JP2003158990A - 米粉を使用したパンの製造方法 - Google Patents

米粉を使用したパンの製造方法

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 米粉を使用したものでありながら、おいしい
パンを得ることができる実用性に秀れた米粉を使用した
パンの製造方法を提供するものである。 【解決手段】 米粉を含む生地を酵母発酵及び焼成して
パンを製造する方法であって、グルテンが混入された米
粉に、海洋深層水,糖類及び卵黄を混合して混合物を
得、この混合物から生地を得、該生地を酵母発酵及び焼
成してパンを製造するものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、米粉を使用したパ
ンの製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】小麦粉
やライ麦粉の代わりに米粉を含む生地を使用してパンを
製造することは大変困難である。なぜなら、生地をイー
スト(酵母)によって発酵する際、小麦粉やライ麦粉を
使用した生地では、グルテン(タンパク質グリアジンと
グルテニンが結合したもの)が存在する為、該発酵によ
って発生する炭酸ガスが該グルテンに保持され、このグ
ルテンの膜が伸びて生地が膨らむが、米粉を使用した生
地では、該米粉中にグルテンが存在しない為、前記発酵
によって発生する炭酸ガスが生地中に保持されず、該生
地が良好に膨らまないからである。
【0003】このように、パンの生地が膨らむ為に必要
なものはグルテンであるが、例えば、単純に米粉にグル
テンを加えても、おいしいパンを製造することはできな
い。
【0004】従って、現状の米粉を使用したパンは、例
えば、小麦粉に10%(重量)程度の米粉を混合する方
法や、米粉の一部をα化し更に界面活性剤を混合すると
いう方法により製造されているが、これらの方法により
製造されたパンは、食感にザラつきがあっておいしくな
く、実際には殆ど普及していない。
【0005】しかし、業界においては、米の新規消費拡
大の為や、食料自給率の向上の為や、将来予測される食
料不足の問題を解決する為にも、米粉を使用したパンの
製造方法の確立が要望されている。
【0006】本発明は上記要望を達成するもので、米粉
を使用したものでありながら、おいしいパンを得ること
ができる実用性に秀れた米粉を使用したパンの製造方法
を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の要旨を説明す
る。
【0008】米粉を含む生地を酵母発酵及び焼成してパ
ンを製造する方法であって、グルテンが混入された米粉
に、海洋深層水,糖類及び卵黄を混合して混合物を得、
この混合物から生地を得、該生地を酵母発酵及び焼成し
てパンを製造することを特徴とする米粉を使用したパン
の製造方法に係るものである。
【0009】また、請求項1記載の米粉を使用したパン
の製造方法において、海洋深層水として、脱塩処理が行
われていない海洋深層水の原水を採用したことを特徴と
する米粉を使用したパンの製造方法に係るものである。
【0010】また、請求項1,2いずれか1項に記載の
米粉を使用したパンの製造方法において、混合物中の塩
分を全て海洋深層水に含まれる塩分としたことを特徴と
する米粉を使用したパンの製造方法に係るものである。
【0011】また、請求項1〜3いずれか1項に記載の
米粉を使用したパンの製造方法において、混合物とし
て、少なくともイオン化カルシウムを含むイオン化ミネ
ラル液が混入された混合物を採用したことを特徴とする
米粉を使用したパンの製造方法に係るものである。
【0012】また、請求項1〜4いずれか1項に記載の
米粉を使用したパンの製造方法において、混合物とし
て、米澱粉を糖化する酵素及び米のうま味を向上させる
酵素が混入された混合物を採用したことを特徴とする米
粉を使用したパンの製造方法に係るものである。
【0013】また、請求項1〜5いずれか1項に記載の
米粉を使用したパンの製造方法において、混合物を低温
で予備発酵して予備発酵物を得、続いて、該予備発酵物
に再度グルテンが混入された米粉を混合して再混合物を
得、続いて、該再混合物を成形して生地とし、この生地
を酵母発酵及び焼成してパンを製造することを特徴とす
る米粉を使用したパンの製造方法に係るものである。
【0014】また、請求項6記載の米粉を使用したパン
の製造方法において、低温での予備発酵として、24℃
以下で予備発酵する方法を採用したことを特徴とする米
