JPH0925951A - クラッチの発進制御装置 - Google Patents

クラッチの発進制御装置

Info

Publication number
JPH0925951A
JPH0925951A JP7199033A JP19903395A JPH0925951A JP H0925951 A JPH0925951 A JP H0925951A JP 7199033 A JP7199033 A JP 7199033A JP 19903395 A JP19903395 A JP 19903395A JP H0925951 A JPH0925951 A JP H0925951A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
control
clutch
amount
value
learning
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7199033A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshinobu Yamashita
佳宣 山下
Tatsuji Mori
達治 森
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Suzuki Motor Corp
Original Assignee
Suzuki Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Suzuki Motor Corp filed Critical Suzuki Motor Corp
Priority to JP7199033A priority Critical patent/JPH0925951A/ja
Publication of JPH0925951A publication Critical patent/JPH0925951A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Control Of Driving Devices And Active Controlling Of Vehicle (AREA)
  • Hydraulic Clutches, Magnetic Clutches, Fluid Clutches, And Fluid Joints (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、制御手段の学習制御を正確に行
い、エンジンやクラッチの実機状態を反映したフィード
フォワード制御を実現し、スピードループ制御の目標値
追従性を向上させることを目的としている。 【構成】 このため、車両の発進操作がなされてクラッ
チの発進制御時に、少なくともフィードフォワード制御
を行うとともに、スピードループ制御を行い、クラッチ
の発進制御中にスピードループ制御の積分値の所定時間
の変化量を演算しこの演算値によりフィードフォワード
量の補正量を求めて次回のフィードフォワード制御に使
用すべく学習制御する制御手段を設けている。また、前
記フィードフォワード量の補正量を、エンジン要求負荷
量毎に求めている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はクラッチの発進制
御装置に係り、特に制御手段の学習制御を正確に行い、
エンジンやクラッチの実機状態を反映したフィードフォ
ワード制御を実現し、スピードループ制御の目標値追従
性を向上させるクラッチの発進制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】車両においては、エンジンの特性がその
ままの状態では不向きなので、エンジンと車輪間の動力
伝達系に変速機を介設している。この変速機には、電子
的にクラッチトルク容量の調整が可能なクラッチが設け
られているものがある。
【0003】電子的にクラッチトルク容量の調整が可能
なクラッチを備えた変速機、例えば無段変速機(SCV
T)としては、特開平3−125032号公報に開示さ
れる如く、クラッチ圧目標値とフィードフォワード量と
のずれによりスロットル開度毎の補正係数を求め、以後
の発進制御でフィードフォワード量の大きさを修正する
べく学習制御するものがある。
【0004】そして、車両開発段階に初期設定するフィ
ードフォワード量は、本来、円滑なスピードループ制御
(エンジン回転速度が目標値に一致)を実現する値であ
るが、開発時の発進特性が良好であっても、量産車にお
ける個体差や経時変化、動作環境等による影響で、発進
特性が劣化する。このため、これらの影響を吸収し、再
び良好な発進特性を実現する必要があり、上述した先願
が発明された。この先願は、特に発進制御の中・後半の
特性を改善するものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述の先願
にあっては、エンジンやクラッチの個体差、経時変化、
動作環境等による影響を完全に吸収することができない
という不都合がある。
【0006】つまり、特に学習開始前でもエンジン回転
速度NEが変動した場合には、学習値がフィードフォワ
ード量を増加する方向にだけ片寄ったり、逆にフィード
フォワード量を減少する方向にだけ片寄るという誤学習
の発生する傾向があった。
【0007】この誤学習が発生する原因を解析すると、
誤学習を防止するために、学習条件を満足する場合にの
み学習を行っているが、学習条件を満足する以前の状態
が学習値に影響してしまうことが判明した。
【0008】ここで、前記学習条件について説明する
