つの情報をNアップ機
能の為のプライベートデータとしてTIFFファイルに
付加するとよい。 (a)送信する画像データが複数の原稿を合成して生成
されたNアップ画像であることを表す情報、(b)一枚
の画像に合成された原稿の数、(c)合成に用いられた
各原稿のモードと種別の情報、(d)主走査方向・副走
査方向に配置された原稿数を示す情報、(e)原稿の読
み取り順序と合成画像上の配置との関係を示す情報。
【0037】図11は、Nアップ時の各画像の配置関係
の一例の説明図である。ここでは上記付加情報の(d)
および(e)について説明しており、図11では(1)
に示す4枚の原稿画像を用いて4アップ画像を生成する
例を示している。4アップでは、主走査方向に2枚、副
走査方向に2枚の原稿画像が配置される。このとき、4
枚の原稿画像が主走査方向に2枚、副走査方向に2枚の
配置であることを示す情報が(d)であり、また図11
において(2)に示す「順横配置」、(3)に示す「順
縦配置」、(4)に示す「逆横配置」、(5)に示す
「逆縦配置」のいずれのレイアウトで4枚の原稿が配置
されているかを示す情報が(e)に相当する。
【0038】以上のようにして制御部16で生成された
送信用データは、システムバス19、I/O18を経由
してネットワークへと送信される。
【0039】図12は、本発明の第1の実施の形態にお
ける受信側の構成を示すブロック図である。図中、21
は画像出力部、22は画像処理部、23は補正部、24
は編集部、25は蓄積部、26は制御部、27はU/
I、28はI/O、29はシステムバスである。画像出
力部21は、例えば電子写真方式の画像形成手段を有
し、デジタルカラー画像を記録出力する。なお、画像出
力部21では、Y(イエロー),M(マゼンタ),C
(シアン),K(ブラック)からなる4色を使用して画
像を形成するものとして説明する。もちろん、この例に
限られるものではない。
【0040】画像処理部22は、画像出力部21へ出力
するデジタル画像信号を生成・処理する。画像処理部2
2は、補正部23,編集部24,蓄積部25,制御部2
6,U/I27,I/O28,システムバス29等を含
んで構成されている。補正部23は、画像出力部21の
色特性・階調特性や空間特性を補正する処理を行う。例
えば、画像出力部21で画像形成する際に使用するYM
CKの4色画像を生成する。編集部24は、画像の拡大
や縮小を行う。特に、受信した画像データと画像出力部
21の解像度を合致させる機能を有している。蓄積部2
5は、少なくとも1ページ分の画像を保持可能な記憶手
段である。制御部26は、例えばCPUやROM、RA
Mによって構成され、一部の画像処理を行うとともに、
画像処理部22を制御する。U/I27は、画像出力部
21および画像処理部22を操作したり、システムの状
態やエラー等を表示するユーザインタフェースである。
I/O28は、例えばネットワークと接続するための入
出力手段である。システムバス29は、上述の各処理部
分を接続するローカルバスである。
【0041】図13は、本発明の第1の実施の形態にお
ける受信側の動作の一例を示すフローチャートである。
まずS121において、I/O28を通じて図1に示し
た送信側の画像処理装置から送られてくる画像データを
受信し、制御部26内のRAMに一旦記憶する。制御部
26では、受信した所定の形式の画像データから、まず
ページ数、印刷部数、用紙指定、両面印刷、Nアップ原
稿指定の有無などの文書情報を抽出する。
【0042】次に制御部26は、S122において各ペ
ージ単位に付加情報を解釈して出力画像の解像度やカラ
ーモード、原稿種別を抽出し、後述の編集部24および
補正部23での処理条件を設定する。続いて制御部26
は、S123において圧縮された画像データの伸張処理
を行い、伸張された画像データをシステムバス29を介
して蓄積部25へ転送し、S125において蓄積部25
へ格納する。なお、ここで出力画像がNアップ合成され
た画像である場合には、制御部26は出力画像と同じ画
素数を有し、かつ1画素毎のカラーモードおよび原稿種
別を表す情報(以後、Tag情報と記述する)をS12
4において生成し、画像データと同じく蓄積部25へ格
納する。
【0043】図14は、Tag情報の一例の説明図、図
15は、画像データとTag情報の関係の説明図であ
る。Tag情報はモード及び種別を表す情報を含んでお
り、例えば図14(2)に示すように、Tag情報はモ
ードを表す2ビットおよび種別を表す2ビットの合計4
ビットで構成することができる。なお、モードを表す2
ビットについては図14(1)に、また種別を表す2ビ
ットについては図14(3)に、それぞれのビット列で
表されるモードあるいは原稿種別を示している。もちろ
ん、それぞれのビット列が表す意味についてはこの例に
限られるものではないし、ビット数や、Tag情報に含
める情報についても任意である。
【0044】そして、例えば図15に示すように、伸張
された画像情報とその画像情報と同じサイズを有するT
ag情報が蓄積部25に格納されることになる。なお、
Nアップ合成に用いられた原稿のモードによっては、例
えば図15(1)あるいは図15(2)に示すように、
Tag情報が冗長となる場合もあるが、ここでは全体の
制御の簡便性からTag情報を4ビット/画素に統一し
ている。
【0045】図13に戻り、続いてS126において、
編集部24で主走査方向および副走査方向にそれぞれ公
知の線形補間演算を実施することによって、2次元の解
像度変換処理が行われる。この解像度変換処理は、受信
した画像を画像出力部21の解像度に合わせる処理であ
って、受信画像の解像度と画像出力部21の解像度が等
しい場合には実施されない。なお、編集部24以降の処
理は多値画像に対する処理である。蓄積部25に格納さ
れた画像が2値画像である場合には、黒画素を255,
白画素を0に割り当ててそれぞれの画像処理を実施す
る。
【0046】補正部23では、画像出力部21で形成す
るYMCK画像を生成するとともに、画像出力部21の
特性に合わせた画像補正処理を実施する。まずS127
において、入力されるRGB画像をYMCK画像に変換
する色補正処理が施される。色補正処理は、例えば、入
力されたR,G,B信号のそれぞれの上位4ビットの情
報からRGB3次元色空間内での概略位置を決定して複
数のY,M,C,K代表値を選出し、入力されたR,
G,B信号のそれぞれの下位4ビットのデータを用いて
代表値の補間演算を行うことによって、最終的なY,
M,C,K値を得ることができる。
【0047】図16は、色補正処理の一例の説明図であ
る。図中、31は3次元テーブル、32は補間演算器で
ある。図16(2)は、RGBそれぞれの上位4ビット
信号で形成され4096個の交点を有するRGB色空間
を表している。すなわち、R,G,Bの各軸を16分割
してできるそれぞれ17点の組み合わせがそれぞれ図1
6(2)における交点となる。この交点(RGB値)に
YMCK値を対応づけることによって、RGB値からY
MCK値に変換することができる。図16(1)に示し
た3次元テーブル31は、例えば図16(2)に示した
交点に対応する4096個のYMCK値を格納したテー
ブルであり、入力されるRGB各4ビットずつ、計12
ビットのデータに対応するYMCK値を出力する。この
とき、次段の補間演算器32で補間演算を行うために、
入力されるRGB各4ビットずつ、計12ビットのデー
タに対応する8個の交点のY,M,C,Kデータを補間
演算器へ出力する。
【0048】図16(3)は補間演算器での処理を説明
する図であり、図16(3)において(Δr,Δg,Δ
b)は入力RGBの下位4ビット値を示している。そし
て、上位4ビットで決定される(r1,g1,b1),
(r1,g1,b2),・・・,(r2,g2,b2)
の8個の交点に対応するYMCK値と(Δr,Δg,Δ
b)を用いて補間演算を行うことによって、出力Y,
M,C,K値(yout ,mout ,cout ,kout )を決
定することができる。
【0049】もちろん、色空間変換を含む色補正処理に
は各種の方式が存在しており、本発明においても、他の
公知の種々の色補正処理を利用することも可能である。
【0050】図13に戻り、次にS128において、色
補正処理によって生成されるYMCK画像に対して、例
えば図4、図5に示したような公知の畳み込み演算によ
って実現される精細度補正が実施される。さらにS12
9において、例えば図3に示したような一次元LUTを
参照するといった公知の方法によって階調補正処理が施
される。以上の色補正、精細度補正および階調補正は、
モードおよび種別に応じて予め最適な処理パラメータが
用意されており、出力する画像のモードと種別に応じて
適宜切り換えられる。
【0051】このようにして処理されたYMCK画像信
号は、画像出力部21へ送られてS130で画像が形成
される。S131において、全ページの画像形成が終了
したか否かが判定され、未処理の画像が存在すればS1
22に戻って、以上のような動作を受信画像のページ数
だけ繰り返す。このようにして、受信画像の画像形成処
理が実現される。
【0052】このように、Nアップ時には、送信側の画
像処理装置から送られてきた、合成に用いられた各原稿
のモードと種別の情報を用いてTag情報を生成して補
正処理や画像形成を行うことができるので、Nアップ機
能を用いた場合であってもダイレクトコピーと同様の品
質を有するネットワークコピーが可能となる。
【0053】なお上述の例では、Nアップ合成画像の属
性を出力側画像処理装置に伝えるために、(1)送信す
る画像データが複数の原稿を合成して生成されたNアッ
プ画像であることを表す情報、(2)一枚の画像に合成
された原稿の数、(3)合成に用いられた各原稿のモー
ドと種別の情報、(4)主走査方向・副走査方向に配置
された原稿数を示す情報、(5)原稿の読み取り順序と
合成画像上の配置との関係を示す情報、の5つの情報を
送信データに付加する例を示したが、図2のS110に
おける形式変換において、Nアップ合成画像を一つの画
像と見なし、解像度変換および圧縮処理のために合成画
像に対して決定した一つのモードと種別をNアップ合成
画像の属性として用いる方式も有効である。この方式の
場合には、Nアップ合成画像を出力するためだけの付加
情報を特に必要としない点、また出力側の画像処理装置
においてTag情報生成(図13のS124)やTag
情報を参照する編集・補正処理が不要になる点、などシ
ステムが非常に簡素化できるというメリットがある。
【0054】また、Nアップ合成画像の出力処理におい
て、付加される複数の原稿のモードと種別に基づいて、
最適な一つのモードを種別を決定し、補正部23での補
正処理を実施する方式も考えられる。この方式も上述の
方式と同様に、出力側の画像処理装置が簡素化できると
いうメリットがある。
【0055】次に本発明の第2の実施の形態について説
明する。なお、送信側の構成及び受信側の構成について
は、図1及び図12に示した第1の実施の形態と同様で
あるので図示及び説明を省略する。図17は、本発明の
第2の実施の形態における送信側の動作の一例を示すフ
