JP2003186635A - 画像処理装置及びプログラム - Google Patents

画像処理装置及びプログラム

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JP2003186635A
JP2003186635A JP2001380709A JP2001380709A JP2003186635A JP 2003186635 A JP2003186635 A JP 2003186635A JP 2001380709 A JP2001380709 A JP 2001380709A JP 2001380709 A JP2001380709 A JP 2001380709A JP 2003186635 A JP2003186635 A JP 2003186635A
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  • Facsimile Image Signal Circuits (AREA)
  • Compression Of Band Width Or Redundancy In Fax (AREA)
  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
  • Record Information Processing For Printing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ローカルコピー機能とネットワークコピー機
能を同時に実現する複合システムでも、ローカルコピー
の生産性や画質を低下させることなく、高画質なネット
ワークコピーを実現した画像処理装置を提供する。 【解決手段】 入力された画像情報を入力画像補正部1
2で補正後、属性情報生成部13でローカルコピーに適
した属性情報を生成する。補正後の画像情報及び属性情
報は蓄積部16に蓄積される。ローカルコピー時は、補
正用タグ生成部19で蓄積部16から読み出した属性情
報から生成した補正用タグに従って、出力画像補正部2
0で画像情報に対して補正処理を施した後、出力部21
で出力する。ネットワークコピー時には、蓄積部16か
ら読み出した属性情報から送信属性情報生成部23にて
送信用属性情報を生成し、読み出した画像情報とともに
送信画像情報生成部24で送信画像を生成し、送信部2
5から送信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、公衆回線やLAN
などのネットワーク回線を介して異機種間で高品質に画
像データを通信するための画像処理に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】近年、複写機のデジタル化が進んだこと
によりファクシミリ機能やプリンタ機能の複合化が促進
され、ネットワークを介して複数の複合デジタル複写機
を接続するシステムが出現している。また、最近はこれ
らネットワーク機器のカラー化も進み、カラーファクシ
ミリやカラープリンタも主流になりつつある。このよう
なネットワークシステムでは、例えば解像度がそれぞれ
異なる異機種装置間での相互接続や、カラー複写機と白
黒複写機といったような色空間がそれぞれ異なる異機種
装置間での相互接続が可能であり、これらの機器を利用
したネットワークコピー機能なども実現可能である。ネ
ットワークコピーとはネットワークに接続された入力デ
バイスと出力デバイスを利用して、ネットワークを介し
て従来の複写機と同等の機能を実現するものである。な
お、従来の複写機のように、画像の入力から出力までを
1台の装置にて行ういわゆる一般的なコピーのことをロ
ーカルコピーと呼んでネットワークコピーと区別するこ
とにする。
【0003】図10は、従来のローカルコピーを行う装
置の一構成例を示すブロック図である。図中、61は入
力部、62は入力画像補正部、63は属性情報生成部、
64は画像情報圧縮部、65は属性情報圧縮部、66は
蓄積部、67は画像情報伸長部、68は属性情報伸長
部、69は補正用タグ生成部、70は出力画像補正部、
71は出力部である。入力部61は、画像情報を入力す
る。入力画像補正部62は、入力部61で入力された画
像情報の入力デバイス色空間から内部色空間への変換や
下地除去等の補正処理を行う。属性情報生成部63は、
入力画像補正部62で補正処理された画像情報から文字
線画などの属性情報を生成する。画像情報圧縮部64
は、入力画像補正部62で補正処理された画像情報を圧
縮処理する。属性情報圧縮部65は、属性情報生成部6
3で生成された属性情報を圧縮処理する。蓄積部66
は、画像情報圧縮部64で圧縮処理された画像情報およ
び属性情報圧縮部65で圧縮処理された属性情報を蓄積
する。
【0004】画像情報伸長部67は、蓄積部66に蓄積
された画像情報を読み出して伸長処理する。属性情報伸
長部68は、蓄積部66に蓄積された属性情報を読み出
して伸長処理する。補正用タグ生成部69は、属性情報
伸長部68で伸長処理された属性情報から出力画像補正
部70で補正処理を行うためのタグ信号を生成する。出
力画像補正部70は、補正用タグ生成部69で生成され
たタグ信号に基づいて画像情報伸長部67で伸長処理さ
れた画像情報の内部色空間から出力デバイス色空間への
変換や階調補正等を行う。出力部71は、出力画像補正
部70で補正処理された画像情報を出力する。
【0005】図11は、従来のローカルコピーを行う装
置の一構成例におけるコピー動作の一例を示すフローチ
ャートである。ここでは、複数ページからなる原稿をそ
のまま1部コピーする場合の処理の一例を示している。
S151において、入力部61にてユーザが指示したモ
ード設定で原稿画像情報を入力する。画像情報が入力さ
れると、S152において、入力画像補正部62にて入
力デバイス色空間から内部色空間への変換や下地検知及
び下地除去等の入力画像補正処理が行われる。入力画像
情報の補正処理が終わると、S153において、補正済
み画像情報に対して属性情報生成部63にて像域分離処
理を行い、文字線画か否かを示す情報などから構成され
た属性情報が生成される。属性情報が生成されると、S
154において、補正済み画像情報および属性情報は、
それぞれ画像情報圧縮部64および属性情報圧縮部65
にてそれぞれ圧縮処理されて蓄積部66に蓄積される。
S155において全ページの画像を蓄積したか否かを判
定し、未処理の原稿が残っている場合にはS151に戻
り、以上の処理を全ページ終了するまで繰り返す。
【0006】一旦蓄積された画像情報および属性情報は
読み出された後に、S156において画像情報伸長部6
7および属性情報伸長部68にてそれぞれの圧縮形式に
準じた伸長方式で伸長処理される。伸長処理が終わる
と、S157において、伸長処理された属性情報から補
正用タグ生成部69にて出力画像補正用のタグ信号が生
成される。タグ信号が生成されたら、S158におい
て、生成されたタグ信号に基づいて、出力画像補正部7
0にて画像情報に対し内部色空間から出力デバイス色空
間への変換や階調補正等の出力画像補正処理が行われ
る。補正処理された画像情報は、S159において、出
力部71にて紙などの印刷媒体に印字出力される。S1
60において全ページの画像を出力したか否かを判定
し、未出力の画像が残っている場合にはS156に戻
り、以上の処理を全ページ終了するまで繰り返す。
【0007】以上のように、従来のローカルコピーで
は、入力画像情報および入力画像情報から生成した属性
情報を一旦圧縮して蓄積し、出力時は蓄積した入力画像
および属性情報を伸長して画像処理を施し、出力する。
このように画像情報および属性情報を一旦蓄積する構成
をとることにより、画像情報の入力から出力までをリア
ルタイムに処理することができる。特に画像情報および
属性情報を蓄積した後は、出力部71の起動タイミング
や印刷処理速度にあわせて蓄積画像情報の読み出しから
出力までを高速に処理することができる。また画像情報
および属性情報を一旦蓄積することにより、例えばフェ
イスアップ(最終ページから順に出力し、1ページ目が
一番上に来るようにする)や冊子作成(縮小して回転
し、順序を入れ替えて2ないし数ページずつ両面出力す
る)などの複写機能も実現することができる。また蓄積
した画像情報の出力処理中は入力部61等のリソースを
解放することができる。なお上述の従来技術において
は、画像情報および属性情報を蓄積する前に一旦圧縮し
ているが、当然圧縮せずに蓄積してもよい。上述のロー
カルコピーの構成例に近いものとして、例えば特開平9
―186866号公報等が挙げられる。
【0008】図12は、従来のネットワークコピーを行
う送信側装置の一構成例を示すブロック図である。図
中、81は入力部、82は入力画像補正部、83は第1
圧縮部、84は蓄積部、85は第1伸長部、86は第2
圧縮部、87は送信部である。上述のように、ネットワ
ークコピーとはネットワークに接続された入力デバイス
と出力デバイスを利用して、ネットワークを介して従来
のローカルコピー同等の機能を実現するものである。
