JP2003161180A - 機械式自動クラッチの発進制御装置 - Google Patents

機械式自動クラッチの発進制御装置

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JP2003161180A JP2001360945A JP2001360945A JP2003161180A JP 2003161180 A JP2003161180 A JP 2003161180A JP 2001360945 A JP2001360945 A JP 2001360945A JP 2001360945 A JP2001360945 A JP 2001360945A JP 2003161180 A JP2003161180 A JP 2003161180A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 自動発進時のクラッチ負荷及び負荷に伴うク
ラッチ磨耗を抑制し、且エンジン回転の不必要な上昇を
抑制すること、即ちクラッチの滑りを最小限にすること
で、発進加速感を良好なものとする機械式自動クラッチ
の発進制御装置の提供。 【解決手段】 機械式クラッチを有し、エンジン回転数
演算部(B1)と、クラッチストローク演算部(B2)
と、エンジン回転数演算部(B1)で求めたエンジン回
転数及び/又はクラッチストローク演算部(B2)で求
めたクラッチストロークに基づきエンジン回転数の上昇
を制限するエンジン回転制限演算部(B3)と、該エン
ジン回転制限演算部(B3)によって求めたエンジン回
転制限条件(図4〜図7)に基づきエンジンコントロー
ラ(29)にエンジン回転数を制御するように指令を与
えるエンジンコントローラ指令部(B4)と、タイマ
(B5)と、により構成される制御手段(25)を設け
ている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、機械式自動クラッ
チの発進制御装置及び制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】機械式トランスミッションを電気信号に
より電気的に変速する変速装置において、発進時にはマ
ニュアルでクラッチ操作し、走行中は自動クラッチとな
るように構成したセミオートマチックトランスミッショ
ンでは、走行中のクラッチペダル操作を制御装置で制御
したり、自動クラッチ用アクチュエータを機械的にキャ
ンセルする様構成している(例えば、本出願人による実
開昭60−69855号公報や、実開昭62−1020
56号公報参照)。
【0003】また、上述と同様のセミオートマチックト
ランスミッションでは、クラッチミート点を学習し、こ
の学習値に対応して制御用マップから変速時のクラッチ
の突っ込み位置、即ちクラッチストロークを決める方法
(例えば、本出願人による実開平6‐8825号公報参
照)が提案されている。
【0004】しかし、前述のセミオートマチックトラン
スミッションは自動発進制御を有しておらず、自動発進
制御を行う場合には、発進開始からの経過時間や、クラ
ッチストローク、に対するエンジン回転数の上昇の様態
が問題となる。
【0005】即ち、自動発進でドライバがアクセル加減
に腐心せずに余裕を持ってアクセルを踏み込めば自動的
にクラッチが作動し、発進すれば良いのであるが、アク
セル開度が大きすぎるとエンジン回転数が不必要に上昇
してしまい、その結果クラッチの負荷が増加してクラッ
チの寿命を短くしてしまうという問題が発生する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述した従
来技術の問題点に鑑みて提案されたものであり、自動発
進時のクラッチの負荷及び負荷に伴うクラッチ磨耗を抑
制し、且、エンジン回転の不必要な上昇を抑制するこ
と、即ちクラッチの滑りを最小限にすることで、発進加
速感を良好なものとする機械式自動クラッチの発進制御
装置の提供を目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の機械式自動クラ
ッチの発進制御装置は、機械式クラッチを有し、エンジ
ン回転数演算部(B1)と、クラッチストローク演算部
(B2)と、エンジン回転数演算部(B1)で求めたエ
ンジン回転数及び/又はクラッチストローク演算部(B
2)で求めたクラッチストロークに基づきエンジン回転
数の上昇を制限するエンジン回転制限演算部(B3)
と、該エンジン回転制限演算部(B3)によって求めた
