JP3381470B2 - クラッチの発進制御装置 - Google Patents

クラッチの発進制御装置

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JP3381470B2
JP3381470B2 JP19903695A JP19903695A JP3381470B2 JP 3381470 B2 JP3381470 B2 JP 3381470B2 JP 19903695 A JP19903695 A JP 19903695A JP 19903695 A JP19903695 A JP 19903695A JP 3381470 B2 JP3381470 B2 JP 3381470B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】この発明はクラッチの発進制
御装置に係り、特にエンジンやクラッチの実機状態を反
映したフィードフォワード制御を実現し、スピードルー
プ制御の目標値追従性を向上させるクラッチの発進制御
装置に関する。 【0002】 【従来の技術】車両においては、エンジンの特性がその
ままの状態では不向きなので、エンジンと車輪間の動力
伝達系に変速機を介設している。この変速機には、電子
的にクラッチトルク容量の調整が可能なクラッチが設け
られているものがある。 【0003】電子的にクラッチトルク容量の調整が可能
なクラッチを備えた変速機、例えば無段変速機(SCV
T)としては、特開平3−125032号公報に開示さ
れるものがある。この公報に開示される自動発進クラッ
チの制御装置は、クラッチ圧目標値とフィードフォワー
ド量とのずれによりスロットル開度毎の補正係数を求
め、以後のフィードフォワード量の大きさを修正する学
習制御を行っている。 【0004】また、発進特性を改善する方策としては、
様々なものがあり、例えば、発進制御のフィードフォワ
ード制御の初期値をスロットル開度THRTに応じて設
定するものもある。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】ところで、従来のクラ
ッチの発進制御装置においては、発進制御の中・後半の
特性を改善するものであり、発進制御入場直後の特性を
改善できない、という不都合がある。 【0006】また、上述の特開平3−125032号公
報に開示される自動発進クラッチの制御装置において、
発進制御入場直後の特性の改善は、他の方策を併用すれ
ば可能となるが、エンジンやクラッチの個体差、経時変
化、動作環境等の影響による発進特性の劣化ついては対
応していない。 【0007】この結果、発進制御入場直後の不具合は、
入場直後ばかりでなく、発進制御全域の特性劣化を誘発
する惧れがあり、改善が望まれていた。 【0008】また、発進制御入場時に、スロットル開度
THRTに応じたフィードフォワード量(初期値)とす
ることで、エンジン回転速度NEを目標値たるフィルタ
処理後のクラッチ制御の目標エンジン回転速度NESP
CFに一致し易く、発進特性が改善されるものである
が、エンジンやクラッチの個体差、経時変化、動作環境
等の影響により発進特性が劣化するという不都合がある
(図2参照)。 【0009】 【課題を解決するための手段】そこで、この発明は、上
述不都合を除去するために、車両に搭載されたエンジン
に変速機を連結して設け、電子的にクラッチトルク容量
の調整が可能なクラッチを前記変速機に設け、前記車両
の発進操作がなされて前記クラッチの発進制御時に少な
くともクラッチ入力トルクに見合ったクラッチトルク容
量を求めてフィードフォワード量を決定しこのフィード
フォワード量にフィルタ処理を施してフィードフォワー
ド制御を行うとともに、目標エンジン回転速度に実際の
エンジン回転速度を一致させるべく少なくとも積分制御
により前記フィードフォワード量を修正するスピードル
ープ制御を行い、前記発進制御中にスピードループ制御
の積分値の所定時間の変化量を演算し、前記演算値を乗
算して前記フィードフォワード量の初期値を補正して次
回の初期値設定制御に使用すべく学習制御するとともに
該補正動作はエンジン要求負荷量毎に行われる初期値の
補正動作である制御手段を設けたことを特徴とする。 【0010】 【作用】この発明の構成によれば、制御手段は、発進制
御中にスピードループ制御の積分値の所定時間の変化量
を演算し、演算値を乗算してフィードフォワード量の初
期値を補正して次回の初期値設定制御に使用すべく学習