【0009】入力部81は、画像を入力する。入力画像
補正部82は、入力部81で入力された画像情報の入力
デバイス色空間から内部色空間への変換や下地除去等の
補正処理を行う。第1圧縮部83は、入力画像補正部8
2で補正処理された画像情報を圧縮処理する。蓄積部8
4は、第1圧縮部で圧縮処理された画像データを蓄積す
る。第1伸長部85は、蓄積部84に蓄積された画像情
報を読み出して伸長処理する。第2圧縮部86は、第1
伸長部で伸長された画像情報をネットワークに送出する
ために再度圧縮処理する。送信部87は、第2圧縮部で
圧縮処理された画像情報を所定の画像フォーマットにラ
ッピングしてネットワークへ送出する。
【0010】図13は、従来のネットワークコピーを行
う装置の一構成例におけるコピー動作の一例を示すフロ
ーチャートである。ここでは、複数ページからなる原稿
を1部だけそのままネットワークへ送出する場合の処理
を示している。まずS171において、入力部81にて
ユーザが指示したモード設定で原稿画像情報を入力す
る。画像情報が入力されると、S172において、入力
画像補正部82にて入力デバイス色空間から内部色空間
への変換や下地検知及び下色除去等の入力画像補正処理
が行われる。入力画像補正処理が終わると、S173に
おいて、第1圧縮部83にて補正済み画像情報が圧縮処
理されて蓄積部84に蓄積される。S174において全
ページの画像を蓄積したか否かを判定し、未処理の原稿
が残っている場合にはS171に戻り、以上の処理を全
ページ終了するまで繰り返す。
【0011】一旦蓄積された画像情報は読み出された後
に、S175において、第1伸長部85にて圧縮形式に
準じた伸長方式で伸長処理される。伸長処理が終わる
と、S176において、伸長処理された画像情報をネッ
トワークへ送出するために第2圧縮部86にて再度圧縮
処理され、図示しないメモリに記憶される。S177に
おいて全ページの画像を圧縮したか否かを判定し、未処
理の画像が残っている場合にはS175に戻り、S17
5,S176の処理を全ページ終了するまで繰り返す。
【0012】図示しないメモリに記憶された圧縮後の画
像情報は、S178において、送信部87にて所定の画
像フォーマットにラッピングされる。そして、所定の画
像フォーマットにラッピングされた画像情報は、S17
9において送信部87からネットワークへ送出される。
【0013】以上のように、従来のネットワークコピー
では、入力画像情報を一旦圧縮して蓄積し、送信時は蓄
積した入力画像を伸長して再度ネットワーク送信形態に
変換(圧縮)して送信する。このように、画像情報を一
旦蓄積する構成をとることにより、ネットワーク送信形
態に変換する際の処理負荷、すなわち第2圧縮部86お
よび送信部87の処理負荷が大きい場合でも、画像情報
の入力をリアルタイムに行うことができる。また蓄積し
た画像情報のネットワーク送信形態への変換(圧縮)処
理中は入力部81等のリソースを解放することができ
る。なお、上記従来技術においては、画像情報を蓄積す
る前に一旦圧縮しているが、当然圧縮せずに蓄積しても
よい。上述したネットワークコピーの構成例に近いもの
として、例えば特開平9―312746号公報等が挙げ
られる。
【0014】図12および図13で説明したネットワー
クコピーを実現する場合、入力した原稿画像情報を1枚
のプレーン画像情報として扱うのが一般的である。つま
り1枚のプレーン画像情報に対して、入力側で原稿タイ
プを指定して原稿に適した画像処理をプレーン画像情報
全体に施し、圧縮処理してネットワークへ送出してい
る。しかしながら、ネットワークコピーにおいては伝送
路の負荷を軽減するため、比較的高圧縮率が要求され
る。この場合、原稿画像情報が文字のみあるいは写真の
みといった1種類の属性の画像情報だけで構成されるの
であれば特に問題はない。しかし、文字と写真が混在し
ているような複数の属性の画像情報から構成されている
場合には、例えば以下のような不都合が生じる。つま
り、文字と写真が混在している画像情報を圧縮しようと
した場合、1枚のプレーン画像情報に対して同じ圧縮処
理を施すので、適用する圧縮方式によっては文字部分あ
るいは写真部分のいずれかの画質が劣化するか、もしく
は全体の圧縮率が低下してしまう。
【0015】このような問題に対して、原稿画像情報の
特徴を判別し、判別結果から画像を属性毎に分離して複
数のプレーン画像情報に分けて扱うような手法が考えら
れる。図14は、複数のプレーン画像に分離して扱う際
の各プレーン画像の一例の説明図である。例えば入力さ
れた画像情報が図14(A)に示すような写真や色文字
の混在したカラー画像であったとする。図14(A)に
示す画像では、赤い文字「ABC」と青い文字「12
3」とともに、中間調の写真が存在している。
【0016】この図14(A)に示すような画像を、図
14(B)〜(D)に示すような3つの画像プレーンに
分離する。ここでは、写真などの絵柄部分を図14
(D)に示すように絵柄情報プレーンの画像として分離
する。また、文字線画部分の色情報を図14(B)に示
すように、文字色情報プレーンの画像として分離する。
さらに、図14(D)に示す絵柄情報プレーンと図14
(B)に示す文字色情報プレーンのいずれを選択するか
を示す情報を、図14(C)に示す属性情報プレーンと
して分離する。この場合の属性情報プレーンには、文字
や線画を構成する画素について文字色情報プレーンを選
択するようなデータを保持させればよい。このとき、文
字や線画を構成する画素の集合は文字線画の形状を示す
情報である。そのため、図14(C)に示すように文字
「ABC」や文字「123」の形状情報が属性情報プレ
ーンに分離される。また、この属性情報プレーンは、そ
れぞれの画素が文字や線画の属性を有しているのか、写
真などの絵柄の属性を有しているかを示しており、属性
情報を有しているプレーンとして考えることができる。
【0017】このような複数のプレーン画像に分離して
扱う手法では、例えば文字部分の色情報が文字色情報プ
レーンに、写真部分の情報が絵柄情報プレーンに、そし
ていずれのプレーン画像を選択するか、すなわち各画素
の属性を示す属性情報プレーンの3プレーンの画像情報
に分離される。このような手法においては、それぞれの
プレーン画像にはそれぞれの特性を有した画像部分が分
離されているため、それぞれのプレーン画像に適した処
理を施すことが可能である。例えば文字色情報プレーン
には文字色情報に適した画像処理(解像度変換等)およ
び圧縮処理を、絵柄情報プレーンには絵柄情報に適した
画像処理(解像度変換等)および圧縮処理を、属性情報
プレーンには属性情報プレーンに適した画像処理および
圧縮処理を適用することができる。そのため、比較的高
画質を維持したまま圧縮率を向上させることが可能であ
り、ネットワークを介した画像交換、すなわちネットワ
ークコピー等のアプリケーションへの適用が有力視され
ている。
【0018】また必ずしも図14に示すように画像情報
を分離しなくてもよいが、その場合には画像情報をネッ
トワークへ送出する前に送信側で属性情報を生成し、属
性情報を画像情報に付加して送信することによって、受
信側が属性情報を元に画像情報を比較的高画質に再現す
ることができる。
【0019】上述のように、ネットワークコピーにおい
ては比較的高圧縮率が要求されるため、受信側で画質の
再現性を高めるためには送信側で属性情報を生成し、そ
れらの情報をも送信するのが理想的である。ローカルコ
ピー機能とネットワークコピー機能を1台で同時に実現
する複合システムを考えた場合には、生産性やコストの
観点から、当然ローカルコピーで利用する属性情報をネ
ットワークコピーにも利用することが考えられる。
【0020】しかしながら従来のローカルコピーにおい
て生成される属性情報は、必ずしもネットワークコピー
に適したものではない。例えばローカルコピーにおいて
使用される属性情報として、原稿画像の文字線画エッジ
情報等が考えられる。ローカルコピーでは、このような
文字線画エッジ情報を用いて出力画像補正処理を行うこ
とで、文字線画エッジ部とそれ以外の領域にそれぞれ最
適な出力画像補正処理を適用することができ、高画質に
出力画像を再現することができる。
【0021】一方、ネットワークコピーにおいて図14
に示すように画像情報を属性ごとに分離する場合、属性
情報プレーンに属性情報が格納されることになる。しか
し、本来属性情報プレーンには文字線画のエッジだけで
なく形状そのものが格納されることが好ましい。もしそ
うでない場合、すなわち上述のようなローカルコピーに
おいて生成された文字線画エッジ情報を属性情報プレー
ンに格納した場合、文字線画エッジ部分は属性情報プレ
ーンとして保存されるが、文字線画内部は絵柄情報プレ
ーンに分離されてしまう。絵柄情報プレーンには解像度
変換処理や非可逆圧縮処理等を施して大幅な情報量削減
を行うため、当然文字線画内部も画質劣化が発生する。
このような画質劣化のある文字線画内部(絵柄情報プレ
ーンが選択される)と画質劣化のない文字線画エッジ部
(属性情報プレーンにより文字色情報プレーンが選択さ