エンジン回転制限条件(図4〜図7)に基づきエンジン
コントローラ(29)にエンジン回転数を制御するよう
に指令を与えるエンジンコントローラ指令部(B4)
と、タイマ(B5)と、により構成される制御手段(2
5)を設けている(図1〜図9)。
【0008】前記エンジン回転制限演算部(B3)での
制限条件は、上昇を制限されるべきエンジン回転数が、
発進開始からの経過時間の関数及び/又はクラッチスト
ロークの関数として与えられる(図4〜図7)。
【0009】前記発進開始からの経過時間の関数及び/
又はクラッチストロークの関数として与えられるエンジ
ン回転数は、アイドル回転数(Ni)での第1の所定経
過時間(t1)及び/又は第1の所定クラッチストロー
ク(L1)の後、第2の所定経過時間(t2)及び/又
は第2の所定クラッチストローク(L2)まではエンジ
ン回転数が一定の割合で上昇する(図4)。
【0010】また、前記発進開始からの経過時間の関数
及び/又はクラッチストロークの関数として与えられる
エンジン回転数は、アイドル回転数(Ni)での第1の
所定経過時間(t1)及び/又は第1の所定クラッチス
トローク(L1)の後、第2の所定経過時間(t2)及
び/又は第2の所定クラッチストローク(L2)まで、
エンジン回転数が複数段で段階的に上昇する(図5)。
【0011】また、前記発進開始からの経過時間の関数
及び/又はクラッチストロークの関数として与えらるエ
ンジン回転数は、アイドル回転数(Ni)での第1の所
定経過時間(t1)及び/又は第1の所定クラッチスト
ローク(L1)の後、第2の所定経過時間(t2)及び
/又は第2の所定クラッチストローク(L2)までは、
第1の所定経過時間(t1)及び/又は第1の所定クラ
ッチストローク(L1)と、第2の所定経過時間(t
2)及び/又は第2の所定クラッチストローク(L2)
と、の間に頂点となる速度点(Nt)を有する曲線特性
であり、且第2の所定経過時間(t2)及び/又は第2
の所定クラッチストローク(L2)でのエンジン回転数
(N2)がアイドル回転数(Ni)よりも高く、第2の
所定経過時間(t2)及び/又は第2の所定クラッチス
トローク(L2)から第3の所定経過時間(t3)及び
/又は第3の所定クラッチストローク(L3)までは、
エンジン回転数が一定の割合で上昇する(図6)。
【0012】また、前記発進開始からの経過時間の関数
及び/又はクラッチストロークの関数として与えられる
エンジン回転数は、アイドル回転数(Ni)での第1の
所定経過時間(t1)及び/又は第1の所定クラッチス
トローク(L1)の後、第2の所定経過時間(t2)及
び/又は第2の所定クラッチストローク(L2)まで所
定のエンジン回転数(Nr)を保つように制御される
(図7)。
【0013】係る構成を具備する本発明の機械式自動ク
ラッチの発進制御装置によれば、エンジン回転の不必要
な上昇を抑制しており、自動発進時のクラッチの負荷及
び負荷に伴うクラッチ磨耗を抑制することが出来る。
また、エンジン回転の不必要な上昇を抑制すること、即
ちクラッチの滑りを最小限にすることで、発進加速感を
良好なものとすることが出来る。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して、本発
明の実施形態について説明する。
【0015】図1〜図4は、第1実施形態を示してお
り、図1において、エンジン31にはクラッチハウジン
グ32を介してトランスミッション26が取り付けら
れ、該クラッチハウジング32にはクラッチアクチュエ
ータ10及びギヤのシフト位置を検出するポジションセ
ンサ33が設けられている。
【0016】トランスミッション26にはコントロール
ユニット(請求項1において制御手段)25からの電気
信号によるギヤシフトを検出するT/Mアクチュエータ
センサ34と、車速センサ35とギヤ回転センサ38と
が取り付けられている。
【0017】前記クラッチアクチュエータ10には図示
せぬ作動レバーに連動する様にクラッチストロークセン
サ26aが取り付けられている。
【0018】また、エンジン回転センサ31a、ギヤ回
転センサ38、アクセル開度センサ27、表示モニタ4
0、電磁弁39がともにコントロールユニット25に電
気回路で接続されるとともに、コントロールユニット2
5は電気回路でエンジンコントロールユニット29に接
続されている。
【0019】前記コントロールユニット25は図2に示
すように、エンジン回転数演算部B1と、クラッチスト
ローク演算部B2と、エンジン回転制限演算部B3と、
エンジンコントローラ指令部B4と、タイマB5と、で