と、図18に示す如く、学習条件用フローチャートが開
始(ステップ302)すると、ノーマルスタートモード
NSTであるか否かの判断(ステップ304)を行い、
この判断(ステップ304)がYESの場合には、スノ
ーモード(SNOW MODE)であるか否かの判断
(ステップ306)を行い、判断(ステップ304)が
NOの場合には、後述する学習条件不成立(ステップ3
30)に移行させる。
【0009】また、判断(ステップ306)がNOの場
合には、エアコン(A/C)がONしているか否かの判
断(ステップ308)を行い、判断(ステップ306)
がYESの場合には、後述する学習条件不成立(ステッ
プ330)に移行させる。
【0010】更に、判断(ステップ308)がNO、つ
まりエアコン(A/C)がOFFである場合には、油温
が40度以上且つ140度以下であるか否かの判断(ス
テップ310)を行い、判断(ステップ308)がYE
S、つまりエアコン(A/C)がONしている場合に
は、後述する学習条件不成立(ステップ330)に移行
させる。
【0011】油温が40度以上且つ140度以下である
か否かの判断(ステップ310)において、油温が40
度以上且つ140度以下の範囲内にある場合には、変速
比が1.8以上か否かの判断(ステップ312)を行
い、判断(ステップ310)において、油温が40度以
上且つ140度以下の範囲内にない場合には、後述する
学習条件不成立(ステップ330)に移行させる。
【0012】また、変速比が1.8以上か否かの判断
(ステップ312)において、変速比が1.8以上の場
合には、バッテリ電圧が12V以上であるか否かの判断
(ステップ314)を行い、変速比が1.8未満の場合
には、後述する学習条件不成立(ステップ330)に移
行させる。
【0013】バッテリ電圧が12V以上であるか否かの
判断(ステップ314)において、バッテリ電圧が12
V以上の場合には、条件Cの判断(ステップ316)を
行い、バッテリ電圧が12V未満の場合には、後述する
学習条件不成立(ステップ330)に移行させる。
【0014】条件Cの判断(ステップ316)は、エン
ジン回転速度の単位時間当たりの変化(d/dt・N
E)と1000rpm/secとを比較判断するもので
あり、エンジン回転速度の単位時間当たりの変化(d/
dt・NE)が1000rpm/sec以下の場合に
は、条件Dの判断(ステップ318)を行い、エンジン
回転速度の単位時間当たりの変化(d/dt・NE)が
1000rpm/secを越える場合には、後述する学
習条件不成立(ステップ330)に移行させる。
【0015】また、条件Dの判断(ステップ318)
は、スロットル開度の単位時間当たりの変化(d/dt
・THRT)と25%/secとを比較判断するもので
あり、スロットル開度の単位時間当たりの変化(d/d
t・THRT)が25%/sec以下の場合には、ノー
マルスタートモード(NST)入場後の経過時間TN
0.7secとの比較判断(ステップ320)を行い、
スロットル開度の単位時間当たりの変化(d/dt・T
HRT)が25%/secを越える場合には、後述する
学習条件不成立(ステップ330)に移行させる。
【0016】このノーマルスタートモード(NST)入
場後の経過時間TN と0.7secとの比較判断(ステ
ップ320)において、ノーマルスタートモード(NS
T)入場後の経過時間TN が0.7sec以上の場合に
は、条件Eの判断(ステップ322)を行い、ノーマル
スタートモード(NST)入場後の経過時間TN が0.
7sec未満の場合には、後述する学習条件不成立(ス
テップ330)に移行させる。
【0017】条件Eの判断(ステップ322)は、フィ
ルタ処理後のクラッチ制御の目標エンジン回転速度NE
SPCFをクラッチ制御の目標エンジン回転速度NES
PCにて割った値が、0.94以上且つ1.06以下の
範囲内にあるか否かを判断するものであり、値が0.9
4以上且つ1.06以下の範囲内にある場合には、フェ
イルが発生しているか否かの判断(ステップ324)を
行い、値が0.94以上且つ1.06以下の範囲内にな
い場合には、後述する学習条件不成立(ステップ33
0)に移行させる。
【0018】また、フェイルが発生しているか否かの判
断(ステップ324)において、判断(ステップ32
4)がNOの場合には、その他の学習禁止条件が成立し
ているか否かの判断(ステップ326)を行い、判断
(ステップ324)がYESの場合には、後述する学習
条件不成立(ステップ330)に移行させる。
【0019】更に、その他の学習禁止条件が成立してい
るか否かの判断(ステップ326)において、判断(ス
テップ326)がNOの場合には、学習条件が成立した
と判断し(ステップ328)、判断(ステップ326)
がYESの場合には、学習条件が不成立であると判断
(ステップ330)し、各判断(ステップ328、ステ
ップ330)の後にプログラムを終了(ステップ33
2)させる。
【0020】また、前記誤学習について換言すると、誤
学習が発生する原因は、クラッチトルク容量特性よりク
ラッチに入力しているトルク値の絶対値を把握可能とし
た点にある(図19及び図20参照)。
【0021】しかし、ある時点のトルク容量の大きさ
は、それ以前の影響を含んでおり、クラッチ入力トルク
と必ずしも相関しない(図21参照)。
【0022】前記先願の学習制御方法について詳述する
と、ノーマルスタートモードNSTにおける発進制御時
のクラッチ圧PCLUTCHは、略目標値CPSP通り
に制御されている。
【0023】目標値CPSPは、フィードフォワード量
PCLUNFとスピードループ量とからなり、学習条件
