JP2003159621A - 内径仕上加工装置と内径仕上加工方法 - Google Patents

内径仕上加工装置と内径仕上加工方法

Info

Publication number
JP2003159621A
JP2003159621A JP2001392822A JP2001392822A JP2003159621A JP 2003159621 A JP2003159621 A JP 2003159621A JP 2001392822 A JP2001392822 A JP 2001392822A JP 2001392822 A JP2001392822 A JP 2001392822A JP 2003159621 A JP2003159621 A JP 2003159621A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
finishing
machine
work
bore
inner diameter
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001392822A
Other languages
English (en)
Inventor
Eiji Takezawa
栄治 竹沢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Takezawa Seiki KK
Original Assignee
Takezawa Seiki KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Takezawa Seiki KK filed Critical Takezawa Seiki KK
Priority to JP2001392822A priority Critical patent/JP2003159621A/ja
Publication of JP2003159621A publication Critical patent/JP2003159621A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Grinding Of Cylindrical And Plane Surfaces (AREA)
  • Milling, Broaching, Filing, Reaming, And Others (AREA)
  • Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】油圧機器等に使用するシリンダー等の最終仕上
り精度が向上し、特に熱処理工程等で出る変形を矯正修
正する内径仕上加工装置及び内径仕上加工方法を提供す
る。 【解決手段】砥石を使ってワークの内径を仕上げる内面
研削機2と、ダイヤモンドリーマを使って、ワークの内
径を超仕上するボアフィニッシングマシン3〜5と、上
記内面研削機と、ボアフィニッシングマシン間のワーク
移動等を動力で行なう搬送手段とを同一機体内に有し、
内面研削機で加工されたワークがボアフィニッシングマ
シンを経て、上記搬送手段に依って取出口に出てくるよ
うにしたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は油圧機器等に使用す
るシリンダー等の内径の最終仕上り精度を向上する発明
に関するもので、特に熱処理工程等で出る変形を矯正修
正する内径仕上加工装置の提供と、内径仕上加工方法の
提供に係わる発明である。
【0002】
【従来の技術】油圧機器等に使用するシリンダー加工は
省エネルギーとか、コストの面で精度向上、原価低減
が、益々厳しくなり、最終仕上り寸法精度で真円度1ミ
クロン以下、円筒度も1ミクロン以下と云う様に従来の
装置では得られない仕上り精度まで要求される所まで来
ている。又、原価低減にしても加工時間を従来の1/2
或いは1/3とし、加工費の大幅なコスト低減が要求さ
れている。従来、下穴加工は一般にボール盤、旋盤或い
はマシニングセンター等が使われていたが、ボール盤の
ドリル、旋盤のバイト等の何れにも、刃物精度にバラツ
キがあることより、まとまった数のものを全て要求寸法
(特に面仕上精度)通りに加工することは不可能であっ
た。従って、このバラツキ(変形)を次の工程で修正す
ることが必須となる。又、下穴加工後に材料の強度アッ
プ等を目的に行なわれる熱処理工程でも変形は、つきも
のであった。この変形を矯正、修正しながら内径を仕上
げる手段として従来使われている装置にホーニング盤と
か、ボアフィニッシングマシンがある。
【0003】ここに於いて上記ホーニグ盤及びボアフィ
ニッシングマシンの加工寸法或いは設備概要を説明す
る。先ずホーニング盤について、ホーニング盤は、旋
盤、リーマ仕上げ、中ぐり盤、研削盤などで加工された
面を精密に仕上げるために、ホーン仕上げ(とぎ上げ)
を行う機械である。図10に示すように、ホーンという
保持具に数個のといしを取り付け、ホーンをゆっくり回
転させながら、穴の中で上下に往復運動させ、図11の
ようなあや目模様を作る。ホーンに取り付けたといし
(ホーニングといし)は、ばね、油圧などの力で穴の内
面に押し付けられ、前加工の精度不良(変形)を修正
し、仕上げ面を平滑にする。この方法は、油圧シリン