制御し、エンジンやクラッチの実機状態を反映したフィ
ードフォワード制御を実現し、スピードループ制御の目
標値追従性を向上させている。 【0011】このとき、補正動作は、エンジン要求負荷
量毎に行われる。 【0012】 【実施例】以下図面に基づいてこの発明の実施例を詳細
且つ具体的に説明する。 【0013】図1〜図24は、この発明の実施例を示す
ものである。図18において、2は車両に搭載されたエ
ンジン、4はこのエンジン2に連結された油圧式変速機
としての例えば無段変速機(SCVT)である。エンジ
ン2と無段変速機4間には、ロングトラベルダンパ6が
介設されている。 【0014】無段変速機4は、駆動プーリ(プライマリ
プーリ)8と、被動プーリ(セカンダリプーリ)10
と、この駆動プーリ8と被動プーリ10とに巻掛けられ
たベルト12とを有している。 【0015】駆動プーリ8は、一端側がロングトラベル
ダンパ6に連結された駆動軸14と、この駆動軸14の
中央部位に一体的に設けられた駆動側固定プーリ部片1
6と、該駆動軸14に軸方向移動可能で且つ回転不可能
に設けられた駆動側可動プーリ部片18とを有してい
る。また、駆動側可動プーリ部片18の背面側におい
て、該駆動側可動プーリ部片18の背面と共働して駆動
側油圧室20を形成する駆動側ハウジング22が駆動軸
14に設けられている。駆動軸14の他端側には、駆動
軸回転検出用ギヤ24が固設されている。 【0016】被動プーリ10は、前記駆動軸14と平行
に配置された被動軸26と、前記駆動側可動プーリ部片
18に対応して配置され該被動軸26と一体的に設けら
れた被動側固定プーリ部片28と、前記駆動側固定プー
リ部片16に対応して配置され該被動軸26に軸方向移
動可能で且つ回転不可能に設けられた被動側可動プーリ
部片30とを有している。また、被動側可動プーリ部片
30の背面側において、該被動側可動プーリ部片30の
背面と共働して被動側油圧室32を形成する被動側ハウ
ジング34が被動軸26に設けられている。被動軸26
の一端側には、被動軸回転検出用ギヤ36が固設されて
いる。 【0017】被動軸26の他端側には、無段変速機4の
クラッチとしての発進用の油圧クラッチ38が設けられ
ている。この油圧クラッチ38は、無段変速機4の変速
部の後段に設けられ、クラッチ圧室40に作用する油圧
によって解放・接続作動され、被動軸26に回転可能に
支持された出力軸42への動力を断続するものである。
この出力軸42には、出力軸回転検出用ギヤであるクラ
スタギヤ44が固設されている。 【0018】また、無段変速機4には、油圧制御機構4
6が備えられている。この油圧制御機構46には、ライ
ンソレノイド48とクラッチソレノイド50とレシオソ
レノイド52とが設けられている。 【0019】油圧クラッチ38は、各種制御モードとし
て例えば、ホールドモードHLD、ノーマルスタートモ
ードNST、スペシャルスタートモードSST、ドライ
ブモードDRV等で制御されるものである。 【0020】ホールドモードは、油圧クラッチ38をク
リープ状態とし、車両をクリープ状態として発進操作に
備えるものである。 【0021】ノーマルスタートモードNSTは、車両の
発進時に、エンジンの吹き上がりを防止するとともに車
両を円滑に動作させることのできるエンジン発生トルク
に応じて、クラッチ圧を適切な値に設定するものであ
る。 【0022】スペシャルスタートモードSSTは、油圧
クラッチ38の解放後に再び油圧クラッチ38を接続し
ようとする時に、エンジンの吹き上がりを防止するとと
もに車両を円滑に動作させることのできるエンジン発生
トルクに応じて、クラッチ圧を適切な値に設定するもの
である。 【0023】ドライブモードDRVは、車両が完全な走
行状態に移行して油圧クラッチ38が完全に接続した時
に、クラッチ圧をエンジントルクに十分に耐え得るだけ
の余裕のある値に設定するものである。 【0024】油圧制御機構46は、油圧ポンプ54から
オイル導入通路56を経て圧送される油圧用のオイルを
流入し、ライン圧通路58を介して被動側油圧室32に
ライン圧を作用させ、また、クラッチ圧通路60を介し
てクラッチ油圧室40にクラッチ圧を作用させ、更に、
レシオ圧通路62を介して駆動側油圧室20にレシオ圧
を作用するものである。前記油圧ポンプ54は、エンジ
ン2の駆動に伴って駆動される。 【0025】この油圧制御機構46は、制御手段64に
よって作動される。 【0026】この制御手段64には、入力側として、ス
ロットル弁(図示せず)の開度(スロットル開度)状態