れる)とを受信側で合成した場合、境界部でその差異が
目立ってしまったり、あるいは境界部に意図しない細線
が挿入されてしまう等の画質劣化が発生してしまう。
【0022】また例えばローカルコピーにおいて使用さ
れる属性情報として、原稿画像の文字線画情報(エッジ
だけでなく文字内部を含む)等も考えられる。さらにこ
れら文字線画情報を膨張処理した膨張文字線画情報等を
利用することも考えられる。図15は、膨張処理の一例
の説明図である。膨張処理とは、文字線画部の画素を膨
らませて線幅を太らせる処理である。例えば図15
(A)に示すような文字「F」が描かれた画像が入力さ
れた場合、各画素の上下左右に2画素ずつふくらませる
ことによって図15(B)に示すような画像が得られ
る。
【0023】ローカルコピーでは、このような実際の文
字線画部よりも太めもしくは潰し気味に生成された属性
情報を用いて出力画像補正処理を行っている。これによ
って、文字線画部分の周囲においても文字線画として処
理を行うことができ、文字線画のエッジ部分の強調な
ど、文字線画に最適な出力画像補正処理を行うことがで
きる。画像全体としても、このような処理によって高画
質に出力画像を再現することができる。
【0024】一方、ネットワークコピーにおいて図14
のように画像情報を属性ごとに分離する場合、ローカル
コピーの際の属性情報を属性情報プレーンとして利用し
ようとすると、属性情報プレーンには実際の文字線画部
よりも太めもしくは潰し気味に生成された属性情報が格
納されることになる。そのため、やはり受信側で合成し
た場合に文字線画部分が太めになる等の画質劣化が発生
してしまう。以上のように、生産性やコストの観点から
ローカルコピーで利用する属性情報をネットワークコピ
ーに利用した場合に、ネットワークコピーにおける受信
画像の画質劣化が顕著になっていた。
【0025】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述した事
情に鑑みてなされたもので、ローカルコピー機能とネッ
トワークコピー機能を1台で同時に実現する複合システ
ムとした場合でも、ローカルコピーの生産性や画質を低
下させることなく、高画質なネットワークコピーを実現
することができる画像処理装置と、そのような画像処理
機能をコンピュータに実行させるプログラムを提供する
ことを目的とするものである。
【0026】
【課題を解決するための手段】本発明は、一旦ローカル
コピー機能のために属性情報生成手段で属性情報を生成
した後、ネットワークコピー時には送信情報生成手段中
の送信属性情報生成手段によってローカルコピー用の属
性情報から送信用属性情報を生成し、その送信用属性情
報を含む送信情報を送信手段により外部機器へ送信する
ことを特徴としている。
【0027】特に、ローカルコピー機能のために属性情
報生成手段で生成した属性情報に従って入力された画像
情報から第1画像情報及び第2画像情報を送信画像情報
生成手段で生成し、さらにネットワークコピー時には送
信情報生成手段中の送信属性情報生成手段によってロー
カルコピー用の属性情報から送信用属性情報を生成し、
第1画像情報、第2画像情報、送信用属性情報を含む送
信情報を送信手段により外部機器へ送信することを特徴
としている。
【0028】このような構成によって、ローカルコピー
時には属性情報生成手段で生成した属性情報をそのまま
用いて画像情報に対して画像情報補正手段で補正処理を
行い、出力手段で出力すればよく、ローカルコピー機能
の生産性や画質の劣化は生じない。さらにネットワーク
コピー時には、送信情報生成手段中の送信属性情報生成
手段によってローカルコピー用の属性情報から送信用属
性情報を生成して送信する。送信用属性情報を生成する
際に、ローカルコピー時の属性情報をそのまま利用した
場合の不具合を解消した送信用属性情報を生成すること
ができ、ネットワークコピー時においても、高画質を維
持することができる。
【0029】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の第1の実施の形
態における一構成例を示すブロック図である。図中、1
1は入力部、12は入力画像補正部、13は属性情報生
成部、14は画像情報圧縮部、15は属性情報圧縮部、
16は蓄積部、17は画像情報伸長部、18は属性情報
伸長部、19は補正用タグ生成部、20は出力画像補正
部、21は出力部、22は送信情報生成部、23は送信
属性情報生成部、24は送信画像情報生成部、25は送
信部である。
【0030】入力部11は、画像情報を入力する。入力
画像補正部12は、入力部11で入力された画像情報の
入力デバイス色空間から内部色空間への変換や下地除去
等の補正処理を行う。属性情報生成部13は、入力画像
補正部12で補正処理された画像情報から文字線画など
の属性情報を生成する。なお、この属性情報生成部13
で生成する属性情報は、ローカルコピー、すなわち出力
部21で画像情報を出力する場合に適した属性情報であ
る。
【0031】画像情報圧縮部14は、入力画像補正部1
2で補正処理された画像情報を圧縮処理する。画像情報
の圧縮手法は任意であり、例えば多値画像用の非可逆圧
縮であるJPEG等を利用することができる。JPEG
では、汎用の画像処理チップを使うことが可能であり、
リアルタイム処理を容易に実現することができる。また
他の圧縮手法であってももちろんよい。属性情報圧縮部
15は、属性情報生成部13で生成された属性情報を圧
縮処理する。属性情報の圧縮手法も任意であるが、例え
ば1ビット画像用の可逆圧縮であるMH等を利用するこ
とができる。MHでは、汎用の画像処理チップを使うこ
とによりリアルタイム処理を容易に実現できる。また他
の圧縮手法であってももちろんよい。蓄積部16は、画
像情報圧縮部14で圧縮処理された画像情報および属性
情報圧縮部15で圧縮処理された属性情報を蓄積する。
【0032】画像情報伸長部17は、蓄積部16に蓄積
されている圧縮された画像情報を読み出して伸長処理す
る。ここでの伸長手法は画像情報圧縮部14の圧縮手法
に対応したものでなければならない。また属性情報伸長
部18は、蓄積部16に蓄積されている圧縮された属性
情報を読み出して伸長処理する。ここでの伸長手法は属
性情報圧縮部15の圧縮手法に対応したものでなければ
ならない。
【0033】補正用タグ生成部19は、属性情報伸長部
18で伸長処理された属性情報から出力画像補正部20
で補正処理を行うためのタグ信号を生成する。出力画像
補正部20は、補正用タグ生成部19で生成されたタグ
信号に基づいて、画像情報伸長部17で伸長処理された
画像情報の内部色空間から出力デバイス色空間への変換
や階調補正等を行う。出力部21は、出力画像補正部2
0で補正処理された画像情報を出力する。
【0034】送信情報生成部22は、画像情報伸長部1
7で伸長処理された画像情報及び属性情報伸長部18で
伸長処理された属性情報に対応する情報を含む送信情報
を生成する。送信情報生成部22は、送信属性情報生成
部23と送信画像情報生成部24等を含んでいる。送信
属性情報生成部23は、属性情報伸長部18で伸長され
た属性情報から、ネットワークコピーに適した送信用属
性情報を生成する。送信画像情報生成部24は、画像情
報伸長部17で伸長された画像情報および送信属性情報
生成部23で生成された送信用属性情報から送信画像情
報を生成する。送信部25は、送信情報生成部22(送
信画像情報生成部24)で生成された送信情報を外部機
器へ送信する。
【0035】図2は、本発明の画像処理装置を含むシス
テムの一例を示す構成図である。図中、31,32は入
力装置、33〜35は出力装置、36はネットワークで
ある。入力装置31,32は、スキャナから画像データ
を取り込んでネットワーク36を介して画像データを出
力装置へ送信する。出力装置33〜35は、ネットワー
ク36を介して入力装置31もしくは入力装置32から
送信されてきた画像データを受信し、紙などの記録媒体
に画像を記録して出力する。ネットワーク36は、公衆
回線やLANなどのネットワーク回線で構成されてい
る。図2では、わかりやすくするため入力装置と出力装
置の機能をそれぞれ独立させているが、各装置はそれぞ
れが入力装置の機能と出力装置の機能を備えた複合機で
あってもよく、以降の説明においてはこのような複合機
を前提に説明する。
【0036】図3は、本発明の第1の実施の形態におけ
る動作の一例を示すフローチャートである。ここでは、
ローカルコピーとネットワークコピーのときの動作が分
かるように、複数ページからなる原稿をローカルコピー
にて1部出力し、ローカルコピー終了後、ネットワーク
に接続された外部機器によりネットワークコピーにて1
部出力する場合の処理を示している。
【0037】まずS101において、入力部11は、ユ
ーザが指示したモード設定で原稿画像情報を入力する。
画像情報が入力されると、S102において、入力画像
補正部12にて入力デバイス色空間から内部色空間への
変換や下地検知及び下地除去等の入力画像補正処理が行