ローチャートである。図中、図2と同様の処理を行うス
テップには同じ符号を付してある。すなわち、U/I1
7におけるS101の送信条件の設定から、蓄積部15
でのS108の画像合成・格納間での処理及びS109
の全ページ処理終了の判定処理は、上述の第1の実施の
形態と同様である。従って、ここでの説明を省略する。
【0056】この第2の実施の形態では、蓄積部15に
おいて画像合成が完了した後、S141において、制御
部16で画素単位のTag情報を生成する。具体的に
は、Nアップ合成に用いられる各原稿のモードおよび種
別を参照し、図14および図15に示すような1画素あ
たり4ビットのTag情報信号を制御部16内のRAM
に生成すればよい。続いて、制御部16は、S142に
おいて、蓄積部15に格納されているNアップ画像デー
タとS141で生成したTag情報を対応づけて所定の
形式に変換し、S143においてI/O18を介してネ
ットワーク上の外部機器へと送信する。なお、Tag情
報は同じ値を有する画素が長く並ぶので、S142の形
式変換に際しては、Tag情報に対して可逆圧縮処理を
施すことにより送信データ量の削減を図ることができ、
ネットワークコピーの生産性を高めることができる。
【0057】図18は、本発明の第2の実施の形態にお
ける受信側の動作の一例を示すフローチャートである。
図中、図13と同様の処理を行うステップには同じ符号
を付してある。まずS121において、I/O28を通
じて画像データを受信し、制御部26内のRAMに一旦
記憶する。制御部26では、受信した所定の形式の画像
データからまずページ数、印刷部数、両面印刷、Nアッ
プ原稿指定の有無などの文書情報を抽出する。次に制御
部26は、S151において、各ページ単位に付加情報
を解釈して出力画像の解像度やカラーモード、原稿種別
を抽出して後述の編集部24および補正部23での処理
条件を設定する。続いて制御部26は、S152におい
て、圧縮された画像データを伸張するとともに、画像デ
ータに対応づけて送信データに付加されているTag情
報を抽出する。抽出された画像データとTag情報は、
システムバス29を介して蓄積部25へ送られ、S15
3において蓄積部25に格納される。以降の処理は、上
述の第1の実施の形態と同様であるので、ここでの説明
を省略する。
【0058】以上のように、Nアップ画像データに対応
した画素単位の属性情報を送信データに付加することに
よって、ダイレクトコピーと同様の品質のネットワーク
コピーが可能となる。また、上述の第2の実施の形態の
構成では画素単位の属性情報を送信するので、受信側の
処理規模を小さくすることが可能となる。これによっ
て、例えば複数の出力装置へ画像データを送信する同報
通信の生産性の向上等を図ることができる。
【0059】なお、上述の第2の実施の形態の説明で
は、蓄積部15から画像データを読み出してからTag
情報の生成を行ったが、これに限らず、蓄積部15への
画像データの格納前にTag情報を生成し、画像データ
とともにTag情報を蓄積部15へ格納するように構成
してもよい。例えば編集部14などにおいて画質調整な
どの処理を行う際に画像のモードや種別を参照する場合
には、その際にTag情報を生成することができる。ま
た、例えば原稿画像中の各画素を参照してモードや種別
を自動判定する機能を有している場合には、その判定時
にTag情報を生成し、生成したTag情報を画像デー
タとともに受信側へ送信することもできる。なお、蓄積
部15への画像データの格納前にTag情報を生成する
場合には、Nアップ時にはTag情報についても画像の
Nアップと同様に並べて配置し、Tag情報の合成を行
えばよい。
【0060】次に本発明の本発明の第3の実施の形態に
ついて説明する。この第3の実施の形態では、カラーフ
ァックスの国際標準圧縮方式の一つであるMRC(Mi
xed Raster Content)方式を用いて
画像データの圧縮処理を行う。従って、この第3の実施
の形態では、送信側の構成及び受信側の構成については
図1及び図12に示した第1の実施の形態と同様であ
り、また、動作についても、形式変換(図2のS11
0)以外の処理の流れは図2及び図13に示した第1の
実施の形態における送信側及び受信側の動作と同様であ
るので、ここでの説明を省略する。
【0061】MRCは、画像を複数のレイヤに分離し
て、それぞれのレイヤに対して異なった圧縮手法を適用
する方式であり、文字や絵柄といった異なった特性を持
つ複数のオブジェクトによって構成される画像を高品位
に圧縮するのに優れた手法である。図19は、MRC圧
縮方式の概略の説明図である。図19(1)は、圧縮処
理の対象となる原画像を示しており、ここで処理対象原
稿は文字や絵柄、グラフといった異なる特性のオブジェ
クトから構成されている。MRCではこのような原画像
を図19(2)に示す前景画像、図19(3)に示すマ
スク、図19(4)に示す背景画像の3つのレイヤに分
離する。ここで、前景画像と背景画像は1画素あたり2
4ビットを有するカラーレイヤであり、マスクは1画素
あたり1ビットの2値レイヤである。図19に示すよう
に、背景画像は絵柄や写真などの階調性が重要なオブジ
ェクトで構成されるレイヤである。また、マスクはテキ
ストや線分などの解像度情報が重要なオブジェクトで構
成されるレイヤであり、前景画像は、マスクで表現され
る2値画像の色情報を表すレイヤである。従って、マス
クの空間情報を参照し、ビットがOFFとなっている画
素は背景画像レイヤの画素値を残し、マスクのビットが
ONとなっている画素を前景画像の画素値で置換するこ
とによって、3つのレイヤから図19(5)に示すよう
に1つの画像を再現することができる。
【0062】以上のように複数のオブジェクトを有する
原稿を階調性優先の背景画像、解像度優先の2値マス
ク、色情報のみの前景画像に分離し、例えば背景画像に
対してJPEG圧縮、マスクに対してMMR圧縮、前景
画像に対してはJBIG圧縮を施す、といったようにそ
れぞれの特性に適した圧縮処理を行うことによって、高
品位でかつデータ量の少ない画像データを得ることがで
きる。
【0063】図20は、本発明の第3の実施の形態にお
けるNアップ機能にMRCを適用する例の説明図であ
る。ここで、図20(1)は処理対象となる、すなわち
蓄積部15に格納されるNアップ原稿を示している。図
20(1)に示すように、ここでは「白黒文字」、「カ
ラー地図」、「カラー文字/写真」、「白黒写真」の4
枚の原稿画像から4アップ画像が生成されているものと
する。図20(2)には、これら4枚の原稿画像に最適
な解像度及び圧縮方式を示している。これは、例えば図
6に示す原稿のモード及び種別から得られた解像度及び
圧縮方式である。図20(2)を参照して分かるよう
に、4アップ処理により合成される4枚の原稿画像は、
それぞれ、最適な圧縮手法は大きく異なっている。しか
し、合成された4アップ画像は、図20(3)および
(4)にハッチングを施して示すように、カラー画像と
して処理されるべき領域と白黒2値画像として処理され
るべき領域に二分されることが分かる。そこで、図20
(5)〜(7)に示すように、「カラー地図」と「カラ
ー文字/写真」の原稿を背景画像に、「白黒文字」と
「白黒写真」を2値化してマスクに、「白黒文字」、
「白黒写真」の色すなわち「黒色」を前景画像に割り当
てて、図20(1)に示したNアップ合成画像を3層に
分割する。その後、前景画像に対してJBIG圧縮、マ
スクに対してMMR圧縮、背景画像に対してJPEG圧
縮を施して、ネットワークへと送信する。
【0064】受信側の画像処理装置では、図20
(5),(6),(7)に示したような各レイヤの特徴
を基に、図14および図15に示すようなTag情報を
生成し、編集あるいは補正処理を行えばよい。編集及び
補正処理は、それぞれのレイヤに分離したまま行っても
よいし、マスクに従って前景画像あるいは背景画像を選
択して合成してから、各領域毎にTag情報に従って処
理を施してもよい。
【0065】このように、MRC方式を利用してNアッ
プにより合成された画像を、合成する画像の属性に応じ
てレイヤに分離して転送することによって、受信側でも
元の画像の属性に応じた処理を行うことができる。従っ
て、ネットワークコピーであってもダイレクトコピーと
同等のNアップ機能を実現することが可能である。
【0066】次に本発明の第4の実施の形態について説
明する。この第4の実施の形態では、Nアップの画像合
成処理を受信側の画像処理装置で実施する場合の例を示
している。なお、送信側の構成については、図1に示し
た第1の実施の形態と同様であるので図示及び説明を省
略する。
【0067】図21は、本発明の第4の実施の形態にお
ける送信側の動作の一例を示すフローチャートである。
まず、U/I17において、S161で原稿の種類やモ
ード、送信する外部機器の情報などに関する処理の諸設
定が行われる。また、Nアップ処理の内容、具体的には
何枚の原稿でNアップ合成を行うか、図11に示したよ
うな原稿の並びはどのようにするか、等の設定もこの工
程で行われる。続いて画像入力部11において、セット
された原稿上の画像の読み取りがS162で実施され
る。画像入力部11で読み取ったRGBのカラーデジタ
ル画像信号は、画像処理部12内の補正部13で、S1
63〜S165において公知の手法による階調補正、色
補正、及び精細度補正などの各種の補正処理が施され
る。続いて、編集部14で、S166における画質の調
整処理が実施された後、S167において蓄積部15に
格納される。
【0068】蓄積部15に格納された画像データは、制
御部16において、S168で1ページ毎にデータ圧縮
され、またS169で制御部16内のRAMにU/I1
7から設定された原稿のモードや種別とともに一時的に
記憶保持される。なお、前述した通り、この第4の実施
の形態ではNアップ合成処理、具体的には原稿画像の縮
小処理および所望のレイアウトでの配置処理は受信側の
画像処理装置で実施される。一般に変倍処理は多値画像
に対して実施する事が望ましいので、ここでは原稿が白
黒画像であっても2値化処理を行わずにグレースケール
画像として扱い、圧縮を行う事が望ましい。また、受信
側の画像処理装置で縮小されることを考慮すれば、Nア
ップを行わない通常のネットワークコピーと同じ品質で
圧縮処理を行うことは冗長である。Nアップ機能の時に
は、Nの値に応じて高い圧縮率が得られるパラメータで
圧縮処理を実施することが生産性の観点では望ましい。
【0069】蓄積部15は、上記のような制御部16内
への圧縮画像データの一時記憶が完了した後に記憶媒体
を初期化し、次の原稿の格納に備える。あるいは上記の
ような制御部16において圧縮した画像データを再び蓄
積部15に格納してもよい。
【0070】S170において全ページの処理が終了し
たか否かを判定し、まだ読み取っていない原稿が残って
いる場合にはS162へ戻って、上述の処理を繰り返
す。
【0071】全ての原稿について、走査、補正・編集処
理および制御部16への格納が完了した後、制御部16
ではS171において送信用の所定の形式への変換が行