粉を使用したパンの製造方法に係るものである。
【0015】また、請求項6,7いずれか1項に記載の
米粉を使用したパンの製造方法において、再混合物の発
酵として、14乃至24℃で発酵する方法を採用したこ
とを特徴とする米粉を使用したパンの製造方法に係るも
のである。
【0016】
【発明の作用及び効果】前述のように単純に米粉の生地
にグルテンを加えてもおいしいパンは製造できないが、
本発明者らが米粉を使用したパンの製造方法を確立する
為に種々の実験を繰り返して鋭意研究したところ、米粉
としてグルテンが混入された米粉を採用し、更に、この
米粉に海洋深層水,糖類及び卵黄を混合した混合物から
生地を形成すれば、酵母発酵によって生地が膨らみ、お
いしいパンを製造できることが確認された。
【0017】このおいしいパンを製造できる作用は明確
ではないが、海洋深層水に含まれるイオン状態のミネラ
ル分が水を細かく(単分子化)する為、水分が米粉の細
胞中に浸透し易くなり、この米粉の細胞中に浸透する水
分と共にグルテンや酵母が米の細胞中に容易に浸透し、
小麦粉を酵母発酵する場合と同様、該グルテン及び酵母
が米の細胞中に存在する状態で酵母発酵が行われ、該酵
母発酵により発生する炭酸ガスがグルテン及び細胞中に
保持される為ではないかと考えられる。
【0018】また、海洋深層水に含まれる成分(ミネラ
ルやリン酸等)がグルテンの強度(タンパク質グリアジ
ンとグルテニンの結合強度)を向上せしめ、よって、グ
ルテンの進展性が向上して酵母発酵により発生する炭酸
ガスを保持する能力が高まり、該酵母発酵による生地の
膨らみが良好に行われるのではないかと考えられる。
【0019】また、海洋深層水の混入は生地の酵母発酵
前(混合物の状態)に行う為、酵母発酵までの間に海洋
深層水と米粉等が良くなじみ、よって、前記グルテンの
強度の向上が良好に行われるのではないかと考えられ
る。
【0020】また、海洋深層水に含まれる成分(ミネラ
ルやリン酸等)がイーストフード(酵母の発酵を促進す
る餌となるもの)としての役割も果たし、よって、酵母
発酵が良好に行われるのではないかと考えられる。
【0021】また、糖類と卵黄により、風味が向上し且
つ乳化剤を使用せずとも乳化を行うことができるからで
はないかと考えられる。
【0022】本発明は上述のようにするから、米粉を使
用しておいしいパンを製造することができる実用性に秀
れた技術となる。
【0023】
【発明の実施の形態】本発明の実施例について、以下に
説明する。尚、%は全て重量である。
【0024】実施例1(食パンの製造) 白米を水洗い,水浸漬,水切りしたものを気流粉砕し、
その後、乾燥して微細な米粉を得た。この米粉に小麦粉
グルテン,タピオカ澱粉及び酵素を配合し、米粉ミック
スを得た。
【0025】この米粉ミックス中の各成分は、米粉85
%、小麦粉グルテン14%、タピオカ澱粉1%、酵素
0.002%である。
【0026】尚、小麦粉グルテン及びタピオカ澱粉は、
夫々市販のものを使用した。また、酵素は、米澱粉を糖
化する酵素及び米のうま味を向上させる酵素、具体的に
は、アルファーアミラーゼ及びリパーゼを使用した。
【0027】この米粉ミックス70重量部、海洋深層水
の原水55重量部、砂糖3重量部、加糖加熱卵黄3重量
部、ミルク3重量部、増粘剤3重量部、酵母(イース
ト)0.5重量部及びイオン化ミネラル液0.2重量部
を混合して混合物を得た。
【0028】混合物を得る際、温度は24℃以下に保持
した。
【0029】海洋深層水とは、水深200メートル以下
から取水した海水のことである。尚、実施例では、佐渡
島沖水深300メートルから取水したものを使用した。
【0030】加糖加熱卵黄は、アロンワールド社製のヘ
レナA8を使用した。
【0031】増粘剤は、キサンタンガムを使用した。
【0032】イオン化ミネラル液は、製品名カルマック
スMM−22を使用した。尚、成分中にはイオン化され
たカルシウムが多量に含まれている(2100ミリグラ
ム/100ミリリットル)。従って、このイオン化カル
シウムが水を細かく(単分子化)する為、海洋深層水に
含まれる各種成分が発揮する作用と同様、水分が米粉の
細胞中に浸透し易くなり、この米粉の細胞中に浸透する
水分と共にグルテンや酵母が米の細胞中に容易に浸透
し、小麦粉を酵母発酵する場合と同様、該グルテン及び
酵母が米の細胞中に存在する状態で酵母発酵が行われ、
該酵母発酵により発生する炭酸ガスがグルテン及び細胞
中に保持されると考えられる。
【0033】尚、カルマックスMM−22には、マグネ
シウム68ミリグラム/100ミリリットル、ナトリウ