構成されている。
【0020】前記エンジン回転数演算部(B1)はエン
ジン回転センサ31aからの情報に基づきエンジン回転
数を演算し、前記クラッチストローク演算部B2はクラ
ッチストロークセンサ26aからの情報によってクラッ
チストロークを演算する。
【0021】前記エンジン回転制限演算部B3は、前記
エンジン回転数演算部B1で求めたエンジン回転数情報
及び/又は前記クラッチストローク演算部で求めたクラ
ッチストローク情報と、タイマB5と、によってエンジ
ン回転制限、即ち図4で示すようなアイドル回転数Ni
での第1の所定経過時間t1及び/又は第1の所定クラ
ッチストロークL1の後、第2の所定経過時間t2及び
/又は第2の所定クラッチストロークL2まではエンジ
ン回転数が一定の割合で上昇するような(上昇を適切に
抑制された)エンジン回転数を演算する。
【0022】前記エンジンコントローラ指令部B4では
前記エンジン回転制限演算部B3で求めた前述のエンジ
ン回転制限によってエンジンコントローラ29にエンジ
ン回転数の上昇を抑制するべく指令信号を発信するよう
に構成されている。
【0023】ここで、本実施形態による発進制御は、図
8に示すクラッチの「急接続制御」、即ちクラッチを切
った状態から接続のために動力が伝達され始めるまでは
クラッチを素早く繋ぐための制御を行い、該「急接続制
御」の完了とともに図9に示す「緩接続制御」、即ち動
力伝達工程ではエンジンストールを起こさない接続スピ
ードを保つような緩やかな接続制御を行っており、後述
する本発明の本旨である発進制御「エンジン回転制限制
御」はこれら「急接続制御」と「緩接続制御」と同時進
行で行われるものである。
【0024】「エンジン回転制限制御」を説明する前に
前記「急接続制御」を図8に基づき、又「緩接続制御」
を図9に基づいて説明する。
【0025】図8のステップS1において、第1の目標
突っ込みクラッチストロークを設定する。 ここでの第
1の目標突っ込みクラッチストロークとは、前ルーチン
におけるクラッチミート点学習値に固定割合α%(例え
ば+30%)を加えた値とするのが望ましい。尚、前ル
ーチンでクラッチミート点学習値が無い場合(例えば出
荷時)は、クラッチミート点の初期値を読込ませること
が出来る。
【0026】次のステップS2では制御装置25は、第
1の突っ込みクラッチストローク点以上にクラッチが接
側であるか否かであるかを判断し、第1の突っ込みクラ
ッチストローク点以上にクラッチが接側であれば(ステ
ップS2のYES)、次のステップS3に進み、接側で
なければ(ステップS2のNO)、ステップS2を繰り
返す。
【0027】ステップS3では制御装置25は、突っ込
み中止指令を急接続用電磁弁39aに発信し、次のステ
ップS4に進む。
【0028】ステップS4では制御装置25は、第1の
実突っ込みクラッチストローク演算部B3によって第1
の実突っ込みクラッチストロークを算出したか否かを判
断し、算出したのであれば(ステップS4のYES)、
次のステップS5に進み、算出してない場合は(ステッ
プS4のNO)、ステップS6において第1の実突っ込
みクラッチストロークを算出した後、ステップS4に戻
る。
【0029】ステップS5では制御装置25は、第1の
目標突っ込みクラッチストロークと第1の実突っ込みク
ラッチストロークを比較し、ずれ量ΔD(第1の実突っ
込みクラッチストロークから第1の目標突っ込みクラッ
チストロークを引いた値)を求める。
【0030】次のステップS7においてずれ量の絶対値
|ΔD|が所定割合γ%よりも小さいか否か、即ち、第
1の実ストロークが第1の目標突っ込みストロークの所
定許容割合(γ%)を越えていない(図2のハッチング
を施した領域を越えていない)か否かを判断し、小さけ
れば、即ち所定割合(γ%)を越えていなければ(ステ
ップS7のYES)ステップS8に進み、補正を行わな
いでステップS16まで進む。越えていれば(ステップ
S7のNO)、ステップS9に進む。
【0031】ステップS9では、前記ずれ量の絶対値|
ΔD|が所定割合γ%よりも大きく且ずれ量ΔDが正
(+)か、負(−)か、を判断しており、所定割合γ%
よりも大きく且負であれば、即ち接の側で第1の実スト
ロークが所定値を越えていればステップS10に進み、
所定割合γ%よりも大きく且正であれば、即ち断の側で
所定値に満たなければステップS11に進む。
【0032】ステップS10では、第1の突っ込みクラ
ッチストローク補正量演算部B8によって第1の目標突
っ込みクラッチストロークに+β%(例えば+2%)の