を検出するスロットル開度センサ66と、アクセルペダ
ル操作スイッチ(DDTスイッチ)68とが連絡してい
る。このアクセルペダル操作スイッチ68は、アクセル
ペダルを踏み込むとオンするものである。 【0027】制御手段64は、ラインソレノイド48と
クラッチソレノイド50とレシオソレノイド52とに連
絡し、これらラインソレノイド48とクラッチソレノイ
ド50とレシオソレノイド52とをデューティ値(0〜
100%)によってデューティ制御するものである。。 【0028】また、制御手段64には、駆動軸回転検出
用ギヤ24近傍に設けられて駆動軸14の回転をエンジ
ン回転速度NEとして検出する駆動軸回転数センサ70
と、被動軸回転検出用ギヤ36近傍に設けられて被動軸
26の回転をクラッチ入力側の回転速度として検出する
被動軸回転数センサ72と、クラスタギヤ44近傍に設
けられて出力軸42の回転を、つまりクラッチ出力側の
回転速度を車速NCOとして検出する出力軸回転数セン
サ74と、クラッチ圧通路60に設けられてクラッチ圧
を検出するクラッチ圧センサ76と、オイルタンク(図
示せず)内の油圧用のオイルの温度を検出する油温セン
サ78と、スノーモードスイッチ80と、エアコンスイ
ッチ82とが連絡している。 【0029】この制御手段64は、各種信号を入力し、
車両の発進操作がなされて油圧クラッチ38の発進制御
時に少なくともエンジン要求負荷量(例えばスロットル
開度等)に応じて予想されるクラッチ入力トルクに見合
ったクラッチトルク容量を求めてフィードフォワード量
(クラッチ制御操作量)を決定しこのフイードフォワー
ド量にフィルタ処理を施してフィードフォワード制御を
行うとともに、エンジン要求負荷量に応じて設定される
目標エンジン回転速度に実際のエンジン回転速度を一致
させるべく少なくとも積分制御により前記フィードフォ
ワード量を修正するスピードループ制御を行い、発進制
御中にスピードループ制御の積分値の所定時間の変化量
を演算し、演算値を乗算して前記フィードフォワード量
の初期値を補正して次回の初期値設定制御に使用すべく
学習制御するものである。 【0030】詳述すれば、前記制御手段64は、発進特
性の劣化を防止するものであり、発進制御のスピードル
ープ制御の積分量が所定時間で変化した大きさにより学
習値Kfを更新する(図16、図17参照)。 【0031】次回及びそれ以後の発進制御では、スロッ
トル開度THRTに応じた学習値Kfによってフィード
フォワード量の初期値PCLUNIを補正し、制御を行
う(図22参照)。 【0032】図2は、学習前の発進特性である(従来の
発進制御と同じ)。図2において、ノーマルスタートモ
ードNST入場直後に、目標エンジン回転速度NESP
CFの変化よりもエンジン回転速度NEの増加が速く、
スピードループ制御の積分量が異常に蓄積される。その
後、蓄積した積分量によりエンジン回転速度NEを低下
する方向に制御が行われるが、過修正により発進制御の
中・後半でエンジン回転速度NEに落ち込みが発生する
ものである。 【0033】また、例えばノーマルスタートモードNS
T入場直後に、目標エンジン回転速度NESPCFより
もエンジン回転速度NEが低い場合には、スピードルー
プ制御の積分量が上述の方向とは逆方向に異常に蓄積
し、その後に蓄積した積分量によりエンジン回転速度N
Eを増加する方向に制御が行われるが、過修正により発
進制御の中・後半でエンジン回転速度NEに吹き上がり
が発生する。 【0034】上述のエンジン回転速度NEに落ち込みが
発生する制御において、学習開始時間Taから学習終了
時間Tbまで学習が行われたとすると、図2のA部に相
当する積分量の変化DXSCを用いて、図16の方策に
よって学習値Kfを更新する。 【0035】この学習後の発進特性を図3に示す。この
際に図2に示す不具合を解消している。つまり、ノーマ
ルスタートモードNST入場直後のエンジン回転速度N
Eが目標エンジン回転速度NESPCFと略同様に変化
すれば、ノーマルスタートモードNST入場直後の積分
量の蓄積が小さくなり、発進制御の中・後半でエンジン
回転速度NEの落ち込みや吹き上がりが発生しない。そ
のためには、学習値Kfによってフィードフォワード量
の初期値PCLUNIを補正する必要がある。 【0036】このフィードフォワード量の初期値PCL
UNIは、図2のA部に相当する積分量の変化DXSC
が小さいほど大きくする。すなわち、フィードフォワー
ド量の初期値PCLUNIが小さいほど、クラッチトル