ダ、内燃機関のシリンダ、その他高精度を必要とする機
械部品の穴の仕上げ加工に多く用いられている。ホーニ
ング盤での仕上げ代は、一般に0.025〜0.05m
mであり、また、研削液は灯油や軽油などにラード(豚
脂)や硫黄含有物などを混ぜたものが一般に用いられ
る。
【0004】ホーン仕上げで得られる寸法精度は真円
度、円筒度とも5ミクロン、表面粗さは3S程度であ
る。特に精度を要するものに対しては、二段加工(工程
を二つに分けて、初め荒ホーン仕上げで、穴そのものの
前加工によって生じたテーパやうねりを矯正して、真円
度や円筒度の修正を行い、さらに次の工程で仕上げのホ
ーン仕上げを行う方法)を行えば、表面粗さを、2S程
度に仕上げることができるものである。ところが真円
度、円筒度とも5ミクロンの寸法精度では先にも記述し
た如く、省エネ向上で要求される精度には到達できな
い。又、2段階に仕上げるものにあっては、時間がかか
りすぎ、とても原価的に合わない。更には、ホーニング
盤の仕上げ代は、先にも記述した如く、0.025〜
0.05mmであることより、下穴加工時或いは熱処理
工程で、これ以上の変形が出るようなことがあると、こ
の変形は修正出来ないと云う課題があった。
【0005】次に図12〜図13をもって、ボアフィニ
ッシングマシンについて説明する。図12、13はダイ
ヤモンドリーマを備えたボアフィニッシングマシンを示
すものである。図中30はボアフィニッシングマシンの
コラムで、側部に昇降用ねじ軸31が回転自在に並設し
てある。この昇降用ねじ軸31の上端はコラム30の頂
部に設置した昇降用電動機32の駆動軸33にカプラー
34をもって接続してある。35はボアフィニッシング
マシンの駆動部ハウジングで、一端面に突設したアーム
36の先端に一体的に設けたナット部37を上記昇降用
ねじ軸31に螺合して、コラム30の側部に昇降自在に
設けられている。このハウジング35の上部には、図1
2に示すように、ダイヤモンドリーマ回転駆動用の主電
動機38、リーマ外径拡縮調整用電動機39、リーマ振
動用の電動機40の順に各電動機が並列に設置してあ
る。上記主電動機38の下側のハウジング35の内部に
は、伝動軸41が主回転軸駆動用の回転筒42と並行に
ハウジング35に回転自在に軸承して縦に設けてある。
この伝動軸41の上端は電動機38の駆動軸43と連結
し、下端には歯付プーリ44が取付けてある。
【0006】上記回転筒42はリーマ外径拡縮調整用電
動機39の下側のハウジング35と、ハウジング下部に
固定した軸受部材45とにわたり上下の複数個所を回転
自在に軸承して縦に設けられている。この回転筒42の
軸承部間の外周囲には歯付プーリ46が嵌着してあり、
その歯付プーリ46と伝動軸端の上記歯付プーリ44と
にわたりタイミングベルト47を巻回して、上記主電動
機38により回転筒42を回転する伝動機構を構成して
いる。上記回転筒42には、下端にダイヤモンドリーマ
50の装着部49を備えた中空の研削用の主回転軸48
が、ハウジング35の内部から軸受部材45の下側に装
着部49が突出位置するところまで棒通してある。この
主回転軸48は図13に示すように、側部に設けた軸方
向のキー溝51と回転筒側から嵌合したキー部材52と
により軸方向に可動自在に回転筒42に係合され、その
キー部材52を介して回転筒42と共に回転駆動するよ
うにしてある。
【0007】上記主回転軸48の内部には、ダイヤモン
ドリーマ50の上記研削部の外径を拡縮する拡径用の回
転軸53が回動自在に挿入してある。上記構成のボアフ
ィニッシングマシンでは、上記ダイヤモンドリーマ50
を装着部49に挿入して、上記ダイヤモンドリーマ50
の回転シャフトの外端の接続端子54aを上記回転軸5
3の下端の継手53aに直接又は中継軸(図示せず)を
介して嵌合し、またシャトル部をねじ止めにより上記装
着部49に固着して、ダイヤモンドリーマ50を上記主
回転軸48に容易に装着することができる。
【0008】このようなボアフィニッシングマシンにお
いて、ダイヤモンドリーマ50による研削仕上げ加工等
は、上記主電動機38による回転力を上記伝動軸41と
プーリ44、46及びタイミングベルト47とを介して
上記回転筒42に伝達することにより容易に行い得る。
回転筒42における回転伝達は上下の軸承間にて行われ
ることから、軸端にて伝達を行った場合に生じがちな回
転振れが起こらず、したがってキー部材52により回転
筒42と共に回転する主回転軸48にも回転振れが起き
ないので、ダイヤモンドリーマ50における偏心回転が
防止されて、高精度の研削仕上げが行なえるようにな
る。また、電動機からカプラーを介して接続してある主
回転軸が回転と同期して上下振動を行なうカム機構の主
軸ヘッドを有した小型のボアフィニッシングマシンもあ
る。上記ホーニング盤及びボアフィニッシングマシンの
機械的精度及び加工時間は、表1に示す通りである。
【表1】
【0009】この表1より本発明の内径仕上加工装置と
しては、ボアフィニッシングマシンが良いことは判る
が、このボアフィニッシングマシンだけでは、下穴加工
時或いは熱処理工程で出来た変形の矯正、修正にも限度
があることより種々、検討がなされているが、うまい解
決策を見出せる所まで至っていないのが現状である。何
故ならば上記したホーニング盤にしろ、ボアフィニッシ
ングマシンは超仕上加工には向いているが、下穴加工時