われる。送信用の画像データ形式は任意であるが、ここ
では画像フォーマットの一例として、前述の第1の実施
の形態と同様にTIFF形式を使用する。この例では、
以下の5つの情報をNアップ機能のためのプライベート
データとしてTIFFファイルに付加する。 (a)送信する画像データから複数の原稿を合成してN
アップ画像を生成することを示す情報、(b)Nアップ
合成に用いる原稿の数を表す情報、(c)主走査方向・
副走査方向に配置された原稿数を示す情報、(d)原稿
の並び順や配置を示す情報、(e)各原稿画像の属性を
表す情報。以上のように制御部16で生成された送信用
データは、S172において、システムバス19、I/
O18を経由してネットワークへと送信される。
【0072】図22は、本発明の第4の実施の形態にお
ける受信側の装置の構成を示すブロック図である。図中
の符号は図12と同様である。この第4の実施の形態で
は、受信側においてNアップ合成を行うため、編集部2
4の後段に蓄積部25が配置された構成となっている。
それ以外は上述の第1の実施の形態と同様である。
【0073】図23は、本発明の第4の実施の形態にお
ける受信側の動作の一例を示すフローチャートである。
まずS181において、I/O28を通じて図1に示し
た画像処理装置から送られる画像データを受信し、制御
部26内のRAMに一旦記憶する。制御部26では、受
信した所定の形式の画像データから、まずページ数、印
刷部数、両面印刷、用紙指定、Nアップ原稿指定の有無
などの文書情報を抽出し、その後S182において、各
ページ単位にモードや属性などの付加情報を解釈する。
次に制御部26は、S183において、圧縮された画像
データを伸張し、伸張した画像データをシステムバス2
9を介して編集部24へ出力する。
【0074】編集部24では、S185において解像度
変換処理を行うが、ここで行われる解像度変換は、画像
出力部21と受信画像の解像度を一致させるための変倍
処理と、Nアップ合成を実施するための縮小処理を行
う。変倍処理が施された画像は蓄積部25へ入力され、
S186において、付加情報で指定されたレイアウトに
基づいて所定の座標・方向で蓄積部25に格納される。
【0075】また制御部26は、S184において、S
182で抽出したページ単位のモードや種別に関する情
報から、解像度変換された画像データに対応するサイズ
のTag情報を生成し、蓄積部25の画像データの格納
位置に対応する座標に上記Tag情報を格納する。Ta
g情報は、上述の各実施の形態と同様である。あるい
は、S184において画像データと同等のサイズのTa
g情報を生成し、画像データとともに編集部24におい
てTag情報に対して解像度変換処理を行い、蓄積部2
5の画像データの格納位置に対応する座標にTag情報
を格納するように構成してもよい。
【0076】S187において、Nアップ合成が完了し
たか否かを判定する。すなわち、N枚の画像について上
述の処理を行ったか否かを判定し、まだN枚の画像中に
未処理のものがあればS182へ戻って、その未処理の
画像に対して同様の処理を施す。このようにしてNアッ
プ合成を行う画像に対して上述の処理を繰り返すことに
よって、蓄積部25内にNアップ合成画像とそれに対応
するTag情報を生成する。なお、N枚の画像がないま
ま、受信した画像が終了した場合には、その時点でNア
ップ合成が完了したものとする。
【0077】生成されたNアップ合成画像には同じく対
応づけて生成されたTag情報が存在する。補正部23
では、これらを参照して、S188において色補正処理
を、S189において精細度補正処理を、S190にお
いて階調補正処理をそれぞれ行い、画像出力部21で画
像形成可能なYMCK画像信号を生成する。なお、それ
ぞれの処理内容は上述の第1の実施の形態などと同様で
ある。このようにして処理されたYMCK画像信号は、
画像出力部21へ送られ、S191において画像出力部
21で画像形成が行われる。
【0078】S192において、指定された全ページ数
の画像を処理したか否かを判定し、指定ページ数に達し
ていない場合にはS182に戻って上述の処理を繰り返
す。以上のような動作を受信画像の指定ページ数だけ繰
り返すことによって、受信画像の形成処理が実現され
る。
【0079】この第4の実施の形態では、送信側からN
アップ合成する各画像について属性を表す情報が送られ
てくるので、その属性に応じて合成後の画像に対して処
理を施すことができる。従って、Nアップ機能を用いた
場合であってもダイレクトコピーと同様の品質を有する
ネットワークコピーが可能である。また、受信側におい
て変倍処理(解像度変換処理)を行うため、上述の第1
の実施の形態のように送信側と受信側でそれぞれ変倍処
理を行う場合に比べて高画質で画像を形成することが可
能である。
【0080】なお、上述の第4の実施の形態における受
信側の画像処理装置の構成及び動作の説明では、編集部
24による解像度変換及びNアップ機能による合成を行
った後に補正部23によるTag情報を用いた各種の補
正処理を行っている。本発明はこれに限られるものでは
なく、例えば編集部24による解像度変換後に補正部2
3によるTag情報を用いた各種の補正処理を行い、そ
の後にNアップ機能による合成を行ってもよい。また、
先に補正部23によるTag情報を用いた各種の補正処
理を行ってから、編集部24による解像度変換及びNア
ップ機能による合成を行ってもよい。特に画像出力部2
1の解像度が高い場合には、補正処理を先に行った方が
高速に処理を行うことができる。もちろん、補正部23
における各種の補正処理は、編集部24による解像度変
換の前後及びNアップ機能による合成の前後に分けて実
行してもよい。
【0081】次に本発明の第5の実施の形態について説
明する。この第5の実施の形態では、Nアップのための
縮小処理を送信側の画像処理装置で行い、画像合成処理
を受信側の画像処理装置で行う例を示している。なお、
送信側の構成については図1に示した第1の実施の形態
と、また受信側の構成については図22に示した第4の
実施の形態と同様であるので図示及び説明を省略する。
【0082】図24は、本発明の第5の実施の形態にお
ける送信側の装置の構成の動作の一例を示すフローチャ
ートである。まず、U/I17において、S201で原
稿の種類や処理モード、送信する外部機器の情報などに
関する処理の諸設定が行われる。また、Nアップ処理の
内容、具体的には何枚の原稿でNアップ合成を行うか、
原稿の並びはどのようにするか、等の設定もこの工程で
行われる。続いて画像入力部11において、セットされ
た原稿の読み取りがS202で実施される。この時、縮
小処理や拡大処理が必要とされる場合には、ここで走査
速度を制御することによって副走査方向に対する変倍処
理を実施することができる。このようにして画像入力部
11で入力されたRGBカラーデジタル画像信号は、画
像処理部12内の補正部13で、S203〜S205に
おける公知の手法による階調補正、色補正、及び精細度
補正等の各種の補正処理が施される。続いて、編集部1
4で、S206における主走査方向に対する拡大・縮小
処理、S207における画質の調整処理が実施された
後、S208において蓄積部15に格納される。なお、
S202における画像の読み取り時に副走査方向の変倍
処理を行わない場合には、S206において副走査方向
の変倍処理についても行えばよい。
【0083】蓄積部15に格納された画像データは、制
御部16において、S209で1ページ毎にデータ圧縮
され、S210で制御部16内のRAMにU/I17で
入力された原稿のモードや種別とともに一時的に記憶保
持される。なお、この第5の実施の形態では、画像入力
部11と画像出力部21の解像度が異ならない限り、受
信側の画像処理部22において解像度変換処理は実施さ
れない。従って、送信先の出力機器によっては図6に示
したようにそれぞれの原稿に対して最適な圧縮方式で画
像データを圧縮することによって生産性を向上させるこ
とができる。
【0084】蓄積部15は、上記のような制御部16内
への圧縮画像データの一時記憶が完了した後に記憶媒体
を初期化し、次の原稿の格納に備える。あるいは、制御
部16で圧縮された画像データを再び蓄積部15に格納
してもよい。
【0085】S211において全ページの読み取り及び
上述の各種の処理が終了したか否かを判定し、まだ読み
取っていない原稿が存在している場合にはS202へ戻
って、原稿画像の読取及び各種の処理を行う。以上の処
理をNアップ合成に使用する全ての原稿が完了するまで
繰り返す。
【0086】全ての原稿の走査、補正・編集処理および
制御部16への格納が完了した後、制御部16ではS2
12において送信用の所定の形式への変換が行われる。
送信用の画像データ形式は任意であるが、ここでは画像
フォーマットの一例として、他の実施の形態と同様にT
IFF形式を使用する。この第5の実施の形態では、以
下の5つの情報をNアップ機能のためのプライベートデ
ータとしてTIFFファイルに付加する。 (a)送信する画像データから複数の原稿を合成してN
アップ画像を生成することを示す情報、(b)Nアップ
合成に用いる原稿の数を表す情報、(c)主走査方向・
副走査方向に配置された原稿数を示す情報、(d)原稿
の並び順や配置を示す情報、(e)原稿画像の属性を示
す情報。以上のように制御部16で変換された送信用デ
ータは、S213において、システムバス19、I/O
18を経由してネットワークへと送信される。
【0087】図25は、本発明の第5の実施の形態にお
ける受信側の動作の一例を示すフローチャートである。
まずS221において、I/O28を通じて図1に示し
た画像処理装置から送られてくる画像データを受信し、
制御部26内のRAMに一旦記憶する。制御部26は、
受信した所定の形式の画像データから、まずページ数、
印刷部数、用紙指定、両面印刷、Nアップ原稿指定など
の文書情報を抽出し、続いてS222において各ページ
単位に付加される情報を解釈する。次に制御部26は、
S223において、圧縮された画像データを伸張する。
伸張された画像データは、システムバス29を介して蓄
積部25へ入力され、S225において、付加情報で指
定されたレイアウトに基づいて所定の座標・方向で蓄積
部25に格納される。また制御部26は、S224にお
いて、S222で抽出したページ単位のモードや種別に
関する情報から、画像データに対応するサイズのTag
情報を生成し、S225において蓄積部25の画像デー
タの格納位置に対応する座標にTag情報を格納する。
Tag情報は、上述の各実施の形態と同様である。
【0088】S226において、Nアップ合成が完了し
たか否かを判定する。すなわち、N枚の画像について上
述の処理を行ったか否かを判定し、まだN枚の画像中に
未処理のものがあればS222へ戻って、その未処理の
画像に対して同様の処理を施す。このようにしてNアッ
プ合成を行う画像に対して上述の処理を繰り返すことに
よって、蓄積部25内にNアップ合成画像とそれに対応
するTag情報を生成する。なお、N枚の画像がないま
ま、受信した画像が終了した場合には、その時点でNア
ップ合成が完了したものとする。