ク容量が小さく、エンジン回転速度NEに吹き上がりが
発生し易い。一方、図2のA部に相当する積分量の変化
DXSCは、次式の通りであり、図2のA部に相当する
積分量の変化DXSCが低いほどエンジン回転速度NE
の吹き上がりが大きいため、フィードフォワード量の初
期値PCLUNIを大きくするものである。 【数1】 【0037】また、前記フィードフォワード量の初期値
PCLUNIの補正動作は、エンジン要求負荷量毎に行
われる。 【0038】次に、この実施例の作用を説明する。 【0039】制御手段64においては、図4に示す如
く、クリープ圧設定部64Aとフィードフォワード制御
部64Bとスピードループ制御部64Cと圧力ループ制
御部64Dとに分けられている。 【0040】クリープ圧設定部64Aにおいては、エン
ジン回転速度NEから発進操作前のクリープ圧設定マッ
プ(図5参照)により、発進操作前の圧力値PCCを求
め(102)、また、スロットル開度THRTから発進
操作後のクリープ圧設定マップ(図6参照)により、発
進操作後の圧力値PCC’を求める(104)。更に、
クラッチ圧目標値CPSPからクラッチタッチオフ圧P
CEを引いた圧力値PCC、CPSP−PCEの増加の
制限値DPCCとスロットル開度による圧力値PCCの
前回値Z-1(106)とを加算(108)し、この計算
で得た値と発進操作後の圧力値PCC’との小さい方
(MIN)を採用し(110)、スロットル開度による
圧力値PCCを求める。前記発進操作後の圧力値PC
C’は、ホールドモード且つアクセルペダル操作スイッ
チ68がオン時の圧力値である。エンジン回転速度NE
によって求められた発進操作前の圧力値PCCとスロッ
トル開度THRTによって求められた圧力値PCCと
は、切換部(112)で、アクセルペダル操作スイッチ
68によって切換えられ、アクセルペダル操作スイッチ
68がオフのときにエンジン回転速度NEによる発進操
作前の圧力値PCCが採用され、アクセルペダル操作ス
イッチ68がオンのときにスロットル開度THRTによ
る圧力値PCCが採用される。 【0041】フィードフォワード制御部64Bにおいて
は、スロットル開度THRTからフィードフォワード量
の設定マップ(図7参照)により、エンジン発生トルク
推定値TRQEを設定し(114)、このエンジン発生
トルク推定値TRQEをトルク/圧力変換係数Kc及び
ベルト変速比RATCによってトルク/圧力変更をする
(116)。 【0042】このトルク/圧力変更(116)は、図1
1に示す如く、エンジン発生トルク推定値TRQEにベ
ルト変速比RATCを掛け(116A)、そして、この
値にトルク/圧力変換係数Kcを掛け(116B)、フ
ィードフォワード量PCLUNを求める。 【0043】学習値Kfの格納状態は、図17に示す如
く、学習用スロットル開度THRAVまたはスロットル
開度THRTに応じてKf1〜Kf8までの8レベルに
格納される。 【0044】そして、このフィードフォワード量PCL
UNには、スロットル開度からフィードフォワード量用
フィルタ係数マップ(図8参照)により、フィルタ係数
FCF1を求めてフィルタ処理を施し、フィルタ処理後
のフィードフォワード量PCLUNF(クラッチ制御操
作量)を求める(118)。 【0045】スピードループ制御部64Cにおいては、
スロットル開度からクラッチ制御のエンジン回転速度目
標値の設定マップ(図9参照)により、エンジン回転速
度目標値NESPCを求め(120)、このエンジン回
転速度目標値NESPCをスロットル開度からクラッチ
制御のエンジン回転速度目標値用フィルタ係数の設定マ
ップ(図10参照)により、フィルタ係数FCS1を求
めてフィルタ処理後のエンジン回転速度目標値NESP
CFを求める(122)。そして、このフィルタ処理後
のエンジン回転速度目標値NESPCFと実際のエンジ
ン回転速度NEとを計算し(124)、この計算して得
た値にスロットル開度THRTによって比例積分制御
(PI制御)を行う(126)。 【0046】この比例積分制御(126)は、図12に
示す如く、図13によってフィルタ処理後のクラッチ制
御のスピードループ制御ゲインKASCFを設定し(1
26A)、このフィルタ処理後のクラッチ制御のスピー
ドループ制御ゲインKASCFと計算値とにより比例制
御(P制御)を行い(126B)、そして、積分ゲイン
Ki/複素変数Sの積分制御(I制御)を行い(126
C)、この積分制御で得られた値と比例制御で得られた