或いは熱処理工程時に出来る変形は上記ホーニング盤や
ボアフィニッシングマシンのツールの取代では吸収出来
ない変形量のものもあるからに他ならない。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】超仕上精度を要求され
るシリンダー等は、下穴加工、熱処理工程で変形が伴
う。この変形を、現時点では最高級の内径仕上機とされ
ているボアフィニッシングマシンを用いて内径仕上げし
ても、上記変形が大き過ぎると矯正、修正が出来ないの
が現状であった。この為、これの出来る内径仕上加工装
置と内径仕上加工方法の提案が待たれる所である。又、
上記数台に分けた加工機を経由してシリンダー材を仕上
げる際、ワークセットにバラツキがあると機械装置側の
バラツキを最小限としたとしても、搬送側(特に人為
的)にバラツキが出てしまうことが考えられるので、こ
れを最小に抑える必要があった。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
すべくなされたものである。即ち、砥石を使ってワーク
の内径を仕上げる内面研削機とダイヤモンドリーマを使
って、ワークの内径を超仕上するボアフィニッシングマ
シンと、上記内径研削機と、ボアフィニッシングマシン
間のワーク移動等を動力で行なう搬送手段とを同一機体
内に有し、内面研削機で加工されたワークがボアフィニ
ッシングマシンを経て、上記搬送手段に依って取出口に
出てくるようにしたものである。こうすることにより、
下穴加工時或いは熱処理工程で出来た変形を矯正、修正
を可能としたものである。又数段階に分けて超仕上を行
なうべくボアフィニッシングマシンを数台並べたものに
あっても、ワークのセット作業を人為的バラツキのない
搬送手段としたので、ワークの固定側のバラツキを最小
限とすることが出来るものである。換言すると、下穴加
工時、熱処理過程で出る変形を内面研削機を使って矯
正、修正し、その後、ボアフィニッシングマシンを使っ
て超仕上をし、要求される精度を出すようにしたもので
ある。本発明は、上記の他変形を矯正、修正可能な加工
方法をも提供するものである。即ち、内径仕上げ加工方
法としては、ボール盤、旋盤或いはマシニングセンター
等をもって下穴を明けシリンダー材等のワークを作り、
次いでそのワークに熱処理を施し、その後ボアフィニッ
シングマシンに取付けたダイヤモンドリーマで内径仕上
を行う内径仕上加工方法に於いて、上記ボアフィニッシ
ングマシンの加工前にシリンダー等の熱処理時に出来た
曲がりを矯正、修正するのに、上記ボアフィニッシング
マシンと同じ装置内に組み込まれた内面研削機を使用す
るようにしたものである。
【0012】
【発明の実施の形態】次に本発明の詳細を図に示す一実
施例で説明する。図1は本発明を備えた内面仕上加工機
の正面図、図2は図1の上面図、図3は図1の側面図、
図4は図1の内面仕上加工機でワークを加工した時の工
程図、図5は図1中の内面研削機の砥石動作図、図6は
図1のボアフィニッシングマシンに使われるダイヤモン
ドリーマの説明図。図1〜図5に於いて、1は内径仕上
加工装置、この内径仕上加工装置1は砥石18(図5)
を使ってワークの内径を仕上げる内面研削機2、ダイヤ
モンドリーマを使って内径を仕上げるボアフィニッシン
グマシン3、4、5を有している。6はワーク供給ボッ
クス7より内面研削機2の前のアイドル位置17aにワ
ーク8(図5)を供給する搬送ロボット、9は内面研削
機2で加工するワーク8の砥石と逆回転する受治具、1
0、11、12ではボアフィニッシングマシン3、4、
5で加工するワーク8の受治具、13はボアフィニッシ
ングマシン5で加工し終わったワーク8を受治具により
ワークを取り出し、ワーク返送コンベア14に載せる搬
送ロボット。尚、返送コンベア14で投入側に戻された
ワークは搬送ロボット6により返送コンベア14より返
却ボックス15に戻されるものである。16はアイドル
位置から加工位置、加工位置からアイドル位置(17a
から9,9から17b)(17bから10、10から1
7c)(17cから11,11から17d)(17dか
ら12、12から17e)までを4ケ所同期させて搬送
するワーク受渡しロボットである。また、アイドルステ
ーション17a、17b、17c、17d、17eでは
そこで寸法測定、エアーブロー等を行なう場合もある。
上記内面仕上加工装置1の特徴とする所は内面研削機2
の次に隣り合わせてボアフィニッシングマシン3(4、
5)があると云う点である。
【0013】次に上記内面研削機2、ボアフィニッシン
グマシン3(4、5)について説明する。先ず内面研削
機2について、この内面研削機2はワーク8に明けられ
た下穴を内面研削するものである。通常このワーク8は
シリンダー、スリーブ等で材質は焼入鋼、軟鋼、ステン
レス、セラミック等である。先の内面研削機2で加工す
る前に上記ワーク8の外形は、所定形状(寸法)に機械
加工等で作られ、シリンダー部となる所の下穴は、旋
盤、ボール盤若しくはマシニングセンター等(図示せ
ず)で明けられている。この旋盤、ボール盤或いはマシ
ニングセンター等を使って明けられるワーク8の下穴は
シリンダー等の最終寸法を例えばφ15mm±1ミクロ
ンとすればφ14.8〜14.9mm位であいている。
当然変形を含んでいるものである。このボール盤、旋盤