われる。入力画像情報の補正処理が終わると、S103
において、補正済みの画像情報に対して属性情報生成部
13にて像域分離処理を行い、例えば文字線画の形状情
報などを含む属性情報が生成される。ここで生成される
属性情報の具体例としては、 黒文字線画 色文字線画 絵柄 などを示すための2ビットで表現される画素単位の信号
とすることができる。なおとについては、ローカル
コピーの画質再現性を高めるために図15に示すように
文字線画部が膨張処理されているものとする。
【0038】属性情報が生成されると、補正済みの画像
情報および属性情報は、S104において、それぞれ画
像情報圧縮部14および属性情報圧縮部15にてそれぞ
れ圧縮処理されて蓄積部16に蓄積される。S105に
おいて全ページの画像を蓄積したか否かを判定し、未処
理の画像情報が残っている場合にはS101へ戻って未
処理の画像情報についての処理を行う。このようにし
て、複数ページの画像情報(入力画像補正処理を施した
画像情報)および属性情報の圧縮処理と蓄積を行う。
【0039】ここでは、ネットワークコピーよりもロー
カルコピーを優先的に処理するものとする。S106に
おいて、ローカルコピーのジョブが存在もしくは残って
いるか否かを判定する。ローカルコピーのジョブが存在
もしくは残っている場合には、まずローカルコピーのジ
ョブを処理するために、S107において、一旦蓄積部
16に蓄積された画像情報および属性情報を1ページ目
から順に読み出し、画像情報伸長部17および属性情報
伸長部18にてそれぞれの圧縮形式に対応した伸長方式
で伸長処理する。伸長処理が終わると、S108におい
て、伸長処理された属性情報から補正用タグ生成部19
にて出力画像補正用のタグ信号を生成する。なおここで
生成されるタグ信号は、出力画像補正処理の内容にもよ
るが、例えば 黒文字線画(=) その他(=+) などのような1ビットで表現される画素単位の信号であ
ったり、また伸長処理された属性情報(〜)をその
まま使用してもよい。とで表現されるような1ビッ
トのタグ信号は、例えば黒文字の再現性を高める処理に
使われる。
【0040】S109において、補正用タグ生成部19
にて生成されたタグ信号に基づいて、出力画像補正部2
0にて画像情報に対し内部色空間から出力デバイス色空
間への変換や階調補正等の出力画像補正処理が行われ
る。補正処理された画像情報は、S110において、出
力部21にて紙などの印刷媒体に印字出力される。S1
11において、全ページの出力を終了したか否かを判定
し、未出力のページが残っている場合にはS107へ戻
り、次のページの出力処理を行う。このようにして1ペ
ージずつ出力処理を繰り返して行うことによって、蓄積
された複数ページの画像情報のローカルコピーによる印
刷出力が完了する。ローカルコピーの1つのジョブが終
了したら、S106へ戻り、ローカルコピーのジョブが
存在もしくは残っているか否かを判定し、ローカルコピ
ーのジョブが残っていればそのローカルコピーのジョブ
を優先的に処理する。
【0041】すべてのローカルコピーのジョブが終了し
たら、S112において、ネットワークコピーのジョブ
の有無を確認する。ネットワークコピーのジョブが存在
もしくは残っている場合には、ネットワークコピーのジ
ョブを処理するために、S113において、一旦蓄積部
16に蓄積された画像情報および属性情報を再度1ペー
ジ目から順に読み出し、画像情報伸長部17および属性
情報伸長部18にてそれぞれの圧縮形式に対応した伸長
方式で伸長処理する。伸長処理が終わると、S114に
おいて、伸長処理された属性情報から送信属性情報生成
部23にて送信用属性情報を生成する。ここで生成され
る送信用属性情報は、例えば 文字線画(=+) 絵柄(=) などのような1ビットで表現される画素単位の信号とす
ることができる。伸長した属性情報は、ローカルコピー
の画質再現性を高めるために文字線画部(=)に膨張
処理が施されている。そのため、単純にとを合わせ
ての文字線画の属性情報を生成してしまうと、送信先
の外部装置において画質劣化などの不具合を生じる。そ
のため、ここで生成する1ビットの送信用属性情報で
は、逆に文字線画部(=)に収縮処理を施し、もと
の、すなわち原稿画像の文字線画幅に戻す。
【0042】図4は、収縮処理の一例の説明図である。
収縮処理とは、文字線画部の画素を縮ませて線幅を細ら
せる処理である。例えば図4に示す例では、図4(A)
に示すような画像に対して各画素毎に5×5画素の範囲
内に白画素が1つでも存在していたら、その中心画素を
白に変換する。このような処理によって、線幅を2画素
ずつ収縮させることができ、図4(B)に示すような画
像が得られる。このような収縮処理を、例えば図15に
示した膨張処理が施されている属性情報に対して施すこ
とによって、元の線幅の属性情報に戻すことができる。
【0043】図3に戻り、送信用属性情報が生成される
と、S115において、送信用属性情報に基づいて画像
情報から第1画像情報と第2画像情報を生成する。ここ
では図14で説明したように、第1画像情報を文字色情
報プレーン、第2画像情報を絵柄情報プレーンとする。
なお第1画像情報および第2画像情報は必ずしもこのよ
うに生成しなくてもよい。第1画像情報および第2画像
情報が生成されたら、S116において、第1画像情報
および第2画像情報の情報量削減処理を行い、図示しな
いメモリに記憶する。ここでは例えば ●第1画像情報→色数削減+解像度変換処理+多値画像
用圧縮処理(JPEG) ●第2画像情報→解像度変換処理+多値画像用圧縮処理
(JPEG)などの処理を施すことによって情報量を削
減することができる。もちろん、他の情報量削減処理を
施してもよい。また、ここでは属性情報には例えば ●属性情報→1ビット画像用圧縮処理(MH等)などの
処理を施すことができる。なお、属性情報は可逆処理を
適用しているので基本的に情報量の削減はない。
【0044】S117において、全ページについて送信
のための処理が終了したか否かを判定し、未処理のペー
ジが残っている場合にはS113に戻って未処理のペー
ジに対する処理を繰り返す。以上の処理により、蓄積さ
れた複数ページの画像情報に対するネットワークコピー
送信のための画像処理が完了する。
【0045】全ページの処理が完了したら、S118に
おいて、図示しないメモリに記憶された各ページの圧縮
された属性情報および圧縮された第1画像情報および圧
縮された第2画像情報を所定の画像フォーマットにラッ
ピングし、送信情報を生成する。画像フォーマットは何
でもよいが、インターネットファックス用の画像フォー
マットであるTIFF−FX等が適している。送信情報
を生成したら、S119において、当該送信情報を送信
する。送信が終了したら、S112に戻って他のネット
ワークコピーのジョブの有無を確認する。もし、他のネ
ットワークコピーのジョブが存在していれば、そのネッ
トワークコピーのジョブについてS113以降の処理を
行えばよい。もしネットワークコピーのジョブが終了し
ていれば、全体の動作を終了する。
【0046】この第1の実施の形態では、画像情報を圧
縮処理する画像情報圧縮部14、属性情報を圧縮処理す
る属性情報圧縮部15、蓄積された画像情報を読み出し
て伸長処理する画像情報伸長部17、蓄積された属性情
報を読み出して伸長処理する属性情報伸長部18を設け
ているが、これらは必ずしも設けなくてよい。その場合
には画像情報および属性情報を圧縮することなく蓄積部
16に蓄積することとなる。また、画像情報圧縮部14
と画像情報伸長部17のみを設けて画像情報だけ圧縮し
て蓄積するようにしてもよいし、あるいは属性情報圧縮
部15と属性情報伸長部18のみを設けて属性情報だけ
圧縮して蓄積するようにしてもよい。
【0047】また、この第1の実施の形態では、送信情
報に含まれる情報として、図3のS115において第1
画像情報および第2画像情報を生成しているが、第1画
像情報および第2画像情報を生成せず、画像情報を送信
情報に含むようにしてもよい。さらに、この第1の実施
の形態ではローカルコピー時とネットワークコピー時で
それぞれ蓄積された画像情報および属性情報を伸長処理
しているが、伸長処理した画像情報および属性情報をロ
ーカルコピーとネットワークコピーに同時に使用するこ
とで、伸長処理を1回だけにしてももちろんよい。
【0048】以上述べたように、上述の第1の実施の形
態によれば、ローカルコピー機能とネットワークコピー
機能を1台で同時に実現する複合システムにおいて、ロ
ーカルコピーについては生産性を低下させることなくリ
アルタイム処理を実現することができる。またローカル
コピーに適した属性情報を利用するので、ローカルコピ
ー時の画質を低下させることがない。さらにネットワー
クコピーについては、ローカルコピー用の属性情報から
ネットワークコピーに適した送信用属性情報を生成して
利用するので、高画質なネットワークコピーを実現する
ことができる。したがって、ローカルコピー機能とネッ
トワークコピー機能を1台で同時に実現する複合システ
ムにおいて、ローカルコピーの生産性や画質を低下させ