値とを計算し(126D)、この計算して得られた値に
上下限処理を行ってスピードループ量を得る(126
E)。 【0047】図13におけるフィルタ処理後のクラッチ
制御のスピードループ制御ゲインKASCFの設定は、
スロットル開度THRTからマップ(図14参照)によ
ってクラッチ制御のスピードループ制御ゲインKASC
を設定(126A−1)するとともに、マップ(図15
参照)からKASCF用フィルタ係数FCS2を設定
(126A−2)し、クラッチ制御のスピードループ制
御ゲインKASCにKASCF用フィルタ係数FCS2
のフィルタ処理を施し(126A−3)、フィルタ処理
後のクラッチ制御のスピードループ制御ゲインKASC
Fを設定している。 【0048】比例積分制御(PI制御)(126)の後
に、フィルタ処理後のフィードフォワード量とスピード
ループ量とが計算され、圧力値(PCC)が求められる
(128)。 【0049】この圧力値PCCとクリープ圧制御部64
Aの圧力値とは、制御切換部(130)で選択的に使用
される。この制御切換部は、ホールドモード時にクリー
プ圧制御部64Aの圧力値を選択し、ノーマルスタート
モード時には上述の圧力値PCCを選択する。 【0050】この制御切換部(130)で選択された一
方の圧力値は、クラッチタッチオフ圧PCEに加算され
る(132)。これにより、クラッチ圧目標値(CPS
P)が求められる。このクラッチ圧目標値は、圧力ルー
プ制御部64Dに送られる。 【0051】この圧力ループ制御部64Dは、クラッチ
圧目標値CPSPとクラッチ圧PCLUTCHとを計算
し(134)、そして、この計算で得た値を比例積分制
御(PI制御)(136)し、この比例積分制御で得ら
れた値をクラッチソレノイド50のデューティ値の中立
性NPCと計算し(138)、この計算して得た値を上
下限処理して(140)、クラッチソレノイドのデュー
ティ値OPWCLUを求める。 【0052】また、この制御手段64は、図1のフロー
チャート及び図3のタイムチャートに示す如く、クラッ
チ制御において、車両の発進操作がなされて油圧クラッ
チ38の発進制御時に少なくともクラッチ入力トルクに
見合ったクラッチトルク容量を求めてフィードフォワー
ド量を決定しこのフィードフォワード量にフィルタ処理
を施してフィードフォワード制御を行うとともに、目標
エンジン回転速度に実際のエンジン回転速度を一致させ
るべく少なくとも積分制御により前記フィードフォワー
ド量を修正するスピードループ制御を行い、発進制御中
にスピードループ制御の積分値の所定時間の変化量を演
算し、発進制御入場時にエンジンの推定発生トルクとク
ラッチのトルク容量とクラッチ制御操作量とのいずれか
1つをフィードフォワード量の初期値に設定し、前記演
算値により初期値を補正して次回の初期値設定制御に使
用すべく学習制御するものである。 【0053】即ち、制御手段64のプログラムが開始
(ステップ202)すると、ノーマルスタートモードN
ST(発進制御)か否かの判断(ステップ204)を行
い、この判断(ステップ204)がYESの場合には、
学習条件が成立しているか否かの判断(ステップ20
6)を行い、判断(ステップ204)がNOの場合に
は、ノーマルスタートモードNST(発進制御)からド
ライブモードDRV(クラッチ直結モード)に移行した
か否かの判断(ステップ208)を行う。 【0054】学習条件が成立しているか否かの判断(ス
テップ206)は、図19に示す如く、学習条件用フロ
ーチャートが開始(ステップ302)すると、条件Cの
判断、つまりホールドモードHLDからノーマルスター
トモードNSTに移行時の条件成立が通常通り行われた
か否かの判断(ステップ304)を行い、この判断(ス
テップ304)がYESの場合には、スノーモード(S
NOW MODE)であるか否かの判断(ステップ30
6)を行い、判断(ステップ304)がNOの場合に
は、後述する学習条件不成立(ステップ320)に移行
させる。 【0055】また、判断(ステップ306)がNOの場
合には、エアコン(A/C)がONしているか否かの判
断(ステップ308)を行い、判断(ステップ306)
がYESの場合には、後述する学習条件不成立(ステッ
プ320)に移行させる。 【0056】更に、判断(ステップ308)がNO、つ
まりエアコン(A/C)がOFFである場合には、油温
が40度以上且つ145度以下であるか否かの判断(ス
テップ310)を行い、判断(ステップ308)がYE
S、つまりエアコン(A/C)がONしている場合に