(図18参照)は、エンジン回転速度NEも目標エンジ
ン回転速度NESPCFも安定している状態で成立する
(次式参照)。
【数1】
【0024】よって、ノーマルスタートモードNSTに
おける発進制御入場後の学習を開始するまでの経過時間
Taで学習が行われたとすると、学習値Kfは次式で与
えられる。(実際は、目標値CPSPとフィードフォワ
ード量PCLUNFとの所定時間の平均値を用いて計算
する。)
【数2】
【0025】上記数2の式より学習値Kfには、ノーマ
ルスタートモードNSTにおける発進制御入場後の学習
を開始するまでの経過時間Taにおける目標エンジン回
転速度NESPCFとエンジン回転速度NEとの差の積
分値、つまり学習前の状態が影響してしまう。
【0026】この結果、学習前にエンジン回転速度NE
がどの様に変動したかにより、目標値CPSPが異なる
ことを見落としており、クラッチの入力トルクの絶対値
を目標値CPSPから求めることができると考えたため
に、誤学習が発生した。
【0027】
【課題を解決するための手段】そこで、この発明は、上
述不都合を除去するために、車両に搭載されたエンジン
に変速機を連結して設け、電子的にクラッチトルク容量
の調整が可能なクラッチを前記変速機に設け、前記車両
の発進操作がなされて前記クラッチの発進制御時に少な
くともクラッチ入力トルクに見合ったクラッチトルク容
量を求めてフィードフォワード量を決定しこのフィード
フォワード量にフィルタ処理を施してフィードフォワー
ド制御を行うとともに、目標エンジン回転速度に実際の
エンジン回転速度を一致させるべく少なくとも積分制御
により前記フィードフォワード量を修正するスピードル
ープ制御を行い、前記クラッチの発進制御中にスピード
ループ制御の積分値の所定時間の変化量を演算しこの演
算値により前記フィードフォワード量の補正量を求めて
次回のフィードフォワード制御に使用すべく学習制御す
る制御手段を設けたことを特徴とする。
【0028】また、前記フィードフォワード量の補正量
を、エンジン要求負荷量毎に求めている。
【0029】
【発明の実施の形態】この発明の構成によれば、制御手
段は、クラッチの発進制御中には、スピードループ制御
の積分値の所定時間の変化量を演算し、この演算値によ
りフィードフォワード量の補正量を求めて次回のフィー
ドフォワード制御に使用すべく学習制御し、制御手段の
学習制御を正確に行うとともに、エンジンやクラッチの
実機状態を反映したフィードフォワード制御を実現し、
スピードループ制御の目標値追従性を向上させている。
【0030】
【実施例】以下図面に基づいてこの発明の実施例を詳細
且つ具体的に説明する。
【0031】図1〜図17は、この発明の実施例を示す
ものである。図17において、2は車両に搭載されたエ
ンジン、4はこのエンジン2に連結された油圧式変速機
としての例えば無段変速機(SCVT)である。エンジ
ン2と無段変速機4間には、ロングトラベルダンパ6が
介設されている。
【0032】無段変速機4は、駆動プーリ(プライマリ
プーリ)8と、被動プーリ(セカンダリプーリ)10
と、この駆動プーリ8と被動プーリ10とに巻掛けられ
たベルト12とを有している。
【0033】駆動プーリ8は、一端側がロングトラベル
ダンパ6に連結された駆動軸14と、この駆動軸14の
中央部位に一体的に設けられた駆動側固定プーリ部片1
6と、該駆動軸14に軸方向移動可能で且つ回転不可能
に設けられた駆動側可動プーリ部片18とを有してい
る。また、駆動側可動プーリ部片18の背面側におい
て、該駆動側可動プーリ部片18の背面と共働して駆動
側油圧室20を形成する駆動側ハウジング22が駆動軸
14に設けられている。駆動軸14の他端側には、駆動
軸回転検出用ギヤ24が固設されている。
【0034】被動プーリ10は、前記駆動軸14と平行
に配置された被動軸26と、前記駆動側可動プーリ部片
18に対応して配置され該被動軸26と一体的に設けら
れた被動側固定プーリ部片28と、前記駆動側固定プー
リ部片16に対応して配置され該被動軸26に軸方向移
動可能で且つ回転不可能に設けられた被動側可動プーリ
部片30とを有している。また、被動側可動プーリ部片
30の背面側において、該被動側可動プーリ部片30の
背面と共働して被動側油圧室32を形成する被動側ハウ
ジング34が被動軸26に設けられている。被動軸26
の一端側には、被動軸回転検出用ギヤ36が固設されて
いる。
【0035】被動軸26の他端側には、無段変速機4の
クラッチとしての発進用の油圧クラッチ38が設けられ
ている。この油圧クラッチ38は、無段変速機4の変速
部の後段に設けられ、クラッチ圧室40に作用する油圧
によって解放・接続作動され、被動軸26に回転可能に
支持された出力軸42への動力を断続するものである。
この出力軸42には、出力軸回転検出用ギヤであるクラ
スタギヤ44が固設されている。
【0036】また、無段変速機4には、油圧制御機構4
6が備えられている。この油圧制御機構46には、ライ
ンソレノイド48とクラッチソレノイド50とレシオソ
レノイド52とが設けられている。
【0037】油圧クラッチ38は、各種制御モードとし
て例えば、ホールドモードHLD、ノーマルスタートモ
ードNST、スペシャルスタートモードSST、ドライ
ブモードDRV等で制御されるものである。
【0038】ホールドモードは、油圧クラッチ38をク
リープ状態とし、車両をクリープ状態として発進操作に
備えるものである。
【0039】ノーマルスタートモードNSTは、車両の
発進時に、エンジンの吹き上がりを防止するとともに車
両を円滑に動作させることのできるエンジン発生トルク