ることなく、高画質なネットワークコピーを実現するこ
とができる。
【0049】次に、本発明における第2の実施の形態に
ついて説明する。なお構成については図1と同じである
ので、ここでは詳細な説明は省略する。また、動作につ
いても、基本的には図3に示した第1の実施の形態とほ
ぼ同様であるので、処理が同じ部分については説明を省
略することとし、異なる部分のみ以下に説明する。
【0050】この第2の実施の形態では、図3のS11
5における第1画像情報の生成方法のみが実施例1と異
なる。S114において送信用属性情報が生成される
と、S115において、送信用属性情報に基づいて画像
情報から第1画像情報と第2画像情報を生成する。ここ
では図14で説明したように、第1画像情報を文字色情
報プレーン、第2画像情報を絵柄情報プレーンとする。
また第1画像情報は圧縮率を高めるために8×8ブロッ
ク単位で生成されるものとする。
【0051】図5ないし図7は、本発明の第2の実施の
形態におけるネットワークコピー時の送信用属性情報と
第1画像情報の一例を示す模式図である。図5(A)に
示す“田”という文字に対して、送信属性情報生成部2
3で生成された送信用属性情報を図5(B)に、また対
応する第1画像情報を図5(C)に示している。属性情
報生成部13で生成された属性情報および送信属性情報
生成部23で生成された送信用属性情報の文字部が潰れ
ていない場合、第1画像情報は文字部の色情報(図5で
は黒)のみから生成することができる。具体的には、送
信用属性情報がONの画素(すなわち図5の例では黒く
塗りつぶした“田”の線の部分)における原稿画像の画
素値の平均値を、そのブロックにおける第1画像情報の
画素値とすればよい。この場合、第1画像情報の当該ブ
ロック内はすべて黒に近い値の同一画素値で構成され
る。したがって受信側で送信用属性情報をもとに画像を
合成した場合にも、図5(D)に示すように“田”とい
う文字が正しく黒色で再現される。
【0052】一方、図6においても図6(A)に示す
“田”という文字に対して、送信属性情報生成部23で
生成された送信用属性情報を図6(B)に、また対応す
る第1画像情報を図6(C)に示しているが、属性情報
生成部13で生成された属性情報および送信属性情報生
成部23で生成された送信用属性情報の文字部が潰れて
いる場合を示している。このように送信用属性情報の文
字部が潰れている場合、第1画像情報は文字部の色情報
(図6(A)では黒の部分)だけでなく、潰れている部
分の色情報(図6(A)では白の部分)も参照して生成
される。具体的には、送信用属性情報がONの画素(す
なわち図6(B)において黒く塗りつぶされている部分
全体の画素)における原稿画像の画素値の平均値がその
ブロックにおける第1画像情報の画素値となる。そのた
め、第1画像情報の当該ブロック内はすべてグレーに近
い値の同一画素値で構成される。したがって受信側で送
信用属性情報をもとに画像を合成した場合には、図6
(D)に示すように“田”という文字が潰れていると同
時に、文字色もグレーとなってしまう。
【0053】このような不具合を回避するため、この第
2の実施の形態では、所定ブロック単位で送信用属性情
報に潰れ文字が含まれるか否かを判定し、潰れ文字が含
まれると判定された場合には、当該ブロックの第1画像
情報を図5や図6のように同一画素値で生成するのでは
なく、画素単位で生成する。潰れ文字が含まれるか否か
の判定は、所定ブロック単位(本実施例の場合8×8画
素)で送信用属性情報がONの画素(すなわち図5
(B)の例では“田”の線の部分、図6の例では黒く塗
りつぶされた全体の部分)の原稿画像の輝度成分L*
最大値及び最小値を求め、その差分を所定の閾値(=t
hreshold)と比較して判定する。例えば、 L* 最大値−L* 最小値 < threshold →
潰れ文字なしと判定 L* 最大値−L* 最小値 ≧ threshold →
潰れ文字ありと判定 とすることができる。このような判定によって潰れ文字
なしと判定されたブロックは、送信用属性情報に基づい
て図5に示すようにブロック単位(8×8画素)ですべ
て同一画素値で第1画像情報を生成する。
【0054】一方、潰れ文字ありと判定したブロック
は、送信用属性情報に基づいて画素単位で第1画像情報
を生成する。例えば図7(A)に示す画像から生成され
た送信用属性情報が図7(B)に示すように文字部がつ
ぶれている場合、第1画像情報として図7(C)に示す
ように、画素単位に図7(A)に示す原稿画像から色情
報を取得して生成する。このように送信用属性情報に基
づいて画素単位で第1画像情報を生成する場合には、必
ずブロック内の輝度成分L* の最大値と最小値が異なる
ので、当該ブロックの第1画像情報は複数の異なる画素
値から構成されることとなる。例えば図7に示す例では
“田”の線の色はすべて黒であるので、図7(C)に示
す第1画像情報も文字“田”の線の部分については黒と
なるが、文字“田”の白く抜けた目の部分については第
1画像情報として白となる。したがって受信側で送信用
属性情報をもとに画像を合成した場合にも、図7(D)
に示すように“田”という文字がつぶれることなく、正
しく黒色で再現されることになる。
【0055】上述の図5ないし図7に示した例では、所
定ブロックとして8×8画素を単位とした例を示した
が、ブロックサイズはこの例に限られるものではなく、
任意である。
【0056】なお、この第2の実施の形態では、第1画
像情報を生成した後の処理(図3のS116以降)は上
述の第1の実施の形態と同じであるので、ここでは説明
を省略する。
【0057】以上述べたように、この第2の実施の形態
によれば、ローカルコピー機能とネットワークコピー機
能を1台で同時に実現する複合システムにおいて、ロー
カルコピーにおいては生産性を低下させることなくリア
ルタイム処理を実現することができ、またローカルコピ
ーに適した属性情報を利用できるのでローカルコピー画
質を低下させることがない。さらに、ローカルコピー時
の属性情報に文字の潰れ等が発生していても、文字潰れ
を低減した高画質のネットワークコピーを実現すること
ができる。したがって、ローカルコピーの生産性や画質
を低下させることなく、高画質なネットワークコピーを
実現することができる。
【0058】図8は、本発明の第3の実施の形態におけ
る一構成例を示すブロック図である。図中、41は入力
部、42は入力画像補正部、43は画像情報圧縮部、4
4は蓄積部、45は画像情報伸長部、46は属性情報生
成部、47は補正用タグ生成部、48は出力画像補正
部、49は出力部、50は送信情報生成部、51は送信
属性情報生成部、52は送信画像情報生成部、53は送
信部である。
【0059】入力部41は、画像情報を入力する。入力
画像補正部42は、入力部41で入力された画像情報の
入力デバイス色空間から内部色空間への変換や下地除去
等の補正処理を行う。画像情報圧縮部43は、入力画像
補正部42で補正処理された画像情報を圧縮処理する。
画像情報の圧縮手法としては、多値画像用の可逆圧縮で
あるLZ系圧縮や、多値画像用の非可逆圧縮であるJP
EGなどを利用することができる。JPEGの場合、汎
用の画像処理チップを使うことによりリアルタイム処理
を容易に実現することができる。また他の圧縮手法であ
ってももちろんよい。蓄積部44は、画像情報圧縮部4
3で圧縮処理された画像情報を蓄積する。
【0060】画像情報伸長部45は、蓄積部44に蓄積
された画像情報を読み出して伸長処理する。ここでの伸
長手法は、画像情報圧縮部43の圧縮手法に対応したも
のでなければならない。属性情報生成部46は、画像情
報伸長部45で伸長処理された画像情報から文字線画な
どの属性情報を生成する。ここでは、ローカルコピーに
おいて最適な属性情報が生成される。補正用タグ生成部
47は、属性情報生成部46で生成された属性情報から
出力画像補正部48で補正処理を行うためのタグ信号を
生成する。出力画像補正部48は、補正用タグ生成部4
7で生成されたタグ信号に基づいて、画像情報伸長部4
5で伸長処理された画像情報に対して内部色空間から出
力デバイス色空間への変換や階調補正等の画像補正処理
を行う。出力部49は、出力画像補正部48で補正処理
された画像情報を出力する。
【0061】送信情報生成部50は、画像情報伸長部4
5で伸長処理された画像情報および属性情報生成部46
で生成された属性情報に対応する情報を含む送信情報を
生成する。送信情報生成部50は、送信属性情報生成部
51と送信画像情報生成部52を含んで構成される。送
信属性情報生成部51は、属性情報生成部46で生成さ
れた属性情報から送信用属性情報を生成する。送信画像
情報生成部52は、画像情報伸長部45で伸長された画
像情報および送信属性情報生成部51で生成された送信
用属性情報から送信情報を生成する。送信部53は。送
信画像情報生成部52で生成された送信情報を外部機器
へ送信する。
【0062】なお、入力部41、入力画像補正部42、
蓄積部44、属性情報生成部46、補正用タグ生成部4
7、出力画像補正部48、出力部49、送信情報生成部