は、後述する学習条件不成立(ステップ320)に移行
させる。 【0057】油温が40度以上且つ145度以下である
か否かの判断(ステップ310)において、油温が40
度以上且つ145度以下の範囲内にある場合には、変速
比が1.8以上か否かの判断(ステップ312)を行
い、判断(ステップ310)において、油温が40度以
上且つ145度以下の範囲内にない場合には、後述する
学習条件不成立(ステップ320)に移行させる。 【0058】また、変速比が1.8以上か否かの判断
(ステップ312)において、変速比が1.8以上の場
合には、フェイルが発生しているか否かの判断(ステッ
プ314)を行い、変速比が1.8未満の場合には、後
述する学習条件不成立(ステップ320)に移行させ
る。 【0059】また、フェイルが発生しているか否かの判
断(ステップ314)において、判断(ステップ31
4)がNOの場合には、その他の学習禁止条件が成立し
ているか否かの判断(ステップ316)を行い、判断
(ステップ314)がYESの場合には、後述する学習
条件不成立(ステップ320)に移行させる。 【0060】更に、その他の学習禁止条件が成立してい
るか否かの判断(ステップ316)において、判断(ス
テップ316)がNOの場合には、学習条件が成立した
と判断し(ステップ318)、判断(ステップ316)
がYESの場合には、学習条件が不成立であると判断
(ステップ320)し、各判断(ステップ318、ステ
ップ320)の後にプログラムを終了(ステップ32
2)させるものである。 【0061】上述の判断(ステップ206)がYESの
場合には、ノーマルスタートモードNST入場後の経過
時間TN と学習開始時間Taとを比較判断(ステップ2
10)し、判断(ステップ206)がNOの場合には、
ノーマルスタートモードNSTからドライブモードDR
V(クラッチ直結モード)に移行したか否かの判断(ス
テップ208)に移行させる。 【0062】また、ノーマルスタートモードNST入場
後の経過時間TN と学習開始時間Taとを比較判断(ス
テップ210)において、 TN ≧Ta の場合には、ノーマルスタートモードNST入場後の経
過時間TN と学習終了時間Tbとの比較判断(ステップ
212)を行い、 TN <Ta の場合には、スピードループ制御の積分量XSCをスピ
ードループ制御の積分量用レジスタXSCRGとする処
理(ステップ214)に移行させる。 【0063】ノーマルスタートモードNST入場後の経
過時間TN と学習終了時間Tbとの比較判断(ステップ
212)において、 TN ≠Tb の場合には、後述するプログラムの終了(222)に移
行させ、 TN =Tb の場合には、スピードループ制御の積分量XSCからス
ピードループ制御の積分量用レジスタXSCRGを減じ
た値をXSCの変化量DXSCとする処理(ステップ2
16)に移行させる。 【0064】更に、上述のノーマルスタートモードNS
TからドライブモードDRV(クラッチ直結モード)に
移行したか否かの判断(ステップ208)がYESの場
合には、図16によって学習値Kfの更新処理(ステッ
プ218)を行い、この学習値Kfの更新処理(ステッ
プ218)を行った後に、0をXSCの変化量DXSC
とする処理(ステップ220)を行い、判断(ステップ
208)がNOの場合には、学習値Kfの更新処理(ス
テップ218)を行なわずに、直接0をXSCの変化量
DXSCとする処理(ステップ220)に移行させる。 【0065】各処理(ステップ214、ステップ21
6、ステップ220)の後に、プログラムの終了(22
2)に移行させる。 【0066】前記学習値Kfの更新(218)は、図1
6に示す如く、スピードループ制御の積分値の変化量D
XSCと学習補正係数ATTDSとを掛け合わせ(21
8A)、この値と1.0とを計算し(218B)、計算
値によって図16から予め格納される学習用スロットル
開度THRAVに応じた所定レベルの学習値Kfに切り
換え(218C)、各レベルに応じた学習値Kf更新を
行う(218D)。 【0067】例えば、レベル1に応じた学習値Kf1の
更新(218D)においては、計算値と予め格納される
学習用スロットル開度THRAVに応じたレベル1の学
習値Kf1とをフィルタ処理し(218D−1)、リミ
ッタ処理(218D−2)を行ってレベル1に応じた学
習値Kf1を更新している。 【0068】また、前記学習値Kfの使用状況を、図2
4のフローチャートに沿って説明する。 【0069】前記制御手段64のプログラムがスタート