或いはマシニングセンター等を使っての下穴明け加工が
終わると、上記ワーク8は熱処理工程に回る。加工され
たワーク8に熱処理工程をすると先の下穴部に変形が往
々にして発生する。この変形が発生する原因は熱処理工
程時に温度条件、材料自体の性質、更には外形に偏肉が
あること等に起因して発生するものである。換言すると
ワーク8は、下穴成形時の変形の他にこの熱処理工程で
も変形が生じると云うことで、内面研削機2にはこれら
変形を含んだワークが供給されると云うことである。
【0014】前記内面研削機2は、この変形を矯正、修
正するものである。これを図5を用いて説明する。2は
内面研削盤、8はワーク(シリンダー)、9は砥石18
と逆回転する受治具である。この砥石18は表面にダイ
ヤモンドやボラゾンを電着した砥石である。(これらの
砥石は、砥石の寿命が長い。)又この砥石は矢印方向に
上下する他高速回転を行なう。そして、上記ワーク8の
下穴φ14.8〜14.9mm位を0.05〜0.1m
m位の取代を研削加工する。即ち、下穴加工及び熱処理
工程時に出来たワーク8の変形をここで矯正、修正し、
真円度、円筒度で5ミクロンを達成するものである。真
円度、円筒度5ミクロンというのは、ワークの変形は矯
正、修正できるが、ホーニング盤のように砥石の往復運
動により、ワークの出入り口が大きくなるからである。
以上の様に上記内面研削機2はφ14.8〜14.9m
m位の下穴をφ14.9〜14.95mm位迄に研削す
る過程で、下穴加工時或いは熱処理工程で出来た変形を
矯正、修正し、次の工程に回すものである。換言すると
上記内面研削機2は、先の下穴加工時或いは熱処理工程
で出来た変形を取り除くに、十分な矯正、修正能力をも
っている他、ホーニング盤等と比較し、加工時間が1/
2〜1/3で済むものであると云うことである。次の工
程は先にも示した如く本発明の場合、人力に依らずに動
力の搬送ロボット13が移送するので、上記ワークをセ
ットするのにバラツキなく、しかもワークセット位置が
受治具10、11、12に対して常に同じ姿勢でセット
されることに依り、移送時に出来るバラツキはここでは
最小限とすることが出来るものである。
【0015】次にボアフィニッシングマシン3について
説明する。このボアフィニッシングマシン3を最終加工
仕上に利用する点は、従来例でも説明した如く、ホーニ
ング盤よりこのボアフィニッシングマシンの方が加工精
度は勿論、加工時間が短く大幅な原価低減が見込めるか
らである。又、ボアフィニッシングマシン自体の構成は
先に説明した通りのものであることより、ここでは、こ
のボアフィニッシングマシンでのワークの仕上の仕方及
び刃物とダイヤモンドリーマ19に付いて図6を用いて
説明する。本発明に使用するボアフィニッシングマシン
のダイヤモンドリーマ19は0〜1.0mmの上下振動
で回転数は1500RPM以下で、先の内面研削機2で
研削したφ14.9〜14.95mm位で真円度、円筒
度5ミクロン位の穴径を、φ15.0mmで真円度、円
筒度1ミクロン以下の設計要求寸法にすべく超精密加工
する。又、このボアフィニッシングマシン3は、ワンパ
スで内径を仕上げるもので、従来のホーニング盤の如く
往復運動しないのでワークの下穴入口部が刃物の出入り
で設定値より大きくなってしまうことがない他、ホーニ
ング盤と違いリーマ径を仕上り寸法に設定しておくの
で、ワンパス仕上げが出来るものである。尚、上記ボア
フィニッシングマシン3を本実施例の如く3セット併設
した時は、1セットのボアフィニッシングマシン3で仕
上り寸法を形成するのではなく、3セットに分けて徐々
に仕上げていくものである。こうすることにより要求仕
様である内径の真円度、円筒度1ミクロンが達成しやす
いものである。
【0016】次にダイヤモンドリーマ19の構造を図
6、図7を用いて説明する。20はダイヤモンドリーマ
19の拡縮刃物部で電着にてダイヤモンド粉が装着され
ている。21はパイロットガイド部、22はパイロット
ガイド部21より拡縮刃物部20側へ押込まれる拡縮手
段、この拡縮手段22は推進雄ねじ部材をレンチ等で回
し、コーンブッシュ23を介してテーパーコーン24が
押されて拡縮刃物部20の拡縮スリット25を均一の力
で開拡調整し、逆にレンチ等を回すとテーパーコーン2
4を引いて拡縮刃物部20の拡縮スリット25を縮小調
整できるものである。次に図4をもって内径仕上加工機
1内でワーク(部品たるシリンダー)の流れを説明す
る。先ず、ワーク供給ボックス7には、シリンダー等を
形成するワーク8が納められている。ワーク8は外形形
状寸法が所定の形状に仕上げられ、且つシリンダーを形
成する下穴が旋盤、ボール盤或いはマシニングセンター
等であけられている。又このワーク8は、焼入鋼、軟鋼
等を使用しているので、上記下穴加工後、熱処理を行う
ワークは熱処理工程に回され、熱処理が終了している。
換言するとワーク8は、下穴加工時及び熱処理工程時に
出来た変形を含んでいるもので、下穴径は例えばφ1
4.8〜14.9mm位のものである。
【0017】このワーク供給ボックス7内のワーク8
は、搬送ロボット6によりアイドルステーション17a
にセットされてからワーク受渡しロボット16で受治具
9にセットされる。ここで内面研削機2の砥石18によ
り先の変形はほぼ修正される。この時の削り代は、0.