【0089】生成されたNアップ合成画像には同じく生
成されたTag情報が対応づけられている。Nアップ合
成画像とTag情報はともに編集部24へ入力され、S
227において送信画像データの解像度と画像出力部2
1の解像度を一致させるための解像度変換処理が施され
る。もちろん、送信画像データの解像度と画像出力部2
1の解像度が一致していれば、S227の解像度変換は
不要である。
【0090】合成画像にはさらに補正部23においてS
228の色補正処理、S229の精細度補正処理、S2
30の階調補正処理などの各処理が施され、画像出力部
21で画像形成可能なYMCK画像信号が生成される。
これらの処理は、合成画像に対応するTag情報信号を
参照することによって、各領域に最適な処理が施され
る。YMCK画像信号は、画像出力部21へ送られ、S
231において画像形成される。
【0091】S232において、指定された全ページ数
の画像を処理したか否かを判定し、指定ページ数に達し
ていない場合にはS222に戻って上述の処理を繰り返
す。以上のような動作を受信画像の指定ページ数だけ繰
り返すことによって、受信画像の形成処理が実現され
る。
【0092】このように第5の実施の形態においては、
送信側から変倍処理後の各画像に対応した属性情報が送
られてくるので、その属性に応じて合成後の画像に対し
て処理を施すことができる。従って、Nアップ機能を用
いた場合であってもダイレクトコピーと同様の品質を有
するネットワークコピーが可能である。また、送信側で
変倍処理を行っているので、上述の第4の実施の形態に
比べて送信側から受信側へ画像を送信する際の伝送効率
を向上させることができる。
【0093】なお、この第5の実施の形態では受信側の
画像処理装置に画像の属性を判定する機構を有している
場合には、送信側から各画像の属性情報を送信しなくて
もよい。その場合においても、受信側の画像処理装置で
はそれぞれの画像毎に属性を判定し、合成後の画像に利
用することができるので、高画質でNアップ機能を実現
することが可能である。
【0094】また、上述の第1ないし第3の実施の形態
及び第5の実施の形態における受信側の画像処理装置の
構成及び動作の説明では、Nアップ機能による合成を行
った後に、補正部23によるTag情報を用いた各種の
補正処理を行っている。本発明はこれに限られるもので
はなく、例えば先に補正部23によるTag情報を用い
た各種の補正処理を行ってから、Nアップ機能による合
成を行ってもよい。編集部24による解像度変換処理に
ついても同様であり、Nアップ機能による合成前に行っ
てもよい。
【0095】さらに、上述の各実施の形態においては、
画像送受信の際の色空間として白黒2値/グレイスケー
ル/RGBを、圧縮方式としてMH/MMR/JPEG
などを、画像フォーマットとして第1,2,4,5の実
施の形態ではTIFFを用いて説明を行ったが、本発明
が特にこれらに制限されるものでなく、任意の色空間、
任意の圧縮方式、任意の画像フォーマットを採用するこ
とが可能である。また、同様に原稿の属性として色モー
ドおよび原稿の種別を用いて説明を行ったが、例えば印
画紙写真であるか印刷物であるかの情報や原稿の下地や
裏写りに関する情報、などの他の属性を用いることも可
能である。さらに、これらの属性はU/I17または2
7から入力される実施例を示したが、送信側の画像処理
部12あるいは受信側の画像処理部22において、例え
ば白黒/カラー判定の処理を導入して、付加する属性情
報と連携させるように構成してもよい。また、上述の第
1ないし第3及び第5の実施の形態において送信側の画
像処理装置で画像の変倍処理を行う際には、画像入力部
11と編集部14により副走査方向と主走査方向の変倍
処理を別々に行うほか、編集部14によって主走査方向
及び副走査方向とも変倍処理を行うように構成してもよ
い。
【0096】さらにまた、上述の各実施の形態において
は、送信側の画像処理装置と受信側の画像処理装置とを
示し、両者間で通信を行う場合について示した。本発明
はこれに限らず、例えば画像入力部11はネットワーク
で接続されたネットワークスキャナであり、画像処理部
11とは別体であってもよい。同様に画像出力部21は
ネットワークで接続されたネットワークプリンタであ
り、画像処理部22とは別体であってもよい。さらに、
このような構成の組み合わせであってもかまわない。
【0097】図26は、本発明の画像処理装置の機能ま
たは画像処理方法をコンピュータプログラムで実現した
場合におけるコンピュータプログラムあるいはそのプロ
グラムを格納した記憶媒体の一例の説明図である。図
中、51,53はプログラム、52,54は記憶媒体で
ある。上述の各実施の形態における送信側装置の画像処
理部11及び受信側装置の画像処理部22の機能は、そ
れぞれ、コンピュータプログラムによっても実現するこ
とが可能である。例えば図1に示した送信側の装置にお
いては、蓄積部15として制御部16のRAMを共用
し、補正部13,編集部14の機能及び制御部16にお
いて行われる機能をプログラム51とし、制御部16の
CPUによって実行するように構成することができる。
また例えば図12や図22に示した受信側の装置におい
ては、蓄積部25として制御部26のRAMを共用し、
補正部23,編集部24の機能及び制御部26において
行われる機能をプログラム53とし、制御部26のCP
Uによって実行するように構成することができる。
【0098】このような構成の場合、そのプログラム5
1やプログラム53およびそのプログラム51,53が
用いるデータなどは、コンピュータが読み取り可能な記
憶媒体52,54に記憶することも可能である。記憶媒
体52,54とは、コンピュータのハードウェア資源に
備えられている読取装置に対して、プログラムの記述内
容に応じて、磁気、光、電気等のエネルギーの変化状態
を引き起こして、それに対応する信号の形式で、読取装
置にプログラムの記述内容を伝達できるものである。例
えば、光磁気ディスク(MOなど),光ディスク(CD
−ROMなど)、磁気ディスクや磁気カード,メモリ
(ICカード、メモリカードなどを含む)等である。も
ちろんこれらの記憶媒体は、可搬型に限られるものでは
ない。
【0099】これらの記憶媒体52,54にプログラム
51,53を格納しておき、例えば画像処理部12,2
2の機能を動作させるコンピュータにこれらの記憶媒体
52または記憶媒体54を装着することによって、コン
ピュータからプログラム51または53を読み出し、本
発明の画像処理装置及び画像処理方法の各実施の形態で
説明した機能を実行することができる。記憶媒体52,
54には、予めプログラム51や53などを格納してお
くほか、予め記憶媒体52,54を画像処理部12,2
2の機能を動作させるコンピュータに装着しておき、例
えばネットワークなどを介してプログラム51や53な
どをコンピュータに転送し、記憶媒体52または54に
プログラム51または53を格納して実行させてもよ
い。
【0100】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、ネットワークを介して個別に画像処理が制御
されるスキャナとプリンタを組み合わせた構成であって
も、ダイレクトコピーと同様の高画質でNアップ複写機
能を実現することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施の形態における送信側の
構成を示すブロック図である。
【図2】 本発明の第1の実施の形態における送信側の
動作の一例を示すフローチャートである。
【図3】 階調補正処理の一例の説明図である。
【図4】 精細度補正処理の一例における処理画素の説
明図である。
【図5】 精細度補正処理の一例における乗算係数の説
明図である。
【図6】 形式変換処理の一例の説明図である。
【図7】 Nアップではない通常の画像送信を行う場合
の画像の格納処理の一例の説明図である。
【図8】 2アップ処理の場合の画像データの格納処理
の一例の説明図である。
【図9】 4アップ処理の場合の画像データの格納処理
の一例の説明図である。
【図10】 カラー原稿と白黒原稿が混在した2アップ
時の合成画像に対する読み出し処理の一例の説明図であ
る。
【図11】 Nアップ時の各画像の配置関係の一例の説
明図である。
【図12】 本発明の第1の実施の形態における受信側
の構成を示すブロック図である。
【図13】 本発明の第1の実施の形態における受信側
の動作の一例を示すフローチャートである。
【図14】 Tag情報の一例の説明図である。
【図15】 画像データとTag情報の関係の説明図で
ある。
【図16】 色補正処理の一例の説明図である。
【図17】 本発明の第2の実施の形態における送信側
の動作の一例を示すフローチャートである。
【図18】 本発明の第2の実施の形態における受信側
の動作の一例を示すフローチャートである。
【図19】 MRC圧縮方式の概略の説明図である。
【図20】 本発明の第3の実施の形態におけるNアッ
プ機能にMRCを適用する例の説明図である。
【図21】 本発明の第4の実施の形態における送信側
の動作の一例を示すフローチャートである。
【図22】 本発明の第4の実施の形態における受信側
の装置の構成を示すブロック図である。
【図23】 本発明の第4の実施の形態における受信側
の動作の一例を示すフローチャートである。
【図24】 本発明の第5の実施の形態における送信側
の装置の構成の動作の一例を示すフローチャートであ
る。
【図25】 本発明の第5の実施の形態における受信側
の動作の一例を示すフローチャートである。
【図26】 本発明の画像処理装置の機能または画像処
理方法をコンピュータプログラムで実現した場合におけ
るコンピュータプログラムあるいはそのプログラムを格
納した記憶媒体の一例の説明図である。
【図27】 複数の原稿画像を一枚の用紙上に並べて記
録する機能の一例の説明図である。
【図28】 ダイレクトコピー時のNアップ機能を実現
する一構成例の説明図である。
【符号の説明】
11…画像入力部、12…画像処理部、13…補正部、
14…編集部、15…蓄積部、16…制御部、17…U
/I、18…I/O、19…システムバス、21…画像
出力部、22…画像処理部、23…補正部、24…編集
部、25…蓄積部、26…制御部、27…U/I、28
…I/O、29…システムバス、31…3次元テーブ
ル、32…補間演算器、41…スキャナ部、42…ペー
ジメモリ、43…画像処理部、44…プリンタ部、45
…制御部、51,53…プログラム、52,54…記憶
媒体。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B057 AA20 CA08 CA12 CA16 CA19 CB08 CB12 CB16 CD05 CE08 CG01 CH01 5C076 AA19 AA22 AA24 BA03 CB02 5C077 LL19 LL20 MP08 NN02 PP15 PP20 PP22 PP23 PP27 PP32 PP37 PQ08 PQ12 PQ23 PQ25 RR21 TT02