50、送信属性情報生成部51、送信画像情報生成部5
2、送信部53の各部の機能は、上述の第1、第2の実
施の形態における入力部11、入力画像補正部12、蓄
積部16、属性情報生成部13、補正用タグ生成部1
9、出力画像補正部20、出力部21、送信情報生成部
22、送信属性情報生成部23、送信画像情報生成部2
4、送信部25とほぼ同様である。また、本発明の第3
の実施の形態を含むシステム構成についても、図2に示
した構成と同様であるので、ここでは説明を省略する。
【0063】図9は、本発明の第3の実施の形態におけ
る動作の一例を示すフローチャートである。図9に示す
動作の一例では、上述の第1の実施の形態と同様、複数
ページからなる原稿をローカルコピーにて1部出力し、
ローカルコピー終了後、ネットワークに接続された外部
機器によりネットワークコピーにて1部出力する場合の
処理の一例を示している。
【0064】まずS121において、ユーザが指示した
モード設定で入力部41にて原稿画像情報を入力する。
画像情報が入力されると、S122において、入力画像
補正部42にて入力デバイス色空間から内部色空間への
変換や下地検知及び下地除去等の入力画像補正処理が行
われる。入力画像情報の補正処理が終わると、S123
において、補正済み画像情報は画像情報圧縮部43で圧
縮処理されて蓄積部44に蓄積される。S124におい
て、全ページの画像を蓄積したか否かを判定し、未蓄積
のページの画像が存在する場合にはS121に戻って、
未蓄積のページの画像について入力から蓄積までの処理
を行う。このような処理をページ数分だけ繰り返すこと
によって、複数ページの画像情報(入力画像補正処理を
施した画像情報)の入力、圧縮処理、および蓄積が完了
する。
【0065】ここで、この第3の実施の形態では、ネッ
トワークコピーのジョブよりもローカルコピーのジョブ
を優先的に処理するものとする。S125において、ロ
ーカルコピーのジョブが存在もしくは残っているか否か
を判定する。ローカルコピーのジョブが存在もしくは残
っている場合には、まずローカルコピーのジョブを処理
するために、S126において、一旦蓄積部44に蓄積
された画像情報を1ページ目から順に読み出し、画像情
報伸長部45にて圧縮形式に対応した伸長方式で伸長処
理する。伸長処理が終わると、S127において、伸長
処理された画像情報に対して属性情報生成部46にて像
域分離処理を行い、文字線画の形状情報などを含む属性
情報を生成する。ここで生成される属性情報は、上述の
第1の実施の形態と同様に、例えば 黒文字線画 色文字線画 絵柄 などのような属性情報とすることができる。この場合、
属性情報は2ビットで表現される画素単位の信号とする
ことができる。なおとについては、ローカルコピー
の画質再現性を高めるために、図15に示すように文字
線画部が膨張処理されているものとする。
【0066】属性情報の生成が終わると、S128にお
いて、生成された属性情報から補正用タグ生成部47に
て出力画像補正用のタグ信号を生成する。なお、ここで
生成されるタグ信号は、出力画像補正処理の内容にもよ
るが、例えば 黒文字線画(=) その他(=+) などのような1ビットで表現される画素単位の信号とす
ることができる。あるいは、属性情報生成部46にて生
成された属性情報(〜)をそのまま使用してもよ
い。とで表現されるような1ビットのタグ信号は、
例えば黒文字の再現性を高める処理に使われる。
【0067】S129において、補正用タグ生成部47
にて生成されたタグ信号に基づいて、出力画像補正部4
8にて画像情報に対して、内部色空間から出力デバイス
色空間への変換や階調補正等の出力画像補正処理が行わ
れる。補正処理された画像情報は、S130において、
出力部49にて紙などの記録媒体に記録出力される。S
131において、全ページの出力が完了したか否かを判
定し、未出力のページが残っている場合には、S126
へ戻って、未出力のページに対して上述の処理を行う。
このような処理をページ数分繰り返すことによって、蓄
積された複数ページの画像情報のローカルコピーによる
印刷出力が完了する。
【0068】ローカルコピーのジョブが終了したらS1
25へ戻り、ローカルコピーのジョブが存在もしくは残
っているか否かを判定する。ローカルコピーのジョブが
存在もしくは残っている場合には、それらのジョブに対
する上述の処理を行う。ローカルコピーのジョブが存在
しなければ、S132において、ネットワークコピーの
ジョブの有無を確認する。ネットワークコピーのジョブ
が存在もしくは残っている場合、当該ネットワークコピ
ーのジョブを処理するために、S133において、一旦
蓄積部44に蓄積された画像情報を再度1ページ目から
順に読み出し、画像情報伸長部45にて圧縮形式に対応
した伸長方式で伸長処理する。伸長処理が終わると、S
134において、伸長処理された画像情報に対して属性
情報生成部46にて像域分離処理を行い、文字線画の形
状情報などを含む属性情報が生成される。ここで生成さ
れる属性情報は、ローカルコピー時と同様の上述の〜
等とすることができる。
【0069】属性情報の生成が終わると、S135にお
いて、生成された属性情報から送信属性情報生成部51
にて送信用属性情報を生成する。ここで生成される送信
用属性情報は、例えば 文字線画(=+) 絵柄(=) などのような1ビットで表現される画素単位の信号とす
ることができる。ここで、属性情報は上述のようにロー
カルコピーの画質再現性を高めるために、文字線画部
(=,)に膨張処理が施されている。従って、送信
用属性情報についても、ローカルコピー用の属性信号を
そのまま用いると、文字線画(=)の属性情報は膨張
処理が施されたものとなってしまう。ここでは逆に文字
線画部(=)に対して収縮処理を施し、もとの、すな
わち原稿画像の文字線画幅に戻す。
【0070】送信用属性情報が生成されると、S136
において、送信用属性情報に基づいて画像情報から第1
画像情報と第2画像情報を生成する。ここでは図14で
説明したように、第1画像情報を文字色情報プレーン、
第2画像情報を絵柄情報プレーンとして第1画像情報及
び第2画像情報を生成する。なお、第1画像情報および
第2画像情報は、必ずしもこのように生成しなくてもよ
い。第1画像情報および第2画像情報が生成されたら、
S137において、第1画像情報および第2画像情報の
情報量削減処理を行い、図示しないメモリに記憶する。
ここでは例えば ●第1画像情報→色数削減+解像度変換処理+多値画像
用圧縮処理(JPEG) ●第2画像情報→解像度変換処理+多値画像用圧縮処理
(JPEG)などの処理を施すことで情報量を削減する
ことができる。このような処理以外の情報量削減処理を
施してももちろんよい。また、ここでは属性情報には例
えば ●属性情報→1ビット画像用圧縮処理(MH等)などの
処理を施すことができる。ただし、属性情報は可逆処理
を適用しているので、基本的に情報量の削減はない。
【0071】S138において全ページの画像に対して
処理を施したか否かを判定し、未処理のページが残って
いる場合にはS133に戻って未処理のページについて
上述の処理を行う。このようにしてすべてのページの画
像について上述の処理を繰り返し、蓄積部44に蓄積さ
れた複数ページの画像情報に対するネットワークコピー
送信のための画像処理が完了する。
【0072】全ページの処理が完了したら、S139に
おいて、図示しないメモリに記憶されている各ページの
圧縮された属性情報および圧縮された第1画像情報およ
び圧縮された第2画像情報を所定の画像フォーマットに
ラッピングし、送信情報を生成する。画像フォーマット
は何でもよいが、例えばインターネットファックス用の
画像フォーマットであるTIFF−FX等が適してい
る。送信情報を生成したら、S140において当該送信
情報を送信する。送信が終了したらS132へ戻り、他
のネットワークコピーのジョブの有無を確認する。他の
ネットワークコピーのジョブが存在していれば、そのネ
ットワークコピーのジョブについて上述のような処理を
行い、もし存在しなければ全体の動作を終了する。
【0073】図8に示した第3の実施の形態の構成例で
は、画像情報を圧縮処理する画像情報圧縮部43、蓄積
された画像情報を読み出して伸長処理する画像情報伸長
部45を設けているが、これらは必ずしも設けなくてよ
い。その場合には画像情報を圧縮することなく蓄積部4
4に蓄積することとなる。また、この第3の実施の形態
では、図9のS136にて送信情報に含まれる情報とし
て第1画像情報および第2画像情報を生成しているが、
第1画像情報および第2画像情報を生成せずに画像情報
を送信情報に含むようにしてもよい。さらに、第3の実
施の形態では、ローカルコピー時とネットワークコピー
時でそれぞれ蓄積された画像情報を伸長処理し、伸長処
理された画像情報に基づいて属性情報を生成している
が、伸長処理された画像情報および伸長処理された画像
情報に基づいて生成された属性情報をローカルコピーと
ネットワークコピーに同時に使用することによって、伸
長処理および属性情報生成処理を1回で済ますようにし