05〜0.1mm位である。この内面研削が終了する
と、ワークはボアフィニッシングマシン3にワーク受渡
しロボット16を使ってアイドルステーション17b経
由で移送される。ボアフィニッシングマシン3、4、5
では、ダイヤモンドリーマ19により内面研削機2が仕
上げたφ14.9〜14.95mm位で真円度、円筒度
5ミクロン位の穴をφ15.0mmで真円度、円筒度1
ミクロンの精密仕上加工を施す。換言すると、上記ワー
ク8はこの3セットのボアフィニッシングマシン3、
4、5で仕上げされている間に真円度1ミクロン以内、
円筒度1ミクロン以内、面粗度0.8S以内を達成する
ものである。以上の工程を経たワークは、搬送ロボット
13により返送コンベア14に載せられ、返却ボックス
15側に戻される。尚、返送コンベア14から返却ボッ
クス15への移送は搬送ロボット6により行なわれるも
のである。
【0018】又、本装置は、制御盤を有し、ワーク8の
流れ(内面研削機からボアフィニッシングマシン)への
移動及び研削代、内面仕上状態を自動的に制御すること
は勿論、出来上がったワークの返却ボックスへの移送を
自動的に行なうものである。又、この内径仕上加工装置
は幅2500〜3000mm、高さ1500〜2000
mm、奥行1500〜2000mmと工場内への設置が
容易な寸法に作られているものである。更には、ダイヤ
モンドリーマとしては図6、図7に示すように公知のも
のを使用しても良いが図8、図9に示す如き、本発明で
開発したダイヤモンドリーマを使用しても良い。ここ
で、図8、図9に示すダイヤモンドリーマについて説明
する。図6に示すダイヤモンドリーマ19の拡縮刃物部
20の拡縮を行うテーパーコーン24は円錐台形をなし
ていた為に、テーパーコーンの最大径部で上記拡縮刃物
部20が図7に示す如く太鼓状にふくらむ傾向にあっ
た。この為、この拡縮刃物部20は加工時ワーク8と点
接触となりワーク8の変形に追従してしまう。
【0019】これを解決したのが図8、図9に示すダイ
ヤモンドリーマ19である。このものは、コーンブッシ
ュ23とテーパーコーン24が図6、図7と異なるもの
である。即ち、図8、図9に示すテーパーコーン24は
外周にはテーパーがなく、円筒状のもので、内径がテー
パー部24aをもっているものである。26は上記テー
パーコーン24に設けられた切溝、この切溝26は図で
はスパイラル形状をしているが、ストレート形状であっ
ても良い。また、コーンブッシュ23は図8にも示す如
く、押ネジ27の先端部に一体に形成され先端部は先細
のテーパー部23aとされる。このテーパー部23aは
先のテーパーコーン24aに合致し、押ネジ27が矢印
方向に推進すると、テーパー部23aがテーパーコーン
24のテーパー部24a内を進む、このことによりテー
パーコーン24の外形が切溝26を広げながら拡張す
る。これにより拡張刃物部20の平行部20aも拡縮ス
リット25を利用し拡張するものである。換言すると、
図8、図9に示す、10〜20mm位の長さを有すテー
パーコーン24は拡縮刃物部20の平行部20a全体を
均一に拡張するものであるから、図7の如く、太鼓状に
膨らむことなく、均一に拡縮するものである。このこと
により、加工時ワーク8と面接触となりワーク8の変形
に追従しなくなるものである。
【0020】このようにして内面研削機2とボアフィニ
ッシングマシン3をもった内径仕上加工装置に投入され
たワーク8は、変形を矯正、修正され、且つ真円度、円
筒度、面粗度ともに設定値を満足したワーク8となるも
のである。次に内径仕上げ加工方法について、ボール
盤、旋盤或いはマシニングセンター等をもって下穴を明
けシリンダー材等のワークを作り、次いでそのワークに
熱処理を施し、その後ボアフィニッシングマシンに取付
けたダイヤモンドリーマで内径仕上を行っていた従来加
工方法では、先にも説明した如くボアフィニッシングマ
シン自体が超精密仕上加工機であり、もともと、取代
(削り代)を大きくとらない装置であった為に、下穴加
工時、或いは熱処理加工時に出る変形量の方が大きくな
ってしまう為、またツール(ダイヤモンドリーマ)が変
形に追従してしまう為、上記ボアフィニッシングマシン
では上記変形を完全には矯正、修正することは出来な
い。そこで、本発明に於いては、上記ボアフィニッシン
グマシンの加工前にシリンダー等(ワーク)の熱処理時
に出来た変形を矯正、修正するのに、上記ボアフィニッ
シングマシンと同じ装置内に組み込まれた内面研削機を
使用するようにしたものである。このようにすることに
より、当初の目的を達成することが出来るものである。
【0021】以上説明した如く、本発明は内面研削機と
ボアフィニッシングマシンとを組合せ、一つの装置とし
たものであるから、単時間に高精度の内径仕上加工装置
が得られるものである。ホーニング盤でも数台並べれば
変形は、ある程度矯正、修正することが出来るが、表1
でも説明した如く、加工時間がボアフィニッシングマシ
ンの3倍以上の時間がかかる。又、ホーニング盤はボア
フィニッシングマシンの真円度1ミクロンに対し、5ミ
クロンと云うことで、現在の設計要求には到達出来ない
ものであった。一方旋盤等で下穴加工したワークを直接
ボアフィニッシングマシンで仕上げようとすると、削り
代が小さく、またダイヤモンドリーマが穴の変形に追従
してしまう為、下穴加工時或いは熱処理工程で出た変形
を完全には矯正、修正することが出来なかった。以上の
如く、本発明は設計要求性能とコスト低減の両方を同時
に満足させたものであるのに対し、ホーニング盤、ボア
フィニッシングマシン単体では何れも、上記性能コスト
を同時に満足させることが出来ないものであった。尚、
本実施例においては内面研削機2をボアフィニッシング