Claims (38)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力された複数の画像をそれぞれ縮小す
    る縮小手段と、前記縮小手段によって縮小された複数の
    画像を並べて合成して一つの合成画像を生成する画像合
    成手段と、前記合成画像に対応する属性情報を生成する
    属性情報生成手段と、前記合成画像及び前記属性情報を
    外部機器に送信する送信手段を有することを特徴とする
    画像処理装置。
  2. 【請求項2】 さらに前記合成画像及び前記属性情報を
    所定の形式に変換する変換手段を有し、前記送信手段
    は、前記変換手段によって所定の形式に変換された情報
    を外部機器に送信することを特徴とする請求項1に記載
    の画像処理装置。
  3. 【請求項3】 前記属性情報生成手段は、合成前の前記
    縮小手段で縮小された画像を最小単位とする領域ごとに
    前記属性情報を生成することを特徴とする請求項1また
    は請求項2に記載の画像処理装置。
  4. 【請求項4】 前記属性情報生成手段は、合成すべき複
    数の画像の属性情報から前記合成画像について単一の属
    性情報を生成することを特徴とする請求項1または請求
    項2に記載の画像処理装置。
  5. 【請求項5】 前記属性情報生成手段は、前記合成画像
    の画素単位で前記属性情報を生成することを特徴とする
    請求項1または請求項2に記載の画像処理装置。
  6. 【請求項6】 複数の画像を並べて一つの画像に合成し
    た合成画像および該合成画像に対応する属性情報を含む
    情報を外部機器から受信する受信手段と、前記受信手段
    で受信した情報から前記合成画像と前記属性情報を抽出
    する情報抽出手段と、前記抽出手段によって抽出された
    前記属性情報に基づいて前記属性情報が対応する領域と
    は異なる領域ごとに属性情報を生成する属性情報生成手
    段と、前記属性情報生成手段によって生成された属性情
    報に基づいて前記合成画像を補正する補正手段を有する
    ことを特徴とする画像処理装置。
  7. 【請求項7】 前記属性情報生成手段は、一つの合成画
    像に対して小領域ごとに付加された複数の属性情報から
    前記合成画像全体を一つの領域とする属性情報を生成す
    ることを特徴とする請求項6に記載の画像処理装置。
  8. 【請求項8】 前記属性情報生成手段は、前記情報抽出
    手段で抽出された複数の画素からなる領域ごとの属性情
    報から、一画素ごとの属性情報を生成することを特徴と
    する請求項6記載の画像処理装置。
  9. 【請求項9】 入力された複数の画像をそれぞれ縮小す
    る縮小手段と、前記縮小手段によって縮小された複数の
    画像を並べて画像の属性ごとに一つの画像に合成し複数
    の合成画像を生成する画像合成手段と、前記複数の合成
    画像を外部機器に送信する送信手段を有することを特徴
    とする画像処理装置。
  10. 【請求項10】 さらに前記複数の合成画像を所定の形
    式の情報に変換する変換手段を有し、前記送信手段は、
    前記変換手段によって所定の形式に変換された情報を外
    部機器に送信することを特徴とする請求項9に記載の画
    像処理装置。
  11. 【請求項11】 前記変換手段は、前記画像合成手段が
    生成した前記複数の合成画像に対してそれぞれの合成画
    像に対応する圧縮方式で圧縮を行うことを特徴とする請
    求項10に記載の画像処理装置。
  12. 【請求項12】 入力された複数の画像と各々の画像の
    属性情報と当該複数の画像を並べて1枚の画像として合
    成する旨の合成指示情報を所定の形式の情報に変換する
    変換手段と、前記変換手段によって所定の形式に変換さ
    れた情報を外部機器に送信する送信手段を有することを
    特徴とする画像処理装置。
  13. 【請求項13】 前記変換手段は、前記複数の画像のそ
    れぞれに対して前記外部機器で縮小処理を施すことを予
    定した圧縮率で圧縮を施すことを特徴とする請求項12
    に記載の画像処理装置。
  14. 【請求項14】 複数の画像と各々の画像の属性情報と
    当該複数の画像を並べて1枚の画像として合成する旨の
    合成指示情報を含む所定の形式の情報を外部機器から受
    信する受信手段と、前記所定の形式の情報から前記複数
    の画像及び各々の画像の前記属性情報を抽出する抽出手
    段と、前記抽出手段で抽出された前記複数の画像に対し
    て同じく前記抽出手段で抽出された前記属性情報に基づ
    いて補正を施す補正手段と、前記補正手段による補正後
    の前記複数の画像をそれぞれ縮小する縮小手段と、前記
    縮小手段で縮小された複数の画像を並べて合成して一つ
    の合成画像を生成する合成手段と、前記合成画像を出力
    する出力手段を有し、前記所定の形式の情報に含まれる
    前記合成指示情報に従って前記縮小手段による縮小処理
    及び前記合成手段による合成処理を行うことを特徴とす
    る画像処理装置。
  15. 【請求項15】 複数の画像と各々の画像の属性情報と
    当該複数の画像を並べて1枚の画像として合成する旨の
    合成指示情報を含む所定の形式の情報を外部機器から受
    信する受信手段と、前記所定の形式の情報から前記複数
    の画像及び各々の画像の前記属性情報を抽出する抽出手
    段と、前記抽出手段で抽出された前記複数の画像をそれ
    ぞれ縮小する縮小手段と、前記縮小手段で縮小された前
    記複数の画像に対して前記抽出手段で抽出された前記属
    性情報に基づいて補正を施す補正手段と、前記所定の形
    式の情報に含まれる前記合成指示情報に基づいて複数の
    画像を1枚の画像として合成すると判断した場合に前記
    補正手段によって補正された複数の画像を並べて合成し
    一つの合成画像を生成する合成手段と、前記合成画像を
    出力する出力手段を有し、前記所定の形式の情報に含ま
    れる前記合成指示情報に従って前記縮小手段による縮小
    処理及び前記合成手段による合成処理を行うことを特徴
    とする画像処理装置。
  16. 【請求項16】 複数の画像と各々の画像の属性情報と
    当該複数の画像を並べて1枚の画像として合成する旨の
    合成指示情報を含む所定の形式の情報を外部機器から受
    信する受信手段と、前記所定の形式の情報から前記複数
    の画像及び各々の画像の前記属性情報を抽出する抽出手
    段と、前記抽出手段で抽出された前記複数の画像をそれ
    ぞれ縮小する縮小手段と、前記縮小手段によって縮小さ
    れた複数の画像を並べて合成し一つの合成画像を生成す
    る合成手段と、前記抽出手段によって抽出された各々の
    画像の前記属性情報に基づいて前記合成画像に対して補
    正を施す補正手段と、前記補正手段によって補正された
    合成画像を出力する出力手段を有し、前記所定の形式の
    情報に含まれる前記合成指示情報に従って前記縮小手段
    による縮小処理及び前記合成手段による合成処理を行う
    ことを特徴とする画像処理装置。
  17. 【請求項17】 入力された複数の画像をそれぞれ縮小
    する縮小手段と、前記縮小手段によって縮小された複数
    の画像及び当該複数の画像を並べて1枚の画像として合
    成する旨の情報を所定の形式の情報に変換する変換手段
    と、前記変換手段によって所定の形式に変換された情報
    を外部機器に送信する送信手段を有することを特徴とす
    る画像処理装置。
  18. 【請求項18】 前記変換手段は、さらに前記複数の画
    像のそれぞれに対する属性情報も含めて所定の形式の情
    報に変換することを特徴とする請求項17に記載の画像
    処理装置。
  19. 【請求項19】 複数の画像と各々の画像の属性情報と
    当該複数の画像を並べて1枚の画像として合成する旨の
    合成指示情報を含む所定の形式の情報を外部機器から受
    信する受信手段と、前記所定の形式の情報から前記複数
    の画像及び各々の画像の前記属性情報を抽出する抽出手
    段と、前記抽出手段で抽出された前記複数の画像に対し
    て同じく前記抽出手段で抽出された前記属性情報に基づ
    いて補正を施す補正手段と、前記所定の形式の情報に含
    まれる前記合成指示情報に基づいて複数の画像を1枚の
    画像として合成すると判断した場合に前記補正手段によ
    って補正された複数の画像を並べて合成して一つの合成