(ステップ402)すると、先ず、ノーマルスタートモ
ードNSTまたはスペシャルスタートモードSSTであ
るか否かを判断(ステップ404)し、この判断(ステ
ップ404)がYESの場合には、前回(Z-1)がノー
マルスタートモードNSTまたはスペシャルスタートモ
ードSSTであるかを判断(ステップ406)する。 【0070】この判断(ステップ406)がNOの場合
には、スロットル開度からフィードフォワード量の初期
値PCLUNIを設定(ステップ408)(図22参
照)し、またこの値にベルト変速比からフィードフォワ
ード量の初期値の補正係数の設定マップ(図23参照)
により、フィードフォワード量の初期値の補正係数Kr
を設定(ステップ410)する。 【0071】そして、フィードフォワード量の初期値の
補正係数Krを設定(ステップ410)の後に、図17
から学習値Kfの読み込み(ステップ412)を行い、
フィルタ処理後のフィードフォワード量の初期値PCL
UNIに補正係数Krと学習値Kfとを乗算(PCLU
NI×Kr×Kf)し、フィルタ処理後のフィードフォ
ワード量の初期値を設定する(PCLUNF)(ステッ
プ414)。 【0072】前記前回(Z-1)がノーマルスタートモー
ドNSTまたはスペシャルスタートモードSSTである
かの判断(ステップ406)がYESの場合には、スロ
ットル開度からエンジン発生トルク推定値の設定マップ
(図7参照)によりエンジン発生トルク推定値TRQE
の設定(ステップ416)を行い、このエンジン発生ト
ルク推定値TRQEにベルト変速比RATCとトルク/
圧力変化係数Kcとを乗算してフィードフォワード量P
CLUNを求め(ステップ418)、そして、フィルタ
処理を施してフィルタ処理後のフィードフォワード量P
CLUNFを算出(ステップ420)する。 【0073】処理(ステップ414、ステップ420)
の後に、その他の発進制御とし(ステップ422)、プ
ログラムを終了(ステップ424)させる。 【0074】一方、上述のノーマルスタートモードNS
TまたはスペシャルスタートモードSSTであるか否か
の判断(ステップ404)がNOの場合には、その他の
モードのクラッチ制御(ステップ426)を行い、プロ
グラムを終了(ステップ424)させる。 【0075】これにより、発進制御入場直後の発進特性
を改善でき、発進制御の中・後半の発進特性を向上し得
る。 【0076】また、エンジンやクラッチの実機状態を反
映したフィードフォワード制御を実現し得ることによ
り、スピードループ制御の目標値追従性が向上し、以下
の如き作用効果を奏し得る。 (1)エンジンやクラッチの個体差、経年変化、動作環
境等による影響を小とすることができる。 (2)発進時の運転性能(ドライバビリティ)を向上す
ることができる。 (3)発進時の動力性能を確保し得る。 (4)発進制御のロバスト性(頑強性)を向上し得る。 (5)開発、主にチューニングの軽減を実現できる。 【0077】更に、前記制御手段64のプログラムの少
変のみでこの発明の発進制御を実現し得ることにより、
構成が簡単であり、コストを低廉に維持し得る。 【0078】なお、この発明は上述実施例に限定される
ものではなく、種々の応用改変が可能である。 【0079】例えば、この発明の実施例において、クラ
ッチを油圧クラッチとして説明したが、油圧クラッチ以
外にも、電子的にトルク容量の調整が可能なパウダクラ
ッチ(図21参照)等のあらゆるクラッチに流用可能で
ある。 【0080】また、この発明の実施例においては、変速
機として油圧式変速機、例えば無段変速機(SCVT)
について説明したが、電子式クラッチを備えたあらゆる
方式の変速機に採用可能である。 【0081】 【発明の効果】以上詳細な説明から明らかなようにこの
発明によれば、車両に搭載されたエンジンに変速機を連
結して設け、電子的にクラッチトルク容量の調整が可能
なクラッチを前記変速機に設け、前記車両の発進操作が
なされて前記クラッチの発進制御時に少なくともクラッ
チ入力トルクに見合ったクラッチトルク容量を求めてフ
ィードフォワード量を決定しこのフィードフォワード量
にフィルタ処理を施してフィードフォワード制御を行う
とともに、目標エンジン回転速度に実際のエンジン回転
速度を一致させるべく少なくとも積分制御により前記フ
ィードフォワード量を修正するスピードループ制御を行
い、発進制御中にスピードループ制御の積分値の所定時
間の変化量を演算し、演算値を乗算してフィードフォワ