マシンの前に設置した例で説明したが、複数代設置され
たボアフィニッシングマシンの中間に上記内面研削機2
を設置しても良いことは勿論であり、内径研削機2を1
台でなく、2台,3台と複数台設置することも本願の範
囲に含まれるものである。
【0022】
【発明の効果】本発明は以上説明した如く、砥石を使っ
てワークの内径を仕上げる内面研削機と、ダイヤモンド
リーマを使って、ワークの内径を超仕上するボアフィニ
ッシングマシンと、上記内面研削機と、ボアフィニッシ
ングマシン間のワーク移動等を動力で行う搬送手段とを
同一機体内に有し、内面研削機で加工されたワークがボ
アフィニッシングマシンを経て、上記搬送手段に依って
取出口に出てくるようにしたものであるから、下穴加工
時或いは熱処理工程で出来る変形を、矯正、修正して設
計値に入るワーク(例えばシリンダー)を得ることが出
来る他、従来この種工程を経ようとすると、別々の所に
設置されたマシンの所に作業者がもって行き、いちいち
セットして目的の加工をしなければならなかったもの
を、1つの機械装置にワークを投入すると、上記内面研
削機とボアフィニッシングマシンが同期して動き設定し
た時間に完成品が得られると云う、非常に合理的な機械
装置を得ることが出来るものである。
【0023】又、内面研削機、ボアフィニッシングマシ
ン間でセットミス、誤差を出す確率が非常に少なくなる
ので、従来工法に比較し、大幅な精度アップが図れるこ
とは勿論、加工費も従来の1/2〜1/3の低減が図れ
るものである。又本発明は、ボール盤、旋盤或いはマシ
ニングセンター等をもって下穴を明けシリンダー材等の
ワークを作り、次いでそのワークに熱処理を施し、その
後ボアフィニッシングマシンに取付けたダイヤモンドリ
ーマで内径仕上を行なう内径仕上加工方法に於いて、上
記ボアフィニッシングマシンの加工前にシリンダー等の
熱処理時に出来た変形を修正するのに、上記ボアフィニ
ッシングマシンと同じ装置内に組み込まれた内面研削機
を使用するようにしたものであるから、ボール盤、旋盤
或いはマシニングセンター等で下穴を開けた時に出来る
変形及び熱処理工程時に出来る変形を確実に矯正、修正
することが出来、設計値を満足するワーク製作方法が得
られるものである。尚、ホーニング盤の問題点であった
加工しようとする下穴入口部を砥石が往復することによ
り広げてしまうと云う問題点は当然解消されるものであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を備えた内径仕上加工装置の正面図。
【図2】図1の上面図。
【図3】図1の側面図。
【図4】図1の内径仕上げ加工機でワークを加工した時
の工程図。
【図5】図1中の内面研削機の砥石動作図。
【図6】図1のボアフィニッシングマシンに使われるダ
イヤモンドリーマの説明図。
【図7】図6の要部詳細断面図
【図8】図6とは異なるダイヤモンドリーマを説明する
図。
【図9】図8の要部詳細断面図
【図10】従来使用されているホーニング盤のホーン仕
上の原理図。
【図11】上記ホーンの仕上面を示す図。
【図12】リーマを備えたボアフィニッシングマシンの
ハウジングを縦断して示す側面図。
【図13】同上のリーマ駆動部の縦断側面図である。
【符号の説明】
1 内径仕上加工装置 2 内面研削機 3 ボアフィニッシングマシン 4 〃 5 〃 6 搬送ロボット 7 ワーク供給ボックス 8 ワーク 9 砥石と逆方向に回転する受治具 10 受治具 11 〃 12 〃 13 搬送ロボット 14 返送コンベア 15 返却ボックス 16 ワーク受渡ロボット 17a アイドルステーション〃 17b 〃 17c 〃 17d 〃 17e 〃 18 砥石 19 ダイヤモンドリーマ 20 拡縮刃物部 20a 拡縮刃物部平行部 21 パイロットガイド部 22 拡縮手段 23 コーンブッシュ 23a コーンブッシュテーパー部 24 テーパーコーン 24a テーパーコーンのテーパー部 25 拡縮スリット 26 切溝 27 押ネジ 30 ボアフィニッシングマシンのコラム 31 昇降用ねじ軸 32 昇降用電動機 33 昇降用電動機の駆動軸 34 カプラー 35 駆動部ハウジング 36 駆動部ハウジングに突設したアーム 37 ナット部 38 主軸駆動用電動機 39 リーマ外径拡縮調整用電動機 40 リーマ振動用電動機 41 伝動軸 42 主回転軸駆動用の回転筒 43 電動機38の駆動軸 44 歯付プーリ 45 軸受部材 46 歯付プーリ 47 タイミングベルト 48 主回転軸 49 ダイヤモンドリーマ装着部 50 ダイヤモンドリーマ 51 キー溝 52 キー部材 53 リーマ外径拡縮用回転軸 53a 回転軸53の継手 54a リーマ50の拡縮用回転シャフトの接続端子

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 砥石を使ってワークの内径を仕上げる内
    面研削機と、ダイヤモンドリーマを使って、ワークの内
    径を超仕上するボアフィニッシングマシンと、上記内面
    研削機と、ボアフィニッシングマシン間のワーク移動等
    を動力で行なう搬送手段とを同一機体内に有し、内面研
    削機で加工されたワークがボアフィニッシングマシンを
    経て、上記搬送手段に依って取出口に出てくるようにし
    たことを特徴とする内径仕上加工装置。
  2. 【請求項2】 ボアフィニッシングマシンを複数台設置
    し、ワークの内径を要求仕上精度に徐々に近かずけるよ
    うにしたことを特徴とする請求項1記載の内径仕上加工
    装置。
  3. 【請求項3】 ボール盤、旋盤或いはマシニングセンタ
    ー等をもって下穴を明けシリンダー材等のワークを作