補正を行い、断側に移動する様に制御し、次のステップ
S12に進む。
【0033】ステップS11では、第1の突っ込みクラ
ッチストローク補正量演算部B8によって第1の目標突
っ込みクラッチストロークに−β%(例えば−2%)の
補正を行い、接側に移動する様に制御し、ステップS1
2に進む。
【0034】ステップS12では制御装置25は、設計
上有り得ない補正値を排除するために補正後のクラッチ
ストロークに上下限を設けており、第1の突っ込みクラ
ッチストローク点1(第1の実指令信号クラッチストロ
ーク)が前記上限値よりも小さいか否かを判断する。
【0035】上限値よりも小さいのであれば(ステップ
S12のYES)、ステップS13に進み、小さくなけ
れば(ステップS12のNO)、ステップS14に迂回
する。
【0036】ステップS13では制御装置25は、第1
の突っ込みクラッチストローク点1(第1の実指令信号
クラッチストローク)が前記下限値よりも大きいか否か
を判断し、下限値よりも大きいのであれば(ステップS
13のYES)、ステップS16に進み、大きくなけれ
ば(ステップS13のNO)、ステップS15に迂回す
る。
【0037】ステップS14では、上限値を、そしてス
テップS15では下限値を、ともに第1の突っ込みクラ
ッチストローク点1(第1の実指令信号クラッチストロ
ーク)に一致させステップS16に進む。ステップS1
6では第1のクラッチミート点学習値を決定し、制御は
最初のステップS1に戻る。
【0038】上述の「急接続制御」の作用効果は、制御
装置25は常時クラッチのミート点を学習し、ミート点
を更新しているので、クラッチの磨耗等により伝達特性
が変化したり、電磁弁39やクラッチアクチュエータ1
0の応答性が経時変化しても発進ショックまたはクラッ
チ滑りを抑制した発進が可能となる。また、発進可能、
即ち、エンジンストールを起こさぬ最短の時間で接続す
るので、発進に際して、もたつき感を生じないことであ
る。
【0039】次に「緩接続制御」について説明する。図
9のステップS0において、アクセル開度センサ27か
らの情報に基づき、アクセル開度演算部B7はアクセル
開度を演算し、または図示せぬ手段によってエンジン出
力トルクを読込む。
【0040】つぎのステップS01において、第2の目
標突っ込みクラッチストロークを設定する。ここでの第
2の目標突っ込みクラッチストロークとは、前ルーチン
における第2のクラッチミート点学習値にα%を加えた
値として与えられ、αは計測されたアクセル開度及び/
又はエンジントルクから図示せぬマップにより求められ
る。尚、前ルーチンで第2のクラッチミート点学習値を
決定していなければ、第2のクラッチミート点の初期値
を読込むように構成されている。
【0041】次のステップS02では制御装置25A
は、クラッチ作動手段(緩接続用電磁弁39b)に制御
信号を送信する制御信号発信点である第2の突っ込みク
ラッチストローク点1以上にクラッチが接側であるか否
かであるかを判断する。
【0042】第2の突っ込みクラッチストローク点1以
上に接続している場合は(ステップS02のYES)、
次のステップS03に進み、第2の突っ込みクラッチス
トローク点1以上に接続していない場合は(ステップS
02のNO)、ステップS2を繰り返す。
【0043】ステップS03では、制御装置25Aは、
突っ込み中止指令を緩接続用電磁弁39bに発信し、次
のステップS04に進む。
【0044】ステップS04では制御装置25Aは、第
2の実突っ込みクラッチストローク演算部B3によって
第2の実突っ込みクラッチストロークを算出したか否か
を判断し、算出したのであれば(ステップS04のYE
S)、次のステップS05に進み、算出してない場合は
(ステップS04のNO)、ステップS06において第
2の実突っ込みクラッチストロークを算出した後、ステ
ップS04に戻る。
【0045】ステップS05では制御装置25Aは、第
2の目標突っ込みクラッチストロークと第2の実突っ込
みクラッチストロークを比較し、ずれ量ΔD(第2の実
突っ込みクラッチストロークから第2の目標突っ込みク
ラッチストロークを引いた値)を求める。
【0046】次のステップS07においてずれ量の絶対
値|ΔD|が所定割合γ%よりも小さいか否か、即ち、
第2の実ストロークが第2の目標突っ込みストロークの
所定許容割合(γ%)を越えていない(図2のハッチン
グを施した領域を越えていない)か否かを判断し、小さ
ければ、即ち所定割合(γ%)を越えていなければ(ス