    画像を生成する合成手段と、前記合成画像を出力する出
    力手段を有することを特徴とする画像処理装置。
  20. 【請求項20】 複数の画像と各々の画像の属性情報と
    当該複数の画像を並べて1枚の画像として合成する旨の
    合成指示情報を含む所定の形式の情報を外部機器から受
    信する受信手段と、前記所定の形式の情報から前記複数
    の画像及び各々の画像の前記属性情報を抽出する抽出手
    段と、前記所定の形式の情報に含まれる前記合成指示情
    報に基づいて複数の画像を1枚の画像として合成すると
    判断した場合に前記情報抽出手段によって抽出された複
    数の画像を並べて合成し一つの合成画像を生成する合成
    手段と、前記抽出手段によって抽出された各々の画像の
    前記属性情報に基づいて前記合成画像に対して補正を施
    す補正手段と、前記補正手段によって補正された合成画
    像を出力する出力手段を有することを特徴とする画像処
    理装置。
  21. 【請求項21】 入力された複数の画像をそれぞれ縮小
    し、縮小された複数の画像を並べて合成して一つの合成
    画像を生成し、また合成画像に対応する属性情報を生成
    し、前記合成画像及び前記属性情報を外部機器に送信す
    ることを特徴とする画像処理方法。
  22. 【請求項22】 前記合成画像に対する属性情報とし
    て、合成前の縮小された画像を最小単位とする領域ごと
    に前記属性情報を生成することを特徴とする請求項21
    に記載の画像処理方法。
  23. 【請求項23】 前記合成画像に対する属性情報とし
    て、合成すべき複数の画像の属性情報から前記合成画像
    について単一の属性情報を生成することを特徴とする請
    求項21に記載の画像処理方法。
  24. 【請求項24】 前記合成画像に対する属性情報とし
    て、前記合成画像の画素単位で前記属性情報を生成する
    ことを特徴とする請求項21に記載の画像処理方法。
  25. 【請求項25】 複数の画像を並べて一つの画像に合成
    した合成画像および該合成画像に対応する属性情報を含
    む情報を外部機器から受信し、受信した情報から前記合
    成画像と前記属性情報を抽出し、抽出した前記属性情報
    に基づいて前記属性情報が対応する領域とは異なる領域
    ごとに属性情報を生成し、生成された属性情報に基づい
    て前記合成画像を補正することを特徴とする画像処理方
    法。
  26. 【請求項26】 入力された複数の画像をそれぞれ縮小
    し、縮小した複数の画像を並べて画像の属性ごとに一つ
    の画像に合成して複数の合成画像を生成し、前記複数の
    合成画像を外部機器に送信することを特徴とする画像処
    理方法。
  27. 【請求項27】 前記複数の合成画像に対してそれぞれ
    の合成画像に対応する圧縮方式で圧縮を行ってから前記
    外部機器へ送信することを特徴とする請求項26に記載
    の画像処理方法。
  28. 【請求項28】 入力された複数の画像と各々の画像の
    属性情報と当該複数の画像を並べて1枚の画像として合
    成する旨の合成指示情報を所定の形式の情報に変換し、
    所定の形式に変換された情報を外部機器に送信すること
    を特徴とする画像処理方法。
  29. 【請求項29】 前記複数の画像のそれぞれに対して前
    記外部機器で縮小処理を施すことを予定した圧縮率で圧
    縮を施してから前記所定の形式の情報に変換することを
    特徴とする請求項28に記載の画像処理方法。
  30. 【請求項30】 複数の画像と各々の画像の属性情報と
    当該複数の画像を並べて1枚の画像として合成する旨の
    合成指示情報を含む所定の形式の情報を外部機器から受
    信し、前記所定の形式の情報から前記複数の画像及び各
    々の画像の前記属性情報を抽出し、抽出した前記複数の
    画像に対して同じく抽出した前記属性情報に基づいて補
    正を施し、前記合成指示情報に従って補正後の前記複数
    の画像をそれぞれ縮小し、前記合成指示情報に従って縮
    小された複数の画像を並べて合成して一つの合成画像を
    生成し、前記合成画像を出力することを特徴とする画像
    処理方法。
  31. 【請求項31】 複数の画像と各々の画像の属性情報と
    当該複数の画像を並べて1枚の画像として合成する旨の
    合成指示情報を含む所定の形式の情報を外部機器から受
    信し、前記所定の形式の情報から前記複数の画像及び各
    々の画像の前記属性情報を抽出し、前記合成指示情報に
    従って抽出した前記複数の画像をそれぞれ縮小し、縮小
    した前記複数の画像に対して前記抽出手段で抽出された
    前記属性情報に基づいて補正を施し、前記合成指示情報
    に従って補正後の複数の画像を並べて合成し一つの合成
    画像を生成し、前記合成画像を出力することを特徴とす
    る画像処理方法。
  32. 【請求項32】 複数の画像と各々の画像の属性情報と
    当該複数の画像を並べて1枚の画像として合成する旨の
    合成指示情報を含む所定の形式の情報を外部機器から受
    信し、前記所定の形式の情報から前記複数の画像及び各
    々の画像の前記属性情報を抽出し、前記合成指示情報に
    従って抽出した前記複数の画像をそれぞれ縮小し、前記
    合成指示情報に従って抽出された複数の画像を並べて合
    成し一つの合成画像を生成し、抽出した各々の画像の前
    記属性情報に基づいて前記合成画像に対して補正を施
    し、補正後の合成画像を出力することを特徴とする画像
    処理方法。
  33. 【請求項33】 入力された複数の画像をそれぞれ縮小
    し、縮小した複数の画像及び当該複数の画像を並べて1
    枚の画像として合成する旨の情報を所定の形式の情報に
    変換し、前記所定の形式に変換された情報を外部機器に
    送信することを特徴とする画像処理方法。
  34. 【請求項34】 さらに前記複数の画像のそれぞれに対
    する属性情報も含めて所定の形式の情報に変換すること
    を特徴とする請求項33に記載の画像処理方法。
  35. 【請求項35】 複数の画像と各々の画像の属性情報と
    当該複数の画像を並べて1枚の画像として合成する旨の
    合成指示情報を含む所定の形式の情報を外部機器から受
    信し、前記所定の形式の情報から前記複数の画像及び各
    々の画像の前記属性情報を抽出し、抽出した前記複数の
    画像に対して同じく抽出した前記属性情報に基づいて補
    正を施し、前記合成指示情報に従って補正後の複数の画
    像を並べて合成して一つの合成画像を生成し、前記合成
    画像を出力することを特徴とする画像処理方法。
  36. 【請求項36】 複数の画像と各々の画像の属性情報と
    当該複数の画像を並べて1枚の画像として合成する旨の
    合成指示情報を含む所定の形式の情報を外部機器から受
    信し、前記所定の形式の情報から前記複数の画像及び各
    々の画像の前記属性情報を抽出し、前記合成指示情報に
    従って抽出した複数の画像を並べて合成して一つの合成
    画像を生成し、抽出された各々の画像の前記属性情報に
    基づいて前記合成画像に対して補正を施し、補正後の合
    成画像を出力することを特徴とする画像処理方法。
  37. 【請求項37】 請求項21ないし請求項36のいずれ
    か1項に記載の画像処理方法をコンピュータに実行させ
    ることを特徴とする画像処理プログラム。
  38. 【請求項38】 請求項21ないし請求項36のいずれ
    か1項に記載の画像処理方法をコンピュータに実行させ
    るためのプログラムを記憶していることを特徴とする前
    記コンピュータが読み取り可能な記憶媒体。
JP2001359948A 2001-11-26 2001-11-26 画像処理装置および画像処理方法、画像処理プログラム、記憶媒体 Pending JP2003163801A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001359948A JP2003163801A (ja) 2001-11-26 2001-11-26 画像処理装置および画像処理方法、画像処理プログラム、記憶媒体
US10/272,946 US7308155B2 (en) 2001-11-26 2002-10-18 Image processing apparatus, image processing method, image processing program, and storage medium