に応じて、クラッチ圧を適切な値に設定するものであ
る。
【0040】スペシャルスタートモードSSTは、油圧
クラッチ38の解放後に再び油圧クラッチ38を接続し
ようとする時に、エンジンの吹き上がりを防止するとと
もに車両を円滑に動作させることのできるエンジン発生
トルクに応じて、クラッチ圧を適切な値に設定するもの
である。
【0041】ドライブモードDRVは、車両が完全な走
行状態に移行して油圧クラッチ38が完全に接続した時
に、クラッチ圧をエンジントルクに十分に耐え得るだけ
の余裕のある値に設定するものである。
【0042】油圧制御機構46は、油圧ポンプ54から
オイル導入通路56を経て圧送される油圧用のオイルを
流入し、ライン圧通路58を介して被動側油圧室32に
ライン圧を作用させ、また、クラッチ圧通路60を介し
てクラッチ油圧室40にクラッチ圧を作用させ、更に、
レシオ圧通路62を介して駆動側油圧室20にレシオ圧
を作用するものである。前記油圧ポンプ54は、エンジ
ン2の駆動に伴って駆動される。
【0043】この油圧制御機構46は、制御手段64に
よって作動される。
【0044】この制御手段64には、入力側として、ス
ロットル弁(図示せず)の開度(スロットル開度)状態
を検出するスロットル開度センサ66と、アクセルペダ
ル操作スイッチ(DDTスイッチ)68とが連絡してい
る。このアクセルペダル操作スイッチ68は、アクセル
ペダルを踏み込むとオンするものである。
【0045】制御手段64は、ラインソレノイド48と
クラッチソレノイド50とレシオソレノイド52とに連
絡し、これらラインソレノイド48とクラッチソレノイ
ド50とレシオソレノイド52とをデューティ値(0〜
100%)によってデューティ制御するものである。。
【0046】また、制御手段64には、駆動軸回転検出
用ギヤ24近傍に設けられて駆動軸14の回転をエンジ
ン回転速度NEとして検出する駆動軸回転数センサ70
と、被動軸回転検出用ギヤ36近傍に設けられて被動軸
26の回転をクラッチ入力側の回転速度として検出する
被動軸回転数センサ72と、クラスタギヤ44近傍に設
けられて出力軸42の回転を、つまりクラッチ出力側の
回転速度を車速NCOとして検出する出力軸回転数セン
サ74と、クラッチ圧通路60に設けられてクラッチ圧
を検出するクラッチ圧センサ76と、オイルタンク(図
示せず)内の油圧用のオイルの温度を検出する油温セン
サ78と、スノーモードスイッチ80と、エアコンスイ
ッチ82とが連絡している。
【0047】この制御手段64は、各種信号を入力し、
車両の発進操作がなされて油圧クラッチ38の発進制御
時に少なくともエンジン要求負荷量(例えばスロットル
開度等)に応じて予想されるクラッチ入力トルクに見合
ったクラッチトルク容量を求めてフィードフォワード量
(クラッチ制御操作量)を決定しこのフイードフォワー
ド量にフィルタ処理を施してフィードフォワード制御を
行うとともに、エンジン要求負荷量に応じて設定される
目標エンジン回転速度に実際のエンジン回転速度を一致
させるべく少なくとも積分制御により前記フィードフォ
ワード量を修正するスピードループ制御を行い、前記油
圧クラッチ38の発進制御中にスピードループ制御の積
分値の所定時間の変化量を演算しこの演算値により前記
フィードフォワード量の補正量を求めて次回のフィード
フォワード制御に使用すべく学習制御するものである。
【0048】詳述すれば、前記制御手段64は、発進制
御の中・後半の特性を学習制御により改善する。この制
御手段64による学習制御の方策は、学習条件が成立し
た後に、「所定時間のスピードループ制御の積分値XS
Cがどの様に変化したか」によりフィードフォワード量
PCLUNFに対するクラッチ入力トルク特性の相対量
を把握する。
【0049】上述の学習制御におけるフィードフォワー
ド量の補正量である学習値Kfは、以下の式によって表
される。
【数3】
【0050】この結果、従来のものに比し、学習値Kf
が学習前の状態に影響される惧れがなく、誤学習が発生
し難くなる。
【0051】また、学習値Kfを次回及びそれ以降の発
進に使用する方策は従来のものと同様であり、フィード
フォワード量PCLUNFを学習値Kfにより補正して
いる。
【0052】なお、従来のものが、クラッチ入力トルク
値そのものを学習するのに対し、本発明は、発進制御時
にエンジン回転速度NEをフィルタ処理後のクラッチ制
御の目標エンジン回転速度NESPCFに一致させるこ
とを学習するものであり、従来の如く少ない学習回数に
て学習が完了するのではなく、学習を重ねることにより
学習が完了するようにする。
【0053】そのため、フィルタ処理に加え、学習補正
係数ATTDSを用い、上述の数3の式におけるスピー
ドループ制御の積分値の変化量DXSCを適正に減衰さ
せ、学習値Kfを更新する。このとき、変化量DXSC
が低いほどフィードフォワード量PCLUNFは大とな
る。変化量DXSC相当分は、以下の式に開示する。
【数4】
【0054】また、前記フィードフォワード量の補正量
である学習値Kfは、エンジン要求負荷量毎に求められ
る。
【0055】次に、この実施例の作用を説明する。
【0056】制御手段64においては、図3に示す如
く、クリープ圧設定部64Aとフィードフォワード制御
部64Bとスピードループ制御部64Cと圧力ループ制
御部64Dとに分けられている。
【0057】クリープ圧設定部64Aにおいては、エン
ジン回転速度NEから発進操作前のクリープ圧設定マッ
プ(図4参照)により、発進操作前の圧力値PCCを求
め(102)、また、スロットル開度THRTから発進
操作後のクリープ圧設定マップ(図5参照)により、発