ード量の初期値を補正して次回の初期値設定制御に使用
すべく学習制御するとともに該補正動作はエンジン要求
負荷量毎に行われる初期値の補正動作である制御手段を
設けたので、発進制御入場直後の発進特性を改善でき、
発進制御の中・後半の発進特性を向上し得る。また、エ
ンジンやクラッチの実機状態を反映したフィードフォワ
ード制御を実現し得ることにより、スピードループ制御
の目標値追従性が向上する。そして、エンジンやクラッ
チの個体差、経年変化、動作環境等による影響を小とす
ることができるとともに、発進時の運転性能(ドライバ
ビリティ)を向上することができ、発進時の動力性能を
確保し得て、発進制御のロバスト性(頑強性)を向上し
得て、開発、主にチューニングの軽減を実現できるもの
である。更に、前記制御手段のプログラムの少変のみで
この発明の発進制御を実現し得ることにより、構成が簡
単であり、コストを低廉に維持し得る。
【図面の簡単な説明】 【図1】クラッチ制御のフローチャートである。 【図2】クラッチ制御の学習前の発進特性のタイムチャ
ートである。 【図3】クラッチ制御の学習後の発進特性のタイムチャ
ートである。 【図4】発進時のクラッチ制御のブロック図である。 【図5】発進操作前のクリープ圧の設定マップの図であ
る。 【図6】発進操作後のクリープ圧の設定マップの図であ
る。 【図7】フィードフォワード量の設定マップの図であ
る。 【図8】フィードフォワード量のフィルタ係数の設定マ
ップの図である。 【図9】スピードループ制御の目標値の設定マップの図
である。 【図10】クラッチ制御のエンジン回転速度目標値のフ
ィルタ係数の設定マップの図である。 【図11】フィードフォワード制御部のトルク/圧力変
更のブロック図である。 【図12】スピードループ制御部のPI制御のブロック
図である。 【図13】スピードループ制御部の比例制御ゲインのブ
ロック図である。 【図14】スピードループ制御部の比例制御ゲインの設
定マップの図である。 【図15】KASC用フィルタ係数の設定マップの図で
ある。 【図16】学習値の更新状態を示す図である。 【図17】学習値の格納状態を示す図である。 【図18】無段変速機のシステム構成図である。 【図19】学習条件の判断用フローチャートである。 【図20】油圧クラッチの特性を示す図である。 【図21】電磁パウダクラッチの特性を示す図である。 【図22】フィードフォワード量の初期値の設定マップ
を示す図である。 【図23】フィードフォワード量の初期値の補正係数の
設定マップを示す図である。 【図24】学習値Kfの使用状況を示すフローチャート
である。 【符号の説明】 2 エンジン 4 無段変速機 38 油圧クラッチ 64 制御手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−229924(JP,A) 特開 平3−125031(JP,A) 特開 昭61−125928(JP,A) 特開 昭61−235240(JP,A) 特開 平3−125032(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F16D 48/02 B60K 41/02

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 車両に搭載されたエンジンに変速機を連
    結して設け、電子的にクラッチトルク容量の調整が可能
    なクラッチを前記変速機に設け、前記車両の発進操作が
    なされて前記クラッチの発進制御時に少なくともクラッ
    チ入力トルクに見合ったクラッチトルク容量を求めてフ
    ィードフォワード量を決定しこのフィードフォワード量
    にフィルタ処理を施してフィードフォワード制御を行う
    とともに、目標エンジン回転速度に実際のエンジン回転
    速度を一致させるべく少なくとも積分制御により前記フ
    ィードフォワード量を修正するスピードループ制御を行
    い、前記発進制御中にスピードループ制御の積分値の所
    定時間の変化量を演算し、前記演算値を乗算して前記フ
    ィードフォワード量の初期値を補正して次回の初期値設
    定制御に使用すべく学習制御するとともに該補正動作は
    エンジン要求負荷量毎に行われる初期値の補正動作であ
    制御手段を設けたことを特徴とするクラッチの発進制
    御装置。
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