    り、次いでそのワークに熱処理を施し、その後ボアフィ
    ニッシングマシンに取付けたダイヤモンドリーマで内径
    仕上を行なう内径仕上加工方法に於いて、上記ボアフィ
    ニッシングマシンの加工前にシリンダー等の熱処理時に
    出来た変形を矯正、修正するのに、上記ボアフィニッシ
    ングマシンと同じ装置内に組み込まれた内面研削機を使
    用するようにしたことを特徴とする内径仕上加工方法。
JP2001392822A 2001-11-20 2001-11-20 内径仕上加工装置と内径仕上加工方法 Pending JP2003159621A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001392822A JP2003159621A (ja) 2001-11-20 2001-11-20 内径仕上加工装置と内径仕上加工方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001392822A JP2003159621A (ja) 2001-11-20 2001-11-20 内径仕上加工装置と内径仕上加工方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003159621A true JP2003159621A (ja) 2003-06-03

Family

ID=19188701

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001392822A Pending JP2003159621A (ja) 2001-11-20 2001-11-20 内径仕上加工装置と内径仕上加工方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003159621A (ja)

Cited By (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005254375A (ja) * 2004-03-10 2005-09-22 Kss Kk ボールねじ面のラップ加工方法並びにそれに用いるラップ装置
CN103072054A (zh) * 2011-11-21 2013-05-01 常熟市创新陶瓷有限公司 一种陶瓷管打磨装置
CN103072007A (zh) * 2013-02-05 2013-05-01 济南德高机器有限公司 一种铝门窗框料组合钻冲生产线
CN105414972A (zh) * 2015-12-15 2016-03-23 王永妍 钻扩铰专用机床
CN106862932A (zh) * 2016-12-30 2017-06-20 东莞市凯勒帝数控科技有限公司 一种电机壳的开孔研磨自动化一体机
CN108032107A (zh) * 2017-12-08 2018-05-15 合肥海源机械有限公司 一种桥壳固定装置
CN109571041A (zh) * 2018-12-25 2019-04-05 昆山惠众机电有限公司 一种法兰的自动化生产线
CN109664110A (zh) * 2018-12-29 2019-04-23 张家港市剑泉工具制造有限公司 一种钻孔装置
CN109926833A (zh) * 2019-04-10 2019-06-25 厦门鑫鸿科金属制品有限公司 一种多功能一体式金属加工装置
CN110340612A (zh) * 2019-06-25 2019-10-18 巢湖市聚源机械有限公司 一种压力机横梁体轴孔的加工方法
KR102209572B1 (ko) * 2019-10-31 2021-01-28 정연규 인조대리석 타공부 듀얼 연마기
CN112388326A (zh) * 2020-11-10 2021-02-23 顾琮 一种连接件钻孔磨平一体设备
CN112719921A (zh) * 2020-12-28 2021-04-30 浙江特利隆精密机械有限公司 一种皮带轮自动化加工设备
CN114589515A (zh) * 2022-05-10 2022-06-07 常州九洲创胜特种铜业有限公司 铜管用板材加工输送系统及其工作方法
CN117206994A (zh) * 2023-11-07 2023-12-12 万向钱潮股份公司 一种精密圆锥滚子轴承制作装置及工艺

Cited By (24)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4523304B2 (ja) * 2004-03-10 2010-08-11 ケーエスエス株式会社 ボールねじ面のラップ装置
JP2005254375A (ja) * 2004-03-10 2005-09-22 Kss Kk ボールねじ面のラップ加工方法並びにそれに用いるラップ装置
CN103072054A (zh) * 2011-11-21 2013-05-01 常熟市创新陶瓷有限公司 一种陶瓷管打磨装置
CN103072007A (zh) * 2013-02-05 2013-05-01 济南德高机器有限公司 一种铝门窗框料组合钻冲生产线
CN108058020A (zh) * 2015-12-15 2018-05-22 王永妍 带有铰孔机构的钻扩铰专用机床
CN105414972A (zh) * 2015-12-15 2016-03-23 王永妍 钻扩铰专用机床
CN109014930A (zh) * 2016-12-30 2018-12-18 东莞市凯勒帝数控科技有限公司 一种方便顶料的电机壳的开孔机构
CN108817965A (zh) * 2016-12-30 2018-11-16 东莞市凯勒帝数控科技有限公司 一种能够精准钻孔的电机壳加工机构