ても、もちろんよい。
【0074】以上述べたように、この第3の実施の形態
によれば、ローカルコピー機能とネットワークコピー機
能を1台で同時に実現する複合システムにおいて、上述
の第1の実施の形態とは異なる構成によって、ローカル
コピーにおいては生産性を低下させることなくリアルタ
イム処理を実現することができ、またローカルコピーに
適した属性情報を利用することでローカルコピーの画質
を低下させることなくローカルコピーを行うことができ
る。さらにネットワークコピーにおいては、ネットワー
クコピーに適した属性情報を利用することができるの
で、高画質なネットワークコピーを実現することができ
る。したがって、ローカルコピー機能とネットワークコ
ピー機能を1台で同時に実現する複合システムにおい
て、ローカルコピーの生産性や画質を低下させることな
く高画質なネットワークコピーを実現することができ
る。
【0075】なお、この第3の実施の形態においても、
上述の第2の実施の形態のように、属性情報に文字のつ
ぶれがあるか否かを判定し、文字色の情報を含む第1画
像情報を生成する際に、文字のつぶれがある場合には画
素単位で生成し、文字のつぶれがない場合には所定ブロ
ック単位で生成するといった変形も可能である。
【0076】上述の各実施の形態における各部の機能
は、それぞれ、コンピュータプログラムによっても実現
することが可能である。例えば図1に示した構成におけ
る入力画像補正部12,属性情報生成部13,画像情報
圧縮部14,属性情報圧縮部15,画像情報伸長部1
7,属性情報伸長部18,補正用タグ生成部19,出力
画像補正部20,送信情報生成部22などの全機能ある
いは一部の機能をプログラムによって実現し、コンピュ
ータによって実行するように構成することができる。ま
た図8に示した構成においても同様であり、入力画像補
正部42,画像情報圧縮部43,画像情報伸長部45,
属性情報生成部46,補正用タグ生成部47,出力画像
補正部48,送信情報生成部50などの全機能あるいは
一部の機能をプログラムによって実現し、コンピュータ
によって実行するように構成することができる。
【0077】このようなプログラムや、プログラムが用
いるデータ等は、コンピュータが読み取り可能な記憶媒
体に記憶させておくことも可能である。記憶媒体とは、
コンピュータのハードウェア資源に備えられている読取
装置に対して、プログラムの記述内容に応じて、磁気、
光、電気等のエネルギーの変化状態を引き起こして、そ
れに対応する信号の形式で、読取装置にプログラムの記
述内容を伝達できるものである。例えば、光磁気ディス
ク(MOなど),光ディスク(CD−ROMなど)、磁
気ディスクや磁気カード,メモリ(ICカード、メモリ
カードなどを含む)等である。もちろんこれらの記憶媒
体は、可搬型に限られるものではない。これらの記憶媒
体にプログラムを格納しておき、例えば本発明の画像処
理装置として動作させるコンピュータにこれらの記憶媒
体を装着することによって、コンピュータからプログラ
ムを読み出し、本発明の各実施の形態で説明した機能を
実行することができる。記憶媒体には、予めプログラム
などを格納しておくほか、予め記憶媒体をコンピュータ
に装着しておき、例えばネットワークなどを介してプロ
グラムをコンピュータに転送し、記憶媒体にプログラム
を格納して実行させてもよい。
【0078】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、ローカルコピー機能とネットワークコピー機
能を1台で同時に実現する複合システムにおいて利用し
た場合でも、ローカルコピーにおいては生産性を低下さ
せることなくリアルタイム処理を実現することができ、
またローカルコピーに適した属性情報を利用することで
ローカルコピー画質を低下させることがない。さらにネ
ットワークコピーにおいては、ネットワークコピーに適
した送信用属性情報を生成して利用するので、高画質な
ネットワークコピーを実現することができる。したがっ
て、ローカルコピー機能とネットワークコピー機能を1
台で同時に実現する複合システムにおいて、ローカルコ
ピーの生産性や画質を低下させることなく、高画質なネ
ットワークコピーを実現することができるという効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施の形態における一構成例
を示すブロック図である。
【図2】 本発明の画像処理装置を含むシステムの一例
を示す構成図である。
【図3】 本発明の第1の実施の形態における動作の一
例を示すフローチャートである。
【図4】 収縮処理の一例の説明図である。
【図5】 本発明の第2の実施の形態におけるネットワ
ークコピー時の送信用属性情報(つぶれ無し)と第1画
像情報の一例を示す模式図である。
【図6】 本発明の第2の実施の形態におけるネットワ
ークコピー時の送信用属性情報(つぶれあり)と第1画
像情報(ブロック毎)の一例を示す模式図である。
【図7】 本発明の第2の実施の形態におけるネットワ
ークコピー時の送信用属性情報(つぶれあり)と第1画
像情報(画素毎)の一例を示す模式図である。
【図8】 本発明の第3の実施の形態における一構成例
を示すブロック図である。
【図9】 本発明の第3の実施の形態における動作の一
例を示すフローチャートである。
【図10】 従来のローカルコピーを行う装置の一構成
例を示すブロック図である。
【図11】 従来のローカルコピーを行う装置の一構成
例におけるコピー動作の一例を示すフローチャートであ
る。
【図12】 従来のネットワークコピーを行う送信側装
置の一構成例を示すブロック図である。
【図13】 従来のネットワークコピーを行う装置の一
構成例におけるコピー動作の一例を示すフローチャート
である。
【図14】 複数のプレーン画像に分離して扱う際の各
プレーン画像の一例の説明図である。
【図15】 膨張処理の一例の説明図である。
【符号の説明】
11…入力部、12…入力画像補正部、13…属性情報
生成部、14…画像情報圧縮部、15…属性情報圧縮
部、16…蓄積部、17…画像情報伸長部、18…属性
情報伸長部、19…補正用タグ生成部、20…出力画像
補正部、21…出力部、22…送信情報生成部、23…
送信属性情報生成部、24…送信画像情報生成部、25
…送信部、31,32…入力装置、33〜35…出力装
置、36…ネットワーク、41…入力部、42…入力画
像補正部、43…画像情報圧縮部、44…蓄積部、45
…画像情報伸長部、46…属性情報生成部、47…補正
用タグ生成部、48…出力画像補正部、49…出力部、
50…送信情報生成部、51…送信属性情報生成部、5
2…送信画像情報生成部、53…送信部、61…入力
部、62…入力画像補正部、63…属性情報生成部、6
4…画像情報圧縮部、65…属性情報圧縮部、66…蓄
積部、67…画像情報伸長部、68…属性情報伸長部、
69…補正用タグ生成部、70…出力画像補正部、71
…出力部、81…入力部、82…入力画像補正部、83
…第1圧縮部、84…蓄積部、85…第1伸長部、86
…第2圧縮部、87…送信部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2C061 AP01 HH03 HJ06 HJ08 HK03 HM01 HM03 HM07 HN05 HN15 2C087 AA15 AB05 BD01 BD40 5B021 BB00 CC07 CC08 5C077 LL01 LL18 LL19 MP08 PP27 PP28 PP31 PQ25 RR21 TT06 5C078 AA09 CA01 CA27 DB04 DB05 EA00

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力された画像情報から属性情報を生成
    する属性情報生成手段と、前記画像情報および前記属性
    情報を蓄積する蓄積手段と、前記画像情報および前記属
    性情報に対応する情報を含む送信情報を生成する送信情
    報生成手段と、前記送信情報生成手段にて生成された送
    信情報を外部機器に送信する送信手段を具備し、前記送
    信情報生成手段は、前記属性情報生成手段で生成した前
    記属性情報から送信用属性情報を生成する送信属性情報
    生成手段を含むことを特徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】 さらに、前記入力された前記画像情報を
    圧縮する画像情報圧縮手段および圧縮された画像情報を
    伸長する画像情報伸長手段を具備し、前記蓄積手段は前
    記画像情報圧縮手段にて圧縮された画像情報を蓄積し、
    前記画像情報伸長手段は前記蓄積手段に蓄積されている
    圧縮された画像情報を伸長し、前記送信情報生成手段は
    前記画像情報伸長手段にて伸長された画像情報を用いて
    送信情報を生成することを特徴とする請求項1に記載の
    画像処理装置。
  3. 【請求項3】 前記画像情報圧縮手段にて前記画像情報