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001359948A JP2003163801A (ja) 2001-11-26 2001-11-26 画像処理装置および画像処理方法、画像処理プログラム、記憶媒体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003163801A true JP2003163801A (ja) 2003-06-06

Family

ID=19170853

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001359948A Pending JP2003163801A (ja) 2001-11-26 2001-11-26 画像処理装置および画像処理方法、画像処理プログラム、記憶媒体

Country Status (2)

Country Link
US (1) US7308155B2 (ja)
JP (1) JP2003163801A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006287360A (ja) * 2005-03-31 2006-10-19 Canon Inc 画像読み取り装置および画像読み取り装置の制御方法
JP2007006398A (ja) * 2005-06-27 2007-01-11 Fuji Xerox Co Ltd 画像データ合成装置
JP2007027886A (ja) * 2005-07-12 2007-02-01 Fuji Xerox Co Ltd 位置情報管理システム、画像形成装置、位置情報管理方法、及びプログラム
US7623259B2 (en) 2004-09-14 2009-11-24 Canon Kabushiki Kaisha Image processing apparatus and image processing method to store image data for subsequent retrieval
JP2010011228A (ja) * 2008-06-27 2010-01-14 Canon Inc 画像出力装置及び制御方法及びコンピュータプログラム
JP2015177521A (ja) * 2014-03-18 2015-10-05 富士ゼロックス株式会社 画像処理装置及びプログラム

Families Citing this family (25)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3823846B2 (ja) * 2002-02-27 2006-09-20 ブラザー工業株式会社 スプールファイル加工装置、プログラム及び記録媒体
US7443548B2 (en) * 2003-01-31 2008-10-28 Xerox Corporation Systems and methods for creating a single electronic scanned job from multiple scanned documents
JP2004336453A (ja) * 2003-05-08 2004-11-25 Ricoh Co Ltd 複写機、画像処理システム、プログラム及び記憶媒体
JP2005051739A (ja) * 2003-07-16 2005-02-24 Ricoh Co Ltd 画像処理装置、画像処理方法および該画像処理方法による画像処理プログラムならびに該画像処理プログラムを収容した記録媒体
JP4125208B2 (ja) * 2003-09-29 2008-07-30 キヤノン株式会社 画像処理装置及び画像処理方法
JP2005227897A (ja) * 2004-02-10 2005-08-25 Fuji Photo Film Co Ltd 画像表示方法、画像表示装置及び画像表示プログラム
US7430318B2 (en) * 2004-07-13 2008-09-30 Toshiba Corporation System and method for color correction for electronic printing
US20060209348A1 (en) * 2005-03-16 2006-09-21 Kabushiki Kaisha Toshiba Image processing apparatus
JP2007088767A (ja) * 2005-09-21 2007-04-05 Fuji Xerox Co Ltd 画像読み取り装置、画像処理装置、画像読み取り方法および画像処理方法
EP1785838B1 (en) * 2005-11-01 2017-07-05 Kyocera Mita Corporation Image-forming system and image-forming program
US20070250532A1 (en) * 2006-04-21 2007-10-25 Eastman Kodak Company Method for automatically generating a dynamic digital metadata record from digitized hardcopy media
JP4845700B2 (ja) * 2006-12-13 2011-12-28 キヤノン株式会社 画像形成装置及びその制御方法
JP5152559B2 (ja) * 2007-07-19 2013-02-27 ソニー株式会社 画像処理装置、画像処理方法、およびプログラム
JP4906627B2 (ja) * 2007-07-31 2012-03-28 キヤノン株式会社 画像処理装置、画像処理方法、コンピュータプログラム及び記憶媒体
US8174731B2 (en) * 2007-08-31 2012-05-08 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Image processing device outputting image for selecting sample image for image correction
JP4793356B2 (ja) * 2007-08-31 2011-10-12 ブラザー工業株式会社 画像処理装置及び画像処理プログラム
JP4442664B2 (ja) * 2007-08-31 2010-03-31 ブラザー工業株式会社 画像処理装置、画像処理方法、画像処理プログラム
JP4433017B2 (ja) * 2007-08-31 2010-03-17 ブラザー工業株式会社 画像処理装置及び画像処理プログラム
US8094343B2 (en) * 2007-08-31 2012-01-10 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Image processor
US8159716B2 (en) * 2007-08-31 2012-04-17 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Image processing device performing image correction by using a plurality of sample images
JP4341716B2 (ja) * 2007-11-16 2009-10-07 コニカミノルタビジネステクノロジーズ株式会社 画像形成装置
KR102037716B1 (ko) * 2012-11-23 2019-10-30 삼성디스플레이 주식회사 디스플레이 장치의 감마 데이터 저장 방법, 디스플레이 장치 및 디스플레이 장치의 구동 방법
JP6350069B2 (ja) * 2014-07-22 2018-07-04 富士ゼロックス株式会社 情報処理システム、情報処理装置およびプログラム
US10217257B1 (en) * 2015-03-17 2019-02-26 Amazon Technologies, Inc. Process for contextualizing continuous images
US10810775B2 (en) * 2019-02-20 2020-10-20 Adobe Inc. Automatically selecting and superimposing images for aesthetically pleasing photo creations