ム6ミリグラム/100ミリリットル、鉄0.5ミリグ
ラム/100ミリリットルも夫々含まれている。
【0034】続いて、前記混合物を冷蔵庫に入れ、低
温、具体的には5乃至1℃で且つ12乃至48時間の
間、予備発酵を行い予備発酵物を得た。
【0035】尚、この予備発酵時に温度が7℃以上にな
ると、グルテンの組織が壊れてしまい、後の酵母発酵が
不良となる。
【0036】続いて、予備発酵物に、米粉ミックス30
重量部、糖類3重量部、酵母3重量部、水15重量部及
び卵白5重量部を加え、混合して再混合物を得た。
【0037】続いて、この再混合物を20℃で15分程
保持して最終的な酵母発酵を行い、その後、分割,成形
して生地とした。
【0038】続いて、この生地を焼成し、食パンを得
た。
【0039】得られた食パンは、普通の小麦粉製のパン
と比較しても、形状,焼き色について申し分なく、しか
も、48時間以上経過した後でもソフトでおいしいもの
であった。
【0040】更に、ボリュームについては小麦粉製のパ
ンに比して1割程大きく、その分、ソフト感の高いもの
であった。これは海洋深層水に含まれる成分、特に無機
質ミネラル分が一般的なイーストフード以上の役割を果
たし、酵母発酵が活発に行われた為ではないかと考えら
れる。
【0041】更に、味については、非常に深みとまろや
かさがあるものであった。これは海洋深層水に含まれる
成分(各種ミネラル分やリン酸等)がパン中に存在する
為と考えられる。
【0042】以上、実施例1によれば、小麦粉製のパン
よりおいしい米粉を使用したパンを製造できることが確
認された。
【0043】実施例2(実施例1の別例) 予備発酵物に加える水も海洋深層水の原水を使用した。
【0044】この実施例2によれば、実施例1よりも更
に食パンらしい味のパンが得られた。これは、海洋深層
水の原水中に含まれる塩分と、材料の砂糖とのバランス
が非常に良いのではないかと考えられる。
【0045】ところで、実施例1及び実施例2で、海洋
深層水の原水ではなく、脱塩処理が施された海洋深層水
(脱塩水)を使用してみたところ、小麦粉製のパンに比
して塩味の薄い食パンとなった。従って、この場合には
食塩を添加した方が良いが、まろやかさの点で実施例1
及び実施例2に及ばないことが確認されている。
【0046】また、実施例1及び実施例2は、いずれも
中種法、即ち、中種用の生地(混合物)を一旦予備発酵
し、その後、この予備発酵物に本仕込み用の生地を加え
て再発酵するパンの製造方法を採用したが、この中種法
以外では、若干ボリュームが減少することが確認されて
いる。これは、中種法では、予備発酵の際に水や酵母や
グルテンが米の細胞中に良好に浸透でき、よって、生地
が良好に膨らめるからではないかと考えられる。
【0047】実施例3(バターロールの製造)米粉ミッ
クス70重量部、海洋深層水の原水50重量部、海洋深
層水の脱塩水5重量部、砂糖3重量部、加糖加熱卵黄3
重量部、ミルク3重量部、増粘剤0.5重量部、酵母
0.5重量部及びイオン化ミネラル液0.2重量部を混
合して混合物を得た。
【0048】混合物を得る際、温度は24℃以下に保持
した。
【0049】続いて、前記混合物を冷蔵庫に入れ、低
温、具体的には5乃至1℃で且つ12乃至48時間の
間、予備発酵を行い予備発酵物を得た。
【0050】続いて、予備発酵物に、米粉ミックス30
重量部、糖類8乃至15重量部、油脂12乃至20重量
部、全卵10乃至20重量部、酵母2.5重量部及び海
洋深層水の脱塩水5乃至10重量部を加え、混合して再
混合物を得た。
【0051】続いて、この再混合物を20℃で15分程
保持して最終的な酵母発酵を行い、その後、分割,成形
して生地とした。
【0052】続いて、この生地を焼成し、バターロール
を得た。
【0053】得られたものは、実施例1と同様、小麦粉
製のパンと比較しても、形状,焼き色について申し分な
く、しかも、48時間以上経過した後でもソフトでおい
しいものであった。
【0054】尚、海洋深層水の原水だけでなく、海洋深
層水の脱塩水も併用したのは、バターロールには甘みが
要求される為である。
【0055】また、その余は、実施例1及び実施例2と
同様である。
【0056】実施例4(ハードロール及びクロワッサン
の製造)米粉ミックス70重量部、海洋深層水の原水5
5重量部、加糖加熱卵黄3重量部、増粘剤0.5重量
部、酵母0.5重量部及びイオン化ミネラル液0.2重
量部を混合して混合物を得た。
【0057】混合物を得る際、温度は24℃以下に保持
した。
【0058】続いて、前記混合物を冷蔵庫に入れ、低