テップS07のYES)、ステップS08に進み、補正
を行わないでステップS016まで進む。越えていれば
(ステップS07のNO)、ステップS09に進む。
【0047】ステップS09では、前記ずれ量の絶対値
|ΔD|が所定割合γ%よりも大きく且ずれ量ΔDが正
(+)か、負(−)か、を判断しており、所定割合γ%
よりも大きく且負であれば、即ち接の側で第2の実スト
ロークが所定値を越えていればステップS010に進
み、所定割合γ%よりも大きく且正であれば、即ち断の
側で所定値に満たなければステップS011に進む。
【0048】ステップS010では、第2の突っ込みク
ラッチストローク補正量演算部B08によって第2の目
標突っ込みクラッチストロークに+β%(例えば+2
%)の補正を行い、断側に移動する様に制御し、次のス
テップS012に進む。
【0049】ステップS011では、第2の突っ込みク
ラッチストローク補正量演算部B08によって第2の目
標突っ込みクラッチストロークに−β%(例えば−2
%)の補正を行い、接側に移動する様に制御し、ステッ
プS012に進む。
【0050】ステップS012では制御装置25は、設
計上有り得ない補正値を排除するために補正後のクラッ
チストロークに上下限を設けており、第2の突っ込みク
ラッチストローク点1(第2の実指令信号クラッチスト
ローク)が前記上限値よりも小さいか否かを判断する。
【0051】上限値よりも小さいのであれば(ステップ
S012のYES)、ステップS013に進み、小さく
なければ(ステップS012のNO)、ステップS14
に迂回する。
【0052】ステップS013では制御装置25は、第
2の突っ込みクラッチストローク点1(第2の実指令信
号クラッチストローク)が前記下限値よりも大きいか否
かを判断し、下限値よりも大きいのであれば(ステップ
S013のYES)、ステップS016に進み、大きく
なければ(ステップS013のNO)、ステップS01
5に迂回する。
【0053】ステップS014では、上限値を、そして
ステップS015では下限値を、ともに第2の突っ込み
クラッチストローク点1(第2の実指令信号クラッチス
トローク)に一致させステップS016に進む。ステッ
プS016では第2のクラッチミート点学習値を決定
し、制御は最初のステップS0に戻る。
【0054】上述の「急接続制御」の作用効果は、アク
セル開度情報及び/又はエンジン出力トルクの情報に基
づき常時クラッチのミート点を学習し、ミート点を更新
しているので、負荷の変動で左右されなく、且クラッチ
の磨耗等により伝達特性が変化したり、電磁バルブ39
やクラッチアクチュエータ10の応答性が経時変化して
も発進ショックまたはクラッチ滑りを抑制した発進が可
能となることである。
【0055】エンジン回転制限制御を図3及び図4に基
づき説明する。ステップS21において、コントロール
ユニット25は発進制御中であるか否かを判断して、発
進制御中であれば(ステップS21のYES)、ステッ
プS22に進み、発進制御中でなければ(ステップS2
1のNO)、ステップS21を繰り返す。
【0056】コントロールユニット25のエンジン回転
数演算部B1ではエンジン回転センサ31aから常時エ
ンジン回転の情報を受けている。
【0057】ステップS22において、前記エンジン回
転制限演算部B3は、前記エンジン回転の情報及び/又
はクラッチストロークセンサ26aからの情報に基づい
たクラッチストロークと、タイマB5によってカウント
されたクラッチ操作を開始した時点からの経過時間と、
に基づいて図4に示すエンジン回転制限制御マップを演
算する。そして、該エンジン回転制限制御マップに従っ
て前記エンジンコントローラ指令部B4はエンジンコン
トローラ29にエンジン回転数の上昇を抑制するように
指令信号を発信して制御は元のステップS21に戻る。
【0058】ここで、図4のエンジン回転制限制御マッ
プ(エンジン回転特性グラフ)を詳述する。横軸は発進
開始からの経過時間t又はクラッチストロークLを示
し、縦軸はエンジン回転数Nを示している。 発進開始
からの経過時間の関数及び/又はクラッチストロークの
関数として与えられるエンジン回転数Nは、アイドル回
転数Niでの第1の所定経過時間t1及び/又は第1の
所定クラッチストロークL1の後、第2の所定経過時間
t2及び/又は第2の所定クラッチストロークL2まで
はエンジン回転数が一定の割合で上昇する特性を有して
いる。
【0059】係る構成を具備する図1〜図4の第1実施
形態における機械式自動クラッチの発進制御装置によれ
ば、エンジン回転の不必要な上昇を抑制しており、自動