Family Cites Families (36)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US464275A (en) * 1891-12-01 Street letter-box
US4827419A (en) * 1986-09-22 1989-05-02 Lasertrak Corporation Portable navigational planning device
US4831538A (en) * 1986-12-08 1989-05-16 Aviation Supplies And Academics Hand-held navigation and flight performance computer
JPS6461876A (en) * 1987-09-02 1989-03-08 Canon Kk Picture processor
JPH07115534A (ja) * 1993-10-15 1995-05-02 Minolta Co Ltd 画像読取装置
JP3021556B2 (ja) * 1990-06-20 2000-03-15 ソニー株式会社 映像情報処理装置とその方法
JP3347339B2 (ja) * 1991-04-08 2002-11-20 キヤノン株式会社 画像処理装置
GB2255465B (en) * 1991-04-30 1995-02-01 Sony Broadcast & Communication Image capture apparatus
JPH05344328A (ja) 1992-06-12 1993-12-24 Canon Inc 印刷装置
US5444552A (en) * 1992-09-28 1995-08-22 Xerox Corporation Method for compressing, processing, and storing grayscale bitmaps
US5452105A (en) * 1992-11-19 1995-09-19 Sharp Kabushiki Kaisha Joint-portion processing device for image data for use in an image processing apparatus
US5734915A (en) * 1992-11-25 1998-03-31 Eastman Kodak Company Method and apparatus for composing digital medical imagery
US5673209A (en) * 1995-03-29 1997-09-30 International Business Machines Corporation Apparatus and associated method for compressing and decompressing digital data
JP3227478B2 (ja) * 1995-05-17 2001-11-12 シャープ株式会社 静止画撮像装置
JP3796769B2 (ja) 1995-06-28 2006-07-12 富士ゼロックス株式会社 出力装置
US6549681B1 (en) * 1995-09-26 2003-04-15 Canon Kabushiki Kaisha Image synthesization method
JP3037140B2 (ja) * 1996-06-13 2000-04-24 日本電気オフィスシステム株式会社 デジタルカメラ
US6023556A (en) * 1997-01-29 2000-02-08 Gammagrapnx, Inc. Processing print job image data
US6233066B1 (en) * 1997-08-06 2001-05-15 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Image processing apparatus, method for image processing, and image reader apparatus
EP0908847B1 (en) * 1997-10-06 2006-01-25 Canon Kabushiki Kaisha Image synthesis apparatus and image synthesis method
US6484149B1 (en) * 1997-10-10 2002-11-19 Microsoft Corporation Systems and methods for viewing product information, and methods for generating web pages
US6049390A (en) * 1997-11-05 2000-04-11 Barco Graphics Nv Compressed merging of raster images for high speed digital printing
US6744471B1 (en) * 1997-12-05 2004-06-01 Olympus Optical Co., Ltd Electronic camera that synthesizes two images taken under different exposures
JP3275807B2 (ja) * 1997-12-08 2002-04-22 富士ゼロックス株式会社 画像処理装置
US6526218B1 (en) * 1998-01-26 2003-02-25 Canon Kabushiki Kaisha Editing-function-integrated reproducing apparatus
JP3658180B2 (ja) 1998-03-19 2005-06-08 キヤノン株式会社 画像読取装置及び画像読取装置の制御方法
JP2000101823A (ja) 1998-07-24 2000-04-07 Fuji Xerox Co Ltd 画像処理装置
US6760778B1 (en) * 1998-09-09 2004-07-06 At&T Wireless Services, Inc. System and method for communication between airborne and ground-based entities
JP4151149B2 (ja) * 1999-03-12 2008-09-17 富士ゼロックス株式会社 画像形成装置
JP3772610B2 (ja) 1999-11-01 2006-05-10 富士ゼロックス株式会社 画像形成装置およびその制御方法
JP3690213B2 (ja) 1999-11-10 2005-08-31 コニカミノルタホールディングス株式会社 画像形成装置および画像形成システム
US7365873B2 (en) * 2000-01-27 2008-04-29 Canon Kabushiki Kaisha Image processing apparatus, image processing method, and storage medium
JP4208369B2 (ja) 2000-01-27 2009-01-14 キヤノン株式会社 画像処理装置及び画像処理方法、記憶媒体及び画像処理システム
US20020045974A1 (en) * 2000-05-12 2002-04-18 Stephen Heppe Dual-band radio communications system for aeronautical data communications
US7013289B2 (en) * 2001-02-21 2006-03-14 Michel Horn Global electronic commerce system
US7027054B1 (en) * 2002-08-14 2006-04-11 Avaworks, Incorporated Do-it-yourself photo realistic talking head creation system and method

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7623259B2 (en) 2004-09-14 2009-11-24 Canon Kabushiki Kaisha Image processing apparatus and image processing method to store image data for subsequent retrieval
JP2006287360A (ja) * 2005-03-31 2006-10-19 Canon Inc 画像読み取り装置および画像読み取り装置の制御方法
JP4541951B2 (ja) * 2005-03-31 2010-09-08 キヤノン株式会社 画像処理装置、画像処理方法およびプログラム
US8482785B2 (en) 2005-03-31 2013-07-09 Canon Kabushiki Kaisha Image reading apparatus and control method of image reading apparatus of automatic sheet discriminate cropping
JP2007006398A (ja) * 2005-06-27 2007-01-11 Fuji Xerox Co Ltd 画像データ合成装置
JP4613712B2 (ja) * 2005-06-27 2011-01-19 富士ゼロックス株式会社 画像データ合成装置及び画像データ合成プログラム
JP2007027886A (ja) * 2005-07-12 2007-02-01 Fuji Xerox Co Ltd 位置情報管理システム、画像形成装置、位置情報管理方法、及びプログラム
JP4604888B2 (ja) * 2005-07-12 2011-01-05 富士ゼロックス株式会社 位置情報管理装置、画像形成装置、位置情報管理方法、及びプログラム
US8656276B2 (en) 2005-07-12 2014-02-18 Fuji Xerox Co., Ltd. Position information management system, image forming apparatus, position information management method and storage medium
JP2010011228A (ja) * 2008-06-27 2010-01-14 Canon Inc 画像出力装置及び制御方法及びコンピュータプログラム
US8269795B2 (en) 2008-06-27 2012-09-18 Canon Kabushiki Kaisha Image output apparatus, control method, and computer-readable storage medium
JP2015177521A (ja) * 2014-03-18 2015-10-05 富士ゼロックス株式会社 画像処理装置及びプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
US20030098983A1 (en) 2003-05-29
US7308155B2 (en) 2007-12-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2003163801A (ja) 画像処理装置および画像処理方法、画像処理プログラム、記憶媒体
US9167107B2 (en) Image processing apparatus, image processing method, and image processing program
JP4861711B2 (ja) 画像処理装置、画像圧縮方法、画像圧縮プログラム及び記録媒体
US7551796B2 (en) Image processing apparatus, image data generation and transmission method and image data generation and transmission program
EP1404104B1 (en) Method of and apparatus for processing image data, and computer product
JPH11127340A (ja) 画像処理装置および画像処理方法
US8159718B2 (en) Image processing to determine if pixel in compressed data is chromatic or achromtic based on selection threshold
JP2006033828A (ja) マルチ・ファンクション・システムにおけるカラー印刷のための共通交換フォーマット・アーキテクチャ
JP2004228811A (ja) 画像処理装置、画像処理方法、およびコンピュータが実行するためのプログラム
JP2008193409A (ja) 画像処理装置
JP4402580B2 (ja) 画像処理システム
JP4755569B2 (ja) 画像処理装置と画像処理方法
US20060215205A1 (en) Image processing apparatus, image processing method and image processing program
US7809199B2 (en) Image processing apparatus
JP4559303B2 (ja) 画像処理装置、画像処理方法および画像処理用プログラム
JP2003186635A (ja) 画像処理装置及びプログラム
JP3346051B2 (ja) 画像処理装置
JP3815214B2 (ja) 画像処理装置および画面処理プログラムを記録した記憶媒体
JP2004112140A (ja) 画像処理装置
JP3738807B2 (ja) 画像処理装置及び画像処理方法
JP5090969B2 (ja) 画像処理装置
JP2007189275A (ja) 画像処理装置
JPH09179964A (ja) 画像入出力データ処理システムとその処理方法、及び、かかるシステムにおける入出力データ制御装置
JP2006109042A (ja) 画像処理装置及び画像処理システム
JP2003036445A (ja) 画像処理装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040924

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060419

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060426

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060620

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060823

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20061019

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20061220