    に施す圧縮処理は非可逆圧縮であることを特徴とする請
    求項2に記載の画像処理装置。
  4. 【請求項4】 さらに、前記属性情報生成手段にて生成
    された前記属性情報を圧縮する属性情報圧縮手段および
    圧縮された属性情報を伸長する属性情報伸長手段を具備
    し、前記蓄積手段は前記属性情報圧縮手段にて圧縮され
    た属性情報を蓄積し、前記属性情報伸長手段は前記蓄積
    手段に蓄積されている圧縮された属性情報を伸長し、前
    記送信属性情報生成手段は前記属性情報伸長手段にて伸
    長された属性情報から前記送信用属性情報を生成するこ
    とを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1項
    に記載の画像処理装置。
  5. 【請求項5】 前記属性情報圧縮手段にて前記属性情報
    に施す圧縮処理は可逆圧縮であることを特徴とする請求
    項4に記載の画像処理装置。
  6. 【請求項6】 前記送信情報生成手段は、解像度変換、
    階調変換、圧縮のうちの少なくとも1つの処理によって
    画像情報の情報量を削減し、削減された画像情報を用い
    て送信情報を生成することを特徴とする請求項1ないし
    請求項5のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  7. 【請求項7】 前記属性情報生成手段にて生成される前
    記属性情報および前記送信情報生成手段にて生成される
    前記送信情報に含まれる前記属性情報に対応する情報
    は、前記画像情報に対応する画素単位の情報であること
    を特徴とする請求項1ないし請求項6のいずれか1項に
    記載の画像処理装置。
  8. 【請求項8】 前記送信属性情報生成手段は、前記属性
    情報のビット数を変換して前記送信用属性情報を生成す
    ることを特徴とする請求項1ないし請求項7のいずれか
    1項に記載の画像処理装置。
  9. 【請求項9】 前記送信属性情報生成手段は、前記属性
    情報を収縮処理して前記送信用属性情報を生成すること
    を特徴とする請求項1ないし請求項8のいずれか1項に
    記載の画像処理装置。
  10. 【請求項10】 前記送信情報生成手段は、前記画像情
    報から前記属性情報に基づいて第1画像情報および第2
    画像情報を生成し、さらに前記第1画像情報及び前記第
    2画像情報を含む前記送信情報を生成することを特徴と
    する請求項1ないし請求項9のいずれか1項に記載の画
    像処理装置。
  11. 【請求項11】 前記送信情報生成手段は、前記第1画
    像情報または前記第2画像情報の情報量を削減すること
    を特徴とする請求項10に記載の画像処理装置。
  12. 【請求項12】 前記送信情報生成手段は、解像度変
    換、階調変換、圧縮のうちの少なくとも1つの処理によ
    って前記第1画像情報または前記第2画像情報の情報量
    を削減することを特徴とする請求項11に記載の画像処
    理装置。
  13. 【請求項13】 さらに、前記属性情報に基づいて前記
    画像情報に対して画素値の変更を伴う補正処理を行う画
    像情報補正手段と、補正処理された画像情報を出力する
    出力手段を具備することを特徴とする請求項1ないし請
    求項12のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  14. 【請求項14】 入力された画像情報から属性情報を生
    成する属性情報生成手段と、前記属性情報生成手段にて
    生成された属性情報および前記入力された画像情報に基
    づいて前記属性情報に対応する情報および第1画像情報
    および第2画像情報を生成する送信画像情報生成手段
    と、前記属性情報に対応する情報および前記送信画像情
    報生成手段にて生成された第1画像情報または第2画像
    情報を含む送信情報を生成する送信情報生成手段と、前
    記送信情報生成手段にて生成された送信情報を外部機器
    に送信する送信手段を具備し、前記送信画像情報生成手
    段は、前記属性情報に対応する情報および前記入力され
    た画像情報に基づいて所定ブロック単位毎に同一画素値
    もしくは複数の異なる画素値で前記第1画像情報または
    前記第2画像情報を生成し、前記送信情報生成手段は、
    前記属性情報生成手段で生成した前記属性情報から送信
    用属性情報を生成する送信属性情報生成手段を含むこと
    を特徴とする画像処理装置。
  15. 【請求項15】 前記送信情報生成手段は、前記第1画
    像データまたは前記第2画像データの情報量を削減し、
    情報量が削減された前記第1画像情報および前記第2画
    像情報を含む前記送信情報を生成することを特徴とする
    請求項14に記載の画像処理装置。
  16. 【請求項16】 入力された画像情報を蓄積する蓄積手
    段と、前記蓄積手段に蓄積されている前記画像情報から
    属性情報を生成する属性情報生成手段と、前記蓄積手段
    に蓄積されている前記画像情報および前記属性情報生成
    手段で生成された前記属性情報に対応する情報を含む送
    信情報を生成する送信情報生成手段と、前記送信情報生
    成手段にて生成された送信情報を外部機器に送信する送
    信手段を具備し、前記送信情報生成手段は、前記属性情
    報生成手段で生成した前記属性情報から送信用属性情報
    を生成する送信属性情報生成手段を含むことを特徴とす
    る画像処理装置。
  17. 【請求項17】 前記送信情報生成手段は、前記画像情
    報の情報量を削減し、情報量が削減された前記画像情報
    を含む前記送信情報を生成することを特徴とする請求項
    16に記載の画像処理装置。
  18. 【請求項18】 さらに、前記入力された画像情報を圧
    縮する画像情報圧縮手段および圧縮画像情報を伸長する
    画像情報伸長手段を具備し、前記蓄積手段は前記画像情
    報圧縮手段にて圧縮された画像情報を蓄積し、前記画像
    情報伸長手段は前記蓄積手段に蓄積されている圧縮され
    た画像情報を伸長し、前記送信情報生成手段は前記画像
    情報伸長手段にて伸長された画像情報を用いて前記送信
    情報を生成することを特徴とする請求項16または請求
    項17に記載の画像処理装置。
  19. 【請求項19】 前記画像情報圧縮手段は、前記画像情
    報に対して可逆圧縮処理を施すことを特徴とする請求項
    18に記載の画像処理装置。
  20. 【請求項20】 コンピュータに、入力された画像情報
    から属性情報を生成する属性情報生成機能と、前記画像
    情報および前記属性情報を記憶手段に蓄積させる蓄積機
    能と、前記蓄積されている前記画像情報の情報量を削減
    するとともに前記属性情報から送信用属性情報を生成し
    情報量が削減された画像情報および前記送信用属性情報
    を含む送信情報を生成する送信情報生成機能と、前記送
    信情報を外部機器に送信する送信機能を実現させること
    を特徴とするプログラム。
  21. 【請求項21】 コンピュータに、入力された画像情報
    から属性情報を生成する属性情報生成機能と、前記属性
    情報および前記入力された画像情報に基づいて前記属性
    情報に対応する情報および第1画像情報および第2画像
    情報を生成する送信画像情報生成機能と、前記第1画像
    情報または前記第2画像情報の情報量を削減するととも
    に前記属性情報から送信用属性情報を生成し該送信用属
    性情報及び情報量が削減された前記第1画像情報と前記
    第2画像情報を含む送信情報を生成する送信情報生成機
    能と、前記送信情報を外部機器に送信する送信機能を実
    現させるためのプログラムであって、前記送信画像情報
    生成機能は、前記属性情報に対応する情報および前記入
    力された画像情報に基づいて所定ブロック単位毎に同一
    画素値もしくは複数の異なる画素値で前記第1画像情報
    または前記第2画像情報を生成することを特徴とするプ
    ログラム。
  22. 【請求項22】 コンピュータに、入力された画像情報
    を記憶手段に蓄積させる蓄積機能と、前記蓄積された画
    像情報から属性情報を生成する属性情報生成機能と、前
    記蓄積された画像情報の情報量を削減するとともに前記
    属性情報から送信用属性情報を生成し情報量が削減され
    た前記画像情報および前記送信用属性情報を含む送信情
    報を生成する送信情報生成機能と、前記送信情報を外部
    機器に送信する送信機能を実現させることを特徴とする
    プログラム。
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