発進時のクラッチの負荷及び負荷に伴うクラッチ磨耗を
抑制することが出来る。また、エンジン回転の不必要な
上昇を抑制すること、即ちクラッチの滑りを最小限にす
ることで、発進加速感を良好なものとすることが出来
る。また、従来の機械式トランスミッションと、機械式
クラッチを有し、電子式自動制御の変速及びクラッチ装
置に、新たなハードを付加することなく、ソフトの書換
えのみで良好な発進制御が可能となる。
【0060】以下、図5〜図7に基づいて順に第2実施
形態〜第4実施形態を説明する。第2〜第4実施形態
は、図1〜図4で示した第1実施形態に対して、発進開
始からの経過時間の関数及び/又はクラッチストローク
の関数として与えられるエンジン回転制限制御マップで
ある図5〜図7(第1実施形態の図4に相当)が異なる
のみで、発進制御装置全体の構成及び、コントロールユ
ニットの構成は第1実施形態の図1、図2と同様であ
り、その効果も同等である。したがって、エンジン回転
制限制御マップである図5〜図7のみについて説明す
る。
【0061】図5で示す第2実施形態は、エンジン回転
数がアイドル回転数Niでの第1の所定経過時間t1及
び/又は第1の所定クラッチストロークL1の後、第2
の所定経過時間t2及び/又は第2の所定クラッチスト
ロークL2まで、エンジン回転数が複数段で段階的に上
昇する様に制御される特性を有している。
【0062】図6で示す第3実施形態は、エンジン回転
数が、アイドル回転数Niでの第1の所定経過時間t1
及び/又は第1の所定クラッチストロークL1の後、第
2の所定経過時間t2及び/又は第2の所定クラッチス
トロークL2までは、第1の所定経過時間t1及び/又
は第1の所定クラッチストロークL1と、第2の所定経
過時間t2及び/又は第2の所定クラッチストロークL
2と、の間に頂点となる速度点Ntを有する曲線特性で
あり、且第2の所定経過時間t2及び/又は第2の所定
クラッチストロークL2でのエンジン回転数N2がアイ
ドル回転数Niよりも高く、第2の所定経過時間t2及
び/又は第2の所定クラッチストロークL2から第3の
所定経過時間t3及び/又は第3の所定クラッチストロ
ークL3までは、エンジン回転数が一定の割合で上昇す
る様に制御される特性を有している。
【0063】図7で示す第4実施形態は、エンジン回転
数が、アイドル回転数Niでの第1の所定経過時間t1
及び/又は第1の所定クラッチストロークL1の後、第
2の所定経過時間t2及び/又は第2の所定クラッチス
トロークL2まで所定のエンジン回転数Nrを保つよう
に制御される特性を有している。
【0064】本実施形態を適用するに際して、クラッチ
の形式は問わない。即ち、所謂機械式クラッチの全てに
適用可能である。
【0065】
【発明の効果】本発明の作用効果を以下に列挙する。 (1) エンジン回転の不必要な上昇を抑制しており、
自動発進時のクラッチの負荷及び負荷に伴うクラッチ磨
耗を抑制することが出来る。 (2) エンジン回転の不必要な上昇を抑制すること、
即ちクラッチの滑りを最小限にすることで、発進加速感
を良好なものとすることが出来る。 (3) 従来の機械式トランスミッションと、機械式ク
ラッチを有し、電子式自動制御の変速及びクラッチ装置
に、新たなハードを付加することなく、ソフトの書換え
のみで良好な発進制御が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1〜第4実施形態におけるトランス
ミッションを含む機械式自動クラッチの発進制御装置の
全体構成図。
【図2】本発明の第1実施形態のコントロールユニット
の構成を示すブロック図。
【図3】本発明の第1実施形態の制御の流れを示す制御
フローチャート。
【図4】本発明の第1実施形態のエンジン回転制限制御
マップ。
【図5】本発明の第2実施形態のエンジン回転制限制御
マップ。
【図6】本発明の第3実施形態のエンジン回転制限制御
マップ。
【図7】本発明の第4実施形態のエンジン回転制限制御
マップ。
【図8】本発明の第1〜第4実施形態において行われて
いるクラッチの急接続制御のフローチャート。
【図9】本発明の第1〜第4実施形態において行われて
いるクラッチの緩接続制御のフローチャート。
【符号の説明】