進操作後の圧力値PCC’を求める(104)。更に、
クラッチ圧目標値CPSPからクラッチタッチオフ圧P
CEを引いた圧力値PCC、CPSP−PCEの増加の
制限値DPCCとスロットル開度による圧力値PCCの
前回値Z-1(106)とを加算(108)し、この計算
で得た値と発進操作後の圧力値PCC’との小さい方
(MIN)を採用し(110)、スロットル開度による
圧力値PCCを求める。前記発進操作後の圧力値PC
C’は、ホールドモード且つアクセルペダル操作スイッ
チ68がオン時のクリープ圧である。エンジン回転速度
NEによって求められた発進操作前の圧力値PCCとス
ロットル開度THRTによって求められた圧力値PCC
とは、切換部(112)で、アクセルペダル操作スイッ
チ68によって切換えられ、アクセルペダル操作スイッ
チ68がオフのときにエンジン回転速度NEによる発進
操作前の圧力値PCCが採用され、アクセルペダル操作
スイッチ68がオンのときにスロットル開度THRTに
よる圧力値PCCが採用される。
【0058】フィードフォワード制御部64Bにおいて
は、スロットル開度THRTからフィードフォワード量
の設定マップ(図6参照)により、エンジン発生トルク
推定値TRQEを設定し(114)、このエンジン発生
トルク推定値TRQEをスロットル開度THRT及びベ
ルト変速比RATCによってトルク/圧力変更をする
(116)。
【0059】このトルク/圧力変更(116)は、図1
0に示す如く、エンジン発生トルク推定値TRQEにベ
ルト変速比RATCを掛け(116A)、そして、この
値にトルク/圧力変換係数Kcを掛け(116B)、次
いで、スロットル開度によるトルク/圧力変換係数の補
正係数である学習値Kfを、図16によって読み込み、
この学習値Kfを加味してフィードフォワード量PCL
UNを求める(116C)。
【0060】学習値Kfの格納状態は、図16に示す如
く、学習用スロットル開度THRAVまたはスロットル
開度THRTに応じてKf1〜Kf8までの8レベルに
格納される。
【0061】そして、このフィードフォワード量PCL
UNには、スロットル開度からフィードフォワード量用
フィルタ係数マップ(図7参照)により、フィルタ係数
FCF1を求めてフィルタ処理を施し、フィルタ処理後
のフィードフォワード量PCLUNF(クラッチ制御操
作量)を求める(118)。
【0062】スピードループ制御部64Cにおいては、
スロットル開度からクラッチ制御のエンジン回転速度目
標値の設定マップ(図8参照)により、エンジン回転速
度目標値NESPCを求め(120)、このエンジン回
転速度目標値NESPCをスロットル開度からクラッチ
制御のエンジン回転速度目標値用フィルタ係数の設定マ
ップ(図9参照)により、フィルタ係数FCF1を求め
てフィルタ処理後のエンジン回転速度目標値NESPC
Fを求める(122)。そして、このフィルタ処理後の
エンジン回転速度目標値NESPCFと実際のエンジン
回転速度NEとを計算し(124)、この計算して得た
値にスロットル開度THRTによって比例積分制御(P
I制御)を行う(126)。
【0063】この比例積分制御(126)は、図11に
示す如く、図12によってフィルタ処理後のクラッチ制
御のスピードループ制御ゲインKASCFを設定し(1
26A)、このフィルタ処理後のクラッチ制御のスピー
ドループ制御ゲインKASCFと計算値とにより比例制
御(P制御)を行い(126B)、そして、積分ゲイン
Ki/複素変数Sの積分制御(I制御)を行い(126
C)、この積分制御で得られた値と比例制御で得られた
値とを計算し(126D)、この計算して得られた値に
上下限処理を行ってスピードループ量を得る(126
E)。
【0064】図12におけるフィルタ処理後のクラッチ
制御のスピードループ制御ゲインKASCFの設定は、
スロットル開度THRTからマップ(図13参照)によ
ってクラッチ制御のスピードループ制御ゲインKASC
を設定(126A−1)するとともに、マップ(図14
参照)からKASCF用フィルタ係数FCS2を設定
(126A−2)し、クラッチ制御のスピードループ制
御ゲインKASCにKASCF用フィルタ係数FCS2
のフィルタ処理を施し(126A−3)、フィルタ処理
後のクラッチ制御のスピードループ制御ゲインKASC
Fを設定している。
【0065】比例積分制御(PI制御)(126)の後
に、フィルタ処理後のフィードフォワード量とスピード
ループ量とが計算され、圧力値(PCC)が求められる
(128)。
【0066】この圧力値PCCとクリープ圧制御部64
Aのクリープ圧とは、制御切換部(130)で選択的に
使用される。この制御切換部は、ホールドモード時にク
リープ圧制御部64Aの圧力値を選択し、ノーマルスタ
ートモード時には上述の圧力値PCCを選択する。
【0067】この制御切換部(130)で選択された一
方のクリープ圧は、クラッチタッチオフ圧PCEに加算
される(132)。これにより、クラッチ圧目標値(C
PSP)が求められる。このクラッチ圧目標値は、圧力
ループ制御部64Dに送られる。
【0068】この圧力ループ制御部64Dは、クラッチ
圧目標値CPSPとクラッチ圧PCLUTCHとを計算
し(134)、そして、この計算で得た値を比例積分制
御(PI制御)(136)し、この比例積分制御で得ら
れた値をクラッチソレノイド50のデューティ値の中立
性NPCと計算し(138)、この計算して得た値を上
下限処理して(140)、クラッチソレノイドのデュー
ティ値OPWCLUを求める。
【0069】また、この制御手段64は、図1のフロー
チャート及び図2のタイムチャートに示す如く、クラッ