温、具体的には5乃至1℃で且つ12乃至48時間の
間、予備発酵を行い予備発酵物を得た。
【0059】続いて、予備発酵物に、米粉ミックス30
重量部、卵白10重量部、酵母2.5重量部、油脂2重
量部及び海洋深層水の脱塩水20重量部を加え、混合し
て再混合物を得た。
【0060】続いて、この再混合物を20℃で15分程
保持して最終的な酵母発酵を行い、その後、分割,成形
して生地とした。
【0061】続いて、この生地を焼成し、ハードロール
を得た。
【0062】得られたものは、実施例1,実施例3と同
様、小麦粉製のパンと比較しても、形状,焼き色につい
て申し分なく、しかも、48時間以上経過した後でもソ
フトでおいしいものであった。
【0063】また、再混合物に最終的な酵母発酵を行う
前、該再混合物を分割し、冷凍庫で−8乃至−10℃ま
で急速冷却し、その後、油脂500gを再混合物200
0gで包み、厚さ3センチメートル、巾30センチメー
トル、長さ100センチメートルに伸ばし、これを三つ
折りとし、更に、三回三つ折りして合計27層の油脂層
を形成し、最後に0.5センチメートルまで薄く伸ば
し、所定の大きさに切断した後、最終的な酵母発酵及び
焼成してクロワッサンを得た。
【0064】得られたものは、実施例1,実施例3,前
記ハードロールと同様、小麦粉製のパンと比較しても、
形状,焼き色について申し分なく、しかも、48時間以
上経過した後でもソフトでおいしいものであった。
【0065】また、その余は、実施例1,実施例2及び
実施例3と同様である。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 米粉を含む生地を酵母発酵及び焼成して
    パンを製造する方法であって、グルテンが混入された米
    粉に、海洋深層水,糖類及び卵黄を混合して混合物を
    得、この混合物から生地を得、該生地を酵母発酵及び焼
    成してパンを製造することを特徴とする米粉を使用した
    パンの製造方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の米粉を使用したパンの製
    造方法において、海洋深層水として、脱塩処理が行われ
    ていない海洋深層水の原水を採用したことを特徴とする
    米粉を使用したパンの製造方法。
  3. 【請求項3】 請求項1,2いずれか1項に記載の米粉
    を使用したパンの製造方法において、混合物中の塩分を
    全て海洋深層水に含まれる塩分としたことを特徴とする
    米粉を使用したパンの製造方法。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3いずれか1項に記載の米粉
    を使用したパンの製造方法において、混合物として、少
    なくともイオン化カルシウムを含むイオン化ミネラル液
    が混入された混合物を採用したことを特徴とする米粉を
    使用したパンの製造方法。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4いずれか1項に記載の米粉
    を使用したパンの製造方法において、混合物として、米
    澱粉を糖化する酵素及び米のうま味を向上させる酵素が
    混入された混合物を採用したことを特徴とする米粉を使
    用したパンの製造方法。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5いずれか1項に記載の米粉
    を使用したパンの製造方法において、混合物を低温で予
    備発酵して予備発酵物を得、続いて、該予備発酵物に再
    度グルテンが混入された米粉を混合して再混合物を得、
    続いて、該再混合物を成形して生地とし、この生地を酵
    母発酵及び焼成してパンを製造することを特徴とする米
    粉を使用したパンの製造方法。
  7. 【請求項7】 請求項6記載の米粉を使用したパンの製
    造方法において、低温での予備発酵として、24℃以下
    で予備発酵する方法を採用したことを特徴とする米粉を
    使用したパンの製造方法。
  8. 【請求項8】 請求項6,7いずれか1項に記載の米粉
    を使用したパンの製造方法において、再混合物の発酵と
    して、14乃至24℃で発酵する方法を採用したことを
    特徴とする米粉を使用したパンの製造方法。
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