CN108817965B (zh) * 2016-12-30 2020-12-04 江苏航天动力机电有限公司 一种能够精准钻孔的电机壳加工机构
CN109079502A (zh) * 2016-12-30 2018-12-25 东莞市凯勒帝数控科技有限公司 一种电机壳的精准开孔机
CN106862932A (zh) * 2016-12-30 2017-06-20 东莞市凯勒帝数控科技有限公司 一种电机壳的开孔研磨自动化一体机
CN108032107A (zh) * 2017-12-08 2018-05-15 合肥海源机械有限公司 一种桥壳固定装置
CN109571041A (zh) * 2018-12-25 2019-04-05 昆山惠众机电有限公司 一种法兰的自动化生产线
CN109571041B (zh) * 2018-12-25 2023-12-12 昆山惠众机电有限公司 一种法兰的自动化生产线
CN109664110A (zh) * 2018-12-29 2019-04-23 张家港市剑泉工具制造有限公司 一种钻孔装置
CN109664110B (zh) * 2018-12-29 2024-06-07 张家港市剑泉工具制造有限公司 一种钻孔装置
CN109926833A (zh) * 2019-04-10 2019-06-25 厦门鑫鸿科金属制品有限公司 一种多功能一体式金属加工装置
CN110340612A (zh) * 2019-06-25 2019-10-18 巢湖市聚源机械有限公司 一种压力机横梁体轴孔的加工方法
KR102209572B1 (ko) * 2019-10-31 2021-01-28 정연규 인조대리석 타공부 듀얼 연마기
CN112388326A (zh) * 2020-11-10 2021-02-23 顾琮 一种连接件钻孔磨平一体设备
CN112719921A (zh) * 2020-12-28 2021-04-30 浙江特利隆精密机械有限公司 一种皮带轮自动化加工设备
CN114589515A (zh) * 2022-05-10 2022-06-07 常州九洲创胜特种铜业有限公司 铜管用板材加工输送系统及其工作方法
CN114589515B (zh) * 2022-05-10 2022-07-29 常州九洲创胜特种铜业有限公司 铜管用板材加工输送系统及其工作方法
CN117206994A (zh) * 2023-11-07 2023-12-12 万向钱潮股份公司 一种精密圆锥滚子轴承制作装置及工艺

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2003159621A (ja) 内径仕上加工装置と内径仕上加工方法
US5437125A (en) Surface polishing assembly
KR20130014035A (ko) 크랭크축 베어링 보어의 피니싱을 위한 방법 및 기계가공 장치
US20090170411A1 (en) Micropolishing assembly for micropolishing piston rings
MXPA02004140A (es) Metodo para rectificar munones de ciguenal.
JP4216519B2 (ja) 円筒内面の加工方法および加工装置
MX2014002385A (es) Metodo y dispositivo para acabado de piezas de trabajo.
CA2574522A1 (en) Method and device for machining rotationally symmetrical surfaces of a workpiece
JP4065564B2 (ja) 回転フライス加工のための方法と装置
US4494280A (en) Method and machine tool for a circular machining of eccentric shaft portions
US5150518A (en) Process for manufacturing inner and outer parts for a rotary piston machinein which the inner and outer parts have parallel axes
US9643292B2 (en) Single and tandem honing devices
JP3749777B2 (ja) 工作物穴のエッジの端面、特に環状面を研削する装置
JP2006043818A (ja) ホーニング加工装置及び加工方法
JP3071640B2 (ja) 工作物の深穴内面研削方法
JP7104506B2 (ja) 内周面加工装置及び内周面加工方法
JP5005406B2 (ja) 平面用バニシング工具およびバニシング加工方法
JP2000176716A (ja) シリンダボア加工装置およびこれを用いた加工方法
CN115213643A (zh) 一种航空发动机的超长中空异径高精度转子轴加工方法
JP2916141B1 (ja) ホーニング砥石用オシレーション装置およびホーニング装置
US6283687B1 (en) Multiple milling on crankshafts
JPH09254011A (ja) 穴形成装置
JP2670508B2 (ja) 砥石切込み装置およびホーニング盤
JP2005199393A (ja) 円筒内面のらせん形状の溝加工方法および加工装置
EP0610498B1 (en) Honing tool and super-high-precision finishing method using said honing tool