チ制御において、車両の発進操作がなされて油圧クラッ
チ38の発進制御時に少なくともエンジン要求負荷量
(例えばスロットル開度等)に応じて予想されるクラッ
チ入力トルクに見合ったクラッチトルク容量を求めてフ
ィードフォワード量を決定しこのフィードフォワード量
にフィルタ処理を施してフィードフォワード制御を行う
とともに、エンジン要求負荷量に応じて設定される目標
エンジン回転速度に実際のエンジン回転速度を一致させ
るべく少なくとも積分制御により前記フィードフォワー
ド量を修正するスピードループ制御を行い、前記油圧ク
ラッチ38の発進制御中にスピードループ制御の積分値
の所定時間の変化量を演算しこの演算値により前記フィ
ードフォワード量の補正量を求めて次回のフィードフォ
ワード制御に使用すべく学習制御するものである。
【0070】即ち、制御手段64のプログラムが開始
(ステップ202)すると、先ず、学習条件が成立して
いるか否かの判断(ステップ204)を行う。この学習
条件が成立しているか否かの判断(ステップ204)
は、公知技術であり、図18に沿って説明を行ったの
で、ここでの説明は省略する。
【0071】判断(ステップ204)がYESの場合に
は、学習開始後の経過時間TL に1を加算して新たな経
過時間TL とし(ステップ206)、学習開始後の経過
時間TL と経過時間用トリガTL TRとを比較判断(ス
テップ208)する。
【0072】この学習開始後の経過時間TL と経過時間
用トリガTL TRとを比較判断(ステップ208)にお
いて、 TL >TL TR の場合には、後述するプログラムの終了(226)に移
行させ、 TL <TL TR の場合には、スロットル開度THRTにTHRT用レジ
スタTHRSUMを加算して新たなTHRT用レジスタ
THRSUMとし(ステップ210)、後述するプログ
ラムの終了(226)に移行させるとともに、 TL =TL TR の場合には、スピードループ制御の積分値XSCからX
SC用レジスタXSCRGを減じてスピードループ制御
の積分値XSCの変化量DXSCを求め(ステップ21
2)、式 THRSUM/(TL TR−1) によって学習用スロットル開度THRAVを求め(ステ
ップ214)、後述するプログラムの終了(226)に
移行させる。
【0073】また、上述の学習条件が成立しているか否
かの判断(ステップ204)において、判断(ステップ
204)がNOの場合には、XSC用レジスタXSCR
Gをスピードループ制御の積分値XSCとし、THRT
用レジスタTHRSUMを0とするとともに、学習開始
後の経過時間TL を0とする(216)。
【0074】そして、ノーマルスタートモードNSTで
あるか否かの判断(218)を行い、この判断(21
8)がNOの場合には、ノーマルスタートモードNST
からドライブモードDRVに移行したか否かの判断(2
20)を行い、判断(218)がYESの場合には、プ
ログラムの終了(226)に移行させる。
【0075】また、ノーマルスタートモードNSTから
ドライブモードDRVに移行したか否かの判断(22
0)において、判断(220)がYESの場合には、学
習値Kfの更新(222)を行い、スピードループ制御
の積分値の変化量DXSCを0とし(224)、プログ
ラムの終了(226)に移行させるとともに、判断(2
20)がNOの場合には、学習値Kfの更新(222)
を行わずに、スピードループ制御の積分値の変化量DX
SCを0とし(224)、プログラムの終了(226)
に移行させる。
【0076】前記学習値Kfの更新(222)は、図1
5に示す如く、スピードループ制御の積分値の変化量D
XSCと学習補正係数ATTDSとを掛け合わせ(22
2A)、この値と1.0とを計算し(222B)、計算
値によって図16から予め格納される学習用スロットル
開度THRAVに応じた所定レベルの学習値Kfに切り
換え(222C)、各レベルに応じた学習値Kf更新を
行う(222D)。
【0077】例えば、レベル1に応じた学習値Kf1の
更新(222D)においては、計算値と予め格納される
学習用スロットル開度THRAVに応じたレベル1の学
習値Kf1とをフィルタ処理し(222D−1)、リミ
ッタ処理(222D−2)を行ってレベル1に応じた学
習値Kf1を更新している。
【0078】これにより、学習開始以前のエンジン回転
速度の変動が存在しても、誤学習が発生し難く、学習前
の状態による誤学習を確実に防止することができ、エン
ジンやクラッチの個体差、経年変化、動作環境等による
影響を吸収でき、制御手段64による学習制御を正確に
行い得る。
【0079】また、発進制御への影響を小とするので、
発進制御入場後のエンジンの吹き上りやショック等の発
生を防止することができるとともに、発進時の動力性能
を確保し、また発進制御入場時の運転性能を向上するこ
とができる。
【0080】更に、制御手段64のプログラムの少変の
みでこの発明の発進制御を実現し得ることにより、構成
が簡単であり、コストを低廉に維持し得る。
【0081】更にまた、前記フィードフォワード量の補
正量である学習値Kfを、エンジン要求負荷量毎に求め
ていることにより、従来の如く少ない学習回数にて学習
が完了するのではなく、学習を重ねることにより学習が
完了し、確実な学習値の更新が行われ、実用上有利であ
る。
【0082】なお、この発明は上述実施例に限定される
ものではなく、種々の応用改変が可能である。
【0083】例えば、この発明の実施例において、クラ
ッチを油圧クラッチとして説明したが、油圧クラッチ以
外にも、電子的にトルク容量の調整が可能なパウダクラ
ッチ等のあらゆるクラッチに流用可能である。
【0084】また、この発明の実施例においては、変速