10・・・クラッチアクチュエータ 25・・・コントロールユニット 26・・・トランスミッション 26a・・・クラッチストロークセンサ 27・・・アクセル開度センサ 29・・・エンジンコントローラ 31a・・・エンジン回転センサ 39a・・・電磁弁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) // F16D 48/02 F16D 25/14 640A (72)発明者 山 下 勝 埼玉県上尾市大字壱丁目1番地 日産ディ ーゼル工業株式会社内 Fターム(参考) 3D041 AA04 AA30 AA59 AB01 AC01 AC06 AD02 AD10 AD20 AD23 AD31 AD51 AE03 AE16 AE19 AE20 AF01 AF07 3G084 BA03 CA00 DA19 DA35 EB17 EC03 FA06 FA33 3G093 AA01 BA06 CB05 DA01 DB10 EA03 EB03 FA09 3J057 GA21 GB02 GB12 GE07 HH02 JJ01

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機械式クラッチを有し、エンジン回転数
    演算部と、クラッチストローク演算部と、エンジン回転
    数演算部で求めたエンジン回転数及び/又はクラッチス
    トローク演算部で求めたクラッチストロークに基づきエ
    ンジン回転数の上昇を制限するエンジン回転制限演算部
    と、該エンジン回転制限演算部によって求めたエンジン
    回転制限条件に基づきエンジンコントローラにエンジン
    回転数を制御するように指令を与えるエンジンコントロ
    ーラ指令部と、タイマとにより構成される制御手段を設
    けたことを特徴とする機械式自動クラッチの発進制御装
    置。
  2. 【請求項2】 前記エンジン回転制限演算部での制限条
    件は、上昇を制限されるべきエンジン回転数が、発進開
    始からの経過時間の関数及び/又はクラッチストローク
    の関数として与えられることを特徴とする請求項1の機
    械式自動クラッチの発進制御装置。
  3. 【請求項3】 前記発進開始からの経過時間の関数及び
    /又はクラッチストロークの関数として与えられるエン
    ジン回転数は、アイドル回転数での第1の所定経過時間
    及び/又は第1の所定クラッチストロークの後、第2の
    所定経過時間及び/又は第2の所定クラッチストローク
    まではエンジン回転数が一定の割合で上昇することを特
    徴とする請求項2の機械式自動クラッチの発進制御装
    置。
  4. 【請求項4】 前記発進開始からの経過時間の関数及び
    /又はクラッチストロークの関数として与えられるエン
    ジン回転数は、アイドル回転数での第1の所定経過時間
    及び/又は第1の所定クラッチストロークの後、第2の
    所定経過時間及び/又は第2の所定クラッチストローク
    まで、エンジン回転数が複数段で段階的に上昇すること
    を特徴とする請求項2の機械式自動クラッチの発進制御
    装置。
  5. 【請求項5】 前記発進開始からの経過時間の関数及び
    /又はクラッチストロークの関数として与えられるエン
    ジン回転数は、アイドル回転数での第1の所定経過時間
    及び/又は第1の所定クラッチストロークの後、第2の
    所定経過時間及び/又は第2の所定クラッチストローク
    までは、第1の所定経過時間及び/又は第1の所定クラ
    ッチストロークと、第2の所定経過時間及び/又は第2
    の所定クラッチストロークと、の間に頂点となる速度点
    を有する曲線特性であり、且第2の所定経過時間及び/
    又は第2の所定クラッチストロークでのエンジン回転数
    がアイドル回転数よりも高く、第2の所定経過時間及び
    /又は第2の所定クラッチストロークから第3の所定経
    過時間及び/又は第3の所定クラッチストロークまで
    は、エンジン回転数が一定の割合で上昇することを特徴
    とする請求項2の機械式自動クラッチの発進制御装置。
  6. 【請求項6】 前記発進開始からの経過時間の関数及び
    /又はクラッチストロークの関数として与えられるエン
    ジン回転数は、アイドル回転数での第1の所定経過時間
    及び/又は第1の所定クラッチストロークの後、第2の
    所定経過時間及び/又は第2の所定クラッチストローク
    まで所定のエンジン回転数を保つように制御されること
    を特徴とする請求項2の機械式自動クラッチの発進制御
    装置。
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