機として油圧式変速機、例えば無段変速機(SCVT)
について説明したが、電子式クラッチを備えたあらゆる
方式の変速機に採用可能である。
【0085】
【発明の効果】以上詳細な説明から明らかなようにこの
発明によれば、車両に搭載されたエンジンに変速機を連
結して設け、電子的にクラッチトルク容量の調整が可能
なクラッチを前記変速機に設け、車両の発進操作がなさ
れてクラッチの発進制御時に少なくともクラッチ入力ト
ルクに見合ったクラッチトルク容量を求めてフィードフ
ォワード量を決定しこのフィードフォワード量にフィル
タ処理を施してフィードフォワード制御を行うととも
に、目標エンジン回転速度に実際のエンジン回転速度を
一致させるべく少なくとも積分制御によりフィードフォ
ワード量を修正するスピードループ制御を行い、クラッ
チの発進制御中にスピードループ制御の積分値の所定時
間の変化量を演算しこの演算値によりフィードフォワー
ド量の補正量を求めて次回のフィードフォワード制御に
使用すべく学習制御する制御手段を設けたので、たとえ
学習開始以前のエンジン回転速度の変動が存在しても、
誤学習が発生し難く、学習制御を正確に行い得る。ま
た、エンジンやクラッチの実機状態を反映したフィード
フォワード制御が実現でき、スピードループ制御の目標
追従性を増加させることにより、エンジンやクラッチの
個体差、経年変化、動作環境等による発進制御への影響
を小とし得るとともに、発進時の運転性能を向上するこ
とができ、発進時の動力性能を確保し、発進制御のロバ
スト性(頑強性)を向上し、しかも開発の軽減をも実現
している。更に、前記制御手段のプログラムの少変のみ
でこの発明の発進制御を実現し得ることにより、構成が
簡単であり、コストを低廉に維持し得る。
【0086】また、前記フィードフォワード量の補正量
を、エンジン要求負荷量毎に求めていることにより、従
来の如く少ない学習回数にて学習が完了するのではな
く、学習を重ねることにより学習が完了し、誤学習の発
生を防止し、実用上有利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】クラッチ制御のフローチャートである。
【図2】クラッチ制御のタイムチャートである。
【図3】発進時のクラッチ制御のブロック図である。
【図4】発進操作前のクリープ圧の設定マップの図であ
る。
【図5】発進操作後のクリープ圧の設定マップの図であ
る。
【図6】フィードフォワード量の設定マップの図であ
る。
【図7】フィードフォワード量のフィルタ係数の設定マ
ップの図である。
【図8】スピードループ制御の目標値の設定マップの図
である。
【図9】クラッチ制御のエンジン回転速度目標値のフィ
ルタ係数の設定マップの図である。
【図10】フィードフォワード制御部のトルク/圧力変
更のブロック図である。
【図11】スピードループ制御部のPI制御のブロック
図である。
【図12】スピードループ制御部の比例制御ゲインのブ
ロック図である。
【図13】スピードループ制御部の比例制御ゲインの設
定マップの図である。
【図14】KASC用フィルタ係数の設定マップの図で
ある。
【図15】学習値の更新状態を示す図である。
【図16】学習値の格納状態を示す図である。
【図17】無段変速機のシステム構成図である。
【図18】従来の学習条件の判断用フローチャートであ
る。
【図19】油圧クラッチの特性を示す図である。
【図20】電磁パウダクラッチの特性を示す図である。
【図21】従来のクラッチ制御のタイムチャートであ
る。
【符号の説明】
2 エンジン 4 無段変速機 38 油圧クラッチ 64 制御手段 66 スロットルセンサ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両に搭載されたエンジンに変速機を連
    結して設け、電子的にクラッチトルク容量の調整が可能
    なクラッチを前記変速機に設け、前記車両の発進操作が
    なされて前記クラッチの発進制御時に少なくともクラッ
    チ入力トルクに見合ったクラッチトルク容量を求めてフ
    ィードフォワード量を決定しこのフィードフォワード量
    にフィルタ処理を施してフィードフォワード制御を行う
    とともに、目標エンジン回転速度に実際のエンジン回転
    速度を一致させるべく少なくとも積分制御により前記フ
    ィードフォワード量を修正するスピードループ制御を行
    い、前記クラッチの発進制御中にスピードループ制御の
    積分値の所定時間の変化量を演算しこの演算値により前
    記フィードフォワード量の補正量を求めて次回のフィー
    ドフォワード制御に使用すべく学習制御する制御手段を
    設けたことを特徴とするクラッチの発進制御装置。
  2. 【請求項2】 前記フィードフォワード量の補正量は、
    エンジン要求負荷量毎に求められるフィードフォワード
    量の補正量である特許請求の範囲の請求項1に記載のク
    ラッチの発進制御装置。
JP7199033A 1995-07-12 1995-07-12 クラッチの発進制御装置 Pending JPH0925951A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7199033A JPH0925951A (ja) 1995-07-12 1995-07-12 クラッチの発進制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7199033A JPH0925951A (ja) 1995-07-12 1995-07-12 クラッチの発進制御装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0925951A true JPH0925951A (ja) 1997-01-28

Family

ID=16401004

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7199033A Pending JPH0925951A (ja) 1995-07-12 1995-07-12 クラッチの発進制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0925951A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6705309B2 (en) * 1999-02-26 2004-03-16 Matthew J Searle Self-heating or self-cooling containers
KR101360049B1 (ko) * 2012-07-02 2014-02-10 현대자동차주식회사 팁 인/아웃 토크 필터 학습장치 및 방법
US10093318B2 (en) 2016-06-28 2018-10-09 Hyundai Motor Company Method of controlling launch of vehicle
CN113790225A (zh) * 2021-07-07 2021-12-14 重庆青山工业有限责任公司 一种混合动力变速箱离合器压力控制方法

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6705309B2 (en) * 1999-02-26 2004-03-16 Matthew J Searle Self-heating or self-cooling containers
KR101360049B1 (ko) * 2012-07-02 2014-02-10 현대자동차주식회사 팁 인/아웃 토크 필터 학습장치 및 방법
US10093318B2 (en) 2016-06-28 2018-10-09 Hyundai Motor Company Method of controlling launch of vehicle
CN113790225A (zh) * 2021-07-07 2021-12-14 重庆青山工业有限责任公司 一种混合动力变速箱离合器压力控制方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100362020B1 (ko) 무단변속기를 구비한 차량의 제어장치
US20130078111A1 (en) Control apparatus for electric oil pump
US7204787B2 (en) Engine output torque control
US8112204B2 (en) Automatic transmission controller and automatic transmission control method
US7704189B2 (en) Starting method for internal combustion engines with a double clutch transmission
US8396647B2 (en) Control apparatus and method of controlling internal combustion engine mounted on vehicle
US7797992B2 (en) Control apparatus for a source of rotational drive force
US6454676B1 (en) Control system for internal combustion engine equipped with automatic transmission
JPH10299631A (ja) 内燃機関の制御装置
JPS59166752A (ja) 無段変速機の変速比制御方法
JPH02104939A (ja) 内燃エンジンのアイドル回転数制御装置
US7115067B2 (en) Method and apparatus for controlling joint force of friction-joint component mounted on vehicle
JPH0925951A (ja) クラッチの発進制御装置
KR101360039B1 (ko) 차량의 엔진토크 제어장치 및 방법
US6994654B2 (en) System and method for controlling engine idle speed of internal combustion engine
JP2001208182A (ja) 無段変速機の変速制御装置
JP2008298100A (ja) 自動変速機の発進クラッチ制御装置および制御方法
JP2005291174A (ja) 車両用エンジンのトルク制御装置
JP3381470B2 (ja) クラッチの発進制御装置
JP4917065B2 (ja) エンジンのアイドル回転数制御装置
JP3334442B2 (ja) クラッチの発進制御装置
JP3201199B2 (ja) クラッチの発進制御装置
US6932741B2 (en) Engine control device
EP1519068B1 (en) Clutch control device
JP3945612B2 (ja) 自動変速機付きエンジンの制御装置